2020年07月14日

【最重要課題】左手の脈におこる弱化異常と胸郭変位が本能的な呼吸を妨げる組み合わせ。それは・・・


左右の手の脈の不均衡があれば、要改善です。
そこが改善できなければ、いずれ何かのネガティブな状態を受け入れ
るときがきます。
そうすることを避けるための【最重要課題】が、透けて見える。


深層部を通る動脈を脈診でチェックすることで体の最奥で起こる課題を知ることができます!


去年の夏から脈診をするようになりました。
それ以前は右手の脈をみることは、ときどきありました。
それはある先生から脈診の手ほどきを得て、
あとは自学自習です。
脈診は独学は不向きな技術で、必死に本にかじりついても不案内なところが多く、
結果、脈診を重視することはありませんでした。



ですが脈診講座受講中に気づいたあることがきっかけで、
脈診で高度な診断をする以上に「これこそ大事だ!」と感じたことがあったのです。



左右の手の脈を診て、左側の脈状態が悪化している方がおられるということです。

それは隠れた身体内部の偏りが造り出した身体の左右のゆがみからもきています。
そういった手で脈をみたときの左右の脈の違いを、以前は気づけていなかったのです。


ですが左右の手の脈の状態の不均衡さが、血液循環上の重要な意味があると気づいてから、
気血の流れが左側脈状が悪化傾向にある方の体の内部を透かして感じた概念が、
がらがらと音を立ててかわりました・・・。


かなり危機感を感じざるを得ない人体内部の気血の流れ図が、
私の頭の中に描き出されていったのです。


左右の手の脈状態が不均衡さが大きく出ている方にとって。
その状態を放置するのは、けっして良いことではありません。


左腕を通る動脈を圧迫している危険があることを理解していただいて、
その問題を自身でケアできる方法を学んでいただいて
ベン石温熱器の利用でしっかり改善してほしいというところに目を向けおります。

そのツールのご提案が、以前、スモール型ベン石温熱器をお客様自身が使って日々のケアをしてほしいとブログに書かせていただきましたものです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


中医学を学ばれた先生から『脈診』を、
受けたことがある方はおられるでしょうか?


あなたが、漢方医や鍼灸院等にお通いいただいた経験があれば、
診ていただいたことがあるかもしれません。

橈骨動脈という手首の動脈に触れて、
その動脈内の血の流れる様子を観察します。

脈診の位置.jpg

そのときに気になることがありました。


私が去年脈診講座を受講中に先生に質問をしました。


「左手と右手とでは、脈状(脈の状態)が違いすぎる人が多数いるのですが、なぜですか?
 特に左手の脈状が思わしくない人がいるんですが・・・」


残念ながら、その時は私がまだ脈に関しての理解が稚拙だったためか、
先生の解説をお聞きしても理解ができなかった。
それで、あとは自分への課題として持ち帰ったのです。


右手は脈圧も脈の位置も平脈といいいい状態だというのに、
左手は脈を流れる血が少なく弱い様子で脈管がふにゃりとしている。






左手脈が弱化.jpg


右手側の血流が順調に見えても左手の脈が悪い場合、
多くは足部への血行不良を起こしており(末端冷え性)が頻出しています。
そして割合として何らかの体調不良や疾患を負う人が多いようです。

一見すると右手側脈状は悪くないから心臓は潤沢な動きを示すようだが、
手放しで喜べないことがわかります。


左右の脈を診て健康状態を推測する参考にさせていただくようになりました。



左脈状が思わしくない方の体表温度イメージ.jpg



では、なぜ左脈状が弱化するのでしょうか?


そこで、シンプルにひとつ、仮説を立ててみた。


<左手の手首にある橈骨動脈に至る前の位置で、その血管が物理的に圧迫されて血が止血されて流れが制限されている>

というものです。


ならば、どの位置で止血が成されて血流悪化を招いているかを考えると。
左手が全体、芯が入っているような硬さに至る人も多いのですが、
そこはいったん置いておいて。

しっかりチェックすべきところに焦点を当ててみましょう。


左手の脈を止めそうなしこりの個所は.jpg


腕に流れる動脈の首の部分は斜角筋の筋の隙間を通る。
そのため斜角筋が凝れば、その凝りが強まった筋肉が血管を圧迫し血流悪化へ導く。

腕に流れる動脈の肩の部分は小胸筋と第一肋骨の隙間を通る。
小胸筋が凝ることで、肋骨と小胸筋で板挟みとなった血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。

腋下の部位は人知れず大きなボール状のしこりができている人がいる。
このしこりは腕の動脈と接触しているため、そこで血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。

肘の内側は人知れず大きなボール状のしこりができている人がいる。
このしこりは腕の動脈と接触しているため、そこで血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。


というような部位が、非常に効率よく腕へ流れる動脈管の管を圧迫して血流を抑制するところとなります。



腋下のボール状のしこりや肘内側のボール状に育ったしこりは、
相応の痛みをこらえれば、なんとか、なんとか、セルフでも緩められるでしょう。
(あまりにも痛みが強い場合は、やりすぎによる炎症が起きたり血管を傷つける恐れがあるため、控えましょう)



ですが問題は、斜角筋と小胸筋です。

斜角筋と小胸筋を通る腕の動脈.jpg


斜角筋、小胸筋は、動脈がすぐ脇を通るという、深層筋中の深層筋といえる筋肉。

左手の脈が極端に弱化している方は、
おおよそこのふたつの筋肉ともに筋緊張を越えて筋膜の癒着が進んでいるようです。



深層筋のリリースは、骨格を直接支える繊細さを持つ筋肉ですから、
そこを不用意に落としどころを想定せずに解けば、
かえって骨格のゆがみ等を助長して収集がつかなくなりますので。
一般の方が、基礎知識がない状況で解くにはハードルが高い筋肉部分だと思います。


私もベン石温熱器でのリリース等、ホットストーンでのリリースをする前は、
挑んでも返り討ちに合うことが続いて、解かせていただけた実感がないという悔しい部分です。
特に斜角筋は喉の気管支や頸動脈のような、人を死に至らしめることができる部位ですから、
自身の技量を把握しつつムリや無茶ができないというところでした。


いまはおかげさまで多数のホットストーンのツールを、部位ごとに変えて使うことで
リリースがしやすくなってきました。
適度に温められたベン石かネフライトを使います。
こららの材質のホットストーンで患部リリースをおこなうときの痛みは、
他の石でおこなうよりもだいぶ軽減されるものとなり、
それがまたリリースを可能としてくれます。

スモールサイズのベン石温熱器1.jpgロングベン石かっさの握りバリエーション.jpg


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そして今。
スモールサイズのベン石温熱器を利用して、
お客様自身が、斜角筋や小胸筋、それに肘内側や腋下のボール状のしこりなどの
左手の動脈管を圧迫する部位をケアしていただくことを思いついて。

そのためのノウハウや注意点を含めた手順書作成を試みています。



ただ新型コロナウイルスが収まって本営業後に、
一定数の新規のお客様をお迎えさせていただくことで、
もう少し深いところまで左側脈状に起きることの考察を同時にさせていただくことが必要です。

残念ながら、現状ではまだ100例のデータ数が集まらないため、
現状での見立てだけでは底が探れていない。
それでお客様自身にやり方をつたえて後は自身でどうぞと丸投げするのは、
責任上、ありえないと考えておりますので。。。


(もし早めに自身の左右の脈の不均衡かどうかを知りたい方は、私の所へ遊びに来ていただくか、
 脈診をなさる鍼灸院等に出向かれるといいでしょう。
 そして左側脈状に問題があるとわかったときに、早めに対処したいと考えたときは、
 スモールサイズのベン石温熱器と私のそれを用いたリリース法のレクチャーをお待ちいただくか、
 または本営業に移行させていただきましたときに、ぜひ、施術を受けに来ていただけませんか?
 どうぞ、よろしくお願いいたします。 【ちゃっかりPRをさせていただき、恐縮です ^-^;】)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




また、上記に橈骨動脈に至る前にその流れの源流となる血管を圧迫しているというのは単純だと書かせていただきましたが、
他にも様々な左肩や左腕の付け根に負担をかける設定があります。
たとえば、左の肩口の鎖骨部と左鼠径部の同期した硬化癒着にも関係がありそうだと感じています。
この場合は、左側鼠径部が大腰筋や腸骨筋の鼠径靭帯部や腸骨に設置している部位の癒着があれば、
こちらが十分に緩められない限り、左肩の鎖骨部のずれこみは改善させづらいようです。
ただこの鼠径部と鎖骨部のリンクは、人によってそれが感じられるケースもある程度です。
(私が観させていただきましたお客様では半数ほどの確率でしょう)


それ以上に強く関係する部位があります。
まずは胸郭の形状です。
そして呼吸時の胸郭の動きの正常さがあるかです。

胸郭の状態の良し悪しと左側の脈状は、ときに大きく正比例することが見受けられます。


胸郭の拡張が左右ともに拡張している場合。
左側小胸筋での腕へ向かう動脈の圧迫が強くなり、血流を阻害し制限するようです。

左側肋骨の前後が大幅に狭まるような場合。
左側斜角筋に凝りが強まり腕へ向かう動脈の圧迫を強めて、血流を阻害し制限するようです。


いまはまだ臨時施術の受付で脈診講座で学ばせていただいた後の新規のお客様がお見えいただいていない状況で、
観察した例が少ないため『 〜 するようです』という言い方となりますが、
胸郭の状態は左側脈状に少なからずの悪影響を与えるようです。
それは胸郭の状態を改善させることができたお客様の脈は、
私も驚くほど理想的な平脈へと移行したということを見ております。



私の母も、左腕の脈が弱かったことを思い出すのです。

橈骨動脈の左右差があるというのは、
動脈管を肩口等の部位で一か所、または同時に複数個所を止血された結果です。
動脈の管は、静脈のように一方の方向のみへ進む形状ではありません。
単なる筒状のチューブ。
それが本来、血液は動脈から静脈へと流れの手順を踏んで循環するのです。
脳でも左腕へと必要な血液量を計算の上だして流してくれているのです。

その循環を心臓近くの左肩口等の位置で止めてしまう。
そして腕へと流れるはずだった血液は逆流する。
そのような逆流した分の血は、循環器全体への流れへ影を落とします。

血液を循環ルートに乗せてあげるための技術を、
母が存命中は持っていなかったな。。。


そう思うと申し訳ない気持ちになります。





胸郭は呼吸という生命の息吹に関係していて、
興味が尽きません。。。



そして生命の息吹をナチュラルに発揮できなければ。。。
実は胸郭の形状も呼吸の質も、取り戻せないような気がしています。

人工的に作り込んだ動きと、神様が仕込んでくれたと思うしかないパワフルな動きという二つがあるとします。

それは「意識的に体を操作をして気づき方」と「本能で自動的かつ自発的に行われる動きを受動する気づき方」のようなものです。


前者は、自身が身体操作を試行錯誤の上に積み上げて得た気づきです。いわば主観的な成果。
後天的に身につけた動作で技芸などで修練して会得した技のようなものは、こちらに当たります。


後者は、体に備えられた本能により表現される動作を自己観察していく客観視の過程で得た気づき。いわば客観的な成果。
先天的に身に備わった動作です。



「呼吸」に焦点を当てて、上記の前者と後者を比べて考察していきましょう。


前者は。
たとえば、ヨガの行をするとき、特殊な円環呼吸といわれる、
息を吸っては出して、出しては吸ってを呼吸を止めずに絶え間なくおこなう呼吸法。
たとえば、声楽家の各流派がおこなうそれぞれの発声法の下地とする呼吸も違い、
意図的に目的とする発声にあった呼吸をおこないます。

ヨガや声楽など、そこでの最良の成果を期待して呼吸法を練り上げて磨きをかけるのです。
現状の呼吸のやり方の上に、新たな技術を上乗せし付加するものとして取り組まれます。


後者は。
たとえば、出生直後、私は自然呼吸を、誰に教わりもせずしていました。
それは本能の脳の領域が、呼吸のしかたをすでに学習していました。
だからできることでしょう。



呼吸がおこるシステムを学ぶとき。

ヨガや発声の修行のように取り組む前に、
生来的に身に備えられた呼吸の息づかいに耳を傾ける。

赤ちゃんや幼児の動作や呼吸を観察すると、
本能にプリセットされた所作が読み取れます。
そこからボディワークの創始者たちは多くを学んできました。

本能的な動作は神様からの贈り物のようなものです。
浮足立った者たちを地に足のついた状態へと引き戻す力があるのでしょう。


前者の存在も大事です。
ですがその下地に忘れてはならないものがあります。
生まれ出て産声を発したときの呼吸がいまも引き継がれていく。
その地盤を失った後に、何かを付加したとしても、砂上の楼閣のように崩れさるでしょう。



この本能に根付いた呼吸が取り戻せるよう努めていく人は、
胸郭の形状や動きによい影響を与えていくようです。
それも起因してと思われる左腕の脈状が改善したという方を知っています。




左腕の脈状を改善させたいときには、
安全と速さを考えていけば
施術で斜角筋と小胸筋、腋下や肘内側のしこり等を徹底して緩めること。
ただ慢性化した課題の多い状態であれば。
私の施術でも、一回や二回でリリースができることは、ほぼ期待できません。

つまり胸郭自体が大きくゆがみや動きの鈍さなどを大幅に改善させなければ、
上記の腕の部位をほどいても、再度、早々に硬化するものだからです。
こちらはこちらで、リリースの難易度も高い大変な大仕事なんですよ。



それをお客様自身が、安全で効果的に改善させられた具体例として、
自身に備わった本能がおこなう呼吸を取り戻すことでした。
ぜひ、覚えておいてください!!
posted by スズキ at 19:42| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」でも有名な蛭子能収さんが。まさか。

今日は、直接、施術の話とは関連しないことで、申し訳ありません。

個人的な趣味主張で恐縮です。


「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が好き。
暇があるとYouTubeで観てます。
訪れたことがない土地に思いをはせることもいいのですが、
太川陽介さんと蛭子能収さんのやり取りする姿をハラハラしながら、
同じ映像を繰り返し再生しているほどです。



既に蛭子能収さんは、体力の限界を理由に引退していて、
新たに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 Z」の羽田圭介さんと田中要次さんへ引き継がれました。
初期作品内の田中要次さんの番組内の言動から、こちらは観る気が失せてしまった一人なのですが。


こだわりが強くマイペースで生きるローカル路線バスに乗る蛭子能収さん。
その姿に、ある意味、生きる勇気をもらっていました。



そんな蛭子能収さんが、アルツハイマー型とレビー小体型の認知症であると診断されたそうです。

もうネット上でもテレビでも話題になっているようです。
そのことを聞いて驚きました。


蛭子能収さんが、とある健康番組に出て認知症との診断を受けたそうです。


2020年07月08日
蛭子能収に芸能界引退の危機…まさかの認知症発覚か!?/「主治医が見つかる診療所2時間スペシャル」

https://www.tv-tokyo.co.jp/information/2020/07/08/220936.html



主治医が見つかる診療所 動画 2020年7月9日 蛭子能収から緊急SOS!認知症検査に完全密着
(上記映像は、蛭子能収さんが出演するところから再生される設定にしてあります)




認知症について、一般書レベルを超えたわかりやすい書籍も出ており、
私はそのような図解された本を数冊読みこみました。

私が関心あるゴツコラ(和名:ツボクサ)が軽度認知症にも改善例を持つという話があり、
その関係で認知症の専門書はハードルが高すぎて挫折したのですが、
わかりやすいが内容の濃い一般書をえりすぐって調べていたのです。


アルツハイマー型は、ゴツコラでの改善例はあるようです。
興味深いところでは、私がブログをときどき読ませていただいている長野の高遠のほうにお住いの方で
ゴツコラ栽培をなさっている方が、自身のご高齢の姉が認知症の症状が出たときにゴツコラを食べさせて改善と書かれていたのが印象的。
そして姉の症状が進んだときはゴツコラを食べさせる量を増やして対応したといいます。

私はその話を聞いて、一気にゴツコラファンになるキッカケを与えてもらいました。 ^-^
「なんて、素敵な役立つハーブが、世の中にはあるものだ」と、目を輝かせました。



ゴツコラファンとしては、ネガティブにも思われそうな細かいことを述べるようですが、、、
日本人がゴツコラを利用して、体に良い状態を享受したというデータが乏しくて、
本当に日本人に効果がどれほどあるものなのか、、、疑問を持ってみています。

他国の方々以上に、昨今の日本人は陰虚の性質が高齢者から若者に至るまで年々強まり、
他国の方々が効くといわれるものを摂取したとき、昔の日本人には同様な成果がでると期待します。
ですが陰虚に傾き体内のエネルギーが枯渇する傾向が強くなってきた日本人の体質では、
すでに漢方や鍼灸、それに整体等も効きづらくなっているのです。

私も、私が施術を始めた当初では、この程度の私の施術の技術でも効いたはずが、
今の新規の方には当時のやり方では到底歯が立たないものだと感じることもしばしばです。

それゆえに、ゴツコラはWHOでも珍重されるという稀有な将来性高い植物といわれてますが、
現代の日本人にどれほどの効果があるのか、疑問です。
特に都会で仕事や家庭、学校等で多大なストレスを蓄積している方の場合、
なかなか思うような成果が期待できるものではないと。

勝手ながら感じております。
それゆえに日本人がゴツコラの実食で認知機能の低下を抑止させたり予防できたというような情報が
喉から手が出るほどほしいところです。

アルツハイマー型認知症は、ゴツコラの実食により改善したという例はあるようです。
ただレビー小体型認知症は、ゴツコラで成果が出るかどうかが私が調べた範囲内では見当たりません。
英語で適切な検索語を選択してデータ検索をおこなえば、何らかのものは見つかると思います。
意訳の多いGoogle翻訳で判読したもので、意味が定かではないところが多くありますが、
フランス語圏のところでは、多少良い感触があると書かれているようなところがあったようです。

一般的にゴツコラで認知症を改善させたい日本人も少なく、
日本人の認知症が改善する身近な具体例を知りたいと思いつつも、
さいわいにして私の身のすぐそばには認知症認定された方がおられません。



私の願いは、また蛭子能収さんが太川陽介さんと一緒に、
過酷な旅番組の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ではなくて結構ですから、
笑顔ででこぼこフレンズとして番組に出てくれるようになることをお祈りしております。




認知症の初期段階は、
西洋医学のお薬で進行を遅らせることはできるようです。
ですが脳内の器質的な変化が定着してしまい進行を止めたり元通りにするということは難しいため、
徐々に進行して終末期を迎えてしまうことが多いようです。

再生医療等のなんらかの高度な技術を活かすなどにより、
近い将来、進行の歯止めがかけられるようにならないでしょうか。。。
posted by スズキ at 20:48| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型コロナウイルス感染患者の闘病体験ドラマ(配信終了が7月13日(月)23:59 という 168分 の番組)

新型コロナウイルス感染者が東京では増えていますね。


さいわい、私も私の知人や親類縁者には、感染した者がおりません。
さしせまった感染実感を身近から感じることがありません。

ですがボディワイズでは、究極の選択で臨時施術の受付という不安定な営業のまま、本営業を先延ばしにしています。

マスク等をしていたとしても、密閉された空間での施術では、逃げようがないウイルス。
人が病気へ転じる仕組みの過半数がウイルスや細菌、バクテリアが関与しています。
そのことを去年の中頃より学びだした知識から、
本営業は先とするしかないと判断し続けていました。
そのために多くのお客様にご迷惑、ご不便をおかけいたして申し訳ありません。


以前、ボディワークでの筋膜リリースのみを自身のテリトリーだと考えていたときは
ウイルスや細菌についての知識は一般書程度で意識が乏しい様子でした。
身近なできごとではない対岸の火事と考えていました。



ですが、、、。
個人的に去年、すい臓がんで他界した母のこと、そしてがんを患われておられたお客様のことを考えて、
その後も、調べ続けています。
実際の対処できるところまではいきませんが、
私にも部分的なケア可能な仕組みを見出そうと考えていました。

慢性炎症の延長線上で癌化した細胞がアポトーシスせずに生き残るというのは真菌の影響があるのか?
等々、推測してはそれ関連の書物やネットでの学術論文でチェックをいれるようなことを繰り返しています。

そんな日々を過ごしているとウイルスや細菌等に対する恐怖心や対抗心は、
少なからずふつふつとわきおこるものです。
温熱対応での冷めて免疫を低下させている組織を加熱して部分免疫力を増すとか、
(体力を落としている方のときは、全身におこなう温熱対応よりも、限られた血液資源を優先的に送る個所をホットストーンで指定して導くとよい)
または体内環境を改善させるようなアダプトゲン・ハーブの活用の模索など。
いまもまだなんら実績が伴っていない手探り研究中ですが、
中医学が病の元がウイルスや細菌等との折り合いや戦いということだとわかってから。
それを学びだしたときにウイルスや細菌等の恐ろしさを身に染みてきたと思います。
目に見えないほど小さな存在が、人間にとってどれほど多大な影響を与え続け、
それとのかかわりを模索してきたのかを感じられたような気がしておりました。

なおかつ体内の奥に炎症化が慢性化した状態を検証したときは、
単純に筋肉が炎症を起こしてダメージを受けているばかりではない。
血行不良により免疫抵抗が落ちた組織エリアでは、
通常の健康体では体内で繁殖できない攻撃的なウイルスや細菌の繁殖があるものと考えて、
警戒し、対策をするべきだと考えるように変わった経緯があります。




ただ新型コロナウイルス感染者の、苦痛について知る手立てが見当たりませんでした。

体力があってタバコも吸わず、免疫力があるようなら、
症状として発症しないか、または軽症ですむのではと、
希望的な考えでいた自身を反省します。

新型コロナウイルスによる感染者がどのように大変な闘病生活を送るか。。。。。

関心があったものの、、、。


そのようなさなか、たまたま昨夜、Tverで
『池上彰の人類vsコロナ危機〜徹底検証! あの時何が起きたのか〜』
(Tverの上記番組のURLは下記に)
https://tver.jp/corner/f0053690

公式サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/ikegamiakira/?sc_cid=videotokyo


という番組を観ました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東京都の感染者が連日100人を超える中、どう第2波に備えればいいのか? 
感染リスクが高いのはどこ? 
飲み会は大丈夫? 
池上彰の解説や豪華俳優の実録ドラマで徹底検証する。

【出演者】 池上彰、大浜平太郎(テレビ東京キャスター)、
増田ユリヤ(ジャーナリスト)、松本哲哉(国際医療福祉大学主任教授 )、
高畑淳子、東貴博、鈴木ちなみ
【ドラマ出演者】寺脇康文、酒井美紀、松村雄基、
宮澤佐江、日向丈、片岡明日香、宮崎美子、窪田等(ナレーター)ほか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


配信終了が7月13日(月)23:59 という 168分 の番組です。

ぎりぎり観れた感じでラッキーでした。

献身的に医療従事していた医師が新型コロナウイルスに感染し、
その闘病を経て生還した再現ドラマを観て、
改めて恐ろしさを感じました。

同時に医療関係者各位の献身的な仕事に頭が下がります。
感謝申し上げます。


関心がある方は配信終了間近ですので、
お急ぎでご覧になられますようお勧めいたします!
posted by スズキ at 08:56| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月12日

「筋膜リリース」は、身体操作を学び花開かせるための素地づくりが得意です!

幼少から大人に至るまで、呼吸器系が弱い方のとき。
自律的な呼吸反射が自発的に起きない方が、かなりの割合でおられます。


特に鼻の奥に炎症等の疾患を持つ方は、胸椎の変位があります。
そのときの胸郭では、呼吸するときに必須なスムースで大胆な肋骨の開閉が制限されています。
理想の半分ほども働いておられない方もおられます。

そのような呼吸代謝が起こらないとき。
酸欠です。
同時に息を吐き切れないため、
吐いて捨てるべき呼気を再度吸気して活用するため、
血中のpHが酸性に傾き粘度が強くあります。
それが複雑なつらい不調を招くもととなります。

慢性上咽頭炎や副鼻腔炎のような診断を受ける方もおられます。

いままでの病を授かり続けた時期が長期間であれば、
その病を受けた姿勢を姿勢神経は記憶しています。
それは無意識のうちに緊張を強いて体を固定して支えている。




「体の緊張感を抜いていいんだよ!」という方向へ進んで、
すでに自律的に体を前後に動かしつつ呼吸をさせて深い呼吸を得ることも可能となったにも関わらず、
そのような制限されたまま。

呼吸ができないでいます。




私がかつて上述のような呼吸のしづらさを持つ方の施術をさせていただいたとき、
体は正されて自動的な呼吸反射が起きていいはずが。。。
その「呼吸の波」を、自ら止めて、呼吸ができないと苦しむ方が多いのです。


この場合、すでにフェルデンクライス・メソッドなどのセッションを受けて、
ナチュラルな身体操作の技術を体験を元に学習している方は、
ここはつまづくところではありません。
無事にクリアできるでしょう。

自然呼吸は、胸郭だけの操作でかなえられるものではありません。
全身の部位が有効に呼吸を助ける仕組みになっています。
そのことを丁寧かつ効果的に体験学習するのです。

体験学習ではない、知識を得るのみの座学では、ほぼ。。。
あまりにも悲しいくらいしか自分のことを言われているという気にもならない。
そのため有益な気づきが起こらずに、その後も呼吸のしづらさが残り動作の改善にストップがかかります。


なおさら理想的な呼吸についてとりいれる視点がないときには、
いままでの立位では緊張してカラダを固めて立つという、
何万回以上もとり続けて学習強化してきた姿勢に帰着します。

それでは以降に得られるべき体中をすこやかに改善する澄んだ息を取り込む機会は失われます。


私はそのことは大変残念なことと感じています。
筋膜の癒着が緩んで正しい骨格上の構造がかなえられただけでは、
すでに動作の悪癖を学習強化し続けてこられた方の場合は、
体内に備えられた機能を存分に発揮させるには不十分です。

タイムリーに、呼吸動作の学習と修正が行われるべきでしょう。



柔体と剛体.png


側弯や前後弯傾向がある方の姿勢は、
骨格上、天地がのびやかさが欠けて、
筋肉部位を筋緊張させることで固定して立ちます。


それを『剛体』と呼ぶことがあり、
鉄筋コンクリート造りのマンションのようなイメージ。
暴風雨や地震が来てもいいようにと常に鉄筋コンクリートは固められたままを維持するのです。
人体で、そのような立ち方をとれば、筋緊張をさせている部位は、さらにパンプアップするため、
関節が詰まってずれは増すばかり。

するとさらに筋緊張部位を増やして固定による維持せねばならないため、
立つだけで筋が過剰に使われて疲労が著しい。
やがては呼吸や血液循環にも支障が及びます。


正しい姿勢では、
骨格上、うまく下から上まで骨を積み上げて、
疲労物質を出さない骨の支える力により立つ。
そのときはそれぞれ関節は、少しずつ間が開き、
関節に挟まる柔軟な軟骨組織がしなやかな体軸のしなりを与えます。


柔軟な『柔体』と呼ぶことがあります。
それは数千年もたち続けられる木造でしなることで外的な力を逃がす構造のよう。
鉄筋コンクリート以上の、長期にわたる耐用年数が特徴です。
『柔体』構造である五重塔は、
必要によりゆれ、まっすぐな状態を通り、またゆれる。

そうしてバランスを取りつづけます。


人体は、『剛体』でいつづけると、
理想形の『『柔体』』のように骨組みを立ててしならそうとはせず、
筋緊張により体を固定させて立とうとします。

そのようにする繰り返し学習が数十年単位でなされてきたため、
骨格をしならしてバランスを持って体を支える方法を選べなくなっています。
本能的には『柔体』の操作がプリセットしてあるにも関わらず、
人は後天的に学習を繰り返した悪癖動作を優先する生き物です。
その点に理解を示し、身体操作の対処を気を付けて再検証していかなければなりません。


後天的に学習した縛りが解けたとき。
もっとも健康的で機能発揮もすこぶるいい本能に任せる動きが眠りから目覚めるでしょう。
そこが、私には筋膜の癒着をはがしただけではゴールではないと考える点です。
動きの改善を持って成長へ至り、安定的に自身の身体を継続活用できるなら、
筋膜の癒着で動きが学べなかったところを押し上げて学習し進化する素地として、
筋膜リリースが活用されるものと考えております。



※ 前後弯や側弯傾向などがあり、『剛体』で立たざるを得ない方が、
  聞きかじりでバランスで立とうとしても、構造上できません。
  または非常にやりづらいでしょう。
  アライメント調整という垂直・鉛直線状に骨格を並べて支えられる状態と、
  関節の間という遊びの自由な空間が『柔体』となるためには必須です。
  その状態でない方へ、過度にしなやかさを強調させた動きを強いると、
  別な部位にしこりをこさえてしまい、複雑でリリースが進まない体になります。
  そのときどきの身体の状態を正確にモニターして、自己の段階を理解するか、
  かかりつけとなっておられる先生がおられれば、助言をいただくといいでしょう。



本能的にプリセットされた動きに体が元がえったとき、
肉体的かつ精神的な充足感と機能的な肉体の活用による人生の自信はかけがえのないもの。


私自身、そのように実感を持って主張できます。

そのことを未体験なままでいるのは、
とてももったいない。





お釈迦様も、修行で「身口意」を正しくつかうようにといわれました。
身:身体 / 口:言葉 / 意:イメージ、意識

まっさきに取り組むべき入り口こそ「身体」なんです。
身体操作がいい加減な悪癖を含みつつ、語られた言葉や思想には、
本来宿るべき愛ある生命力が欠けたものとなるのかもしれません。


私は、そう考えてもいいだろうと得心するほどに、
身体に備えられた神が与えた自然の機能を引き出すことが大切なものと思えてなりません。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




現在は臨時施術の受付で、長時間の施術時間を確保させていただき、
そのような動き方の私が知りうるノウハウを体験学習へつなげております。
今日の施術は、5時間半の長丁場でした。

長らくお通いいただいたお客様に対して、
呼吸の気づきをえていただくという体験学習と、
胸郭および首と頭部の徹底したリリースに時間をかけました。
まさに、これで体質上元に戻らず先へと進める仕上げの状態、となったでしょう。



こちらのお客様にご予約の連絡をいただいては、
たまたま他のお客様の予約が先にいただいておりまして。
4〜5回も、予約のご連絡をやり取りさせていただいての施術の運びでした。


これから本営業になったあとは、
私の施術の師匠山本さんの「Too Much はダメです」という教えを守る時期、
そして施術をまとめる年齢になってきたと思います。




私はカラダの使い方のノウハウを独自に学び、
それが新たな施術の進化への気づきになりました。
その身体操作の独自の研究はやめる気持ちはありません。
ですが最近、私自身がフェルデンクライス・メソッドの先生にお世話していただいて、
考えぬかれたレッスンを体験することにより、
「私にはそこまで考えが至っていなかったな」という思いも経験しました。

それで以前よりも積極的に、真剣モードで体を変えたいなら、
そのような先生にお世話になるという選択肢もあると伝えたいと考えています。

ほんとうに身体操作の奥行きは、ディープですね〜。
感動です。^-^
posted by スズキ at 22:06| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月11日

「貴人(高貴な人)」の首の相で、いたいですね

個人的なこだわりですが。

『健康体質』の人の特徴をひとつだけ挙げるとすると?
そのように問われれば。

私は『首』と答えます。

「頭」と「胴」を{首}がつなげます。

「頭部の役割」は、大脳や小脳、延髄等が機能を発揮して、
身体動作の制御や内臓の動き、血液の流れや呼吸などに対して、
全身に絶妙な制御をする名指揮者です。
パソコンが機能するにも中央集積回路(CPU)が必要なように、
人間にも神経系の中枢として情報を集めて処理して伝達する装置が必要です。

もし頭部の脳へ負担が及ぶことで、全身的に及ぶ制御が正常に働けなければ?
イメージしただけでもおかしなことが起こりそうですね。


首の骨は、一般的に頚椎と呼ばれています。

その頚椎からも脊髄神経から分かれて目や耳や鼻等の器官へ神経が伸びて情報が電気的にやり取りをされています。

それだけではなく形状から環椎とも呼ばれる第一頸椎は、
脳への血流の調整弁のような機能を果たすともいわれて、
重要な働きを担っております。
頭部から降りる脊髄神経の脊椎部へのジョイント部にもなっており、
このジョイントがうまく接合させることができなければ全体の神経系の作動にも悪影響が及びます。

「自律神経」と呼ばれる神経系に対して、
多大な影響を及ぼす要素を、首が含んでいるのです。

首の骨.jpg

上図でみるような個所が首の骨ですね。


では、では。。。


首の筋肉は、どこからどこまででしょう?

とりあえず背面で、一番範囲の広い部分は?

首の筋肉.png


それは「僧帽筋」ですね。

僧帽筋は腰の後ろ位置から頭の筋肉が頚部をはさみつつ頭部まで延びています。
僧帽筋の持つ特徴として、広域をひとつの筋肉で統括でき表面積や厚みからも、
かなりパワーがある首や頭の支えとして機能する筋肉だとわかるでしょう。


僧帽筋を使うときのコツがあります。
少し肩甲骨が後方に肋骨から浮き上がるような位置に設置するときのみ、
うまく僧帽筋も頭を支えたり動かすための筋肉として機能し始めます。

それはおそらく四つ足で歩いていたときの肩甲骨の状態がそのようになっていて、
いまだにそのときの骨格形状を私どもが引き継いでいるから起きることでしょう。




ただ体の前面にも背面の僧帽筋に相当する支えや動きの機能を維持する骨格筋があってもよさそうです。

おおよそ前胸部は僧帽筋に相当する筋肉は見当たりません。
ですがたとえばですが、体の前面は呼吸する際に大きな骨格上の可動をかなえるため、
僧帽筋の役割を担うパートを数本の筋肉に分けて設置したように感じられます。

すると筋肉の性質上、
首筋の胸鎖乳突筋、胸骨前にある胸骨筋、鎖骨の下にある鎖骨下筋、そして小胸筋。
それらを合算すれば僧帽筋のような役割を示すような気がいたします。


頭部を前後の体幹から支えるツール.jpg


ちなみに大胸筋は、付着する部位が僧帽筋や小胸筋のような肩部とは遠い、「腕」です。
つまり大胸筋の機能が腕を動かすための筋肉で体幹の維持にかかわるものではないため、
小胸筋のほうが僧帽筋の一部のつなぎに似つかわしいと感じます。
(小胸筋は、このユニットには入れなくてもいいかもしれませんが。。。)
蛇足ついでですが、
胸郭の前後をそろえる際は、
大胸筋の位置感覚は前に落とす感じにし、
肩甲骨は肋骨から少し後方へ浮かせる感じにして、落ち着くのを待ちます。




背面からだけからの頭部の制御よりも、
前面も背面同様に制御できたほうがいいと感じて、
これによりより繊細な頭部の位置決めができます。


頭部を前後の体幹から支えるツール横.jpg

また横から見た頭部を前後から支える際のベクトルは、
前面は胸骨筋・鎖骨下筋・胸鎖乳突筋は上方へと向け、
背面の僧帽筋は下方へと向けられます。

それはちょうど胸郭の横隔膜の後面付着部あたりまで落ちた頭部の重さを、
前面の胸骨筋や胸鎖乳突筋などの支え上げの方向性を維持して持ち上げる性情が受け取り頭部を救い上げる力で支えるようなイメージです。
うまく下降と上昇のベクトルが呼吸の力を助け、そして助けられて循環しているときの胸郭の動きはスムースです。


以上は、私が自己の体内で現状、作り出した個人的な感覚です。



現在、多くの方々は電車内で、または路上でもスマートフォンを見ながら移動しているように見受けられます。

長時間のスマートフォンを観るときの首は僧帽筋に負担をかける.jpg

その際にかかる僧帽筋の負担は、
電車内や移動の歩行というスマートフォンのスクリーンが揺れる状態を、
自身の腕の固定と、もうひとつ、頭部を前傾させて固定させるという二つの強力な固定でかなえます。
いわばそれは筋肉の緊張維持による作用です。

僧帽筋などの頭部を支え位置を固定させる筋肉へかける負担は想像以上に大きくなるといわれています。
たとえば50キログラムの体重の人であれば5キログラムの頭部の重さとなります。
頭部が前傾し頚椎の骨で支える力が減少した量に応じ、
僧帽筋等の筋緊張により頭頸部を支え続けるようになります。
それは短時間であっても、日々のその動作の繰り返しから、
筋肉の疲労が蓄積し続けることになり、やがては後頭骨と第一頸椎の隙間を狭めてしまうようになります。

そのときにはすでに述べましたような頭部への血液量が減少や脊髄神経へのストレスを与えて自律神経の乱れを作り出します。

首ほど精神的なストレスがたまりやすい場所もないので、
一概にスマートフォンばかりが悪いわけじゃないのです。
ですが身体に負担がかからないよう工夫しておかないと、
後々になって頭部血管に異常な凝りを作り出すことで認知力を後退させるような方向へ進みかねません。
そのことは、記憶にとどめておいてもいいでしょう。

そして基本、自律神経の乱れが大きいようであれば、
脳という指揮者でもあり識者でもある存在との交流がおろそかに。
そうして各臓器や器官、または運動器などに対して適切な指示が適切なものから距離を置くようになれば。
それは自律神経失調症とも呼ばれる多岐にわたる症状があらわれて、健康をむしばむでしょう。



統計学で構築された人相でも健康を占うことがありますが、
首の相でも貴人の相と、凡人の相と、下人の相にわけて観ます。

すると理想形の頭頸部を維持するものを貴人の相と尊び、
首が頚椎が詰まることで短くなってしまったり、頭部が前へと押し出される相は。。。
あまりいい首の相とは呼ばれないようです。

同時に首の様子を多くの事例観察してくると、
神経に問題がありそうだとか、
血行に影響があり頭痛がありそうだとか。。。
首の様子を外見的に観るだけで、
触る前にわかることもあります。


できれば理想の首を持ちたいですね。

また先日、お客様で歌を本格的に歌っている方が、
最近はこの人の首をイメージしていると、
スマートフォンにお目当ての人の姿を映して見せてくれました。

そのときに見た人物の首は「貴人」の相をしていました。
私にはその見せてくれた映像のシンガーから、
歌うときも、普通の会話のときでさえも。
機能的に胸や背中を活かしていると、
見せてくれた方と同様に思いました。

そのお客様。
さすが、だとうならされました。
身体操作についても精通しておられる方ですが、
それ以上に動物的なところで引き寄せられているのでしょう。
すばらしい目利きですね。


首を貴人の相へと変えることは、
それは容易な作業ではありません。

胴体や脚部や腕等で構成された、足首、手首、それに他のすべての関節等や筋肉のずれがあると、
それらの悪影響を頭部が受けないようにするため、
それらすべてを首がショックアブソーバー的に働いたり、
つっかえ棒に変わるなどして様々なカバーをするものです。

胴体以下の状態のずれがあれば必ず首に影響が出る仕組みですから。
先行して首以下の胴体部位のすべての筋膜の癒着等の課題をクリアしない限りは、
いくら首のみを調整して緩めたとしても、早々に胴体以下のずれから必要的にまた首を緊張させて固めるようになります。
特にこれは数か月以上の慢性化した状態異常があるときには、戻りが早いといえるでしょう。
なんど調整しても戻りますし、首の筋肉はそこばかりが緩められると、
むち打ちを起こしたかのように徐々に首の長さが短くなっていきます。
そうならないよう注意をしたほうがいいようです。


つまり胴体以下を先行して、徹底してずれや異常をリセットしていくと、
首は独りでに正位置に移動しだそうとします。
そうなったら、後は首の周囲についた緊張や筋膜の癒着を丹念に解けばいいのです。
するといい首の相のまま、キープできるでしょう。



ですが、そこまで徹底した細部のリリースまでしていただける治療院等を見つけるのは、
現実問題として困難なことです。

ならば、せめて日頃から自分の僧帽筋に向き合いましょう。
今の自身の僧帽筋のささえは、緊張しすぎていないかな?
仕事で酷使していたら、それをリセットするためにケアをして疲れを明日に持ち越さないように。
相当な大変な僧帽筋の状態なら、信頼と実績のある施術院などを必死に見つけだして、解放を依頼するのも手です。
そのときに頚椎第一に対しての手技を任せられるところを見つけられるかどうかがカギになります。
首全体を通して、施術上の難易度が高い場所です。




みなさま、そのように僧帽筋に気を配って愛の視線を送り続けてください! 
ぜひとも、自身が貴人の首の相となったイメージをもってみませんか。

よろしくお願いいたします!!!



自分の僧帽筋に愛を!.jpg


posted by スズキ at 19:12| Comment(0) | 体のイメージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

骨密度とコラーゲン生成サポートをするゴツコラ(和名:ツボクサ)

骨粗しょう症」という言葉を、お客様からのメールで見かけました。
お客様ご自身のことではありません。
心配です。

施術をするものとしては、骨粗しょう症に対しては、
骨折に気を付けて施術をするということしかできません。
そして根本的な「骨粗しょう症」対策の施術自体、
見つからないのです。




だったら、施術以外に、なにか、いい手はないだろうか?



コラーゲン生成量が多い20代以前。

張りのある若く美しい肌。
そして力強い筋肉と、体をしっかり支えて幹細胞を骨髄で作り出す骨。

そのおおもとはというと、「コラーゲンの質と量」に関係しています。

Wikipediaにて
『コラーゲン(英語: collagen、ドイツ語: Kollagen)は、
主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。
多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分である。
体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質の約25%を占める程多い。
また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。
皮革は動物の皮が用いられているが、主成分はコラーゲンである。
コラーゲン注入剤は美容目的の医薬品である[1]。
ゼラチンはコラーゲンを変性させたものであり、食品、化粧品など様々に用いられる。』

年齢により「コラーゲン生成量」は変化するといわれています。
若い20代のころは、体の中で最大面積を占める臓器である真皮(肌)は、
カラダの内側で十分なコラーゲンを生成する機能が働くことにより張りがあり美しく、
カラダの外部からの不要な刺激をブロックすることができました。
同様に軟部組織の腱や靭帯も、そして骨や軟骨組織のようなゼラチン質にも力強さがあります。


ネットで調べてみると、いくつかのデータがありますが、
それがコラーゲン生成のピークを過ぎた後は下降線をたどることになります。
性差により女性は閉経にともない骨密度が急激に低下します。
皮膚コラーゲンは、40代からなだらかに低下していきます。


年齢別皮膚コラーゲン量.jpg

骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例していく関係上、
女性は閉経後に骨粗しょう症にかかりやすいといわれております。


過去には骨密度をあげるために、カルシウムをと考えて牛乳等を多めにいただく人もいたのですが、
現在ではカルシウムを多く摂取したとしても骨密度が上がることがないことがわかってきました。


そうです。
先ほど申しましたが「骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例」しているわけです。
体内のコラーゲン生成力をパワーアップさせることができればうまくいきそうです!

だったらコラーゲン組織を食物から積極的にいただくことでよいのではないか?
ゼラチンを含むお肉をいただくこともいい。
他、植物性のコラーゲンの顆粒製品もでています。

それらをたくさん食べれば、きっと、それが自分の体の中のコラーゲンになる!

と。
そう考えたいところですが、
残念ながら、、、。
コラーゲンを含む食品を食べてもそのまま自分の体内のコラーゲンに転化してくれはしません。





ここで、ゴツコラ(和名:ツボクサ)の出番。

アンチエイジング効果が高いと世界保健機構にお墨付きをいただいたのは伊達ではありません。
こちらのゴツコラの特性のひとつ、体内のコラーゲン生成させる機能を活性化させる成分が含まれているのです。
私にとってそれは薬効成分といってもいいような、ありがたい成分。

年齢が、〜30代くらいなら自前のコラーゲン生成機能の発揮で治せていた、傷や瘢痕。
またはシミやしわなども。
体内でコラーゲン生成機能を高めることで治りがよくなります。


高齢になればコラーゲン生成力が低下して軟骨組織を作る量が減って膝軟骨などもすり減ります。
すると膝に水が溜まって痛みがでたり。
そのような症状は、原因が明瞭でありますが整体院等の、骨格矯正で関節の詰まりを改善させることはできても、
すり減った軟骨組織を補うことはできません。
もちろんゼラチンがたくさん含まれる食物をいただいても、
膝の軟骨量は戻らないのです。

骨密度もコラーゲン生成量が減少すれば正比例して低下するわけですから、
転倒などによる骨折リスクが高まります。


そうなりますと、お医者様へいくことでいくつかのお薬を処方していただけますので、
筋弛緩をさせるようなものなども含めて、とり続ける必要が出てきます。


ですがインドネシアやタイ、ミャンマーなどの国々では、それはできません。

そのような場合、アーユルヴェーダ医の心得がある先生は、治療目的としてゴツコラ(和名:ツボクサ)を勧めます。
もちろん症状により他の薬草等を処方することもありますが、
ゴツコラの場合、多くはタイ料理の屋台でも食品として食べられているようなもので、
摂取しても一部の症状を持つもの以外は安心です。
食後、一時的に心臓をより強く鼓舞させる作用等はあります。
他に、コラーゲン生成量を高めるというような作用により、体内の毛細血管などの新たな分化を促進させていく、
じわりじわりと体の内側から変化させていく作業がなされ、それにより長期にわたる効果が期待できます。




ゴツコラの作用は脳血管という、
非常に血管量の多い部位にてコラーゲン生成量量を増したことによるメリットは大きく感じられるでしょう。
ですがそれだけではないようです。
それは同時に体内の「慢性炎症」化した部位へと血流を起こします。

もともと慢性炎症の手前の炎症は、なぜ起こるのか?

たとえば、転倒してカラダをぶつけて青あざをつくるとき。
痛みに顔をゆがめ炎症作用からくる痛みに耐えることになります。
炎症が起きている部分は、どくっどくっと血管が高鳴り血液が他の部位以上に優先的に送られるのです。
そうやって多量に供給された援助物資を用いてダメージを受けた傷の血を止めたり細菌を殺し膿ませてかさぶたをつくり。。
早期復旧を図るのです。
もし炎症反応が出ていなければ。
または炎症化していても、
「痛み」という血液をその場所へ誘引させる知らせがなければ。

治りが非常に遅くなります。
なかなか治らない状態が継続するのです。

過去には病院で手術をしたときの後に出る痛みを、麻酔で軽減させていたのですが、
現在では痛みに耐えられるようなら麻酔を使わない処置に変わってきております。
そうしたほうが早期に治りますし傷口もしっかりと塞がるからです。


慢性炎症化した組織は、ダメージを蓄積した組織です。
だから血液を欲して、その古くなりあばら家と化した組織を改築したいのです。
そうする必要があるはずですが、もうすでにその炎症が慢性化した部位は血行不良が著しくなっている。
炎症が起きても痛みを感じるための痛覚用神経を興奮させる酸素が供給されてはいないため、痛くない。


血液検査をするときに、止血帯をして血を抜くと痛みが軽減しますが、
血が行く量に比例して痛覚はコントロールできる好例でしょうか。

さっき転倒して作った青あざ部分には痛みを感じて血が行きますが、
慢性化した炎症を起こしている部位には痛みがなくダメージ組織の回復に十分な血液量を供給されない。

そのような体内の奥に隠れた痛みから見放された炎症が慢性炎症。
静かに慢性炎症は成長し、取り返しがつかないほどの大きさとなれば様々な実害を表出してくる、くせ者です。
あばら家と化した家が倒壊して、家人が亡くなるほどの大災害として現れることもでてくるでしょう。

抽象化した説明ですが、そのようなものと印象を感じております。



そういった痛みが感じられないほど血行悪化した麻痺側組織も、
コラーゲン生成量を高めて血管を補強すれば状態を変化できる。

つまり血管だらけの脳組織に顕著なIQの改善がみられるなら、
他の体内全体でも血管の状態を改善させて、
倒壊しかけた危険な炎症を見つけだしてくれる。
そして通常の建て直しすべき物件としてリストに載せてくれるのでは?

西洋医の薬のような薬効成分の強さや即効性はない。
ですが自分の体の内側を振り返り、気づかなかった部分を覗き込む目を取り戻せる。

そのような期待を持っております。







私がゴツコラをいただくようになって、だるさや急激な眠気が襲ってくることがあります。
意識が失われる寸前の眠気です。
体内の頭部以外への血流を増すルートができて、そちらに多量の血を回しているのでしょう。
脈診で診れば、悪くありません。
体温は、現在36.5度を常時キープしています。
(ゴツコラを食べる前の体温は35.8度)
そして一時、体臭が数日間、変わったときがありました。

実際はゴツコラのみによる成果検証ではなくて、
同時に、ベン石温熱器でのケアや、最近はシリコンカッピングも合わせた場合を知りたかったので。
ベン石の温熱効果やカッピングによるリンパケアなどによる排毒も効いてのことでしょう。

カラダの内部では何かが起きている。
そう感じられます。

特に、筋組織自体は全身的に柔軟性が顕著に高まりました。



自宅にゴツコラ(和名:ツボクサ)を育てていたり自生している方は、
世界の研究者たちが認めたアンチエイジング効果のあるゴツコラ試してみてください。

もしゴツコラ(和名:ツボクサ)に関心を持たれた方がおられれば、
Google等で検索していただければ、数は多くありませんが、
さまざま紹介したページがヒットするでしょう。

日本語のサイトでは、情報量が少ないように感じますので、
さらに知識を深めたい方は、英語やタイ語などで検索するといいでしょう。





ゴツコラ(和名:ツボクサ)が骨粗しょう症への実質的な対策となるかどうか。
コラーゲン量が減少することで起きる症状ともいえるものですから、
試してみることは悪い選択ではないでしょう。

そうすれば整体院にもいかないでのケアにもなります。 ^-^

タイなどではゴツコラは食品として食べられています。
他のアーユルヴェーダでもちいられる薬草に比べると、
効きがやさしく危険度が低く用いやすいものです。

私は、以前、お客様に体内コラーゲンがよいものに置き換わるようにゼラチンを摂取、勧めます!といっておりました。
エドガーケーシー療法にも、そのような目的を持ってゼラチンを勧めていたことを記憶していたからです。
ですが、いまは、もしできればゴツコラ(和名:ツボクサ)の生の葉を、
お勧めしたい気持ちに傾いてきております。



散歩をしつつにゴツコラ(和名:ツボクサ)が自生していないかと探してみてください!!

現状、入手困難が、この植物の最大の課題でしょう。





私も梅雨の長雨で、プランター栽培しているゴツコラ(和名:ツボクサ)が、
雨による水の過剰で、葉の枯れたところが増えています。


梅雨が終われば、また江の島にツボクサの採取へと行かなければ。
posted by スズキ at 12:00| Comment(4) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月10日

「コロナウイルス感染者 東京都243人の感染者」という、現実。

個人的な、印象では、今年の秋あたりにコロナウイルス感染について
大きなことが起きそうな気がしていたのですが。
(そのようなヴィジョンが幾度も見えてきたことがありまして)


ですが今からさかのぼる数日前。
東京のコロナ感染者数がかなり減少してきたのをみて、
「今月中には、臨時施術の受付を終了し、徐々に本営業へ移行する時期がきたな!!」
とホッとした気持ちで喜んでいました。




外出自粛が解けた、いま。
ボディワイズの営業がコロナウイルス感染防止のための臨時休業を継続し自粛し続けるのは、
施術を提供させていただく者としていかがなものか?
私が見たヴィジョンは幻想だろう。



施術では「慢性炎症」について対応するというテーマをもって研究中です。
「慢性炎症」が頭にあり続けたが、対処がかなわずに涙し続けた最大の課題です。
昨今では「慢性炎症」に関する医学的資料が増えており出版物も多くなりました。
「慢性炎症」は、症状や派生が多岐にわたり、カンタンな内容ではありません。


「慢性炎症」について。
たとえば、
うつは脳の慢性炎症と説く本もあります。
糖尿病に、がんに、肥満に、動脈硬化等の血管疾患などにも関係すると説かれています。

「慢性炎症」が時間をつぎ込める休業中の成果として理解を進め、
次期の施術へと活かそうと期待しております。




ちなみに、
ゴツコラ、ベン石の研究を推し進めることも、
体内の奥に蔓延る「慢性炎症」の対応をにらんで、
たどり着いたものです。




現在。
臨時施術の受付で施術をさせていただいたお客様のおかげで、
慢性炎症についての改善成果が継続していただいたお客様の中に見出すことができました。


本営業に移行し、新規お客様のご予約を受け付けていく。


そこからも本営業に移行する時期が訪れて、
慢性炎症理論と施術にできることとの関係を観ていくにも。
本営業に移行していくことで対応人数が増えることで、
新たな課題も見出すこととなるでしょう。
本で理解した慢性炎症が、私なりに落とし込めるようになるために必要です。

そこに至るステップが来たと、わくわくしていたところ。。。



それが「コロナウイルス感染者 東京都243人の感染者」という、現実。


東京感染者数.jpg


いま、頭を抱えてます。。。
posted by スズキ at 19:24| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

押してダメなら、引いて! それから平行圧で引っ張ってみましょう! 

私が筋膜の癒着部を解くために施術で使う圧の種類陽圧・陰圧・平行圧


陽圧陰圧平行圧.jpg

あまり聞いたことがない単語ですが、これから少しずつお話していきますね。


刺激には、人体へ与える影響の想像がついてカラダが反応できる既知刺激と、そうではない未知刺激があります。




外圧は刺激を受ける前にリアルな想像ができる「既知の圧」です。
リアルな想像がわくものに対してカラダは対処を準備できます。
既知の圧に対しては、少なからず皮膚抵抗や筋肉プロテクターによりブロックされる傾向にあります。


対して陰圧(皮膚を引っ張り上げられる圧)は「未知の圧」です。
どのような対処をカラダがとることでその刺激を避けられるか。
正解が見出せません。
自然界で陰圧を受ける経験がないため、
どのような刺激の質だったかも想像がぼやけています。
リアルな想像ができません。想像できないからわからないのです。
だからカラダにどのような反応を起こせばその圧に対抗できるかの指令はない状態です。
刺激に対して準備ができないどころか、対処法を探るため未知の刺激を観察し始めるのです。

施術は「既知の圧」を採用することもありますが、「未知の圧」の採用に鍵があります。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


まずは一般的に用いられそうな外圧刺激から。





野球をしていてボールがカラダに当たったとき、その衝撃的な刺激から身を守る。
ボールがカラダに当たる.jpg
ボクシングで、相手ボクサーに腹部を殴られたとき、皮膚や腹直筋を緊張させて硬度をあげて内臓を守る。


私たちにとってこのような衝撃は未知の状態ではありません。


プロテクター作用は、特に衝撃を受けることがわかっている意識があったとき、しっかり利く作用です。
でも思わぬ段差に気づかないでコケて尻もちをつくとっさのときさえ、
地面につく寸前でお尻の皮膚を固めて自己防衛をはかります。
反射的に外部からの刺激から体の内部にダメージをつたえないようにすることで、
私たちは体を守るようできています。

皮膚や筋肉は外圧または外部からの衝撃から身を守るという
「プロテクター(外部刺激からの保護作用)」プログラムが組まれています。



だから人や他の動物も含めて、強烈な圧を外部より身体内部へ向けて加えられても、
皮膚抵抗や筋肉を無自覚的に緊張硬化させて内部を守る作用により、
私がお客様へ加えた圧の大部分は弾き飛ばされているわけです。


一般の方が圧と聞くと、この効率の悪い圧法を思い起こすと思います。

施術者としてはもっとも筋膜リリースをなすには効率が悪い圧で、
この圧を回避する別法での対処の追求。
これが施術の技術上の研究テーマとして、多くを占めます。




外部から体の内側へ加えられた刺激として、
陰陽で言うところの【陽(プラス +)刺激・陽圧】といわせてください。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


対して。
陽圧より、ちょっと賢い圧のかけ方もあります!




カッピングのような皮膚にカップを付けて吸引して皮膚を持ち上げる圧を加えたとき。
それも身体に対して加えられた外部刺激ではあります。

ですが元々自然界では皮膚を吸引されるような刺激がほとんどありません。
タコの吸盤に吸われるくらいしかとっさに思いつきません。
ほんとうに稀な刺激なんです。
人間も、そして他の生物でさえも、
そのような稀な刺激には、わざわざ反射行動を起こしてまで耐性を付けるような脳への負担のかけ方はしないのです。
外部圧をはじくよう自動救済装置のようなものを常時アイドリングさせているので、とっさのときに働くのです。
それがめったに起きない吸引刺激に対して備えるためエネルギーを使い続けるなんて経済的じゃありません。

吸引刺激に対しての抵抗をする反射的なプロテクター行動をとるプログラムは組まれていません。
皮膚をつまんで骨から遠位へと引き上げるという刺激に対しても同様です。

ほぼほぼ無抵抗に、引き上げられる感じでしょう。
持ち上げられた初期には意識的に皮膚を緊張させて多少抵抗できても、
30秒もしないうちに引っ張り上げられてしまうでしょう。

外部から体の内側へ加えられた刺激ではありますが、
吸引圧または引っ張り圧のような身体に対して持ち上げられる圧の場合。
陰陽で言うところの【陰(マイナス −)刺激・陰圧】といわせてください。



陰刺激は筋膜をリリースするとき応用すると、いい成果がでやすいようです。



私がホットストーンを筋膜の癒着部分に当てて「 トントン! 」と叩くとき。
お客様は叩かれた体の奥へ伝わる刺激でしこりが解けていると考えている人もいるでしょう。

ですが私の意図は違います。


筋膜が癒着した部位の端っこに、筋膜同士を剥がすための2枚の紙(こちらの前のブログ内容参照願います)のはがれ目のようなところを作りたいのです。
うまくいけばはがれて引き離せるような目になると見込んだ部位にホットストーンを当てます。
狙いを定めて3ミリ単位以下の狂いを抑えてホットストーンを叩いて刺激を加えるのですが。

でも、もし私がお客様のカラダへと、ガツンガツンと身体内部へダメージが与えられる圧を加えてていたら。
どういったことになるか考えてみてください。



それは体の筋膜の癒着を解くどころか、体の内部炎症を改めてこさえつづけるようなことになります。



でもそこまでのことがおきることがなく、筋膜部位はリリースが起こるのです。

実は、「トントン!」とインパクト圧を与えたときのポイントは、
体内内部へ加える陽圧を抑え気味にして(残念ながらこれがゼロにはならないのですが)、
体外へ跳ね返る陰圧を起こすような圧をつくることで、患部の癒着部を解くようにしているのです。
これはインパクト圧を加えるときに使っている私のツールが、その秘密を握っています。
なにかリリースに役立ついいものはないかと、片っ端から試したときに見つけたのです。




「陽圧」で、ガンガンと強めの圧をかけて解くこともできます。
ですが、それは私どもとしてはとるべき手法ではありません。

なぜかといえば、陽圧による刺激の特徴が皮膚抵抗が甚だしいため、
内部の筋膜の癒着部まで刺激が通りづらいし、
プロテクター筋以下にあって無理やりに改変された組織も、
早々に以前の施術前の状態に戻すように「回復作業」をします。
だから施術前の状態への戻りが速攻で起きるのです。



お客様がそのような施術を受けられたとき。
施術直後は楽になった気持ちを味わえたとしても、すぐに戻ってしんどくなるはずです。
施術費を払った甲斐がない。


それに対して「陰圧」は、皮膚抵抗がかからないためか。
「陰圧」で調整をしたときは施術後の改善状態が長く維持するという特徴があるのです。
なので、この手を使わないわけにはいきませんよね。





たとえば、スティック状のホットストーンを2本持って胸鎖乳突筋を緩めたいなら?

それらを使って起始・停止を同時刺激をして緩める使い方もします。
それも正解です。

ですがもし胸鎖乳突筋の筋腹部分が斜角筋と交わり、そこがきつく癒着が進んでいるときは。
スマホ首の人たちのことですね!
そのようなときは、斜角筋と胸鎖乳突筋の隙間に一本の適温加熱したホットストーンを設置固定して、
もう一本のホットストーンで胸鎖乳突筋を頚椎から遠位になるように引き上げるようにします。

これは首筋は人を殺せる急所ですから、首の奥へ向けての加圧は避けたいので陽圧をかけられないのです。
なのでうまく陰圧として引っ張り持ち上げていくような刺激ではがしていく。
すると陽圧で喉に押し付けるような圧をかけても一切解けなかったところが、
徐々に、着々と緩みだしていくのです。

このときにもちいるホットストーン。
それがいただいた「白かっさ」が使い勝手がいいんじゃないかなとみています。

白かっさ3.jpg

(※ 喉の陰圧は、やり方が相当に繊細かつ難しい個所です。不用意にはなさらないでください。)





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




他にも、さらに使い勝手のよい圧があります。

私の今の施術では、7割がたがこれから申し上げる圧をかけることで構成されています。

実用的なのです。


やり方の概要を申し上げますと、
たとえばですが、、、一定の圧(たとえば100g)を加えます。
そして一定圧を維持し続けたまま、筋肉の繊維の流れに沿って特殊な平行圧をかけるやり方です。
ボウエンテクニックというボディワークで習う、ムーブというテクニックを応用したものです。

そのときの手の動きは加速運動にしてはいけません。
等速運動でおこなわなければリリースが起きにくいでしょう。
それどころか加速運動での平行圧は筋組織にダメージを残すかもしれない。
安全と効果向上を考えて等速運動での圧をかける練習をすることでしょう。

他にもいくつかポイントがありますが、ボウエンテクニックを学んだときの規約のため、
お話しできないので申し訳ありません。残念です。。。
もう少し私らしいやり方にアレンジを加えて独自の様式にできたところまでいけば、
お伝えしても大丈夫じゃないかなとは思うのです。


この等速一定圧運動でのリリースをベン石温熱器で背中や他、大きな筋肉を緩めるときに、
最大の武器になっています。
リリースが陽圧の2〜5倍も稼げる感触があります。


普通にベン石温熱器で患部をこすって緩めるだけでも、確かに解けることは解けるんです。
ですが、それでは意図した筋膜の癒着部位にダイブして乖離させることはできないのです。
精密なアプローチができてこなければ成果がだせない緻密な作業をする場も、
身体にはたくさんあって。
そのようなところへの精度を高めてくれております。



現在の私はボウエンテクニックの施術をできますという看板は掲げてはおりませんが、
もしボウエンテクニックの講習会を1年間通っていなかったら、
トントントンなどの陰圧止まりだったと思います。

それでは筋膜の癒着をはがすベン石温熱器の活躍は、半減しています。



かなりの受講料と学習時間や期間をかけましたが、
間接的にお客様へとその成果が還元することができて、うれしいです。


posted by スズキ at 18:21| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うまい筋膜リリース、へたな筋膜リリース。その違いは?

先日、お客様から。
いまは販売していないレアで貴重な「かっさ」をいただきました!

その名も:白かっさ!

白かっさ2.jpg
ボディ専用天然石かっさプレートつき 白かっさ美点マッサージ@BODY


白かっさ1.jpg



ありがとうございます!!


複数個いただきまして、個々のかっさの形状の微差があります。
それぞれの使い勝手が、その違いによりだいぶ変わりますね。

そこがまた職人手作りの味!



小さな斧状で握れば指にフィットします。
使ってみた感想は「顔・首・胸・腕」のケアがしやすいですね。

軽くて女性も使いやすいでしょう。



また2つのこのかっさを同時に使うことで、
お客様への施術にもちいれば、
頚部のリリースに特化して画期的に役立つ可能性を感じています。



私が普段使いでクールストーンという、
冷却用ストーンセラピーと同じ素材です。
すると珪石質で、薄さもあり強く落としたらガラスが割れるように。。。


だからとりわけ丁寧に使わせていただきます!!




( 出版元:主婦の友社 のページより http://shufunotomo.hondana.jp/book/b177422.html )

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




一般的な考えでは「かっさ」といえば、
皮膚をこすりつけることで刺激を与えて、
患部の血行促進を図る目的で使われます。



ただ皮膚を一般の方がイメージするようなかっさの使い方では、
かっさ本来の用途となって効果が表れるものですが、
筋膜がリリースされているかといえば、どうでしょう?

どう、思いますか?




筋膜の癒着はそのまま残って、はがされてはいないんです。
皮膚を一生懸命こすると、皮膚抵抗が増してリリースのための操作圧が弾かれてしまうので。


筋膜の癒着をはがすときには他の工夫が必要なんですね。

たとえば、2枚の紙がはがせるノリで糊付けしてあるとき。


2枚の紙をはがすには.jpg

そちらをはがすときには、2枚の紙の端っこの2枚の紙に分離しているちょっとしたはじっこ部分を見つけますよね。
それで両方の紙を一枚ずつ両手で摘まんでから引き離すんです。
すると、はがれますよね。



そうしますよね〜。


決して2枚の紙の中央部分の糊付けしてある部分を、
めちゃくちゃ必死に「こすって、こすって、こすって、こすって!!」
なんていうことはしないと思います。


だから筋膜リリースでも、同じことなんです。
上下で重なり合った筋肉同士の筋膜が癒着しているとき。
癒着して固定している部分をこすってもはがれませんよ!


かっさ効果の、血行改善やリンパの流れがでることはあるでしょう。

でもそれは筋膜リリースをしているわけじゃないんです。
だって2枚の紙の糊付けしてある固定された紙の個所をこすっても、
はがれる糊でさえ、はがせないのと同じことです。
(実際にやってみていただければ、はがせないんです)



筋膜リリースでも、
2枚の紙の端のはがせる部分を見つけ出すのと同様に、
癒着した部位のはがせる場所を見つけ出せば解けます。



接着固定された2枚の紙の中央部分をゴシゴシいくらこすってもいいでしょう。
紙がはがせるわけじゃないですが、紙はやぶれる程度の被害ですみます。


しかし人体のなかにある筋膜同士の癒着をはがすときに、
むちゃくちゃな部分をゴリゴリしすぎると、
筋膜がはがれるどころか、筋繊維がプチプチ断裂します。

筋繊維は多少断裂しても隣の筋繊維が肥大して仕事をカバーします。
だからある程度のことは問題なく、筋膜の癒着をはがす成果を取りに行けるのですが。
ですが、あまりプチプチ断裂させ過ぎると、確実に後遺症が遺ります。


そういう理由により、一般の方が自己流で筋膜リリースをしすぎては、
患部が腫れたり、体全体のバランスが崩れてしまわれたり。
人為的に起こされたダメージという、
リカバリーには施術者でも難しい事態に陥ることがあります。


なのでずり圧をもちいてリリースするという場合であっても、
様々な注意をもってあたらないとならないでしょう。



一般のお客様がセルフマッサージをするときは、
オイルマッサージをお勧めすることが多くあります。

マッサージオイルを用いたものとしていただけると筋繊維にダメージをあたえずに、
うまく筋膜の癒着が進んでオイル切れになった患部の油を刺して復活させる部分があるので。

オイルマッサージの勧め.jpg




うまいこと筋膜リリースができる”わけ”は。。。

施術をする先生方が筋膜リリースをするときは、
的確にはがせる場所を見つけ出しています。
またははがせる場所を作り出しているのです。

それにより安全性を高めつつ、
同時にリリース効果が出るわけなのです。


私もそういった様々な工夫をしていますが、
他の先生方もきっとそうでしょう。

どうしても大幅にリリースを企てると、
筋繊維のプチプチは否めないときもありますが、
極力、プチプチいわないように心がけています。





癒着した筋膜は乾燥してべかべかな糊づけ固定している部分を彷彿させます。


筋膜リリースでは、干からびたままの筋膜を無理にはがそうとすれば膜組織や筋繊維を損傷させます。
それは2枚の紙にはがせる糊ではない通常のヤマト糊で貼り付けたとき。
糊部分は干からびて2枚の紙を硬く接着する仲立ちをしています。
それを無理やりにはがそうとすれば、紙が破けますよね。
同様なことが起こるのです。



ならば!

2枚の糊付けされた紙の糊付けした部分。
そちらにお湯をかけて接着を弱めることができます。
はがれやすくするなら、容易にはがれるのです。


だったらホットストーンを用いての温熱対応で、
干からびた筋膜癒着部を温めてからリリースするとどうなるでしょうか?

結論として、蓄熱された患部には血液が集まりリンパの流れが促進されます。
それは永続的にではありません。
ホットストーンをどけて熱が冷めれば早々にまた干からびた筋膜の癒着へと戻ります。

それは2枚の糊付けされた紙の糊をお湯で接着を緩めたときと同じでしょう。
糊付け部分は放置すれば、再び乾燥して接着を強めるのです。

なので!


「あ〜ぁ、また徐々に固まっていく・・・」なんて言う暇はないです。
はがれやすくしたら、さっさと剥がすんですね!


そこで適切な筋膜の癒着をはがしやすい部分を端的に見つけ出して、
たったと、ちゃっちゃと、とっとと、はがしてしまう作業をします。


ポイントは、適当にベン石温熱器でこすりつけても、筋膜ははがれません。

意図的にはがせる場所を見つけてはがさない限り、
ホットストーンを外したら、患部の筋膜の癒着は早々に元通りになろうとします。

ここがわかっているかどうかが成果の大小を決める分岐点です。



はがしやすくしてはがすという発想です.jpg










posted by スズキ at 13:23| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

しなやかな「大黒柱」で立ち続けて、健康体質へ:【起立筋群】

脊柱起立筋】は、脊柱を起立させる筋肉群です。

一般の方の多くは【 脊柱起立筋 】と呼んで、あたかも一本の筋肉であるかのような意識でいます。
便宜上、ざっくりとした分類法上の考えでは正解です。

ですが施術をする上では、あたかも一本の筋肉として起立筋を観るような、、、
ざっくりとした分類ではいい仕事ができないといえるでしょう。

腰痛も背部痛も首の痛みについても、
施術家が成すレベルの適切な対処はできません。


たとえば、起立筋部を骨から近い深層から皮膚に近い浅層へと筋肉の層の重なりを観ていきます。

{腰外側横突間筋/回旋筋/多裂筋/半棘筋*棘筋/腸肋筋/最長筋/頚板状筋*頭板状筋}
などなど。


「腸肋筋」は、起始・停止の違いにより、
別機能を果たすが作用が同一であるためひとくくりにされた筋の総称。
そのような筋肉もいくつかあります。


そのような脊柱起立筋の概要を、絵で見てみましょう。


起立筋の多層さ.gif脊柱起立筋の層.jpg




施術をするとき。


起立筋群は、脊椎の骨に最も近い位置で椎骨と起立筋群によるテンセグリティ構造体を構成する一要素として機能しています。

この中心となる大黒柱を支える機能を持った組織に問題があれば、
ときには側弯、ときには猫背に、ときには骨盤がずれたり、ときには、、、、。
起立筋群の状態が全身にかならず影響してくるわけです。

施術では起立筋部分へと焦点を当てて、長期にわたる改善を求める。
それが勢いをもったワークとなるのです。





この起立筋が解ける力があるかどうか!!!




ですが課題がありますね。
起立筋を覆うように、僧帽筋や広背筋があります。

起立筋は僧帽筋や広背筋より深部です.png


僧帽筋は、首を支え動かす筋肉です。
広背筋は、腕を支え動かす筋肉です。
余談ですが、
大腰筋は、足を支え動かす筋肉ですね!



起立筋群の上に、僧帽筋や広背筋が乗っかってますね。
まずは僧帽筋や広背筋を緩めておかなければ、
起立筋の状態確認さえできないわけですから。





僧帽筋や広背筋が固まってほどけない時点で、
起立筋が凝り固まっているのはわかるが、詳細についてはブラックボックス状態です。
多くは慢性化した僧帽筋や広背筋の硬化が続いておられれば、
ほぼほぼ起立筋群もすでに硬くなってきているのはわかります。


もちろん体幹を側屈・前屈・後屈等の動きの可動域の量や、
動いた際の痛みや緊張感などの不快感さなどで調べることはできます。


ですが、その方の起立筋のどの筋肉のどの部位が硬化して動きを抑制しているとか痛みを作り出しているなど。
それだけでは、さっぱりわかりません。

つまり鉛筆の芯の大きさほどのトリガーポイントの乖離をする必要があるような
ミリ単位での筋膜の癒着をリリースをせねば解けないところもあります。
回旋筋や多裂筋などは、もろにそう。。。
それが見えてなければ起立筋のどこを解くというのでしょうか?


明瞭に深層筋がモニターしやすくなると、
認知が及びづらいグレーゾーンが減少していきます。
グレーゾーンでは手が出せないから放置するしかないという残念な判断をする量も減ります。
施術をする者として、いい加減な手を打てば治すより壊す結果が待っていると責任を考え、
不用意なことには手を出さないのが普通です。

もちろん一般の方が読まれるマッサージの本を見て
大雑把な解き方しかしないならぼけた成果がでるほどしか、感じられないこともあるでしょう。
状態が明瞭にわかり、そのうえで対処の道具を吟味して選択できるわけです。
それができてなければときとして残念ながら痛みや不快感などの改善はなかなか手には入らないのです。



一般の方が背中をオイル等を使ってペアマッサージをして緩められている筋肉層は、
体の柔らかい人を施術する場合を除けば、多くは表層の筋を緩めるにとどまります。
ほとんど深層筋の状態改善にはつながっていないもののようです。

(※ リラクゼーション目的であれば、表層筋の筋の緊張を緩めることでも効果的と言えます)
(  私は、この時点では永続的に体の状態を改善を図るためにはという課題をもって話をさせていただいておりますm__m)

深層筋のリリースは難しいもので、
ジェンガというブロックを縦に不安定感たっぷりに積み上げたパズルゲームに似てます。
「このブロックを抜いていいか、抜かないで様子をみるか」と悩みつつ手を打つのです。
深層筋のリリースはジェンガをするような姿勢崩壊の恐れがでてくることもあって、
一般の方に深層筋が触れられないというのは、幸いなことでもあります。




筋膜リリースが得意な先生としての起立筋を正確にモニターするための下準備のやり方として。
僧帽筋と広背筋の起始・停止部の腱を緩めてから、
起立筋をモニターしていくようにする方もおられるでしょう。

私も、その手は通常使う技術のひとつです。
施術中にお客様の背部を触っているとき、
最適なリリースする前の下準備として一連の手順ができあがっております。
その手順(個人的に「下準備のプロトコル」と呼んでいます)に則り進めています。


ときには状態を観て解く必要がない部位はスルーします。
ときにはもっと底まで見なければならないときは、非常にしつこく解きます。

以前に同業者の先生に施術をさせていただいたとき
僧帽筋や広背筋の起始・停止を必死に解いているから、
そこをリリースの最終目的の筋だと思ったといわれました。
目的はそこではなくさらに奥の部屋の扉にたどり着くための、
手前の重たい扉を開ける作業中というものです。

筋膜の癒着が進んで複雑な状態を持ったお客様のときは、
歪曲したしこり状態がだんごになってこんがらがっています。
十分に上に乗る僧帽筋や広背筋のリリースが終えた後に、それら越しに起立筋を観るとわかります。
ただ、起立筋自体が多層筋ですから、そこでの表層に近い筋が硬ければ奥は見えてこないのです。



起立筋の硬結状態を正確に手で観れもせずに、
適当に背中を撫でさすってみたところで、
こんがらがり、だまだまになった糸はほどけるわけがないんです。

実際にこんがらがった糸くずをほどくときは苦心しますよね。
それに匹敵するかそれ以上の慎重をもって糸を考えながら引くような作業です。


深層筋の状態改善に手が届かないときは、
大黒柱がくねっていてたり、傾斜したままです。

二足直立した人間の体の重力とのバランスが崩れているというときは。
起立筋という抗重力筋をだまだまに団子状に結び目を作っておいて、
どうにかようやく直立できる構造体を作り維持してるのです。

だまだまになった筋膜の癒着はすでに傾斜して倒れかけた大黒柱を支えるつっかえ棒的役割を背負ってますから。
生理的にそのような役目をいただいた結果、
ほどこうとしても、わざとほどきづらいような組織に変容してます。

そうすると、ほどいた後の状態をどう落ち着かせるかを、
先に計算して、ほどくしかないんです。
そういった結果を想定してからじゃないと、
無理やり解こうとしても戻るし「イヤ!イヤ!」をされて解けないし。

(※ 深層筋のしこりは、大黒柱を支える部材として活用されているため、無計画に抜けばぎっくり腰やその他障害が出るのが普通です。)


ね。
なんだか、やっかいですよね。


ただホットストーンの利用により、
表層部の筋膜の一時的リリース(この時点は永続的リリースではない)が容易にできるようになりました。

ここで不用意にやり方をお伝え出来ないのは恐縮いたしますが、
一般の方がやり方やリスク等を明瞭に理解せずになされるといけないので。m__m



去年の終わりごろから、ホットストーンを用いての「インパクト圧」をかけるという手法を、
お通いいただいているお客様に使っております。

「ちょっとホットストーンを使って、トントンしますから。
 もし、痛かったりしたらおっしゃってくださいね!」


と私が決まり文句のようにいうときがあります。
これが目的の深層筋のダメージ状態を知るための準備段階で、
丁寧に腱や靭帯のまさにここしかないというピンポイントを緩めます。
表面にある筋肉を瞬間、緩めてその奥をモニターして、緩められそうだと判断できれば緩めます。



そうする奥の筋に探りを入れるとき。
たいていは、いくつもの起始停止を行ったり来たり、行ったり来たりして、
お客様のカラダにダメージを残さないようほどくので信じられないほどの多大な時間がかかります。。。



そうやって、いままでは観ることが不可能と思えたお客様の深層筋が見えるまで、解き進めていくのです。

すると深層筋のだまだまになった筋膜の深刻なダメージのピンポイントが見つけだし、
そこでの異常な筋膜の癒着した状態をほどいてすっきりさせていくのです。


ときどき私が小声で押し殺した声で「ぉ!やった、解けた!」と
不謹慎にもリリース中に歓喜することがありますが、
複雑化してやっかいな患部が仕舞えたときは。つい、声が出ますね。


その声が出た次の瞬間、背中の凸凹だった状況が、非常に緩くなだらかになっています。
深層筋を立て直せた分は、戻りが遅いか、ないか、さらに自動的なリリースが深まるか。
そのような良好な経過を通ることになります。



表層部の筋を緩めて心臓部の深層筋を緩めたら、
一時的な緩んだ状態を作り出したその僧帽筋や広背筋が継続的なゆるみがあらわれだします。
根元の深層がずれた状態の上に載せられた筋は、緊張が止まずに病んでいくので。
そこに手が打てた成果です。
緩んだ状態を維持し、その後は促進するような波に載せることができます。




つまり。
深層筋が骨格の位置を決めるカギを握る組織です。
僧帽筋や広背筋のような表層の筋だけ緩められても、
深層筋がずれているままなら骨格がずれたままです。
それではいくら僧帽筋や広背筋などを解いたとしても、
数時間もすればいつもの体の硬さへと戻りだすものです。



深層筋までリリースの手が実際に届くかどうか。

そこまで届かないときは、
施術成果は行ったり来たりを繰り返すでしょう。





深層筋まで改善の手が伸ばせて、そのバランスを絶妙に操作すれば。
人は、今までの誤った筋バランスから立ち直るキッカケを得られたことになります。

その波に乗ることができた人は、自力で今までの偏った姿勢から抜け出して、
身体の前後左右上下のバランスを自己調整する機能が取り戻せるでしょう。
脊柱起立筋は、元々はひとつずつの脊椎の椎骨を柔軟にしなりながら操作をし、
バランスを整えていくものです。


そのような中心軸となる脊椎を立てる「つり合い運動」が、自発的に起こせるようになったときには、
自己調整能力が向上していきます。

それがが深層筋へ適切な手を加えられたときの特徴です。



そうなれば施術をその後、受けなくても勝手によくなります!!!

また受けていただければ、加速度的に体調が改善されるので、
「時は金なり」として通うことを楽しみにしていただくレベルが上がるでしょう!!!



最後に。
U様というお客様が、体調が改善してきて上向き基調に乗ってきているから、
いま、一気呵成にこれを押し上げようと考えてますとおっしゃって、予約のご連絡をいただいております!
ありがとうございます!!

それが申し訳ないことですが、たまたま偶然にすべて先に他のお客様の予約をいただいて、
次回に再度予約のご連絡をいただくということになっております。
恐縮いたします。
私としては、このような意識で施術の受け方をしていただけることは光栄です。
力強い施術を送らせていただき受け止めていただくこともできるでしょう。
涙が出るほど喜ばしいことでして。



ちなみに、こちらのU様が私に多摩川河川敷で石を拾って加熱してホットストーンをしてみて調子がいいと、
河原の石を使ったユニークで画期的なホットストーンを教えてくれた方です。
日頃から、自宅でもホットストーンを使い起立筋群の冷えた部位を加熱することで、
体調をよくしていっている実感を持っておられるそうです。
私も、多摩川駅周辺の河原で石を採取してホットストーンとして自身にもちいたら。
自然石の絶妙なカーブがカラダにフィットして調子が良かったです。 ^-^
ありがとうございます!!
posted by スズキ at 15:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする