2018年05月24日

【業務連絡】:2018年6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました




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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


☆ 2018年6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『ボディワイズ 予約可能日程表』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にある 
ファンクションキー5 <F5> を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。よう
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。




【 編集後記 】

こんばんは。
ボディワイズの鈴木です。


「筋膜がリリースされていくって、広くいうと、どういう仕組みなの?」


同業者の、お客様に説明させていただくときがありました。^-^


一般の方にはなにやらよくわからない言葉が並びそうで、
わかりづらくてすいません。 m__m






正常なやわらかさがある筋膜には、
外圧を跳ね返すクッション性があり、
筋肉が伸びた際の伸びを制限を設けたりする機能もあるようだと聞いたことがあります。

正常な筋膜を顕微鏡で観察すれば、
テンセグリティという立体構造化された組織。
ちょうどそれはお風呂掃除で使うスポンジのように見えるんです。
スポンジは繊維が立体の網目のような状態になって内部空間がつくられています。
それと似たような立体化がなされたゼラチン質でつくられた構造体が筋膜なんです。
正常な筋膜は体内という体温が高い中で水分豊富な状態であれば、
まさにしっとりとしたやわらかなゼリー状でいて、
テンセグリティゆえに伸び縮みの自在性がかなえられるのでしょう。


対して硬化が進んだ筋膜は、
外圧を跳ね返すクッション性はなくなっていきます。
その硬度は骨よりも明らかに硬いものと感じられるほどの状態になりますから。

私は硬化が進んだ筋膜の顕微鏡での映像はみたことはないのですが。。。
正常な筋膜の状態ではスポンジの立体化された繊維のようなテンセグリティ状であったものが、
元来はゼラチン質で組成された立体構造がつくられたという、
冷えて水分を失えばもっとも煮凝りやすい構成物ですから。
まさに冷えて水分を失いテンセグリティ的な繊維内部の空間が失われたときに。
やわらかでしなやかなゼリー状であった筋膜が、
硬く骨以上に強い硬さでガチガチな状態に変質してしまうもののように思えています。

私が初回施術をするときに、
強化プラスチックのようなペットボトルのキャップ大の干からびたゼラチンを触ってもらうのですが、
まさに、私が慢性化した筋膜の硬さを身にまとった筋肉から感じる、
冷たさや硬さや乾き感が、この干からびた小さなゼラチンとして象徴したものなのです。
それは実際に生体の骨の硬度よりも強い硬度を示すというハードなものです。

そのような硬い筋膜は、
壊れやすいガラスのようなものです。
軟部組織としての本来の伸びやかさやしなやかさがない。

伸縮自在性が低下していくわけです。



すると、、、。
思いもかけない軽度の運動による負荷でも、
力の入り方や負担のかかり方が災いすれば、
筋膜のよりあつまった腱が骨膜から剥離を起こしたり、
肉離れを起こしてしまうこともあります。

ただ人間のインテリジェントな側面としての対処法は、
すでにこのようなカチカチの筋膜を体の芯に創ったならば。
本能的に壊れやすい筋膜にダメージをあたえずにおきたい。
その望みをかなえるための、硬化した筋膜をかばうようにする機能が付いています。

筋力を発揮させようとしても、力の出力をしすぎると自らのパワーで、
自分の筋腱を壊すことになるので、そのようにならないようセーブしてくれます。
同時に、筋肉をストレッチをさせることも、
筋腹や筋肉の付着部が傷んだりしないよう早々に痛みを与えます。



それはいわば、
肉体を守るための、安全装置のようなものですね。





もし筋膜が硬化していたとしても、それは可塑性があって、
適切に筋膜がリリースされていくことで、
自身の筋肉の長さを感じ取る筋感覚も増していく事になります。


ただし筋膜組織の成り立つ様子をゼラチン質繊維で作られた
スポンジのような内部空間を持つようなイメージのものと申し上げました。
特に私の想像上の筋膜が寄り集まって筋組織が萎縮したという状態は、
まさに硬さが骨を超えるほどのゼラチンの固まりに近い状態に変わりはてています。


「そのような硬い筋膜もリリースできるようにテクニックを駆使すれば、
 トントンと刺激を与える等で緩んだりすることもあるし、
 マッサージのようなものでも緩んだりすることもあるし。。。
 けっこう、速攻せあるようなリリースができるような箇所もあるんですよ。」


という、なんとなくわかったようなわからないような、、、
曖昧な説明をするならば、



ここで賢く察しのいい人は、
「あれ?_変なこと言ってるよ」って気づくでしょう!



お菓子作りでゼリーなどを創ったことがある方ならば
固形の数立方センチもあるゼラチンなんて、
一瞬でとけるわけないじゃん。

それが筋膜リリース上のテクニックを使って圧したり、
他テクニックを使うと緩むのって、、、ありえないんじゃない?
冷えて乾いて固くなったゼラチンは、
ゼラチンの粉状のものに水分を吸わせてふやかすのに、
けっこう、時間かかるんだよ〜。

そういうことだから、筋膜がかたまった部分が緩むっていうのも、
徐々にかたまった筋膜部分がふやかされて緩むっていうのが
普通じゃないの?


というところですよね。



実は、そうなんですよ。 ^-^

体内で硬化した筋膜が緩むほどに水分を吸収して柔軟性を帯びるような、
筋膜組織が質的な変化が起きるにも時間が必要です。

もちろん、硬化したゼラチンがさっとふやかされるようなことはないのです。


ただ筋膜リリーステクニックを駆使しているときに、
確かに先程まで、硬くてガチガチになっていた筋肉がさっさと緩む。

それって、どういうことなのか?




それは実は、
以下の2つの問題点を見つけてリリースをしていっているわけです。

筋膜がバンド状になっていてよじれていたり、
隣の筋膜に張り付いていたりして、
内部的に引き合ってしまう緊張状態が造られているところを解いてみたり、
というのがひとつのパターン。
ほつれて絡まった糸をほどいていくようなやり方ですね。
他にも筋膜の異常形態がいくつかのパターンがあって、
それぞれにリリース方法は異なります。


そしてもうひとつは、
脳からはすでに「緩んでいいですよ」というメッセージが出ているにもかかわらず、
何らかの理由でそのメッセージが目的の筋肉部位まで届かずに硬化したまま。
というようなパターンもある。

この場合は神経上のトラブルで情報の送受信にような部分に問題があります。

たとえば筋肉がまるまる一本が固くなっているようなときには、
その筋肉の腱部分も相応に固くなって情報のやり取りが鈍るような状態になっていることも。
そういったときには腱部分にある凝りだけをリリースするだけでも、
脳からのメッセージの通りがよくなって
「あっ、脳が緩めろっていってるじゃないか。緩んでもいいんだ!」
と気づくこともある。
ただ腱部分をあまり強打し過ぎると、一時的に大きく緩むが、
時間経過を経てかえって以前よりも固まってにっちもさっちもいかなくなることもあるので。
適量の刺激を加えるという、
適量を見ぬくことがプロとしての価値を高めることになるのだろう。


また他にも、実は私が触っていてお客様が
筋膜の硬化部を触れていると勘違いされていそうなところもありまして。
たとえば筋膜の硬化レベルに硬く問題を帯びたリンパ部分を患部として持っている人も多くおられるので、
そちらに向けてのアプローチをしていたり。




以上に挙げたような筋膜の硬化したパターンのリリースは、
ほぼ、わたしは独自のやり方に傾いてはいますが、
オステオパシー系のテクニック等を適用して、
即座に相応に緩められる感じがでてくるということもあります。



もう少し考察を深めてみていくならば、
骨膜部分に癒着して水分や栄養素の補給が減少した筋膜の硬化部分ほど、
リリースが難しいものはないように、私自身は感じています。

この筋膜を越えて、更に内奥に位置する骨膜への意識は、
たいへんにソフトなアプローチでリリースをなさる先生から教えていただいたのですが、
結果的に私の考えて応用したイメージは自作てい鍼に取り入れられるものとなり、もとにきたときにはソフトなアプローチとは呼べないようになって、
表現されだしたのですが。

概念的なことと思われてしまいそうですが、
筋膜以上に骨膜部分へと意識を向けてアプローチをしたほうが
筋膜リリースの完成度があきらかに向上するように見受けられます。
実際にリリースの手が届く深さが増していくようなリリースの量的・質的変化を感じています。



などなど、
実際に施術の場でなされていることは、
硬いゼラチン状の筋膜を力任せに打ち砕いているようなことでは、
断じてありません。

もっと、繊細で思慮深い観察をして、患部の場面ごとの判断を
幾度も幾度も繰り返しながら解き方を試行錯誤を常にしつつ、
筋膜リリースはおこなわれています。




そして施術により筋膜リリースをおこなったときの状態変化と、
血行を悪化させる身体の使い方に気づき、改善を促しつつ。
それらをきっかけにして血流のスムースな状態をできるだけ長い期間保っていただけるようにしていきます。
そうすることで、ようやく本格的な本来の解きたいと私が切望していた
ほんとうに硬くニッチもさっちもいかなくなった筋膜の癒着部の炎症を癒やし、
古くなった組織を建て替えていけるほどの栄養をそこに送り続けるようにいく。

そこはほとんどがお客様自身の内なるドクターがなさる治癒への仕事です。


私はお客様が次回にお越しいただけた際、
前回の施術をしたところをお客様の内なるドクターがどのようになさったのか。

それを観るのは、とてもたのしみな会話となっています。 ^-^





「筋膜がリリースされていくって、
広くいうと、どういう仕組みなの?」
という質問に対しての回答として、
様々脱線したことも話してはいますが。


筋膜の現状のタイプ分けが適切にできないと、
臨床上最適なそのタイプの筋膜の癒着部へのアプローチができるものではないんだということだけ、
わかってくれれば。
そこがわからなければ筋膜がリリースされる仕組みが画一的なひとつのやり方で
すべてまかなえるというような誤解をしなくてすむように感じます。

ここは、はっきりいって、とても重要な視点だと私には思えています。



(終わり)



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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
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【関連する記事】
posted by スズキ at 21:00| Comment(2) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

シンプルさを受け入れよう!「体幹から末端へ意識を流して操作せよ」



『二胡』という中国楽器を中国人の先生に習いに行っていたが、
都合が悪くなって独習になりました。

最初の滑り出しの時だけでも教えていただけて、よかったです。
レッスンのときに聞かせていただいた二胡の演奏実演を頼りに、
どのように弾けばいいのか弾き方の基礎ばかり練習しています。

レッスンをつけてくれた先生のアドバイスで、
「曲をいきなり弾くようなことはせず、いい音を出せるようにすることが先決だ」
とおっしゃられていたことが印象的です。


二胡を手にした弾き始めの頃。

弓を動かすことを「運弓」といいます。
右手の弓を持つ手の運びに気を取られていました。
右手の手の内を意識して動かそうとしていました。

それがいけなかった。。。

どうしても、いい音が出てくれないのです。
それどころか、音がかすれてにごりだす。


しばらくして、肘で動かしたほうがいいのか?
と考えを変えてみたが、
音のかすれが多少良くなっただけでした。
音を奏でるときに、変な節がついている。
これも致命傷です。


そして肩甲骨へ意識を向けていきました。

肩甲骨のローテーターで運弓をしたとき。
あきらかに二胡の音がよくなったようです。

手先の操作 → 肘の動き → 肩甲骨の操作

と、
徐々に腕の付け根に動きだしを作りこんでいく。

体の体幹となる脊椎に近づくにしたがって、
安定感を増していった。
肩甲骨が動きを始動させてから、
肘を操作すると軽々と移動でき、
手先にも不要な力みが入らなくなったのです。

力の流れが源流からほとばしるとき、
このような変化を感じるときがあります。



最近、どうも小手先伸張力の操作を雑にしていて、
それで小手先に意識が居着いてしまい、
肩甲骨部分の操作がお座なりになっていたようです。

改めて手足を動かす際のルールとして、
「体幹から末端へ意識を流して操作せよ」
という感覚を取り戻すことができたような気がします。





posted by スズキ at 08:22| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

【業務連絡】:2018年 5月24日(木曜日)午後9:00に、2018年 6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます



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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への

  業務連絡となります ☆


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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


{2018年 6月の予約表更新、予告日時}




■ 2018年 5月24日(木曜日)午後9:00



上記の日時にボディワイズの予約可能日程表を、
更新させていただきます。



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。


『 ボディワイズ 予約可能日程表 』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にあるファンクションキー5 <F5>を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。


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業務上の予約表更新日時のご連絡は以上となります。


どうか、よろしくお願いいたします。





【 編集後記 】

こんにちは。


ボディワイズの鈴木です。

みなさま、お元気でしょうか!


ここ最近。
寒暖差が大きく、風邪を引いてしまわれた方が多くなっているようです。

お客様のなかにも、「最近風邪を引いてしまって、なおりかけでして」
とおっしゃられる方もずいぶんいますので。

私自身も気をつけなければと考えています。
風邪を引きながらの施術は自分もつらいだけじゃなく、
お客様にもご迷惑をおかけいたしますから。

風邪のひきはじめに葛根湯がいいとか、
それぞれの人が自分なりの風邪対策をなさっておられるでしょう。


10年ほど前に、ボディワイズにアロママッサージサロンを経営なさっておられる女性が、
施術を受けに来ていただいておりませいた。
そのお客様が、
喉が痛くなったり、免疫力が落ちてきて体調が思わしくなくなると、
 私はいつもハーブから抽出した<エキナセア>チンキを利用してるんです


「そうするようになってから、体調を大きく崩すほどの惨事は、
いつもぎりぎりでまぬがれているようなんで。
すごく、私にはあってるハーブなんです!」


とおっしゃられて、高価なエキナセアのハーブチンキをいただいたことがあります。
N様、ありがとうございました!!





■ エキナセア
(Amazonで次の商品だったような・・・^-^; https://amzn.to/2IxEbqK )


私もいただいたときにたまたま喉が痛くて、
数滴服用してみたのですが、あっけにとられるほど、
喉に感じた不調が治まったんです。


その後は私よりも家人がエキナセアの恩恵にあずかり、
風邪を引きそうなときにお世話になっていたようです。

 ずいぶんと、昔のこととなりましたが、
 ふと、そのときのことを思い出しまして。 ^-^




久々にそのときのハーブチンキのことを思い出し、
ネットでエキナセアの効果を調べてみました。


すると、
たとえば下記のようなサイトや、他にも多くのページが見つかりました。

 エキナセアの効果・お茶・サプリ・摂り方まとめ? 最高の免疫強化ハーブ
 https://kininal.me/echinacea/


いまでは、エキナセアはサプリとしてDHCのようなメーカーも販売しているし、
お茶としても売られているんですね。

もし免疫力アップに関心がある方がおられれば、
ネットで調べてみてくださいね!





ここからは蛇足ですが。


私が以前、漢方について研究しようと試みる前には、
ハーブ療法について興味を持っていました。


ハーブ療法といえば、
知る人ぞ知るドイツの聖ヒルデガルト・フォン・ビンゲン

彼女のハーブ療法関係の著書は和訳がいくつもなされており、



 「ヒルデガルトのハーブ療法―修道院の薬草90種と症状別アドバイス
 ( https://amzn.to/2GzpL3F ) 」


こちらの本を参考にして、
いくつかハーブを利用してみたときに、
その効果性の高さに驚いた印象がありました。
ちょっとした狐につままれた感じさえ、
覚えた時がありましたし。


以前は手に入れるのも結構骨が折れたハーブも多数あった記憶があるが、
そのような入手困難なハーブさえも、ネットでサクッと入手できるなんて。。。

便利な時代になりました。
すばらしいです。

今はハーブもドイツではよく調べておられて、
薬効成分の成分表も調べればわかる時代です。

体調管理の選択肢のひとつとして、
ヒルデガルトの本を参照しつつハーブ療法を
自分に人体実験をしていって役立てていくのもいいかもしれませんね。


(終わり)


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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
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posted by スズキ at 14:29| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月18日

膝痛の原因箇所についての簡単な解説図を。

膝痛の原因箇所についての簡単な解説図を。


前日に膝の痛みについてもうしあげました。


膝の痛みは、膝周囲の筋肉や靭帯などの異常や膝窩リンパ節部分に起きた廃液処理のしづらさなど、
直感的に膝に親しい部分と思える近距離部分の解決すべき課題としてわかりやすい問題もあります。

ふとももの外側の大腿筋膜張筋や腸脛靭帯の硬さはもとより、
大腿直筋や外側広筋が固まってしまったというときもあるし。

ふくらはぎ部分や内転筋群は、比較的膝に近い問題の起きる好発場所ですからわかりやすいですね。

それらについては、
リンパマッサージで膝の内側にたまった廃液処理すべき膝窩リンパ節部分のリンパを流しつつ、
上記の筋肉に関わる部分をマッサージをしていただいたり、
キネシオテーピングでサポートしていただくようにすれば。
それらが問題であった部分は、
膝の痛みの軽減が図られるでしょう。


ただ、そればかりではありません。

たとえば、膝へ痛みを生じさせる遠位の場所として、


多くの膝の痛みの原因たち.jpg


・首や肩の凝りからきたり、腰部の詰まりやねじれ等の問題から来たり、
・肘の違和感から生じてみたり、
・腎臓や肝臓のトラブルからきたり、
・足部のハイアーチからきたり
・その他、上記内容も一部であり、各人の姿勢や筋の使い方の特徴から臨床上他にもいくつか見つけられるでしょう。



施術をなりわいとしていない方々には、
すこし想像しづらい部分に膝痛を引き起こす原因たちが存在していることがあります。
膝痛の火種が遠位の原因箇所であれば、
もし膝の周囲を単純にシップしたりテーピングしても、
膝痛の原因は収まらずに消炎効果は幾分かしか期待できないことがあります。

そして膝痛を軽快させる手順としては、
遠位の膝痛を生じさせる部分から手を付けることです。
また遠位のアプローチをした際に、
膝周囲の問題箇所に手をかざしてみて患部がクールダウンしていれば、
膝周囲の近位箇所にもアプローチをしてみてもいいかもしれませんが。

これは膝周囲の炎症が収まっていなさそうだとなれば、
一時的な緊急避難としてほんとうにゆるゆるの状態でのキネシオテーピングで様子を見てみるか、
早々に膝のリリースを得意にしておられるような施術院等にお世話になったほうがいいでしょう。

posted by スズキ at 12:40| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月16日

膝が痛いというのに、他の部位を徹底して解くのは、なぜ?_??

からだを見るときの指標として。

下図の五重塔をみていただきたい。
こちらの塔は、中心軸となる支えの柱に心柱とよばれる木製の柱が地面に対して垂直に立てられている。
もしも心柱が斜めってしまえばどうなるかといえば、
想像するにたやすいでしょう。
それぞれの階層部分の水平性が失われ傾斜していく。

そのような状況の建物であれば、多年に渡る風雪や地震に耐えることはできないだろう。

8つの隔膜です.jpg


それと人体も、さして変わるものではありません。
からだの心柱にあたる中心軸が、理想の五重塔の構造体のようであれば、
上図の右側に示したような水平面をあらわすべきチェック箇所が、
「前後左右の位置情報をチェックすれば整えられている」様子が見て取れます。

たとえば、専門家がよくおこなうチェックしやすいところでは、

頭部の蝶形骨部分が水平面となるか(頭部が前に行きすぎていたりするときが多いですよね)、
胸隔膜や横隔膜ラインはどうか、
骨盤底筋はどうか、
膝はどうか?
そして足裏の重心はどこにかかっているのか?

ちらっ、ちらっ、とめざとくチェックしていきます。
左右差もありますし、前後差もありますし。

自分の内側の隔膜ラインを一瞬しっかりと整えてから、
お客様の内側の隔膜ラインをみると、違和感を直感的に持てるところが、
自分の身の内側に響きとして感じ取れるところがあります。

そうしてからみていくと、体表的なチェックをする以上に、
なんらかなお客様の軸ズレ感が自分の内側に微妙な距離感を再現されているようで、
施術をするときにケアするための情報として活用させていただくこともあります。
これは個人的な、情報収集の仕方だからあまり一般的でなくて参考にはならないと思いますが
合気道をなさっておられる施術者の先生には、
このようなチェックを無自覚に瞬時になさっておられる方がおられるようですね。



もし立位の方をチェックして、上記のチェックポイント理想状態から特定の
あまり大きなズレでなければ、修正も可能でしょう。

神経系上におきた誤作動であれば、それを気づかせていく。
繰り返し、繰り返し、誤作動を変更していくような操作をするといいようです。



ですがあまりにも強く、隔膜部分にダメージが受けてしまわれている場合です。

たとえば、膝のダメージなどは好発しやすい隔膜のダメージだといえるでしょう。

私も、膝痛が発症した際は、激痛を被りながらも、仕事をしていた過去を思い出します。
本当に、激烈な痛みで腰に来たり、首に来たり、どんどん体の水平軸が狂いだすことを、
身を持って感じ取れたときでした。


そしてもしも膝のダメージが深刻であればあるほど、
実は他の隔膜部分に大きな影響がでてしまって水平面のズレが生じだしてしまうと、
膝が一手にそのダメージを肩代わりをするという性質を持っています。

膝は、動的に前後左右に動きますから、
他の水平面のズレがあれば膝を前に出したり、ねじったり、内側に・外側に詰まらせたり、
様々な負担のかけようで、
他によって水平面が失われた部分を修正をかけるようにして体全体の軸を整える配役を持っています。

私が膝の悪いお客様を観させていただくところでは、
私が全身の隔膜(体内の水平ラインのこと)をみれば、
腰仙関節の極端な狭窄や横隔膜部分の水平性の乱れが見て取ることができます。
複雑な筋膜系の歪みが内部的に生じてしまうことで、
胴体の水平性が保てなくなる場合、
一番にこき使われるのが膝の自由度に頼るというもの。

膝の自由度がもし機能が悪くなって、使い勝手がよくなくなりますと。
股関節部分に、同時進行的に既に大きな筋膜系の整列性がなくなっているので、
そちらの部分に影響の深刻さが増していくようなことも多いようです。



ということで、
施術前のチェックをするときに、
垂直軸のただしらしさをみるためにいくつかの隔膜が正しい状態であるのかをチェックさせていただくのが常です。

同時に、
ひとつの隔膜部分、
たとえば膝に問題があって負担が強いられていれば、
おおかたは他の隔膜部分からきた影響であるのか、またはその影響の本体自身かを観るのです。
ただ膝の場合には、ほぼほぼ100%近く、別の水平を維持するために必要な隔膜の水平性を失われるような事態に陥っていて、
そちらをケアするのが先になります。


膝の場合、
施術者同士でも、どこがメンテで復活させるのが難しいのかと問えば、
ほぼほぼ、膝と答えます。
それは膝だけのケアでは、歯がた立たないことが、しばしば事態として起きているからです。

簡単にケアできるレベルならば、もちろん、治し方はいくらでもあって、成果が出せるんです。
靭帯性関節ストレイン等のオステオパシー系のやり方など、即効があっていいものもある。
医師に手術を促されたときには、整体でケアがうまくいくケースは多くないようです。
成果としては、よくて現状維持か、徐々に後退していくというように進行を遅らせるというものです。



もしお客様が膝が痛いからといって、いきなりその膝部分の周りに腫れ上がった靭帯部分を緩めてしまうならば、
かえって自前のギブス固定がとらえて安定性をさらに悪化させることになって、状態のさらなる悪化が生じます。
私自身、基本、悪化したらどうしよう、、、という臆病さが施術の全面にでているので、
よほどの好都合な改善をみられたという回答を受け取らないかぎりは、
極力、膝には触りたくありません。




それは他にすべきことが尽くされていないということを、
お客様の口ではなく、お客様の身体が訴えてくることが、
実感できているのにもかかわらず、それを無視するのは。。。

私には非常にたちの悪いことをしているようにしか思えないのです。

個人的な考えなので、いろいろと他の施術をなさる方々には、そのままそうだとはいえません。
ですが私の施術技法では、お客様の口から出る言葉も大切にしますが、お客様の身体が話す言葉が聞こえたときには、
そちらを優先することが主になります。



なので、お客様は「膝が痛いんですが・・・」とおっしゃられてのところを、
笑顔を装って状況を少しでもわかりやすく説明しながら、改善へのステップを模索して、
二人三脚で前進するようにしていくのが肝要かと思われます。


ただやはりこのようなお客様の口がいうことを私のほうですんなり受け取らないものですから、
ここで、施術が終了となってしまうことも、頻繁ではありませんがあります。
私自身は、自分の現時点での力を持って考えるところでベストをつくすしかありません。
そのような中途半端な結果になるリスクもあることをお客様に話すのは、
非常につらいのですが。。。




それゆえに、しっかりと私の説明をご理解いただいて、
「じゃ、また来月も頼みますね!」と言っていただけると、
こころからうれしくなりますし、感謝の念が耐えません。


がんばらにゃ!と思います。 ^-^





余談ですが、膝部分以外の横隔膜部分の水平性が乱れていたとしても、大抵はすべての水平ラインが乱れてしまいます。
それは、五重塔では下層階の水平性が乱れれば、それでピサの斜塔のようになるか崩壊するかしかないのですが、
器用にいくつもの水平ラインを各々ずらすことで垂直ラインの軸の乱れを最小限にしていこうとする人体の軟部組織がなせる技ですね。
つまり人体のどこかひとつの水平ラインが乱れれば、多かれ少なかれ他の水平ラインも傾斜したりねじれたりしてバランスをとる仕組み。

そしてその各水平ラインの隔膜部が乱れる状態になるときに関与する筋肉は主だったものが特定されているので、
その主要になる筋肉群をうまくリリースするような操作を繰り返して、
きれいな垂直軸と水平軸を体内に取り戻していただけるようにしている。

かなり場合として筋硬化が進みすぎておるならば緻密な作業になる場合があるのですが、
結局は、水平と垂直の両軸を整えればいいだけじゃないの!
やりたいことって、シンプルそのものだよね〜。

そのように私自身も、思っていたりするものであります。
posted by スズキ at 12:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

靭帯を使って立つ練習をなさった同業者の方が・・・

数日前に同業者の施術をなさっておられる女性のお客様がお越しいただけました。

私ども、施術を生業とするものは、
自分の体が動かせなくなれば、
そこで施術収入が途絶えます。

どうやって、コンディションを維持して、
十分なパフォーマンスと自己メンテを両立させていくか。

そこを大切に考えて、施術に通っていただくお客様がおられます。

こちらのお客様も、そのような目的をもっておられるのでしょう。
前向きかつ、積極的です。


するといつもと比べると立ち方が「いい!」んです。
ワタシ目線で言えば、足裏の支え部分も正確ですし、
首が立っていてすがすがしい。

本人的には、ハードな施術をしておられるため、
肩が前へと持って行かれがちの位置で留まるが、
そこも以前よりはいいような気がするそうです。

ただ、全体の姿勢のクォリティがあがってくる。
すると肩の前にいくのも。
もどかしさが強く感じられ、
ゆるせない感じになりますよね。 ^-^;
それが、いいんです。

ひとつ、ひとつ、課題を見つけ、
それをひとつずつ解いていくのです。
一気に全部解こうとか考えだすと無理がたたって、
脳のオーバーヒートがおき得られるものも得られません。


とりあえず、ボウエンテクニックの肩の調整の仕方について、
ボウエン講師が教えても良いといっていたと記憶していたので、
それをお伝えしておきました。

同業者ゆえ、セルフケアワークのひとつに取り入れてほしいと願っています。



また立ち姿が極端にレベルが急にあがったのは、なぜ???
その疑問を投げかければ、

「私が前回、靭帯を使って体を支えることをお伝えしたのですが、
 それが比較的わかりやすく、自身でそれを実践していた」といいます。

体調がよくなって安定する姿勢をしておられるように見受けられます。


合気柔術の岡本師範が元ネタでございます。
多謝です! m__m



土曜日を休業にして、合気柔術講習会に通ったほうがいいのだろうか。。。
いろいろと、なやんでしまうところです。

実際に、合気柔術の業をきれいに決められるようなまで、人体操作が自分の体でできるようになることは、
それこそ最高のセルフケアにつながっていく。

そのような実感があります。

合気柔術以外でももちろん質の高い身体操作法を必要とするものを求道心をもって取り組むこと。

だいじだなと、思います。

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2018年05月14日

「やる気がでない」状態からの離陸。

昨日の施術で非常に嬉しかったことです。

去年の10月からボディワイズに通ってきてくれているお客様の変化です。

こちらのお客様とお会いしたのは去年末当たりですが、
知り合った時期は、2015年ほどのメールでのお問い合わせからだったと思います。

そういえば、インターネット経由で施術を実際に受けていただける方のたいはんは、
この方のように、数年前くらいからメールでやり取りをさせていただいた方ですね。
そうなると事前にお客様の様子や人柄がわかっているので、初回にお会いしたとき、
私の対人緊張度が下がってくれるので、メールでの事前やり取りはほんとうに助かっています。 



お客様の状態については、プライバシーの観点から詳細は述べられません。m__m
ざっくりしたところでは、「どうしても疲れやすいし、集中力がつづかなくて・・・」といわれます。

確かに背中に大きな背負子を背負っているような重いものが、彼の背中の上方にあることが、
私にもありありと目視して目に映る感じなのです。
重心が腹に定まらず息苦しくなり、首の位置が前へ前へと押し出されていく。
浮ついた感じの立ち姿です。



ちなみに、つかれやすいとか、集中力がつづかない、意欲が減退するとか、、、。
施術院に通うお客様としては、よくある訴えのようにも聞こえてきます。

私が初回施術をする前に、お客様の体をチェックさせていただいたときの印象としては、
「大変そうな面」も体の主要部位の硬化萎縮した多くの筋肉から見つけたのは事実です。
特に精神的な課題が多くのネガティブな体への状態変化を及ぼすと、
なかなか復活することは時間がかかることになりますし、
私の仕事だけでは完遂するものでもありません。

極度に疲れやすくて、集中力がそがれるという場合には、
過半数に精神的なクリアすべき課題をお持ちのケースがおありのようです。

現代日本の生活環境は、ストレスが過剰に働き過ぎる傾向があるということは否めません。。。
その点が大きく深く脳のひだの隅々に刻まれているかどうかが、改善のしやすさに関わってきます。


精神的ストレスが大きいときには、
それだけで体をバランスを取って支え続けようとするバランサー機能を発揮させるセンサー筋が弱化して、
うまく体を支える作用が働きません。
それにより精神的ストレスがおありな方に「特徴的な姿勢パターン」に陥ります。
私どもはその特徴的な姿勢をパターン化して把握しているので、
そこで該当するかどうかをチェックしているわけです。 ^-^




生来的な呼吸器の機能が胸郭の問題から発揮しづらかった点を押して
受験勉強のような極度に必死にならなければというプレッシャーを背負い
体を固めてがんばってきたところ。
お客様自身が、そのようなところがあったと、ほぼほぼ現状把握ができていて、
私もおそらく「その通りの局面から現状に及んでいる」という面が少なくない。
そのように見受けられておりました。


外見上は体格もよく動けそうだからもっとがんばれと周囲に言われ続けてきたり、
自分でももっと動きたいが動けないというところに、
いらだちと切なさの感情がわいてくるものです。
そこから生じるストレスも、それは大きいもの。



大変だったろうなと感じました。



ただ精神的疾患がおきているわけでもないのは、
姿勢の様子や筋肉のコンディションからわかる。

そしてこちらのお客様の様子を見て、私自身は非常に明るく施術に取り組むことができました。
これはきっとうまく体が立ち直るはず」と、直感としても確信できた点も多く見受けられました。



丁寧に施術をして、体の状態を無駄な筋硬化を廃してしっかり体の操作の仕方を理解してもらえれば。
それだけでも対処は済むのだろう。
そう思えたところで、かなり自分勝手にほっとしていました。


ただもちろん数年以上も苦しむ状態がつづいた慢性的な身体にかかる問題であれば、
たやすく改善するということはありません。

急性でなにか怪我した状態で、そこを改善していくための施術をして欲しいというときは、
「まってました!このテクニックで一発です!」というものも、引き出しにいれてますが。
半年以上にわたって身体の辛い状態を継続経過すると、
その経年変化が現状維持か悪化しているようなときには、
ひとつの体の問題は、関連部位に多く影響を広げてダメージを蓄積させ複雑化しています。
その様子をタイムラインを歩くように観察しながら、
多層化した筋膜の地層にどのようなゆがみの力が埋設しているものかを推理推測していく。

そうやって、今日の施術でリリースしていいところの幅を見定めていきます。


慎重に対処をすることで、
不安定さを誇張させすぎて、かえって体に二次的負担を強いないようにするのです。
そこがおそらく一般の方や、たとえ私の同業者であったとしても、
私自身の施術法での特徴をしらなければどのような加減ですればいいのかわからないものでしょう。 
かなり難しい読みの連続になっていますから。



ただしすでに数年来の姿勢の歪曲状態が保たれたわけで、
骨の間際の深層に深く筋肉が伸び縮みを忘れた状態で動脈を圧迫して血行不良部位がそこかしこにありまして。

やさしーく、リリースをしていくようでは、ダメで、筋肉の硬化した部分の量を多く「ガツガツと取り払う」。
特に背中側の筋肉の厚みは、もしハンドマッサージ等で解こうと挑もうとしても、弾かれるでしょう。
おおよそ歯がたたない状態。 ^-^;
私自身、腕力は、昨今は非力ではない出力をしめせるようにもなりました。
ですが、まったく歯がたたないですよね。
お客様自身に極度の痛みが出る部位が多数筋肉の内奥に潜伏しているため、
肘やナックルなどで圧をかけると、当たりが強すぎて解けないんです。

実際的な話ですが、
私が工夫して自作していた重りをてこのように使うものや自作てい鍼も、
私自身が以前に肘やナックルでの圧をかけていたときよりも優しい負担で済まされるかどうかが採用基準になっています。

ただ自作てい鍼では、神経系に刺さるような痛覚を覚えるのですが、
そこはてい鍼のツボを刺激して修復する別法の技ですから。 


こちらのお客様も自作てい鍼をフル活用して、器用に多層化した問題部分の筋膜を毎回、着々ととリおろしていきました。


施術は、このように私の考えて組み立てた筋膜リリースの積み重ねで着々と進んでいくことができました。



そしてあとは、お客様自身の取り組んでいただきたい課題として、
ごくごく簡単なものではありますが、立ち方や歩き方の磨き上げ。
ここに磨きをかけていただけるかどうか。

それはこれまた解説無しでざっくりいえば、 ^-^;

骨を使って立つこと。
骨組みをどう並べるかで、骨格の強度は雲泥の差が出てきます。
もっとも立体的に。
そして上下左右の広がりを持たせるために伸筋利用を旨とする。
伸筋を伸びやかに使えなければ骨格の強度は非力そのものです。

立位状態にて伸筋モードに入った状態と、屈筋モードに入った状態の差を体感していただきたくて、
お客様に特定の指示をださせていただいて立ってもらうのですが。
伸筋モードになれば、足のかかとに根っこがはえたように強固になり、びくともしなくなります。
屈筋モードでは、逆にほんのささやかな力でグラグラです。


屈筋モードで体を操作する癖がある人は、
十中八九、各筋肉が連動連鎖してしなやかな操作ができなくて。
施術にて外圧を加えられて、体内の気血の流れが一時的に改善しても、、、。
屈筋優位な立ち方や歩き方で施術院の外に出れば、
基礎的な状態がすでにある程度整っているものでなければ、
早々に体の主要な大関節がずれだして動脈を圧迫しだすので。

その時点で改善回復基調がとどまってしまうものなのですね。

この点は、私自身、お客様を多く見てきているからこそ、確信できたところです。

少しずつでも伸筋モードに、身体操作を移行していただけるよう、
ひつこいな〜といわれるほど訴えかけること。確認してもらうこと。

ここが施術に欠かすことができない、重要な視点なのでしょう。


だから自身で自分体を操るための思考力を身につけてもらえるならば、鬼に金棒。
基本的な人体の仕組みがよくわかるまで、
トライ・アンド・エラーをいとわずに挑戦し続ければ、やがては安定的に体の改善は図られるものです。

そこにちまちまとこだわるのが、私の私自身への信条でもあるのですが、
同様な気風を持っている人かどうか。
なんとなく雰囲気でわかるものです。

^-^;

おそらくこのお客様は、そうだろう!

まだ年齢が25歳という、私の施術院に通っていただいているお客様の中では、
若頭的な年齢ですし、水泳をしてきた体つき、水泳をした人独特な筋肉の質が、
十分な体の改善を前向きに推し進めていく力になってもくれるでしょう。


もともと知的でこだわりのある研究熱心さが持ち味の素直なお客様ですから、
体の使い方について、課題として取り組み思考を深めてくれている頼もしさ。


その時点で、自身で「なにか体が変わった!」と気づいてくれるときも、遠い話ではないと感じました。




昨日のお客様の報告からは、
第一声で集中力が戻ってきているとつたえられました。

あれほどまでに、どうも、ぼーっとして自分じゃない、という状態から、
目力が違ってきていることも、見れば一目瞭然でした。



お勤めなさられている会社で推奨される資格試験の勉強もはじめているし、
自身の将来をも背負って英語の勉強をするためにスクールにも通いだすそうです。

そのようなことは去年の今頃は、会社の先輩から資格試験をパスしておけよといわれてもしようとも思えなかったそうですが、
いまは、ゴールデンウイークの休みを6月の試験に向けて勉強時間に当てたんですよとおっしゃっておられる。

これで、資格取得後は月給が2000円プラスされるようになるんだね!

おぉ! もろもろ、やったね〜。 ^ー^v



歩き方はいまも模索中だが体もよくなってきたし、
課題として仕事に必須な登山能力が増したりできれば、尚可だといいます。
そちらに向かって、備えようと言う心構えが嬉しいですね。
・・・というような考えに変わってきておられました。


昨日の身体操作についてのアドバイスとしては、
簡単な、頭-首-背部(=胸椎・腰椎・仙椎・尾椎)を一連にして動かすアレクサンダー・テクニーク的な椅子に座ったり立ったりの
チェアワークの真似事をしていただいたり。

施術が終わって立ち姿を最後に確認させていただく際に、
カメラで胸の上辺と首と頭が映る横からのスタガを撮影。

すると本人的にも、「なかなか悪くないな!」といえる写真が撮れていました。


お客様がお帰りになられる際、
うまく体力と気力をチャージできるようになってきた様子をみて「気をつけて帰ってくださいね!」と声をかけながら、
よかったと、、、ほっとしました。


それからこちらのお客様が施術を受け始めた当時に、一枚だけ撮影させていただいた立位の写真を引っ張りだして、
「おぉ! すごい、いい感じにかわってきたじゃないの!」
と、非常に口元をにんまりとさせつつ、うれしくなりましたね〜。




結果を出していくことは、プロの施術をするものとしては当然のことですが、現状の私自身の能力が限度です。

自分勝手なやつだといわれそうですが、
基本的に私は私が考えて納得したこと。
そこにだけに、今後もこだわっていくつもりです。



要領よく融通をきかせて他の施術技術を取り込んでしまえればいいのですが。

おおよそ、そこに安住してしまったとすれば、
私自身が、自作てい鍼を作り使い方を模索していけただろうか?
そのように思うのです。

他の施術者から吐き捨てるようにいわれたことがあります。
「そのような器具を素人が勝手にこさえて馬鹿げた使い方をして、
深層筋を緩めるのか痛めるのかわからんな」と。

別に私はこの施術者が私がしている仕事にさほど関心がなく、
自分がすごいといいたいという心理が働いて出した言葉とわかっているので。
不思議なほど少しも腹が立つこともなかったのです。

ただもし10年前の私が、今わたしがおこなう施術中の流れを見れば、
同様な感想を持っただろうかと、想像するに留まります。
自分がなにも知らないのに知ったつもりで話をしたがる。
そういった人間の性状を理解すれば、
さほど害がなさそうならばスルーすればいいだけですね。



ただ、結果として、もし自作てい鍼を原型から少しずつ進化せてこなければ、
実際問題としてこちらのお客様が、現状の体力チャージができるまでなっていたのか?

おそらく、自作てい鍼を用いた施術をして後と前とのギャップを考えれば、
「ムリだったろう」と、施術の全体を把握しきっている私だからこそわかります。。。



実際のところ自作てい鍼を駆使してのしごとは、
施術技術が確立していてどこかで学べるものではございません。
使用説明書が一切ない世界。

それゆえに試行錯誤の連続から夜も眠れず。
真鍮の丸棒を削り続ける日々だったり、
自作てい鍼をどう使えばいいかを考えたり。
施術者にとって不測の事態が一番怖いものですから
使用に非常に気を使い厳しい点もあって。。。

ついつい、なんで、自分は寝る時間を削ってまで、
こんなに手や首や腰をガチガチになるまで酷使して。
ついでに右脚の親指の生爪を再度はがしながらも、
甚大な負担を背負い込んでるのだろうかと割り切れない思いがよぎるときもあります。

ほんとうに芯まで体力的にギリギリまでいくときは、
こんなような弱さがでてきてしまうものですよね。



そんなときを過ごしている。
ただ、だからこそ。

この度のように、
お客様の深層部までリリースが深度をあげられて、
そのお客様の人生のあらたなページに貢献できたのかなと思えるようなとき。
結構、シンプルに解けば良いように施術最初は思えていたのが、
徐々にリリースが深まると「えっ!」「お〜やぁ、これは大変」というものも見つけだしては、
本人にそのようなものを連発して伝えれば、
自分の体って本当にひどいものなのねとしぼまれるといけませんので、
そこはさっさとリリースをしてという難事をつき壊して、力技で突き進んできました。
ガタイがなかなか良いところもあって、まさに、力技でやってまいりました。 ^-^

正直、それだから結果が出てきたよといっていただければ、
うれしくなりますし、やってきてよかった!と感情に火がつきますね。



初回の施術のときに感じたままの「きっと施術で深部の筋の緊張がとければ、それだけで大丈夫だ」というときを迎えられた。

よくぞ、がんばって、私の施術を受け続けていただけたと、感謝いたしております。 ^-^
posted by スズキ at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

施術中に、本人の意思とは関係なく体が動いてしまう時ってあるんですよね。



施術中に、本人の意思とは関係なく体が動いてしまう時ってあるんですよね。


私が施術をしているときにも、ある特定のお客様は、特に施術の回数が初期段階のとき。
お客様の意識が落ちて寝入っているように周りからは見えるのだが、
私の「すいません!今度は、仰向けになっていただけますか」という声には完璧に反応しているので。
実際は意識が行き届いていて気づいている状態。

だけど、体の機能だけ、いつもの興奮したままの交感神経優位の状態からすっかりはなれている。
とても深くリラックスをしたような脱力を示しているかと思えば、
急に顎がカチカチカチと噛むような動き、
肘や、手の指や、肩や、骨盤や足が、本人の意思ではない動きがおこる。

それは、珍しいことではない。
自分で自分の体の状態を感じ取って脳へと神経を通じて教える感覚器官があるのだが、
その感覚器官がしっかりと自身の体を24時間モニターできている状態であれば、
そのような動きを施術じゃなくてもしているわけです。
起きて意識があるときも、そのような反応は薄いものだが出てくれていますが、
実際は脳波が深くα波以下の落ち着いた段階にスライドした時に起こりやすいと言われています。

隣で人が寝ている時に、その人を観察すると、ピクピクとどこかが動いているし。
寝返り行動のなかにもそのような体の内側の筋膜系統の詰まりを自己開放させて
修正をはかるような対応をしているものです。

実は私自身、近所の八幡様にいき拝殿前で手を合わせると、
かならずこの反応が起きてきて、
それだけで一日の体の中に蓄積された負担がだいぶ軽減します。

それに田町駅近くにある御田八幡神社に立ち寄ると、
かなり歩いたためもあるが意識が飛んで深い瞑想状態に陥りますが、
その後に施術上の課題が氷解したりすることもしばしば起こります。

自分の脳波をうまく場の力を利用して、
制御しているわけですね。

反対に神田明神の裏手にある末社では、
リラックスをしてはいるが意識がクリアになってとんがった末に、
アイデアのブレイクスルーが起きることがあるんです。


自動的に自己調整をするモードに私自身の意識と肉体を持っていくことで、
ときには施術をしている時に大きな成果があらわれてもきます。
それは日頃、自分の経験上、場に影響されて意識が変わる体験を通して、
自分の内側を制御することも、ある程度は可能なものだという実感を持ち、
それを施術中に集中力という言葉では現せてはいない力を使えるようになります。

それがなければ、
大きく体を改善させるというのは、
大きく現状を壊していくといこと。
正解へと続く変化を生み出すのはたやすいことではありません。



それは実は施術中に起こることもあるのです。
施術後に数日間かけて起きるのが普通です。

一端は体が施術を受けて急激にかわるため、
いつも以上に痛みが患部からかその周辺から感じられたが、
数日もすればかえってそれがすっきりしてしまったという。

施術中に体の書き換えがされていきそうなきがしますが、
実際は施術が終わってからです。

お客様自身の体が、施術という外圧により大きな変化を強いられたわけで。
恒常性を無視されたほどのびっくりさです。

その変化を受け入れるか、排除するか。
判断を施術が終わってから何日間もかけて、
お客様の内側で判断を繰り返していくのです。

そのときに体の使い方が、甘い方であれば、、、
筋骨格系が血流悪化を促進する動きにでて、
ここちいい変化のはずも、そこを排除して元通りに戻るか、
元通り以上にへんてこなことになっていきます。 

でもうまく深層の筋肉を伸びやかに使おうと言うところへ
運動感覚野が書き換わりますと、その深層筋の脇にある動脈が圧迫されて問題がでていたところが収まります。

ただもちろん、深層の筋肉群が骨の近くで骨膜にがっちり付いている最近の一部日本人の体質タイプでは、
深層筋は緩められたつもりでも、早々にそこの深層筋を過剰に委縮させなければ立てないというところから逃げられずに、
また血が止まる。

そのようなところで、症状を改善させるよりも維持に終止するということもおきやすいのです。


ほんとうに、深層筋が固まると、石より硬いというのは誇張じゃないのです。。。
まず、そこを、面倒見てから、次に移るようにする。
その深層筋リリースまで手が伸ばせるかどうかについて、
私自身も、必死にいろいろな手を生み出して迫ろうとしている次第なのです。

ある程度のリリースは可能になってきてますが、
精密さや見立ての難しさから、今もまだ十分にやっていっているという実感はないので、
どうにか別の側面での工夫を詰めないかという。

そのようなアイデアに思いを寄せていくわけです。。。






そのようなさなか。

昨日、ボウエンテクニックの講習会で得た観察には、非常に多くの価値あるヒントをいただきました!!!


講師のミトさんが、講習生のひとりにセッションをなさってのこと。

講習生の方に、ボウエンテクニックを受けるときに起こりやすい、体が自己調整をしだすという反応が起きだしました。

ボウエンテクニックでは、ちょっとざっくりした説明では、
体の影響力の強い部分を把握していて、クライアントの状態を調べるときにそこが問題がありやなしやをチェックする。
その体の芯に影響が出る部分に対して、課題をみつけてその部位をアプローチをしていたときのことです。



その反応が量的に大きいものであったというのも驚きのひとつでしたが、
質的にうまく中枢神経系の自己調整が進みだして、筋骨格系が蓄積した負担部分の硬化を自動で取り始めるところへの反応が、
かなり的確であったように見えました。


その講習生の方に、
その反応がおきていたときに、どうであったのか?と教えてもらうと、
「やはり周囲の状況は目を閉じていても、とてもクリアにわかる。だから意識もある。
でも勝手に顎が複雑に動きまくる。その状態を、『あっ、動いとるな〜』と自分も見つめている」

とのこと。。。


意外に、、、私自身、日頃の神社仏閣めぐりにて気のセンサーを張り巡らせているので、
その場で起きていることを、幾つかの側面から観て感じていたのです。
詳細は述べても私の個人的な感じ方という主観が多くなるので、
あまり参考になるものではありませんが、
その彼女自身の作用だけではなく周囲にいた講師の方や講習生などの、
そのセッションを受けている方にそそがれた集中力が気として作用してしてもいたように感じました。

やはり講習生たちも、真剣に人の体を改善させていただく手助けをしていきたいという、
澄んだ気構えを信条としておられる方々です。

それも手伝って、
ちょっとしたポラリティセラピーでもちいる、
ポラリティサークルがつくれていいた感じで。
なんらかの彼女の力だけではない力もそこにヘルプされているかのように感じました。
私にはビジョンとしてくっきりそのような像が映っていた次第です。
ただ、私自身、思い込みが強い方かも知れませんで、そこは、
「はいはい、そうですか」と済ませていただいて結構ですが。 ^-^;;



客観としてその講習生の顔の皮膚の下の表情筋の整えられた様子をみれば、一目瞭然。
なにか、その方の内側では素敵なことが起きたのですね。
そこは、本当に感動的です。

そしてこのレベルで起きたことは、
私の経験上、筋骨格の神経レベルに変更書き換えをする以上の、
変化の定着が図られるようなことが多いのです。



案外、ボウエンテクニックの場合は優れた定着を示すことが多いのですよね。


もちろん、戻りがあるので、その分は差っ引いて考えないと、
これで100%変わるんだという現実逃避につながる幻想に、
足をずっぷりもっていかれるということになりかねません。


さまざまな要素があっての、定着率なんです。


この定着率が高いか低いか。
そこが実は施術を継続していく意味があるかどうか。
鍵になるところです。

いくら瞬間的に大きな変化が起きたように見えたとしても、
そのようなことは体の幾つかのポイントを要領よく調整すればできることです。
施術の初心者であった過去の私も、そこができてしまったときには有頂天になった時がありましたが、
それはほどなくして、そこに価値を置くのは幻想だったと。
そう、悟りました。

早々にまた元通りに戻るようなことがおおければ、
お客様の体が改善する曲線が、現状維持か、それ以上には進まない。
それどころか症状が強い方ならば落ちてしまう場合だってあるのです。
そうなるときなら、それをみてこちらでできることはこれまでのことですから、
他の施術院をお探しくださいということになります。
そんなことを言う方も断腸の思いですし、
いわれるほうだって、ショックです。。。。

でもそこで改善した状態をどうやって定着させるかというところで私がたどり着いたのが、
深層筋まで必死に緩めて、血の通えない部分に血液の河を、リンパの流れを取り戻そう。
ということでした。

そのように考えて以来。

愚直にそこに向けての独自のアプローチを探り続けてきているわけですが。
深く私が掘っていくという肉体的な物理面でのリリースと同時に、
お客様がご自身で身の内側からより書き換えやすくしていけばいい。

そういったところにボウエンテクニックの積み重ねられ使い、磨かれた技量が光るわけで、
そこは期待していたものの、個人でのボウエンテクニックのセッションも面白いのだが、
澄んだ気の満ちた場で、人がいて、という場合には、興味深いことが相乗するものですね。



確かに、様子をつぶさにみれば、
講師からのセッションを受けた方の特殊性はあります。
この方の特質がなければ、ここまでの反応はおきません。



ですが、その場で実際に様子を私の目がとらえて、
頭のなかに印象としてそこで起きたことを記録できた。
そこに大きな感動と気づきの力がインストールされた。
こういうのは、本でみたり、映像でみたり、話からきいても、
どうしても実感がわかない、弱い情報にしか過ぎないのです。

場を共有したという経験を通してのみ、
理解できることもあるのです。


施術のうまい講師と、この講習生の方がおられて、本当に有りがたかったです。 ^-^


おもしろい方向性をみつけられるヒントをいただいた感じがしました。^ー^
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2018年05月10日

ボウエンテクニックと自作てい鍼をつかったインパクト圧で、母の足の怪我の急場をしのぐ 

今日は、私が現在習っているボウエンテクニックの講習会の日。

本日で、ボウエンテクニックのあらかたのベースになる技術は習えたこととなり、
次回のモジュール7という回で、めでたく技術的な試験をパスできたら卒業です。


講習会が終わり、神楽坂の神社仏閣巡りをしてから帰宅したのですが。

私の母が、私の帰宅後に帰ってきたのですが、
なぜだかびっこを引くどころか、
杖をついて玄関を開けて入ってきた。

私:「えっ?どうしたんですか」

状況は、次のようだそうだ。

カラオケ店に遊びに行き暗がりの店内を歩いていたら、
いきなり足元が下方に凹んでいる場所があって。
転倒して右足部と足首が腫れ上がり熱を持って、
とっさに転倒時に支えようとした右手も腫れて。


この状態では普段の生活もおぼつかないほどで、
それどころか仕事にいくのも大変な状態ですし。


そこでとりあえず、
私がケアをすることにしました。

習いたてのボウエンテクニック。
膝、骨盤、ハムストリング、尾骨、仙骨、足首、呼吸器等、、、。
関連しそうなボウエンテクニックの手技メニューをフル活用です。 ^-^




それだけでは、私にとってハンドリングに難があるので、
自作てい鍼で、背中周辺と殿部筋のインパクト圧。
こちらを数か所、パンパンパンッと、ちょっと強めに圧。
そして右足首周辺というより、右膝も固まっていたので、
自作てい鍼を、4本くらい任意に患部に気を通すための経路に設置しました。




すると、患部の腫れが多少おさまりました。
そして、かなり強い熱を持っていた患部が、
ほぼほぼクールダウンしている状態になる。

あとはキネシオテープを利用して、
患部を保護しつつリンパの流れを促進させることに。

すると、、、
さっきまで壁をつたえ歩きだったのが、
すたすたと歩いてトイレに駆け込めた。


よかったですね〜。 ^-^





あと、自作てい鍼の使い方について、まったくの個人的な余談ですが。

2本の自作てい鍼を、ノミとハンマー的な使い方をして、
インパクト圧を発生させて、
手や肘でさえも溶けそうもないリリース困難な場所を、
さくさくっと解くという荒業です。
非常に現状のお客様の状態を大幅に底上げしていくための有効打になっており、
これがなければ、今日の私の母は、まだ足を引きずってしまっているはずです。

ただ自作てい鍼をつかってインパクト圧を生じさせる施術者側に、
意外なほど負担がかかる状態での施術を続けてきました。。。

自作てい鍼を振るうときに、
今まではインパクトを与えるハンマー役の自作てい鍼を握る側を操作するとき。
肘を固定で、手首のスナップを使っていました。
それは右手でおこなう操作が多いのですが、
やがて右手の中指の第二関節の周囲の靭帯が引きちぎれるような激痛が襲ってくるようになりまして。

「これは、なんらかの工夫をしなければ、続けていけそうもないな。。。」

と、必死に改善策を練っていました。


そして
二胡の音出しの基礎練習をしようと思って、
私が最近ずっと繰り返し見続けている映像をチェックしていると。。。

「あれ、、、左手の弦を押さえる腕は、
 あらかたいつも竿部分に直角か、それに近くなるようにしていて、
 肘の操作に、ずいぶん巧みさを感じられるな。。。」

そのようなことを感じていたんですが、
それが肘を上下させて前腕を竿に直角になるよう構えようとすると、
まったくうまいこといかないんですよ。
かえって弦を押さえる力がうまく入らなくなってしまって、
音がかすれたり、弦の異常なビリつきがでてしまったりと、
散々な結果がでてきて、迷宮に入ってしまいました。

(二胡を弾いたことがない方、わけのわからないことをいってて、申し訳ないです ^-^;)

そのときの二胡を弾く際の、私の左手側の弦を押さえる手を意識しつつ、
自作てい鍼を使ってインパクト圧をかけるときに肘の動きの上下をつけ、
先程、母の施術の時に肘を意識しつつトントンとしてみたのですが。

ダメだなー。


そんなとき、気づいたのですが、
「あっ、この二胡奏者の演奏は、肘を動かしてそうに見えているが、
 実は、肩甲骨部分のローテーターでさばいていくと、肘が動いて見えるだけじゃないのか?」
 
そんなことを思い、
今度は、肘を固定で肩甲骨のローテーターする力を使って、
インパクト圧を創りだしてみたらどうなるのか試してみた。

すると今はまだ、微妙かつ精妙なインパクトをそれでは与えづらい点があって要練習ですが、
一発ごとのインパクトが、どれも母の体の芯へと深く入り込んでいった。

いつもよりもインパクト圧の手数が少なくても、
十分な成果がでているように見受けられました。

肩甲骨のローテーターでインパクト圧を創りだそうとすると、
圧を創りだす際に正確な基線を繰り返し規則正しく打てます。
その力加減は精密さを増すこともできるようになるでしょう。


修練を積んでいけば、とてもよく効きそうです。 ^-^




おそらく、正解へと一歩近づいたような気がしました。

自作てい鍼でインパクト圧を生み出すときに感じた右中指第二関節の靭帯損傷ぎみの激痛もかなり減少してくれたから。
それは非常にありがたいことです。


施術者自身が極端な苦痛を訴えるような操作をするときには、
なんらかのまだ未熟なところがある場合がほとんどです。
ただそれを自己解決していかないことには、
せっかくの貴石の埋まった原石を磨かずに、
価値をさげたままで居続けるようなもので。

体が壊れそうなギリギリまで粘りに粘って、
緊張感を高めて気づきをえていくしかない。

私は、
いいアイデアが天から勝手に降ってくるなんて120%信じません。
天はヒントはくれるものの、それを読み解く自力が試されるのです。



そこに楽しみと喜びと自己成長があるわけです。




それにしても、おそらく基礎をただしく弾かれる二胡奏者の映像を食い入る様に繰り返し見ていなければ、
最近、腕の操作がドツボにはまっていたので、冷静に腕の正しい動き方をたどるにたどれない状況でした。
いまだに二胡の基礎練に勤しみ続けていて、ろくに曲も弾けませんが、まじめに練習していてよかった。


また、いつかはボウエンテクニックと自作てい鍼の2つを取り持って相乗させるセッションをつくっていくことは、
実は、以前から考えていたので、その施術イメージはすでにシミュレートしておりましたから。

ほんと、それで今回は母の足の怪我の急場をしのいであげることができて、よかったです。 ^-^

posted by スズキ at 02:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

施術で大変なハードルの高さがあるのが、前縦靭帯が骨のように固まって動かない状態です

前縦靭帯骨化症.jpg

図を観ていただいて、
薄緑色の部分が前縦靭帯という靭帯です。

体調が極端に悪い方には、
意外に多くの割合でこの前縦靭帯が骨ほどに硬化してしまい、
胸椎がほとんど動けなくなっている人が多くおられるようです。
実際にお医者様から「前縦靭帯骨化症」という症状名をいただき、
私どものところへおいでいただいたお客様もおられます。

ただそのような症状名をもらっていなくとも、
実際には胸椎の椎間板が縮んだままだったり、
椎間板が部分的に拡張したままであったり。
あまり変異したまま動けない部分があるか、
胸椎全体どころか胸郭全体の動きが大きく制限をうける場合があります。

この前縦靭帯は、胸椎の前側にあるということで、
胸骨や肋骨、そして心臓や肺の裏側に位置します。


多くの場合は、この前縦靭帯が硬化した状態が強まるときには、
肺の動きや肋骨や胸骨の稼働制限による呼吸のしづらさ・息苦しさ、
胸腺の働きの制限により免疫力の低下からアレルギー等や病疾患になりやすく、
心臓への負担からの血行への問題などが生じてしまうものです。

ですがお気づきのように、前縦靭帯に対して、
直接的な物理圧をかけることが不可能に近い。
胸骨や肋骨、そして心臓や肺越しに前縦靭帯を加圧するなんて、
できるものじゃありません。


すると多くは前縦靭帯の硬化に問題がでてしまうことがあれば、
ほとんどは一生そのままでいるしかないのです。。。



ただ、異常といえるほど、
現在の日本人の姿勢悪化のせいで、
前縦靭帯が骨のように固くなり胸椎が動けない人が増えています。


私個人の施術上の対処として、
この部分に対しても背中側からのインパクト圧やそれを掛ける前の念入りな下ごしらえ、
それにつづく重りをつかったてこの原理を活かした胸椎部分のリリースなどをすること。
最近、インパクト圧が使えるようになって、
どうにかこうにか、そのリリースの成績が良くなってきました。


ただ、、、じつに大変極まりない作業量ではんぱのない精神力や集中力が必要な難しい計算が重なる施術です。
施術をする私が息をするのも忘れ、
お客様の状態を必死に把握して、
それを私の脳内に3Dに描き直してアプローチポイントを絞り込み、
そして手順を決定しつつ、それを暫時改定しつつ、
険しい山道を登っていくような感じです。

あまりの大変さから前縦靭帯が硬すぎるという方の施術が続くと、
施術後にほぼほぼ、お客様がお帰りになられた瞬間に、
その場で倒れるように意識を失う感じ。
夜中の3時まで気がつかないほどです。


この前縦靭帯が骨化したら、
私自身、多くの施術関係の本を目を通して、いいと書かれていることは、
愚直に必死にトライしてみたが、どれも、現在の日本人の骨化具合には、
歯がたたないものでしたから。


まずもって必要なことは。

普段からの姿勢を悪化させないようにするスキルを養うことですね。
そして意識的に猫背だったり反り腰だったり、
首や頭が前に落ちるほど出てしまっているような状態となることを避けてください。

そして前縦靭帯を骨化させるまで、固めないうちに、
ヨガや肋木、その他、エクササイズや施術院で施術を受ける等により、
改善を図ることです。

または下記の本なども参考になるでしょう。
どうしても胸郭運動の改善をお客様にしてほしくて、
先日から購入を考えていたが費用をそちらに当てられずにいたのだが。。。ついに、買っちゃいました。^-^
ただこれは一般書ではなく専門書ですから、一般の方にはすこし自分で読みこなし実践するにはハードルが高いかと思います。

胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付


もしほんとうに前縦靭帯が骨化してしまい脊椎の稼働制限が著しくなったり、
胸郭内外の臓器へと不調が及ぶようなまで固めてしまったら。
現実的な話として、
改善はなされづらいといえるのではないでしょうか。

私自身、多くの施術院を知っているわけではありませんから、
いい加減なことを申し上げられませんが、
私の知り合いのとても優れた能力を持つ施術家の方でさえも、
この部分に極端な問題が起きれば、無茶な力をかけるような
力任せの施術をしたら、かえって骨化した靭帯が裂けたり
周りの組織をともなって肉離れ状になってしまったり、
甚大な故障リスクが起きるおそれがあるからアプローチは、
改善できるほどのことはできないと言っておりました。

私のところでは、私が多くの時間をここに意図的に割くことで、
どうにかこうにか対処を図るようにしているのですが、
私と同じ程の施術時間をお一人のお客様にかけることができず、
やはり対処は難しいと言わざるをえないとのこと。

実際に胸椎部分をいきなりスラストをかけられて、
甚大な事故が起きたというケースも聞きますから。

お客様への危険を避けるため、
手を出さないようにするときがあっても正解だと思います。
しっかり研究、研鑽を積んで十分な力が整えられたときに、
そのときに初めてアプローチをするようにしたほうがいい。
そのようにいってよいと、私は考えます。



私自身も、前縦靭帯が骨化した方へのアプローチ自体、
危険だからできないと言ってしまえがいいのかもしれません。
ですが、日頃、よくしていただくお客様ですから、そうも言えずに進んで施術を試みますが。

私自身の施術でも十分すぎるほどのことができているとは言えません。
少しずつ進展はあるものの、難解な問題はいまだに多く、課題ばかりだともいえるでしょう。
まだまだ、研究段階です。




本音で言うと、
極力、前縦靭帯骨化症は、さまざまな内臓諸器官への問題や運動器系の制限など、
生命にかかわるような重大なネックとなるので、
そこまで固める前の前に、固めないように努めてもらうというのがいいんですね。

それが、お客様にも施術をする私達にも、なによりうれしい結果を生み出せるでしょう。 ^-^
posted by スズキ at 05:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする