2020年04月19日

書籍紹介:『たった5分で体が変わるすごい熱刺激』蒸しタオルを使ったケアは、効くよ!!

最近、お客様から、
「自分の課題を明示していただいて、セルフケアの方法になにかいいものはない?」
という質問をいただくことが多くなりました。

お客様のカラダをイメージしていけば、
こちらのお客様ならお仕事柄、前傾をすることが多く、
重心が胸の前あたりに設置されるようになって
脊椎の側弯等からくる影響から起きた傾向があるから。
それだったら重心どりが下丹田へいくことが必要ですし。
呼吸が下腹部を使ったものにことさらに意図的にトレーニングすることと、
自身のカラダの状態を客観視するための鏡を通して自分を観察することが大事になりますから。


というところがあるのです。

ただあとで他にもなにかよさそうな取り入れやすいものはないかな?
と考えて、書棚をチェックしました。

そこで、蒸しタオルを使ったセルフケアのしかたを詳細に解説している本、
これもいいのでは?!と思いまして。




たった5分で体が変わるすごい熱刺激




こちらの本。

ページの冒頭に、ヒポクラテスの言葉を掲げています。

「 もし、
  熱によって治すことができなければ、
  それは不治の病だろう 」


この一文をみて、ぐいぐいと引き付けられた覚えがあります。

井本整体の井本邦昭(いもと・くにあき)先生は、多数著書を持たれ多くがベストセラーになっております。
だいぶ前のことですが、お客様に井本整体の講習会に多年にわたり通っておられた方がいて、
その先生から話を聞かせていただいたのを覚えています。

井本邦昭先生の著書では、蒸しタオルを使った施術について他の著書にも書かれていますが、
こちらの本はその蒸しタオルを使ったケアの方法だけではなく、なぜそれが効くのかを解説。

私も熱刺激を施術に取り入れていこうと考えたとき、
本書も参考にもさせていただきましたし、
熱刺激ってやっぱりすごい!と感じました。

そのうえでさらに自分の施術に効果を飛躍させるためホットストーンを使った施術へと流れついたのですが。

シンプルに熱刺激を自宅にあるタオルだけでセルフケアができるというのは、初期投資がほぼゼロですから。
皆様が、ひとまず熱刺激を自身のケアに取り入れてみようというときには、ぜひおすすめしたいものです。

現代人の多くは、体温が下がり熱不足のカラダは疲労が抜けづらく病にもかかりやすくなります。
蒸しタオルを使ったケアは、
自力での発熱が困難だというならば、効果的に外部から熱を体内に取り入れていこうというものです。





ホットストーンについては、そのやり方のテキストも既出のものもありますが、
やはりかなりそれは専門的で素人の入門としてはきつい内容だと思います。
まずは入門用の「子供でもわかるシンプルなホットストーンセラピー」のようなものが出てきたとき、
きっとホットストーンセラピーをセルフケアに使いたいという人も増えると思っています。


私自身、いま、体調がずんずんとよくなってきていることを感じています。
今までは私が去年の母の介護疲れから体を壊して病が裏にまで入られた状態を抜けるため。
ホットストーンを使ってきました。
今からは私が自分の体の調子を改善させるため、同時にそのホットストーンの癒しのパワフルさが、
精神的な落ち着きや安息をもたらしてくれているので。
今や今後の日本や世界の人々の命の不安。
そしてリーマンショックをすでに超えた経済的な異常事態。
ホットストーンのセルフケアにいそしむ前の私なら、私は小心者で不安でしょうがなかったと思う。
ですが、不思議なほどに不安から心身を削ってコロナ鬱になるということもありません。


素直に現状でできること、やりたいこと、やれることを見定めて、
できるだけのことをやっていればいいし、そうできていれば笑顔で最悪も受け入れていこうと思えています。



私のホットストーンを使ったセルフケアでの個人の観察からは、
ホットストーンを使った熱刺激ですが、その熱は筋肉に対して与えるということもできます。
ですがホットストーンを使って「骨を狙って加熱するようにする」ことで、さらに熱のリリース力が増すように感じています。
たとえば脊柱部分の骨の棘突起に当てるときと、起立筋という筋肉に当てるとき。
双方ともそれぞれの良い点はあるのですが、骨に熱をピンポイントに与えたとき、
持続的変化が大きくなるような気がしました。

骨に熱を通したとき、深層筋とは骨に付着したすくそばの筋肉です。
推測ですが、骨を温めて深層部の凝りにちょうど熱刺激がピンポイントで届けられ、
そこで代謝の停滞が一時的に改善され神経が働きづらくなっていたものが目を覚ますのかと思えました。
それにより深部の筋の筋緊張がしっぱなしという緊張性筋膜炎状態から離れられます。


このときに「骨以外のその周囲の筋」にも熱刺激を与えればいいかというと、
そうでもなくて。
おそらくそれは火事が起きている現場がここにもあそこにもと多くなれば、
自力の血液という火消し役の放水物の資源には限りがあるため、
一か所をまずきっちり消して、次に、次にという手順が踏めないのではと。
つまり消防車の放水で消える火事をいっきに放水して消せればいっちょ上がりです。
ですが火元を多く見つけ過ぎると放水する水量の資源は一定で限りがあるので、
消火のために使われる多数のダメージという出火場所の火を消すときに、
水道につけたホースでちょろちょろと散水するようなことになっていて。
どこも消えずにいるということになります。

私どもの施術では、外圧を使って筋膜の癒着を開放することで、
お客様のカラダの中の血液の流れだけでその癒着部位を解かなくてもいいよう補助しているのです。

ちなみにカウンターストレイン等の神経的に筋緊張を持続させたままにするように陥った状態をリセットするやり方もありますし、
それも私はよく利用しますが、
ホットストーンを使ったずり圧のようなものも実はホットストーンの熱と、もうひとつずり圧の摩擦熱を、
ふたつをうまく総和させて内部的なリリースにつなげていっております。





すいません。
話がそれました!!! ^-^;


まずは、ホットストーンを多くの方が手に入れてやっていただける前は。
ぜひ、こちらの「すごい熱刺激」の本を参考にしていただいて、
{蒸しタオルを使ったケアを実践}していただければと願っております。


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2020年03月12日

書籍紹介:『大東流合気柔術  合する合気の道』

先日、お客様より「大東流合気柔術  合する合気の道」という本をお勧めいただきました。

それでAmazon経由で購入いたしました。





120ページほどのB6判のコンパクトな本。
合気柔術の技の解説がなされたものです。
久々に施術研究以外の本を購入しました。 



合気では無駄な筋力を使うことなく、技をかけます。

それを応用できれば施術者が疲れないし腰を痛めたりもしないようになるし、
お客様に対して施術成果を向上させることにもつながるでしょう。

ただ、本を読んだだけじゃ、やっぱり奥深い合気の何たるかは、
私にはわかりませんが。
取り組むきっかけにしていきたいと思っております。 

やはり身体操作術は、奥深く、面白く、興味が尽きないですね!


ちなみに昨日は臨時施術の受付の施術をさせていただきました。

バレエ発表会前のコンディショニングです。
お客様ご本人はいまいちだといいますが、
私の目には改善点よりも改良後の点が多く見受けられました。
よく研究しておられる!という感じです。

自分の情熱を向けられるものがある方は、
しあわせそうに私の目に映ってきます。



私も自分らしい何か新しいことを学び始めたくなりました。 ^−^
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2020年02月11日

書籍紹介:【筋力を超えた「張力」で動く!: エネルギーは身体の「すきま」を流れる!動きの本質力向上メソッド 】とお客様からの「私の強みのご指摘^-^」

数日前、臨時施術の受付の施術をさせていただきました。

身体操作の研究を熱心になさっておられるお客様で、
自身の声の出し方等にも生かそうと様々な試みをなさっておられます。

そのときに下にあげた本をお貸しいただきました。
U様、ありがとうございます!!



筋力を超えた「張力」で動く!: エネルギーは身体の「すきま」を流れる!動きの本質力向上メソッド (日本語) 単行本 – 2019/7/24


【本書内容】
誰もが動きの天才になれる

言葉を用いず自己の内面を身体で表現するマイムの追求から辿り着いた、動きの極意。それは、局所を収縮させず、身体の「すきま」を潰さない動きだった。スポーツ、武術、身体表現…、すべてに通じる「力まない動き」! 全身をつなげ、エネルギーを通す! あらゆる「動き」が質的転換される方法をわかりやすく紹介。


CONTENTS

●第1章 エネルギーは身体のすきまを流れる
身体の潜在力を引き出す!/適切な身体認知力
技術の向上とともに身体の質を高めるメソッド/エネルギーの通りの良し悪し
エネルギーの二つの要素/浸透力の違い/すきまを潰さずに動く

●第2章 「立つ」とは浮きつつ垂れること
筋肉頼りがすきまを潰す/関節のすきまを作る
逆方向のエネルギーで立つ/脳が浮いた¥態/頭のオープン・クローズ
科学的トレーニングから抜け落ちてしまうもの/気持ち良さを味わう

●第3章 和の身体と西洋の身体、そのエネルギーの流れ
イン(内向き)とアウト(外向き)/腕の付け根の違い
橈骨と尺骨を通るエネルギー/鎖骨と肩甲骨の自由度/胴体を適切に動かす

●第4章 踏む力と、下丹田・中丹田
上下エネルギーの違い/踏む力とエネルギーの焦点
下腿部でのエネルギーの通り道/身体表現にみる中・下丹田の違い
上か下か? アゴの向きと活力/和と西洋が交互に機能する歩き方

●第5章 肘・膝が、末端と体幹をつなげる
体幹の骨の位置調整力/体幹で反力を受け出力を末端に伝える/肘からパワーを通す
手先、肘、肩甲骨を力のベクトル線上に集める!/膝下からパワーを通す

●第6章 パワーとは、相反する力を同時に成立させる張力
押し合いつつ引っ張り合う/張力と身体のすきま、骨の位置関係の最適化
伝統にみるエネルギーが通る形/張力の全身への影響/遠心性と求心性の両立

●第7章 お腹の力は、足腰に力を入れないため!
お腹の力とふんわりとした腰/柔軟さと強さを支える腰椎の位置調整力
エネルギーが通った四股立ち/腰の力を抜くトレーニング
お腹の力~筋力ではなく張力

●第8章 呼吸とは、する≠烽フではなく通す≠烽フ!
身体のすきまを通す′ト吸/動きと呼吸の一体化
身体の内側の立体的な広がり/ノドは開いたまま!/呼吸の動きと感情の動き
内と外、表と裏の循環/身体感覚ありきのイメージ

●第9章 音感覚に身体は支配されている!
音を見る/擬態語・擬音と身体感覚/言葉は身体を分解し、音は身体を一つにする
良い音をいかに生み出すか?/音と音とのつながり

●第10章 ゾーンの鍵は、空間支配を生み出す「体性感覚」!
「ゾーン」「フロー」状態/体性感覚に目を向ける
セルフ整体運動のススメ!/身体と空間の一体感

●第11章 感情のコントロールは身体のコントロール
感情とは身体そのもの/自ら感情を生み出す/自然に起こる身体運動
自分の外にある感情エネルギー/感情の身体的ワーク
…他



そのお客様より、以前にお勧めの本として推奨していただいた本です。

先日、高田馬場駅前の書店でこちらの本を目にしました。

私はそのときは、この本の筆者のJIDAI氏につきましても、存じ上げませんでした。

マイムアーティスト JIDAI氏。


JIDAI ORGANIC MIME (アートマイム)

ホームページ
http://jidai9.wixsite.com/jidai

公演やワークショップなども行っておられるようです。


上に貼らせていただいたYouTube映像では、
マイムのようなパフォーマンスを見慣れないと、
不思議な感じしか受け取れないかもしれません。
だが私にさえただものじゃないと納得する動きが読めます。

そして動きの節々という以前に、
その姿の存在感の確からしさに、
「いいね!」といいたくなります。 ^−^




本を開くと、筆者がパフォーマーであると同時に、
バレエをなさっておられる方だなということが、
即座にわかりました。

本書の中で特別なバレエ動作のしかたを教えているわけではないのです。

ですがバレエで重視する軸のとり方をわかりやすく言葉とイラスト等で表現してあります。


そしてお客様が推奨してくれた意と同様に、私もイメージがわかりやすくて面白いな〜と。

そういいつつも、
部屋の整理をまた少しずつ初めてモノを減らすようにしている手前、
買うことができずに、後ろ髪を引かれる思いのまま帰宅したのです。




こちらのJIDAI氏の本を観ても、
すでに体がある程度できてないとイメージはつかめても、
実際に体がそのように反応してくれないというモドカシサ。

そうであったとしても非常に良質なボディイメージを脳に立体造形して描き切れたときは、
人の体はそのボディイメージの地図に導かれるように体の節々が再設定され始めるのです。

もし体のしなやかさを失わせるようなかたよりのあるボディイメージを脳で描くならば、
そのボディイメージの地図に導かれ体の節々が再設定され崩れていきます。

だったら、良質なボディイメージを身に備えるほうがいいですよね!



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そして、、、
本の話とは異なって恐縮ですが、
こちらの本をお貸しいただいたお客様との会話で。

お客様:「来るとダメ出しを、たくさんされる」

との言葉。

私  :「そうですか〜 ^−^」

との返答。

実は私がお客様に対してダメ出しをしていたつもりがなくて、
私の頭で、様々な治療院にお世話になったことがあるとお伺いしたので、
そのどちらかの治療院のことをいっておられるのだろうと脳が解釈する。

すると、、、
お客様:「以前通っていた治療院では、もう治すところがないと太鼓判を押された」

とのこと。

こちらのお客様自身、その太鼓判を素直に受け取るほど他人の言葉をうのみにはしないため、
その治療院の先生の腕はすばらしいと認めつつも卒業してからも、
様々な自身の体をさらに改善するための取り組みを続けておられます。

その一環として、私のところへもお通いいただけて、感謝いたしております。


私は独自の知見を持って体の隅々を私なりに違和感ある改善点をチェックし、
そのうちのなかで改善すべき優先順位が高いものを10〜20ほど選び出し、
そこから実際にそれらをアプローチするわけです。
優先順位が低いものもあわせれば50〜100ほどの違和感ある個所が観てとれています。


それは人体の特徴で、
構造的に体幹にかかわる一部の骨格上のずれが生じれば、
芋づる式に様々な部位が必ず影響を受けてしまうために起きることでもあります。
そうなると本当に多くの問題点が含まれていき、
それを読み取る目を持つと見えてくるものです。

いままで施術をさせていただいた多くのお客様の体の状態がパターン化して多層フィルムを重ねて
類似項を見つけ出す目で集中してみると、
非常に重要な部分が絵的に浮かび上がって見えてくるのです。



ただ施術の手が多くなりすぎるときに注意しなければならないことだと思いますが、
どれも大きく変えすぎてはお客様の脳が変化に追いつかないという現象が起きます。
そして低い優先順位事項は触らないでも優先順位が高い上位の部位を解くことで、
他の違和感がドミノ式に自動的に影響を受けて改善するようにもなっております。


そのように考えているため、
「違和感を観てとれる部位」について、
同業者で予備知識がなければ説明が難解になるというものでもあるため、
優先順位が高い改善ポイントというところ以外は口に出さないようにしています。

曖昧な言葉で、ここも気になるとかいう言葉を、
それが事実であったとしても聞かされるとこころがへこみます。
私がお客様の立場なら、気になって仕方なくなるでしょう。。。


そのことは知っていたつもりなので、
最重要な現時点でのそのお客様にとって改善させるべきポイントに絞った施術をこころがけています。
そして改善ポイントも、わかりやすくお客様に認識していただけるよう、
口で出すときには「極力5つ以内(初診でもそうしてます)」と自己ルールを設けています。
口に出さないで私が処理できる施術すべきか所の多数は、
丁寧なワークをするという一環の中で観ててリリースへ。
特別にそのような個所についても口で言ってネガティブイメージを持って伝えるのは、すべきではない。

しっかり伝えるべきところにスポットライトを当てて、
その個所をしっかり認識してもらえなくなってしまっては。
お客様の記憶のなかに大切なポイントさえのこらなくなる。

そうなることで、しあわせになる人は、どこにもいないと考えております。

という流れでお客様の体をチェックして施術へ取り掛かるのが常ですが、
もしかしたら、そのような見方をするのは特異なのかもしれないと。


そのお客様が
「以前いった施術院ですぐれたスポーツ選手と同等になったといわれたものだったが」
「こちらではダメ出しを、ずいぶんされる」
とおっしゃられたときに、
もしかしたら私自身の施術中の観察力は、
他の先生との差異があるのかもしれないと感じました。

私自身、普通に見ているだけのつもりなので、
特別なことをしているつもりはない。

そして私が見えているところは他の先生も優れた先生であれば同様に見えていて当然。
だから他の施術院の先生も私と同様のことを言っているはずと考える傾向があるので。
そこを、まったく疑ってない。 ^−^;

そのように、久々に自己分析をしてみました。



「強み」の特徴
・得意であり、他人も気が付いているところ
・それをやることが楽しい。
・それをやるときに生き生きする。
・それを継続的に向上させている
・それをやっているとき、フローの状態になる



この強みの特徴のひとつの
・得意であり、他人も気が付いているところ

という「他人も気が付いている」というところが、実は自分の強みということが多いのだろうと思います。


  それはピータードラッカーという学者が

    ”大半の人は、自分の強みを知らない。
     彼らに聞いてみると、ポカーンとするか、
     自分の知っている知識をこたえる。
     それは間違った答えである。”


   という言葉を残していますから。


今回は「私の強み」をお客様から教えていただいたように感じました。




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2020年01月08日

書籍紹介:『よくわかる経絡治療 脈診ワークブック』と『中医臨床のための舌診と脈診』



昨日、脈診の本の購入に付き合ってもらった施術をする先生と、
「脈診の学習について」話をさせていただきました。



ちなみに私が昨日、手に入れた本は、以下です。


よくわかる経絡治療 脈診ワークブック

内容紹介

あやふやな脈診を、データに残してクリアに!

脈の特徴を描き入れる「脈図」を使って、脈を可視化する方法を伝授。
ただ指先の感覚を鍛えるだけの脈診でなく、客観的なデータとして
蓄積することで幅広い患者に対応できるようになります。
さらに、より臨床で生かしやすいように、経絡治療の各証ごとの脈の
特徴を解説。祖脈診、六部上位脈診を読み解き、「どうしてそのような
スコアがつくのか」逆説的に学べます。
冒頭には脈診の基本も丁寧に説明しているので、初学者でも楽しく
脈診にチャレンジできます。

1章 脈診とは
2章 脈診の基本技術
3章 脈図の書き方を知る
4章 祖脈の特徴と組み合わせ
5章 脈状
6章 証と脈図
7章 病と脈の変化


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全面カラーページ。
イラストが見やすい。

ちょっと脈診をかじったことがなければ、
下記の文字は暗号のようにも思えるものですが。

[浮]−−−−−[沈]
[数]−−−−−[遅]
[実]−−−−−[虚]
[強]−−−−−[弱]
[大]−−−−−[小]
[高]−−−−−[低]


たとえば、
[浮]−−−−−[沈]
脈診をするときに[浮]-----[沈]の傾向を5段階で評価してバランスをみます。


脈管が皮膚の上に浮いている状態(陽)か、脈管が皮膚の奥に沈んだ状態(陰)か、
はたたま脈管が浮きもせず沈みもせずというちょうどいいベストコンディションか、
をチェックして(◎)マークをつけていくのです。

同様に、
[数]−−−−−[遅]
[実]−−−−−[虚]
[強]−−−−−[弱]
[大]−−−−−[小]
[高]−−−−−[低]

なども見ていき、チェックした結果をマークしていきます。

丁寧にチェックした結果で得られた図から、
【脈状】や【証】を割り出していくのです。


本格的な鍼灸師さまのような脈診を学んだプロの方々には、
物足らないものと目に映るかもしれませんが、
私は脈状という脈のパターンが頭の中で混乱していたので。

この本の装丁やページ数でこの価格は高いなと一瞬は感じつつも。
私のあやふやな脈診知識からの苦手意識がでてきやすくなるのは。
そこから抜け出したい!そう願って購入しました。


やっぱり、購入して正解だったと思います。




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また脈診と同様に舌診に力をいれたいと考えておりまして。

舌診と脈診が整理して見やすくテキスト化された教科書として。
これはアマゾンから手に入れました。


中医臨床のための舌診と脈診

内容(「BOOK」データベースより)

正常の舌象を掲げた後、舌診の基本となる舌質(舌神・舌の色・舌の形・舌の様態)と舌苔(苔の色・苔の質)の各種をカラー写真付きで解説。健康人の脈象である平脈を掲げた後、脈診の基本となる28種類の病脈について、脈の位置・速さ・力強さ・太さ・緊張度・長さ・流れ・リズムおよび複合脈に分類して脈派図付きで解説する。1989年の刊行以来、四半世紀以上にわたって入門者からベテランまで幅広い読者の支持を獲得してきた「神戸中医学研究会」の名著が復刊。


項目ごとに簡潔に書かれて、
見やすいです。
ポイントが整理してあって
頭にいれやすいのが特徴です。

脈診に興味がある中医学初心者が、
最初にこの本を手にしても役に立ちづらい。


一世代前から使われ続けてきた、
脈診と舌診のスタンダードな教科書といえるでしょう。


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posted by スズキ at 17:54| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月23日

書籍紹介:『漢方薬の選び方・使い方―健康保険が使える症状別』腹診の参考図書としても活かせそうです!

武蔵小山のブックオフで。
私の施術をお受けいただいているお客様に出版関係の方がおられますので、
本を買うときには極力中古は避けて購入しています。


ブックオフでは、様々な本が定期的に置き換わるので
あまり買い物をしないので、本との出会いの場としてちゃっかり活用させていただいてます。

ですが昨日は、どうもこれは中古しか手に入らなそうだと思えて、つい買ってしまいました。




漢方薬の選び方・使い方―健康保険が使える症状別 単行本 – 1987/1
木下 繁太朗 (著)


ただ自宅に帰って調べてみると、
こちらの本は、1987年版で古い本ですが、
良書のため改訂版がいくつも出ています。

ならばそちらを買うべきだったと、反省中です。
改定されたもののほうが見やすくなる傾向があるので。



こちらの本。

基本は漢方薬を専門家がどう選ぶかがわかるような詳細な内容が描かれた本です。


私ごとで恐縮ですが、
漢方薬について興味は多少あるものの、
専門性も高い分野でそこに時間と能力を割く余裕は今の私にはありません。
現状でも施術の復帰が延びてお客様に申し訳ない思いをしておりますので、
選択と集中は必要ですから。

漢方薬局で、頼りになるお店があるのでそちらを紹介させていただいたほうがいいでしょう。
もちろん、私には一銭のキックバックなどはございませんが、
そうさせていただいたほうが私の施術成果へもつながりますし。


なので私が本書で関心があるのは
「腹診」の資料として活かせそうなイラストつきの文章部分。
この150種前後にも及ぶイラストに描かれた症例があることに、
その時点で感慨深いところを感じます。


本書は一般書で販売されているため本代が安価なのですが
専門書レベルの内容の濃い情報量が注ぎ込まれているように感じます。


それでも真剣に自分にどのような漢方があう状態かを見分ける参考にするには、
これほど安価に手に入って役立つ本はないでしょう。


現在、漢方薬局に通っている方、または漢方を処方していただくお医者様に通院の方には、
書店で手に取って自分の様子と照らし合わせていただけるといいかもしれませんね。
そうするとお医者様や薬剤師がその漢方を処方した意図が、
もしかしたらよりよくわかるように感じるかもしれません。



ただ専門書レベルの内容ゆえに一般の方には、
多少ハードルの高さも感じるかもしれません。
そこだけはご了承ください。 m__m
posted by スズキ at 12:13| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

書籍紹介:『腹診による「毒」と「邪気」の診察と鍼灸治療』

※ 腹診でわかること

・胃腸の状態
・こころの状態
・卵巣や子宮など婦人科系の状態
・生まれ持った体質や性格
・かかりやすい病気

などがあります。




腹診初学者のための本として。
一般書レベルの価格で手に入る本としてお勧めは、下記の本。

わかりやすいイラスト付の解説に、
はじめてでもとっつきやすさを感じさせてくれます。



やさしい漢方の本 さわれば分かる腹診入門


内容紹介
「必要なのは自分の手だけ」
本書では日本漢方の特色である「腹診=お腹を触ることで日々の体調=腹症を知る方法」を分かりやすく紹介しています。
お腹の触り方から8種類の腹症とそれに対応したツボ&漢方薬まで、この一冊で腹診の基本が分かります。
また巻末には日々の健康管理に役に立つチェックシートも付いています。




一般書的なわかりやすさと、実践させやすい工夫をしたものですから、
いい印象をもちました。
かゆいところに手が届くんです。
もし腹診をしてみて体の状態がわるければ「腹診にあった漢方薬局をみつけよう!」という章も、
しっかりここまで語ってくれると次への行動へ移しやすくなりますから。


ただ個人的にはこの本だけでは、
お客様のお腹をみて分類するには情報不足が否めません。





それでもうちょっとわかりやすい腹診の臨床的な内容を解説していただける本を購入しました。




腹診による「毒」と「邪気」の診察と鍼灸治療



本の紹介
 腹診は東洋医学における重要な診察法の一つである。日本漢方においては、問診・脈診・舌診とともに、腹診は漢方の処方を決定する重要な診断基準であることは言うまでもない。にもかかわらず、鍼灸治療においては腹診をどのような基準により行い、何を確認し、どのように治療に結びつけるのか、それを示した明確な書物は見当たらない。

 そこで、著者は腹診の基準となる事項を整理したうえで、実際の腹診から得られた情報をもとに、体質のあり様や病態の把握をすすめ、体全体をイメージとして捉えて、どのように鍼灸治療を用いてアプローチするかといった、戦略戦術を立てるうえでの基礎資料(初学者のための腹診の参考書)を作成しようと試みた。そして完成したのが本書である。

 本書は、難解な腹診の世界をできるだけ初心者が理解しやすいように腐心した。たとえば、腹診する際の主なターゲットである「毒」と「邪気」の解説についても、一工夫。「毒」については、吉益南涯の「気血水論」をはじめ湯液の世界では専門用語として当たり前に唱えられてきたものを、より実地臨床に基づいて現代医学の言葉に近い形で表現した。「邪気」についても、古典の用語としては誰でも知っているものの、鍼灸治療の中で「気」の変化を具体的に表現してくれている解説書や、実感として治療の中で捉えている「邪気」を具体的に瀉す方法を述べてくれている文献が皆無に等しいため、著者だけの自己満足的な表現に陥らないよう注意しながら、丁寧に解説した。

 また、体内に隠れている「毒」や、目に見えない「邪気」や「気至る」の世界を、初心者にもイメージしてもらえるように、たくさんのイラストを盛り込んだ。「わかりやすさ」をとことん追求した本書はまさに「初学者のための腹診入門」と言える一冊。鍼灸および東洋医学を学んでいこうとする学生や初心者にとって、本書はきっと有効な道しるべとなるだろう。


目次
<第1章>腹診とは
第1節 はじめに
第2節 腹診の歴史
第3節 私の用いている腹診法
第4節 腹診の目的
第5節 腹診での五臓の見どころと目標
第6節 腹診情報を鍼灸治療に生かす
第7節 東洞先生、腹診第一を論ず
第8節 診察法の注意点
第9節 腹診の手順

<第2章>胸腹中の毒について
第1節 「気」=ガスの停滞
第2節 「血毒」=瘀血の停滞
第3節 「水毒」=汚濁した津液の停滞
第4節 その他の毒と注意事項
第5節 毒の毒性化増大

<第3章>邪気と毒への対処法
第1節 邪気を診ることの意味
第2節 邪気と毒をさばく刺法
第3節 「気」を感得するために

<第4章>押さえておきたい刺鍼技術
第1節 補瀉法について
第2節 「気至る」について
第3節 古典にみる「気至る」とは
第4節 得気をいかに知るか
第5節 一鍼の効果、状態の変化をいかに知るか
第6節 刺鍼手技の最後に一言

<第5章>「毒」と「邪気」に対する治験例
第1節 急性腎盂腎炎に伴う咳と耳鳴りの例
第2節 水毒と顔面神経麻痺の例
第3節 便秘・瘀血の上逆による顔面腫脹の例



昨日、鎌倉までの電車で読んでいたのです。

腹診についての解説が多様な流派があることがわかり、興味深いところです。
鍼灸師の先生が書かれた本です。
本書の半ばくらいから、鍼で体内の邪気をどうさばき対処なさるかという内容が、すばらしい。
きっと鍼灸師の先生方はこのような本も参考に、腹診を把握しているのだろうと、感じました。



特に第二章 「 胸腹中の毒について 」という章があり、
この本をはじめてみたとき、
ほしい!と思いました。

普段に私が施術をさせていただいていてお客様のお体を施術させていただくとき、
触覚的に感じていたものを「 毒 」という言葉で表現しておられたところに驚きました。

<第2章>胸腹中の毒について
第1節 「気」=ガスの停滞
第2節 「血毒」=瘀血の停滞
第3節 「水毒」=汚濁した津液の停滞
第4節 その他の毒と注意事項
第5節 毒の毒性化増大

という内容です。


私自身がお客様の施術をさせていただいて、
体内にガスの停滞がかなり感じられるひともいます。

それが、どうなるか?



体内のガスは、代謝不足で老廃物としてのガスが体外に捨てられず、
体内に蓄積している事があります。

どういった場所がそうなっているか探してみると、
左右の肋軟骨部分の下端がしゃくれあがってしまうという人が多くおられ、
その影響が横隔膜の上下動を制限させて心臓を圧迫し、
息苦しさを感じているというお客様でした。

ただ私には、推理推測としてどういった理由と過程で、
肋軟骨がしゃくれあがるは、
横隔膜が動きが抑制されるは、
心臓を圧迫して動悸をされるなど、
おそらくこれは体内のガスの仕業だろうと感じていましたが、
そのようなことを丁寧に解説してくださる本なども手に入れられずにいて。

私一人の勝手な推理推測を、そのままお客様に伝えては、
いかんせんはっきりした権威付けもできていない知恵で、
誤解やご迷惑を生じかねませんから。

そのようなときは、
状態を把握しても笑顔でなんともないか、
ちょっとお腹が硬いとか冷たいとかいった程度の話でチェックしていきます。

そしてガスの性質上、いくつもの予想をしていました。
ただしあまり私が観察したものの通りについて解説してくれている本がなく、
いつまでもあまりお客様に口に出して解説できるようなことがありませんでした。
ただし施術をするに際して、私の想定していたということが少しずつ施術の回を重ねることで、
改善方向へ向かっていますので大幅に間違った見方をしていたわけではなかった。
そのようなことは年月をかけて慎重に接し続け理解を積み上げてきたことです。

ただやはり筋肉部分の膜組織という部分は想像のつきやすいものですが、
内臓の内外にあるガスについて、どのような変化や変質があるものかを、
どこかで解説してくれている資料や本を手にできればと願っていました。


それが本書には、ガスという気体状の毒には、
私の予想したような性質があると書かれているところも多くて。
私が中医学の本を読むと記憶しなくちゃいけない言葉に概念に、
へとへとになってしまうのですが、
この本は、楽しくうなづきながら読み進めることができました。


本書の内容は専門の先生は本書を持っておられるかと思いますから、
そちらに譲らせていただくとして、私がお腹で観察しているところを少しだけ書かせていただきます。
(ただ本書とダブっているところもありますが、それは私でも感づいたところですので。)

・ガスは水の中では上方へと浮かび上がる性質があり、ガスの浮力で上方向に体内で力をたえずかけ続けます
 横隔膜下にそのガスがたまれば、肋軟骨が外へはじかれてしゃくれという変位を表すのですね。
 その場合は、胃の不良や大腸の問題で左側のしゃくれが顕著な人が多いのが特徴でしょう。

・体液中にガスが溶け込んで、それがうまく体外に運び出されればいいのです。
 ですが体外に老廃物を捨てるという機能が弱ってしまうと、そのガスが溶けた体液が体の中をめぐりだし、
 蓄積しやすいような部分に留まりだすことがあります。

・そしてお腹を軽く按じるだけでも、不快さを感じるお客様もおられ、
 肋骨下部に触れて痛みがあれば肋軟骨と横隔膜の癒着・癒合があり、
 炎症の痛みであれば筋の癒着や大腰筋の萎縮などがあるものですが
 そればかりではなく腹部奥で気泡が逃げる流れを見るけることがもあります。
 ただその際に腹部に冷えが強く感じられているときには、ことのほか癒着が強まり、
 癒着した膜組織のなかにガスが封じ込められているときもあります。
 その場合は、すでに内臓奥に癒着が進み代謝不足からの栄養不足と老廃物蓄積が進んでいます。
 その環境下で、一部の内臓疾患が起こりやすいため、注意すべき状態といえるでしょう。


また本書では、ガスという気のほかにある毒として、
瘀血(おけつ)という血液およびその循環により生じたコリ状のものや、
水毒として津液の状態悪化による毒についても解説してあります。
他は食滞と便秘についてです。


そしてもっとも私が勉強になると感謝したのは
これらの体内に留まり続ける毒が毒性化して病を引き起こすメカニズムを6段階にわけて解説してくれている点です。

おそらく誰もがある程度の量、ココで言う「毒」といえる物質が体内に留まっています。
それは私もその存在を施術をする日々で大変納得しております。
そしてその毒というガスや体内の血にも見えるような筋膜間にある潤滑油の酸化物や体液の濁りなど。
酸化した老廃物の物質らは、人により量の多い少ないの差はあると思いますが、どなたも持っている。
そのようにさまざまな健康なスポーツマンや体調を崩された人の施術も含めてしておりますので、
そう感じています。

ただそうなると体内に毒となる物質があるだけで病へとすぐなってしまうようなら、
誰もが人知れず闇のなかで病んでいるようなものです。

でも、そこまでのことじゃないですよね。
それぞれ、免疫力の助けもいただいたり、
がんばって活動しております。

その状態を毒が悪さをしない沈静化した状態と考えて、
沈静化しているならば病を引き起こすまでのことはない。
そのような考えです。

それがやがて邪気が内部に入り沈静化した毒をつついて、
ついには活性化した毒性を現すように変えてしまいます。
すると病が引き起こされるというのです。

そちらを6段階にわけて丁寧にイラストつきで解説してくれていて、
この考えは私には目からうろこがはがれる感じでした。


毒性を持った物質があっても沈静化してこじんまりとまとまっていれば、
そこのスポット的な組織が部分的に機能しづらくなっているだけですし、
そうやって囲ってしまい「仕舞っておく」ことができれば大丈夫です。

人体にはそのような自衛の工夫をなさる機能もあると、
私には思えてなりません。
(※ 明瞭にあると断言できなくて申し訳ありません、臨床の場での経験上、あるだろうと思えることが多々あるので)

ですがその隔離した悪さをする毒をばら撒くようなことをせざるを得ない邪気の悪さがたたって急場がでてしまったとき。
仕舞われた毒が血液やリンパ液など体液等に乗り拡散して体の状態が悪化していく。

察しのいい人は、それって、体を直そうと施術を受けていて、
いきなり体調がどーんときつくなって、やがて以前以上に改善するという好転反応を体験したことがある人もいるでしょう。

その一端として、体内に蓄積してあった沈静化している毒を外に運び出して捨てる力までは体力的になかったところが、
施術等で老廃物の排泄能力がアップしたときに、その毒を体外に捨てて体を改善させることができるまでの力がついたら、
体内の毒が一時的に活性化したかのように血やリンパに乗り、
そしてやがてそれらは体外に老廃物としてそそくさと捨てられてしまう。
そうなると体内の仕舞われスポットとして封鎖された体内のエリアも活性して正常な機能を取り戻せていきます。

その行く末に、「体質が変わったようですね、おめでとうございます」といえるようになるのでしょう。
つまり沈静化して不活性な毒も、つもり積もれば体調悪化はしのげなくなります。
その寝た子を起こすようなことを代謝の力を向上させて処理していくようにする。
それが施術でおこなおうとしている作業なのですよね。

それが筋膜癒着部によって仕舞われるスポットをこさえられためられたガスだったり瘀血(おけつ)だったり、、、。
その部分を筋膜を正常な状態へとリリースをしていくことで、仕舞っていたものが出ると、
本当にきついことが起きることがあります。

特にそれは内科系の不調や手術をなさられた方々の場合、顕著にでてくることが多いようです。

そしてそのような肺や心臓含めお腹の調子がいまひとつの方々に、
「 体質的に改善がしづらい人がおられます 」という説明をする際に、
どのような解説であればわかりやすいものか。

バイタルサイン上、血圧が大変に低く体温も同様であれば、
だいぶ改善がしづらいという様相を持っていると思います。
でもそこの裏側にあるメカニズムを、どうやって説明しようとするのか。

申し訳ありませんが残念ながら、
そのようなことができるほどの生理学上の理解の深さがなく、
そのような状況での説は、後々に至るまでろくなことがない。

私がお客様の立場であれば、「適当なことをいうんじゃない!」と私だったら怒りますから。。。
不安な気持ちで施術を受けに来ているのですから、
わからないことをわからないままで施術を受けるのはいやだなと感じれば、
不信感につながります。
(※ お客様により、説明をぜひ聞きたい、聴きたくない、の両極にわかれますが、多くの場合、聞きたい人のほうが改善はスムースです)


すると
「 私があなたと類似した体調や体質的なものをもったお客様をケアしたとき、大変な時間がかかったことが何例もあった 」
ということは証拠のある確かなことで、そういうのが精一杯のことでした。
そういうものか、となんとなくわかったような気がする、
という説明で施術を幾度も受けていただくというのも申し訳ありませんが、
徐々に以前の施術を受ける前の状況と比較すれば、確かに楽になってきたと感じていただけなければ、
その時点でお客様はおいでいただけなくなります。


そのようなことを避けるための説明をするための記帳極まりないヒント・教えをこちらの本にいただきました。




本書では「気」を感得するためのアドバイスなども丁寧に解説してあり、
私には誠実にいい仕事ができるためのツールとしてこの気感を持たれることはすばらしいことと思います。
ただなかなか説明するにも難しいところもあり、ましてや本という実演をして見せるような体験学習のできない場でのこと。

ですがこのような気を感得することが、仕事をする上で、大きな意味を持つということで正面から取り組まれておられる姿勢に、
すばらしい著者だと感謝いたします。



posted by スズキ at 19:30| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月22日

『CD-ROMでマスターする 舌診の基礎』を学び始めて感じたこと・考えたこと


CD-ROMでマスターする舌診の基礎」という本があります。

付属するCD-ROMには、具体的な舌の写真が掲載されていて。
舌診上ではどのような兆候に見受けられるかを観察していく。
そして次の画面でその解答が表示されるというしくみです。

多くの舌のサンプル数が掲載され、
比較的舌診は見方の基準がわかればすんなりわかるかと思ったら大間違いだと気づいた。

・舌のコケの様子(コケの色が白いとか薄いとか濃いとか部分的にはげているとか・・・)、
・舌の色(白っぽい、黄色、紅色、紫色など)、
・舌の厚み、(厚かったり薄かったり)
・舌の湿り気、(湿っていたり乾燥していたり)
・舌にできる亀裂のようなしわ(舌の中央部には自然な亀裂ははいるが、それ以外にもないか)
・舌の根元の色合い(黒くなって見えたら要注意)
・舌に歯型のようなでこぼこがないか
・舌の裏にある部分の緊張や色合い
などほかにも。。。

舌を意識してチェックしていくのです。
複雑なまでに分類した要素を汲み取り、
お客様の状態に照らし合わせて正確に見抜くことができるかどうか。

観察力を問われているわけです。


私は脈診よりも舌診のほうがわかりやすいだろうと、
ちょっとこちらはおろそかにしていたのですが。
やはり舌の見立ても簡単なものではなかったと、
徐々に思えるようになってきました。

中医学自体を理解していなければ、
なんら見立てられないという現実を突きつけられ、
甘くないんですよね。



CD-ROMには、舌と一部脈を診て、
現状がどうであるか?
それならばどう対策をするか?
その対策にみあった漢方薬は?

というところまで解説してくれている。


そして{舌チャート}という項目が用意されています。

寒熱実虚2.jpg

上図のどこにお客様の舌の状態が属するかをチャート中に置いて表現してみるのです。


図中にある真ん中の(平)という位置におれれば、申し分がない理想系です。

たとえば、それが(熱)に強く傾いていて、同時に(実)に強く傾けば、
(実熱)の位置にいると読めてきます。
そうなると行き過ぎた(熱)をどう冷まし、気血が過剰になっている(実)を削り調整すればいいか?
といった、考慮をしていくことで、おのずと適した治療法が見て取ることができるようになっていく。


または。
たとえば、それが(寒)に強く傾いていて、同時に(虚)に強く傾けば、
(寒虚)の舌マップの位置にいるわかるでしょう。
そうなると行き過ぎた(寒)をどう暖めて、気血が不足して(虚)となった部分を補えばいいのか?


というように、
自分の舌をチェックして、{虚実・温寒}のどこに自分がいるか傾向を把握する。
そのうえでバランスの取れた(平)の位置に導いていくため、
施術や漢方などを使って治療をしていくのです。


するとどうでしょう!

今まではあまり{虚実・温寒}の概念で見ていなかったところが、
そちらを参考にする見方が身についてくると。
(実熱)のお客様にたしておこなう施術の仕方と
(寒虚)のお客様にたしておこなう施術の仕方と。

体質がぜんぜん違うわけです。
すると私が普段している施術も体質の違いをより考慮しておこなうべきが妥当だと感じました。

最近では食生活がよく運動不足でも食べてしまう習慣がたたるような人も多くなり、
そのようなところからも消化器を過剰に酷使して疲れて機能をも弱めてしまう。
その場合の筋膜部の癒着の仕方には、そのような素地によった固まり方がある。
それは(寒虚)ではなく(実熱)傾向が強い。
そのような舌診で得た分類を意識して認識を深めてみると、
いままでは「筋膜の癒着」の傾向性というものとして理解と分類をしてきたが、
より見方が繊細になってきたと思える。

そしてもしかすると筋膜の癒着の位置や深さや質などに、
バリエーションは多々あるものの、
もしかしたら{虚実・温寒}など見分けがつく分類法と、
筋膜の癒着のパターンが関連がありそうだとしたら。

そうであれば中医学診断で証を立ててから筋膜の癒着部を探ってデータをためて関連付ければ、
やがてはそれで証をたてたと同時に筋膜の癒着パターンをおおよそ推測できるようになり、
それにより「見立ての漏れが大幅に減少」するのではないだろうか。



そのようなことを思ったりしました。



今は臨床から遠ざかっているので、
その検証をすることはできませんが、
十中八九、関係性があると思います。


ただ舌診がテキストでパターン化したきれいな絵で学んだ場合と、
実際の場で舌をみせていただいてチェックしようとしたときとは、
大幅に見分けることが難しくなって感じるもので驚きました。

posted by スズキ at 03:18| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月27日

書籍紹介;「イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑」

最近は中医学の関連本がおいてあるコーナーしか足を向けることがなかったのです。

ですが中医学関係の書籍も基本のものを手に入れてきましたし、
最後の最後に「図説東洋医学基礎編」という、
イラストでほぼ東洋医学の大切な部分の基礎が書いてある大判の本を購入する予定。
当分は手持ちの本を勉強するにしようと考えています。
中医学関係の本を、
私の学習能力では十分すぎるほどのものを購入してしまいましたので。。。





それで神田神保町の書泉グランデで、
体関係の一般書をみていたとき。


アレクサンダーテクニークの日常生活でついついしがちな無駄な力みなどに気づかせてくれるというのがおもしろくて。
それにイラストが見やすくてわかりやすい本ですね。
体の無理や無駄やムラを教えてくれるところは、
「わかる〜!そうそう、そうだよね」と。

本当に体の使い方のこつをちょっと知っているだけで、
疲労の度合いは大幅に変わるんです。

本をみて、自分の体がそのお手本通りに即座にいくかどうかは、その人次第です。
もし興味を深めることができて身につけたいと願えば、
アレクサンダーテクニークのスタジオ等に連絡を取ってお世話になるといいでしょう。

体を疲れさせないような動きをしていけば、
自分の体も長く調子のいい状態で過ごせます。
知っておいて損がないし、難しいことが書いてなく見ていて楽しい本ですよ。



イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑


【毎日は“しんどい"があふれている。】

この本は、疲れないカラダの使い方を、
誰にでもわかるようにイラストで説明した画期的な図鑑です。

●肩こり、腰痛、頭痛、便秘、イライラ、不眠も改善!
●重い荷物、台所仕事、掃除&洗濯、階段、立ち&座り仕事がラクになる!
●1万人のカラダを変えた! 専門家がイラスト図解!

“思い込み"をリセットするだけでカラダは “ラク"になります。

「背骨はカラダのどこにあると思いますか?」
カラダの後ろ側? 背中? いいえ、違います。
背骨はカラダの真ん中にあります。

背骨が背中にあると思い込むと、筋肉が緊張して、首や腰に力が入り、
立っているだけで疲れてしまいます。

このように、カラダの構造は、なんとなく名称や位置を知っていても、
正しく認識できていないものです。

本書ではこれらを平易なイラストで解説することにより、
誰でも「カラダのしくみ」を理解でき、誰もが疲れないカラダの使い方ができる本です。
また、46種の日常生活のつらい動きや悩みを紹介。
疲れないカラダの使い方を解説しています。

◆主な図鑑収録内容
【自宅編】
靴下をはく/冷蔵庫から物を取り出す/顔を洗う下を向いてスマホを操作する/
台所仕事をする/洗濯物を干す/ドライヤーで髪を乾かす/布団の上げ下ろし/
重い扉(開戸)を開ける/重い扉(引戸)を開ける/窓を拭く/床を拭く/
寝返りを打つ/固いビンのフタを開ける/洗濯物の下をくぐる/掃除機をかける/浴槽をまたぐ

【外出編】
階段を上る/階段を下りる/路上で靴紐を結ぶ/重い買い物袋を持つ/
映画館で座りっぱなし/ライブで立ちっぱなし/電車に揺られながら立つ/
車から降りる/タクシーの奥の席から降りる/自転車で坂道を上る/
雪で滑りやすくなった路面を歩く

【悩み編】
肩こり/腰痛/頭痛/イライラ/声が通らない/目が見えづらい/
偏平足/無気力/不眠/便秘/アガリ症




posted by スズキ at 12:00| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書籍紹介「今日から使える中国伝統療法 刮痧(カッサ)」

私のおじやおばなどの御世話になっている親族ですが、
年齢が進むにつれて体に不調を訴えておられる方が多くなってきています。

その不調も現代の医療の発達により、
すぐに命に関わるものではありません。
ですがやはり先々が心配になるので、
なにかないかなと考えていました。


簡単で安全性が高く、それでいて効果があるセルフワークが可能なものは。。。とすると、

かっさ療法は、中国、台湾、韓国等では、血液の流れを滞らせるような状態を、
かっさプレートでこすることで改善させるものです。

以前もかっさプレートを使ってうまく筋膜部位をリリースができないか、
いろいろと試してみたのですが、大きめなカッサプレートが手に入らなかったためか、
希望する成果はでてくれませんでした。

ただ現在私が所有するベン石のかっさプレートについてのみ、
自身で試してみて効果を実感できたので、
そちらをいくつか購入して親戚に配ってこようかと。

ただ、そのときにプレートだけをわたされても、
使われずに放置されるのがオチですから。

できればわかりやすく症状別にどこをこすればいいかを書かれた本を購入して、
「ここを、こんな感じでこすってみてください!」とレクチャーできれば。







それで昨日は、かっさ療法について調べるため神田神保町へ。

その前に、上野の中国書籍の亜東書店 https://www.ato-shoten.co.jp/ にて、
中国本土のかっさ療法の本を探しにいってきました。
やはりネットで本のタイトルをみるだけでは、
なにが書かれているかわかりませんから。
めぼしいものを中国のかっさ本を2冊購入。





ただ次に向かった三省堂本店の医学書センターにあった以下の本のほうがあきらかにわかりやすい。

以下の本。
4014円と、専門書としては安価、一般書と考えれば高価という本ですが、、
私のニーズでは買ってみてお得感がある本でした。




今日から使える中国伝統療法 刮痧(カッサ)

刮痧療法は、中国で民間療法として発達してきた治療法なので、技術的にはきわめて簡単。しかも、治療効果は抜群に高い。  水牛の角などの器具で経絡、または経穴を刺激する(擦る)だけなので、だれでもすぐにできるという利点がある。 経絡と経穴の位置さえ間違えなければ、初心者がいきなり効果的な治療を行うことも決して夢ではない。  刮痧療法は、経穴の位置が完璧でなくても構わない。水牛の角などの幅のある器具でこする療法なので、1〜2mmズレた位置を刺激しても、経穴を刺激することが可能になる。  この新しい療法を治療に取り入れることで、だれでも治療家としての守備範囲が著しく広がることは間違いない。

著者孫 維良 判型B5判/206頁 オールカラー 発行者科学新聞社 発行年2016年
刮痧療法が動画でわかるDVD(約12分)付

主な内容
〈理論編〉
第1章 
刮痧療法
経絡学説/十二経脈/奇経八脈
第2章 経絡学説
刮痧療法の歴史/「刮」とは何か、「痧」とは何か/刮痧療法の効果と作用/常用する器具と媒質/刮痧の種類/刮痧の手順/
補瀉/施術の際の姿勢/施術する部位/刮痧治療のベースとなる理論/適用範囲と禁忌症

〈臨床編〉
症状別臨床
頭痛/胃下垂/腹痛/肋間神経痛/高血圧/五十肩/坐骨神経
痛/腰痛/膝関節痛/更年期障害/美顔/肥満など全60症例

巻末付録
刮痧常用反射区/背部脊椎対応区と臓腑器官体表投影区・相対
区/刮痧治療 臨床応用例(全13例)

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中国の本よりも上質な紙で大判なので見やすいです。


日本の整体でかっさで費用をいただけることはあまり聞いたことがないのですが、
お客様のひとりに、どちらか東京から離れたところにある整体院でベン石のかっさを勧められて、
プレートを買って持っているといっておられました。

私もセルフワークとしては、ベン石のかっさであればお勧めできるものと思います。
ただ治療院で、かっさ療法をしてお客様が来ていただけるかどうか。。。^^;
そこは難しいところがあるでしょう。

ただしエステサロン等をなさっておられる方には、
参考になる本の一冊かと思います。




posted by スズキ at 10:50| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月29日

書籍紹介:DVD「臨床家のための腹診入門」

腹診について。

私の仕事柄、
筋膜リリースが主たる施術業務と考えていました。

腹部の大腰筋や腹直筋や腹横筋等の問題がないかをみたり、
腹部の胃のところぽちゃぽちゃという音(振水音)を聞き、
腹部の大動脈の音を聞き、胃の音でその位置を知る。
温度や湿り気乾燥、痛みや左右の腰のクビレの差から腰椎のずれをみたり、、、。

それほど多くの要項までチェックをするようなことはありませんでした。


そうなった理由は、
書籍等の資料が出版点数がなくて、
腹診の基本書が手に入らなくて困っていたのです。

中医学の診断の本もデータ的には役立つものの、
臓器の位置を知る程度のこともできなくて基本が進まず適切なものではない。


そこで購入したのが以下のDVD。



医道の日本社からでている
臨床家のための腹診入門
()


以前もちょっとだけ紹介したのですが、
見れば見るほど、やっぱり、いい!!!
本当に参考になりますから。

あらためて紹介させていただければと。

こちらのDVD。
本当にわかりやすいもので、
最初こちらのDVDを見て小躍りしました。 ^-^ v


とても歯切れのいい解説の先生。
女性のお腹をずっと触りながら解説。

以下がサンプル映像です。


臨床家のための腹診入門【DVD】Abdominal examination
https://youtu.be/LVcgW21RBYw

こちらの映像を繰り返し見ていくと、
内臓の位置もわかりやすく解説して、
問題が出てきたときにはどうなるか。

東洋医学の腹診以前の大事なお腹の見方を教えてくれているのです。
ここが実はとても知りたかったことだったんですね。
お医者様や看護師様ではないため、
腹部の見方を具体的に教えていただける機会はなくて。
とても参考になりました。

後半に、東洋医学的な腹診の見方を教えてくれます。
腹診の本では見たり聴いたりしたことがない臨床上のノウハウを多数教えていただけます。


もし腹部の診断を大事にしようというボディワーカーの方がおられましたら、
ぜひご活用なさってみたらいかがでしょうか。

ちなみに私は医道の日本社のホームページにて
こちらのDVDが多少セールになっていて安価になっていました。

なので以下のほんと同時に医道の日本社で注文して手に入れました。


東洋医学ポケット用語集―知りたいこと、いっぱい!


ご参考までに。 ^-^
posted by スズキ at 11:21| Comment(2) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

書籍紹介:【増補改訂版 オステオパシーアトラス[WEB動画付]―マニュアルセラピーの理論と実践―】

私は、ここ最近。

医学書のある書店で中医学書籍コーナーに入り浸るのですが、
そんな私でもどうしても手に入れないといけないなと思えたオステオパシー系の本があります。
(一般書ではございませんので、あしからず ^-^;)





増補改訂版 オステオパシーアトラス[WEB動画付]―マニュアルセラピーの理論と実践―


・----------------------------・


内容紹介
アンドリュー・テイラー・スティルによって創始され、様々な手技により主に筋骨格系、頭蓋骨、内臓などにおける機能障害を治療するオステオパシー。
柔道整復師、マッサージ師、理学療法士、アスレティックトレーナーなど、多くの医療関連職種が実践しているオステオパシー手技について、原理およびそれれの手技について系統学的に解説するとともに、わかりやすく整理されている。
本書では、カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどよく知られた手技に加え、靱帯張力バランス、リンパ手技、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリース、高速低振幅(HVLA)手技、頭蓋骨オステオパシー、スティルテクニックなどオステオパシーで用いられるほとんどすべての手技を網羅し、手技の手順は1500枚以上のカラー写真を用いて解説。
また、写真上の矢印と注釈に従えば、読者は手技を容易に理解できるよう工夫されている。
骨格筋の構造検査、可動性検査、触診検査、脊柱と骨盤の分節間検査など、読者が症状の診断基準と治療手技を関連付けられるようになっている。
前版から数々の手技が追加・修正された増補改訂版。Webでテクニック動画も観られるので、より理解が深まる内容となっている。


第1部 診断におけるオステオパシーの原理
第1章 オステオパシー検査の原理
第2章 オステオパシーにおける筋骨格の静的検査
第3章 脊柱の可動性
第4章 オステオパシー触診
第5章 分節間可動性検査

第2部 オステオパシー手技
第6章 オステオパシー手技の原則
第7章 軟部組織テクニック
第8章 筋筋膜リリーステクニック
第9章 カウンターストレイン
第10章 マッスルエナジーテクニック
第11章 高速低振幅手技
第12章 ファシリテイティッド・ポジショナル・リリーステクニック(FPR)
第13章 スティルテクニック
第14章 靱帯張力バランス・靱帯性関節ストレイン
第15章 内臓テクニック
第16章 リンパ手技
第17章 関節手技と混合手技
第18章 頭蓋骨オステオパシー徒手医学

内容(「BOOK」データベースより)
理論から実際の手順まで!写真と動画で完全マスター。



・----------------------------・



こちらの本は増補改訂版で、増補改訂する前の版を持っています。


この度の増補改訂版の目玉は、
おどろくことにWEB動画で施術のやり方が解説してあるといいます。
それがたとえ英語であったとしても、役立つことは間違いないです。
すべての検査法や施術が映像で解説提供されているわけではないところが残念なところです。
私がこのテクニックの映像が見たいなと思えるものは、
だいぶ削られているので。。。

ただ以前にも増して内容が濃くページ数も600頁超で分厚くなりました。
お買い得スペックがあがりました。

これだけのお買い得感があると、
中医学に時間と費用をつぎ込む時期と心得ていても、
どうしても買わざるを得ない気持ちに駆られますね。

ひとつ気がかりな点は、以前の版とほぼ重なっているため、
前版をもっていても仕方がなくなるのがつらいことです。



オステオパシーの勉強をなさりたい初学者の方にはとっつきやすいかどうかは疑問はあります。
多数あるテクニックごとの基礎知識や出来た経緯などが 丁寧な解説がなされているわけではありませんので。
なのでいきなりテクニックをみせられても要点がわかったようなわからないようなものとなるでしょう。

その丁寧な解説は各テクニックの詳細が書かれている書籍か、
施術セミナーに通うか、施術家の先輩方に手ほどきをうけることにゆるずものです。

ただ広大なオステオパシーの全体像の一部のテクニックの紹介ですが
簡潔かつコンパクトにかゆいところにまで手が届くテクニックのセレクトで、
これだけしっかり習得することができるならば。。。



価値ある一冊だと思います。

posted by スズキ at 12:29| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

書籍紹介:【ハンディ版 舌をみれば病気がわかる】


昔は、西洋医のお医者様でも、
「ちょっと舌をだしてください」とおっしゃられて、
診断の参考になさったことを覚えている方もおられるでしょう。

舌の形状や色、舌のコケ、舌の小さな突起などから、
舌裏の静脈の様子や筋の様子など、
人によって様々な状態の個性があるものです。

例えば、舌の色が赤くなれば、赤くなった理由があって、
その理由から身体の状態を読み解くことができるのです。



中医学では舌を診断のひとつとしております。
その検査行為を舌診と呼びます。
舌診とは、中医学でいうところの「望診、聞診、問診、切診」の四診と呼ばれるものうちの
望診>に含まれる重要な診断方法の一つです。



最近、私も舌診の本も、真剣になって選ぼうと思っています。
専門性の高い本も多くあり目移りします。
「臨床家のための舌診のすべて」「舌診論[改訂増補版] 新・臨床中医学 舌診篇」など、
気になる本は山のようにあり、
今のところは選べずにいます。

絞り込むって難しい捨てる作業となりますから、
何が必要で、何が不要かという視点を得られるまで、
今の私の目は成長していないんだという実感をひしひしと感じます。


つらいものです。。。


そのようなおり、
たまたま図書館で借りた以下の本。



ハンディ版 舌をみれば病気がわかる

内容
舌はからだの鏡。毎日1回、舌を観察するだけで、
かくれた不調、病気のサインを素早くチェック!気になる82例と、
今すぐできる対策をやさしく解説。



一般書ですが、専門書にしか書かれていないような詳細な分類を試みて高度な内容を伝えてくれている。
素人でも本格的な内容で自分の舌の情報を読み込むのにはうってつけですね。

わかりやすさを重視して情報量を削った一般書とは違い、
情報量はかなり多く掲載してくれていて役立つものです。


舌の正常状態から離れたコンディションに分類されていて、
症状や心配な病気が具体的に語られていて参考になります。
それに食生活の対策や生活習慣の対策まで解説してあって。
かゆいところに手が届く感じです。


脈診などは、実際にスキルとしてその習得は容易ではない。
でも舌診断の場合は、自分で鏡を用いて観察すればいいし、
事のほか容易に思わぬ問題点を発見できることもあります。
またご家族の健康状態をチェックするのにもいいでしょう。
特に舌診は興味深く消化器系の問題を分からせてくれます。
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2019年06月03日

書籍紹介:【  図説・霊枢 現代語訳(鍼経) 】

昨今、中医学の診断法について学ぼうとしていたのです。

今まで以上にお客様の状態を分析的に中医学の診断技術に照らし合わせて観ていくということは、
情報収集の点で大きな飛躍となります。

ただ、課題がそこにはありました。


鍼灸師または薬剤師の免許を持つ漢方医であれば、
そのまま診断から得られた弁証通りに対処する法のやり方が指示されています。

ですが私の得意としている筋膜リリースでは、どうすればいいのか?
そこについては当然ながら、中医学の古典から指示があるものでもなく、
診断が私の持ち手の技術による対処というように直結できない点をもどかしく感じていました。


そこをどうにかしないと先に進んでも路頭に迷うのは必至で、
渋谷のジュンク堂の中医学の書籍が置いてあるところで探していたのです。



そこで見つけ購入したのが、次の本でした。


東洋医学概論の解説書 図説・霊枢 現代語訳(鍼経)



(※こちらは専門書ですから、一般の方におすすめする本ではありません)


本書に経脈篇、経別篇、経筋篇では、
私が今まで見たことがあるイラストが掲載されていました。

「やはり私のワークでは、経筋、ここに帰っていくしかないのか」と思って眺めていました。




ですが経脈篇のイラストをよくみると。
私が中医学には精通していないためか、
見たことがないほどわかりやすく詳細に経脈の流れが把握しやすいのです。
驚きました。


それぞれの経絡ごとに違いはありますが、
凡例 として 「経脈、絡脈、経穴、絡穴、交会穴、属する臓腑、絡まる臓腑、経脈の走行」など、
ぱっと見た瞬間に体内を通す流れを持って様子が要点を得て伺えてしまうのです。

もちろんそれは経絡図などを見たことがないという人には「?」というものです。
ただ腰が痛いのになんで、こんなところを解かれないといけないの?というのも、
この図をみて解説されればすっきりわかるでしょう。
それに線が臓器と交わる様子もひと目でわかります。


私は頭の中がこの経脈図のイメージにより、すっきりしました。
その像を膨らませて、私の施術へ活かせるヒントを得られればと期待しています。



本書の現代語訳してある読みやすい霊枢では、
人体について病理上の知識を多く学ぶことができます。
個人的な見解ですが深層筋を解くボディワーカーの必携の書ともいえそうですね。

そのような感触を持つことができました。
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2019年06月01日

書籍紹介:最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ Kindle版

最近、私個人、東洋医学の関心が高まっています。

そこで私と同業者ではない一般のお客様から
「私も興味はあるのだが、どういった本を手にすればいいのか?」
と質問をいただきました。

東洋医学の一般書として。




最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ Kindle版
仙頭正四郎
(監修)


東洋医学の専門家気質では、分析的に明晰に本を読む人が多くて、
詳細に読み込むと疑問点を発見なさるのは常です。
上記の本。
ときどきこの本はKindle販売されて安価になっているようですが、
(6月1日現在)Kindleでダウンロードで購入すれば99円です。

東洋医学概要を押さえられてこの価格であれば、
多くの方が納得できるのではと思います。

本書には「経脈&経穴網羅マップ 及び 薬膳食材リスト」というポスターが付属しているのですが、
Kindle版では、そちらはPDFファイル(ファイルサイズは160MB程度あります)をダウンロードへというので対応してくれています。
おおよその経穴が網羅できるマップがあると、役立つんです。





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2019年05月15日

書籍紹介「死にたくなければ毎日「脈」だけみなさい: 健康状態を3本の指で測る「セルフ脈診」」

脈について。

いま、私が読んでいる本は、難解。
ほんとうに中医学の基礎がわかって、
初めてそれはそうだと、うなづきながら楽しく読めるようになるでしょう。

まだそうなれるのは、私にとって先々のことですが、
脈を見て自身の貴重な情報を読み取る習慣があれば、
人は健康面の維持がしやすくなると思います。


脈は、そのときどきの心身の状況や状態で変わります。
自身を客観的にモニターできる道具にもなります。



たとえば、下記に紹介する本の中に、
昔、とある村人の多くの脈をみた医師が「これから津波が起きるから、すぐ、逃げろ!」と。
つまり、医師が村人の多くを脈をとったとき、
その村人たちに死脈と呼ばれる脈が現れていたのだそうです。
すると、その医師の言葉通り村は津波に飲まれました。
そして高台に逃れた村人の脈を新たに見ると、
先程までの脈が変わっていたといいます。。。

ほんとうかどうか、、、という逸話ですが、
確かに脈を占いに使うという人がいると聞いたこともありますし。



健康に生き続けるために、
脈をみれるようになれるメリット。

ありそうですよね!

脈を学ぶ手間はかかるが、
その後は一円のお金もかからない検査法です。




そこで脈に関する一般書を探して見当たったのが下に紹介させていただいた本です。


死にたくなければ毎日「脈」だけみなさい: 健康状態を3本の指で測る「セルフ脈診」


内容紹介
世界のセレブたちから予約殺到の「脈診」
体調不良のサインは脈にあり!
本書の著者は大阪にて、中医学をベースに約3万人の『脈』を取って、セルフ脈診「ユミエパル」を開発。2011年からUAEのドバイに活動を広げ、現地の人の膵臓がんを発見したことが大きな話題となり、UAEのロイヤル・ファミリーや政府関係者からもオファーを受けるほどになった。その模様はNHK「ルソンの壺」でも紹介され、さらなる反響を呼んでいる。
本書ではセルフ脈診の方法を解説。左手首の脈を右手の人差し指、中指、薬指の3本の指を当てるだけで、血流の滞り、血管のつまり、血圧の高低が即座にわかる!
脈は遅すぎても速すぎても、強すぎても弱すぎても、その状態が長く続くと病を招く。脈診術と食養により、血流を常に正常に、フラットにコントロールすることで病を予防し、健康状態を保つことができるのだ。

本書の内容
プロローグ 世界のセレブリティが認めた「脈診術」の衝撃

Chapter1 脈を“診る"ことは健康状態を知るバロメーター
あなたの身体は「脈」が一番知っている
正常な脈にコントロールする 食養の真実
脳はウソをつくが、血流はウソをつかない
左手首だけを診ればOK セルフ脈診のやり方

Chapter2 あなたの脈はマグマ脈 or 氷河脈?
脈診でわかるあなたの体調
3つの脈+ツボですぐわかる! 身体のシグナル
脈の強弱パターンで病気のシグナルを受け取る!
男性は氷河脈に、女性はマグマ脈に近づける

Chapter3 食べたいものをガマンしない! 脈診食養術
身体を温める食べ物・冷やす食べ物
自分が普段食べ過ぎているものを知る
脈をフラットにする「食べ方」を選ぶ
脈診1~3別に食材を選ぶ
ダイエットと脈の深~い関係
朝の一杯で身体が変わる
調味料で「温・冷」をチェンジ!
脈診食養術では食品制限はなし
脈は「食べて60秒」で結果を出す

Chapter4 体調も運もUPする! 脈診生活のススメ
心のアップダウンを「脈」でコントロールする
その疲れは身体ですか? 心ですか?
脈タイプ別 入浴&睡眠のコツ
大事なプレゼンの前は脳に効く牛丼を!
ピンチのときは氷と炭酸水でレスキュー
脈はあなたの心の状態を伝えている

巻末資料 脈診食養術 「温」「冷」「平」食材リスト



以上が、本書の紹介内容でした。


脈をみることについて。
私が学び出したとき、
一番わかりづらかったのは、
脈をとってもらったことがなくて、
どんなタッチで指を接触して情報を獲ればいいのか。

そこが皆目見当がつけられず、
つねにこれでいいものだろうか???
と不安があって、それが診るときに目を曇らせて自信を失墜させていたものでした。。。。

後に指の置く場所もかなりずれて間違っていたことを他の先生より指摘されたときには、
技術面での本からの学習は怖いな、、、と痛感しました。

一旦間違えて覚えてしまうと、
体はその間違えをそのまま記憶してしまいます。
その間違えたままの癖が抜けずに後々脚を引っ張られました。。。


だからできれば脈をとる方法は、第一回目の指の置き方や8グラム程度で押さえる感覚など、
実地で信頼置ける先生に教えてもらうようにできれば理想でしょう。

そして本書には25もの、このような脈パターンであれば、このような症状が出やすいですよ〜という、
脈パターンが掲載してあって、そこが面白いですね。

脳鬱血になりやすい脈
脳梗塞になりやすい脈
大動脈瘤を起こしやすい脈
肺炎になりやすい脈
心不全になりやすい脈
心筋梗塞になりやすい脈
肝炎・肝硬変になりやすい脈
胆嚢炎になりやすい脈
胃炎になりやすい脈
膵炎になりやすい脈
糖尿になりやすい脈
腎炎になりやすい脈
前立腺肥大症になりやすい脈
子宮筋腫になりやすい脈
妊娠しやすい・妊娠したときの脈
うつ病にになりやすい脈
不眠症になりやすい脈
認知症になりやすい脈
アトピー性皮膚炎になりやすい脈
花粉症になりやすい脈
パーキンソン病になりやすい脈
インフルエンザになりやすい脈
バセドー病になりやすい脈
甲状腺機能低下症になりやすい脈
免疫力が低下しやすい脈
ニキビ、肌荒れになりやすい脈


など、脈でその傾向が出ているかどうか。
やり方を知ればセルフチェックもできます。

だったら、ちょっと自分の身体の傾向を見て、
気になるような脈が打っていたら本書のデータに当てはめてみて、
問題が有るか否かをチェックしてみるのもいいでしょう。


たとえば、ちょっと物忘れが厳しくなってきたな、、、と思えたら、
「認知症になりやすい脈」をみると、寸口・関上・尺中ともにすべてが「弱く」脈がうつのです。
と、そうなる傾向があるようなので、脈でチェックしてみて、
ドンピシャだったら、、、必死に脈を強めるよう治療を受けるなり、
自身でエクササイズをはじめるなり、頑張ってみるといいでしょう。




もちろん脈をとる行為は医師の診断に変わるものではありません。
医師の診断を優先として考えていただくこと。
そこは重要です。

ただそれに加えて、日頃から自分の体を自分の管理できるようなやり方で、
極力、体質や体調を客観的に把握する幅を増やすのはいいことでしょう。
健康維持にも自信がわいてきますよね。




そして本書の面白いところは、
漢方の陰陽五行などは語らずに、
このマグマ脈と氷河期脈という2つのイメージしやすい脈名を命名して、
その脈ならばこの食材で身体の陰陽をバランスよくしていきましょうね!
と、食養生で、脈でわかった体質を改善させようと試みています。
そこも、興味深いですね。



もし脈ってどうやってとればいいの?とか、
脈で得た情報をどう生活面で活用すればいいの?などの希望を、
平易な文章で理解して利用したいならば、本書はわかりやすい本だと思います。


posted by スズキ at 10:01| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

書籍紹介:『コリと痛みの地図帳 プロが教えるマッサージの処方箋72』って、いいかも!


いま書店で、高々と積まれている本で見たことがある人、手にしたことがある人もいるんじゃないかな、
という本です。


コリと痛みの地図帳 プロが教えるマッサージの処方箋72

この本はほんと私が見ても丁寧に「ここ、アプローチすると効くんだよね!」といった
マッサージのポイントや仕方がわかりやすい写真やイラストで紹介しておられます。


私の知り合いの施術をなさっている先生の書棚にも置いてあって、
そちらでちらちらっとみさせていただいて、
「これ、あなどれないな」と感じました。


私が見ても勉強になりますし、
一般の方が見ても丁寧にわかりやすいので。

ペアマッサージやセルフマッサージにも活かせるんじゃないでしょうか。


●肩こりは“鎖骨の下”を揉め!? 痛みとコリの原因を“地図”で解説!
●不調の原因がわかれば誰でも“プロの効果”が出せる!
●「筋膜」「トリガーポイント」「ツボ」「経絡」身体を知るためのキーワードをやさしく解説
●マッサージは1人でできる“セルフ”と2人で行う“パートナー”を掲載
●「もむ」「押す」「つまむ」「さする」「ゆする」写真をふんだんに使ったわかりやすい技術解説

●さまざまな不調をマッサージで改善!
肩こり/腰痛
頭痛/あご/口内炎/歯の痛み/首の痛み/肩の痛み/急な腹痛
背中の痛み/足のつけ根痛/ひざ痛/痔
冷え性/倦怠感・無気力/不眠/うつ・イライラ/目・鼻・呼吸器の不調
吐き気/食欲不振/胃もたれ/便秘/生理不順/頻尿・尿もれ

とのこと。



ご家族でペアマッサージ等をなさりたいというニーズには、
かなりマッチした良書だと思います。

また施術院で新人さんが研修するときにも、
テキストとして差し出して頭に入れておいてもらえれば、
質の高い研修用のサポートブックになってくれるでしょう。


posted by スズキ at 14:51| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日

書籍紹介【ポジショナルリリーステクニック 】追伸あり


ポジショナルリリーステクニック

上記の本を購入しました。

ポジショナルリリーステクニック」は、
もとがオステオパシーのストレイン・カウンターストレインで、
私がさりげなくつかう施術法のなかでは群を抜いて効果もあり、
気に入っているもののひとつです。

今回購入した本。




本書に載せてある治療法の手順を文字で追って読み込むことでも、
ある程度の施術内容は把握できますし、
簡潔にわかりやすくも書かれてあるという印象を受けました。

すでに私自身がカウンターストレインやポジショナルリリースについて、
他の書籍で学んできたからというところでもあるのでしょう。

ただこのたび購入した本の内容だけでは、
他のすでに発刊されているカウンターストレイン等の本のほうが、
イラストや写真が大判で見ることができるなどわかりやすい面がありますね。

特にストレイン・カウンターストレインの生みの親のジョーンズ博士の本が、
私にはバイブル的存在。
カウンターストレインもポジショナルリリースとして、
すでに進化した内容が公開されていても、、、です。
「へぇー、本当にカウンターストレインって、リリースが即効でおきるわけだ!」
と驚きながらページをめくり、試行を繰り返し学んだ本で、
そちらへの愛着というものなのでしょうか。



そしてこのたび購入した本書「ポジショナルリリーステクニック」の特徴として。
「ELSEVIR社」の「Elsevier eLibrary」ホームページにて登録をし、
本書の表紙裏にあるスクラッチ下のPINコードを入れることで、
ネット上で本書の内容のすべてが本を見るかのようにパソコン上で
表示閲覧できるようになっているんです。

そこはお得感がありますね。





ただ困ったこともありまして。。。
現在、以下の内容で出版社のほうへ問い合わせ中で回答待ちです。

「ただひとつ、困ったことがあり質問させてください。

さっそく
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
のサイトを訪れまして、登録をしようとトライしましたが、
いまだに登録できずにおりまして、
ご指導いただければと願っております。



引っかかっているところは、
ランダムに表示される本書内の部分がパスワードになっており、
What is the fourth word in the second paragraph of chapter 7?
というところの、
第7章の第2段落の第4の言葉は何ですか?
等の、言葉の指定が”英語”ならば文字ごとに文節があり、パラグラフとしてわかりやすくありますが、
購入させていただいた本書は日本語の和書です。

「日本語でもパラグラフを指定できるのか?」

というところで、頓挫しております。

どのようにすればよいかをご指示いただけましたら幸いです。」





私自身が本書を購入に踏み切ったというのは、
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
という、こちらの映像をぜひ見てみたいというところでして。
まだ視聴できてはいませんがこちらの映像コンテンツがあれば、
¥ 6,264の本書の購入にかかる出費はあきらかに安いものとなりましょう。

そして、、、おそらく本書の本部分だけでしたら、
私は、本書の購入を数ヶ月はためらいながらいたでしょう。
本書の内容は私がいままで知らなかった点なども、
多く伝えられている良書ですからやがては購入に踏み切るでしょうが。
すぐにぜひ手元においておきたいというものかどうかは、
別の本との兼ね合いで、優先順位は高くはありませんでした。

「・・・でも、映像で見て学べるなら、役立つ度合いは高いから」と、
そこを押しで即、購入を決めたのです。



それが、どうもうまく映像が視聴できるウェブサイトに登録できないでおりまして、
いまだに映像を視聴して学ぶことができません。 ^-^;




どこか私が登録法について微妙な勘違いをしているのか、
または、
どこかに出版社が用意した登録法の説明書きがあるのか。


ときどき登録法がわからずにさまよい続けることがありますが、
困った感じです。

うまくサイトへの登録ができて映像教材までたどり着ければいいのですが。。。





追伸:2018年10月25日


出版社に問い合わせたところ、
「ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com)には、
PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。」
というところの訂正箇所があるとの連絡がありました。

× ウェブサイト(www.chaitowpositionalrelease.com) 
○ ウェブサイト(www.expertconsult.jp)      

とのこと。
するとアンドロイド端末で、指定されたサイトをチェックすると、映像は見ることができました。

映像内容は、私にはあまり、う・・・。それほど、役立たなさそうだという箇所が多いというのが実感です。 ^-^;
ここは施術傾向の個人差がありますから、いたしかたないところでしょう。

また「200枚以上のダウンロード可能な図」というのは提供されていないようです。

もしそこまでの利用を希望する方がおられるようなら、
洋書版の原著を購入すれば著者運営サイトに入ることができますので。
そちらへお進みなさるのがよろしいでしょう。


ただ、、、ウェブサイト(www.expertconsult.jp)  なのですが、
アンドロイド端末では映像が視聴できているのですが、
私のパソコン(OSはwindows 7、ユーチューブ等の映像サイトは普通に見れます)では映像部分が現れてこなくて。
単なるコンテンツタイトルが表示されてその下にノートエリアがあるというけったいなサイトになっておりまして。

そこで今回は、とまどって、出版社に幾度も問い合わせをさせていただいた次第です。
そこの回答はいただいておりませんが、
アンドロイドタブレットで観れるから。
そこはいつか回答がいただければいいな程度のことでして。


ネット上でのツールは便利でもありますが、
紙の本よりも複雑なものです。
 ^-^;
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2018年10月02日

書籍紹介:『限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ』

先日、以下の本を当ブログで紹介させていただきました。
2018年09月12日
書籍紹介:『動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント』

フェルデンクライス・メソッド系の良書です。
フェルデンクライス・メソッドでエクササイズをするときに、
なぜ脳の身体操作を変えてくれるものなのか。
わかりやすく紹介するもので、日頃フェルデンクライス・メソッドをひとりでおこなっているときに、
どのような動きを意図しようかなどがふわふわした言語化しづらい感じで命令をだしていたところが、
なんだかこんな言葉がけをすれば動きに無理や無駄が消えるのだろうなという表現がしてありまして。
印象に残ります。

重ね重ね、白井様から良書を頂戴いたしまして、感謝いたしております。


動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント


そしてこちらの本が私の書棚にあるのを、
フェルデンクライス・メソッドのプラクティショナーコースを通っておられ、
もうすぐご卒業なさってプラクティショナーとなる方が見つけられまして。


「このアナット・バニエルさん、よいよね。
 あとこの本と同時にもう一冊別に本が出版されているんだよね」

と教えてくれまして。


えっ、アナット・バニエルさんの本なら、ぜひ、読みたい!
と思いまして図書館で借りてきました。 ^-^

それが以下の本です!!!


限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ


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内容紹介

身体を通じた脳への働きかけが、ハンディと限界を超えさせる──
驚くべき変化と可能性を伝える。

脳性まひ、自閉症スペクトラム、ADHD、診断のつかない発達の遅れなど、
スペシャル・ニーズの子どもとの
30年以上にわたる米国での取り組みと成果を紹介。
子どもの脳と身体・感覚とのかかわりに着目し、
「できること」を大きく広げていくためのアプローチを提案する。

動くこと、話すこと、考えることの発達に、
子ども自身の力を大きく引きだす
「9つの大事なこと」とは──?

「直すための訓練」という発想から転換し、
可能性に開かれた道をさししめす。

ノーマン・ドイジ(『脳はいかに治癒をもたらすか』著者、精神科医)
マイケル・マーゼニック(脳科学者)
ジル・ボルト・テイラー(『奇跡の脳』著者、脳科学者)らが推奨する、
「脳の可塑性」を利用して力をひきだす実践法、
アナット・バニエル・メソッド、初邦訳。

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ちょっと話が、脱線してすいません。


たまたま私のボディワークのこころの師匠と目しておられる方が、
「being  と doing」 の違いについてメールで解説してくれていまして。

ざっくり文章を短くさせていただくため、
はしょって言わせていただければ、、、。

外圧等でクライアントの心身状態を書き換えようとするものを doing 。

それに対して、
クライアントが内側に秘めている可能性を開花させるための一助として働くのが being 。

まさに限界を超える子どもたち──脳・身体・障害への新たなアプローチ being そのもの。

この本のなかに描かれた体験談を通して。
脳性まひ、自閉症スペクトラム、ADHD、診断のつかない発達の遅れなど、
スペシャルニーズのある子供たち自身の力を引き出す様子には魅了されます。

そこには力強く自分の限界を超えていく子供たちがいます。


「動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント」の本のような
フェルデンクライス・メソッドのエクササイズがわかりやすく積極的に紹介しているものではありませんが、
この本の隅々を読み込むことを通して、
やはりフェルデンクライス・メソッドの要点を胸に刻むこともできるでしょう。



私も、自分の内側で限界を設けてしまい、
そこから抜け出せなくなってもいるでしょう。

自分を育てるための身体的なアプローチですが、
実際にやっていくうちに禅をなす際の脳波の落ち着きを得られる。
セルフコントロールが可能とするためには、
自身の内側を見つめる「観察力」が必要です。

そのようなセンスを増すためには、
よくこのようなメソッドを学ぶことは大変な力となると思えてなりません。


posted by スズキ at 17:17| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

必要な用途を持つ本だが、なんとなく購入を踏み切れない本『筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて』

数日前、渋谷ジュンク堂にて。



筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて



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内容紹介
原題『FASCIAL DYSFUNCTION-Manual Therapy Approaches』

世界屈指の専門家たちによる筋膜アプローチ集

本書は、マッサージやマッスルエナジーテクニック、トリガーポイントリリースなど、筋膜に対する徒手療法を解説した、筋膜治療の決定版です。
筋膜研究の第一人者であるウェストミンスター大学名誉フェローのレオン・チャイトウ氏が編者を務めています。
構成は大きく、セクション1とセクション2に分かれています。
セクション1では筋膜が有する多くの役割、機能障害の評価、触診法、治療の機序などついて概説します。
セクション2では、筋膜へのアプローチ集として、全15の治療法が登場。
国際的に認知されている研究者・臨床家たちが、臨床に役立つさまざまなテクニックについて、その適応範囲や効果のエビデンス、応用法までを解説していきます。
現時点における筋膜のエビデンス、そして主要な治療法を丸ごと知ることができる1冊です。

●目次
SECTION 1 筋膜の基礎
CHAPTER 1 筋膜の機能:臨床的関連性の科学的説明
CHAPTER 2 筋膜の機能障害と疾患:原因、影響、適応する徒手療法
CHAPTER 3 姿勢評価
CHAPTER 4 付加的な全身および局所の評価
CHAPTER 5 回復を妨げる要因の除去:治療機序と筋膜

SECTION 2 筋膜へのアプローチ集
CHAPTER 6 ボウエン・テクニック
CHAPTER 7 結合組織マニピュレーションとスキンローリング
CHAPTER 8 スポーツ・運動療法における筋膜トレーニング
CHAPTER 9 腰痛に対する筋膜マニピュレーション
CHAPTER 10 筋膜の解きほぐし
CHAPTER 11 靱帯張力バランステクニック
CHAPTER 12 器具を用いた軟部組織モビライゼーション
CHAPTER 13 マッスルエナジーテクニック
CHAPTER 14 筋膜誘導療法
CHAPTER 15 神経筋テクニックおよび関連する軟部組織マニピュレーション
CHAPTER 16 ポジショナルリリーステクニック(カウンターストレインを含む)
CHAPTER 17 ロルフィング構造的身体統合法
CHAPTER 18 瘢痕および癒着のマネジメント
CHAPTER 19 マッサージ療法と筋膜
CHAPTER 20 鍼治療を含むトリガーポイントリリース法

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という本をチェックさせていただきました。

ネットで買うかどうか迷っていたものの、
立ち読みをして目を通したのなら買わなさそうな感じがしていたのですが、

『CHAPTER 6 ボウエン・テクニック』というところには惹かれていまして。

ただこの本の内容からはボウエンテクニックの効果効能はパイロットケースとしてこのようなことがあるとか紹介され、
なぜ効果がでるだろうかというところに固有受容器(こゆうじゅようき)、その他の専門的な解説が付されていた。

受容器、レセプターとしての皮膚部分の感知力って、そこから内部にも刺激的影響が及ぶというのはわかりますが、
私には経絡刺激からの成果としてボウエンテクニックの影響を考えて説明していかれたほうがしっくりくるような気がしてなりません。


ただ私がかつてネット上でボウエンテクニックの情報を得た内容が本書に和文で取り上げられていたところは興味深い。
それだけではなく、日本の脳梗塞後遺症をお持ちの患者様に取りまして、非常に意義深いことだと思えてなりません。

脳梗塞では昔は6ヶ月以内ならば機能回復がしやすい時期で、その期間が過ぎると向上にスピード感がなく現状維持になるとされていました。
ですが昨今では、6ヶ月以降でも機能回復が可能だという臨床医の実証的な内容も具体的例として挙げられています。

ただそのようなやりかた以外でも、
もしも海外で取り入れられていて、
すでに成果が出ているノウハウがあるとすれば、
それは取り入れてみてもいいのではないだろうか。

ボウエンテクニックも、そのようななかのひとつとしてあげられます。



慢性脳梗塞後遺症をわずらわれておられる方々にパイロットケースとして
ボウエンテクニックを受けていただいて成果を調べたというないようです。

14名の方に、3ヶ月で13回のボウエンセラピーのセッションを受けていただいた結果、
身体的機能向上が測られ、健康面のアップ。それに社会性も。
ただ握力テストではが思ったようにはあがらなかったそうです。


私自身、この文章をネットで英文にて見つけて、
ボウエンテクニック、すごいね!と感じて講習会に通いだした一年前を思い出しました。




実際には、こちらのパイロットケースでは英米人が受けたというものだから、
まんま、日本人に落とし込むことは私は期待しておりません。

英米人の多くは、気の流れが陰陽どちらかと申せば、<陽>に傾向する反応がとても出てきやすいものたち。

日本人の多くは、気の流れが陰陽どちらかと申せば、<陰>に傾向する反応がとても出にくいものたち。


経絡治療をなさっている先生方とお話をしても、
陽の気の流れを持ち続ける英米人と特に昨今の陰に気が傾く日本人との違いの差は大きいということで同感するとのこと。


それにおそらく上記の慢性脳梗塞による後遺症を改善させたボウエンテクニックのプラクティショナーは、
想像するに私のようなボウエンテクニックの技術発揮についてまだまだこれからというものではないはず。


そのようなところも、日々、私の仕事の施術中にボウエンテクニックを取り入れさせていただいて、
修練として益するところとさせていただくことで、
どうにか前進してはいるものの。

いまはまだ直接、脳梗塞後遺症を持つ方のセッションを純粋なボウエンテクニックのみではおこなっておらず、
今後の私自身の「やってみなければ、なにも、はじまらない」という勢いというか勇気というものを発揮することを待たれているところです。





それにしても、、、迷うところは、上記にあげさせていただいた本を買って、
このように本にもボウエンテクニックの成果について書かれていますよね!と
一部の興味関心のあられるお客様に見せて信用を得るためのプレゼンツールとして購入に踏み切るかどうか。


あんまし、それ以外の目的の記事以外ではあまり特段に私にとってこれは目新しいとか気が惹かれるといったものがなくて。。。
(※ これはあくまでも個人的感想であります。
   他の先生方ならば、手になさって参照していただければ、
   筋膜療法の広きにわたって見渡せるため重宝するものかもしれません。あしからず m__m)


ちなみにこの本のなかで紹介されている内容では、
一切のボウエンテクニックのテクニック自体は解説されていません。

ボウエンテクニックの独特なムーブについての解説部分は、
私としては「?」とピンとこない感じでもありました。

そういったところもこれを欲しいとは思えなくさせられる。 ^-^;
久々に、ほんとうに悩ましい本のような気がする。

posted by スズキ at 04:35| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

書籍紹介:『筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて』

先ほどは、ぜひ買おうかなと思う本を紹介させていただきました。
『筋膜ディストーションモデル 「筋膜歪曲モデルを通してのオステオパシーと整形外科の統一」』
これは、即効で私には役立ちそうな本です。



そして最近、他にも筋膜系の徒手療法について紹介する本が出版されております。

筋膜系の翻訳本の出版ばやりでございます。 ^-^





筋膜への徒手療法―機能障害の評価と治療のすべて


■---------------(内容紹介 ここから)----------------------■

内容紹介
原題『FASCIAL DYSFUNCTION-Manual Therapy Approaches』


世界屈指の専門家たちによる臨床に役立つアプローチ集!
筋膜に対する15の治療法を丸ごと1冊に!
マッサージ、マッスルエナジーテクニック、トリガーポイントリリース法、運動療法など。

本書は、マッサージやマッスルエナジーテクニック、トリガーポイントリリースなど、筋膜に対する徒手療法を解説した、筋膜治療の決定版です。
筋膜研究の第一人者であるウェストミンスター大学名誉フェローのレオン・チャイトウ氏が編者を務めています。
構成は大きく、セクション1とセクション2に分かれています。
セクション1では筋膜が有する多くの役割、機能障害の評価、触診法、治療の機序などついて概説します。
セクション2では、筋膜へのアプローチ集として、全15の治療法が登場。
国際的に認知されている研究者・臨床家たちが、臨床に役立つさまざまなテクニックについて、その適応範囲や効果のエビデンス、応用法までを解説していきます。
現時点における筋膜のエビデンス、そして主要な治療法を丸ごと知ることができる1冊です。

●目次
SECTION 1 筋膜の基礎
CHAPTER 1 筋膜の機能:臨床的関連性の科学的説明
CHAPTER 2 筋膜の機能障害と疾患:原因、影響、適応する徒手療法
CHAPTER 3 姿勢評価
CHAPTER 4 付加的な全身および局所の評価
CHAPTER 5 回復を妨げる要因の除去:治療機序と筋膜

SECTION 2 筋膜へのアプローチ集
CHAPTER 6 ボウエン・テクニック
CHAPTER 7 結合組織マニピュレーションとスキンローリング
CHAPTER 8 スポーツ・運動療法における筋膜トレーニング
CHAPTER 9 腰痛に対する筋膜マニピュレーション
CHAPTER 10 筋膜の解きほぐし
CHAPTER 11 靱帯張力バランステクニック
CHAPTER 12 器具を用いた軟部組織モビライゼーション
CHAPTER 13 マッスルエナジーテクニック
CHAPTER 14 筋膜誘導療法
CHAPTER 15 神経筋テクニックおよび関連する軟部組織マニピュレーション
CHAPTER 16 ポジショナルリリーステクニック(カウンターストレインを含む)
CHAPTER 17 ロルフィング構造的身体統合法
CHAPTER 18 瘢痕および癒着のマネジメント
CHAPTER 19 マッサージ療法と筋膜
CHAPTER 20 鍼治療を含むトリガーポイントリリース法



■---------------(内容紹介 ここまで)----------------------■


こちらは筋膜系の施術法を多数集めた概説本。
おそらくよほど目新しい箇所がない限り、
私は買わなさそうな気がしますが。

実は私が講習会に通い習っていたボウエンテクニックについて
こちらの本は取り上げてくれているようです。

SECTION 2 筋膜へのアプローチ集
CHAPTER 6 ボウエン・テクニック


とのことで、とりあえずこちらのページは、どのようにボウエンテクニックが紹介されているものか、
そのうち渋谷か池袋のジュンク堂等でチェックしに行こうと考えています。
和書でボウエンテクニックについて語られている本って、
ほんとうにまれでありまして。

その意味ではとても価値のある本。


もし、興味のある方がおられれば、医療書籍の置いてある書店でチェックしてみてくださいね。^-^
posted by スズキ at 16:36| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする