2018年10月25日

チープな自作版CV4枕でも、けっこう首や肩が楽になり、脳脊髄液の流れも良好に

第一頚椎と後頭骨の詰まりを改善するグッズ、ご存知ですか?


頚椎第一と後頭骨のあいだが詰まっていると、
頭部に血流が流れ込みづらく滞りがちになります。

それにこの第一頚椎周囲には脊髄神経部分が、
骨部分に接している非常に自律神経系としても重要なポイント部分です。

頭蓋仙骨治療というオステオパシー系の施術法には、
この大事な第一頚椎と後頭骨を「CV4テクニック」と呼ばれる効果的なリリースをおこなうテクニックがあります。

それは通常はその技術を習得したものにやっていただくのが一番いい。

でも、ある程度なら「CV4枕、CV4クッション」といったグッズを、
第一頚椎と後頭骨の詰まりがある部分を緩められるよう工夫して設置。
それでソフトで快適な第一頚椎と後頭骨の詰まり改善がはかられるようなグッズがあるんです。

製品版は、下の写真の上方にある緑色のグッズです。
(サイズ感は、裏の水色のボードが22.5センチ×15センチとなります)
CV4枕1.jpg

ただこの製品版が、アマゾン等でも見つからない、、、ようなのですね。

入手困難?

廃盤?

ということで、
あとは自分で自作するしか、CV4枕を手に入れる道はない!


で、自作したやっつけ仕事でつくった自作CV4枕が上写真の下方のもの。




ということで、
ダイソー等の100円ショップを利用して、下の写真のようなグッズを集めます。

1、(ダイソーで入手→)ぷにゅぷにゅボール2個セット(※1)
2、太目の輪ゴムを数本
3、台所用に使われているシリコンマット

(※1)ぷにゅぷにゅボールは個体差があり、固めのものからやわらかめのものまで。
    極力やわらかめのものを手に入れておいたほうがいいでしょう。
    そのほうがリリースが起こりやすいと思います。

手作り版CV4枕の素材.jpg



では、さっそく、実際に後頭骨部分の下部に自作版を当てて横になり利用してみよう!


・10分間ほど自作CV4枕を使ってリラックスして休んでみました。


製品版が8000円くらいしていたと思うので、
それには及ばないものの、
十分な第一頚椎部分のリリース感があります。

私の場合はという個体差があるので、
別の方ではどうなるかはわかりませんが、
この部分がかたく詰まっていては脳内の血流が滞りがちになるだけではなく、
脳脊髄液という脊髄神経系のエネルギー源になる栄養素を脊髄に送り込めないんです。

その脳脊髄液が送り出される状態が改善するときに、
いっときだけ脳脊髄液の流れのリズムが停滞します。
その現象が自分に起きたのが感じられたので、
脳脊髄液の停滞によりおきる自律神経の不調も、
そこそこ落ち着かせるにも、もってこいでしょう。


わずか、300百円弱の工作です。


興味がある方は、トライしてみてくださいね。


「CV4テクニック」とグーグルで検索すれば、
テクニック自体の情報もいろいろ手に入るかもしれません。
ほんとうは頭蓋仙骨治療やクラニオサクラルセラピー関係の、
専門書をお読みいただければ、ベストなのですが。^-^
余裕がある方は、そこをしっかりチェックしてみてください。

posted by スズキ at 11:39| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月23日

【業務連絡】:2018年11月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました




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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


☆ 2018年11月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『ボディワイズ 予約可能日程表』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にある 
ファンクションキー5 <F5> を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。よう
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。




【 編集後記 】

こんばんは。

ボディワイズの鈴木です。


最近、「プルパ」を利用した筋膜リリースの用法を必死に思案して、
新たな用い方などを開発しております。

まずは私自身の身体で実験台として試してみる。
そこで得られた効果のほどや、危険性がないか、
チェックした後で、お客様に暫時、
新たな効果的なリリース方法を用いさせていただいております。



「プルパ」は密教法具のひとつで、
プルパを用いた施術法のテキスト等は世には存在していません。

私が現状で用いているプルパは30センチを超える真鍮素材。
頭部には仏様の憤怒した三面像に、
刃先は鳥神様のカルラが火を噴いて魔を焼き尽くす文様です。



それに類似した道具を利用したリリース法を解説した本を見つけ、
参考にさせていただこうと考えたのですが。


そのような施術書は、私の本棚や医学書店に足を運んでみても。。。

皆無に等しい状況でして。

やっぱり、現状は自身で模索して創り出すしかないようですね。

^-^;




まずプルパの握り方の手の内を創作し会得してからでなければ
うまく成果は出せないのは必定です。

現状の手の内では、
両手で持ち制御していたり片手で操ったり。
適宜施術でのアプローチごとに、
最適なやり方を選択しています。

ただ左手側手首に負担がかかり、
左手首が激痛で容易には曲がらなくなってみたり。

ミリ単位の患部への緻密なアプローチでは、
案外、容易ならざるものがあるものですね。。。



それに姿勢が前傾傾向に崩れた状態にならざるをえない。
それは呼吸をしづらく制限させ、循環器にも悪影響。
「前傾うつ」と呼ばれるような精神的な症状が起きます。

体内バランスが取れたものが、
そちらを自ら失わせるような負の方向へと進ませるとき、
耐え難いダイレクトに神経を刺す不快感や痛みがでます。

自作ていしんの修練のときとは、
またひとつ、異なった負担増ですね。
現在はそこを目をつぶり
アプローチ法の開発を優先している状況。


そうやって疲労の蓄積がたたって、
施術が終わって部屋を片付けると。

少しでも横になりたくて横になると、
意識が飛んでいる状態が続いてます。


それで私がよくしていただいている
T先生からいただく質問メールでも、
「時間と体調に余裕の在る時に教えて下さい。」
という気遣っていただく内容の一文を添えてくださており。。。

かたじけない!
というところです。



最近は、寒さで目覚める日が続いて。



さすがにこれではまずいなと思いつつ、
反面、プルパを用いた施術でのスキルアップによる成果を、
お客様に届けられるところに感謝と喜びを感じている次第。

ほんとうのことですが、
プルパを導入してみたら、
何年もどうあがいて工夫してもアプローチできなかった
問題の箇所に対して、
一歩も二歩もアプローチが進んでいくような力になった。



私自身、お客様へのアプローチへの限界を打開しようと、
つねに必死になって考え続けてきたことが目前に実現し、
心底、うれしくてしょうがないんですよね。

本当に、悔しかったんです。
施術上のアプローチの限界をお客様に説明するのは。。。

それでお客様がボディワイズを見限って、
よその施術院に行かれることは容易に受け入れられますが。
限界を説明しても再度、お越しいただけるお客様がおられ。
(これに身に覚えのあるお客様もおられますよね。^-^;)


施術をあきらめたわけじゃありませんが、
解法のわからない数学問題を出されて悩み、
次回の施術までの宿題として仰せつかったわけです。


そのときに、
新たな施術法での進捗状況の色のいい回答ができればいいが、
自身が納得できる程度にまで進んでいないときの、
自分に対しての悔しさは。。。

はんぱなものではありません。

そういったところが、
なりふり構わず私の施術力を増す動機としては、
大きいですね。

抽象的な施術力をつけるという考えではなく、
具体的なお客様を目の前にしての課題の解決。
そういった実学だから必死になれたのでしょう。





「鈴木さん、よくやるよね〜」と、
お客様が言っていただけるときがありますが、
そんなときに、
「あなたのおかげです」と、
もう返事をするしかないですね。





だからそこそこ身体がしんどくても元気でやっていける。

気持ちが前向きでいる間は、
どうにかやっていけるものです。
感謝!


(おわり)
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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
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posted by スズキ at 21:10| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月22日

【業務連絡】:ご新規のお客様へ。2018年10月30日(火曜日)予約順番待ち受付のおしらせページを作りました 

予約順番待ち受付再開の、
2018年10月30日(火曜日)午後9:00

徐々に近づいてきました。


それにともないまして、
予約順番待ち制度や施術の受け方について概要を紹介させていただくページを作りました。
(対応が遅すぎて申し訳ありません)


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【業務連絡】:2018年10月30日(火曜日)午後9:00予約順番待ち受付開始日時のおしらせ
http://d.hatena.ne.jp/bodywise+gyoumu/20181022/1540178331



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以下は予約順番待ち受付の当日に、
現状の受付人数の目安をお伝えさせていただくページです。
申し込みをしていただく際に、お役立ていただきご参考になれば幸いです。

2018年10月30日(火曜日)午後9:00予約順番待ち受付再開による受付人数公表につきまして
http://d.hatena.ne.jp/bodywise+gyoumu/20181022/1540178330


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先ほど、ご新規の予約順場待ちをご希望いただいておられる
お客様から問い合わせがございました。

(I様、ありがとうございます!)



私どもが用意させていただいた予約順番待ち受付のフォームでエントリーの連絡を送ろうと思うが、
うまく送れなかったら・・・ということもあるので、
通常のメールで送付しても大丈夫でしょうか?

というありがたい内容でございました。


確かにフォームで送付したつもりが、送信ボタンを押し忘れて、
それでエントリーできなかったというお客様もおられました。



そのような気遣いがあるので。

ボディワイズのメールアドレス: sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp

まで、
メールしていただいたほうが送付済みフォルダーにて
送付の確認ができてほっとするという方もおられるようです。

そのときは通常メールで、予約順番待ちエントリーフォームに
のっとった形式でお送りいただけましたら幸いです。



予約順番待ちでお並びいただいた後に、
お客様のご事情でキャンセルというのもこころよく受け付けております。




特に最近の施術テクニック関係での一押しは、
「プルパ」という密教法具を施術道具に取り入れてからは、
一気に施術部位への精密なアプローチや施術効果の向上です。
私自身が一番、目を丸くして喜んでいます。

今後も研究が進み、得がたき成果を生み出せていくでしょう。

とりあえず、他院ではこのようなけったいな施術着想をして、
他では容易には解けないだろうリリース難易度が高い箇所へ
するするっとリリースの手を伸ばせるところは珍しいと思います。




ボディワイズの施術に関心がございますお客様は、
ぜひ、予約順番待ち受付登録のご検討をお願いいたします。



2018年10月22日

ボディワイズ
鈴木政春
posted by スズキ at 14:25| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

『働き一両、考え五両、見切り千両』



『 働き一両 考え五両 知恵借り拾両
  骨知り五十両 閃き百両 人知り三百両
  歴史に学ぶ五百両 見切り千両 無欲万両 』

これは上杉鷹山の名言です。

含蓄に富んでおりますね。



特にビジネスの世界では、
見切らずにずるずるしていれば、
大変な損をすることもあります。

過去はそれでよかったが、今は違うときもある。
そういうことも、見切らなければなりませんね。




実際にやってみてどうだったかを検証するとき。
それも見切りが必要となっていくことでしょう。

見切る決断を下すには、
机上の空論を出た実践からしか生まれません。




たとえばエクササイズの方法も、世の中にはだいぶ量多くあるようですが、
そのすべてを実践することはできません。

実践する基準は、自身の状態をどれほど的確に理解できているのか。

もちろん自身の現状は刻々と変化しているもので、
数日たりとも同様のままということはありません。

だからこそ自身を客観視して把握する力が必要で、
その理解できた範囲で自分に必要なエクササイズを選ぶようにします。
つねに現状に合わせた刷新をしていくことが大切なのです。

「自己の状態を観察して、見切ってくださいね」ということは私もします。

見切るための練習をしていかなければ、
いつまでたっても独り立ちができません。
そのような人生ではよくないと思います。


見切るにも、成功ばかりではなく、失敗もします。
えてして、失敗から学ぶことが多くあるでしょう。
真剣さもリスク回避と成果回収にかかっています。




個人的には、致命傷にならない程度の失敗こそ「価値がある」と思っています。

そこには見切りの甘さを振り返り、多くを学び、次回に活かす知恵がうまれるのです。
それを避けて安全な道だけを進むために他人から知恵を借りるばかりとなります。
借り物は、しょせんはまがい物に近しい性状を持ちます。
本物とは、決してなりえないでしょう。

まずは自分でやってみて検証して、判断する。

そのような積極性は賞賛されるものと思います。



そして最後に、
シビアに必要なもの以外は見切りをつけて手放すのです。
それはきわめて創造的な作業でもあるといえるでしょう。

posted by スズキ at 04:53| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月19日

【業務連絡】:2018年 10月23日(火曜日)午後9:00に、2018年 11月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます(編集後記に、・隣家が更地に ・予約順番待ち受付再開日時のお知らせ あり)

【業務連絡】:
2018年 10月23日(火曜日)午後9:00に、
2018年 11月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます
(編集後記に、・隣家が更地に ・予約順番待ち受付再開日時のお知らせ あり)

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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への

  業務連絡となります ☆

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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


{2018年 11月の予約表更新、予告日時}




■ 2018年 10月23日(火曜日)午後9:00



上記の日時にボディワイズの予約可能日程表を、
更新させていただきます。



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『 ボディワイズ 予約可能日程表 』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm



※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にあるファンクションキー5 <F5>を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。



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業務上の予約表更新日時のご連絡は以上となります。

どうか、よろしくお願いいたします。






【 編集後記 】

皆様、お元気ですか?

ここ数日、めっきり朝方等寒くなってきましたね。
ついつい、薄手の毛布等で寝てしまい、
風邪を引いてしまいそうなこの頃です。

私も気をつけなければ!!




2点ほど、お伝えしたいことがございます。 m__m




■ ボディワイズの隣家のおそば屋さんが、なくなり更地に。


個人的な話ですいませんが、
私の家の隣は長年にわたりおそば屋さんでした。

ですがそのお蕎麦屋さんが廃業なされ転居し、
現在はすでにその家屋は取り壊され更地になっております。
あわただしく早々に、新たな新築を建てる工事がはじまるそうです。


また幾度も私のところへおいでいただいているお客様が、
「目印のおそば屋さんが消えていて、道を行き過ぎてしまったわ」
と申されておりまして。
ブログ等で、そのことを申し上げておくべきだと思いました。


そして工事に伴う騒音や振動等、
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしまして恐縮いたします。
どうか格別のご理解のほどをお願い申し上げます。




■ 予約順番待ち受付再開の日時のお知らせ


【 10月30日(火曜日)午後9:00 】

に、
先日、ブログ等でお約束させていただきました
「予約順番待ち受付を再開」させていただきます。



受付人数は、このたびは 8名様限定 と予定しております。



今後、
少しまとまった期間、
私がおこなう施術の総まとめをさせていただき、
今後の方向性をよく考え判断するようお休みをいただくよう
考えております。

そのため受け付け人数を少なくさせていただいたほうが、
お客様にご迷惑をおかけしないでしょう。
そのような配慮で、少数名の募集とさせていただきました。

ボディワイズの施術について、
ブログ等でご興味を持たれたお客様には、
この機会にぜひ、お目にかかれればと願っております。


また来週中に、
「予約順番待ち受付を再開」の詳細をお伝えする内容のWebページを
作成させていただきます。
こちらのサイトは完成後にメルマガおよびブログでお伝えします。
そちらをご参考になさりご検討いただけましたら幸いです。




以上の2点につきまして、
どうぞよろしくお願いいたします。

お読みいただきまして、
ありがとうございました。

ボディワイズ
鈴木政春
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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

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posted by スズキ at 05:12| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月17日

「プルパで、いままでリリースできなかった肋骨一番のところが解けるんですね!」(お客様談)

今日、プルパ(下図)を利用して施術をしている際、

金剛杭プルパ .jpg

お客様から、
「いつもだったら肋骨の一番をアプローチできていなかったのに、
 プルパだったらそれができるんですね!」

という鋭い感想をいただきました。

実際にはどこをリリースするかといえば、斜角筋の付着部が肋骨一番にあります。
狙いは、そこなんです。

ただそこは肩甲骨と鎖骨に挟まれた非常に狭いピンポイントエリアであり、
同時に奥まった位置にあります。
それと同時に斜角筋が硬化が進んでおれば、
その付着部は石よりも硬く冷たくなっているのです。
技術があれば弱い力でのリリースも持続圧でできるのは事実ですが、
実質、その技を使っても早々にもとの硬く冷たい状態にもどります。
そして指先や一般的な突起のある器具等で圧をかけても激痛ですし、
リリースするにも無茶なつよい圧をかけるならば、
かえって患部がダメージを得てしまい、後に悪影響を及ぼしかねないのです。

プロでもここのリリースはマッサージでは難しい部分で、
つまり一般の方では、ほぼほぼ硬さがわかっていてもアプローチができない。

実に厄介です。

そういった肋骨一番の斜角筋付着部の硬化している部分に、
プルパを使ってアプローチをかけると。。。

するとさほどの(=アプローチを受けた方が思っていたほど)痛さも感じず、
30秒もしないで早々に緩みだして状態がよくなっていきます。


今日のお客様は、鋭くもそうなっている状態だと気づかれて、
私にその感想を述べてくれたのですね。


そうなんです!


プルパを用いるようになったおかげで、
対応範囲が深部にまで探りをいれつつ、
同時にアプローチにつなげることもできるようになりました。
緻密に、そしてピンポイントでトリガーポイントをリリースできるため、
要領もよく筋膜の解法が起きるようになって来ました。

上記の肋骨一番部分への癒着した筋のリリースは一例で、
体内にはそのほかにもごまんと同様なアプローチが極端に難しいところがあるのですよね。

いまは、そこのノウハウを研究し蓄積していっております。


あとひとつプルパの特筆するところといえば、
プルパで回転させつつアプローチをすると、
トルクがかかることで不思議なほど患部のリリース時に起きるはずの痛みが抑えられてしまうのです。
これは他のアプローチでは、
劇痛な場所でもプルパで回転圧であれば私は受けてみたが大丈夫、平気だよという人もいて、
私もそこは不思議なものだということを目の当たりにしております。



それにプルパでリリースしたものは、
私自身の身体で試しているのですがしこりのリリースがそれでなされるとき、
元あった硬さへの戻りが遅いんです。

長い間、緩められたままで維持できるので、
その間に、動き方を適宜練って改善させるチャンスとなすことができます。




なのでプルパでリリースして、
フェルデンクライスメソッドのATM音声を聞きながら身体を動かすと、
身体の変化の定着もよく動きの自由度もスムースにあがるような気がしております。

プルパでリリースをするとき、
経絡上のツボ(経穴)に狙いを定めてリリースをするようにしております。
それにより経穴部のコンディションを改善できることにもなるでしょう。

あとは経筋という経絡の連携が改善されれば、
それは筋肉の連動が起きてくるような意図を持ってアプローチをしておりますから。
その関係上、筋連鎖が起きやすくなりフェルデンクライスメソッドをなすときにも、
動きの気づきの幅が、いつもより若干増しているような気もするのでしょうか。

動きの連動性があがって動きやすく変わっていくスムースさも改善していった。


実に興味深い成果の一つです。
posted by スズキ at 04:29| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

「自作ていしん」から「プルパ」の施術も必要とした理由



私が独自にぶっとい真鍮製の自作ていしんを使って筋膜部の硬化したトリガーポイントを緩めるというやり方を実践していて。

それは、以前ではアプローチできなかったところもすんなりとリリースできて対処できる範囲が広く深まった。

そこはすばらしい!

ただ私が施術を教えている方が、私の自宅前を通ると、
「『カーンッ、カーツーン』と真鍮同士が当たる金属音が聞こえてきて、がんばってるんだなと」
ということで、周囲に私の存在を主張しすぎということでもある。


もしも仮にマンションの一室で施術院を開業せねばならなくなると、
確実に追い出されるパターンでしょう。

私の家は、一軒家の自宅だが、
階下に家族もおりますので、
「これは、やっぱり必要最小限にとどめるに限る」ということで、
最近はしずかな施術をこころがけるという研究課題を持っていた時期でもあります。



そして密教仏具プルパを用いて施術へ活かすものでは。

一年かけて学んできたボウエンテクニックという経絡部の気の流れを改善させるノウハウを用いた施術前半のセッションが、
プルパを利用した、これまた経絡上の気の滞る部分のせきとめたブロックポイントのリリースとは相性がいいようなのです。

それは自作ていしんを使ったインパクト圧よりも、です。


施術での最終的な仕上がり具合が、また一段とレベルアップできたような気がします。
非常に精密な点での気のつまり部のアプローチが的確になったというのは、すごい成果を生み出すものですね。

ただ、、、
まったくもって、今までの施術では用いていないようなプルパを創作的にいままでの錘や自作ていしんを使ったリリース法なども参考にしつつ、
手探りでプルパのセッションを極度の集中状態でしているので。

施術時間が後ろに延びてしまい次のお待ちのお客様にご迷惑をかけてしまっていて反省すべきところです。
それにミリ単位のリリース位置を的確に読み取って、その部位への最適な角度や圧やプルパをまわすときの回転速度など、
絶妙さが表現できるようになってのリリースの飛躍になっているのですが、、、。


プルパの場合は、ダイレクトに気詰まり部分の邪気を抜くという性質上、
かなり一般の方が使いこなすのも、やりようによっては悪い意味での気枯れが生じて、
大変なことにもなりかねないなということも実感しています。

相当にそのような気のコントロールを学ぶための神社仏閣めぐりでの修行中です。
そこで気の制御は、強まってはいるから一般の方では見えなくて感じづらいものも察知し、
邪気との合いを抜けるように意識を工夫したり、
装置を付加させたりしてはいます。


対応するための工夫を付け加えているのですが、
やはり新たなことを大幅に取り入れるときには、
そこが開花するまで茨の道を歩くことになります。



それはそうでも、
創造的な仕事ができるというのは、
本当に自分の脳の概念を塗り替えるということです。

ひとつずつ、「できない」という壁を「できて当然」と塗り替えていく。

すがすがしいことですね!

posted by スズキ at 10:01| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日

書籍紹介【ポジショナルリリーステクニック 】追伸あり


ポジショナルリリーステクニック

上記の本を購入しました。

ポジショナルリリーステクニック」は、
もとがオステオパシーのストレイン・カウンターストレインで、
私がさりげなくつかう施術法のなかでは群を抜いて効果もあり、
気に入っているもののひとつです。

今回購入した本。




本書に載せてある治療法の手順を文字で追って読み込むことでも、
ある程度の施術内容は把握できますし、
簡潔にわかりやすくも書かれてあるという印象を受けました。

すでに私自身がカウンターストレインやポジショナルリリースについて、
他の書籍で学んできたからというところでもあるのでしょう。

ただこのたび購入した本の内容だけでは、
他のすでに発刊されているカウンターストレイン等の本のほうが、
イラストや写真が大判で見ることができるなどわかりやすい面がありますね。

特にストレイン・カウンターストレインの生みの親のジョーンズ博士の本が、
私にはバイブル的存在。
カウンターストレインもポジショナルリリースとして、
すでに進化した内容が公開されていても、、、です。
「へぇー、本当にカウンターストレインって、リリースが即効でおきるわけだ!」
と驚きながらページをめくり、試行を繰り返し学んだ本で、
そちらへの愛着というものなのでしょうか。



そしてこのたび購入した本書「ポジショナルリリーステクニック」の特徴として。
「ELSEVIR社」の「Elsevier eLibrary」ホームページにて登録をし、
本書の表紙裏にあるスクラッチ下のPINコードを入れることで、
ネット上で本書の内容のすべてが本を見るかのようにパソコン上で
表示閲覧できるようになっているんです。

そこはお得感がありますね。





ただ困ったこともありまして。。。
現在、以下の内容で出版社のほうへ問い合わせ中で回答待ちです。

「ただひとつ、困ったことがあり質問させてください。

さっそく
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
のサイトを訪れまして、登録をしようとトライしましたが、
いまだに登録できずにおりまして、
ご指導いただければと願っております。



引っかかっているところは、
ランダムに表示される本書内の部分がパスワードになっており、
What is the fourth word in the second paragraph of chapter 7?
というところの、
第7章の第2段落の第4の言葉は何ですか?
等の、言葉の指定が”英語”ならば文字ごとに文節があり、パラグラフとしてわかりやすくありますが、
購入させていただいた本書は日本語の和書です。

「日本語でもパラグラフを指定できるのか?」

というところで、頓挫しております。

どのようにすればよいかをご指示いただけましたら幸いです。」





私自身が本書を購入に踏み切ったというのは、
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
という、こちらの映像をぜひ見てみたいというところでして。
まだ視聴できてはいませんがこちらの映像コンテンツがあれば、
¥ 6,264の本書の購入にかかる出費はあきらかに安いものとなりましょう。

そして、、、おそらく本書の本部分だけでしたら、
私は、本書の購入を数ヶ月はためらいながらいたでしょう。
本書の内容は私がいままで知らなかった点なども、
多く伝えられている良書ですからやがては購入に踏み切るでしょうが。
すぐにぜひ手元においておきたいというものかどうかは、
別の本との兼ね合いで、優先順位は高くはありませんでした。

「・・・でも、映像で見て学べるなら、役立つ度合いは高いから」と、
そこを押しで即、購入を決めたのです。



それが、どうもうまく映像が視聴できるウェブサイトに登録できないでおりまして、
いまだに映像を視聴して学ぶことができません。 ^-^;




どこか私が登録法について微妙な勘違いをしているのか、
または、
どこかに出版社が用意した登録法の説明書きがあるのか。


ときどき登録法がわからずにさまよい続けることがありますが、
困った感じです。

うまくサイトへの登録ができて映像教材までたどり着ければいいのですが。。。





追伸:2018年10月25日


出版社に問い合わせたところ、
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
というところの訂正箇所があるとの連絡がありました。

× ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com) 
○ ウェブサイト(www.expertconsult.jp)      

とのこと。
するとアンドロイド端末で、指定されたサイトをチェックすると、映像は見ることができました。

映像内容は、私にはあまり、う・・・。それほど、役立たなさそうだという箇所が多いというのが実感です。 ^-^;
ここは施術傾向の個人差がありますから、いたしかたないところでしょう。

また「200枚以上のダウンロード可能な図」というのは提供されていないようです。

もしそこまでの利用を希望する方がおられるようなら、
洋書版の原著を購入すれば著者運営サイトに入ることができますので。
そちらへお進みなさるのがよろしいでしょう。


ただ、、、ウェブサイト(www.expertconsult.jp)  なのですが、
アンドロイド端末では映像が視聴できているのですが、
私のパソコン(OSはwindows 7、ユーチューブ等の映像サイトは普通に見れます)では映像部分が現れてこなくて。
単なるコンテンツタイトルが表示されてその下にノートエリアがあるというけったいなサイトになっておりまして。

そこで今回は、とまどって、出版社に幾度も問い合わせをさせていただいた次第です。
そこの回答はいただいておりませんが、
アンドロイドタブレットで観れるから。
そこはいつか回答がいただければいいな程度のことでして。


ネット上でのツールは便利でもありますが、
紙の本よりも複雑なものです。
 ^-^;
posted by スズキ at 06:15| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月11日

デスクワークの際の補助具としての譜面台、あると、便利ですね! ^-^

施術関係の話ではございませんので、あしからず。 m__m;



「そうだ、二胡の練習をしよう!」という一環で。

今までは机のうえに譜面を置いていたのですが、
平坦な机のうえに置くと角度的にどうもみづらいのです。
すると、必死になって譜面をみようとして二胡を弾くときの姿勢が崩れます。。。




そこで譜面台を購入しました。 ^-^


KC 譜面台 軽量アルミ製 折りたたみ式 MS-1AL/BK ブラック (ソフトケース付)


手に入れて使ってみると、
譜面台としては、普通に機能してくれていて満足です。


いま、想定外の利用範囲が広がっております。


ただ狭い部屋だから新たなものを増やすのは、
勇気が要りましたが、今回は、大正解でした。

譜面台が多様に機能的にしてくれて快適です。
「これはいい買い物をした」と感じてしまい、
ついつい、ブログに書かせていただきました。 ^-^;



たとえば机が狭くてパソコンを置くと、
他の書類等が置けなかったが、
そんなときに譜面台があると本当に役立ちます!

それに調べ物をするときには、
パソコンとタブレットを2機開いて同時に並べることも多いので、
そのときがほんとうに重宝するんですよね。

パソコンとタブレットで関連するPDF資料を複数開くときに、
机の上がいっぱいいっぱいになっていて。
そのうえノートを広げて書き物をするスペースがなくて困っていました。
それが解消されました。



そして関連書籍を複数並べて眺めたいという際も、
書御台代わりになってくれています。
平らな机の上に本を置くよりも圧倒的に見やすくていい。


また譜面台にタブレットを置いて、
見やすい角度に微調整しDVD視聴もできますから、
これもまたかなり便利ですね〜。

譜面台.jpg



掃除機で掃除をするときにどけないといけませんが、
私が買った譜面台は軽量アルミ製での重さは430グラム前後と軽いので苦になりません。
小さくたたむこともできて収納もしやすく、袋つきで持ち運ぶのも楽です。


楽器を弾く方は、なにかと便利な譜面台は、
必須購入アイテムですね。
痛感しております。
posted by スズキ at 04:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

成果が出るまでの苦痛に勝つサポート

成果が出るまでの苦痛に負けるか、勝つか。

その差は大きいでしょう。

たとえば。
経営者未経験の者が仕事を軌道に乗せるまでには、
さまざまな対処すべき物事が続々と押し寄せます。

その波に飲まれてさらわれておぼれて我を忘れて冷静さを欠いてしまえば、
成果が出る前に負けが決まります。

成果が出るまでの過程には、
経営者としての技術の向上とセンスを磨く必要があります。
そこには量稽古として、多くの稽古をし終えたときにこそ、
技術もセンスも磨かれるもの。
その認識の末に、ようやく成果がでてくるものです。

だからその量稽古をひたすらに成すときには本番以上に試行錯誤を繰り返して、
必死に取り組まなければなりません。
稽古は失敗から修正をし、そこで技を磨くものです。

そしてそれは取り組むべき課題が、容易に対処できるレベルのものでなければ、
成果が出るまでには期間が必要で、あせりや苦痛を感じるのが普通のときです。


冷静に事実認識ができるかどうか。

それも大切ですが、
実際の話、多くのこのようなケースでは、
一人きりになって進む場合には、
9割以上が成果が出る前の苦痛に耐えられないような気がいたします。

そのようなときの乗り越え方として最も有力なものとして、
次のような環境づくりがあると思います。

「熱意を保ち続けている友を持ち、
 指導をしてもらえるコーチやメンターを持つようなとき、
 ようやく、そのような大仕事がかなう勇気がもてるようです。」

 人は、不安になったとき、または大きな仕事を動かさなければならないとき。
 誰もが自分ひとりで決める勇気を持ちにくいという傾向があります。
 そこで他者や第三者からの承認をもらえたときに、
 「やっていこうじゃないか!」と決意行動しやすくなるものなのです。

 それこそコーチングの世界。
 すぐれたコーチにお金を払って雇う
 プロスポーツ選手やトップビジネスマンなどが印象的な話をするものだ。
 本人的に十分な技術的能力や決断力があるにもかかわらず
 「成果を出せたのは自分ひとりだけの力ではなかった」
 ということで、
 「やっぱりコーチがいてくれたのは、この成功に大きなものだった」
 という感想を述べる。
 




成果が出るまでは苦痛の連続。

そういうものだという理解や腹積もりがあるものは、
乗り越えることができるものでしょう。

ただ必要なことといえば、
自覚的にどのような現状かを把握できていなければ、
行動にいたる仕掛けが適した手が打つことも工夫もできません。
自覚的な現状の把握」ができるまで客観視できるようになる。

経営をするにも多くがそこにまで至らないのだろうと思います。






そしてこのことは、
施術をお受けいただくお客様にも同様なことが当てはまるときもあると思います。

施術を受けるにも、
成果が出るまでの苦痛を感じることもあるでしょう。

むろん、容易にケアできる程度のものであるならば、
それほどの心配はいりません。

ですが課題として大きなものであればあるほど、
自覚的な現状の把握」ができるまことは稀です。
自己を客観視できるようになるにも、
複雑な多層構造的に入り組んだ問題を内在しているとすると、
技術や視野の広い施術をするものでも内容の把握ははっきり言って容易ではありません。

多くの症状や甚大な課題をお持ちのお客様のお体の状態を把握する際には、
仮説を立ててて、その仮説に基づいて施術を行い検証していくと、
また別の課題が量を増して出てくるということがほとんどでしょう。
そこを自分自身で対処しようとすると、
一喜一憂が甚だしく、
気分がいいときはいいが、
落ち込むときは投げ出したくなるほど。
そしてなにか違うな・・・ということで、
正解に至るほどの現状の把握ができないうちに辞めてしまうのが通常です。

それでは成果が出るまでの苦痛に負けてしまっております。

そうなると、残念ながら自身の状態を腑に落ちる状態にまで理解できずに、
不明瞭な認識のままとなってしまいます。
すると自身の状態を精密に把握していたらふさわしいかどうか判断して遠回りをしなくてもすむ対策や対応を工夫することができません。

このときの状態が「迷宮にさまよう」と評されるときです。

それは精神的にも焦げ付くようないたたまれなさや切なさから、
課題の解決や取り組みをあきらめるしかないという判断にいたることにもなりかねません。

そのようなときこそ、
先ほど経営者が成果が出るまでの苦痛の連続を乗り越えるために

「熱意を保ち続けている友を持ち、
 指導をしてもらえるコーチやメンターを持つようなとき、
 ようやく、そのような大仕事がかなう勇気がもてるようです。」

というのが効いてくるものだと思います。

施術者は、ときとしてお客様の熱意を保ち続けるための友として、
そしてときにはコーチとしてお客様のお話を傾聴させていただくものです。
一人きりでの頭で状況や事態を整理していくよりも、
人に話して聞かせることにより自己整理がしやすくなるでしょう。

実際には施術者もお客様のお体上の現状をお伺いすることで、
近況の特段の変化や怪我や問題などを把握することもできます。
そこの伝達をお願いすることも大切ではありますが、
それと同時にお客様自身が自己を客観視しながら他者に状況を解説するという経験は、
日頃の生活であるようでいてあまりないものです。

ただ自分の理解できているところや思考過程を、
言葉に出して相手に聞かせると同時に自分も聞いています。
自分の声を自分の耳で聞いたときに、
未整理な脳内で移ろいつづける言葉未満の印象から、
言葉という響きや実態を持ったものとして表されたときに、
初めて自分がこのように考えているんだと把握できるもの。

それは確か「オートクライン」と呼ばれるものだったと思います。

自分の出した言葉を自分が耳にして理解ができるという状態です。


お客様は自覚的な自身の現状を施術者に丁寧に伝えることで、
自己を客観的に把握できるような経験をつみ、
工夫して対処対応が可能なステップへと進むことがやりやすくなります。

それは身体を改善させていくという目標達成のためには重要なことであり、
そこで施術者はあまり骨惜しみをしてはならないと思っています。


そしてお客様が、
まったく現状は足踏みです、
とか
まったく成果が出ていない、
という印象があったとしても話を冷静に現状を時系列的に並べていけば、
現状把握に公正さを欠いているときもあります。

そのようなときに、
施術者が手厳しく上から目線で論じれば、
たいていは角が立ちます。

ですがお客さま自身に、
現状のみではなく過去からの流れを俯瞰して語ってもらえれば、
今が自分がゴールへ向かっているかどうか、
そしてどこまで進んでいるのかという把握を自らがしてもらえるわけです。

ただなかなかそういったことを述べる気持ちにさえなれないときもあります。
それにこちらがそこのお話をお伺いするにも時間的に厳しいときには、
私のほうから「うん、うん、たしかにそうですね」と
お客様がおっしゃられる公正な客観から見た私の感想を述べて積み上げます。


まったくの成果がない状態で、
長い間、同じ治療院等に通い続ける人はいません。

なので、
「それでは、もし、この施術院に縁がなくて、当時の状態を引きずっていたら、
 おそらく当時の状態は、さらに深刻な問題へと悪化していたと考えられます。

 そこをゼロ地点として考えて、
 現状がどこまで進んだのかを評価するようにしてみてはいかがですか?」

というと、
「そういえば、、、そんなもっとも避けたい事態も起き得たんだと思い出しました。
 かなり、ぞっとしますね・・・」
そのような感想を述べられた方は、おられます。
一人、二人ではありません。。。


そしてこの時点で、
お客様自身がしっかりスタートからゴールに向かって自分がどれだけ進んできたのかを把握しだし、
確かに前進しているからいずれは思い描いたゴールにつくときがくる可能性も高い。
だったらやっていこうじゃないかと考えて、
今日のこのときを新たなゴールへのスタートとし、
また走り出す。




さまざまな理由から気分が落ち込んでいるときに、
成果が出ていても出ていないと思えてしまっているときがあって。
それはお客様の主観的視野からはそういうしかないという気分なのですが、
それがかえって気分のどん底がどつぼにはまるようなら
<<現状把握をしてゴールを見据えてそこへたどり着く最適ツールはなにか?>>
といった成功に必要な心得を手放しています。
そうなると無理無駄むらが多くなり、
かえって動いて失敗した状態になることもでてきます。

そこをそのままにしておくと、多くの場合は成果が出るまでの苦痛が長引きます。

そこから、どのように抜け出すお手伝いができるものか。


それは同時に、成果が出るまでの苦痛に、どのように耐えるようお客様の身になって考えられるか。
その課題は、シビアです。
そして言葉という道具の鋭利さと怖さを感じざるを得ません。



「成果が即効出せないのはダメじゃないか。そんなものは耐えさせちゃいかんのだ!」
という夢物語を語るのは臨床家の本分ではありません。

そこは、簡単な対処で済ませられるお客様に対してだけ述べられる言葉であり、
お客様ごとに使い分けが必要になってくるからです。

私がお客様に対し施術上でできることは、
「他院では、少しずつはよくなっていったが、
ボディワイズでは、確かにそれらよりも大きな前進が感じられた」
というようなところへ惜しみない努力をなしていくこと。

そして成果が出てゴールに着いたと思っていただける日まで、
根気強く、言葉がけをすることでしょう。
posted by スズキ at 05:01| Comment(0) | 心理的なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする