2026年06月17日

単手、挟み込み手、双手の使い分け。

中医学、四診の中の切診のひとつ、腹診。

お腹の診断するとき、どう、お腹を触れるといいのでしょうか。

それには3つの手法があります。

1.単手
片手で腹部に軽く触れて、指先や手のひらで触診します。

2.挟み込み手を含めた単手
単手による腹部の触れ方は片手で軽く触れ、指先や手のひらで触診ですが、背部にも手を当てて単手と挟み込むようにします。

3.双手
双手により深部の触診をおこなう。深い位置にある臓腑の触診は単手では深部がさぐれませんの、手を重ねて安定した圧を持って診察にもちいます。腹部の厚さがあるときも双手が役立ちます。

といった3手法ですね。


また、この手の使い方は、マッサージをおこなうときにも応用できます。

患部を軽く手のひら等で按じずに軽擦する方法は単手で。

安定した圧を得るには挟み込みや双手で。
大きな筋肉に対するディープティシューマッサージでは双手が基本。
体重を預けたマッサージがしやすい手法です。
ですが初心者であれば、双手は圧迫感が強めに感じられやすいため、患部への直接圧を双手で加えれば、力は出せるが、ともすると力みやすく狙い通りの箇所に的確に圧を送れず手がすべってしまう事故が起きやすい。制御に難点があります。

対して両手で患部を挟み込み圧を加えるときは、双手ほどではありませんが単種以上の圧を容易に出せ、制御も的確におこなえて丁寧な密着圧が感覚的に捉えやすい。

単手と双手は面で患部を捉え単純なる一方向への押圧となります。対して挟み込みで腹部と背部をとらえるばかりではなく、腕の挟み込みなど単手ではとらえづらい患部を立体感を得てアプローチできる。そればかりでもなく、立体的に患部を挟み込んで持ち上げるなどのマイナスの圧をかけて皮膚抵抗を無視てマッサージ効果を高めることがかないます。


なので下図のような手さばきを修練してペアでマッサージを楽しんでいただければ幸いです。



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腹診手さばき図)

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posted by スズキ at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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