2026年07月01日

本草薬膳学院スクーリング終了して個人的な収穫

昨日、本草薬膳学院のスクーリング最終日が終わり、ほっとしてます。




協調性が欠け集団行動が苦手な個性をもつ私は、スクーリングに組み込まれた調理実習を恐れていました。
どうなっちゃうのだろうか、、、その場の過ごし方が想像つきません。

それも多くの調理がお得意で優秀な受講生さまたちの活躍により、つつがなく過ぎました。
とんだ戦力外のお荷物を抱え込ませてしまった同じメニューを作った方々には、
ここで深くお詫びと感謝の気持ちを述べさせていただきます。





協調性がない私ですが受講生全員が自己紹介がひとりずつするような時間があり、
大阪の整骨院で働いていると言われた男性がおられ、同じようなカラダ関係のお仕事をするものには比較的気楽に話しかけやすいもので最終日に少しの時間でしたがたのしく会話することができました。
その彼いわく、国際薬膳師試験を受験するといわれ、もし東京の会場で見かけたら声をかけてくださいと。
こちら本草薬膳学院の終了でいただける民間資格だけでもいいかなと考えるに至ったころだったため、『えっ、受けるんですか?!』という反応でして。いまは最終日の終わり間際に声をかけるのではなく、もう少し早い時期に声をかけて会話をたのしみたかったと、名残惜しい気持ちです。





で、話が変わって、スクールの教室に厳重に鍵をかけた書棚があり、そこには辰巳校長先生の私物の薬膳や中医学の中国語の本が幾冊もありました。
なかにはがんについての詳細情報が書かれたものもありました。
できることなら見せていただきたいと他の先生にお願いしたら
辰巳先生から教室内でみる許可をいただき、参照することができました。

目的のひとつに『痰瘀互結』の概念を書かれた本を探すというものがあり、片っ端に関係しそうな本を観ましたがでてまいりません。
通常はがんができても虚証であったら進行が遅く、ゆっくり進行しているうちに免疫で叩かれて消えるものです。
それが痰瘀互結が進行して気血津液の極端な停滞を作ることで、部分的に堰き止められた血脈の手前が極度な実証となります。そうした実証化が体内で生じると、規定部となる体質が虚証にもかかわらず実証のようながんの進行具合となります。そうしたトラブルを抑える妙薬として血府逐瘀湯などの方財を、定期的にお年頃になったらとるようにして血瘀を極力取り除くようにするとよいとされております。
でも痰瘀互結も痰が多いか血瘀が多いかなどで対処法がことなってしまうようで、そうした部分の実用を知ることができればありがたいなと思ってまして。

目を皿のようにして、ぜーんぶ、関係する数冊の本はチェックさせていただきました。

すると一冊の本に痰瘀互結に似たワードを見つけ出せました。
痰瘀毒結』です。

中国語なので読める漢字の拾い読みから内容を理解すれば、
痰瘀互結が痰と血瘀が相互に強力な結びつきをもった状態を示す言葉とすれば
痰瘀毒結は痰と血瘀が相互に強力な結びつきをもった状態から毒と呼べる身体上の不利益を生じさせてしまうものといいましょうか。

痰瘀互結という病理物質からさらに一歩踏み込んだ症の表現として痰瘀毒結という言葉が作られたようです。

痰瘀互結は脈管を塞ぐことで脳梗塞や心筋梗塞という障害をもたらすなど、がん症以外の多種にわたる病をもたらす病理物質です。
それでも十二分に怖いものと感じますが、痰瘀毒結といった毒という言葉を投入した時点で、こわさのフェーズが変わったような気がいたしました。

ただ他の本には痰瘀互結らしき情報はまったく見当たりませんでした。
ちなみに本草薬膳学院の内科専門などの教科書等もチェックしておりでてきておりません。
痰瘀互結という言葉自体、中華系のネット上ではメジャーになってきているため、意外に感じます。
私の推測ですが痰瘀互結の研究が進んできたのは、そう昔の話からではないので、より新しい出版物でなければ、痰瘀互結の解説をする中医学書が見つからないのでしょう。

結局は臨床上でどうやって使われるものなのか。その用法や加減はと調べていってある程度の理解が進んだところまで持っていく過程を通るときには、不思議と求める人とつながるようなことがあります。引き寄せの法則ではありませんが、苦労しつつ力を蓄えたものとして強さが増さなければ得られるものもそれに見合った程度しか得られるものではございません。私が実際的に臨床でなにかできるものでもないとは感じてはいますが、調べをつけようと思ったことに対して、妥協はしたくないので、調べられるような機会を引き寄せられるよう行動していきたいと思います。

そのうち上野の亜東書店にいこうかなと思います。
亜東書店は、私にはいくと読めもしないのに衝動買いしたくなる本がちらほらあって、散財する危険な書店。😅

余談ですが本草薬膳学院の教室に置いてあった私が脈診講座を受けた山田先生の著書『脈診』和書をみつけられたのは、うれしかったですね〜
山田先生はお元気でしょうか。。。





最後に余談ですが、教室前側に植物・鉱物・動物由来の生薬サンプルが置いてありました。
珍珠母貝(=真珠母貝)がありまして、観てみると、色んな意味で『これ、絶対につかえるに違いない!』とひとり興奮気味に発見を喜んでいました。
もしこのサンプルに2000円〜30000円の値札がついていれば、速攻で買っていたでしょう。
これが活かせれば胸椎脇の起立筋の入り組んだところのリリースが絶妙にやりやすくなってしまうと観ました!

さすがに学校の私物をつかって手技道具に見立てて使いだしたら、教職員につまみ出されそうでできませんでしたが、計算上、たとえばスマホ首の人間が大量にでてきて胸椎の前にある胸腺の免疫系を発揮を崩して取り戻しがつかなくなってきてしまっている人たちがいます。そこをどうにかこうにか緩めるようなツールってないものか探してたんですが、そうした条件に、たまたま学校にあった貝がぴったり。おそらく他のアコヤ貝では、これと同じ感じにはないのかと思われるほど、絶妙に、私が望んだ形状と厚み。

帰宅後に、ネット通販で入手しようと調べると、アコヤ貝の貝殻はほとんど市場に出回っていなくて。
生薬として漢方薬局で買おうとすると粉になっているものが高値で取引されているが、それを求めているわけでもなくて。。。
知り合いに何処かにないかと問うと、伊勢の鳥羽の方にいけば真珠の養殖やってるからあるんじゃないでしょうかとのこと。

できれば学校の貝殻をレジンで型取りさせてもらいたい気分です。🥹





などと講義以外にもいろいろ収穫があって、いってよかったと思える3日間でした。


本草薬膳学院に関心をもった方には参考にならない書き込み内容かと思いますが、
薬膳に関心を持たれた方がいたら、一度、学校見学等してみると感じがつかめますよ。
通信生等のスクーリングでは北海道や九州、四国、その他遠方から足を運ばれているのを知り、
それだけでもみなさんが真剣に薬膳の勉強に取り組んでいる姿勢を感じられ、
いい刺激を頂戴いたしました。
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posted by スズキ at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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