2020年08月01日

カラダの内側の浄化が求められます。いまは、まさにそのような時期ではないでしょうか?

半年以上かけた歯医者通院。
昨日、ようやくひと段落がついて終了しました。



歯医者に通い、細やかな作業の大切さを知りました。
歯磨きのときのブラシの当て方をならうときには私が気づかづに磨き遺す場所を指摘して、
「そのブラシのかけ方は、非常にもったいないよ」と教えていただきました。
筋膜リリースでのセッション中、そのときにいただいた言葉が脳裏をよぎります。

「この圧のかけ方。ちゃんと患部を観れていて、悪いところをかきだせているのだろうか?」
「もったいことをしていないだろうか?」

観方が大幅に変わったおかげで、
胸郭部のリリース精度がはるかに向上しました。
胸郭の肋軟骨部分は、特に歯医者が使う先端を当ててフィットさせて削る道具。
それがありきの作業です。
同様だと考えて道具の利用を試行錯誤した結果はでてきていると感じています。



昨日は、入れていただいた歯がぽろっととれて、
歯医者さんからは、
「グミとキャラメルは歯医者の天敵だよ」と。

じつに面目ないです。


そのときに、関連したアドバイスとして次の言葉をいただきました。

「朝に砂糖を使ったお菓子をたべたりジュースを飲むと、それが最悪。
 一日中、歯が酸化されっぱなしで溶けつづけて虫歯になるから、ね。」

といいます。

私の頭で
「そうか。口内が酸化したら、歯というエナメル質さえもむしばむ。」
「まてよ。体内も酸化した状態が続けば、何かが溶け出すだろうか?」


視覚的に体内の酸化度分布はカッピング跡でチェックできます。


カッピング跡1.png


カッピング跡がつかないようであれば、
体内に酸化した体液が停滞していない。
そのような健康状態にあるといえます。


ただしなかには陰性が強まると排毒させる力が弱っていて、
カッピングをしても皮膚表層へ酸化した体液を持ち上げる力がない方もいます。
深刻な状態といえるでしょう。
そういうときは事前に体調不良の自覚はでていることが多いため、
「どうも自分の現在の体調から考えれば、健康体というよりも、
 津液が過多の陰性が強いのだろうか。」
というような判断がなりたつと思います。


カッピングを丁寧に全身にしてみると、跡がつくところとつかないところがあります。
また跡がついたときにも、色や色調が「赤・赤紫・紫・黒」のような違いが現れます。
色の違いに体内に蓄積され停滞を続ける酸化した体液の寒熱の違いが読み取ることができます。



「赤」なら寒熱の「熱」。

血流代謝の量がまだ充実しております。
その血液のヘモグロビンの赤色が現れているのです。
跡が消えるのは、さほど時間がかからないでしょう。
(※ 一部、体質的にカッピング跡が消えづらい人がおられます)
状態として自然に改善される余地が十分ありますから、
よく休憩をとり体を休めてください。




墨汁色の「黒」が陰性が強く根が深い。
寒熱の「寒」。

血液・津液の代謝が阻害されています。
また血液も津液も黒色ではありません。
黒色物質は別の体液成分です。
筋膜と筋膜の間に潤滑油として使われる油が、
本来あるべき代謝が起こらずに古くなり続け、
このような黒色かしたと考えられています。
そのため体内での浄化力が劣っており、
酸化度が高まり停滞し続けています。

その後も改善させる対処をしなければ排毒できず、
酸化した体液はコールタール状で粘度が高く自力での廃液がしづらい。
さらにいつづけます。


黒色の元となる筋を動かす潤滑油が切れたままです。

あたかも油が切れたドアの蝶番を、
ギーィーキーィーと異音を響かして無理に動かす状態です。
ドアの開閉がしづらい。

使いづらさを無視して無理に動かすと「痛み」がでます。
痛いのは、不安にもなります。
嫌ですよね、痛みが出る動きをするのは。
無意識に痛まない動きをとろうとします。

痛みを避けた動きが、
さらにその部位の代謝促進を阻害して<おけつの停滞>という悪循環が起こります。


そのような際の対処に、
カッピングを用いることでよい結果が現れることもあるでしょう。

カッピング跡イメージ.png

上図のように、吸引圧が弱すぎると皮下組織にある酸化した体液が十分に皮膚方向へ吸い上げるに至らないこともあります。
ちょうどよい吸引圧を自分のカラダの状態を感じてみて微調整をするとよいでしょう。

ただし日々刻々と、体内の奥にある酸化した体液の状態は変化しています。

かつてカッピングをしたことがあるという昔話を語るのではなく、
日々、体内との情報交換を視覚化しておこなうつもりでチェックするようにしてください。


サーモグラフィでカッピング前後を撮影すると、どうなるか?
カッピング前では緑色が多いようですが、
カッピング後に10分経過すると体温上昇がみられる赤や白が現れます。

カッピング後サーモグラフィ.png

そしてカッピング跡がついたときには、
その跡が消えるまで血流が恒常的に促進されていきます。

長時間促進し続けられた血液の流れる力が浄化力となり、
カッピング跡になった酸化した体液を廃液させるのです。
体温も理想的な36.5度に近い状態に維持させられて、
寒熱の寒では働きづらかった免疫が働きやすくなります。


カラダの表面の皮膚の上をきれいにしたいこともあるでしょう。
ですが
カラダの内面の皮膚の下がきれいに浄化されていなければ、悲しくありませんか?

そこは価値観の違いだと思いますが、
私どものような施術者は内部状況が浄化されてクリーン化がされているかどうか、
そちらにしなやかでタフな健康が約束され、
そこにこそ美しさの本質があるとみています。


ただし、カッピングという手法は体内の代謝を恒常的にあげるためのやり方のひとつにすぎません。
自分に合ったやりかたを見つけていただき、
体内の酸化した体液を速やかに浄化してください。

食事でのアプローチでもいいでしょうし、
運動でもいい。
または体内のpHを弱アルカリ性に保つための機械や器具等を利用してもいい。

酸化した体液を多く持つ場合には、ウイルス感染等の被害は甚大化する傾向にあります。

細菌6分後.png
ひとつの細菌が、6分後に右のような数に増えるのです。

対して体液の浄化が進んでいる人は、
細菌やウイルスに対して免疫力により抵抗する力があります。

いま、これからの時期です。

カラダの内側の浄化が求められます。
posted by スズキ at 12:14| Comment(0) | カッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月17日

皮下で崩壊している部位の破壊と創造 『スライドカッピングと吸引維持カッピング』




最近はリノベーションという形で耐用年数を超えない家屋を、
内装工事によりきれいにすることが流行っていますね。

ですが大黒柱が傾いたなら、
その家を取り壊して更地にしてから再建していきます。

「破壊」と「創造」がワンセットになっているのです。


人の命は死して、ふたたび新しい体をもらい生まれいでるものと信じています。
これは私の個人的な感覚ですが。
私はそのように信じています。



そして<人体>にも同様なことが言える場合があります。


独特なやり方で体に刺激を与えることで現状を壊すことで、
ふたたび新たな改善がなされた状態へと導くこともなされています。

私には吸玉療法をおこなうことで現れるカッピング跡も、
皮膚の上からは目には見えない皮下が刺激を受けることで現状の取り壊されるべき部分を再建のための破壊が起こっている。
それは弱くなった脆弱性が目立つ部分のみが破壊されて、
健康な細胞や部位にはなんら破壊は起きはしません。

再建を望んで刺激を受け取り破壊が起きて、
やがて創造へ進むことになるのです。


私には、そのようなイメージが頭で描けているため、
自分がカッピングをして、カッピング跡が出たならその跡から皮下の状態を知る手立てにしています。
カッピング跡に水膨れがでてくれば、
皮下直下部位のリンパ管が裂けやすい状態。
つまり健康的とは言えない内部的な弱化が進んでいるのが見つかって、再生のための刺激が入ったのだと考えます。




最近、中医学でいう「おけつ」について、
様々な本を購入し読みまくっているのです。

たとえば、以下のようなものもその一端です。
専門書レベルの本を読み進めることで、
いままで気づかなかった視点も増えたり、
臨床での取り扱いの事例なども理解できてきました。






私は筋膜リリースでおこないたかったことも、
筋肉の動きをスムースにしていこうという指向性ではなく、
もともとが深層筋の裏にまで忍び込んだ「おけつ」の溜まりをどうにかしたいというものでした。

ですが、かつての私が考えてやっていた手技では筋肉の奥の骨近くやお腹のなかまでは思うようにアプローチできませんでした。

それが少しずつホットストーンで兪穴(起立筋部分)に熱を与えて体熱をあげていくことで、
かたまった筋膜部分をリリースしやすくすることもできるようになってきました。
温和な気持ちにホットストーンを使われるとなれるのです。
ホットストーンを受けるときの心理的に穏やかな落ち着いた感覚になって、ほっとできる。
その気持ちのまま施術へ進むことで良好な筋膜のリリースができるようになってきました。

以前には、かなり無理して痛みが感じられても、でも、ここにこのような癒着があるとまずいんだ・・・と説明させていただき、
施術をつらい思いをしながらも、一緒に頑張って解いていかせてもらっていました。
ですが、そのような苦痛も大幅に減るだけではなく、
さらに以前のリリースの深さを越えたところまで、
筋膜が癒着した部分の解放の手が伸ばせるようになってきました。


これも実は、人体が自身の体内部に問題が生じたところを改善させるために、
外圧を刺激として受け付けてリリースという現状の破壊がおこなわれて、
その後に血液やリンパ液の代謝流れが悪くなった状態が改善して細胞に栄養がいきわたりだして、
弱っていった部位が再建されていくのです。


もともとはホットストーンをもっともっと研究して推していこうと考えていました。

ですがホットストーンを使った施術の成果を上げる組み合わせとして
<マイナスの圧>とも呼ばれる「吸引圧」を加えることで、
実践的に試した結果、改善率の強化が図られるようだとわかってきた。



いま、私はホットストーンを使った施術について時間を集中して使っていて、
知り合いの施術家にカッピングについての研究を依頼しています。
実際、いまの私は時間はあるものの、カッピングは和書もありますが、英語圏、中国圏など広がりもあって、
それらのリソースを総当たりするようなことは、私一人ではできないだろうということで。
膨大な資料をひとつずつ丁寧にあたるのは、非常にくたびれます。
そして疲労もかなりな苦痛を感じる作業です。

その末に依頼した方から、報告書があがってきています。
多謝!


ちなみに、
中国語圏のカッピング映像と英語圏のスライドカッピング映像を張り付けておきます。



https://youtu.be/7DNvX_4DdXw
拔罐的居家保健法!健康2.0
(※ 吸引したままのカッピングを中国語で解説している中国の健康テレビ番組です)


スライドカッピングについて、
カッピングについて作業を依頼している方の報告で、
シリコンカッピングでは施術中に空気が抜けてしまい、
それで施術中断されることがネックだという指摘を受けました。

以下の映像で、腕の部位のカッピングで、
しょっちゅうシリコンカッピングの空気が抜けたら空気を入れるというところを繰り返すシーン。

エステサロンでは、機械制御で自動吸引圧を最適化してくれるようなマシーンがあると聞きますが、
そういうの、理想的で、使っていても受けていても快適なんでしょうね〜。
ただ皆様にそちらをぜひ買ってみてくださいと言えるようなものでもないので。
シリコンカッピングのカップの使い方などを工夫するか、
カッピングのカップ形状が最適化された曲線を持つカップのふちがあるものを手に入れるなど、
もう少しローコストでできるようなノウハウが見つかれば、
それを皆様にお伝えできるようなことがあれば理想だろうと感じています。



https://youtu.be/z4Av8-KL7Jc
Advanced Massage Therapy Techniques Shoulder Injury, Soma Cupping Alternative to Chinese Cupping



https://youtu.be/5v7xi_1mkk8
Back Massage Therapy Techniques SOMA Cupping Demonstration Alternative to Chinese Cupping

(※ なんとなくちょっと怪しげな感じの男性が中国式スライドカッピングをしている映像です。
   他にもスライドカッピング紹介映像もあるのですが、ボリューム的にはこれも参考になるかと感じまして)
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | カッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする