2018年10月07日

マサイ族の目力は、はんぱないすごさ! 「ミスターマリック VS マサイ族」の映像

先日、お客様との会話で。

私の、解説部分のみ抜粋。 ^-^


「マサイ族って、おられます。

 彼らは狩猟民族です。
 獲物を遠くから見つけます。
 それに自分が捕食動物のライオンやハイエナ等の餌食にならないように、
 狩をするような野生動物が多くいるところでは警戒をするものですよね。」


「だから彼らの目線は目の前のすぐそばのものにばかり配られるのではなく、
 遠方を眺めるような目線でいる。
 そのような周囲の情報を多く集められる者が、
 狩も成功をするから生活もできて飢え死にもしないですし、
 捕食動物に食べられてしまうこともなく生き残れるのです。」


「そして、私たちも、彼らと変わることはなんらありません。
 いまだに彼らのような遠方を眺めて情報を集められるような姿勢で頭部や首を配置したときに、
 肩こりも首こりも、そして腰痛も生じることがない脊椎全体の自然で伸びやかな状態になるのです。」


そういって、マサイ族の写真ではないのですが、
同様にアフリカの部族で身体能力発揮の著しいといわれる
ヌバ族のおじいちゃんが遠方を眺めているすばらしい写真を見てもらうのです。

このおじいちゃんの単なる横向きのバストショット写真が、
私はとても大好きなもので。



実は、頭部の配置について、
最初はデスクワークが主の方等多い姿勢構造パターンがあります、
顎が前に出てしまって胸の胸骨部分に「よいしょっ!」と頭の重さが乗っかって前に頭部が落ちている。
そして肩甲骨と肩甲骨の間辺りが後ろに出っ張って頭が前に落ちようとしている状態を支える構造です。

この状態は身体の骨格上はうまく骨を積み重ねられていない不安定なものでしかない。
決して「理想的な姿勢」とは言いがたいものだが、
それがいつしか首や胸や腰部の湾曲等の筋肉部分にしこりを多数こさえて支えられる構造体を作る。
するとそれらのしこり化した筋肉部分が骨の変わりに支えとなってくれる。
そのことを「機能的な姿勢」という言い方をするのです。

そしてこの機能的姿勢は、長い月日をかけて徐々に自分の首や背中や腹や脚部を硬くしていって、
主要な骨格筋にしこりを作ることとなる。
そしてそのしこり化は経年に比例して自分にとって自然なものとして疑いようがなくなっていく。

私たちは、その状態をなべの水にかえるを入れて、少しずつ暖めていくと、
そのかえるはやがてゆでがえってしまって、危機的状況に陥っても気づくことがないという、
「ゆでがえり」状態に人も陥るのだという。

そのような「ゆでがえった機能的姿勢をとるためのしこりが多数作られた状態」では、
そのおじいちゃんの頭部の状態に持っていってくださいといってもなかなかできるものではありません。
なぜかというと、その姿勢は、のどが詰まったりして息苦しくなってしまう不快な姿勢にしかならないのです。

するとこのおじいちゃんの首や頭部の姿勢にいたるまでの間に、
もうちょっと楽な中間位置となる姿勢をとるように勧めるわけです。

そしてその中間位置にあたる姿勢が難なく取れるようになると、
次に進んで、、、やがてはヌバ族のおじいちゃんの写真のような首の立て方をした状態に着地していただければと願って。


そうしないと、
お客様の身体状況次第では結果的にかえって遠回りになるので
徐々に平易なステップを駆け上るように伝えていきます。







少し話はそこからそれますが。
また、お客様に「マサイ族って、驚異的な身体能力を持っていて、それを理解できる、
        ミスターマリック VS マサイ族 の戦いっていうのがあるんです」

と話をしたことがありました。
なので、その該当する映像がユーチューブにありますので、貼り付けておきますね。
マサイの若者の目力には驚愕です!!!!

興味がある方は、ちょっと長い映像ですが、お時間があるときに参考までにご覧ください。


マリックVSマサイ
42:19


posted by スズキ at 03:23| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

胸骨にある感情的心臓検査経穴って?

最近、胸骨部分(下図を参照:胸前の青く囲った骨部分が胸骨です)を巧みに使おう!
という掛け声をお客様へかけさせていただいています。

^-^

胸骨部分の操作については、
武学入門 武術は身体を脳化する〈新装改訂版〉
など他に多数著述なさっておられる「日野晃 」氏は、
武術愛好家やフォーサイス等のダンサーに関心が深い方々にはおなじみでしょう。


日野氏は、胸骨の巧みな使い方について詳しく著書等で紹介しておられます。
実際に書かれているとおりにまねて身体を裁いてみる。
するとある程度の身体の動きが出来上がっているものならば、
容易に身体的なパフォーマンスが向上してしまうのです。


とても実践的で面白いですよ〜。 ^-^



胸骨部分は身体操作の要のひとつの基準点にもなるほど大事な部分です。
そしてそれは胸郭全体のスムースな動きをつかさどる一端でもあります。

ただこの「胸骨」。

胸骨の骨の形状が各人ずいぶん違って見えるのです。
定型どおりという通例の標準形に収まるものではなく、
実にバラエティに富んでいます。

だから誰でもが等しく胸骨部分の操作をしてみても、
一定の成果や感じ方にはならないという場合もあるのです。


胸郭がうまく動いているかどうかの状態は、
胸骨や胸骨柄、肋骨や肋軟骨、それに胸椎などの骨関係を逐一チェックすることが大事になります。

特にそれは呼吸の呼気と吸気の動きにより十分な胸骨の動きがあるかどうかをみれば、
ある程度の胸郭全体のコンディションの良し悪しの全体が推測できます。

たとえば、胸骨上にある心臓の状態の良し悪しを壇中という経穴部分でみるのですが
それ以外にも呼吸の質も、胸骨柄部位に目をやれば免疫系の状態もみえてきてしまう。

下図の身体的心臓検査経穴と書かれた部分が壇中の経穴部位で、
こちらをある程度、身体を緩めて感覚を鋭敏な状態にして押されたとします。
すると心臓部になんらかの問題もなさそうな方は、
別に痛くもかゆくもなく、骨を触られた程度の感触を持つのみです。
それが心臓部分に難点となるような悪条件かにありそうなときには、
それはもうツーンと厳しい痛みや熱傷の痛さにも似た深いさが感じられます。
それもわずかな指先を壇中に触れるかどうかでも。


だから案外とそのような状態に陥ってしまっているときには、
リリースするのも大変なんです。
リリースされる側もアプローチされる瞬間。

「こんなに激痛があるなんて、この施術者、強圧してるんじゃなかろうか!?」
と思われてしまったり。
肋軟骨部分の間がつぶれすぎて状態が悪すぎるときなどでは、
実際に少しだけ強く押さねばならないときもあります。
ですが基本はなでる程度の軽い10円玉3〜5枚分の重さの圧しかかけません。

だって、ほんとうに激痛がくるところだとしっているので、
それ以上痛いとなると、
無意識に施術者へと攻撃が始まります。。。。

まぁ、少しくらいはぺしっとたたかれてもいいのですが、
本当に「トラウマになる」ほどの痛みの感じ方なのです。


実は・・・・このトラウマになるほどのというところは、
いいえて妙なるところがあります。

下図に描いた部分の剣状突起部分。
この部分あたりを感情的心臓検査経穴として
感情エネルギーのつまりや問題がこちらに集まって、
そのエネルギーの流れが滞られるという経穴ポイントでもあるからです。
それは「病気よ、さようなら」という本に書かれています。

胸骨をチェック.jpg




そういったセンシティブな部分は強圧は避けるというのが常套手段です。

かつてのトラウマを受けたときのシーンが突如として思い出されて、
実にいやな気持ちになりますから。
それはほんの些細な力で押してみても、そのような反応が出てくることもあるんです。。。


なのでその胸骨上のラインは刺激することは避けて、
その周囲の肋軟骨部分の変形した状態を戻すために、
関連する靭帯部分の骨のような硬さに変わっているところにアプローチを持っていくわけです。

赤ちゃんや身体の柔らかく正常な方々は、理想的な胸骨のムーブメントがおきているのですが、
現代で生活をする私たちの多くは、いつしかその生活の中で胸骨の動きを抑制させてしまっている。
それも気づかないうちに。

個人的には胸骨部分がしっかり動いて心臓の血液を送る力や酸素をしっかりとりこむ肺の力があれば、
だいぶ今の私たちが被ってしまっている体調不良部分も削られていくだろうと思っています。

私の施術では、少ししっかりこの胸郭周りを解いていって、
体調の向上をはかるように心がけています。

ただ、、、人によってですが感情的心臓検査経穴ポイントを触るときには、
ひやひやするときがあります。

そのような意味も含めて、胸骨部分はリリースのし甲斐のある部分ですね。





もし胸骨の動きをちょっと研究してみようかなと思ったら、
日野氏の本などから関心を深めていくのもいいかもしれませんね。

posted by スズキ at 15:39| Comment(0) | 体のイメージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プルパで、肩周囲や脇下の徹底リリース! 成果、大!!

先日、当ブログでプルパについて書かせていただきました。

2018年09月28日
プルパの脊柱起立筋の一側ラインの硬化部と石のようなピンポイントしこりのリリースパワー ^-^

金剛杭プルパ .jpg

プルパでは、
・脊柱起立筋の一側ラインをリリースする
・ピンポイントのしこり部分のリリース
などの精密なしあげポイントのリリースを担当していただいております。

ピンポイントリリースでの立ち回りの器用さは、とてもいいですね。


身体の芯が硬化した筋肉が多すぎるときには、
プルパでのリリースでは力不足で適用外となるでしょう。

そこは今までとおりのやり方が必要となります。
錘を使いましたトラクションでのリリースや自作ていしんを使ったインパクト圧。
そちらの活躍する場は、身体の芯の硬さの状態によって使い分けが必要となります。


つまりそれは一本の四角い銘木を用意して彫刻をするがごとくです。

【ファーストステップ】
四角い長方形の木の素材に、これから掘り出す像のイメージを3次元的に描いた図をトレースして墨付けをして下書きをする。
それから素材の木に不要となった部分を荒削りに削っていく一次作業が始まります。
ざっくりとのこぎりやノミを使って取り除いていきます。
そうやって全体のフォルムを描き出していくのです。

【セカンドステップ】
その荒削りが終わると、
もう少し細かく大きめな彫刻刀でざくざくと切り出すのです。
そういった荒削りのフォルムから中間的なイメージ像が描ける状態にすすむのです。

【ラストステップ】
最終的に、より詳細に削りだすところを残したので、
そこで仏像なら慎重に顔の表情部分、手足の指先や衣服のしわなどを彫りだします。
臍の細い彫刻刀などを駆使して、
細部に魂をこめる。
ここが仕上げです。


彫刻に不慣れな方は、
いきなり素材の長方形の木に細かい作業をしてばかりに気が行く人が多いようです。
全体のフォルムを荒削りして要らない部分をとらないといけないのに、
そこをいきなり仕上げに使う細い彫刻刀で取り掛かっては仕事が進みませんよね。
手順を通していかなければ、すんなりとラストステップまでたどり着けないのです。


で、私の施術でたとえるならば
現状では、
【ファーストステップ】
「ボウエンテクニックのムーブ」を使い多様な当たりをつけていく。
ここで浅層部分の見立てをしていき、情報収集をするのと同時に、
患部の熱(冷えすぎやほてりや熱症など怪しいものがないか)を見たり、
ちりちりとするような静電気的な気のもれがないかどうかをみています。
そほのか望診といわれるような顔の表情や身体の左右差や重心の狂いなど、
検査をしつつ調べていきます。

【セカンドステップ】
浅層部分をとってそれよりも奥にある層に突入していく。
そのためには「錘を活かしたずり圧」や「自作ていしんのインパクト圧」が効きます。
これが彫刻で言えばほぞの幅がある程度の広さがある彫刻刀で形を作り出すときにあたります。


【ラストステップ】
「ディテールを描きこむツール」を利用して、細部に埋まりこんだしこり部分を解いていく。
これは印象の強い手先や表情などの作りこみとなるわけですね。
ちなみにそしてそこに至るまでの下作業が十分に済んでからでなければ、
このステップに熱心になってみても手順違いだとしか言いようがありません。
それは下準備としての前段階が整えられ完成してもいないまま、
次の工程に移っては、結果的に二度や三度の手間を費やすことになりますし、
なかなか思った完成に近づけたくとも思うに任せない。
非常に、リリースする側もされる側のお客様にもストレスの溜まることです。



今、主に通っていただいておられるお客様のには
ファーストステップとセカンドステップがお済になられた方が多くおられます。
相応の筋膜の深層筋は緩められていてきれいな整えられた状態の方がほとんどです。

するとより詳細なピンポイントにスポットで狙いを定めてリリースしていくための、
精密なリリースがかなえられるツールがそのようなお客様には必要であったのです。

そのような状況を打開するためのツールを捜し求めていたところに現れてくれたプルパだったんですね。。。
それはアクティベータでも、ゼロプロマッサーでもなくて、、、
プルパという大き目のていしんとして使われるインパクトの強いツールでした。



その活躍は、当初の私の思惑以上のものとなっています。


たとえば、
昨日の施術にて、
肩周囲の根の非常に深いしこりを内在して肥大化した状態を背負う形となった私との同業者の先生のセッションをさせていただいて。
まさにサードステップへ進まれた先生ですから、
ほとんど自作ていしんのインパクト圧を使うことも数少ない様子で、
プルパをフルに活用してのリリースをさせていただきました。
プルパと錘によるずり圧をメインのリリースに構成していき、
自作ていしんや私の自作していた長さのあるていしんでもカバーできなかった部分をプルパでリリースしていきました。

プルパですりすりしながら解くとき以外には、患部に先端部分を軽めに接触させてくるくると右回転させていく作業を多く使いました。
患部の先端を軽めに接触してくるくる回転させるときには左回転にするとリリースの作用ではない状態となりますので注意が必要です。
回転方法も、
ときには螺旋を描くようなイメージにしたり、
ときには回転の円の大きさを大中小に変えたり楕円にしたり、
ときにはより軽い接触に変更してみたり。

自作ていしんでのインパクト圧をかけるときもそうですが、
私自身が木刀での日々の素振りをしているので、
それが目的的に一打を的確に打ち込む気遣いにつながりますし、
その一打を作り出すノウハウもためられてきた素地があって効くことなのです。
それはプルパでも、木刀を握る際の特殊な「手の内」の作り方にも活きますし、
意外にシンプルなやり方のうちには詳細な設定力やそれをかなえる体裁きがあってこそ。

なかなかの集大成だなと思うところです。


そして昨日は、それらのプルパの操り方を最大限引き出して、
いつも何かとお世話いただいている先生の強い肩のネックポイントを持つ施術に当たらせていただいたわけです。

かなり途方もない時間をかけてリリースさせていただき、
お付き合いいただきました。

毎回、ひとりひとりのお客様用に、次回にはどのように現状をさらにモアベターにできるかという課題を設定して、
各人のお客様の次の施術に望むわけですが。

やはり肩部分。

前回は、自作ていしんを駆使することでリリースも進められたところではありますが、
そこをかすんでしまうほどのリリースを起こすにはどうすればいいのだろうか。。。
そのようなことを追い続けているから気が休まらない日々が続くわけですが、
そこへの答えを希求する念が深まっただけ結果は出てくるものだと事実、思います。

こちらの先生の右肩周辺。
すでに多年にわたる筋肉太り状態に陥っているコンディション。
なおかつ日々、ハードな多忙な施術提供をなさって作り出される肩の筋疲労の影響も大きい。
それにより肩の内部や周囲の内側には、
強力な硬さが関節をずれさせたり詰まりをつくりだす変位が起きてしまう。


それらがちょうどプルパの刃の並びをへらのように使うことで、
大胸筋部分の深層をきれいにリリースすることができていって。
ここがかなり肩全体のリリースに効いたところと思いますが、
施術終わりに先生の立ち姿を見たときに首がとても長くなって見えました。

つまり肩を乗せる肋骨部分の自由な緩みが理想に近づいたとき、
どさっと胸が肩の凝りで上に持ち上げられている制約が消えた。
つまり胸郭自体がきれいにあるべきところにまで下げられるようになって、
肩の問題とは胸郭との関連の深さが奥に潜んでいるんだなと痛感しました。


私が見ても、
このたびは、仕上がり具合に「にんまり」してしまいました。



また、余談ですが、
この脇下にできる大きなしこりたち。
これにより肺経の経絡等に悪影響がかならず起きてしまうもので、
それは免疫系の低下につながります。

たとえば乳がんになられているお客様の脇の下の状態を見ると、
脇下のしこりが大きく岩石のようになっていたり、
板状に張り付いていたり。
肩関節が閉じるようにしこりで圧着されていたり、
肩関節がそれによりずらされて肩甲骨があらぬところにいたり。

必ず施術上チェックを詳細にしていけば、
問題箇所が私の目に付いているものです。


ただこの脇下部分の深層部を緩めるためには、
手の指での刺激等では激痛で解けなかったり、
岩石の硬さにも似たほどの硬さで解き得ない。

この日の施術で先生にさせていただいたリリース成果やそのリリースの流れを経験させていただいて、
女性の乳がんにまで発展しそうな脇下のリンパの流れをせきとめ滞らせてしまう方々のサポートもできそうだなと思いました。

乳がんに実際になってしまわれる前の、
前段階の状態での処置を考えて私どもの施術を長年受けてこられる方がおられます。
私もこれは日頃、お客様がお仕事で緊張しすぎているなと思えるような硬さが出れば、
「痛くて、ほんと、ごめんなさい!!」といいながら、
状態が進まないようにきっちりリセットするようにさせていただいておりますので。

そのリセットをされた後には呼吸が楽になって肩こりや首の調子もよくなってきて、
なにか自分の身体にいいことをしたという充実感や実感を持っていただけ安心できるそうです。 ^-^
感謝いたします!!!

あとアドバイスとしては自身の体質が家系上がんになりやすいようだという方のときは、
日頃の脇の下へのヤムナボール等を使ったエクササイズをなさるのがいいでしょう。




そんなこんなで。


本来的な密教法具としてのプルパ本来の使い方ではないので、
作った方が私の使い方を見れば「おぃおーぃ」といわれそうですが、
密教も人様を助けるためのものであり、
私の使用意図もそうですから。


本来の使い方からはとっぴなへんてこな使い方をしていることも、
大目に見て欲しいと思うところでした。 ^-^
posted by スズキ at 11:04| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月02日

書籍紹介:『限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ』

先日、以下の本を当ブログで紹介させていただきました。
2018年09月12日
書籍紹介:『動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント』

フェルデンクライス・メソッド系の良書です。
フェルデンクライス・メソッドでエクササイズをするときに、
なぜ脳の身体操作を変えてくれるものなのか。
わかりやすく紹介するもので、日頃フェルデンクライス・メソッドをひとりでおこなっているときに、
どのような動きを意図しようかなどがふわふわした言語化しづらい感じで命令をだしていたところが、
なんだかこんな言葉がけをすれば動きに無理や無駄が消えるのだろうなという表現がしてありまして。
印象に残ります。

重ね重ね、白井様から良書を頂戴いたしまして、感謝いたしております。


動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント


そしてこちらの本が私の書棚にあるのを、
フェルデンクライス・メソッドのプラクティショナーコースを通っておられ、
もうすぐご卒業なさってプラクティショナーとなる方が見つけられまして。


「このアナット・バニエルさん、よいよね。
 あとこの本と同時にもう一冊別に本が出版されているんだよね」

と教えてくれまして。


えっ、アナット・バニエルさんの本なら、ぜひ、読みたい!
と思いまして図書館で借りてきました。 ^-^

それが以下の本です!!!


限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ


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内容紹介

身体を通じた脳への働きかけが、ハンディと限界を超えさせる──
驚くべき変化と可能性を伝える。

脳性まひ、自閉症スペクトラム、ADHD、診断のつかない発達の遅れなど、
スペシャル・ニーズの子どもとの
30年以上にわたる米国での取り組みと成果を紹介。
子どもの脳と身体・感覚とのかかわりに着目し、
「できること」を大きく広げていくためのアプローチを提案する。

動くこと、話すこと、考えることの発達に、
子ども自身の力を大きく引きだす
「9つの大事なこと」とは──?

「直すための訓練」という発想から転換し、
可能性に開かれた道をさししめす。

ノーマン・ドイジ(『脳はいかに治癒をもたらすか』著者、精神科医)
マイケル・マーゼニック(脳科学者)
ジル・ボルト・テイラー(『奇跡の脳』著者、脳科学者)らが推奨する、
「脳の可塑性」を利用して力をひきだす実践法、
アナット・バニエル・メソッド、初邦訳。

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ちょっと話が、脱線してすいません。


たまたま私のボディワークのこころの師匠と目しておられる方が、
「being  と doing」 の違いについてメールで解説してくれていまして。

ざっくり文章を短くさせていただくため、
はしょって言わせていただければ、、、。

外圧等でクライアントの心身状態を書き換えようとするものを doing 。

それに対して、
クライアントが内側に秘めている可能性を開花させるための一助として働くのが being 。

まさに限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ being そのもの。

この本のなかに描かれた体験談を通して。
脳性まひ、自閉症スペクトラム、ADHD、診断のつかない発達の遅れなど、
スペシャルニーズのある子供たち自身の力を引き出す様子には魅了されます。

そこには力強く自分の限界を超えていく子供たちがいます。


「動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント」の本のような
フェルデンクライス・メソッドのエクササイズがわかりやすく積極的に紹介しているものではありませんが、
この本の隅々を読み込むことを通して、
やはりフェルデンクライス・メソッドの要点を胸に刻むこともできるでしょう。



私も、自分の内側で限界を設けてしまい、
そこから抜け出せなくなってもいるでしょう。

自分を育てるための身体的なアプローチですが、
実際にやっていくうちに禅をなす際の脳波の落ち着きを得られる。
セルフコントロールが可能とするためには、
自身の内側を見つめる「観察力」が必要です。

そのようなセンスを増すためには、
よくこのようなメソッドを学ぶことは大変な力となると思えてなりません。


posted by スズキ at 17:17| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

必要な用途を持つ本だが、なんとなく購入を踏み切れない本『筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて』

数日前、渋谷ジュンク堂にて。



筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて



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内容紹介
原題『FASCIAL DYSFUNCTION-Manual Therapy Approaches』

世界屈指の専門家たちによる筋膜アプローチ集

本書は、マッサージやマッスルエナジーテクニック、トリガーポイントリリースなど、筋膜に対する徒手療法を解説した、筋膜治療の決定版です。
筋膜研究の第一人者であるウェストミンスター大学名誉フェローのレオン・チャイトウ氏が編者を務めています。
構成は大きく、セクション1とセクション2に分かれています。
セクション1では筋膜が有する多くの役割、機能障害の評価、触診法、治療の機序などついて概説します。
セクション2では、筋膜へのアプローチ集として、全15の治療法が登場。
国際的に認知されている研究者・臨床家たちが、臨床に役立つさまざまなテクニックについて、その適応範囲や効果のエビデンス、応用法までを解説していきます。
現時点における筋膜のエビデンス、そして主要な治療法を丸ごと知ることができる1冊です。

●目次
SECTION 1 筋膜の基礎
CHAPTER 1 筋膜の機能:臨床的関連性の科学的説明
CHAPTER 2 筋膜の機能障害と疾患:原因、影響、適応する徒手療法
CHAPTER 3 姿勢評価
CHAPTER 4 付加的な全身および局所の評価
CHAPTER 5 回復を妨げる要因の除去:治療機序と筋膜

SECTION 2 筋膜へのアプローチ集
CHAPTER 6 ボウエン・テクニック
CHAPTER 7 結合組織マニピュレーションとスキンローリング
CHAPTER 8 スポーツ・運動療法における筋膜トレーニング
CHAPTER 9 腰痛に対する筋膜マニピュレーション
CHAPTER 10 筋膜の解きほぐし
CHAPTER 11 靱帯張力バランステクニック
CHAPTER 12 器具を用いた軟部組織モビライゼーション
CHAPTER 13 マッスルエナジーテクニック
CHAPTER 14 筋膜誘導療法
CHAPTER 15 神経筋テクニックおよび関連する軟部組織マニピュレーション
CHAPTER 16 ポジショナルリリーステクニック(カウンターストレインを含む)
CHAPTER 17 ロルフィング構造的身体統合法
CHAPTER 18 瘢痕および癒着のマネジメント
CHAPTER 19 マッサージ療法と筋膜
CHAPTER 20 鍼治療を含むトリガーポイントリリース法

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という本をチェックさせていただきました。

ネットで買うかどうか迷っていたものの、
立ち読みをして目を通したのなら買わなさそうな感じがしていたのですが、

『CHAPTER 6 ボウエン・テクニック』というところには惹かれていまして。

ただこの本の内容からはボウエンテクニックの効果効能はパイロットケースとしてこのようなことがあるとか紹介され、
なぜ効果がでるだろうかというところに固有受容器(こゆうじゅようき)、その他の専門的な解説が付されていた。

受容器、レセプターとしての皮膚部分の感知力って、そこから内部にも刺激的影響が及ぶというのはわかりますが、
私には経絡刺激からの成果としてボウエンテクニックの影響を考えて説明していかれたほうがしっくりくるような気がしてなりません。


ただ私がかつてネット上でボウエンテクニックの情報を得た内容が本書に和文で取り上げられていたところは興味深い。
それだけではなく、日本の脳梗塞後遺症をお持ちの患者様に取りまして、非常に意義深いことだと思えてなりません。

脳梗塞では昔は6ヶ月以内ならば機能回復がしやすい時期で、その期間が過ぎると向上にスピード感がなく現状維持になるとされていました。
ですが昨今では、6ヶ月以降でも機能回復が可能だという臨床医の実証的な内容も具体的例として挙げられています。

ただそのようなやりかた以外でも、
もしも海外で取り入れられていて、
すでに成果が出ているノウハウがあるとすれば、
それは取り入れてみてもいいのではないだろうか。

ボウエンテクニックも、そのようななかのひとつとしてあげられます。



慢性脳梗塞後遺症をわずらわれておられる方々にパイロットケースとして
ボウエンテクニックを受けていただいて成果を調べたというないようです。

14名の方に、3ヶ月で13回のボウエンセラピーのセッションを受けていただいた結果、
身体的機能向上が測られ、健康面のアップ。それに社会性も。
ただ握力テストではが思ったようにはあがらなかったそうです。


私自身、この文章をネットで英文にて見つけて、
ボウエンテクニック、すごいね!と感じて講習会に通いだした一年前を思い出しました。




実際には、こちらのパイロットケースでは英米人が受けたというものだから、
まんま、日本人に落とし込むことは私は期待しておりません。

英米人の多くは、気の流れが陰陽どちらかと申せば、<陽>に傾向する反応がとても出てきやすいものたち。

日本人の多くは、気の流れが陰陽どちらかと申せば、<陰>に傾向する反応がとても出にくいものたち。


経絡治療をなさっている先生方とお話をしても、
陽の気の流れを持ち続ける英米人と特に昨今の陰に気が傾く日本人との違いの差は大きいということで同感するとのこと。


それにおそらく上記の慢性脳梗塞による後遺症を改善させたボウエンテクニックのプラクティショナーは、
想像するに私のようなボウエンテクニックの技術発揮についてまだまだこれからというものではないはず。


そのようなところも、日々、私の仕事の施術中にボウエンテクニックを取り入れさせていただいて、
修練として益するところとさせていただくことで、
どうにか前進してはいるものの。

いまはまだ直接、脳梗塞後遺症を持つ方のセッションを純粋なボウエンテクニックのみではおこなっておらず、
今後の私自身の「やってみなければ、なにも、はじまらない」という勢いというか勇気というものを発揮することを待たれているところです。





それにしても、、、迷うところは、上記にあげさせていただいた本を買って、
このように本にもボウエンテクニックの成果について書かれていますよね!と
一部の興味関心のあられるお客様に見せて信用を得るためのプレゼンツールとして購入に踏み切るかどうか。


あんまし、それ以外の目的の記事以外ではあまり特段に私にとってこれは目新しいとか気が惹かれるといったものがなくて。。。
(※ これはあくまでも個人的感想であります。
   他の先生方ならば、手になさって参照していただければ、
   筋膜療法の広きにわたって見渡せるため重宝するものかもしれません。あしからず m__m)


ちなみにこの本のなかで紹介されている内容では、
一切のボウエンテクニックのテクニック自体は解説されていません。

ボウエンテクニックの独特なムーブについての解説部分は、
私としては「?」とピンとこない感じでもありました。

そういったところもこれを欲しいとは思えなくさせられる。 ^-^;
久々に、ほんとうに悩ましい本のような気がする。

posted by スズキ at 04:35| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

プルパの脊柱起立筋の一側ラインの硬化部と石のようなピンポイントしこりのリリースパワー ^-^




ひょんなことから、
購入に踏み切った密教法具のプルパ


金剛杭プルパ .jpg

こちらを施術中に利用させていただいております!



さまざまなリリースに使えるという感想をもっています。

ただ、それは今まで自作ていしんを使ってみて、
巧みな筋膜リリースへの応用を身につけたおかげであり、
それがなければ、使うのは難しいと感じました。

いま、考えてみると、

大きな自作ブロックを使ったリリース → 自作ていしん → プルパでリリース

これらは有益な関連がつけられステップアップした利用となりました。
このステップがなければ、
プルパを手にしても施術には活かせなかっただろうと感じています。


プルパでは、
脊柱起立筋の一側ラインをリリースする
ピンポイントのしこり部分のリリース
などを担当しています。


ただ腰椎脇の一側ラインはプルパが棒状であるため対応が難しいため、


ネパール産 チベット密教法具 カルタリ(曲刀) 十字金剛斧 本格実践仕様 No3を購入して、
こちらに担当していただけないかと。
こちらの刃先のアークが腰椎部分のアークに利用に対応できる。

握り手がしっかりしているのがいいですね。
カルタリの握り.jpg
ですがそのまま握ると銅製ですから指が痛いですし、
質量がプルパに比べると非常に軽いがゆえに
表層部を削るような圧になって痛みや不快感が強く出るようだ。
こちらを有効に私のイメージする筋膜リリースに用いる際には、
扱いの工夫が、さらに必要となるだろう。

プルパを使った筋膜リリース上での理想は
ボディクッションhttps://www.bodysupport.com/)』を使うことだろう。


ボディクッションを使いうつぶせ寝になっていただくことで
腰椎部分のアークを軽減させることができる。
この姿勢はある程度の脊椎の柔軟性を持つ方にとって、
大変深くリラックスできる姿勢でもある。

そのリラックスに乗じてプルパでリリースをするほうが、
成果が上がるのではないかと感じています。
(これは今後少しずつ実験してみる予定です)


ただ注意点として。
プルパの重さが活きて思った深層にまでリリースが容易だが、
それだけ影響力が強いため、さまざまな注意も必要だと思う。

いままでの私自身が課題としていたアプローチ箇所について、
それを補う力を秘めている。

特に、一般的な圧をかけるやり方では
ピンポイントでできた筋膜の癒着部分で、
その裏側が柔軟な組織だとリリースがしづらい。

上からそのしこり部をピンポイントで圧をかけても、
ちっとも解けないか、ちょっとしか解けないものだ。
それがプルパの先端部分から生じる作用により、
私がびっくりするほど容易にそこがするすると解けるのです!!!



おおよそこれはリリースされたお客様自身は気づかれないが、
私には、最初にこの発見をしたとき、震えた。


石のように固まったしこり部が、
こちらを適宜の回転させて解くと、
なぜ、ここまでリリースできるのだろう?

このような硬質のダメージを受けている箇所が、ここまでは解けるものじゃないのでは?(個人的感想ですが)

一般のどの筋膜リリース法を研究しても、
どうやっても解けなくて悩みこんだ日々。


おおよそこのプルパでのリリースも物理圧の発生の具合であろうが、
無理なくこれで解けてしまうなんて。。。
30年以上、解法を悩み続けたことが解決したのは大きい。



それにお客様自身が、
石のような硬さのしこりが解かれるプロセスを受けているにもかかわらず、
無痛ではないがさほどの強い痛みが出ている様子もない。

総じて快適です。

ここがまた、ほんとうにうれしいところですね!


まさに、ミラクル。 ^-^ v





ちなみに、私が利用しお世話になっているプルパは以下に。




馬頭観音、迦楼羅仕様のブルパ(独鈷杵・金剛杭)の約35cm特大サイズです。馬頭観音は観音菩薩の化身で、邪気や悪気を消滅させ、煩悩をも断ち切るといわれています。
迦楼羅は口から火を吐き、悪霊、邪悪を焼き消滅させるといわれています。

ブルパ(独鈷杵・金剛杭)は古来より、チベットやインドの儀式や祈祷・瞑想・浄化・魔除けに、使われている法具・法器です。
ブルパ(独鈷杵・金剛杭)は、魔や災いを打ち破り、跳ね除け、幸運を運んでくれるといわれています。
また、自分の内側にある、恐れ・不安・邪心・煩悩などのネガティブなエネルギーを消し去るともいわれています。

長さ:約34〜35cm  材質: 真鍮



ちなみに私は、プルパの利用に際して。
本来のプルパの利用法を、図書館等で密教系の専門書を取り揃えて分析して、
使い方を理解するようにしました。

目黒不動尊や深川不動尊に出かけて、
その場で法具を使ってないかなど観察。

一見すると施術の研究とは見受けられませんが、
私としては成果をだそうと感性を尖らせています。

大真面目です!

posted by スズキ at 06:51| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

三方得となる工夫

小さな会社の稼ぐ技術」という本を読んでいました。

こちらの本は、私のような個人営業で生き残るものなら必読の書ですね。
いつもよくしていただいている方からずいぶん前に勧めていただいて、
それから基本ラインはこの本をベースにしています。

それが「正解」でした。

<弱者の戦い方>で勝ち残れるような工夫が、
このランチェスター戦略のわかりやすい本に書かれています。


大手企業の戦い方ばかりテレビで報じられていて、
どうしてもそれが企業というイメージですが、
そこを払拭することから作戦を練らなければ、
個人の仕事は続けられるものじゃないのです。

そのような基本を教えてくれる本ですよね。




そして、この本を改めて読んでいて。
おもしろい体験談を見つけました。

どういったものかといえば、
「保険営業をする方の手記」というもの。


かいつまんで内容をお伝えすると、、、。

いくら保険営業を飛び込みでしようとしても成果が上がらなかったものが一発逆転。
アパートを持つ大家さんが水周り修繕や手直しなどさまざま日々出費がかさみます。
多くの収益があがるものかと思っていた大家さん。
でもそうは問屋が卸しませんで日常的な資金繰りに困ってしまっていることを知る保険営業マン。
ただもしかするとそれらの大家さんが入っている保険で、それらの経費分を補填できるのではないか?
ということに気づいた。
それでも大家さんには保険会社に申請をするのにもどうすればいいかやったことがない。
やったことがないことに対して、人は取り掛かるストレスははんぱないものなのですが、
その営業マンが「私が、その申請について代行を引き受けます」といって申請すると、
うまいこと保険会社から数日で数十万円のお金が支払われたのです。

頭を抱えていた大家さんが、ぱっと目の前が明るくなり、
アパート経営にかかる経費の膨大というストレスが消えたんです。

すると、いつもは保険のセールスというと、営業マンにお金を持っていかれる印象が、
営業マンが大家さんにお金を持ってきてくれるというありがたい存在に変わっている。

保険請求の申請をその会社は嫌がらずに営業マン自身がやってくれるんだというのは驚きだし、
そんなことをしてくれた営業マンは見たことがなかったはずです。

そうなると大家さんは営業マンを信用して保険の勧めに応じだすのです。
どんどんそのようなやりかたで営業成績をあげたそうです。

----内容的には、このようなことが書かれていました。


保険会社としては、大家さんが保険請求できることに気づかないことで、
ずいぶん出費を抑えられていたものでしょう。
ですが保険契約上、お客様にとってみれば保険請求は正当な権利です。
そこに気づかせてあげるような手を差し伸べることができたならば、
保険会社にお金を支払うというのもまんざら損ばかりじゃないと感じたはずです。

そうなれば保険会社にも、お客様が保険契約金額にも上乗せがでてくるでしょう。
すると保険会社にとっても、保険営業をするセールスマンにとっても、
そして保険会社を有効活用するお客様にとっても、3方得のような関係が成り立つものです。


この体験談を書かれた営業マンの目の付け所がいいんですね。

誰に対して、どのタイミングで、どのような場で、
どのようなことをしてもらえれば喜ばれるものか?
そしてそれが感動や感謝までつながるものなのか?

そのようなシーンを想定して積極的に手を差し出すことができれば、
おのずと信用を受け取ることができて商売とはうまくいくものです。


そのようなことができていない限り、
一般的に必要として営業さんに来ていただいたとき以外の、
飛び込み営業を受けるようなときは、
ひどい言い方ですが印象としてお金をごっそり持っていこうとする盗人が来たようにも見える。
最低限、仕事に集中していたところを電話での営業で集中を切られるのは非常にいらだちます。
このようなシーンでは、営業成績があがりづらいのは想像できるところでしょう。

それが本当にたった今、困り果てていてそれを解決してくれる人がきてくれたならば、
同じ営業マンでもお客様としてありがたさを感じられ見え方が違ってきます。

もしお客様が新たに保険に興味を持ち始めたときは、
そのときにはお客様のほうから、その営業マンに接触しようと声をかけてくれます。
安心して仕事を任せられるという人的担保ができあがっているだけではなくて、
世話になったから、今度はこちらが世話をして喜ばせてやろうじゃないかという
相互扶助のようなバランス関係が自然に生まれやすいからです。




■---------------------------------------------------■


施術をさせていただく私たちにも、
同様なお客様へのお困りごとの御用聞きをして、
自分の能力で対応させていただけるかどうかを
ご提案させていただくことはできるかもしれません。


この施術を受けることにより、
手に入るものはどういう心身の状態であるのか?

それは「この保険に入ればどうなるか」というほどの、
すっきりした将来にわたる試算表は打ち出せませんが。

そこはお客様自身の将来にわたる不足の事態などは想定できませんから。
体調などは、日々変わっていって当然のものです。

この施術を一回施せば将来にわたって直るというような魔法を期待せず、
賢者は、実直に自身の身体の知恵や知識を増やし、
それが自身に役立つようなものかを吟味して取り入れていくものです。

そんなときのワンシーンで、
「そうだな、、、施術をする専門の方に相談したほうがいいかもしれないな」
と思えたようなとき、
お客様のほうからメールで自身の身体の状態について述べていただけて、
どのようにすればよいかの可能性をたずねられるようなアプローチをしていただけます。


時としてそのようなシーンで、
とても多忙な先生だとそのメールをスルーすることもあるよな、、、
と思われがちですが、
実際は違いますね。

そこは、断言できると思います。

その先生のお客様に対しての心配りや配慮の問題です。

というのも、非常に地位ある多忙な先生に問い合わせをしたとき、
想像以上にご丁寧な返信をいただいたという感想をお客様から聞いたことがあります。
やはりそういった先生のところへ、たとえ遠方でも足を運ぶといいことがあるという。

それは私自身、間接的にその先生の活躍を聞き及んでいたもので、
さもありなんと思ったしだいです。

その先生ほど忙しい人など、私はめったに知りません。
ときどきどうしても私の施術の臨床上の考えが行き詰ったときに問い合わせると、
「こういった視点で、再検討したほうがよろしいでしょう」と、
シンプルかつ適切な示唆を与えていただける。

やはりそうなるともし私が身体を痛めたら、
多忙な先生で予約が取りづらいし待たないと受け付けてもらえないという条件は、
なんとなくボディワイズと似ているところですが、
そちらでお世話になりたいと思うものですよ。

いざ困ったとなったときに、
親身になって自分のために動いてくれるという人は、
いそうでいてあまりいない。
それも積極的に福をもたらしてくれそうな人は、そうはいません。

今の時代、
業務上ルーチン化したサービスどおりのものを提供しようというところにとどめておいて、
そちらをスムースに回転させていったほうがいいのだという考えを持つ人のほうが多いようです。


個人営業での施術業を生業とするものとして、
運営のやり方もさまざまありますから。
何が正解というわけでもなく。
うまく継続的に運営できていれば、
それが正解と評価すべきものです。


ただし施術院の同業他社の増加は著しく、
新たな開店をするものもいれば、
その影では撤退閉店するものもいる昨今。

今までの自分のスタイルのままのやり方や考え方が、
今後も通用するとは思えません。

お客様が「もし、あのときに、あのご縁で施術を受けていなかったらどんな将来の自分になっていただろうか・・・」
という想像をしてもらったときに、真価が問えるものと思えますが、
そういったことは、しっかりと施術を受けて通っていただけた後の感想ですから。

^-^;



そのずいぶん手前に、
ご新規のお客様とのWin&Winを図る申し出を果敢にしていく試みに取り組むことが
仕事を継続するには必要だと思えてなりません。
それも、そこは待ちの営業では、
ボディワイズのような小さな資金的に非力なところこそ撤退を余儀なくされるでしょう。


日本人全体の健康面での不安定さは、
確実に今後はさらに深刻になります。

そこを見据えて、各人の思い描く理想のライフスタイルや健康寿命を長くしていくことも含め、
付き合っていきたいサービスを提供してくれるところだからと見ていただけるようになるかどうか。



そこへ一石を投じる提案をさせていただいて、
そこに共感していただける方とつながれるかどうかが鍵なのでしょう。

posted by スズキ at 12:18| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

【業務連絡】:2018年10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました






------------------------
☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
------------------------

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


☆ 2018年10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『ボディワイズ 予約可能日程表』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にある 
ファンクションキー5 <F5> を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。よう
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。




【 編集後記 】

こんばんは。

ボディワイズの鈴木です。

私が施術を受けに来ていただけるお客様とはじめてお会いしたとき。


基本的には施術を最初に受けるお客様は、
身体のつらさが落ち着いてゆければ、
こんな風なこともできるのに・・・
そこのところをどうにかしたいという願いをもってきておられる方もおられます。

ほとんどの方がそう。。。 ^-^


施術前にこちらへお越しいただいた目的をお伺いさせていただくのですが、

たとえば、
「現在は膝が痛くて歩くのがつらいし、何もしなくても疲れてしまって。
 でも、できれば○○に旅行にご主人と行きたいんだ。。。」

たとえば、
「勉強しようとしても、どうしても意識が集中できないし、
 だるくてつらいんだけど。。。
 どうにかしてそこから抜け出して、もっと積極的に動いていきたいんだ。」

たとえば、
「僕はダンスをしているんですが、数分動くとばててしまうから、、、。
 でも自分なりのダンスを思いっきり踊れるようになれればいいのに。。。」

etc....

お客様、100人おられれば100通り。
それぞれが物語の主人公として力強く生きていきたいという思いが伝わってきます。


お客様の話をお伺いしていると、
その人生に引き込まれていく。
そのような高いモチベーションをもっておられる方々も多くおられるのです。

するとお客様が当初申し出ていた問題箇所を
何割か調子をよくするように施術をするだけでは
健康的なその方本来の力がでないということを私は知っています。

単にお客様が当初所望した肩こりやら腰痛が改善できたらおしまい!
というようなところでは切なく感じる。

実際はそこまでのかかわりであれば、
私の体調も壊すほどの負担を強いることもないんです。
施術のテキストは多数持っていて、
相当にそちらの読み込みや習得にも時間をかけていて、
そちらだけで勝負ができるでしょう。

私自身が深層筋まで、まじめに深く解くということが、
どれだけのメリットがそのお客様の人生に起きるかを知っていたとしても。

体質の面であったり、
疾病の面であったり、
そして動きのパフォーマンスであったり。

お客様自身は、
別段、深層筋が解かれたあとのストーリーを想像できてはいないと思います。

やはりそれは多くのお客様の変化をみてきたから見えてくるものでありますから。

私の願いとして、
できれば、、、ぜひ、自身がイメージする活躍ができるようになってほしいのです。

すると私の内側で想像の世界が生み出され、
ストーリーが仕立てられるときがあります。


そうなっていただくためのお手伝いができていければ。


ただ、そこまでつっこんで、没頭していこうとすると、大変な面が出てきます。
ひとりひとりのお客様の状況や状態の現状を見て、
そして現状の私の施術技量を客観的に見ていくと。

そこでは施術書で書かれてはいないそのお客様への観察の目を深めて
次回の施術を受け付けることがあったそのときまでに理想の対処法を見つけ出そうとする。

実際は、たやすく見つけ出せるものではありませんから、
次回の施術でお越しいただく前に必死に対処できるように試行錯誤を繰り返し、
資料をひっくり返したり瞑想したりしつつ、見つけられるようにもがくということです。



おおよそ要領のいい人ならば、または天才肌の施術家ならば、
そこまでしなくても見つけられるような単純な対処法があることを、
私も悩みぬいた後になってみつけたときに「なーんだ、そうだったか」と思い当たるのです。

でもそこまで頭の中でもやもやしたものを言葉にしたり形にするまでのプロセスって、
かなり大変なものがあるものです。


なかなか新規予約受付をなされない。
私がたまたまボディワイズをみつけたお客様の立場であれば、
じれったくて受ける気もうせてしまうかもしれません。
ただ私も偏屈なところがあって、怖いものみたさの好奇心から、
一度はそういう施術だったら受けてみようじゃないかとは思うでしょう。
気合をいれて、「あのぉ、いつごろ新規予約受付するんですか?」
と、定期便メールを送り続けるでしょうね。(^-^;)

ほんとうにこれからのお客様には頼りにならない対応で申し訳なく思っております。
これ以上に不親切な施術院はないと思い反省するところですが、
おそら町工場でもいいものづくりをする企業では飛翔するために、
独自過程を通って力をためて仕上げていかれるものでしょう。


最近では、今の私の施術技術とお客様の自身の心身に取り組む熱心さと、
うまくかみ合っていただいた方が、私も、
「おっ!すごい、いい立ち姿をしてますね」と、
驚きとともに喜びを持って、そのお客様の姿を見させていただくことが多くなりました。

うれしいことだなと、感謝しております。



来月中に、おおよそ8名から10名の範囲で、
新規のお客様の予約順番受付をさせていただく予定をたてています。

私自身の施術の型が落ち着いてきていることから、
活躍の方法を変える時期がきたと感じていて、
受付の人数は少なく限定させていただく予定ですので。

ぜひ、ボディワイズの施術に関心あられるご新規のお客様がおられれば、
ブログやメルマガで予約順番待ち受付日時をご報告いたしますので。

どうぞ、ご検討のほどをよろしくお願いいたします!! m__m


(終わり)


文責:鈴木
================-
ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
================-

posted by スズキ at 21:00| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

【業務連絡】:2018年 9月23日(日曜日)午後9:00に、2018年 10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます



【業務連絡】:
2018年 9月23日(日曜日)午後9:00に、
2018年 10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます




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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への

  業務連絡となります ☆

------------------------


お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


{2018年 10月の予約表更新、予告日時}




2018年 9月23日(日曜日)午後9:00



上記の日時にボディワイズの予約可能日程表を、
更新させていただきます。

(※ 予約表更新予告のお知らせが、
   ぎりぎりになり、申し訳ありません。 )



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『 ボディワイズ 予約可能日程表 』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm



※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にあるファンクションキー5 <F5>を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。



============================


業務上の予約表更新日時のご連絡は以上となります。

どうか、よろしくお願いいたします。






【 編集後記 】

皆様、お元気ですか?

ボディワイズの鈴木です。

ここ数日の朝食のマイブームです。

知人がちょっと血液検査の結果が糖尿気味だということで、
なにか『』で、改善できるような、、、

それも比較的平易なやり方はないだろうか?


そのようなことを考えていたとき。


そういえば、、、お粥は、昔から病人食といわれたりしたが、はたしてそうだろうか?


禅寺では朝食はお粥だったよな、、、建長寺とかもそうだった。

それにかつて読んだ『道元「典座教訓」禅の食事と心』という本を思い出す。

そちらの書中に説かれているところによると、
禅宗では、【 お粥に十徳あり 】といっている。


■------------------------------■

 一には、(肌つやをよくする)

 二には、(体力のもととなる)

 三には、寿(長命にかなっている)

 四には、(胃に負担をかけない)

 五には、詞清弁<ししょうべん>(身体に負担をかけないので、血の巡りもよくなり、自然に頭脳も澄み弁舌もさわやかになる)

 六には、宿食が除かれる(胸にもたれることがない)

 七には、風除かれる(風邪にかかることがない)

 八には、飢消える(空腹をいやす)

 九には、渇消える(喉の渇きが消える)

 十には、大小便を調達する(便通がよくなる)

■------------------------------■



といいます。

これら十徳が得られうお粥食。

香港等では、屋台にお粥を出す店も多かったと思います。
それはたんなる白粥ではなく、
バラエティ豊かなトッピングがほどこされているものですが。
彼らはそれを朝食として好んで食していました。



お粥は、別の意味もあるようです。
昔の托鉢をした僧は、
雨天等がつづきますと食材が尽きてきます。

するとお粥ならば、水を多めにすることで、
皆に平等に分けて食すことができました。


話は少しそれますが、、、。
アショーカ王という仏教の布教に努めた王。
死のふちにいるとき、
自身のもてるもののすべてを寄進していて、
もてるものはマンゴーの実の半分だけだ。

最後にそのマンゴーも寄進したといいます。
そのマンゴーをお粥のように水に溶いて薄め、
王に感謝し多くの僧がいただいたといいます。

国が変わると、
お粥も米からマンゴーに変わるのか!
と衝撃的でした。

ですが粥への印象は、
私には特別なものに感ぜられるようになりました。



私は試しに朝食をお粥にしようと試みています。

かつお節やちょっとのこぶだしやクコの実、ごまなどを、
適量入れていただいています。
少しずつトッピングに飽きてきたら別のものに変えて、
楽しみながら続けられればいいなと考えています。

すでに5日間くらい続けたのですが、
全体的に悪くない結果が出てきていますね。

午前中の施術などはおなかがすきすぎて仕事にならないかも、、、
と、ヘルシーな食事につきもののつらさをこうむることは危惧していましたが、
どうにか、なっています。 ^-^

これを10日間ほど続けてみようと考えています。
自分の体調を感じてみたところよさそうならば、
知人にも勧めてみようと考えています。



皆様も、ちょっと胃もたれ等があったからばかりではなく、
お粥の十徳を得るを期待し、
自己責任を持ってトライしてみませんか? ^-^

お粥を作るのがちょっとめんどうだというならば、
レトルトの白粥を暖めてというのでもいいでしょう。
短時間でさっと調理?して食すことができますから。
忙しい朝にはもってこいかもしれません。


意外にレトルトの白粥は非常食にももってこいで、
常備すると災害時に心強い食料となるといわれてますので。
そういったところでも、お勧めです!


(おわり)
================-
ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
================-
posted by スズキ at 07:00| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月18日

骨盤がずれているのは、胸郭がずれちゃっているから?!「骨盤と胸郭の連動」

先日のこと。

驚いたことをお伺いしました。

「 骨盤がずれていると、身体全体がずれるんだから、
  骨盤のずれだけ手当てすればいいんだ! 」

という内容の話で、
ほんとうに骨盤しか触らないそうです。。。

もちろん、骨盤がずれれば身体の全体のゆがみにつながるのは事実でしょう。
ですが、たとえば、身体的に可塑性の高い柔軟な筋組織を持つものであれば、
そのような骨盤のみのケアである程度の成果がだせるケースもあるようです。

ただし、そういった人は、それこそある程度の症状を持っておられる方が多い治療院では稀有な人なので。
そこを期待していいわけがありません。 

骨盤のずれを調整しても、重い大量不良を感じられる方の場合には、
戻りが速攻で現れてきてしまう。
つまり多くが骨盤だけのケアでは、
よくて現状維持か悪化のスピードの減退にとどまります。


以前は私もそういった神業のようなものが、
世の中の七不思議のようにあるのかもしれないと探ってみた。
だが結論からいえば、
やっぱり症状が重い方々には戻りが早すぎで、
状態を上向かせるだけの力が欠けているように感じられました。

もちろん骨盤の変位を正すこと、
つまりちゃんと骨盤が正しい位置に戻って関節も正しく稼動していたり関連筋も設計どおり働くのは健康の基礎。

そこは疑いようのないところです。
ただ実際は骨盤部は起立筋や広背筋や腰方形筋等々の腰部や背部の筋群と密接な関連を胸郭と取り合っています。

だとしたら、、、骨盤と胸郭の正常や異常の状況は密接にリンクしているんですね。


つまり、胸郭のずれや変位のパターンに近しいかクロスパターンのような形で、
骨盤がずれているという関係性を見て取ることができるんです。

そして、骨盤が胸郭部の筋異常による頭部方向への引き上げによりずらされている状態は、
骨盤部の股関節周りの外旋六筋を文字通りリリースできるまで解けば(←これがはっきりいって至難の業です)
腰方形筋や起立筋下部あたりは緩まってくれるものの、その緩み方としても芯のコリを残したままの緩み方です。

ちょっとそれでは改善状態も長くは持たないというわけです。



というと、、、ここまで書けば察しのよい方は、
「じゃあ、胸郭と骨盤ってセットでリリースして欲しいよな〜」
と感じるのではないでしょうか。


それは下記の本に書かれておりますように、
下記書籍を書かれた先生のお調べで、
「胸郭の左側方偏位が90%」とおっしゃられています。





胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付


ちなみに、この本は図画も多くわかりやすいだけではなく、
出版社のサイトに書籍にスクラッチで封印されたパスワード等をいれることで、
映像で検査の仕方などが参照できるので理解がしやすくて。

本書は理学療法やお医者様向きの本ではあります。

ただ私には他の施術をなさる整体やマッサージ、カイロプラクティック等の先生方にも、
ぜひとも参照して学ぶことで、目からうろこがはがれるものとお勧めしたい一冊です。



そして、そして。
本題に戻りまして。

胸郭が左側が軸となると機能的優位になるような状態を持つ人は90%で、
そうなれるように胸郭の骨組みの並びが偏っているんですね。

つまり胸郭は、左右がきっちり均等にシンメトリーになっている人って、実に少ないんですね。
最低でも90%の人はずれちゃっている傾向があるのだということですから。

私の施術をしてきた感覚では、身体の左右差を整えられたスポーツマンでも、
はっきりとした胸郭部のずれを確認することはほとんどです。

だからたいがいの方は、自分の胸郭はずれているわけがないと思っていても、
私が見つけ出したチェックポイントを、2〜3のポイントを20グラム程度の弱い圧で押しても、
ひぇーーーー^−^;
痛すぎですよ!!
という人がほとんどなんです。

最近はキーボードを使ったデスクワークが事務作業の主流になっているからだけではなく、
スマートフォンの普及に伴ってというところからか、
確実に胸郭の変異は大きくなってきていますね。

だからこそ胸郭をリリースする技術を独自に習得して成果が出せることが、
施術力の発揮やプレゼンにもなるキーになっているんですよね。
ここで施術効果を高める独自性が出せるかどうか。


そして同時に、胸郭部のリリースを骨盤部のリリースとセットにしていると、
改善率が非常にいいように実感しております。

もちろん、時間もかかるし、見立ても複雑になりますから、
それなりの大変さは増すのですが。

施術では骨盤と胸郭の両方のリリースをしていますし、
最後に、かならずそのふたつをうまくあわせられるよう微調整をするのです。
バランスをとるのも、
解剖学上の相関の様子が要点として飲み込めずに感覚的なところに頼るところもありますが、
徐々に多くのお客様の施術を繰り返していくうちにポイントが判明し飲み込めたところがあります。


実は、、、施術院選びには、最近の流行の「骨盤部分のみをみれば・・・」というのも、
とりあえずキャッチーなお客様の心を捉えるためのコピーなのかもしれませんが。


しっかりした施術をなさるところでは、
そこに重きは置くものの、各人の身体の多様性を見て治していくのが良心的だと思います。

私が文頭で述べた骨盤のみでいいと訴えた施術を受けたお客様の評判は、
あまり芳しいものではありませんでした。



おおよそ施術院を選ぶ側のお客様自身が、
大切なお金をお支払いいただくのですから。
しっかりと自分の身体改善につながる良否の判断ができるようになること。

そこは重要だと思えてなりません。

posted by スズキ at 12:46| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする