2025年01月06日
中国本場の砭石温熱器教則映像をご紹介
50度ほどと患部に合わせた加熱をしたホットストーンセラピーは、
ハンドマッサージの倍から5倍ほど体内にあるコリを緩めてくれる。
そうしたホットストーンセラピーが行いやすくなったツールとして、
【砭石温熱器】があります。
砭石にも等級があり、泗濱浮石と呼ばれる希少な上級品質のものが、
ホットストーンセラピーに最適です。
遠赤外線を豊富に発してコリを緩めるときの熱の均一性、
皮膚に当てたときのなめらかさ、
砭石自体が持つ適切な重みなど。
理想的ですよね。
だからこそ、ことのほか速攻で充実した改善を示すプロツールなのです。
実施にはどのように砭石温熱器は使われているのか。
基本的な砭石の用い方は(砭法)といわれ規定され、
そちらを順次応用することもできます。
私の砭石温熱器のもちいかたは、筋膜リリースを前提に体内内部を整えるよう、
ずり圧やムーブなどといった特別な一般的な砭石温熱器の使い方とはだいぶん異なる手法でもちいています。
筋膜リリースに最適化させた使い方です。
では中国本場では、砭石温熱器を、どのようにもちいているのでしょうか?
ひとつは、中国本番ではかっさとして用いることもあります。
瘀血の溜まった患部をこすることで、瘀血を皮膚表層に浮かび上がらせるようにすることがあります。
本来、筋膜リリースをかなえるには、筋膜と筋膜の間に蓄積した瘀血(筋膜にまぶされた潤滑油が老廃物化した状態)を除去することは、患部の筋膜に新たなる潤滑油に代謝させるためには必須でしょう。
中国本場では砭石温熱器は、どう利用するか。
YouTube上で教則ビデオが紹介されていました。
砭石温熱器の情報が少ない日本では、
たいへんに貴重でありがたい資料となります。
もし関心ある方がおられましたら、
お時間があるときに御覧ください。
御阳罐调理步骤 (国语)
https://youtu.be/xIA_wYMguow?si=jIv5vbmr6wvFw11q
2024年11月18日
腎には精が貯蔵される。夜の時間帯に及ぶハードワークは腎を壊して健康を損ねやすくなりますから、注意が必要
ここからは中医学でのお話です。
腎には、骨や骨髄・脳髄・褐色脂肪細胞などのエネルギーが大量に凝集されたものが貯蔵されます。
精力的という表現も使いますが、これはまさに腎が活性してかなうことです。
父母から誕生時にいただく先天的なエネルギーを腎陽、
飲食物を源として後天的に蓄えるエネルギーを腎陰と申します。
基本的に、腎陽は増えません。
加齢するにつれて徐々に消耗して使い切られていきます。
夜ふかしをせず、体力の限界まで身体を酷使したりしないことです。
この体の限界まで酷使しないというのは、スポーツのみに限ったことではありません。
過労蓄積となるデスクワークも同様です。
夜ふかしはダメというのは、夜の時間帯に、人は体内に陽気を貯めます。
陽気が腎の活性に関係し、夜ふかしすると陽気がためられずに短命を招くことも。。。
腎陽は増やせませんが、腎陰は補強できますので、
夜ふかしや、過度な運動やハードワーク、そして過度な房事は避けましょう。
腎を活性させるメメ類や穀物類などの食物をいただきましょう。
腎は体を冷やすことで働きが大幅低下することが知られています。
身体や特に腎臓のあるところは冷やさないよう心がけましょう。
腎には意志の志が宿ると言われ、
腎虚の方は、大いなる野心を失い、記憶力の低下にもつながります。
腎の生理的機能の低下から耳に関する聴力に難聴や耳鳴りなどに問題が起きやすく、
精が減退することで生殖能力が低下していく。
そして二陰とされる尿道や肛門の収縮の機能を発揮するのも腎。
だから腎にトラブルがあれば尿もれが起きやすくなってしまいます。
個人的な話ですが私は先天的に腎陽が少ない腎虚体質です。
子供の頃から、ひょろひょろで体力なく体調不良から、
小中学校では年間で1ヶ月は学校を休んで熱を出して寝込んできました。
もろに重篤な腎虚体質を地で行ってました。
ただ施術の仕事を始めるようになり、
骨で身体を操作することの大切さを知りました。
あとから知ったことですが骨が合理的に使えると、
腎が強まるんです。
それによりおかげさまで、いまはそこそこ元気です。。
ただしハードワークがかさむと腎を損ない、
強い腎虚状態に至ります。
ガリガリに痩せてしまい、顕著に生命力を失い出すこととなる。
そうなると7年前までは、施術の師匠から、
「鈴木君、そんな働き方してたら死んじゃうからだめだ」と、
涙を流して訴えてくれたことを思い起こします。
感謝でしかありません。。
若くても老いても仕事が忙しいことで、
腎陽の節約生活が送れずに、
腎陰の貯蓄ができづらい生活なら誰もが腎虚に陥ります。
そして腎虚では冬の時期、陽気がためづらい時期であり、
体調を深刻なレベルで崩しやすくなります。
お客様の中に、
お仕事上のお話の概要を伺えば、
過酷な仕事をしている方が数名おられるようです。
私からは大変ですねというところで声がけが留まります。
ただ腎陰虚が進行し過ぎると、
健康体を取り戻すまで難儀な場合がでてきますし、
今後、どのようなお声がけが良いものか。
個別具体で思案中です。
私の施術の師匠がなさった涙を流してだめということは、
私のキャラクターではできかねますので。
ただ腎虚を過ぎて子午流注でみる
胆や肝にまで影響が及べば取り返しがつかないこととなります。。。
食養生では補腎に枸杞子など勧められるものの、
個人的に大量購入して食べ続けるも、
期待値を上回る成果は感じませんでした。
他、数種の腎を益する食材を取るよう心がけたが、
なかなか難しくて。。。。。
で、変わって。
私の得意ジャンルのホットストーンを使って
腎をアクティベートするよう試みております。
腎が機能を低下させた状態を活性させるものとして、
腎に直接的に熱すぎないほどの熱を与えることが勧められます。
そうすることでアクティベートしてくれるのです。
そして最近研究しているのは、
砭石には黒色と茶色の別があるのですが、
黒色の四濱浮石(しひんふせき)という砭石を腎に当てますと、
20ほどの鉱石で試したなかでもっとも腎を癒やしてくれます。
くっきりとした腎の状態変化を実感できたのは、興奮しました。
(試したのは、玄武岩、ネフライト、滑石、黒曜石、翡翠、
伊勢ごろた、テラヘルツ、シュンガイト、その他です。
主に黒色が腎を補するため黒色の石が成績がいいです)
私自身が砭石を背中側から腎臓の位置に固定し長時間過ごすことで
どのような変化が私に起きるだろうか試してみようと考えています。
長期実験を経て成績が私の想定どおりであれば、
該当するお客様に勧められると思います。
ただサイズ感がマッチした四濱浮石が5000円前後するので、
実行するかどうかはお客様のご判断をとなるでしょう。
2024年10月31日
砭石を美容につかってみよう!
お顔のそばかすや、くま、くすみ、しわ。
気になりだしたらどうしましょう?
美顔鍼の鍼を刺すのは怖いけど、
経穴をしっかりアプローチして、東洋医学の恩恵は受けたい!
中国伝統の自分で手軽にできて効果絶大な砭石を使ったケア方法があります。
私は中国のホームページから知ったのですが、
やり方をお客様に伝えやっていただいたことがあります。
実際1ヶ月間やってみた方から、
「やってみたら大違い!驚いたわよ!!」と大絶賛。
確かにお見受けするお顔がすっきり。
顔が整えられたことで小顔効果も感じました。

(砭石図)

(経絡人形の顔:中国語表記でごめんなさい!!)
ステップ 1【ビューティーポイント押し】:
まず、ペン型砭石の丸いヘッドを使用して、顔の美容に関係する経穴をツボ押しします。
まず経穴を押すことで、顔の経絡の気の流れをスムーズにします。
圧するポイントは 「晴明」と「攅竹」、「陽白」、「絲竹空」、「瞳子髎」、「四白」、「地倉」、「迎香」、「承漿」などのビューティーアップポイント。
各ツボを1〜2分間、ペン型砭石で揉みほぐしてください。
次に、本体の側面を使って額の中央から髪の生え際に向かって左右10回ずつ、左、右の順に軽擦します。
ステップ 2:【ホットストーン法・クールストーン法】
8 〜 10 個のこぶりな砭石(冷湿布または温湿布) を顔に約 20 分間塗布し、
砭石美容トリートメントのプロセス全体が完了します。
注:
美容に使用される砭石は、ホット法とコールド法に分けられます。
一般的にそばかすやクマ、肌のつややハリが失われくすんだ肌の人にはホット法が適しています。
(砭石を熱湯に数分間浸すだけです。水の温度は手に触れられないほどの熱さではありません)
冷却方法は一般的に、しわを減らし、毛穴を縮小し、ニキビに悩む人々に使用されます
(砭石を氷水に数分間浸すだけです)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Q&A
Q 砭石以外の石で代用してもいいのですか?
A 砭石以外の石では砭石ほどの美容効果が得られません。
それは砭石が特別な肌にいい効果を得られることは科学的検証されております。
(肌に触れたときの遠赤外線効果や超音波効果、人体に含まれる微量元素と同じ微量元素が人体と同じ配分で含まれることによる共振周波効果などのデータが数値的に調査検証されています)
気になりだしたらどうしましょう?
美顔鍼の鍼を刺すのは怖いけど、
経穴をしっかりアプローチして、東洋医学の恩恵は受けたい!
中国伝統の自分で手軽にできて効果絶大な砭石を使ったケア方法があります。
私は中国のホームページから知ったのですが、
やり方をお客様に伝えやっていただいたことがあります。
実際1ヶ月間やってみた方から、
「やってみたら大違い!驚いたわよ!!」と大絶賛。
確かにお見受けするお顔がすっきり。
顔が整えられたことで小顔効果も感じました。

(砭石図)

(経絡人形の顔:中国語表記でごめんなさい!!)
ステップ 1【ビューティーポイント押し】:
まず、ペン型砭石の丸いヘッドを使用して、顔の美容に関係する経穴をツボ押しします。
まず経穴を押すことで、顔の経絡の気の流れをスムーズにします。
圧するポイントは 「晴明」と「攅竹」、「陽白」、「絲竹空」、「瞳子髎」、「四白」、「地倉」、「迎香」、「承漿」などのビューティーアップポイント。
各ツボを1〜2分間、ペン型砭石で揉みほぐしてください。
次に、本体の側面を使って額の中央から髪の生え際に向かって左右10回ずつ、左、右の順に軽擦します。
ステップ 2:【ホットストーン法・クールストーン法】
8 〜 10 個のこぶりな砭石(冷湿布または温湿布) を顔に約 20 分間塗布し、
砭石美容トリートメントのプロセス全体が完了します。
注:
美容に使用される砭石は、ホット法とコールド法に分けられます。
一般的にそばかすやクマ、肌のつややハリが失われくすんだ肌の人にはホット法が適しています。
(砭石を熱湯に数分間浸すだけです。水の温度は手に触れられないほどの熱さではありません)
冷却方法は一般的に、しわを減らし、毛穴を縮小し、ニキビに悩む人々に使用されます
(砭石を氷水に数分間浸すだけです)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Q&A
Q 砭石以外の石で代用してもいいのですか?
A 砭石以外の石では砭石ほどの美容効果が得られません。
それは砭石が特別な肌にいい効果を得られることは科学的検証されております。
(肌に触れたときの遠赤外線効果や超音波効果、人体に含まれる微量元素と同じ微量元素が人体と同じ配分で含まれることによる共振周波効果などのデータが数値的に調査検証されています)
2024年04月12日
頭痛で苦しんでいた施術者の応急ケア、足裏へ砭石編
ちょっと汎用性の薄い状況の対処法ですが、
整体の施術で気の移動を持って治療をする人がいます。
施術をする術者の手が患者様の邪気を吸い取り、そうした邪気を足裏から地球へと返すというやり方です。
体調万全のときはある程度の邪気が強いものの治療も対応できても、
術者だって人の子です。
体調が100%のままではいられない精神状態のときもあります。
彼のお父様が他界なされて数日後のときでした。
いきなり彼から死にそうな苦しみの声が電話口から聞こえてきて驚いたのですが、
お父様が他界なさられた心痛のなされる事情なのだと思いました。
でもそれは内容を聞くとちょっとかすったぐらいの正解でした。
彼は数日後、身内の他界という心痛があって精神的に落ちていたものの、
相当内臓臓器にひどい状態であるお客様の予約をキャンセルせずに受けたそうです。
本当は休むのが正解だったと自戒しておられましたが、
責任感が強い人ですから患者様のことを優先したのです。
すると手から吸収した患者様の強烈に身体深部を凍りつかせる邪気が多量に侵入し、
それをいつもなら足裏からアースして流せるようなマットから地中へと邪気を流せたものの。。
そのときはどうあがいても、足裏から邪気が流せなかったそう。
10分したら卒倒するように身動きがとれなくなり、お客様にはすまないといいお帰りいただき、
それから4〜5日寝込んでいたそうです。
寝ても状態が悪化するだけで埒が明かなくて、
それで私のところに連絡してきたようです。
彼のは気功のやり方で、
掌の労宮という経穴から邪気を吸収して、足裏の湧泉という経穴から邪気を廃棄します。
そうしたオーソドックスなタイプのやり方で、
私がそういうやり方があると教えた本人でしたから。
この人なら解決策を知ってるんじゃなかろうかと。
結局は足裏の湧泉という経穴にホットストーンと化した砭石をあてがうことで、
身体の芯まで凍りつかせた邪気は外へと捨てることができた。
ちょっとアチッといいたくなる温度にまで温めた砭石を湧泉に当てると、
しばらくすれば足裏が脈打ちだすことが確認できるでしょう。
それからものの5分しないうちに、顔色がもどってきました。
さっきまでの苦しみは嘘のように消えたのです。
嘔吐感、
ろれつが回らない、
目の焦点が合わない、
頭を締め付ける頭痛、
それほどまで痛烈な邪気にさらされ続けてた。
そういった状況下でも逃げずにこのひとは戦い続けている人なんだと。
しんみりと感じた次第です。
以前、私自身も彼が感じた不調を受けけていたときがあります。
それで年単位で休業を、幾度か余儀なくされてきました。
それゆえに文献等で勧められる対処法なども効かず、同業者の施術もだめで、
といった状況でさまよったことがあったので。
だから彼には危険になりすぎたらあなたの家族が悲しむことになるから、
そうしたことがないように注意深く用いるようにしてくださいと。
その気功の手ほどきをしたとき伝えました。
筋膜の癒着部には多種多量の他者の回路をおかしくする電磁波や電気的な邪気が蓄積されているため、
現在進行系で深層筋をリリースするものには、こうした邪気が移動してはいってくる。
そうしたものの対処をしなくても平気というタフなやつはいますが、
実際はそこまで問題ある深層筋のダメージ箇所をさわれてないだけ。
筋膜の癒着原因に感情の乱れが同時封入されているため、異常に高い負のエネルギーが患者様から外に出る現象は、
目に見えない世界ではあるが、深層を見れば診るほど施術者を苦しめる。
だからそうしたパンドラの箱を開けないようにという指導が手技療法の学校でなさられるときもあるのでしょうか。
ただ、やぶ蛇になるようなことはするな、ということなのでしょうか。
改めて砭石の邪気を拭うパワーの凄さに感動してもらえました。
その施術者さん、自分で私が持っている砭石と同種のものを持っているので、
こんな効果があるなら自分で日頃から足裏のケアとしてホットストーンの砭石を
当てるようにしておこうと思ったそうです。
2023年09月07日
べん石温熱器の電源周りの置き換えにつきまして(同業者ネタでごめんなさい)
一昨日前、同業者のべん石温熱器を利用している整体の先生が施術を受けに来ていただきました。
Mさん、ありがとうございます!
べん石温熱器。
炎症を持った患部は軽く触られてもひどく痛みます。
傷まないように遠位から同一経絡上を施術して軽快させる遠隔療法を試みるも、
すでに炎症をもつ部位が筋紡錘の誤作動で緊張している程度の前期段階を超え、
筋膜組織の筋膜の状態部位に老廃物が蓄積して冷えとじゅるとしたり
極度の硬化を持った質性の変化が著しい場合は遠隔療法の改善ももちが悪い。
それどころか効かないんです。
そういったところを事前にべん石温熱器で気持ちいい程度の熱で患部の状態に
即した時間を観て注熱することで、リリース可能な状態に炎症痛を落ち着かせ、
そのうえでリリースを加えていきます。
すると患部の組織がリリースしやすくなる状態に変えて施術をしていくため、
お客様にとって『けっこう、普通に解けるじゃん』という感じになるのです。
それがあまたある施術上のプロの技、
成果が生み出せる秘密のひとつです。
そういった威力の引き出しがべん石温熱器をもちいることで、
工夫次第で大幅に引き出していけるのがべん石温熱器の底力。
私がべん石温熱器を知らず手技のみのときと、
べん石温熱器を使いだした後では、お客様の身体の変化の%は、
実測ではないが体感では4〜5倍の深層まで筋が溶けていく。
身体の奥まで改善の手が伸ばせるようになった。
以前の自身の筋膜リリースでは、意味合いが段違いに変化させてくれた逸品です。
(使い手が『手の内』の使い手であれば、
その施術走行は単に熱を加えるにとどまらない変化を与えることができ、
鬼に金棒です!!!!
それができて4〜5倍の深層がリリースできる実感にいたるわけです)
ただ以前もブログに書かせていただきましたが、
べん石温熱器の電源周りの故障が多く、
いざ使おうと思ったときに使えないというトラブルが多発。
製品が中国より取り寄せだから、スイッチ部分のみ取り寄せるのも半月ほどかかる。
予備でスイッチ部分のみを余分に購入してストックしておいても、
そのストック分も壊れていることも。。。
非常に不安定な状態です。
私のところでも各種べん石温熱器が10本ほどあり付属スイッチ電源コードも
多数持って入るものの、
製品利用上の不安がつきまとい扱いづらいんですよね。
それでべん石温熱器を購入のとき本体に付属したスイッチケーブルの使用をあきらめ、
それでDC延長ケーブルとDC接続の調光スイッチに故障したケーブルを置き換えました。
あとはソーラーパネルをポータブル電源から直流電気をDCケーブルで配電させました。
ポータブル電源から直流DC電源より電気を確保することで省エネになります。
(交流電流を直流電流に変換するときに発生する熱分がエネルギーロスになります)
AmazonからDC延長ケーブル(2.5メートル4本)とDC調光スイッチ(4個セット)を購入して繋げるようにしました。
すると調光スイッチが無段階で電流調整ができるもののため、
本体付属スイッチの5段階温度調整上の不満が一気に解消!
一昨日前の同業者のお客様との会話で、
上述のかつて私がべん石温熱器のスイッチに感じていた
『べん石温熱器の5段階で温度調整ができるAC電源ケーブル一体型のスイッチが故障するケース』に困っておられました。
それでM先生に、私のところではこのようにしてべん石温熱器を活用していますと、
実際のシステム運用状況をご覧いただきました。
ただ考えてみると、、、ちょっとべん石温熱器をつかうために、
ソーラーパネルとポータブル電源を新たに購入すると考えると。
おそらく4万円前後の出費となります。
それでは経済的負担が大きすぎますよね。
DC電源をDCアダプターでとることもできます。
DCアダプターは旧式ノートパソコンに使われているものもあり、
秋葉原の裏手ではただに近い値段で手に入ることもありますし、
他の機器でも多用されているため、
自宅に余ったDCアダプターがあるかもしれません。
それらを仕様を確認してもらって利用すればタダ同然、
ポータブル電源とソーラーパネルは必要ないですね。
もしACアダプターがなければAmazon等のショップから入手可能です。
【AC〜DC変換アダプター】


PSE認証DC12V2A電源アダプタ、DC12V AC100-240V、12Vの監視カメラ、12V2A電源アダプタ、2.1ミリメートルのXの5.5ミリメートルプラグ用スイッチング電源(2個)
ちなみに以下の調光スイッチを私は使っているのですが、
やはり中国製っぽくて、、、。
ひとつのスイッチが不調が現れてきています。
ただそんなに高額な製品でもないため2個の予備を同時購入しており、
早々に入れ替えて正常機能できるようになりました。
もし予備が手元になくてもAmazonから購入できるパーツだから一日待てば代替品が手に入ります。
中国のショップに発注すると半月かかるし、新品のものも検品してなさげなものが送られてくる恐怖があるんで、そこでのストレスが消えるのはうれしい。
業務用として使いたいなら、ここ、重要ですよね。
【DC接続調光スイッチ】


ZADAFINA LED調光器コントローラ 2個セット LEDテープ 調光スイッチ LEDテープライトコネクタ 単色LEDテープライト用調光器 PWM調光コントローラ LEDテープライトコネクタ SMD用コネクタ 5050 3528 2835 5630 LEDストリップLEDテープライト DC 12V - 24V 4A (DCオスメスアダプタ付き)
【DC延長ケーブル】


DZYDZR 5個 黒DC プラグ電源供給ケーブル 長さ2m 男性 - 女性コネクタ ジャック 5.5 X 2.1 mm 電源コード延長コード ACアダプター電源 LEDテープ CCTVカメラ用(外径5.5mm内径2.1mm)
Mさん、ありがとうございます!
べん石温熱器。
炎症を持った患部は軽く触られてもひどく痛みます。
傷まないように遠位から同一経絡上を施術して軽快させる遠隔療法を試みるも、
すでに炎症をもつ部位が筋紡錘の誤作動で緊張している程度の前期段階を超え、
筋膜組織の筋膜の状態部位に老廃物が蓄積して冷えとじゅるとしたり
極度の硬化を持った質性の変化が著しい場合は遠隔療法の改善ももちが悪い。
それどころか効かないんです。
そういったところを事前にべん石温熱器で気持ちいい程度の熱で患部の状態に
即した時間を観て注熱することで、リリース可能な状態に炎症痛を落ち着かせ、
そのうえでリリースを加えていきます。
すると患部の組織がリリースしやすくなる状態に変えて施術をしていくため、
お客様にとって『けっこう、普通に解けるじゃん』という感じになるのです。
それがあまたある施術上のプロの技、
成果が生み出せる秘密のひとつです。
そういった威力の引き出しがべん石温熱器をもちいることで、
工夫次第で大幅に引き出していけるのがべん石温熱器の底力。
私がべん石温熱器を知らず手技のみのときと、
べん石温熱器を使いだした後では、お客様の身体の変化の%は、
実測ではないが体感では4〜5倍の深層まで筋が溶けていく。
身体の奥まで改善の手が伸ばせるようになった。
以前の自身の筋膜リリースでは、意味合いが段違いに変化させてくれた逸品です。
(使い手が『手の内』の使い手であれば、
その施術走行は単に熱を加えるにとどまらない変化を与えることができ、
鬼に金棒です!!!!
それができて4〜5倍の深層がリリースできる実感にいたるわけです)
ただ以前もブログに書かせていただきましたが、
べん石温熱器の電源周りの故障が多く、
いざ使おうと思ったときに使えないというトラブルが多発。
製品が中国より取り寄せだから、スイッチ部分のみ取り寄せるのも半月ほどかかる。
予備でスイッチ部分のみを余分に購入してストックしておいても、
そのストック分も壊れていることも。。。
非常に不安定な状態です。
私のところでも各種べん石温熱器が10本ほどあり付属スイッチ電源コードも
多数持って入るものの、
製品利用上の不安がつきまとい扱いづらいんですよね。
それでべん石温熱器を購入のとき本体に付属したスイッチケーブルの使用をあきらめ、
それでDC延長ケーブルとDC接続の調光スイッチに故障したケーブルを置き換えました。
あとはソーラーパネルをポータブル電源から直流電気をDCケーブルで配電させました。
ポータブル電源から直流DC電源より電気を確保することで省エネになります。
(交流電流を直流電流に変換するときに発生する熱分がエネルギーロスになります)
AmazonからDC延長ケーブル(2.5メートル4本)とDC調光スイッチ(4個セット)を購入して繋げるようにしました。
すると調光スイッチが無段階で電流調整ができるもののため、
本体付属スイッチの5段階温度調整上の不満が一気に解消!
一昨日前の同業者のお客様との会話で、
上述のかつて私がべん石温熱器のスイッチに感じていた
『べん石温熱器の5段階で温度調整ができるAC電源ケーブル一体型のスイッチが故障するケース』に困っておられました。
それでM先生に、私のところではこのようにしてべん石温熱器を活用していますと、
実際のシステム運用状況をご覧いただきました。
ただ考えてみると、、、ちょっとべん石温熱器をつかうために、
ソーラーパネルとポータブル電源を新たに購入すると考えると。
おそらく4万円前後の出費となります。
それでは経済的負担が大きすぎますよね。
DC電源をDCアダプターでとることもできます。
DCアダプターは旧式ノートパソコンに使われているものもあり、
秋葉原の裏手ではただに近い値段で手に入ることもありますし、
他の機器でも多用されているため、
自宅に余ったDCアダプターがあるかもしれません。
それらを仕様を確認してもらって利用すればタダ同然、
ポータブル電源とソーラーパネルは必要ないですね。
もしACアダプターがなければAmazon等のショップから入手可能です。
【AC〜DC変換アダプター】
PSE認証DC12V2A電源アダプタ、DC12V AC100-240V、12Vの監視カメラ、12V2A電源アダプタ、2.1ミリメートルのXの5.5ミリメートルプラグ用スイッチング電源(2個)
ちなみに以下の調光スイッチを私は使っているのですが、
やはり中国製っぽくて、、、。
ひとつのスイッチが不調が現れてきています。
ただそんなに高額な製品でもないため2個の予備を同時購入しており、
早々に入れ替えて正常機能できるようになりました。
もし予備が手元になくてもAmazonから購入できるパーツだから一日待てば代替品が手に入ります。
中国のショップに発注すると半月かかるし、新品のものも検品してなさげなものが送られてくる恐怖があるんで、そこでのストレスが消えるのはうれしい。
業務用として使いたいなら、ここ、重要ですよね。
【DC接続調光スイッチ】
ZADAFINA LED調光器コントローラ 2個セット LEDテープ 調光スイッチ LEDテープライトコネクタ 単色LEDテープライト用調光器 PWM調光コントローラ LEDテープライトコネクタ SMD用コネクタ 5050 3528 2835 5630 LEDストリップLEDテープライト DC 12V - 24V 4A (DCオスメスアダプタ付き)
【DC延長ケーブル】
DZYDZR 5個 黒DC プラグ電源供給ケーブル 長さ2m 男性 - 女性コネクタ ジャック 5.5 X 2.1 mm 電源コード延長コード ACアダプター電源 LEDテープ CCTVカメラ用(外径5.5mm内径2.1mm)
2023年07月13日
砭石温熱器のアダプターが壊れたときの対策、砭石温熱器の接続でポータブル電源のDCジャックを利用してACコンセント接続の1.7倍長持ち。
極力かしこいエコな節電を目指しています。
それは施術のときも。
コンセントからのACアダプターで給電される【砭石温熱器】に改善の余地を感じていました。
直流で機能する砭石温熱器。
砭石温熱器は、ACアダプターを用いて交流電源を直流に変換して使うため【交流変換ロス】が発生しています。
直流で給電するときの(1.7倍)の電力を消費します。
くわえてポータブル電源の場合、ACを使うと直流を交流に変換して利用するため熱が発生。
定期的に冷却ファンがヴーーンと音を立て、それもまた電気を食ってロスに繋がります。
これによりACからの給電を受けると直流で給電したときの(2倍近い)電力が消費されます。
以下DCジャックの参考になる解説動画です
https://youtu.be/9BmXkgQDfd0
こちらの映像を見ると、直流電流で動く家電をお持ちの方は、
積極的にDCジャックを使いたくなりますよね。
以上の電気消費を抑えるには交流のACバッテリーを使わず、
DCジャックにオスーオスのDCケーブルをつなげて直流電流で砭石温熱器を利用します。
ただこれではつねに温度設定は最強となってしまい省電力が本末転倒です。
そこで無段階で出力を軽減させる調光コントローラーを流用し砭石温熱器とポータブル電源の間に差し込みます。
砭石温熱器の温度設定を無段階で制御可能にすることができました。
ネックは安価な調光コントローラーのせいか100%出力以外の設定では多少ロスになる電気が加えられます。
ですが無段階で手動温度制御ができるという点は、非常に気に入ってます。
調光コントローラーは部品的に壊れやすいため複数台控えとして買って手元においておく必要はあるでしょう。



DCケーブル


DC対応調光コントローラー
砭石温熱器の付属品のACアダプター式コントローラー付きケーブル自体、
中国製品でクォリティーにばらつきがあります。
初期不良で届くこともありますし、
利用して早期に壊れることも多発しています。
そうなると付属品のケーブルのみを取り寄せる必要があり手間がかかりますよね。
届いた付属品のケーブルが正常稼働しないときもあるので気が抜けません。
そうしたときの対策として、
ポータブル電源を持っている方は、
DCジャック利用で砭石温熱器を使う方法もありますよ。
ということで、ご参考まで。
それは施術のときも。
コンセントからのACアダプターで給電される【砭石温熱器】に改善の余地を感じていました。
直流で機能する砭石温熱器。
砭石温熱器は、ACアダプターを用いて交流電源を直流に変換して使うため【交流変換ロス】が発生しています。
直流で給電するときの(1.7倍)の電力を消費します。
くわえてポータブル電源の場合、ACを使うと直流を交流に変換して利用するため熱が発生。
定期的に冷却ファンがヴーーンと音を立て、それもまた電気を食ってロスに繋がります。
これによりACからの給電を受けると直流で給電したときの(2倍近い)電力が消費されます。
以下DCジャックの参考になる解説動画です
https://youtu.be/9BmXkgQDfd0
こちらの映像を見ると、直流電流で動く家電をお持ちの方は、
積極的にDCジャックを使いたくなりますよね。
以上の電気消費を抑えるには交流のACバッテリーを使わず、
DCジャックにオスーオスのDCケーブルをつなげて直流電流で砭石温熱器を利用します。
ただこれではつねに温度設定は最強となってしまい省電力が本末転倒です。
そこで無段階で出力を軽減させる調光コントローラーを流用し砭石温熱器とポータブル電源の間に差し込みます。
砭石温熱器の温度設定を無段階で制御可能にすることができました。
ネックは安価な調光コントローラーのせいか100%出力以外の設定では多少ロスになる電気が加えられます。
ですが無段階で手動温度制御ができるという点は、非常に気に入ってます。
調光コントローラーは部品的に壊れやすいため複数台控えとして買って手元においておく必要はあるでしょう。

DCケーブル
DC対応調光コントローラー
砭石温熱器の付属品のACアダプター式コントローラー付きケーブル自体、
中国製品でクォリティーにばらつきがあります。
初期不良で届くこともありますし、
利用して早期に壊れることも多発しています。
そうなると付属品のケーブルのみを取り寄せる必要があり手間がかかりますよね。
届いた付属品のケーブルが正常稼働しないときもあるので気が抜けません。
そうしたときの対策として、
ポータブル電源を持っている方は、
DCジャック利用で砭石温熱器を使う方法もありますよ。
ということで、ご参考まで。
2023年05月10日
新たなベン石温熱器の利用法。 持続的に注熱することでトリガーポイントがいい感じに緩みだし、工夫を足したらベン石の注熱意力に驚きました!
ベン石温熱器(ー砭石温熱器:べんせきおんねつき)。

こちらをもちいた特徴的な研究。
ベン石温熱器は中国のみで採掘される「砭石」という石を
電熱器で温めホットストーンとして利用するマッサージ用の器具です。
ベン石は、隕石由来の石として知られています。
6500万年前のこと。
隕石が中国山東省の南西部に飛来し地面に落下。
高圧高温の隕石は地表の鉱石等を溶かし混じり合い、できあがったのがベン石です。
ロシアにはシュンガイトという同様に隕石が落下したことで地表の堆積物と混じり合った石があります。
シュンガイト内の炭素の原子配列にフラーレン構造を持つことが知られ、
科学的実証可能な形で電磁波等の磁力線を吸い込む力に長けており、
邪気と化したエネルギーを吸い取り生気に変える強力なバキューム作用があります。
そのため電磁波対策グッズに用いられています。
一部、スピリチュアルな方々の間では、
いまも隕石落下したときのエネルギーがシュンガイト内部に存在し続けたことによる作用という方も。
シュンガイトは木々の沈殿した湖水へと落ちたようで、
混じり合った構成要素として炭素が多くを占めます。
そしてベン石。
ベン石は、隕石が落下した場所が岩石質が多く、
それと結びついたためシュンガイトのような炭素のフラーレン構造をもつことはなく、
電磁波吸着能力はないようです。
ですがベン石には、別の不思議さがあります。
ベン石は人体がもつ微量元素の割合にマッチした比率でそれを持っており、
古来中医学では邪気を吸い取る作用のある石としてもちいられてきました。
ベン石温熱器は、中国のほうでは「砭灸」と総称されており、
まさにベン石を電気で温めてお灸を使うイメージのグッズ。
私はいままではベン石温熱器の利用を、
いくつかの用い方をしてまいりました。
筋膜の癒着部位を温めてやわらかい組織に変えて効率的なリリースをするため、
ベン石温熱器でボウエンテクニックのムーブをすると効果が抜群だから、
などでした。
それを最近、ニューロマスキュラーセラピーの筋の硬化部位を効率的に緩めるための用具として用い始めたのです。
幾本もの筋肉が一点で癒着してにっちもさっちも動けなくなり周囲の骨や筋などに異常さを生み出すトリガーポイントにベン石温熱器を多少高めの熱すぎない程度の温度設定で3〜5分当て続けます。
ポイントは、最低でも90秒以上、患部に熱を与え続けることです。
患部の硬度や深度により時間や熱を増減させること。
時間があれば一箇所に付き5分間ほどで、こりが強くて深い場所にあれば時間を更に延長します。
また熱が体内に侵入しやすい部位というものがあるのでそちらを狙うことも重要ですね。
すると適切なトリガーポイントを狙って熱を通せば、擦ったりしないでも「ゆるっ」という感じに筋肉のコリが変わるんです。
実際、はじめてこのベン石温熱器を使って5分間患部に熱を注いだあとの自分の首根っこの柔らかさを触ったとき。
「げっ!?まじですか・・・。さっきあった鋼の腱が消えとるじゃないですか〜」と喜び驚くことになりました。
数本のベン石温熱器で患部を挟んで熱を集中させるような意識で施術したら、
それを受けていただく人も痛みもなくとてもよく患部の代謝が取り戻せます。
そしてちょっとずつベン石温熱器が当たる箇所を患部を溶けやすくするよう、
熱の浸透放射される方向を変えて内部をきれいに解いていく操作をしていく。
そうすると、さらに調子が良い感じでリリースしてくれるんです。
近所の同業者が過労で苦しんでいたので、
中型のUSB給電式ベン石温熱器を2機もっていき試用させてもらうも、
実に調子がいい感じ。
こちらの同業者さんは、すでに深層筋のリリースがなされたことがある方で、
ベン石温熱器で表層筋と中層筋が解ければ深層筋の代謝はあるというもので。
こうなるとベン石温熱器の熱を一定時間注ぎ込んでいる操作で、
同時にそこにある邪気を拭い去ることもでき、
仕上がりが大変に良好です!!
表層筋と中層筋ならベン石温熱器の熱で筋を緩める作用が効き、
それをベン石温熱器を2個かそれ以上を使い首などの5〜8センチほどの幅のある筋の太さある部分を挟み熱を注げば、
深層筋にも一部リリースの兆しが見えました。
摩擦をする擦法をメインでベン石温熱器をつかってきたため、
自分で首の筋肉を緩めるときにはやりづらかったし、
それに力を入れてばかりで疲れちゃったし、
深部まで解こうと頑張れば痛かったんです。
摩擦という外圧が皮膚抵抗のバリアをこさえて柔軟化の持ちが悪かったのです。
自分で自分を解くセルフワークとしてベン石温熱器の持続注熱法は快適かつ効果絶大。
この手技後の人体に及ぶ状態変化を観察し、
どのような注意点があるか、
または積極的に危険性がないかとチェックアップの段階もすみ、
安全性がいままでの摩擦法よりも高まる点もわかってきました。
そこ、かなり気に入りました。
そのおかげでここ数日の話ですが、
お客様の施術中にもこのやり方で、
部分的にリリースを試みさせていただいております。

こちらをもちいた特徴的な研究。
ベン石温熱器は中国のみで採掘される「砭石」という石を
電熱器で温めホットストーンとして利用するマッサージ用の器具です。
ベン石は、隕石由来の石として知られています。
6500万年前のこと。
隕石が中国山東省の南西部に飛来し地面に落下。
高圧高温の隕石は地表の鉱石等を溶かし混じり合い、できあがったのがベン石です。
ロシアにはシュンガイトという同様に隕石が落下したことで地表の堆積物と混じり合った石があります。
シュンガイト内の炭素の原子配列にフラーレン構造を持つことが知られ、
科学的実証可能な形で電磁波等の磁力線を吸い込む力に長けており、
邪気と化したエネルギーを吸い取り生気に変える強力なバキューム作用があります。
そのため電磁波対策グッズに用いられています。
一部、スピリチュアルな方々の間では、
いまも隕石落下したときのエネルギーがシュンガイト内部に存在し続けたことによる作用という方も。
シュンガイトは木々の沈殿した湖水へと落ちたようで、
混じり合った構成要素として炭素が多くを占めます。
そしてベン石。
ベン石は、隕石が落下した場所が岩石質が多く、
それと結びついたためシュンガイトのような炭素のフラーレン構造をもつことはなく、
電磁波吸着能力はないようです。
ですがベン石には、別の不思議さがあります。
ベン石は人体がもつ微量元素の割合にマッチした比率でそれを持っており、
古来中医学では邪気を吸い取る作用のある石としてもちいられてきました。
ベン石温熱器は、中国のほうでは「砭灸」と総称されており、
まさにベン石を電気で温めてお灸を使うイメージのグッズ。
私はいままではベン石温熱器の利用を、
いくつかの用い方をしてまいりました。
筋膜の癒着部位を温めてやわらかい組織に変えて効率的なリリースをするため、
ベン石温熱器でボウエンテクニックのムーブをすると効果が抜群だから、
などでした。
それを最近、ニューロマスキュラーセラピーの筋の硬化部位を効率的に緩めるための用具として用い始めたのです。
幾本もの筋肉が一点で癒着してにっちもさっちも動けなくなり周囲の骨や筋などに異常さを生み出すトリガーポイントにベン石温熱器を多少高めの熱すぎない程度の温度設定で3〜5分当て続けます。
ポイントは、最低でも90秒以上、患部に熱を与え続けることです。
患部の硬度や深度により時間や熱を増減させること。
時間があれば一箇所に付き5分間ほどで、こりが強くて深い場所にあれば時間を更に延長します。
また熱が体内に侵入しやすい部位というものがあるのでそちらを狙うことも重要ですね。
すると適切なトリガーポイントを狙って熱を通せば、擦ったりしないでも「ゆるっ」という感じに筋肉のコリが変わるんです。
実際、はじめてこのベン石温熱器を使って5分間患部に熱を注いだあとの自分の首根っこの柔らかさを触ったとき。
「げっ!?まじですか・・・。さっきあった鋼の腱が消えとるじゃないですか〜」と喜び驚くことになりました。
数本のベン石温熱器で患部を挟んで熱を集中させるような意識で施術したら、
それを受けていただく人も痛みもなくとてもよく患部の代謝が取り戻せます。
そしてちょっとずつベン石温熱器が当たる箇所を患部を溶けやすくするよう、
熱の浸透放射される方向を変えて内部をきれいに解いていく操作をしていく。
そうすると、さらに調子が良い感じでリリースしてくれるんです。
近所の同業者が過労で苦しんでいたので、
中型のUSB給電式ベン石温熱器を2機もっていき試用させてもらうも、
実に調子がいい感じ。
こちらの同業者さんは、すでに深層筋のリリースがなされたことがある方で、
ベン石温熱器で表層筋と中層筋が解ければ深層筋の代謝はあるというもので。
こうなるとベン石温熱器の熱を一定時間注ぎ込んでいる操作で、
同時にそこにある邪気を拭い去ることもでき、
仕上がりが大変に良好です!!
表層筋と中層筋ならベン石温熱器の熱で筋を緩める作用が効き、
それをベン石温熱器を2個かそれ以上を使い首などの5〜8センチほどの幅のある筋の太さある部分を挟み熱を注げば、
深層筋にも一部リリースの兆しが見えました。
摩擦をする擦法をメインでベン石温熱器をつかってきたため、
自分で首の筋肉を緩めるときにはやりづらかったし、
それに力を入れてばかりで疲れちゃったし、
深部まで解こうと頑張れば痛かったんです。
摩擦という外圧が皮膚抵抗のバリアをこさえて柔軟化の持ちが悪かったのです。
自分で自分を解くセルフワークとしてベン石温熱器の持続注熱法は快適かつ効果絶大。
この手技後の人体に及ぶ状態変化を観察し、
どのような注意点があるか、
または積極的に危険性がないかとチェックアップの段階もすみ、
安全性がいままでの摩擦法よりも高まる点もわかってきました。
そこ、かなり気に入りました。
そのおかげでここ数日の話ですが、
お客様の施術中にもこのやり方で、
部分的にリリースを試みさせていただいております。
2022年11月13日
ツバメ型ベン石 を使うと円筒状の腕や脚へのアプローチが格段に効率が上がりますね!ホットストーンにして使えば、ふにゃりとなる仕上がりが違います!!
おそらく、これは最安で超便利な腕へのハンドマッサージ・ツールです。


べんせきという、
擦るような圧をかけることで、遠赤外線効果や超音波による神経系の癒しなどにより、
マッサージのときに感じる痛みの消炎効果が抜群な石。
たしかこの形状はツバメ型と呼ばれる特殊な形状です。
いままでこちらのベン石のツール。
持っていても使えてませんでした。
私の施術では、着衣の上から熱が通るような条件でホットストーンを活かして施術していたため、
60度ほどのホッとウォーマーで湯煎し加熱を加えています。
すると持ち手もベン石できていて熱くなって握れない。。。
薄い手袋では熱が手につたわってしまう。
それで触りづらくて。
ですが最近、手の内の使い方がピンときて、ワークマンで買ってきた多少厚めのゴムのすべり止めが施してある手袋越しでも、
こちらのベン石のツールを扱えるようになってきました。
そうなると腕の筒状の形状に線形ではなく面でジャストフィットして、効率的に患部の凝りを取り除けるようになったのです。
いままでは平面のベン石ツールをもちいて腕の円筒状を4分割して当てていたのですが、
それでは当たりむらが大きいため、仕上がりがよくなく、
都合、凝りの強い部位を何度か繰り返して当たらなければなりませんでした。
それって、かなりな手間なんですよね。
ベン石を温め、遠赤外線効果等のマッサージストーンとしてのポテンシャルを引き出して、
フィット面積が高く、患部に部分圧という圧痛を強いることがないので快適。
なおかつ五分の一の時間で上品な仕上がり。
私もこれには納得。
いずれ、もうちょっと使い慣れてきたら、私なの使い方をご紹介いたします。
ちなみに、こちらのツールはAmazonでも売ってます。
腕凝りに悩まれてご興味あれば、覗いてみてね。
べんせきという、
擦るような圧をかけることで、遠赤外線効果や超音波による神経系の癒しなどにより、
マッサージのときに感じる痛みの消炎効果が抜群な石。
たしかこの形状はツバメ型と呼ばれる特殊な形状です。
いままでこちらのベン石のツール。
持っていても使えてませんでした。
私の施術では、着衣の上から熱が通るような条件でホットストーンを活かして施術していたため、
60度ほどのホッとウォーマーで湯煎し加熱を加えています。
すると持ち手もベン石できていて熱くなって握れない。。。
薄い手袋では熱が手につたわってしまう。
それで触りづらくて。
ですが最近、手の内の使い方がピンときて、ワークマンで買ってきた多少厚めのゴムのすべり止めが施してある手袋越しでも、
こちらのベン石のツールを扱えるようになってきました。
そうなると腕の筒状の形状に線形ではなく面でジャストフィットして、効率的に患部の凝りを取り除けるようになったのです。
いままでは平面のベン石ツールをもちいて腕の円筒状を4分割して当てていたのですが、
それでは当たりむらが大きいため、仕上がりがよくなく、
都合、凝りの強い部位を何度か繰り返して当たらなければなりませんでした。
それって、かなりな手間なんですよね。
ベン石を温め、遠赤外線効果等のマッサージストーンとしてのポテンシャルを引き出して、
フィット面積が高く、患部に部分圧という圧痛を強いることがないので快適。
なおかつ五分の一の時間で上品な仕上がり。
私もこれには納得。
いずれ、もうちょっと使い慣れてきたら、私なの使い方をご紹介いたします。
ちなみに、こちらのツールはAmazonでも売ってます。
腕凝りに悩まれてご興味あれば、覗いてみてね。
2022年10月23日
HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローの使用感、Goodでした!!
今日、HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローが届きました!
ちょっと使っただけで、
主にこれは万年の肩こりや首凝りの人にいいとわかりました。^-^
他にも可能性を色々感じましたので、
こまごま書かせていただきます。


以前、ちょっと知り合いの先生のスタジオで数分試させてもらって、
そのときの印象は気持ちいい暖かさが芯まで来て好感が持てました。
でも当時はベン石とネフライト押しで、
28億年前にフィンランドで生まれた天然石カレリアン・ソープストーン。
興味はあったんですがスルーしてました。 ^-^;
でも、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
{メーカーの商品素材の特徴解説}
世界に数多くのソープストーンがある中で、
フィンランドで生成されたカレリアン・ソープストーンは、
極めて高密度で、熱や冷たさを長時間蓄える性質を持っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのことで、
私が普段使いにしているホットストーンの素材石のベン石や玄武岩やネフライトと比べ、
ソープストーンが、どれほど長時間の温度をキープしてくれるものなのか?!
ソープストーンは、その保温性からフィンランドの寒い地域では最高の暖炉をつくるときの部材としてもちいられています。
こちらのネックピローは一例ですがHUKKA DESIGN(フッカデザイン)の製品は、
そんな高級暖炉をつくるときに出た端材がもちいられているのです。
玄武岩は溶岩系の石で遠赤外線効果が大きい。
ベン石は隕石の力がいまもなかで巡り続けるといわれる不思議な可能性を体感でき、遠赤外線効果も高い。
ただ保温性に関しては、ネフライトがそれらをしのぎます。
ネフライトには繊維状組織の集合体で構成され熱をよく保ち「温石」としてもちいられ
腹部をよく温め治療にもちいられてきたという記録がある。
ざっくりいえば( 玄武岩⇒ベン石⇒ネフライト )の順番に保温性がなるのですが、
ソープストーンはこれらの石のどこに位置するのだろうか。
うまく条件をあわせて保温性を計測することは難しいわけですが、
温度計測を空気に触れさせて測る、毛布に包んで測るといった方法で試みました。
するとネフライトとソープストーンがどっこいどっこいか、
むしろ同量の大きさを想定すればネフライトのほうが保温力が高いようです。

ですが私が持っているネフライトの最大の大きさのものといえば、
ソープ型とよばれる石鹸の形状と大きさのものが最大のものです。
大きさが増す方が保温性が高まるため、
そう考えると今回購入したソープストーンのHUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローのほうが
洗面器に水を入れて質量を計測すれば1.8倍となっていたため保温力がそれだけ高まり有用性があるといえるでしょう。
ネックピローとしての使い方だけではなく、足裏をコロコロさせながら刺激するとそうとう効きますね〜。
それに握りやすさと重さがしっかりあって、セルフマッサージグッズとして大胸筋のリリースにおいて、これ、最高です!
そしてちょっと感動だったのが、肩甲骨と肩甲骨の間あたりが凝る人が多いと思うんですが、
なかなかこの部位にジャストフィットした都合のいいマッサージグッズは見当たりませんよね。
孫の手状のものなどでそこの患部にアプローチしたとしても、それでは力が入らないんですよ。
それがこのネックピローでは、仰向けに寝た状態でネックピローを患部との間に挟み込むと
非常に効率よく肩甲骨の凝りの部位を押圧マッサージができました。
筋肉の分厚い腰背部の起立筋も、この要領でホットストーンの強力な温熱が相乗効果をもって刺激をすればいい。
ちなみに腎臓裏の部位が本当にぶあつい凝りがはいってしまう人が多く、この部位ほど取りづらいものはないが、
ここも、効率よく当てていけばリリースのスイッチが入りますね。
ネックピローといいつつも、起立筋全体をリリースするマッサージグッズと考えていいでしょう。
HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローが一定温度をキープがどれほどかは買って試すしかなかったし、
数時間もこのネックピローを使って寝てみなければ私の目的としてかなうかどうかわからなかったわけでして。
「もし、ネックピローとして相当に価値が高ければ、それを知らないなんてもったいない」といった考えから
思い切って手に入れてよかったと実感を持てました。

犬のぬいぐるみの前に置くと、骨型の犬のおもちゃのように見えてきますね。
ちょっと使っただけで、
主にこれは万年の肩こりや首凝りの人にいいとわかりました。^-^
他にも可能性を色々感じましたので、
こまごま書かせていただきます。
以前、ちょっと知り合いの先生のスタジオで数分試させてもらって、
そのときの印象は気持ちいい暖かさが芯まで来て好感が持てました。
でも当時はベン石とネフライト押しで、
28億年前にフィンランドで生まれた天然石カレリアン・ソープストーン。
興味はあったんですがスルーしてました。 ^-^;
でも、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
{メーカーの商品素材の特徴解説}
世界に数多くのソープストーンがある中で、
フィンランドで生成されたカレリアン・ソープストーンは、
極めて高密度で、熱や冷たさを長時間蓄える性質を持っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのことで、
私が普段使いにしているホットストーンの素材石のベン石や玄武岩やネフライトと比べ、
ソープストーンが、どれほど長時間の温度をキープしてくれるものなのか?!
ソープストーンは、その保温性からフィンランドの寒い地域では最高の暖炉をつくるときの部材としてもちいられています。
こちらのネックピローは一例ですがHUKKA DESIGN(フッカデザイン)の製品は、
そんな高級暖炉をつくるときに出た端材がもちいられているのです。
玄武岩は溶岩系の石で遠赤外線効果が大きい。
ベン石は隕石の力がいまもなかで巡り続けるといわれる不思議な可能性を体感でき、遠赤外線効果も高い。
ただ保温性に関しては、ネフライトがそれらをしのぎます。
ネフライトには繊維状組織の集合体で構成され熱をよく保ち「温石」としてもちいられ
腹部をよく温め治療にもちいられてきたという記録がある。
ざっくりいえば( 玄武岩⇒ベン石⇒ネフライト )の順番に保温性がなるのですが、
ソープストーンはこれらの石のどこに位置するのだろうか。
うまく条件をあわせて保温性を計測することは難しいわけですが、
温度計測を空気に触れさせて測る、毛布に包んで測るといった方法で試みました。
するとネフライトとソープストーンがどっこいどっこいか、
むしろ同量の大きさを想定すればネフライトのほうが保温力が高いようです。

ですが私が持っているネフライトの最大の大きさのものといえば、
ソープ型とよばれる石鹸の形状と大きさのものが最大のものです。
大きさが増す方が保温性が高まるため、
そう考えると今回購入したソープストーンのHUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローのほうが
洗面器に水を入れて質量を計測すれば1.8倍となっていたため保温力がそれだけ高まり有用性があるといえるでしょう。
ネックピローとしての使い方だけではなく、足裏をコロコロさせながら刺激するとそうとう効きますね〜。
それに握りやすさと重さがしっかりあって、セルフマッサージグッズとして大胸筋のリリースにおいて、これ、最高です!
そしてちょっと感動だったのが、肩甲骨と肩甲骨の間あたりが凝る人が多いと思うんですが、
なかなかこの部位にジャストフィットした都合のいいマッサージグッズは見当たりませんよね。
孫の手状のものなどでそこの患部にアプローチしたとしても、それでは力が入らないんですよ。
それがこのネックピローでは、仰向けに寝た状態でネックピローを患部との間に挟み込むと
非常に効率よく肩甲骨の凝りの部位を押圧マッサージができました。
筋肉の分厚い腰背部の起立筋も、この要領でホットストーンの強力な温熱が相乗効果をもって刺激をすればいい。
ちなみに腎臓裏の部位が本当にぶあつい凝りがはいってしまう人が多く、この部位ほど取りづらいものはないが、
ここも、効率よく当てていけばリリースのスイッチが入りますね。
ネックピローといいつつも、起立筋全体をリリースするマッサージグッズと考えていいでしょう。
HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローが一定温度をキープがどれほどかは買って試すしかなかったし、
数時間もこのネックピローを使って寝てみなければ私の目的としてかなうかどうかわからなかったわけでして。
「もし、ネックピローとして相当に価値が高ければ、それを知らないなんてもったいない」といった考えから
思い切って手に入れてよかったと実感を持てました。

犬のぬいぐるみの前に置くと、骨型の犬のおもちゃのように見えてきますね。
2022年07月04日
足首には、6本もの経絡が通る気の通りをつかさどる要所。柔軟性をたもつようにすると健康にいい、ですよ!
太極拳のレッスンをする前。
決まっておこなう準備運動があります。
首と手首、足首をよくスムースに動くようになるまで回します。
練習に必要な筋や腱の柔軟性を増すための意図もありますが、
養生としての状態のチェックをするという意味もあります。
たとえば。
足首の前に胃経と脾経の経絡線が通ります。
足首の内側に肝経と腎経の経絡線が通ります。
足首の外側に胆経と膀胱経の経絡線を通ります。
傾向としてという言い方でとどめる程度ですが、
足首の前側を通る部分が硬く柔軟性が停滞していては、そこを通る胃経と脾経の経絡が虚する状態に陥るでしょう。
その胃経と脾経の虚が行き過ぎると血糖値などのバランスが乱れるようなことも起こりえると東洋医学ではいいます。
その際たるものを糖尿病というようなことも。
そして足首の内側が硬くなり柔軟性が低下すれば、肝経と腎経の経絡が虚する状態に。
この場合は、硬化した側の足首がある同側側の肝経と腎経に引き連れのようなことがおこることがあります。
筋肉には経絡の通りを有するものもあり、大腰筋は腎経の通り道になっております。
そして足首内側が強い収縮状態が維持され緊張が抜けない場合、ときおり観察できるのが、
大腰筋の上端部位が横隔膜の背側の脊椎部位に付着点となる横隔靭帯と動きが同期するものとなっており、
足首内側が固まって大腰筋上端部にまで緊張の影響が達している場合、
横隔靭帯にも大腰筋の緊張が影響して物理的に横隔靭帯の凝りが観られる場合があります。

たとえばかつてヒールを履いていて足首を固めてしまわれたまま。
または外反母趾となったため足裏の土踏まずあたりを終点とする腎経にいい刺激が与えられなくなることも、
大腰筋の筋の状態を弱化させたり緊張状態を強い続けてしまうことがあるといわれているようです。
そうなったことにより、上記のような横隔靭帯の凝りに影響がでてきて季肋部に思わしくない様子が反映されます。
もちろん足首の外側が固まれば胆経や膀胱経へと影響があり、胆のう部や膀胱などの臓器の組織のダメージというよりそれらの五臓六腑の機能や働きが低下するようです。
ボウエンテクニックでは、じつは胃経・脾経、肝経・腎経、胆経・膀胱経が足首を通る部位にムーブをかけることで、
これらの経絡全体への状態改善を狙った足首へのセッションがあります。
足首周辺の構造を組織として考察すれば、
支帯と呼ばれる靭帯によって足首部がリストバンドにてキュッと締め付けられてばらけないようぱっけ維持されているため、
もとよりこの足首部位は他の部位より癒着が進行しやすくなっていますので気を付けて日頃からセルフリリースをすべきところです。
つまり、足首をくるくるまわしてみるようなことですね。
そういったセルフリリースよりも、高い効果を発揮できるよう設計されたボウエンのテクニック。
そこはよく練られていると、私も感心するところです。
ですがこのセッション。
すでに足部の骨の骨膜部に深く癒着が進行しておるときには、
私がそこをボウエンテクニックのムーブだけで処理しようとしても、
うまい対処として後々におよぶ改善が誘発されたり健康な状態の維持はみられるものではないようです。
そのような場合ですが、
伝統的な中国人がどのようなやり方で足首の硬さが強い部位を緩めるのか。
そこを調べてみました。
もしかしたらベン石温熱器を使っているのか?!と思って、応用範囲の拡大につなげられればと思い調べたわけですが、
基本、そこまで一般の人にベン石温熱器が受け入れられているものでもないようで。。。
私がこういった部位のリリースをするにはだいぶ役立つとは思うものの、
やはり足首の刺激すべき患部が凹凸が激しいためベン石温熱器をフィットさせて有効に熱を伝導させてから解くことは難しいのだろうと感じています。
ただその代わりとして、ベン石のかっさを、ご高齢の太極拳などをなさっておられる方々は用いてセルフリリースをなさっているようですね。
他者による施術の推拿という中国マッサージでは強力な足首のリリース技法もあるようです。
ですが自力で自分の体に推拿のテクニックを施そうとしても足首にはなかなかやりづらい。
それがセルフでのハンドマッサージより数倍以上の効率の良さでリリースをかなえてくれるベン石というマッサージに特化した石をもちい、
それにより足首をよくマッサージするという映像をみつけました。
やはりベン石が推奨され、一部にはひすいのかっさでもいいとされていました。
足首、手首、頭部の首のような首といった名がついた場所は、
特に気血の滞りを発症しやすい場だという理解から、
特になすべきとしてなされるようになった首へのベン石かっさによる気の促通マッサージのようです。
ちなみに手首のかっさは手首といいつつも手の甲や手のひらも含めた指の腱を全体緩めるべきです。
手首の場合は、手の指の流れの方向に沿ったかっさの刃の運びでいいのでやりやすいのですが、
足首の場合は、足首から下の足部のかかとやくるぶしなど形状が複雑です。
そのくるぶしの特定部位に経絡が通るラインがあるため、その部位を的確に当てることが必要です。
そこは施術者レベルの知見も要するのかと思う細やかな刺激の加え方がいるのですが、
ひとまずは、そこまで難易度を高めずに足部の経絡の図を眺めながら筋の流れにそったかっさの当て方でやってみましょう。
実際にボウエンでは足首周りの靭帯や腱を刺激するときはソフトな刺激で靭帯や腱の流れに直行する刺激を与えて効果を出します。
ただこれは解剖学的な足部の詳細モデルが頭に入っていてできることなので、難しいようであれば筋腱の流れに沿ったかっさの刺激でも効果はでますので。
そこでのやり方を磨いていってください。
決まっておこなう準備運動があります。
首と手首、足首をよくスムースに動くようになるまで回します。
練習に必要な筋や腱の柔軟性を増すための意図もありますが、
養生としての状態のチェックをするという意味もあります。
たとえば。
足首の前に胃経と脾経の経絡線が通ります。
足首の内側に肝経と腎経の経絡線が通ります。
足首の外側に胆経と膀胱経の経絡線を通ります。
傾向としてという言い方でとどめる程度ですが、
足首の前側を通る部分が硬く柔軟性が停滞していては、そこを通る胃経と脾経の経絡が虚する状態に陥るでしょう。
その胃経と脾経の虚が行き過ぎると血糖値などのバランスが乱れるようなことも起こりえると東洋医学ではいいます。
その際たるものを糖尿病というようなことも。
そして足首の内側が硬くなり柔軟性が低下すれば、肝経と腎経の経絡が虚する状態に。
この場合は、硬化した側の足首がある同側側の肝経と腎経に引き連れのようなことがおこることがあります。
筋肉には経絡の通りを有するものもあり、大腰筋は腎経の通り道になっております。
そして足首内側が強い収縮状態が維持され緊張が抜けない場合、ときおり観察できるのが、
大腰筋の上端部位が横隔膜の背側の脊椎部位に付着点となる横隔靭帯と動きが同期するものとなっており、
足首内側が固まって大腰筋上端部にまで緊張の影響が達している場合、
横隔靭帯にも大腰筋の緊張が影響して物理的に横隔靭帯の凝りが観られる場合があります。

たとえばかつてヒールを履いていて足首を固めてしまわれたまま。
または外反母趾となったため足裏の土踏まずあたりを終点とする腎経にいい刺激が与えられなくなることも、
大腰筋の筋の状態を弱化させたり緊張状態を強い続けてしまうことがあるといわれているようです。
そうなったことにより、上記のような横隔靭帯の凝りに影響がでてきて季肋部に思わしくない様子が反映されます。
もちろん足首の外側が固まれば胆経や膀胱経へと影響があり、胆のう部や膀胱などの臓器の組織のダメージというよりそれらの五臓六腑の機能や働きが低下するようです。
ボウエンテクニックでは、じつは胃経・脾経、肝経・腎経、胆経・膀胱経が足首を通る部位にムーブをかけることで、
これらの経絡全体への状態改善を狙った足首へのセッションがあります。
足首周辺の構造を組織として考察すれば、
支帯と呼ばれる靭帯によって足首部がリストバンドにてキュッと締め付けられてばらけないようぱっけ維持されているため、
もとよりこの足首部位は他の部位より癒着が進行しやすくなっていますので気を付けて日頃からセルフリリースをすべきところです。
つまり、足首をくるくるまわしてみるようなことですね。
そういったセルフリリースよりも、高い効果を発揮できるよう設計されたボウエンのテクニック。
そこはよく練られていると、私も感心するところです。
ですがこのセッション。
すでに足部の骨の骨膜部に深く癒着が進行しておるときには、
私がそこをボウエンテクニックのムーブだけで処理しようとしても、
うまい対処として後々におよぶ改善が誘発されたり健康な状態の維持はみられるものではないようです。
そのような場合ですが、
伝統的な中国人がどのようなやり方で足首の硬さが強い部位を緩めるのか。
そこを調べてみました。
もしかしたらベン石温熱器を使っているのか?!と思って、応用範囲の拡大につなげられればと思い調べたわけですが、
基本、そこまで一般の人にベン石温熱器が受け入れられているものでもないようで。。。
私がこういった部位のリリースをするにはだいぶ役立つとは思うものの、
やはり足首の刺激すべき患部が凹凸が激しいためベン石温熱器をフィットさせて有効に熱を伝導させてから解くことは難しいのだろうと感じています。
ただその代わりとして、ベン石のかっさを、ご高齢の太極拳などをなさっておられる方々は用いてセルフリリースをなさっているようですね。
他者による施術の推拿という中国マッサージでは強力な足首のリリース技法もあるようです。
ですが自力で自分の体に推拿のテクニックを施そうとしても足首にはなかなかやりづらい。
それがセルフでのハンドマッサージより数倍以上の効率の良さでリリースをかなえてくれるベン石というマッサージに特化した石をもちい、
それにより足首をよくマッサージするという映像をみつけました。
やはりベン石が推奨され、一部にはひすいのかっさでもいいとされていました。
足首、手首、頭部の首のような首といった名がついた場所は、
特に気血の滞りを発症しやすい場だという理解から、
特になすべきとしてなされるようになった首へのベン石かっさによる気の促通マッサージのようです。
ちなみに手首のかっさは手首といいつつも手の甲や手のひらも含めた指の腱を全体緩めるべきです。
手首の場合は、手の指の流れの方向に沿ったかっさの刃の運びでいいのでやりやすいのですが、
足首の場合は、足首から下の足部のかかとやくるぶしなど形状が複雑です。
そのくるぶしの特定部位に経絡が通るラインがあるため、その部位を的確に当てることが必要です。
そこは施術者レベルの知見も要するのかと思う細やかな刺激の加え方がいるのですが、
ひとまずは、そこまで難易度を高めずに足部の経絡の図を眺めながら筋の流れにそったかっさの当て方でやってみましょう。
実際にボウエンでは足首周りの靭帯や腱を刺激するときはソフトな刺激で靭帯や腱の流れに直行する刺激を与えて効果を出します。
ただこれは解剖学的な足部の詳細モデルが頭に入っていてできることなので、難しいようであれば筋腱の流れに沿ったかっさの刺激でも効果はでますので。
そこでのやり方を磨いていってください。
2022年06月29日
暑い日のさなかでも、ベン石温熱器。大腰筋リリースで大活躍してくれてます!
お客様は異なりますが、ここ数回の施術で、
大腰筋に立体的なアプローチをさせていただく機会がありました。
ヒレカツ定食をいただくとき、
さっぱりした楕円形の棒状のお肉が大腰筋です。
通常、おなかを押すときなど、
手掌で押せば、手の指やその奥にある指先の骨が臓器に対して危険を強いることになります。
特に指先の先っぽの形状は、返しのある釣り針のようになって腹部の臓器を不用意に触って、
その指先のフックで臓器をひっかけてしまえばダメージを与えてしまう尖度があります。
それを避けるためにはどうすればいいのか。
単純ですが、点で釘刺しするような指先の触手を直接つけて腹部の内容をみなければいい。
私は、最近は接触面積が大きくてなだらかな接する面を持ったベン石温熱器越しに、
患部のコンディションを把握していきます。
これ、慣れないとまったく内容が見えてこないと思いますが、
さすが一年以上にわたって使いこなしてきたため、
ベン石温熱器越しに触れたものの形状や硬さ粘度などが読めるようになりました。
このときは臓器に問題が潜伏していないかを確認の上、
安全があれば多少の圧を持って患部に触れたベン石の接触する部位をローリングしたり、上をなぞったり、連続した高速微振動というスピードをあたえた加速系のリリースを測ったり。
それらを繰り返すうちに、指先で患部を触っているときか、またはそれ以上の精度で患部の状態が把握できるような感触が得られます。
そうやって十分な情報を得られるようになった結果、
大腰筋を腹部の前方から背側へ向けた圧をかけてのリリースにとどまらず、
大腰筋の側面の深さや状態を読み取ってから、側面リリースができるよう進んできました。
もちろん。
臓器越しに大腰筋を圧することのリスクがあるため、
ムリや無茶はできません。
ただ以前では大腰筋の側面、特に背に接した深度にて硬軟や癒着度状態を知ることは難しくありました。
それに大腰筋に対して腹横筋側から正中に向けて側面からの圧を配るとき、
安定的な圧をかなえられなければ負担が大きくなるので。
おそらくベン石温熱器越しにここを診るのは、
相応の修練が積まれた後になってできること
そのように感じられます。
昨日は同業者をなさっておられるお客様の施術でしたが、
この大腰筋から側面を解くというやり方ができなければ
問題の深層がわからないといった状況に陥るところでした。
それがベン石温熱器越しに内部を把握する精度が高まることで、
お客様の状態を推測したものの正否を調べつつ、
同時にリリースをしていくことを、何十回と繰り出せたことが昨日の一度の施術で、
おおよそ現状の負担感の要因は大腰筋の部分過緊張によるもの、とお伝え出来ました。
大腰筋の背側左手が足の親指の不具合から立ち上がってきて過剰な緊張を強いている、
という状態を無意識になさっておられたことが起因でしたから。
そこがわからなくてとりあえずの仕上げをしていたら、
わずか数十分で、また体が先ほどの不調と化した状態を再現していたことでしょう。
じつは患部を解いた直後に、また患部に筋緊張を強いて凝りを創って体を支えようとするとき。
そのときは患部の筋肉の緊縮率が先ほど以上に高まるため、
いままでに作られていなかった体のゆがませ方をし始めます。
そこを通らないようにするには、適切な原因を見つけだして身体操作上の注意をお願いするか、
解くことを断念するかの2つにひとつとなります。
そして問題が複雑で推測も困難となれば、解くことを断念せざるを得ない。
それは施術院等で患部のみをとにかくリリースをされたという方々が陥る、
この人為的なゆがみは治せないですという、複雑系な重力線にそぐわない問題を作るよりも、
解かないほうがましだという場合があるからです。
ほんとうに他の先生がなさった仕事で、こんなことされてたら治せませんということがあります。
対して重力線に体をそぐうようにして、無意識にカラダをゆがめてバランスとるという最小限のゆがませかたであれば、
それはどこの部位をどれだけリリースすれば全身がうまく整えられるようになるか着地点がわかります。
ですが他の先生がなさって意図がわからないリリースでゆがみができたときは、
お客様を前にして顔に出すことはありませんが匙を投げることがでてきます。
それは適切な原因を見いだせていけるための推測が打ち出せていなければ、私自身がなす仕事でも、
そのような状態におちちるリスクがでてきます。
今回、ベン石温熱器で大腰筋の側面を把握する技術がなければ、
解くことを断念して全体像を底上げしたまでのところで様子見にするしかなかったと考えられます。
ベン石温熱器のベン石の遠赤外線による患部の硬さや癒着が強圧以外の用法で解かれ進むものです。
これができなければ、「あっ、やっぱ、梨状筋じゃなくて、大腰筋の問題だ」と同業者のお客様にも説得力を持って
お伝えする結果がえられたと思われます。
大腰筋の一般的なトリガーポイントがわかっていて、おおよそ大腰筋だと問題はわかっていたとしても、
結果的にその大腰筋の長年お体を誠意ある施術の仕事をなさる陰で、年輪のように凝りをはびこらせて裏に入ると。
やはりCTやレントゲン写真には写ることがない変質が起きてしまうもので、
そこが緩められて、そうした後の違いを感じてもらうしか改善の実感を得られるものではありません。。。
こういった暑い日のさなかですが、
ベン石温熱器を使った筋膜リリースは、
進化を続けさせていただいております。
個人的にはこちらで施術を続けることも、あと数年だと思います。
体力消費のきつさもありますが、自分的に中医学診断の勉強が進むことで、
別の面でしていきたいことへと歩みを進めたい気持ちがわいてきています。
そういった変化の前に、ベン石温熱器のポテンシャルを引き出す作業は、
きっちり得ておこうと考えているこの頃です。
2022年05月21日
ヒートマットって、実はいろいろ種類があった!
ここ最近。
棒状かっさをつかった施術をするようになって、
特に私の背中側の位相筋群を酷使するようになった。
それが起立筋の硬化短縮を生じさせ交感神経優位な状態をつくりだしてしまう。
すると、交感神経優位のときの逃げるか戦うかの戦い続ける興奮状態モードに。
そうなると徹夜で研究というのは苦も無くできるが、
そうした状態が長続きするわけはない。
途中で動けなくなるガス欠だけで済めばいいが、
疲労の蓄積が体力ばかりか体調の悪化へと向かわされることになりかねません。
そうなってしまうおそれを自覚して、
効率よく休むよう工夫をしています。
その工夫のひとつが以前にブログに書いた以下のものでございます。

ベン石かっさをヒートマットの上に乗せて加熱して温まる。
起立筋が硬化短縮することで自動的に交感神経のスイッチが入りっぱなしになるため
その起立筋群を効率よく温熱刺激を与えることで緊張から解きほぐそうという試みです。
これは私にとって非常に効果の高いもので、
最良の休息法といってよいかもしれません。
こうすることで一時間の休息をとることで、
4〜5時間寝たときほどの体力の回復がはかれています。
※ 私自身が体感したところからの個人的感想です。
そのように実感しておりますので、
お客様にお勧めさせていただくこともあります。
私がつかっているヒートマットは、ひまし油湿布をするとき用にエドガーケーシー専門店のテンプルビューティフルさんから買ったものと、
Amazonで手に入れた次のようなものです。
ヒーティングパッド 30×60センチ(温度3段階機能付き)/ひまし油 [並行輸入品]
ブランド: サンビーム
¥4,880
個人的にはこれしかヒートマットを使ったことがなかったので、
お客様にも同様なものを紹介させていただきましたが、
いまさっき、Amazonでヒートマットを調べていたら。


Aurora Love ホットマット 電気ホットマット 30x60cm 加熱パッド 35-60°C均一加熱 寒さ対策 洗濯機対応 丸洗い可 コンパクト オートオフタイマー 温度6段階切替 ふんわり素材 過熱保護 即暖 日本製ワイヤー グレー
Aurora Loveのストアを表示
5つ星のうち4.0 322個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ ホットマット
過去価格: ¥2,086 詳細
セール特価: ¥1,683
OFF: ¥403 (19%)
といった商品もあるんですね。
私はついぞ先ほどまで存じ上げませんでした。
私は、こちらの商品を使ったことがないので、
私の用途にもちいられるかの評価はできません。
2時間で自動でスイッチが切れるというのが気になりますが、
35度から60度までの6段階設定で温度設定ができるため、
60度設定ができるなら余裕で使えるだろうと推測できます。
むしろ温度的にはパワフルさで薄いシャツ越しでは高温すぎるほど。
温熱刺激では汗をかくことが多いので、
こちらの商品なら洗濯機で洗えるようなので、そこもいいですね〜。
あと気になっているのがセール特価で ¥1,683は、、、安い。。。
もしかしたらこの値段なら、起立筋を温熱効果で緩めるため用に買ってみたいという人も出てきそうです。
上記商品のセール、終わってしまいました ^−^;
ざんねん
棒状かっさをつかった施術をするようになって、
特に私の背中側の位相筋群を酷使するようになった。
それが起立筋の硬化短縮を生じさせ交感神経優位な状態をつくりだしてしまう。
すると、交感神経優位のときの逃げるか戦うかの戦い続ける興奮状態モードに。
そうなると徹夜で研究というのは苦も無くできるが、
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途中で動けなくなるガス欠だけで済めばいいが、
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そうなってしまうおそれを自覚して、
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その工夫のひとつが以前にブログに書いた以下のものでございます。

ベン石かっさをヒートマットの上に乗せて加熱して温まる。
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これは私にとって非常に効果の高いもので、
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こうすることで一時間の休息をとることで、
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ざんねん
2022年05月02日
USB接続のベン石温熱器をつかったセルフケアでは、より使い勝手を良くする工夫を
ベン石。
日本でのユーザーが少ないのが不思議なほど、
つかわれてきた歴史と科学的なケア用品としての成分成果が公開されている石はありません。
前漢代に編纂された黄帝内経という中医学の古典であり、
今なおその高い信頼性から学ばれ続けている書にベン石をもちいられ成果を出していた記録がある。
中国ではセルフケアグッズとして、美容に、凝りのリリースに大活躍しているベン石温熱器
USBタイプで給電する10センチ前後で握りやすい小型ベン石温熱器は、
ポーチなどにいれて、ちょっとした合間に使うことで、
特に女性たちの利用に喜ばれています。
顔の表情筋の動きがよくなり表情豊かに魅力的に。
ベン石からの熱の効果的な浸透で目じりやほうれい線などのしわをなくし、
首凝りや顎周りの凝りを解消させてくれる。
疲れ目のときには数分目に当てればすっきり。
その成果は、他の美顔効果の高いといわれるグッズをしのぐ面も多いため、
アメリカでもビアンストーンという名でメジャーになって著名人にも使われています!
私も疲れ目や首凝り、そして顎関節関係のリリースにヘビーユースしています。
これで助けられているところも多いんです。
USB接続タイプのベン石温熱器には、以下のようなタイプが発売されています。

ただ一考すべき点があります。
ケーブルは温度調整機能付き3.5メートル。
つかってみるとわかるんですが、
セルフケア用途とすればケーブルが3.5メートルって長すぎなんです。
そして温度調整機能が付いているんですが、
アバウトな温度調整なので、あまり温度設定の意味がない。
そこを新しい使い方を求めるためひと工夫。
機動性を高めるため、
私が持つ最小のモバイルバッテリーにつなぎ、
ケーブルの長さをショートにして
温度調整機能をさっぴいた自前のDC端子ーUSB:端子ケーブルに接続。 ^-^

胸ポケットにモバイルバッテリーをいれて使っています。
温度調整ができないため、
熱くなりすぎたら接続を抜くのですが、
ケーブルの太さが細く、
ほどよい熱発力でちょうどいい軽さ。
扱いやすさは10倍増で価値が飛躍増と実感です。
ベン石温熱器を個人輸入で手に入れている私のお世話になっている施術家の先生方もいます。
もし興味がありましたらDC端子ーUSB端子ケーブルを手に入れて使ってみてください!
日本でのユーザーが少ないのが不思議なほど、
つかわれてきた歴史と科学的なケア用品としての成分成果が公開されている石はありません。
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USBタイプで給電する10センチ前後で握りやすい小型ベン石温熱器は、
ポーチなどにいれて、ちょっとした合間に使うことで、
特に女性たちの利用に喜ばれています。
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その成果は、他の美顔効果の高いといわれるグッズをしのぐ面も多いため、
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機動性を高めるため、
私が持つ最小のモバイルバッテリーにつなぎ、
ケーブルの長さをショートにして
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胸ポケットにモバイルバッテリーをいれて使っています。
温度調整ができないため、
熱くなりすぎたら接続を抜くのですが、
ケーブルの太さが細く、
ほどよい熱発力でちょうどいい軽さ。
扱いやすさは10倍増で価値が飛躍増と実感です。
ベン石温熱器を個人輸入で手に入れている私のお世話になっている施術家の先生方もいます。
もし興味がありましたらDC端子ーUSB端子ケーブルを手に入れて使ってみてください!
2022年04月07日
ベン石温熱器の患部に注熱して水気を帯びた状態にする力。 いいよね〜!
チキソトロピー
・・・・・なんのこっちゃ⁉
はちみつは、低温での固形化したゼリー状からドロッとした液体に変質します。
それは温度やあるいは圧力などの要因の変化をあたえられることにより対応する性質があります。
ざっくりいえば、それがチキソトロピー。
そういえば、うちのオーガニックのエキストラバージンオリーブオイルも、寒い朝は完全個体です。
瓶ごと湯煎すると、さらさらオイルになるんです。
チキソトロピーの性質をふんだんに持っているといえます。
ですが寒いときに急ぎで料理したいときは安いオリーブオイルを使うんです。
寒くても固体化しづらいんですね。
チキソトロピーの性質を、あまり持っていないといえるでしょう。
オリーブオイルといっても、チキソトロピーの性質ありなしは変わるわけです。
はちみつでも、お安い感じの砂糖添加したものは、オリーブオイルと同様なの。
そしてこのチキソトロピーは人間の関節部位の組織も当てはまるのです。
人間の関節部分も冷えた条件下では安定した固体化した状態となり、細胞質基質は濃くなる。
つまり関節を曲げ伸ばししようとしても粘度が高く固まってしまい動きづらくなります。
たとえば。。。
なんらかの条件が加わり関節部の冷えが特別に強まる状態に陥っていたら、
チキソトロピーの性質が加算されさらに関節周囲の関連組織が固体に近づいてしまいます。
すると関節の固まりすぎは、関節の曲げ伸ばしの制限となってあらわれます。
いきなりは動けない。。。
冷えたことでチキソトロピーの特性で関節があたかも固形化したかのようなぎくしゃくした状態というわけだから、
まずできることとしてゆっくりと動ける微動の範囲内で動きの負荷をかけていきます。
すると筋で熱を生み出し、やがて関節にその熱が届くと動き出せるようになる。
朝、起床時にすぐには動きづらかったのが、動いているとじきにスムースに動ける。
それはチキソトロピーの性質が背景にあるんですね。
身体の熱を上げるようにして固体化したゼリー状関節を薄く水を帯びた動ける状態に変えていたのです。
それにより関節の動きがスムースになります。
ですが実は、、、。
人間の関節部分だけが、チキソトロピーというわけじゃないんです。
骨格筋全体の筋肉も、靭帯も、腱も、筋でできた臓器も、そして膜組織も。
ぜんぶ、軟部組織と呼ばれるもので、チキソトロピーの性質をもつものです。
人体におけるチキソトロピーとは、コラーゲン線維が多く含まれた軟部組織が持っている特性のようですね。
温泉に入って体を温めると、チキソトロピーが起きる。
軟部組織の筋肉が凝り固まっていたとすれば、チキソトロピー。
加温で固まった状態が変化して薄く水けを帯びて緩みだします。
だったら温泉は施術中に入るのはムリだけど。
チキソトロピーの性質により固体化した患部の冷えた筋を、ホットストーンでねらって温めるんです。
そうすることで、患部の状態は変わります。
マッサージを受けるときにたいへんに協力的な患部状況へと細胞質基質がと変わるのです。
すでに患部の筋肉はチキソトロピーの性質で冷えて筋繊維が固体化していた。
でもチキソトロピーの性質を知っていればそこに剪断力や強い加圧をかけても、
加熱と同様に水気を帯びた緩む状態になるんだから、それだっていいじゃないのか?
そう考える人もいるはずです。
結論から先に言えば、その橋を渡ろうとしたら、
施術効率も比較してうまく稼げずに、
お客様の筋繊維を壊す・引きちぎる・剪断して後遺症を負わせるリスクに対応しなければならないので。
それは想像以上にしんどくて、加温処理をするのに対して益の減る状況です。
そう言えるのは、白状すれば私自身がさんざんそこの大変さを味わってきたからなのです。。。
正常な筋繊維は、良質なコラーゲンのおかげにより伸張性に弾性や引き張りするときの強度もある。
それに塑性といって、筋繊維が引っ張られてもある程度は弾性として元通りの状態の長さに戻るが、
戻りうる限度を超えて伸ばされると伸びっぱなしになる。その状態を塑性といいます。
(※塑性で、アキレス腱をいったん伸ばし過ぎたら元の状態の長さには戻らなくなる)
その塑性の状態の限度にも多少の余裕がある。
それが冷えが進んだ患部の筋繊維等のコラーゲン組織では、
固体化したせいで弾性や引張強度が劣化し、伸びづらいものになっています。
そうした状態をたとえるなら。。。
ぽきぽきと折れやすい乾燥そうめんをざっくり断ち切ったり圧してボロボロにするような状態。
そういった状態に近づいた筋繊維などが体内で破損を起こしやすいというリスキーな状況下にある。
引きちぎられたり壊された筋細胞は、もう、決して再生しません。
ちぎられ壊れた筋繊維の隣にある筋繊維が太くなって使い物にならなくなったもののカバーをする。
そうしないとしかたがないからな、、、となるわけですが、その人の筋繊維の数は持ち球には限りがあるんです。
あまりプチプチと大胆に引きちぎるのは後遺症的な不具合も予見され、
乱暴なことだと言わざるを得ません。
たとえば、筋膜マッサージガンで、強圧で固形化ゼリーになった部分をガンガン打ち付けるというのも、結果はゆるみがでるのですが、
そこのミクロの目で見る知識があれば、この状態の筋はNG状態で筋繊維にダメージを与え続けるわけですから。
パンプアップにより筋繊維が断裂する場合は、そのときの代謝がいいので隣の生きた筋繊維がカバーできるわけですが、
代謝が落ちたから筋膜マッサージガンを使うという代謝が足らない状況。
その周囲の生き残った筋繊維がカバーしようにも、非力なやからは凝りを貯める、貯める。。。
コリコリの慢性化と悪化が待っています。
こうなると取り返しはつかないと考えてください。
良質なトレーニングにより筋の状態を改良するための努力が必須で、そこにはけっこうシビアなノウハウが必要となります。
自身の内部の凝りがひどいと感じられる方は、
アプローチに慎重さが必要でしょう。
以上でお判りいただけたかと思いますが、
剪断力や圧迫をいきなりかけるのは、
お客様の体の状況によって避けたほうがいいときがあるのです。
お客様の筋繊維にダメージを蓄積させないためです。
だったら筋膜マッサージガンを使うか他のマッサージをするときなどでも、
ウォーミングアップを入れることで、このようなリスクを避けられないか?!
私自身、ウォーミングアップで患部やその関連部を先行して熱で溶かすということに気づいて取り入れてから。
施術の安全と施術効果、それによって切望した深部へのリリース進行が一気に加速しました。
温熱を使ってお客様の筋繊維にダメージを与えないようにできる前は、どうだったかというと。。。
どこの深さまでなら、どの圧法なら筋繊維のダメージが起きるかを繊細に感じて、
そこの一線を踏み出さないようにする計算が負担でしんどくて、気が遠くなるほど苦しんでいました。
施術をしたての同業者の先生に、そういった話をすると「そんなの推し量るのって無理だよ〜」という。
だから解きすぎないようにしたほうがいいと教えられたといいます。
それは私も整体の学校に通ってた時に講師からいわれたので聞き覚えがあります。
ですがそこで投げたら脳はできるようにする方法を見つけようとはしなくなります。
そうすることをあきらめて考えなくなります。
そこは避ける道だと考えて、
ギリギリのところまで解きたいが、そのギリギリってどこ?
そこを見極めるのに精神を尖らせて貴重な思考を大幅に奪われて疲れ切ってたんです。
血液の供給が低下して劣化した患部の筋繊維。
特に痛覚麻痺が進んだ筋繊維は活きのいい筋繊維とは別物です。
現状でボロボロに劣化していますから引きちぎるなんて簡単です。
筋繊維の流れを読み、硬さを読み、質を読み、温度を読み、
この方向でこの圧の力加減なら、ぎりぎりよいはずだと検討を脳内でおこなうため、
つねに患部をビジュアル化してシミュレーションを高速に繰り返していました。
難しい部分となれば、どれだけ自身の施術の一手にダメ出しを繰り出したかわかりません。。
施術中に中空を見つめじっとしているときは、こうしたシミュレーションを脳内で高速におこなっている最中です。
このような苦労は、今まであまり人には話したことはありません、、、
でも、当時の自身の施術法を前進させ続ける必要を感じていたのです。
遠方からわざわざ足を運んでくれるお客様に対して、少しでも持ち上げることができる成果を贈りたいじゃないですか。。。
これが私の心身をひどく弱らせて施術後の疲労の蓄積は計り知れません。
それが元で年単位で働けなくなるほど我が身を崩したことは4〜5回ほど記憶に残っています。
まさに自分の命が消えるほどの危険な状態を2度ほど体験することにもなちました。
でも、それも過去のいい思い出です。
今では、ベン石温熱器での患部の加熱というウォーミングアップ(準備作業)を入れたことにより、
固形化しゼリー状がゴリゴリになったものが熱で水気がある動きやすい状態に変えられたわけです。
今まで呪縛されて夢にまで見て苦しみ続けた筋繊維への内傷をとる施術中の計算は、
この時点でグンと減少させることができる。
加温を適量の時間で適切な温度をもって加えていけば、患部の状態を一時的に水気を帯びた状態に変えることができる。
それはたとえれば、
ぽきぽきと折れやすかった乾燥そうめんも、ゆでて水けを含めば変わります。
水気を帯びたそうめんは、圧してもぽきぽきと折れて離れることもなく、
ゆっさゆっさと形を変えるのみ。
それと似たような状態に患部の筋繊維を変化させてからのアプローチは、かつての緊張の恐怖は低下して安心です。
加熱のしかたや施術上の加熱のいれるタイミングなど、手順を綿密に設計することで、
この安心は増加させることができるものなのです。
加熱する手順を考察すれば、
冷えた患部に対しての適量適温の持続した加温という前段階は、
温度の高さと加熱時間の長さが関係するわけです。
冷たい場で固形化したオリーブオイルやはちみつを溶かすときの湯煎しますが、
熱湯にする必要はなくもう少し温度が低くても解ける。
ただし一瞬だけ温めても芯まで熱が伝わり届くことが全体の変化の前提で、
それには適量の時間の長さが必要だが延々と加温することもない。
冷たくなって固体化したゼリー状のオリーブオイルは。
30度ほどの弱い熱でも加熱時間を長めにする。
それでも解けます。
90度の熱湯なら短時間でも解けます。
ホットストーンセラピーやベン石温熱器をつかう施術も同じ。
ただ人体は高温すぎれば火傷になる、苦痛を感じる。
だったら加熱温度を熱すぎない程度にし加熱時間を長めにしていこう。
そうしたマッサージ前のウォーミングアップにより安全に筋繊維を守り、
協力的なマッサージができるような患部の変化が受容される状態へと変えるのです。
ちなみにホットストーンセラピーを学ぶときに、どれほどの加熱時間を持てばいいか、
そこを教えてくれていました。
なるほどね〜と感心した覚えがあります。
ただベン石温熱器を使うときには温度設定に課題があって
中国製のベン石温熱器を使うと温度設定が甘くしかできないため、加熱温度が高くなりがち。
お客様の体にベン石温熱器を置く前に、私が手で触れて温度を確かめるのですが、
そのときに激熱だと「あちちっ!」と叫んでお客様を驚かせることもでてきます。
お客様に対しては熱く感じすぎない適温(じんわりとした芯に通る熱)での加熱をしたいんですが、
なにぶん中国製のベン石温熱器は温度がどのタイミングで急上昇するかが、いまだにその癖が読みとけません。
そのせいでお客様も「あちちっ!」となる。
ベン石の施術利用の際のパフォーマンスは中国政府お墨付きです。
科学的検証がなされています。
だから他の石以上に、筋のリリースが及ぶ力を持っただけでもすごいものですが。
ここだけは悩ましい問題です。
ただベン石温熱器のチキソトロピーの性質を発揮させるために最適された優位性があります。
それは本気で本職の治療師がアイデアをベン石温熱器のメーカーに訴え、
その期待に応える新たなベン石温熱器の機種が作られ続けている点です。
たとえば持ち手の柄の部分が改良されてさらに持ちやすくなって力具合を正確に制御できて、
柄がない石ではできないような操作感があります。
そうした安定した保持力により握られる道具故にチカラも容易に出せて、
パワフルなリリースができるのです。
人体は様々な凹凸や形状や状態が重なりあっているもので、
そうした形状にフィットできるようベン石温熱器の患部に当たるヘッド部分がバリエーション豊富に用意されている。
だからこそ以前は脊柱起立筋の椎骨の棘突起付近は、棘突起の骨折を危惧して圧を弱めにかけるのがせいぜいでしたが、
今はかっさ型のヘッドを備えたベン石温熱器の機種によりリリース法が変わりました。
適宜、人体の凹凸や細部の形状の変化にあわせたベン石温熱器の機種をもちい、
フィットさせて熱を患部に染みわたらせて水気を帯びた状態に変えられるので、
そのように患部を変化させてからそのフィットしたベン石温熱器で、
私が持っている施術技術の特徴のずり圧やボウエンテクニックでのムーブをかける。
そうしたフィット感がいままでにないような成果を表してくれるんです。
身体の各部に最適なリリースをかなえてくれる各種のベン石温熱器のバリエーション。
本当に加熱が精密にこれでできちゃうわけです。
これがなければ解けないといえた部位が、、、普通に解けるので。
あっけにとられたことも、多々あります。
「あぁ、、、今までの私の苦心惨憺はなんだったんだろう。
テクニックを上げるよりベン石温熱器を買いそろえたら、
いきなりこんなに化けて施術力が見違えるだなんて・・・
ちょっと複雑な気もするが、まぁ、よしとしよう!」
ベン石温熱器などを使う患部の加温が勝敗を分けた感じです。
皮膚からずんずんと深く潜ってしまった患部の固形化したゼリー状部位。
そこにある筋繊維を破壊して崩すことがないようにアプローチする前の、
ウォーミングアップ。
そうするとかつての筋膜リリースをされたときの筋膜という痛覚神経が多量に含まれた部位を圧されるときの痛みが、
消える、または大幅に低減するわけです。
つまりそれは患部ももともと軟部組織であるのは変わりないためチキソトロピーの性質の応用が効くんです。
凝り固まって冷めた筋組織も軟部組織。
加温すれば、水けをおびてゆるみだす。
最後に。
ベン石をもって施術に活かすベン術というベン石の特別応用的なもちいかたが開発されてきました。
他の石には、ベン術といった、ひとつのベン石という種を治療用具として用法を吟味し進化させたものはない。
そのような背景からも施術にもちいれば優れたパフォーマンスをあらわした貴石といえるでしょう。
私の個人的な見解ですが、
ベン石の石の特性がチキソトロピーの水気を帯びた状態に患部を変える力が他の石よりも増していると実感できたことが多々あるのです。
ただしなんとなーく加温していく姿勢では、どの場合はどう変化したといったデータが頭に明記されません。
注意深く観察し、具体的な設定を決めたうえで施行して、その結果を検証していくことは絶対に必要です。
おそらくただベン石を使うだけでも、ベン石の特性から他の石以上の成果は期待できます。
ただし、おおよそそれではベン石の持つ高いパフォーマンスを発揮するには遠いと思えてなりません。
過去、黄帝内経を表した当時のベン石をもちいた先達は、
私が想像する以上に厳密な臨床上のデータを集積し分析しに活かし方をきわめていたはず。
チキソトロピーとは
「ゲルのような塑性固体とゾルのような非ニュートン液体の中間的な物質が示す性質で、粘度が時間経過とともに変化するものである。シキソトロピーとも呼称される。具体的には、剪断応力を受け続けると粘度が次第に低下し液状になる。また静止すると粘度が次第に上昇し最終的に固体状になる。剪断速度が急に変化した場合には、粘度が一定値に安定するのに時間がかかる。 」
(Wikipediaより)
・・・・・なんのこっちゃ⁉
はちみつは、低温での固形化したゼリー状からドロッとした液体に変質します。
それは温度やあるいは圧力などの要因の変化をあたえられることにより対応する性質があります。
ざっくりいえば、それがチキソトロピー。
そういえば、うちのオーガニックのエキストラバージンオリーブオイルも、寒い朝は完全個体です。
瓶ごと湯煎すると、さらさらオイルになるんです。
チキソトロピーの性質をふんだんに持っているといえます。
ですが寒いときに急ぎで料理したいときは安いオリーブオイルを使うんです。
寒くても固体化しづらいんですね。
チキソトロピーの性質を、あまり持っていないといえるでしょう。
オリーブオイルといっても、チキソトロピーの性質ありなしは変わるわけです。
はちみつでも、お安い感じの砂糖添加したものは、オリーブオイルと同様なの。
そしてこのチキソトロピーは人間の関節部位の組織も当てはまるのです。
人間の関節部分も冷えた条件下では安定した固体化した状態となり、細胞質基質は濃くなる。
つまり関節を曲げ伸ばししようとしても粘度が高く固まってしまい動きづらくなります。
たとえば。。。
なんらかの条件が加わり関節部の冷えが特別に強まる状態に陥っていたら、
チキソトロピーの性質が加算されさらに関節周囲の関連組織が固体に近づいてしまいます。
すると関節の固まりすぎは、関節の曲げ伸ばしの制限となってあらわれます。
いきなりは動けない。。。
冷えたことでチキソトロピーの特性で関節があたかも固形化したかのようなぎくしゃくした状態というわけだから、
まずできることとしてゆっくりと動ける微動の範囲内で動きの負荷をかけていきます。
すると筋で熱を生み出し、やがて関節にその熱が届くと動き出せるようになる。
朝、起床時にすぐには動きづらかったのが、動いているとじきにスムースに動ける。
それはチキソトロピーの性質が背景にあるんですね。
身体の熱を上げるようにして固体化したゼリー状関節を薄く水を帯びた動ける状態に変えていたのです。
それにより関節の動きがスムースになります。
ですが実は、、、。
人間の関節部分だけが、チキソトロピーというわけじゃないんです。
骨格筋全体の筋肉も、靭帯も、腱も、筋でできた臓器も、そして膜組織も。
ぜんぶ、軟部組織と呼ばれるもので、チキソトロピーの性質をもつものです。
人体におけるチキソトロピーとは、コラーゲン線維が多く含まれた軟部組織が持っている特性のようですね。
温泉に入って体を温めると、チキソトロピーが起きる。
軟部組織の筋肉が凝り固まっていたとすれば、チキソトロピー。
加温で固まった状態が変化して薄く水けを帯びて緩みだします。
だったら温泉は施術中に入るのはムリだけど。
チキソトロピーの性質により固体化した患部の冷えた筋を、ホットストーンでねらって温めるんです。
そうすることで、患部の状態は変わります。
マッサージを受けるときにたいへんに協力的な患部状況へと細胞質基質がと変わるのです。
すでに患部の筋肉はチキソトロピーの性質で冷えて筋繊維が固体化していた。
でもチキソトロピーの性質を知っていればそこに剪断力や強い加圧をかけても、
加熱と同様に水気を帯びた緩む状態になるんだから、それだっていいじゃないのか?
そう考える人もいるはずです。
結論から先に言えば、その橋を渡ろうとしたら、
施術効率も比較してうまく稼げずに、
お客様の筋繊維を壊す・引きちぎる・剪断して後遺症を負わせるリスクに対応しなければならないので。
それは想像以上にしんどくて、加温処理をするのに対して益の減る状況です。
そう言えるのは、白状すれば私自身がさんざんそこの大変さを味わってきたからなのです。。。
正常な筋繊維は、良質なコラーゲンのおかげにより伸張性に弾性や引き張りするときの強度もある。
それに塑性といって、筋繊維が引っ張られてもある程度は弾性として元通りの状態の長さに戻るが、
戻りうる限度を超えて伸ばされると伸びっぱなしになる。その状態を塑性といいます。
(※塑性で、アキレス腱をいったん伸ばし過ぎたら元の状態の長さには戻らなくなる)
その塑性の状態の限度にも多少の余裕がある。
それが冷えが進んだ患部の筋繊維等のコラーゲン組織では、
固体化したせいで弾性や引張強度が劣化し、伸びづらいものになっています。
そうした状態をたとえるなら。。。
ぽきぽきと折れやすい乾燥そうめんをざっくり断ち切ったり圧してボロボロにするような状態。
そういった状態に近づいた筋繊維などが体内で破損を起こしやすいというリスキーな状況下にある。
引きちぎられたり壊された筋細胞は、もう、決して再生しません。
ちぎられ壊れた筋繊維の隣にある筋繊維が太くなって使い物にならなくなったもののカバーをする。
そうしないとしかたがないからな、、、となるわけですが、その人の筋繊維の数は持ち球には限りがあるんです。
あまりプチプチと大胆に引きちぎるのは後遺症的な不具合も予見され、
乱暴なことだと言わざるを得ません。
たとえば、筋膜マッサージガンで、強圧で固形化ゼリーになった部分をガンガン打ち付けるというのも、結果はゆるみがでるのですが、
そこのミクロの目で見る知識があれば、この状態の筋はNG状態で筋繊維にダメージを与え続けるわけですから。
パンプアップにより筋繊維が断裂する場合は、そのときの代謝がいいので隣の生きた筋繊維がカバーできるわけですが、
代謝が落ちたから筋膜マッサージガンを使うという代謝が足らない状況。
その周囲の生き残った筋繊維がカバーしようにも、非力なやからは凝りを貯める、貯める。。。
コリコリの慢性化と悪化が待っています。
こうなると取り返しはつかないと考えてください。
良質なトレーニングにより筋の状態を改良するための努力が必須で、そこにはけっこうシビアなノウハウが必要となります。
自身の内部の凝りがひどいと感じられる方は、
アプローチに慎重さが必要でしょう。
以上でお判りいただけたかと思いますが、
剪断力や圧迫をいきなりかけるのは、
お客様の体の状況によって避けたほうがいいときがあるのです。
お客様の筋繊維にダメージを蓄積させないためです。
だったら筋膜マッサージガンを使うか他のマッサージをするときなどでも、
ウォーミングアップを入れることで、このようなリスクを避けられないか?!
私自身、ウォーミングアップで患部やその関連部を先行して熱で溶かすということに気づいて取り入れてから。
施術の安全と施術効果、それによって切望した深部へのリリース進行が一気に加速しました。
温熱を使ってお客様の筋繊維にダメージを与えないようにできる前は、どうだったかというと。。。
どこの深さまでなら、どの圧法なら筋繊維のダメージが起きるかを繊細に感じて、
そこの一線を踏み出さないようにする計算が負担でしんどくて、気が遠くなるほど苦しんでいました。
施術をしたての同業者の先生に、そういった話をすると「そんなの推し量るのって無理だよ〜」という。
だから解きすぎないようにしたほうがいいと教えられたといいます。
それは私も整体の学校に通ってた時に講師からいわれたので聞き覚えがあります。
ですがそこで投げたら脳はできるようにする方法を見つけようとはしなくなります。
そうすることをあきらめて考えなくなります。
そこは避ける道だと考えて、
ギリギリのところまで解きたいが、そのギリギリってどこ?
そこを見極めるのに精神を尖らせて貴重な思考を大幅に奪われて疲れ切ってたんです。
血液の供給が低下して劣化した患部の筋繊維。
特に痛覚麻痺が進んだ筋繊維は活きのいい筋繊維とは別物です。
現状でボロボロに劣化していますから引きちぎるなんて簡単です。
筋繊維の流れを読み、硬さを読み、質を読み、温度を読み、
この方向でこの圧の力加減なら、ぎりぎりよいはずだと検討を脳内でおこなうため、
つねに患部をビジュアル化してシミュレーションを高速に繰り返していました。
難しい部分となれば、どれだけ自身の施術の一手にダメ出しを繰り出したかわかりません。。
施術中に中空を見つめじっとしているときは、こうしたシミュレーションを脳内で高速におこなっている最中です。
このような苦労は、今まであまり人には話したことはありません、、、
でも、当時の自身の施術法を前進させ続ける必要を感じていたのです。
遠方からわざわざ足を運んでくれるお客様に対して、少しでも持ち上げることができる成果を贈りたいじゃないですか。。。
これが私の心身をひどく弱らせて施術後の疲労の蓄積は計り知れません。
それが元で年単位で働けなくなるほど我が身を崩したことは4〜5回ほど記憶に残っています。
まさに自分の命が消えるほどの危険な状態を2度ほど体験することにもなちました。
でも、それも過去のいい思い出です。
今では、ベン石温熱器での患部の加熱というウォーミングアップ(準備作業)を入れたことにより、
固形化しゼリー状がゴリゴリになったものが熱で水気がある動きやすい状態に変えられたわけです。
今まで呪縛されて夢にまで見て苦しみ続けた筋繊維への内傷をとる施術中の計算は、
この時点でグンと減少させることができる。
加温を適量の時間で適切な温度をもって加えていけば、患部の状態を一時的に水気を帯びた状態に変えることができる。
それはたとえれば、
ぽきぽきと折れやすかった乾燥そうめんも、ゆでて水けを含めば変わります。
水気を帯びたそうめんは、圧してもぽきぽきと折れて離れることもなく、
ゆっさゆっさと形を変えるのみ。
それと似たような状態に患部の筋繊維を変化させてからのアプローチは、かつての緊張の恐怖は低下して安心です。
加熱のしかたや施術上の加熱のいれるタイミングなど、手順を綿密に設計することで、
この安心は増加させることができるものなのです。
加熱する手順を考察すれば、
冷えた患部に対しての適量適温の持続した加温という前段階は、
温度の高さと加熱時間の長さが関係するわけです。
冷たい場で固形化したオリーブオイルやはちみつを溶かすときの湯煎しますが、
熱湯にする必要はなくもう少し温度が低くても解ける。
ただし一瞬だけ温めても芯まで熱が伝わり届くことが全体の変化の前提で、
それには適量の時間の長さが必要だが延々と加温することもない。
冷たくなって固体化したゼリー状のオリーブオイルは。
30度ほどの弱い熱でも加熱時間を長めにする。
それでも解けます。
90度の熱湯なら短時間でも解けます。
ホットストーンセラピーやベン石温熱器をつかう施術も同じ。
ただ人体は高温すぎれば火傷になる、苦痛を感じる。
だったら加熱温度を熱すぎない程度にし加熱時間を長めにしていこう。
そうしたマッサージ前のウォーミングアップにより安全に筋繊維を守り、
協力的なマッサージができるような患部の変化が受容される状態へと変えるのです。
ちなみにホットストーンセラピーを学ぶときに、どれほどの加熱時間を持てばいいか、
そこを教えてくれていました。
なるほどね〜と感心した覚えがあります。
ただベン石温熱器を使うときには温度設定に課題があって
中国製のベン石温熱器を使うと温度設定が甘くしかできないため、加熱温度が高くなりがち。
お客様の体にベン石温熱器を置く前に、私が手で触れて温度を確かめるのですが、
そのときに激熱だと「あちちっ!」と叫んでお客様を驚かせることもでてきます。
お客様に対しては熱く感じすぎない適温(じんわりとした芯に通る熱)での加熱をしたいんですが、
なにぶん中国製のベン石温熱器は温度がどのタイミングで急上昇するかが、いまだにその癖が読みとけません。
そのせいでお客様も「あちちっ!」となる。
ベン石の施術利用の際のパフォーマンスは中国政府お墨付きです。
科学的検証がなされています。
だから他の石以上に、筋のリリースが及ぶ力を持っただけでもすごいものですが。
ここだけは悩ましい問題です。
ただベン石温熱器のチキソトロピーの性質を発揮させるために最適された優位性があります。
それは本気で本職の治療師がアイデアをベン石温熱器のメーカーに訴え、
その期待に応える新たなベン石温熱器の機種が作られ続けている点です。
たとえば持ち手の柄の部分が改良されてさらに持ちやすくなって力具合を正確に制御できて、
柄がない石ではできないような操作感があります。
そうした安定した保持力により握られる道具故にチカラも容易に出せて、
パワフルなリリースができるのです。
人体は様々な凹凸や形状や状態が重なりあっているもので、
そうした形状にフィットできるようベン石温熱器の患部に当たるヘッド部分がバリエーション豊富に用意されている。
だからこそ以前は脊柱起立筋の椎骨の棘突起付近は、棘突起の骨折を危惧して圧を弱めにかけるのがせいぜいでしたが、
今はかっさ型のヘッドを備えたベン石温熱器の機種によりリリース法が変わりました。
適宜、人体の凹凸や細部の形状の変化にあわせたベン石温熱器の機種をもちい、
フィットさせて熱を患部に染みわたらせて水気を帯びた状態に変えられるので、
そのように患部を変化させてからそのフィットしたベン石温熱器で、
私が持っている施術技術の特徴のずり圧やボウエンテクニックでのムーブをかける。
そうしたフィット感がいままでにないような成果を表してくれるんです。
身体の各部に最適なリリースをかなえてくれる各種のベン石温熱器のバリエーション。
本当に加熱が精密にこれでできちゃうわけです。
これがなければ解けないといえた部位が、、、普通に解けるので。
あっけにとられたことも、多々あります。
「あぁ、、、今までの私の苦心惨憺はなんだったんだろう。
テクニックを上げるよりベン石温熱器を買いそろえたら、
いきなりこんなに化けて施術力が見違えるだなんて・・・
ちょっと複雑な気もするが、まぁ、よしとしよう!」
ベン石温熱器などを使う患部の加温が勝敗を分けた感じです。
皮膚からずんずんと深く潜ってしまった患部の固形化したゼリー状部位。
そこにある筋繊維を破壊して崩すことがないようにアプローチする前の、
ウォーミングアップ。
そうするとかつての筋膜リリースをされたときの筋膜という痛覚神経が多量に含まれた部位を圧されるときの痛みが、
消える、または大幅に低減するわけです。
つまりそれは患部ももともと軟部組織であるのは変わりないためチキソトロピーの性質の応用が効くんです。
凝り固まって冷めた筋組織も軟部組織。
加温すれば、水けをおびてゆるみだす。
最後に。
ベン石をもって施術に活かすベン術というベン石の特別応用的なもちいかたが開発されてきました。
他の石には、ベン術といった、ひとつのベン石という種を治療用具として用法を吟味し進化させたものはない。
そのような背景からも施術にもちいれば優れたパフォーマンスをあらわした貴石といえるでしょう。
私の個人的な見解ですが、
ベン石の石の特性がチキソトロピーの水気を帯びた状態に患部を変える力が他の石よりも増していると実感できたことが多々あるのです。
ただしなんとなーく加温していく姿勢では、どの場合はどう変化したといったデータが頭に明記されません。
注意深く観察し、具体的な設定を決めたうえで施行して、その結果を検証していくことは絶対に必要です。
おそらくただベン石を使うだけでも、ベン石の特性から他の石以上の成果は期待できます。
ただし、おおよそそれではベン石の持つ高いパフォーマンスを発揮するには遠いと思えてなりません。
過去、黄帝内経を表した当時のベン石をもちいた先達は、
私が想像する以上に厳密な臨床上のデータを集積し分析しに活かし方をきわめていたはず。
2022年04月06日
細胞外マトリックス内のコラーゲン線維の水分量減少により枯れることでおきる異常により起きる体内のミクロシーンで生じる課題と、ベン石温熱器をもちいたアプローチにより感じた改善の手ごたえ。
このブログをお読みいただきたい方:
■ 筋膜リリースって、そんなにリリースされないじゃん、と思えるほど筋の張りがきつく硬化した方
■ {筋膜の癒着}という言い方が、違和感ありという鋭い視線を向ける同業者の先生方
■ 細胞外マトリックスのコラーゲン線維が異常だという、ことのほか血の循環にかかわるリリース課題とはなにか、を知りたい方
私のブログ上で「筋膜の癒着が〜」と口に出していますが、本職の施術家がこの説明を聞けばいぶかしく感じることでしょう。
これは私も確信犯的な感じで説明が煩雑にならないためにもちいているフレーズです。
筋膜という「膜組織が癒着」して起きる障害がでたときはそのままなのですが、
それでカバーできないことがわんさと出てきてしまうケースが日常茶飯事です。
臨床で「膜組織が癒着のリリース」で片が付くならまだ軽症だというわけです。
筋膜組織の癒着をリリースするためのやり方について解説した良書が多数ある。
そのような施術書は、たいてい私は把握させていただいております。
隣に位置して接する筋膜や靭帯や骨膜などの軟部組織のコラーゲン組織が癒着をおこしたときは、
上述のような筋膜リリース等の良書で対応ができます。
でも、驚くことに、
もっとひどいリリースが困難なケースが多々出てくるのです。
それはどこで起きているのでしょうか?
そこについて明確な解剖学的な提示がなされた本は私は見つけられていないのですが、
それは細胞と細胞の空間に充填されている細胞外マトリックス(=細胞外基質)といったものが関係しているだろうと予測されます。
細胞外マトリックス(=細胞外基質)の用語解説 としては「生体を構成する体細胞の外側にある線維状や網目状の構造体」のことです。
(※ 私の推測が入っているため、話半分で聞いてください)
細胞外マトリックスとは。
たとえば、血管内部を流れる血液内には、
水分のなかを赤血球、白血球、血小板などおなじみの細胞もあるが、
他にコラーゲン線維が基底として血管内を立体化させている。
そのように細胞と細胞の間に充填して立体構成をなす役割をになっています。
もしこの細胞外マトリックスといわれるコラーゲン細胞等がなければ、
血管が折れ曲がれば穴をふさぐような状態で血が止まる状態がおきる。
細胞外マトリックスが活躍できないと、血管がつぶれちゃうんですね。
そのようなことを防ぐことが細胞外マトリックスのおかげなんですね。
わかりやすいところで言えば。。。
ヒアルロン酸を配合した化粧水って、お聞きになられたことはあるでしょうか?
ヒアルロン酸も細胞外マトリックスなんですね。
これのおかげで弾力あるお肌がよみがえります。
筋膜リリース上で面倒なことが起きる背景を推測してみると、
細胞外マトリックスといわれるカラダの立体化を支える結合組織の癒着が進んだのではと感じられるのです。
以前は、あまりこの細胞外マトリックスについて焦点を当てていなかったのですが、
中医学を学び
「血虚」という血液が十分に流れていない状態はなぜ起こるのだろうか、
「血於」という血行が停滞した状態はなぜ起こるのだろうか、
etc。。。
と「血」に関係する症状を並べて考えていくと、
そこでは心臓と肝臓で説明できるものもあるが、
それだけでは説明がつきづらい血流悪化がある。
そこには血管内の血液中に存在している細胞外マトリックスに問題が起きているのだろうかと推測してみました。
血管内は細胞外マトリックスがコラーゲン線維で立体組成され、ちょうどスポンジが適度な空間をあけて膨らんだ状態を作り出しています。
これにより血管がつぶれずに張りがでて内部のスペースをつくり、そのなかを赤血球・白血球・その他の細胞を通すことができている状態。
それが正常。
それが。。。
血管内の細胞外マトリックスの血管内空間を作り出す機能が低下したとき、中を通る赤血球・白血球等の細胞の通りが悪化しだします。
それにより血於という血行の停滞した状況を産みます。
細胞外マトリックスがつぶれだしてしまうわけは?
細胞外マトリックスの構成要素であるコラーゲン線維には液体が必要です。
コラーゲン線維が立体を構成する軟部組織としていつづけるには、
乾燥したゼラチンではなく、適度に水分を含んだゼリーのようでなければなりません。
水を含むゼリー状からの弾性と張力強度が、変化や衝撃にも耐えることができるのです。
そうした液体・水分が適量、その組織部位まで届けばこの状態が得られるのですが、
液体が正常に細胞外マトリックスを機能できうる量を下回り、その傾向が増加するとき。
徐々にぷるぷるのゼリーの柱が、乾燥しカサカサで委縮した板ゼラチンへと近づく道をたどります。
私どもが骨化していると、筋組織がある部位を指して呼ぶときには、
筋膜が癒着した状態がマクロの大きなとらえとすれば、
細胞外マトリックスが液体を減らされて血管内の弾性や血管の立体化が低下したときをミクロととらえる。
すると細胞外マトリックスが細胞間の間をあけていたもので血管内を通れたものが、
徐々に細胞外マトリックスのコラーゲン線維同士の間が密になりすぎて赤血球等も通しづらくなります。
細胞外マトリックスの崩れたそうした部位の組織には、様々な異変が出てくると予測されます。
細胞外マトリックスの立体化が崩れた血管を持てば血流が崩れた量に比例して停滞します。
血液の循環という血のめぐりがそこの停滞で、結果、全身への血液循環への影響を産むことは物理的な考察の通りでしょう。
そうした部位を私が手をかざすようにしたり軽く触れるとき。
私どもの手では、凝りとは違った、静電気的なチリチリとか熱を失した冷え冷えとか、
なんらかの健康とは呼べない組織がそこにあると見つけ出します。
余談ですが、エネルギー的に低下した組織の影響から、施術者の手や体のエネルギーがそちらへと大きく流れて持っていかれる。
そういった状態は気が枯れた部位を持っているということでもあり、
施術者としては、身を削ることになります。
ここからは私の推測がはいるのですが、
細胞外マトリックスが液体を多く失っているところでは骨以上の硬度をそこに見出せるところがそれだろうとみています。
「凝り」という甘いレベルの硬度ではないのは、筋硬度計等で、そこは異常な硬さを示します。
(※ 硬度が高まり続けているときは戻せるのですが、硬さが極まると、急激にぐにゃぐにゃとそこの力を失い病が進みます。)
( この「虚脱」した組織の状態へと移行が進んだときは、施術での対応は非常に困難だと言わざるを得ず。)
( 筋膜リリースでは、非対応と考えて他を探すべきでしょう。)
( いい先生であれば、信じて徐々に改善を積み上げるよう頼む選択肢もありますが、)
( 容易に成果がでるものではないことを念頭に置くことがよいでしょう。)
実は、そのような異常な硬さをしめす凝りを、手の指や肘などで圧しても解けるものではありません。
筋膜リリーステクニックの各種の良書を参考にした施術法でも、どうやっても、少ししか改善しない。
ちょっとだけ解けたとしても、結局は、そうした組織をもつ方の体内状況は液体の流れの滞りが起きやすいのです。
液体の流れを深層部の凝りを多く抱えていれば、動脈を圧迫して血流の悪化の作用が強まっています。
それが酸化した体質であれば体全体にそうした深層部の凝りを、そこかしこにできている危険信号がともっています。
そうなるとリリースしても改善から悪化への戻りが早い傾向があります。
こうしたときの改善を積み上げるにはどうするかという課題に取り組み、
施術する側が、あきらめずに取り組んでいく必要さを感じました。
そして施術では同じやり方を同じように繰り返すだけでは同じ限度の結果しか得られない。
そのように感じています。
細胞外マトリックスが崩れた部位への対応課題として、
リリースにホットストーンをもちいてみたらどうか?
すると、大きなステップアップをした成果を実感。
その後、中医学では黄帝内経という医学書があり、そちらにてベン石の利用があげられていました。
血瘀という血液の流れが停滞するという部位に名をつけて呼んだ中国の医療者が用い続けるベン石の意味。
それを見て、もしや・・・これって細胞外マトリックスに確実な変化改善を生み出すパワーツールじゃないのだろうか?
そういった目で私はベン石の存在を認識し、
試用を始めました。
最初、ベン石の常温の冷えたかっさでこすっても、どうも成果が上がる兆しがない。
心臓部といえるような深層部の動き{プラス変化}が感じられなかったのです。
ですがベン石が加熱されたときに、どうも、お客様の体の状態変化が違う。
改善が微増ではなく、急速に速まっていったのです。
そうした改善の急速化に対して、
以前はお客様が偏差のような好転反応といわれるような体調のだるさがでていたものだったが。。。
そういったことさえあまり見られないうちに、その人らしい体の様子へと移り変えられていく。
ベン石温熱器をどう活かしていけるかという付き合い方のノウハウは、
ベン石温熱器を2機同時に使うことで、熱の中点を作ったり、同一経絡上の気を通してみたり。
考えうることは積極的に試して、どのようなときはそうもちいるべきというように積み上げました。
机上での学習もベン石温熱をもちいたアプローチの中国語のテキストの精読。
そして実際にベン石温熱器を扱う下地が以前に独自に考えたさまざまなツールを使い、
木刀を振り続けて、手の内を合気柔術でお教えいただきましたから発想が飛躍できたのです。
人体の血管の内部というそのミクロで起きていた細胞外マトリックスのコラーゲン線維のつぶれや枯れが、
ベン石温熱器を積極的にもちいだしたらリリースがおもしろく感じられる。
そうしたベン石温熱器という道具が与えられて、
臨床がこれからもプラスされていくことの充実。
ミクロで観ると、と、以前、隣同士の筋細胞が癒着するといった場合もあるととりあげた記憶がありますが、
この細胞外マトリックスの正常化が、人体の健康へのしくみの基底部にありそうな気がしてなりません。
血瘀という血液の流れが停滞した状態が起きて、そこから悪化が進行すると瘀血という病理状態へと移行します。
瘀血の血液の強い停滞した状態により酸素供給が滞る組織は悪性腫瘍が作られる温床にもなるといわれています。
おそらく私は。
私のする施術で、細胞外マトリックスのコラーゲン線維の理想的な状態に戻したい。
それが今の私の求めることです。
いまも高いハードルはありますが、飛躍的にパフォーマンスがあがるベン石温熱器といったツールのお力を借り、
実際にお客様の対応をさせていただいて研究を進める方向を得て。
これからを組み立てていければと考えています。
2022年04月04日
えっ、医道の日本社の春の特別割引セールの通販冊子にベン石温熱器が掲載されてない!! ちょっと、ショックです ^-^;
【医道の日本社】という医療系の出版社は、
主に鍼灸等の本や医療用具もネット等で通販しています。
定期的にセールの通販冊子を送ってきてくれるため、
私の同業者の方々にはその冊子を手にしている人も多いでしょう。
昨日届いた春の特別割引セール冊子は、治療院の感染症対策グッズコーナーはより充実している感じだが、
それがここ最近はセールの通販冊子に『ベン石温熱器』も掲載されていたのですが、
今回は掲載されていませんでした。 ^-^;
「おやぁ〜??なぜだろうか。。。残念」
通年で利用できる年初に送っていただいた厚手の通販冊子ではベン石温熱器が掲載されているので、
もちろん今も医道の日本社の通販で買えると思います。
治療用具の定番としてベン石温熱器が定着してくれるといいと期待するほど、
いまの私の施術成果が叩きだせているのです。
ただしベン石温熱器は多種多様な身体部位にマッチした機種があるため、
医道の日本社にて販売されている機種を一本持っているだけでは全身対応はできないんで。
本格的にベン石温熱器を駆使して通常他の手技では解くことができない部位を軽快に対応するには、
かなり初期投資が必要なのです。
私はベン石温熱器を10種類ほど手にしており、それぞれの種類の機種がどのような部位のリリースシーンに活用できるか。
そのやり方を模索検討して、そこでノウハウを蓄積しています。
たとえば、以前、背中の胸椎という背骨の部位にある回旋筋という筋肉。
ここが異常緊張をおこすことで椎骨の棘突起が捻じれたままずれが戻らないことがあります。
そこをその棘突起骨を動かすことで理想位置に戻そうとするも、
結局は、棘突起をずらした回旋筋がほろほろと癒着をほどけてOKになるほどは、
棘突起への押圧では対応できない。
でも短時間でそこを勝負するというなら、押圧でとなるものの、それでは結果、早々にずれたときの状態に戻るのです。
それをベン石温熱器を使って回旋筋へ向かうよう注熱。
そうすることで棘突起という骨折しやすい骨が格段と動かしやすくなり安全性が増すのです。
このときは棘突起の左右から同時にベン石温熱器を当てて左右の回旋筋を同時に注熱することが必要です。
一方だけでの注熱では、試してみたら戻りがやや速くなっていることが観察できたからです。
そして棘突起の慢性的なゆがみがある側弯の傾向が強い方には、特に棘突起の左右同時に注熱するといい。
特に起立筋の硬化があると兪穴という、各臓器への気の足らない状態から気を補うための重要な経穴が並べられており、
ベン石温熱器を使って起立筋を解くような操作をするときに、その兪穴への熱や超音波等の刺激が内部へと入り込んで
効果的に自律神経の乱れを軽減させてくれるような作用があるといわれています。
実際に利用してみると、そのような中国のベン石温熱器を製造販売するメーカーの説明書き通りの成果がでていると感じるはずです。
短期間でも丁寧に徹底的に、ベン石温熱器を使いこなすためのノウハウを学ぶならば、
一般の方でも、プロが認めるような真剣な成果があらわれるでしょう。
すぐれた道具が彩る、時間の倹約と、高い成果の普通にでてしまう様。
ちょっと大きな変化がだせるという怖さがあるので、
そこがリスクありだと思えるとぶつかったりぶるったりすることもあります。
ですがだからといって、運良く得られる自分やご家族への健康を維持向上の活動の幅を引き寄せる機会を失うのは、
惜しくないでしょうか?
いわんや、プロの先生方がご覧いただくような医道の日本社のセールの冊子ですから。
プロの先生がベン石温熱器を手にして、そこでみられるお客様の改善の様子が出るシーンを目の当たりにしたら。
「これって、いいんじゃない?」と思う先生方もでてくるのではないでしょうか。
ちなみに私の施術をお受けいただいている整体やマッサージの先生では、
実際にベン石温熱器をもちいた施術を受けてから、自分でも中国からそれらを取り寄せて使われている方が4〜名程おられます。
主に鍼灸等の本や医療用具もネット等で通販しています。
定期的にセールの通販冊子を送ってきてくれるため、
私の同業者の方々にはその冊子を手にしている人も多いでしょう。
昨日届いた春の特別割引セール冊子は、治療院の感染症対策グッズコーナーはより充実している感じだが、
それがここ最近はセールの通販冊子に『ベン石温熱器』も掲載されていたのですが、
今回は掲載されていませんでした。 ^-^;
「おやぁ〜??なぜだろうか。。。残念」
通年で利用できる年初に送っていただいた厚手の通販冊子ではベン石温熱器が掲載されているので、
もちろん今も医道の日本社の通販で買えると思います。
治療用具の定番としてベン石温熱器が定着してくれるといいと期待するほど、
いまの私の施術成果が叩きだせているのです。
ただしベン石温熱器は多種多様な身体部位にマッチした機種があるため、
医道の日本社にて販売されている機種を一本持っているだけでは全身対応はできないんで。
本格的にベン石温熱器を駆使して通常他の手技では解くことができない部位を軽快に対応するには、
かなり初期投資が必要なのです。
私はベン石温熱器を10種類ほど手にしており、それぞれの種類の機種がどのような部位のリリースシーンに活用できるか。
そのやり方を模索検討して、そこでノウハウを蓄積しています。
たとえば、以前、背中の胸椎という背骨の部位にある回旋筋という筋肉。
ここが異常緊張をおこすことで椎骨の棘突起が捻じれたままずれが戻らないことがあります。
そこをその棘突起骨を動かすことで理想位置に戻そうとするも、
結局は、棘突起をずらした回旋筋がほろほろと癒着をほどけてOKになるほどは、
棘突起への押圧では対応できない。
でも短時間でそこを勝負するというなら、押圧でとなるものの、それでは結果、早々にずれたときの状態に戻るのです。
それをベン石温熱器を使って回旋筋へ向かうよう注熱。
そうすることで棘突起という骨折しやすい骨が格段と動かしやすくなり安全性が増すのです。
このときは棘突起の左右から同時にベン石温熱器を当てて左右の回旋筋を同時に注熱することが必要です。
一方だけでの注熱では、試してみたら戻りがやや速くなっていることが観察できたからです。
そして棘突起の慢性的なゆがみがある側弯の傾向が強い方には、特に棘突起の左右同時に注熱するといい。
特に起立筋の硬化があると兪穴という、各臓器への気の足らない状態から気を補うための重要な経穴が並べられており、
ベン石温熱器を使って起立筋を解くような操作をするときに、その兪穴への熱や超音波等の刺激が内部へと入り込んで
効果的に自律神経の乱れを軽減させてくれるような作用があるといわれています。
実際に利用してみると、そのような中国のベン石温熱器を製造販売するメーカーの説明書き通りの成果がでていると感じるはずです。
短期間でも丁寧に徹底的に、ベン石温熱器を使いこなすためのノウハウを学ぶならば、
一般の方でも、プロが認めるような真剣な成果があらわれるでしょう。
すぐれた道具が彩る、時間の倹約と、高い成果の普通にでてしまう様。
ちょっと大きな変化がだせるという怖さがあるので、
そこがリスクありだと思えるとぶつかったりぶるったりすることもあります。
ですがだからといって、運良く得られる自分やご家族への健康を維持向上の活動の幅を引き寄せる機会を失うのは、
惜しくないでしょうか?
いわんや、プロの先生方がご覧いただくような医道の日本社のセールの冊子ですから。
プロの先生がベン石温熱器を手にして、そこでみられるお客様の改善の様子が出るシーンを目の当たりにしたら。
「これって、いいんじゃない?」と思う先生方もでてくるのではないでしょうか。
ちなみに私の施術をお受けいただいている整体やマッサージの先生では、
実際にベン石温熱器をもちいた施術を受けてから、自分でも中国からそれらを取り寄せて使われている方が4〜名程おられます。
2022年02月03日
棒状かっさは、人体の凸に凹でフィットするからスグレモノマッサージができるんです!
こちらのブログをお読みいただきたい方:
■ 棒状かっさを購入したか購入の検討をしておられる方
■ 比較的に安価で効率のいいマッサージがしてみたい方
下記の私のブログを読んでいただいて、
「木製の棒状かっさを買いました!」という方から連絡をいただきました。
2022年02月02日
背面のリリースって苦手だという人、いませんか? そのような方にお勧めの かっさがあります! その形状は。。。。。
http://bodywise-note.seesaa.net/article/485450787.html

すりこ木のようで、中ほどにアーチ部分が設けられた面白い形状ですね。
お寺のお坊さんがすりこ木でごまの油がでるまでゴマをするとき。
どのようにして擦っているか、ご覧になられたことはありますか?
それぞれのお坊さんごとに流儀があると思いますが、
私が訪れた僧院で軍手をしていました。
宿坊に宿泊する方々30名ほどのゴマ豆腐を作るためです。
すりこ木は短くなっています。。
ゴリゴリゴリゴリ、とリズミカルな音を立てて。
そのすりこ木と様相は似てるんですね。
すりこ木も棒状かっさも握りやすさが大事です。
『握りやすくするポイント』
できれば軍手をして棒状かっさを使ってください。
一工夫するなら軍手にゴムのすべり止めが貼られた商品がありますから、そちらがよりよいでしょう。
そうしていただくだけで、マッサージ効果は4〜5倍跳ね上がります(個人的な感覚ですが、まじめにそう感じます)。
なのでもし棒状かっさを購入なさった方がおられたら、
ぜひ、軍手にすべり止め機能がついたものを手にはめてセルフマッサージをしてみてください。
こちらの棒状かっさの優れた点は、
体の凸の部分にフィットするような窪み凹があるから胴体や首、脚部などの凸面をフィットしてとらえることができるのです。
私はストレッチポール、ランブルローラー、様々なフィットネスやセルフケアをすることのできるツールを持ってますが、
胴体へのフィット感がでるようなアーチがあるグッズじゃないんですよ。
そうなんです。
人体の胴体の側面などはかなりのアーチ型なんですが、
ストレッチポールやランブルローラーじゃ、一点のみが強烈に当たって痛いし骨折の危険がある。
つまりアーチが強い面を対応させるには不適応なツールです。
そこに不満をもったことがある方、おられませんか?
市中で視られるセルフマッサージ用のグッズって、そういうのが非常に多いんです。
それに対して。
中国式のかっさ等は、凸と凹の組み合わせで人体が構成されているなら合理的にその凸と凹にフィットしマッチするようなケアができるべきだという思想が入ったものも多く存在しています。
一見すると、棒にアーチの面を彫ったちょっとした工夫に見えますが、
このアーチが人体の凸を凹でフィットさせて安全で効率的にきつい凝りを癒してくれるわけです。
※ 一般の棒状かっさには。アーチが2つのパターン彫られています。
長いアーチ面は、フィット面積が大きくなりやさしい加圧になり、
短いアーチ面は、フィット面積が狭まり強い加圧になります。
体側は長いアーチ面を用いて広めにフィットさせるのがポイント。
首後ろは短いアーチ面のほうが的確にフィットします。
首後ろを長い広いアーチでかっさすると、圧がぼやけて効き目が感じられないかも。。。

■ 腸脛靭帯のセルフマッサージでリリース
腸脛靭帯という靭帯が太ももの外側位置にあります。
セルフマッサージをしようとしても力が入りづらく、
ランブルローラーやストレッチポールでは一点に力がかかって危険な圧になります。
それは脚部という筒状の円筒形だからそうなるのです。
円筒形状にフィットさせることができる棒状かっさは、
ランブルローラー等では当たりが悪い円筒の部位でも、
じつにフィット感ありありでリリースしてくれるので。
昨日、同業者の先生が腸脛靭帯が凝っててといっていたが、
こういう手もあるぞと教えてあげればよかった。 ^-^;
というように施術者でも、この腸脛靭帯は解きづらいところになるのだが、
そこも楽々、リリースしていけるというスグレモノマッサージツールです。
あとは棒状かっさ。
梃子を使うことで【鼠径靭帯の詰まりや凝り】を劇的にリリースしてくれるスグレモノマッサージができます。
棒状かっさの丸みをもった端の部位を使って梃子で解きます。
この鼠径部はてきとうなやり方で加圧をかけすぎると、鼠径靭帯がダメージを帯びて再生不可能になるのです。
だから安易に手出しをしてはよろしくない部位のひとつですが、この鼠径靭帯が硬くなって代謝の不良を呼ぶ。
つまり脚部という筋肉量が多い部分が、歩いたり走ったり立ったりすることで、熱を発生させ、その熱を胴体等全身に回して体を温める。
それが温活の必須ですが、鼠径靭帯は座り続ける生活だったり、大腿直筋で歩く方だったり、身体のねじれがあったりすれば、
かなり危険なほどパツパツに切れそうになるほど強いテンションを持った状態に陥ります。
そうなると脚部で温めた熱を血に熱転写して全身に回そうとしても、緊張しすぎの鼠径靭帯の締め付けにより、
血行が停滞して血の巡りが悪くなるのです。
するとカラダの深部も冷えてきます。
そこから虚証がはじまるのです。
鼠径靭帯の詰まりや凝りを解く。
それをせずに、血行を良くする薬膳等を食しても、うまくその食材の力を活かせないようなケースになります。
そのようなとき。
ベン石温熱機があれば、ゆっくりじんわりと硬く変質した鼠径靭帯を熱で融解させて緩んだころに加圧して解くのがベスト。
ベン石温熱機を持ってない!という場合には、棒状かっさの丸い端を鼠径靭帯に当てて、鼠径靭帯の流れに沿って摩擦熱がでるよう圧します。
このやり方は修練が必要ですが、
ほぼほぼお坊さんがすりこ木でゴマをするのと同じ手さばきでOKです。
てこの原理を活かすには、支点を完全に固定して微動だにせずが必須です。
支点がぶれたら作用点の力が死にます。
死ぬだけでなく、イメージにそぐわないところへの加圧となるため危険です。
まずは自分のふとももの内側を使って練習してから、鼠径靭帯のほうに移行しましょう。
( 作用点ー−−支点ー−−ー−−−−−−−−−−力点
※ これできれいに鼠径部の凝りが消えてくれた方、いますから。
できればまったくのマッサージをしたことがなくてという方は、
ちょっと危険部位だから控えるようにしていただいて、
私と同業者の方などは、意外に前傾で仕事をすると鼠径部の凝りはでるのでやってみてください。
■ 棒状かっさを購入したか購入の検討をしておられる方
■ 比較的に安価で効率のいいマッサージがしてみたい方
下記の私のブログを読んでいただいて、
「木製の棒状かっさを買いました!」という方から連絡をいただきました。
2022年02月02日
背面のリリースって苦手だという人、いませんか? そのような方にお勧めの かっさがあります! その形状は。。。。。
http://bodywise-note.seesaa.net/article/485450787.html

すりこ木のようで、中ほどにアーチ部分が設けられた面白い形状ですね。
お寺のお坊さんがすりこ木でごまの油がでるまでゴマをするとき。
どのようにして擦っているか、ご覧になられたことはありますか?
それぞれのお坊さんごとに流儀があると思いますが、
私が訪れた僧院で軍手をしていました。
宿坊に宿泊する方々30名ほどのゴマ豆腐を作るためです。
すりこ木は短くなっています。。
ゴリゴリゴリゴリ、とリズミカルな音を立てて。
そのすりこ木と様相は似てるんですね。
すりこ木も棒状かっさも握りやすさが大事です。
『握りやすくするポイント』
できれば軍手をして棒状かっさを使ってください。
一工夫するなら軍手にゴムのすべり止めが貼られた商品がありますから、そちらがよりよいでしょう。
そうしていただくだけで、マッサージ効果は4〜5倍跳ね上がります(個人的な感覚ですが、まじめにそう感じます)。
なのでもし棒状かっさを購入なさった方がおられたら、
ぜひ、軍手にすべり止め機能がついたものを手にはめてセルフマッサージをしてみてください。
こちらの棒状かっさの優れた点は、
体の凸の部分にフィットするような窪み凹があるから胴体や首、脚部などの凸面をフィットしてとらえることができるのです。
私はストレッチポール、ランブルローラー、様々なフィットネスやセルフケアをすることのできるツールを持ってますが、
胴体へのフィット感がでるようなアーチがあるグッズじゃないんですよ。
そうなんです。
人体の胴体の側面などはかなりのアーチ型なんですが、
ストレッチポールやランブルローラーじゃ、一点のみが強烈に当たって痛いし骨折の危険がある。
つまりアーチが強い面を対応させるには不適応なツールです。
そこに不満をもったことがある方、おられませんか?
市中で視られるセルフマッサージ用のグッズって、そういうのが非常に多いんです。
それに対して。
中国式のかっさ等は、凸と凹の組み合わせで人体が構成されているなら合理的にその凸と凹にフィットしマッチするようなケアができるべきだという思想が入ったものも多く存在しています。
一見すると、棒にアーチの面を彫ったちょっとした工夫に見えますが、
このアーチが人体の凸を凹でフィットさせて安全で効率的にきつい凝りを癒してくれるわけです。
※ 一般の棒状かっさには。アーチが2つのパターン彫られています。
長いアーチ面は、フィット面積が大きくなりやさしい加圧になり、
短いアーチ面は、フィット面積が狭まり強い加圧になります。
体側は長いアーチ面を用いて広めにフィットさせるのがポイント。
首後ろは短いアーチ面のほうが的確にフィットします。
首後ろを長い広いアーチでかっさすると、圧がぼやけて効き目が感じられないかも。。。

■ 腸脛靭帯のセルフマッサージでリリース
腸脛靭帯という靭帯が太ももの外側位置にあります。
セルフマッサージをしようとしても力が入りづらく、
ランブルローラーやストレッチポールでは一点に力がかかって危険な圧になります。
それは脚部という筒状の円筒形だからそうなるのです。
円筒形状にフィットさせることができる棒状かっさは、
ランブルローラー等では当たりが悪い円筒の部位でも、
じつにフィット感ありありでリリースしてくれるので。
昨日、同業者の先生が腸脛靭帯が凝っててといっていたが、
こういう手もあるぞと教えてあげればよかった。 ^-^;
というように施術者でも、この腸脛靭帯は解きづらいところになるのだが、
そこも楽々、リリースしていけるというスグレモノマッサージツールです。
あとは棒状かっさ。
梃子を使うことで【鼠径靭帯の詰まりや凝り】を劇的にリリースしてくれるスグレモノマッサージができます。
棒状かっさの丸みをもった端の部位を使って梃子で解きます。
この鼠径部はてきとうなやり方で加圧をかけすぎると、鼠径靭帯がダメージを帯びて再生不可能になるのです。
だから安易に手出しをしてはよろしくない部位のひとつですが、この鼠径靭帯が硬くなって代謝の不良を呼ぶ。
つまり脚部という筋肉量が多い部分が、歩いたり走ったり立ったりすることで、熱を発生させ、その熱を胴体等全身に回して体を温める。
それが温活の必須ですが、鼠径靭帯は座り続ける生活だったり、大腿直筋で歩く方だったり、身体のねじれがあったりすれば、
かなり危険なほどパツパツに切れそうになるほど強いテンションを持った状態に陥ります。
そうなると脚部で温めた熱を血に熱転写して全身に回そうとしても、緊張しすぎの鼠径靭帯の締め付けにより、
血行が停滞して血の巡りが悪くなるのです。
するとカラダの深部も冷えてきます。
そこから虚証がはじまるのです。
鼠径靭帯の詰まりや凝りを解く。
それをせずに、血行を良くする薬膳等を食しても、うまくその食材の力を活かせないようなケースになります。
そのようなとき。
ベン石温熱機があれば、ゆっくりじんわりと硬く変質した鼠径靭帯を熱で融解させて緩んだころに加圧して解くのがベスト。
ベン石温熱機を持ってない!という場合には、棒状かっさの丸い端を鼠径靭帯に当てて、鼠径靭帯の流れに沿って摩擦熱がでるよう圧します。
このやり方は修練が必要ですが、
ほぼほぼお坊さんがすりこ木でゴマをするのと同じ手さばきでOKです。
てこの原理を活かすには、支点を完全に固定して微動だにせずが必須です。
支点がぶれたら作用点の力が死にます。
死ぬだけでなく、イメージにそぐわないところへの加圧となるため危険です。
まずは自分のふとももの内側を使って練習してから、鼠径靭帯のほうに移行しましょう。
( 作用点ー−−支点ー−−ー−−−−−−−−−−力点
※ これできれいに鼠径部の凝りが消えてくれた方、いますから。
できればまったくのマッサージをしたことがなくてという方は、
ちょっと危険部位だから控えるようにしていただいて、
私と同業者の方などは、意外に前傾で仕事をすると鼠径部の凝りはでるのでやってみてください。
2022年01月14日
愛用の道具は自分にフィットしたものを選びたいですよね 【包丁型ベン石編】
ベン石のかっさ型のなかでも異色なインパクトがある形状は、包丁型。

物騒に見えますが、
グリップが握りやすく加工された使い勝手の優れた逸品です。
ですがその個体が自身にマッチするかどうかで使い勝手がかわります。

どう、違うか。。。
(1) 17センチ黒色包丁型ベン石。
一見するとよさそうに見えます。
ですが、ベン石のなかでは高級素材とはいえないB級ベン石で作られたもの。
それゆえ筋膜リリースをおこなうときにはリリースがしづらく
表層筋までのリリースに留まり、深層筋のリリースには向いていない。
致命的欠点ですね。
施術のプロが使う場合、どのベン石でもいいわけではなく、
その多くはふるい落とされます。
(2) 16センチ赤色包丁型ベン石。
重さはちょうどよく赤色ベン石は血の流れをさらに促進させるといわれ
珍重される傾向がある。
それゆえに高級な場合が多い。
個体的に私の手のサイズにマッチして使いやすく、
力の発力が適切に与えられる。
私のお気に入りです。
(3) 14センチ黒色包丁型ベン石。
こちらは高級なA級ベン石で作られたもので重みがずっしり。
非常にいい品質です。
モノと接触したときの高周波の出方が著しく、
それが(2)と同様に炎症のある興奮した神経の痛みを癒す。
ただ私の手には14センチは小さすぎた。・・
刃先が短くて力が入りすぎる傾向があります。
実は、私はこれらすべて中国のネットショップから通販で購入。
判断はほんとに送ってくれるものかどうか不安な掲載された写真と個体差があるからとアバウトなサイズ表記のみ。
グレードが高いと書いてあっても、平気でBやCなどの低級品が送られてくることもあった。
ほんとうに中国ショップとのお買い物はスリルが・・・ありすぎです。
私は
(3)を買って、小さ目で使いづらいから
次に(1)を買ったが深層筋が解けないで困った、
最後に(2)を買いました。ようやく自分の手にあった包丁型ベン石がみつかりました。
要するに、同じベン石で作られたかっさといわれても、
その品質グレードで道具としての使い勝手の差がでます。
グレードが高いものを手に入れても2センチ長さが違えば
自分の手にあうかどうかが変わり、自分にとっての価値が変化してしまう。
わざわざ中国に買い出しにいくのは今のご時世、難しいし、
都内でもこのようなベン石が多数置いてあるショップはないし。
ただ自分の手にあうすばらしい一点ものを手に入れられたときは、
それで一気に施術力が飛躍するのだから、進むしかない。
ちなみに探したらAmazonでも私の手にあった同様な包丁型ベン石が手に入るようです。
道具にこだわるって、時間とお金がかかるものですね。

物騒に見えますが、
グリップが握りやすく加工された使い勝手の優れた逸品です。
ですがその個体が自身にマッチするかどうかで使い勝手がかわります。

どう、違うか。。。
(1) 17センチ黒色包丁型ベン石。
一見するとよさそうに見えます。
ですが、ベン石のなかでは高級素材とはいえないB級ベン石で作られたもの。
それゆえ筋膜リリースをおこなうときにはリリースがしづらく
表層筋までのリリースに留まり、深層筋のリリースには向いていない。
致命的欠点ですね。
施術のプロが使う場合、どのベン石でもいいわけではなく、
その多くはふるい落とされます。
(2) 16センチ赤色包丁型ベン石。
重さはちょうどよく赤色ベン石は血の流れをさらに促進させるといわれ
珍重される傾向がある。
それゆえに高級な場合が多い。
個体的に私の手のサイズにマッチして使いやすく、
力の発力が適切に与えられる。
私のお気に入りです。
(3) 14センチ黒色包丁型ベン石。
こちらは高級なA級ベン石で作られたもので重みがずっしり。
非常にいい品質です。
モノと接触したときの高周波の出方が著しく、
それが(2)と同様に炎症のある興奮した神経の痛みを癒す。
ただ私の手には14センチは小さすぎた。・・
刃先が短くて力が入りすぎる傾向があります。
実は、私はこれらすべて中国のネットショップから通販で購入。
判断はほんとに送ってくれるものかどうか不安な掲載された写真と個体差があるからとアバウトなサイズ表記のみ。
グレードが高いと書いてあっても、平気でBやCなどの低級品が送られてくることもあった。
ほんとうに中国ショップとのお買い物はスリルが・・・ありすぎです。
私は
(3)を買って、小さ目で使いづらいから
次に(1)を買ったが深層筋が解けないで困った、
最後に(2)を買いました。ようやく自分の手にあった包丁型ベン石がみつかりました。
要するに、同じベン石で作られたかっさといわれても、
その品質グレードで道具としての使い勝手の差がでます。
グレードが高いものを手に入れても2センチ長さが違えば
自分の手にあうかどうかが変わり、自分にとっての価値が変化してしまう。
わざわざ中国に買い出しにいくのは今のご時世、難しいし、
都内でもこのようなベン石が多数置いてあるショップはないし。
ただ自分の手にあうすばらしい一点ものを手に入れられたときは、
それで一気に施術力が飛躍するのだから、進むしかない。
ちなみに探したらAmazonでも私の手にあった同様な包丁型ベン石が手に入るようです。
道具にこだわるって、時間とお金がかかるものですね。
2022年01月03日
「フェイシャル用にかっさを活用するとき、どういうかっさを使ってますか?」の回答です!
「フェイシャル用にかっさを活用するとき、どういうかっさを使ってますか?」
それぞれお気に入りのかっさがあるようで、私のいま、使ってるものとして紹介させていただきます!
私自身の顔に対してという考えよりも、
お客様の表情筋等をリリースする機会があればどのようにするか。
そのような想定のもとで研究しています。
頭部は、
(1)頭皮部分の大きなエリアと、

(2)咬筋などにより下顎の固まる状態に追随して硬さが強まる頭部側面と、
(3)表情筋の集まる目、鼻、口、ほほに分けられます。

それらは位置的に狭いエリアに置かれるにも関わらず、
それぞれが個性豊かな状態の違いを表しております。
そうなると板状カッサだけでリリースするには、
盲点や穴がぼこぼこ空くので、
いつまでもリリースが進んだ癒着の固定による歪みグセが消えず、
その方自身の本来の完成形へと近づきづらいでしょう。
どうしても制限が出てきてしまいます。
なので。
Amazonなどでは、べん石のような石のかっさではなく樹脂製ですが、様々な形状の違うタイプのかっさが詰め合わせされたセットが売ってますね。
お手軽なセットだと思います。
私も一応、黄色タイプの樹脂製のセットを持ってます。オイルマッサージ等で、ガシガシ使えていいですね。


ただ、、、
そこで止まると、、、私らしくありません。
頭部の部位ごとに私のもつツールをフル活用して、
合理的かつ効果的に解くことができるよう研究しています。
おかげで良い成果がでてきてると思います。
そうなると、結果的に板状のかっさの範囲をかなり逸脱しました。
ご参考までに全体をご紹介しますね。

上図、左側はべん石温熱器です。
5.5cmサイズと3cmサイズを併用します。
小さい3cmサイズのものは小回りが効き凹凸がある顔には適していますが、
側頭部は5.5cmサイズのほうがグリップできて力が込められやすいため適しています。
こちら頭部の側頭部のリリースにいいのですが首筋やデコルテラインも強力にリリースを推し進めてくれます。
右上はべん石のロングタイプのカッサです。
こちらはホットストーン用加熱器を使い、40℃〜ほどに温めてから利用します。
大きめで重量もありますが、一枚だけでは圧と熱が非力なときがあるので、そのときは同時に複数枚をもち刺激を加えます。
そのイメージは、髭剃りに2枚刃、3枚刃、4枚刃があって、一度の剃りできれいに剃れるようなメリットがありますよね。
それと同様な仕上がりがでて来ます。
特に頭皮のある部位をしっかりとした圧で解こうというとき、有効です。
右下はべん石の包丁型のカッサです。
包丁型のグリップ部分にグリップテープを巻いて力を安定的に出しやすくしてあります。
ロングタイプのかっさは、握りづらいというわけではありません。
ですが刃の尖端が丸みを帯びていて、首の斜角筋が棘状しこりと化したものにムーブをかけるときには不向きです。
そのようなときは、断然、握りやすさを追求したべん石の包丁型のカッサは役立ちます。
並行圧をかけるときには、包丁型の包丁の刃の背に親指や人差し指を乗せれば、さらに圧が安定します。
逆に包丁の刃の背に親指や人差し指を乗せないで圧をかけると、
軽い不安定な圧になって皮膚の表面に近い部位を削るでしょう。
それは芯に入らない圧となり、不快さが増す場合があります。
右側真ん中の、ネフライト製キノコ型。
見た目も、持った感じもかわいい。
きのこの柄と傘の部分の2つがなめらかな楕円形です。
こちらもホットストーン用加熱器を使って温めて利用します。
鼻周囲は、板状のかっさで、線で皮膚を捉えるより、
キノコ型で面で皮膚を捉えたほうが、断然、ずり圧がかかります。
板状のかっさで何度こすっても取れなかった凝りが、
キノコ型では数回で処理できるほどパワフルです。
そのとききのこの傘のほうを使うのかと思いきや、
きのこの柄の小さな楕円形部分を使って鼻の周囲を解きます。
ここポイントです!
右側にみえる斧状かっさは、
これは現在入手できないはずですから、
ご紹介していいものか悩むところです。。。
こちらはお客様からいただきました。
(K様、ありがとうございます!)
斧の先部分が多少細くなっています。
斧のような印象のままです。
このかっさを握ってみると握りやすく力が取り出しやすいし、
斧の尖端部位に腕の力全体が容易に伝わります。
ちょうど人差し指と親指で斧をはさむと人差し指の動きのとおりに斧の尖端が操れるのです。
まるで使い慣れたペンを操作するような感覚でかっさの尖端が操れます。
3ミリ単位か3センチの短線で高精度な患部へのアプローチができます。
他に数十のかっさを試していえることですが、
私には緻密な仕上げをするときに、これ、欠かせません!


ボディ専用天然石かっさプレートつき 白かっさ美点マッサージ@BODY (主婦の友生活シリーズ) ムック – 2014/5/27
こちらのムック本についていた『ボディ専用天然石かっさプレートつき 白かっさ』が、この斧型かっさです。
こちらの本は売ってない模様です。。。
マスクをつけることが多くなったこの頃で、表情筋を活性化させることも少なくなったといいます。
だからこそ、おくゆかしくフェイシャル・マッサージをしていただいて、見えないところのおしゃれをしてみませんか?
みなさまも、ぜひ、ご自身のお顔のニーズに合わせて、工夫したかっさの使い方を研究してみてくださいね。
それぞれお気に入りのかっさがあるようで、私のいま、使ってるものとして紹介させていただきます!
私自身の顔に対してという考えよりも、
お客様の表情筋等をリリースする機会があればどのようにするか。
そのような想定のもとで研究しています。
頭部は、
(1)頭皮部分の大きなエリアと、

(2)咬筋などにより下顎の固まる状態に追随して硬さが強まる頭部側面と、
(3)表情筋の集まる目、鼻、口、ほほに分けられます。

それらは位置的に狭いエリアに置かれるにも関わらず、
それぞれが個性豊かな状態の違いを表しております。
そうなると板状カッサだけでリリースするには、
盲点や穴がぼこぼこ空くので、
いつまでもリリースが進んだ癒着の固定による歪みグセが消えず、
その方自身の本来の完成形へと近づきづらいでしょう。
どうしても制限が出てきてしまいます。
なので。
Amazonなどでは、べん石のような石のかっさではなく樹脂製ですが、様々な形状の違うタイプのかっさが詰め合わせされたセットが売ってますね。
お手軽なセットだと思います。
私も一応、黄色タイプの樹脂製のセットを持ってます。オイルマッサージ等で、ガシガシ使えていいですね。
ただ、、、
そこで止まると、、、私らしくありません。
頭部の部位ごとに私のもつツールをフル活用して、
合理的かつ効果的に解くことができるよう研究しています。
おかげで良い成果がでてきてると思います。
そうなると、結果的に板状のかっさの範囲をかなり逸脱しました。
ご参考までに全体をご紹介しますね。

上図、左側はべん石温熱器です。
5.5cmサイズと3cmサイズを併用します。
小さい3cmサイズのものは小回りが効き凹凸がある顔には適していますが、
側頭部は5.5cmサイズのほうがグリップできて力が込められやすいため適しています。
こちら頭部の側頭部のリリースにいいのですが首筋やデコルテラインも強力にリリースを推し進めてくれます。
右上はべん石のロングタイプのカッサです。
こちらはホットストーン用加熱器を使い、40℃〜ほどに温めてから利用します。
大きめで重量もありますが、一枚だけでは圧と熱が非力なときがあるので、そのときは同時に複数枚をもち刺激を加えます。
そのイメージは、髭剃りに2枚刃、3枚刃、4枚刃があって、一度の剃りできれいに剃れるようなメリットがありますよね。
それと同様な仕上がりがでて来ます。
特に頭皮のある部位をしっかりとした圧で解こうというとき、有効です。
右下はべん石の包丁型のカッサです。
包丁型のグリップ部分にグリップテープを巻いて力を安定的に出しやすくしてあります。
ロングタイプのかっさは、握りづらいというわけではありません。
ですが刃の尖端が丸みを帯びていて、首の斜角筋が棘状しこりと化したものにムーブをかけるときには不向きです。
そのようなときは、断然、握りやすさを追求したべん石の包丁型のカッサは役立ちます。
並行圧をかけるときには、包丁型の包丁の刃の背に親指や人差し指を乗せれば、さらに圧が安定します。
逆に包丁の刃の背に親指や人差し指を乗せないで圧をかけると、
軽い不安定な圧になって皮膚の表面に近い部位を削るでしょう。
それは芯に入らない圧となり、不快さが増す場合があります。
右側真ん中の、ネフライト製キノコ型。
見た目も、持った感じもかわいい。
きのこの柄と傘の部分の2つがなめらかな楕円形です。
こちらもホットストーン用加熱器を使って温めて利用します。
鼻周囲は、板状のかっさで、線で皮膚を捉えるより、
キノコ型で面で皮膚を捉えたほうが、断然、ずり圧がかかります。
板状のかっさで何度こすっても取れなかった凝りが、
キノコ型では数回で処理できるほどパワフルです。
そのとききのこの傘のほうを使うのかと思いきや、
きのこの柄の小さな楕円形部分を使って鼻の周囲を解きます。
ここポイントです!
右側にみえる斧状かっさは、
これは現在入手できないはずですから、
ご紹介していいものか悩むところです。。。
こちらはお客様からいただきました。
(K様、ありがとうございます!)
斧の先部分が多少細くなっています。
斧のような印象のままです。
このかっさを握ってみると握りやすく力が取り出しやすいし、
斧の尖端部位に腕の力全体が容易に伝わります。
ちょうど人差し指と親指で斧をはさむと人差し指の動きのとおりに斧の尖端が操れるのです。
まるで使い慣れたペンを操作するような感覚でかっさの尖端が操れます。
3ミリ単位か3センチの短線で高精度な患部へのアプローチができます。
他に数十のかっさを試していえることですが、
私には緻密な仕上げをするときに、これ、欠かせません!
ボディ専用天然石かっさプレートつき 白かっさ美点マッサージ@BODY (主婦の友生活シリーズ) ムック – 2014/5/27
こちらのムック本についていた『ボディ専用天然石かっさプレートつき 白かっさ』が、この斧型かっさです。
こちらの本は売ってない模様です。。。
マスクをつけることが多くなったこの頃で、表情筋を活性化させることも少なくなったといいます。
だからこそ、おくゆかしくフェイシャル・マッサージをしていただいて、見えないところのおしゃれをしてみませんか?
みなさまも、ぜひ、ご自身のお顔のニーズに合わせて、工夫したかっさの使い方を研究してみてくださいね。
2022年01月02日
人工的に人体に加温することで、ウイルスや細菌の一部は、減っちゃうって、、、ほんとですか?
人体は体温が37℃を超えると、温熱治療の状態になるといいます。
カラダの中に侵攻するウイルスや細菌の一部(※1)は、人体の細胞が耐えられる温度よりも低温で耐えられなくなるからです。
体温の上昇により体内に入り込んだウイルスや細菌を殺してしまうというのが温熱治療。
※1 ライノウイルス、HIV,梅毒、淋病、その他のウイルス等を指します
皆様もカラダを守る生理的な反応として発熱を起こして風邪を治すとか、経験があるのでは?
温熱治療とは、人工的に熱を人体内部に与えることで体内に入ったウイルスや細菌を除去するというやり方です。
1990年にシアトルのバスタイア大学では、HIV患者が温熱治療用のお風呂にはいるという実験がなされました。
風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。
これにより成果をあげることができたようです。
他の大学で、温熱治療用のお風呂の温度を50℃にあげて実験したという記録もありますが、
高温すぎれば脳へ障害が出る恐れが出たといいます。
そうしたリスクを低下させる意味で、
シアトルのバスタイア大学の実験の概要を参考にして温熱療法をおこなうことが望ましいようです。
この度の情報は上記の本を参照しました。
誤解がないように補足言及しますと、
温熱治療によりすべてのウイルスや細菌が死滅するわけではありません。
ですがウイルス等の減少がはかられ、他の食事による免疫力の向上を掛け合わせることで成果が出せるようにする。
ウイルスや細菌の体内に侵入したものの量が免疫細胞以上に多ければ負けてしまうわけです。
それを温熱治療によりウイルスや細菌の一部を減らしてくれることにより、
免疫細胞で対処できるウイルス等になればいいわけです。
この温熱療法のやり方のアイデアは、ホットストーンを利用するときに参考になるところもあると感じました。
人体の肌に外部から温度の高いものを当てるときには、毛様筋が逆だって発汗し、体温を下げようとします。
そのような反応を考慮に入れての温度設定が大事になります。
基本、凝りなどの部位にホットストーンを当てたままにして置くとき。
その熱は、皮下の2。5cmほどには3分もあれば十分届きその部位を温めるでしょう。
凝り部分の固まったコラーゲン組織が、状態による違いはありますが加温により徐々に軟化し始めます。
そこで筋膜リリースをするという際は、目的は達するところではあります。
ですが、もし体調が筋の凝りによる問題にとどまらず、
体内へのウイルスや細菌の侵入による内科的な疾患を得ておられる方の場合には。
「 1990年にシアトルのバスタイア大学では、
HIV患者が温熱治療用のお風呂にはいるという実験がなされました。
風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。 」
と、上述した情報を参考にしてプログラムを組んでみることもいいのかもしれない。
たとえば、内科系の疾患を得たときに、その原因となるウイルスや細菌があれば、
全身を温めるほうがいいか?というと、現状まだ体力がある人ならば全身加温でもいい。
だが現状ですでに体力を大きく失っている状態下にある人に対して全身加温をすれば体力を大きく失うことになり、
危険な状態へ陥ることがあるでしょう。
そのときは全身加温をすることは避け、患部関連の部分加熱をすることのほうがリスクが減り、ウイルス等の減少を図ることもできる。
そのような可能性がでてくるということです。
もちろん、内科的疾患を患っておられる方の場合は、かならずかかりつけの医師に、
部分加熱のような温熱療法をすることは可能かどうか、ご相談の上でおこなうことが必要です。
部分加熱で皆様が思い当たるのは、鍼灸師がなさる「お灸」ですね。
灸をすえるところにもぐさを置いて火をつけます。そうして熱エネルギーを体内へ与え補います。
そうしたお灸は、患部に効く経穴にすえられることが多いようです。
またはホットストーンにより、置き石、敷石といわれるものを、
うつ伏せや仰向けになって寝ている方のカラダの上下にホットストーンを設置します。
カラダの上に乗せるのが置き石で、カラダと床の間に置くのが敷石ですね。
この置き石や敷石も、多少は経穴上に置くというイメージをもつことはできます。
ですが、正確にそこを意図して設置するというよりも、
石の大きさ広さにより、一定のエリア全体に対して熱を注ぐことがしやすいでしょう。
つまり上記で申しました部分加熱のような温熱療法をするときには便利に使えそうなものです。
ただホットストーンの形状が患部に密着できるような形状から遠ければ温熱効果が下がるのは必至ですので、
その点は注意が必要ですが。
個人的には、以前、敷石や置き石を使った温熱療法をホットストーンでおこなうとき。
どのような時間をかけるべきかという目安が、関係書を見ても一貫した決まりが見当たらなかったので。
カラダの状態により、60分を目処としてそれから伸長させるか短縮させるかと考えていました。
ただ一応、
「 風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。 」
というところを目安として。
まあ、部分的加熱では、温度設定は38.8℃より高くなりますが、
他の40分間、計12回等の、取り組む際の時間や期間、回数については体内のウイルスや細菌に対抗する考えが主であれば、
参考になるのではないかと思います。
筋膜の癒着、関節のズレが生じた部位に前後する体組織部分には、
血管やリンパ管、または体液の流れるルートといった管が慢性的な硬化により圧をかけられ潰され流れの滞りがおこる場所が出てきます。
小川でも、曲がりくねったり、途中で細くなったり、川底にゴミが溜まっているところには、藻やゴミが溜まります。
人体内部の血管等の状態でもそういった小川のような問題が起きています。
そして流れが悪くなったカルマン流が起きる場には老廃物が溜まりだして、
そのような場が、ウイルスや細菌が巣食う場になるのです。
ウイルスや細菌といった小さな生物の影響も、もとより狭い体内では問題ありですね。
なので筋膜の癒着が進み脈管系が圧せられる量が体内で多くなれば、それは悪玉ウイルスや細菌も多くなったということとなります。
そういった悪玉を排除しようという目的ならば。
もしご自宅でホットストーンをあてがって筋の柔軟性を確保したいと考える方がおられれば、
そのような設定をするときに、40分間、その部位に温熱を当て置くこと等のバスタイア大学の実験を参考にすれば、
体内細菌等の対処につながる可能性があると思われます。
※ 遠赤外線効果の高いといわれる種類のホットストーンを厳選してつかわなければなりません
それは皮膚を通して筋の奥まで通る熱量は、べんせきや玄武岩等で3cm前後あるのですが、
ホットストーンに適さない石であれば、それ未満になってしまいます。
それでは置き石と敷石で患部を挟み撃ちにして熱を与えようとしても、
効率が悪くなるようなので。
また3cm前後の熱の体内への通りですが、患部周囲に多めにホットストーンを設置することで、
そのエリアの温度を底上げできる計算も付きますので。
やり方を工夫してみるといいでしょう。
カラダの中に侵攻するウイルスや細菌の一部(※1)は、人体の細胞が耐えられる温度よりも低温で耐えられなくなるからです。
体温の上昇により体内に入り込んだウイルスや細菌を殺してしまうというのが温熱治療。
※1 ライノウイルス、HIV,梅毒、淋病、その他のウイルス等を指します
皆様もカラダを守る生理的な反応として発熱を起こして風邪を治すとか、経験があるのでは?
温熱治療とは、人工的に熱を人体内部に与えることで体内に入ったウイルスや細菌を除去するというやり方です。
1990年にシアトルのバスタイア大学では、HIV患者が温熱治療用のお風呂にはいるという実験がなされました。
風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。
これにより成果をあげることができたようです。
他の大学で、温熱治療用のお風呂の温度を50℃にあげて実験したという記録もありますが、
高温すぎれば脳へ障害が出る恐れが出たといいます。
そうしたリスクを低下させる意味で、
シアトルのバスタイア大学の実験の概要を参考にして温熱療法をおこなうことが望ましいようです。
この度の情報は上記の本を参照しました。
誤解がないように補足言及しますと、
温熱治療によりすべてのウイルスや細菌が死滅するわけではありません。
ですがウイルス等の減少がはかられ、他の食事による免疫力の向上を掛け合わせることで成果が出せるようにする。
ウイルスや細菌の体内に侵入したものの量が免疫細胞以上に多ければ負けてしまうわけです。
それを温熱治療によりウイルスや細菌の一部を減らしてくれることにより、
免疫細胞で対処できるウイルス等になればいいわけです。
この温熱療法のやり方のアイデアは、ホットストーンを利用するときに参考になるところもあると感じました。
人体の肌に外部から温度の高いものを当てるときには、毛様筋が逆だって発汗し、体温を下げようとします。
そのような反応を考慮に入れての温度設定が大事になります。
基本、凝りなどの部位にホットストーンを当てたままにして置くとき。
その熱は、皮下の2。5cmほどには3分もあれば十分届きその部位を温めるでしょう。
凝り部分の固まったコラーゲン組織が、状態による違いはありますが加温により徐々に軟化し始めます。
そこで筋膜リリースをするという際は、目的は達するところではあります。
ですが、もし体調が筋の凝りによる問題にとどまらず、
体内へのウイルスや細菌の侵入による内科的な疾患を得ておられる方の場合には。
「 1990年にシアトルのバスタイア大学では、
HIV患者が温熱治療用のお風呂にはいるという実験がなされました。
風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。 」
と、上述した情報を参考にしてプログラムを組んでみることもいいのかもしれない。
たとえば、内科系の疾患を得たときに、その原因となるウイルスや細菌があれば、
全身を温めるほうがいいか?というと、現状まだ体力がある人ならば全身加温でもいい。
だが現状ですでに体力を大きく失っている状態下にある人に対して全身加温をすれば体力を大きく失うことになり、
危険な状態へ陥ることがあるでしょう。
そのときは全身加温をすることは避け、患部関連の部分加熱をすることのほうがリスクが減り、ウイルス等の減少を図ることもできる。
そのような可能性がでてくるということです。
もちろん、内科的疾患を患っておられる方の場合は、かならずかかりつけの医師に、
部分加熱のような温熱療法をすることは可能かどうか、ご相談の上でおこなうことが必要です。
部分加熱で皆様が思い当たるのは、鍼灸師がなさる「お灸」ですね。
灸をすえるところにもぐさを置いて火をつけます。そうして熱エネルギーを体内へ与え補います。
そうしたお灸は、患部に効く経穴にすえられることが多いようです。
またはホットストーンにより、置き石、敷石といわれるものを、
うつ伏せや仰向けになって寝ている方のカラダの上下にホットストーンを設置します。
カラダの上に乗せるのが置き石で、カラダと床の間に置くのが敷石ですね。
この置き石や敷石も、多少は経穴上に置くというイメージをもつことはできます。
ですが、正確にそこを意図して設置するというよりも、
石の大きさ広さにより、一定のエリア全体に対して熱を注ぐことがしやすいでしょう。
つまり上記で申しました部分加熱のような温熱療法をするときには便利に使えそうなものです。
ただホットストーンの形状が患部に密着できるような形状から遠ければ温熱効果が下がるのは必至ですので、
その点は注意が必要ですが。
個人的には、以前、敷石や置き石を使った温熱療法をホットストーンでおこなうとき。
どのような時間をかけるべきかという目安が、関係書を見ても一貫した決まりが見当たらなかったので。
カラダの状態により、60分を目処としてそれから伸長させるか短縮させるかと考えていました。
ただ一応、
「 風呂の温度は38.8℃。これを40分間。計12回入りました。
治療は1年間続けられ、週2回の入浴を3週間1セット。 」
というところを目安として。
まあ、部分的加熱では、温度設定は38.8℃より高くなりますが、
他の40分間、計12回等の、取り組む際の時間や期間、回数については体内のウイルスや細菌に対抗する考えが主であれば、
参考になるのではないかと思います。
筋膜の癒着、関節のズレが生じた部位に前後する体組織部分には、
血管やリンパ管、または体液の流れるルートといった管が慢性的な硬化により圧をかけられ潰され流れの滞りがおこる場所が出てきます。
小川でも、曲がりくねったり、途中で細くなったり、川底にゴミが溜まっているところには、藻やゴミが溜まります。
人体内部の血管等の状態でもそういった小川のような問題が起きています。
そして流れが悪くなったカルマン流が起きる場には老廃物が溜まりだして、
そのような場が、ウイルスや細菌が巣食う場になるのです。
ウイルスや細菌といった小さな生物の影響も、もとより狭い体内では問題ありですね。
なので筋膜の癒着が進み脈管系が圧せられる量が体内で多くなれば、それは悪玉ウイルスや細菌も多くなったということとなります。
そういった悪玉を排除しようという目的ならば。
もしご自宅でホットストーンをあてがって筋の柔軟性を確保したいと考える方がおられれば、
そのような設定をするときに、40分間、その部位に温熱を当て置くこと等のバスタイア大学の実験を参考にすれば、
体内細菌等の対処につながる可能性があると思われます。
※ 遠赤外線効果の高いといわれる種類のホットストーンを厳選してつかわなければなりません
それは皮膚を通して筋の奥まで通る熱量は、べんせきや玄武岩等で3cm前後あるのですが、
ホットストーンに適さない石であれば、それ未満になってしまいます。
それでは置き石と敷石で患部を挟み撃ちにして熱を与えようとしても、
効率が悪くなるようなので。
また3cm前後の熱の体内への通りですが、患部周囲に多めにホットストーンを設置することで、
そのエリアの温度を底上げできる計算も付きますので。
やり方を工夫してみるといいでしょう。