2026年04月17日

考えなしに解いちゃだめなケース

同業者でよくしていただいている方の体調不良を知らせる連絡が入りまして。

昨日、急遽、そちらへ足を伸ばし、痛そうに腰を曲げ、出迎えてくれました。
いつもの様子の身体がゴリゴリっていう疲労からの筋肉の硬さはなく、
筋肉の全体はすでに大変な柔らかさがあります。
代謝が深部の凝りに入り込んだときの背中と腰のむみゅむみゅした
なんだかいたたまれない不調感と、
ピンポイントの仙腸関節炎が主訴。

脈は実で多少軟。

体の芯から『そっちに行かないで!頼むよ〜』という様子は、
かつて積み込んだ腰背部の深部にためられたコリからのようです。



こうしたときは温泉でもいってゆっくり湯船につかるのがいいんでしょう。

体内では部分的に血行が改善し出した箇所が生じ、
同時に血行が早くなると血が実質足らなくなる現象で不快な場合がでてきます。
こうした血流パターンの急激な変化は、
脳への血流量を下げていくことも相対してでてきます。
そうなると吐き気とかめまいなどを引き起こしかねませんから、
主訴の背中等を直接触るのは避けて、
関連ある遠隔部の解放に終始しました。


このケースでは多少は施術で良くなった感じがしても、
早々にむみゅむみゅした背中や腰の血行の内部への流入を止めてしまい
積もり積もった背中の深層部の炎症を持った凝りをほどく邪魔はしたくありません。
それがあって背中や腰がつらいという訴えを聞いて、
『そうですね。この腰が、背中がつらかったんですね』と共感、共感、ひたすら共感。
しつつもそこを意図的に深いアプローチを徹底して避けました。


それもあって、背中は痛みが軽減したけどまだ痛いんですけど、、、と言われつつの撤収となりました。


考えなしに解けばいいといったわけでもない、好例でしょうか。


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posted by スズキ at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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