2026年06月05日

座り姿勢の要点のひとつ、垂直な安定した柱を持っていること!

先日、お客様より座る姿勢について質問メールをいただきました。

そのお客様もまったく理想的な座り方のイメージがない方ではなくて、確認のためという質問でした。

一般的にいわれるのは。
『坐骨を椅子の座面に対し、立てて座りましょう』
ということです。

柔らかめなクッションの上に座るときは、自分の手のひらを深皿の形にして坐骨の下に置いて座ってみる。すると安定した鉛直方向(真下)に坐骨の下端が向いているか、それとも前後にそれているかが感知しやすくなります。


よい座り方とは、
硬質建材となる骨盤から頭部に至る骨組みを重心線が通過していく。
するとその大黒柱が地中深く突き刺さり安定へと導く座り方です。

@ 股関節及び座骨下端が垂直、 

A その真上に肩関節、 

B その上に側頭骨または耳の穴当たり

それらが一直線上のラインに乗ります


自身で自分の座位の姿を正確には確認しづらいと思いますので、
第三者に位置の修正を頼むか写真で座位を撮影して確認してくだい。
主観に頼る練習では、乱れた骨組みを作る神経に支配されています。
そこからは改善を促す気づきはえられにくいと考えて下さい。



Screenshot_20260605-092605~2.png
(理想的な座り方の図示)





では、猫背の側面から観た脊椎ラインがずれた状態が長時間継続するとなにがおこるでしょう?
下図を御覧いただけば、黄色い◎が、一直線に並べられておらず、柱になる強固な骨組みは、ここに存在しません。
代わりに筋肉を萎縮硬化させ続けて、骨の柱がない空白を埋めるのです。

その結果、背中が凝ったり、肩が凝ったり、足を踏ん張って疲れてしまったり。
そうした骨格筋の疲労が蓄積することは、直感的に理解しやすいでしょう。


私には他に気にしてやまない点が他にあります。
脊椎の歪み姿勢は、〘頭部と頚椎の接合部〙および〘腰椎と戦鎚との接合部〙の水平性を乱し続けております。それがその周囲の筋肉を凝りを生み締付作用を与え、脊髄神経もせん断応力がかかっており、そうした自律神経系の悪影響は全体へ及ぶ不調を生産しています。
こうした脊椎神経への負担姿勢は、腎を傷め先天の精といわれる腎精を早く消耗することへとつながります。腎精は生命エネルギーの源、そのものといわれる性質を持っており、有限でありこんなことで減らし続ける無益さは、後に後悔を得ることでしょう。
以前は私も頚椎第一や腰仙関節の調整により、調子の良い状態には導けるから復調させる方法があるから問題は一過性と考えていました。ですが様々な中国方面の文献にあたるにつれ、腎精自体の消耗は若さやバランス能力を削り続けたままとなり、後天の精による修正は補修のみで完全な修復はできないと気づいたとき。ゾッとしました。



Screenshot_20260605-092605~3.png
(猫背座り図示)






付記してメールには簡単な呼吸についての意識を解説させていただきました。
息を吸うとき腰部は後方(背中側)へいき脊椎の上下はわずか数センチですが縮小し、
息を吐くとき腰部は前方(お腹側)へいき脊椎の上下はわずか数センチですが伸長します。
この脊椎全体の収縮と伸長は、理想的な座り方ができておれば感覚はすぐに飲み込めます。
猫背や反り腰であれば脊椎全体の動きは起きなくなるよう制限が作られ呼吸制限が加えられます。
呼吸からえられる気を空天の気と呼び、肺に取り入れた空天の気と脾で生成された水穀の精微を昇清作用により上焦に送ったものとを混ぜて宗気を作りだします。宗気は、肺の呼吸作用と心の血を循環させる機能を支えます。つまり理想的な座り方ができない姿勢で長時間座り続ける作業では、肺呼吸作用と心の体中に血をまんべんなく行き渡らせるサーキュレーター機能が低下します。すると末梢血管まで血が正しく運びづらい組織上代謝が悪い臓腑の営養や酸素が届けにくい病床を得ることとなります。こうした病床はあきらかな実証でない限り、じわじわと酸欠で炎症痛が麻痺した内側を侵食していくため普段の生活では、そうした内的変動は認識しづらいものです。

そうした状況をお避けいただきますよう、良い座り方を身につけるよう、いろんな手を使ってかなえていただけますようお願いいたします。

すでに首や起立筋の凝りや腹直筋といった体幹部のずれや、大胸筋や三角筋に肩甲骨と鎖骨等の腕関係の凝りによる位置ズレ、骨盤の左右のずれや脊椎骨のねじれや側弯固定、その他の脊椎を正して並べるにもそれを邪魔させる凝りが多ければ、正しい姿勢を取り続けるのは大変に難しいものとなります。そのときは整体等の他者による矯正を受けることもいいでしょう。または私が学んだようにアレクサンダーテクニーク等のボディワークを受けるなり書籍を読むなりして、自身で研究するのもよいでしょう。各人、自分にあったやり方を見つけ出して、少しずつ理想へと近づけていただければ幸いです。

そして体の変位が減少していくにつれ、良い座りが苦痛な姿勢ではなくなり、楽な姿勢に変わって参ります。


やがて呼吸と血液の循環が体の隅々まで行き渡るとき。体の前後を挟むような拮抗した広義の意味の呼吸筋がしなやかに機能をはじめます。
そうした者たちの筋肉の質は、私どもが触れば瞬時にわかります。
すばらしい気血の流れが感じられ、生命力に満ち溢れる存在へとなるでしょう。
【関連する記事】
posted by スズキ at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月04日

PDF24 Creator 無料で使えて日本語しっかり対応したドイツ製の高精度なOCRエンジン【Tesseract】を搭載したソフト、使ってますか?

中医学や施術関係でなくてすいません。

OCR・・・中医学等の勉強をするとき、本をPDF化して検索できるようにしておくと便利です。
本を撮影画像の鮮明さが欠けていてOCRの読み取り精度は低くなりサンプルは以下の感じです。



Screenshot_20260604-094108~2.png
読み取りサンプル画像。




まずはGoogle Gemini でOCR処理出力したものは、カンペキに読み取れていました。本当に優れている!


【Google Gemini にてOCR 完成度 100%】
​復刻された『増補能毒』の序文のなかで、先生は次のように書かれている。
「この書が気に入った最大の理由は著者が臨床家で日常の診察を通じて薬物の使い方を具体的に書かれているからである。



このかすれたテキストデータでの読み取り100%は、GeminiやNotebookLMに添付した画像PDFを正確にOCR処理していることが期待できるもの。そして10MB程度ページ数は10枚前後の小さな文書PDFは、Googleドライブに入れてからGoogleドキュメントにOCR結果を出力させることができます。無料で利用できこの高精度は魅力的ですね。
ただ不利益な点は、PDFの元の原稿に透明文字として書き込む処理はできません。
それに500ページ超えで300MBを越えたPDFファイルも少なくないため、このPDFを10MB10ページに分割して利用する大変さを考えれば、利用は精度を求めたピンポイントとなるのでしょう。




対していつもは読み取り名人という、昔購入したもので最近はAI対応のバージョンアップ版もあるようだが、古くなったバージョンのままでOCRを利用しています。かすれた文字以外は、識字率に不満はありませんが、かすれた文字が入ると漢字は特にご認識率が高まります。
訂正箇所が多く、中薬や漢方処方などに至れば、さらに識字率が低下します。


【読み取り名人 にてOCR  7訂正】
徴 刻 〘訂正:徴刻→復刻〙され た 増補 能 疾〘訂正:疾→毒〙 』 の 序文 の な か で 、 先 生 は 次 の よう に 普 〘訂正:普→書〙か れ て いる 。 「 こ の 蘭〘訂正:蘭→書〙 が 気に入っ た 区 大 〘訂正:最大〙の 理由 は 著者 が 臨床 家 で 日 常 の 診 穴〘訂正:穴→察〙 を 通じ て 薬物 の 使い 方 を 具 体 的 に 壮 〘訂正:壮→書〙か れ て いる か ら で あ る 。





そこで他に利用できそうなものはと探してみました。

PDF24 Creatorという​ドイツのGeek Software社が開発している、完全無料・広告なし・オフライン動作のWindows向けPDFツール群をみつけました。
内部的に「Tesseract(テッセラクト)」という高精度なOCRエンジンを搭載しています。
こちらはWebオンラインツールでもサービスが無料で提供されております。
https://tools.pdf24.org/ja/

Windowsパソコンのアプリケーションとしても利用できるそうです。

『もしかしたら、これで読み取り名人の読み取り精度を越えるのでしょうか😄』と期待してオンラインツールのサービスで透明文字付き出力をしてもらいました。

すると結果は、、、、。


【PDF24 にてOCR 8訂正】
刻 さ れ た [〘訂正:{→『〙増補 能 **着**〘訂正:着→毒〙 』 の 序文 の な か で 、 先 生 は 次 の よ うに 和〘訂正:和→なし〙書 か れ て いる 。 i〘訂正:|→「〙 こ の 革〘訂正:革→書〙 が 気に入っ た 鬼 〘訂正:鬼→最〙大 の 理由 は 著者 が 臨床 家 で 日 常 の 診 祭〘訂正:祭→察〙 を 通し て 薬物 の 使い 方 を 具 体 的 に 午 〘訂正:午→書〙か れ て いる か ら で あ る 。




読み取り名人が文字認識をミスしたところと同じ箇所にミスが入っており、期待値を越える成果ではなかったようです。
ですが無料でダウロード(ファイルサイズは500MB前後らしい)して使用できて、日本語以外の各国言語の対応し、高精度OCRエンジンTesseractを積んでいる。だったらOCRソフトをお持ちでない方には朗報じゃないでしょうか?透明文字付きPDFを大量に出力処理したいとか、オフラインでPDFを様々加工できるというのは情報の機密保持にも叶い価値は高いでしょう。
読み取り名人のほうが、認識後に修正する細かい作業ができる分、使い勝手はいい点はありますが、文字認識をするため必ずファイル画像をページごとに読み込ませなければならず、そのための時間がファイルの大きいものでは10分前後かかってしまう。対してPDF24ではOCRをしたいファイルを指定していくつかの詳細設定をすればいいだけ。画像を開く手間や時間がかからず、即、OCR作業をしてくれるのです。
後日、私もダウンロードしてPDF24の24ものPDFを使いこなしに欠かせないツールを手に入れようと考えているところです。
中国語の中医学や薬膳の専門書を手に入れたから、PDF24なら中国語設定で文字認識もできますから役に立ってくれそうです。





追伸:2026年6月7日
私が使っていたOCRは読取革命Ver15でした。
​ABBYY FineReaderを1年契約で使おうかと考えて、Geminiで読取革命15と​ABBYY FineReaderのそれぞれのOCR精度を比較しました。
結果は以下となりますが、読取革命15で十分じゃないか・・・ということに。


​条件別のOCR精度比較(認識率の目安%)
​1. 綺麗にスキャンされた日本語ビジネス文書(現代の明朝・ゴシック体)
​ABBYY FineReader: 99%
​読取革命 Ver.15: 98% 〜 99%
​【差異】:ABBYYのほうが 約0.5%〜1% 優位(ほぼ互角だがABBYYのフォント対応力が上)
​具体的な差: どちらもほぼ完璧に読み取ります。ただ、読取革命 Ver.15は一昔前の主要フォントに最適化されているため、最近のモダンなフォントや、英語・数字が複雑に混ざるIT系の文書などでは、現代も進化を続けているABBYYのほうがフォントの誤認識が少なくなります。
​2. 縦書き、2段組み、複雑なレイアウト(日本語の専門書や雑誌など)
​ABBYY FineReader: 95% 〜 97%
​読取革命 Ver.15: 92% 〜 95%
​【差異】:ABBYYのほうが 約2%〜3% 優位
​具体的な差: レイアウト解析(文章をどの順番で読むか、図をどう避けるか)は、現代のAIを組み込んだABBYYが非常に優秀です。読取革命 Ver.15も縦書きのブロック認識は得意ですが、稀に文章のブロックを誤って結合してしまうことがあります。ABBYYは段組みの境界線を正確に見極めます。

​3. 「ルビ(ふりがな)」が付いた日本の書籍・文献
​ここが両者の最も大きな**「処理思想の差」**が出る部分です。
​読取革命 Ver.15: 85% 〜 90% (ルビを検知して分離する能力が高い)
​ABBYY FineReader: 70% 〜 80% (ルビを「ゴミ」とみなすか、本文に巻き込みやすい)
​【差異】:読取革命のほうが 約10%〜15% 圧倒的に優位
​具体的な差: ABBYYはグローバル仕様のため、漢字のすぐ上(または右)にある「極小のルビ文字」の処理が苦手です。ルビをメインの文字列と誤認して、漢字の間に謎のひらがなが挟まったテキストを吐き出しがちです。対して読取革命は、日本の文字文化に合わせて作られているため、ルビを「無視する」あるいは「別データとして処理する」設定がしっかり機能します。
​4. 古い文献、低品質なコピー・FAX(かすれ、滲みがある)
​ABBYY FineReader: 80% 〜 85%
​読取革命 Ver.15: 75% 〜 85%
​【差異】:ほぼ互角(得意とする文字の潰れ方が異なる)
​具体的な差:
​ABBYYは、画像補正(コントラスト調整や歪み補正)のアルゴリズムが現代的で強力なため、文字そのものをクッキリさせてからAIで文字の形を推測します。英数字や近代的な日本語なら潰れていても高精度です。

​読取革命 Ver.15は、日本の古い役所書類やFAXなど、「日本語特有のかすれパターン」の辞書データが強いため、ドロっと潰れた古い漢字などを執念深く拾い上げることがあります。





PDF24 をWindowsPCにインストールしてOCR機能をもちいて読取革命15と出力結果を比較しました。
すると意外なほど精度が似通っています。



読取革命でOCRした結果の画像がかすれたりぼやけたりしたファイルが、さらにOCR精度が高くなればと願っていましたが、
意外に現状でほぼ満足しなければならないということがわかりました。

OCR精度の最良は、変わらずGoogleのGeminiを通してえられたものと実感しました。
かすれた文字もほぼほぼ完璧なOCR結果をだしてくれるのは感涙です。
ただこちらにはページ数やサイズ量に制限がございます。
いずれ有料で制限を緩めてくれるなら、そこに投資は惜しみませんが。。。
いまは制限内に必要部分を抜粋し、そのページをGoogleドキュメントへOCR出力をしていただくのがよいのかと思われます。
Googleドライブにアップロードするには時間がけっこうかかるものの、Googleドライブ内のPDFファイルなら処理も早くなります。



ただ読取革命のOCRは純日本製で、中国語の読み取りは苦手です。
対してインストールしたPDF24 は中国語を含め各国語対応ができますから、
中国語の薬膳や経絡や砭石の本など中医学関係の本をOCRできることを試すことができました。
無料で中国語のOCRができることは驚きですね。


(PDF24 オンライン版は以下となります)
PDF24 Tools: 無料で使いやすいオンラインPDFツール

https://tools.pdf24.org/ja/

OCR時の設定例
1. 医学書・学術資料(図と本文が混在する場合)
​モデル: Best
​セグメンテーション: 自動
​デスキュー: ON
​背景を削除: ON(古い紙の黄ばみを飛ばすため)
既存のテキストを削除 ON
​解説: この設定が最もバランスが良く、論理的な文書構造(段落や見出し)を維持しつつ、ノイズを排除して高精度に読み取ります。
posted by スズキ at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

体質による毛髪異状って?!

毛髪の異状は、男女ともに気になるところ。


今回は、《枝毛や抜け毛の違いについて》《円形脱毛症やその他の脱毛との違い》について観てまいりましょう。

ここで問題です、図解をご覧いただき、Q1とQ2をお読みいただき、◎◎証の可能性があるかを明らかにして下さい。


Q.1
『最近、朝起きたときに継続して、枕にたくさんの抜け毛が・・・。年齢的にしかたがないのかしら』

Q.2
『会社の対人関係で超ストレスがたまりにたまって。美容院にいったら、円形脱毛ができていますと伝えられ、泣きたくなったわ』



1780523390552.png

(毛髪異状の図)




髪の望診 毛髪異常


​気血両虚証: 毛髪の末端から異変が始まり、全体的にまばらで粗くなります。髪は細く柔らかく、乾燥して艶がなく、枝毛や切れ毛になりやすい状態です。

肝腎陰虚証: 毛髪の根元から異変が始まり、頭部または両側頭部から持続的な脱毛が見られます。髪は油状の光沢を持ち、ふけが多く、虚熱の症状を伴うのが特徴です。



髪の望診 脱髪


血熱: 突然の局所的な脱毛が見られ、頭皮は萎縮して光沢を帯びます。(円形脱毛症)

脾虚証: 髪が細く柔らかく乾燥して艶がなく、全体的に均等に薄くなる状態です。「脾」が髪に栄養を与えるという概念が図示されています。

肝腎陰虚証:
髪が部分あるいは全体的に抜け、眉や顔の毛の脱落を伴うこともあります。経過は慢性で、なかなか再生しません。また、髪に油状の光沢があり、ふけが多く、頭頂部または両側の角から徐々に薄くなっていきます。







(解答)


A.1 肝腎陰虚証の可能性あり

A.2 血熱証の可能性あり



A.1肝腎陰虚証の方とA.2 血熱証の方では、対処法はそれぞれ異なります。
肝腎陰虚証をざっくり言えば、肝と腎という肝血を腎に送り腎精を肝に送り血を整えていくタッグの血と津液の両方が足らない状態ということです。
肝と腎のそれぞれの陰虚により潤いや営養が足りていないから、それらを補うことが治療になります。

血熱証をざっくり言えば、心身に受け流すにははるかに大きな負担がストレスとなって感情が燃えて内熱を高めて血を熱で煮詰めて水分を乾かし、血がドロドロな粘った状態に変化した状態へ移行。髪は血の余りともいわれ、血が人体の末端でもある頭皮まで届かずに営養が失われ、頭部の全体または特に血の届かない部分の毛根部から脱髪していきます。こちらは加味逍遙散など、精神的に過剰なストレスを軽減してくれる漢方処方もあるでしょうが、いわばこれは対処療法的な急場しのぎです。
根本的な解決にはストレスを計画的に対処することが大切です。


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2026年06月03日

中医学的な見地でポリープを観れば? 痰と瘀血が絡み合う痰瘀互結が関係するって

中医学において、ポリープ(腫瘤・しこり)の形成は「痰湿(たんしつ)」と「瘀血(おけつ)」の結びつき、すなわち「痰瘀互結(たんおけつ)」が根本的な病理機序であると深く認識されています。
ご研究されている「痰瘀互結」の観点から、ポリープ形成のメカニズムと対応の考え方を整理します。


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1. 病理メカニズム:痰瘀互結

ポリープは「有形の邪(形ある病邪)」であり、本来流れるべきものが停滞し、それが凝固して塊となったものです。

痰湿(たんしつ)の役割: 脾胃の運化機能の低下により代謝が滞り、体内に余分な水分や老廃物(痰湿)が溜まる。これらが局所に停滞し、粘り気を持って組織の異常増殖を促す「素地」となります。
瘀血(おけつ)の役割: 気血の巡りが滞り、血液がスムーズに流れなくなる状態。この「血の淀み」が組織の代謝を阻害し、さらなる凝滞を生みます。
相互の増幅: 痰湿は粘り強いため血流を阻害して瘀血を招き、一方で瘀血は水分の代謝を阻害して痰湿を停滞させる、という悪循環(痰瘀互結)が完成します。この結びつきがポリープという「硬い塊」へと成長します。



2. 治療・改善の原則

ポリープそのものを直接溶かすというよりは、「痰瘀互結」という環境(体質)を根本的に改善することが、再発防止や縮小に向けたアプローチとなります。

活血化瘀(かっけつかお)
: 血流を改善し、滞った血を取り除く。
代表的な生薬:丹参、桃仁、紅花、川芎など。
化痰軟堅(かたんなんけん): 痰湿を取り除き、固まったものを柔らかくして散らす。
代表的な生薬:半夏、陳皮、茯苓、牡蠣、浙貝母など。
健脾利湿(けんぴりしつ): 痰湿の根源である「脾」の働きを助け、水分の代謝を整える。



3. 臨床的な視点
臨床や薬膳の組み立てにおいては、以下の点に注力することが一般的です。

「気」の推動: そもそも「気」の巡りが悪ければ「血」も「水」も停滞するため、理気(気の巡りを整える)がベースとなります。
長期的な体質改善: 漢方薬や薬膳によるアプローチは即効性よりも、痰湿と瘀血を産生しにくい「健やかな代謝環境」を維持することに強みがあります。
生活習慣の介入: 痰湿は「飲食不節(脂っこいもの、甘いものの過剰摂取)」や「運動不足」から生じやすいため、薬膳による食事指導が極めて重要です。
参考:ポリープに関連する主な証候例
痰湿凝滞型: 肥満傾向、むくみ、舌苔が厚くベタつく。
気滞血瘀型: ストレス過多、刺すような痛み、舌に紫斑や静脈の怒張がある。



---

中医学を勉強なさっておられる先生には、あたりまえのこと。
ポリープができやすい体質の方には、痰湿と瘀血を生成されやすい体質となっている点があると中医学の先生からは指摘を受けるかも知れません。


でも、中医学を学んでいなければ、ちょっとなに言ってるのかわからないといわれそうなこと。
ですが、いざポリープができたら、有益なうち手の参考となればと願っております。

posted by スズキ at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人体透視? 体表観察

現代では、その代わりにレントゲンやMRI、CTなどにより体表部に隠れた患部を診る力が現れてきました。すばらしい医療技術の進化と言えるでしょう。病の原因特定ができれば治療方針がきめられるのです。ではMRIやCTがあるじゃないかといわれても、その撮影も気軽におこなえるわけではありません。撮影結果から病を発見する読影医が活躍するドラマをみて、読影から正確に病を判定する技術の難しさを痛感します。



角由紀子さんのYouTube映像で、興味深い対談がありました。
対談者が語るには、自身のお母さんが病により危篤となり、一年間の延命をと切なる祈りを。すると宇宙人のような金色の3名が降りてきた。。。すると対談者が、病の母の体を透視ができるように。母の体内に病巣をみて、それを流すようになさったそうですが、それで医師も奇跡としかいいようもない状態の回復を遂げたといいます。




高次元からのメッセージはどう受け取ればいい?宇宙人や神様




過去中国の文学では、
患者を透視して体内の病の原因を突き止め治療をおこなう扁鵲が活躍する物語があります。
『史記』扁鵲倉公列伝
《越人の方たるや、切脉、望色、聴声、写形を待たずして、病の所在をいう。病の陽を聞けば、論じてその陰を得、病の陰を聞けば、論じてその陽を得。病の応は大表に見る。千里を出ざれば、決するもの至っておおし。曲止すべからず。・・・》



アニメも同様に主人公が病を透視で見抜く作品があります。『​異世界薬局』: 主人公の少年ファルマ・ド・メディシスが、指で輪っかをつくり片目で除くと、身体が透視でき患部は色が青く見え、正しい診断がついたら患部の色が白に変わる。そうした規格外の能力から周囲に「薬神の化身」として恐れられる場面がある作品です。



以前見たテレビ番組では、**確かロシアの患部が見える**少女がいて、医の道を歩んだという実話を聞いたことがあります。





残念ながら私どもは通常、体表を透視して病を見つけ治療する特殊技能の持ち合わせはありません。ただ中医学を学ぶと、体内の気血津液や臓腑等の病的傾向を的確に把握する目的で、体表に現れる気血津液の特徴、たとえば血が足らなければ蒼白な肌で乾燥を持つとか、気が足らないことで水分が体内に停滞して溜まる体型がみられるといった、現状から兆候を把握していきます。たとえば、臓腑が体表に兆候をあらわす例は開竅です。
「開竅」とは、「五臓が特定の部位(竅:きょう)とつながっており、その部位の状態を通じて五臓の機能や生理的変化が反映される」という考え方です。中医学の「整体観念(人体は一つの有機的な統一体である)」に基づき、体の内側にある臓腑の状態を、外側の目、耳、鼻、口などの感覚器を通して観察し、診断や治療に役立てます。



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(開竅図解)

開竅の他にも、体表から体内の状態を把握する観測法がいくつもあり強力ですが、他は次回に回させていただきます。



では、**仮に角由紀子さんのYouTube映像**で語られた方が観たお母さんの体を透視して観た像とは、どういった絵になったのでしょうか?
病がどのように体内で代謝を阻害して見えていたのか。そうした映像は今の時代、3D-CGで再現はできるでしょう。それは相当に制作費等もかかる事柄でしょうから、私が観たいと思っても難しいでしょう。

体内で体質に虚証と実証といった気血津液の量が足りなかったり、物理的な経脈や血脈が圧せられ流れが停滞し虚と実が強まり実証となったり。さまざまな変化が体表を透視した映像を観察すれば、直感的に理解できるものでしょう。

そうしたデザインワークを、AIで作図してもらいました。
何枚か出力したものを掲示させていただきますね。
私は施術中にお客様の体の形態形状や体表の温度や湿度、ちりちり感など、いくつか情報を集めては、
脳内でこういった画像を描き出して施術をしています。こういった絵が私の右脳と左脳の共同作業で描けていない複雑なイレギュラーな状態を持ったお客様もおられます。正直に言えば、もうこの時点で手技は諦めてお帰りいただきたい。ですがそういったことを言われたらショックで凍りつくことで、私がそうされたら人間不信にもなりかねません。だからそうもいきませんので、安全管理ができるギリギリを狙って対処するという、数倍以上も計算が難しく疲労困憊して施術後にぶっ倒れる施術回になります。ただ、もし、いま中医学で学んで見つけられた高度なチェック技術があれば、こうしたことも、もっと楽になっていたとわかります。

忙しく判断と施術を繰り返して仕事をするなかではそこまでしている時間はないにせよ、
できればお客様にこんな印象なんですとお伝えしたかったが、そこは施術業の範囲を越えたサービスになって難しかったわけです。ですがいまはイメージに近い絵が得られそうな時代がきたんだなと思えます。


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拡大してご覧ください。
ご参考まで。

ちなみに、筋膜リリースで瘀血のトラブルを拭う専門的な話となりますが、
瘀血の場合は、症状を聞けばどこにできておるかがわかってますから、あとは瘀血ができる定位置を確認し瘀血の量と範囲と硬さ等の質を確認して、どこから手を付けて解くのが正解かと考えて解き進めればいいのです。
病理物質の瘀血は固定性で図示の意味があります。

ですが痰湿は遊走性のため図示しても体内を透視して参考になる意味が薄くなります。
私どもには痰湿の量を多く持たれた方の内部は瘀血ほどは透視映像を描くことはできません。
体のここかしこに痰湿は散らばってしまい、圧せば横に逃げるだけで、多少溜まりやすい場がわかるとするとそこは瘀血の隣にできた痰湿だけという様子です。
上掲した絵とは似ても似つかな複雑さ。
以前こちらのブログで施術の手技療法は痰湿体質で生成された痰湿(津液が熱せられ乾燥して粘つく物質)ができて体内の脈管等をつまらせていても、その病理物質を発見して解こうというのは現実的ではないと述べたことがあります。
つまり精密に描けない絵で原因箇所の特定もできないのだから、適切な手技の仕様がありません。
それは手技療法では痰湿体質に対して、脾の状態を底上げするといった大切なバックアップはできますが、瘀血の塊を緩めていくような即時的に状態を改善に向けるような反応は期待できないということです。



posted by スズキ at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月02日

五形体質の分類から、みえてくる性格や疾患や体力値などの傾向性とは、具体的にどういったことかな?

中医学(東洋医学)の古典である『黄帝内経(こうていだいけい)』、その中の「霊枢(れいすう)陰陽二十五人篇」に基づいた五形体質の分類です。

1780362956158.png
(五形体質の分類:画像を拡大してご覧ください)

こちらをもとに、お客様の体質タイプわけをおこなうのです。

そしてもう一歩踏み込んで話を深めれば、
体質タイプ(木形・火形・土形・金形・水形)について、かかりやすい疾患(症状)と、体力面の特徴を割合(%)を用いた解説をしましょう。

※ここでの解説は古典に基づく「傾向」であり、実際の病気の診断や治療には、現代医学および東洋医学の専門家による正確な診断が必要です。




中医の視点から、「五行(木・火・土・金・水)」の性質を強く持つ方たちが、どのような病気にかかりやすく、どのような体力傾向にあるのかを説明いたします。
体力については、単純な強弱ではなく、「瞬発力(爆発的なエネルギー)」と「持久力(スタミナ)」のバランスとして、目安となる%を用いて表現します。


1. 木形(もくぎょう)の女性
【かかりやすい疾患・症状】
は「肝(かん)」に対応します。中医学における「肝」は、気(エネルギー)の巡りをスムーズにし、感情(特に怒り)をコントロールし、血(けつ)を蓄える場所です。
肝気鬱結(かんきうっけつ): ストレスを溜め込みやすく、気が滞りやすい。
症状: 頭痛、めまい、PMS(月経前症候群)や月経不順(女性特有の不調)、情緒不安定、不眠、筋肉のコリや痙攣(けいれん)。
注意: 気の滞りが長く続くと、体に「熱」を持ちやすくなります(肝火上炎)。
【体力傾向(目安)】
木は上へ外へと伸びる力です。瞬発力があり、行動力も高いですが、ストレスによるエネルギーロスが激しいタイプです。
瞬発力・行動力:80%
持久力・安定性:60%
アクティブですが、精神的な負担が体力に直結しやすいと言えます。


2. 火形(かぎょう)の女性
【かかりやすい疾患・症状】
火は「心(しん)」に対応します。中医学における「心」は、血液循環を司り、精神活動や意識(神:しん)を安定させる場所です。
心火旺盛(しんかおうせい): 体内に「熱」を抱えやすく、心臓や神経系に負担がかかりやすい。
症状: 不眠、動悸、不安感、顔のほてり、口内炎、高血圧(動脈硬化)、皮膚の炎症(赤みや痒み)。
注意: 興奮しやすく活動的すぎるため、急なエネルギー消耗(燃え尽き症候群)や心血管系の急なトラブルに注意が必要です。
【体力傾向(目安)】
火は燃え盛るエネルギーです。非常に高い出力を誇りますが、持続時間は短いです。
瞬発力・出力:90〜100%
持久力・持続性:20〜30%
「短距離ランナー」タイプです。適度な休息が不可欠です。


3. 土形(どぎょう)の女性
【かかりやすい疾患・症状】
土は「脾(ひ)」に対応します。中医学における「脾」は、食べたものを消化・吸収し、全身に必要なエネルギー(気)や血液(血)に変える場所です。
脾胃虚弱(ひいきょじゃく): 消化器系が弱く、エネルギーを効率よく作れない、または溜め込みすぎる。
症状: 消化不良、胃もたれ、食欲不振、慢性的な疲労感、むくみ(水分の滞り)、下痢または便秘(不規則)。
注意: 湿気(湿邪)に弱く、体内に余分な水分が溜まると重だるさや肥満に繋がります。
【体力傾向(目安)】
土は安定と持久力を司ります。爆発力はありませんが、エネルギーがじわじわと続くタイプです。
瞬発力・スピード:40〜50%
持久力・スタミナ:80〜90%
「長距離ランナー」や「ウルトラマラソン」タイプです。無理をしなければ長く動けます。


4. 金形(きんぎょう)の女性
【かかりやすい疾患・症状】
金は「肺(はい)」に対応します。中医学における「肺」は、呼吸を司り、体のバリア機能(免疫)を維持し、皮膚の健康を守る場所です。
肺気虚(はいききょ): 体のバリアが弱く、外部からの刺激に弱い。また、体内を潤す力が弱い。
症状: 風邪を引きやすい(慢性化しやすい)、咳や喘息、アレルギー性鼻炎、肌の乾燥(乾燥肌、アトピー)、便秘(腸の乾燥)。
注意: 乾燥(燥邪)に非常に弱く、秋から冬にかけて不調が出やすくなります。
【体力傾向(目安)】
金は凝縮と効率です。エネルギーを効率的に使うため無駄な動きはしませんが、全体のエネルギー量(気)が少ない傾向にあります。
瞬発力・効率性:60〜70%
持久力・総エネルギー量:50〜60%
全体的に「省エネ」タイプです。こまめな栄養補給と、外気(風、乾燥)への対策が必要です。


5. 水形(すいぎょう)の女性
【かかりやすい疾患・症状】
水は「腎(じん)」に対応します。中医学における「腎」は、生命力の源(精:せい)を蓄え、発育・生殖・老化を司り、水分代謝や骨の健康を守る場所です。
腎精不足(じんせいぶそく): 生命力が先天的に弱い、または消耗しやすい。
症状: 慢性の腰痛や膝の痛み、冷え性、骨が弱くなる、耳鳴りや難聴、尿トラブル(頻尿など)、不妊(生殖機能の低下)、深刻な疲労感。
注意: 寒さ(寒邪)に弱く、体を温める力が不足しやすい(腎陽虚)です。生命力の消耗が激しい。
【体力傾向(目安)】
水は「深淵なる生命力」の源泉ですが、それを使いすぎると急激に弱ります。底力はありますが、回復に時間がかかります。
瞬発力・底力(極限時):80〜90%
持久力・安定性(平常時):40〜50%
潜在的なエネルギーは大きいですが、回復力が弱いため、無理をすると一気に老化や衰弱が進行しやすいタイプです。




まとめとして、
それぞれの体質タイプには、優れた体力の特徴と、注意すべき健康上の課題があります。
中医学では、これらの傾向を「個性」と捉え、自分の体質に合った養生法(食事、運動、休息、心のケア)を行うことで、病気を未然に防ぎ(未病先防)、健康を維持することを大切にしています。

posted by スズキ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

望診を、四診のなかでまっさきにおこなう理由

望診というファーストコンタクトで眼の前の方の病変チェックが的確であれば、その後の診断の組み立てがスマートになって、その後の診断もしやすくなっていきます。

では、ここで簡単な望診の設問を出題させていただきます。

以下の、中医学四診の望診図をご覧ください。




1780322776596.png

(望診フェイス図)



それでは問題です。

■ 設問 1
望診図をみながら、(  )内の文字を埋めて下さい。
ヒント:(  )内は、肝・心・脾・肺・腎のいずれかが入ります。

1.顔が赤いのは(  )の病いです。

2.鼻水・鼻づまりは(  )の病です。

3.怒りの感情は(  )の病です。

4.舌が膨らんで大きくなり舌のヘリに歯型がつくのは(  )の病です。

5.耳鳴りは( )の病です。





【答え|1.心 / 2.肺 / 3.肝 / 4.脾 / 5.腎】

---

■ 設問 2

高校生時代から、ちらほら『白髪』がまじりました。
『歯が弱く』、心身のストレスがかかると歯医者のお世話になりっぱなしです。
仕事が立て込んで背中や肩が凝ったら、『耳鳴り』がひどくなったときもありました。

であれば(  )の病の傾向がある人だと思われます。


ヒント:(  )内は、肝・心・脾・肺・腎のいずれかが入ります。





【答え|腎】




皆様、難しかったでしょうか?


人体の症状や傾向をまとめ上げたのが『五行色体表』です。
たとえば、以下といったまとまりがあります。
五臓(肝・心・脾・肺・腎)/
五志(怒・喜・思・憂・恐)/ 
五色(青・赤・黄・白・黒)/ 
五官(目・舌・口唇・鼻・耳)/ 
五華(爪・面・唇四白・毛・髪)/ 
五悪(風・熱・湿・寒・燥)/
五主(筋・脈・肉・皮・骨)


......

他にもいくつもの五行のまとまりがあります。

五行色体表により効率的な診断をおこない治療へ。
そのような流れを導き出します。



たとえば
目の症状を聞けば( 肝 )を疑います。
確認のため舌の裏側にある舌下静脈が怒張していないかを調べます。怒張があったら、肝の病がある確率が高まりました。

ひどい鼻水の症状を聞けば( 肺 )を疑います。
確認のため顔に湿疹や蕁麻疹がでやすいかをたずねて思い当たるといわれれば、肺の病がある確率が高まります。

そのようにして効率的に五臓のどちらの気血が足りなかったり停滞しているなどの異状が存在するのかを見つけ出します。





ただしこうした頭部の望診のみで五臓のなにが問題があるのかは、まだそうだと断言するには時期尚早です。

他に、聞診、問診、切診など五臓の状態を調査をおこなって、
それらそれぞれの診断を総合したうえでどの臓が問題があるのかを調べます。トラブルがある臓がひとつだけとは限りません。複数が違った割合で症状を作り出していることもあります。
もし四診すべての診断でことごとく一致するとき。
その臓に病がある確率が大変高まったとわかります。
もし四診すべての診断をしたときひとつの臓だけには絞りきらなような様々な臓の症状が同時に出ることがあります。このときは複数の臓に問題があると仮定し、どの臓の影響が主従関係のような主になるか従になるかをそれぞれの影響する割合の大きさを推定していきます。
そのような四診を通しての過程を通して八綱弁証や気血津液弁証等の弁証をしまて、それら弁証をまとめ上げて弁証論治の論治(=治療法の決定)をおこないます。



ですが流れとしてお客様を目でみて観察して情報を得る望診を先におこなうことで問題がある五臓が肝か心か脾か肺か腎か、それともそれらが複数絡んでいるのかについて、眼の前で話をしながらチェックポイントを要領よく押さえて判断することは必須の技術です。病証の絞り込みができずに、五臓のすべてを隈無く調べるのは手間暇と労力が費やされてしまうし疲労困憊で正確な診断が下せるだけの脳の余力を失ってしまうほどです。



絞り込めれば、問題のある臓の診断に勢力を注ぎ込めます。絞り込んだから深い内容を調べる時間ができ方向性を大切にしつつ確認作業をおこなえるのです。
もし絞り込みをしなかったらどうなるでしょうか。
たとえば五臓の診断に500項目あるとすれば、500項目すべてを調べるなければなりません。でもそれをするには時間も労力も膨大にかかります。お客様や当方の疲労や時間の消費の膨大さは計り知れません。正直、質問する側もされる側も、やってられない気持ちになります。

だから望診で調べて五臓の問題を絞ってから調べれば、腎が問題と絞れれば、500項目の五分の一の手間、つまり100項目になる計算です。それだけでなく、問診時には仮定した臓の調査に重点を置いて、そこを深堀りして質問に絞れるでしょう。すると100項目の調査の半分以下で十分な判断材料を得ることができたとします。500項目のうち450項目を除外できた結果をえられます。
つまり調べなくていいものを先にあぶり出して除外できれば、多くの恩恵に預かれるのです。ゆえに望診でおこなうその日のお客様との面通しは、非常に重要です。

四診は、すべての調査項目を逐次調べるものではありません。手早く確実に除外OKな項目に対し脳の力を使わないことが求められています。そのうえで該当した臓について深堀りして確かめる質問や診断には十分に労力をかけていきます。そうして効率的な弁証をして、治療法の決定にたどり着いたときの脳の力を温存させるものです。

診断者の脳の混乱を低減させ、判断を落ち着いておこなえるようになります。臨床では、こうして適切に除外項目を発見し、必要な項目のみにフォーカスを当てる流れで作業を進めていくのです。
診断者の脳の容量が有限であることを知れば、早々と望診で確実に除外できるものをふるいにかけて落としていくのです。
(望診の時点でふるいにかけて落としたものでも、聞診・問診・切診をする過程で除外したものが復活することもあります)
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2026年06月01日

正気が衰退したときにだせる、打ち出の小槌。


中医学で正気という気の概念があります。
それは防御作用(バリア機能)、維持・調節作用(ホメオスタシス)、回復作用(自然治癒力)の3つの働きをもっております。

脚注:
正気の3つの主な働き
​防御作用(バリア機能): 外界から侵入しようとする外邪(風、寒、暑、湿、燥、火など)やウイルスの侵入から身体を守ります。主に体表付近を巡る「衛気(えき)」がこの役割を強く担います。
​維持・調節作用(ホメオスタシス): 五臓六腑が正常に働き、気・血・津液(水分)が滞りなく体内を巡るよう動かし続け、体温調節や代謝など、健康な状態を一定に保ちます。
​回復作用(自然治癒力): 万が一邪気に侵されて病気になった場合でも、闘って邪気を体外へ追い出し、損傷した組織を修復して本来の健康な状態へ戻そうと働きます。


こうした正気には男女差があるとされ、
女性の最大が28歳で35歳から衰退し始めます。
男性の最大が32歳で40歳から衰退し始めます。

人は30代前後のピークタイムの筋骨が強く髪も豊かで身体が充実した時期を記憶したまま、日々、正気の減少が起きていくのです。『黄帝内経』には「年半百而動作皆衰(年齢が50歳になると、動作がすべて衰える)」という有名な一文があります。ピーク時(28〜32歳)の生命力(正気)を100とした場合、50歳前後でおよそ「50(半分)」まで低下すると考えられます


以上のお話は黄帝内経が書かれた当初のお話。
中国では現代でもこうした人生における正気の盛衰が解かれています。


でも、ここは日本で日本人は?それも現代では?


残念ながら、正確に語る資料は探しましたが見つかりませんでした。
正気には個人差がありますから、もとより黄帝内経で語るものも目安としてわかりやすい数値年齢を掲げたものと捉えたほうがいいのでしょうか。

なので、ちょっと無理やりですが、あなたが仮に正気がピークタイムの50%に、いま、減少したと仮定して考えてみて下さい。
すでに50歳を過ぎた人はわかりやすいかもしれませんが、20代の方には相応に想像力で50代以降の方を思い出しつつ想像してくださいね。




加齢によって低下するものには、今も昔も共通しています。

1.腎精(じんせい)と腎気(じんき)の枯渇(腎精=生命エネルギーの源)
2.脾胃の機能低下(消化吸収機能と水穀の精微を送り出す機能)
3.肝血の不足(肝に蔵血する血量が不足)



です。
大きくは先天の精と呼ばれ腎に蓄えられた腎精は、生まれてきたとき一定量を親から受けとったもの。生命エネルギーの根本といえるものです。この腎精は徐々に使われて目減りするエネルギーと考えて下さい。つまり赤ちゃんのときが腎精がピークで、生活を送るうえで確実に減少し枯渇へと近づくものです。
つまり脾胃の機能低下や肝血の不足は、腎精が半減するなど目立った低下が引き金になりホメオスタシスが五臓の消化機能や蔵血する肝機能の働きを鈍くさせたのです。


こうして正気が不足し気血を脾胃の水穀の精微により生成していく力が衰えていくと、気や血がピークタイムより減少していきます。

そうした気や血の減少は体内では血の停滞からの血瘀の生成、膵液の停滞による痰濁の生成といった病理物質を体内に作り出し気血の通り道を物理的に塞ぎだすことがあります。正気の減少や低下は『虚』の状態でしたが、こうした血液や水分の停滞があらわれると『実』を生み出し、それが軽度の病症から重度の病症まで作り出す引き金となります。


正気がピーク時の50%を下回りだしたとき、正気は免疫力が半分、自己調整能力が半分、自然治癒が半分。


子供の時は、風邪をひいても一晩で熱が出てウイルスや菌を殺して翌日にはケロッとしているが、正気が50%を割り込めば免疫力も50%を割り込んでしまいだらだらと治りづらいままがつづくときがでてまいります。


患部にまで血液が届いて患部として傷んだ古い組織を破壊して新たな細胞分裂により新たな組織を設営する作業をするのが自然治癒です。
それを踏まえてみていただきたいのが手技療法。
正気が100であれば自然治癒が100ですから、とてもよく治るのです。そこには気血の巡りの強さと気血の量が充分であるため、一時的に経脈をふさがれるような筋膜の癒着による気の停滞が生じても、そうした障害を手技療法で除去して気血を流せば自然治癒が作動してくれる。すると治りがいいんですね。手技で営養や水分が干上がった患部に血液が行き渡るようになりつづけ、やがてそこは何事もなかったような整えられた健康で平和な状態へと戻ります。

ですが正気が50%を切ると、手技で血脈や経絡を塞がれた箇所を通して患部へと気血を流せる状態にしたとして、どうなるものでしょう。充分な量の血液がないため患部に届くうるおい成分や営養は100%の半分しかありません。
すると古い傷んだ患部の組織を全部取り替えることはせず、保守をして傷んでいたままを活かすに留まるしか仕事ができません。全部壊したら再建する建材がないという状態は避けたいので、やりくりするだけで落ち着かせるのです。実質、これは傾いた掘っ立て小屋に倒れないようつっかえ棒をした程度だと思って下さい。



1780304582845.png

(ちょっと露骨な描画しか出力がうまくできなくてでごめんなさい)


正気が減る目には映らない健康維持リスクがあるのです。
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか。


手技療法が効きがいいのはお客様の自然治癒力のおかげという話を聞いた方もいると思いますが、そのとおりなんです。

正気が減り、特に病症が現れ実証をともなうようになると、どうなるでしょう。
私は『施術は一時的なカンフル剤ですから、自身の生活や運動が大切ですからね。そちらをしっかりなさってくださいね。』とよくいっておりますが、実際は自然治癒の作動するスイッチをきっちり入れてから施術を終えるようにしてきました。ですから、一ヶ月単位や数年単位で、体調も維持し促進できるような後押しができたわけです。
ですが、正気が50%を下回りだした頃合いから、自然治癒が作動するスイッチがあってそれを作動させる仕事はしても、お客様の内部で自然治癒が空回りしてしまいます。すると文字通り(一時的なカンフル剤)にしかなりません。それは手技を受けただけでは改善曲線が高く維持はできず、発展もせず、長い目で見れば着々と下降線をたどります。
極端ですが、そういったことが内部では自然発生的に生じているのです。それは施術をする私には、お一人、お一人のお客様の長い年月お付き合いをいただいた変遷を通し、把握できた数値以上のデータです。




同じ施術の手技を受けたとしても、正気の量で改善率が上下することをおわかりいただけましたら幸いです。





では、中医学ではこうした加齢による正気の減少を、指を加えていたのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
先天の精という腎精は加齢により減りますが、後天の精と呼ばれる気でそれを補うことができることを発見したのです。
先に説明したように腎精は生まれてきたとき渡された一括給付です。それが後に増えることはない仕組みです。ですが腎精の気の収まった財布からではなく、後天で造れる気の財布から支払いを済ませることができて、後天の精のおサイフは、中身の気を増やそうと思えば増やせます!

いま、私が薬膳を通し中医学を学んでいるのは、こうした後天の精のおサイフの中身を増やすための勉強です。

現段階で正気が充実していれば滋養をわずかに足したり、日々起きることへの対処でいいのですが、正気が50%となったとき、いくつか分類される病的な体質を持ち始めますから、そうなると後天の精の財布のなかのお金を増やすとき、それぞれ増やすためのルールがあるんです。病症が進めば非常に厳格です。間違えば増やそうとして失うことになりかねません。かえって手出ししないほうが無難だったというわけです。そうした難しさがあると気づいたとき、なんで、これが流行らないか、色んな意味でわかったような気がしました。。。とにかく、がんばって勉強中です。
posted by スズキ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月31日

気の偏在について。

地球の内部には液状化した溶岩のようなマントル流があります。そのマントルにも一定の循環する経路が保たれており、つねに動き続け、決してひとところにばかり居続けるものではありません。仮に北極圏にのみ熱をもったマントル流が留まったら、地球はおかしなことになると想像できるでしょう。

人体の内部を満たす気血津液も、まるでこうしたマントル流のように常に適切なスピードで適切な量がくまなく循環することで健康が維持できています。
体内を巡り続けることでかき混ぜられたとき生命エネルギーや血や津液の営養や免疫や潤いが行き渡る仕組みです。


ですが人体を臨床で数多く触れていくと、上半身は熱せられ下半身や手先はひんやりとしている人もいれば、手足は熱さでほてっているが胸や頭部は冷たい人がいます。そこからわかることは気の循環する作用が弱まるなどの障害により気が偏って滞り続けた状態だということでしょう。

そうした気から熱を持ち機能亢進をさせる陽気と平常体温より冷えて機能低下をさせる陰気という病的な気の偏在が診られているのです。
こうした上下に陰気と陽気が分かれているときは判別がしやすいのですが、陰気が内部の大勢を占め陽気が皮膚層にあるものと、その逆に陽気が内部に大勢を占め陰気が皮膚層の外部を覆っているパターンも存在しております。

これらは全体として気虚や陽虚、血虚や陰虚などで当てはまるところもありますが、実態として体の中の上下にわかれ上半身は気虚で下半身は血虚の病症が診られることもあります。つまり様々の証がひとつの体の内側に複合して存在していることも珍しくはありません。
するとなにを先に手を付けて改善をはかるかを優先順位付けをすべきですが、陽虚の薬を陰虚を含むものに不用意に出せば陰虚により副作用の発現があるなど使い分けが難しくなる状態を多くの慢性的な生活習慣病を患われている方は持っておられるというのです。




それではここで、こうしたそれぞれの気の偏在する様子の4パターンを絵でわかりやすくお伝えいたします。


1780196583053.png
(気の偏在図)


ちなみに私の知り合いには、上図の降証および散 証が入り混じった方がおられます。ひとつの証でも自覚は難しくなるものの、ふたつ以上の証が入り混じったら、冷静に症状から気の偏在する位置を読み解こうという作業をする発想は消えてしまい、なにがなんだかわけがわからないといった思考のまとまりづらい状態に陥ってしまいます。するとどの食薬や中薬がいいとか、どの漢方処方を手に入れるべきとか決めて試しても、成果が比較的少なくでてきたり、相反する温熱や燥湿の処方から副作用が少なからずでてきて苦しむこととなって、よほど薬剤の性質を知ってそうなることを見越して摂ったか、先生を信頼しているかしなければ、中期決戦も難しく継続できずにあきらめる結果となることが多いように感じます。でも自身の状態が先行して降証および散 証が入り混じったものとわかって、性根を据えて取り組む気合があれば、やがては良い結果を享受することに落ち着いてくれればと願っているところです。
降証: 下るべきでないものが下り、上がるべきものが上がらないための症状: 上寒下熱、低血圧、いつもだるい、いつも横になりたい、体力ありの元気なし、嗜眠、胸がドキドキする、帯下が多い、 流産ぐせ、下部出血、生理の量が多い、尿量が多い、下痢
​散 証:出るべきでないものが出たり、出るべきものが出過ぎるための症状:
気が散って集中できない、不眠、体が冷える、多汗、寝汗、不正出血、痰が多い、嘔吐、生理の量が多い、帯下が多い、尿量が多い、下痢





さらに気の偏在の詳細をお知りになりたい方は
『図解・症例漢方とは何か人間とは何か』という書籍のP51 気の方向性 をお読み下さい。
それぞれの気の偏在パターンごとの詳細な症例が掲載されております。
書名等を明記したうえで引用させていただこうと思いましたが、
引用というには文章量が多くなって引用許諾を必要とされるかと思い、参照書籍のお知らせに留めました。
この本、カラーページも多く見やすいし理解を助けてくださる内容のまとまりもあって気に入っています。
気になった方がおられたら、書店でぜひチェックなさって下さい。




気が偏在することとは、ひとりの体の内側に様々な病証が混在しているためには上から下まで表面から裏面までと状態を調べてみえてくることです。
本人の自覚する症状を伺うことで当たりをつけることができ、それを施術であれば術者が、患部やそれ以外の広域にいたり手で触り熱やちりちりなどを、気の偏在を疑わしい場合にはそれをあきらかにする意識で探索する必要があります。異性のお客様には特に直接、皮膚に手を当てにくいところもあり、服の上からも熱感を感じ取ることができる手を訓練で育てておく必要があるでしょう。これは意外にやってみると訓練次第できっちり見分けがつけられるようになるのが人体の不可思議なところ。

ただし漫然と触れていたのでは気の偏在は見分けられません。というのも気の偏在があるという実態を知る前にも全身の熱感の差異から気血の偏在があるのだろうなと思っていたものの、友人の施術者にそうしたことをいったら気にしすぎだぞとたしなめられた記憶があります。互いに若かったときの思い出ですが。。気にならない人は、まったく気にならないんだと知りました。
結局、手技での気の偏在への対処は試行錯誤を通しできなくもないが、その影響は表面で留まり、多少に尽きるという結論を導き出しました。実験的に何度か知人を被験者にして様子をみてきたので、私の力量不足もあるかもしれませんが、整体各種の本、西洋手技療法の本はほぼ書店にあるものは目を通し切りましたが、気の偏在に対応するような概念への対処法を解説はしていないかと思われます。一部、整体上で経絡を活かした手技療法にはそれと類推するものはあっても直接的な図解はなかったため、そうした扱いだったのでしょうか。
それが中医学では、この場合はこうして対処しますと、数ページにわたり紹介していたので、目を通したとき、こういうのをもっと早く知りたかったと喜ぶと同時にくやしい気持ちも現れるほど。

意外にこういった施術でちょくで人体の理解を深めて手技のもちい方を大きく最適解へと導き出してくれる内容が中医学のテキストに描かれていることは少なくありません。
手技に精通していて、手技の不得手を補う技を見つける目がなければ、それとは気づかずに暗記科目として頭に入れるに留まるかも知れません。その意味でも手技をやってきてから中医学を学ぶことは、縦糸に緯糸を入れて編み込むような作業にも似た成果が期待できるように感じられてなりません。
posted by スズキ at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日のボディチェック企画にご興味、関心をいただけたお客様に。こころより感謝いたしております。

昨日は限定3名様ボディチェックキャンペーンの受付でありました。

エントリー受付にご興味、関心をお持ちいただけましたお客様に対し、感謝の念が耐えることはございません。

8時にメール受信をさせていただいたと同時に、10名様ものご希望をいただくメールを頂戴いたしました。エントリー受付メール文を用意していただき、8時同時に時計を見て届けていただいたことでしょう。届けられたタッチの差は、サーバー同士の相性による速さによって付けられたもの。そのように感じております。

即座にご希望人数が埋まる可能性を考慮し、満員をお知らせするメルマガ及びブログを流す準備をしてお待ちしておりましたが、8時と同時に満員をお伝えさせていただくはこびとなりました。


このたびはまことに断腸の思いで、ルール通りに先着3名様の受付をさせていただくこととさせていただきました。そして受付させていただいたお客様には、日程調整のためのご希望日時を伺うメールをすでにお送りさせていただいております。後日、ご都合の良いタイミングでご連絡をお待ちいたしております。
また今回のエントリーできなかったお客様には、次回に同様企画をさせていただいくときには、今回の申し訳ない結果を極力考慮させていただきます。


いま、施術の手技を希望して頂く方々の、
希望の夢を形をバージョンアップさせて送り届けたいと願っております。

今後ともどうかお付き合いの程を、お願い申し上げます。


2026年5月31日
鈴木政春
posted by スズキ at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする