肋骨の軟骨は硬化が進行し骨化して動きを失っている。それにより胸肋部や心窩部が詰まり胸脇苦満のような腹診で病症と認められる状態になっている方が見かけられます。そうした状態下では一様に呼吸器に制限がかかり、横隔膜の上下動が理想よりも動いてはくれません。その場合、肋骨全体のアコーディオンのような拡張と収縮は平均値より下がりますが、そのような呼吸に本人は慣れ、不都合を感じてはいません。ですが肺は、最初にウィルスや細菌が侵入する臓腑で、肺のそうした外邪を免疫する機能が減ぜられているため、喉の痛みや風邪を引きやすいなどのトラブルも比較的起こりやすいようです。または肺の宣発作用(ざっくりいえば肺から全身の被毛など外皮を潤し衛気という外邪の侵入を防ぐ作用)が制限を受けるため、皮膚の乾燥や外邪の侵入によるアトピー体質になりやすくあります。女性では肺にトラブルがあると生理が重くなる傾向があるなど、他にも様々な不調の火種になっているのです。
要は、肋骨全体の動きが良好でスムースに呼吸がおいしくできるようになったとき、アトピー体質からきたアレルギーが減ったり、風邪をひきにくくなったり、体力がボンッと激増して心悸がしづらくなって、四季の変化から来る体調不良もなんのそのっていう感じになれる可能性がある、っていうことです。
ここでAIで、肋骨を動かすためにはどうすれば成果が得られるかを聞いてみました。
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■ 一般的なやり方
1. 手を使った「肋間筋(ろっかんきん)リリース」:肋骨と肋骨の間に指を当ててほぐす方法です。
* 手順:
1. 指の腹を肋骨の間に優しく当てます。
2. 肋骨に沿って、小さく円を描くように、あるいは上下左右に軽く揺らすようにマッサージします。
3. 胸の前のほうだけでなく、脇の下や背中側の肋骨も可能な範囲で行います。
* ポイント: 強く押しすぎると筋肉が防御反応を起こして硬くなるため、皮膚を軽くずらす程度の感覚で行ってください。リリースした後に深呼吸を繰り返すと、より緩みやすくなります。
1. 体の側面を伸ばす「ストレッチ・リリース」;筋肉を伸ばすことで、その周囲の筋膜をリリースします。
* 手順:
1. 片手を頭の上に上げ、反対側へ上体をゆっくり倒します。
2. 脇腹から肋骨の外側が伸びていることを感じながら、20秒ほどキープします。
3. 反対側も同様に行います。
* ポイント: 倒している間、ゆっくりとした呼吸を繰り返すと、肋骨の間の筋肉がより深く伸びていきます。
1. 皮膚をずらす「皮膚リリース」:筋肉のさらに上の「皮膚・皮下組織」の癒着を取る方法です。
* 手順:
1. 手の指全体で、肋骨付近の皮膚を軽くつまむか、手のひらで押さえて上下・左右にゆっくりと皮膚をスライドさせます。
2. 癒着を感じる場所があれば、そこを重点的に優しく動かします。
* ポイント: 筋肉を直接揉むよりも皮膚を動かすほうが、薄い筋肉の緊張を解くのには適している場合があります。
1. 深呼吸を組み合わせる
どの方法を行う場合でも、深呼吸(胸式呼吸)をセットで行うのが最も重要です。
* なぜ重要か: 呼吸そのものが肋間筋の収縮と拡張を繰り返す動作であるため、マッサージをしながら息を吐ききり、吸うことで、筋肉が内側からストレッチされます。
* コツ: 吐くときに筋肉が緩む感覚に集中してみてください。
■ 専門的なやり方
1. 筋膜リリース:コンタクトと「伸張」の技術:単に揉むのではなく、癒着した組織に対して「固定」と「伸張」というベクトルを与えます。
* アプローチ:
1. コンタクト: ターゲットとなる肋間部位に、指の腹をしっかりと、しかし優しく密着させます。
2. テンションの調整: 皮膚の遊びを取り除き、筋膜に一定のテンションがかかるまで皮膚をゆっくりと横(または上下)にスライドさせます。
3. 待機(リリースを待つ): そのテンションを維持したまま、組織が「溶ける」あるいは「滑り出す」感覚があるまで静止します(最低30秒〜1分)。
* ポイント: 組織が動く方向にそのまま指を滑らせるように、自律的な組織の動きに追従するのがコツです。力任せに引き剥がすのではなく、組織のリリースを「待つ」という姿勢が重要です。
1. 呼吸と連動した肋間筋の「ダイレクト・アプローチ」:呼吸筋としての肋間筋の特性を最大限に利用します。
* アプローチ:
1. リリースしたい肋間に指を深く沈めます(息を吐ききったタイミングが最適です)。
2. その状態のまま、患者(またはご自身)に「その部位を広げるように」深呼吸をしてもらいます。
3. 吸気で肋骨が持ち上がる動きに対し、指で抵抗をかけながら筋膜を伸張させます。
* 効果: 筋収縮とストレッチが同時に起こるため、固着した深い層の筋膜までアプローチが可能です。
1. 関節運動を組み合わせた「アクティブ・リリース」:肋骨と連動する胸椎や肩甲骨の動きを利用します。
* アプローチ:
1. リリースしたい肋間を指で固定(または皮膚を牽引)します。
2. その状態で、腕を回したり、上体を側屈・回旋させるという「他動的・自動的な運動」を組み合わせます。
* 応用例: 脇腹の肋間を固定したまま、同側の腕を大きく回すと、内側から肋間筋が引き伸ばされるため、剥がれにくい筋膜の癒着を効率的にリリースできます。
1. 専門家が使用する「スキントラクション(皮膚牽引)」:特に癒着が強い場合、指の腹ではなく、掌全体や前腕を使って広い面で皮膚を動かします。
* アプローチ:
1. 胸郭全体を両手で覆うように配置します。
2. 皮膚を骨膜から浮かせるようなイメージで、ゆっくりと皮膚全体を大きく動かします(シーソーのような動き)。
3. 骨と筋肉の間の滑走性が戻るまで、リズムよく繰り返します。
4. 固有受容器をリセットする「静止圧リリース(ダイレクト・ボーン・アプローチ)」:筋肉ではなく、筋肉が付着している「骨(骨膜)」に近い層の癒着を解く手法です。
* 理論: 筋肉の付着部(起始・停止)は最もストレスがかかりやすく、ここを解放することで、筋肉全体の緊張が連鎖的に解けます。
* 手法:
4. 狙った肋骨の「縁(エッジ)」を指の骨格で的確に捉えます。
5. 筋肉を揉むのではなく、骨に沿って指を押し当てたまま、骨の際を「なぞる」ように圧を加えます。
6. 骨と筋の境界線に指が「沈み込む」ポイントを見つけたら、そこで圧を固定し、組織が緩むまで数分間、完全に不動の状態で待ちます。
* 感覚: 「筋肉をほぐす」のではなく、「骨から組織を剥がす」というイメージです。
1. PNF(固有受容性神経筋促通法)の応用:肋間筋を強制的に収縮させた直後に弛緩させることで、神経学的な過緊張を強制解除します。
* 手法:
4. リリースしたい肋間に指を当てた状態で、胸をできるだけ大きく「吸い込んで(拡張)」パンパンに張り詰めさせます。
5. その状態で5〜10秒、最大まで力を入れます(等尺性収縮)。
6. その後の「脱力(吐く)」の瞬間に、指の圧を深部へ滑り込ませます。
* 狙い: 収縮後の「反動的な弛緩」を利用することで、通常の手技では届かない深い層の筋膜を無理なく緩めます。
1. 多裂筋・回旋筋との連動(背部からのアプローチ):肋間筋の緊張は、しばしば背骨のすぐ横にある微細な筋肉(深層筋)の硬直とセットになっています。
* 手法:
4. 側臥位(横向き)になり、肋骨の背面側(背骨との結合部付近)に指を深く入れます。
5. 胸椎(背骨)を意識し、指で固定したまま、腕を大きく前後させることで、肋骨が胸椎から離れるような物理的ストレスをかけます。
* 注意: 背骨付近は非常にデリケートです。強い指圧は避け、必ず「面」または「指の腹の柔らかい部分」を使用し、脊椎棘突起を直接突かないよう注意してください。
1. 皮膚への「マイクロ・ムーヴメント」と視覚的フィードバック:筋膜リリースの最終形に近い、非常に微細な動きです。
* 手法:
4. 皮膚を数ミリ単位でずらした状態で、「組織が抵抗を感じる方向」へあえて微細に動かし続けます。
5. 反対に「組織が最も楽に動く方向(遊離方向)」へ導き、そこで静止します。
* 考え方: 癒着とは、体が「動きにくい場所」を固定しようとする防御反応です。最も動きやすい場所へ誘導してあげることで、神経系が「ここはもう守る(固める)必要がない」と判断し、自己解放を促します。
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個人的に、専門的なやり方の5. 固有受容器をリセットする「静止圧リリース(ダイレクト・ボーン・アプローチ)」以外は、だいたい試してます。それらでリリースできる肋骨の変位も確実にございます。ただ実際は胸椎位置および胸骨形状自体が変位していると、お手上げ状況でした。それでかつては砭石温熱器に滑り止めをくっつけてずり圧を加える用法で、合気柔術の手の内の方法を駆使して緩め、狭くなった部位のリリースは多少はうまくいきました。ですが骨に化けてしまった肋軟骨は破砕しやすく、痛みも強く骨折事故がもっとも発生しやすい箇所です。骨折させては直す治療ではなく、ただの犯罪者です。そこを期待してくるお客様などいません。ですからムチャをする3歩手前で止めます。ただそれでも受ける本人は肋骨周囲の胸肋靭帯の骨化がたいていはあって、その部位は動きを持たせて敏感になれば激烈な炎症を秘めた場所で刺痛がひどい。それをいったんでも感じさせてしまえば、お客様本人はがんばってといてもらいたいとしても、すでに神経が異常事態を感知して皮膚抵抗がすさまじくてそれをかいくぐってとくことはできない。そして上記で申しましたようにやさしい力を使う持続圧でリリースできるかと言えば、正直、すでにカッターの刃ほどの硬さに変化した肋軟骨となれば、そこを組成するコラーゲン組織内の熱が逃げて水分が切れてからからになった乾燥は板ゼラチンの塊です。私はそうした板ゼラチンをプラスチック材のように加工したらカッターが作れるのかと試したら、サクサク4〜5枚のコピー用紙を切断できたんですね。そういった塊が体内に入っていて、そうした塊は尖っていて、尖度が高い部位は簡単に骨折します。つまりこうした板ゼラチンを融解させるには、水分と熱が必要条件です。それがないままでは解法を得られづらいようです。
そうした難しさをもった箇所ですが、そこはどうやらクリアできそうな兆しが見えてきました。患部の組成状況を正確に把握して圧を掛ける方向や力加減などを手技を施す手前で脳内シミュレーションを済ませておき、あとは一般の方がなさる圧のかけ方とは異なる手の内の技術力は必要なものの、以前なら激痛故に深い部位まで解く前に、それ以上の手技を諦めなければならなかったコア中のコアをサクサク緩めることができるようになりましたね。
そこは昨日のボディチェックのお客様の対応で、あからさまでした。
ただそうした肋骨周囲および肋軟骨以外のところのほうが、『うぅ、耐えてるな!もうちょいだからがんばって』という場面がありました。以前なら肋軟骨の癒着の核になる部分は、触れば痛みというより恐怖を覚えられてしまうレベルだったから、黙ってそこはスルーしてきた部分の上皮といえる部位及びコアの一部を削り取れました。
ただ昨日は親戚が入院して見舞うため、施術時間を切りの良いところで切り上げさせていただいたのです。おそらくは丁寧に時間をかけられていればだいぶん胸郭全体の変位の除去がかなえられたはず。身内の施術者以外の方々にも、新たに用いるツールを活かせるようになったのはうれしい限りです。
新たにもちいたツールは、形状からだけじゃなく圧法の仕方だけではない塊を柔らかくすることができる秘密がございます。中医学で中薬を深く学ぶ人には、なぜ、こうしたリリースが起こせるかの私の着眼した部分がしっくりくるはずです。私自身、これを見つけ出すためにいくつもの偶然が重なりましたが、その一つが食薬を学びだしたからでてきたといえるほどの発見でした。
既存の手技ではうまくいかず結果が見えいのは解法が不鮮明でいくら考えても収まりがよくなかった。そうしたもう無理と諦めるようなことも、一度それが解けてしまえばやり方の要素を抽出できて要はこういったことができればよかったんだねと解決がしやすくなります。
まずは私がリスクや適用を見極めた後、いずれは私なりのやり方を皆様に直接お伝えさせていただき、ご自身の健康を維持なさるための一助としてご活用いただけるようにしたいと考えております。
セルフケアとして私自身が用いてみて、画期的な成果が現れるものですから、皆様にも気軽にサクサクと短時間でセルフケアグッズとしてつかえるようになっていただければと願っているところです。ただ適当に気になる凝りをこするというのは能がなく、中医学でご自身の特徴的な証を理解したうえで、体質を安定維持させるためのきっかけを得る入口にできるようにしたいものです。ここまでお伝えできるのは、ほんの一握りの方だけであろうと思いますが、好奇心旺盛な方に向けて、後日、インフォメーションをお送りしたいですね!
ちなみに、肋軟骨という細かい高度に難しい対処が迫られるリリースもこのツールではできるというお知らせであり、他の起立筋や肩甲骨周りや首の筋肉、フェイシャルトリートメント用の筋肉に関わった筋膜リリースは苦手だというわけではありません。むしろそちらのほうがたやすくできます。実験してわかってきたことは、色々と汎用性があるようです。
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