2017年12月23日

姿勢選択の自由(こちらがゴールであり、はじまりでもある)

地面に対して垂直に立つという「グラウディング」のイメージが
知的かつ実践的に深まることが大事なことだと思います。

ただここで私がイメージする状態とは、
一般的にいわれる「身体を上下に引っ張る」という、
アバウトで必要な情報が抜け落ちているレベルの話ではありません。

外形はどのようなものか。
先日、私が合気柔術セミナーで教えていただいた合気をかけようとする際の立ち方。
そちらによく似ています。

全身の骨格と腱と靭帯を柱とし、
大腰筋含む姿勢制御筋で倒壊を防ぐ姿勢補正力を発揮させて立つ。
それに近しいところがあります。
このような立ち方をするときに、
身体的な基礎力が養成されていること。
それは全身の筋膜単位の相互関係で体の局所から全体を統括できていることもひとつ挙げられます。
局所の動きを体の全体で支える吊り帯が体の中で自然に作られて作用する状態を作り出すのです。

この状態は「屈筋群」を一部でも利用してしまえば機能できません。
「伸筋群」を巧みに意図的に使えばできるところでもあります。
実際は「伸筋群」と呼ばれる筋肉も、筋力を使うならば疲労が蓄積するので、
そこの作用も出し惜しみすべきだと言われます。
自身の身体の重さを運動のエネルギーへと転化。
それにより筋疲労が大幅減にもなりうるのです。

ただ、重みを利用する前に、
個人的には無意識に「屈筋群」ばかりを使う状態から
「伸筋群」の利用意識を持って身体操作を再構成させていくこと。
まずはそこができていなければ、話にならないような気がします。

なのでまずは日ごろから「伸筋群」を使えるよう修練が必要です。
それはたとえば木刀の素振りを工夫して「伸筋群」を有意義に利用して繰り出すようなことが
自身の身に「伸筋群」の動作を運動神経系にしみこませていくトレーニングを積んでいくのです。
そこでは100回素振りをすれば100通りの工夫をいれた打ち込みがなされる必要があります。
まんぜんとワンパターンの素振りの動作を繰り返してはなりません。。。

そんなことを注意しながら「伸筋群」の利用感覚を磨いていきます。

そのような姿勢を整えつつ行う素振りで基礎力が身についていくと、
自分の身体が地球とのどのようなかかわりを持つかという関係性も感じてくることでしょう。


ただし、ここまでの状態を自在に自身の体を制御して作り出せる人はあまり多くはありません。

ひとりのお客様で、
日ごろから素振りを修練のひとつの項目として取り入れておられ、
サトルムーブメント系の自身の体とのおしゃべりが上手な人がおられます。
その方に私がいくつかの腱や靭帯を使う意識を誘導していくと、
まさに伸筋を巧みに使う状態で立たれていました。

私はその姿勢が理想系で正確さにも驚きました。
今まであまり見たことがない私好みの姿勢です。

姿勢選択にかかわる仕事にこだわり続けて、何かの結実を感じた。


グラウディングは身体と脳を直結し、
身体的機能美を表現する土台になる。
そしてそれは潜在的に鋭敏な重力に対しての感受性を高めてくれるものです。

人間としての生命力の根源を探りだすには、
そこがたどり着くべきゴールでもあり、そこからがはじまりでもある。

または別の言葉で表現すれば、
身体的運動能力の性能を発揮するためのゴールでもあり、はじまりでもあるといえるでしょう。

私は今まで、
施術とは体を動かしやすくするための下地作りだといい続けてきました。

実際は、身体の運動能力が機能的な身体操作の上で操作されておらねば、
そこから自明の理のごとく肉体へネガティブな負担の蓄積がおこるから。
そこに手あてをすることで、永続的に調子のいい身体状況を維持したい。

そこに手抜かりがあれば、真の健康を手に入れることはできないと思う。

そのようなこだわりを持ちながらも、
どのような取り組みとして機能的な身体操作を学べるものなのか。
私自身もいまだに自得の成果を言語に落としこめてはおらず、
日々の研究で試行錯誤を繰り返し固定したアイデアにはならない。

そんな状態が続いている何十年のことでしたので、
みごとにお客様が「伸筋群」を活かして立つ瞬間を目撃したとき。
うれしいものでした。



ここからはあまり私自身が口に出して言うべきではないとはわかっていますが、、、。

基本的には私が動き方を伝えることで、
そこから金銭的な利潤が私に生じるわけではありません。
別料金をいただいて体の使い方を伝えるかどうかを選択してもらっているわけではありません。
おそらく施術だけおこない体の使い方については、概要をプリントして渡していくのでもいい。
一般的にそのようになさっておられる施術院は多く、
それでも十二分に丁寧だとお客様は認めていただけているケースを多数知っています。
そのようにすれば数時間かけてひとつのことを積み重ねて解説することもなく、
長くても10分程度でおつたえすることができるものです。


施術者として、施術だけでけっこう体力的にハードなため、
ときには解説中に意識が遠のくこともあってしんどいとき。
微妙に声が出ていなかったりかすれていたり、
目線を上方に向けて考えるふりをして呼吸を整えてみたり。
お客様も施術を受けていただいた後に、
血行が激しくなって頭がボーっとしていることがありますが、
私も疲労で同様な状態に陥っていることもあります。


ときには「体の使い方など教えてくれなどとは頼んだ覚えはない」と怒鳴られたこともある。
「あんたは、施術だけやってればいいんです。余計なことに時間を使われて迷惑だ」という。
多分にそのような考えの方は、私の施術を受け続けてほしいとは思わないので、
以降の施術の依頼は私からお断りさせていただきましたが。。。
ただ私のガラスの心がずたずたにひびが入ったのは確かです。

そのようなとき。
自問自答で、「はたしてこうすることが自身のしあわせに、つながっているのだろうか?」
真剣に思い悩み、苦しく感じることもあります。


そのようなドタバタした状態ではありますが、
私の体の使い方へのアドバイスは最初から完成したような完成度の高いものではなくて、
ひたすら研究して徐々に理解を深め構築したものをお客様に伝えていくことの繰り返し。
それを愚直に続けていきあきらめずに進んでいくしかない。

おそらく私と同様なことを粘り強くなさっておられる方も、
どこかにはおられると思います。

ただ私が得ようと目的としていた最終地点と同じ方はいない。
そのような気がいたしております。

伸筋群を活かした立ち方をお客様がなさり、
今年一年の締めくくりに、
私が狙っていた何十年もの立脚の夢がかなえられた感じです。
形を見ることができて、浮かばれました。。。



私にとって施術とは、
このような姿勢で立つという選択ができるようにするための、
有用性の高い道具となります。

私自身、ほんとうにからだが誰よりも弱くてへたれだったが、
どうにか立ち方を靭帯や腱を使い、
同時に地球との感覚的な接点を深め、
かつ瞑想上のイメージにより肉付けした立ち方ができるようになったとき。
まだまだ未熟ではあったが、実際に私自身の身長は4〜5センチは伸びて、
頭部の形状も変わってきた。
それに免疫力もあがったし。
そのときに月に何度も風邪をひいて寝込んでしまっていた弱かった状態に、
さよならをつげることができた。。。

そのような変化を自身の内部で感じてはいたが、
それがどのようにおきたかを人に言語で伝えることは難しい。
そこは外見のすりよせで伝えるだけでは意味がない、
内部感覚からその詳細で言語化が難しいものを共有できるかどうか。
そのようなところで難儀し続けてきたのです。


今回のお客様の立ち方の様子が起きたのは、
こちらのお客様の感性の鋭さや日ごろからの伸筋を用いた修練の賜物があってのことだと思います。

残念ですが、今はまだ他のお客様に容易に再現性がでていくものではないでしょう。

ただし私の中では、今までの伝えようとしてもうまく成果がでないときから、
ひとつ大きなステップを上るための知恵が増したのは確かだと思えています。
この経験値はそのお客様にいただいたものでもあり、
同時に他の今まで接していただいたお客様にもかかる感謝の念が募るものです。。。

個人的なことですが、
最近、ちょっと二胡を習いにいこうかなと考えているのですが、
私自身の立ち方の状態の気づきが少なからず増したものですし、
以前に独習で挫折したところから変われそうな気がしています。



新たな姿勢を受け入れ選択できるようになることで、
私の施術の締めくくりという「ゴール」となりますが、
お客様にとりまして新たな自身の身体操作を再構築して活かしきるための「スタート」になるのです。


posted by スズキ at 06:29| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

お部屋の中で直射日光をソフトな太陽光へ

まずはじめに。
施術とは、関係ないことで、すいません。


最近、施術の研究等のデスクワークが続き、
休みの日にもあまり外出できずにいました。

施術日は一日中家にこもりっきりで、
夜中に気分転換に神社参りをします。
そんな生活が続く。

研究をするときは部屋の中ではLEDライトの照明に頼って、
太陽光を浴びることは、わずかな食料買出しの機会程度です。
自身でいうのも何ですが、、、
真剣に今後を見据えて必死に悩み続けていた。

ここ一ヶ月、太陽光を浴びることが少ない日々が続いていました。

タフな決断をするには太陽光を浴びる機会が少ないことが
効率のいい思考や判断の妨げになっていたのかもしれない。

そんなことを感じていました。




ちなみに太陽光の重要性について。
コンパクトに伝えてくれる映像があります。

特殊な太陽光の進行方向を変えて
部屋の奥までソフトな光で照らせる仕組みを持つフィルムを3Mが開発し、
その製品のコマーシャルです。
こちらほどコンパクトに太陽光の優れた点を伝えてくれる映像も珍しいです。 ^−^;


3M™ スコッチティント™ 太陽光採光フィルムのご紹介


この3M製品、興味が出てきましてアマゾン等で売ってないか調べたが、見当たりません。。。

残念。。。



そのような折、3Mのこのフィルムに機能的な類似するものがないか探しました。

するとフィルムではなかったのですが、
あかりカンパニー社の「アカリナ」というブラインド。


あかりカンパニー ブラインド(採光ブラインド) アカリナ M50 幅800高さ1200右


こちらのブラインドが太陽光を偏光させ部屋の奥まで光を届けるものです。

アカリナfor homeはブラインドの概念を超えた
「閉めたら明るくなる」未来型省エネツールです
とのこと。



アカリナを映像で見るとわかりやすいでしょう。



アカリナのメーカーホームページ
https://akari-lab.shop/user_data/akarina.php



おもしろい! ^-^



電気代が、わずかでも軽減するならばうれしいし。

今は長時間、自宅で文章処理をしています。
高価なブラインドであったとしても、
健康面の向上や仕事への取り組みのパワーアップ。
それができるならば、、、。

ただ、、、高いなぁ ^-^;

一日中、太陽光が燦燦と輝ける部屋であれば、
十分に元が取れそうですが、そうでもなくて。。。

それでも購入するかどうか。。。
そこが悩みどころです。

他の太陽光と友達になれる手段がないか、
しばらくは、検討してみようと思います。


posted by スズキ at 02:06| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月20日

【業務連絡】:2018年1月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


☆ 2018年1月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『ボディワイズ 予約可能日程表』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm



 ※ 予約確定のご連絡につきまして:  
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 私が明日、午前と午後に施術のお仕事が入っておりまして、
 本日中にご予約希望のご連絡をいただきましたお客様への予約日時決定のご連絡が
 明日の午後9時前後になる可能性がございます。
 ご了承をいただけましたら幸いです。どうかよろしくお願いします。


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にある 
ファンクションキー5 <F5> を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。




【 編集後記 】

皆様、こんばんは。
ボディワイズの鈴木です。 

メルマガでは、本年最後の発行です。
本年一年間、お付き合いをいただきありがとうございました!


今日の施術。
お客様の個人情報があるのであまり詳細は告げられませんが、
自身の生きがいのひとつにダンスを取り組まれている方が施術を受けに来てくれました。
ありがとうございます!

そちらのお客様のお友達もボディワイズに通っていただいておりまして、
「体に負荷がかかっているようだから、しっかり解いてあげてね」という
今日来たお客様への事前情報を頂いておりました。
その言葉を聞いていたので、心してお出迎えさせていただいたのです。

お客様が参られて、
ボディチェック・・・・・。

こちらのお客様にとって最近には観ないほどつらそう。
前回はかなり中心軸を整えられていたのですが、
腰部の反りが著しく大腿部の前が発達しています。
この反りでは腰痛が著しくでてしまいます。

最近のダンスへの取組状況をお伺いすると、
やはり負荷が一気にかかりすぎている様子。

現在お通いのダンス教室では一斉に多くの生徒さんがおられて
詳細なところまで伝えきれない状態でのレッスン。
脚部含め伸筋が活かされた使い方がなされていないため、
太ももの前などの屈筋群を多く使いすぎて疲労が蓄積し、
大きくパンプアップしすぎてにっちもさっちもいかない。
らんぶるローラーを使っても解けない。

私が、そのお客様に申し上げさせていただいたことは、
体が感じる痛みや不快感のメッセージに耳を傾けてくださいね。
ということです。

ここ最近、
指先を巧みに使うことでリリースを狙う手技を研究し多用して、
さまざまな気づきを得ています。

ですが指の腱が過酷に多用され、
腕の腱や肩甲骨周囲が炎症をあらわし、
とうとう昨日は、結膜炎になりまして。
右目をあけているのが、けっこうしんどい。
ただ肩甲骨周囲への負担がかなりあるものの、
呼吸筋の動きが制限され呼吸ができなくなるという症状には至らずにいられた。

それだけでもラッキーな事ですし、
腕の使い方が巧みさが増したことを有りがたく思います。


実際、相当な負担をかけていくことで、
そこから新たな身体操作を学び進化しようとする気持ち。
そこがなければ、
はっきりいって、私の施術の研究は、
施術者自身にとって耐え難い苦痛であるのは確かです。

ですが、そこから何か大切な学びとして得ようと考えて、
必死に食らいつくことで、加速化した進化を願っています。

そのようなことの連続があって、
自身の体の内部を真剣に腑分けしていく目を養い、
そこで理解できた範囲内がお客様の施術成果を出せる範囲です。


そんなことが続いているものの、
自作のブロックを利用した筋膜リリースは力強さから深層筋を解けるが、
細部へのアプローチが行き届かない。
そこをカバーすることができるよう、
今年中盤以降の自作てい鍼やボウエンテクニックやフェイスマッサージなど、
今までにはないディテール部分へのアプローチを模索してきました。


今年を施術の基礎を充実させるための我慢の時と位置づけてきたのです。
ですから睡眠時間等削りきれるところは削って、
研究への時間を積み上げてきました。。。
最後の最後に結膜炎で終わるというのも、
何かを象徴しているような気がします。

もうちょっい、しっかり目を開けてものを見ていけ、と。


来年は私が今まで得てきた施術技術をどの分野で活かすか。
方針を見定めていく予定でいます。
現状での施術スタイルで営業させていただく最後の年になるでしょう。

とにもかくにも、
翌年は翌年で、施術技術の養成から利用面へ。
必死に模索していきます。
年齢的にそちらに目を向ける時期が来たと考えています。


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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
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posted by スズキ at 21:02| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

【業務連絡】:2017年12月20日(水曜日)午後9:00に、2018年 1月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます


【業務連絡】:
2017年12月20日(水曜日)午後9:00に、
2018年 1月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます


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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への

  業務連絡となります ☆

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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


{2018年 1月の予約表更新、予告日時}




■ 2017年12月20日(水曜日)午後9:00



上記の日時にボディワイズの予約可能日程表を、
更新させていただきます。




更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『 ボディワイズ 予約可能日程表 』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm



※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にあるファンクションキー5 <F5>を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。



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業務上の予約表更新日時のご連絡は以上となります。

どうか、よろしくお願いいたします。






【 編集後記 】




お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

年末で年の瀬が押し寄せてきましたね〜。


今年を振り返ると、
自作てい鍼づくりや
フェイスマッサージへ。
ボウエンテクニックを習いに時間を割くなどの、
仕事上では地道な研究を積み上げることができた、
すばらしい一年を過ごさせていただきました。




業務連絡で恐縮ですが、、、
┌────────────────────────────

   来年 2018年1月中旬 に、
    予約順番待ち受付を「20名様限定」で再開をいたします!

└────────────────────────────



詳細は、来年1月初旬に改めてお知らせさせていただきますので、
ご興味ある方は、ぜひ、どうぞよろしくお願いいたします。



きづけば今年1月に予約順番待ち受付を「20名様限定」で、
させていただきました。

その際は、多くのお通いいただいているお客様が口コミでご紹介をしていただけました。
ブログ等で関心をよせていただけたお客様がお声がけいただけましたこともありましたが、
そのおかげさまで、数日内に順番待ち満員御礼となりました。



実は、、、、つくづく思うのです。

実際に口コミではなく、ブログ等のネットでの経由で予約順番待ちに登録いただけたお客様。
その過半数は、かつて私とメールで問い合わせをしていただいた方です。

お体の質問等で何度かメールでやり取りさせていただきました。

おそらく私自身もいろいろメールで回答させていただいたことは、
だいたい夜中に夜なべをしてレスを書いているにもかかわらず。
意外に記憶しているものです。 ^-^

筋膜リリースする者の知見としてはそのような体の状態の見方もあるので、
私にはそのお客様の身体的状態を、すでにおおよそを把握できてました。


私がかつてメールでやり取りさせていただいたとき。
予約順番待ちを受付させていただいていないときがほとんどで。。。
実際に即座に私がそのお客様に直接関わることができませんでした。

そこで足りない対応ではありますが、
せめて私がかつての臨床から得た知識部分を思い出してみて、
ほんの参考までにということでメールのレスに書かせていただいて返信をさせていただいてます。

施術をしていただける有能な先生をぜひ探していただき、
そのための判断材料として少しでも役に立てばという願いです。


私が要領の悪いマイペースでの施術研究に時間を費やしている点と、
すでにお通いいただいている多数のお客様のアフターフォローの施術で
ご新規のお客様を受け付けるキャパがほんとうに少ない状態です。

でも、けっこう往生際悪くというわけではありませんが、
メールで問い合わせを頂いたときに、
少しだけ長々としたメール文が送り届けられるというのは、
こころから早くお体が改善なさってスッキリしてほしいという思いがありますから。


お客様としては、ボディワイズだろうが他の施術院でもどこでもいいのです。
自身の体が、いま、窮して締め付けられたようなところにあったとしたら、
現状の痛みや息苦しさや、そこから派生する将来の不安を解消したいだけです。
ときにはすでに何年も、何年も、まさに苦境に立ち続けてきたお客様もおられます。
だからこそ少しでも早く体への不安が減少して安定した気持ちで暮らしたいのです。

私も身内や自身も苦境に立ったことがありましたし、
その気持は痛いほどわかるので。

施術で関わることができていないことへの無念さや罪悪感を感じながらの、
他の優秀な先生を探して早くよくなってという祈りのこめられたメールなのです。


自分の施術を追求するがあまりに、
多くのお客様との接点を逸してしまう。

もしも実際にお会いできて、一度でもボディチェック等できたならば、
私がお客様の体の状態を理解できた範囲が増したため、
つたえたいメッセージも変わってくることでしょう。

そうすれば以前に書かせていただいた私のメールでは情報量が少なくて、
なかなか理解が進まずによい施術をなさる先生にであうまでの行動ができていなかった人も。
なにか違った未来につながっていたのではないでしょうか。。。


そのようなことを
こころの奥に思いを隠しながらいます。


そのような気持ちがあるので、
かつてメールでやり取りさせていただいた方が予約順番待ちに並んでいただけたとき。
お会いする機会をいただけたことに、ひとりで小躍りしています。 ^-^

もちろんすでに体がすっきりという状態になっていただけていたら、
それがなによりです。

ですが私にも施術をさせていただける機会をいただけて、
私なりのお体への施術のしかたを通して、
お客様の健康面の気づきの深まりを感じてもらえるよう話ができる。

わずかな数回のメールでやり取りをさせていただいただけではありますが、
こころから本気で「がんばって!早く体がすっきり安定していただければうれしいよ」と願いを込めていたので。

私にしてみれば、やはり実際に会って一度でも話ができるということは、
格別に嬉しいことなんですよね。



ただ、
「たまたまブログをみたらボディワイズっていうボディワーク屋が予約順番待ち受付をしてた。
じゃ、なんとなく。。。申し込んでみるか!」
というお客様も。


 もちろん大歓迎です。 ^-^;



(おわり)


================-
ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
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2017年12月15日

活きた手の内の作り方は二胡を弾くのにも役立つようです ^-^

手の内の作り方。

私の「はてなブログ」のほうへ miitsuさんから合気柔術関係のコメントをいただきました。
その彼にも役立てばと思い書かせていただきます。

手の内の作り方は合気をかけるために大事な基本となるところですが、
なかなか詳細までは語っているところは少ないようなので、
講習会での聞きかじった内容と、
そしてもうちょっと私なりに膨らませたところをもたせた形で解説しますね。

ただ文章だけで正確に手の内の作り方を描くのはちょっと酷なことなので、
なんとなくそういうことかという程度の概要イメージをつかんでくれれば幸いです。

^-^



「手掌腱膜」という、
手のひらのたなごころ辺りにある腱が膜のように手首から指先方向へ広がる扇状の部分。
こちらを分解的に使い込む握り方です。

まずは手掌腱膜の扇を開くかのように、
手のひらと手の指もをぴーんと開きます。
手掌腱膜部分を伸ばす際に、手の甲側の伸筋群の腱部分が浮かび上がるような感じにするといい。

そしてこの時の手の裏の甲側伸筋をそらす感じを維持し続けてください。

この状態で、小指と薬指を90度位の角度で内側に握るかのように、
手掌腱膜の腱を動かす意識で移動させていきます。
キーになるのが「尺骨を肘方向へ引く感じ」にします。
またずっと手の甲側に反らす感じも維持したままです。
その手の甲側に反らす力を働かせつつも、
握りこむ力のほうが少し優っているため、
握る状態に至った感じでしょうね。

このときに大切なことは、中指、人差し指、親指は、
小指と薬指の動きに引きづられないようにその場で維持することが必要です。

次に、親指の伸筋にあたる部位の腱を伸ばし
人差し指の爪の方向へ指紋を押印するかのような動作にも似た動きで
親指を人差し指に近づけていきます。
そのときに自然に人差し指が内側にある程度曲がりはじめるでしょう。
流れに任せた適量程度ならば、そうなったとしても問題ありません。
親指が腱の力で発力し始めたときの根本部分は、
肘から手首まで伸びる「橈骨の力」を親指の力の源泉として利用すると、
手のタバコくぼ当たりを親指が伸びる側方向へと開く感じとなるでしょう。

この親指を動かすムーブメントをしているときには、
その他の指や手のひら部分の手掌腱膜部分は動かさずにその場でキープします。


この形状の安定体で「手の内」を創り練っていくこと。

これが合気柔術の岡本師範がおっしゃっておられた「茶巾絞り」の手です。

指先の向くベクトルの方向を観察すれば、
親指は橈骨の延長線方向、
人差し指と中指は背屈方向、
薬指と小指は内側に屈曲方向。
そのように手の内のなかは、
3つのベクトルを持ちます。

この手の内部分にどちらにも偏りいつくことのない3つのベクトルの力を創りだすことが、
合気柔術での合気をかける際に必要な手となります。

この一見すると複雑なベクトルをもつ方向性を表すのですが、
橈骨を支えとして前方へつきだして、
尺骨をバランサーとして後方へと引く意識を持てば、
それはさほどイメージするのは難しくなく自然の手掌の形状づくりの送りとなるでしょう。

手先をこの状態で作っておくようにすると、
それが契機となり、肘内側や肩内側の腱を膨らみを持たせた状態にするのも容易になります。

肘が、空中でぐらぐらと動きを持ってしまうことで、
それで手先の位置が乱れて制御できなくなるのです。
それも「茶巾絞り」の手先であれば手先があたかも空中に漂うかのような軽さをあたえられ、
肘をその手先の空中のここに止めるという意識で固定させれば肘もそれにしたがい固定できます。

ちなみに、
この手の内を何度も何度も創りだす練習をすると、
なかなかそれぞれの指を独立させて動かす難しさ。

それにもまして指先だけで操作しようと言う、
小手先も先だけの手抜きの操作をしがちです。

指の筋肉自体は肘から伸びているのですから、
しっかりその指の筋肉の起始と終点の長い距離をイメージし動作するのがまっとうな動かし方です。


最初は、この茶巾絞りの手の内を創りだすには、
慎重に正確な動きを心がければほんとうにぎこちなくて、
不要なまでの筋の力みが入り込みぷるぷると震えますし。

手先をいつもとは違った操作を巧みにしようと意図した動きをさせることにより、
「なんでなんだ〜」と叫びたくなるほど、眠くなったりだるくなったりし始める。
恥ずかしいことに手の指が思う方向へ動かしたり静止したりするのに手こずって、
なんどか手の指がつりまくりました。けっこう、痛かった〜。 ^-^ 。。。

でもこのような正確な手の作りを自然にでるようになれば、
くっきりと明瞭な手の形を外見上さほど創らなくても、
手の内側の世界できっちり作りこみができていればいける。

すると中国武術でいう勾手の手の型をきっちり創らなくても合気の技がかけられやすくなる。
手先の茶巾絞りができれば、合気をかけるための基礎の一端が得られたことになるのですね。
またこの手の型を取れば、全身を腱や靭帯で伸長させて立脚させる姿勢が容易とれるように。
そのように合気をかけるための体を仕込む下準備が、手先によりなされているのです。

茶巾絞りの手の内について。
メリットはそれだけでなく、
全身的に体をしなやかで優雅に動かせる伸筋優位のスイッチが入るという点もあります。
姿勢のよさを、こんなところで叶えてくれるというのか!って、これまた驚きますよね。


この茶巾絞りの手の型を何度となく練習していくと。
やっぱり、容易にできるようになれるのも人間です。 
みなさまも、合気柔術のセミナーに通うなど為さり、
ぜひ、詳細を知って身に付けるよう努めましょう!

私が仕事で得た手の内を活かせたメリットには、
正業の施術中の圧の強弱や方向などの巧みさが、
格段に意図した操作ができるようになりました。
おかげで自作てい鍼を、本当に巧みに使えるようになってきたと思います。 ^-^


それだけではなく。
私は二胡という中国由来の楽器を持っているのですが。

その二胡の弓を動かすときや弦を押さえる際も、巧みさが格段に増したのです。
(楽譜等読めないので、二胡が弾けるとは、恥ずかしくて口に出せません  ^-^;;;;)

二胡を教室等で習ったことがなかったのですが、
ここは恥を忍んででも、この手の内が演奏に生きるのかどうかを知りたくなって、
ぜひどちらかのスクールで習ってみようという気になりました。 ^-^
posted by スズキ at 23:28| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

『胸郭』という<鳥かごへの思いやり>が、大切なものを守ります

胸郭部分のリリースは、
意外に私は多くの一般の方々にとって、
見過ごしがちな盲点だと思っています。

どちらかのテレビで「骨盤が歪んでいるのが気になるんです」
という言葉を発しているところで、
「私は、この方の胸郭の変位状態がものすごい気になる・・」
と思っていることが多いんですよね。

自分の胸郭のコンディションが整えられているかどうかを知っていて、
それについてさらなる改善を施せば、
どれほど自分の今後の人生に大きな益となるか。

それを真剣に希求できている賢明な人は少ない。

人の胸郭のリリースの前後を知るに及び、
私には、そのようなことを常に考えてしまうのです。。。



では、なぜ、胸郭部にあまり焦点が当てられていないのか。。。
あんまり施術院で、胸郭に着眼してます!と声高らかに、
全面押しする先生が少ないからかもしれませんね。

生理学的な知識を持って胸郭の変位がどのような影響が出るか。
医学的に詳細を語るまとまった本などは見たことはありません。
でも、肋骨という鳥かご状の入れ物の中には、
心臓・肺・胸腺など生命維持に最上級の影響を及ぼすものが。
つまり重要極まりない臓器だから肋骨という骨で守らなければならないんです。
ただその外枠の胸郭部を構成する、
胸椎や肋骨・肋軟骨や胸骨、
そして肋間筋やらその他の筋、靭帯等の軟部組織が、
多くの日本人には理想型の人の割合が少ないのでは。

私は、日頃、外に出てマンウォッチングをする趣味があります。
施術を取り組み始めた昔には、
街角を歩く人の外見部分から、
見える姿勢やフォルムで体の異常箇所を推理する課題をもってから、
今も、何気なしにそのような職業病的なものの見方をしていまして。

100人の人が私の目の前を通れば、
そのうちのほんの5人もいないでしょう。
私が、この人は理想に近い胸郭を持っているなという人は。。。。
あとの95人に対して、決して口にだすことはありませんが、
「もうちょっと、この胸骨部分はこっちに移行させないと、、、」
というように問題部分が目につきます。

そのような胸郭部分。
過半数はやり方によって改善しやすい人も多くいます。
そのような人はちょっとがんばって形状の良し悪しを理解して、
適切な方向へと自分の身を持っていければ。
健康体の体がさらに磨きがかかるでしょう。

実に気分がイイ!そんな爽快感を味わうことができます。

ただその過半数以外の方で、
できればこの人は施術で改善なさられればいいのだが、、、。
と余計なお世話を思ってしまう方もおられる。

それも事実です。

ですから、この後者の施術院で改善させるほど、
改善がセルフでは難しいだろうと言う人もいる。
私が肋間筋部分の特定部位や胸骨の壇中当たりを触れば、
その触られた瞬間に痛みが出るのはまだ良い方の方です。
しこりが折り重なり積もっていて感覚が消えている人もいるほど。
そのような方々は、胸郭部をリリースした後のメリットは計り知れない。

でも、、、
「それならば、なんで胸郭部分をリリースするっていう視点が、
骨盤ほどにないのだろうか?」

そのような疑問を持つ人も出てくるでしょう。



これは単なる私の憶測で恐縮ですが。。。

施術院で、
あまり胸郭部分のリリースを全面に押し出していない。




胸郭の改善が難しい点のひとつ。
それは以前も、ブログに書いたことがあるかもしれません。
手で解くのが、これほど骨な場所はないということです。


ボディワイズにお通いいただいているお客様のなかのお一人に、
とある腱をただしい位置に調整する施術を学び施している方がいます。

その方から、施術上で興味深いお話を聞かせていただいたことがあります。

指先で圧をかけることで、
かけられたものの腱や靭帯などをスパッと切断することができるんだ、
といいます。

なぜそのようなことができるかといえば、
理由があります。
全身骨格の骸骨モデルの人差し指等の指先の骨部分ご覧いただけたら幸い。

そうすればすぐにわかるのですが、
指先の骨は少し先っぽが矢尻の食い込み部分のような返しがついていて、
そちらが手の指先越しでも浸透力のある力で腱や靭帯を弾くようにする。

するとうまく腱や靭帯部分が指先の骨の返しに引っかかることで、
身体操作が優れたものならばその引っかかった部分をスパっと切断する。
表層部分を力任せにこする程度の圧では切れ味はよくないが、
やはりダメージを筋肉、腱、靭帯という軟部組織に与えます。

だから私にお話をしていただけた先生は、
しっかりとそのようなリスクがなくなるように研究と修行をして、
クライアントへダメージを与えないように特別な対応をしているのです。





硬化して柔軟性を失った肋間筋部分に指先の部位でアプローチをすると
非常に痛みがでるので難しいところがあるのだと。

指先の骨の形状が構造上ピンポイント圧をかける性質があるため、
大腿部等の太い筋肉ならばまだしも筋肉の断面が広いため傷もつきづらいが、
肋間筋のような細く短い筋肉は容易に傷ついてしまう弱い筋肉の筆頭ですし。
簡単に肋間筋は傷つけられるものですから、
非常に痛みを感じやすくしてダメージから
身を守ろうとしているのです。

まさに米粒大の小さな肋骨部の関節や胸骨上にできたしこりが
千枚通しで突き刺されるほどの痛みを感じる。
それも指先で、わずか10グラムほどの弱い圧をかけただけで、
のたうちまわるほどの激痛を感じるような部分があります。
その部分はトリガーポイントとして幾つもの筋肉の外枠の筋膜部が、
よれたりねじれたりひっついたり縮んたり、
さまざまな異常な状況下に移行したまま固まってしまっております。

そしてもしそのような強烈なレベルのトリガーポイントエリアが
数個も胸郭部にできてしまえば、肋骨の正常な開閉はできません。
そのような状態では呼吸が浅くなってみたり、
免疫力が低下していったり、
心臓に圧迫等の負担がかかってみるなどの、
悪影響が身に及ぶようになります。。。

胸郭の変位が強く胸椎部の側湾にまで達するものなら
私は自力での復活はなかなか難しいものだなと思います。
そのようなものの対応に役立つメディカルな本は、
側弯症を改善させるためのエクササイズが紹介してあります。
以前に予約順番待ちに並ばれていた側わん症があって
そちらの改善を試みたいという方がおられて、
数冊の本を参考までに紹介させていただきました。
医学的な高度な知識が多く紹介されているもので
一般書ではないため読みこなすのも大変だったと思います。
ですががんばって、自分なりにやってみたとおっしゃいます。

ただ、実際は胸椎部分をストレッチをかけたときに、
眼から涙が溢れて叫びたくなるほど痛みが出てきて。
幾度かはそれにも耐えなければならないかと考えて、
自宅でやってみたがぜんぜん成果を得るには至らなかったそうです。

私に、痛みが強い状態だがどうすべきかと質問をしてこられて、
通常、痛みが強すぎる場合は負荷が過剰な状態のストレッチだから
そのようなものは即座にやめてくださいという回答をさせていただきました。
痛みが強いストレッチは、筋・腱・靭帯を痛めることが多い危険な行為です。
そのようなことはやめて、他のやり方を見つけるべきです。

各人の体ごとの対応法があり、
向き不向きがあるものです。




その方は歌をうたう歌唱の趣味があるそうで、
そのため肋間筋の収縮が悪いことが、
どれほど歌の音程や声量に悪影響を及ぼすか。
そのことも気にしておられました。

それでかつてなさられたのが、
どちらかの施術院に通われていたときのこと。
肋間筋の拘縮したつまり部分を、
痛みを堪えるから解いてほしいとお願いしたそうです。

結果は、
強烈な痛みを堪えてみても肋間筋は緩むどころか硬化が強まり、
日頃の呼吸のしづらさが増したり、
夜寝ても浅くしか寝ておらず、
アレルギー症状がさらに強まってしまったといいます。


ただ、私はその施術院の先生を悪くいうような気にはなれません。

私も指先での胸郭部のリリースをお客様にさせていただきましたが、
痛みがほんとうに厳しいものだということは、
お客様の反応を観て感じ取り。
数名の驚異的に我慢強いお客様が痛みを訴えた時点で、
指先で胸郭部分を解くということは
お客様の痛みの不快感を避けるため辞めただけですから。
他の側臥位で肋間筋をゆるめたり、
広い面を持つ柔軟なブロックでずり圧をかけてみたり、
様々な代替できるようなものはないかと探りましたが、
自作てい鍼を作りだしてアプローチを肋間筋にまで伸ばすまでは、
肋間筋への直接つまり部分などへの圧を封印しただけだからです。

唯一、お客様に肋間筋部分等をカレンドラオイルでマッサージを。
そのようなアドバイスはしてまいりました。
それは状態がそれほど悪くない中ぐらい程度の問題を含んだ人は
有効だったように報告を受けています。

ですがそれで私が十分な成果を期待したレベルまでいかない、
状態が思わしくない方々にとっては打つ手がなかったのです。

つまり肋間筋部分の拘縮しきる部位を筋膜リリースする際には、
肋間筋リリース、特に拘縮がひどく胸郭の変位が大きめな場合、
成果を出しづらいどころか少しのやり過ぎで悪影響もでるので。。。

ちなみに私もハンドマッサージのやり方を工夫して、
いろいろと肋間筋を充分な柔らかさをだせるように
かつて24年以上挑戦し続けてきました。
その研究し続けた限りにおいてということで、
他の施術家の先生方のハンドマッサージについては
十分に存じ上げませんので。

私がかつて編み出したやり方では成果が出にくかった、
ということですので、
その点はご了承ください。



それは肋間筋の位置関係を知れば、
肋骨の骨の奥の内臓よりに付いている筋だから、
表面圧をかけるだけではアプローチが難しくて、
リリースがしづらいし。。。

それじゃ肋間筋に直接指先で力強く触れると、
矢尻状の形状を持つ指先の先っぽの骨が
最弱でちっぽけな筋繊維を切り裂くし。

結構、八方塞がりになるのですよね。




私が制作した自作てい鍼。
一見するとぶっとい真鍮棒なのですが。
自作てい鍼のぶっとさゆえに
肋間筋の筋繊維を指先の矢尻状の骨で傷つける心配はない。
同時に自作てい鍼自体がある程度のウエイトを持っていて、
圧をかけるときに理想の圧をかけるようなことができます。
細かい米粒大の部分にアプローチを加えることもあるため、
その痛みははんぱではないときはあります。
ただ自作てい鍼のてい鍼たる所以で、
不思議なほど軽めに当てているだけ。

それでも患部の神経部位が強烈な炎症を内在させっぱなしであれば、
十分すぎるほどに痛みが神経を通して鋭い鋭利なものとして通ります。
その痛みの質は筋肉の炎症という痛みの質ではない、
目打ちで打たれたような痛み。
靭帯とか腱が問題があるときには、
これと同じような発痛がありますが、
ずっと麻痺したままの胸郭内側で炎症を持ち冷えて固まる部位に
さぁー^ーー^ーっと、
そこに血液が入り込み、
幾度か自作てい鍼を胸郭部にかけていくと、
問題の患部はまったくの別物のような健康的な状態へと徐々に変わります。


そのような変化を遂げてきた方々を、
幸い、かなり多く見させていただきました。
自律神経系の問題がある方々な、
呼吸や循環などの問題が先行して内在し、
負のループを重ねる人が多くおられます。
そのような方々へのアプローチにもいい。


ただもちろん、
素人の方が強めに自作てい鍼で
自分の胸郭を解こうというのは無茶です。
自作てい鍼は術者がそれを使い込んで、
解き方を工夫して使いこなせないとムリですよ。 ^-^
下手に使えば肋骨や胸骨を痛めかねないのです。。。


ただ先の述べた、
側わん症での肋間筋の動きが悪かったことで歌が歌いづらかった女性。
その方に丁寧にリリースを繰り返していくことで、
以前の声の質とは明らかに変わったといわれるように、
ボイトレレッスンでいわれるようになったといってました。
それに鼻水等のアレルギーも、
幸い、胸腺が動きを取り戻してくれてきたためか、
「そういえば、最近、鼻かんでなかった、、、あっ、今気づいた」
^-^v

といって喜んでくれていました。

自作てい鍼を使われて恐怖の時間を過ごしたけど、
今思えば、ほんとうにがんばって乗り切ってよかったと。
私も、自作てい鍼を使い始めのことですし、
一切のマニュアルのない独自の解き方ですから、
痛い思いをさせてしまい恐縮していたのですが。。。
よく、がんばりましたね!!!

ちなみに女性の場合は年齢が進んでの強い胸郭異常があると、
更年期障害の問題がより強く現れる傾向もあるのではと、
私や数名の施術仲間の方が臨床からみています。
だからそのような点においても、
少しずつ改善しているようだともこの歌うたいの女性は教えてくれました。






ちなみに肋間筋のリリースには、
別に自作てい鍼をオンリーで使って、
それで成果を生み出してるわけではありません。

そのように思われると、それは大きな誤解です。

首の筋肉のリリースと腋下のしこりや大胸筋、
そして肋骨の側部全体等を、
側臥位で特別なアプローチでリリースする工夫をしています。
現在も側臥位でのこの部位のリリースを継承しています。

側臥位でリリースを加えるメリットとしては、
狙っている胸郭全体の筋がより緩みやすくなり、
同時に立体的に胸郭の左右半分ずつを観て接して、
アプローチすることができるというダイナミックさ。

そこは自作てい鍼ではカバーできない優れた面を大いに持つものです。

実際は、愚直に、
側臥位と胸郭前と背面のすべてをまんべんなく定量的に考慮して解くから、
画期的と思える変化がうまれ、
ほーら動くもんだよね胸郭って!という成果がでるものなのです。



昨日、施術院をなさっている先生と
そんな胸郭のお話をしていました。

できれば、その先生にも胸郭部位のアプローチ法の研究をしていただき、
情報交換が密にできるようにできるように協力体制が組めればなと願っています。


私の独自のやり方は、私だからできるという個人技があるものです。
それに私の現状のやり方は、成果は出る反面、
利益がまったく消えるほどの時間がかかるし、
難易度も高く、術者の疲労はひどい積もるし。




他の先生に勧められるものじゃないのですが、
部分でもかまわないから
ヒントになったり使えるところがあったら、もってってほしい。

そんなことを感じる、この頃です。 ^-^
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

大腰筋は腎経の経筋の一部です。大腰筋を活かすには腎経に関連する筋を全部動かす意識を!!!

大腰筋使いは、大腰筋を単体で意識するにあらず。
腎経全体の筋肉の連なりからくる洞察を通して大腰筋を再認識してみよう。

大腰筋は、伸筋です。
股関節の大腿骨を外旋させることで、
大腰筋の伸張力を発揮させることができます。
大腰筋を屈筋のように大腰筋単体で動かそうとなさって、
萎縮させた筋緊張状態にする意識では、いい動きにはつながりません。

その詳細を文章で述べるのは、
その伝えられる人の状態により変えるべきです。
各人の骨盤の前傾具合や大腰筋のコンディションの違いで、
指示は変えてしかるべきだからです。
それだけではなくて、
なかなか「伸筋」に対しての理解がしづらくて、
まずはそこを、何度も繰り返し体とイメージに浸透するまで
語り続けることも必要なこともあるでしょう。


ひとつだけ、
注意点を述べさせていただくことを許していただけるなら、
大腰筋は腎経という経絡に属する筋肉です。

もし腎経という経絡を図示したイラストを観たことがあるならば、
思い出してください。
またはしっかり理解なさりたい方は、
腎経についての詳細を調べてください。
そしてどのようなラインで走行するのが腎経の経絡線なのかも。

大腰筋を活かして使うには、
大腰筋以下の脚部に走行し関係する腎経という経絡を持つ筋肉群を、
膝や足首の関節の捻れや詰まりを正すよう適切な方向を得られるよう
詳細に設定を確かめながら腎経全体のラインを伸筋らしい伸張をさせるのです。

それはたとえば、
大腰筋をのばして、
その力を内転筋が受け取り大腰筋同様に伸筋として伸張させていく。
それ以下の腎経に属する筋肉群も、
以下同様につづけて腎経全体の筋肉を把握しましょう。

それらは、縮めて力を出すよりも、
伸張させて力を出すほうが自然です。

もし大腰筋を萎縮させてパワーを出すイメージがあれば、
それは書き換えたほうが良いでしょう。
ただし大腰筋の萎縮させられた状態が深刻な場合、
自力での復旧作業がうまくいくことは稀のように感じます。
改善するスピード以上に悪化した状態の定着が進みやすく、
その際の状態が正確に把握できておらず指針がたたなければ
復旧作業中に現れる負担からの不安に耐えられないと思います。

そのような際は適切な技術を持って対応していただける施術者に
改善の依頼をして少し険しい道の道案内をしていただくのもよいでしょう。
ただし大腰筋の萎縮させられて骨化したようにまで硬化が進んだ場合、
非常に改善が難しい状態になっていますので
施術者を選ぶ際に慎重さがシビアに要求されることになるでしょう。
手の指先で強く擦るような圧は腹部の大腰筋リリースには馴染みません。
弱いマッサージ程度であれば問題はないと思いますが、
それだけでは大腰筋の硬化が進むと改善しづらいのが実情です。
ちなみに人の手の指先は、硬い体の箇所を切り裂く能力があるので
不用意に腹部奥を指先でアプローチを行えば、
小腸や大腸、神経やリンパ等を傷つける恐れがあります。




大腰筋は、元々強烈至極なパワフルな筋力を秘めるがゆえに、
不用意に屈筋のような緊張萎縮させて力を出そうとすると
大腰筋自体の硬化や自由な操作性で足を使いづらくするばかりか
大腰筋周囲の臓器、横隔膜や胃や小腸大腸や内性器や泌尿器にまで
悪影響を及ぼすことが見受けられる。
また腎が精を司るともいい、
精力や精神力、それに性的な力の減退にまで影響がおよぶと言われております。



最後に繰り返しますが、
大腰筋を、大腰筋のみ単体で動かす意識が強すぎると、
伸びやかさをもった全身的な筋操作を阻害して、故障原因になるケースがでてまいります。
特に大腰筋を活かしたエクササイズをご指導していただける先生方には、
そのような認識を持っていただけたら嬉しい限りですね。
posted by スズキ at 09:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

弓状靭帯と大腰筋の操作の連関について。

弓状靭帯と大腰筋の操作の連関について。

合気柔術のセミナーにておそわったこと。


横隔膜下の下部に弓状靭帯という靭帯があります。
その人体は大腰筋の上部と接触している。

つまり横隔膜と大腰筋との動きの関係性があって、
大腰筋を動かす感覚は以外に持ち出しづらくとも、
横隔膜を上下させることは腹式呼吸をするときに
感覚的にも容易にできるものです。

すると、、、大腰筋を動かせ!!という意識から、
横隔膜下の弓状靭帯を呼吸筋操作で動かせと変えたら。。。

おぅ、なーるほどね、こんな大腰筋操作の仕方もあるんだと実感しました。

つまり大腰筋の上端部分を上へ引き上げるという操作を大腰筋に意識して、
頑張って引き上げようとしてもちょっとやりづらいんですよね。

それが横隔膜の背部の脊椎部分に付着している弓状靭帯を持ち上げるのはできるもんですよね。

だからそこに意識の焦点を当てれば、大腰筋操作が楽ちんになっていくということ。
大腰筋はどちらかと言うと脚部を動かすという題目があって、
脚部の小転子の付着部分のほうに意識が取られがちとなる。
すると上方に引き上げるという大腰筋の操作がイメージがうまく描けなかった。
どうしても下方への伸びがイメージで強く、
上方への引き上げがうまく説明で描いてつたえられなかった。

ただ自分では弓状靭帯で引き上げるということができていたが、
実はこの靭帯を自在に上げたり下げたり奥まっていかせたりと、
操作を巧みにすれば、呼吸力と言えるおもしろい力が発力できるようになっていく。

バレエとかでは、胃の後ろ側を上に引き上げるのよ!
とよく聞いていたが、
そこってもしかしたら存在する組織は弓状関節部分を指していたのかな。

「弓状靭帯の利用」、、、あんまし考えていなかったなぁ。


posted by スズキ at 12:45| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

合気の術理を施術に活かしたいものでございます

ついぞ先日、
合気柔術のセミナーを受講しに行きました。

合気柔術では、型などについて修練することが多くあります。
ですがあまり座学として、その術の骨子、
ここでいうのは岡本師範流の合気の解釈についてだが、
懇切丁寧に解説をしていただけるような機会は少ない。

貴重な機会でしたので、参加させていただいた次第です。




施術者側に高度な身体操作を必要とする方々の中には、
合気の要素をなさっておられる達者な方々もいるように感じます。

しっかりと訓練なさられ達者になられるまで、
すぐれた恩師や先輩のような先生方から熟練した手を魅せていただきつつ、
指導を受けてこられた方々は、たいへんに幸いです。


私にはそのようなことは一切なかったもので。
自分で、う〜ん、、、どないしょ・・・、と、
知恵を振り絞ってやっていくしかありません。


ただこちらの合気柔術の術理についてわかれば、
私が現時点取り組もうとしている施術に応用できるところもあります。




そして、セミナー受講へ。。。

セミナー冒頭で岡本師範いわく。
合気の定義づけをすれば、
「つながる」技術を使って、相手と一体化するということだそうです。



話は、技の体験を通して
合気の術の基本部分から。
そして徐々に応用へと進んでいきました。


その当日に習った合気についての一部の解説を書かせていただきます。
ただ文章化するのも難しい面もあり、
うまくイメージが当てはまらないところもあります。
「わかったところもちょっとはあるな」という気分になっていただければ幸いです。


基本を伝えれば、
「術をかける側」が先行して筋肉を極力使わない骨組みと腱や靭帯で自身を立脚させる。
立脚の要領がわかれば立たなくとも、寝ても座ってもいいわけだが、
最初の練習では立ち姿であったほうがわかりやすいとのこと。

いくつかある術をかける際の、術をかける側の姿勢どりの一例を紹介させていただきます。

自身の身体部位に意識を持って作りこみをする場所は、
以下の部位で、
それぞれの部位の「靭帯や腱がある部分を働かせ」て体を立位にさせる状態を作っていきます。


(ただ文章で書かれてもどうやったらいいのかっていうのは、
実地でなければ伝えられないと思うので、そこはご容赦ください。)


手掌腱膜部位 - 肘 - 肩 - 項靱帯(首の後ろ側にある靭帯) 
- 腰部靭帯(項靱帯と同じような吊り靭帯部)- 膝 - 足首

ですね。
それぞれ腱や靭帯が備え付けられた関節部となります。


不安定で、ひとところに居着けない状態で立つこととなります。
これで「軸で立つ感覚」がわかる。

不安定さというのは、まさにそれは2秒とてじっとしては立っていられない。
とても倒れやすい状態を作ります。
それでも倒れないように常に素早く軸を立てる方向へと修正をし続けます。

そのような軸で立つ状態を個人的内部感覚で修正次ぐ修正を繰り広げるが、
一般的な他者が見れば外見上は単純に立っている人でしかないでしょう。

そのように他人の目には写るのですが、
この「不思議な腱・靭帯・骨組みだけで立とうとする体姿勢を作ること」には、
様々な利点があります。


そのひとつをあげるとすると。

人間は、相手に体を触られるという外圧を好まないものでして。
それは皮膚抵抗という外圧を加えられても、
皮膚の部分でその圧力を「ぼよよ〜ん」と弾き飛ばし衝撃を和らげる機能が備えられています。

またはたとえば。
人と対峙するときに、
相手の手を筋肉のパワーを使い「グッ」とつかんで引き寄せるようにしたら?
たいていは「グッ」と引き寄せられた方向へ持っていかれないように抵抗しますよね。
その抵抗方法として、一般的なやり方は。
自分も相手が自分を引っ張って引き寄せようとする力の方向とは逆方向へ力を発揮させ、
必死に持っていかれないようにするのです。

そしてここからは人間のミラクルな機能なのですが、
自身に手を触れて操作しようとしてきた相手の筋肉操作の動きを感知できるとのこと。

なんと興味深い本能的な能力を人は持っているものでしょう!


ですがそれがちょっと先に上げた身体姿勢を創りだした人間が腱や靭帯を巧みに活かして相手に接触。
すると
「あれっ?なんだから、こやつの接触方法はいつもとは違って感じられるぞ、、、。なんだろう?」
と、相手が自身へ圧をかけてきたとしても反射的な抵抗を加えるどころか、
まんまと相手の意図した指示や操作のとおりに付いて行ってしまおうとするのです。

これは相手の本能が、いつ相手の筋肉を動かすのかを聴いている状態だから、
それをそのまま聞きっぱなしにさせておいたときの様子です。

だから術をかける側は、筋肉の力を抜いたまま(脱力)にして腱や靭帯でエネルギーを出していくことになります。

そのようにしているので外見上は、
相手には筋肉を使った運動エネルギーを出す際の必要な動きはほとんど見つけ出せずにいます。
こうなると相手への抵抗しようとする本能的な動きを繰り出すタイミングがわからないまま、
あれよあれよと操作操縦される感じへと陥れられてしまう。

ただ私が思うに皮膚抵抗の具合も相手がなす筋肉で圧をかける操作に反応しているのではないか?
個人的な話ですが、重量感あるブロックにしたときのほうが手先で圧をかけるより、
皮膚抵抗の具合が低いような気がしていまして。
腱や靭帯操作で圧のエネルギーを出したほうが、
相手の皮膚に起きる皮膚抵抗も減少するのかもしれないと思います。
ただ腱や靭帯の動きを伴うときには、体中の滑車やら梃子などの物理的にすごいつよい力を出せるから、
皮膚抵抗を浸透力ある圧で素通りしているだけなのかもしれませんが。。。



実際に技化して人に合気を効かせるには、
多関節ロボットの関節部分をひとつ、そしてひとつ、
順送りで動かすような関節部を含めた動きを与え、
多関節を一気に使う複合運動をしないこと。
複合運動をすると、脳が自動で筋肉の出力を抑える反応を示すので、それを避けるためです。

その他にも幾つか習いましたが人間の身体機能を合理的発揮させる要素を工夫して取り入れていく。
それでもって様々な効きのいい技にしていけるのですが。。。
そこは応用として、練習が必要なところでしょう。


触れた相手の身体を操作するために、
岡本師範いわく、相手に「ミラーリング」してもらうんだといいます。
要するに、共感性豊かな状態になられた方にするため、
自分の軸を立ててから、それから相手の軸も立てていく。
それから合気と呼ばれる「つなぎ」、接触をした部位を通し、
自身の身の内側で起こした動きを、
相手への刺激や動きへの鍵として与えて操作できるようになっている。


ここの自分の軸と相手の軸の2つをちゃんとつくっていこうというのが、
身体操作法が下ごしらえとしてうまく作れるよう、
ちゃんとちゃんとできていないと始まらないのでしょう。


あとは相手に動きを起こさせていきたい対象箇所を意識を入れて観て力がそこへ届くように送る。
これは、施術上でできれば活用範囲が、体内の特定の一部分へと伸ばせるようになるということ。

それらを技化する際のヴァリエーション豊かな用法を教えていただきました。
どちらも参考になるものが多く、興味深い内容でした。




ただひとつ気になったところがありました。
「腓骨で立つ」という技もあったのですが、、、
これをする場合には、
そこを使い終わった後に、太極拳で最後にするポーズの「終止」のように、
気の流れをその腓骨操作は終わったというように自身の体や脳に教えなければ、
体へは不要な負担がしばらく続いて腰痛等になる恐れがあるだろう。

腓骨で立つときに呼吸のリズムが狂う苦しい状態を体験すると、
その苦しい体験をまたするんじゃないかと準備を後々までし始めて、
それが腰痛を引き起こす原因になるような気がしました。

特に大腰筋部分をドーンと使ったときは、しっかりそこは終止で切らなければ、
あまり体にいい影響とは言えない状態が残ってしまう恐れもあるので気をつけないといけないのかな。
と、個人的に思いました。 ^-^


技を繰り出した後に「気」を変えて落ち着かせ終了させるポーズは、
基本、身体の伸筋操作をした最後には必ずおこなうのが鉄則のように思います。
そのように中国武術の老師のような方がおっしゃっていた記事を見たか聴いた。
それに生理的にもそうしなくちゃいけないと、お客様が不調を訴える際の多くに、
このことが絡んでいるので気になりました。

ただ一般の多くの日本人は身体操作は屈筋主体にて動いている方が多いでしょう。
その屈筋主体のほうが伸筋主体と比べれば、
体の中の代謝は阻害されやすく呼吸もしづらくなりますので。
その場合は、なおさら腓骨で立つ練習や大腰筋を使う修練後には、
よく気を落として落ち着かせるようにしたほうがいいのでしょう。
気お落ち着かせるとは、
重心を元の下丹田部分に収めると同時に、
使った目的の筋肉部分を、意図的に深い弛緩状態において、
イメージや体感覚等を複合的に使いこなしクールダウンへということです。




私も、いくどか岡本師範にはお会いしておりますが
これほど丁寧に解説して順序立てて教えていただいたのは初めてでした。
系統建てて基礎から順をもって積み上げて教えていただくメリットを感じました。

合気の不思議さのミラクル感が下がるのは非常に悲しいですが、
そんなことは言ってられません。 ^-^


わかりやすい解説、そして技をかけてもらえて体の感覚で理解できた内容の濃いセミナーを、
朝9時から午後5時まで受けてきたのですが。

セミナー前日は、仕事でお客様の様態について調べ物があって。
夜通しそちらに手がかかり、睡眠時間を削らざるを得なかった。
ほぼ徹夜が数日続いて久々に吐くほど眠くて。
失礼なことですが次の日はセミナーで施術じゃないし、
とムリをなおさらしてしまって。。。
密かにけっこう苦しい時間を過ごしてました。

そのような都合により、
なさけないほど体と頭がついていかなかったのですが。

セミナー内容をセミナー主催者側にてビデオ撮影してくれて、
後日、その映像をDVD化して送ってくれるということした。

岡本師範、ありがとうございます。 m__m



そして帰りは、
知り合いの方(伊藤さんありがとうございました)と
秋葉原まで距離がありましたが一緒に話しながら歩き、
それからひとり神田明神にて、
一時間ほどおやつの時間を過ごしました。

なんだか、、、
初めて食べたローソンのひねり揚げがおいしくて感激。
神田明神本殿裏手にある裏鬼門を封じる稲荷の横で、
しばらーく食べてました。 ^-^;

いつものように末広稲荷と浦安稲荷、
そして水神様等の私が愛してやまない神田明神の末社前にいると、
間違いなく体調は信じられないほど回復して体中の緊張や凝りが、
さっぱりとミジンコの涙ほどもなくなって、爽快に復活できました。

いつもお世話になっています。
ありがたいことです。 ^-^
posted by スズキ at 15:49| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

一部に存在するだろう筋膜の癒着と筋退化の表裏のバランス関係について

ずっと以前ですが、
メールでのお問い合わせをいただきましたことをふと思い出しました。

「鈴木さん(←私の事)。
一度筋膜を緩めたら戻らないってどこかの施術院の先生に聞いたんだけど。
そんなことはないわよね。」

という自己完結型の問いの投げかけでした。 ^-^;

「はい! そんなことありません!!」

体の仕組みについてよくわかっておられますね〜。




「癒着して硬化した筋膜を緩めたら、二度とそれは戻らない」という説明は生理学的にありえない話です。


筋膜の癒着は生理的現象ですから。

筋肉を負荷高く使いましたら、必ずといえるほど筋膜は癒着してきます。

その癒着は創られて緩められリセットされるものです。
その繰り返しの仕組みで、筋肉のコンディションが維持成り立っている。

適量ほどの筋膜の癒着ならば、日々、寝たり体を深く休めたりすることで緩む。

すやすやと赤ちゃんのような気持ちで深い睡眠レベルに達するとき。
深く安定した脳波状態に、ほんの数秒ほど至るのですが、
そのときに体の筋膜を緩めてくれるといっていいような
体中の関節をさっとユルユルにしてくれるホルモンが出るそうです。
深い瞑想状態に入ったときにもそのような脳波の波形が現れてくれ、
そのようなときにも同様なホルモンが出てくれるといいますから。

他にもそのような筋膜を緩ませる機会が複数あります。

それで筋膜は日々、つくられて、日々、緩められます。

そのような筋膜の創造と破壊が繰り返されて、
若く快活かつ健康な体の状態は保たれている。


筋膜の癒着が進んだ状態は、
筋膜の癒着という負債が多くなりツケが過剰になったときのようなもの。
いわば筋膜の生理的なリセットが効く以上に
筋膜の癒着という負債をためてしまったという状態です。


現状維持という状態の安定化もありますが、
そのようなツケをためてしまう借金生活をしているのか、
どんどん今までためたツケを支払ってさっぱりするのか。


そのような筋膜の癒着の蓄積した負債分を低減していく代行を
プロの筋膜リリースをする施術ではさせていただいているのですね。




筋膜の癒着と、意外にごっちゃにされそうなものがあって、
注意しなければならないこともあります。

それは、、、
筋肉は「適正な使い方」で「適度に使って」いなければ『 退化 』するということです。
これも生理的な現象ですから、道理はわかりやすいと思います。


退化した筋肉をお持ちの方は、
筋膜の癒着で窮する方々と同様の問題が含まれています。。。


オーバーユース気味に筋膜を癒着させて、
コリコリっと筋肉が固くて困っているんですよ〜という方のほうが、
断然、施術では対応して手応えを感じられる分野なのです。


そもそもですが、
適度に筋肉を使う機会を持てていないため退化した筋肉も、
様々な代謝不足や不良姿勢の維持促進など問題を多数引き起こすのです。


人は感情の生き物です。
私は施術中に退化した筋肉についてあまり指摘しないのです。
私が言われるほうだとすれば
「筋肉が緊張して固くなっていますね。それではそこを解いていこう」
というのはなんとなく受け止められるのですが、

が、
「あなたの筋肉のこことここらへんはかなり退化していますね。」
などといわれれば、
おぉ、、、緊張よりも年老いた感じの退化イメージが自分に入り込んでいるっていうのか!?
といったショックを受けるような気がしていまして。



それでほぼ直接的に退化した筋肉部分について言及することはありません。

ですが実際に人体をしっかと見ていくならば。
筋膜の癒着場面の裏側に硬直した筋肉があり、
退化した筋肉が潜んでいることが多いのです。

私にはそれがセットに成ってバランスをとっているのが、
体の硬化が進み始めた状態として初期〜中期では現れて、
陰陽のバランスのような存在としてあり続けているように目に写って見えています。

やがてその状態が悪化が進めば、
末期に近い筋膜の骨化まで至るとその限りでもなくなる。
陰陽のバランスのような筋膜の癒着部と筋肉の退化部のバランスが読めないか読みづらくなるのです。
生命力がその場の組織から大幅に削られていいるように、
その皮膚を触り温度や発する生体電流のようなもの等の様子から感じ取ります。

そこまで虚弱化していくまで、
複雑な経路を辿って筋膜の癒着が固まり骨のようになるためかもしれませんが、
退化した状態が強くなった裏側に隠れた筋膜の硬化部分について、
脳のなかで骨化が進めば場当たり的にその筋膜の癒着部を本当に骨としてしか認識しなくなる。
そういったことなのかと、勝手な推測をいたしております。
実際はどうなのか、わかりませんが、非常に体質的にも改善しづらい状態です。。。




もう少し詳細に見ていきましょう。
たとえば腰椎を支えるのは大腰筋と起立筋の4本の柱ですが、
大腰筋の利用が適正になされておられていない方々は多くおられます。

江戸時代と今とでは、生活様式自体が大代わりしたからか、
伸筋としての大腰筋の筋パワーの発揮について自然体ではできていない。

そのようなところに陥っているという人々についていえるのも、
大腰筋という筋肉が適正かつ適量に働けなくなった退化、そして退行が起きているのです。

たとえばですが、
それは大腰筋のへそしたあたりの部分は過緊張で癒着が進行しすぎているのだが、
横隔膜がほぼほぼ使えずにおられて弓状靭帯が上部大腰筋と同期して使わずにいたままになっており、
そちらの大腰筋部分は退化しているということもありまして。。。


一本の筋肉でも、部位ごとに詳細に見れば、
筋膜の癒着が進んだ部分と退化が進行した部分が混在しているところもあるんです。

そこまでくると、施術の心得がある方でも、あまり意識して分けていない人もいるようですし、
まさに重箱の隅をつつく得意技がでるところです。

でも実際にプロとして筋膜リリースの施術をさせていただいてますと、
治療点といえそうなところはその重箱の隅をつついたところに書いてあるような気がします。
そこに目配りができるようになってから、
施術をする私もなにか一つ山を越えた感じがしたことがあります。
そのように一本の筋肉でも、
全体像を把握してからディテールに焦点を当てて、また引いた目で全体像を確認しています。
そちらを数回おこなう過程で、少しずつものがみえてくるようです。



そして施術院に通われるお客様の中には一定量の人数の割合で、
このような筋肉が退化して虚弱化した状態の進んだお客様もおられるわけです。

・・・実際は絶対にいい体の部分を見つけだして、
そちらに意識を向けていただいたほうが改善には有利に働くことが多いので、
そちらへ、そちらへと目を向けてもらえるよう誘導をするよう心がけてます。 
私だったら、そうしてほしいなと思えることをするようにしたいと思います。



posted by スズキ at 15:29| Comment(0) | 体のイメージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする