このブログをお読みいただきたい方:
■ プロの施術顔負けのセルフケアをしてみたい方
■ 遠赤外線ドーム型サウナをお持ちか購入を考えている方。
■ 遠赤外線ドーム型サウナにより皮脂腺からの汗をかいて重金属を体外に排出させたい方
最近、定期的に遠赤外線ドーム型サウナ『スマーティ』に入り、そのとき『シリコンカッピング』をして、
効率のいいセルフケア方法を模索しています。
遠赤外線ドーム型サウナとカッピングがなぜいいのかは、
以前、こちらのブログで書かせていただきました。
2020年12月19日
全身の代謝をあげるために何をしているの? スマーティとカッピング!
http://bodywise-note.seesaa.net/article/479092459.html
カッピングのカップは、プラカップだったりガラス製だったりすると吸引機が必要で手間がかかります。
それを自分ひとりでつけたり外したりするわけで、スマーティのなかで扱いづらいのです。
それにガラスカップなら狭い中でぶつけて破損の恐れもあり、
プラカップは壊れづらいがスマーティ内のカーボンや地面に当たると骨に響く痛みが出ます。痛いです。
それがシリコンカップだと、吸引機もいらないし、シリコンカップ越しに衝撃が加わっても痛くなく危険がありません。
そして単に遠赤外線ドーム型サウナに入るだけよりも、代謝が上がるようで、
体内の老廃物が体外へ排出される量が増すように見えます。
それはスマーティ後に、重金属が入っているといわれる薄い乳白色のとろみかかった皮脂腺からの汗の状態の差にも表れます。
「遠赤外線ドーム型サウナだけ」と「遠赤外線ドーム型サウナとシリコンカッピング」をあわせたときとでは、
後者の方が体のさっぱり感が格段に違います。
数時間入れば汗は500mlペットボトルの量を超えます(※個人差あり)。
その汗をぬぐったタオルは速攻で洗濯機にかけないと汚れ落ちが難しくなるのです(※個人差なし)。
がん等の陰性の沈下した病を持つ方の汗は、
おおよそそれが体質改善に至るデトックスになるといえるものでしょう。
別の側面で考えれば、病へ至るステップを踏んで、
慢性的な病が深部にまで侵入、定着された方の汗がどのようなものであるか。
それのすさまじき状態を観たり体験したりすることで、
自身の皮下で起きている目に見えない世界がどのような事態が起きているのか。
知るきっかけとなるでしょう。
同時に、この皮脂腺から出た老廃物が体内に沈着し続けることは問題があると直感するでしょう。
定期的にそれを体外へと排出して、体内の蓄積している分を削って減らしていくことは、
大事な体調の向上へと進むためのきっかけとなる。
そうした習慣を持って、持病を持ってもそれとうまく付き合っていけたり。
・・・どうしてもお薬の成分は自然界にないものもあって、体内に沈着して排出できずに定着し、
そこからの影響が出てしまう人もおられます。
スマーティとカッピングのような実践から代謝力を増すことで、
体外へとそれらを排出させるポンプにさせることもできるところがあります。
そこまでの体調は崩れてなくとも、
心身ともに疲労が続いて自律神経系にアンバランスを感じるようであれば。
そのときにスマーティで出た汗は、速攻で洗わなければ匂いや色が落ちなくなってしまう。
そのようなケースも多々あるようです。
私も洗うタイミングが遅くなって、
新品のタオルをオイル汚れが落ちなくなった古ぼけたタオルにしてしまう失敗を何度かしています。。
いちど、スマーティのコントローラー内の部品が壊れて修理に出したとき。
代替のコントローラーを送ってくれたのですが。
それは使い古されたものだからか信じられないすさまじい汚れが定着したもので、
おおよそ癌などの改善にいいとされる器具だからこそ、
必死にこれを使ってきた方々の、文字通り汗が染みついていたものでした。
メーカーも、中性洗剤等で拭うだけでは、この皮脂腺からの老廃物を含んだものは取れやしないことを経験的にわかっているのでしょう。
これは個人的なアイデアで、自身の体験からくるものですが、
シリコンカッピングを工夫した位置に設定してすい玉療法をしつつ汗をかくと、
代謝促進がサウナとカッピングで相乗を実感できます。
強い代謝が体内に蓄積した酸化老廃物(毒素を出し続ける者です)を体外へと排出するポンプの役割となります。
遠赤外線ドーム型サウナとシリコンカッピングをかけ合わせたセルフケアでは、
代謝力が難なくかせげるようで、洗濯機に入れたタオルは、
スマーティだけでは2度洗いで十分ですが、
スマーティとシリコンカッピングを相乗させると3〜4度洗いすることとなります。
それだけ老廃物が体外に出てくれた証拠。
スマーティとシリコンカッピングを相乗させると体中の老廃物が抜け落ちた感じがでて、
肌もサッパリ感がスマーティだけでは得られなものとなります。
自宅にスマーティのようなものがないと難しいのですが、
最近ではブラックシリカを使った岩盤浴を提供するお風呂もありますから、
シリコンカッピングを利用していいかを確認していただいてもちいるのも手です。
私どものお客様の中で、
私がスマーティ、いいよ、と言っていたのを聞いて、購入した方も4〜6名おられますので、
その方々には、ぜひシリコンカッピングをしながらのスマーティを試してもらいたいですね。
カンタンですが、シリコンカッピングをするといいと思う場所を、
いくつかアイデアを書かせていただきます。
参考にしていただければ幸いです。
ぜひ試してもらいたいのはシリコンカップの大サイズを2個をもちいて、
側臥位で肩甲骨と鎖骨下を同時に胴体を挟み込むようカップを貼り付ける。
側臥位で肩関節の烏口突起と肩甲骨側の三角筋に同時に胴体を挟み込むようカップを貼り付ける。
側臥位で肩甲骨と腸骨(同側と異側をそれぞれ)に同時に胴体を挟み込むようカップを貼り付ける。
側臥位で大腿筋膜張筋と小殿筋にひとつずつ大転子を挟み込むようカップを貼り付ける。
できればうつ伏せで起立筋にシリコンカップを4〜6個貼りたいところですが、
私には狭いスマーティのなかで、手を背中に回してちょうどいい兪穴のポイントに貼り付ける技術がないので。 ^-^;
身体が柔らかい人がいたら、ぜほ起立筋の腰仙部、腎臓裏手、胸椎3~4番の左右を貼り付けてみましょう。
シリコンカッピングでは、皮膚にシリコンカップがつけられて持ち上げられる状態になるのですが、
それは皮膚以下の組織も含めて骨から肉等を引き上げる圧(陰圧)といい、
それは身体を外部から圧しておこなう施術法(陽圧)との根本的な違いがあります。
陽圧は、外部から皮膚を骨方向に圧をかけると皮膚抵抗が強まり、体の内部が圧を受け取らないようにするバリヤーが張られ、
皮膚抵抗との戦いになります。
かなり大胆に皮膚抵抗は圧を跳ね返しますから、一般の方がなさる自己マッサージでは、
それをかいくぐるようなやり方はできませんし、施術者でもそのノウハウを知っている人は少ないので。
深部層の筋肉に良好な影響を与えにくいのです。
対してシリコンカッピングによる陰圧。
陰圧は、皮膚抵抗が起こらず、容易に体内の内部組織に変化影響を与えることがしやすいのです。
骨の近くにシリコンカッピングをすることで、3〜5〜10分など持続的に骨から肉を浮かせることができます。
その間も本人の呼吸や微妙な動きで、絶えず刺激を体内に起こし続けています。
特にスマーティとの相乗では。
深部の筋に影響をあたえ、同時に膜組織が固まっている部分はコラーゲン組織でできており、
それらがスマーティの遠赤効果で緩んで骨膜のしわができてよれている状態を修正、調整してくれる傾向があります。
そのおかげで状態の改善の幅が大きなものとなるようです。
遠赤外線ドーム型サウナとシリコンカッピングを相乗させる場合。
1+1=2
の計算ではなく
1+1=3〜4
というような掛け合わせられる体調の改善が期待できるような気がします。
エステサロンでは、そういう施術をしているところがあるのかもしれませんが、
テクニックがある方ならいいのですが短時間での絞りでは深層筋の変化は乏しく、
十分な持続と改善のステップアップは図れません。
たとえば筋腹にカッピングをしたときと骨が皮膚に近い部分や靭帯にカッピングをしたとき。
その効果は別物となります。
そのような違いを理解して施術できれば他者施術はセルフワーク以上の優れた成果を出せます。
スマーティを所有していてそういった施術ができそうな方を知ってますが、
いちど、先生の施術を受けられて見ると、がぜん、それを元にセルフケアをしたくなるかもしれませんね。
ぜひ、スマーティを手持ちの方は、自身で試してみてください。 🎵
2020年08月01日
カラダの内側の浄化が求められます。いまは、まさにそのような時期ではないでしょうか?
半年以上かけた歯医者通院。
昨日、ようやくひと段落がついて終了しました。
歯医者に通い、細やかな作業の大切さを知りました。
歯磨きのときのブラシの当て方をならうときには私が気づかづに磨き遺す場所を指摘して、
「そのブラシのかけ方は、非常にもったいないよ」と教えていただきました。
筋膜リリースでのセッション中、そのときにいただいた言葉が脳裏をよぎります。
「この圧のかけ方。ちゃんと患部を観れていて、悪いところをかきだせているのだろうか?」
「もったいことをしていないだろうか?」
観方が大幅に変わったおかげで、
胸郭部のリリース精度がはるかに向上しました。
胸郭の肋軟骨部分は、特に歯医者が使う先端を当ててフィットさせて削る道具。
それがありきの作業です。
同様だと考えて道具の利用を試行錯誤した結果はでてきていると感じています。
昨日は、入れていただいた歯がぽろっととれて、
歯医者さんからは、
「グミとキャラメルは歯医者の天敵だよ」と。
じつに面目ないです。
そのときに、関連したアドバイスとして次の言葉をいただきました。
「朝に砂糖を使ったお菓子をたべたりジュースを飲むと、それが最悪。
一日中、歯が酸化されっぱなしで溶けつづけて虫歯になるから、ね。」
といいます。
私の頭で
「そうか。口内が酸化したら、歯というエナメル質さえもむしばむ。」
「まてよ。体内も酸化した状態が続けば、何かが溶け出すだろうか?」
視覚的に体内の酸化度分布はカッピング跡でチェックできます。
カッピング跡がつかないようであれば、
体内に酸化した体液が停滞していない。
そのような健康状態にあるといえます。
ただしなかには陰性が強まると排毒させる力が弱っていて、
カッピングをしても皮膚表層へ酸化した体液を持ち上げる力がない方もいます。
深刻な状態といえるでしょう。
そういうときは事前に体調不良の自覚はでていることが多いため、
「どうも自分の現在の体調から考えれば、健康体というよりも、
津液が過多の陰性が強いのだろうか。」
というような判断がなりたつと思います。
カッピングを丁寧に全身にしてみると、跡がつくところとつかないところがあります。
また跡がついたときにも、色や色調が「赤・赤紫・紫・黒」のような違いが現れます。
色の違いに体内に蓄積され停滞を続ける酸化した体液の寒熱の違いが読み取ることができます。
「赤」なら寒熱の「熱」。
血流代謝の量がまだ充実しております。
その血液のヘモグロビンの赤色が現れているのです。
跡が消えるのは、さほど時間がかからないでしょう。
(※ 一部、体質的にカッピング跡が消えづらい人がおられます)
状態として自然に改善される余地が十分ありますから、
よく休憩をとり体を休めてください。
墨汁色の「黒」が陰性が強く根が深い。
寒熱の「寒」。
血液・津液の代謝が阻害されています。
また血液も津液も黒色ではありません。
黒色物質は別の体液成分です。
筋膜と筋膜の間に潤滑油として使われる油が、
本来あるべき代謝が起こらずに古くなり続け、
このような黒色かしたと考えられています。
そのため体内での浄化力が劣っており、
酸化度が高まり停滞し続けています。
その後も改善させる対処をしなければ排毒できず、
酸化した体液はコールタール状で粘度が高く自力での廃液がしづらい。
さらにいつづけます。
黒色の元となる筋を動かす潤滑油が切れたままです。
あたかも油が切れたドアの蝶番を、
ギーィーキーィーと異音を響かして無理に動かす状態です。
ドアの開閉がしづらい。
使いづらさを無視して無理に動かすと「痛み」がでます。
痛いのは、不安にもなります。
嫌ですよね、痛みが出る動きをするのは。
無意識に痛まない動きをとろうとします。
痛みを避けた動きが、
さらにその部位の代謝促進を阻害して<おけつの停滞>という悪循環が起こります。
そのような際の対処に、
カッピングを用いることでよい結果が現れることもあるでしょう。
上図のように、吸引圧が弱すぎると皮下組織にある酸化した体液が十分に皮膚方向へ吸い上げるに至らないこともあります。
ちょうどよい吸引圧を自分のカラダの状態を感じてみて微調整をするとよいでしょう。
ただし日々刻々と、体内の奥にある酸化した体液の状態は変化しています。
かつてカッピングをしたことがあるという昔話を語るのではなく、
日々、体内との情報交換を視覚化しておこなうつもりでチェックするようにしてください。
サーモグラフィでカッピング前後を撮影すると、どうなるか?
カッピング前では緑色が多いようですが、
カッピング後に10分経過すると体温上昇がみられる赤や白が現れます。
そしてカッピング跡がついたときには、
その跡が消えるまで血流が恒常的に促進されていきます。
長時間促進し続けられた血液の流れる力が浄化力となり、
カッピング跡になった酸化した体液を廃液させるのです。
体温も理想的な36.5度に近い状態に維持させられて、
寒熱の寒では働きづらかった免疫が働きやすくなります。
カラダの表面の皮膚の上をきれいにしたいこともあるでしょう。
ですが
カラダの内面の皮膚の下がきれいに浄化されていなければ、悲しくありませんか?
そこは価値観の違いだと思いますが、
私どものような施術者は内部状況が浄化されてクリーン化がされているかどうか、
そちらにしなやかでタフな健康が約束され、
そこにこそ美しさの本質があるとみています。
ただし、カッピングという手法は体内の代謝を恒常的にあげるためのやり方のひとつにすぎません。
自分に合ったやりかたを見つけていただき、
体内の酸化した体液を速やかに浄化してください。
食事でのアプローチでもいいでしょうし、
運動でもいい。
または体内のpHを弱アルカリ性に保つための機械や器具等を利用してもいい。
酸化した体液を多く持つ場合には、ウイルス感染等の被害は甚大化する傾向にあります。
ひとつの細菌が、6分後に右のような数に増えるのです。
対して体液の浄化が進んでいる人は、
細菌やウイルスに対して免疫力により抵抗する力があります。
いま、これからの時期です。
カラダの内側の浄化が求められます。
昨日、ようやくひと段落がついて終了しました。
歯医者に通い、細やかな作業の大切さを知りました。
歯磨きのときのブラシの当て方をならうときには私が気づかづに磨き遺す場所を指摘して、
「そのブラシのかけ方は、非常にもったいないよ」と教えていただきました。
筋膜リリースでのセッション中、そのときにいただいた言葉が脳裏をよぎります。
「この圧のかけ方。ちゃんと患部を観れていて、悪いところをかきだせているのだろうか?」
「もったいことをしていないだろうか?」
観方が大幅に変わったおかげで、
胸郭部のリリース精度がはるかに向上しました。
胸郭の肋軟骨部分は、特に歯医者が使う先端を当ててフィットさせて削る道具。
それがありきの作業です。
同様だと考えて道具の利用を試行錯誤した結果はでてきていると感じています。
昨日は、入れていただいた歯がぽろっととれて、
歯医者さんからは、
「グミとキャラメルは歯医者の天敵だよ」と。
じつに面目ないです。
そのときに、関連したアドバイスとして次の言葉をいただきました。
「朝に砂糖を使ったお菓子をたべたりジュースを飲むと、それが最悪。
一日中、歯が酸化されっぱなしで溶けつづけて虫歯になるから、ね。」
といいます。
私の頭で
「そうか。口内が酸化したら、歯というエナメル質さえもむしばむ。」
「まてよ。体内も酸化した状態が続けば、何かが溶け出すだろうか?」
視覚的に体内の酸化度分布はカッピング跡でチェックできます。
カッピング跡がつかないようであれば、
体内に酸化した体液が停滞していない。
そのような健康状態にあるといえます。
ただしなかには陰性が強まると排毒させる力が弱っていて、
カッピングをしても皮膚表層へ酸化した体液を持ち上げる力がない方もいます。
深刻な状態といえるでしょう。
そういうときは事前に体調不良の自覚はでていることが多いため、
「どうも自分の現在の体調から考えれば、健康体というよりも、
津液が過多の陰性が強いのだろうか。」
というような判断がなりたつと思います。
カッピングを丁寧に全身にしてみると、跡がつくところとつかないところがあります。
また跡がついたときにも、色や色調が「赤・赤紫・紫・黒」のような違いが現れます。
色の違いに体内に蓄積され停滞を続ける酸化した体液の寒熱の違いが読み取ることができます。
「赤」なら寒熱の「熱」。
血流代謝の量がまだ充実しております。
その血液のヘモグロビンの赤色が現れているのです。
跡が消えるのは、さほど時間がかからないでしょう。
(※ 一部、体質的にカッピング跡が消えづらい人がおられます)
状態として自然に改善される余地が十分ありますから、
よく休憩をとり体を休めてください。
墨汁色の「黒」が陰性が強く根が深い。
寒熱の「寒」。
血液・津液の代謝が阻害されています。
また血液も津液も黒色ではありません。
黒色物質は別の体液成分です。
筋膜と筋膜の間に潤滑油として使われる油が、
本来あるべき代謝が起こらずに古くなり続け、
このような黒色かしたと考えられています。
そのため体内での浄化力が劣っており、
酸化度が高まり停滞し続けています。
その後も改善させる対処をしなければ排毒できず、
酸化した体液はコールタール状で粘度が高く自力での廃液がしづらい。
さらにいつづけます。
黒色の元となる筋を動かす潤滑油が切れたままです。
あたかも油が切れたドアの蝶番を、
ギーィーキーィーと異音を響かして無理に動かす状態です。
ドアの開閉がしづらい。
使いづらさを無視して無理に動かすと「痛み」がでます。
痛いのは、不安にもなります。
嫌ですよね、痛みが出る動きをするのは。
無意識に痛まない動きをとろうとします。
痛みを避けた動きが、
さらにその部位の代謝促進を阻害して<おけつの停滞>という悪循環が起こります。
そのような際の対処に、
カッピングを用いることでよい結果が現れることもあるでしょう。
上図のように、吸引圧が弱すぎると皮下組織にある酸化した体液が十分に皮膚方向へ吸い上げるに至らないこともあります。
ちょうどよい吸引圧を自分のカラダの状態を感じてみて微調整をするとよいでしょう。
ただし日々刻々と、体内の奥にある酸化した体液の状態は変化しています。
かつてカッピングをしたことがあるという昔話を語るのではなく、
日々、体内との情報交換を視覚化しておこなうつもりでチェックするようにしてください。
サーモグラフィでカッピング前後を撮影すると、どうなるか?
カッピング前では緑色が多いようですが、
カッピング後に10分経過すると体温上昇がみられる赤や白が現れます。
そしてカッピング跡がついたときには、
その跡が消えるまで血流が恒常的に促進されていきます。
長時間促進し続けられた血液の流れる力が浄化力となり、
カッピング跡になった酸化した体液を廃液させるのです。
体温も理想的な36.5度に近い状態に維持させられて、
寒熱の寒では働きづらかった免疫が働きやすくなります。
カラダの表面の皮膚の上をきれいにしたいこともあるでしょう。
ですが
カラダの内面の皮膚の下がきれいに浄化されていなければ、悲しくありませんか?
そこは価値観の違いだと思いますが、
私どものような施術者は内部状況が浄化されてクリーン化がされているかどうか、
そちらにしなやかでタフな健康が約束され、
そこにこそ美しさの本質があるとみています。
ただし、カッピングという手法は体内の代謝を恒常的にあげるためのやり方のひとつにすぎません。
自分に合ったやりかたを見つけていただき、
体内の酸化した体液を速やかに浄化してください。
食事でのアプローチでもいいでしょうし、
運動でもいい。
または体内のpHを弱アルカリ性に保つための機械や器具等を利用してもいい。
酸化した体液を多く持つ場合には、ウイルス感染等の被害は甚大化する傾向にあります。
ひとつの細菌が、6分後に右のような数に増えるのです。
対して体液の浄化が進んでいる人は、
細菌やウイルスに対して免疫力により抵抗する力があります。
いま、これからの時期です。
カラダの内側の浄化が求められます。
2020年04月17日
皮下で崩壊している部位の破壊と創造 『スライドカッピングと吸引維持カッピング』
最近はリノベーションという形で耐用年数を超えない家屋を、
内装工事によりきれいにすることが流行っていますね。
ですが大黒柱が傾いたなら、
その家を取り壊して更地にしてから再建していきます。
「破壊」と「創造」がワンセットになっているのです。
人の命は死して、ふたたび新しい体をもらい生まれいでるものと信じています。
これは私の個人的な感覚ですが。
私はそのように信じています。
そして<人体>にも同様なことが言える場合があります。
独特なやり方で体に刺激を与えることで現状を壊すことで、
ふたたび新たな改善がなされた状態へと導くこともなされています。
私には吸玉療法をおこなうことで現れるカッピング跡も、
皮膚の上からは目には見えない皮下が刺激を受けることで現状の取り壊されるべき部分を再建のための破壊が起こっている。
それは弱くなった脆弱性が目立つ部分のみが破壊されて、
健康な細胞や部位にはなんら破壊は起きはしません。
再建を望んで刺激を受け取り破壊が起きて、
やがて創造へ進むことになるのです。
私には、そのようなイメージが頭で描けているため、
自分がカッピングをして、カッピング跡が出たならその跡から皮下の状態を知る手立てにしています。
カッピング跡に水膨れがでてくれば、
皮下直下部位のリンパ管が裂けやすい状態。
つまり健康的とは言えない内部的な弱化が進んでいるのが見つかって、再生のための刺激が入ったのだと考えます。
最近、中医学でいう「おけつ」について、
様々な本を購入し読みまくっているのです。
たとえば、以下のようなものもその一端です。
専門書レベルの本を読み進めることで、
いままで気づかなかった視点も増えたり、
臨床での取り扱いの事例なども理解できてきました。
私は筋膜リリースでおこないたかったことも、
筋肉の動きをスムースにしていこうという指向性ではなく、
もともとが深層筋の裏にまで忍び込んだ「おけつ」の溜まりをどうにかしたいというものでした。
ですが、かつての私が考えてやっていた手技では筋肉の奥の骨近くやお腹のなかまでは思うようにアプローチできませんでした。
それが少しずつホットストーンで兪穴(起立筋部分)に熱を与えて体熱をあげていくことで、
かたまった筋膜部分をリリースしやすくすることもできるようになってきました。
温和な気持ちにホットストーンを使われるとなれるのです。
ホットストーンを受けるときの心理的に穏やかな落ち着いた感覚になって、ほっとできる。
その気持ちのまま施術へ進むことで良好な筋膜のリリースができるようになってきました。
以前には、かなり無理して痛みが感じられても、でも、ここにこのような癒着があるとまずいんだ・・・と説明させていただき、
施術をつらい思いをしながらも、一緒に頑張って解いていかせてもらっていました。
ですが、そのような苦痛も大幅に減るだけではなく、
さらに以前のリリースの深さを越えたところまで、
筋膜が癒着した部分の解放の手が伸ばせるようになってきました。
これも実は、人体が自身の体内部に問題が生じたところを改善させるために、
外圧を刺激として受け付けてリリースという現状の破壊がおこなわれて、
その後に血液やリンパ液の代謝流れが悪くなった状態が改善して細胞に栄養がいきわたりだして、
弱っていった部位が再建されていくのです。
もともとはホットストーンをもっともっと研究して推していこうと考えていました。
ですがホットストーンを使った施術の成果を上げる組み合わせとして
<マイナスの圧>とも呼ばれる「吸引圧」を加えることで、
実践的に試した結果、改善率の強化が図られるようだとわかってきた。
いま、私はホットストーンを使った施術について時間を集中して使っていて、
知り合いの施術家にカッピングについての研究を依頼しています。
実際、いまの私は時間はあるものの、カッピングは和書もありますが、英語圏、中国圏など広がりもあって、
それらのリソースを総当たりするようなことは、私一人ではできないだろうということで。
膨大な資料をひとつずつ丁寧にあたるのは、非常にくたびれます。
そして疲労もかなりな苦痛を感じる作業です。
その末に依頼した方から、報告書があがってきています。
多謝!
ちなみに、
中国語圏のカッピング映像と英語圏のスライドカッピング映像を張り付けておきます。
https://youtu.be/7DNvX_4DdXw
拔罐的居家保健法!健康2.0
(※ 吸引したままのカッピングを中国語で解説している中国の健康テレビ番組です)
スライドカッピングについて、
カッピングについて作業を依頼している方の報告で、
シリコンカッピングでは施術中に空気が抜けてしまい、
それで施術中断されることがネックだという指摘を受けました。
以下の映像で、腕の部位のカッピングで、
しょっちゅうシリコンカッピングの空気が抜けたら空気を入れるというところを繰り返すシーン。
エステサロンでは、機械制御で自動吸引圧を最適化してくれるようなマシーンがあると聞きますが、
そういうの、理想的で、使っていても受けていても快適なんでしょうね〜。
ただ皆様にそちらをぜひ買ってみてくださいと言えるようなものでもないので。
シリコンカッピングのカップの使い方などを工夫するか、
カッピングのカップ形状が最適化された曲線を持つカップのふちがあるものを手に入れるなど、
もう少しローコストでできるようなノウハウが見つかれば、
それを皆様にお伝えできるようなことがあれば理想だろうと感じています。
https://youtu.be/z4Av8-KL7Jc
Advanced Massage Therapy Techniques Shoulder Injury, Soma Cupping Alternative to Chinese Cupping
https://youtu.be/5v7xi_1mkk8
Back Massage Therapy Techniques SOMA Cupping Demonstration Alternative to Chinese Cupping
(※ なんとなくちょっと怪しげな感じの男性が中国式スライドカッピングをしている映像です。
他にもスライドカッピング紹介映像もあるのですが、ボリューム的にはこれも参考になるかと感じまして)