人は、なにもしていないようなボーっとしているときでさえも、
様々な思いや印象が、水泡のように浮かんでは消えを繰り返す。
そうした頭の中を高速で飛び交う意識の流れは移ろいやすく掻き消えていくもの。
だからコーチングやカウンセリングで扱う「認知・認識して行動変容」にまで至らずじまいです。
頭の中でグルグル考えているときは、考えているようでいて、考えがまとまりづらいものですよね。
自分が本当に何を求めているのか、何が嫌なのか、どうしたいのか。。。
自分の気持ちや考えをしっかり吟味をする段階にはないのです。
そのような事態を打開する技術として活用されるのが、オートクラインです。
コーチングで、クライアントがコーチに対し自身の感情や考えを口にして伝えると、
相手に対してしゃべっているにもかかわらず、
改めて自分がこんなことを考えていたんだと理解したり、そこから理解や受け入れが進むことがあります。
頭の中で考えているモードでは、短時間で数多くのアイデアが浮かんでは消え流れ去り忘れられてしまう。
それが口に開いてしゃべるという身体を通して表現するモードになると、
口に出した内容が口に出した本人に作用が促進される場合があります。
このことを「オートクライン」といっております。
コーチングにおけるオートクラインは、
もっともクライアントを変化させ変容させる起爆剤です。
心理学的なやり方では、
時として人に聞かれたくないような内容が取り扱われる案件もあるわけで、
カウンセラーに自分が考えている内容を言葉にして口に出す必要はありませんという場合もあります。
そのようなときカウンセラーに見せなくてOKなので、
ノートに口に出したい内容を記載してくださいとお願いしますということもあります。
ただノートに筆記するとき、文語体になりがちです。。。
ただ不思議と口から出した言葉のほうが感情や気持ちが乗りやすいせいか、
口に出したときの口調からも、自分がそれに対して本心がどうであるかもわかります。
口語体の強みなのでしょうか。
口に出した言葉から内容や口調を自分の耳で聞くことで、
自分がなにを感じているか、何をしたかったのか、が強烈にわかってくるのです。
ほんとうはコーチングセッションを、
信頼置けるコーチに依頼すべきです。
それが一番、成果が高まる利益の出る結果を生むとわかっています。
ですが、ちょっとここ最近は、外出は控えたいので。
ならばどうにか工夫でここは乗り切りたい。
自分の言葉を客観的に耳にすることを目的に考えると。。。
たとえば、タブレットのアプリで録音機能を使うこともできるでしょう。
やってみて、悪くはない。。。
だけどいまいち、面白みに欠ける。
やっていて、無味乾燥さがいなめない。
そんなことを思って日頃から、なにかいいものがないかと注意深く観ていたら。。。
Amazonで「まねっこ動物」という録音再生機能があるぬいぐるみが売っていることに気づきました。
5秒ほどの音声を自動録音してくれてボイスチェンジャーで音色を変えて自動再生してくれる模様。
・・・?
使えるのかな、これ、オートクラインっぽく。
つまり、自分がコーチ役になり質問した言葉を吹き込み、それをまねっこ動物の声で聴き、
それに対してクライアントとして端的に回答を試みる。
タブレットの録音と再生で無味乾燥に感じられ、
途中であきちゃったのは、孤独に耐えながらがんばれなかっただけなのかもしれません。
例えれば、シャドーボクシングをするときは、対戦相手をリアルにイメージで創造してそれと戦うという高等技術が必要です。
対戦相手が具体的にイメージできないと、相手のパンチを避ける緊迫感もないし、相手を倒すパンチを狙う意味もでてきません。
タブレットで録音や再生をするとき、
一人二役をするわけですが、うまく二役がこなせてなくて一人だけプレーに陥って、
強敵な対戦相手がイメージできない緩慢としたシャドーボクシングになっていたのです。
ただ、、、上にあげたミーちゃんは、バタバタ体を動かす癖があって、
そこは欲しいとは思えなかったので。
まねっこおしゃべり 〈ロン〉という、動かないぬいぐるみがあったのでそちらを購入。
すると、、、。
友達がいない子供のパートナーロボの「ロン 僕のポンコツ・ボット」という映画は観てないのですが、
ぬいぐるみ的には平和そうな顔つきが気に入っていいのですが。
ミミックモードという、モードがあって、
1回〜3回目まで話しかけて録音させても意味の分からない言葉でかえってきて
4回目に話しかけると普通に言った言葉を一度だけ繰り返してくれるというものでした。
オートクラインっぽく使おうとするには難儀する感じです。
やっちゃいました。 ^-^;
ですが、まねっこ動物を使って発話すると、
自分の発声の不明瞭な点が聞けて改善きっかけにもなったし、
正直、かなりいい勉強になりました。
タイムリーに発話した言葉が繰り返し耳に入り、
客観的にそれを耳にすることで聞いてみてどう感じたかから、
さらに考えが深まり促進されますね。
シャドーボクシングをするときの相手をゼロからイメージして描くのが難しいわけで、
まねっこ動物といったぬいぐるみではあっても言葉をしゃべられると単なるぬいぐるみが命を宿した??
かのような錯覚を思い描きやすくなるため、
意外なほど買ってよかったなと思いました。
ただ、さすがにロンのミミックモードだけというのは使いづらくて、、、^-^;
いまさらながら、他のまねっこ動物の購入を検討しています。
たとえば、、、
や
などを真剣に検討中。。。
いい年したおじさんが、必死にぬいぐるみの販売ページをみてるっていうのも、へんな感じですね。
何やってるんだか。 ^-^;
2022年09月06日
2021年08月24日
【 コロナ禍のメンタルヘルス 】の対応参考のため、公開講座で考えを学ぶ
コロナ禍のいま。
「病気になったらどうしよう」
「今の仕事ができなくなったり、解雇されてしまうのでは」
「外出制限やテレワークで在宅時間が長くなり、生活環境の変化に適応できない」など。。。
新型コロナの感染拡大の影響による不安や恐怖などによって、心身に様々な反応が生じます。
そのようなときには、
たとえばネットで【 コロナ禍のメンタルヘルス 】と検索していただければ、
有益な対処法をアドバイスするページなどが見つかります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一昨日前に、品川区立図書館にいくと、次のような公開講座のパンフ。
とりあえず、参加申し込みをしました。
立正大学審理学部公開講座
( オンライン開催)
『コロナ禍のメンタルヘルスを考える - 心的トラウマとしてのコロナ -』
https://www.ris.ac.jp/psy/news/2021/0704.html
(上記立正大学心理学部 URLに パンフPDFがあります)
■ 開催日時: 9/18(土曜日) 15:30〜17:00
■ 申し込み方法: 品川区ホームページの電子申請ページからお申し込みください
■ 対象:16歳以上
■ 定員:300名
■ 受講料:無料
なんとなく気分の落ち込みや気力の低下、倦怠感などなんとも言えない心身の不調に悩まされていませんか?
コロナ禍は、私たちが考えるより心に大きな影響を与えています。
「心的トラウマ」という視点から理解することで
コロナ禍におけるセルフケアのヒントがきっと見つかります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのこと。
忘れずに参加して、学ばせていただければと願っています。
私同様、「コロナ禍のメンタルヘルス」の講座に関心がある人は、参加申し込みを考えてみてくださいね。
人はいま。
現状でおきている事態に加え、
未来には未知なる要求や欲求が詰まっていて、
そこからくる不安や焦りをコントロールしたくなります。
それが思うようにできなくなったとき。
感情がカラダの変調を引き起こします。
--- 問題も解決の方法も自分のなかにある ---
それは私自身の信念です。
徹底した考えを整理していく過程を経て、それはみつかります。
整理していくためのきっかけとなる質問から回答を積み重ねる。
そのような過程でコーチなどの出番が役立つことにもなります。
「 自分にどうしてこのような体験が生まれたのだろうか? 」
仏教でいう『縁起』を思い起こそう。
すべては関係性の上に起きています。
無縁ではなかった。。。
そこで思いもよらない回答をインスピレーションで得られるまで、
記憶の扉を開くようにすることが求められることもあると思います。。。
不安や焦りの感情をしずめるための発見は、
他者まかせにしていれば、
自らがコントロールできるところを求められず、動揺は収まりません。
そうなれば回復スピードが鈍って楽になるまで時間はかかるでしょう。
偉い先生の知恵頼み、他者の依存に傾倒しすぎるべきではありません。
心的ストレスを低減できるよう工夫して、
疲れた感情を治めてパフォーマンスアップ。
そのうえでの不調のケアをしていきたいですね。
私はそう考えています。
ただ自分の内側にある考えに気づくために、
他者の考えや意見を聞きすんなりうなづけるものは、
大概がすでに自身の内側でもやもやした未整理の状態が整えられたときです。
まったくの未知のアイデアや概念は、違和感が強く出てしまい使えません。
そのような意味もあって、公開講座の受講もいいのでは? ^-^
「病気になったらどうしよう」
「今の仕事ができなくなったり、解雇されてしまうのでは」
「外出制限やテレワークで在宅時間が長くなり、生活環境の変化に適応できない」など。。。
新型コロナの感染拡大の影響による不安や恐怖などによって、心身に様々な反応が生じます。
そのようなときには、
たとえばネットで【 コロナ禍のメンタルヘルス 】と検索していただければ、
有益な対処法をアドバイスするページなどが見つかります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一昨日前に、品川区立図書館にいくと、次のような公開講座のパンフ。
とりあえず、参加申し込みをしました。
立正大学審理学部公開講座
( オンライン開催)
『コロナ禍のメンタルヘルスを考える - 心的トラウマとしてのコロナ -』
https://www.ris.ac.jp/psy/news/2021/0704.html
(上記立正大学心理学部 URLに パンフPDFがあります)
■ 開催日時: 9/18(土曜日) 15:30〜17:00
■ 申し込み方法: 品川区ホームページの電子申請ページからお申し込みください
■ 対象:16歳以上
■ 定員:300名
■ 受講料:無料
なんとなく気分の落ち込みや気力の低下、倦怠感などなんとも言えない心身の不調に悩まされていませんか?
コロナ禍は、私たちが考えるより心に大きな影響を与えています。
「心的トラウマ」という視点から理解することで
コロナ禍におけるセルフケアのヒントがきっと見つかります。
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とのこと。
忘れずに参加して、学ばせていただければと願っています。
私同様、「コロナ禍のメンタルヘルス」の講座に関心がある人は、参加申し込みを考えてみてくださいね。
人はいま。
現状でおきている事態に加え、
未来には未知なる要求や欲求が詰まっていて、
そこからくる不安や焦りをコントロールしたくなります。
それが思うようにできなくなったとき。
感情がカラダの変調を引き起こします。
--- 問題も解決の方法も自分のなかにある ---
それは私自身の信念です。
徹底した考えを整理していく過程を経て、それはみつかります。
整理していくためのきっかけとなる質問から回答を積み重ねる。
そのような過程でコーチなどの出番が役立つことにもなります。
「 自分にどうしてこのような体験が生まれたのだろうか? 」
仏教でいう『縁起』を思い起こそう。
すべては関係性の上に起きています。
無縁ではなかった。。。
そこで思いもよらない回答をインスピレーションで得られるまで、
記憶の扉を開くようにすることが求められることもあると思います。。。
不安や焦りの感情をしずめるための発見は、
他者まかせにしていれば、
自らがコントロールできるところを求められず、動揺は収まりません。
そうなれば回復スピードが鈍って楽になるまで時間はかかるでしょう。
偉い先生の知恵頼み、他者の依存に傾倒しすぎるべきではありません。
心的ストレスを低減できるよう工夫して、
疲れた感情を治めてパフォーマンスアップ。
そのうえでの不調のケアをしていきたいですね。
私はそう考えています。
ただ自分の内側にある考えに気づくために、
他者の考えや意見を聞きすんなりうなづけるものは、
大概がすでに自身の内側でもやもやした未整理の状態が整えられたときです。
まったくの未知のアイデアや概念は、違和感が強く出てしまい使えません。
そのような意味もあって、公開講座の受講もいいのでは? ^-^