2026年07月18日

汗をかきすぎて電解質不足かも。 にがりとカリウムの粉末で、十分対処できるんですね! 一部、修正

ここ最近、気候が暑かったりまぁまぁだったり豪雨と多湿だったり。

皆様、体調はいかがでしょうか?

私はエアコンが苦手で冷風扇を引っ張り出して涼みながら作業していたら、
どうも、頭が働かない。。。
知っているはずの生薬の名前がでてこない。。。

〘これは脳に、血がいってないのだろうか?〙と思っていたところ、
友人より汗には多量の電解質が排泄されてしまうため、体内のミネラル分が不足するという。
お茶やお水は電解質が含まれていないため、喉を潤すことはできても体内のpHが崩れるから注意したほうがいいと。


電解質が足らない状態は、7割以上が水分でできた脳にとってこれ以上の不活性状態に陥ることもありません。
なるほど、脳の働きがブレインフォグ状になればものを思い出したり、計算したり、予定したり、記憶するのも、ほぼ全部、苦手になってしまうわけです。


友人は粉状のマグネシウム(にがり)とカリウムを等量よく混ぜたものを小袋にいれてわけてくれました。
2lペットボトルの水にこのマグネシウム&カリウムを大さじ1杯を入れて混ぜ溶かす。
スーパーマーケットで購入できる電解質を含んだ飲料水を用意するには、購入して運ぶのも荷物になりますし、過剰な糖分摂取となったり、けっこう高くつきます。
電解質不足による異常を改善する機能はこれで問題ないと実感しました。


私も、この夏はこれで乗り切ろうと思った次第です。
皆様も、ちょっと私も電解質不足かも・・・と汗を拭って感じておられれば、試してみてはいかがでしょう?
(出典、こでんうまこさんのYouTubeをみたそうです)


修正2026-07-19 :【糖分を加えてください!】
対策の核:自作パウダーの「黄金比ドリンク」
この電解質ロスとエネルギー不足を一気に解決するのが、お手持ちのパウダーを使った補水です。

1リットルあたりの黄金比レシピ

水: 1,000 ml

自作電解質パウダー: 3 g (小さじ1/2強)

砂糖: 20 g (大さじ2杯弱から小さじ1/2減らす)


なぜこの比率か?
糖分(砂糖)と塩分(ナトリウム)が「1:1」で出会うことで、小腸の吸収効率が最大化し、爆発的なスピードで水分と電解質が細胞に届きます。

飲む際の絶対ルール

絶対に濃いまま飲まない(浸透圧が逆転して下痢・胃痛・脱水悪化を招きます)。

必ず「常温」または「ぬるま湯」で飲む(冷たい水は内臓を冷やし、さらなる異常発汗を呼びます)。

日常のお茶代わりにせず、汗をかく前・かいた後の必要なときに「ちびちび(一口ずつ)」飲む。





そして本草薬膳学院通信教育課程に通う者と、一緒にYouTube映像をみていたとき。
映像は、インドに御夫婦が7日間の日程で本場のアーユルベーダ医学にもとづくプログラムを受けるという旅行体験記でした。
私もアーユルベーダは興味があって、数冊の専門書を手にして勉強はいたしました。ですがインド本土でなされる本格的な素晴らしい高地に宿泊施設を持ち、アーユルベーダ医やマッサージ、調理などを担当するスタッフが揃ったようなところがあることを初めて知りました。
私が知る友達が受けてきたアーユルベーダ体験は、海辺近くでオイル漬けにされて多人数のおじさんたちに足裏でオイルを全身に刷り込みされたり、砂に埋められて放置されたといったものでした。
そこそこのセッション料だったといいますが、確か4日間で18万円だったといってたと思います。毒っ気を抜かれて、無事に帰国できたようです。
私のイメージはこういった、ものでしたから、まるで別世界のリゾートコテージで夢のセッションを受けられる映像の御夫婦に、いいところを見つけられたものだなと。
ですが映像冒頭で奥様が『私にはアーユルベーダがあわなかったようだ』と、いわれていました。
多分、奥様がおっしゃられる自己の体調を問診データとして受ければ肝気鬱結証といってもよいのかなと感じたのですが、すると肝の気は上に上昇することで頭痛・片頭痛を得たり心に対して送る血が肝の疏泄が停滞しているため不調があるもの。
すると酸素が薄くなる高地にて刺激を受けてもいいものだろうか?

何かの拍子に、心的または肉体的ストレスを受け不調を高める肝の気のトラブルが高まり気が頭部へと上昇してそこで停滞してしまうもので、苦しむだろう。
そうした不調は起こり得るだろうと考えていましたら、隣でみている本草薬膳学院での勉強が進んできた友人も、これは、1600m超えの高地で受けたらいけない体質の人だからと見抜いていました。
肝気鬱結からさらに病変が進んだ肝火上炎に進行しなければいいが、、という目で映像を見続けることになりました。

と、、以前の手技療法をしていたときにはこういった中医学上の体質の知識が明確に理解できず、どのようにその規定に当てはまるかはわかっていなかったかった。だとすると映像から映る御夫婦の姿は、念願のアーユルベーダを受けられる喜びの姿に「よかったですね〜」程度のことしか思えなかったでしょう。それが中医学の勉強が進み二人して、「この人は、高地では酸素の少ない空天の精が少なくなって頭部に熱がさらに上昇させられれば危ない!」といったことが分析して感じられるようになっていました。証候分析をすれば肝火上炎にまで症状が進んでいそうだから、ならば応急処置的に清熱・特に頭部に上がったまま巡りが悪くなった気を疎通させるような食薬や中薬の処方を出すだろう。で、アーユルベーダでも清熱作用を持つ食薬はあることは私は知っていますので、​清肝瀉火(せいかんしゃか:肝の過剰な熱を冷まし、上炎している火の勢いを引き下げる)ことが求められるので、アーユルベーダで清熱作用を示すゴツコラ(つぼくさ)やシャタバリやアムラなどが、症状により使い分けていいのではないかなと突っ込みたくなりますが。。。そこのサポートはなかったものか、7日間の予定を3日でアーユルベーダ病院をあとにすることになりました。
ちなみにゴツコラはセリ科で私も自宅栽培しており、熱帯を示す国々では清熱作用を期待してよく食されていることをしっています。そしてゴツコラはブラフミーといったインドの神様の名前を冠して呼ばれるアーユルベーダではなくてはならないハーブ。ミキサーにゴツコラの束を入れてどろっとしたジュースにしていただけば、早々に清熱が体感できるのですが。


中医学の全教科過程を学び記憶するには途方もない荒行と感じてがんばっているものだが、幾分はすでに元気な暮らしができるようなすべきこと、すべきではないこと、しっかり確認してから行動に移すべきことなどの違いが感じ取れるようになってきているようです。
いつのまにか気がつくようになったことのように感じられ、人の健康状態の見え方、見分け方などの根本が変わってきました。

まだまだ勉強が足らないと、はなはだがっかりしながら必死に勉強を積んでいるところですが、私どもの脳が新たな見立て方の基準を確立してくれていることに、ありがとうございますと感謝です。以前では、直感的にそう感じるとか、どこそこのお客様のタイプとあなたは同種の事象が多く重なっているため類推するとそうではないか?といった臨床上の観察で得た見分け方を得た後に、中医学にそこを照らし合わせてみます。すると現状の証候分析をして症状の一致を診れば、それは◯◯証として、立法(「どのような方針(グラウンドルール)でオーダーメイドの食事を作るかという、治療・養生の設計図」:弁証論治による)を立てて処置の安定感が飛躍してくれる。というのも、もしお客様が、そうした◯◯証の背景に基礎的な知識をお持ちいただいていれば説明するハードルが一気に短時間かつ適切に内容が正確に伝えられ情報共有ができるのですから。

YouTube映像をみながらこの人の◯◯体質ではといえるようになったのは、それぞれがだいぶん狂おしい苦労を重ねてきたんだと実感したところです。
この体質判断ができるようになれば手技療法の施術をするときも、なにかにつけて思慮深く、眼の前のお客様と関わることができます。いままでは無から有を得ようと観察点を膨大に広げてきたものだったが、観るべき大切なポイントがそこに含まれていても、その点に集中した思考を傾けられたかというと、他の雑事が膨大に情報として襲ってきて処理がうまくできないことがあった。それだけ複雑に雑多となりシンプルに「これで合格点!」といった判定することはできていなかった。合格点をとってから、そこを膨らませて観察するほうが分析整理して、思考に乗る情報として扱えるようになるというものでしょう。


汗をかきながら中医学の勉強をしてきた成果は、いまだ安定感は薄いものだが、気づかないうちに身についているところもでてきた。
少しの成果にも喜べるところを見つけて、驚くばかりです。





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posted by スズキ at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月16日

弁証論治もAIで、といった時代がすぐそこまで。でも、勉強する必要性が色褪せたわけではございません。

先日、本草薬膳学院スクーリングの最終日に校長先生の辰巳洋先生から、中国本土で中医学学会が開催されたときのお話を伺いました。

日経パソコン等で中医学の四診データをセンサーで集めて集積し弁証論治の末に、的確な証を決めるといったことまで可能となったという記事を見かけました。
そうした内容を記事で読んだときは驚きました。
まさに多くの職業がAIに取って代わられる時代。

中医師や薬膳師にも、まさにそのような波が怒涛のごとく押し寄せてきたか!
そう感じはしたものの、文章記事が多くどこまでの精度で使えるかの実感は持てませんでした。

それが辰巳校長は、実際にその目で最先端の中医師のおこなう診断をセンサー技術を活かしたAIで証を立てる精度に驚かれたとおっしゃいました。
目の当たりにしたときに、そうしたインパクトは強烈だったのでしょう。


人の知識記憶は完璧ではなく見落とすこともあります。
そして初心者から熟練者まで習熟度は異なります。
人に頼ることで起きるヒューマンエラーや技量の差は大きいでしょう。
仕事にはばらつきが起こります。
だがこれらのことはAiで運用できれば無縁の話です。

中医学を活かすAIでは、ヒューマンエラーや技術力の個人差が起こりようがない。
新たなデーターを無尽蔵に記録活用できる。
私の勝手な印象ですが、そんなイメージがあります。

実際の話、西洋医学には未病の患者様に対しおこなえることは少ないものの、
中医学では周囲周到な状態把握と対策が用意されています。
そして日本人は知らないだけで、海外でのアンチエイジングや更年期等の対策に関する評価はずば抜けて高いものがあります。
西洋医学を収めたものが中医学をも収めれば、
医療上の補完効果が飛躍的に向上
するでしょう。


そしてすでに欧米や欧州の名だたる医科大がそうした技術を採用するようその会場に集まり、情報交換をしていたそうです。



実に名だたる名門大学が集まっていたといいます。。




中医学上の利益を広範囲の方々に向けてて受け取れるようになっていくでしょう。

うれしい限りです。

まさに弁証論治AIが出した食材リストを手に入れて、指示とおりに実食すれば体質の変化が期待できます。

四診の望診・聞診・切診をするためのセンサーが用意されAIを搭載した機器も、近い将来、病院でお目見えするかと思われます。
熟練した中医師がなせる仕事の暗黙知まで取り込んだシステム開発をもおこなわれるに至れば、
まさに鬼に金棒で、習熟度の低い私どもはそれに太刀打ちする気にもなりません。
難しい判断や患者様からの情報収集の技術も必要がない。
夢のような時代です。




ですが、それでも私は苦労して勉強したほうが性に合っています。
コストパフォマンスや時間を惜しむべきものと、そうしてはならないもの。
自分がどうなりたいかという着地点を見定める必要があると思います。

個人的に脈診講座の先生がおっしゃっていた体験談を思い出します。
中医学の勉強をしはじめて日々、3年間はひたすら基本書を精読を繰り返し知識の定着を図り、応用も効くようになっていった。
そうして中医学の世界観がビシッと自身の脳に焼き付いたとき、
患者様からの情報を収集できる量が変わったのは当然だが、
自身の身の回りの環境すべてが変化し豊かに目に届き始めたとおっしゃっていました。

私は、ここを目指したいので。
もうちょっと粘りたいです。


私同様に、薬膳師の勉強真っ只中の方はいかがでしょうか。
AIを使いこなすこともこれからは必須ですが、でてきた結果が正解かどうかを判断できる目は持っておきたいですよね。
posted by スズキ at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月15日

梅雨の重だるさは、消化も鈍らせ気力をけずります。そんなときでも薬膳で勉強した知識があれば、速攻、解決?!

今日の関東は暑いですね〜
最近、テレビをほぼ観ない生活で、もしかしたら梅雨明けしたかとおもいきや、
ネットで調べると【東京を含む関東甲信地方は、==まだ梅雨明けしていません==】とのこと。

【日中は猛烈な暑さとなっていますが、気象庁からの梅雨明け発表はまだです。
今後数日は大気の状態が不安定となり、急な雷雨や前線の影響で曇りや雨の日が予想されるため、
本格的な梅雨明けは来週以降になる見込みです】

    なるほど、そうでございましたか。




梅雨の時期。
植物たちは、天に与えられた雨を得て成長著しい歓の時期です。

季節ごとに風・寒・暑・温・燥・火の盛大に作用する気候は変化し、そうした変化に身体が弱っていて衛気などが耐えられなかったり、気候変動が極端すぎて耐えられねば。
それらが風邪・寒邪・暑邪・燥邪・火邪などの邪気に転じて体調不良を引き起こします。

節句が土に属し、五臓六腑の脾に通じます。
この時期の湿に耐える体力があれば肌がベタつくのが嫌な程度でしょう。
ですがすでに湿が体内に量が溜まっていたり、体力が虚弱であったり、老化していれば。
湿が病を起こす因子となり湿邪と呼ばれるように。


湿邪の重濁性により、頭痛は頭の重さ・目やに・体のだるさや重さを感じる。
湿疹や、下痢の後不快感が続く。
食欲が低下することもあります。

つい数日前の雨のとき。
私は湿邪が体内で重くなってよどむようないやな体感から、
体内に湿性の病邪が巣食っていると実感しました。


だったら芳香化湿(ほうこうかしつ)の作用をもつ食材や中薬を使って気をつけなければならないなと。

中医学における芳香化湿薬は、辛温(しんおん)で強い芳香を持つ生薬群です。その香り(気香)によって、脾胃(ひい)に停滞した「湿」を速やかに発散・乾燥させ(化湿・燥湿)、湿の阻害によって低下した脾胃の運化(消化吸収機能)を呼び覚ます働きを持ちます。
芳香化湿薬の多くは、精油成分(揮発油)を豊富に含むショウガ科(砂仁、白豆蔻、草豆蔻、草果など)やシソ科(藿香など)、キク科(佩蘭、蒼朮)の植物です。
手持ちの生薬箱を覗き、藿香がありました!

ひとまずこちらをお茶にしていただきましたら。。。

おかげさまで、重だるさがよくなりました。
中医学を学ぶ以前は思いつかなかった対処法です。







最後に、
私が手技療法のためのキネシオテープやその他の施術用の製品を購入している会社より、
以下の講座があすおこなわれるとのこと。
薬膳にご興味ある方がおらえましたら、
ZOOM入場ならこれからの受付でも大丈夫じゃないかと思いますので参加してみたらいかがでしょう。

私もひさびさにZOOMアプリを立ち上げる予定です。


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■ 講座概要
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【テーマ】夏の薬膳講座 〜健康で美しく、夏を乗り切る食養生〜
https://www.maiple-nagoya.com/2026-06-17/26280/

【講 師】高井 ちはる 先生(国際中医薬膳師 / 薬膳漢方マイスター)
【日 時】2026年7月16日(木)20:00〜21:00
【主 催】株式会社メイプル名古屋
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2026年07月14日

おへその上に食材を載せて脈をみたら、どうなるかな???

真鍋立夫先生との往復書簡 脈診からの漢方エキス剤』という書中に紹介されている〘腹脈診〙。

@まずは脈診姿勢をとり、患者様の脈に手をあてて脈診準備。
すると脈が弱かったりリズムが飛んだりといった病症脈が現れます。

A次にオヘソの上にある神闕(しんけつ)という経穴の上に、患者様に一日分の服用量の漢方エキス剤(アルミパックされたものも可・着衣のままでも可)を置きます。

B病症脈がバランスが整えられた脈状に変化すると、その漢方エキス剤は有効に機能すると判断します。
脈状が乱れたままか乱れが変化し別の乱れ方となれば、その漢方エキス剤は問題を起こすと判断します。


そうした腹脈診のやり方が述べられています。
(詳細をお知りになりたい方は、AmazonKindle版は著者様の御心により無料にて読むことができます)


では、なぜ腹脈診はおへその上に漢方エキス剤を載せたのでしょうか?

東洋医学において、お臍は「神闕(しんけつ)」と呼ばれる非常に重要な経穴(ツボ)です。
胎児期に母親から栄養やエネルギー(先天の気)を受け取っていた場所であり、全身の経絡(特に生命力の根本である「衝脈」「任脈」)が交わるエネルギーの結節点です。体外に存在するエネルギーを吸収する役割は胎児であれば臍の緒を通して営養が取り入れられるのはわかります。ですが出生後は気のエネルギーを吸収し続けて全身にそれを巡らすものと説かれます。
漢方エキス剤から発せられる波動や周波数といった何らかの情報やエネルギーは、臍を介して全身の経絡に送り届けられ、病脈が平脈に転ずるといった脈状の変化を示すものです。

O-リングテストとやり方は似ているものの、経穴の神闕が備える気の吸収場と全身の経絡につながるといった特徴を活かした点は、目から鱗が落ちる感じですね。


ただ個人的には漢方エキス剤などを使って治療をなさる先生のようなことはできませんから、これをどのように応用すればよいものか。思案するところです。
へんてこな考えですが、
食材を腹脈診したら、それが食薬として効果がでるかどうか判定がつく。
調理した後の料理を腹脈診したらどうか。

などでしょうか。。。


食材では実際にやったことはないので、
自分でやろうとすればプラシーボが効きすぎて判定がネジ曲がりますから、
他者に情報をあまり伝えずに食材を神闕に当てる腹脈診は挑戦してみたい。


ここでひとつ、臨床上、やってみなきゃわからないことがでてきます。

神闕をおへそととらえて、健康な人のオヘソと虚証や水滞などを患った場合、
反応における精度はどうなるものでしょう。
健康から未病のものに置いては、神闕も気をキャッチして全身の経絡に巡らせる機能を発揮できるでしょう。ですが病症が重くなればどうなるでしょうか。
つまりO-リングテストをやっていたものとしては、病態が重くなれば一部の特徴は明確に現れてくるものの、裏に隠れ見えなくなるものが増えていくことがありました。病態が変化して軽快すれば、そうした裏に隠れたものがテストで表出してくるのです。つまり段階を追って、そのときに必要な緊急を助けるものが先に提示されるもの。本質的なものが隠れて姿をみせることが先に伸ばされることがありました。未病から病状が転じて悪化する流れを通ってきたため、そのときどきの状態の切り口で、見えてくるものの違いが生まれるのでしょう。

・​お臍が深く、引き締まっている(健康):
先天・後天の気(元元気)が充実している証拠です。
○健康な身体であれば神闕も鋭さをもって機能するでしょう。


​・お臍が浅く、力なく緩んでいる(気虚・腎虚):
お臍に指を入れたときに、底がなく、フニャフニャと吸い込まれるような柔らかさがある場合、生命力が著しく低下しています(虚証)。高齢者や慢性病患者によく見られます。
△虚証や腎虚も気の減少が著しいものに至れば、気を巡らせる経脈に異常をきたしていることもあって、通る経絡と通りの悪い経絡が現れるでしょう。


​・お臍が飛び出している(へそ突出・腹水・水毒):
お腹の中に余分な水分が滞っている、あるいは腹圧のコントロールが失われている状態(水滞・脾虚)を現します。
△水滞が激しい状態にある方をみた場合、水湿が三焦を通りづらくされたことによるのか、正解と考えられる情報がかえってきづらいときがみられる。




腹脈診が、どういう神闕の条件なら確からしいレスポンスが得られるものか?でしょう。

そうした点に興味が湧いてまいります。


症状からその証候を分析し立法をたててる。すると使用する食材、中薬、方財が決まるという世界。そこに手技療法を生業としてきたものとしてやったこともない未知数の可能性を感じます。


たとえば鬱証の全般では
共通の症状として情緒が落ち込む・反応が鈍い・言葉や動作が減る・疲れを感じる・怒りや不満が溜まる・やる気が出ない・絶望感や孤独感が強い・思考能力の低下・・・・などがみられ、
証候分析を行った結果、立法は疏肝解鬱・養心安神とする。
すると、食材に疏肝理気では、そば、だいこん、かぶ・・・などがリストに上がります。
該当しそうな食材・中薬は、それらを合わせるとけっこうな量に膨れ上がります。
中薬は40種類ほどサンプルとして小さなケースにいれたものを作っているから腹脈診はしやすいものの、食材に関して生鮮ものってそれを干からびさせたドライフードにしても腹脈診が生のだいこんのように反応してくれるものなのだろうか。

Oリングテストは検査される方が検査物を患者様が手に持っておこないますので、Oリングのインジケーター筋をテストしてくれる第三者が必要な気がいたします。

ですが腹脈診は、ゆるく腹巻をして神闕に食材が重なるようにすれば、自分で脈状の変化を検査できます。私がやってみると簡単にできました。仰向けに寝て神闕に食材を置くことも可能です。セルフチェックには、使い勝手がいいのです。

最後になりますが、書中では脈診の達人が100の精度を持って脈をみるが、筆者は10とおっしゃられ、それを腹脈診を用いれば30に増やすことができたといいます。私には精妙な脈状を脈診からまったく見分けることはできません。まったくというのは言い過ぎではなく、基本中の基本をしっかりできるように訓練したにとどまります。そうした脈診の可能性を引き延ばすための工夫が腹脈診をつかった応用にあるように感じます。
特に書中に具体的解説がありますが黄連解毒湯・真武湯・四物湯・帰脾湯の使い方って、バイオレゾナンス・メソッドでやってきたテスト方法を私には彷彿させられ、興味が深まりました。
posted by スズキ at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月13日

コンクリートの人体から電子を奪う吸電作用に、ご注意。

意外に梅雨や夏の時期。
気密性能が高いコンクリートの家はエアコンの効きがよく、快適に思えます。
ですがそれでもなんか体の調子がかんばしくない。。。
そうした体感を得る方も少なくないと伺います。



それはなぜでしょうか?



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コンクリートは一見するとただの「乾燥した固い石」のように見えますが、科学的には「常に呼吸し、周囲の水分や温度を反映する巨大な電解質(スポンジのようなもの)」と言えます。

コンクリートの住人の電子を奪う性質の吸電作用が、1年を通し一定であるわけではありません。



詳しく観てみると、

季節による変化:【温度×湿度の組み合わせ】
​これらを踏まえると、日本の四季における変化は以下のように整理できます。



《季節》梅雨〜夏
(コンクリートの状態)高温 + 高湿度(内部が潤っている)
〘導電作用の傾向〙最も電気が流れやすく、吸電・蓄電しやすい(抵抗値が最小)

《季節》秋
(コンクリートの状態)穏やかな温度 + 比較的乾燥
〘導電作用の傾向〙安定(標準的な状態)

《季節》冬
(コンクリートの状態)低温 + 乾燥(内部が乾いている)
〘導電作用の傾向〙最も電気が流れにくい(抵抗値が最大)


したがって、「夏や雨の多い時期は電気を吸いやすく・通しやすくなり、冬や乾燥した時期は電気を遮断しやすくなる」という明確な季節変動が存在します。



人体の電気的な変化として、
体内の電子量が理想より減少すれば酸性と化してします。
細胞内に存在するミトコンドリアは、エネルギーを生み出す源であり電子の移動をつかい発電させるような仕組みを有しております。この作用は弱アルカリの状態に保たれておれば順調に機能いたしますが、電子が足らない酸性に傾けばエネルギー生産に支障をきたします。

つまりコンクリート製の建造物に住まわれている方が、何らかのコンクリートによる吸電対策がなされなければ気虚体質と同様の状態に陥りやすくなる傾向が見受けられます。
脾が気を生成するとされますが、そうする他に電子を奪うケガレチ・電子を与えるハレチといった居住空間により受け取る環境要因も体質に関与するのではないかと考えられます。

体内の酸化とは、酸化は連鎖状赤血球を作り出し血の流れを阻害し、ミトコンドリアが気の生産をする際の支障となります。一般的に酸化が進むことで、老化、虚弱、病証を被りやすい状態変化となったことを示します。




一般木造建築であれば床下に埋炭できれば半永久的に電子の満ちたエネルギー状態を住人に保証してくれるかもしれません。
コンクリート建造物であれば、アースで地面につなぐというやり方もあるようですが、実際にそれを試しても、コンクリートの吸電作用が強い現場では居住空間内にあるべき電子がかなり少ない状態のままになりやすい場合があります。空間内の電子数を計測検査する機器があるため、専門家にそのような調査依頼をすれば具体的数値がわかるでしょう。


対策のひとつとして電子を噴霧する機械もございますが、特殊な機器ですから高額で、おいそれと手がでるものではありません。
密閉した居住空間内の電子数を増加させる目的で竹炭は役立ち、私も愛用しています。600〜800度の高温で処理され炭になった竹炭は他の炭より多くの多孔質構造を持ちます。ハウスダストなどは酸化した状態で空間を舞いますが、そうしたものを吸着し、室内の酸化度を低減してくれるでしょう。
また竹炭をピッチャーにいれて水を浄化させると、マイナスイオンに満ちた水が作ることができます。そちらをいただくように習慣づけることで、体液の弱アルカリ化への促進がはかれるでしょう。それに竹に含まれるミネラル等が体内に取り込まれ、血の循環をよりスムースにする作用が向上してまいります。
こちらは血中の酸化が進行した方には、特にお勧めです。またはお米を炊くときや料理に、うまくこうした水を取り入れるとよいでしょう。そうすることでおいしさがアップしたという感想も。


四診のうちの問診の質問事項のひとつに
あなたはコンクリート建造物にどれくらい一日の時間を過ごしますか?』といった文言は、古代中国ではありえない質問ですが、今の時代、ここを外したら、対策を見誤りそうなまでの影響を受けておられるケースもみられます。
病理物質の生成要因も、時代によって緩急は大きく変わります。そうした変化に即した気遣い配慮が必要でしょう。



posted by スズキ at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月12日

五味の酸・甘・辛・苦・鹹の突出するところがない味付けが、食の養生に与える影響って想像以上かも。

昨今、私の自宅での調理は、中華調味料などを複数混ぜて使って調整をしてきたため、味の貧相さが改善されつつあります。カンタン調理でも3〜4種類の調味料を混ぜて破綻せずにいけてます。
そうなると味が濃くなりますが、だいぶん豊かな味覚を身につけるトレーニングになっていると思います。


ですが最近、本草薬膳学院の先輩が作り販売する薬膳スープしかり、昨日中華街でいただいた台湾料理の味付け然り。複雑な調味料使いによる味付けをせず、素材のままの味を大切にした料理をいただいてみたら。。。
特に昨日は、自身の脾胃の弱さから、中華街でランチをしたあと、お腹が膨れて歩きづらかったが、そうした不調も感じることなく過ごせました。味も素っ気もないといわれそうなほどの薄味と感じる私の味覚。それは普段の食生活の味付けが基準となり、相対的に薄いと感じ方にすぎません。薄いといっても食が進まないわけではなく、最後まで箸が止まることなくいただきました。

もしかしたら。。。
昨日食べた台湾料理(台湾伝統料理は、中華料理とは異なり食材を揚げたり炒めたりは最小限で味付けも最小限という印象)のような。
そういった五味のどちらかが突出しすぎることのない味の食生活を送ることで、脾胃の質が向上するのではないかと感じました。常食として食による養生をする場合は、これが実は最良なのかも知れない。食による治療として食療を求めるときは、五味の特性を強めて目的の効果をだす必要がありますから、こうした限りとはなりませんが。。。食後においしいとかおいしくないとかといった話ではなく、食による養生とどう向き合うべきかと意識に集中しました。
それは全体的に味の強さが控えめな薄味で食べやすい印象から、ガツンッといった驚きを記憶に残せなかったからかもしれません。ただ、それでも身体は確かに調子がいいと感じます。一般的に、飲食店でいただく料理の傾向は味が濃いめで中毒性をも感じさせられる場合が多いようです。そうしたガツンッといううまさを体感したい欲求があったら、物足りなさを感じて残念に感じて二度とそこに足を運ばないでしょう。以前の私なら、そう感じたかも知れないと、正直にいえば思うところがあります。

ですが五味のそれぞれが突出した主張がない味の料理に箸を伸ばすと、口当たりはやさしく、パクパクと食も進みます。なおかつ食後に脾胃が苦しまないものですから、そうした味付けによるメリットが大きいと実感しました。自分の食生活に取り入れることは難しくありません。
ですが味にインパクトを求めたい第三者に、こうした味付けのレシピをお出しするとなると、薬膳をお出しするという強靭な信念が必要なのだろうと想像いたします、、、。


ひとまず30分移動圏内で五味の突出がない台湾伝統料理をだす店を探し、いくつかの料理のレパートリーを探訪してみるつもりです。
ネットとかでチェックしてますが、そういった露出されていないお店で、お勧めいただける店があったら教えていただけましたら、うれしい限りです。

いままでは効果効能がまっさきに目に飛び込んできましたが、実は五味を調理で食べやすくすることは、そうした効果効能と同列としてとらえて勉強すべきだと実感できました。
本草薬膳学院をでたら中医薬膳師という民間資格をいただけるわけですが、薬膳師と自身を呼ぶのは料理のいろはがわからずにいてへんてこだと思っていました。ですがこの度味付けの妙を真剣に考えるようになって、薬膳師の名前がいただけることに誇らしさを感じる次第です。
posted by スズキ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同じ補益類の大棗と竜眼肉。ならば、どっちを買っても同じなの? いえ、いえ、使い分けのポイントがあるんです。

昨日は大棗(なつめ)と竜眼肉(りゅうがんにく)を中華街に買い出しへ。
武蔵小山の八百屋に大棗は置いてあるものの、竜眼肉を置かなくなった。
それで中華街へ。

ちなみに、大棗も竜眼肉も同じ補益類に属します。
足らないエネルギーを補充してくれます。
より詳細をみれば、双方とも中薬ではあるものの非医薬品です食品として取引でき、レストラン等でお出しすることも可能です。
五性では体を温め、五味では甘となります。
大まかな違いは、大棗は補気類となり気をよく補い、竜眼肉は補血類となり血をよく補います。

では、どちらを使ってもまったく同じ効果がえられるかといえば、そうでもありません。

さらに突っ込んで、帰経、効果、応用をみればその違いが現れてまいります。

■ 大棗

《帰経》脾、胃、心
《効果》補中益気、養血安神、和中、生津、緩和薬性、調和営衛
《応用》脾胃虚弱、心血不足、貧血、出血、顔色萎黄、臓燥

■ 竜眼肉
《帰経》心、脾
《効果》補益心脾、養血安神、健脾止瀉、利尿消腫
《応用》心脾両虚、気血不足の驚悸、出血、貧血、怔忡、不眠、健忘


まずは五臓六腑のどの臓腑に効かせたいか。帰経をみます。
大棗が、(脾、胃、心)で、竜眼肉が、(心、脾)となっております。
(脾、胃、心)などの並び順は影響の大きい順に並べてあることがあります。

脾の経脈の通りをよくできるのは大棗も竜眼肉も。ですが大棗は胃のサポートもできます。もし胃の経脈不調があれば大棗を選択するとよいでしょう。
そういった考えになります。



大棗の《効果》補中益気は、脾胃を含む消化器全般のお腹の全体が整えられるというイメージ。
竜眼肉の《効果》補益心脾は、心と脾が補われるというイメージ。
似ているようですが、効果を与えられる対象は竜眼肉のほうが少ない。
だったら大棗があれば包括的でいいんじゃない?となりそうですが。
効果が作用する部位が限定的なほうがシャープな効きが現れる場合もあるため一概に包括したものが有利とはいい切れません。
結局は、効果や応用を並べ見比べて検討する必要があります。

たとえば、血液循環のトラブルが引き起こされた結果による不眠でお悩みなら、心の影響を求めます。竜眼肉には大棗より心にシャープな効きがあらわれる。つまり帰経で竜眼肉は(心、脾)の並びで心がまっさきにでてきますが、大棗では(脾、胃、心)の並びで心が最後にでてきますので。それだけ心には竜眼肉が強いということと、帰経が少なくシャープに効くという内容が見えてまいります。だから竜眼肉をつかおう!となります。もし脾胃が弱くてお腹が冷たくなって不眠っぽいときは、脾胃をよくサポートする大棗をつかうべき使い所ではないか?と判断することもでてくるでしょう。どちらも養血安神といって、血を養って精神を安定させる効能があり、精神の安定から不眠傾向が薄まる希望が持てるからです。




専門的な見方はちょっと難しく感じますから、一般的には次のようにみていただけばわかりやすいでしょう。

Q. クライアントやご自身の主訴はどちらに近い?

├─► @ 「とにかく疲れやすい、胃腸が弱い、元気が出ない
│ └───► 【 大棗 】を選択(ベースの気血を生み出す

└─► A 「頭をよく使う、不安感がある、眠りが浅い、物忘れが多い
└───► 【 竜眼肉 】を選択(心血をピンポイントで補う




と、、、こんなことを考えながら商品をてにしつつ、あとは値段の割によいかどうかと。
棚に置かれる商品のランクは店ごとに違うし値付けも店ごとにまちまちです。それがあって店舗をわたり最安値のお店から商品購入を心がけます。複数店舗があって品と店を選べる利点は大いにありますが、これがまた、なかなかつかれるものです。



posted by スズキ at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月10日

個人的調理実習:赤貝を捌きました。。

一昨日前のこと。
活き赤貝を、武蔵小山のオオゼキで購入し捌いていただきました。

お刺身や寿司ネタにもなる赤貝です。
自分で捌こうとは思いもよらぬことで、YouTube映像で赤貝のさばき方を繰り返し視聴してトライしてみました。


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以前も一度、赤貝の殻が必要で捌いたときには、真っ赤な血液が印象的。
まさに人間と同じヘモグロビンが血液に含まれており赤い血液が流れ出ます。
正直、人の血を観ているようで、こわかったです。
この度は春を過ぎて卵巣が大きくなり、そちらへ血液が取られています。
そのため鮮血は影を潜め、肝の肥大した部位に季節の違いを感じます。

赤貝の臓腑には毒が多量に含まれているためしっかり取り除く必要があります。
ただ取り除いたはずですが、加熱しても死なない毒性の強さなど、いろいろ聞かされたためか、食しているときは美味で歯ざわりや歯ごたえの新鮮さを堪能できたものの。
どうも、舌先がピリッと刺激が走ります。それの原因はわさびだとわかりつつも、ちょっとだけおっかなびっくりが抜けない気の小ささ。

そして自分で赤貝を捌いて知ったのは、寿司ネタの魚介やお刺身とか高いなと思いますが、自分で捌いて調理したら高い安いという値段以外の。「丁寧に調理していただいてありがとうございます!」という感謝の気持ちが内側からひしひしと湧いてくる。
8センチほどのしっかり太った赤貝の身をとっても、食べられるところは中程度のそら豆のつぶひとつ分ほどだけなんですね。ほんと、小さな身しかとれないんです。それで腹一杯になることはありません。赤貝を捌く準備や後始末まで入れると1時間はかけましたが、食す時間はよーく咀嚼して味わった50秒で終了。

大切に調理するこころは満たされました。



赤貝は、補益類中の補血類。
五性は温。五味は甘。
帰経は脾、胃、肝、腎。
効能は、養血、温中、健胃。
応用は、血虚の筋肉痿軟、消化不良、慢性下痢、血便。
のようになっております。


■ 赤貝購入について
武蔵小山オオゼキでは、赤貝一個が250円が平均です。
ただ残念なことにオオゼキの場合、パック詰めされており殻が破損して身が現れている側が見えないようにされている点です。意外なほど割れてるんで、ショック。😭

対して、武蔵小山のアーケードの終わりあたりにある鮮魚店でもときおり赤貝を観ますが、
そちらのほうが高いものの一個ずつを手にとって選んで購入できるため、貝殻の破損の有無を確認できる点が安心できます。



いままでしたことがなかった赤貝の調理をしてみて、
まだやったことがないことばかりだとつくづく思いました。





posted by スズキ at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月09日

驚きの東洋医学の本、『趣味の東洋医学』

占いの先生から『東洋医学関係の本があるから、鈴木くん、もらってくれますか?』と、ありがたいお声がけをいただきました。Tさま、本当にありがとうございます!!

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​普段、東洋医学の本はまず図書館で片っ端から借りて、気に入って手元に残したいと思ったものを購入するようにしています。しかし、専門書は図書館に置かれないことも多く、最近はどの書店でも東洋医学系の棚が縮小傾向にあります。その上、見本本がビニールで包まれていて、中身を確認して買うことが難しくなってきています。

​そんな中、占いの先生の豊かな人脈を物語るようにして私の元へやってきた『趣味の東洋医学』は、一般の書店に並ぶことは万に一つもないであろう、大変貴重な本でした。

先生からは「スピリチュアルな意味合いをふんだんに含んだ書籍」とお聞きして譲り受けたのですが、実際にページをめくってみると、東洋医学の基礎がガッチリと踏まえられており、その土壌の上に著者独自の深い研究成果が描かれた見事な名著でした。
​著者の関川二郎先生は、原子物理学者でありカタカムナ研究の第一人者として知られる楢崎皐月先生の孫弟子にあたる方です。本書は、決して話が飛躍したり感覚的すぎてついていけなくなったりすることはなく、終始、明晰なロジックで主張が語られています。

​通常、中医学では体内の「気・血・津液」を診て制御しますが、関川先生は本書でその基本を押さえつつも、体外に存在する物質にまで研究の視野を拡張されている様子が随所に垣間見えます。東洋医学を学ぶ上で、科学者としての配慮とセンス、そして強いこだわりを感じる一冊であり、基礎力を底上げする勉強モードとして、しっかりと記憶に刻み込みたくなる本です。臨床に応用するため、何度も繰り返し読み返したい箇所が溢れています。

​ただ、今は本草薬膳学院の課題に取り組むため、『実用中医薬膳学』という分厚いテキストを読み込んでいる真っ最中。そのため、まだ『趣味の東洋医学』の精読には至っていません。(ただ、つまみ読みでも、目から鱗が落ちる内容が語られていることを発見できてしまうのが、すごい)
本草薬膳学院の修了の目処が無事に立ったら、占いの先生が「なぜ今のタイミングで、私にこの本を読みなさいとお贈りくださったのか」、その本当の背景を紐解くためにも、じっくりと腰を据えて読み込みたいと考えています。
posted by スズキ at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脈診講座、再受講、かなわず。。。


脈診 ―基礎知識と実践ガイド―』の著者:[山田勝則先生が脈診講座をなさっておられ、私は2019年に脈診講座を受講し学びました。
学んだ当初は記憶に新しいものも、7年を超えて経過すれば自己流になって勝手な解釈をしています。経験上、これはよくやることで、ならば改めて講座を再受講したほうが賢明です。

再受講をしたい旨、山田先生へメールさせていただきました。
『すでに鍼灸師を引退したため希望に添えません』と、連絡をいただきました。

山田先生が脈診で脈に手を当てるときのタッチはソフトで安定感がありました。脈を診られる緊張感を忘れさせてくれるやさしさが伝わってきます。こうした接触を体感した先生は、私にははじめてでした。私が中医学の基礎が私の頭に入りだしたため、脈診講座の再受講をたのしみにして、あこがれをいだけるほどの山田先生の脈診のタッチを学ぼうと考えておりました。先生の引退は、悔やまれます。


日本では医師法上の法的ルールにより、薬膳学校で脈診を教えていただくことはできません。私は上級資格を取得する段階では脈診や舌診の実技講習会などがなされるものと考えていたんどえすが、そういったものは用意されておりません。ただし、実質的に脈診ができなければ判断が難しい場面も少なくはないため、身につけたければ私が脈診講座をみつけて受講したように、個人で学習する機会を探す必要がでてまいります。
私が脈診講座受講前は、本を読んだだけの学習効率の悪さが際立ち技術習得には至りませんでした。それが講座受講後、脈を取る姿勢や実践課題の正誤から鍛えられ、徐々につかめてきた感じです。


ではこれから脈診運用につきまして、陽虚証を例えに用いて、解説したいと思います。


陽虚証の全体及び各臓腑に対応する証について、どのような脈状となるか。下図をご参照ください。


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(陽虚証全般と各陽虚証の脈状図)



健康体の気が100とすれば、気虚証は60〜70となり、陽虚証は30〜50となります。
陽虚証は気の量が極端に減少したたため起きる不調を示します。
心陽虚では気の偏在から心の気の減少が著しく、脾陽虚ではそれが脾となり、腎陽虚ではそれが腎となります。

たとえば四診のうち望診や問診等をおこなうことで、おおよそ陽虚証と判断できたとします。
すると全般的に全身の気が30〜50であれば、脈をもって確認すれば、沈脈・遅脈・弱脈という虚証を示します。そのとおりの脈が確認できれば弁証上確証を持てます。
もし、全体的には陽虚全般の脈に逆らわないが、特に沈脈・極細脈のうち、特に寸関尺の尺の脈が感じ取れない状態なら腎陽虚と判断されます。

女性は白髪染めなどにより、腎虚の特徴を隠しておられるアンチ・エイジング対応をしておられる場合であっても、脈状には腎の状態がよく表出していますから確証を持って腎陽虚の判断できます。

また切診のなかの脈診は、他の四診が済んでおおよその証の見当がついたところでおこなう答え合わせとなります。問診等で気虚証程度の気の足らない状態と予測しながら脈を診たら、脈は極端な陽虚証を現していて問診等の質問に戻って調べ直す必要がうまれるといったことも、頻出してみられます。それゆえ、脈を診なければ、または脈を正確にとるちからが養成されていなければ、こうした最後の脈診に寄っておこなうそれまでの診てきたものだけで弁証しなくてはなりません。私の経験上、脈診による答え合わせがないままでは、脈により読み解ける証候の違いと軽重が体感的に伝わって理解が非常に難しく感じます。そうした場合、出した証の確証を持てないという不安が残ると思います。
そういったことが起こらないようにできる、頼りになる診断法が脈診。
そういった認識でおります。

お客様は臨床家へ信頼を寄せておられます。臨床家は情報戦で勝ち抜くすべを持って戦い、勝率を高めるよう務める責務があります。そこを大事に考えて参りたいと、私は考えます。そのための重要なツールのひとつとして脈診があるというわけです。





posted by スズキ at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする