2021年09月26日

思い付きでトライした麻の実枕を実験中。。。やたらリアルな夢をみるのは、麻の実枕の作用か?

乾燥したヨモギの葉を大量にいれたヨモギ座布団ならぬ「よもぎクッション

確かに、いい!

ヨモギの香り成分が効いてのことか。
よもぎクッションの上で動くとヨモギの香り。
夢を見ることなく深い眠りに。

翌朝はカラダも快調です。

お昼寝クッションとして寝ただけで一日分のお休みがとれた感じです。



そのような感動に味を占めて、
天然素材のそば殻の枕のように、
ステキな機能が感じられる枕やクッションが作れるのでは?

そう考え手持ちのハーブを使ってクッションを自作しました。


それぞれ一長一短。


エゾウコギは、木くずのようでクッションカバーの生地から棘が突き出て当たって痛いだけ。
ミントは、香りが抜群にいいが、一瞬につぶれクッション性がなくなりシート状になるのみ。
ホーリーバジルやゴツコラの乾燥葉、シャタバリの粉末、その他、、手持ちのハーブを試す。
するとそれぞれ違った感覚が得られた。

メディカルハーブとよばれるもののなかには、
クッションとしてそのうえで動くことで、
揮発成分を周囲に飛ばして人体に影響を送るのでしょうか。



鉱物としてはシュンガイトのタンブル(小石)を5キロほど枕カバーにシュンガイト枕
シュンガイトは電磁波の遮断力は科学的に実証されている。
これもまた優れて休める。
休んだ後はパワーアップ。
シュンガイトのタンブルに、ベン石を少し混ぜておくとそのパワーがさらにアップする。

シュンガイトとベン石のかけ合わせは、両方とも隕石由来のエネルギーがいまだに内在するといわれる不思議な石だという共通項を持つ。
以前より相性のいいペアだと思っていたが、やっぱり。




創作して試し実感する感覚のみがたよりというのも、
やってみると新たな発見があって面白いですね。





ただ気になるものがでてきました。。。


麻の実」です。

麻というと、先日、東京都薬用植物園で生い茂る麻を観て、その背の高さからくる存在感と生命力を感じた。
麻紐は心身に作用する潜在する力があります。
もしかしたら麻の実にも新しい機能があるのだろうか。

期待が膨らみます。


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価格: ¥1,380


麻の実ナッツ用に購入した800gほどの麻の実をランドリーネットに入れビーズクッションのようにしてみた。

押しつぶして反発するクッション感はないが、
さらさらした粒が小気味いい音を立て、すがすがしい。



麻の実ビーズを枕にして寝てみました。

そして数日、麻の実を枕にしていたら、
夢をみるわ、みるわ、、、。
夢が見ないほどの熟睡ができていたよもぎクッションを枕にしても、お構いなしです。





すると施術後で疲れて寝たためか?
潜在意識によどんでいた想念がストーリーになって描かれた夢が出るわ出るわ。
日々見る夢が短編で違います。

認知症になった白髪の女性と接するもの、
〜省略〜
〜省略〜
〜省略〜
最後が会社の平従業員だった笑顔オーラが半端ない北島三郎が社長へ抜擢される。

のような内容でした。
なぜか、この北島三郎さんの出世夢を先ほど見て、
これで夢見のシリーズの一幕が終了と直感しました。
夢を見るにしても、著名人が出てくるようなことは、
覚えがなく、自分の思いで見た夢ではなく、
誰かに見届けるようそれを見せられていた。


頭の中にある気になる自身の価値観が反映した靄が映像化され、
それを観させられたことで思考が整理されているように感じます。

麻の実枕はよもぎクッションを同時に使っているので、
ヨモギのクッションの作用でぐっすりするはずが、目覚めるとぐったり。



疲れる作業ですが、。



麻の実枕での夢は私だけのやっかいな偶然が続いてのことだろうか?



寝具の枕にこだわるっていうのも、やってみたら実に面白い!!
皆様ももし興味を持たれましたら試してくださいね。


枕 シュンガイト、麻の実、よもぎ.jpg
posted by スズキ at 12:12| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月19日

バコパを食べやすくするために、ギャバンのフルーツチャツネとマンゴチャツネ、試してみました。

認知機能の改善促進によい成分を含む「バコパ」。大量のバコパ.png

育てやすく、食してその効果は実感するものの、
フラボノイドという苦み成分が効きの良さをみせるハーブです。

ゴツコラなら、サラダにして、おかゆにして、一気に多めにいただくのはたやすいのですが、
バコパはサラダでそのまま食すには苦すぎで断念です。



そこでインドでも摂られているやりかたでチャツネにする。
甘さがあるチャツネでは、フルーツチャツネやマンゴーチャツネなどでご存知の方もおられますね。
インドではしないようですが日本ではカレーの隠し味としていれたりするようです。

アーユルヴェーダ系の文献をみると「タマリンド」をもちいたチャツネにバコパをいれるというものがあり、
私もタマリンドのペーストを買ってやってみました。
するとバコパが食しやすくなったのです。

タマリンドは効能も富んでおり、
こんな方におすすめ!

○疲労を回復したい方
○腸内環境を整えたい方
○生活習慣病を予防したい方
○新陳代謝を活発にしたい方

バコパをチャツネとして、一時期に多量に摂るつもりはありません。
それは不測の事態を呼びそうな危険な匂いがしてきますから。
怖くてできません。

でも料理の食材として活用できたほうがいいし、
バコパも冬の気温低下が進めば室外のものはしおれ枯れだします。
それらはやめに栄養が高い時期に刈り取ってチャツネにして保存食としてキープしたい。



ただ、私の自宅にはバコパが多量にありすぎで
「タマリンド・ペースト」でそれらを入れるにはコスト的にきびしい。
そこはどうにか耐えられても、、、
味変が一切なしで、タマリンドばかりじゃたまりませんので。 ^-^;






それで今回、
ギャバンの「フルーツチャツネ」と「マンゴチャツネ」を購入してみました。


ギャバン フルーツチャツネ 瓶 1000g


GABAN マンゴチャツネ 450g


上図のチャツネにバコパを適量とゴツコラも少量、
すりつぶして混ぜ混ぜしてみました。


結果として。


私は幸いおいしくいただけました。
フルーツチャツネにバコパを混ぜたものは、口に合うように感じます。
味の好みは人それぞれでしょう。


コスト的に、ギャバンのフルーツチャツネをベースにもちいるのが安上がりです。

私のブログをみてバコパを栽培し始めたという人がいるようで、
その方への個人的なメッセージのようになりましたが、
参考まで。





私はこのバコパ入りのフルーツチャツネは、学生には記憶力向上という学習には欠かせない能力を高めるようにいいと思います。
認知機能の改善をしたい方にも、バコパの処方はアーユルヴェーダ医のほうでは実際にもちいられているものなので、
試していただくのもいいかと思います。



認知症の本を幾冊も目にしたのですが、
お客様のパートナーがそのような認知機能が低下してきた初期にあるようだとおっしゃられたとき。
わかりやすい本としてお勧めしたいものがありませんでした。

ですが下に紹介させていただいた本は、
いいですね〜。

こないだ五反田へ散歩したついでに本屋によって見つけました。
絵が多く、デザイン的にもみていて気持ちが暗くならない。
(ここ、重要です!!)





こちらの本をみて、
改めて認知症とはどういう状態となるのか。
すっと感じ取り理解できたようです。





最近、腕の操作の誤用と頸動脈の圧迫の関係をみて、
そのわきの甘さ、肘の開き具合で仕事をするのなら、
作業中にかなり脳への血流に問題がでそうだな、、、などという視点でモノをみるようになりました。
もちろんここはまだ憶測といえるところですから、
自身の観察時の視点の置き所としてなのですが。


脳神経が用を終えて古きものが排泄されるしくみがあるのですが、
それの排泄の流れが滞って脳内に問題のものが溜まってしまうと。
そこでCT等で脳を撮ると脳組織の器質的なダメージが発見できるようになります。
いったんかなりの脳の神経組織がなくなった空間ができれば、
現代医学でもそこを再生するような対処法はないため、
その後に症状が進まないよう対応するまでとなります。

バコパとゴツコラは、
脳内への血流の壁をかいくぐる成分が含まれていて、
認知機能が低下を疑われるような初期の段階であれば、
傷を広げることが抑止することができるといいます。


あと数年後には65歳以上の5人に1人は認知症と予測されている時代ですから。
日本人にそれが積極的に効くかどうかわからないまでも、
とっておいて様子をみておこうというのはありかと思う。

慎重にバコパについてネット等で文献を読みましょう。
以前に紹介させていただいたかもしれませんが、
以下が内容的に充実しております。
わかりやすいでしょう。

バコパ抽出物の認知作用に関する無作為化比較試験のメタ解析 – 日本メディカルハーブ協会
https://www.medicalherb.or.jp/archives/418


ただし私の感覚ではバコパは特に薬効が強く感じるので、
ゴツコラではあまり忌避の方は考えなくとも
バコパは忌避となる人かどうか見たほうがいい。

基礎疾患等あってお薬を常用なさる方は、
必ずかかりつけ医に、バコパの成分をお知らせして判断していただくのがよいでしょう。





昨今。
バコパを使った、最高に行けてる、クールなチャツネ、
またはドレッシングって作り出せないかなと思ってます。

できたら、COOKPADに投稿だ!

posted by スズキ at 18:09| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月01日

抗ストレス作用が、老化防止につながるといわれる理由



人間は、ストレス作用がカラダに加わりコルチゾールの分泌量が増加するにしたがい、
「戦うか逃げるか」といわれるような<緊急時の対応>を迫られた状態に陥ります。

肉体的または精神的なストレスがかさんできたとき交感神経が優位のままとなります。
とっさに次の動きが取れるようブレーキペダルを踏みながらアクセルも踏むといった、
エンジンを空ぶかししているのと同じような、
ガソリンも無駄に消費されるしブレーキ等の機構に不要な負荷で削られて摩耗します。
肉体の内部でも、これと似たような状態が起きているといわれております。
活性酸素が体内で多量に発生することとなり、それにより酸化するのです。
そしてこの「酸化現象」こそが人体の劣化を促進させる<老化>なんです。

ストレスがかかり続けると、実際に対処行動をとっていないにも関わらず、
アクセルとブレーキを踏み続けたときと同様のエネルギーを消費します。

ストレス下では無意識に身体の筋緊張(特に脊柱起立筋を通る膀胱経)により生命エネルギーがだだもれに消費され、
平静時より1.5〜3倍ほどの疲労が加算されると、主張なさる先生もいます。
カラダを動かしているわけじゃないが、背中の筋が緊張が手放せなくなり、
重心が上半身にずれ上がったままに固定された度合い等によって疲労度の加減も変わるようです。

これはカラダを動かしたときの運動や労働とは違う種類で、
「動きが表面上見えてこない」という特徴から見過ごされがちですが、
実際に多くのエネルギーがそこに無駄に使われているのです。


通常、脳は全身のエネルギーの20%を消費するといわれていますが、
頭から離れられないストレスを感じ続ければそれが倍になってしまう。
それは運動により消費されて筋や腱に代謝が促されるものではありません。
ただただ血圧をあげたり血糖を増すなどの対処をした末に、
脳内に多くの血を送り込み続けられます。
ストレスが思考や意思や状況や環境の変化で消滅するまで、
答えの出ぬまま悶々と脳に20%を上回る血を送り続ける。

悩み過ぎる、人を恨む、怒りを持ち続ける等々の状況に落ち込んでおれば、
そうなったものの生命エネルギーは、過剰に脳で浪費されて、
体表にあらわれてみつけられない部分に、その爪痕を残します。


それが慢性的な疲労であったり、
本来行くべき脳の思考エリアへと血流が行く分がそれて思考が停滞したり停止するとか、
このようすが長期にわたれば疾患への引き金となるともいわれております。

そしてこうして疲弊して酸化が進んだ肉体の現象を「老化」と呼ぶのです。


抗ストレス作用があるハーブやそのサプリなどを利用することが、
ストレスホルモンの排出量をコントロールすることとなる。
そのタイミングが、脳がクールになることで、
物事を客観の眼で見つめ観察できるようにし、
より適正な判断できるチャンスの訪れです。
結果的にストレスに対して対抗できる方法を見いだせたなら、
それがその人にとっての精神的な成熟・成長となるわけです。



アーユルヴェーダは、肉体を観るという発想と同程度の重要視で精神を観てそれに対処の手を伸ばすという特徴があります。
西洋医学でも、昨今では精神的な状態を観るようになっております。
アーユルヴェーダも、それを5000年以上昔にさかのぼってやっておりましそうな。
私の見た感じで勝手なことを言わせていただければ、
アーユルヴェーダの精神の取り扱いは浮ついた感じがない体を扱うほどのリアリティが描かれており、
メスで患部をカットするような鋭さでそこに手を伸ばしてきます。
そのように対処できるためのツールについて、よく研究されているのです。

そのような思想にもとづいた【 抗ストレス作用 】。


抗ストレス作用とシンプルにいうとわかりづらいが、
ストレス度が高いときに脳内で浪費されるエネルギーが多量と化して、
他の肉体へのエネルギーが枯渇するのを防ぐための作用と考えたほうがイメージしやすい人もいるかもしれません。





植物の力、恐るべし。。
それを経験で見抜いた人の力は、偉大なり。。 
posted by スズキ at 02:41| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月31日

バコパの摂取をしたときの【 抗ストレス作用 】って?  ( 一個人としての感想より )

バコパ・モンニエリ

バコパ.jpg


こちらの記憶力アップで知られるアーユルヴェーダ系ハーブは、
5000年の昔からインドでは親しまれています。
インドではブラフミーといったインドで信仰される創造神の名を別称でつけられるほど、
稀有なメディカルハーブです。


と、いわれても。。。


バコパについて「それって、どういったもの。摂るとどんなメリットがあるんですか?」と質問をいただきました。



わかさ生活というサプリ会社の運営するサイト
 わかさの秘密(あらゆる成分の情報がここに) < https://himitsu.wakasa.jp/ > 】では、
バコパ・モンニエリについてコンパクトにまとめられて解説しております。
有益な研究論文を抜粋して成果を示すことで信頼性が高く感じられるでしょう。

こちらのサイトは基本リンクフリーとのありがたい方針で、
下記URLがバコパの解説ページとなります。 

https://himitsu.wakasa.jp/contents/bacopa-monniera/

こちらのURL内の解説が、わかりやすいから、ぜひ読んでくださいと、
問い合わせられた質問には回答させていただきました。 




ちなみに海外ではバコパのハーブ単体を詳細に解説する本が出版されているメジャーといえるハーブのひとつです。

Brahmi (Bacopa Monniera): Activities and Applications of the Versatile Ayurvedic Herb

こちらのバコパのみを紹介する本のページ数が232ページのボリューム感で、
私が調べた他のメディカルハーブを大きく抜くような充実ぶりで、
その下地に科学的な実験で検証した結果の論文数が大変に多いことも
読者へ伝えるネタが尽きない要因となっております。




バコパには記憶力アップ成分以外にも、

(1)抗ストレス作用

(2)抗不安作用

の効果を表す成分が含まれています。



上述したわかさ生活のサイト内でもネズミを使った実験で、
抗ストレス作用がバコパにあるのだろうという論文の内容抜粋がされています。


その作用はネズミだけに限ったことではありません。
人間にも、もちろんそれは高く作用するのです。


人は負のストレスや不安を感じる環境に置かれた場合。

たとえば胃潰瘍や大腸の過活動など、身体的な器質上の異常をきたすことがあります。

ストレスを感じる仕組みは、ストレスを感じたときに出る「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールの影響から。
コルチゾールは ストレス に反応して分泌されるため、
抗炎症作用、血糖値上昇、副腎疲労、不眠症やうつ病とも関係があります。

コルチゾールの分泌量が適正量範囲内に収まっていればよいが、
人によりその分泌量が多い傾向があると、うつのような症状があらわれてきます。
それだけではなくこの状態が継続的となれば人体の組織の老化が速まるのです。


ならばコルチゾールの分泌量が多めに分泌されてうつの症状がでてるなら、
バコパに含まれるフラボノイド系成分の作用で過剰分を削って適正量になるようにしよう!

フラボノイドとは、植物に含まれている色素や苦味、辛味成分であり、 ポリフェノール の大分類のひとつです。
ということで、バコパはこのフラボノイド系成分がたくさん含まれてるので、「驚くほど苦い」のです!
「良薬は口に苦し」を地で行きます。

余談ですが、特別な土を作って育てたバコパの鉢がありまして、そちらが野生動物が好んで食したものですが、
このバコパが苦みがはんぱない。。
だがそのバコパを途中でカットして数日も水草として育てると、苦みが半減かそれ以下に減ります。
つまりフラボノイド系成分が滅してしまったということとなり、
私がそのカットしたものを摂取しても吐き気や心拍数の急上昇といった強い反応は起きることがありません。
そのことからバコパのフラボノイドは水溶性だとわかりました。
土からカットしてすぐのバコパ(←これが貴重品なんですね)を摂取するのが、
もっともワイルドにフラボノイドを摂りいれることになっている。
その点からそれが抗ストレス作用が高いものだといえるでしょう。


アーユルヴェーダではメディカルハーブの多くが鮮度が命と申します。
フラボノイド成分も、バコパが生き延びるために科学的に作り出した産物です。
ですから、生きているときがもっともそれを強く出しているさなかなのです。

メディカルハーブがなぜ人にも効く成分を作り出したかという本を読んだ時、
人のために作り出そうとしたわけじゃなく、その植物自身が自身の身を守る、
生きるために作り出したものだという。

たとえば、ハーブの中にも、動物を死に追いやる毒を作る植物もあるが、
それもまた身を守り生き残るための戦略。
トリカブトのような猛毒も、人は漢方の薬のひとつとして取り入れたが、
トリカブトにとっては、そんなことをされるとは想定外だったのだろう。

植物が生き残り戦略上、有効な成分を体内で生成ができるよう進化し、
人が勝手にそれを感謝して搾取?させていただいているものなのです。
だからすでにその植物が死に絶えて数時間も経過してしまったならば、
有効成分を体内で消費する仕組みはしばらく生きてはいるが、
すぐにその成分を生成する働きは止められてしまう。

その意味でも、鮮度抜群のバコパを摂取は、、、
ちょっとそれに体が慣れるまできついんですが、
改めて調べてみても甲状腺に問題があるとか、
一部の摂取をしないほうがいい人はいるが、
他の人にとってもともとこれを摂っても危険な副作用があまり起きる心配はないようだ。



すいません!
抗ストレス作用から成分云々と横道にそれました。



私が、バコパの摂取を始めたところの変化ですが。
(私個人のことなので、他の方がどうであるかという一般化できるものではありません。その点をご了承ください)

これって「抗ストレス作用」だろうかと思える点がありました。


ストレスが大きくかかった状態下では、決断が鈍ることがあります。

人は、これから得るものを手放すより、すでに手に入れたものを手放す方がつらいといいます。
すでに手に入れた大切なものを手放すときに、脳内の痛みを感じるエリアが活性化して不快や不安を感じさせるのです。

最近、施術を受けに来ていただいたお客様から、
「あれ、施術する部屋、広くなった?」といっていただけたことがありますが、
部屋の中の物の断捨離が進みました。 

以前も行ったがなかなか捨て切れなかったものが散在していたのですが、
バコパの摂取と同時に
手放す手前に聞こえてきた
「それを捨てちゃ後で、困ることになるかもよ」という声が、
「シーーーーン」と鎮まったまま。

実際に手放してみると「困ることになるかもよ」という心の中でのささやきは、
不安を過剰にあおって身動きをとれないよう縛り付ける足かせにすぎなかった。
自分の内側にわき起こる不安をあおり自己否定から自らを傷つける声を、
コーチング・バイブルという本のなかでは「グレムリン」といいますが。
その「グレムリン」がおとなしくなり、冷静な気持ちで自分がありつづけます。

コーチングでは、たとえばそのグレムリンを黙らせるために、
コーチがクライアントの意思を強化するよう勇気づけをすることもあるでしょうし、
主観的に否定が先に入りすぎたため公正な全体が見渡せない状態を抜けるための視点に導くなどしていきます。


個人的にはバコパの摂取でモノの断捨離はスムースに進みましたが、
さらに大変な岐路に立つような際に現れるグレムリンの対処は、
さらにコーチングの手法でセルフケアしていくよう合わせ技にすればいいのだろうと感じています。




・・・・・




昨日、テレビでですが高田馬場でご高齢の男性が、隣に座る20代ほどの若者がマスクをずらした?のをみるなり、
大声でその者を罵倒し胸ぐらをつかんだというニュースが報道されていました。
そのときのシーンが映像に残されており、視聴して震撼しました。

電車内で喉が渇いて水を飲みたくなったときには、
私もマスクをずらします。

ご高齢の男性には、そのような行動に出てしまうほどの、
高濃度なストレスが胸の内に燃え滾っていたはずです。
目の前の若者に対しての怒り以前に、層の厚い恐怖や不安、憤りが溜まっていた。
だからココロの奥で「グレムリン」は狂気するほどけたたましく騒いだのでしょう。



さすがに、そこまでハードなストレスフルな状態をバコパの摂取でどうにかなるかといえば、
「まぁ、無理だろう」と思ってしまうわけですが。


バコパの摂取も、ココロがそうなるだいぶ手前のところにいたならば、
私のように、無駄に不安をあおられ過ぎず、それがかえって冷静で適切な行動へと進むことができる。
不安により焦りが生じたときの行動は、凡ミスもでて後悔もするわけですが、
焦らずもっと楽な気持ちで行動を打ち出したほうがいいプレーができるもの。






バコパの摂取を、少しずつ我が身で試すうちに、そんな気がしています。





人間は危険を避けて生き残ろうとする性質があるため、
黙っていてもふつふつと不安やストレスは勝手に溜まるようにできています。
それが元来持つ野生で生き残りのための脳のしくみであり、傾向だったのです。
自らの内側にストレス対象への戦いで生き残る自信が多ければ、不安も少ないですみます。
逆にその戦いにすでに傷ついたなららば、不安は恐怖という別枠の反応として煽られます。

でも、いま、都会に住む者は、もう。。。
人間はクマや虎やライオンや狼などの捕食動物に襲われることはありませんね。
それは対人関係という別の対象へと主戦場が移り変わったのでしょう。


それを乗り越えるために、しあわせだね〜、ありがたいね〜、感謝だよ〜、
と口に出してストレス値の感度を調整しコルチゾールの分泌量を適量にしていくわけです。
実際、言葉によりストレスが軽減されて意識の力が高められたとき、
コルチゾールの分泌量がコントロールできたという実験もなされているのです。

「しあわせだね〜」とか「ありがたいね〜」そのような言葉は、
極論すれば、口から出まかせでもいい。
不安の数をしのぐほど口に出して、脳がそうだねと反射的に返答するようになれば<人生の達人>です。

コルチゾールの分泌量のコントロールは、シンプルです。
バコパがなくても大丈夫です。




でも、せっかく世の中に、そういったインドで5000年前から使い続けられてきた効きそうなツールがあるんだったら。
まぁ、一度、自分の身体でどういったものか、反応を体験してみたくなる人もいますよね。


もしお客様がこちらに施術にお見えになられたとき。
バコパに興味があれば、空いたペットボトルをお持ちいただければ、
バコパをカットしてサンプルとしてプレゼントしています。


基本、水草ですが露地でも育つ丈夫な植物です。
特に、現在の高温な時期はよく育ちますよ〜。
それに小さな花が咲いているのもみれます。



ただ苦み成分のフラボノイドがたくさん入っているため、
ためしに口にして「苦い〜」と苦痛を覚えたくない方は、
IHaarbアイハーブやAmazonなどで、
バコパのサプリは容易に手に入りますのでそちらを試してみてください。 ^-^
posted by スズキ at 15:19| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月24日

健脳ハーブとして、ゴツコラ同様、バコパもすばらしい! だけどその意中のバコパを手に入れるのにはハードルが多少あるみたいです。ご注意を!

先日、「バコパは〜」といった脳のサプリとして、
非常に優れたハーブがあるとブログでお伝えいたしました。


2021年08月06日
健康な脳を維持してIQを高めるハーブ『バコパ』のご紹介
http://bodywise-note.seesaa.net/article/482801404.html

2021年08月10日
暑いですね〜 そして私には脳機能の維持改善の研究に熱が入ります! 😂
http://bodywise-note.seesaa.net/article/482860647.html



インドのアーユルヴェーダでは、バコパというハーブには、以下のような効果が認められているという。

・皮膚病
・貧血
・糖尿病
・歯痛
・粘膜の症状
・強心剤
・血液浄化
・熱を下げる
・蛇の噛み傷の修復
・便秘
・流産予防
・胃腸障害(特に煙草による影響)
・美容効果
・精神病
・不眠量
・てんかん。


昨今では成分分析で「認知機能を向上」させる成分が含まれているとされ、学術的研究も進み論文数が増え、注目が集まっております。


アーユルヴェーダ系のバコパは、和名:<オトメアゼナ>またはブラフミとして一般に知られている<バコパモニエリ>のことです。


大量のバコパ.png


その<バコパモニエリ>について詳しいことを調べたい方がおられれば、
以下のアメリカのほうの英語のサイトのほうが多数の研究論文情報が掲載されています。
ですがわかりやすい日本語で読みたいというならば、
日本の以下のホームページにある
「MEDICAL HERB RESEARCH」より、<バコパモニエリ>で調べてください。

アーユルヴェーダ系のハーブとしても最も知られ、
広く寄り添ってもちいられてきた特殊なハーブであることがわかると思います。



日本メディカルハーブ協会
https://www.medicalherb.or.jp/



そのような有用性の高い成分が含まれたバコパは、
たとえば以下のようなサプリにもなっていおります。


ハイパー バコパ 60粒入り バコパエキス 19200mg配合 国内製造 脳 サプリ ひらめきサプリ 約一か月分 健康サプリ 栄養補助 ハーブサプリメント 栄養補助食品 bacopa 植物サプリ バコパモニエラエキス BACOPA スコアアップ 脳 サプリメント バコパ サプリメント

私がAmazonでバコパのサプリにどんなものがあるかチェックしていたら、
バコパ(ステラ)というまったく違う種の植物の写真が載せられてたので驚きました。。。

たまたま写真を引っ張ってきてページを作った方に知識がなかったのだとおもいます。


「あらまぁ、サプリ販売者がこんな初歩的なミスをするほど、バコパって知名度がないんだ ^-^; 」


バコパを口に入れるもので、
間違ってステラのバコパを食す人がでたら、アレルギー反応等の問題を引き起こすのかな。。。
そう、想像しだしたら「さすがに、これはひどいなぁ」と思いました。

物事にあまりうるさいことを言わない私ですが、
これは速攻で販売者に写真を差し替えたほうがいいと指摘の連絡を。


ちなみに、アメリカ等のサプリの積極的に取り入れる国では
アーユルヴェーダ系のバコパの知名度は高いためこのようなミスは見たことはありません。



ただ日本では、
バコパモニエリ について販売する側が誤解をしているケースもあるようです。

バコパモニエリを水草として購入しようとして、「ウォーター・バコパ」という別種類を買っている人も。。。
「ウォーター・バコパ」では薬効は期待できませんし、食したときの副作用等も文献としてみられません。
もし生のバコパモニエリを手に入れたいという人がいれば注意がいります。


メディカルハーブを目的のものを手に入れたと思ったものの、実際はまったくの別物だった。
初歩的な「ミス」ですが、これは信用を大事に考えればやっちゃいけないことの最たるもの。
薬草と毒草を見分ける図鑑のようなものが出版されていて、
意外に薬草とうり二つの毒草が存在するものですから。

たとえば、「よもぎ」というよく知られたハーブは、「トリカブト」という伊達政宗が毒殺されそうになったときにもちいられた劇薬と似ています。
トリカブトも薬として使うことがありますが、それは用法やもちいる分量などを間違えれば、薬が毒となってしまう危険な植物です。
そのようなケースは少なくはありません。。。


だからバコパモニエリは、
それをよく知る者でなければ、
不思議なトラップがかけられたハーブとして間違えて栽培させられてしまうリスクを背負うこともあるようです。

何を隠そう、私もステラバコパを花屋から買って帰ってきた一人ですから。
一応、花屋の店員さんに、アーユルヴェーダ系のハーブとして使われているバコパですか?
と尋ねたのです。
ですが後から勝手なことを思えば、
その店員さんはそのような質問を受けたことがなかったのか、
「これは間違いなくバコパよ」ときっぱりと押しが強い言い切りだったので、
変だとは薄々感じながらも購入しちゃいました。

あとで意中のバコパを手に入れたときは、笑うしかありませんでした ^-^;;)


そういったこともあるので、
ひとまずは信用あるサプリメーカーのバコパの商品を手に入れたほうが、バコパ利用には安心なのかもしれません。


私も最初はそのようなバコパのサプリを自前で購入してしばらくとってみたことがあります。

イメージしたほどの期待がかなえられるほど、脳がリフレッシュした感じはなかったのです。
ただゴツコラのサプリを摂ったとき以上の何かを感じたというところもあって、
バコパはお薬と表現してよさそうだと感じたことがあります。


でも自宅で栽培しているバコパモニエリを、生のフレッシュな状態でここ2週間ほど継続的に摂ると、

「あれ、、、たぶん、これって以前より私の脳の働きがいい感じがするぞ」
と、感じ取れるようになりました。

大量に購入したモリンガの粉を耳かき程度を食べると気分がおかしくなる私ですが、
生のバコパモニエリは、ちょっと苦みがあるんですが、私にはあまり不快な苦みではなくサンドイッチに挟んだり、
サラダに混ぜる、時間がないときは水洗いをよくしてそのままいただくというのでも問題なくいけています。


バコパは生育のしやすさなど、育ててみて実感できました。
ゴツコラ以上にたやすく育てられる。
なので私の中では、
バコパが健脳ハーブとして、多くの人に広まればいいなと考えるようになってきました。



個人的なゴツコラ愛は、はんぱがないものですから、そちらの栽培は力を注いでますが、
バコパは育てられる環境をしっかり調整することで、知らぬ間に大量に育つ感じです。
特に今の暖かい気温のときは、その生育状況は目を見張るものがあります。


インドでもバコパのある地方では、どこにでもある身近なハーブとして親しまれてもいます。


もし健脳のためのハーブに関心がある方は、
バコパも、ゴツコラ同様に調べて体験してみるといいでしょう。

認知機能の低下するリスクが高い日本人の体質では、
いざというときに、それを試用して用法や用量などを知っていたならば。
自分の身を助けるようなこともあるでしょう。



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【追伸】2021年8月26日:バコパを自分も育てたいが、どうやって手に入れたらいいのか?という問い合わせメールをいただきました。

たとえば、水草を販売しているアクアリウムショップ。
そちらで、店員にウオーターバコパではなく、オトメアゼナというバコパモンニエリが欲しいのだが、と言ってください。

または、下にAmazonのショップのリンクをさせていただきましたが、
発根していて定着が確実という、初心者にも育てるときに失敗がないようなものも容易に手に入ります。




ゴツコラは、ちょっと入手にてこずりますが、バコパはそこまで入手が難しいっていうわけではないので。
その点は、バコパは生の健康増進食品としてもちいるために自主的に調べようと思う方には入手ハードルは低く、育てやすいハーブです。

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2021年08月22日

初、東京都薬用植物園、拝観してきました。 あと、栽培環境による薬効の差異について。

東京都薬用植物園』という薬用植物園としては大規模な薬用植物園があります。

東京都薬用植物園 - 利用のご案内
http://www.tokyo-eiken.go.jp/lb_iyaku/plant/kaienbi-kyuenbi/



場所は西武鉄道拝島線の東大和市駅から、ほぼ真ん前。

・入園無料。

・開園時間帯は時期により開園時間帯が変動するため、
 その点は気を付けてほしい。8月のいまは16:30で閉園。

・園内が広い。
 その日は薬用植物に関心がある同行者がいたのだが、
 雨続きでなまった脚が障害しつつの探索で難儀されておりました。


ただ現在はコロナの影響で、室内展示場は閉まっていて残念。


室内受付エリアにパンフレットが多数置いてあります。
かならずこちらによるようにしたほうがいいでしょう。

・写真で見る絶滅危惧植物
・東京都薬用植物園案内
・東京都薬用植物園 四季の薬草
・身近にある有毒植物
・ご存知ですか 栽培が禁止されている植物があります
・家庭園芸、ちょっとした注意で楽しく安全に(一枚のぺら)
・東京都薬用植物園 見ごろ情報 (2021年8月13日現在)



■ 麻の葉が拝見できる都内唯一の植物園


「麻」「ケシ」の家庭菜園では栽培不可の植物が
薬用植物園として都内では唯一、一般に観察できる。
私は初めてこちらで「麻の葉」が見学できました。

「麻」は日本では神聖な植物とされています。
茎はリネンとして衣服等に、麻布(あさぬの)や麻紐などにされ、
実は加熱等の発芽防止処理をほどこされたあと食用に。
葉は、他国では鎮痛の薬剤用として積極的に栽培されもちいられているものの、
日本では『ご存知ですか 栽培が禁止されている植物があります』というパンフに書かれているように、
大麻の所持・栽培は違法です。
1〜3メーターに育った大量の麻の葉がしげる姿が観察できます。
個人的に、麻賀多神社という神社を崇敬していて、
麻の葉がこちらの神社の紋にもちいられていたため、一度実物を観たかったのです。

その隣には「ケシ」という植物の栽培地があります。
ケシも、ご家庭で育てていいものと育ててはならないものがあり、
こちらではご家庭では育てられない種も。
ただ時期的に、現在はケシは植えておらず、
耕運機的なもので翌期栽培を目指して整備中でした。

こちらは厳重に監視されているエリアで、麻やケシは間近で観察はできません。




■ 有毒植物も多数


『トリカブト』等の有毒植物など、
「下薬」とされもちいるのも慎重にというものも多数間近で観察できます。

漢方薬では、
「上薬」「中薬」「下薬」のようにわけます。
「上薬」は、日常もちいていくことで身体を健康な状態へ養生をかなえられるもの。
「下薬」は、ある目的の症状を抑えるために<毒を煎じて薬とする>といえる強い毒性を持つもの。
「中薬」は、それらの中間に当たる。

クリスマスローズという家庭菜園で人気の根強い有毒植物はたくさん植えられていました。




■ こっそりとツボクサ(=ゴツコラ)


あと『ツボクサ』、ありました!

こちらは温室内に30センチ大の鉢植えに、
こじんまりした葉が多数生い茂り、ランナーのルートも見えます。
が、存在が隠れて見過ごしそうな雰囲気。
ネームプレートも、ツボクサの葉に隠れて観えません。 ^-^;



他に一見では見切れないほど、大量の貴重な植物に圧倒されます。



ただバコパやアシュワガンダ、ホーリーバジル等のアーユルヴェーダ系ハーブはございませんでした。 ^-^;



セミのなきごえのけたたましい、夏が感じられたひと時を過ごすことができました。
薬用植物に関心がある関東圏の方々には、お勧めの学習スポットです!




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ここからは薬用植物園から離れるのですが、
いろいろ私自身、薬用植物を育ててみたのですが、
いまいちどのような環境でそれらを育てれば最良の薬効がありそうか、、、。

そこがわかりづらい。
科学的な成分分析をする検査技術があればいいのでしょうが、
そのようなこともできないでいます。

ペンジュラムでダウジングしたり、オーラメーターをもちいるにしても、「問いかけ方」が難しい。

どうもそこに手詰まり感を感じていました。


そんなときです。
栄養の最上級を嗅ぎ分けていく野生動物が、
あきらかに「これだ!」というようなメッセージをあたえてくれました。


そのことをとらえたとき、私には腑に落ちるところがあり、改めて感じました。

人間である私には嗅ぎ分けることができなくなったものも、
特定の野生動物には速さと段違いの正確さを持って選別していく。


たとえば、ミミズコンポストで、団粒構造の土をつくっていますが、
ミミズが大好きなきゅうりをあげたとき。
いつもならよろこんで種のある部分から食べていくのだが、
一切、手を付けないきゅうりが残されることがあったのだ。

農薬などがかかっておればガタイの小さいミミズには致命傷になるためよく洗うのだが、
そのきゅうりはおそらく内側にまで農薬が入り込んだものだったのだろう。
私にはそんな危険な食物がスーパーでは売られていることが把握できていない。

考えると、野生動物として生き残りを果たしてきた生物には、
そのような危険なものを除外し、自身が取り入れたい食物を効率よく選別する。



たとえば、
屋上に8パターンの栽培環境を変えてバコパを育てています。
水分量、土、肥料量、混植パターンなどを変えているのだが、
どれもバコパであろうと感じられて質の良し悪しが見分けられない。

そこで途方に暮れていたわけだったのだが、
そんなときに野生生物(※みみずではない)は、
そのなかのひとつの株のみ手を付け、他は見向きもせずスルーする。
小憎らしくなるほど、奴らはセンスがいいのです!!

一番食いつきのよいものを食べられないように完全密閉したときは、
次点となる効能のよさそうな活きのよいものを早くすぐに見つけて食していく。。。
そうやって効果順位が決められていくのです。。



これは当初の私には想定外の選別方でしたが
その野生の嗅覚・味覚で見立てられたこたえを尊重しようと思いました。



栽培環境の最適化が決定的に採取後のそれの質を決めている。
そういうものだろうと想定して実験をしていたのだが、
その想定は正しいもので、
そのようなこだわりが力強い上物を手に入れるには必要だ。
そう考えると栽培地が最適地でよく考えられて栽培されたかで、
外見的には同種の植物の成果物であっても、内容的には別物。

そんなことがリアルに起きていた。
それが手に取るようにわかった瞬間でした。

つまり、ある種のハーブではこれこれに効果的と効果効能が語られているとしても、
栽培環境や状況の作り方により、
効果が10割引き出せるものと、半減かそれ以下の生薬が混ざって市販されている。
そのことをご理解いただいたうえでなければ、期待する薬効を取れるかどうか判断するときに迷いが生じるでしょう。

ある人は、幸運にも効果の高い生薬を取り、
ある人は、不幸にも効果の低い生薬が届けられたならば。。。

だから特定の生薬には、今年は当たり年とかいって、効きのいい年があるんです。

誠実な商いをしている商店から入手しなければ効果が高いものを目利きしてくれて、
それを手にすることが難しい。
効果度の差異に気づいている多用して治験をするものにも、
上質なものが容易く手に入るものではないと薬学部卒の方から聞いたことがあります。

そんな指摘から上質のものを自作したいという発想で、
手間を惜しまずの実験をしてきました。


そういったこだわりと必死さから
私はこの時点で「バコパ栽培について自信」を持てるようになり、
私にはそれがいずれ自身の強みにできるものだろうと感じました。


あと数種のハーブを同様に上質なものを栽培採取できるよう実験が進行中です。


ちなみにバコパは、認知機能を高め、抗酸化作用があり、
アーユルヴェーダ系ハーブ医に貴重とされ効果的にもちいられる植物の一種です。


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2021年08月10日

暑いですね〜 そして私には脳機能の維持改善の研究に熱が入ります! 😂

こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。

今日は、、、暑いですね〜。

うちの部屋の2階の室温。
午後3時過ぎに35度に達しました。

階段部分が少しだけ天然の熱風ですが、風が通るので、
そちらでブログを書いています。

36度の体温と同じ室温になったら、クーラーかけたいと思ってるのですが。
すれすれの35度でキープして、16時半には34度に落ちてきました。
そして風が涼しくかんじられるようになりました。


いつもなら素直にクーラーを掛けてるんですが、
台風が去ったおかげで湿度が多少下がって。
湿度が高いと、一瞬でバテるのですが、
50%ほどの湿度なら暑さにどれくらい耐えられるのか?
興味を感じて実験中。





何十年も前の個人的な話で恐縮ですが、
大学に通っていたとき、学費を稼ぐ必要があって警備員のバイトをしてました。
蒲田からバスに乗り羽田空港の方へ。
海老取川という河川の橋の上から、船に向けて通ってよーしといった旗を振る。
そのときも、暑い夏。
橋の上ですから、木陰などの日除けはなくて、
1週間もしないうちに作業員さんに「おい、おまえ、どこの国のやつだ?」と。
いわれた瞬間はショックだったものの、
そういわれるのも無理のない日焼け状態でした。
当時、ドラッグストアに日焼け対策グッズが並んでいなかった。

当時の私は体力がまったくなかったので、
暑さは息の根を止めるほどのきつかった。。。
バイト帰りの蒲田駅で熱中症でふらついて意識が消えたこともありました。


そして、いま。
いまも、この暑いさなか、屋外で移動や作業、仕事をしている方がおられます。
田畑での農作業や配達や外回り営業、、、。
ほんとうに大変なことで、お体をお気をつけいただき。
どうぞ、なるべくの暑さ対策をしていただいて、乗り越えて行きましょう。
頑張ってください!






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ここで話がガラッと変わります。 m。。m


先日、高齢者の生活するホームで介護士として働いている方と連絡を取り交わしていたとき。
認知症の入居者の方も引受けているホームだそうで、
様々なご苦労をお伺いしました。
プロの介護士でも、認知症の方の介護は心身が削られるから逃げたくなると言いますから。

介護の心得もないままの一般の人なら、なおさら、です。



私と同業者の男性の先生で、私より少しだけ若い方なのですが。。
彼のお母さんが半年前に認知症を発症し、
今、その先生が仕事の合間をに介護をしておられるそうです。
公的支援も受けているそうですが、介護者との関係がうまく行かないことがあるようで、
最小限の公的サービスを受けるにとどめ、極力、彼と彼の奥さんが付き添うようにしているといいます。
数名の介護士の方と連絡を取らせていただいて話を聞くと、
一般の高齢者の方の介助は大変だが、それをしのぐ苦労があるそうです。

私が一年ほど前にその同業の先生とお会いしたときは、
ガタイのいい体力自慢の男性という印象でした。
ですが足腰がしっかりしたお母さんで夜に幾度も徘徊で警察にも届けを出して探してもらうとか。
あまりに予想外のことを目の当たりにすることが頻繁で、
いつしか彼が睡眠薬なしでは寝れないほど精神的なダメージにあえぐことになっているといいます。


私のブログを彼が観ていて、バコパやゴツコラなどがアーユルヴェーダでは記憶や認知の力を取り戻すハーブで、
化学的成分からもそのような事が言えるということに興味を持ち、足を運んでくれたのです。



いつか私も自身が認知症になりたくないという思いもあって、
脳の機能停滞を改善させる手立てを打ちたいと考えています。

資産家であれば介護士の働いておられる有料ホームにも入れますが、
そうでもないような私では、生きていられるうちは生計を立てるための仕事を続けなければやっていけません。


それに仕事は施術をするしか能がないもので、もし、わずかに脳機能の停滞が生じても良い施術は無理です。
不安定な切れ味を失った施術をわざわざ受けたいというような人など、私は絶対にいないと思います。
だからわずかな記憶力の減退も、そしてものを急激に思い出せなくなることも恐怖なのです。

施術をする仕事は、人様の身体に影響をあたえるという仕事です。
それは脳がお客さまの身体の現状に興味を示して、つぶさに深々と把握できてできること。
一般の方が、10の発見を自身の体になさるとすれば、
私どもでは、20も30も、またはそれ以上の発見をして、そのなかから部位的に関連する事項を割り出して結びつけてみたり、
ミリ単位以下の位置ずれや、温度や磁力場の状態や。
意外にも中医学の診断のノウハウも持って使いますが、筋膜リリースではそれ以外のノウハウが大量に吸収し処理できなければ。
ライブの施術から、今何が必要でどうすべきかなどは、直感的に脳へとひらめきとしてくることのように感じることもあるが、
要するにそれは徹底した意図して大量な情報を貪欲にとってこれたときしか、その直感というものは当てにならない。
このような情報収集は、施術を始める前にすればいいわけじゃなく、施術の一手を打って、身体の局面が変われば、当然として、そこには別の身体がでてきて、その刷新された身体の状態を情報として改めて吸収してわずかなお客さまには気づかないような点を見逃さずに獲て、次の一手という手技をすることの、繰り返しですから。

そしてその手技もテキストに掲載されているままの手技ではそのお客さまには合わないという場合も多いため、
独自にその人にあうようにアレンジするから施術効果が出るわけだし。
それ以前に、私どもの観察にはお客さまの身の安全性確保という、事故を起こさない担保をいれてのこと。
首のなかの頸動脈、気管支を障らないことや第一頚椎をずらさないようになど、それらがどこにどのような場で深さで位置していて、
様態がどうであるかなどの機能や働きなどの様子を観ながら推測し続けて、像が私の脳内に主要部を正確に描きだせてきたときに、
実際の施術・手技に移ります。
そこの配慮ができないならば、テキスト通りの手技で済ますしかないでしょう。
そうなると現状でお越しいただいているお客さまが期待しているような身体上の改善は、ままならないというのは、
私が所有する施術の専門書をお客さまが御覧いただくことでわかるでしょう。

たとえば、喉の気管支まで達する筋膜の癒着が骨と同じ程の硬さかそれ以上の硬度をもった状態で生じたようなときにどう取ればいいかなど、
書かれたものは観たことがないです。
やり方の基礎は自分でジグソーパズルのピースをひとつずつ集めて完成の絵柄が見えるようにしていきましたが、
それを運用する場合に、患部ばかり観ているものではなく、皮膚の表層から中層や深層まで追って熱や硬さや血や気の量を読んでから
患部との対角や、全身とこの患部との関係、経絡上ではどう働いていくかなどが一部の見立てです。


、、様々なものを、比較的に短時間で処理して描き、修正して、細密な絵に仕上げていきます。
それができて、そのお客さまに役立つ仕上げができるのです。

ということであって。
長期記憶も削られるのは痛いところではあるが、
数分前の重要事項の短期記憶ができないようになったら、
私は施術をすることはあきらめるしかないと考えています。


ただ、、単に引退するというだけの問題でもなく、
自転車操業中の業務の廃業は、失うものとして生活の糧がなくなることも意味していて。

頼りがいのある会社組織にお世話になれる場合はいいが
(といってもいろいろと現役中に天引きされているわけですが )
組織に属さない人は、私と同様な危機感を持っている人も少なくないようです。



実は、、、ここ2ヶ月ほど朝顔の手の練習を丹念に最近しているんですが、それがなされていないときは、
左頸部ではなく、左頸部の奥の奥に嫌な頸動脈を圧迫する脳への悪影響を強いるようなものが見えていたのです。
数年前にその部分の状態悪化となったときには、丸々一年間、仕事を休まざるを得ませんでした。
それもおかげさまで手の使い方の練習や患部やそれに応じての施術研究の段階が一歩ずつ上へと進むと、顕著にその硬化が半減してきました。
でも、これでも認知症予備軍に片足を突っ込んでいるでしょう。
正確に言うと右の前頭部脳の脳梗塞が起きそうであると、自己の状態と医学書等を見比べて予見していたわけで。
そこの対処をどうすればいいかなど、自らの身体がどうなっておさまるかという結果も合わせての頭部や脳、そして脳の状態の維持と改善を狙った研究をしていたところがあります。
ゴツコラやバコパなどの脳機能を改善させるというハーブを調べて、自らの身体で実験しているのも、
手技だけじゃ難しい体質面を根底から変えなければというアイデアから、私が直感的に気になってしかながないものを実践し
その効果を引き出そうと考えてのことです。

ゴツコラ等のハーブを実用しなかった以前の私の身体は、いつ頭部が不幸に襲われるかわからないという、
両足が泥沼にはまったような感覚でしたから、これでもだいぶ希望の光も見えてきたわけです。


ただゴツコラはある程度の量をとらないとならないというのが、自身の体を観ての感じることなので。
私の鮮度抜群でげんきなゴツコラの栽培をする力に、いろいろなものがかかってくるのでして。



あと私が以前、長野の方でゴツコラを栽培している方にメールをさせていただいたことがあるのですが、
日本人で認知症になった方へゴツコラを適宜適量とってもらうようにして成果が出たということを述べておられるのは彼だけでして。

日本人の体質は、他国の方々とだいぶ変わってきているので効きが悪くなるだろうという極端なケースが多いのが特徴だと思うので、
実際、どこまでゴツコラで認知機能が低下したお母さんが認知症になられた方にゴツコラを差し上げて試してみるようすすめるとしても。
おそらく虚症にいるお母さんの体質からは、ホーリーバジルなどを陽の気の強さがあり血流を促進させる質をもったものと適宜合わせていかないと思うようにならないと推測するのですが。。
そういった課題は、まだ私で試してない現状。

そこらは私自身、まだまだ自身での利用実験が半年続けられて、量を多めに取るなどしても危険はなく安全でより効きがいいといった性質もあることがわかるなど。
ごくごく、私の身体限定での理解を深めるというステップを進行させているところで。


とりあえずは少量のゴツコラを野菜だということでお母さんの味噌汁の具材にいれるよう勧めるとどめました。
スイッチOTCのような、現状、服用しておられるお薬との競合で効果が相殺されたり、行き過ぎるなどのリスクがあるため、
無理はしていただきたくないという考えがありまして。

そこのことを理解してくれたようで、
いまはまだ日本人の体の体質に合うかどうかの実験段階だということを承知の上
もし、なにか成果があったら、鈴木さんに、まっさきに伝えたいといって。

少量のゴツコラ(夏の暑さでゴツコラが枯れたため)と、なぜかバコパは驚くほど増えたのでてんこ盛りの水草を渡しました。
それらは使うかどうかは自己責任といったことでお願いし、最も日本語化された資料性があるといえる信頼に足るバコパとゴツコラの情報のリソースページをつたえ精読するよう勧めました。

多めに渡してあげたバコパは、金魚鉢にてひとまず繁殖させて、こちらは分量が私も読みきれないので、もうちょっと使用を控えていただくようにお願いしました。
iHerbには、バコパの抽出物がサプリになったものがあるので、そちらのほうが計量がしやすいので、そちらならば今のうちから摂取しても、少量からゴツコラと合わせてという組み合わせでいいのではと思います。
バコパの摂取方法が、、、チャツネにするというのはみつけて作ったものの、そのチャツネをどこまで量を食べていいのか、、、??
そこまでは書かれてないんで、人柱になって、私自身が自分自身での失敗談を語れるようにならなければと思っています。



首の塊が強く頸動脈が圧迫されていやすいといった悪影響が下地にある日本人が多いためハーブでの認知機能がよくなるものというのも、認知症になる前の段階の軽度の状況までのような気がするのです。。。。。
大腿直筋等の屈筋群を使って深層部の血流を悪化後退させる日本人の独特なあるき方を、もし彼のお母さんがしているようなら、ハーブのみで充分な成果が出るとは私には思えません。
それもあってお母さんの斜角筋を、とりあえずはカウンターストレインというオステオパシーの手技を、
日々、少しずつ繰り返してコリを緩めて、頸動脈が圧迫されている部分を緩めてもらうよう助言させていただきました。

それらをしていったとしたとしても、
なので過度にこれを取ればどうにかなるという思いを抱くようであれば、
後に襲ってくる落胆の度合いが強いものとなるでしょう。

アルツハイマーでは脳内で排泄できなくなった老廃物が蓄積して脳に変質が起きているものですから、
そのような場合にその変質した部位は塑性することは、やはりあまり期待できないと思います。

あるとすれば、脳への改善が期待できるハーブや血行の促進で、変質していない残りの部分に活性化が起きるような奇跡的なことが観られるかどうかなのかもしれません。
ただ、そういったことが日本人に起きたという事例がないかと、手当たりしだいに調べてはいるものですが、見つかりません。
そうであれば効果の高さ云々以前にリスクの底が見えていないということでもあるのです。慎重にならざるを得ません。



とにもかくにも、私同様に慎重派の彼にさまざまな試行錯誤をしていただいた末に、
願わくは少しでも彼のお母さんの認知機能の改善が現れることを祈ってやみません。



数ヶ月前に、認知症に効く薬が開発されたというニュースをテレビで見た記憶があります。
どのような手段や方法であっても構いませんから。
認知症になられたお母さんも、そしてその息子夫婦にも。生活の質が上がるような結果が得られるといいなと願っています。


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2021年08月06日

健康な脳を維持してIQを高めるハーブ『バコパ』のご紹介

アーユルヴェーダ系の脳の健康を増進するためのハーブには、
ゴツコラ(和名:つぼくさ)』と『バコパ=Bacopa monniera (Brahmi)』があります。

バコパといわれても、ご存知ない方も多いと思います。
アクアリウムをなさっている方は、水草のウォーターバコパとか、聞いたことあるかも。
その種の別ものなんですがバコパ・モンニエリという水草がそれです。

アーユルヴェーダ系のハーブとして、
ブラフミーという創造神の名を冠するほどの重要視のされ方は、
ゴツコラと同様です。

インドの南側がゴツコラがブラフミーで、北側がバコパをブラフミーとするといった、
地域による違いがありますが、
どちらのハーブも健脳に秀でた成分を持っていることが、
成分分析からわかっているのです。

バコパは、「バコサイト」という成分がそれに当たります。



ゴツコラは、
インド以外にもミャンマーやタイ東南アジアでは野菜として食べられており、
私も実食実験中です。

食パンに、ゴツコラとケールの葉を刻んだものを乗せて、
マヨネーズ、ケチャップ、マスタードでサンドしていただいてます。

慣れてくれば、これはもう、健康どうのこうのという以前に、日課的な食材。
ただ日に当たりすぎたゴツコラは葉がゴワゴワと硬くなって食感が悪くなる。
育てるときに、水加減もですが日の当たり方も計算しないとなりません。
おいしくいただくには、そこ、重要です。




ただバコパは、あまり食しかたが見つからず、チャツネにというところまで。
インドで食材として使われる特別なレシピもあって、
一般のスーパーマーケットでは手に入らない食材を。
どうにか入手してバコパを少量採取してすりつぶし、
作ってみたのです。

なかなかの出来ばえ。悪くない!!


それでカルディで買ってきた市販のチャツネに混ぜて食してみました。
バコパは苦さがあるはずですが、それをチャツネの他の要素が吸収し、
さほどの違和感もなくいただくことができます。
おそらく特別なレシピ通りのほうが理にかなった効果が得られそうですが、
一般の方がバコパを利用するには、こちらでもいいのでは。
ただし私もバコパの論文を多く目を通し、ゴツコラ以上に、
こちらは使用容量や適した用い方をわかって利用すべきだと断言できます。

海外にはメディカルハーブを科学的に研究実験して論文として紹介するサイトがあり、
ゴツコラの有用実験による有益性の証明となる論文も多数あります。
ただバコパはそのゴツコラの論文数を、大幅にしのいでいます。
多くの科学者にとって極めて重要な研究対象とされていますし、
もちいることによって益することや、
そればかりではなくリスクについても語られています。




以前にバコパのサプリを摂ってみて自分の身体で変化を見たのだが、
生の鮮度高いバコパのハーブを摂ったとき。
そのときの身体に感じた変化は別物でした。
あえて個人的反応なので詳細には書きませんが、
サプリを摂って「なんだ、こんな感じか」という感想が、
鮮度の高い自家バコパを摂ったときは
「なんだ?!これは」という印象に変わったのです。


アーユルヴェーダ系の医療に携わる先生のなかには、
なるべくハーブは鮮度が高いものをもちいるべきだと強く主張する方がいると聞きます。
アーユルヴェーダ医の伝統としてもそうなのですが、
やはり、そこは実食実験をしてみることで納得です。

サプリのほうが均質な成分含有量ですから、
もちいるにも分量をサプリの個数でわかりやすい。
そういったメリットはありますし、手軽さがいい。

ですが効果の高さを強く欲しているときには
アーユルヴェーダでもいわれるような
鮮度の高いハーブをもちいるといいでしょう。


私にはゴツコラが野菜的な食しやすい位置づけにあり、
大胆に葉の枚数を10枚や20枚といただいてみたとしても、
常識の範囲内であれば益すれといえど害となる心配は少ない。

ですがバコパは私にはメディカルな影響が強く感じられるため分量を控えめにして試しています。




なので、食材のゴツコラは、いくらあっても消費する自信があります。
『ゴツコラ』は日照りが強く日焼けで枯れたものが多く出てしまって。。。
いうなれば、育て方をしくじりました。。 -.-;
それで食せる冷蔵庫内の在庫に限りがでてきたので。
プランター内の根だけのゴツコラが育ってくれないか、生育待ちです。
成長すれば育ちは速いのがゴツコラの特徴で、どうにかなるでしょう。





問題は『バコパ』。

なにが問題かというと、育成環境の最適化を見るため、
無作為に違った場所にどんどん植えていったところ。
他の害虫もバコパは見向きもされなくて、外敵なし。
ゴツコラも害虫が着きづらいハーブですが、
ときどき青虫にやられるときがあるのです。
それがバコパを観察すれば、
どんな害虫もそっぽをむいてます。

よほどの日陰でもなく、水が十分あればどこでも育つ。
栄養分を与えなくても、水分と日の光があれば十分です。

そういったことがわかりました。

その結果。

うちで育ててしまったバコパの一部を写真で紹介させていただきます。

大量のバコパ.png

バコパとカキドオシ.png

バコパ入り水槽.png

想定していたよりも格段に育てやすかったし、
いまの温暖な時期が伸び盛りということもあって。

私一人では、はるか消費できない量に増え続けています。


皆様がバコパを試そうと育てようと考えたときは「増えすぎ注意!」です。
特に、いまの外気が30度越えであれば、
驚くほど増えるので気を付けてください。

せっかく増えたとしても、
うちでは寒い時期が来れば枯らしてしまうしかない。
これもいい勉強になりましたが、かわいそうなところです。。



あとは上述いたしましたがゴツコラは、食材としていけるものですが、
バコパは事前に十分な情報を得て咀嚼してからもちいてください。
そうなさったほうが賢明です。
そうすることで有効性を引き出すこともできますし、
強い薬効はかえって人によっては受け付け難いところもあります。

いわば漢方薬の生薬的に言えば、
ゴツコラは常食して養生を益する「上薬」となりますが、
バコパは常食は難しさがあって摂るに判断が必至な「中薬」にあたるといえるのでは?

そこでバコパをうまく使えるようマネージメントができるようであれば、
バコパは手に入りやすく、すばらしい健康な脳をキープするためのハーブと言えるでしょう。

アーユルヴェーダ医も、
バコパのハーブを認知症等の脳の障害を持たれた方の改善や
頭をよくしたい学生たちの救世主?としてもちいているのです。
だから、これだけバコパのハーブが大量にあって活かせたら、
どれだけの人が助かることでしょう。。。



※ ただバコパはアーユルヴェーダ系の知識や脈診等の技術などもないと太刀打ちしづらいので、
  一般の方が試すにはハードルが高いという点があります。


  それもあって脳の健康を推すハーブとしてゴツコラのみではなくバコパも知っていましたが、
  バコパについてご紹介することは控えめにして、
  だれが食べても問題の起きづらく益することが多い
  安全面が確保されたゴツコラ(和名:ツボクサ)を紹介していました。

  ゴツコラが、個人的にかわいくてしょうがないというのもあるんんですが。
  

  





ここからは余談になりますが。

健康な脳をキープするために、有用なハーブをもちいたとして。。

実際には頸動脈にハードな凝りができてしまい、
脳内へ送り込む血液量が減り、同時に使い終わった静脈を通して心臓へ返す血が出ていけなくなる。

母が生前に医師から「あなたは首の血管はしっかりしてますね。認知症にはなりづらいと思いますよ」といわれたそうです。
おそらくそのお医者様は経験則上、首の頸動脈や経静脈へかかる圧迫等による血流の阻害が、
なんらかの脳へ与える障害につながるのだろうとわかっておられ、
母には大丈夫だって言ってくれたみたいです。


一週間ほど前の施術で。

以前の私なら5回ほどの施術回数をかけなければ
首にできた急性の凝りをリリースするような状態が、
背中の起立筋のホットストーンの加熱やそのほかの下ごしらえを丹念に行ったうえで、
ベン石のスティックをもちいて首にできた凝りをリリースさせていただきました。
特別な凝りのリリースに適したベン石のスティックでもありますが、
手掌の使い方が少しずつ身について、
肘の位置を空間固定できるような練習と手先を尺骨と橈骨の動きで制御するというやり方で
精密に意図した量の圧と方向性などと対応ができるようになった点が大きく寄与しています。

お客様の凝りのでき方が、かなりの強烈な緊張状態下であったことが想像できる様子で
深くは器官のところへと根が入り込んでいたため、
どこまでのリリースができるかは、わかりません。。


お客様は自身のその数か月前からの不調原因がそこであると気づいておられ、
急性でできた凝りは神経が麻痺していないため痛みがほんとうにつらいが耐えてくれました。

そのおかげをもちまして、
私が予想していた以上に首の主だった血管の頸動脈を圧迫していた筋の凝りを解くことができました。

状況がやんどころない不良姿勢をせざるを得ないことが原因でしたから、
通常では凝りができるようなことが想定されない部位の骨化した筋です。

非常にこれはしつこくて、その後にずっと残り続けるという可能性があります。
深層筋をリリースする私たちは、そういうようなかつてできた強烈な緊張下のような感情が入る場合は、
凝りが残って動脈まで圧迫して阻害が続いてしまうといった、後々に響くケースをみつけることがあります。

そうなると通常の生活をしていてよい姿勢をすれば自動的に解けるというものではありません。。。
その緊張したもとで作り上げたやむにやまれぬところの凝りは、
自分がそれを作るよう強烈に命令をしてこさえた凝りです。
すでにその緊張した状態が終わったとしても、無意識下の操作でその強烈な凝りを維持し続けたいとするのです。


だからそういった凝りを解くときには、
なぜ、そのような凝りを創ったのか?
凝りが今後あり続ける不利益を冷静に感じ取れるようなリリースが済んだ状態になり、
「やっぱり、この凝りは絶対、作りたくないわ!」
と、ピシッと、ぴしゃりと思えるところに立つことです。


だからどうにか首を触ったときの血管が硬く細くなったところから抜け出せたのをみて、
私も、ほんとうにホッとしました。


そして私が首をリリースしているとき、お客様は。
不良姿勢を強いられるなかでも、
ちょっとでもリストをうまく固定できてカラダにかかる負担が軽減できるよう工夫したいと。
いろいろと考えを巡らせていたといわれました。

なんと、たのもしい!


自らを救うのは、自分への思いやりとやさしさです。

正直に言えば、私がこのお客様の立場であれば、
そのような冷静さはなかったでしょう。。


このお客様が施術中に耐えながら、
気丈に自らが対策を練っている姿から、
二人三脚で今回の凝りは対処できたと感じました。



脳への血流が阻害されて、
新鮮な血が脳神経にあたえられる量が減ると、
生理的な現象として精神的にはネガティブな方向という「身を守る」という対処傾向が強くなります。
普段、明るいキャラの自分がなんでこんな気持ちになるのか。
不安定な感情に戸惑うという人もいるといいます。

こちらのお客様は、根から屈強な方で、まだまだ大丈夫といえるのかわかりませんが、
日頃から頸動脈等の圧迫から脳への血流が阻害された状態が進んでいる人では。

いきなり急性での首凝りの増加によって、
脳への血行がさらに停滞するのは手痛過ぎます。



ただ、コロナの状況から整体院に通うのも屋外へ出る感染リスクもあるから躊躇せざるをえません。
それに首の芯の凝りがリリースできる施術をしていただける先生を見つけるのも、
難しいと同業の先生も言っております。





そんなときに対処的な対策ですが、
ゴツコラやバコパなど、
みずからの脳を健康に守る力を取り入れていただけることをお勧めしたい。
そういったときのサポートツールとしてもちいられればと考えています。



すでに西欧では、そのような研究は進んでいます。
私が施術上の大切な心の師と考えているアメリカ在住のボディワーカーで、
ハーバリストとして役に立つ植物の研究もしている先生がいます。
ハーブの薬効を生活に活かして暮らすスタイルは、
保険制度が日本のように手厚くない分、真剣に取り組まれているのだといいます。


その点を見ていくと、アメリカ等の西洋で進んだものが数年後に日本にも。
というわけではないですが、
日本でも公的年金支給の先延ばしや保険料の値上げなど、
高齢者となって医療費をどう捻出すればいいかを考えるのは、
そう先のことではないだろうと思います。


日本人の脳の血管を含め循環器のすこやかさを保てるような、
できるところでの援助をすることで、
先々のリスクが少しでも低減すれば何よりだと思えてなりません。



バコパは、まだここ1週間の試用になっているので、
なんともいいがたいところはありますが。

実際、私がゴツコラを食す実験をここ2か月し続けてみて。
体調も、自分で脈診や舌診、バイタルを測ってもいい状態。
危険なことは感じたことがありません。
その意味で食材なんだな、という実感が増したわけですが。


ゴツコラは、いずれお客様に流行ってほしいなと願っています。
これだけを摂れていればすべてOKという極端な話じゃありません。
ただ緊張度が増すとき姿勢の乱れは誇張されて首の凝りが同時に奥へと入り始めます。
そのような精神的な緊張により筋の左右差が生じて骨格上の構造がずれているときは、
本人的にはあまり実感できるようなずれた理由が思い当たりません。
ですが脈診で慣れた手を頸動脈に当てて、手の脈と同時に診れば、
何かの問題がありそうだというのがわかるでしょう。
そのようなときに、サポート役としてゴツコラ等は役立つようです。


・・・そして今回の施術で、ある程度のところまで頚部の凝りがとれなければ、
首の状態と血液の流れをお伝えして、
ご自身で左手の腕の脈と、右首筋・左首筋の脈の様子を触れてチェックしていただいて。
必要であればゴツコラというものがあるからと紹介しようかどうしようかと、
施術中に骨化がきつすぎて解くのが難しくめげそうになったとき考えていました。

脳への血流量は増しますし、美白にも、美肌にもいいしと。
脳の血流量が増すことで、ストレス値が低減してくれますから、それによるメリットは大きい。

ですがゴツコラでは、速攻で効く感じまではないので、
そこまでこれを推しても、かえってがっかりさせるのでは。。
など、施術途中でベン石のスティックを温めなおすときに立ち上がったとき、
いろいろと考えあぐねていたのを思い起こせます。


長い余談となりました。 ^-^;
失礼いたしました。
posted by スズキ at 14:11| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月29日

パワフル化しつつある自作のよもぎクッションに、教えられた貴重な教訓。


最近、おかげさまで少しずつアフターフォローの施術予約を受け付けさせていただく機会が増えています。

感謝いたしております!!


それで新たに試みている、
皮膚を引き経絡線上を刺激を通すというやり方の一端をお客様に紹介させていただく場面も、ちらほら。

ただ新たな施術技術の開発と試み、丁寧な施術、時間をかけての施術をさせていただいております関係上、
施術中に蓄積する疲労のほどは高いもので、以前に感じられた膝の痛みや背中の張りなどといった局部的不調は感じられませんが。
新たに筋肉の硬化をどっと呼び込むことをしているのは、たいそうなものです。


施術が終われば、やはりご飯を食べることもなく、まんま倒れて寝てしまい、
夜中の3時に起きて夜食か朝食かわからない食事をいただいています。


そのような極度な蓄積疲労のためばてるところでも、以前ほどの心身的に蓄積するようは負担感がないんです。




それは。。。
身体操作のパターンを改善したことも一部ありますが、
それに加え、寝るとき2個の「よもぎのクッション」をカラダの上に置いて寝ているからです。


先だって多摩川の河原や土手からよもぎを採取して「よもぎクッション」を作りました。
よもぎはお灸のもぐさとなる植物で、火をつけてツボに置くことで薬効を人体にあたえることが知られています。
ただ中医学の頼れる古典「黄帝内経」には、火を付けなくとも薬効の恩恵にあずかれるといいます。
それを最初から知ってか知らぬかは存じ上げませんが。

農家さんが、腰痛のときに乾燥ヨモギを患部に当てたらよく眠れて翌朝は腰の痛みがすっきり解消。
そのようなミラクルを余すところなく享受できるクッションがよもぎクッションです。

多摩川の河原から採取したよもぎをもちいたわけですが、
乾燥ヨモギを入れたクッションは使っているうちに乾燥葉が破砕してクッション性が減少します。
クッション性が失せて、せんべい布団状態でも薬効は変わりなく発揮されます。
でもクッションと呼べるように後から乾燥ヨモギを追加するようにします。




これ、よく眠れます。
疲れすぎると嫌な夢をみたりもするでしょう。
でもこのクッションを使ってからは、
そういった胸を締め付けるような夢は見たことがない。

よもぎは女性によいといわれ、アルテミスという女神が西洋のよもぎの名として冠されることもあります。
個人的には骨髄の血が蘇生が促されるようなパワーが感じられ、
これを身に近接したところでもちいれば心身の再生がおきます。



ただし、そのような作用は。
私が多摩川産よもぎのみをもちいて試していたとき。
あまりにも、稀薄でした。
プラシーボ効果で、もうちょっと効果が足されるかと思いきや、
そうでもなかった。 ^-^)k・・・



だから、その後に改良をし続けていたのです。



少しずつそのクッションには新たな工夫を施し、
さらにカラダの芯の塊が消えて緊張を緩めるパワーがアップしています。



たとえば秘密の工夫のひとつですが。
加熱加工されている「麻の実」をクッションへ投入。
「麻の実」を食べるわけではないが、
百歳を過ぎても現役の人が多い長寿村で有名な、中国・巴馬の里の人々の健康の秘訣が、
麻の実とトウモロコシを混ぜた粥を主食にしていました。
漢方などでもちいられる生薬としては麻子仁(ましにん)と呼ばれ、
陶酔成分はなく穏やかな作用の便秘薬として使われます。
(詳細な効能としては、血液の循環を滑らかにし、諸臓器の機能や新陳代謝を亢進(補血)させ、大腸の炎症、便秘(便の停滞)、排尿痛のあるもの、月経不順などを治す)

麻の実の栄養価の高さが語られるべきですが、
古来、日本では麻は神聖なものとしてもちいられていて、
しめ縄のような神事にも。
麻ぬの・麻ひもを、身に巻き付ければ、急性の痛みなども軽減するといわれます。
ただそのようなパワーを秘めた麻ひもなどは結構なお値段で予算をオーバーです。

で、無臭の「麻の実」は、自らを守り栄えるための養分を蓄え続けています。
それはクッション中に入れられて圧をかけられるごとに、周囲へと広がる。
その想定をしつつある割合で入れてみたところ!


私のカラダが、それに対しての反応が強まりました。
確実に筋肉が目覚めた後には柔らかさが増すのが感じられるまでに。





そしてもうひとつ、お伝えすべき最重要なことがあります。

クッションとして使われるうちに乾燥したヨモギの葉は立体から粉状に変化してクッション性を失います。
だから後から乾燥ヨモギを追加するのです。
その追加分のよもぎは、私の自宅で栽培し、薬効の高い新芽を収穫し乾燥しています。




・・・すると、いままでの多摩川から採取してきたよもぎ以上の繊細でいい香りがしてくるではないか!
その香り、気に入りました。 ^-^




ダウジングの円の描く大きさが薬効上の影響度の高さを表すものと設定してチェックしていけば、
多摩川で採取してきたものの倍近い振れが大きくなっている。
驚きました。

私が採取してきた多摩川の土の植物を育てはぐくむ地面の力を表しているのでしょう。
人の手が入って管理されているまっただなかのところであり地面の力が低下している。
その可能性は感じられました。

自宅で栽培するよもぎには「クローム鉄」、「バナナ液肥」、「木酢酢」、「ストチュウ」、その他。
地面の力を増していく追肥や工夫を施した結果から良質なよもぎができたのでしょう。
通常はよもぎはあまり肥料をあげるといった施肥をせずに育つものです。
ですが特別にパワーを強めたいなら、ただ育てばいいだけじゃダメですね。 ^-^



「よもぎのクッション」としてよもぎを使われていれば言われるわけですが、
どのような土地ではぐくまれたものかにより、
人体に改善をもたらす効果の違いがでることを改めて感じました。



  自宅で育てたよもぎの小袋を体の不調か所に当てたら、
  多摩川から採取した大きなクッション以上に効きがいい!



それを考えると、
「よいもの」と「そこそこのもの」と「粗悪品」を並べられたとき。
そこで薬効の違いに初めて気づくものでしょう。


漢方に使われる生薬について、またはハーブティなどに使われるハーブも。
産地や育てられ方、生産者の顔、それらがわからないならば、
薬効を期待する場合は、当たり外れがでるリスクが高くなる。




私が読んだヨモギ座布団を勧める方の記事から、
「椎間板狭窄症といえるような症状さえ、
 それもご高齢のかたが、改善したんだ!」
という自己の体験談に対して。
多摩川産よもぎだけで作られたクッションでは
絶対ムリというのが私の試してみたうえでの感想でした。

「こんな純朴な?農家さんが語る体験談が、うそや誇張があるとは思えないが、、」
と首をかしげていました。。。


おそらくよもぎ座布団を紹介してくれた農家さんたちは、
薬効が高い条件下のよもぎを手に入れたから、
農業専門誌で大々的にページを割くほど語りたかったんでしょう。
自信をもって語って誇れることと自負しておられもしたはずです。

彼らは土地の力が大幅に減っていた多摩川産よもぎを想定しておらず、
私は気づかないまま、そこのトラップにはまって、
「おじいちゃん、おばあちゃん、そこまでは効かないみたいだよ」と。
多摩川産よもぎのみで判断していたら、思い続けて修正できなかった。




怖いことです。
そして悲しい誤解です。




私の自宅ではよもぎを育てるエリアが45センチ四方と極狭なため、
大量のよもぎを栽培できません。。。
育てるノウハウはあっても、土地がないんですよね〜。 -.-;
できる範囲のこととして、少しずつ多摩川産よもぎクッションに、
薬効パワーの強い自家製よもぎを投入し改良を考えています。

最上の薬効を希望するには、
自分で生産から加工までを管理し、
いいものを作ることがベストです。
ただそれを口で言うのはたやすいが、
なかなかできるものじゃない。

ならば吟味して、良心と愛情を胸に秘めた生産者・加工業者のなかからよい人やものを選ぶこと。
そこへ手間暇をかけるべきですね。


選択するときの教訓として、

自身の健康を守るためにもちいる上薬として常用する食品やグッズは、良質であること。
自身の健康を損ねてしまいもちいる中薬といえるような用い方をする食品やグッズは、上質であること。




そのこと考慮の上、選択しなければならないということを、
今回の経験で怖いほど知ることとなりました。
posted by スズキ at 13:43| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月23日

驚異の疲れ知らずのインソール。おばあちゃんの知恵

メディカルハーブ関係の書籍を読んでいたとき。
面白い記事をみつけました。

身体に多少の障害を持たれている方で、歩くのがつらいという方がハイキングに参加。
そのときハーブの使い手さんが、一計を案じることに。




それは、、、。

びわの葉を、インソールの形に切ってきっちりスニーカーの中にいれてあげたのです。

ハイキングで引率する者は、いつ身体がつらくなるか気になりましたが、無事、山の頂上へ。
そのとき体の具合を聞いてみると。。。

「今日は、とにかく調子いい!なんだったら、あと2回山を上り下りできるくらい」的な応答。

びわの葉の薬効成分が、足裏から浸透して疲労蓄積を軽減させたのです。
すでに身体状況としては、通常歩行でも距離が少しでも長くなれば腰や膝が痛みだして、
休み休み歩くしかなかった。。
そういった身体の状態のままでい続けたにもかかわらず、びわの葉インソールで、奇跡的に変わった。

使う人の体質等がうまく噛み合うなどの一定条件は見過ごせないでしょう。
ですが鮮度の高いびわの葉には、経皮による影響が高い事が伺えます。




様々な機能的なインソールが販売されているし、メディカル対応のセミオーダー、フルオーダーのインソールもあります。
それらは適切に用いられれば、足部の機能の不全化した状態を補う構造的な補完性が売りです。
私どもの施術をお受けいただいているお客様にも、オーダーメイドの靴やインソールを愛用している方が多くおられます。

対して「びわの葉インソール」は、薬効成分による体調改善、疲労の予防、血行の促進が売りです。


これらを別物と考えずに、それぞれの機能をいいとこ取りして生活に取り入れることで、
より快適なエンジョイライフが送れるような気がします。


外出が減り部屋で過ごし続ける時間が長くなった今。
靴下の中に、スリッパの底に、びわの葉をインソール状に自身の足型に合わせてカットしておくと、
それで上述した例のような、画期的な身体へと安定させてくれることになるのです。




興味ある方はためしてみてください。
私も自宅にあるびわの葉で、試します!
より適切な効果の引き出し方があるでしょう。
そこは独自にみつけていこうと考えています。



やっぱりお釈迦様が健康維持に推奨したびわの葉ってすごい。
改めてそう感じます。
posted by スズキ at 10:50| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月07日

施術中の『よもぎ枕』はじめました!

今日は7月7日、七夕まつりですね。


昨日の7/6の施術で。
お客様用枕に乾燥ヨモギを利用しました。
梅雨で乾燥しづらかったよもぎでしたが、
どうにかうまくつくることができました。

お客様に、そのことをお伝えするのは忘れていました。
ですが幸いにも違和感なく利用されておりました。



枕は、乾燥ヨモギをいれた薄手のクッションを二つ折りにしたもの。
うっすらと乾燥ヨモギの香り。



■ よもぎ枕の効果は?

私がこの枕を利用した個人的感想ですが。
接触部位の後頭部はもとより、全身の血行向上を感じます。
パンヤが入ったクッションにはない入眠時の深さを感じる。




■ よもぎ枕とよもぎクッションの掛け合わせ効果は?


施術では、よもぎクッションをあわせて利用することは考えていませんが、
実際に枕とクッションを同時にもちいるならば、どのようになるか。
現時点は、実験データを集めています。
その報告となります。



よもぎ枕だけでは起こらないが、
他のよもぎクッションを同時に体に乗せると、
全身の血行促進から、血の行きづらいところへ血が届く。
すると軽い麻痺が生じている部位に「かゆみ」の反応が。。

かゆみがどこ由来かわからなかったとき。
ダニ等の問題かと思って、クッションをビニールで密閉。
それでも「かゆみ」がでて、虫ではなくよもぎの成分が、
皮膚より体内に入りおきる影響だろうと推測できました。
ビニールで密閉したらよもぎ成分は、
ビニール越しに漏れ出ることもない。
だが「かゆみ」が感じられる不思議。。

そんなところに自分にとってプラシーボ効果もあるのか?

だがしばらくそのかゆみに耐えておくと、
血行促進から血流が届きづらかった組織へ血が満たされ、
それと同時期にかゆみが消えてしまう。
やがてまた筋に疲労物質がたまり代謝が落ちだすと、
またかゆみを感じるようになります。


たぶん、この原理で体内奥の血の行きわたりづらい炎症発生個所を、
よもぎ座布団はカラダの芯からケアしてくれるのだろう。



ただ結構、この代謝促進の作用が強烈だ。
血の停滞した組織には多量の酸化毒素を持った組織液が停留しているので、
その毒素が一時期的に「どばっ」と体内の排泄循環路に巡りだすはずです。
すると一時的に「強い好転反応」といえるびっくり反応が体内に起きて、
炎症か所が内部で麻痺して痛みがなかったところが反応することもでてくるだろう。
そういった毒素はリンパならリンパ節まで順次運んで処理する正常ルートに乗れる。
その成果を待って、やがて好転反応の終わる。
毒だし期間中はつらさが出る人もいるだろう。


(※ 現代農業 でよもぎ座布団を使い、こういうびっくり現象が起きた著者は、
   さらに、カラダの排毒をすみやかにさせるよう、
   入浴剤としてよもぎやびわをもちいるなど対処をして事なきを得ました。

   なのでそのようなさらに代謝詰まりを促進できる工夫をなさるか、
   または好転反応量を抑えるため、よもぎクッションを接触する量を減らすか。)


そうしてごみ屋敷となってため込まれた毒素が処理されていく。
それが施術で外圧をかけられることなく起こってしまったのだ。


すごい経験ができた。


よもぎの代謝促進効果は、
眠気を促進され、寝落ちが激しくなる一方、
カラダのだるさや炎症による肩こりや腰痛、その他の不調を軽減していく。

そこも不眠解消にいい凝りに効くといったよもぎ座布団を勧める体験談を書いた著者がいった通りだ。



特定のよもぎの葉の裏にある繊維質をかき集めると、
お灸にもちいられる「もぐさ」になります。
一般的には「もぐさ」は火をつけることで
その熱の陽の気を補い、
同時に薬効が経皮吸収されて患部が癒える。
ただ黄帝内経に語られた、火を付けなくとも力があるという。
それはよもぎをクッションや座布団の中詰めする素材にしたら実感できる。

乾燥ヨモギだけでもいいが、
その効果を促進できる他材をいくつか合わせれば、その成果は高まります。



労働環境によっては、
現在、リモートワークが推奨されている関係上、
自宅での仕事が多くなり、代謝の悪化からカラダのゆがみは増える人も。

そのような方々が椅子の背当てによもぎクッションを使うといいだろう。
特に脊椎周辺がねじれや詰まりがでれば、
自律神経系統の正確な活動が妨げられて、
背中や腰、首の張りが抜けなくなる。

昨今、そのような方々が増えてますが、
コロナの影響から施術院に足を運ぶ人が減っています。
それにより蓄積疲労といえるような負のポイントはふくれあがります。

この状態が継続し自律神経系の乱れが決定的になれば、
脳と臓器を結び情報をやり取りする神経が狂うことで、
さまざまな自律神経の障害が現れてくるだろう。

そのようになる前から、
よもぎクッションを背当てにして背中全体からの代謝、
特に脊椎に関する部位の代謝をよくすればメリットが大きい。
病を未病で防ぐ力に富んだグッズだということができますね。


そこを私は実際、試し実感して成果を得ることができた。


世の中には、多々魅力的なケア方法があるわけです。
伝承されたカラダにいいといわれることを知ったなら。
興味がわいたものがあれば皆様も積極的に試してください。


なぜならば。


体にいいという知識を得ても、
実践せねば体はよくならない。

それは当たり前のことだが、、。
知識を活用して行動へと移行する人は、意外に少ないのです。


posted by スズキ at 05:11| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月02日

ゴツコラの常食が、カラダの90%を占める毛細血管拡張作用をもたらし血の循環を蘇らせる、、、ただ、そうするためにはゴツコラの新鮮野菜がたくさん必要。 いやぁ〜、こまった。そこを課題するか。。 ^-^;

『まずは終わりを設定してから進め』


これが跳びぬけた成果を出す鉄則だと
ユニクロの柳井正氏は「経営者になるためのノート」で語っております。

ユニクロでは、まずは普通レベルでは考えられない成果設定をしたそうです。

その成果設定がかなうには。
それだったらなにが必要か?
どうすればいいかを考えた。



たとえば、、、。
・地方店で商売をしていては達成できないから都会の原宿一等地に出店した。
・輸入品を扱っていくのはほかでもやっているから稼ぎ頭だったものであったが手を引いた。
・自分の所で製品を企画して作り販売するしか、設定した目標を達成することはできないからそうした。
・中国の縫製工場に製品を作らせるのだが、日本から指示命令をするだけでは高い品質がかなわないから、
 日本の匠にお願いして中国に技術指導に行ってもらった。

業界で常識レベルのことをすればいいという考えの企業では、
このようなことは考えに及ぶこともないでしょう。

気まぐれな顧客の高い要求に見限られる企業にならないよう、
つねにに新たな高い目標を設定し続けてきた。



『まずは終わりを設定してから進め』


と、、、。

私の施術とあまり関係なさそうなところの話と感じるでしょう。

多分にそのようなところかとも思います。

ただ2年前に母ががんで他界し、
他にお客様のなかで特に純粋すぎると思っていた方もコロナのさなかにがんで他界なされました。

私の施術は、ときには重篤な症状や疾患をもっているお客様が医者の許可を得るようにしてお越しいただくことがあります。
(多くは、あなたが気持ちいいんだったらやってもらえばいいんですというようにお医者様が許可してくれた人です)

でしたが命にかかわることで、どうにかならないかということは、
お客様自身も整体を選ぶような場合じゃないと感じて選ばないものです。
私の所では十分な備えや対処法が練れていないことを正直に伝えます。

ですがすでに施術を受けに足を運んできてくれているお客様のときは、
知っている顔のところにいったほうが安心できるということもあって。
私も、そうなるとその人のためにかかりっきりで資料をかき集めてラインマーカーで線を引いて、
もちいて効果があったという施術法をえりすぐり、それをお客様にもちいたらどうなるかをシミュレーションを繰り返します。
そうなると、当分のあいだ、睡眠時間は2時間を切る日々を続けるのです。

ただもちろんそうなると、私がその施術法をこれから手技として身につけるよりも、
こちらの本や資料を表した先生の所に行かれたほうがいいだろうと思えたときには。
率直に私の思った意見を述べさせていただくこともあります。
それでお客様が瀉血療法に通い始めるなど、
他院へ通院することになることもあります。


がんの場合、悪性腫瘍となった組織を調べれば毛細血管の循環に障害が起きていることが見受けられ、
そのようなときの対処として瀉血というおけつとよばれるような体内に蓄積している酸性物質を物理的に抜くのです。

それは十分な体力があるときにおこなうなら、そのような毒素を排泄する大きな変化を起こす取り組みにもカラダが持つでしょう。
ですがすでに体力的に消耗が著しい状況になっていくと、あきらかにそのお客様を見舞うとつらそうです。
自分には手に負えていないところがあるから専門性の高い知見を持った他院へというのは、
それはそうすべきだというのが冷静に判断すれば、そうなるのです。。
普通、そうするでしょう。


ただそのときの彼にあって、他になにか負担が少ない対処がないかと選択肢を広げて探し出す作業に取り組もうと考えました。

ですが残念でならないのですが、そのお客様とは、そのときを含めてもう一度、お会いできたのですが。
私にはベン石での体内のお血の貯まりが関節各部にあるところを少量ずつ流すことしかできませんでした。
状態的に大きな変化変容という負担がかかることはできないので、
私が持てる手では、ソフトな手技で苦痛を緩和させるケアをするのが精一杯でした。


「もし、毛細血管拡張作用により、腫瘍化した組織の状態が幾分かでも楽になる別の方法があるなら。
 それも、体力がだいぶ落ちたときでも、身体に負担がかからないやり方でおこなえていれば、、、」

という思いがありました。

以下、Wikipediaの毛細血管より。

毛細血管(もうさいけっかん、英語: capillary vessel, capillary)は動脈と静脈の間をつなぐ、平滑筋を欠く血管である[1]。太さは5〜20μm、多くは7μm前後で赤血球がようやくすり抜けられる。壁の厚さは0.5μmでありガスの拡散に十分な薄さである。個々の長さは通常50μmもないほどである。これらの細い血管は身体中の血管の約90%以上をしめ、総延長は10万kmを超える。

血管の約90%が毛細血管。
そう知れば、大きな動脈や静脈が詰まるのも困りものですが、
この毛細血管が詰まりだすという現象が体内でおきることは、
それと同様かそれ以上の厄介さをもたらすのではないか?

動脈と静脈の間が毛細血管.png

そのような考えを持ち始めました。


そこで様々、粘着質な調べ方で調べ上げて行った末に、
私が自宅で自家栽培に取り組み始めたつぼくさが、よさそうだという説をもちました。
脳にいいというのも『アシアチコシド』という成分からの毛細血管拡張作用のおかげです。
ただ脳に特別にスムースに血流を促すという成分もあるようですが、
それ以前に全身の90%の毛細血管が毛細血管拡張作用で順調になれば。

毛細血管の詰まりによる細密で密集した組織がダメージをうけて体質変化が起きづらい体質を変えてくれるのではないか?
筋膜の癒着を及ぼすものにも、毛細血管の血の流れが停滞からか起き、またはそれの影響が筋の動きの阻害から展開したのか。
それは筋膜の癒着が示された部位に、カッピングという吸い玉療法をもちいることで、
血の色ではない別の紫や黒などの瘢痕のようなあざが皮膚に浮かび上がることから推測するものですが。



東南アジアのタイでは青汁ジュースとして、スリランカではカレーの具材として使われます。
他は炒め物にもよく使う野菜としてもちいられます。
市場では下図のような茎部分を束ねて売ってます。
食品として安全なんですね。

つぼくさの束ね売り.png



ということでタイとかスリランカなら、市場でたんと朝摘みゴツコラを買って、それをがっつりいただこう!
で、話はすべて終わりなんです。

ただ日本は食文化として、あまりゴツコラを食べない。
食文化の違いでしょう。
残念ですが、スーパーマーケットで、
三つ葉のとなりに置いてあるところを観たことがない。

ですがとある関東地方に行くと池周辺、家の軒先などで、
普通にゴツコラ(和名:つぼくさ)を見つけました。
量はそれほどではないにせよ、田園の広がるところでは、
日本で珍しい植物かというとそうでもない。
それもわかりました。
ゴツコラの特性を知れば、そのゴツコラを採取して増やすことで、
自家採取で日々の常食が可能となるでしょう。
そのような自然に近しいエリアの住人はいい。
もともとゴツコラが育ちやすい気候や地質が備えられているので、
その地にさらにゴツコラが勢力を伸ばしやすく葉も大きくなるよう、
仕掛けをしてあげればゴツコラの自給自足、地産地消がかないます。


ですが東京でゴツコラが自生している地を見つけようとしたが、
すでに多くのゴツコラがかつて自生していた地は根絶やしにされた後のようです。
けっこう躍起になって探しまくって、発見したのが3件ほど。

そのうち一件は、高田馬場のミャンマー料理店の鉢植えの中なので自生とはいえないか、、^-^;


私が施術技術を研究を深めて施術をしていくというのも、それは務めだと思っていますが、
要するにお客様の健康状態の底上げをして喜んでいただきたい。
そこを私の仕事をする使命ととらえ、
その手段を深く関連するものまで伸ばす努力を惜しまない。

そうなると、、、
気づけば、「現代農業」といった農業専門誌で栽培にかかわる勉強が始まったわけです。

そしておそらく現代日本人の体質は、アジアの中でも異質な状況になっているため、
タイやスリランカ、そして韓国などでは長寿やIQアップにもちいられるときの量では少ないのではないか。

いくつかの伝聞からそのように感じられうるところがあり、
余裕をもった多量のゴツコラを自家栽培、採取して、いただくことができる食習慣を推奨しよう。
そのような目論見のハードルが、一気に上がった瞬間があって、一瞬腰砕け状態になりましたが。


もしこれから、お客様に毛細血管の流れの障害により身体の根っこ部分に血が届きづらくなって、
そこをどうにかしたいという方がでたとき。

そのようなことが絶対に起きてほしくはないのですが、
そのときはカラダの負担が少ない状態で改善を図るためのアイテムとして、
ゴツコラ(和名:つぼくさ)を勧めたいと考えています。
もとは東南アジアでは食品ですから、身体に悪いものではない。
そして体力がすでになくなっていたつらいときでも、
調べていくとゴツコラの特別なおかゆはカラダにやさしく滋養するようで。
東南アジアのほうでもそのような食され方をしておるとのこと。

そうやって毛細血管の障害をおこしたところを、
カラダの中から和らげていくことがしたいと願っています。


『まずは終わりを設定してから進め』というユニクロの柳井正氏がしたような、
大規模なことは考えてません。

ですが私の胸のなかでは、脳裏には描いた終わりのイメージは、小さくはありません。




・・・ということで。

もし、ゴツコラのランナーの根っこからうまく発根できたとき。
発根したものはプランターで土と水分と光が適量あれば根付きやすく、
大きくしようと大志をいだかなければ育てやすい植物です。

自宅でためしに育てたいというチャレンジ精神が旺盛な方がおられれば、
数量は多くて20本ほどで、欲しい人が複数いたらわける感じになって、
まさかないと思いますが、希望者が10人を超えたら抽選になるので。
栽培レポートをしていただくことを条件にジップロックに入れてレターパックで無料発送します。

それができるときがきたら応募要項を公開しますから、
興味がある方は、ぜひ、そのときに連絡をくださいね。
お待ちしております。




おそらく物が届いたとき。
「えっ、こんなもんに、よく鈴木さん、情熱燃やせるよね。。」
と絶句されるかもしれません。 ^-^;
もともと日本では雑草扱いで、あまり食べる風習はないし。
皆さんが葉が出てきて食べるのも、恐る恐るかと思います。
でも三つ葉のような風味で、おいしいですよ。

そしてゴツコラの生命力の強さは、
摘んだゴツコラを冷蔵庫に入れておくと、
他の保存剤がまみれた野菜以上に、
長い間、シャキッとし続けていて。
そんなところの力強さも感じます。


一つでも二つでも成果実感できるようなことが起こすには、
陰の傾向が根深く定着した体質が気になる日本人には、
東南アジアの人たちよりも量を食べる必要があるはず。
そのためにも株を増やしていかなければ。。

着々とゴツコラの性質は読めてきたのです。
ただ生き物相手ではトライしてみて一筋縄ではいかぬことも多くて、
これからの気温と湿度が高まる時期を実験に活かしたいと考えてます。



アーユルヴェーダのなかでも聖なるハーブといわれるうちのベストスリーに入るものですから。
いざというときを迎える前に、ぜひ、皆様が多量のゴツコラをみそ汁の具等に忍ばせられるようになれれば。

そうした上薬という食品として常に食べて大丈夫で健康増進にいいとされるゴツコラの食習慣を持った方は。
毛細血管の拡張作用で施術の成果の持ちもよいでしょうし、
それが体質内部の浄化力に効いてくるのでスムースな変化が期待できるでしょう。


以上、
実は前回の私のブログのゴツコラの『アシアチコシド』毛細血管拡張作用に大変興味を持ってくれた方からの連絡がありまして。

昨日今日と連続して、
少し以前も同様のことを書かせていただいたかと思いますが、取り組むエピソードを追加しつつ書かせていただきました。


お読みいただきありがとうございました。
感謝申し上げます。


鈴木
posted by スズキ at 16:17| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月01日

『アシアチコシド』という成分で、毛細血管の働きを活発化させるハーブとは、なに? そして毛細血管が正常に働きだすと、どうなるの?

東京都の緊急事態宣言が終わりまん延防止へ移行しました。
そうなってから東急目黒線多摩川駅から丸子橋を渡った
いつも私がよもぎ採取をしていたところに足を運びました。

すると、風景が一変。

野草の多くが刈られて丸坊主。
ヨモギも刈られて下土が見えている。

舗装工事をするための多くの工具や工事車両があり、
いつもの刈り込み方とは違い根まで取られ、
以降再生不可能な状態のところも多々。

人と植物の共存共栄も難しい現代。
こうやって野草が元気に住めるエリアは駆逐されるのか。。


あらためてそういった寂しさを感じました。


また、私が知っている唯一電車賃が700円かからないで行ける、
ゴツコラ(和名:つぼくさ)の大量自生地でも同様なことがかつてあった。


ヒトの健康を画期的に支えてくれるメディカルハーブ。
でもその価値が認知されていなければ雑草とされて、惜しげもなく駆逐されてしまう。
複雑な気持ちになります。 


ゴツコラ(和名:つぼくさ)は、アーユルヴェーダでは『長寿のハーブ』
このハーブをいただく習慣がある方は、晩年まで元気に過ごすことができたそうです。
以前、ゴツコラは、コラーゲン生成を促進させる特殊なホルモンへの働きかけをするといいました。

他にも、長寿のハーブと呼ばれる理由があります。
たとえば『アシアチコシド』という成分が含まれており、毛細血管の働きを活発化させるのです。
【これが記事タイトルの答えですね!】

たとえば微小血管の詰まり(微小循環障害)が毛細血管拡張作用で改善するのですが、
微小循環が行き届かないと、そこにかかわる体組織が栄養素が供給できず飢餓状態が生じ、
老廃物も持ち去ることができずその場で蓄積していきます。
それが毛細血管の細かい血管束がごっそり変質を引き起こすことで腫瘍を生みだすことがある。。

施術等を受けたが、なかなか体質的に良くなった状態が維持できないとき。
それも毛細血管レベルの微小血管が障害して詰まるようなことに関係するときもある。。

そのようなカラダの中の血管の過半数を占める毛細血管。
そのネガティブな状態を改善してくれる成分を持つゴツコラ。
大変魅力的に感じられます。

他にも魅力的な抗酸化作用や抗炎症作用等の成分が含まれていることがわかっています。
科学的に調べられている過程ですから、今後、さらに何らかの発見があるかもしれません。


ただいま、私はゴツコラをどれくらい摂取すると、
どのような成果があがるか。
つまりいくら抗酸化作用とか頭がよくなるとか能書きをいわれても、
体験してしあわせを感じられた人のストーリーが聴けなければいいか、
私たちは試したいという気持ちになれません。

おこさまのIQがあがり、初老から高齢者の認知症対策、不妊症にいいとか、美容に効くとか。
さまざまなことがゴツコラを紹介する書物には書かれているものの、
身の回りでそういったことを経験した人がでてくるほどゴツコラをいただける環境ではない。


ですが、だからこそ早めに実験をしたいと思っています。

そうなってくると、今の屋上で栽培しているだけでは数が少ない。

買ってきて食べるという選択肢もありますが、
基本、自家栽培をして採取して鮮度高い生命力最高のものをいただく。
東南アジアではゴツコラは野菜として市中に出回り、
鮮度いいものをまあまあの値ですが茎を輪ゴムで束ねて売っている。
誰でも、八百屋ですぐ手に入れられます。
これが私が期待できる基準なので。

乾燥ハーブでお茶にしていただくのでは、
私の場合、正直、ほとんど体への作用を感じられなかったのです。
上薬として、平素からお茶代わりにいただくものは、こういうものだろうと思いましたが。

それが生で採取したての生命力が衰えないままのものを、
量を多めにしておじやのようにしていただくと、、、
香り成分等が抜けた乾燥ハーブはうすぼやけたものだと思えた。
それをいただいたとき私のカラダは弱っていたのですが、
そこが一気に改善したと感じるほどインパクトがありました。
惜しげもなく一気に多量のゴツコラを使ったのでしょう。。。

そこにこだわりたいと考えています。

ただそうなってくると、自家栽培中のゴツコラのみでは栽培量が足りません。
現状の5倍は必要となる計算です。

それもあって、いま、ゴツコラがつたのような根を伸ばしているものを切り、
丁寧に一節ずつ切り分けて発根させる試験をおこなっています。

やきいもをつくるサツマイモなどは、
一本の茎を小さく切り分けて栽培できるので作量がかせげます。
農業経験がない方も「戦国小町苦労譚」というコミックの第一巻を読んでもらうとわかるでしょう。


ただゴツコラの場合は、どうやって育てていけばよいか。
その研究データが見当たらなかったため、
2年前から自生地データをかき集めるなど、
他にも実験的なことをして確かめているところです。

生命力の著しい品質のものを大量に栽培するためのやり方、条件。
それをプランター栽培でかなえるための、
水分量(水質の選択)、土質(複数培養土からの選択)、光量、温度、特殊な施肥を場合別で設定し、
データをとりたいと考えていますが。

そうなると手が足りません。。 -.-;


ゴツコラを食べて(または東南アジアのようにドリンクにして飲用し)
アシアチコシドの成分により毛細血管拡張作用を施し、
抗ストレス作用で気の波が平準化してバランスが取れるようになっていく。

その条件をベースにしたところで、自律神経を深々と整えてくれるボウエンテクニックのセッション。

食べ合わせじゃないですが、
フレッシュなゴツコラとボウエンテクニックのセッション。
その組み合わせは効果効能を相乗してくれる性情をもつはず。

そのときに背中や腰に、よもぎクッションを当てられれば、
なお順調になりやしないか? 


これで癒しがつらい病をおこさないための予防になると、
多くの方々に体験を通して理解していただけるのではないか?

実際の話、癒しという反応はゆったりとしたものではありません。
人によってですが、尋常もない好転反応が現れることもしばしば。
なので、この点は勘違いなさらないようにお願いしたところです。
ただそのようなときに、
ゴツコラの成分が好転反応の出がつらくなりすぎないよう効いて、
体調を底上げしてくれるサポートをしてくれるのです。


そのような期待感を持って、数年前から計画的に取り組み続けて、
ベースになるノウハウを蓄積してきました。


ゴツコラのランナーの根からの発根を引き出し、
ゴツコラの増産がかなえられるかが、そのための試金石。
それができればこの計画、第二段階が始まるという感じです。

 



このような取り組み。
施術をする人のやることとは思えないかもしれません。

ですが私は、今まで自身の施術法では手が出したくても出せなかったところがあったのです。
そのようなところへの改善への取り組みを、私なりに考えて悩みぬいて。
手の出せるところを見つけ出していく過程です。




posted by スズキ at 16:10| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月26日

よもぎクッションに、他の植物・鉱物などを追加して使ってみての感想

よもぎクッション2個.png

いま、このクッションのなかに、


追加で
【植物】では「フェンネルの種」と「ビワの葉」「アシュワガンダの葉」「カキドオシの葉」そして「つぼくさ(ゴツコラ)の葉」。
【鉱物】では「ベン石」と「シュンガイト」のそれぞれスティックを入れました。

※ 「ビワの葉」「アシュワガンダの葉」「カキドオシの葉」そして「つぼくさ(ゴツコラ)の葉」は、すべて自家栽培、有機肥料、無農薬。
   鮮度や生命力はいうことなしです。
  「フェンネル」も栽培してますが、葉をもちいようとしたが、オーラメーターにて「フェンネルの種」のほうがいいとのこと。
   フェンネルは種のほうが芳香作用が維持できますし、その作用にも高い癒しの効果があると知られております。
   だから種のほうが都合がいいのでしょう。
   余談ですが、フェンネルの種ならば、クッションに入れられて少しもまれたぐらいでも、撒けば芽が出る強い生命力を持ちます。


追加を入れた上での個人的利用での体感です。
血の毒素がたまって気枯れが起きる場を浄化してくれる乾燥ヨモギがほぼほぼの量を占めますが、
上記のような追加をしたときのほうが、カラダの芯まで届く気づまりを通す影響が強まった気がします。

そのおかげでしょうか。

今、合気柔術の岡本眞師範の映像を観て「ぐい呑みの手」を、散歩中にずっと練習していますが。
このクッションがなかった時には、背中が張って苦しくなって、、、それはもう。
呼吸を浅く、気が遠くという、修練の度合いが進めば進むほど苦しくなってきた。

自身の広背筋を触れば正しい動きにしかづきつつあることがわかるのですが、
いままでが無駄やむらや無理がある動きをし続けてきたつけがたまっている。
そうして背中の奥に詰まりや癒着を密に多層化させて封印した部分が動くと、
そこの負の遺産が収まるまで苦しくなるというのは、当然のことですが。。

呼吸の制限と心臓負担がどっと押し寄せてきた波にのまれると、
それ以上の練習ができない状態に陥る。
スマーティとホットストーンで5時間静養でしのいでました。



が!



このよもぎクッションを使ってみると、
「あれっ、そういえば。。背中が張って苦しすぎたのって。。消えてた」


まだ背中の筋が出来上がっているわけではなく、負の遺産は残ってるが、
食事をしようとすると吐き気が襲うこともでた、
体内の気の導きの急変による絶不調部分が収まっています。


そのような様子を観察すると
『よもぎクッションは、皮膚近くの表層のみならず中層かまたは深層部の気の流れの滞りを改善する力を秘めていている。
 そのため、まだ筋が整わない状態で気滞による不調感にあえいでよさそうなのが、問題なく過ごせている』ようです。
 (※ こちらは、あくまでも個人的な自身の身体を通した感じ方です)

という、なんとも「ありがとう!」といいたくなるような快適さ。
必死によもぎ摘みをしてきた7日間は無駄にはなりませんでした!

追加に入れたものも、それぞれの作用を計算して選んだものです。
それもほどよく効いています。

「乾燥ヨモギだけ」と「追加あり」では、
別物の作用感覚が得られます。



この機に貧弱な背中の筋をしなやかなものへと作りなおしていきたい。
植物の性質を持った背中の筋が根付き生命エネルギーの循環を促進できれば。
そうできただけで手先を患部かまたはそれに関連する筋に当てて刺激するような手技の成果は、
グンッとパワーアップしていきます。


お客様用になればと思い、試しに作りました乾燥ヨモギの座布団。
腰痛や肩こり、不眠症や慢性疲労の改善などの効果を知り、
ほんとだったらと本の体験談から祈る気持ちで自作しました。
こちらを使用した人の陰陽の別から、おそらく陰が強い人よりも、
陽に傾いている人が気を停滞させられた状態がある場合のほうが、
成果の実感ができるものでしょう。

陰が強く、代謝自体を促進させる必要がある人のときには、
乾燥ヨモギのなかにジンゲロールを含む乾燥ショウガなどを、
量を多めに入れてみることで成果の実感をしやすくなります。


根をつめたデスクワークをしている人たちは、
膝上によもぎクッションを置くと疲れにくい。
集中力の持続が優れて作業がはかどります。
そのように感じました。



自分用として、もう少し試用し成果を実感検証してみます。


posted by スズキ at 12:59| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月24日

「オーヤトゥルシーの虫の駆除」と「よもぎクッションのその後」

いま、屋上で、オーヤトゥルシー、和種はっかなどのハーブを栽培しています。

梅雨前は、害虫に食われるということもなく、すくすくと育っていたのです。
それが梅雨に入るや否や、突如として葉が虫食いだらけになったり、
茎が途中で折られて枯らされるなどの被害が続出しました。

木酢液やとうがらしを焼酎に付け込んだ液など試してもダメで、
思い余ってペパーミントオイルを濃い目に散布したら植物が除草されました。。



結局は、一匹ずつ丁寧に探し出すしかないという結論に。

葉の上にいる虫を取っていってもまったく被害が収まる様子もない。
葉がぼろぼろは加速しました。

見えないところにかなりいることがわかります。
鉢植えのオーヤトゥルシーの前で、必死に変わった点がないか探し出しました。
それはもう、真剣そのもので観察しました。
これ以上日に日にぼろぼろになっていく葉は見たくありません。。



ここで虫のいるパターンを詳しくお知らせする必要もないのですが。

・葉が、くるりと巻き付けられて入ればその中にいる。
・綿毛のようなものが見つかればそこにもいる。
・虫のふんをみつけたらその上にはいる。
その他、いくつもの虫は見えてないが、
必ずいるというサインを見つけ出せるようになりました。

それからが途方もない格闘の始まり。



何気なく眺めるだけでは見えてこなかった情報も、
目的を持って変化を見分け察知するようにおいを嗅ぎ取るようにしたとき。
そこに数百もの虫たちがいる情報としてキャッチできるようになりました。




これを施術の話に置き換えましょう。

一般の方が眺めている人体からえられた情報の量と、
施術をする者が観察したときのその量とでは、
おのずと変わってくるところが出てきます。

わかりやすいところでは、
顔のパーツの位置ずれから全身に及ぶずれのパターンを読みといたり、
目をじーっとみているときに、虹彩という部分から問題を探っていたり。
体臭からも、枯れた匂いとか、他様々な内臓の問題とリンクしている情報が現れており、それを嗅いで頭に叩き込みます。

基本的には、今までの状態というデータは重視するものの、人の身体は感情の変化等によって変わったり、
日々刻々と状態の変容があるもので、そのときの生(なま)の鮮度のいい情報を観察眼で課題を見抜けた量だけ、
施術手順を組みたてがよくなりますし、穴もなくなっていきます。

それはオーヤトゥルシーについた虫たちが隠れてみえなくても、
虫がいる情報はでていてそちらを読み取ればいい。
その情報を鋭敏にキャッチする目ができると、
植物の全体を見渡した瞬間に「どえらい量が隠れてるぞ」と見える。
そういったことと同じ。

虫の場合は、隠れているところの葉をめくって表に出せるのでわかりやすいのです。
ですが人体では、その奥に確実に隠れていると見えるサインをみつけたとしても、
虫が出てくるようなほどには顔を出してくれるものではありません。

人体の内部に問題ありのサインを体表等から探し出せたとしても、
それは現物の虫がでてくるほどのわかりやすさではありません。
そういった問題ありのサインに対して手技等でアプローチをするときには、
隠れたままで表情がよくみえてこないままのものとの駆け引きとなります。
そのサインを出しているものの尻尾を「ぎゅぅ〜っ」とがっちり握りきれなければ、
カラダの内部でそういった問題個所はネズミが危機を察知して逃げるのと同じ行動をとります。
しばしば見つかりそうになったら逃げだそうとするのです。
不思議な現象に見えなくもないですが、その背景には理由があるのですが。。。
それでも目の当たりにすると、驚きます。

(連綿とした筋膜の癒着といった凝りが、体内で関連する筋膜の位置を正常位置からずらしてしまいます。
すると炎症か所等のものが通常の筋やツボがあるはずはないところに移転させていることがおきます。)

お客様自身の身体です。
そのようなことをしても、お客様にとって利益はないように思えますが、
このような問題個所の位置ずれや移動は、まさに施術中でも刻々と変わりますから。
古い情報を捨てて新たに現状を観て、という繰り返しを10秒〜2分ほどの単位で刷新させて、
手技による位置ずれの変化からさえも有益な内部のものを見つけ出していきます。
施術者の脳内でお客様の人体像の透視絵を描いていくのに使うのです。








話が、変わりまして。 ^-^;

よもぎクッションの後日談と進捗状況です。


以前からブログで書かせていただいていた「よもぎクッション(ヨモギ座布団)」。
結果的に座布団大の大きさまでするほどのよもぎ量が確保できなくて、
座布団よりサイズが小さなクッションを2つ作ることになりまして。

よもぎクッション2個.png


すでに通常の乾燥ヨモギを入れたのみのクッションでも、睡眠の質がすばらしくよくなります。

その効果性を、さらに磨けないかと思い工夫をしたいと思います。

いまは、そのクッション内に、
いずれも乾燥した「つぼくさ」「アシュワガンダの葉」「カキドオシ」「フェンネルの種」「枇杷の葉」
を相性をみながらいれていく予定で陰干し中です。
上記のそれぞれの葉も、メディカルハーブとしての薬効はあるものの座布団に混ぜてどうなるか。
つぼくさ、カキドオシ、枇杷の葉、フェンネルは、行けると思うのですが、直感で入れることを決めたアシュワガンダ。
どのように効いてくるか、試用実験がたのしみです。



それにしても今回のよもぎクッションづくりのためのよもぎの新芽を採取する天然素材集め。
多摩川の土手で必死になって6日間も採取しては毎回3〜4時間かけて水洗いに茎と葉を分ける作業をした大量のヨモギの葉。
採取してきたときは、ジップロックの大を3〜4個分とってきています。
合計すればお風呂場の小さな湯舟大ほどになったものが。
日々、乾燥が進み、ちいさくなっていく。。。

よもぎクッション。

試用した感じはいいものだと思います。
ただ皆様に、
「すばらしい潜在的なパワーを内包するよもぎを生活に取り入れることで、身体は変わるかも。自作したらどうですか?」
と、気楽なことはいいづらくなってきました。

もちろん、自然の中で過ごすのが好きでそういったものづくりも大好きという人は問題ないです。
ですがすでに腰痛や肩こりがきつい人、椎間板狭窄症のような方が取り組める作業量ではありませんでした。


作り始めた当初、これほどの手間がかかるとわからなかったので、
それが幸いして取り組めました。
最初から、これだけの労力が必要とわかれば、スルーしてたはず。 ^-^;
多摩川の河原や土手でよもぎ摘みは外に出るきっかけともなり楽しいひと時ですが、
そのあとの大量に持ち帰ったよもぎの新芽の処理が延々と続く作業で大変でした。。。


先々がわからないけどとにかく取り組もうというときは、それが宿命と感じます。



posted by スズキ at 17:35| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月18日

痛みやリスクなくカラダの不調、こころの不調が癒えるオーガニック志向なアプローチ。。。よもぎ座布団(クッション)のことです。 ^-^

こんにちは。

ボディワイズの鈴木です。

東京の緊急事態宣言の解除に近づいてきました。
今回は個人的に、
特にしんどく感じた緊急事態宣言中でした。

精神的にも肉体的にも、いままでの疲労が蓄積してしまうころでしょう。
皆様は、いかがでしょうか。




ただ、そのようなところでも、なにか新たなことへの取り組みができないか。

というところでの、一見すると血迷ったかにもみえる「よもぎクッション」づくり。

クッションといいつつも、その上に座ったり、乗っかったりするとつぶれるのがいやで、
賭け布団状態にして利用実験をしています。

「よもぎ」の性質上、陰陽で言うところの『陰』にあたります。
過剰なものを拭い去るというデトックス力があります。

だったら石を同時に利用するというなら、『陰』の性質にあたるクールストーンでしょう。


クールストーンは下の写真のような並び方です。

よもぎクッションとクールストーン 1.png


そして下の絵は、ちょっと失敗なのですが、 ^-^;
よもぎクッションは、胸と腹の上に乗せます。


よもぎクッションとクールストーン 人物つき.png


これで身体内部に肉体的な緊張というくすぶりが幾分か収まるはずだと。
つまり、
背中側のクールストーンと、お腹側のよもぎクッションの陰陽バランスの『陰』の性質をいただいて、
体内の暑くなってこもった気の状態を、
平静なバランスへと戻りづらくなったところを拭おうという考えです。

ホットストーン化しなかった理由は、
背中がホットストーンで「陽」、腹側がよもぎクッションで「陰」となると、
陰陽のバランス調整を体が迷うのではないかという配慮からです。

ただ単純にホットストーンにしてみても、
筋硬化がごっそり緩むという成果が下がるものではないようです。



やってみてわかったことですが、
短時間、これで寝るだけで疲れの抜けが大きいように感じました。
朝の5時から動きっぱなしで、それなりに眠いし疲れていました。
でも疲れても動けてしまうから、まぁそこそこ悪くないのかと思いましたが。

このクールストーンとよもぎクッションによる寝るだけヒーリングをしたら。

まったくの個人的感想ですが、
カラダのくすぶり熱のようなこもった嫌な感じがすっぱりと抜けました。

ありがたいぞ!

ただそれ以上に感じたのが、
不思議なほど、
この寝るだけヒーリングを終えて。
眼がぱっちり、モノの見え方が変わりくっきりして像が飛び込んできました。
カラダの首筋などの筋が緩んだんだろうかと思いました。

手で首筋の斜角筋の状態をチェックすれば、10分ほど横になっただけですから、
「やや緩んだかな」程度です。
ですが、体感的にはそれ以上に目が見やすくなり、
体全体のストレス値が低下したような気がします。


そこまでは、もしかしたらあるかなと予想していた傾向に沿っており想定の範囲内です。


ですが筋肉を整えるという部分ではないのですが、
想定以上に精神的なバランス修正がなされたようだと実感できました。


私の個人的な推測ですが、
カラダの表層部の血流が改善しただけでは体がちょっとすっとしたとか楽になったとか、
そういった実感に留まるものです。
ですがカラダの深部にあるコリがほどけて動脈部の血流の通りがよくなると、
体内の無駄な熱がこもったものが押し流されて、
かえって暖かい血液がきっちりした流れを取り戻してくれる。
すると体内でこもる炎症熱も良好な血流で熱を奪われて適度なクールダウンが図られます。


そのようになったときの感覚に近い現象をカラダのなかで感じ取ることができました。


「よもぎ」はお灸をするときのもぐさをとるための原料になる植物です。
お灸は、通常は火をつけて患部に熱を注ぎ経穴の気の流れを復活させて、
体調をよくするようにもちいられます。

ただ中国古典医術書とされ現在も影響の濃い黄帝内経には、
「よもぎ(もぐさ)は火を付けなくとも、治療効果がある」と解説され、
火を付ければ強い「陽」の影響を与えることになり
火を付けなければよもぎの持つ生来の「陰」の影響を発揮するものです。
火をつけないよもぎがどれほどのパワーを発揮するかまでは、言明されていないようです。
(とある本にはそう書かれていたのですが、今度、機会を観て黄帝内経の該当する項を見つけ出せればと思っていますm__m;)


火をつけていないよもぎのクッションを腹や胸の上に乗せるとき。
よもぎのクッション自体がかなりの空間を含む構造ということもありますが、
乗っかった厚手の掛け布団のようなクッションからは暑苦しさは感じませんでした。
(現在、室温は27度です)

カラダの芯となる深層部の動脈に関係する位置が炎症熱がこもったり、気が詰まって流れが滞ったりするとき。
そうなると体を外的に緩めようとこころみても、なかなかすっきりしたクリアな気分に移行しづらいのです。
それは、ほっとした落ち着ける感じともいえるでしょうか?
ただカラダの芯に近い位置に関するところに改善があると、
気づまりが抜けるためか、精神的な面が不思議なほどすっきりする状態を迎えることがあります。


現時点、よもぎのクッションで諸病が癒えるかどうかは未定です。
ですが、よもぎのクッションからは、さらに磨きをかけて活かして使うなら、
痛みやリスクのない、ある程度の身体調整作用もあるだろうと感じています。
立位体前屈で、利用前と利用後を測ると、使った後の結果、いいですよ〜。


「もっと肩の力を、どっさり抜こう」

そういうことを言葉で言われても、
コリコリになっているカラダは、
凝るには凝る理由や意義を感じてます。
素直に指示を聞くようなことはしません。

でも、そういうときによもぎのクッションは、言葉を使わずに肩の力を緩めてくれる。
よもぎのクッション内の乾燥ヨモギの力が体の中の無駄な熱を瀉血するかのような排泄作用がある。

そのクッションを使うものの体質を読んでいけば、よもぎのクッション以外にもパワーを秘めたハーブや鉱石があるので、
そちらを適量を判断して内部に入れてみることで、さらに目的的なコース設定をかなえられるとイメージしてます。
そうなると、ようやく専門的に今まで様々なハーブや鉱石について、
手に入れて研究してきたところの利用の落としどころが見つかるのでしょう。




私の知る人にご自身やお身内に、重篤な病になりつらいときを送っているという方がいます。

私が施術にお伺いできる距離ではない地にお住いの方ですし、
その症状は私が一度や二度見させていただいてどうにかなる範囲の外の状況とお伺いしています。

そのような気持ちが将来に向けて緊張をせざるを得ないときほど、
筋肉の緊張が始まり、その緊張が続きすぎて陽極まれば陰に転ずる流れで、
徐々に筋力が弱まって血液やリンパ液などの代謝が滞って虚脱していきます。


個人的には、難しい性格の私の姉に「これ、いいから使ってみて」と、
使ってもらえば心持が幾分か穏やかで背負った荷物の重さが減るのかともくろんでいました。
もしかしたら、意外とハーブの女王よもぎさんはやってくれそうな気がします。



ただ、もしかしたら緩和ケアなどで強いモルヒネ投与をなさられている方々にも、
カラダの負担が減るようなことが起きればとも願いだしています。
いまは、私が施術できる距離ではないところのお知り合いに対す、後者の方を強く願っています。





ここからがよもぎクッションづくりの実作業的な問題となりますが、


よもぎ摘みは楽しいんですが、
摘んできたよもぎを水洗いして茎と葉を分離する作業が、けっこうしんどいです。。。

それに、上記画像に映っているよもぎクッション。
このクッション用に集めたよもぎの処理によもぎ摘みが6回(一回につき作業時間2.5時間)と洗浄と乾燥作業。
洗浄方法も、徐々に工夫を重ねて、しおれさせるようなことなくきれいにすることができるようになりました。^-^
もちろんよもぎのもっとも薬効の強い部分のみを限定して丁寧な採取をしましたから、
その意味でも、非常にいい仕上がりになっているでしょう。

よもぎ摘み中だけではなく、よもぎの洗浄作業中も、
マダニの恐怖と隣り合わせで、注意深くしても確実に餌食にされます。
それに耐え続けたことも、いまは報われました。


ただしこれからまた、これと同様なものを作ろうとしても、難しい。
よもぎもすでに茎を高く伸ばして、
成長に力を使っていますから、よもぎの薬効が落ちていくでしょう。
新芽、新葉部分の力強さが3月、4月がいいようです。

ヨモギの群生しているところも、
梅雨以降、他の草が高く生い茂って隠れてしまい採取もしにくくなります。


できれば3月くらいによもぎ座布団について関心をもって動けていればと、
そこが悔やまれるところです。


私は個人的に屋上でよもぎ栽培していて、
いまが最盛期の薬効状態のよもぎがそろっています。
ですがクッション等にするには圧倒的に量が足りません。



皆様。

もし、乾燥よもぎをつかったクッションに関心を持たれた方がいましたら。

ぜひ、だまされたと思って。
来年の3月、4月によもぎをたくさん摘んでよもぎ座布団(またはよもぎクッション)づくりしてみてはいかがでしょう?
東京住まいで車がないので、よもぎを手に入れるのが大変でしたが、
もっとよもぎが手に入れやすいか、自動車で大量に採取して帰れるなら、作業回数も減って負担も少ないはずです。

自分のため、またはご病床におられる親や友人のため。
それをぜひ、活用していただければすばらしいことだろうと思えるようになりました。

自分でためしに使ってみて、あなたに勧めることができるようになりました。 ^-^
これは私が自分でこっそりつかうべきものではなく、
多くの方々がこれにより身心を癒し整えるのにつかわれるべきもののような気がしています。





余談ですが、
昨日、国民健康保険の新年度規定書類が品川区から届きました。

真剣にセルフディフェンスを考えて、
有効なものを取り入れたほうが賢明な時代がきたといえるなと。


これからの時代。

つくづくと、そう、考えさせられました。


posted by スズキ at 17:29| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月10日

「よもぎ座布団」ならぬ「よもぎ抱き枕」完成試用しました。不眠による疲れがさっぱり!?

こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。



個人的な考えですが、
国会では高齢者の保険料自己負担率があがる法案が通りました。
コロナにより財政がひっ迫してきている国、自治体としては「ない袖はふれない」。
今後、その面でどのようになっていくか、不案内なところです。

そんなときにこそ、健康を維持していく力を手に入れる挑戦をしていく時期でしょう。
ちょっとやそっと、何かが起きたとしても「どんとこい!」と笑えるものが欲しい。

自分の身を守るために、
お金があまりかからない対処法を。
ひとつでもふたつでも備蓄すると安心感が高まるでしょう。


そのような対処法候補のひとつが、ヨモギ座布団用。 ^-^


4回多摩川にでかけて採取したよもぎの一部を利用して、下図のようにクッションをつくりました。
よもぎ座布団の試用実験をはじめています。


5月中に採取し乾燥したものは仕上がり、ふかっとした弾力性が出てきました。
これが『クッション』としての弾力でしっかりしたものを感じます。
摘んだばかりのときの葉の香りとは変わり、なつかしさを覚えました。

個人的使用感となりますが、

筋肉のこわばりが速攻で消えたという感覚は、1時間使用してみて、まだ持てておりません。
一日、こちらを枕や腰当として寝るときに使ってみる必要がありそうです。

ただ気づいたことがあります。
胸の上に置いて、仰向けで寝た状態で、
逆ブロックテクニックとクールストーンを併用中でもちいたまま1時間ほど、
部屋を暗くして安静にしていたのですが。


乾燥ヨモギの香りに癒されました〜。


ちょっと草っぽいということで苦手感があるひともいると思います。
私も、実はちょっと草っぽいなと、一瞬たじろいだんですが、寝た状態で鼻からこのにおいを吸い込んでいくと、、、。
いつも新たな実験をするときには、過度に緊張強いの私ですが、
徐々に無駄な全身の力みやこわばりが抜け落ちていきました。

そして数十分、夢を見て起きた感じですが。
夢を見るほど寝るつもりはありませんでしたが、
目覚めたときがすっきりしているんですよね。


本にはよもぎ座布団は「不眠に効くよ!」と書かれていたのですが、
本当にそうなんだなと。


「クールストーン等をあわせてるから、そちらのせいで疲れが取れたんじゃないの?」
と指摘されそうです。
ですが数日前からそちらの実験は繰り返していますから、
どのような方向性を持った成果がでるのか、
そこでの性質はすでにわかっていますから。


クールストーンや逆ブロックテクニックではリラックスをすることはあっても、
目は冴えて眠るようなことがなかったのです。

それが仰向けで寝て、ちょっと胸の上によもぎクッションを乗せただけで、
肉体的な疲労の軽減というよりも、
精神的な緊張が軽減して自然な呼吸が取り戻せた感じになった。

ここまで眠りについて速攻で効き目があったのは、
私は多くのアロマテラピー用の精油を買って自分で試したのですが、
いままでなかったと記憶しています。

そして最近にないような見た夢もさわやかさが全面にでている内容でした。


ということで、
私がいま思いついているのは。
よもぎ座布団をよもぎクッション的に使おうかと考えていたのが、
「よもぎ抱き枕」にしてもいいなと思えてきました。


アダプトゲンハーブの抗ストレス作用のあるハーブを、多数自身で試してきました。
よもぎは、代表的な抗ストレスパワーのあるハーブに負けることない力強さで、
私の精神を癒し、その作用が転じて肉体の緊張スイッチを効果的にOFFにしてくれた。
いままでどちらのメディカルハーブを試してみても感じたことがない成果でしたから、
興味を持ち可能性を感じました。


ただクッションとして背中に敷くと、乾燥ヨモギがつぶれてしまいそうで、
そこをもったいながっては元も子もないのですが、、、
数日は「よもぎ抱き枕」という抱き枕としての成果を感じてみようと思います。

まずは、ここに目を見張る成果を実感できたのは、大収穫でした。




乾燥後のサイズは、結局 1/10 になりました。
こんなに縮むんですね。。。
1キロの乾燥ヨモギを集めるには、10キロのよもぎを摘むのです。
いまは多摩川から必死に採取して5~6キロほどしか採取できていません。

薬効の高い新芽狙いで、
これだけのよもぎを集めるだけでどれだけ苦労か、実感します。
なので、乾燥ヨモギの上に乗っかってつぶすのが、惜しいので勇気が。。。 
(こんなこと、思っているのも今日までだと思いますが ^-^;)



枕カバーと乾燥ヨモギ入り洗濯ネット.png

よもぎクッション試作品完成.jpg




【 〜よもぎ座布団を自作しようとする人のために中間作成過程〜 】

よもぎ採取も、5月から6月に入った途端、茎の木質化が速まり、
5月中に採取したよもぎは茎もやわらかでそのままいけたのですが、
6月に採取したよもぎは茎と葉をわけて、葉だけを使うという手間が必要になりました。

よもぎの葉と茎をわける.png



また摘んだよもぎはごみや虫がついています。
汚れ落としのために水洗いをおこないましょう。
薬効が落ちやしないかと心配ですが、
マダニのかゆみの恐怖から3回ほど洗いました。

3月の勢いある新芽の時期では、摘んだ葉にあまり汚れがなければ、
天日による乾燥と陰干しの数日間で虫等が死ぬといいますが。
しぶとい個体は死なないので、洗っておくべきでしょう。

ヨモギの葉を水洗い.jpg




3〜4月がよもぎ餅につするにも香りよくおいしい時期。
薬効も豊富といわれています。
その時期は6月のいまでは、すでに過ぎています。
一昨日前では、川のすぐそばに生えるよもぎは木のようになり新芽でも硬さが感じられます。
よもぎにも旬があるんですね。
9月頃に花が咲くそうですが、その花ごとクッションにいれるとさらに薬効面でいいことが起きるとの記述も。。。


新芽のみを摘んだら、
すぐに新たな新芽が生えてきます。
ですが後から生えた新芽の薬効は劣ります。
摘むための時期や場所を選ぶ必要があります。


よもぎ座布団用ですから食用ではありません。
ですが、
自動車道路の脇で排ガスがかかっておらず、
河原等の土手でも除草剤がかけていないか、
農耕地では農薬は散布されていないか。
公園ならば犬猫によごされていないか。
などを考えてよもぎの採取をしてください。



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よもぎについて、私は以下の2冊も参考にしています。



若杉ばあちゃんのよもぎの力

(私の簡易書評)
カラー写真が多数、よもぎの多種多様なレシピが掲載され、みていてたのしい。
あく抜きのしかたが丁寧に書かれていますから、料理する人には必読です。
よもぎ採取の注意点(時期、場所、摘み方)など的確に指導してくれています。



図解 よもぎ健康法―衣食住から症状別の利用法まで

(私の簡易書評)
よもぎミニ図鑑が秀逸!!
よもぎといっても現在日本では35種類のよもぎが自生しています。
特に薬効の高いよもぎ4種も紹介されています。
よもぎを健康生活に活かす療法のことを「アルテテラピー」というのですね。
こちらの本で初めて知りました。




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多摩川で夕刻のよもぎ摘み。

多摩川の夕刻.jpg



もう薄暗がりになって、多くのランニングやサイクリング、キャンプをしていた人も帰ったころ。

土手に腰かけている人がかける音楽プレイヤーから、にぎやかに響く異国の音楽が聞こえてきます。
よもぎ摘み初回は不思議さを感じていましたが、いまでは、哀愁を感じます。


そんななか、ひとり、必死によもぎ摘み。


郷愁を感じますね。

posted by スズキ at 13:49| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月02日

書籍紹介:『植物はなぜ薬を作るのか』

多摩川土手でよもぎ摘みでは、好んでマダニの住処に突進し襲われています。
ダニにくわれると、かゆみで心身ともに切ない思いをすることに。。。

ダニの駆除スプレーがテレビのコマーシャルで流れています。
「ダニ」の多くなる時期ですね〜。

湿度が高まり温度が暖化するにともない、
部屋の隅々まで掃除機をかけ、布団を干すだけではダニの勢いは止まりません。
ダニスプレーやダニ捕獲シートを毎年買っています。
どっさり購入すると5000円前後と費用がかさみます。
それでもダニ被害は消えるわけではない。。。。





春先に「和種はっか」の苗を購入し育てています。

「ハッカ」を漢字で書くと「薄荷」です。
ハッカ油を絞った後の搾りかすがあまりに軽くなるというのが薄荷命名の由来です。
ハッカ湯には効果的な虫よけ成分が含まれます。
人にはクールな薄荷オイルの清涼感を含む成分は無害化できるのです。
だからハッカ飴も楽しめます。
ですがダニやゴキブリ等の虫やねずみなど小動物は、解毒機能をもたないため死に至る有害さ。
人が有毒ガスを浴びたときの苦しみ方と同様の反応が体内におこるのです。

そのおかげで和種はっかの鉢は、害虫が寄り付く気配はありません。

ならば私が自宅で快適に過ごすために出費するダニ対策費削減に使えるか?

試したくなりました。

和種はっかの葉を、数十枚摘み取ってボトルに入れて水を加え薄荷水をつくる。
部屋に霧状にして散布。
「ハッカ水」は、薄荷オイルの抽出が不十分で防虫剤としては威力が弱く感じ、
ハッカオイル抽出の研究は必要です。。。



以上、「アロマ効果をこのブログで求めているわけではない!施術研究とは違うでしょ!!」と突っ込まれそうです。


たとえば昔から漢方は植物由来の「生薬」にお世話になってきました。
生薬は、甘草、麻黄、人参、その他、様々な植物が利用されています。
そのようなものであれば、「まぁ、認めよう」と思っていただけるかもしれません。



私がアダプトゲンハーブなどと言われる「メディカルハーブ」や、
その他多くの人の暮らしに有用な植物について調べていたとき。

「なぜ自然に自生する植物は人の身体の治病や健康維持に役立つ薬を植物がつくってくれているのか」

不思議に感じました。

そんなときに、下に紹介した本を知り読ませていただきました。



植物はなぜ薬を作るのか


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(本書紹介文---以下Amazonの該当ページより抜粋)

「動かない」という選択をした植物のしたたかな戦略が「薬」をもたらした!

モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物が作る化学成分を薬として使ってきました。また、ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど植物由来の成分が、いまや日常用語として使われています。

しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていませんでした。その根源的なメカニズムがわかってきたのは最近のことなのです。分子生物学やゲノム科学という先端的な科学の発展によって、植物の巧みな生存戦略に隠された、植物成分を作る意義と、その方法がわかってきました。

土に根を生やして移動しない、という生き方を選択をした植物は、人間も含め、共存する生命との協力関係や敵対関係のある環境のなかで、生き抜いていかねばなりません。たとえば、動物などの捕食者から身を守るため、苦味や渋み、あるいは神経を麻痺させる有毒な化学成分を作るように進化しました。こうして作り出された化学成分が人間の健康に役立つことがあるのです。

植物は、進化という厳粛な自然の審判に耐えながら、きわめて巧に設計され、洗練された方法で、多様な化学成分をつくるという機能を発達させてきました。私たち人間は、それを薬として少しだけお借りして使わせてもらっているにすぎません。

この本は、もの言わぬ植物からの伝言メッセージです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


いままでは、該当する症状に対処できる植物は経験則的に調べられたもの程度に思っていたのですが。
メディカルハーブ系の専門書を紐解けばベンゼン環的な成分を図示するような図が描かれていまして。
どのようにして化合物の成分図を把握理解し活用すればいいか、見当がつかなかったのです。

それが本書でとりあげられた少しだけ部分は、「あそっか!」となりましたし、
そういった理解は今後の見方の訓練として必要だろうと感じられたのです。


でも専門性高い解説項も多く、私は 1/20 くらい理解できたかな。。。 ^-^;
でも手に取って植物が作る薬づくりの歴史や流れの概要が頭に収まったのは貴重です。

(ちなみに私が上記の本で興味を引いたのは「第五章 植物の二次代謝と進化のしくみ」です。)




植物たちの生き残るための戦略は、多岐にわたります。
たとえば、、、
化学物質の生成力を駆使して細菌にストレスをあたえ抗菌攻撃を繰り出して病気から細胞を守ります。
ポリフェノールをもちいて抗酸化作用でみずからの細胞を守る。
植物の生育条件や病害虫から身を守るため日々やり方は進化し続けます。

ということは。

植物の生育の様子を、
バリエーション豊かに観察をつぶさに記録し分析をすることで、
生き残り戦略をとる様子から、
その植物がつくり出しているお薬(科学的に合成して作り出した成分)の内容が推測し得るのでは?
そのような視点で栽培中に観察の眼を光らせることで、
自分なりの発見が追加できるかもしれません。



結局は!

植物が自らを守るためにつくりだした化学物質を人が狙って、
おすそわけをねだったり、
ごっそりと横取りする「搾取の関係」で成り立っています。


改めて役立ってくれた植物に感謝の気持ちで接したいと感じました。
それが礼儀ですよね。

posted by スズキ at 12:19| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月01日

私は自然を百も知っているだろうか? 東洋医学を身近に感じるには、自然の百を知る人であるべきだと感じる、今日この頃です。

中医学は、人間を自然からの創造物としてみています。
自然という全体から切り離すことなど考えられない。

それゆえに、私たちが暮らす自然の気象は体内でも似たことを見出しますし、
自然界のモノを構成する「木」「火」「水」「土」「金」を体内に見出します。

数年前に中医学に関心を持ち始めるまでは、
陰陽とか五行とか考えてみたところで、
その結果から筋膜リリースを押してている私にとって、
画期的な手技へと活かせる発想が思い浮かばなかったのです。


ただ実は、少しばかり中医学の本を丁寧に読んでみたものの、
地球や自身が暮らし影響を受ける日本の「自然」について知ること。
それが全体性であり、それを知ることが必要だといっておられます。
自然という全体性をそっくりそのままつかってこさえられた
人の身体も自然そのもの。

ただ中医学を創成させた先生方は、人体上の自然を観る前に、
人の身体の外側の自然を観察してそれを利用して生活をしてきました。
自身の体外に存在する自然を生きる術として熟知する過程で得た知恵や知識が整理されだしたのちに、
人の身体の内側という自然に当てはめていたのでしょう。

当てはめる過程で「体外と体内の自然が符合する」こと。

体外の自然の知識や知恵が豊富であれば理解が深くなり、
それをもって体内の自然がどうなっているだろうかと推理していた。
私の推測ですが、その推理結果の根拠が明確であればあるほど、
体内の自然界をみごとに言いえていたのだろうと思います。
類推力という知恵が、体内という観て触って感じられない難しさのある部分に対して、
独特なメスとなって活躍したのでは。。。


そのような考えを持っています。


私が中医学を学び始め今に至るまで、
どうしても今一つしっくりしたところまで中医学の知恵や知識の暗記はできてきたが、
それを使った応用力をもって人間の身体を自然界の全体の一部であり、
かつ全体そのままであるという見方が腑に落ちていないのは。。。


それは単純に自覚できる点は「私が、そもそも自然を知らないからじゃない?」
自然を観察して知恵や知識量が足りるまで、
徹底して接してきたことなどありませんでした。


ゆえに、人の見立てを得るときに、体外の自然界の知恵や知識から類似する事項となる情報を引っ張ってこれたら、
体内にそれを当ててみることで見えてくるもの感じられるものが少ないのか。
または体外の自然界を漠然としか見ておらず、誤解や誤認、でっち上げで補おうとするしかなかったのではないか。

仮にそうであれば、そのようなあやふやさを含んだあやういもので人を見立てても。
役に立つことがあったとしても底が知れてます。

体外の自然界の観察キャリアを積むこと。
そこに人体をさらに立体的に見ていける設計図、しくみがあるはずだと感じだしました。。。


中医学入門を読み、どうしても頭にしっくり入ってこないと地団太を踏んでたのです。
そのときは、今のような考え方に行きつくとは思ってもみませんでした。
でも、いまはかなり腑に落ちてきました。





私が数冊読ませていただいた本の著者に、【奇跡のリンゴ】で有名な「木村秋則氏」がおられます。




『百姓は、百を知る職業』と書中で語られていて、私は、うなづきました。


< 農業は、この地球上で一番いい仕事だと私はよく言います。

  自然の力を借りて何もないところから野菜や果物を生産する。
  無から有を生み出す農業ほど、チャレンジのし甲斐があり、喜びや楽しみの多い仕事はないでしょう。
  
  
  自然に囲まれて作業をしていると、光と水、太陽と土が調和した世界が農業だと感じます。  >




短い文中にでてくる「自然の力」とか「自然に囲まれて」などとでてきた
「自然」からの恵みをうけとるために百を知って生きる糧を得るのが農業。


私が農業で働いたことがないので、体験的に木村秋則氏の言葉に共感できているわけではありません。
山里や田園で暮らし農家のおばあちゃんの知恵を教わる機会はいままでありません。



昨今の私のブログをご覧いただくと、
整体する先生が、転業したいらしいと憶測される園芸部門への力の入れようです。

ですが。

そうではなくて。
改めて自然界のしくみを観察する目や感性を養うことで人体を覗き見る力を養成しているのです。

そういったおかげからだと思いますが、
少しずつ中国医学の陰陽五行説を肌で感じられるようになってきました。
そこが理解できたうえでの中医学の脈診や舌診等の診断法が応用がきき活躍の場を広げられるのかもしれません。


いまの緊急事態宣言という特別な時期だからこそできることをしようと決めて、
施術の本から技法や手技を学ぶということをしつつも、
人を観る前段階の自然を見つめてデータを集めて成長しようと考えます。

正直、緊急事態宣言の再々延長には肩を落としましたが、
それもまた次に向かうための流れを引き寄せるものと前向きにとらえ取り組むほうが賢明です。





自然界にある動植物を「ただなんとなく見る」という怠けた状態では、見立てて深く切り込むところに刃が刺さりません。
意図や意識がなければ、なにが得られるものでもなく抜けていきます。
自分のできることの範囲でという限界はあるものの、
いまは、メディカルハーブの栽培と活用という切り口で自然との接点を求めています。


ということで。

大金をはらわずなくても身体にやさしい、自然からのプレゼント。
それを「ありがとう」と受け取ってみませんか。


河原の土手でカンタンにタダで手に入り、手軽に活用できるというと。
やっぱり【 ヨモギ 】は代表格ですね。


ヨモギ枕。
乾燥ヨモギにそば殻を混ぜると、香り高い枕やクッション、座布団ができるんです。

枕からは、よもぎ特有の精油成分が気分を落ち着かせます。
安眠効果抜群!
動脈瘤にもよいそうです。

座布団では痔や冷え性の人にもいい。
私のブログでお伝えしているような、
乾燥したヨモギの葉だけ座布団を作るほうが薬効も大きいでしょう。
でもそば殻を混ぜたほうが作りやすいんで、それもいいですよね。

またよもぎの生葉からは、それだけで室内の空気を浄化してくれます。
湿度・温度調節をする働きがあります。


ヨモギががん細胞を倒す!春の野草ヨモギには素晴らしい医学的な効果あり【栄養チャンネル信長】
https://youtu.be/uljlohXnY3w

上の映像。
ヨモギががん細胞対策になるという内容です。

私が先だってヨモギ座布団用のよもぎ摘みのとき、緑で軟らかなよもぎの新葉を摘もうといいました。

クッションにすると芳香成分たっぷりでやわらかい点で、そうしたほうがいいからです。

この新葉に豊富なヨモギの精油成分には、
シネオールやアルファーツヨン、セスキテルペン、アデニン、コリンなどが含まれています。
これらの成分がカラダを温めて腰痛や腹痛を防いでくれるし他にも多くの作用があらわれるのです。

ヨモギ茶を作るときも、新葉のみのほうが芳香性高くおいしい!
よもぎ餅を作るときだって、新葉のみのほうが風味高くやわらかくていい感じ。

野草では新葉のみを摘むようにすると、続々とまた新葉を伸ばしてくれるから、
野草にも、次にまたそれを摘みに来た人にもやさしいんですね。
それが野草を摘むときのエチケット。

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ただ「ヨモギの百を知る」ことを徹底してわかることがあります。

ヨモギのがん細胞に対しての対策としては、
他の植物種以上に人体に作用しやすいヨモギの葉緑素(クロロフィル)が関係しているのです。

ヨモギの新葉は薄緑で葉緑素(クロロフィル)は、あまり含まれていない。
根元に近い緑の濃い葉のほうが葉緑素がたっぷりなんです。


生活習慣病対策になるのがヨモギの特殊な葉緑素パワー。
健康な血を作ることに寄与するような腸内の奥まで汚れ落としをしてくれる。
末梢血管を広げ代謝アップで殺菌力を高めてくれます。
質の良いきれいな血液が全身に循環することで病の予防につながるんですね。



だから!

ヨモギをがん細胞対処に使おうとしている人が、葉緑素が少ない新葉を摘んで摂取しても効果的ではない。
「ヨモギ効果を期待していたのに・・・・・。なぜ?」と残念な結果になってしまうでしょう。
そこを、こだわってください。



ヨモギ茶でヨモギのがん細胞対策をしたい人は、適度な葉緑素が含まれているかどうか確認すべき。
高価な風味高いヨモギ茶のほうが、新葉を多く使っていると聞きます。
自然食品ショップなどでヨモギ茶を買うなら、店員さんに尋ねて買うといいようですよ。


自分でよもぎ摘みをするなら、新葉より下の葉緑素が多い部分も含めて採取するようにしましょう。
新葉は手でかんたんにもげますが、
葉緑素が濃い緑の葉の部分から摘もうとするならカッター等で採取する必要が出てきます。
野草摘みのエチケット的にはよろしくないわけですが、
あなたががん細胞をどうにかしたいという切なる思いがあってのことなら。
サイズの大きなヨモギを根だけ残して最小限の本数を採取するようにしてください。

他は、、、。
喘息等で呼吸器系アレルギーがあるなどの対策を目的とするなら、
よもぎの根をアルコールに漬けてヨモギ酒をつくると効果が高いのです。


変化に富んだ考え方ですが、
よもぎ餅を常食すると、胃を健康にして、貧血や冷え性、
腰痛、リュウマチ、ぜんそくなどに卓越した効果をあらわし、
ノイローゼやがんなどの腫瘍や慢性病にも優れた効果をあらわすのですが。
効果的にそこを狙うなら、「クロロフィルの量」をキーワードにして
新葉のおいしさをとるか、濃い緑の硬い葉をとるか。

そこはケースバイケースで目的とする判断をなさってくださいね。




余談ですが。
よもぎ茶を鉄瓶で煎じると草の中のタンニンが鉄分と結びつき、タンニン鉄を作ってしまいます。
タンニン鉄は、植物の栽培には効くが、人体には有害なんです。
なので薬草を煎じるときは、
ホーロー鍋やガラス等のタンニン鉄をつくらない調理器具をもちいることが必須です。





こういったところが、
「百姓は、百を知る職業」

同様に、
東洋医学のセンスを高めるため、
自然を知りたいナチュラリストも、
あますとこなく期待した薬効を引き出せるよう「百を知ること」だと思います。


そういったセンスは
施術現場で臨床経験を得て成長し続ける先生方は、
百姓と共通し百を知り、その知恵を活かして活躍を豊か。
そういう先生の話を聞くと魅力的です。

そのような先生方の多くに共通する点は、
手技の技術を本から学ぶ人であるのではなく、
特別な観察眼や視点の置き方が卓越している。

個人的には自然の百を知り、
そこから具体的に目に見て取れる観察眼を磨ければと考えています。
その知恵にもとづいて人体へ目線を変えたとき、
どのような見え方ができるのだろう?

かつて常識としていたことが真実へと塗り替えられる日々が続くということです。

私もそんな風になれればと願って勉強しています。





蛇足ですが、、、
ネットで得られる情報では情報の正確性が担保されておらず、
その点での限界を感じることも多くあります。
ネットよりも専門書のほうが校正マンが活躍してくれていて
情報リソースの確認が正しくなっている分、価値があります。

百を知る先達から対面で教えをいただける機会があるならば。
その人が体験で得た肉付けされた知恵が加算されるでしょう。

posted by スズキ at 18:49| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月31日

植物が葉緑素を作るときに鉄がなければ台無しなように、私も適量の鉄を必要とします。そのことを植物栽培の過程で気づかされました。。。 

ヒトの身体にも【鉄】って健康維持には必須です。
そこは今の子供たちは知らない鉄骨飲料のCMでもわかります。


1989年CM 鉄骨飲料 温泉編 鷲尾いさ子
(※ いきなり「てっこつ、いんりょー」の美声が響きますから、静かな場では再生しないでください m__m)



私は、まだ植物の栽培の経験値が浅いため、
ハイポネックスなどの液肥、バナナの皮から作る液肥、ルートンなどの発根促進剤、
腐葉土、そして苦土石灰(含むマグネシウム)などをあげて、細々とプランターで植物を育てていました。

それでゴツコラ(和名:ツボクサ)やフェンネル、ケールのベビーリーフなどを
日々、収穫して朝食に添えていただいております。
それはそれ、それなりに満足していたわけですが。。。




栽培に関して専門知識をもっと入手したい。
土の量が限られて、水やりも、光量や温度などの条件が悪い酷所だが
そんな場所でも収穫量や含有する栄養素を増やしたい。
たとえばそれは最低2倍で理想は5倍くらい。



そう考えて農業専門誌を図書館から借りて観ています。

するとやっぱり専門誌です。

隅から隅まで目を通すと、
失敗しないヒントや成功への架け橋アイデアなど、
私にも実践できそうなことも多数書かれています。



たとえば、、、。


以下の雑誌の表紙をご覧ください。
【 鉄 】を植物の栽培促進にもちいましょう!>という記事が。
それも2020年内に2回も巻頭の特集に置かれています。


現代農業 2020年 01 月号


現代農業 2020年 10 月号


雑誌の表表紙に大文字で押し出す「鉄」の文字からわかることは、
鉄を植物栽培時にあたえることがことさらに重要だということです。



しまった!

栽培中の植物たちに、「鉄」を水やりのときや追肥等のときに、
いままで一度もあげてなかった!
それだからうちの植物たちはサイズが小さいのかもしれません!?

植物の<葉緑素>は、根から吸い上げられた「窒素」と「マグネシウム」が原料です。
ただそれらの原料があっただけでは葉緑素は作れないのです。
「鉄」がそれらの間で活躍するとはじめて葉緑素が化合される仕組みなのです。

植物は葉緑素ばかりではなく「窒素」と「炭水化物」を原料にして<アミノ酸>をつくります。
そのときも「鉄」がそれらの間で作業員として大活躍してできる化合物だったのです。
アミノ酸は数種類あるのですがそれらがバランスよくそろっていない限りうまく働けない。
そうなると生命力の乏しい植物として生きるしかなくなるのです。
“ドベネックの樽の理論”という樽木を構成する一本の木が短いと、
そこが体作りに必要な限界点になってしまうというの。
生物の勉強で学んだ方もいるかもしれませんよね。



ネット検索で、植物栽培時に鉄(タンニン鉄)を施して栽培した植物とあげないで栽培したものを比較した差を観たとき。

いままでの栽培で大損をしていたのだと知って、一瞬、目の前がくらくらっとしました。
「もっと鉄をあげとおけば、あのフェンネルは枯れなかったのか?!」とか。
数えきれない失敗をして、後悔の数は多いのです。
鉄というキーになる栄養素の与えるのが必須だと気づいてやれず、
今まで植えられてきたタネに悪かったとあやまるしかありません。




植物は上記で述べたような
体内で鉄により触媒されて体を成長させるパーツを作り出すための触媒効果があります。




では人間では、鉄が適量あたえられていなかったとき、どうなるか目を向けてみましょう。

人体で鉄は60〜70%は血液に、残りは肝臓や骨髄、筋肉などに存在します。
カラダを維持するための血中の鉄分量が減少したときは、骨髄等から鉄分を持ちだす仕組みです。
(積み立ててきた預金や保険を、途中で解約して使うような、持ちだして目減りする感じがしますね)
血液が体のすみずみまで酸素を運搬するのにたり、筋肉が収縮したり、コラーゲンを合成したりするのを助ける働きがあります。






---- 以下、厚生労働省の運営する e-ヘルスネット より抜粋 ---- 

人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在する。不足すると貧血を起こす。

人体に必要なミネラルの一種で、成人の体内に約3gから5gが存在します。そのうち70%は、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在します。残りの30%は、肝臓や骨髄、筋肉などに貯蔵鉄としてストックされています。

鉄が不足すると、赤血球の中のヘモグロビンが減って赤血球の数が減るため、酸素の供給が十分にできない状態となります。これを「鉄欠乏性貧血」といいます。集中力の低下や、頭痛、食欲不振などの症状があります。また、筋肉中のミオグロビンが減ることで、筋力低下や疲労感といった症状も起こります。

必要量は健康な人の場合男女で異なり、女性は月経の有無や妊娠・授乳期にあるかどうかによって左右されます。通常の食事をおこなっていれば鉄を摂りすぎることはほとんどありません。ただ、サプリメントなどで大量に摂取すると、過剰症を起こします。

鉄には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄は非ヘム鉄よりも吸収がよく、ヘム鉄を利用することで非ヘム鉄の吸収もよくなります。また動物性たんぱく質やビタミンCを一緒に摂ると吸収しやすくなります。


( https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-022.html )

-----------------------------------  以上  ---------------------------------------------





では、年齢ごとにどれくらいの鉄をとればいいのか調べると、、、

たとえば、
1歳から2歳なら3.0mgだったのが、成長期に向かい徐々に摂取量が増していきます。
〜〜〜
12歳から14歳の男性は鉄の摂取が年齢的に最高値なる8.5mg。
〜〜〜
そこから加齢するごとに徐々に摂取量は減少します。
15歳から17歳で8.0mg
18歳から29歳で6.5mg
50歳から70歳以上までで6.0mg


のようになります。

ここまでは私もだいたいの数値はわかっていました。


ですが私が読んだ栄養学の本では、
「女性の場合、鉄分摂取量は、条件によって変わる」とだけ慨したことのみ書かれていまして。

女性が妊娠中はプラス2.0mgから12.5mg鉄分の摂取を増やすこと。
授乳中の場合はプラス2mg鉄分の摂取を増やすこと。
月経のある10歳〜60歳までは8.5mgから10.0mgの鉄分の摂取が必要です。

という詳細かつ具体的な数値は、このたびネットで調べるまでは知らなかったのです。
女性は鉄分の摂取加減には、個人差もあるうえに、それ以外の複雑な計算も必要なときがあり、
特別な注意が必要
ですね。





そして、ここで視線を私自身に向けて観てみると。。。



いまは私も緑茶を飲むとき、南部鉄でできたお湯をわかすときにいれておくと鉄分がとれるものを使っています。
それが。。。
最近のことですがそれにより鉄分たっぷりのお湯でお茶をいただいたとき、驚きました。
二番煎じのお茶でさえ身にしみいって飲みやすくおいしい!!


想像するに、これは私が鉄分不足中で、鉄を補い吸収出来てカラダが喜んでいるサイン。

最近の食事内容では、鉄量不足は身に覚えがあります。
食事内容が備蓄した非常食的なものをいただく感じにパターン化してました。
食事を変えてから、激ウマだったお茶が通常のおいしいお茶に変わりました。 ^-^;


気づかないうちに私のカラダの中では骨髄内部の造血エリアの鉄を取り崩して放出させ、
血液代謝を補っていたのでしょう。。。
骨髄内部の振動数が上がることこそ、生命エネルギーを輝かせるパワーの源だと、
最近の様々な研究成果で実感していた手前、あってはならない事態だったのです。


「植物に鉄を補給する前に、自分に鉄補給しなさい!」と突っ込まれて言い返せない気がします。

鉄分摂取量の不測を、植物栽培のきっかけでわかりやすく悟ることができたことに感謝してます。



精神的にストレスが蓄積して運動不足気味な今です。
私のような独り者も含め、
ついつい食事を楽しむ余裕を失って
「走るために欠かせないガソリンを補給する」ようになっているとき。
(私自身、早く食べてすぐ作業にもどるの繰り返しで、
 食事献立はすぐに摂れて代り映えせず、
 同時に栄養価も十分とはいえないもの。
 このような自覚があります・・・反省)


皆様は私ほどの鉄分不足がわかる食事内容ではないと思いますが、
ですが気づけばちょっとだけ食事で摂取する鉄量が不足していることもあるかもしれません。

緊急事態宣言中ですから外出しておいしいご飯をいただく機会も少なくなりましたからね。



なので、
自身の食事内容から鉄量が過不足してないか。
数日でも食べる前に食事の写真を撮って、
栄養分析してみるといいかもしれません。

もしも「鉄、足りてないな」と感じたら、
鉄サプリをとっていただいてもいいですし、
私のようにお湯を沸かすときに鉄分が融解して鉄分を補給できるグッズを手に入れて愛用するのでもよいでしょう。

鉄不足がもとでおきた代謝不足やコラーゲン合成の減少は、
整体等の施術院の施術では対応できる範囲外なので、私どもではなかなか見つかりづらいのです。
お医者様のような、その場で血液検査をして後日、その結果から「Fe(鉄)が足らないな」などとお伝え出来ないのが現状です。

施術をする私が、血液検査以外の手段を用いて鉄不足を見抜ければいいのですが、、、。
脈診で脈の中を流れる血の量が減っていて、肝臓の気を送る力がなんらかのことで鈍ってるというのはわかっても、
「血液代謝の悪化が鉄不足だ」と明言できるほど選択肢を絞ることはできませんので。
その点を察していただき、お食事の献立チェック、してみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。






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最後に。

植物への特別な鉄分の補給のし方を紹介しているYouTube映像を見つけました。
私と同様に、コロナで園芸に没頭ちゅうの方もおられると思いますので、
関心がおありの方がおられましたら、ご参照ください。


【永久保存版】効果あり!タンニン鉄 大量生産編
https://youtu.be/-98dl8-XDus


鉄を水道水につけて鉄分を湧出させるのに、
鉄製のくぎや南部鉄器、鋳物などを使います。
上記映像に出てくるダイソーの鋳物は、現在も販売されています(武蔵小山ダイソーで確認)。

私の所でのタンニン鉄の作るときの容器等の利用について。
コンポスト用の容器は、ちょっとコスト的に高くつきますし、大き目なタッパーウェアがあればそれでよいでしょう。
穴の開いてない新品のジップロックでも大丈夫。
お茶は、私がいつも「まいばすけっと」で買う、テトラポット型のティーバッグでOKでした。


私はまだタンニン鉄をまいたばかりで効果は見えてきませんが、
私が鉄分が湧出したお湯でいれたお茶がおいしいと感動したように植物たちもよろこんでるでしょう。
そしてさらに生命力の強いゴツコラやバコパやホーリーバジル、
それにヨモギなど、メディカルハーブの薬効が増強され収穫できればなによりうれしいことです。

結果がどうなるか、楽しみです。 ^-^
posted by スズキ at 13:49| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする