定期健診で血液検査の結果をもらうと、検査項目ごとに(正常値)が定められています。
一定の平均値をもとに、定められた数値です。
そちらを御覧いただけば一目瞭然。
・検査値が正常範囲内→治療対象外
・検査値が正常範囲外→病名を確定し治療する
というアクションがみえてきます。
ただひとつ、ここで問題が生じます。
だるさや不調等の自覚症状があって検査を受けたが、正常値範囲内の結果で病気とはみなされず、治療対象外となったケースです。
積極的治療はおこなわれず、経過観察へ。
西洋医学の病気に至る流れ概要図としては次の通り
□ 健康体→病気→慢性化・重病
対して
東洋医学の病気に至る流れ概要図としては次の通り
□ 健康体→未病(軽症・重症)→病気→慢性化・重病
西洋医学とは異なり健康体と病気の間に《未病(軽症・重症)》というステップが入っていることに注目してください。
東洋医学は、そもそも(正常値)の概念がありません。
人の体調は年間を通して刻々と変化します。
年齢や体型や性別や生活習慣などさまざまな固有条件のもと、そのときどきに不定愁訴などは現れます。
それに平均による正常値という基準は立てられません。
そうなると西洋医学で検査値が正常値範囲内で治療対象外となった患者様も、東洋医学上の検査から軽度または重度の気血の流れが乱れた未病による不調がみいだされることがあります。
気血の乱れという未病が明らかになれば、検査値が正常値範囲内でも東洋医学の治療ははじまります。
本格的な病気になる手前の未病のタイミングで漢方や鍼灸、按摩などの治療対象となってまいります。
この時点で放置すれば、後に長期的な治療が必要となり生活のQOL低下が劇的に人生の流れを変えてしまうでしょう。
正常値範囲内の未病が過ぎて、正常値範囲外となれば西洋医学でも病気として治療対象となります。高血圧や生活習慣病、糖尿病などさまざまです。
慢性化から重病となれば長期的な治療が必要となります。脳卒中やがん、心筋梗塞、糖尿病による合併症などさまざまな病となります。
検査値が正常値だが、あなたが感じる不調を無視せずに。
放置すれば慢性化へ…
そうなる前の未病で積極的治療で介入していただき、
QOL(生活の質)を守り、
病気の「芽」を摘む予防的な東洋医学の側面を活かしましょう。
ただ東洋医学的なアクションといっても、
多大な費用負担や苦手な治療を受けるのはつらい。
それにどんなことをすればいいか、
どこでお世話になればいいかわからない。。。
そんなときにこそ小さなアクションとして、
たとえばがんじゅうファミリー氏の体質診断シートなどを活用し、自身の体質の大凡を把握してからの食養生はいかがでしょうか。
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上述が私なりの定番の未病先防推しの一節です。
ですが、ここで注意しなければならない点があります。
未病は病気発症のときほどはきつくありませんから、
耐え忍ぶとそれができてしまうのです。
数日も数ヶ月もつらさが続くと、それも当然と受け入れて、それに合わせた生活を送る工夫をして順応してしまう。
そのままでも生きて行けているなら、それで構わない。
ほんとうはこんな状態は嫌ですし、悲しいですし、苦しいですし、悔しいです。
ですがどうやって改善できるかがくっきり見やすくわかってはいないものなら、
わからないまま複雑で未知な変化を無理強いしてドライブしても道を外れて事故を起こしてしまう恐怖がある。
不明瞭のまま失敗したら人にそしられるのではないか。
そうした声が重ねて降っておりてくるなら、
不満が解消されないまま行動できなくなる。
それにそもそも解消に見合った行動がイメージできてない。
なら動けるはずもない。
そういった前提があったうえで、人は変化を好まないといいたくなるような行動を続けてしまいます。
でもこれ。
脳の特徴的な思考特性だったのです。
脳はいままでの手持ちのやり方でやりくり対処するのが大好き。
新たなやり方を試行錯誤して創作するには脳に多大な負荷がかかります。
それを余裕でできるほどエネルギーが満ちていればできる芸も、
すでにエネルギーが枯渇気味なら。
脳の負荷を避ける省エネは必定で生き残る術です。
特に未病になって気血の巡りが滞れば脳にかける負荷を下げたくなるのも必定です。
権威ある人の話を鵜呑みにしてしまうのは楽なものです。
権威者が実質無知な発言をしている場合だって多いんですが、話の裏も取らずに盲信してしまう。
それで安心安全、そして快適を感じてしまうのでしょう。
世の中は広いもので自分にふさわしい対処法がある場合がけっこうあるものです。
ですが探すのが手間がかかり過ぎると感じた時点で、
『やり方はない』と断定し面倒から目をそらす。
そうやって脳に過度な負荷をかけてまで面倒な試行錯誤をしないように仕組まれています。
膨大な力がここには与えられているようで、
かえって動き出すほうが楽と思うがそれを鉄壁といえるほど頑ななディフェンス発言と行為で徹底して身を守ります。
脳の気血が足らないときには生理的な行動といえるほど、
この通りの流れを歩まれる方も少なくありません。
滅多矢鱈に変化を受け取りたがらないのは、たったいまの安全を得るのに手一杯なときほど。
そこに無断で割って入ろうとすれば、大きな抵抗を受けるだけではなく、人間関係上の破綻にまで発展しかねません。
そうなるとそこに至って手を差し伸べようする人も、めったに現れることがなくなります。
都合、今のままの未病でも耐えられる程度なら留まる選択を選びつづけます。
いままでのやり方ででは抜け出れないとわかっていたら、
やり方を根本から変えればいいしそれが論理的行動だと思います。
冷静にそう発想できた人でも、脳は変化による失敗の恐怖で黙らせる技を使って行動抑制をしてきます。
特に何度か試して失敗を繰り返したら、すでにやってだめだったという落胆の念が浮かびやすくなります。
ときは、画期的な解決方法の天使の後ろ髪が目前を通るも、あきらめの念により手が出せなくなり変化のハードルが高くなります。
脳は、
『未病では、まだどうにか耐えられる具合でしょう。ならば変わらず耐え続けなさい』
そういって賢明な習慣さえも寄せ付けないように小細工をすることで脳の負荷を回避させようとしてきます。
だからただ未病先防のメリットを説いても、
未病に立つ方々の胸には言葉が刺さることはありません。
未病はよくなるしよくなるようなメソッドが東洋医学にはたくさんの引き出しでカバーできるんですといっても、
『そうなんですね』と軽く受け流し、嘘っぽくしか聞こえてこなくなる。
そういったことを私が多くやり取りの上で体験し始めたことから、
まことに身につまされるものです。。。
(まぁ、、、言葉が洗練されず足りていない欠点が自覚され、プレゼンが下手だったという点もあることは否めませんが😭)
そうした状態を乗り越えるには、
脳が『それは、超絶おかしい!』と怒りの叫び声をあげたときです。
脳をフルに活用できる着火剤に火を付けて燃やすのです!
勝利と幸福を求め、分厚い感情による突破力が働かせて、
脳に挑戦と失敗、そして成功にいたるストーリーを先行して描くなら、
物語の主人公としてふさわしい舞台を用意するのも人間の仕組みです。
もし未病で苦しんでいる自分を主観から、そして客観からも見つけ出せたとしたら、
とにかく騙されたと思って
『私が不定愁訴で苦しみ続けるなんて、超絶おかしい!』
『ありえないわよ、私の脳に命令するわ!もっとフルに働きなさい。
そして理想通りを運んできなさい!』
といった具合でしょう。
このようなセリフを、実際に自分の口から発音して自分の耳に聞かせてください。
一度や二度ではなく、30回くらい。
まずもって、未病で苦しむのはおかしいと疑問を持った自分の言葉を耳にしないうちは、人はなかなか変わらないのです。
これはコーチングセッションをおこなうときに、
表面上の感情からその裏にしまってある感情が浮揚したとき、
停滞が抜けて物語が動き出す場面がよく観られます。
本音がはけなくなったままでいては、身も心も汚れを拭えません。
ちなみに丁寧なコーチングセッションを経て、
自分の本音が言語化して飛び出すようになれば
不思議な力が働いて手持ちのカードが増えて解決へのいとぐちを見つけ出しやすくなるようです。
ただ東洋医学には平均で求めた正常値がないように、
各人に相応しい腑に落ちたり納得できる結果が用意されていることが多いでしょう。
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