2020年05月24日

私個人のフェイスエリアの課題をスモールサイズのベン石温熱器で、ケア(詳細解説)

私個人のスモールサイズのベン石温熱器での特定部位のリリース実験。


顔のダメージがスモールサイズのベン石温熱器でどうなるか?.jpg


(1)おでこの骨の変位とその放置により生じた脂肪層の蓄積


30年前に私が大学に通いつつバイトをしていました。
電気工事のバイトで、新築工事中のビルで鉄骨に軽くコーンとぶつかった拍子に、
できた骨の変位です。

骨は硬くて曲がらないとか、打ち付けても凸凹にならないとか、、、は誤認です。

骨はしなやかにしなるグラスファイバーのような曲げては戻る弾性や塑性力の高さがあります。
だからプロレスで関節を決められて骨が折れそうな技をかけられても、容易には折れません。

ただ打ち付けられたときは容易に骨がへこんだり、でばったりという変位は起きます。
たとえば、縦に骨を設置して寸を縮まるような圧をかければ、その骨は素直に短縮するような変形を起こします。
それが骨の持つ構造的な再生範囲内であれば元に戻りますが、
越えた変位がおきれば一生ものとなります。

私の左おでこがいい例です。

それゆえ、頭を打ち付けてコブができると、その周囲の組織の張りが影響してきます。
たんこぶがかっこ悪いというだけの問題ではなくなるのです。

局所の痛みや不快感のみならず、
それがもとで頭部の縫合部分という
ギザギザした接合部がずれて正常な組み合わせから離れてしまうのです。

それにより頭蓋骨の全体の開閉がうまくいかなくなるという後遺症が遺ります。

ちょっとした不注意でできたおでこのコブですが、
これひとつによって、左半身への影響がその後に暗い影を落とすことになりました。
呼吸のしくみと、脳脊髄液の送り出す仕組みなどを勉強することで、
「なるほど、そのような問題が生じていたのか・・・」とわかり腑に落ちたことがありました。


・自発的な呼吸のリズムに異常が生じます。
・脳脊髄液という脳内で作り、脊髄神経へと頭蓋骨の開閉のポンプの力で送り出す液体が減少する。


などの問題がでてきます。



頭部の縫合部分のずれる仕組みとしては、多年にわたる現状が悪化したままで維持している方は少なくないでしょう。

そして外傷性の問題がなくとも、
他にも縫合部分のずれがほどけにくいほど固着化してしまうケースがあります。
出生時の状況や、
その後の姿勢やストレスの顎関節や頭部皮膚へのかかり方によるときです。


そのようなときには頭蓋仙骨治療のような手技療法で改善を図ることはできますが、
長年放置して変位固定化が進んだ私のケースでは、容易な対応で改善できるものではありません。


コブの上にできた脂肪層は十分に熱で溶かして流すことは可能だと思います。

もしかしたらですが、その下の骨の出っ張り少し複雑な変位をした部分の骨部を動かすものではなく『骨膜部』のよれを意識して、
まずは骨膜部のよれを正して周囲を正位置へと引き延ばすようにしていきます。
それをある程度回数を繰り返してくことにより、骨膜部の異常が解消されたとき、
可能性としては高くはないかもしれませんが、
その下の骨部のカルシウム層でできた部分にも骨膜部の正常化による影響が得られることもでてくるかもしれません。


そのようなイメージの作業は、スモールサイズのベン石温熱器を使えば、
自分自身への圧を調整しながら解くということはできそうです。




(2)左耳上にある皮膚層が骨に強固に引っ付けられてしまったことにより、徐々に広がった左側のもみあげ当たりの肌荒れ

以前、重い眼鏡をかけていたとき。落とさないように強めに耳の上で固定させていました。
その影響が大きいものと考えています。

おそらくこちらの場合は、耳上の骨部分と皮膚層が強固に癒着したということで、
まずは皮膚層を少しずつ回数をかけてリリースをおこなっていく。
以前に眼鏡をかけていて締め付けた部位に問題が潜んでいることはあきらかですから、
その部位をしっかりと。
そのほかの徐々に肌荒れが広がってきた部位には、骨へ至るような根深い問題とはなっていないでしょう。
そのような問題が浅い部分のほうが神経がまだしっかり反応していて痛覚や熱を感知する神経がしっかりしていますので
かえってお灸をすえられたような熱さを早々に感じ始めます。

ただこのような場所もリリースを繰り返していくと、
やがては熱さを感じなかった根深い患部だったが熱さを感じ始めるようになります。

現状での推測ですが、こちらの肌荒れ状態部分については、期間がどれほどかかるかは未定ですが、改善がみられると思います。




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以上、私の頭部関係というよりも表情筋部分に係る主訴と呼べる部位について、
かなりあからさまに書かせていただきました。


ただし実際に表情筋を全体で解いていく過程で見つけられたのは、それ以外部分でも骨への表情筋の癒着は、
しっかり解けば解くほど多く見つかるものだということです。


スモールサイズのベン石温熱器で、
これらの問題部分が改善へと向かうならば。
アンチエイジングとしても表情筋を改善させるという場合にも、
これらの部分が緩めていければ、良好な変化が見て取れるようになると思います。
一般の方が個人でベン石温熱器でリリースをするときには、
筋肉の流れに沿った形で解くようにするといいでしょう。



美顔効果の高いツールとして、顔を左右を整えたり、目の大きさや、口角の高さや位置など。
うまく骨の膜の、骨膜レベルで緩めていくというイメージをもって筋肉の流れを感じてリリースすれば。

いまさらながら普通の美顔用ツールとしての便利さに驚いています。


いろいろと改善できそうですね。





ただし一気に解きすぎると、カラダのバランスが大きく変わってしまうため、
それがもとでぎっくり腰のような状態へと陥る場合があります。
そこだけは注意をしたほうがいいでしょう。

それにとにかく一気に好転反応がでてきているようで、眠くてだるいです。



ただ、お客様の中で、「このツールを使ってください」と、差し出したいお客様がいるのです。
そのときが来てほしいと願いつつ、いまは必死に使い方の検証をしています。
posted by スズキ at 11:16| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スモールサイズのベン石温熱器で、徹底的に自宅フェイシャル・リリース

今日はスモールサイズのベン石温熱器で、
側頭筋部分のリリース
を考えていました。

それが、徐々に頭部のしこりをあちこちで探し当ててしまい、
気づけば6時間ぶっ続
けで、頭部のリリースをしていました。


スモールサイズのベン石温熱器1.jpg


最初は、右側の側頭筋がお灸のような熱さを感じました。
それで小一時間、右側の側頭筋をベン石の温熱器の最高の熱さレベルでリリースをしました。
最初は、あちちっ!!となっていたものの、それは収まっていきました。


次に頭部左側。
私はかなり以前から、次の2点が大きな気になる点でした。


(1).左側もみあげ周囲に肌荒れ状態が続いている点

(2).昔に左おでこに鉄骨が当たりコブができたところに脂肪がたまっている点



左側もみあげ部分および、もみあげの中や側頭筋全体を熱しても、最初は熱さをあまり感じませんでした。
そうは悪くないのか?とは、状態からして思えませんから、覚悟して時間をかけてベン石の温熱器をかけること10分。
徐々に熱さがわかるようなまで表面のブロックがほどけてきて、より深部に入った問題の根がある部分に熱が届き始めました。

するとその問題ある根っこ部分は、血行が不良となり冷えがあるため、
ベン石の温熱器を当てると他の皮膚部分より温度差が格段に開くため熱さが非常に強いものとなっていました。

しばらくその熱さに耐えてかけ続ければ、熱さが過ぎて痛みに変わっている感じが収まればと思いました。
それがかえってどんどん奥の部位にリリースが及べば、
さらに激烈な痛点を押されるような痛みが感じられてきます。


それも不思議なほどというかどんどん頭部の問題部分があからさまに見えてきた。



「おぅ〜 こんな風になっていたんだ。私の表情筋群は!」



意図せずも、非常に効果的なアンチエイジングのマッサージをしているような気がしてきた。
頑張りすぎると、かっさのような擦った跡がつくのだが、さほどの重いものではない。



これほどの痛みになるのかとびっくりしながらも、
お灸をしていると思って我慢して続けました。

すると特に側頭骨の上の側頭筋が<ぷっくり>と膨らんだ形状になってきて驚きました。
側頭筋が骨化が進んで縮みこんでいたものが、加熱により血管が拡張してなかに血流が生まれ膨張したのでしょう。
それにより打撲痛のような痛みがこめかみ部分に感じられます。


顎を大きく開けると、左右ともに顎関節の円盤関節部分で今まで埋まっていた部分が見えています。
私もあまり顎の「かくっ」といったような音はでないものの、
調子が悪くなると時折言い出すときがありました。
だからつまりがあったわけですが、
そのような問題個所は拭い去ったような気がします。
すばらしい変化で大いに喜びました。


大きく顎を開けると。
こめかみ部分の側頭筋がいつも以上に動き出してくれて機能しているようです。
側頭筋がいつも以上に動いてるっていう印のこめかみの激痛が感じられます
(この痛みは一時的なもので、じきになくなるでしょう)。



そして左右の側頭筋の状態が均衡してきたところを確認して、
左側の表情筋等のリリースを終えました。




次に(2)の左のおでこのコブの上の脂肪層に注熱していきました。

こちらも最初はそれほど熱さを感じなかったものの、
しばらくすると気が遠くなるような鋭い刺さるような痛みを感じだしました。


こちらの脂肪層。
元が多少の硬さがありました。
それが注熱を続けると軟化していきました。

こちらも小一時間の時間と労力をかけました。
感じからすると、この脂肪層は軟化と同時に老廃物として排泄するルートに乗りそうです。
どうなるか、リスクはありますが熱刺激を加え続けて様子を見てもいいような気がします。


こちらのおでこのコブの上にある脂肪にアプローチをしながら感じたのは、
ガングリオン」も、同様なやり方で改善が促せるかもしれませんね。




それから、ついでだからと、一般的な美顔マッサージの流れをイメージして施術を施してみました。




このセルフベン石温熱器による頭部のリリースは、トータルの時間は6時間。

コーチングの音源を聞きながら、頭をバレーボール大のゴールドのヤムナボールに乗せて、
結局は圧の力も使いつつ注熱を続けたのです。

ヤムナボールの上に頭を乗せながらリリースを加えるときには、
ベン石温熱器を固定して頭部をボール上で転がしてこするようなリリースのしかたができます。
このような圧のかけ方のほうがムラなくスムースで深く解ける圧が取り出すことができます。

頭部の前面のリリースのときは、非常に効率的なずり圧をたやすく取り出せるのが、ヤムナボール利用のすばらしいところです。



表情筋が全体的に緩むことと同時に、妙に肩こりや首凝りがさっぱりとして消えています。
またこめかみが緩むことで目の軸が正されて、疲れ目も吹っ飛んで、視力も若干よくなります。


また顎関節のずれと副鼻腔炎の相関関係がありそうだといわれた方もいて、
側頭筋の深部までリリースをなすことで顎関節のずれを改善させるとが、
副鼻腔炎の改善を後押ししそうです。


あと数日、頭部への時間をかけたリリースを試みても、興味深い成果が実感できそうです。

うまく(1)左側もみあげ周囲に肌荒れ と(2)左おでこに鉄骨が当たりコブができたところに脂肪 の状態がどうなるか?
個人的には、ここが重要なので、がんばってテストしていきます。
ただしリリース後は、しばらくは顔の筋肉がはれぼったく感じるでしょう。
ですが時期にそれは消え去るでしょうから、それほど心配なく。




もしスモールサイズのベン石温熱器でフェイシャルエステをするなら、
女性用の美顔ツールとして評価が高くなるでしょう。


それにもう一個、スモールサイズのベン石温熱器、買うことも必要かどうか。。。
真剣に迷うほど、これ、使えます!


自宅でセルフエステをしたい人や、
美容関係のお仕事の方にはお勧めします!!

posted by スズキ at 00:48| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月23日

スモールサイズのベン石温熱器を使って側頭筋リリース実験、かなりイメージ通りの調整ができていってます!

こんにちは。

外は寒々とした天気ですね。

昨日は、スモールサイズのベン石温熱器を、
どのように活用しようかと試行錯誤をしておりました。

スモールサイズのベン石温熱器 詳細.jpg

そしてうなじあたりの凝りを緩めたら、夜9時に夜食を頂いたら気絶するほど眠くなりました。
これは好転反応のひとつだろうと思って、すぐ休みました。

そして目覚めたのが午前3時ほど。

首の後ろの頭部の付け根あたりを、状態確認をしてみると、
柔らかさはだいぶ保てているが、多少硬さは戻ってきています。

その原因となる筋肉でスモールサイズのベン石温熱器を使って対処できる有効部分はと問えば、
『側頭筋』『咬筋』あたりでしょう。


側頭筋と咬筋.jpg


人間が思いっきり力いっぱい歯を食いしばった時にでる噛む力は、自分の体重に比例しているそうです。
例えば、体重60sだとしたら噛む力は60sを出すことができます。

自分の体重をかむ力で支え切れるというのも、推測ですが人間が進化の過程上の野生時に、
そのようなシーンを体験したことがあったからなのかもしれません。
すごい力で噛みついたり、食いしばれるんです。


噛む力が強い人は、スポーツをするときに運動能力をよく発揮するといわれますから、
かみ合わせがよく、そして噛むための筋肉群が正しく働くと顎関節のバランサー機能が動きます。
顎関節が理想的な状態であれば頭部のみならず体全身のバランス感覚をつかさどるバランサーがパワフルに始動するので、
バレエダンサーなどで優れた人たちは、誰もみなさま顎関節の機能するコンディションがいい方々ばかりだといわれています。


噛むという行為は、噛むための下顎を上に持ち上げるための筋肉群でもありますし。
ワニが獲物を捕食するときのような下顎を固定して上顎を持ち上げるという使い方もあります。
この2つのパターンを偏りなくできることのほうがよいようです。




ただしこの『側頭筋』『咬筋』部分が硬化が進めば、
手厳しい苦痛をあじわう「顎関節症」になります。
それほど悪化が進行していなければ、
顎を大きく開けるたびに顎関節の円盤関節部分がクリック音「ぽきっ」「かりっ」ということもあるでしょう。


ならばそれらの筋肉群を緩めればいいわけです。
ただし簡単な対処では不十分なことも多く、
このとき特に問題が『側頭筋』。
解きづらいんです。



側頭筋リリースで苦慮している部位2つ.jpg


なぜかといえば、顎の骨の下に潜り込んだ側頭筋部分は物理的にほじくり返してケアするのは難しい。
側頭筋の顎関節の付着部位が、上に咬筋があり隠れた位置にあるので熱やずり圧などのリリースに必要な刺激が届けられないのです。
できるとしたらうまく頬骨が突出した部分の骨の上に温熱器で熱を送るくらいでしょうか。。。

こちらのケアのしかたは、いまもまだ試行錯誤の途中です。


側頭骨の上に部位によっては数センチもの厚みがある側頭筋です。
この厚みを解こうとして強圧すると側頭骨の骨膜部の炎症がきつくなっている部位と化しているため、
その部位を力づくで解こうとすると激痛。
炎症痛というよりも、もっと神経に刺さるかのような痛みで耐えられるものではありません。


側頭筋が岩板のようになっているからです。

そこでこちらをスモールサイズのベン石温熱器を使って「圧ではなく熱で溶かせれば」と考えました。

すると圧で解こうとした際に生じる痛みは出ず、リリースが進んでいきます。
ただ熱だけでのリリースは時間がかかるという点。

そしてもうひとつは、側頭筋の凝りがきつくなったところは、血行がピンポイントで悪化している部分となります。
そのような部位に熱を注熱といってそそぎこむと、お灸をすえられたときのような痛烈な熱さを感じるのです。

そのお灸をすえられたピンポイントの熱さをこらえていると、
カラダの他の個所に内在する引きつった部分が緩みだすのか微痙攣を示すこともあるようです。



この側頭筋のリリースをしたあとに側頭筋やその周囲の関連する筋肉部位を触ると、それぞれ緩さが増しているのがわかります。
側頭筋リリースの成果が出ているようです。

今回は特に首筋や胸部上部あたりも緩んだように感じます。



側頭筋のリリースをどれくらい繰り返せば深部までゆるみが達するかは興味深いところです。


ですが昨日のうなじを解いたときと同様の眠気が、側頭筋のリリースでもでてきそうです。

ちなみに顔面や頭部には体全身に関係する経絡が集まった部分です。
それゆえに表情筋を解いたとき特有の、全身のだるさが襲ってきますね。



一気に解きすぎたせいか、日中にも関わらず眠気やだるさが強烈です。。。-.-;
ね、眠い。。。


スモールサイズのベン石温熱器はフェイシャルエステにもちいられているのですが、
フェイシャルエステ分野は私にはまったくの未知の世界でしたが。
全身へ至る調整にかかわっていたとわかりました。

すごいものですね。
posted by スズキ at 11:59| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

フェイシャル用のベン石温熱器でうなじを解いたら、鼻の通りがよくなりました!(個人的感想)

気の充実

東京も外出自粛やその他の社会的な協力の終わりを向かえる、
まさに手前まで来ていそうな雰囲気ですね。
今月25日にもそのような宣言がでるかもしれません。

本当に、それはありがたいことです!


私にとって、仕事の再開ができるというのがメインの喜びです。

あとは、これで大手を振って江の島へゴツコラの自生を調査しに行けます!!
ずっと行くのを控えているもので、気になってしかたありませんでした。



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昨日、小さなフェイシャル用のベン石温熱器を手に入れたことをお伝えいたしました。


スモールサイズのベン石温熱器 詳細.jpg


全長13センチ、ベン石のヘッドの円形部分は5センチで欠けた部分のサイズは3.5センチ。

こちらをデスクワーク中に自分の顔に温度を強にして「あちちっ!!」と時に言いつつ、
用い方の実際を研究中です。



その研究成果のひとつですが、
あるところを丁寧に時間をかけてといただけで、
いきなり鼻の奥が気持ちよくすーすーし始めたのです。


何をしたかといえば、、、


首の後ろの頭蓋骨と首の筋肉の境目と首の筋肉が頭部の骨に付着した付着点に、
1時間、フェイシャル用ベン石温熱器を使ってリリースをかけていました。




この部分は遠赤外線ドーム型サウナとホットストーンで体全体を熱して緩めたときには、ピンポイント過ぎて。
うなじの頭部の付け根の形状が起伏に富んで複雑なんですね。
この部分にはフィットする石が見つからなかったので、
寝て温まるだけのホットストーンの敷石、置石では緩められませんでした。

それでも肩や背中が柔らかくなりだしたため、
首と頭の付け根あたりの頚椎が、
ときおりペキッペキッと、音を立ててくれます。
詰まった感じが改善されるよう自己修正を図ろうとしているのです。

ですが正確に言えば、施術を遠ざかって体を休めていた時期が長かったところに、
施術が続いて柔らかいところを急に固めてしまい、
それをどうにかカラダがほどいてくれようとがんばっているということであるかもしれません。



せっかくこの頭と首の付け根部分も緩んできた。
じゃ、頑張ってフェイシャル用のベン石温熱器を用いてリリースしようと考えての1時間のケアでした。



注意点があります。
「あまり一点集中の局所リリースはしてはいけない」というのが定説ですが、
先に述べたように、事前にカラダの各部は外出自粛のおかげで十分ホットストーンと遠赤外線ドーム型サウナで緩んでます。
するとこの取り残された首裏の部分を解かないと、それもまた悪影響を及ぼすわけです。
一般的には、首裏が凝っているからと言って、いきなりその部分だけ1時間も解き続けるというのは、
避けるべきです。



このリリースをする前。
私のうなじは、ふたこぶらくだのように頭に付着した左右の起立筋部分が硬く後ろに出っ張り、
形状として凸凹凸の起伏がある状態です。


スモールサイズのベン石温熱器でうなじ部分を解く部位.jpg


このケア成果の結論から申し上げますと、


その凸凹凸で頭部に首の後ろの筋肉が付着点を迎えるのは当然と思っていたのですが、
凸凹凸の起伏が平らでふにゃふにゃな柔らかさ。



まったく違うようになりました。
こんなに変わるものかと驚きました。




長年、施術で前傾し続けて貯めた凝り、
それに去年の母の施術の時の凝りがダメージの蓄積が大きかったのです。
それらがそうやすやすと消えてくれるものではないのですが、
このうなじの頭部と首当たりや首の筋肉の頭部の骨に付着した部分を丁寧にリリースを繰り返せば、
どうなるでしょう。



頚椎第一の詰まりの原因となっていた部分が消えて、
自律神経のコンディションが今の状態より改善されていくでしょう。

背中の張り具合も減少します。
上部起立筋群全体も緩みだします。

後頭骨と首の筋の付着点が硬くなれば、
肩甲骨周囲の頭部につながる筋肉群のすべてが自動的に張るためです。
(※ 筋肉は腱部が骨に付着して固定され、その腱が硬化変位したり骨に癒着が進めば、
   その筋肉はまるまる全体が張ってくるような仕組みになっています)


後頭骨の下を通る動脈を圧迫して血行不良を起こしていたところが改善されます。

頭皮の張りが減少したら、頭部が薄くなっていくのが食い止められるかもしれない?! -.-;


・・・・・。


  というようなところまでは、私も頭板状筋あたりを十分緩めたらなると想定していました。



解き進めると、リアルタイムに起きる変化に気づけて驚きました。
それで相当ひどい凝りだったんだなと気づいたのです。

他の人のカラダの状態は体験して味わうことができないといいますが。。。。

かなり私のココは重症だったんですね。
施術者あるあるで、施術者も他の人の状態はわかっても、自分のカラダの状態は把握しきれていない。。。
お恥ずかしいところです。


あと特筆すべき変化ですが、
いきなり鼻の奥がすーすーと息が吸いやすくなってきました。


正直、驚きました。。。

スモールサイズのベン石温熱器でうなじ部分を解く.jpg



以前、青山セントラルクリニックという副鼻腔炎の炎症を治してくれる医院へ、
一度だけ治療を受けに行ったことがあります。
そのとき、鼻の奥にファイバースコープを入れて奥の状態を見せていただきましたが、
ただれて居たり変色しているような異常はあまり見ることもできなかった。
そこで医師から出た、最良のアドバイスだと私も感謝しているのですが、
「あなたね〜。眼鏡が重く鼻に乗っかっていて、鼻の穴をつぶしてるよ。眼鏡、軽いのに買い替えてね」

私はそのアドバイスにしたがって、即座に眼鏡を軽いものにしたところ、
事実、鼻呼吸のしづらさが半減しました。



それでだいぶいい感じになったと思ったんです。
ですが、いま、頭と首の筋肉の付け根を1時間ほどベン石温熱器を使ってゆるゆるにしたら、
鼻の奥の空間がさらに広がってすがすがしく感じられます。

同時に、一回の呼吸で息を吸える量が増えた気がする。
牛乳瓶、一本分くらいでしょうか。


普段、私は鼻呼吸なので、鼻の通りが改善すれば呼吸力が一気にプラスへと転じます。
これだけの大きな呼吸器の変化が、こんなにも起きてしまった。
かなり、うれしいですね。



1時間も解いているのですから、カンタンとは言いづらいかもしれませんが。
解いているときは、暖かく心休まるようなベン石のヘッドが当たっているだけで、気持ちよく落ち着きます。
痛みは皆無です。


負担感がまったくないまま、
大事な頚椎第一が緩まった感じになったとは。。。
全身に関係する部分に好転する影響を得られるとは!!



フェイシャル用のベン石温熱器は、高い機器だと思って買ったのですが、
この自身への成果を体感したときは、買ってよかったと感じました。




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(追加)

後頭骨の下のうなじ部分をリリースしてみて、
施術者であれば当然気づくところの関連部位があります。

それは、「腰仙関節」です。

この部分はさすがに首の後ろのようには、
やすやすと解けないと思いますが。
試行錯誤するにはいいでしょう。


そして腰仙関節の下にある「仙骨」。

うなじ部分を解くときには後頭骨の首の筋肉の付着した点を解くのですが、
同様に仙骨の上に起立筋の下部付着点があるわけです。

仙骨のコリ(起立筋下部の腱部・仙棘靭帯)を安全で快適に、かつディテールまで解くためのツールが見当たらなかったのですが。


もしや、こちらのフェイシャル用のベン石温熱器が、けっこう最適?!
ここが解ければ、腰部分の不快な張りが緩和する計算が成り立ちます。

このスモールサイズのベン石温熱器は、顔をやけどさせてはならないという心遣いからか、
やけどするほどは熱くならないようなUSB接続のアダプターが使われています。

それゆえに他の大きなサイズのベン石温熱器よりも、安心して使えるものですから、
それを仙骨の上にある起立筋の下部の腱部や仙棘靭帯をゆるゆるにするには現実的な器具のように感じられます。


それらを考えると、スモールサイズのベン石温熱器、意外なほど使えそうです。



頚部を十分にリリースした後に、仙骨の上の凝りをリリースに時間を割こうと思います!


これで後頭骨と仙骨が自由に動きやすくなれれば、脳脊髄液の流れがさらに自然な状態に近づいていくでしょう。



その後、結果をご報告させていただきます。 m__m


このスモールサイズのベン石温熱器を使ったリリースは、
リリースの行為自体はやり方を2〜3度教えてもらえれば、
セルフケア用に一般の方にも活かせそうな気がしてきました。


うーん、実に、画期的。


posted by スズキ at 15:42| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月21日

新たに購入した首筋のリリース用ベン石温熱器は、かなり使えます!気に入りました!!

私の施術では、以前は『首の筋肉が骨化した状態』まで進むときのリリースは、
手の指でのリリースは論外でしたし、
他の工夫された道具を使ったとしても、
痛みどころか危険すぎてアプローチができなかったものです。


それにより問題があるとわかっていたとしても解き深めることは困難でした。

(首の骨みたいに固まってしまったところを解くのは多くのマッサージの本を見ても忌避とされており、
 そこが硬くても解いてはいけないという本もあるのです。
 それほど解くのは難しい部分が首筋の深部の癒着です)


それがホットストーンを有効に利用し始めていくと、徐々に緩められるようになりました。
これは画期的な筋膜リリース上の進歩と思えてなりません。

もちろん自分に対してもホットストーンを使ったリリースを試みています。
ですが、首の筋肉はデスクワークや前傾姿勢の長時間の施術をすると、斜角筋や肩甲挙筋、上部僧帽筋や頭板状筋などが早々に硬さがましていくのです。

それは頭部という重くて最も上の位置にあるものを支えるときに、不良姿勢で支えるときの宿命のようなものといえるでしょう。
ちなみに頭の重さは、目安では、体重の10%の重さがあるといいます。
たとえば60キログラムの体重でしたら、6キロが頭の重さです。
2リットルのペットボトル3本分は手で持ってみたらかなりずっしりくる。
頭はカラダの頂上に乗っかっていて、不安定な位置に置かれて傾斜したり落下する感じで支えるならば、
否応なく頭を骨で支えられてない分は、首の筋肉を突っ張らかったつっかえ棒や牽引ロープのようにして支え続ける負担を強いられます。

いくら解いても、姿勢が理想形で骨で頭を支えてキープできなければ、すぐまた首の筋肉は使い過ぎにより硬くなるわけです。



本当に首凝りは現代病といえそうなものです。

首の凝りがもとで脳へ血液を送る動脈の血管を圧迫して血流を制限させられたり、
または首の静脈の血管を圧迫して脳の血液がたまって危険なことになりもします。
それに頚部は自律神経が正常に働くために、重要な柔らかさを保持しなければならない器官です。
頚椎第一がずれればそれ以下の全体の脊髄神経の脳と臓器や運動器などへのやり取りにミスが生じたり、
それ以下の頚椎からは目や鼻や耳や舌などへと脊髄神経が分枝して脳と情報のやり取りをするのですが、
首の硬さにより生じた頚部のずれや捻じれや詰まりなどがもとでの不具合を生じさせられたりするのです。

私の場合、首が硬くなりすぎると「キーン」という高い音の耳鳴りが聞こえだしますから、
これが聞こえてきたらイエローカードを出されたということです。
そしてこれが突発性難聴まで状態が深刻なほうへと移行したならばレッドカードでしょう。
ちなみにこの耳鳴りがしてきたときに首の筋肉を緩めると、速攻で耳鳴りの音は消えて気にならなくなります。
耳鳴りは単なる老化だというわけじゃない。
そういった証拠にもなると思います。


そのような状況ですので首の凝りを緩められる画期的なツール探しは、
お客様のためにも、そして私自身のカラダのメンテナンス用にも、大切なことと考えて投資をしています。



そして先日注文した特殊なヘッドを持つベン石の温熱器が昨日届きました!!


スモールサイズのベン石温熱器1.jpg


こちらはしわを除去したり、顔のマッサージ用に最適です。そのようなことが広告文に書かれていました。
温度設定は5段階になっていて、細かく目的部分のリリースにいい温度を選ぶことができます。



スモールサイズのベン石温熱器上からの図.jpg


こちらのベン石のヘッド部分が円形が少し欠けたような形状になっています。
この欠けた形状部分は弧(アーチ状)で、顔の凹凸のある鼻や頬や顎のラインによくフィットします。

それだけではありません。
凝りのできた首筋のリリースをするときに、想像以上に威力を発揮してくれます。

自身の首を解くときに、温まったベン石の特性で気持ちよく解けていきます。
ただちょっと強く圧迫すれば若干の痛みは感じますが、激痛で不安になるということは私の場合はありません。
それにこの小さいサイズ感が、鎖骨下の凝りや脇の下の凝り、その他活かせる用途は多いように思います。


このスモールサイズで9000円というのは高いと思って、今まで買うのを控えていたのですが、買って正解でした!!
posted by スズキ at 18:58| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月16日

【首の硬さで苦しんでいる一部の方への朗報】:ベン石の18センチ越えのロングタイプかっさにより、首の凝りが、さらに効率よく解けだしました!!

首筋の筋の凝りについて。

特に斜角筋やその奥に位置する筋肉群をリリースするときに、
なにか適したものがないか探していました。

ネフライト製でちょうどいいものを探し回っても見当たりません。
保熱性や緊張した神経への痛さを軽減させる特性などを考えれば、
ネフライトが材質としてはいいだろうと考えたのですが。

そこで試しに18センチ越えの長さをもつベン石の下商品で試してみようと考えたのです。



TENKAPAS テンカパワーストーン かっさプレート ベン石 ロング型 箱入り かっさ マッサージ 天然石 パワーストーン




試してみて正解でした。 ^−^


【商品の解説】
使いやすい大型かっさ
★☆★・☆★☆・★☆★・☆★☆・★☆★・☆★☆・★☆★・☆★☆・★☆★☆★☆・★☆★
★特徴1★
全長 19cm と、かなりデカイ。そして持ちやすい。
しかも全部のカッサの特徴を持っているので、これ一本で頭、顔、からだとバランス良くマッサージできちゃいます。
背中も一人でマッサージ出来て気持ちいぃ〜
★特徴2★ とにかく頑丈で軽い!
天然石を落として何度も買い直すなんて心配無くなります。
女性でも楽々扱えます。
毎日使うと、神経のマッサージとなりリラックス・疲れを取る効用が出てきます。
体中のリンパがゴリゴリと音を出して毒素が取れていくのが分かります
また顔だけでなく、腕、足のマッサージにも最適です!かっさを使って全身の心地良さを体感してください♪

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■サイズ・容量:ベン石:約185x42x8mm/100g、




そこで買う気満々で、この商品を販売している販売サイトをいくつか当たってみました。

楽天で買うと価格 2,310円 (税込)
https://item.rakuten.co.jp/tenkapas/kassa9002/


Amazon経由で価格: ¥1,934 (¥2,000 以上の注文で通常配送無料 )
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00KPLKMUC/ref=ox_sc_saved_title_8?smid=A24T1PQNOFTEYX&psc=1


そして天然石やファッション雑貨の元卸商です。海外直送なので激安で販売してます。というだけあって、
ショップのメインホームページでは、価格 : 1,100円(税込)
https://www.tenkapas.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000003319&search=%A5%D9%A5%F3%C0%D0&sort=


ショップごとに値付けがかなり違うんだなと、実感中です。



迷うことなくメインホームページから4本、
送料と代引き手数料を支払うことになりましたが購入しました。 ^-^



菱形筋部分を温める時に、この形状ならちょうどマッチしそうです。
そこを期待して、落として割るリスクも考えて多めに購入しました。


本来の目的として考えていた首の筋肉部位の凝りを緩める時は
2本のベン石のツールを使い患部を挟み固定してから動かします。

固定させて安定させてからリリースを加えたほうが
リリースをされる人が不安感がありません。
リリース量も無駄なく力が思う方向に加えられることで改善されます。

また固定させずに1本だけのベン石を使って、
「てこの原理」を生かしたリリースも有効です。




多少、ベン石の一方の部位が細すぎて力が入りづらいのですが、
工夫次第で使えそうです。


余談ですが、
以前に私と類似したリリースをしている方の映像をみたことがあったのですが、
患部への力がしっかりと伝えられていない様子で、がんばっているようではあるが、
これでは無駄が多いなと感じたことがあります。
力が加わった部位には、適切な力を加える方向が定まっておらず、
的に当たらずにそれたところは首筋を傷つけるダメージになっていました。

包丁で物を切るときのように、
刃先の立て方や力のかける方向が正確で無理や無駄がないことが求められます。

その意識でやっていないリリースは、やりすぎればダメージになって、緊張した筋繊維が断裂するか、またはほとんど解けないで痛かっただけで終わります。
注意が必要です。
もし一般の方がやる場合、危険を感じる場所なら、無理して力を籠めずに、
10グラム圧ほどの軽擦で、摩擦する回数を増やしたほうが安全ですし、
効果も高まるでしょう。


そのような映像も、見ようによっては参考になるものです。


私も頚部へのリリースについて試行錯誤をもって、
少しずつ理解を蓄積していったものですから、
人のことはあまり言えることではないのですが。


まだ外出自粛がたたって自分自身へのリリース試験しかできていないのですが、
以前の手持ちのツールよりも部位によっては筋膜の癒着部をしっかりとらえて効果的にリリースができるようです。
もちろん、冷たいベン石のままではなく、温めてホットストーンにしてからリリースをおこなうからこそ、
首筋の癒着した筋膜部位もするすると解けるのは忘れてほしくない秘訣です。 ^-^

冷たいベン石では、ほとんど解けないという場合も多いですからね!


仕事がわかってきてイメージできてからの道具の選択は、
具体的に欲しいものがわかっているから選びやすいですね。



最後に。
18センチの長さがあり、持ってみて軽いベン石のかっさだからこそ、
背中や腰までこのベン石のかっさは自分で刺激を加えることができます。

意外にこの長さのかっさは多くはないので、
セルフケア用にもっていてもいい商品でしょう。







最後の最後に強く主張したところがあります。^-^

セルフケア用として、
他にも「腋下のしこり」や「鎖骨下のしこり」など、
自分で自分にするにはアプローチが難しい個所が、
このロングベン石かっさでは容易に力が出せて効果的なリリースができます。

ちなみに脇の下や鎖骨の下の筋肉を緩めるときの握り方は、
下の写真のようにするとやりやすいでしょう。
ロングベン石かっさの握りバリエーション.jpg


追伸:2021年5月17日

一枚だけでは軽くて扱いやすいものの、反面、圧が軽く弱すぎるところを補うため、
強めに力でごしごしした摩擦をしなければなりません。


その不都合を補うため、工夫してみました。


私は4本購入したので、変則的に4枚刃でこすってみました。

筋力での力の出し方の特性上、よほど注意深く肩甲骨から手を動かさない限りは、
圧がかなりムラができてしまう。
すると摩擦する皮膚の皮膚抵抗が増して抵抗してくるため、内部にわたる変化が乏しくなります。


それが4本まとめると重みが増して、そのかっさの重さを患部となる皮膚に当てて移動させる感じにします。
こする意識なしでやってみたとしても、こちらのほうがかっさされたときの効果が大きいですね。
髭剃りのジレットのような4枚刃で、一度で効果的に一枚刃が当たったらすぐ次の刃が当たるような仕組みもあって。


なんとなく試しにやってみたんですが、この使い方をすると全身の活性化がはんぱないです。 ^-^
ベン石効果をフルに引き出しているような体感がありますよ!

ベン石かっさロング1.jpg
posted by スズキ at 10:12| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月13日

昨日の臨時施術受付のお客様の体質レベルの深い改善がおきた種明かしは、河原で採取してきた石のおかげも。


ホットストーンを使った施術になって、
たしかに私もお客様へのアプローチをする筋膜の部位深度が変わってきたと感じていました。

ただしまだまだ私の目から見ればホットストーンの可能性を引き出し特性を生かし切れておらず、
完成度は高いとはいえません。
新たな工夫を足していく日々です。


昨日の臨時施術受付のお客様は、
やはりホットストーンを利用した施術により、
自身のカラダが整っていくステップが先に進んでいき調子がよくなってきた体感を得られたから、
「ここはひとつ施術間隔をあけずに根をつめて通います!」といっていただいているお客様です。

ありがとうございます!

私の目でみても、
こちらのお客様の胸郭の胸椎に深く根差した側弯と前後弯の骨・軟骨・靭帯に入り込んだ課題個所が変わってきたように思えました。
というのも「筋肉という軟部組織としての柔軟な部分を緩める」という筋膜リリースの範囲を逸脱しているということです。

たとえば胸郭の骨組みを正常な立体構造となるために筋膜の癒着をしている部位を見つけるならば。
背中側の起立筋や僧帽筋などの首に関係する筋肉群、
肩甲下筋などの背部肋骨につく肩甲骨関係の筋肉群、
大円筋・小円筋や肩回りの三角筋等の腕と胸をつなげる筋肉群など、
さまざまな「筋膜の癒着部を緩める」ことが必要です。


ただそれらの筋膜の癒着をリリースする施術は、こちらのお客様に対して、
今まで何度も繰り返し回数を重ねてさせていただいておりました。
ですが結果的に徐々にそれら筋膜が緩んだ分だけは楽になるようだがスッキリ感がない。
カラダの状態をしあわせなところまで引き上げられたような気になれずにいる。

そのようなカラダの芯のつらさをぬぐえないでいたものと感じております。


それが実はホットストーンの利用では私は筋膜部のリリースは従来通り意識しているものの、
意図的に骨(骨周りの骨膜が膜状で軟部組織)・靭帯・腱などへのアプローチをするようにしています。

便宜上、いまだに筋膜リリースとは言っていますが、
すでにそこへのアプローチからは対象が少し先に進んでいるのです。


ちなみに骨膜や靭帯や腱が癒着等で骨化したり捻じれたりよれたりして炎症を持つ場合、
その部分の神経麻痺を取り除き、痛覚神経を戻した状態で触られれば、
その痛みは筋膜の癒着の痛みとは異質な、鉄の針のような目打ちで刺された鋭い激痛が現れるのが特徴です。
その痛みをがまんしてもらって解き進めようとしても、どうしても全身が痛みで硬直することで、
痛みに耐えた割には思ったほど異常な骨化をした組織が解けないものなのです。

それがホットストーンで、今日はここを深く解くことにしようと狙った重要個所を15分以上リリース前に温めて置くことで、
事前に骨化した体液がその組織内部に流れづらい状態になった部分への血流を促進させておきます。


そうしておく理由は2つ。

ひとつは骨化という硬化した組織は容易に組織が断裂して破壊され、障害するため、その硬化を緩めることで障害をなくすため。
骨化した組織は、血液やリンパ液の代謝が大幅に減少した乾いた組織です。
それら骨化した組織はゼラチン質で構成されていますが、
十分に水分をえたゼラチンはプルンプルンのゼリーのようですから押しても、ぺきっと割れて二分か破砕するようなことはない。
ですが水分が抜けきった板ゼラチンのような乾燥したゼラチンでできた骨化組織は、ぺきっと割れて容易に破砕します。
人体内部で、この板ゼラチン状になった骨化した組織を無理やり圧をかけすぎて、ぺきっと様々な組織が割れてしまっては。。。

筋繊維や靭帯などは、ぺきっと割れて分断されれば、それは二度と元通りの一本の繊維状にはなれないのです。
それに、、、どのみち、ほんとうに靭帯や軟骨組織や腱などの骨化癒着部を無理やり解こうにも痛すぎるので、
その痛みに耐えることができるひとはいないでしょう。

実際、私は、自分自身でそのことを実験して、その激痛たるや。。。。。
つまりその激痛とは、体内部の組織がダメージを受けるような外圧を受けているということなので、
そこから逃げたくなるのは生理的なことです。
そのような緊張状態で緊急避難中か逃走中には体が解放する反応は置きづらいし、
同時に持続してリリースの変化が起きてはくれない。
そういったことを私自身の自己のカラダへの体験で言えることなのです。。。。


筋膜も骨膜も他靭帯や腱などの軟部組織も、すべて緊張せずリラックスした状態のとき解かれやすい。
ただ時と場合により、あまりにも骨化がピンポイントに進んでいる箇所があって、
そこがその周囲の状態に悪影響を及ぼしているようなときで、
緩みづらい何十年物の骨化のときには、そんなにゆうちょうなリラックス状態で解くようにしてばかりいては、
先へと進む出足が鈍りすぎますから。

そういったときは解き進めるようにすることもあります。

ただ、ひとつ言えるのは、事前にホットストーンで緩めて骨折や断裂等の事故傷害が起きないようにしておくことで、
安全を担保してから進めています。


そしてもうひとつが
15分ほどホットストーンを置き石して加熱を加えることで、
そうすることで痛みの度合いは大幅に減じられますし、リリースの進み具合も増します。
ホットストーンを使って加熱していなければリリースを加えた部分の組織に、
たとえ瞬間加圧を加えても早々に先ほどのずれた状態に戻ることが多いのです。
それが、、、ホットストーンを使っての加熱をしてうまく患部を緩めるようにして代謝を起こし、
干からびた患部に血液等を送るルートを確保しておくと、
持続的に自分の血流で患部に熱を持った体液を送りつづけて解き続けてくれるようです。

この点が、特筆すべき施術効果のアップグレードと言えるのかもしれません。
私もそこは最初からイメージで想定して計算はしていたものの、
ホットストーンを使った施術を繰り返し受けていただいたお客様のカラダの状態を観て、
私が想像していた以上に良い結果を与えてくれています。



ただ「なんだ、やはり痛いんじゃないか!」といわれますね。
ケースバイケースではその通り。

ただし、以前ではリリースしていけば効果が出るとわかっていてもアプローチすることさえできなかった激痛部位を、
解き進めることで、施術の成果の階段を軽快にステップアップできるようになった。
そのことが、昨日のお客様の施術にもあらわれています。

肋軟骨部分の変位、胸骨と肋軟骨を結ぶ胸肋靭帯などに大きな癖が入り込んでいて、
胸郭の動きを改善したかったのですが、、、。
以前の私のやり方で、もちろんその時のベストは尽くさせていただきましたが、
ホットストーンを使わないリリースでは激痛だけではなく骨折や靭帯部の断裂のような後遺症を残すリスクがあり、
安全を確保したぎりぎりのところまでアプローチはしたものの、それでは大幅な変化を起こすには足らなかったのです。

ホットストーンを活かした施術で、そのようなやっかいな足かせが外れだして、施術で先へ進める喜びは大きいですね。




ですが昨日のそのお客様の筋肉のコンディションのよさは、
私が頭の中で想定していた状態をかなり上回って良くなっていました。


「?はてな?・・・」と、頭の中で思いつつ、
「今日はいいですね!!じゃ、首の位置を大きく変えていきましょう!」ということで、
いつもなら、こちらのお客様にしていただくと喉が詰まって苦しくなるだろう動作指導へ入りました。

すると案の定、「これ、難しいですね〜」といわれながら、
私の指示をこなしていかれました。
私もその時、こちらのお客様の自然な位置の首筋の胸鎖乳突筋の出っ張りを初めて見ました!!!
これができたのも頚椎の前弯が大幅に軽減したことによります。

そしてこちらのお客様が副鼻腔炎の負担感が軽減して、
まったく気にならないときもでてきたといっていましたが、
その意味もわかりました。
お尻の仙骨部分が前後に立体化しづらかったところが改善されておられ、
立つときの重心がより理想位置に移行しています。
そして仙腸関節の動きが見て取れるようになって、
それで後頭骨の連動が見受けられるようになってきましたから。
頭部の形状が委縮して詰まっていたところが、
そこが動き出してきて副鼻腔の特に左側に変化がでてきているようです。




そして施術が終わった時に。
お客様が、興味深いことをなさっていることを教えてくれました。


私にとってみれば、お客様が体質の根っこから大幅に変わったきっかけをつくった種明かしです。


私の所では様々な種類の形状や大きさのホットストーンを使いますが、
そのお客様は河原に出向きホットストーンとして使えそうな石をどっさり採取して、
自宅でホットストーンを使った体の温めをするよう習慣づけてくれるようになったそうです。

まだ自宅でのホットストーンをつかった置石・敷石をして日は浅いといいますが、
自宅では私の施術場よりもゆったりとできるでしょうし、
時間が許せばかなり長時間、ホットストーンで体の患部を温めた状態を維持できます。


私のところで利用しているホットストーンセラピー用の石ではないため、
効果はどうかと思うがといわれておりましたが、
私がお客様のカラダを観させていただいた限り、
かなり良好な状態へと移行していけるほど効果がでています。


ショップで売っているホットストーンでなければ効果がないわけではない。
そのことを、こちらのお客様が身をもって証明してくれました。


私も今度、自分専用のホットストーンを求めて、
多摩川の上流のほうへ散策してみたいと思います。 
自分で採取してきた石は、特別の思い出と愛着が生まれそうです。
それに「こんな形状の石が欲しかったんだ!」という奇跡の石も見つかるかもしれませんね。

特に、今は仙骨周辺を安全かつ効率的にあっためられる石を探しているところなので。
外出自粛がくるのが楽しみです。 ^-^




posted by スズキ at 11:18| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月29日

体のずれを図るには「定規」をもちいると、いい。

遠赤外線ドーム型サウナの温熱を利用した、
ホットストーンの石の配置や石の種類の選別で筋骨格系のアウトラインの柔軟性はでてきました。

私自身、独自に考えた3つの丹田を軸にしたカラダの内部を手順を組んで意識して積み上げる呼吸をあわせたやり方も功を奏したと思います。


ですが身体的な条件として、
長年かけて培ってきたカラダのゆがみのパターンがたやすく抜けることはありません。
下図の状態にまで十分に対処できているとは言えません。

肩の水平、首の垂直、腕の前巻き込み.jpg


上図の条件によって骨格を眺めれば、
右肩の関節が正常に収まってないんですね。


ただしこの状態。
別に私一人の特別な異常だと言うわけではありません。

右腕を使う頻度や力み具合にもよりますが、
右利きで右腕の筋は屈筋を使い、その裏方として左腕の伸筋を酷使するパターンを持ってしまう。
そういった右手遣いの人たちには、
大なり小なり、このような状態に陥っていることがよく目にされます。



この状況下の骨格上のミスアライメント状態をホットストーンの配置等で、
うまく修正できないだろうかと試行錯誤したのですが。
一向にうまくいかないですね。

つまりすでに右肩がうまくはまっていない状態が日常的になって慣れ親しんでいるため、
そこに対して違和感を体自身が感じ取ってくれていない。
どのような状態が骨格的に整えられているものであるか?
そのような疑問がひとつも内側から湧き起らないならば、
脳がそこから別の状態へと体を変化させるようなことは決してしないでしょう。

ゆがみがでた骨格周辺には過剰に使われた一部の筋肉が疲労を蓄積しています。
その疲労蓄積は熱で刺激を受ければほどけていくのですが、
すでに脳内に作られた「ゆがんだカラダのボディマッピング(カラダの地図帳)」は一切の変更を加える手がありませんから。

やがては再度、ゆがんだカラダのボディマッピング通りにゆがむようになります。

カラダの姿勢を決める要素の多くがかつて自分が学習したカラダの使い方により、
ずっとそれをそのまま拘束されつづけて、ゆがんだ体を再度作り上げている理解がある分だけ、
そこへの対抗意識があるからまったく同じ状態にまで戻りはしませんが。

その体をゆがめるのは自分自身のボディマッピングに起因するところが大きいと気づかなければ、
なんど体を解いても、また、元に戻るといったことは起こりやすいようです。



とりあえず、そういったときは、
自身の肩の状態がどのようなゆがみを持っているかを『定規を当てて体感する』必要が出てきます。

「定規」をもちいることで、より客観的に自己の肉体を分析しやすくなるわけです。
すでに狂いが生じた体を、それを後生大事に感覚が正しいと信じていたとしたら、、、。
残念ながら、何らかの気血が停滞した者であれば、
カラダの感覚器官は血液の正常な流入量を下回ったり血中酸素量が少なければ、
信じるに足るほどの正確な情報をつたえてくれることはないのです。

そして、そういったところが「患部」にも当たるわけです。
もし感覚器官に障害を感じたときには、
きっぱりとそれ以外のツールも使いましょう。

それは鏡だったり、垂直や水平を図る定規だったり、です。


そして今回私が選んだ定規は、下図のような『プルパ』という手持ちでお世話になっている密教法具でした。
他の棒のようなものは遠赤外線ドーム型サウナに収まらないサイズであったことと、
仰向けに寝た状態で胸の上に置いて、胸や肩の左右の高さの違いがどれほどあるかを実感するときに、
コロコロと転がるようなまでの円柱形では役に立ちません。
それに真鍮という2キロほどの重さでずっしりとした素材でできている。
それもまた体への重さの接触で、自身の状態を察知するときに役立ちます。

それ以上に私自身、この法具をこころから大事なものだと思っていますので。
プルパが私に伝える情報は、素直に受け取ることができるでしょう。


プルパの設置.jpg


この図のように胸にプルパを乗せることで、
確かに右胸が左よりも前後が肥大していることがわかりました。
同時に胸郭部がそれほど呼吸により大きな動きをなしていないという自身のネックにも気づきました。

そしてそれらの修正箇所を皮膚感覚的に体感した後では、
以前にはなかったような、カラダの居心地の悪さを感じます。
むずむずして、カラダをねじったりよじったり、手でつまんだり叩いたりしたくなるのです。

これは実は脳が初めて自分の状態の変位という骨格上のずれやよじれなどをキャッチできたときに起きる、
正解にたどり着こうとするためのあがきなのです。

本来は骨格が機能する状態はこのような感じなはずなのにそうなっていないという認識がえられたときに、
体を変位させる異物感のある邪魔なものがいきなりそこにリアルに感じられてきて、
そこにあるものをどうにかこじんまりとさせようと試み始めるのです。

そのような「修正反応」がではじまれば、それの流れを許す限りそのままさせておきます。
するとやがて修正が不要になるほどにおさまりが感じ始められたときには、
自然に動きは少なくなっていくでしょう。

つまりそれは自分の気づいたカラダのよれたボディマッピングが適度に修正された状態です。


現在、私自身、プルパの設置により左肩の不調部分よりも、
はるかに右肩の肩関節のおさまりが悪くなっている部位に意識の焦点が当てられております。

ひとりでに手をぐるぐる回転させてみたり、
肩を緊張させて持ち上げてから脱力してどさっと落としてみたり。
はたまた右側の脊柱起立筋ごと右肩甲骨をぐるぐる動かしてみたりが止まりません。

ずれがあった今までは、そのずれが当たり前であったから気にも留めなかったのが、
そこが気になり始めるような認識するにいたったときから、
どうもそれをぬぐいたくてしかたがなくなるのです。

ただしこういったことは、
自発的な「現状の公正で正確な気づき」が得られたときにしかこれは継続的に得た修正課題としてまで、
意に残らずにスルーされてしまうものでしょう。
そのようなときは瞬時にいつもの習慣的なずれたままの状態に戻り、落ち着くはずです。
何ら大きな好転する変化変容は受け取ることはないでしょう。

ですが今回の私の反応は、
非常に私にとってかけがえなき重要なプルパを用いて、
それで気づけた右肩の関節がずれていた、右胸郭部の動きの鈍さに気づけたなどの情報です。
そこは十分に大切に仰せに従って、問題を軽減させられるようにしたいと切望しました。

それによって、余計に起きている右肩周辺の修正反応なのでしょう。

これはやがて右肩の肩関節が位置的に正しい方向へ進むにつれてこれは、収まるでしょう。




ホットストーンの利用でカラダの芯が柔らかくなって、
外的な刺激を受け付ける感受性が上がったため、
このような体の状態を改善させる修正反応もスムースに起こりやすくなったと感じます。

同時に、その修正反応自体も、一部の部位の修正が他への修正にも連鎖するような、
連動系の修正がなされそうな気がしております。



この無意識下の修正反応や反射は、
ホットストーンの熱刺激だけでは
今回の右肩の芯に迫る部位への揺さぶりは起きないような気がします。

「ホットストーン」の骨への熱と置石、敷石。
「カッピング」をしてみたときの筋の張り具合を確認し、水ぶくれができた際の分析をする。
骨格の並びが正しい状態かどうか確認するための「定規」を当てて、ずれを認識して違和感を自覚すること。

これらの3つのことが連携されたことで、
私のカラダに起きた改善は促進されたように思います。



今日は熱と定規をもちいた静かなセルフ・リリース方法ですが、
今までのホットストーン等の積み重ねもあって
左肩の芯に入っていた緊縛感やら緊張感などは、
以前の激痛だったときと比べれば8〜9割ほどこれで消えました。


左肩甲骨下の肩甲下筋や菱形筋が肋骨部分に癒着した部分は、
これは上部胸椎のゆがみからきていたはずですが、
そこが修正されてきたためか、左肩甲骨関連の違和感はほぼ消失しました。



・・・これで、私的に充実した教材が失われたようです。
施術が忙しくなれば、カラダががたがたとなって、
再度、教材がでてくるのは必定ですから、
なんら惜しくはないですが。^-^;


確か先月だったと記憶していますが、
池袋のゆっくりの松本先生にボウエンテクニックを受けに行ったときは、
痛みのピークの時よりかはましになっていたものの、
かなり痛みや違和感を左に感じていたので。
右肩の上がりや前転を指摘していただきました。
そして松本先生より、「鈴木さん、右靴のかかと削れてるね〜!」と指摘を受け、
たぶん5年ほど履き続けたミドリ安全の安全靴を捨てまして、
新しいシューズにしました。
そういったアドバイスも、今回の私のカラダの軸の課題によい結果を与えていただけたものと感謝しております。



ただしまだ右肩の肩関節の入り具合は、難がありますね。
もともとここが左腕や肩に負担を飛び火させた元凶です。
ここの屈筋群の使い方の癖が修正されないと、
今回の問題が根絶やしされたことにはなりません。

そこを中心に改善法を明日また、トライしてみようと思います。



あと3回ほどホットストーン等を活かしたセルフケアをすれば、
どうにか一通りのやり方の経験を積めたような気がいたします。

そこまでくれば、ようやっと。
ブログから次のステップでしょう。

posted by スズキ at 18:34| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

骨は、カラダの芯にある立派な臓器です。そう考えての骨への改善操作が功を奏しました!

昨日のブログでも書いたのですが、ここ最近。

遠赤外線ドーム型サウナを熱源にして、
その中でホットストーンやカッピングを使って自己治療を試しています。

遠赤外線ドーム型サウナにかかるのみであれば、
私は出た後にだるさがかなり残ってしんどさがしばらく続きます。


それがホットストーンを適宜設置することで、
骨に石からの遠赤外線を直接に与えて「骨膜」のゆがみを正すように意図して設定した場合。
まったくだるさやしんどさがなくなります。
爽やかな感じで、単にサウナに入った状態とは効果が段違いに違っています。

つまり筋肉に熱を与えていくイメージではありません。
筋膜を熱でリリースしていく感じではないのです。


人体の骨。

骨の中の骨髄で、血が造られることをご存知でしょうか。

骨の外周壁は硬度があるグラスファイバーのようなしなやかさをもつ構成物ですが、
骨の内周では、いわばスポンジのような、または海綿体のようなもの。
内側に骨髄という液体質を含むものです。


圧をかけて筋膜等をリリースする施術では、
筋膜が癒着している部位を、順序だててはがしていくという作業ができます。
緻密に狙いをミリ単位以下に絞ってするプロの作業でそれでリリースがなされるか、
大雑把なセルフワークでの対処かではおのずと成果は変わるものです。


ただし、その圧をかける筋膜リリースのみでは、
今回、私が狙い打った骨の状態を再生させるという意図的操作は難しいでしょう。

たとえば、背骨の骨の椎骨。
この椎骨はかっちりとして硬さがある骨と思いきや、
生体内部の椎骨は柔軟性があり、その内側に水分を取り込んで膨らんだり、水分を排出して縮むような、
実に変化に富んだ組織だということがわかってきています。

そして他の骨の部位も、まったくその通りなのです。

そして骨の周りを骨膜(こつまく)というコラーゲン組織でできた膜で覆われていて、
その外部と仕切られているのですが、、、。
ここの骨膜がよれたり捻じれたり、他の筋膜と癒着が進んでいたり。
実は多くのダメージが入り込んだ状態に至る元凶となるわけです。

この骨膜という位置。
それは体組織で言えば、皮膚から奥に入った際奥部であることから、
この骨膜部まで邪気といえるような老廃物組織が蓄積しだしたとき。

中医学では「病が裏に入る」といって、
病の位置が皮膚表層から徐々に悪化するにつれて深化して臓器にまで至り大病となるといいます。

実は、、、骨、ここも「臓器」なんです。
先ほど言いましたよね、骨の中で造血されると。
それだけではなく、最近では骨と免疫系の関係が研究されてきています。
この骨の状態と免疫力の増減関係はデータを観たことがありますが、大きく関与するものですね。
そういった意味で考えても骨は重要な臓器だと思っていただけるのではないでしょうか。


だったら骨にウインナーソーセージの皮のように巻き付いた骨膜や骨について、
どうにかして、効果的なアプローチができないだろうか。
骨の外壁のカルシウム部分が凹んだり凸ったりということもありますが、
ここの修正は自分で自分をみるのが背中側が指が届かなくて観れないんです。自分の体を自分自身では。^-^;


ちなみに、この「骨膜」についての重要性は数年前ロルファーの橘さんからお話しいただきました。

ただ、そのときには私の施術法では、骨膜へのアプローチ法といっても、
どのような手でいけばいいのかが手持ちの技術では見つけることができずにいました。
それがこの度、ホットストーン等をうまく使い熱刺激で、よれたりねじられた骨膜部を修正できるのでは?
と考えてトライしてます。


つまり筋膜リリースを狙ってという部分は、
カッピングの吸引圧(負圧)によって。
そして骨膜リリースを狙ってという部分は、
ホットストーンの熱刺激によって。
という連携のセルフワークを、
遠赤外線ドーム型サウナという狭苦しいところでじたばたしながら成果をたたき出せるようやっております。



このホットストーンの熱刺激。
適当に石を置いておいても成果はあまり出ませんでした。

(1)石の形状(人体にフィットさせられるかどうか)
(2)石の種類(玄武岩、ネフライト、ベン石等)
(3)石の管理

など、成果を出すには工夫が必要です。


たとえばそのノウハウの(2)ホットストーンの石自体の特性について熟知しておくこと。

それぞれの石の特性や効果について参考になる書籍はあるものの、
自身のカラダの感覚によりどうそれを捉えられるかについて、調べていました。
日本人の人体と西洋人や別の人種とでは、意外に違いがあって、
そのまま海外の書物の資料をうのみにしたくはありませんので。


さまざまな石を使いますが、
「玄武岩」のような、溶岩由来の保熱性の高さを誇るものなど。
「ホワイトストーン」のような、ホットストーンとして利用してもだるさがまったく残らないものもあります。
「ブラックシリカ」のような、常温で育成光線と呼ばれる力強い炎症を抑えて癒しの効果を与えるものもあれば、
「シュンガイト」のような、主成分中の炭素がフラーレン構造を持つことで邪気を強力に浄化するもの。
「ベン石」のような、微量で多様な隕石成分を含むことにより人体との共鳴を図るもの。
「ネフライト」のような、電気的にプラスとマイナスで偏りがあれば、それを落ち着いた状態に持っていくもの。
他、、、。

それぞれの石の潜在する特性を人体が、どのように受け取るか。
自分のカラダで試していました。



<敷石>といって、石をベッド上に置き、
その上に私が仰向けだったりうつ伏せだったり、横臥位だったりで寝る形です。
<置石>といって、横たわる私のカラダの上に、石をプログラムして置いていきます。

石の設置場所は、人体の組織と相性のいい石を選んだり、石の形状で決めてみたり。
そこが毎回、工夫をもって研究しています。


その成果を積み重ねた結果。


私が自分の脈を診て病が裏に入った状態(=骨膜部まで病状原因が入り悪さをしている状態のこと)から、
たぶん、かなり脱した感じになったようです。

先ほど、この遠赤外線ドーム型サウナを使ったホットストーンの熱刺激を2時間してから脈を診て
「平脈だ!!」(平脈とは、正常な脈を打っていてバランスがいい状態です)

手首だけでなく、首の脈、鼠径部、足首などそれぞれ左右の脈を診たのですが、
だいぶ不均衡さが軽減しています。
{もちろん手首、足首、鼠径部、首の脈などの代謝抑制の最大のネック部分を適切にホットストーンで暖めて緩めた成果でもあります}

どんなアプローチをしても、ここまではいきませんでした。
それも苦痛なくスムースに、それどころか気分よく。
そのことにまでいたったことに、唖然としています。



私の施術では、ホットストーンを熱刺激ができるよう加熱して、それを用いてずり圧をかけていくのですが。
「ずり圧がなくても、ここまでリリースが進んだのか・・・」と。

ずり圧をかけるという技術は、相当に難しさが伴うものだったから、
なかなかこれでは広まりづらいだろうという危惧があったのですが、
ずり圧をかけなくてもこれほど骨膜や筋膜が解けるならばすごいことですね。

私は小回りを利かせた施術に必須のずり圧をかける方法を研究する手は緩めませんが、
高度な技術を必要とするずり圧がなくても筋膜や骨膜が緩められる方法があれば、
多くの方々の病を軽減させることとなるだろうと考えています。
そこに狙いを定めた研究です。



いま、私どもの施術を受けていただく場合、やはり骨に熱を与えるポイントを押さえて影響を出しています。
なので、芯に入った邪気をそこに留まらせ続けないようにする意図があるのです。
現在の私が私に施しているものとは、
そのお客様へのやりかたを大胆に緻密かつ大掛かりにやっているということです。

現状のお客様への施術で、今の私がしているやり方をそのまま採用することは難しいのですが、
実際に改善させたことから、その要素を抽出してエッセンス化してお客様に活かすことはできるはずです。




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2020年04月22日

肋骨の変位が大きいときには、免疫力が落ちてるのです。肋骨変位を、早々に改善させることは、コロナウイルス感染時に備えになるだろうと考えます


いまの、社会状況として。
私の知り合いの僧職にある方も、
いまは法事はことごとくキャンセルとなっているそうです。
なので故人をしのぶための供養ができなかったのは、
私だけではなかったのです。


個人的な話で恐縮です。
去年母が他界したのが4月20日が母の命日でした。

コロナウイルスの影響から、
親戚を呼び追善供養をしてあげることができなかったのは残念です。
2か月前には、一周忌の集まりがどうなるか不安でしたが、
一応の大丈夫な環境になったときのための手配をしていたのです。

ですが、法事はすべきではないと判断して、
私から親類へ、お断りの電話をかけました。
電話連絡も多数になると、、、大変です。

私が住職の代わりに、お経をあげさせてもらいました。
母が他界後、一年間。
母もお世話になっていたお経を読む修行道場に、
代替わりとして月一で通い続けてきましたので。^-^

あとは少しだけふんぱつしたごちそうで供養しました。
もっとケチらずにいいもの用意しなさいと言われそうな気がしましたが、
私が買いに走ったときは、手際が悪くすべて売り切れていまして。


私の母は、にぎやかなことが好きだったので、
これほど静かな法事になるとは申し訳ないことだなと思いました。


ただ私の知り合いが、母の命日を覚えていてくれて、
数日前突然、「コロナ流行中だけど、そちらの近くまでいくのでぜひお線香をあげさせてくれませんか?」と連絡をいただきました。
お線香をあげにきていただけたことはうれしい予想外で、本当にやさしい人だと感謝いたしております。
母の生前、その方をみると目を細めてニコニコして喜んでいたことを思い出します。
その方とお会いできて、とても母も喜んでくれたことでしょう。



いつの日か、気兼ねなく法事で親類縁者をお呼びできる日が来るでしょう。
その日が遠くならないようにしたいですよね。



皆様も、どうぞコロナウイルスの影響からつつがなく身をお守りいただいて、
災難が降りかからないことをこころよりお祈りしております。


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と、突然話が変わりまして。

最近、肉体疲労につながるようなことはしていないものの、
息詰まるようなコロナウイルスの恐怖感からの影響から身が固まっていたのでしょう。
あとは長時間、所有する本をスキャナーをかけてデータ化していたのがたたりました。
スキャナー作業が体をガタつかせるダメ押しだったのでしょう。

それで久しぶりに4時間ほどスマーティという遠赤外線ドーム型サウナに入りました。


するといつもより汗が出ていない状態で、
虚実の虚で陰性に傾く様子が手に取るようにわかりました。
身体上の状態としては、去年の私よりもだいぶいいですが、
決して手放しで喜べるものではありません。


質のいい運動をこころがけて、
代謝を促進させていかなければと反省したところです。


コロナウイルスにかかることで、
学者の解説を聞きかじった内容では死亡に至るときに、
まるでおぼれ死ぬような状態で亡くなるのだといっていました。
重症化すると水に潜りおぼれて空気が吸えない状態に陥るため、
呼吸を補助する機器を使わなければ命が持たないのだといいます。



「喫煙者のほうがコロナウイルスによる影響を受けやすく重篤化しやすい」といわれるのは、
喫煙により呼吸の質に直接かかわってくる肺胞部分をたばこの成分でふさぐことになってしまうからといわれていました。

ただ喫煙者であるなしに関係なく、
人体を観ると呼吸の代謝量を決める要素として別の要因があります。



多くの方々の胸郭を観察していくと、
理想状態の方の比率は意外に少ないのが現状です。
それは私がかつて見させていただいたプロダンサーも、武道家の方も、
なかなか理想的な肋骨の形状を身に備えている人は少なかったように思います。

ただ「水泳を熱心に子供のころからしていた」という人には、
その肋骨が理想形に近いという人も見られました。
このような方の筋肉はねっとりとした筋膜リリースがしやすく、
リリース後の保持やさらなる促進がしやすいタイプです。

「呼吸の質の良し悪し」と「筋膜のリリースの進み具合」が影響しあい、
その呼吸の質の良し悪しは、胸郭の左右のシンメトリーになっている度合いに比例しているといえるでしょう。



【理想の肋骨の動き】
肋骨と胸骨の動き2.gif

肋骨と胸骨の動き上から見た図.gif


【左側が閉じて右側が拡張ぎみの偏りがある肋骨の動き】
肋骨の動き異常.gif
(胸郭は捻じれていますね)

肋骨の動き異常上から見た図.gif
(上から肋骨の動きを観察しています)


または、偏った胸郭の他のパターンとして、
肋骨が胸骨部分が内臓側に落ち窪んでいる漏斗型であったり、
肋骨全体が左右ともに拡張したまま収縮できないパターンや、
肋骨全体が左右ともに狭くなったままで拡張できないパターンもあります。


このような肋骨の形状が変位した状態であれば、
筋膜をリリースしても維持がしづらいのです。
それは呼吸代謝量が、正常な胸郭の動きが起きる人と比べると、
その肋骨の変位量に比例して減少しています。
それは単純な物理的な実験でわかりますよね。

肋骨の拡張収縮の振幅量に呼吸の量が決まるのですが、
肋骨に変位があれば、本人がその状態に気づくと気づかぬということを関係なく、
呼吸量の減少という現象が見て取れるわけです。




余裕ある呼吸代謝の量が増したとき。

実は長年にわたり私どもの施術を受けていただいている女性のお客様に、
胸郭の前後が狭まっていた方がおられます。
そのお客様が、大変にありがたいことに、
「ここは、一気に解くために詰めて通う!」といっていただけまして。

肋骨周辺の激しい痛みがでるような部分の胸郭前後を狭めたしこり化した骨化部のリリースが進みました。
ホットストーンを活かした施術をすることで、以前では痛すぎて解けない部分がアプローチできたのです。
そして継続的にお受けいただいて、胸郭の形状が私が見たところでも改善が進んできたころに。
あきらかにこちらのお客様の筋肉の質がたくましくなって、しなやかさが増していきました。

以前の私の施術法では、ここまで状態を持っていくことは骨化した靭帯や肋軟骨を骨折させる恐れがあり、
事故を起こしてまで解くということはできませんでしたが、
ホットストーンを活かしてリリースを促進させることで骨折等の事故なくリリースが促進することができました。

そして私が施術再開をさせていただいたときに、そのお客様の脈をみて虚であったところから脱していましたし。

もちろん、ご本人が最大級、自己メンテを努力していただいているからということが第一の貢献と思いますが、
私が見た感じでも、「おぅ、、、いいね。Uさん!!」といいたくなるような肋骨の動き。
そしてしなやかな酸素を十分に含んだ筋肉の温かさ。

状態として高止まりか、施術の間を置いてみて、
次回のお体の状態をみるとカラダの余裕を見て取れるようになって促進していました。
あとは副鼻腔炎とどう戦えばよいのか。。。

というところで非常事態宣言でした。-.-;

ただ私としましては、
こちらのお客様の施術から、
胸郭の状態変化からくる体質の作用について多くのことを気づかせていただきました。


胸郭が理想形へと移行すること。
それは実に多くの幸福を心身にもたらすもののように感じます。



私のつたない推測であって仮説のようなもので恐縮ですが。

肋骨の変位が、だいぶある方は。
それは生まれつきでという器質的な方もおられますが、
パソコン仕事の長時間労働から、
またはスマートフォンを片手で持って居続けても。
後天的に肋骨の変位を大きくしますから。
スマートフォンのやりすぎは下部頚椎や上部胸椎を後屈させて、
たいへんに肋骨の変位を大きくさせる要因となっておりますので。


呼吸の質が劣化するというだけではなく、
アレルギー体質になりやすいのは知られており、
それは胸腺という免疫系の機能を決める臓器の働きを減少させているからともいわれています。
胸郭の動きを決める胸骨の手漕ぎ井戸の動きがあるかないかで決まることですね。
うまく胸骨が前後に動かないようであれば、
胸腺からの免疫物質の全身への排出量は少なくなっている状態で気になります。

それは、私自身が施術をとおして、
お客様の肋骨形状が変位したときと、徐々に正された方向へむかったときと。
その二つの状態を冷静に客観視して比較することができるため、
わかることだと思います。


コロナウイルスにかかったときの戦いを有利にするには、
日頃からの胸郭の変位を少なくしていく取り組みをしていただければ。
私は、最悪の事態になったときの備えになるような気がしてなりません。







非常に情けない余談ですが、
私自身の胸郭を、昨日、自分でタブレットでビデオ撮影してみたところ。
以前よりも変位状態が進んでいることが確認できまして。

これは意識の底の潜在意識のチャンネルに緊張強いている強さからでたことだろうということも大きいように思います。

遠赤外線ドーム型サウナスマーティに入ることも、これからまめに実践するようにしたいと思います。

ちなみに遠赤外線ドーム型サウナに入るときに、ひとつのトライとして、
ホットストーンを体の特定部位に設置しながら体を温めたらどうなるか?
そのような発想で試していました。

現在、仙骨部分へのホットストーンの設置が、石の形状等の問題も相まって苦慮していたのですが。
遠赤外線ドーム型サウナの中であれば、うつ伏せのときにホットストーンを仙骨の上に置けばいい。

また適宜、サウナのなかでホットストーンを置くことでサウナによる全身疲れが起きずに快適です。

これはかなり成果を感じられますね。
なかなか施術の場で遠赤外線ドーム型サウナをもちいるのは難しいのですが、
研究の手を広げて技を熟知するにはいいヒントとなりました。

「ホットストーンで、骨を直接的に温める」。
別のイメージで伝えれば、骨膜のよれや捻じれをホットストーンの熱がよく溶かすように、
私自身の体験上の、観察から見て取れているので。

ホットストーンの熱源を皮膚に接触すれば、
1.5インチというの熱を通す遠赤外線効果があります。
それはドーム型サウナの熱源と皮膚との距離は30センチほどありますから。
そことの違いから、
影響の与え方の差異が生まれるのでしょう。

ただうつぶせ寝で、狭いドーム型サウナのなかで、
背中の脊椎上に自分でホットストーンの設置をするのは至難の業です。

胸椎部分の詰まりが胸郭変位のおおもとですから。
このようなサウナとホットストーンの設置には、
繰り返してやっていけば胸郭の変位をリセットする効果も生まれるかと考えられます。

面白いので、繰り返しこの実験はやってみようと思います。




まぁ・・・。
私が自分自身に、お客様に施す、ホットストーンによるリリースの施術ができないので。
どうにかこうにか自身で行って成果が出せることを模索しなければならないわけですね。 ^−^




そうすることで、私が不幸にもコロナウイルスに感染したときに、どのようなこととなるか。
そのようなことはないに越したことはないですが、
すでに感染源不明という感染者が多数あらわれている今です。

そうなったときへの症状の軽減を狙い、そして備える積極策もあっていいだろうと思います。


posted by スズキ at 17:26| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月10日

自身のカラダによる「手持ちのホットストーンを多数贅沢に用いた、セルフワーク」の実験中

自身のカラダによる「手持ちのホットストーンを多数贅沢に用いた、セルフワーク」の実験中です。



一日に3時間くらい、そこの実験につぎ込んでいます。




他の方が私の様子を見れば、
ただ寝てるだけに見えます。

ですが。。。

どのようなパターンで石を配置しようか?
毎回、配置パターンは変えています。

通常、定型の配置パターンがありそうですが、
まったくそれを無視したオリジナル発想で。
パズルを楽しむように置石・敷石を機能させています。

私の施術では、これほどの石をもちいた施術はできませんが。。。
様々な視点で、ホットストーンセラピーの可能性を追求中です。


先日、ボウエンテクニックのセッションを知り合いの先生にお願いしたときに、
「起立筋の胸椎両脇等に特別な硬さを認められますね」とアドバイスをいただきました。

私も左肩に不調を感じていたところが続いて、
改善も進んでいたが、
いまいちのところがあって。
ボウエンテクニックの先生の指摘してくれた部位を掘り進めることが必要だろう。


その部位の筋膜を緩めるためのホットストーンを使ったセルフワークの研究でもあります。





そのための、私なりのひと工夫ですが、、、。


その部分に白色のホットストーン円形を使うと、
熱の発せられるパターンが玄武岩やベン石とは異なり、
かなりしっかりと強めの熱源になってくれる。

ホットストーンも玄武岩、ベン石、大理石、黒曜石、シバリンガムなど、
多種があるのですが、それらのそれぞれの石の特徴を把握して使うこと。
そうすることで、玄武岩だけでのアプローチでは限界があるところから、
一気に解決力が増してくるところがでてきます。


そうすると、、、
「おぉ〜!!!熱いというよりも、痛い、痛い、痛いぞ!」
と、叫ぶようなことになります。

ただ、白色の特徴の皮膚表層近くの熱の通りがよくなって、
肩甲骨と肩甲骨のあいだの菱形筋や起立筋、僧帽筋などの重なるところがよく緩められて、
それぞれに癒着した筋膜部位がはがれだしてくれるようだ。

玄武岩でこの部位を温めていても、
それ以上の変化が現れなかったものが、
目的の皮膚表層部位に狙いを絞った熱の通る石をもちいることで、
変化が大きくゆるみがでてくれました。




あと気づいたことがあります。


仰向けに寝る状態でホットストーンを体の前面と背面に当て、
同時にシリコンカッピングを使って皮膚を引き上げていくと。。。

なぜだかシリコンカッピング跡がかなりの頻度で「水膨れ」になってしまう。

通常シリコンカッピングをつけておくのは1分間から長くて5分間とするが、
その時間的制限を無視して10分や20分の長時間つけっぱなしにしておきます。
そしてホットストーンを使って温めた後に、シリコンカッピングをするとき、
より水膨れがでてきやすくなります。

シリコンカッピングの解説書を意図的に無視して効果や変化をみる実験をしているので、
リスクは承知しているので、別に自分的にはかまわないのですが。


水膨れが起きやすいのは、自分だけのことなのだろうか?




水膨れ跡が治りだすとかゆみがでてきます。

ただ水膨れだけで、赤色・黒色・紫色などの瘢痕にも見えるようなものがでてこないとき。
あまり代謝が促進できるものではないようで、
体のだるさ等の好転するときに感じる反応は、
半減以下くらいしか起きません。

上皮が薄くもろさがでている状態になっている人ほど水膨れがでてきます。
それは症状というよりも、
体の皮膚のバリアが劣化した状態だと読む情報源としてみるものです。


これほど簡単に水膨れができたことがなかったので、
もしかしたらシリコンカッピングの吸引圧を私がなめてかかっているのかもしれませんね。

^-^;




他の工夫としては、
厚みの違ったホットストーンをもちいたり、
ホットストーンを縦にいくつかの石を重ねて厚みをだすことによる試みです。

床と体の間に挟む敷石の厚みが体に沿うように凸凹を合わせてフィットさせてリラックスの度合いを深めてみたり、
患部にホットストーンの凸部位が当たるよう設置することで当たりを強めてしこり部のリリースを起きやすくするのです。

特に、患部に凸部分を当てるようにすることで、
まるで、施術者によりリリースを受けるかのような効果が感じられます。
セルフワークとしてホットストーンでポイントを温めるというところを含め、
そこを越える一呼吸ごとに患部を凸部位でリリースをしてくれるというもの。
積み重ねた石は、石と石との間でスライドします。
それがあって突起した石部分に強くがちがち当たってしまい不快感があるという状態にはならないようにします。

また縦に積み重ねていくことで石のボリューム感がでて遠赤外線が出て体を温める分厚い力が積層化するのです。
石焼いもを、じゃりのようなもので作るときに、十分な量の砂利石を使ったほうがいもがほくほくするのと同様、
遠赤外線による加熱力が変わってくるものだと考えています。

意外なほど、これで、パワフルリリースができるんですよね!




ボウエンテクニックの先生の所へ次回セッションを受けに行ったとき、
指摘された部分の改善があったことを伝えていただけることでしょう。


posted by スズキ at 16:28| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月28日

「ずり圧」を補完し、筋膜リリースのバリエーションを増やすシリコンカッピングによる「吸引圧」

まずはじめに、
シリコンカッピングの教材DVD。

「医道の日本」という出版社から出ていたんですね。


Amazonでいうと以下の通り。


CIANA シリコーンカッピング (カッピング+DVDセット)
価格: ¥13,200 通常配送無料

スライドカッピングを使ったやり方も、解説してあるようです。


医道の日本のサイトから購入すると、だいぶ安くなるんですね。
https://www.ido-netshopping.com/products/detail.php?product_id=5557
13,200円(税込)が10,560円(税込)へ。

あと私は代引きで注文したので手数料¥ 440が加算されますが、
それでもAmazonで買うよりもお求め安くなります。

Amazonで買うときの即配は期待できませんが、
自社サイトを持っているショップで少し値の張る注文をするときには送料もかからないでお得になりますね!





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シリコンカッピングの吸引圧のことを、
英語で言うと「バキューム・プレッシャー」だったり「ネガティブな圧」といわれたりします。

ところで、、、
「なぜこの吸引圧がホットストーンに加えられるとすばらしい筋膜を緩める効果があるのか?」

実は押し込むような圧やずり圧のような圧をかける時に、苦手な部分が人体にはあるんです。




ひとまず、前提知識として、
深層筋を解くときに、ずり圧を使ってどのような仕組みでリリースを起こそうとしているのか。
そこを知っていると、うなづけるところが出てまいります。




ずり圧をアイロンがけをするときをイメージとしてたとえるため、
アイロンがけをしやすいアイロン台とは?を考察してみましょう。

アイロンがけ.jpg

アイロンをかけるときにアイロン台をつかいます。

アイロン台は、通常は背板のような硬い板の上に、中綿が詰まったマットがあります。
それがいちばん、アイロンをきれいにかけられる仕様ですね。

(1) もしもそのアイロン台が、液体のようにぽちゃぽちゃしてれば押し付けて均等にアイロンの熱を加えられませんね。
  アイロンをかけようとしても、アイロンがけをしようとする衣類等は逃げてしまいます。

(2) もしもそのアイロン台が、デコボコだったとしてもうまくアイロンがけはできません。
   凸の部分だけはアイロンの熱がかかりますが凹はアイロンがかからないからです。

(3) もしもそのアイロン台が、「硬い板だけ」で中綿のクッション部分がないと熱がうまくとおりません。
    アイロンがけをするときのアイロンの操作が難しいものになりますし、
    ときいは熱が急激にかかってしまい衣類等が焦げてしまう。



私たちが「ずり圧」という圧をかけて、
お客様の筋膜の癒着をごっそりと解けるのも、
ちょうどいいアイロン台がそこに用意してあるとき。


たとえば、背中の起立筋の筋肉部位に癒着部を見つけてずり圧をかけるとき。
その筋膜の癒着部の下に位置する、よりしっかりした硬さがある部位があるかを調べています。
それは解こうと狙いをつけた下にある「さらに強い癒着した凝り」や、「骨」であったりです。
その硬い板を利用してアイロンがけをするかのようにずり圧をかけるときの摩擦熱を生じさせ、
それで筋膜の層を分離させておいて、
一体に癒着してにっちもさっちも正常な動きができなくなった筋肉同士を引き離すわけです。

それはたとえば、皮膚から何センチとか何ミリ下にどのような筋肉と筋肉がくっついて動けなくなっている部位があるか。
そして、それらの筋肉はどのような本来の機能・動きの方向を持っているのかを考えて、
それらの筋膜をはがすときにはがすのに適した方向を考察の上選んでいきます。
そのリリースの方向を探るにも試行錯誤は必要ですから、即見つかることはまれですが、
そこが見つかれば、そのキーになる部分をほどいた瞬間に周囲の関連する部分が見事に筋膜の緊張が緩んでほどけるのです。

そのようなことをするときにはビジュアルで患部やそれに関連する部位を脳裏に描き出していき、
そちらの絵を詳細に描き切れた瞬間にどのような手を打てばいいかの回答がみつかるようです。
効果的なリリースのための一手は、だから人それぞれのカラダの状態により違ってくるのです。
徹底した観察から意図的な一手を打つかどうかで、筋膜リリースの効率や安全性も変わります。



ただし人体には、アイロン台の板がない中綿を押すだけしかできないような部位もあります。

たとえば「みぞおち」です。

みぞおちは、多くの呼吸器等に問題がある方には、
決まってしつこい癒着が見られます。
みぞおちは肋軟骨と横隔膜とが癒着が進んで皮膚表層部を緊張癒着させた状態になると、
季肋部の動きを制限させて呼吸代謝を制限させ、
心臓に与えるべき胸骨の前後動によるマッサージも受けられなくなるものです。
そして免疫組織として重要な胸腺の刺激が低減させられますから、
花粉症等の免疫力不足により過剰に外部から来た物質に反応するアレルギーなどの症状も引き起こします。



ですがみぞおちに私が手を当てて押し込んでみても、その先は胃や大腸など柔らかい臓器があるのです。
そのためみぞおちにずり圧をかけても(1)の液状のアイロン台でアイロンがけをするようなものです。
ほぼほぼ思ったように解けることはないんですね。

アレルギー等の状態が強かったり、みぞおちの硬さが強すぎることで問題が起きている確認が取れると、
そのときにはどうするか、、、。
しかたがない、みぞおちの皮膚をパツパツになるくらい奥の奥まで押し込んで解こうとアプローチをします。
(実際はみぞおちの筋緊張が強いため、それほどは奥に押し込めていない)


だが、、、幾分か、リリースができる。


おもに肋軟骨に付着が癒着した部位が緩むのです。
ただし、これがまたずいぶんとやられてみると苦しいんです。。。

もちろん、みぞおち部分のゆちゃくがなければ、押されても痛くもかゆくもないんですよ。

でも癒着している人は、あまりおおぅ!と感嘆できるほど解けないにも関わらず痛いんです。
ただそれを人によって2〜3回、または5〜6回していかないとみぞおちが理想へと近づかないんです。



ですがここでホットストーンで筋膜の癒着部を緩くなるよう温める下準備ののちにカッピングを用いてスライドカッピングをすると!



スライドカッピングには、別に押し付けてアイロンがけをするようなアイロン台が必要ないんですよ!




そうなると、いままではこんなに苦心しながらずり圧を用いてみぞおちをリリースして、
お客様にも「痛いよね〜、ほんと苦しくてごめんなさい!でもこれで呼吸機能が、ちょっとずつよくなるから、がんばろうね」
というか、
お客様の痛みをごまかすために、まったく別の話題を振って話し続けるか。
かなり苦労してきたものでした。

それがいままでのずり圧の数倍のリリースができます。


痛いか痛くないかでいえば、現状の私のやり方では痛いんですが、
そのリリースのしかたは工夫次第で軽減できるでしょう。
そればかりか、、、
お客様自身が、自身のみぞおちや肋軟骨の変位部分に、
日頃から痛すぎない程度にシリコンカッピング等をなされば、
それだけでもずいぶん状態が改善できてしまいますよ。

手軽に自分でみぞおちを解けるんです。
意外に、こういう痛みがあるところは、
他人に触られるといやな危険な感じがして恐怖心から痛みが増すんですね。
ですが自分で自分へカッピングをするなら吸引圧をたやすく調整できるので、
他人に解かれるときの緊張もおきずに解けるんです。

すばらしいじゃないですか!! ^-^



それは実は、みぞおちが硬い人の特徴として、肋軟骨部の変位が強く出ている人がほとんどです。
肋軟骨が持つ、本来の柔軟性が失われてしまった状態ですから、しなやかさがなくなっています。
ということは、カンタンにカウンターの力が入れば、それは骨折する状態を意味していますから、
施術者は息をこらえて骨折させないように慎重の上に慎重にリリースの作業をするわけです。

施術者の心身にかかるダメージは、一歩間違えればがけから落ちるところを歩くようなものです。

先生の中には、そのような骨折させるリスクをお客様に負わせるのはいかがなものかというので、
あまりその部分を解こうとなさらない方もいますが。
私は、いままで肋軟骨の変位が強い方も、少しずつ改善するごとにかつての状態から抜け出る姿をみてきたので。
できることなら、どなたにもそうなってほしいと願って、慎重に頑張るというようにしてきました。



それが、、、スライドカッピングであれば、骨折しやすい肋軟骨の変位した部分へ圧を加え押し付ける操作ではない。

そしてずり圧等の、外部から体の芯へ向けて与える押す力に対しては皮膚抵抗がかなりかかるんで、
圧の多く(時には過半数の圧が皮膚部分で抵抗にあって減じられます)はお客様のその生理的な現象で消し飛んでしまうのです。

それが吸引圧については皮膚抵抗は、ほぼ起きないものだと聞いております。
自然界では、外界から圧せられて攻撃を体内に与えられるときには身を守ろうとするというシステムを構築しましたが、
皮膚を吸引されたら吸引圧をちゃらにしようというめったにないことまではエネルギーを多大に使って対抗システムは作っていないのですね。
それは、当然といえば当然なのです。


そうなるとスライドカッピングの、ずり圧と比べると数分の1もあるかどうかでも、
筋が筋膜ごと体から遠位へと引き上げられ、それが「筋膜をはがす力」となります。



だからリリース効率が、いい。



理論上はそうなるだろう。
そのように予想して、トライしたものの、想像していた以上の成果がでたときもあって、喜んでいます。

特に事前に筋膜部のはがれやすい部分を見つけておいたり、一部作って置いてからやってみるといいようです。
ここは一般の方では見つけたり、筋膜の硬化をはがしやすい部分を作るなどはやりづらいところでしょう。
ですがそういった工夫を施術者が適切にしていけば、いい。

またはおそらくこのような施術を繰り返している先生や方々は、
観察からどうやると緩ませるに効果的かを見つけているかもしれませんね。



そしてみぞおち以外にも、
押し付けて解くずり圧をかけづらい部分がいくつも人体にはあるのです。

胸郭全体を含む肋骨もそうですし、首も、仙骨の上も、その他も。。。



吸引圧をかけてもちあげて、それからずり圧にして解けば、
さらにエフェクティブなリリースがかなうようなところも。
そこが私のこれからの研究課題となると思います。


そうやって考察していけば、いままでの私の施術スタイルがさらに進化への変化を期待できるでしょう。



ただしあらたなたものを取り入れると、手間暇時間が加算されるため、
そこを臨床で無駄・ムリ・ダブりなどを見つけ出していきたいのです。


ひとりで部屋で座学研究では、手詰まりですが。。。

来るときの準備をしっかりしていこうと思います。

posted by スズキ at 11:26| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月26日

筋膜リリース効果が、スライドカッピングで跳ね上がることも!?


中国式の「吸玉療法」等の治療系の本は、和書も点数は多くないものあるのですが。
その延長線上?のスライドカッピングについて関心があるものの、和書でそのような解説書の出版物がありません!! 




いつものように洋書頼みです。




「The Guide to Modern Cupping Therapy: Your Step-by-step Source for Vacuum Therapy」

本書の英語で書かれた内容を機械翻訳して載せますね。

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内容紹介

古代からの代替技術で、現代の癒しの世界にふさわしい場所を見つけました。

近年では、数え切れないほどのハイプロファイルのアスリートや有名人が、自分の体に特徴的な円形の "カッピング "の溶接をスポーツしています - 背中と肩の領域が最も一般的である。
何千年も前にさかのぼって、カッピングは代替医療の一形態です。 カップは吸引を作成し、痛み、炎症、血流、深いリラクゼーションを助け、さらに坐骨神経痛と副鼻腔の混雑のための救済を提供することができます。

マッサージカッピングボディセラピーは、吸引と負圧を作成するカッピング療法の近代的な修正版であり、静止したカップと移動カップの両方を使用しています。
これらのカップは薬局で利用可能であり、昔ながらのガラスのカッピングのような熱を使用していません - それらを完全に安全で家庭での使用のために簡単にします。

シャノンGilmartinは、ライセンスを取得し、全国的に認定されたマッサージセラピストとこの素晴らしく多様な治療を教え、患者のための肯定的な結果を目撃している認定vacutherapies教育者です。
本書では、誰もがカッピングのプラスの効果を体験できるように、彼女の並外れたプロとしての経験と実践的な経験のすべてを共有しています。
200枚近くのステップバイステップの写真とフルカラーのページで、専門家の指導に簡単に従うことができます。

この本には以下の内容が含まれています。

カッピングの歴史、カップの種類、骨格や筋肉から消化器系、神経系に至るまで、カッピングの多くの治療効果について。
総合的な安全性と技術情報を含むカッピングセッションの後に期待されること
ストレスや背中の張りから五十肩、手根管症候群、TMJD(側頭顎関節機能障害)、酸の逆流まで、一般的な条件のためのアプリケーションです。
運動能力、出生前療法、炎症(急性と慢性)への取り組みなど、専門的な応用のためのセクション。

包括的で読みやすいカッピングセラピーの本で、実用的な提案がたくさんあります。
最近出版されたカッピングセラピーの本の中では最高の一冊に違いない。
-- イルカイZihni Chirali、伝統的な中国医学のカッピング療法の著者

著者について

シャノン・ギルマーティン(CMT)は、国家資格を持つマッサージセラピスト、認定バキュセラピープラクティショナー、教育者です。
メディカルマッサージ、筋膜リリース、神経筋、クレニオセイクラル、軟部組織損傷のリハビリテーション、タイマッサージ、内臓マニピュレーションなど、マッサージカッピングに加え、15年以上のボディワークの経験があります。
彼女はアメリカ国内および海外で教えた経験があり、バージニアビーチで練習しています。


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他のAmazonにある洋書のカッピングセラピーの本の中では、こちらがわかりやすそうでした。
中国語の本も検索したのですが、写真等が白黒写真でカッピングの跡などの視認性が明瞭性が欠けているようです。
こちらはこんど上野や神保町の中国書が専門に置いてある書店へ出向いて確認してきます。

そこはとりあえずさておくとして、
2日間、比較検討した結果、手に入れておきたい一冊として選ぶならば、
「200枚近くのステップバイステップの写真とフルカラーのページ」の上記のものとなりました。
数週間後にイギリスから届く予定で、たのしみです。

ちょっとでもスライドカッピングについて書かれていたらありがたいのですが。。。




他に和書がないかと探しているうちに見つかった本。


「ファンクショナル・カッピング・メソッド 【綴込付録:施術カップ(Sサイズ)】 (B.B.MOOK1406)」

一般社団法人グローバルアスリートサポート協会( https://gasa.or.jp/ ) というところが監修しており、
そちらにはこちらのリリースメソッドで使う用のシリコンカッピングが発売されています。

こちらのリリースメソッドのやり方は、
上記協会のURLの中間あたりの「FCMストア」というボタンをクリックしてください。
すると上部のドロップダウン式のボタンで「セルフケア」があり解説されてます。

そちらの協会の純正のシリコンカップを購入したいと思ったのですが、
現在は中国でそちらの商品を生産する工場がコロナウイルスの影響で休業しており入荷の見込みがないといいます。

このようなところにも影響がでてくるんですね。。。



とりあえず上記の本を購入すると同時に、


「吸玉 真空 シリコーン マッサージカップ 吸い玉 マッサージ カッピングセット ために筋肉痛救済,男女兼用,透明,5個,L」

それと


「chiwanji 12xシリコーン抗セルライトマッサージ真空療法ボディフェイシャルカップカッピング」

をAmazonで注文。





そのようなスライドカッピングを調べているなか。
私の下記のブログをご覧いただいたエステティシャンのお客様から、
シリコンカッピングを取り入れてなさっておられるということで連絡をいただきました!
ありがとうございます!! m__m


2020年03月24日
シリコンカッピングっていうのがあるんですね。興味津々。

http://bodywise-note.seesaa.net/article/474203852.html


じつはシリコンカッピングどころか、
ホットストーンも組み合わせておられるとのこと。
私が紆余曲折しつつ、ようやく探し回ってたどり着いたものが、
すでにこちらのお客様は日々のお仕事でなさっておられたんですね〜!


久々に「こういうことって、あるのよね〜」^−^;と目が点になりました。

こちらのお客様、私がいうのもなんですが、、、さすがです!



私もこれほど相性がいい技術の組み合わせってあるのだろうかと実感してる、昨今。

着衣のままの施術をホットストーンをつかった施術でもつらぬいている私のところでは、
もしシリコンカッピングを使ったスライドカッピングをするにも、
背中や腕、それに男性の場合は胸部というところになります。


だったらお客様ご自身で、日々のセルフケアに取り入れてもらったらいいのかなと考え、
それでのセルフケアによさそうなスライドカッピングの方法がわかる情報を探し回っていたのです。


シリコンカッピングが役立ちそうな2名程のお客様には
「私がブログに貼ったスライドカッピングの映像を参考にしてトライしてください!!」とお勧めしだしたところです。


そういったアドバイスがしやすいのはシリコンカッピングをつかったセルフケアは、
吸引圧が極端に強すぎないものだと思うので安全だからでもあります。
(ポンプ等を使って真空状態にするカッピングでは、吸引圧をかなり強くできるのだが皮膚が裂けるリスクもでてしまう)

または私が先日やらかしてしまった、
ベン石のカッピングマシーンのような機械式の吸引ポンプで、
あれよあれよという間に肌が過剰に吸い上げられて悶絶ということも。
時期にやり方を工夫すれば、徐々に負担も減少しだすと思います。



ネットで調べると美容系のテレビ番組で「シリコンカッピング」の画期的美容健康グッズとして取り上げられたようで、
むくみやセルライトを軽減・解消させる道具として、すでに多数の女性が取り入れてお気に入りだそうです。
Amazonのシリコンカッピング商品についたカスタマーレビューにも、そのような方々の感想も書かれておられます。



だったら関心あるお客様には日々のセルフケアでシリコンカッピングを取り入れて
自らの気になる部分の筋膜をやさしくはがしてくれるようお客様にお願いし実践していただけたなら。
そうしたセルフケアをなさるお客様は、私のホットストーンを使った筋膜リリースで、効果が飛躍すると考えています。


そう言えるほど私自身や数名の同業者の勇者を実験台にして試用してみたところ、
実にすばらしい、目を見張るような筋膜の緩み方を体験することができました。


posted by スズキ at 10:37| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

キノコ型ベン石(大)を使って脊柱起立筋の最もときづらい棘突起に沿った一側線リリースは、すごい!いいですね。。。でも。



先日、同業者の整体の男性の先生が、ホットストーンを使った施術を受けに来てくれた。
私のブログを読んでくれていてホットストーンに関心を持っていたところから、
ホットストーン利用の施術を受けて自身でも取り入れてみようと考えていただけました。

私が利用しているホットストーンは、
一般的なホットストーンセラピーで使っているやり方とは異なります。
「深層筋をリリースするためのホットストーン」という命題をもって、
つねに自分の頭で考えていますから、様々な工夫が出てくるわけです。

現在、ホットストーンの種類として「かっさタイプ」、「スティックタイプ」、「グリップ型タイプ」、「電熱式タイプ」、その他、
極力、研究素材として入手してから。
どう使うかという使い方を記したペーパー等が一切ありません。

そこで私が試行して工夫しつつ使ってみて。
深層筋へアプローチするのに優れていると思えば、
それは極力ブログでそのまま載せているのですが。
それが中国の業者から入手しなければならないものの多くあります。




ホットストーンの利用での施術を考えてくれた先生に、
私が使ったホットストーンの優れものツールについて入手方法を問い合わせを受けました。

私は、、、
「そういえば、最近、在庫ありとネット上では公開されていても、実際は在庫がないという業者が増えているな。
 私のほうで、そこを確認してから教えようか」と考えて、業者に問い合わせメールをいくつか送りました。

ベン石の入手等で中国の業者とのやり取りを度重なってきていて、何度も手痛いことを体験してきた。
在庫や納期等を事前に問い合わせておいてからのほうが、その先生が迷わないで済むだろうと。

すると案の定、ショッピングページでは在庫ありだが、実際は在庫なしという回答が得られた。
ときどきこのひと手間をしないと、注文して数週間後、業者側から「在庫なし」ということで、
先方からのキャンセルとされてしまうことがでてくる。
すぐ教えてくれれば、他の業者を探して時間を節約できるのだが、緊急に必要なものだった場合には、泣きが入る。
そのようなことをよくする業者を、私は痛い目にあって、把握しているので。
調べておいてあげようと考えたのです。。。





そのような在庫なしの確認を取れた商品のひとつを挙げるとすれば。。。

キノコ型のベン石です。
キノコ型ベン石.jpg

サイズが大きく冷めづらく熱持ちがいい。
きのこの滑らかなかさの部分で、
滑らかでスムースな圧をかけやすい。
それは頭部のリリースを穏やかにするときに、
すばらしい成果をたたき出してくれるのです。

ベン石温熱器を持っていれば、そちらを使ったほうがパワフルですが、
それがなければ、このきのこの頭部分の滑らかさがある部分を使えば、
側頭部や頭頂部、特に顎関節症の方のケアにももってこいです。
顔のサイズも、こちらのツールを使えばかなりいともたやすく変えられるのです。


一側線.jpg

そしてキノコのかさの部分をかっさのように使えます!
私は脊柱起立筋の背骨の棘突起より数ミリ離れた部分、
(整体をしている私たちが一側線と呼ぶ部分です)
こちらを適切にリリースすることが、
これほどしやすいツールを知りません!

この一側線の硬さを検査し、
適切に凝りや緊張を見つけるのも難しく、
それと同時にリリースする技術も難しい。
一般の方では触っても、
ほぼ対処できない困難さです。
この一側線の凝りがあると脊椎の側弯や捻じれや前後屈などが改善できないんです。
つまり脊柱に直近にあって椎骨の並びの影響が非常に強く出るのが一側線です。

たとえば起立筋の太い全体をゴリゴリと解いて脊椎が延ばされたたつもりでも、
一側線を解かずにいれば早々に元通りにゆがむんですよね。
だから「起立筋を解いたんだけど・・・」と施術をする初学者の方がいたら、
この一側線を処理をごっそりと抜けているということもよくあることですし。
そして初学者の方だけでもなくて、棘突起に一側線のしこりがへばりついて、
凝りは冷えてしまってリリースが大変にしづらいのです。

無理して解こうとすると、どうなるか。。。
棘突起の骨を打ち砕くような、危険な圧になってしまうのです。
それがわかっているから、アプローチができないとあきらめる。

施術をするという依頼はしたが怪我をさせられたいわけではなく、
怪我を負わない範囲でのことをしてほしいというのがお客様の思いです。

それがホットストーンを使って起立筋部分を長時間にわたり温めておく。
するとこの一側線部分の解けづらく塊になった凝り部分も緩むんです。
そのうえでベン石のキノコ型のホットストーンを使えばリリースが叶うんです。


キノコ型のかさのヘリを立てて一側線に当て的確に部分を狙って解き進めます。
これがまた、不思議なほど力の出しやすい形状の構造だということに気づきました。



この部位を適切に解ける治療をすることは本当に困難さがあるものですから、
解けるかどうかという意識があまりない先生も多くいると、
他の先生と話をしていたことがあります。

だから極端な話、
この一側線を適切にしっかりと機能が回復できるほどに解いてもらえるだけでも、
遠方からその治療を受けに来ても、
患者様は元が取れると思うと二人でうなづいた覚えがあります。



一側線。
それが腰椎や頚椎のヘルニアや脊椎管狭窄症や側弯等の脊椎の並びの人には、
これらが解いて差し上げられるかどうかが、大きな次に進むカギになります。
それなのに一般の方々が一生懸命にアプローチをして解こうとしてみても、
本当に解けてないんですよ。
だから一進一退の攻防をし、
いずれは一側線の凝りの厚みが蓄積するので、
状態の悪化がなされて再発し続けてしまう。

そのような不都合な負のループを切ることができる。
ただすでに症状という状態の悪化した場合を解くのは技術的に高度なことで、
施術の専門家がなさってできることだと思います。

だったら、私がホットストーンを使って筋を的確にリリースをする特殊な手を使うのですが、
こちらの先生なら私と同じ手を使える方なのです。
じつに稀有な先生です。 ^-^


なのでホットストーンについて関心のある先生に、
絶賛でお勧めしたわけです。
ぜひ、そのような一側線リリースを、キノコ型ベン石でかなえていただき、
お客様に対して満足度をアップさせてほしいと思います。


なのに中国の業者では「在庫なし」。。。

コロナウイルスの影響のまえの春節の時期辺りから、
特にこのような状況が多くなってきているようです。





またホットストーンを使っておこなう施術について、
本当にセルフケアワークに役立てられるものなので。

施術業をなさっておられる方々にも、
効果的にメニューに取り入れられるものでしょう。

ぜひ多くの方々にそのことを知ってほしくて。
そのための企画を考えていたのです。。。

なのでキノコ型ベン石の大きなサイズのような、
ぜひとも勧めたいというグッズがあるものの。
中国の業者から経由するものは入手困難で勧めることができないというケースが多くて。
多くの人に目が触れる媒体で知らせるには紹介しづらい。

これが悔しいところですね。


posted by スズキ at 05:32| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

不景気の嵐が吹き荒れる今だからこそ、誰にでもやさしくわかるホットストーンセラピー入門講座のテキストがあればいいのにと思ってます。

時事ニュースに疎くなった私ですが、
久々に国会討論をNHKで見ました。

国が景気対策をするといいます。
緊急景気対策をするほど景気が悪化しているというと。



おそるおそる、今後の日本の不景気がどうなるのか。
心配になって、ネットで「不景気」と検索してみた。

すると以下のサイトがヒットしました。


不景気.com
https://www.fukeiki.com/



企業業績の悪化から、
ここ最近の国内の企業倒産やリストラなどの情報が。

最近、あまりテレビを見ない生活を続けていたため、

このような上場企業が
、、、今の時代は早期退職者を募るのか、、、。

頭がくらくらくらと、
心臓も動揺を隠せず。



今後の景気が思わしくないままが続けば、
不況に強い業種や、不況に弱い業種など、
差が開くことだろうと思いました。

整体院等の施術院関係は、
以前より利益の少ない業種の位置をキープしています。
それゆえ頑張る先生は経費削減意識も徹底しています。



ですがこれからの景気後退による動向からは、
費用が掛かる病院のような医療機関の受診も、
まして施術院に通うこともままならなくなる。

そのようなときが今後来る可能性もあります。

私や同業者の方々の生活を立ちいかせるため、
これから、さらにお客様にとって価値ある施術やサービスを提供すること。

自分にできることを最大限するしかないので、
やることをやった後は、大丈夫と信じていく。
それがベストだと思う。


病院・施術院に行かなくてもよくなるような、
「セルフケア能力」を個人個人が養うことが必要になります。


どんなときでも心身ともに健康的な生活を送りたいのは当然ですから。


そのような「セルフケア能力」を飛躍させる自己治療法として。

ホットストーン・セラピーは、
自分ひとりで石を手に入れて自宅で疲れた体や浄化すべき患部を癒すことができるものです。



去年の私は、徹底的にそれで自分のカラダのメンテナンスをしました。
施術院には結局通うことなく、自分を脈診で診てかなり重症でしたが、
どうにかこうにか、施術再開ができるまで、体を立て直せました。

(神様、ありがとうございます!)


脈診でいうところの、沈脈という病気が体の奥にまで入り込んで、
脈がしょっちゅう規則的に打つべきところが飛んでしまったり。
舌を診れば地図状の舌苔のはがれかたが、
消化器のきわめて異常な状態を表すほど。

自分で自分の状態が診れるというのも、
面白いものです。


私の好きなユダヤの格言集のようなタルムードという本には、
「他人の髪のチリはわかっても、自分の鼻の上にとまったハエは見えない」ということわざがあります。
他人の欠点はすぐ気づくが、己の欠点はわからない、あるいはみようとしないという意味です。


施術をしているものとして、自分の体を客観的に見つめる目もあるのですが、
本能的に状態がひどかったりするとそれを認めたくなくて見ようとしません。
見えていても、見えていないふりを無意識にするのです。


そんなずるいことも中医学診断を学びだして身に付く過程で許されなくなり、
自分の現状にも逃げないで見つめるマインドが養われていきました。

ちなみに病の位置を「病位」といいますが、
それが浅いときは「表にある」といい
それが深いときは「裏に入った」といいます。

私のカラダは、
ホットストーンセラピーをする前は、
着々と病位が深く入り「裏に突き進んで」いました。
心身ともに生きた心地はしておりませんでしたから。


ホットストーンを使わずにいたら、
おそらく今の私はないと思います。


それゆえに、
「ホットストーン、すばらしい!」といいたいのです。


そのようなホットストーンで救われたセルフヘルプをした体験者として、
ホットストーンを使ったセルフケア行動を多くの人がとりやすくなれば。

そのように願ってなりません。




ただ私のように自身でホットストーン用の石を、
100個ほども買い込んで、
自宅でそれを挑戦する人も少ないはずです。

だって、ホットストーン関連の情報があまりにも少なすぎますし。

ただ送られてきた石を目の前にして、
どのようにこれを使えばいいのかと。
マニュアルなど石に添付されているわけでもなくて。


書店に行ってみても個人で気軽に学んでやってみようと思える教材もなかった。
日本語の本とか、YouTube映像とかも。。。

ホットストーンセラピーを習えるのは、
女性のみという講座は見つかりますが、
男性の受講はお断りなんです。
ホットストーンセラピーを学ぶにも情報源がなくて。

結果的に、いまだに様々な形態のベン石のかっさやホットストーンなどを目の前にして、
「さぁさぁ、私ならこの形状の石、どう、つかう?!」
と、アイデアを多数出して変わった使い方をしていそうです。
施術の試行錯誤は、もともと慣れているので、
案外楽しくやっていますが。。。

どこかに効果的なホットストーンのやり方があるのにも関わらず、
初心者モードの試行錯誤をするということに、
こころのひらかない気持ちはありますが。。。

どうにかこうにかそれでやっていくなら、
ホットストーンを教える協会等で習えば、
部外秘の技術を得てしまって人に教えられないということもある。

そのような心配をすることのない、
創作ホットストーンセラピーをこさえています。



ただいまだにエステサロンがやるのがホットストーンセラピーだ、
という固定観念があったため手を出すことがなかった私が。
なぜ、「ホットストーンセラピー、お勧め!」というかが、
妙縁だと感じられてなりません。



私も「ベン石温熱器」を使った筋膜リリースを思い立って、
それが中国から数か月届かずに途方に暮れてしまったとき。

だったら手に入りやすい玄武岩で普通のホットストーンを勉強して、
ベン石が届いたときのノウハウを貯めようと思わなければ
ホットストーンセラピーが成立するほど玄武岩を大量買いしてませんでした。

ただ今考えるともしベン石温熱器が、スムースに手に入っていたら、
その機器を一機だけ使うのみの施術法をひたすら考えていたはずです。

それでは、去年の私のカラダの病が裏に入った状態は治せずにいたはずです。
明らかなるパワー不足でいたでしょう。。。



いまはコロナウイルスの拡散防止対策をする時期として、
やむを得ず休業しているのですが、
ホットストーンセラピーを自身に取り入れてなかったら。
いまだに去年の体調の悪さを引きずっていたか、
さらに悪化の一途をたどっていただろうと思う。



そのような体験をした私だからこそ。



『誰にでもやさしくわかる(ホットストーンセラピー入門講座)テキスト』
そういった教材があればいいのにと思ってます。

そのようなものができるように、私もがんばらねば!



ただ。休業でお客様の施術ができず臨床データが増えない。
臨床研究から勉強する分野の深さを決める私には。
それでは研究の伸びが大幅に制限されてしまう。
つらいです。

ホットストーンセラピーで、
「裏に入った邪気を、どのようにして浄化できる?」
という命題が解けるようにしていきたいのですが。



施術をせずにいたほうが私のカラダは楽ですが、
いまは、座学でとどまる時期じゃありません。

一日に一人のお客様のペースで施術回転ができれば、
半年で大化けする基礎データがたまると思いますが。

不況による集客状況と、
コロナウイルスを収束させるための施術休業が重なるとは。
とにもかくにも私らしいホットストーンセラピーづくりを、
どうにかこうにか推し進めていこうと思います。



皆様、ご協力のほどを、お願い申し上げます。
posted by スズキ at 18:46| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

272円のグリップ型ベン石を、ベン石入門として買ってみてもいいかも。。。

先日、同業のお世話になっている先生から、
「ベン石の握って施術ができる270円台のやつって、どこにあるの?」
という問い合わせを受けました。

2020年3月17日現在、
価格は272円!!

中国から来ますから納期がかかりますが、
驚きのリーズナブルな価格です。


Amazon経由で購入できます。
https://amzn.to/2U8xbU9


ベン石の握るやつ.jpg


Roman Center ウッドマッサージ棒 天然石 ストーンニードル鍼フットスティックボディマッサージスティック 指圧 リンパ かっさ


「ストーンニードル」というのが「ベン石」のことです。


<ストーンニードル>=<石でできた鍼>

これは古代中国では鉄やステンレスの鍼はなくて、
ベン石を針状にして皮膚刺激をしていたんだそうです。
それが当時のベン石の採掘場が枯渇してベン石がとれなくなったとき、
鉄等の別の素材を使ってベン石でおこなっていた皮膚刺激をしました。

そのような流れなんですよね。


またベン石を温めて皮膚に押し付けて温熱刺激を加えて邪気を浄化した様子も、
古代中国の遺跡の中から見つかっているのです。

ストーンニードルと同様に、ベン石が採掘できなくなったときに、
「じゃ、ベン石による温熱刺激以外のやり方はないか?」と試行錯誤の上、
中国の<お灸>ができたというのです。

鍼灸の歴史的な流れの源流に、
「ベン石」があるというのは興味深いと思います。


現代では新たにベン石の採掘場所が見つかったため、
再度ベン石を使ったマッサージツールが供給されているのです。

私は数年前に<ベン石>が「隕石由来の生成過程を経た石」と知り関心をもちました。
ただ当時はマッサージツールとしてベン石が手に入る環境ではなくて、
ベン石のサンプルが欲しかったもののあきらめていました。

それがベン石が、強力に血を浄化していく力を持つと中医学研究の過程で知りました。
邪気が瘀血(おけつ)として体内に溜まってしまうことで、病を得る仕組みがあります。
ベン石による患部へのアプローチ。
それは大きな邪気を浄化させるプロセスに貢献するのではないか?

当時はテキストや映像では見ても、自分での効果の実体験はありません。
未体験ゾーンでした。


やっぱりそのようなときは、
私も高価なベン石を中国業者経由で納期が長期待たされたり途中キャンセルにあったり、
さんざんな苦労をして、いきなり手に入れる前は、
安価なベン石を手に入れて自分の施術にいれられるかどうかを探りました。


そのような意味合いで、
まずはベン石を試したいという人にとって、
このツールは安価なものの最たるものです。
送料込みでこの値段ですから。^-^


人によっては、施術をする先生のスタイルによっては使えなさそうという人もいるはず。

それはなぜかというと、このような器具を使った丁寧でわかりやすい施術解説書がないんです。
買っても、他から学ぶことができずに、白紙の状態で使い方を工夫できないと使いきれません。


でも、、、272円なら、
究極、自分の足裏を押すための専用ツールにしてもいい値段でしょう。


ちなみに送ってくるときには、しっとりと上品な黒々した感じではないでしょう。
鼠色でうすら汚れた石という感じです。

それを観て「こんな粗悪品!」とAmazonのカスタマーレヴューで書き込みをしている人もいます。
ですがそれは間違いですね。

最高級のベン石ではないため、石のきめ細かさは最高級とは違います。
最高級のものは持った時の感触が違い肌に吸い付くような感触ですね。

ベン石にも松竹梅のような等級があるんです。
それはさすがに272円じゃ買えません。
「泗(し)濱(ひん)浮石(ふせき)」と呼ばれる高級なベン石は、
その数倍から数十倍の価格になります。
私が使っているベン石温熱器は「泗濱浮石」の高級な石を素材として使われています。
やはり熱の伝わり等が、等級が低いものとは比較にならないような気がします。



だからこちらのベン石は、
「ベン石ってどういうマッサージツールになるの?」というお試しをしたいとき。
いきなり高額なものを買うのもリスクがありすぎですから、
まずは安価なものを手にして感触を確かめてみるのもいい。
そのような位置づけて試していただければ、よいでしょう。



ただこちらのベン石も、そんなに悪くはないものです。

オイルマッサージをするときにオイルを吸ってしっとりしたり、
自分の肌を直接的にこすると不要な皮脂を吸収して黒くしっとりしたコンディションとなります。
滑らかさが変わっていくのです。



posted by スズキ at 14:49| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

ビワの葉エキスをホットストーンの熱源で体内に効率よく吸収させるには?


真剣に<<血液浄化に効くやり方>>を求めたいことがありました。

血液が濁れば、病へ移行しやすくなります。
そして体質は変わりづらく体調も好転しづらいのです。


それが血液がしっかり浄化されて後に、
脳内の血管を拡張して脳力を最大限発揮させるように、
アーユルヴェーダでブラフミーと呼ばれるゴツコラなどを摂ればよい。
この組み合わせにより自律神経の状態が効率的に改善しだす。
そうして自分の内部に出てきた病の部分を発見して、
改善を促せるようになっていきます。




「やはり血液浄化が、体質や体調を変えるためには必須だ」
と私は思います。
では、どのような「血液浄化法」があるのだろう?




そうして私の脳裏に真っ先に思い浮かぶのが「ビワの葉」。

施術法じゃないんだ、というのは肩透かしを食らった感じでしょうか。
すいません。 ^-^;




私の家の玄関の前の鉢植えに「ビワの木」が植えてあります。

もう8年ほど前になると思いますが、
義兄が癌で闘病していたとき。
義兄の体の回復を祈りつつビワを買って入院中の病院へいき、食べてもらいました。


そのときのビワの種を持ち帰り、
数か月間、波動療法でがんの状態を改善させるための周波数を浴びせ続けてから、
植木鉢へ種をまきました。
植えたが、丸一年、芽がでませんでした。
あきらめがつかない思いのまま。
ずっとその鉢植えをそのままにしていたら、
ついに、芽が出たのです。

そのときはうれしかったですね〜。

植木鉢が置いてあるところは、あまり日当たりがいいわけではないため、
大きさにして1メートルほどに、やっと育ってくれました。



いずれは大きな木になり、そのビワの葉を血液のデトックスのために活かしたい。
将来的に、そのようなケアにつなげたいと願っております。

いまでは自宅でビワを育てなくても、
ネットショッピングで容易にビワの葉も、種も、それらの加工品も手に入れることができます。
わざわざ自分で育てなくてもいいのです。
ですが日頃、水をやったり、害虫を取り除いたり世話をさせてもらったビワから葉をいただく。
そのようにしたほうが、自分にとってありがたさと愛情が増すような気がするのです。

長々と余談を話してしまいました。。。
申し訳ありません。





ビワの葉には、『 アミグダリン 』という成分が含まれ、
それが効率よく熱と同時に体内に送り込むことができれば、
アミグダリンは癌細胞も健康細胞にしてくれるほどの力で、
自然の恵みの尊さを教えてくれます。


ビワの葉には、
細胞に活力をあたえ、血液を浄化する強い働きがあります。


血液浄化の力が体質を変える力になると、
医師、ヒポクラテスはいいました。
血液が浄化されていれば健康になれると。


ビワの葉療法は、
お釈迦様がビワの葉を火であぶって患部に当て、
人々の病を治したという言い伝えもあります。
以来、ビワは万病によいとされているのです。



ビワの葉を活かした民間療法には、
ビワの葉温灸」があります。
ですが私が試したとき、
やけどもしましたし、
悲惨で大変な目にあいました。
やり方が下手だったんですね。

それもあってビワの葉の温灸は、
私にはトラウマになりました。^-^;




東城百合子著【自然療法】ではビワの葉温灸以外にも、
ビワ葉こんにゃく療法」が紹介されています。

こんにゃくを温めて湿性の高い熱がよく皮下まで届く熱源として使い、
ビワの葉の養分を体内へと浸透させる療法です。


そのときにシップをする場所とシップの種類。

ホットストーンでビワの葉エキスを加熱.jpg

【うつ伏せで背中側から】
・左右の腎臓を背中から温シップ。(温シップ30分、冷シップ1分)
・両足裏を背中側から温シップ。(温シップ30分、冷シップ1分)

【仰向けで体の前面から】

肝臓を仰向けで温シップ。(温シップ30分、冷シップ1分)
・症状がひどいときに脾臓は仰向けで冷たいこんにゃくを使って冷シップ。(冷シップ10分)
 (脾臓は、冷やしたほうが機能が活性化するという珍しい臓器)

病気のときは、腎臓や肝臓が浄化槽の役割をしてくれます。
それらの臓器により毒素を体外に排泄してくれるのです。
そして毒素が血のなかから抜け出していきます。
そうして血液が浄化されやすくなるよう工夫するのです。



こんにゃくシップによりビワの葉のアミグダリンを体内に送り込み、
細胞を活性化させて、血液を浄化させる。

自然療法の本の通りにこんにゃくを使うことが安全性や快適性、そしてやりやすさの点から正解だと思うのですが、
温める熱源をこんにゃくではなくホットストーンで置き換えて、それによりさらなる成果が出せるようにできないか?

そのような命題で、実験をしています。


ホットストーンを使って、それをビワの葉のアミグダリンを体内に送り込む熱源とすると、
こんにゃくを使ったシップとは大きな違いが表れてしまいます。

それはこんにゃくを使うことでフィット感が高まりますし、
それ以上に湿性の熱源からは、
乾燥した熱源を皮膚に当てる以上に熱の伝導率がよくなる。

こんにゃくを使わないで、代わりにホットストーンで体内にビワの葉の養分を吸収させるには、
乾燥した状態では絶望的。


ビワの葉エキス」というビワの葉をアルコール等に付け込んでビワの葉の養分を抽出したエキスを、
脱脂綿やガーゼにしみこませて患部につけ、
その上に人肌よりも5〜10度ほど高い温度設定にしたホットストーンを置く。

ビワの葉をエキス抽出した液体が、
こんにゃくを使うことなく体内に熱が伝導させる湿性のある熱源となっていく。
毛穴を通して体内にビワの葉エキスが、ホットストーンの熱により送り込まれるのです。
肝臓、腎臓を温めて血行を促すと疲労の元となるものが取れて新陳代謝を盛んにします。
これで体が楽になるのです。
血行が改善するため、体内にそこここにできた凝りが熱い血液が行き届いて溶かされて、
どうしてもとれなかった疲れが抜けていくようになります。


なぜシップという体内への取り込み方法を使うかというと。
飲食により消化管を通すならば消化吸収で血液へ届く量が減じられるが、
シップではダイレクトに血中にビワの葉エキスを送ることができます。

毛穴を通して体内へと取り込むことで、
体内に影響を与える率が多くなります。




現在、ビワの葉エキスを使ったシップをするのに良好な熱源となるホットストーンの材質はなにか?
ということを調べています。

玄武岩か、
ベン石か、
ネフライトか。


という三択問題という少ない選択肢で、
どれが絶対的によりよいかという数値が出たわけではありませんが。

個人的な当ててみた感じでは、
ネフライトとベン石が同程度の良好さがありますが、
もっているそれらの石の形状が小さいなどの問題が。
ちなみにネフライトは神経系に訴えかけてくるため、
凝りの解放が起きた反応の痙攣が起きやすく感じる。
そのため人により目に付くような変化が実感できる。
ベン石にもは興奮し痛みを作り出す神経状態を癒し、
熱さの質が人体にフィットして受け付けやすくある。


玄武岩は、マグマ由来の石で、
シンプルな保温力は実感できて温まれるものの、
ベン石やネフライトを使って温めたときよりも
好転する反応は少ないような気がしました。
でも手持ちの玄武岩では、ラージサイズがあり、
こちらのサイズなら肝臓や腎臓にフィットする。


ということでどのようなホットストーンで加熱すればよいか。
「帯に短し襷に長し」で、ちょうどというものが見つかりませんが。

いずれ、ネフライトかベン石でラージサイズが手に入れば、
肝臓や腎臓、脾臓にフィットしうれしいことになるだろう。
そのように期待しています。

おそらく「ネフライト」のいいものが手に入れば、
それが最もこの課題に対して、
良好な結果を生み出せるでしょう。
でも、手ごろなものが見つからなくて。。。





posted by スズキ at 01:43| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月08日

ホットストーン枕を自作してトライしてみました!首凝りと肩こり、半減し、いい感じに緩みますね

頚椎の柔軟性をあげることは、
自律神経系の改善の要となります。

つまり全身的な

私は持ってないグッズですが、フィンランドで採れる特殊なソープストーンという吸熱性と保熱性に富んだ石で、
首枕に使えるものが発売されています。


楽天のソープストーンを販売しているサイト
https://item.rakuten.co.jp/aquaprimo/huk-smn/


興味はある。。。



最近では他にも、
遠赤外線効果が豊富な黄土が入った電子レンジで温めるだけで
90分も加熱できるすぐれた肩用の温熱パッド
が売っています。

こちらは工夫次第で首も温められますよね。


7ウェルネ 黄土 ホットクールパック 肩用



が、出費と収入源が重なって痛い昨今。
買い控えするしかありません。





そこでいつものように自作で手持ちのホットストーンを工夫して、
それらしいものを作ってみました。

試作です。


ホットストーン枕2.jpg

ネフライトが緑色の石。
黒が玄武岩です。

黒い玄武岩は
8センチ×6センチの楕円を両サイドに4つずつの計8つと、
8センチの円形を首に当たる部分として4つ。

三日月型の玄武岩の連なりの上にあるものは、
ネフライトで後頭部のカーブに沿っています。
ちょうどおさまりのいい形状です。

三日月型の玄武岩の連なりの下にあるものは、
第七頚椎あたりがあたるように設置しました。





ここまでの設定で、試してもよいと思いましたが。。。
蛇足的な実験も付け加えました。
最近。
左側の上部胸椎の深層に何か強烈な課題があるのだと
リアルに感じ取れることが多くなってきました。


それで私の左側の肩甲骨と胸椎の間に当たるように設置したネフライトの楕円を置いたのです。

最近、人体は左側の胸郭内に想像以上のダメージを蓄積していることに気づいて。
その部位に特別な刺激をあたえようと考えて設置したものです。
ちなみに背中側のこのネフライトと私の胴体をはさんだ前側の胸側に2つの石を設置。
それは左側胸鎖関節の直下です。
これで胴体の背中側の熱源と前胸部の熱源の挟み撃ちで、
深部までの熱が通りやすくするという考えになります。


左側の胸椎脇につよい詰まりを人体は作りやすいのでは?」というのは
推測の域にしか達しておりません。。。

ただ脈診を多くのお客様にさせていただくと、
圧倒的に左側が弱い方が大多数です。
反対の右側が脈圧が弱かった人は「0」です。

なぜ、心臓から近い左手側が脈圧が、
こうも極端に弱くなってしまうのだろう?
脈診に詳しい先生に聞いたことがありますが、
個性だということでそれ以上の答えはなかった。

そして左側の脈が極端に弱い方は、
大病になりやすいのではないか?

それは私の母の脈が左が弱かったからということで、
去年の私自身の後遺症が残っているからかもしれませんが。
おそらく左手に血液を送る通路は確実に圧迫されやすい構造を、
人体は器質的に持っているのではないか?
特にそれは右利きの人に限ってだろうか?

そのようなことを想像しながら、
いまは多くのお客様の、そのときの脈を見せていただいて、
橈骨動脈の脈管の状態や気血の流れの様子をみております。

そのうえでの推測ですが、
頚椎第一が詰まっているというのは自律神経の異常を引き起こす引き金としては
非常にわかりやすい顕著な症状ですが、
同時に上部胸椎の左側の一側線辺りに徹底して注熱できて、
心臓や胸腺部分の動きを改善させるようにその周囲の凝りをホットストーンで加熱する。
そうして左側上部胸椎(下部頚椎を一部含む)の詰まる原因になる委縮し凝った組織を緩めて、
なんらかの体質にまでかかわるる改善が得られるかもしれないと考えてやってみました。

後頭部と頚椎の温めにより頚椎第一のリリースをすると同時に、
左側胸椎の一側線部位を加熱することで、調和的に上半身のコリが減少するのではと思い立ちました。
それと同時に左右の脈圧が整いだすことを観て、カラダが安定しだしたといえるのかもしれません。

ちなみに気血の流れは一致するので、脈圧が足らない、脈管が細く張りがちっともない状態は、
血が足らないだけではなく、気が届いてもいないということを表しています。
気が届かなくなるところは、察するに神経系の系統が一部鈍くなる傾向があります。

だったら、、、どうにか左側の気血を増やすために、筋膜リリースの手でもなにかできないか?

そのようなアイデアを持っておこなった実験です。






【 60分:やってみた感想 】

・頚椎全体が上下に自然にかなり伸びた感じ。(5時間経過後も調子いいです)

・頚椎や肩、胸肋関節、胸鎖関節などの関節が、
 やってみて終わった後に伸びをちょっとしただけで
 パキパキと音を立てて解放されるのがわかった。
 肩や首、特に首と頭の付け根の大事なところが緩んだのがわかる。

・左側胸鎖関節下にホットストーンを設置したときに熱さを強く感じました。
 この部位が特段の冷えがあることがわかりました。

・左側肩甲骨と胸椎の間の奥には、熱が与えられた感触で右側にはない詰まりがあることがわかりました。
 それも相当の深部であってなかなか表面上からは見て取れない部分です。


一回だけやっただけでは、
成果はこの程度でしたが。

セッティングが面倒なんですが。
そこをこらえて面倒に思わず、
定期的にやってみたらどうなるか。

1週間ごとに試してみるというのがいいのだろうと思います。


さすがにお客様への施術では、この設定でやっていくのは大掛かり過ぎて困難です。

でも、もし興味を持った方がおられればAmazonでホットストーンを買い集めてトライしてみてください!
ホットストーンの半端ない熱量がカラダの奥の冷たくなった部分を温めてくれます。

posted by スズキ at 16:52| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月07日

テンセグリティの崩れがヘルニアに転化するの?

たまたま私がお世話になっているお店で、
「椎間板ヘルニアの手術後に、再び坐骨神経痛がでてきて」
という方のお話を聞きました。

手術後にすっきりした感じが続く人と、
再び以前の状態へと戻ろうと体がしている感じが伝わる人と、
大まかにわかれるといいます。

前者であったならばほっと一息がつけるところですが、
後者では、だんぜん素早く手を打つことがお勧めです。



後者の方で、
自身の「テンセグリティ構造」が乱されやすい緊張した姿勢での仕事をなさっているときは、特にでしょう。





テンセグリティ(tensegrity)とは、バックミンスター・フラーにより提唱された概念で、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語。


そして体は、骨と軟部組織によるテンセグリティ構造により作られています。

どういうことかというと、、、。

正方形の立体が硬質な物質でつくられていたならば、
押してみても動けないんですけど

骨組みだけでの立体構成では動かない.jpg


下図のゴムと棒でできた立体構造(テンセグリティ)は、
押してみたらつぶれるようにひしゃげるよう形を変えて動き、
手を離せば元通りの状態に戻るようになっています。

テンセグリティ構造なカラダ.jpg


人体が平面的ではなく全身を通して立体化しているのは、
骨が棒で、筋肉・靭帯など軟部組織が張力をもつゴムと考えてください。

人体が形を自在に変えても、緊張を解けば元通りの状態に戻れるのは、
このテンセグリティ構造でできているおかげなのです。




それがいつのまにか筋肉や靭帯などの軟部組織の緊張がほどけない状態の部分が一部でも生じたとすると。。。

そうすると、体全体がゆがみやひしゃいだ状態というままになってしまうのです。
そこからは、ぎくしゃくと元通りに戻ろうとしても戻れないおさまりの悪さが感じられるでしょう。

それは、カラダの一部の張力が狂うだけで、他の全体の張力バランスが崩れてしまっているという、
かならず広域へと影響がおよぶというものです。


その張力を絶妙な感じで異常をきたさせるのが、
そう、
「筋膜の癒着」ですね。

この筋膜の癒着部分がひとつやふたつでも、
自分自身ではそれを追って観察していくのは大変です。


カラダのプロでも大変なんです。


すでに症状としてヘルニアや側弯症などが現れていたとすれば、
筋膜の癒着個所はひとケタで収まる数ではないため、
「どれをどういった手順でどの程度ずつ解いていけばいいか?」
などの、
全体のリリースをしたのちの落としどころをみて解き進みます。
ヘルニアや側弯症が発症していた方は、
もともとの筋肉の状態はやわらかめの方です。
意外と思われそうですが、実際にはそうです。

もともとの筋肉が速攻で石のように固まるタイプの人は、
腰痛になれども椎間板ヘルニアや側弯になる前に、
自前の強固なコルセットをカラダに仕込んでいて。
そちらを機能させるという荒業をつかっています。
それによりテンセグリティ構造の弾性力をもつものを固形化へ。

もちろん固形化した状態は、
血行不良・リンパの詰まりや運動機能低下を引き起こします。
決して理想形ではないということはわかってください。




椎間板ヘルニアになる方や側弯症がある方は、
寝ているときに体内に仕込もうとしたコルセットがゆるめられ、
一部の動作をしたり体を支える際にもっとも負担がかかってしまう寝ても緩まなかったしこり部分だけが残ります。
そしてそのようなしこり部分は蓄積されていくに対して、
他の日々寝れば緩むといった筋肉部分はゆるっとしている。

そうなると、柔軟な筋肉部分のなかに、一部分だけ非常に強固な緊張した筋が体内に存在し始めるのです。


するとどうなるか?


ずるずると柔軟な筋組織関連の部位を、強固に硬く緊張した部分が自分のほうへと手繰り寄せるのですね。
その力は柔軟性の強弱のコントラストが大きければ大きいほど影響が顕著に表れてきます。
その傾向が強くなっていくことで椎間板ヘルニア等の問題が生じだします。

つまりテンセグリティの張力のゴムが、最初はみな同じな弾性力だったが、
いつしか一部のゴムだけが緊縮しがちとなって、
他の全体のパーツに影響を与えてひしゃいだ状態になるのと同じことです。



そうなると、柔軟性の高い部分をさらに解きますと、
この場合は、ヘルニア等の症状が重くなったりします。
側弯症も、そう。
解くべきところと、解かない部分を分別していくこと。


半年以上続く慢性的な腰痛や首の痛みなどがある方の場合には、
すでに深層筋部分までしこりが入り込んでいるケースが多くて、
表層筋や中層まではさくさく解いたとしても、
その奥の深層をどう読んで解いていくか。
立体構造体としての再構築の段階です。


そこの経験値が高いかどうかが施術をする人の腕なのでしょうか。


その判断が未熟なままでやってしまった解き方では、
ときとしてその部分を解いたらかえって全体のバランスが一気に崩れてしまうようなこととなり、
ときには腰や首などの部分にかえってさらなる負担をしいさせてギックリ腰やぎっくり首になる。
そうなると、それは好転反応ではなくて、さらにもうひとつゆがみのパターンを増やす結果へ。

私自身も、最初から100%見抜けるわけではありません。
手探り状態で、小さく試し、手を加えて、
その結果から推理して徐々に状態を見極めるようにしていきます。
余裕なき、ギックリ腰にさせないように緊張しながらの施術です。





そしてもうひとつ、
厄介といわれればその通りのことですが。。。


上図のテンセグリティ構造のボールは、
押して放てば元通りに素直に戻ります。

ですが人体は、ちょっと様子が異なります。

常日頃からの緊張して固まっているパターン姿勢、というものを持っていたならば、
そちらへ戻っていってしまうのです。
それは脳の中での恒常的にいつもの状態に戻そうとする作業でもあり、
それがすぎれば運動神経系へ器質的な刷り込みとなってしまっていて。


神様が用意してくれた私どもの自然体とは異なるパターン姿勢に戻る。


その傾向が強い人ほど、椎間板ヘルニアや側弯傾向の再発がなされやすいようです。


そうなるとフェルデンクライスメソッドのような、
本来的にはどのように体を動かすと機能的に操作できるかを経験できるようにして、
身体操作法の研究をしてみる必要が出てきます。

そこをしっかりと対処しておけば、比較的再発が起きないし、
それ以上に、以前のつらかったカラダの状態から抜け出せて、
気持ちよく機能できる自分本来のテンセグリティ構造になる。






8年以上前のことですが。
以前、私のところへお越しいただいていた医療関係のお仕事をしていたお客様で、
記憶では6回ほどのヘルニアの手術をしておられた方がいます。
手術後の跡もみせていただきました。
その方のお姉さまは、アメリカでのプロフェッショナルなダンサー。
柔軟な体で、そのお客様も以前は非常に柔軟だったのだろうと思います。

ただ手術が繰り返されるうちに、手術後の部位がケロイド状になり、
筋膜も切られているため張りとしての機能ができない状態になって。
テンセグリティ構造が、体内の奥でしきりにアンバランスを訴えて、
どこに行けば落としどころがいいかがわからなくなってしまいます。
カラダの柔軟度がある方は、このもどかしさ、歯がゆさは常に頭を騒がせて、
物事への集中力を削ぐような作用が出てきます。





今はそのお客様とのご縁は遠のいておりますが、
今の私がそのお客様と接する機会があれば、
手術後にケロイド状になってしまった組織は、
玄武岩ではなくベン石かネフライトをホットストーンとして使って温めれば、
柔軟性は取り戻しやすくなっているのではないかと思います。

体内奥の1.5インチまで届く遠赤外線効果を、
もうちょっと奥まらせるために、
適した表現ではありませんがマンモグラフィーの撮影のように
患部をホットストーンで挟み込んでつまむことで熱を通すので。

やられているときは、ちょっとむぎゅむぎゅとされる不快感はあるでしょう。
ですが5分以上ケロイド状になった個所にベン石かネフライトで加熱すると、
体内の硬化して引き連れたケロイドが緩むような人が数名出ておりまして。


ケロイド状の手術後の状態を解くとき。
・ネフライトのホットストーンのほうが、
熱は、ツーンと鋭く入る感じかもしれません。
ケロイドの患部に接触させて設置したままにしておくと緩みます。
・ベン石のホットストーンのほうは、
熱は、じわじわと。熱いけど耐えやすいかもしれません。
ケロイド患部に接してこするようにするとリリースしやすいです。

これは他の手術痕がある方でも、
自宅でベン石等の石を用意して湯煎してケロイド個所をアプローチしていただければ、
テンセグリティの状態に戻りやすくなってくれる成果を期待できるかもしれません。

ちょっと関心ありという人は、
ぜひ、トライしてみてください。

またお客様の中で、この部分のケロイドをどうにかしたいと考えておられる方がいれば、
まだ試行錯誤の段階ですが、
ぜひ、お声がけしてください。
少しでも改善していただけるようベストを尽くします!





当時の私には、お客様が満足が行く対応をすることができていませんでした。。。

そのお客様と手術前に出会えたならばと思っても、
それは現状、意味のないことです。。。

ただそれからヘルニアの手術をして再発しそうな兆候をお聞きすると、
なりふり構わず、「ぜひ、早く手を打ってほしい!!!」と口走ってしまうようになりました。 
posted by スズキ at 15:52| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月05日

ベン石のグリップ型2つを合わせて首の凝りのリリースがさらに改善!

最近、雨降ったり晴天だったりと、天候の変動が激しく、
私も風邪気味になりました。

完全な風邪というわけではないのですが、
これは無理をするとこじらせるようだと。

数日間、自宅でおとなしくしていました。

皆様は、大丈夫でしたか?


自宅で、なにをしていたかというと、
ベン石や玄武岩、ネフライトなどの様々な形状のものから、
どのようにこれを使えばいいのか?という使い道研究です。


50種類ものさまざまな形状の石を集めました。

ちなみに私が利用しているホットストーンの一部は下記に掲載
http://onwa.client.jp/pc/hotstone.html


ただそれぞれをどのように使えばいいのかはわかりません。。。
解説書もないしネット上に、使用方法は解説されてませんから。

買った後に、自分で使い方を発想して編み出す必要があります。
自分の施術の仕事に対して、どのような課題があるか次第です。



たとえば「グリップ式のベン石」。

これ、Amazonで272円。
機能的なものであるにもかかわらず、
お安いもので、ついつい5本も多量買いしました。




L字型の形状を活かすことで、
狭い部分へのてこによる圧を取り出せる。



ただし首の筋肉がことのほか硬くなると、
グリップ型が一個では対抗できないので。。。

グリップ型を2個を銅テープで固定して、
温めてみました。^-^

ベン石グリップ.jpg


そうすると画期的に私の仕事では使い勝手がよくなりました。

・保温性が長くなり冷めづらい、
・重さが倍になり力の作用も強まる
・握る際にさらに握りやすくなる
・フラットな面が線的ではなくなり、
 2本線的になり圧のかかり感が修正できる
 (体内への圧がスムースにはいるということ)
・肩甲骨と肩甲骨の間などの菱形筋などに圧をかけるときに握りやすく便利


日頃、このしづらい施術上の作業をすーっとスムースに、
カンタンそうにできるようにするためには?
という視点でものが見れていなければ発想できません。


「こんな狭いところをどうやって解くの?」というものや、
「こんなに硬い部分をどうやって解くの?」というものなど。

そういった苦しいときに、
ホットストーンにお願いすれば。

工夫次第で、こともなげに解けるように変わっていくことが。
多種多様なホットストーンの形状があってこそ、
作られるワークセッションなのです。
posted by スズキ at 11:21| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする