2026年02月22日

いまもまだ羊肉を陽虚体質改善の食薬として、鋭意、研究を深めております!

高田馬場駅を下車して徒歩2分にある『MM-Mart』で、
羊肉ブロックと羊内臓ブロックを1キロずつ購入しました。
羊肉ミンチやスネ肉、内臓部位等とバリエーションが豊富です。
狭い店内は商品点数が多く、お値段が安い!


私の陽虚体質(←気と熱が足りません)を改善する試みで、
1日に一食は羊肉・山羊肉を食薬の主宰とするスープを摂っています。
中医学で言う体を温めたり冷ましたりする五性。
熱性〜温性を持つマトン(生長した羊肉)や山羊肉は、
体を温める肉類の筆頭にあがります。

モンゴル草原で飼われる羊たち。
夏の気温は30度を越えますが、冬はマイナス30度。
年間を通して寒暖差が大きいのです。
冬の寒さを凌ぐため羊毛の保温性は高められました。
他に肉の赤みに体温を保つLカルチニンを多く含ませることで順応してきました。
そうした羊肉をいただくと、
食した者の体の内側から強力に体を温める作用が発揮されるのです。


体の寒さを感じる人の中には、
体の皮膚に近い部位や四肢に寒さを感じる人もいますし、
お腹の底から寒い人もいるのです。
前者は一例では肺気虚などですし、
後者は一例では脾陽虚などですね。

腹部の調子が芳しくないかどうか。
たとえば女性が生理痛を感じたり、
内性器に血瘀や痰が貯まることで筋腫や内膜症を引き起こすときには、
すでにお腹の底から寒さが表れている証拠とももうされるようです。

お腹の底から寒さが認められるときには、
体の外側から着込んだりサウナで温めるのもよいでしょう。
ですがそうしてもお腹の芯までは熱が皮膚抵抗ではじいていますから、
深部体温を測ればあまり変わってないんです。

対して羊肉といった体を温めたり熱くする性質をもつ食薬をいただけば、
最深部の臓器から体温を上昇させてくれるため、
一切の皮膚抵抗による温度上昇の妨げは受けずに効率よくお腹を温めてくれるのです。


ちなみに羊肉は若い羊のラムと、
成熟した羊のマトンに分かれます。
ラムよりマトンのほうが体を温める作用は強力です。

脾という消化器全般の気が足りていないお腹が冷える状態なら、
マトンを体温上昇効果を引き出す食薬として利用させていただきます。
特にLカルチニンが含まれる骨格筋部分を摂ることで
効率よく体温上昇をかなえてくれるでしょう。

体質改善をおこなうにはいったん乱れた脾陽虚のようなポジションにいついてしまうと、
今まで通りの食生活の継続ではさらに悪化するポジションへ移動することになります。
病は口から入るものでもあり、
気づかないうちに現在のお腹を冷やす状態を維持か改悪させていたのです。
それで現在の証をつくりだしていたならば、
そこには決定的な問題を引き起こすものを口に入れないようにすることと、
体の体温を適正なバランスに導く食薬で冷えた体質から正常体温に戻します。
いままで何十年もお腹が冷えた状態が継続されていたら、
ちょっとだけ正常体温に戻ってもまた異常な状態に戻される恒常性という特性があります。
一度強固に設定された体調の状態は、それが良きにつけ悪しきにつけ、
その状態を維持して急激な変動を避けることで身を守るのが恒常の力です。

ただちょいちょい正常体温に食薬で戻していったなら、
そうした変化に徐々に順応し始めてくるのです。
しつこいくらい正常体温に深部体温を再設定を繰り返すと、
それで馴染ませることで順応のプロセスが安定状態までつれていくでしょう。
これが体質と言われる病の証がなくなった状態を意味いたします。


食薬としての食材は、
中薬や生薬よりも効き目がガツンときたりシャープさがないものですが、
副作用の発現は少なく安心感があります。
ただ安定した食薬での食材の用いる法則は漢方薬を効かせる理論と変わらず、
細やかな重ね技による効果の増強や加減なども行うことができるのです。
薬膳師は漢方薬の利用をするための学習を頭に叩き込んで、
中薬知識を食薬に置き換え応用し、配合を巧みに操り効果を引き出すのです。
そこは一定の基本知識を習得し、試し始めて経験を高く積めばいいでしょう。

ということを前提として考え、教科書的な解答で脾陽虚をマトンで対処するなら、
Lカルチニンを多く含む赤身肉をいただくのが正解とされるでしょう。
体を温める化学的成分として作用するLカルチニンを多く摂ることが、
お腹を温める近道となるからです。


そのやり方が正解。


ですが動物系の生薬といった中薬を使うとき、
腎が虚していれば腎にまつわる生薬を摂ると改善効果が高いといわれております。
ちょっと見で考えると、同一臓器には合い通じる何らかの作用があるのだろうか?
原始的な見方で表れてくるとしたら、腑に落ちるところがあるかもしれません。
なんとなく、、、でしょうが。

実際に中医師や薬膳師は、そうした見方からの有効な実践を繰り返して成果を上げ、
経験則上の真理として定着している感じがあります。


つまり脾陽虚なら消化器の気と熱の失調が引き起こされている状態ですから、
羊肉の同一部分を食薬として感謝しいただくことにより、
体温上昇を企てるイメージ以外の患部の改善が期待できるのではと思われます。


マトンを扱う他店をいくつか見ましたが
通常、スーパーマーケットや精肉店でマトンやラムがあっても、
赤身肉のみ置いてあることが多いようです。
そうなると脾という消化器全般の同一部位を食薬として摂ることはできません。

ですが上掲したMM-Martでは冷凍した内臓部位が販売されており、
ちょっと驚きました。
ネットの調べでは新大久保のイスラム横丁では羊肉各部位をわけて売る店があるそうで、
グリーンナスコにで手に入れようかと思っていたからです。


ちなみに昨日は羊料理専門店の
『羊貴妃羊湯館 高田馬場店』へいって、
羊肉モツのスープをいただきました。
そこで私の口にあわないようなら、
素直にマトンの赤身肉のみを食薬として試そうと考えてのことです。
普段、焼肉屋などいくことも少なく、
モツ煮などは慣れていなくて注文には勇気が入りました。。。

ただいただいてみて実感したのは、
コラーゲンの多さと体温上昇の半端なさです。
知人が同行し赤身肉のマトンスープを食べておられました。
その方は陽虚ではないため参考にして比べるには不適切ですが、
内容の具を少しずつ交換して食すも、
絶対的に赤身肉がいいかどうかといえば、
そうでもないんだなと実感できたものです。

羊肉湯をいただいた次の日の今、
一日を経過しても継続する皮膚のつやの良質な変化が、
明るい兆しを物語ってくれているかのようです。



『羊貴妃羊湯館 高田馬場店』
050-5589-6693
東京都新宿区高田馬場4-2-31 SSTビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13274320/

『羊貴妃羊湯館 高田馬場店』でランチをいただきました。
羊肉湯(羊肉・羊肉モツなどがあります)
中国人の方々が働いており、
注文は店内のテーブルにQRが貼られたシールを読み取り、
ネット経由で注文をする仕組みです。
初めての入店で注文方法がわからなくて戸惑いました。
注意が必要です。。。

白湯スープは量が多く体の芯から温まります。
美味しいだけじゃなく、体を温める作用も期待できます。
でいて、食べ終わって、お腹がいっぱい過ぎて動けないわけでもない。
いつもは量が多いとお腹がぱんぱんで、
しばらくは動きが鈍るか動けなくなります。
お腹がいっぱいなはずがそうした不都合も実感せずに、
そのまま早稲田のほうにある『木組み博物館』まで歩けました。

ただ個人的には羊肉湯は出された半分でもいいかなと。
でも他のテーブルを観ると、スペアリブ等、
追加メニューをごっそり頼んで食事を楽しむ人も多くおられました。
だから私が普段、食が細いのかもしれないと、思い知らされます。
最近、料理が修行で作ることも増え、
以前よりだいぶん食べるようになってきているんですが。😅




陽虚を八味地黄丸や六味地黄丸、
大建中湯などで安定させる以外の有力な方法を求めて、
羊肉(山羊肉)による陽虚証対策を、地道につづけております。
高齢になってからの陽虚は、計算上、
内側からの寒による組織の凝集性が深刻な病症を引き起こしやすいので。

それに自らがちゃんとした対策を施して結果がだせるようでもなければ、
他の方に積極的に知識を伝えたくても説得力が欠けてしまいます。

だいたい3ヶ月にわけて羊肉等を日々日々50グラム強ほど摂ることで、
総計4〜5キログラムをいただいた時点で体質が変わるのではと。
瞑想中にそのような直感をリアルに受け取っておりますから、
多少、実感できるほどの改善の場まで到れる程度までいける、
そうした期待をもって頑張っているところです。
【関連する記事】
posted by スズキ at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック