2021年09月06日

「経穴人形の新規購入」と「経穴探索用のスティックを使い朝顔の手の操作で刺激が入ると、劇的!?」


いままで利用していた経絡人形はたいへんに気に入っているが、
ソフビが茶けて古くなりました経穴印刷が見づらくなりました。


それで60cmサイズの経絡人形を新規購入しました。

・サイズが60cmと大きく、経穴印刷がみやすい。経絡線がカラーで識別しやすい
・腕が動く(商品説明には書かれていなかったが、すばらしい!!)
・中国製で、安っぽい白のイメージですが、お買い得品だと思う。 ^-^


経絡人形の顔.png





商品の説明
人体模型 教材用「 男 」手刻 鍼・灸・経穴人形 60cm
★鍼灸経穴人形には正経十二経、任脈、督脈を色別で配し、経穴を表記しています。経穴名は中国語表記です。経穴・経絡の学習や研究に・・ディスプレイ用としてもインパクトの強い模型です。
★経穴名、取穴部位、効果など詳しく解説(初心者の方でも分かりやすく)した解説書付ですので、ご自身・ご家族の健康管理にぜひご活用ください!  
原材料:PVCプラスチック
サイズ:60cm
原産国:中国 ■商品特徴
・極めて高いコストパフォーマンス
・手作業による丁寧な仕上げ耐久性があり折損の恐れが少ない
・模型表記は中国漢字。説明書表記は日本語・中国語・英語。
※商品のお色は、ディスプレイの性質・照明により、実際の色と異なって見える場合がございますのご了承ください。





経絡人形の経穴位置を再学習するために、
経穴確認用として利用している下図のスティックをもちいて
私の体に経穴該当部に当てて確認作業をしていきます。

経穴刺激用グッズ.png

そのとき気づいたことがあります。

以前も自分の体をつかい経穴確認用のグッズをもちいて経穴を押圧したことがあります。
そのときも、やけに当てるだけで「チク〜ッ」と芯にまでしみて突き刺す痛みを感じたのですが、
今回は、そのときのレベルとは格段に異なる痛みを感じました。

ちなみに押圧といっても、強く押し当てているわけではありません。
最初のスティックを接触させるときは、触れるだけで場所を探索します。
体の芯(腱や靭帯や筋膜を伝うような)へ「びびっ」とくる反応が感じられます。
そのときは極々、軽くソフトにあてがうだけのほうが通りがよく、
強めに刺すかのように押すと反応は削られて不正確となります。
反応がでたら、当てている経穴探索用の棒をどの角度で当てるか。
その角度により通り方が生き死にしますので、注意深く角度を変えて探り出します。
そしてもっとも反応がでた状態(「ちくっーーー」としている)で保持しておいて、
次第に反応が終息するので、そのときを待ちます。


以前も、このような手順の繰り返しをおこなって、経穴の位置を体験的に記憶していたのですが、
今回も同様にやっていこうと決めて作業していました。


ですが2年前に徹底して経穴位置を覚えるためにそれをしたときとは違った反応が起こりましたので、
報告させてください。

鉛筆餅と朝顔持ち.jpg

【2年前の持ち方】
2年前は経穴探索用のグッズを、それを軽く指先の親指・人差し指・中指でつまむようにして経穴部への接触をしていました。
鉛筆を握るような感覚だったと記憶しております。


【今回の持ち方】
今回は経穴探索用のグッズをもつとき、朝顔の手の操作を意識してみました。
経穴探索用のグッズに、次の順番で

(1) 薬指を接触させて体幹方向へ引き、
(2) 人差し指と親指を親指の付け根となる厚みある筋肉部分を使い遠位前方へと押し出し、
(3) 手の甲を上方へと持ち上げる

このような操作をしました。

丁寧に手にこの操作をなじませるよう練習してきたおかげで、
このスティックの持ち方をするほうが自然に感じられております。


ツボといわれる経穴部は電気の電導による刺激により状態が改善変化をしていきます。
今回はメインで真鍮製のスティックを活かしました。
アルミニウム製やベン石やひすいよりも気が通りやすい性質が真鍮にはあります。
金属特性の電位差により電子が、エネルギー不足で不安定となった経穴に通電され、
その電気的な刺激により「気が通った感じ」を体験することができるのです。

※ 銀・銅の経穴探索用のものも持ってはいるものの、通電が真鍮の数倍もの強さがでて治療効果のようなものは期待できますが、
  痛みが強力に刺さり(激痛)経穴探索をするときにおっかなびっくりになります。
  それでこの度のような経穴学習では教材として真鍮素材を選びます。

※ シンプルに経穴の場を少し強めの圧で押し続けたりするマッサージしたいときは、
  ベン石スティックやひすいスティック、アルミスティックのほうは通電痛がないので快適です。使い勝手がいいです。



2年前も、
「ここ、痛いな〜、、、」と、痛みを体感していたのですが、
今回は、
「ここ、痛いぞ〜〜〜!」と、激痛を体感しだしたところが。

2年前は、母の介護疲れで脈が乱れて不整脈が強く出たときでしたから、気の不足が著しく、痛いのはよくわかります。

ですが今回のほうが、痛みが出たところは、さらに鋭く感じられました。
ただ通る痛みには透き通った感じがあり、外した後がとてもさわやかです。
その経穴が属する経絡ライン上の経絡関連筋が、一気にほどよく緩んでいました。

それは首後ろの経穴をいくつか刺激しただけで、首筋が全体的に緩みだしていて驚きました。

「ほんとうに楽だ〜っ」て感じました。
こんなにカンタンに体験できたのは想定をはるかに上回っていたのです。



上図の「鉛筆持ちと朝顔持ち」の写真を並べてあらためて観察しました。

「鉛筆持ち」のほうが、通常は中指や薬指、小指を患者の体に接触して固定させることに使うことができます。
そのようにすれば、軽妙かつ適切なスティックの先端の当たり位置や角度を再現できます。
押し手して経穴が明瞭にあらわれるようにすることもできる。
呼吸をして身をよじったりくしゃみをするなどと患者さまは動きがあるので、
その追随が可能だという安心感や安定性があります。

ですから一般的には鉛筆持ちのほうが治療としては正解でやりやすいと思います。
私も普段使いでお客様にアプローチをするなら、こちらで対処します。

※「鉛筆持ち」という呼び名は、一般的ではなく、皆様にわかりやすいかなということで、
  今回はそのように呼ばせていただいております。ご了承いただければ幸いです。


「朝顔持ち」では空中の限定的な一点にホバーリングさせて固定できなければ、うまくいきません。
今回、私が「朝顔持ち」で対応できているのは、
他者への経穴刺激ではなく、患者さまの動きの追随などは考慮する必要がない条件下であるおかげ。
他者にこれを適切に行える自信は、現状の私のレベルでは修行が足らないようだと推測しています。
合気柔術の合気をかけるときの手の内で力を発力させたものを、
経穴探索用のスティックの先端の一点に集めた刺激の付し方です。


いまの私がモノを握ろうとすると、この朝顔の手の操作の練習のおかげで動きがついてきてくれて、
違和感なくというか、鉛筆の持ち方をした方が違和感がでてきまして。
愚直に自身の朝顔の手の操作の不具合を是正していこうと思います。


私に経穴探索用のスティックが接せられたときに、
何が起きてるのか仕組みがわからない。
ミラクルな体感です。

だけど、この手の内の操作って、いろんな可能性が広がっていく感じがして、
これって、おもしろいですね〜。



※ 経絡人形を観て経穴部分を触っても、反応がないときの対処法

・ その部位の状態がよく『ツボ:経穴』と呼ばれる、異常状態になっていない場合 ⇒ スルーでOKです!


・ ツボ:経穴が発生しているが、その状態悪化が著しいならば、反応が起きづらい ⇒ 問診や聞診、その他の調べから総合して考え、
                                         状態悪化が著しいようなときは、鍼灸院へ!



・ 経絡人形のツボの位置は<原穴>という通常ならここに経穴ができるという場所を提示したもの。
  ただし原穴の場に寸分たがわずあるならば、その場の状態はよいほうだということです。
  筋肉を取り巻く「筋膜」組織があり、その筋膜上を経絡は通るのですが、
  患部を構成する筋肉の状態がゆがみが著しいならば、
  数ミリから数センチ以上も原穴から経穴の位置がずれてしまいます。
  ずれた先のツボを探し当てて刺激をいれれば、通電した神経に通る刺激が内部に走るので、
  原穴を中心点と考えて、探索エリアを広げて見つけ出すようにしましょう。

posted by スズキ at 08:39| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月04日

真皮のしわくちゃのままが溜まりやすいところって、どこ? それってカッピングだけで、対処できる? そして私が真皮を意識したのは、だいぶ前からということについて。

昨日、真皮のケアにセルフカッピングを勧めました。

もうちょっと補足させてください。

やるべきことをしっかりやるなら、
もう少し深く観る必要もでてくる。



衣服を身に着けると、
箙のしわがどのようにつくかがわかります。

服はカラダの関節部分が折りたたまれる内側に、多くのしわがよりますね。

【 真皮のしわ 】も、同じ傾向があります。


下図をご覧ください。


真皮のしわが寄りやすい場所.png


<首、腕の付け根、足の付け根>など、胴体の体幹部から頭や腕や脚が関節でつながる部分に影響が大きく出てきます。

衣服を作るならば、そのような大関節の内側は伸縮性の高さがある素材を当てて着心地をよくする機能性の高い服もあります。
そんな丁寧な仕事をした服は、着ていて疲れないですよね。

半面、そのような大関節の内側に生地が縮みっぱなしになるしわが付けば、着心地が悪いし、着ていて疲れます。
それは関節内側という部位は、動脈や静脈などの脈管、リンパ管などの圧迫要因となります。
それが代謝の停滞を引き起こされたももの、影響は見た目以上に大きく感じられます。
循環器系の悪影響から栄養不足と老廃物の排泄不良、それにリンパの低下の免疫力低下などからの疲れとなっているのです。


私が施術のときに取り入れているアーユルヴェーダ系のマルマ療法という、
特別なマルマと呼ばれる治療ポイントがあってそこをアプローチせよというものがあります。
真皮のしわが多く寄るところには、やっぱりラスボス的なマルマポイントがあるんですよね〜。


2021年09月03日
真皮上のゆがみがあると、交感神経が優位になり続けて、落ち着けないというお話
http://bodywise-note.seesaa.net/article/483232157.html

> そのようなこともあり、自身の真皮によいことをプレゼントしてあげようという方がいたら、
> 定期的にカッピングを、できれば全身にくまなくしてみるようにするといいでしょう。


と陰圧で効率よく真皮のしわが伸ばせる対処法としてカッピングを勧めました。

「関節の内側が真皮のしわが多く貯まるところだ」といいました。

・・・実はこのような関節の内側はカッピングのカップが付きづらい部分です。
マッサージオイルを塗り、小型のカッピング用カップをもちいて少しだけ付くが、
多少でも動けば、すぐ空気が抜かれたカップ内に空気が入ってしまうのです。


上図のような関節があり、真皮のしわがよりやすい部分はカッピングでのアプローチの苦手なところと言えるでしょう。
カラダの不調が続く人には、全身のカッピングを勧めたことは、必須のことであろうと私は考えます。

ただ関節周囲の深いしわがよった真皮は、自身でそのしわを引き延ばすようマッサージをするといいでしょう。
すでに長年ヨガ等をなさっておられて、バイタルサインが安定していて全身の代謝が良い人は、ストレッチのようなものでもリセットが効く場合があります。
ですが長年かけてつけてしまった真皮のしわがあると。
そのしわを伸ばそうとすれば痛みやしびれがでるため、ストレッチではらちが明かない。
そういう方もいます。

そのときには、マッサージオイルを使った部分マッサージを試みることが有効でしょう。


ただ、、、。
真皮のしわが強すぎてという場合は、最悪のパターンでは、股関節がはまらないし、肩関節がはまらない。
つまりしわがよった真皮を着込むことで肩関節や股関節がずらされた状態になっていて、それに気づいていない方がいます。

このときの多くのケースでは真皮のしわにより起こされた位置異常と筋膜の癒着による関節のずれの両者が絡み合っていることが散見されます。
真皮のしわが付いたところも神経が激痛の触るところですし、
筋膜の癒着が進んで筋膜には痛覚神経があり緊張があり触れれば激痛が起きる。

本人は本能的にそれに気づいていることもあり、もっとも触りたくない場所ですから。
触らないようになってしまうし、
それが行き過ぎて動かさないようにそろーっとして生活を送れば。。。
真皮や筋膜の組織が加速して縮みが進むのです。

わかりやすいところでは、神経に触る電気の走るような痛みの五十肩も、これの影響が大ですね。
たいていは五十肩になっていれば、すでに股関節も同様な真皮や筋膜の異常がでてはまりがあきらかに悪くなっています。
ケースによっては股関節部位の悪化から肩に出る人も半数はおられるのでは?


実質、ここまでいくとセルフリリースは難しいでしょう。

そういう私も、実は、、、
お客様の中で施術家の方がお気づきになっておられるのですが。

ベン石温熱器とベン石スティック等、またはホットストーンによる加熱は、
真皮のしわがこれらを複合的に適材適所に使えば、激痛がでないよう黙らせて解けるんですよ。
そういう役割を持たせて取り入れたものです。

実際、これらを取り入れる前と後で、
施術による効果の持続や体の調子の維持が変わったというお客様が多くなっているのは、
それらのお客様の真皮のしわが取れてきたからなんですね。

筋膜の癒着と言い続けたのは、
施術上重要なポイントと判明するまで真皮のしわによる影響を調べがつくまでと。
私が十分な理解と結果を出せていないうちに公言するのもはばかられるキーだと思っていました。
それで極秘で研究し続けてきたのです。




そしてマルマポイントを押さえて真皮がベン石温熱器で解かれていくにつれて、
不思議なことが感じられました。
徹底してこの真皮の強化されたしわがリリースされていくにつれ、
精神的な安定度が上がっていく傾向があると見受けられました。


私は以前、筋膜が過去のトラウマ等を記録するのだと思っていたのですが、
真皮のしわに記録されていることもありそうです。
もしかしたら真皮という外皮に近い部分ほど、バリアー機能の記録の項目として、
真皮のしわには過去のデータが蓄えられるのかもしれません。

筋膜は、少なくとも筋繊維が自ら収縮するエンジンを積んでいるため、筋膜の膜状は常に変化するため、
トラウマになる感情のレコードがそこに定着するというのは難しいと思えてきました。





現在は精神的なうつのような傾向を持つお客様が、ボディワイズではお一人もおられない状況で。
新規のお客様を受け付けていないため、想像で語ることと納めてほしいのですが、
真皮のしわに過去の記憶が抜けづらくされてい居る点とそのしわが自律神経を失調させる引き金になるという点と。
この二つが効率悪く組み合わさることで、気分のクリア感が低下する状態が常態化しそうな気がします。
また同時に手足や首の関節周りに窮屈に脈管の中を通る液の流れを締め付ければ、
栄養素の供給や老廃物がむくみのように滞るようになるので。
もしかすると、そのような部分が現れてはいませんか?

それが真皮によるしわ枯れであれば、
真皮を正常な状態にリセットすることで、気分が少し落ち着けるようになるかもしれません。
そこは、いま、とても私自身、知りたいところです。





一部のオステオパシーの施術技術をもちいるもの以外では、
この真皮のしわは手技では取りづらいんですよね。
普通のリンパマッサージでは、リンパ管内の老廃物は流れても、
その手技で真皮が元通りなるかといえば、
私が数々実際に自身で試して検証したところでは、
それは真皮のリリースには効率が悪かったんです。


そしてかつてそのオステオパシーの手技をもちいたときにお客様に激痛がきつくて耐えられないといわれて、
そこでの追及は断念したことがあります。

多くの手技では取りづらいのが真皮のしわ寄せで。


いまも、真皮のしわ寄せが悪影響をどのように人体に起こすものか調べています。



私が「ボウエンテクニック」「ホットストーン」が、皮膚近くの真皮のしわ取りに効き、
それの技術を磨いているのは、そこに理由があります。

そして合気柔術の技で「触れ合気」をかけるときですが、
この技が真皮をとらえて掛ける技だと数か月前にようやっと私は気づきまして。


それからブログにも書いてますが、
「朝顔の手の操作の練習・・・」という言葉が頻出してきました。

合気柔術の岡本眞師範が、最近、大量に技の丁寧な解説をなさるYouTube映像をアップしておられ、
そちらを観ていて「ハッ!もしやこれ、真皮を引っ付構えてする技じゃないの?!」って気づいて。

なのですでに触れ合気をかけられる方は、真皮のリリースを技をかけるときにしてあげて、
真皮のしわとりをしてあげていることになっているのです!

実際、触れ合気をかけられると、かけられた相手側が、
肩こりや腰痛、首凝りが軽減したりなくなったっていうことが起きるのです。
私もそれを体験したことがあるのですが、本当のことです。 ^-^

触れ合気をかける施術家の治療は、不思議なところで効きがよくて、
それと同時に長期間、調子がいい状態が保てることになるんです。
そこには長年かけてこさえた真皮の異常なしわをささって触れて処理してくれているところがあるんでしょう。

まさに触れる瞬間に、真皮をとらえてしわを伸ばすようにするときは、
一般にはない不思議な感触の触れられ方だなとしか思えないのですが、
それですでに真皮のリリースがなされてるんですね。
瞬間にそれは起こることもありますし、
しわがしつこければ持続した真皮の伸長による技かけもするでしょう。


そういった操作は私たちの施術とか治療の概念を超えている操作です。
それゆえに私も、岡本師範のレクチャー映像を繰り返し見続けていき、
ようやくそこに気づけたんですね。  ^-^;



そのおかげで今まではホットストーンによる真皮を加熱してアイロンがけのようにしわ取りするのが中心でしたが、
触れ合気をかける練習を必死にしだしてから「ボウエンテクニック」での真皮をつかみ影響させることができだしました。


ホットストーンを通してのアイロンがけは、真皮の正常化への効果が施術後にうかがえるものの、
私自身が真皮をとらえる力がなくて、どれほどの変化が起きているものかの変化上の評価ができませんでした。
そこが可能となったのは、技術を積むにおいて、重要な指標をえられたと感じています。

そしてさらに面白いのが、真皮をとらえて、それをわずかにひっかけて動かすんです。
その動かすときの指標として、
瞼を閉じて、その上から眼球を触ってみてください。
もし眼球に圧迫感が感じられたら圧の掛け過ぎです。
それ以内の力量によるわずかな垂直圧による真皮のとらえをして、
その接触点を動圧をバリエーション豊かにくわえることでしわをとります。

適切な力でその操作をおこなえば、それで真皮が「ぺりっ」と剥がれて自由に変わるようなこともありまして。

ボウエンテクニックの講習会を受けていたとき、講師から「鈴木さん、強すぎよ!」とよくいわれてましたが、
確かに、当時の私の力かけでは、まじめにダメだったんだなと。
いま、それを痛感してます。



posted by スズキ at 09:51| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

真皮上のゆがみがあると、交感神経が優位になり続けて、落ち着けないというお話

皆様、こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。


私が実際にしたことのあるいたいけな失敗をお話します。

外出時に、トレーナーを着て勢いよく出かけました。

ただその日は、気のせいとは思えない喉の詰まりがあって、息苦しい。


「最近、過労だったのだろうか、、、。

 いや、そうでもないんだけど。
 
 息苦しさのわけがわからない?」



帰宅は夜になり、服を脱ぐとき理由がわかりました。
トレーナーを後ろ前を逆に着てたようで、
トレーナーの背中側の襟首が喉を絞めていたのです。

腕は不自然に後方へ引かれるような力を感じたのは、
後前を間違えずに着ると、ちょうど楽に腕が使えるような気の利いた縫製だったようで。
それが前後が逆だと、かえって腕を前に振りだしづらくなってしまいました。


大ボケをやらかしました。


トレーナーを後ろ前に着てしまうと、のどが絞まり動きづらい.png


洋服を着るとき。
理想的な状態であれば快適でも、
着方を間違えると不快に感じます。

快適さは、あなたにはそれが当然として気にすることもないのですが、
不快さは、あなたはそれを異常ととらえつづけます。
「おまえ、なんだか変なことになってるから、それに対処しなさい!」
というメッセージを異変を無意識に感じた自分へ訴えてくるのです。
異常発生を意識へ気づかせ、是正を求めるのが「不快さ」の正体ともいえるでしょう。


そういったときに「不快さ」が感じられないなら、ずっと、後ろ前にトレーナを着続けたままで、息苦しさの被害を受け続けます。
「不快さ」の感覚に訴えかけて、問題が解決するまで導かれたほうが親切ですよね。
息苦しさを体験してそのままでいるのは生きるには不利だから。。。
息苦しさを感じれば、人はリラックスした気分にはなりづらい。
それが行き過ぎて、よっぽど苦しければ、結果的にリラックスモードにカラダが移行しづらい
「交感神経優位」が常態化してしまう結果にもなるでしょう。
(トレーナーの着そこないで、そこまで行く人はいないでしょうけど。 ^-^;)

不快さの原因が、トレーナーが前後を逆に着てたとわかって、
顔を赤くして、そそくさと途中でトイレにでも入って、着なおしました。

正常に着なおせたら、先ほど感じた不快さは、うそのように消えてます。
呼吸もしやすくなり、腕の動作の制限もなくなりましたから。
そう変わった一瞬、「快適になった」と感じるも、それが当たり前の状態ですから、
わざわざ快適だと喜び続けるようなことはせず、快適さもわすれてしまえるのです。





そういうものですよね。
なぜ、こんな当たり前なことを、つらつら語っているかというと、
カラダの内側にある着崩れしたものの影響と似ていたからです。





私はブログでここ数日間にわたり「真皮」という、
皮膚のミドルポジションに位置する組織についてお伝えしております。
これからお話したいのは、そこのまとめです。


「真皮」は、破れない網目の全身タイツやウエットスーツを着たように、人体の全体を覆っております。

真皮という、あたかも全身タイツのようなシート状組織を正常に着込んでいれば、網目が規則正しく並ぶことになります。
そうなれば、先ほどトレーナーを正常に着れれば快適でなんら不具合や不快を感じないといいましたが、そういう状態です。


ただ真皮は、表皮の下に位置する組織で、外見上、真皮に引き連れや詰まりといったしわができたり、
そのしわが加重されてゆがみといえるほどの不連続性をもつことがあります。


下図は、私のフリーハンドでイメージに落としたもので、正確性が欠けますが、
体内に下図のような地層でいえば褶曲といえそうなゆがみや引き連れが真皮に生じているとき、
左右歪曲の様子は、真皮の下に位置する筋肉の層(主に表層筋)と同期して不連続な褶曲を描きます。

それに対して、真ん中の正常な絵の黒の水平ラインの重ねは、規則性とシンメトリーを左右に示しており、
この状態は『デルマトーム』と呼ばれる神経支配に似た様相と持って沿っています。
(絵がヘタでいい加減さがありまして沿ってないけど、沿っているイメージでご覧ください)

真皮が正常と歪曲.png


デルマトームのラインが規則的な並びで正常であれば正常。
それのラインが歪曲し褶曲のような複雑さを示せば、
不快さを訴えて交感神経という緊張し続けるのです。
真皮のずれから体内の脈管系は圧迫を強いられて代謝が減じられるところもでてきますし、
休んでも休み足りない感じになるんですね。

同時に、真皮のしわや褶曲のような曲がりくねりは、
筋肉の凝りのように、一般の方が手先で触っても見えてきづらいでしょう。
そういったものがあるとわかって、それを見つけ出していこうと意図的に発見の研鑽を積まなければ、
そのような部位の変位があったと気づかれていた人はほぼおられないと思います。

(そういう私も、朝顔の手の操作の練習が進んできて、ようやくそこが明瞭にわかりだしたというところで、偉いことはないのですが ^-^;)
(そういった真皮のしわやゆがみがあるというのは、筋膜リリースを始めたときに見知ったわけですが、それをとらえきれずにいたわけです)





真皮のしわができる理由はいくつかあると思います。


たとえば、、、
その人の運動のパターンで偏りがあったり、
過労で日々疲れをためていたり、
怪我などの外傷の後遺症として、
または先天的な人体組織の偏りが内在している方もおられます。


などなどでしょうか。




「軽微なしわ程度」なら、筋膜の癒着が生理的にリセットがなされる仕組みと同様な正常化への恒常性機能で改善がはかられます。

睡眠時に、α波という脳波から、わずか数秒から数十秒ほどΘ波という脳波が現れるのですが、
その瞬間に、強い筋膜系の癒着等をはがしてくれる特殊な分泌物が体内で排出されます。
これが強力なんですよ!
それのおかげで、筋膜の癒着は生理的に発生するのは当然のことですが、
それがそんなに重篤じゃない程度のものであればきれいさっぱりリフレッシュし、朝の目覚めをむかえるのです。
そのときに真皮のゆがみも、どうやらリフレッシュしているらしいという話を聞いたことがあるのです。

ただ上述したような、
日々繰り返される右利きなら右利きばかりの利用の偏重や、そもそもオーバーワークで心身がなえたり、外傷で真皮がよれたまま固定されたり。。。
というようになり、
軽微なしわ程度の真皮のゆがみと言えなくなると。


特にそのゆがみが慢性化して真皮組織が皮下組織を通して下に位置する筋肉等に癒着しだすと厄介です。
ここは最近、個人的に見つけたもので「あっ」と声を出すほどの発見でした。



本来、筋肉と皮下組織という膜状のし切りがあるあいだいには、すべりをよくするような潤滑油で満たされています。
その潤滑油がさらさらで新鮮な状態であれば、筋肉と真皮との影響は重く考えすぎなくてもいいでしょう。
ただその潤滑油が少しずつ量が減ってしまうような供給不足になったり、供給がストップして古くなった潤滑油をコールタールのようなどす黒い粘り気のある状態にして使うようであれば問題があらわれます。
このコールタールのようなものは、吸い玉療法で、患部を吸引するときに、黒々とした痕が皮膚から浮かび上がるのですが、これがそれです。
潤滑油切れから酸化した老廃物の温床を体内に置いていることとなり、そこから発せられる不純物に毒されると老化が速まるといわれています。


すると。
筋肉は、慢性化したゆがみに定着しやすくなり、
隣同士の筋や腱や靭帯、そして骨に、不着点以外の所に癒着してゆがみの状態を、
変な癖でのしわがついた真皮の全身タイツと協力して、身体的なゆがみを作り出していきます。


そうなった際の真皮の影響について、どういう強さで縛りつけが生じているのかが解説された医学的な文献等を見つけられませんでした。
間接的に推測できるような内容はオステオパシーの手技のひとつのテキストにありましたが、いまひとつしっくりきません。
そこで私は自分の身体で、筋膜の癒着レベルの凝りができた部分とその上に位置する引き連れた真皮がどの程度であるかを解きながら観察を繰り返しました。
それで筋膜の癒着と真皮のしわとは関係があると言えそうな体験を重ねてました。
ボウエンテクニックの先生方なら、ごくごく軽めのムーブをおこなうと真皮への語りかけになるということがわかりますよね〜。
その意味でも、ボウエンテクニックの講習会参加は、貴重な教えをいただけたと感謝しております。
一般的な整体のノウハウ等では、おそらく真皮のゆがみの状態を正確には見つけられないか、ほんとうに見つけづらいので。


そして最近の施術では、ボウエンテクニック(自己流に成り下がっていますが)でのムーブを取り入れているとき、
かつては筋膜というところに意識をどーんとおいていたので、そちらに効かせるというところが主でしたが、
いまでは真皮にも影響を送る意識でというように変えた手をつかうときが挟まれています。

一部の同業者の方は、目ざとくそのことに気づかれて
「おや?いま、ほら、いつもと違うことやってたみたいだったけど。それ、なによ?!」と。




ちなみに、そのときに真皮という皮膚層の真ん中の部分があって、そちらを改善するような手はずで手技を構成したと伝えるも、
反応はいまいちで「?」という感じでした。
真皮とかいわれてもピンとこないもので、そこを解説すればそれで小一時間以上かかるもので。。
そちらに貴重な施術時間を持っていかれたくはなかったので、口をつぐんでいたわけなのですが。




目ざとい。 ^-^;




そのようなところもあり、
少しずつ皮膚から真皮について。
真皮の異常なしわが筋肉を締め付けて凝りをつくるものだし、
真皮が着崩れた衣服のようになれば不快さがあるということをブログでお伝えしておこうと考えてました。


ただ真皮の着崩れは、、、、もう、それが何十年も続けば、不快感を感じる感覚自体、脳でいつものことでしかたないものだと聞く耳を持たなくするのです。
そうなってしまえば不快感が、あまり感じ取れないか、ほぼ不快さがない人になるのですが。
ただ真皮の着崩れが元で体組織に異常がでた場合、自律神経系への不調がでて収まりづらくなる傾向があるようです。
本当は不快さがあったときに、悪化した状況を改善し根治させておければよかったのですが。。。
この不快さを感じずにという状況になると、無理や無茶ができる体で負担を貯めやすくなるので、
その負担蓄積は筋組織や他の臓器にもしわ寄せもいくようです。
そうなると真皮の着崩れに縛られていて脈管系の代謝が阻害されているなんて、原因部分に気づくのもなかなかむずかしい。





最後に。
真皮のしわ寄せを、自分でどうにか緩めたいと思う方へ。

皮膚の上から強い力でぎゅうぎゅう押し付けても、真皮に集中して圧が配れるものではなく、改善はあまり期待できません。
前日あたりに言いました、皮下組織に押圧の刺激が届くと皮膚抵抗がおきてその部位がバリアー状になって変化もしづらくなります。

真皮への影響を与えたいときは、皮膚抵抗を起こさないような刺激を採用するとよいようです。

たとえば吸い玉療法のような、空気を吸引して減圧したカップを皮膚につけると真皮も上方へと持ち上がり動きが出ます。
このときも刺激が皮膚に加わっているから皮膚抵抗が起きてしまうのではと思われるかもしれません。
ですが皮膚抵抗は外部から体内に侵略してダメージを加えるような攻撃から身を守る反応です。
それを陰陽の陽圧といいますが、
すい玉療法でおこなう刺激は、皮膚をカラダの遠位に引き上げる圧を使い、陰圧と呼びますが、
この陰圧では皮膚抵抗が起きない()
(正確に言うと起きづらい)
よう生理的にできておりまして。
皮膚抵抗がない刺激は真皮にもダイレクトに影響を与えられて効率よく改善を促せるのです。

そのようなこともあり、自身の真皮によいことをプレゼントしてあげようという方がいたら、
定期的にカッピングを、できれば全身にくまなくしてみるようにするといいでしょう。
徐々に吸い玉をした後の痕の様子で、黒い痕の位置がわかってきますから。
そちらがよく確認できましたら、おおかたはその場所の真皮にしわやゆがみはございますから、
そこを中心に定期的なカッピングをしていただくと効率的な真皮にいいケアにつながるでしょう。

※ カッピングにつきまして、そのグッズは、比較的安価なものもアマゾン等で手に入りますが、
  やり方の詳細や注意点もありますから、本格的にやってみたい人は、そちらを取り入れている治療院等に
  数度、研修がてらお通いいただき、質疑応答をお願いするようにしていただければと思います。
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2021年09月02日

表皮・真皮・皮下組織のなかで「真皮」に純粋無垢を絵にかいたようなアプローチを集中させたら。。。 治療脈がでて、治りがよくなった!?

「昨日、皮膚の中の真皮に刺激を与えることで施術効果が飛躍的に引き出せるんだよ!」ということを、
こちらのブログに書かせていただきました。

皮膚といいますか。
お肌についての知識は、女性に詳しい方がおられるようですがおさらいをさせていただきます。

真皮にセンサー.png

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層構造。

上図をご覧ください。

真皮という1〜3mmの厚さしかない皮膚層に、多くの感覚受容器が位置しております。

まずは、そこを認識していただきましたら、ほんとうにうれしい限りです。

純粋に真皮層にのみ、手技の技を効かせることはむずかしいことですが、
どこに狙い目をつけるか。
そこは対処する手を付けるにも欠かせないことでしょう。


手技療法で真皮へ純粋無垢な刺激を配ることで、
再現性のいいよく効く施術の手ごたえが増していきます。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下は、解剖学的な流れに沿ったことも含んで、
皮下組織に及ぶ圧がかかると皮膚抵抗が起きて、
施術成果が減少しやすい
ということを認識していただける結果が得られればうれしいです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




【表皮】は上層から順に{角質層・顆粒層・有棘層・基底層}の4層で構成されています。

角質層・顆粒層・有棘層には感覚器官はないものの、
{基底層の底部}に真皮から伸びる<マイスナー小体・メルケル細胞>という触感覚、圧や振動を感知するセンサーがあります。

表皮の厚み:0.1〜0.3mmが平均ですが、場所により身体の部位によっては0.04〜1.5mmのようにひらきがあります。

表皮は皮膚の最も表面側にあり、保湿機能や防御として保護機能があります。血管は通っていません。




【真皮】には、上記に述べた<マイスナー小体・メルケル細胞>が上層部に存在します。
他に<パチーニ小体>という圧を感知するセンサーが設けられています。

真皮の厚み: 1 〜 3 mm

真皮の水分を除くと約70%はコラーゲン、約5%がエラスチンで構成されています。
肌のハリや弾力をもたらしたり、皮膚が簡単にはちぎれたりしないよう強固につなぎ合わせる役割を担ってる性状があります。
この皮膚がカンタンにちぎれることがない真皮をとらえ動きをあたえることで、
たとえば、施術者がお客様の手の真皮をとらえて意図した作用を起こすよう動かすことで、肩や首など遠位に位置する部位の状態を変化させることもできるのです。
この遠位への刺激を送る施術は、受けたことがない方はイメージしづらいかもしれません。
ですがそれを受けてみると「確かに・・・」とうなられるかたもおられます。

これが真皮層を選択的に厳密なアプローチができたときに起きる生理的な現象です。


ただ真皮より下の皮下組織にまで及ぶ強い圧が皮膚にあたえられたときには、
このような遠位への改善を当て込むような遠隔リリースがまったく効かなくなります。


その理由は【 皮膚抵抗の発動 】によります。



【皮下組織】は、主に皮下脂肪がある層です。弾力性をもたらし人体への刺激を緩和するクッションとしての役割があります。


皮下組織に至る量の圧力で刺激を加える場合、外部からの刺激を体内に侵入する危険と判断し皮膚抵抗と呼ばれる抵抗を示します。
外敵から攻撃されたとき、ぶつかったとき、強力に自身を壊す危険から身を守るという有益な機能にかかわります。
ですが半面、凝りのある部分をほどこうとしてマッサージ圧を加えるときにもこの皮膚抵抗が働いてしまうため、
有効な刺激エネルギーを体内に位置する筋肉の凝りや癒着部に届けようとしても、ここの層で弾かれてしまいます。

皮膚抵抗が起きる状態はバリアーが皮膚に形成されたという緊張状態でもあります。
この緊張が起きた瞬間、周囲の関連する部位や組織、筋肉等が同時に身を守ろうとする緊張バリアーを張り身を守ろうとする。
これもまたそのバリアーを計算して、内部に送り込むエネルギー量を増さない限りは患部はなかなか変化してくれません。
悩ましいです。。。

そして皮膚抵抗が強くあらわれると真皮節から脊髄神経領域へと緊張の情報が届いたときには、
逃げるか戦うかの交感神経優位という、治療脈がでることが難しくなる状態に陥ります。
治療脈という、カラダの中のゆがみやひずみなどを自ら微痙攣をおこして自己解放してくれる状態は、
副交感神経が優位なときに生じやすいということが知られています。




真皮の下に位置する皮下組織には圧刺激を与えずに、真皮の感覚センサーがたくさんある部位に適切に刺激を加えたとき。
たとえばカラダの左右の同じ腰の位置(たとえば経穴の腎兪穴)に同量で同方向かつ同質の圧を加えると、
その腎兪穴への外部刺激を感じて左右の差異に気づいたとします。
脳に、左側のほうが気が流れてないぞ!とか緊張してるよね!とか、ネガティブな状態があると鋭く発見できたとすると、
それに対して自動的にカラダが理想的な構造体の状態へ戻ろうとする反射にも似た反応が発動するのです。

通常の状態では気づかれなかった情報を、皮膚抵抗のない刺激をうまく送り込むと引き出すことができる。

そうすることにより純粋にカラダの左右差やゆがみの状態にあると認識して、理想の構造体へと戻ろうとする是正処置がとられます。
そのようなカラダの内側から発動される恒常性を守るための自己調整機能を治療脈と呼んでいます。


本来、理想とされるボウエンテクニックの施術スタイルは、このような操作をおこなうことという意図があるのではと、
ボウエンテクニックの講習会で講師から教えられたような気がいたしております。

ただ、当時の私は先日もブログで言いましたが、手製の真鍮製のグッズでインパクト圧をかけて硬化した筋を緩めるという研究に傾倒していたため、なかなかその講師が要求する「もっとやさしい圧で!」がかなえられず「鈴木君は、圧が強すぎよ!」といわれ続けてました。

もし真皮に理想の刺激を与えようというシーンがあれば、表皮から真皮の底まで3mmほど。
だから少しでも圧が強かったり圧の強弱が出るような不安定さがあればうまく真皮の感覚受容器を刺激できません。
タイツをはいたときよれやねじれが生じるような着込み方をすると、気持ち悪いものですが、
歪んだ体は真皮をそんなタイツのようなゆがみやねじれがある状態ですでにはいているということなのです。

そしてその真皮のパッケージがゆがんだような着込み方であったならば、その下にある筋肉を正しい位置へと移動させる施術をしても、真皮のゆがみの影響下に置かれてるがゆえに、またもや筋肉が施術前の位置へいくよう真皮のゆがみに導かれてしまうのです。

そのような真皮の引き連れが元で筋肉の調整をしてもゆがみが戻る現象がおこります。


確か、足にはくストッキング状のような網タイツの左腰あたりをかんぬきのようなものでひっかけて引っ張るような絵を、
ロルフィング関係の本で観た記憶があります。
そのようなタイツをはけば左腰の持ち上がりばかりでなく、その他の部位にも内部的な窮屈さが現れてくるでしょう。
その様子はタイツの網状模様の牽引で引きずられ持っていかれて網目がつぶれる流線形のようすあらわされています。

そのイメージに網タイツを真皮に置き換えてみてください。
真皮の「皮膚が簡単にはちぎれたりしないよう強固につなぎ合わせる作用」が働いて、
捻じれたり委縮してたりといった位置ずれが起きた、連続する真皮によっておきており、
その引き連れは近場では大きく遠位にも影響が少なく減衰するものの飛び火する様子が見受けられます。

これは筋膜の癒着によるゆがみの発生がおきることをも引き起こす、
着込み方が雑でよれたまま身にまとわりつかれた真皮によるゆがみ作りですね。

時にはこの網タイツを、格子状模様の全身ウエットスーツ男として描くような絵もありますね。


ただ恥ずかしながら私はその絵を見たときに、もっとざっくりとした表皮以下の皮下脂肪下のコラーゲン組織上の膜かなにかが存在して起こされるものではないかと。
誤認していたときがあります。

真皮の性質を知って理解していたら、わかるものですが、
まさか真皮だったとは。。。

その絵を見た20年前後をさかのぼる当時の私は、生理学等に穴があったと反省いたします。




そして治療脈を発現させるというやりかたにはある種特殊な呼吸を使うときもありますが、
真皮へ適正な圧を伝えていくことでそれを起こすこともできるということ。
そのことをボウエンテクニックの講習会で学んでたんだなと。


ただ皮下組織に影響が与えられないが、真皮には等速等圧の刺激を与えるという手技は、
一般の人たちのおこなえる手さばきではないので。


それは私にも同様にいえることでした。


ですが少しずつ朝顔の手の操作が手慣れてきたおかげで、
カラダの技術が追い付いてくれた感じになってきました。
そしてようやく「やっぱりそうだったか現象」が引き出しやすくなってきて腑に落ちました。

武術家が施術力が高いという意味合いを、再認識させていただきました。
武術の修練過程で「普通じゃこの手のさばき方、使い方って、絶対思いつかない」というノウハウがあって。

個人的に死ぬ前にそれを知れてよかったと喜んでます。 ^-^;




ただボウエンテクニックの講習会に参加してたとき、
とあるロルファーさんも習っていてその先生の施術を施術場まで予約を取らせてもらい幾度か受けに行きました。
(本人にブログで書いていいか聞いてないので、誰かというところを濁しています m__m)
その先生の丁寧な手技は講習生のなかでも群を抜いていて、
いま、思えば、彼はまさにそのとき真皮に対してジャストに与える刺激といえるような手さばきでした。
それもあってなのか、ボウエンテクニックでの効果性が非常に優れておられたことを覚えています。
「そのとき私は、他の講習生とは違う刺激だけど、どういうことなのだろうか?」というような感じで、
適切にバックグラウンドを見抜けてはいませんでした。
スゴイ人もいるものです。 ^-^
いま、その時受け取った圧の感覚を思い出しながら再現できればとも試みているところです。


posted by スズキ at 12:36| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

注目してください! ここだけの話、施術の狙い目は「皮膚」でした

皮膚をとらえて施術をすると、その皮膚の下に位置する硬直した筋肉のリリースが起きます。

ただ実は、、、。
その皮膚をとらえる施術をかなえるためには、高度な手の内を作る修練が必須で、
短拇指屈筋や短拇指外転筋、拇指内転筋や拇指対立筋などに肥厚が見られる体作りができている人の施術では、
絶妙で効果の飛躍するような皮膚への施術もできますから。

たとえば、施術家と握手をした瞬間に、手の内側の筋肉の厚みが一般の人とは大きな違いがあり、
握るときの使い方がつかむ感じではなくつつむ感じに近いようであれば、
もしかしたら「皮膚を使った施術」をなさる先生なのかもしれません。

私が施術をなさる先生方にお会いしたとき、必ずチェックするポイントがそこにあります。






私が朝顔の手の操作の練習をする理由には、
筋肉に強圧をかけない施術のし方を新たに採用したいと考え、
皮膚を触れるだけという刺激から施術効果を引き出すという課題をクリアする意図があります。

筋膜リリースなら、当然のようにとなりあう筋肉同士の筋膜の膜組織が癒着し、その癒着をはがす作業がメインと思われがちですが。


以前といってもそう昔ではない以前ですが、
私は自己研修として、武のたしなみがある施術家の施術を体験しにいきました。

そのときの圧の意外性に、驚きを隠せなかったことがあります。

とにかく「触れるだけ感覚」。
その触れた指先からは、ごつい胸板を誇る先生からは想像できないやさしさが皮膚を通して感じとれます。
それだけ(?)にもかかわらず、よく体が緩まるのです。

すでに筋膜の癒着度合いが骨化と呼びたくなるほど硬化が進むと、そのやさしさを弾き飛ばして効きがよくないようなので使い勝手が悪い手法となりますが。
急性の凝りのような、その皮下の筋に十分な血行を妨げる障害物の質がほどけやすいときには、
まさにこの皮膚に触れるだけのリリース法のみでも、直ちに改善効果を示してくれます。

中医学で言う太陽病といわれるような、陽の気の循環が一時的に阻害されたような場合、
同様に皮膚に触れるだけのリリースでも、直ちに改善効果を示してくれるようなのです。


「それは、どういう仕組み?」


不思議に思えて聞こうと思いましたが、聞いてわかったつもりになると、しっかり層の厚い背景を読み込むことがなくなりますので。
あえてその不思議な感覚を課題として、自宅に持ち帰りました。



皮膚に触れるだけのリリースが効く。。。

これって、ボウエンテクニックのムーブをするときに関連筋をとらえてその筋へ刺激を送る場合、
以下の2つのパターンがあることがわかりました。

・しっかりとした圧で筋を一本まるごとムーブ刺激をくわえることで効かせるリリース
・皮膚に触れるだけの圧でムーブ刺激をくわえることで効かせるリリース

つまり、後者の皮膚に触れるだけの軽微な圧でムーブをかけるときにも、人体はよく自己リリース反応が現れやすい。
場所によって、
200g〜500gほどの圧を目的にあう筋へ手指の母指球等をフィットさせて圧をかけるよりも、
5g程度もあるかどうかの圧を目的にあう筋の上に位置する皮膚上へ手指の母指球等をフィットさせて等速な刺激をかけるほうが
驚くほどしっかりと人体がよく反応し自己リリース反応が現れることがあった。
その後者の5gの圧をかけたときには、ボウエンテクニックのムーブを意識しないほどの小さな皮膚をとらえたムーブに抑えていく。
それがまさに皮膚上に軽く線を描くだけ。たったそれだけの、いわば誰だって難なくできそうなことをしているに過ぎないように見える行為で、人の身体が自動的に微痙攣をおこし始めて内在した凝りやゆがみをリセットし始めてくれる反応が起きていた。

そのときこそ、私には「???」という感想に近いものでした。

その当時、私は、直径3センチほどで10センチ長の真鍮製の丸棒を削ったもので、
トリガーポイントへ筋繊維をよくほどけるよう考慮したピンポイント刺激をかけるというやり方を研究していたころだった。
その真鍮製のスティックを使うときにインパクト圧で、硬化が根についてほどける様子も薄い癒着した筋をリリースしていた。

それがボウエンテクニックでは、表皮あたりをなでただけの刺激で、普段、これほどの快方へ向かう自己修正反応がでる姿は見たことがないほどの場面が見受けられる。


そこには偶然ではない、私が知らなかった仕組みがあるのだろうと考えたのです。
当時、それが経絡や経穴をボウエンテクニックを発案したトム・ボウエンはよく研究していたから、
経穴を含む経絡の刺激により自律神経系のネットワークの不具合を調整できた結果なのだろうと考えていました。

それも正解です。

ですがその経絡だけでは説明がうまくつかない部分も含まれているようで、うまく腑に落ちた感じがしませんでした。



その腑に落ちてこない欠けた部分を補う説明として、
皮膚の構造を考察することを試みてみました。



皮膚構造.jpg


皮膚は、人体最大の器官です。
2u に相当する体表面をカバーし、その重さは、最大10kg。

皮膚の機能には。
• 外界からの刺激に対して体を保護
• 新陳代謝の終末産物を体外へ排泄
• 体温調節
• 感覚器–(触覚・庄覚・痛覚・冷覚など)


構造的に皮膚は3層に分けられます。
・表皮(わずか0.03〜0.05ミリメートル)
・真皮(細かい血管や神経がある)
・皮下組織(真皮中のものより太い血管や神経がある)



表皮と皮下組織の間に挟まれた真皮にフォーカスを当てて考えていきましょう。

真皮は、皮膚の最も厚い層であり、コラーゲン、弾性組織、および血管系、神経終末、毛包、腺などの他の細胞外成分で構成される線維性構造です。

真皮の構成は<乳頭状層>と<網状層>の2層に分けられます。
乳頭状層と網状層の間は 乳頭層は、緩い結合組織で構成される真皮の薄い表層であり、網様層は、密な結合組織で構成される真皮のより厚い層です。

マイスナー小体と呼ばれる触覚受容器が、乳頭層に存在します。
網状層は真皮の乳頭状層より深い層です。
網状層は太い膠原線維束が3次元的にからまった網状構造から成り、下層になるほど線維束の走行方向が平行になる傾向があります。
この層には弾性線維はほとんどありません。
ですが網状層の底部は次第に弾性線維が多くなり皮下組織に移行します。
網状層が真皮の大部分を構成する厚い層で、密な結合組織で構成されています。
不規則に配置された粗いコラーゲン線維と少数の弾性線維があります。


という基礎解剖学的な条件から推測すれば、
乳頭層にあるマイスナー小体で触覚受容器がわずかな力の作用で触れられた圧をとらえると、
「えっ?その刺激はどういったものなのかな」という情報を集めようとし始める性質があります。
刺激は同じ圧量で等速がもっともそれが聞き耳を立てるのです。

ちなみに皮下組織に達する強さの圧がくわえられると「皮膚抵抗」といわれる外圧から身を守る反射が生じてしまう。
刺激に強弱がつくことで一瞬でも皮下組織に達する強さの圧が感じられたら、その後の圧のすべてに対し皮膚抵抗という強力な保護ガードがかかって、軽微な刺激をその後に入れようとしても弾かれて影響できない状態に陥ります。
それがあるためマイスナー小体触覚受容器が聞き耳モードを維持できる圧刺激をかなえるのには、同一な圧量にキープすることが必要です。
圧を移動する速度に急激な加速があれば、真皮ごと皮膚をずり動かす圧となって皮下組織に刺激は達しやすく皮膚抵抗が働く状態に陥ります。
そのようなことが起こらないようにするための良策として、真皮を一定にとらえたままの等速運動による圧を保つとよいでしょう。

この乳頭層への刺激の閾値を通りこさないように注意しつつ、
網状層という太い膠原線維束をよくとらえて刺激を与えます。
皮下組織には厚さが加わったウエットスーツのとらえとなりますが、
網状層という太い膠原線維束は、それが独自の非常にセンシティブな皮膚を全身を覆うウエットスーツを着込んだ状態と例えることがあります。



この真皮の乳頭層の触覚受容器に触れて網状層の膠原繊維束を通して(皮下組織に達しない)与えられる周辺へも通る刺激に対し、人体は大きな治療脈が現れるような反応がよくあらわれます。




そのような繊細な真皮のとらえをする武として合気柔術があるのだろうと思います。
「触れ合気」と呼ばれる神業のようなミラクルな反応を相手に起こさせることで、
相手の軸を取り倒すようなことへ。
そこで使われる手の内の練習に朝顔の手の操作のがあります。

これが真皮をとらえる軽微な同一圧を等速でという条件を可能とする技術のベースとなります。
これを起こすための理を、よく体現できるようにするためには。。。
それに触れて感じてみるしかないと思いますが、一般的な握るとか触るとかとは別物の質を持ったものといえるでしょう。


合気柔術の達人に、触れ合気をかけられていると、肩こりが減ったり体が丈夫になったという人がいると聞いたことがあります。

推測ですが、合気をかけるときに触れる部分の「ココ!」っていうような厳選されたところは、経絡ラインの上にあるのです。
その経絡線(特に経穴上であるとより強力)に触れ合気をかけられると、
途端にその合気の操作に逆らうことができなくなるといったことが起こります。
そういった技をかけられているときが、経絡の気の流れが悪化し停滞した部分の修正をおこなう効果が現れるのだろうと思います。

意図的に経絡治療をしているわけではないが、経絡線上に触れたほうがより技がよく効くということを、
長きにわたる修練や経験で合気道や合気柔術の達者な先生方は身に染みてわかっています。
そんな「接触ポイントとして一番技が決まるところだ!」という点が、ベストな治療点と重なるのです。
そのため驚きの治療効果を発揮するのでしょうか。
posted by スズキ at 04:44| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月14日

数日前、勉強を兼ねてボウエンテクニックのセッションを受けにいきました!(型の稽古と魂入れ)




私は、いずれのことですが
ボウエンテクニックをベースにした施術へ移行するイメージを持っています。
そのときにアーユルヴェーダ系ハーブを生かしたいと考えています。
ここ数年、そうするための下地作りをしています。

成果や成功はたまたま生まれ出るものではなくて、
構想をねって充分な準備をへて力を蓄えたあとに訪れるものでしょう。
楽しく学ぶばかりではなく、常に自身を高め続ける挑戦を繰り返していきます。
人に奇妙に思われることもしていきますが、その底辺に潜む本質をつかむには、
いつのときも練習や裏場面では四苦八苦の連続です。
ですが気がつけばそれで、以前では想像していな方ところまで、
階段を登れたことに、かなったあとにのみ実感できるでしょう。


そのような四苦八苦の課題のひとつに、
自身の「ボウエンテクニックへの魂入れ」があります。


で、ボウエンテクニックは、数年前、講習会で習って、プラクティショナーに。
https://www.japanbowen.com/practitioner3
上記のボウエンテクニックのホームページ内に、ボディワイズってありますよね〜。
習ったときから時間はだいぶ経ちますが、こちらの講習会の受講は、
他の施術家養成セミナー等よりも私には印象深いものがありました。





ボウエンテクニックの手順や型はテキスト通りで、一通り頭に入れ、
そのとおりに自身の体が動くように修練する型稽古。


大切です。
気持ちだけでは施術は成り立たない。
強力な知的なバックボーンがあって効くわけです。


私がひとりでの稽古では気づきの限界があります。
限界というより「偏り」が生まれて盲点ができる。


それもあって、2日ほど前、
ボウエンテクニックの講習会を受けた施術家の先生のところへ、
ボウエンテクニックのセッションを受けるために予約して伺いました。
{ M先生、ありがとうございました! }



丁寧なセッションをしていただき、
アセスメント(検査のこと)の手順や大事さ、
手技の間を開けることと間を開けたときの施術者の位置についての配慮など。
私が見過ごしたり、手薄になっていることに多くの気づきをいただきました。


そしてボウエンテクニックのセッションを受けてから、
そちらの先生のご厚意により次のセッションまでの時間の開けていただき、
ボウエンテクニックについて話をする時間を設けていただきました。


そのときにボウエンテクニックを受けていたとき、
講習会を受けてよかったと思えた点について話が出てきたとき。


私が感じていた、講習会中の「不可思議なシーン」があります。

常識的?には、ちょっと信じられない。

講師が講習室にいるとき、
セッションをしていたら。。

講師が、講習生にセッションをデモしてるときに、
非常に大きな反応が出るのです。

反応が出やすい人に手技を施すとそれは顕著なのですが、
講師がおこなうわずかな数回のベーシックな手数だけで、
講習生の多くは反応が出るのです。

ここでいう「反応」とは。。。
施術者が{なんらかの方法}で、手技を受けた者が、自己の体内の不具合の発見を促す。
その結果、ときには施術をして間髪をおかぬタイミングで目に見える形で反応がでたり、
数日をかけて身体の状態が変わり続けていくことを言います。
反応は、具体的には体の一部が律動的、または不規則に微痙攣や動きを持って
身体の歪みやつまりを解いて、滞っている気の流れを再開させるよう自己調整をしだすのです。

講習中の観察された反応がリアルタイムに出現するシーンが散見された。

これほどの反応って、容易に出るわけない、と思えるほどの目に見えて驚けるほどの反応です。
自己調整が終われば勝手に微痙攣などは止まる。




「カンタンと形容したくなるような手技を持ってこれがなぜ起きるの?」




そのシーンを観た所見ではありえないことが起きていると思えたのだが、
それがあまりにも繰り返し繰り返しふつうのコトのように起きています。

それは講師が、施術を実際にしたわけではないが、
講習室に彼女がいるときには、講習生がなす手技でも反応が出てしまう。


講習会で観た風景は、私がそれまでおこなってきた自身の施術の概念を根底から覆すほどのインパクトが有りました。
その根底にある仕組みはわかりませんが、
その事実があるのは他の講習生も目撃しています。
または自らがその反応の体験者で、
反応後にはだるさとともに快適さを取り戻せた感じになることも味わったわけです。



私が足を運んでボウエンテクニックをしていただいた先生も、
ボウエンテクニックの講習会を受けたとき。
私と同様なことを感じておられた様子です。



ボウエンテクニックの手技の型を身につけることは大事。
だけど、それだけでは、講師からボウエンテクニックを教わった反応は現れない。


誤解を避けたい気持ちもありますが、、、
自分が一番しっくりする言い方で言えば、
仏師が仏像を作り終えたときに僧侶が「魂入れ」をします。

まだ私のボウエンテクニックの手技は、魂が入っていない。
そこを痛感しており、それがボウエンテクニックを全面押しできない理由。

ただしその講習会に参加できて、持って帰ったものを研究素材にして、
私が感じた謎な部分に、メスをいれ「自分なりの魂入れ」をしようと考えています。


ただひとつボウエンテクニックの講師に似た人を知っています。
私の母ですが、おそらく施術技術はさほどもないはずでしたが、
よく奇跡に近いようなことを起こしてました。

10年手が上に挙がらなかった人が、一度で挙がってみたりというのはよくあることでした。。

そして母が他界する7日前程の頃。
癌によるつらい腰痛がでてきたため、
私は母の患部に気を当てることで、いくらかでも苦痛を軽減できるようにと努めていました。

が、そのときに改めて気づいたことは、直後に自身の死のお迎えを前向きいに受け入れる人で、
「政春(私のこと)、私がちょっと気を当ててあげようか」と、言って手をこちらに向けた。
私も、2時間睡眠が5ヶ月続いて、ヘロヘロ〜だったので見かねられたのでしょう。


そのときに私が体感させていただいたものは、
母の手先から温かいものを感じたどころの感覚的な熱ではなくて。
私が母の右手の労宮がかざされた瞬間に、
見えない圧に座した私が後ろにのけぞるほど飛ばされていました。
物理的に私の額部分がポンッというより、ドシンっとつっぱられた感じ。



私は驚きましたが、母は笑ってました。
「私は気が強いのよ!(か細く弱い声ですが、こう言って得意げ)」



私も相応の気が出る方ですが、完敗です。
母と私は考え方のベースが異なっており、
施術に対して慎重すぎの私と人に対しておおらかで愛情深い母。

慎重過ぎになると因果律の流れを想像し、
その流れから逸脱するようなことはない。
それ以上もなく、それ以下もないように。

それが
ちょっといい加減なところがあるのだが(ワタシ的に言うと)
それでも最低限の手技で結果を出せるような工夫を積んだ母は、
目の前で人が治る不思議を、何度も何度も観てきた。
そこには何をどうするからどうなったという因果律ではなくて、
別の意識や自信があるのか施術に対しての緊張がない。
性格が誰にでも笑顔で声をかけて、
仲間に好かれて面倒見も良かった。
母がいくところは、ぱっと華やいでいた感じです。



私は未だに施術前はド緊張することもしばしばですが、
それではよくないと気づいて、微修正を掛けています。
でもそれだけじゃ、いまも、抜けきれない。

人は、身体的な能力差は思ったほどはないもので、
「考え方」や「意識」、「気の持ち方の積極性」などが
自身のこれからなすことへの表現を決めるのだと思います。
そこに力に違いが産まれるのかもしれません。
施術者としての資質にかかわることと感じて、
やってやろうじゃないかと思う、この頃です。



今となっては不可能ではあるが、
母がボウエンテクニックを学びおこなったのならば。
手技を受けた人たちの反応が出たのかもしれません。
観たかったですね〜。



余談ですが。。。
反応が安定的にだせるようなセッションができるようになれば、
私はそちらへ施術をシフトさせるときと思います。
先日の「施術の稽古」をお客さまにつけさせていただいたとき、
「施術の(型)稽古」でしかなかったと思います。
それが魂入れができるような施術のやり方をお伝えできるようになれればと願ってやみません。




私が目指す施術の落とし所は、
紆余曲折しながら学び研究してきた集大成として。
いままでどおり、華やかさはなくて地味なままの活躍で結構ですが、
自身の施術へ魂入れができた実感を得られるよう、やっていきたい。

こういうことは、
私には施術の入門書や専門書を紐解いてみても、学び取れません。
人との貴重な関わりから学べるもの。


人との交流を避けなさいといわれるコロナかのいまですが、
施術の原点に立ち返って、人との交わりの大切さを痛切に感じています。
posted by スズキ at 17:35| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月28日

手の内のトレーニングをすればするほど、気が鎮まり集中力が飛躍するワケ

昨日、手の内の練習のときに気づいたこと。

仰向け寝で、左手の肘をついて固定した状態で、
尺骨(小指・薬指)・橈骨(人差し指・親指)を別々に特殊なやり方で
屈曲させたり伸展させたりという練習をしていました。




(1)尺骨を体幹方向へ引きながら小指・薬指を屈曲します。
右手で左手の小指・薬指を曲げるのに力がいるような負荷をかける方向へ引っ張って力の入り具合を確認しながら。
※ ポイントは、動かす左指以外は、微動だにせずそのままの静止状態でいるようにします


つぎに
(2)橈骨を体幹から遠位に向けて親指の腹と先を前方へと押し出します。
※ ポイントは、動かす左指以外は、微動だにせずそのままの静止状態でいるようにします


最後に
(3)手の甲を立てるようにしていきます




文章化すればカンタンなこと。
ですが、私がやってみるとなかなかうまくいかない。



まず、初歩的なところで陥りやすいミスは、屈筋優位の状態で力んだままの手で動き出すこと。
屈筋が優位な手の指は、思うように各指を分離して動かすことができないためです。
動かす指以外が動いたら、
・精密な操作も不可、
・肩甲骨が回転できません、
・広背筋の効きが低い。非力。
・その他、、、


なので伸筋優位の状態を手首から先でこしらえてから操作をし始めます。

ですがその意識だけでは足らない。

たとえば(1)の小指と薬指を曲げる操作ですが、
屈筋優位で曲げればボロボロですが、伸筋優位で動かすにしても、
つい中指が無情にもつられて曲がりだすこととなります。

動かす指は動けと命ずればそのまま動き出すため、さほど苦労はいりません。
だから動く指に意識を向けたい気持ちを斬り捨てて、
つられて動こうとする指を動かさずに静まり返ったような空間静止をすることへと、
自然に細心の意識が集中していくべきでしょう。

そうした意識を持って手の内の構えをした瞬間、
周囲の空間が鎮まって感じられ意識の集中力がグンと跳ね上がります。



この操作を修練としてやってみればやってみるほど、
「動く指につられずに鎮まる静止状態を作ること」が真の課題だと気づきます。


固定した安定感ある部位を確固として優先して創り出すのです。
そのようにしてつくられた安定した大地の上に動作する部分を乗せる感覚です。
そうやって考えていくと、手の内の操作もしやすくなります。

これは「静中動」ですね。


そこに気づいて集中して修練しだしたから、
頚部のリリースのときに、手がすべって忌避部位を傷つけることが避けられるようになりました。
他のすべての施術をするときの力の微妙な入れ具合や角度、圧の質、
リズムの刻み方などを精密に制御する必要な施術をかなえてくれました。


動く指の土台を安定させるのは、
静止した手の他の指や手のひらや前腕の骨や体幹部なんですね。


あと左手の内のみを練習をハードにしていて気づいたことです。
左手の尺骨をかなりな量、軋み声をあげつつ動かしていたとき。
右脚のひらめ筋あたりが痙攣。
クロスパターンでつながってるんだなと思いました。
そしてもうひとつ。
寝た状態から起き上がって立った瞬間、
左脚部の腓骨の骨を動かしたつもりはないのだが、
腓骨の骨、それと腓骨を結ぶ靭帯部分に激痛を感じました。

私の膝は下脚が外方へとそれているところがあって膝に負担をかけてしまっている足です。
そのようになるよう固定された筋腱靭帯が膝周り、足首回り、前脛骨筋、後脛骨筋や腓骨筋に、
正しく並べられていない整理されていない不安定さがある。
まさにそういった不安定さを感じる部分が痙攣や痛みを覚えたのです。


人の手は、一般的な現代人の手の使い方であれば、
手を操作するトレーニングのみで、
これほど膝から下に影響がでることはないでしょう。

それが犬や猫のような前足といえるような動きを作り出すことで、
深い身体組織内の関連するレベルで手の操作が足まで連関する影響が波及したのでしょう。

このことを観察してみても、
人の手も、前足として手を使っていた祖先の影響が確実にいまも内在されていることがわかる。

最近は脚部の操作トレーニングは一切していないものの、
手の内の作り方を自分なりに練習しだしてから、
あきらかにグラウンディング感覚が安定的になってきた。
それと同時に、意識や精神的安定も図られるようにある。


ただし手の内という人の手を前足のような使い手にするという大きな変化を体に覚え込ませるとき。

激烈な眠気やだるさといった好転反応がでた。。。

ただ、いつもだったら肩甲骨部位が過度に力を発揮し急激な動きを強いられるとき。
呼吸ができなくなって吐いたり、意識を失って倒れたりということもあったのだが。。

そのような不具合感は、いまのところ、まったく出てきていません。

それは安定的に理想的な前進ができているのかもしれませんね。


運動量はめっきり減っているものの、
体力値は手の内が見えた後は飛躍し続けています。


いままで、動き方のノウハウを右往左往しながらかき集めて研究してきたが、
気が付けば、何年も前に岡本眞師範がいわれていたままのことを、
すなおにもっと本腰をいれて修練していたら。。。
かなりの時間的なショートカットができたと思います。


物事の重要性がわかるのは、それにご縁をいただいて、
それがわかるまで自分を高める正当な努力をし続けたことからだと思います。



posted by スズキ at 12:56| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月14日

腕の凝りをゆるめるときに、「尺骨」がキーに



施術をさせていただくとき。
腕の骨を体幹部との関係からみると。

胸骨⇒(胸鎖関節)⇒鎖骨⇒(肩鎖関節)⇒上腕骨⇒(肘関節)⇒前腕「橈骨・尺骨」⇒(手首関節)⇒手の骨

と関節をつなぎ目として骨が連携を取り腕の機能が発揮されます。

このとき。

お客様が仰向け寝になり、施術者がお客様の腕の状態をみるとき。
各腕の関節を別々に、
またはいくつかまとめた単位で、
可動の様子を動かしながら確認していきます。
筋骨格系の触診として、筋の正しさ加減を診ることになります。


たとえば、そのときに肩が高い位置で固定されているようなとき、
詳細を観察すれば、
たとえば胸鎖関節・肩鎖関節などの関節や
鎖骨下の鎖骨下筋・小胸筋の詰まりなどにより肩を持ち上げ続けるような凝り方をしているときがある。

すると。

腕の上記挙げた胸鎖関節、肩鎖関節、肘関節、手首関節などが各々に独自のずれ方で固定されたバリヤーが張られることがある。

そのときは、それら関節のずれや固定などの変位状況を見て、
それぞれの関節ごとにまたは連携させつつ正しい関節のはまる位置に持っていく。
そうすることで正しい腕関節の位置に移行して一定時間、一定の力で関節面のはまりをしっかりとカチッとはめていくと。
その関節をまたいだ筋があきらかに「ゆるゆるっ」と緩みだす現象が起きます。

つまり腕の関節をずらしつづけるのが通常仕様になったと体が判断すると、
正常な筋を無理やり凝りを創りだして固め続けていただけの部分が出てくる。
そこが正しい関節のはまりを体験させられたことで硬く張った関連筋が
「あっ、もう関節は待ってるから緩んでいいじゃん!」
となったときに「ゆるっ」とゆるんでくれるのです。



ただこのとき。
テクニックとして注意が必要なときがあります。
お客様の手を取るときに腕の「橈骨」をとると、
なかなかお客様の肩関節が緩んでくれないのです。。

理由はあるのですが、複雑なもので割愛しますが、
お客様の手を取るときに腕の「尺骨」をとります。
そして尺骨を動かすことで肘関節を遠位に引き連れていくと、
なかなか緩んでくれなかったお客様の肩関節が緩んでくれるときがあります。

肩関節の固定バリヤーを
橈骨でコントロールしようと持つとお客様に抵抗され、
尺骨でコントロールしようと持つとお客様が無抵抗にすることでクリアーができます。


施術者がお客様のカラダに手を添えてリリースを図るとき、
様々なお客様の関節のずれをつなぐテクニックや抵抗をクリアーする方法などを使う。

そこに触れた本を私はあまり見た記憶はないのですが、
ですがうまく手を取れている先生方は一様にお客様のダメージを補修しやすい手を知っているんですね。
それは私が見たことがない資料があるのか、
その先生にいい師匠がいるのか、
それとも私のように経験則で発見したのか。
そこはわかりません。。

あまりそこを根掘り葉掘り聞くことはありません。
ことさらにその様子をみて「いいね!」とは叫びませんが、
「この人、できる人だな」と短時間で力量を認め合うことになります。


お客様の手を取って腕の関節をつなぐ手、そのひとつもこだわります。

そうした小さなこだわるといい点もやっていくうちに工夫を重ねると、
「あれ?こうすると、前回やったときよりうまくリリースが進んだな」
という一瞬に差異があることに気づきます。


十人十色の一律に語れないカラダの違いはあるものの、
十人ともここを取るとうまくいく定番もあります。

定番のノウハウをストックすると、安定した成果が現れだします。
他の先生がする施術の手を観察しても、そこにはかつての独自のノウハウの蓄積から生まれたもので、
自身にとって暗黙知が折り重なって構成されたようなもの。
すると適切な言語化が難しいこともあるので。
解説が思うように期待できないことが大半です。。


カチャカチャと智慧の輪を解くようなもので、
小さな何気ない手の置き方一つでも、
深みに入ると悩みがつきないですね。



posted by スズキ at 16:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月13日

ホットストーンの敷石をしないセッションでも、すでに起立筋のゴリゴリの凝りがベン石温熱器の数回のムーブでリリースができるまでいってたか! 合気柔術の手の内って、、、すごい。

昨日。
お体的な詳しいことは申せませんが、
お引越しを最近されまして、コロナ期に運動不足が加速したところでのいきなりの重労働。
そちらでカラダがしんどくなった〜という方のセッション。


背中に敷き石としての「ホットストーン」を温めて用意をさせていただいておりましたが、
そちらを利用すると背中の状態を立位でチェックさせていただいたときに血行が急上昇する可能性があります。
起立筋群を緩めることで副交感神経を優位に置いて、全身の無駄な筋肉のこりを弛緩させることができます。
それが体内奥の動脈血管を拡張することで、停滞気味だった血流部位に血を渡らせるので。
普段は行きわたりづらいところへと3〜5倍ほどの血流が届くようになるといわれている。



ただし血行の急激な上昇が起これば不都合があるときも状況によってございます。
このようなこともあるためお客様から話は事前によく聞いておくことが必須です。


事前予約時にメールで教えていただいておりましたし、
当日には対面でさらに詳細状況を伝えていただきました。

ベン石温熱器は利用しましたが、
それは持続的な温熱効果ではないので。そこはOK。
ただし、ホットストーンの背中の敷石はNG。

改善のメリットより、
急激な血行の向上によるリスクの低減を優先すべし。
そう判断し中止にさせていただきました。

お客様にはそのことは伝えてませんでしたが、
状況が、そのようにすべきと語っております。




ここ2年弱。ホットストーンをもちいはじめて、
背中の敷石を一切しない状態で施術をすることがなかったのです。


私の最近の手技のやり方で、起立筋部分の兪穴への熱エネルギー注入なしで、
どこまでリリースが可能か?



そこを知るテストセッションにもなりました。
その上で、いくつかわかったことがあります。

背中の起立筋群の凝りが強い部分。
以前ならプルパや他のリリース用のノッブ(握って押圧をかける専門道具)などで、
30回繰り返し圧をかけなければ解けなかったか解けることなかった凝りの状態が。
うまく「手の内」を活かした手技で、ホットストーンの敷石なしでも解けてました。



「えっ?! これ敷石で事前に起立筋を緩めたから解けたんじゃなかったのか・・・」

ここは、大発見でした。
以前のベン石温熱器をもちいてのリリースをしていたときよりも、
5倍ほども一度のムーブで筋硬化が緩んでいたのです。
なので以前は繰り返し行ったり来たりのさざ波圧を30回を限度にかけて解いていたものが、
3回のムーブで、そのときをはるかにしのぐリリースができてる。。


ベン石温熱器は用いただが、
ホットストーンの敷石なしで、これだけの筋膜の深部までリリースできるなら、
機動的に場を変えてのセッションをするときでも、私が納得のいくレベルに達するでしょう。
実際、以前のさざ波圧を繰り返しかけた圧での緩み具合にはないところへと、
深層筋部分への圧の影響が届くようになりましたので。


敷石用意が温度設定や加熱時間の計算、など準備に手間がかかっていたのです。
お客様を隙間なく受けることもそのため躊躇せざるをえなかったのですが、
ケースバイケースですが、
敷石なしでのセッションケースもこれから増やせる可能性が強まりました。


起立筋部分のリリースに関していえば、
すでにベン石温熱器と手の内の合わせで、
十分な起立筋リリースは可能となってきました。



これは、延べ100セッション中の貴重な1セッションです。

最低でも100セッションを為して気づきを得て改善し改良しという、
裏舞台でする調べものが、その100セッションの100倍の時間をかけてます。
原木から完成品をつくりだす彫刻のようなもので、
ノウハウ自体がないものであれば、そうなります。

わかったつもりになれたとしても、そんな幻想は次の瞬間に消えてしまうのです。
最低でも100はわかったつもりの幻想を打ち砕くような磨きをかけつづけます。


知り合いの鍼灸の先生は、そこの事情を察してくれていて。
「フロンティアって、苦難の道だよ.。あんた、、、」とぼそっといわれ。
思わず、咽頭がんで苦しんでいたお客様の施術の手を迷い続けた時期で
私も寝ずの調べものを数週間続けていたころです。
お客様ほどではないが心身ともに苦しいときでした。
だから男泣きし勇気づけられたことがあります。
そのような切羽詰まることは少ないにせよ、
年に4〜5例はあってかかりっきりになり寝食を忘れてます。
(今はコロナ下で新規ご予約受付ないので、そのようなことはない時期です。。)
そのようなお客様は今まである手技では効かず、どうにかということでお越しいただくこともあり。





結果、舞台裏が主戦場。それはコロナ前もコロナ後も、変わりません。
自分では重すぎる難事と思うフロンティアを手を出さずにいくことで、
それでやっていくやり方もあります。
ただ直感は、そこが私の居場所じゃないといいます。


独自のノウハウをもつことは、自分の強みを前面押しするときに必要です。
他に容易に真似ができないものがなければ残るのが難しく面倒な負担を背負う仕事。
そこは誰もやりたがらないから、手を出してやり続けることができる人になれたら。。


準備が整えられた人に、そこに舞台が用意されるものです。
手足を動かし汗や涙を、その準備にささげていくものです。



私がいま首の深部にまで真剣に向かい合い、成果が実感できているきっかけは。
鍼灸師さんからフロンティアといわれたときのお客様の喉へのアプローチ手技を研究してきたからです。
そのときのお客様にはすでに癌化が進みすぎて、お客様からはどうにかこの部分をとってくれといわれても、、。
そうはすることはかなわず、遠位からの安全なリリースに終始せざる終えなかったのです。
そのとき首やのどについて書かれた、医学の解剖学専門書など、
整体師が読むこともない本を買いそろえてしらみつぶしに調べました。
そのお客様に対しての対応可能性はあきらめたくなかったので、
とにかくそうなった事情の組織の状態や背景を知ることが必要でした。
結果的に、そのお客様に、どうもしてあげることができなかったので、
お客様の他界後に弔問をさせていただいたときに申し訳なくて。。


実はそのときの首の資料と勉強した知識。
それがあるから、いま、お客様の中で首の深部を解くという対応が、
慎重を期しながらできます。。

その施術法は道具と手の内の組み合わせの妙を見なければ成果は芳しくないものだが、
その道具は20ほどあるが、
その多くは他界したお客様用に仕入れたものが半数となり。
そのお客様に使うことができなかったものが今のお客様に活かされています。。



現在、頚部のリリースがホットストーンの敷石を必須とするリリースと考えてます。
施術成果の残せていい成績をもたらし
リスク低減が図れない部位があります。

そこに近年の主たる研究を深めた部位と力をいれたのですが、
ここだけは自身の身体を繰り返し疲労させて回復を図っていく試験を通していくと、
明らかにホットストーンの敷石がもちいられるかどうかでの差がでていくところで。

それで今も微妙に肩甲骨部分のホワイトストーンの石を変えるなど、
微調整をしつつお客様の施術に当たらせていただいております。


ただし「仙骨、仙腸関節部分のリリースが上達」が進めば、
起立筋のホットストーンの敷石も不要の可能性があります。


いずれそのことはお話いたしたいと思います。



とりあえず。
頚椎部分のリリースを深部まで対応しないセッションであれば、
ホットストーンの敷石をつかわないでもいいれべるまで、
自分のリリース技術が進んでいたというのは。。



自分自身の起立筋を、ベン石温熱器を特殊な手の内をフル活用でリリースすることはできませんからね。
(※ 起立筋の硬化が強い場合、ベン石温熱器を普通に擦るだけの手で使うのでは、
   起立筋の表層から中層の表面が緩む程度で深部は解けません そこは注意が必要かと思います )
起立筋のホットストーンの敷石をNGというお客様が来ていただけなければ、
これはわからないままであったろうと思います。


昨日、合気柔術の手の打ちとベン石温熱器の組み合わせの相性に、初めて気がつきました。
※ 下地にボウエンテクニックを多用しています。 

この連携、これがわかれば、新たな展開も考えられます。


Kさん、お越しいただきありがとう!
感謝申し上げます!!
posted by スズキ at 14:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月10日

漠然とした思いは忘れ去られ、偉大な目標であれば、こころからそれが離れなくなる。





漠然とした曖昧な考えでは取れ高が悪くなる。
やっていく意義がすぐ忘れられてしまうからです。

対して。
偉大な目標であれば、こころからそれが離れなくなる。






自分の中で、より具体的に、よりよく、より魅力的に偉大な目標を明確にすること。


そう感じられるほど「イメージした?」

十分に「内的探索をした?」

これが大事。



想像してみてください。。



自分は偉大な目標を描いているか、
それほどでもないものなのか。
それを見ようとすることで、
必然的に切迫した必要アイテムが何かが現れてきます。

それが脳の機能です。

具体的な結果を描いて必要な事象や事物を調査探求を始めると。。
自身が具体的に描いたイメージ以上のものがもたらされると信じています。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



私事で恐縮ですが、
施術の本を、一頁目から丹念に読み込むこともありますが、
丁寧に読んだ割には身につかないこともある。

それは決まってあいまいな意識で、こういう知識があるといいとかああいうものもあってもいいか、
と、引き出しにコレクションを放り込むような詰め込みをするときです。
これを「インデックスをかきこむ」といっておりますが、
インデックスをつけてどこの本におおよそどういったことがあるか概要がわかったにとどまって、
施術でその技をいきなり使うことはできません。

調べものをするときに、このインデックスをつけておかないと調査しづらいから必要なので、程度。



結局は、施術をさせていただいて、
ひとりひとりのお客様のカラダの特徴を具体的に理解すると、
私は具体的にどうするか「強烈なイメージ」がみえてきます。

それが他のお客様で対応した経験で補えるものであればいいのですが、
内情は十人十色。
かつての臨床経験ですべてをカバーすることなどできません。

ひと、それぞれ、顔の造作が違うように、
カラダの課題もそれぞれがユニークです。


その現実を直視しつつ、

「それじゃさぁ。
 どうなったらよろこんでくれるだろうか?」

を想像するのです。

単純な想像にとどまらず、プロとしてお客様の想像を超えられないかを探索するのです。

そうする過程で、「これが、本当に必要だ!!」と感じてやまない喉から手が出るほど必要を感じる手技や調べもの見つけよと動き出し、
そのときに蔵書につけたインデックスをもとに必須な知識を延々と時間を費やしてピックアップしていきます。
そうして次回のそのお客様の施術内容が構成されていくことが多いのですね。

ただそれで話が済むこともありますが、
蔵書中には解決策がないということもインデックスを付けた時点で見当がついていて。
ときにはネットや知人の施術家の先生に聞いてもわからないこともでてくるものです。
そうなると創意工夫した自作アイテムを模索したり、未知の技術に探りをいれたりするわけです。

それはお客様へ具体的かつ明瞭にどのようなことを送り届けたいかがあいまいなら、思いつかないと考えます。

「これから自分が誰にどんな仕事を送りたいのか?」

そこに具体的な「誰か」がいてくれると助かるのです。
漠然とした「誰か」は、誰もいないも同じように感じてしまうので。。

実際に施術をさせてもらってお体に想定した変化をもたらせたのか?
具体的な誰かを明らかにしておれば、その誰かに沿ったなすべきことが見えます。

これがオーダーメイド的に成果をだすためにする下ごしらえです。

その下ごしらえをしているときに、脳内でシミュレーションを繰り返してから施術をするため、
実際の施術の場では意外にスムースに手が動かせるし、粘るべき部位と、あっさりでいい部位もわけられます。




そういうこともあって、私の場合、施術をさせていただければ、
その回数だけユニークなお客様のお身体にあった対応を研究させてもらえます。

コロナ中で極端に施術をしない状態のときも、
座学として学ばなければならないものが数多くあって。
そこはそこで大事なことですが。。

誰のためにこれを学ぶかが不鮮明に感じた瞬間。
頭へ知識をどう定着させればいいかが紐づけできなくて。。
知識として定着がしづらく忘れやすいように感じます。



私にとって手技を学ぶとは
「誰に対して施すか」からはじまり
「だからこの手技、手法を取り入れたいので学ぼう」と実践的なものとして身につけてきました。


ほんとうは抽象化した事象を丸暗記するのが苦手なんです。私は ^-^;)


そのような自分に対し「OK」がだせるようになれたのは、
自分の具体的な誰という設定ありきで、その人に向けてだしたい結果を決めて知れべ続けて結果を残すようにしてきた成果から。

いずれにせよお客様に感謝です!!
posted by スズキ at 00:15| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月09日

稽古の基本は「独り稽古」

散歩中歩きながら、ほぼ100%、
合気柔術の朝顔の手の型を一人稽古(練習)してます。

手首から先をくねくねと一定の規則的な方向で動かしつづけます。
新手の変なおじさん。
たまに、怪訝な顔をする人の目線を感じますが、
私は別に気にもなりません。

この稽古が進むことで、施術上でのできることが飛躍します。
どの施術のテキストを読んでも、朝顔の手を練習せよとか書いてはいませんが。
施術効果の優秀な施術家のなかに武道家も多くいるということが意味すること。

探らずにはいられません。



おかげさまで。昨日の施術をしていたとき、最近の朝顔の手が役立ちました。
以前の圧法ではあたりが強すぎて、場所的に手技が危険な場所だったから
かなり力をセーブして、私の身を固定し硬化させる形でなければ施術できませんでした。
ちょっとでも不用意な力が混じれば、施術事故につながる場所とわかりますから。
危険だから手を出さないという方針の先生もおられます。
それも正解だと思います。。
でも危険を回避する工夫をして手を出すというのも正解。

そのための工夫のひとつが朝顔の手。

それが精度よくできるように進めば、
お客様のカラダに結果がみえるのです。

だからこそ丁寧に稽古したくなります!


朝顔の手の稽古をしながら歩けば、新たな気づきを得る。
それから改めて岡本眞師範の映像をみると、
私が気づいたことはさらっと語られている。
それに非常に驚くことがあります。

「あれ?!なんだ、ここで、答えをいってくれてたんじゃん・・」
「そうか、このことをいってくれてたんだ!」とか。


以前みた映像だったが、
自分が経験値を高めてできる手前まで理解が進まなければ、
映像中の解説内容が腑に落ちずにいて記憶にさえ残らない。
そういうことでしょう。


シャドーボクシングをするときのような
イメージ上の相手を描き続けた一人稽古。


重要です。


「具体から抽象化」へのベクトルの流れ。
師範の解説は映像では言葉でおこなわれた抽象化されたものです。
多数ある情報が詰まった具体体験から一部のポイントを抽出し編集したものが語られているのです。

情報が削がれた言葉から具体化を図るベクトルの流れをえようとすると。
師範には当然のことと暗黙知に感じて説明を省いたこともあるでしょう。
基礎力が不足している私には、そのような削ぎ落された事実を補えない限り、
いわれて真似たとしても見えてこない部分が多いので、
なかなか解説された通りにできるものではない。。

稽古とは、削ぎ落された重要な情報部分を自身で補う想像力と理論建てて把握ができる必要がある。
稽古では、「抽象から具体化」という肉付けをしているのです。


だから一朝一夕でできなくてもよくて、
稽古には存分に時間を費やしていい。

個人的に、そう考えています。



それは手技療法を学ぶときも同じことです。



汗水流していない人、
足で稼がない人、
手を動かしていない人、
はわかったつもりにはなれたとしても、結果がともないません。
安易にわかったつもりになった人は、たいていは挫折を味わいます。


だじゃらがむしゃらに手足を動かし実験し実践し失敗を繰り返しての末に
腑に落ちて真実と思えることが増えだすことがあります。
実力が強化された後にしか味わえないたのしみがあります。




施術では、具体的に何をどうすればいいかというゴールを明瞭化していくこと。
ゴールにばかり目を囚われると、他に大事なものが出てきていても見過ごすことがあります。
成功を意識するあまり、身を固めたり視野狭窄が起きることもあるのでしょう。
ですがゴールが描けていない落としどころや着地点を描けていない手技は
どこにどう影響しだすかが予想もできない危険な行為に陥りかねません。
たいていが、ほとんど効かないか、マイナスに作用することになります。

「自分のゴールは〇〇で、この手技の一手で、自分はなにをかなえるものか」

そこがわかっているということが、人の身体に手技をさせていただく条件です。
無目的での手技をおこなう手は、えげつないほどのダメージを人にあたえます。
ときには本当にそんなへんてこな結果がでてくるので、
施術を学ぶ初学者の方が実践的に成果をだしたいなら。
明確に「〇〇さんの、✖✖の状態を、△△にする」と、こころのなかで呟くといいでしょう。



ただそれでも、功を焦って成果を取りに行く緊張は捨てなければなりません。
適度に気楽にリラックスしつつ、
適度に集中をしておれる状態へ。




できることが増えれば当初描いたゴールのビジョンは書き換わるのが普通です。
いつまでも同じゴールビジョンを保ち続けるのであれば、稽古不足だと思います。
日々ゴールの絵を描いては、その日の夜にそれを破り、新たなゴールを描きます。
カンペキに刷新することもありますが、加筆訂正の繰り返しが溜まっての後です。

そういったことができている人は、安定感ある力を発揮できますよね。



あと手技療法の手技技術は使えない未熟な技をため込むより、
数手でも完成度の高い技を知って使えたほうが役に立ちます。


ここ。
施術の専門化になるなら、
すそ野を広げてたくさんを学ばないと様々なニーズのお客様の対応ができません。

ですが、もし一般の方が施術の稽古をするとなると、
多くの手技を習得する時間もかけられないですから。
すると数少ない手技を覚えて稽古してやり方を自分なりに工夫できるまで進む。
そうして自分にとっての得意技を持つこと。
薄く広くは通用しないと考えたほうがいいのが手技ですから。
それがいいと思います。






他の多くのこともそういえることで。

ネット等で膨大な情報がえられても、
抽象化され編集を施されたものなら。
そこから価値を引き出そうとしても、真似しづらいことに気づくでしょう。
削がれた暗黙知や隠された事実を、粘り強く補うことです。

人が生まれたのは、体を使って得られた体験が人生を豊かに彩るため。
個人的にそのように考えています。

少しでもあらたなことにチャレンジし続ける精神が大事。
私もそのような行動をとれればと考えてます! ^-^



個人的メッセージを挟み込んですいません。
「ということで。
 もろもろ、Gさん、がんばってください!」
posted by スズキ at 15:16| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月29日

筋膜リリースをする人の手さばきは、一般的な手を使う意識とは違っている?! 施術でも必須な手の内のつくりかた

こんど、施術をお伝えする方への課題。 ^-^



筋膜リリースをおこなう上でのとっても大切なポイントがあります。

それは施術として圧を使った手技のときです。

手の操作ができるかどうか。
一般の方の手の使い方とは異なるのです。
驚くほど繊細な気配りがなされています。




筋膜系の圧をかけるリリースの施術法は知っていても、
これができる手が作れていると効きがよい。
施術後も変化が継続して起き続けるのです。

逆に言えば、この手とは違い過ぎるならば、
効かないか効きが悪いかダメージを残すか。

結果に差が生じることとなります。


これから施術を学ぼうという人は、
手の使い方が思うようではないままやり方を覚えてしまうと。
身につけた施術成果がでない悪癖操作はなかなか抜けません。

だからこそ最初に施術の手の使い方を、身につけてほしい。
もちろん、少しずつやれるだけでOKです!!


なので感覚を体感的につかんでいただければと願って、
手の操作の概要の基礎的なことをお伝えいたしました。

なぜこのようなことをやるのか?
やってみると複雑な操作が混じりあい、
一度や二度の説明を受けただけでは覚えきれません。

私は最初はバラバラで意味づけが消えた状態で、
理解しづらく覚えられず混乱しました。。

でも、足の使い方を考えてみると、
「普通、そうやるよな!」ということだったのです。

四つ足の犬や猫は、後足と前足がありますが、
二足歩行の人間は、脚部と腕があります。
そこで人間の腕を前足だと捉えたときに、
すべてがわかりました。

腕は前足!!

足の使い方のグラウディングのノウハウをバレエの研究で理解できていた。
それで、そのときひとつずつ学んだことを思い出して、
そのまま腕に当てはめたらそのまま同様だった。
そこに気づいたときは驚きましたね〜。

明確なルールが合気柔術の師範の手の内にあったんだな!
そう感じたところで、
私もようやっと施術のときの手ができてきたという経緯があります。



理解できたからと言って、
即できるというわけではありませんよね。
今まで、さんざん悪い腕の使い方をしてきて運動神経系がそれを覚えてしまった。
その強い支配はたやすく理想形に書き換わるわけはありません。
50年かけて作った癖は、日々の改善行動を5年もかけておこなう必要があります。
なので、施術を学ぼうという人も、そのようなつもりでのんびりでいいから、
練習していただければ幸いです。

理想的な修練をなされておらない無意識にだす手は、繰り返せば道は遠のき、
道理を頭で理解をしつつ体を意識して使い続けるなら、ゴールに向かいます。
「意図的なカラダの操作」をすることです。

それは施術をするときにも活きてくるのですね!

そうして伝えたときは「手の操作では手掌腱膜を意識しよう」という話でした。

今回は、もうちょっと別な視点で手の操作を作り上げていきましょう。
骨を動かす視点です。
前腕を含む肘から先の手の骨を操作するイメージを持ちましょう。

詳細は下図をご参照ください。

手の内のつくりかた.png

わかりづらいでしょう。 ^-^;

文章に言いたいことは含んでありますが、
文章化されても。。。
読む気がしませんよね〜。

私だったら、そう。


ちなみに、上図の文中は書きたいところの一部です。

尺骨が肘の方向へと引く操作では、肩甲骨の外縁部に動きを先につけることでしやすくなります。

また肩甲骨の動きを感じられるか、そちらを繊細にそうなさるように意識していると。
たとえば肩甲骨下端の先端の尖った部位の動きと、骨盤の座骨の下端の尖った部位が、
同期して同方向へと協調して動くよう心がけます。
すると肩甲骨の動きがでてきたときには広背筋が、
座骨の下端が動き出したときは大腰筋が動き出す。

広背筋と大腰筋は、手足の最もパワフルで筋断面も大きな筋肉です。
そこが使えていけば、足裏に根が深々と生えた感じの安定的な状態。
強烈な力が、いともたやすく使えてしまうのです。

またこのとき背中側の、首後ろの項靭帯を適量伸長させて使えるようにすれば手をそこでつり、
宙に浮いた感じで楽に筋ではなく靭帯や腱で手の支えを得ることができます。
大腰筋が使えるよう腰裏の腰靭帯を適量伸長させて使えるようにできていたら、
その靭帯のパワーで腰が上に吊り腰といえるような空中に浮く軽さがでてきます。


腱や靭帯が効果的に使えるようになると、他のメリットがでてきます。
関節の固定などの吊りができるようになります。

筋肉操作をする意識は筋肉を収縮して筋パワーを取り出すものです。
特に屈筋群はまさに、そのものでしょう。
自然に自身の体幹方向へと引き付ける作用が動きのパターンとなります。

それに筋収縮が主だった動きの操作になれば、
筋肉が伸びている状態から縮み始めは動きはスムースで大きく表現されるが、
徐々に筋収縮が目いっぱいでもう縮まないというところへ近づくにしたがい
その筋はいくら脳からの縮めという操作命令を受けても動けないようになる。

それは圧をかけるときのムラになってしまうのです。
最初は力がガツンと来たが徐々にギシギシッという圧に変わり、
そういった手先の操作の緊張が受ける側につたわってきたとき。
受け手も自然に身構えてカラダが緊張してとけづらくなります。
リラックスして弛緩してもらえたほうが、
芯に圧が届けられて、それが後々まで施術効果の持続につながります。
施術者が筋緊張著しい状態でおこなわれた施術は、
受け手側にも緊張を転写してダメージとして残る。

そのような恐れがでそうなときには、
筋膜リリースに取り組むよりも他の施術手技にしてもいいでしょう。

また腱や靭帯が操作できるようになれば、
手先を空中に浮かせ続けた感覚で維持できます。
これができるようになるとボウエンテクニックのソフトなタッチだが、とてもよく効く!
(※ ここ、重要ポイントです!)


まずは他は手先が動くとき、足が連動して無意識に動き出している状態に気づいてください。^-^


また、肘が前後上下左右斜め移動など、不安定に動く人は、いくらこの手先の練習をしてもうまくなりません。
そのときは机の上に肘を置いて肘を固定した状態で手先の操作を練習するといいでしょう。



ここまでは、なんとなく文章化できていそうな感じのところです。
ただ、上記の要点は私自身の意識の置き方や作り方で学び気づいてきた過程で得たものです。

とりあえずはこういう考え方もあるのだなという程度に認識していただければ上々でしょう。

というのは、私が書いた上述のやり方ですが、
私も数日経てば「あの考えは間違えだったから、修正掛けます!」ということが頻繁に起こります。

だから、現時点は、こういう考え方もあるんだ、程度の内容ですから、
参考にできるところがあれば、アイデアをとっていってもらって、
自身の使い方の工夫をするときに活かしてもらえればと願っています。

posted by スズキ at 04:52| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月11日

太ももと二の腕を外旋させて、それぞれ股関節と肩関節をしっかりいれるために、くさび型ブロックを使ってみよう〜!

私は、昔々、整体の専門学校に通っていたとき、SOTというカイロプラクティック系の手技を習っていました。
そのときにくさび型ブロックを使った調整法を勉強しました。



カイロプラクティックや整体院で、くさび型のブロックを利用して、骨盤矯正をすることがあります。

骨盤矯正のためのブロックテクニック.png

そのブロックは下図のような形状です。



腸骨のずれによって骨盤がずれているとき。
左右の腸骨がどれくらい(どの方向に、どの角度で、どれだけの量が)ずれているかをチェックして、
そのずれが修正されて理想的な骨盤の位置にくさび型ブロックを差し込んで矯正を加えます。
骨盤の形状や傾斜などが理想となった状態で、一定時間、ゆったりと自然呼吸をしながらくつろぎます。

いつもの骨盤がずれが生じた状態は、いくつもの筋肉がずれた状態を保持しようとして緊張しつづけてますが、
骨盤が正常な位置に置かれたことにより、過剰な緊張を無意識に強いることを止めなかった筋肉の緊張が緩みだします。
施術者が左右の臀部や腰部などの筋群の緊張がほどけたころを見計らって、
背中や骨盤部分を、かるく揺さぶるなどして、臀部や肩甲骨当たりの左右の揺れ方が均一になりつつゆったりしていく。
ゆっくりといつもとは違った骨盤を支える筋群が緩んだ状態で立ってもらう。
そのときの足の裏の地面との接触しているときの感じ方、
肩の力の抜け方、首の緊張が低下しているかなどを施術者が尋ね、
お客様にいつもとは違う、過ごしやすい骨盤の状態を味わってもらいます。
(※このときお客様が、元気よく「すくっ!」と力強さいっぱいに立ち上がると、瞬時にブロックテクニック効果が水の泡となります)


お客様の身体は、ブロックテクニック前は、
理想位置での骨盤の状態に置かれることがなくなっていたが、
この骨盤の緊張の呪縛から抜け出れたときの呼吸のしやすさ、
お尻の筋肉や腰裏の緩みなどがかなえられて立ちやすくなったと感じられます。

うまく調整するスキルがあると、これだけでも、興味深い姿勢や腰痛、肩こり等の改善がみられるのです。

カンタンな割に、効きが驚くほどという場合、あるんです。


骨盤がずれたことが原因で、
身体が、特に脊椎の垂直ラインがねじれたり傾斜して正確な椎骨の連なりによる支えが理想から遠のく状態では。

骨盤(左右腸骨と仙骨、そして尾骨)が、各々、ずれていてもどうにか支えていこうということで、
骨の恒常的なずれを、軟部組織である筋・腱・靭帯が骨と同様なつっかえ棒なりつっぱり棒なりになって、
必死に背中の腰靭帯・項靭帯など靭帯群含め起立筋群等は骨の固定を図ろうと必死なんです。

たとえれば建築物で言えば家を建てるときに基礎を水平にしてから上物の柱などを設置しますが、
それが地面が坂道で坂道の傾斜のままいきなり傾いてしまうような家を建てたようなものです。

もし骨盤の右腸骨が前傾していたり、仙骨の上端が前方に下端が後方に右に捻じれつつ位置ずれがある。
それはまさに坂道の傾斜がついたまま、上に背骨という大黒柱を斜めッている状態で立てているに等しい。

それでは地震のゆれにも弱く、いつ傾斜がさらにきつくなって倒れるかわかったものではありません。
そんな掘っ立て小屋状態ですから、とりあえず取り繕いでつっかえ棒をかませて倒れやすい方を固定し支えるのです。

そのような原理で背中の凝りが作られるのが大半です。

ですから。

傾斜地に斜めな柱を立てたときのつっかえ棒の敷設は、
母屋倒壊を防ぐための応急処置、応急手当てなのです。
そのつっかえ棒がないと、立つことが成り立たない。

ですから。

坂道で傾斜した状態の、斜めった骨盤の基礎を変えて、
水平な基底部にするような位置に調整するようくさび型ブロックで微調整を加えるわけです。
そうした骨盤の上には、かえって左右につっかえ棒になる筋緊張での応急措置のため固めた凝りはいらない。
背骨の位置が正しくなっているいまの体験をしているときだからこそ、
大黒柱の自身の垂直に支えをつくり自律的に立った状態を維持できる「テンセグリティ構造」が効いてきます。
そこをお客様のカラダが状態的にキャッチしたとき、さらに自然に背中の凝りを緩め始めるのです。。。


なので骨盤の垂直性・水平性を、
正確な状態へと臀部筋や脚部・腰部などの凝り等を緩めて骨盤位置を整えていくことは、
施術初めのときにやっておきたいことです。
そうすることで、スムースに、つっかえ棒となった筋肉群は緩むよう物分かりが良くなってくれます。
そして最後の施術の締めに、もういちど、骨盤の状態を微調整して仕上げて水平ラインを傾斜されないようにします。
それでいい状態が長持ちできるんですよね。


いま、私はブロックテクニックを使うのは、私自身がセルフケアをするときに使うくらいになりましたが、
骨盤のゆがみやずれがある状態で背中や腹部側の凝りを緩めても、すぐに元の硬さになるという説明を、
同業者の方につたえるときに「骨盤からのリリースってポイント高いよね!」といいつつブロックテクニックをすることがあります。




ですが。
手足の関節のはまりがかなり悪くなっているとき。
なかなか通常のブロックテクニックをしてみたが、
うまくいかないというときもでてきます。

そのようなとき、くさび型ブロックをもちいて下図のような操作をしてみてください。


くさび型ブロックで股関節、肩関節をしっかりはめる.jpg


太もも部分の内側からくさび型ブロックを挟み込み、膝が外側をむく方向になるよう転がるようにします。
少し恥骨が前出して鼠径部が開くようになりますね。
これで太もも部分が外旋することで股関節がはまるポジションになります。

すると下腹部当たりの緊張が、いつも以上に抜けて腹部の呼吸力がスムースになるでしょう。


二の腕部分の内側からくさび型ブロックを挟み込み、肘のとんがっている外側が体側のほうを向くようにします。
少し胸骨が前出する感じになるかもしれませんね。
これで二の腕が外旋することで肩関節がはまるポジションになりました。

すると首筋前面が緩み、胸が前後にスムースに動き呼吸を助けるのを感じるでしょう。




通常、長時間にわたるデスクワークをし続けると、
その座位のままの状態でカラダが固まりやすいので。
その場合は仕事へ集中と緊張も手伝って、
肩関節や股関節がずれたままで維持されやすいのです。

すると気づかないうちに呼吸代謝の力の後退が始まって、
疲れやすさが感じだしたり、疲れが抜けなくなってくるでしょう。


骨盤をいじるようなブロックテクニックは、
施術をする先生でも専門に習って相当な見立ての力が養成できていなければ、
やってみて悪化することもあります。
専門的な骨盤のずれを表す用語をもちいて、適切な操作をしなければ、
脊椎のゆがみ方が複雑化する恐れがありますので。
腰痛等が進んでいるなどの方は、やり方を学ばずなさるのはリスキーです。


ですが

そのようなときに、
腕と脚部を外旋させるくさび型ブロック(またはそれを模したものを自作してください!^-^-)テクニックで、
初期段階なら余裕で乗り越えられるでしょう。


わたしがよもぎクッションを胸の上に置いて、よもぎの効果を測定するとき。
実は腕と脚部を外旋させるくさび型ブロックを使って呼吸を整えています。

それではよもぎの効果もひきあがるので、よもぎ単品での効果測定ができないように思いますが。

ただ、私がよもぎについて気づいたことがあります。

骨格の位置を正すことで、
よもぎクッションは格段に効果が発揮されるだろうということです。



手足の大関節部分は動的な緊張が根深いため、
すんなり仰向けに寝ただけでは緩みづらい。
私が、そうなのです。


なので、補助的に手足の大関節がニュートラルな位置に置いたほうが、
私がイメージする正確な効果測定ができるように思います。
posted by スズキ at 11:19| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月02日

仰向けに寝て、バックストレッチャーを、膝下に入れてみたら、、、。想像以上にリラックスして、グラウディング力が復活した!

長時間のデスクワーク。

そのなかには、ここ数か月、日々3〜4時間のスキャニング作業がありました。
デスクワークといっても、これは体力勝負。


iOCHOW ドキュメントスキャナー 自動平坦化 A3サイズ対応 多言語OCR機能 高画質 USB書画カメラ

こちらを使うには、ライティングの設定への気配りと、多少の文字の判読不可を我慢すること。。。
本によってあらわれる紙の裏ページが紙が透けてでてきていても、
オプション設定でコントラスト等の画質を設定することできれいに消せる。
光沢紙の場合は設定作業が煩雑になるが、光を当てる方向は3点照明に。
光質はやわらかくなるよう拡散光になるよう電球前にコピー用紙やティッシュ数枚重ねをかぶせて固定します。

あとはひたすら本のページの左右の端を持ち、左右に引き離すようにして引っ張り続けます。

商品についてきたマットは、裏表を逆にすると、裏になる底面は滑り止めできるゴム製です。
本を左右に力強く引っ張ると、徐々に本の位置がずれてしまう。
不都合を改善できればという考えでマットの裏表を逆にして、
滑り止めになるゴムの面の上にして本を置いて固定します。

ページをめくって新たな撮影ページの設定ができたら、
スキャニングするためのスイッチボタンを押します。
そのスイッチボタンは両手が本を持つため塞がっていますから、
足の指で「ぽちっ」と押して撮影するスタイルで作業をします。

スキャンが失敗すると撮りなおしで作業が中断し、3倍以上の手間がかかるから、
集中を切らすこともできません。

このスキャニング作業。
「なんだかなぁ・・・」とぼやきたくなるほど疲れるのです。



自身の持つ主要なテキストのスキャニングが終了したので、作業はひと段落つきました。

ですががんばりすぎた日が続いたため、カラダのアライメント(垂直軸)が狂いました!
前傾からの不調となる自身の感覚を、脱しようと努めても、思うように復活できません。

遠赤外線ドーム型サウナ、スマーティに入ると改善するところもあるが、難点がある。

前傾からの不調は、足指のつま先側に乗っかる癖がついていて、
あたかも履きなれないハイヒールでも吐き続けているかのようだ。
これでは呼吸が浅くなり一気に免疫系が削れるわけです。

ではセルフでのムーブメントの改善工夫でどうにかならないだろうか?

やってみた。

アライメントは、だいぶ改善したが、
新たな問題が発覚した。
すでにカラダが緩く柔軟性を取り戻した状態を体験してから、
このようなスキャニング作業を続けたことにより予期しなかった結果が現れてきた。

スキャニング作業中に肩が上がり続けるようにして両手でスキャンする本のページを開き続けたら。
大腸の横行結腸の左右の端にある肩と大腸を結ぶ腱のような紐組織が上へと上りがきつくなっていた。

その左右の横行結腸の肩とつながった紐組織がきつく大腸の管を絞る形になり内容物の通りを阻害していた。
それが元で、横行結腸の中間部が臍方向へと下垂している。
そこは改めて自分で触診して現状を把握して冷や汗ものでした。

このパターンは、お客様のお体を見立てたときにはしばしばあるのですが、
自身の身体では、カラダの使い勝手がよくなるよう復活してからは見られないよう治まっていたのです。
このまま横行結腸の下垂や上行結腸や下降結腸の上方へのきつい牽引が続けば、
腸相の悪化が固定されて憩室がつくられ、そこがゆくゆくは癌化する恐れもでてくるのです。
私の叔父などは、そのような過程を通り、大腸手術を3度繰り返しているといっていたことを思い出します。



とりあえず、腰椎の椎骨後面が委縮して、腹部側の椎間板が開きが過剰となる形でのくさび型ができている。
それは確かだから、例によって、仰向けに寝て、膝を曲げた状態で椅子の座面に足部を置いて腰椎後面を伸ばす。
それで腰仙関節も伸ばすことができる。
このセルフリリースは、場合により有効性が高いので繰り返しやってみるといい常套手段です。

ですが、
「他にも、さらによい対処法があっていいはずだ」

そう考えて、やり方を模索していきました。


腰裏が縮むということが起きれば、
同時に、首裏の頚椎部分が同様なパターンで縮んでいる。
頚部に対してのアプローチは効果的だが、意外に頚椎を完全に思い通りの位置に移行させ保持させることは難しい。
頚部の裏を適量をもって伸ばした状態を保持しただけでは、
その状態が長持ちすることはないということは経験上わかっているので。
そこに対して単独で操作して終わりということは、しないようにしています。

では、腰裏が縮むのと同時に起きる、他に起きている類似パターンは?

というと「膝」ですね。

膝裏が緊張することで、「ひかがみ」と呼んでいる部位に団子状の筋肉が硬化した癒着をあらわすことがあります。
施術のときは、そこは必須のリリースポイントですから、緩める操作をするのですが、
時間の関係上、ちょっと痛みがでる、、、、いや、いや、だいぶ強い痛みがでるが、
「ごめんなさい!!ちょっとだけ膝裏の凝りを緩めるので痛むかもしれませんよ〜」といいながら、
ひかがみに生じたきつい凝りに筋の癒着をほどく特別なムーブ操作を、コリコリッとおこないます。


考えてみたら、
膝は脛骨・腓骨と大腿骨の「単関節」。


腰部と頚部は椎骨が折り重なり積み上げられた「ある意味多関節(本当は椎間は関節とは言えないのですが)」。

多関節のほうが複雑な分、少しのぐらつきがあったとしても過度に力で固定して傾斜しすぎを食い止めるつっかえ棒を作らなければなりません。
それだけではなく構造上、腰部や頚部のほうが、地面に接する基盤からは膝より高い位置にあります。
つまり膝(膝裏)の前方への反りが強くなる固定癖があれば、
膝より上はすべて膝で起きた過度な傾斜やねじれからくるぐらつきがでてしまう。

だったら膝裏が詰まりを持てば、必然的に陽部や頚部へまでずれの影響が与えられ、
過度に緊張を強いなければ腰も首も支えられない状態に陥るということだよな。。。
それは、当然のことと言えば当然のことだが、
ちょっと当たり前すぎで見過ごしたかもしれない。

それに膝裏へ加えるアプローチは、腰椎や頚椎と比べたら単関節がゆえに、シンプルかつ適切な微調整を可能としている。
そこがいい。


そのようなことを考えながら、
課題設定を「膝裏のひかがみ部分の緊張をゆっくり確実に改善させることができるには?」とした。



それもできるだけ新たに物は買いたくない、増やしたくない。
手持ちのモノ、すでに知っている知識でお金をかけずに対処したい。

その課題設定で15ほどのトライアルするといいだろうやり方を考えました。
そのなかで、最終的にもっとも効果があると実感できたのは次のようなやり方です。

バックストレッチャーを使います。



なぜか、、、うちにはバックストレッチャーが3つあるのです。。。。


そのうちの2つを使い、バックストレッチャー2つ.png
仰向けに寝た姿勢となり、そのときに伸ばした足の膝下に、バックストレッチャーを左右ひとつずつ設置します。
(※ バックストレッチャーの上面に自作のすべり止めシートを乗せました。
   そうしたほうが効果が高くなりました。絵ではそこは割愛します。)

バックストレッチャー2つHIZASITA.png

30分のタイマーをかけて、上図のように横たわりました。
すると5分もしないで意識を失って寝落ちしたようで、タイマーがなったのは気づいても瞬時にそれを止めて寝続けました。

予定として今日も多摩川で最後のよもぎ摘みにいこうと考えていたのですが、
気づいたら4時間、そのままで寝続けていました。

久々に気持ちよく寝た感じがありましたが、寝すぎて頭がもうろうとするは、
多摩川にこれからいこうとしたら真っ暗だわ。。。
予定が総崩れになったのですが、
気づいたらスキャニング作業をハードにする前に感じていた、
しっかりとしたグラウディング感が完璧に取り戻せていました!!

体中の筋肉、すべてが改善し、力がよみがえっています。

一気に生き返った感じを持ちました。


そのとき膝裏を4時間もバックストレッチャーで緩めたから、
かえって矯正しすぎでうまく使えなくなるかと思いましたがそんなことはない。

間違いなく、いい道、通ったなと好転を感じました。



いままで、もうちょっと「シンプルな膝裏枕」を使っていますが、
今度、施術をお客様にさせていただくとき、お客様に了解を得て、
こちらを使ってみようかなと思いました。

バックストレッチャーならばお客様の膝裏の詰まりが効率よく緩ませられるし、
適度に腰裏や首裏も緩むようになる。
そこがお客様の立つときのグラウディング完成度をあげられるよう改善できればすばらしいだろう。


自宅にバックストレッチャーを複数持っている人は少ないと思いますが、
たとえば、ダイソーにおいてあるような抱き着き枕を膝下に敷いて寝るようにしてみてください。
30分もすると膝周囲の凝りが適度にやわらいで、体全体がしゃんとする。
そんな実感を持てる人もいると思います!

ぜひ。
posted by スズキ at 00:36| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月28日

我流の排酸棒、使用法のデモ、実施!

数日前、以前にお知り合いになりました指圧の先生の口添えをいただきまして、
鍼灸師さまがお二人。
わざわざこちらまで足を運んで来てくださいました。


排酸棒が鍼灸の施術の延長線上でもちいられるかどうか。
そこの可能性を知りたくて、どのように私が排酸棒を使っているのか見学したいという希望です。
愛用中の排酸棒.png

私の排酸棒の使い方は、自分で言うのもなんですが、完璧な我流です。
日本で講習会を開いているところがあるようなので、本気で正当なものを習いたいときには、
そちらへいかれるのがベストでしょう。
たしか排酸棒でネット検索していたらホームページが出てきた覚えがあります。


きっと排酸棒を制作した先生には、どのように使うといいか、意図があるはず。
その意をくむことも大事なことですが、
なにせ資料が手に入らないものでして。
ベン石を調べるとき以上に断片的な映像のノウハウは手に入るものの、
中国語で通しでのレクチャー映像は見当たらなかったので。

そんななか排酸棒のグッズだけを持たされたら、
自力で工夫してもちいるしか道はありませんし。

そのうえでの我流の極みになった私の排酸棒の使い方。

でもせっかく、「観てみたいんだけど」という問い合わせをいただいたので、どうぞ、どうぞ。

ということになりまして。
2時間ほど、断片的なデモをさせていただきました。

向学心が高い先生方を観ると、それが私にはいい刺激になります。




その先生方。

デモの最中に、私が、おそらく一般的な排酸棒の使い方をしていなさそうだな、と気づかれました。
排酸棒は、体内の酸化したお血を排泄させるのに特化したスティックですということだったはずが、、、。
なんか、別の使い方に終始しているじゃないか、ということをわかっていただけたでしょう。

お一人の先生は、ていしんを普段使いしておられるようで、員利鍼を持ってこられていました。



だったら排酸棒を通常の擦るやり方をみてもらうまでもなく、
そこはすでになさっておられるということだろうと思いました。

排酸棒はていしんとは、形状が違うし握りても違うものです。
でも員利鍼とは、刺激のしかたがだいぶ似ている点もあって、
おそらくこまごましたことなどいわなくても、
現物の排酸棒を握って感触をえれば、
それで通常の使い方はできる先生だろうと判断しました。

そのようなこともあって、「一般的な排酸棒の使い方はこうらしいよ」というデモをしてたら、
それですぐ時間が過ぎて面白くなさそうです。
ならば我流のほうを見てもらったほうがいいかなと思いまして。

ただ我流ゆえに、このやり方を、すんなり持って帰っていいものかどうか。
迷われたかと思われます。


たとえば、
私が排酸棒をどう見て使っているか。
一例を紹介いたしますと。

ちょうど私が持っている排酸棒って、3本の突起があります。
私は、それをフォークの先端に見立てました。

サラダボールから、各人に取り分けるときに、
トングをつかったり、大きな木製のホークのようなものをつかいますよね。
それと似たものと見たのです。



筋膜の癒着等の揺さぶりをかけたい患部がある位置を透視できているとき。
それが表層筋部分で病位が浅いなら、そのまま皮膚の上から擦るようにしてリリースを図ればいいでしょう。
ですが中層の中〜深層部などの深さがあれば、皮膚の上からこすってもなかなか目的の部分に作用を加えられない。
またはどれくらいの深さに病位があるかが探れない。
立体的に凹凸を感じられるようになるんです。
それは患部を挟むようにしてとらえてみると、
硬さや緩さ、ぐみぐみ感、深さなどが浅いところから深いところまでの層で分けて捕らえられます。
訓練的な慣れも必要だと思いますが、手先でつまむのでもわかるようですが、
親指と人差し指と中指の三本指でとらえるよりも、
排酸棒の先端部の6本の指を当ててみると感じ取れるものが違います。

そんな感じの身体の筋の奥を探るためのセンサー役として使えるんです。

ちなみに指先を使って押し込むと結構痛いんですが、
それは指先の先端がとがった返しのある骨で鋭いからなんです。
それよりも排酸棒の先端のほうが当たる表面積が大きいため痛みが軽減されますので。
そこもいいですね。



なのでやり方次第では「二本のフォーク」(=排酸棒)で、患部を上から押し込む(+圧 = 陽圧)のではなく、
ごっそり患部を把持してすくい上げる、持ち上げるといった(−圧 = 陰圧)を加える方が、
その体内部位の内側の面積が広がることで動ける間が作れる分、動きが出る個所もあるんです。

骨へと押し付ける陽圧は、かならず皮膚抵抗で刺激の力が大幅に削がれるものです。
なにか得体のしれない棒で誰かにぐりぐりされたら、無意識のうちに危険を察知して表皮や表層筋をぎゅっと固めてガードするんです。
そこは反射作用で自動的に起こる。
生理的作用なので、リラックスして力を抜いてくださいといっても限度があるんですよね。
どうしても陽圧に対して対抗して身を守る反応が、施術の時の刺激を妨げようとします。
皮膚近くの凝りであれば、それでも対応できますが、
皮膚から数センチもある深部になると皮膚抵抗で多くの力が削がれてしまいます。


だから陽圧は、このガードという皮膚の抵抗を考えて刺激を入れる必要がでてきます。
それが骨から遠位に持ち上げられる陰圧の場合、あまりそのような圧が自然界にはないため抵抗がなされず、スムースに刺激を入れられます。
それぶん、変化を大きく起こせるということも挙げられるでしょう。
自然界で、陰圧を受けるって言ったら、タコの吸盤に吸いつかれるとか、、、めったにないですよね〜。
そんな日常的にないような刺激に対してブロックする反射を用意するほどの無駄は、しないんですよね。



陰圧をかける前に、ベン石温熱器で加熱して患部の代謝をあげておくことで、
さらに何割か増された変化が生み出せて、動かすのに手間が大きくかかっていたところにも、
大きな成果がだせるでしょう。




排酸棒にはヘマタイトの玉状の石がついた腕輪を巻き付けています。
磁化されたヘマタイトで排酸棒の磁力がアップすれば血行促進力がパワーアップするのか?
というわけではなく、磁化されたヘマタイトのリングは、磁力でぴたっと引っ付いてくれて握るときまとまりがいい。
排酸棒をより重みづけすることで、排酸棒が軽いとかえって力んで排酸棒を力(ちから)で握りがちになるのを防いでいるのです。
排酸棒を当てられるときに力みがあってそれが患部に当たると非常に不快なんです。
それがマイルドな感じの当たり具合になって痛みがほとんどなく当てることができるのです。
そのように排酸棒の重みをつけて刺激を加えるときに排酸棒の自重を活かしやすくすることで力むほどの力を当てなくてよくなるし、
排酸棒の先端が当たるときに感じるマイルドさを出そうとした細工です。

実際は排酸棒はかっさのように、皮膚の奥から瘢痕が浮かび出るような強さでこするのが本来の用い方なのだろうとおもいますが、
【筋膜リリースをするグッズとしてもちいる】という目的に限れば、瘢痕をつくらなくても行けそうなのです。
そのようにもちいているわけです。
このような変な使い方は、中国や台湾などの排酸棒を使ったYouTube映像では見たことがありません。
やはりへんてこな使い方なのでしょう。



以上、
デモ中に、デモを見学している先生は何となく、デモの流れでみてわかったものの、
デモを受けていただいた先生は、ずっと施術をされているところを覗き見ることもできなかったので、
デモ終了後に申し訳ないことをしたなと思いました。。。

スマートにデモできず、
ごめんなさい!!

なので、少しだけ罪滅ぼしに、補足解説部分を書かせていただきました。



それでも、先生方に「参考になりました!」とおっしゃっていただけて、うれしかったですね!
充実した時間を過ごすことができました。



posted by スズキ at 15:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月17日

骨盤のずれから、背中の鍼がきつくなったつらさの改善に効く、くさび型ブロックテクニック。

こんにちは。

私の家の前が桜並木の歩道になっていて、
朝5時の人通りが少ない時間帯に、
ご高齢の方が散歩し、
若い人がジョギングで息をはずませています。

私は家の前の私道に我が家の植木の葉っぱが落ちたものを、
さささっと掃除しているときに、ご近所から「おはよう」と声がかかります。

日中は極力外出をすることないよう時間を選んでる人が多くおられるんですね。
適度な運動が与える健康的な代謝力向上、それにともなった免疫力の維持など、
こころを配っていますね!

私は夜遅くなってから歩く感じで、日中の頭がクリアな時間帯は施術研究に当てています。




お客様から、メールで問い合わせがありました。


自宅で椅子に長時間座り続け仕事をすると、
ついつい足を踏ん張ったり、足を組んだり。
そのようなだらっとした姿勢をしなくても、
相応の負担が、腰、背中、首に課されることとなります。


そうなると腸骨が前傾したまま固定され、
仕事中も仕事後にも骨盤がずれたままになってしまうことがあります。
それが積み重なると、頭の中がもやもやしたり、肩を持ち上げて気持ち悪さを拭おうとします。
これが過ぎると視力がずんずんと下がり始めるんですよね。。。



骨盤部分の脚部や腰部などの太い筋が凝って理想状態の位置からずれてしまっているところの凝りは、
脚部の末端のしびれやむくみなどの代謝異常という不具合は感じだすでしょう。

こうなると「腸骨」がずれると「肩甲骨」が同時期に同様なずれるようになっています。
そういう仕組みがあるんですね。

この場合、腸骨の位置のずれが改善できない限り、
肩甲骨と肩甲骨の間あたりの詰まった感じの気持ち悪さが抜けません。


ランブルローラー等で肩甲骨と肩甲骨の間あたりをゴリゴリ刺激しても、
やっているときは気持ちいいが、そこが問題ではなく根が他の腸骨のずれから登ってきたものですから。
まったくランブルローラー等での刺激したときの気持ちよさは長持ちしないのです。


では、そういうときはどのような対策があるでしょうか?



ひとつの対策法は、
上記でもうしあげましたようにしっかりと30分以上、大腰筋を活かしたウォーキングで散歩すること。
そうすることで、気分もリフレッシュしますし、腸骨の前傾も改善し、背中の負担感も軽減するでしょう。


でも、、、今の時期、外出は極力したくない!


という思いもあるのはわかります。

ならば。


ブロックテクニックという対処法があります!



くさび型ブロックで骨盤調整.jpg


私も、日中長時間、必死に頭を使い続けていて外出を控えてますので、
このブロックテクニックを使います。


ブロックテクニック用の製品は5000円以上するので、もってません。^-^;
私は自動車の傾斜地にはめるくさび型ブロックにシリコンマットでくるんで自作して使ってます。
私のくさび型ブロックの傾斜度は45度くらいがちょうどいい感じです。
(※傾斜度は、各人の骨盤の前傾度により最適角度は変わりますが、最初は30度くらいから始め、
  物足らなければ角度を少しずつ高めるようにしてください)



代用として、バスタオル等を硬めにしばって、すべり止めマットなどを巻き付けてみて、
うまくくさび状に仕立てて使っている人もいます。
皆様も、工夫して自作してみてください。


くさび型ブロックを腸骨のとんがった部分の直下に設置します。
ポイントは、腸骨のとんがりを上方に押し上げるようすること。
あとは<うつ伏せ>で寝るだけ。

私の自宅には、胸の下に置くマットやフェイスマットがありますから、
そちらも使います。 ^-^


きもちわるいぞ、背中が!!と、
不快さを耐え続けて作業するよりも、
20分ほど、くさび型ブロックを使った骨盤調整に時間を割いたほうが成果の高い仕事ができます!!


※ 骨盤のずれ方には個人差があります。一度試しにやってみていただいて、不具合を感じたらすぐにやめてください。




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【ビワの葉温灸用にベン石温熱器は、活かせるのか?の実験】


本日は、もうひとつ課題があります。

自宅の玄関前のビワの葉を使って、人体にどのような良質な影響が得られるか。
試してみようと考えています。

がん体質の改善にビワの葉は効果が高いといわれております。

ビワの葉温灸、、、棒状の温灸を重ねた紙越しに熱をビワの葉につたえて、
枇杷の葉の有効成分を体の中に取り込むという健康法があります。

ですが、、私はこちらのセットを買ってやってみて痛い思い出があり使いたくない。。。


ならばベン石温熱器の加熱力を活かしてビワの葉療法のようなことができないだろうか?
活きの良い採取したてのビワの葉を使ったビワの葉の温熱がうまくいかないか、試してみるつもりです。


ビワの葉ベン石温熱器.png


ちなみにビワの葉温圧器という製品はあるのですが、85000円以上の高価な専用器具です。
こちらを本来は購入して試せればいいのですが、今のところ、その出費は難しいもので。

ベン石温熱器の可能性を追究する意味もあり、
調べてみたいと考えています。

私の落語愛好家仲間から、体調不良を被ってしまったという連絡があって、
少しでもその方の改善を祈念して、なにかよいものを送れればと考えています。
posted by スズキ at 14:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月15日

慢性化した四肢や首、背中などの凝りは、腹部にもダメージをあたえてお血をためだすきっかけとなります

腹部の不調感

お腹に違和感を感じると「しんどいな〜」と感じます。

「腹診」といって、
お腹を手で触らせていただくことで体調をチェックする方法があります。

硬さや張り、温度の高さ、湿り気を探ったり、
適切な圧でお腹のポイントを押すことで痛感や不快感を報告してもらうことで、
現在の体調をチェックします。

日本漢方の腹診.png


たとえば「日本漢方」での腹診は上図のように観ることとなります。


腹診は、流派が複数あるためそれぞれの判断結果の差異は現れます。

脈診では左右腕の手首の橈骨動脈上にある寸・関・尺を浅く押さえ、
深く押さえ臓器の状態を読むという見立てが日本漢方ではあります。
たとえばそれは次のように。
左手の寸口を押えて「心」、関上を押さえて「肝」、尺中を押さえて「腎」。
右手の寸口を押えて「肺」、関上を押さえて「脾」、尺中を押さえて「心包」。
ですが中医学での脈診講座では、そのような見方は教えられませんでした。


なので、流派が違えば、いろいろ違いもでてくるので、
そのことについて結果が不安定で信用ならないといっていた方がいました。

ですがどのような流派でも経験値を高めた経験豊かな先生は、
基礎的な知識を得た後に「守破離」と原型をさらに発展させ見抜く力を増していくそうです。
そちらのほうが大事なんでしょうね。
(すいません、横道にそれました m__m)


腹部を触る診断法は、すぐれてその消化器に関する現状をあらわしております。


ただ私の施術中に腹部の状態を筋膜を緩めるときに知ることがあります。

たとえば、背中の起立筋を緩めたらお腹がごぼごぼと言い始める、とか、
たとえば、腕の肘の内側の凝りやひざ周辺の凝りを緩めるとお腹がぎゅるぎゅる言い始める。
それは四肢や筋硬化が著しい部分を緩めたときのように、お腹からはだいぶ離れた部位を緩めているにも関わらず、
かなり容赦なく腹部からその内部の緊張が解放されたときの音がしてくるのです。

腹部から離れた筋肉であっても、
腹部まで硬化した筋肉の引き連れが幾本もの筋連鎖の作用で引きつりの影響が及びます。
腹部内部にも引き連れが起きてしまうのです。
もともと腹部の消化器、特に小腸や大腸、胃や女性では内性器など位置が動きやすい設定の臓器は、
四肢等の遠方からきた筋連鎖上の引き連れによって位置をずらされて硬く張りがでたままにされやすいのです。

本来のそれら臓器の流動的に動ける遊びの可動性が制限されると同時に、
そのところにガスや酸化したお血やリンパなどの老廃物が蓄積してそこに停滞して場を汚しやすくしてしまう。


体の隅々の筋膜(ファシア)の強さのある引き連れの影響で、
気づかぬうちにお腹の奥に酸化した毒、つまりお血が貯まりだします。


上述でみてきましたように、
「腹部はその場所にある臓器の状態だけではなく、腹部から離れた個所によって生じたトラブルにも影響を受けやすい繊細な個所」です。
だからこそ、腹部を見ることで様々な体の表面上にあるトラブルではなく、
深部の様子もお腹の状態に鏡に映すように反映して、深い読みがかなうのです。
優れた体の内部情報を読み取ることができるのです。




ちなみに。
先に申しましたように、腹部には腸管や臓器との隙間などには老廃物やガスがたまるスポットができやすいのです。
健康を害したときには、知らぬ間に陥っているお血溜まりが進行しやすいスポットとも呼べるでしょう。

私自身も、そのような印象が強いため、自身の体調が悪くなっていると自覚するときには、
内臓部の奥にため込んだコールタール状に粘って臓器同士を癒着させて身動きを停滞させる原因になるお血を流していく施術を。
非常に長い時間をかけて丁寧にしていきます。

体の四肢の末端のその場の悪影響は、最初はその患部に痛みや不快感などの症状をだしてくれるわけですが、
それがやがて慢性化してしまえば。
内臓の奥にその影響が病化するようなダメージを蓄積させて、
様々な疾患やトラブルのもととなるのです。

自分が不調のとき、自身の身体をよくみることで、
手で触る腹部の異常と、それを緩める操作の時どういった不快感を感じるかを観察しています。
これも大事な腹診の勉強だと思っています。



ただし多忙で2時間〜4時間と、時間が取れないようなときは
吸い玉療法でもちいるカッピングで腹部の問題個所を吸引して瘢痕状にあらわれるお血の色をみます。
赤なら疲れがたまってるな、紫なら少し奥まで病位が進んだなとか、黒々していたらこれややっかいなところまで落ちたなとわかります。
カッピングであらわれた痕をみて、腹部の様子を視覚的な判断もしやすくすることができます。
そしてカッピングでお血を排泄するために必要な量の代謝を患部にあたえることにより、
徐々にそこに含まれたガスを含め酸化した物質を排泄していけることとなります。



posted by スズキ at 12:58| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月13日

排酸棒を2つ同時に使って、効果的なリリースへ進化できないか? それには筋の一方の腱を固定刺激で。

独自の排酸棒にて筋膜のリリース方法


数名のお客様より、
「ブログをみて排酸棒、ネットで注文しちゃいましたよ!」
というメッセージをいただいております。

関心をもってもらえて、うれしいです。

この器具を使ってみての、私見ですが、
いったんしっかり筋膜リリースで深部まで解けたお客様が使うとき。
効果の高いセルフメンテナンスが可能なようですね。

少し筋疲労がたまって乳酸が蓄積したとしても、
それは初期段階では体表にとどまり皮膚近くの表層にあるのみです。
そういった毒素は深部のすでに柔らかくなった筋までは達してません。

だから!

排酸棒でいた気持ちいい程度の圧を加えて、繰り返し擦るならば。
大変効率的に表層の硬さが”さささっ”とほどけてくれるので、
それにより奥の柔らかい中層や深層の筋が出てくるのです。
代謝が再生できてイキのいい、しなやかさが復活です。



そこまでは、私自身も体感できてますし、
数名の買って試したというお客様も喜びの声をあげています。


数名のお客様は、直感的なやり方で、
張りのでたり軽い炎症部を伴った患部をごしごしとこするだけ。
それだけのやり方しかわからなくても、いい成果が出たそうです。



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セルフケアで効果が出たというお客様は、
以下の写真の排酸棒のうち、どちらかを持っておられて使用しています。


仮に排酸棒(B)とさせていただいたものは、
比較的安価で手に入るようですが。。。
せんだってブログで書かせていただいた柄の軽さがネックとなるため、
柄の中に銅線をカットしたものなど重りになるものを積めて利用したほうがいいと思います。

排酸棒2本.png



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筋膜を緩める効果を、私なりに追究しようと思いまして。
いろいろとアプローチの仕方を考えるわけです。


私以外の先生方も、独自法を考案するのは目に浮かびます。


そんなリリース法のたたき台として。
私が自身で試していることをお伝えいたします。


筋肉は、必ず骨に付着しております。
その付着部は【腱】と呼ばれており、筋硬化の凝りを大幅にほどくには腱を狙えという考えがあるほど、
腱部は筋膜を緩めるには丁寧に見ているところになります。

たとえば、いつも柔らかい筋肉が、運動会でいきなり走ることになって、ゴリゴリに凝ってしまった。
そんなときに凝りを示した筋肉の腱部を瞬間加圧をもちいて緩めるだけで、瞬時に凝りの量が減ることもあります。
逆に言うと、筋肉の腹の部分、筋腹が炎症を示していれば、炎症部位をゴリゴリ押したら筋断裂が加重されてしまう。
炎症が悪化します。

それは運動したことで超回復力で筋肉をパンプアップさせて再生するのとは違います。
炎症してもろさが出ている状態ですから、
ぷちぷち筋繊維が断裂しやすいような弱さを示している。
そこを強圧などすれば、大切な筋繊維がちぎれるのです。
ちぎれた筋繊維は元には戻りません。
周囲の筋肉がそこをカバーしてくれるものの、
体内に機能しない断裂筋繊維を抱え続けるのは利がない。


そんなときに私たちは患部を含む腱を緩める狙いをもって、先に刺激して安全かつ効率よく改善をはかるのです。



丁寧な仕事をさせていただくには腱の状態をよくするアプローチって、大事です。
筋の扱いを熟知しておられる筋膜リリースが得意な先生方も、
腱を緩めよと積極的にノウハウを公開したテキストは少ないのですが(ゼロではない)、
経験上そのようなことを理解して応用している方は多くおられるのではないでしょうか。



そこで。

排酸棒(A)と排酸棒(B)を、二つ同時に利用して、さらにリリース効果を深めたい!


排酸棒2本でリリース1.png


排酸棒(A)と排酸棒(B)。
それぞれ一本ずつを持っているならば、
それぞれを比較してわかる特徴を抽出するのは難しいでしょう。


排酸棒(A):
・柄の重みが充実して、力を強めに課してこすらなくてもいい。
 やわらかい圧で繰り返しなでるようにするだけでも、深部へリリース圧が伝わる。
・ヘッドの先がなめらか。肌に当ててみるとすべりがいい。



排酸棒(B)
・柄のお尻の先端は尖り、その部位も磁石が入っている。ポイント押しリリースに効果大。
・買ったままのデフォルト状態では、柄が軽くて使いずらい。
 ヘッドはねじ式になって外せます。外すと柄に2ミリ前後の針金等を挿入できる穴があるので、重りを入れる、
 ヘッドに力をかけて擦ろうとするときの重心がしっくりしづらい。
・ヘッドの先が多少だがなめらかさに欠ける。肌部のとらえがしっかりできる。


おおざっぱにいって、このような特徴があります。


なので。


とりあえず上図解説のような側頭筋を例にとって、みてみましょう。

(1)
側頭筋の上方の腱部に排酸棒(B)を当てて「固定」します。
基本、筋肉に対して直角となる固定力が高いポジションで維持です。
(※排酸棒(A)を当てると、つるつる滑って固定しづらい)
側頭筋の筋腹中部に当たる頬骨上に排酸棒(A)を当てます。

(2)
排酸棒(B)は固定したままを丁寧にキープして、同じ力で当て続けます。
(これが意外に難しい、、、。がこれが最重要!)
排酸棒(A)を排酸棒(B)のほうへこすっていきます。

排酸棒(A)(B)はともにヘッドが磁石となっています。
それら磁石の磁力で引きあうイメージをえがいてこすります。

筋肉の中には腱から腱という端から端へと経絡線が通ります。
つまり経絡上の2点を刺激するイメージといえるでしょうか。
経絡は磁力が作用してバランスを取り戻せるという効果があります。
その筋肉中を通る経絡の状態をよくするようなつなげるイメージが強まるようです。


上記のように筋肉の上下の腱部を正確な認識下においてほどくようにする。

上図では側頭筋を例にみていただきましたが、
詳細な筋肉図をみると腱が描かれているものもあります。
そちらを参照していただいて、固定と動かすという別をつくれば、
全筋肉に応用はできるでしょう。

経絡という自律神経に深く関与するところの修正や調整にも効果があらわれます。



経絡を意識した腱刺激固定によるリリース。
私自身へのアプローチでは、成果は悪くないですね。

ただ筋肉の端と端の腱のどちらを固定するかで、気を補ったり、逆に排除するよう瀉したり。
正確なところを見ていけば、そういった違いがでてくるのですが、
そこはこのブログスペースでは書き切れません。

腱のどちらを固定にするかを正確に知らずにアプローチしても
筋硬化は十分に緩むようです。
そしていた気持ちいい程度の刺激であれば経絡上に多大なネガティブな状態をつくることもないようです。

筋膜を奥までしっかりリリース成されたかたでは、現段階で悪い報告は受けておりません。
効果の方が大きいと印象を述べてくれています。
ただ個別にお体の初期状態が違っているので、
もし負担がカラダにかかっていそうなときは速やかに取りやめていただけましたら幸いです。

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posted by スズキ at 12:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月02日

正しく知るボーンマトリクスの世界。【骨】へ意識を広げるタイミングが来た!

最近、アフターフォローの施術をお受けいただいた方のなかの幾名かのお客様に、
】について、体を立たせる支え材以上のイメージを感じていただきたく願って。

稚拙な説明をさせていただいています。


骨にフォーカス!.jpg


お客様により「若返り視点」がいいか、「運動への関与という視点」がいいか、「免疫力発揮という視点」がいいか、など。
適宜、この点を推したほうが印象に残ってくれるのではないかという思惑をもって話をさせていただいていますから、
各お客様によって私が話している内容が違って聞こえることでしょう。

2名のお客様ですが、
私が立ち方の説明等するときの記録のために、
ボイスレコーダーを持ってこられており、
施術ちゅうの長い間、回しっぱなしにしておられます。
(※基本、音声録音は個人で良識の範囲内のご利用であればOKです)



そのような私が解説する音声データを聞いたら、
「骨は大事だから使い方を意識して工夫を加えてくださいね!」という意識を喚起していただく骨子は似てますが、
言ってる内容や単語がかなり異なると驚かれるでしょう。

それは、それぞれのお客様にあった内容に編集しようという努力をしているつもりですが、
それで私の思考がこれは話すべき、これは行き過ぎ、などと行ったり来たりする場面もあります。
その辺はどうか大目に見てあげてください。 m__m;





以下、骨の解剖生理学上、参考にしていただければうれしい内容を紹介したページをお伝えいたします。



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「骨は支え材」という印象を越えた『骨が持つ特異で神秘的な機能』と思いえる内容について、
かつて『NHKスペシャル人体』により”骨”について特集されていました。

番組を見たことがある人もおられるのでは?

NHKスペシャル人体”骨”が出す!最高の若返り物質 | NHK健康チャンネル

https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_5.html




骨は若さを生み出す臓器?老化の速度に関する研究(骨が出す「オステオポンチン」が記憶力・免疫力をアップする)

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_533.html



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またかつてためしてガッテンでは、骨の中にある『オステオカルシン』という状態の悪化した臓器へ働きかけ、
機能を正常化させるホルモンについて紹介していました。

こちらについては、YouTube映像に一部アップされていました。

骨の中の柔らかさなど、
骨が単なる支え材ではないことがわかる映像も含まれています。


https://youtu.be/e_rA0lqXM1s


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基本、想像力豊かな私は、解剖生理学的視点以上のものを骨に感じ機能を付加させていきます。
それがマンタクチア氏のような気功的な骨の力、作用であったり、
電解質を含む電気的な力を含む骨の内外との関係を模索すること。
その他、様々な意識を集積して整理することで、
自他の骨のイメージの鮮明さが増してきました。


そのように「ボーンマトリクス(骨内部の網目のようなスポンジ状のコラーゲン組織のこと)」の内部の世界から描き出す可能性は、
今後の私の貴重な研究課題となるでしょう。
それは筋膜との協調関係を持ち、
なおかつ筋膜、そして骨膜、その内側が骨の内部の芯に事が始まる視点で絵を描き、
筋膜や筋肉を加重に意識してきたボリュームトーンとのバランスをとって修正をかけるときがきたと感じています。






ここからいつものように、ちょっと私が研究中のハーブの話に展開していきます。

私がゴツコラ(和名:ツボクサ)は、
コラーゲン物質を生成するホルモンを促進させる力があること。
それは成分上、科学的な証明がなされているものです。
骨の中のコラーゲン、オステオカルシンを理想的な状態の維持へ寄与してくれるゴツコラが長寿のハーブと冠せられることとされているのでしょう。
上にエンベッドしたためしてガッテン!の映像にあるように、
オステオカルシンを認知症状改善に聞くという点、それは脳の記憶メモリーの状態をよくするオステオカルシンの力も、そうさせているのでしょう。
ゴツコラは、食べるIQと、世界保健機構で呼ばれました。


そしてゴツコラを貴重なメディカルハーブと位置付けるアーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダの発症した5000年昔には、ゴツコラの成分分析からデータが得られることがありませんでしたが、
経験則上、観察的にそれを見て、長寿作用を持つハーブであると見抜いた。
そのような仮説を立てることもできますね。

じつに興味深いことじゃないですか!^-^ v


ただゴツコラをどの程度食べれば認知機能がどれほど改善が成せるものか?
それは日本人に対して、または男女比、身長体重、または住む場所、体質など、
様々な分別がなされて、最適量が算定されるべきもの。
そうしなければ、なにごともバランス感覚、ちょうどの塩梅があって効くもの。
過ぎれば薬も毒になります。
または少なすぎれば目的の状態への改善まで達しません。
そのような見極める見立てができたとき、
ゴツコラなどは、より広く一般にも認知活用されることとなるのでしょう。
ちなみにそこに、アーユルヴェーダ医がおこなう脈診問診望診等の見立て方が参考になります。
自身のいまの状態や現状を見ること、そのような力がなければちょうどの塩梅という適量値という効きの良さは失われるでしょう。

そこがハードルが高いものと感じられてなりません。

施術のとき、少しずつお客様の脈を診させていただいたりお腹を触らせていただくこと。
ほか、様々なかつては私がそれほど用いておらなかったその場のそのときの生の情報の収集をするようになり、
そのような情報からハーブのちょうどよい塩梅の適量をアーユルヴェーダ医も推し量っているのだろう。
サプリとして適量はこれくらいだという容量指示は書かれていても、
それは一般向けの丸められた一般化された安全第一のイメージが強く、飽き足らない。
それは、摂る人の現状の体質からしたら過不足があって、加重に摂取させられている可能性があります。


ゴツコラを適量摂って骨密度が低下した状態でオステオカルシンの減少した不健康な骨の状態を改善できるなら。
そこに興味深い、認知機能の改善が産まれてくるのでしょう。

ためしてガッテン映像の最後のほうに、オステオカルシンのサプリが作られて・・・というところで終わっていたのですが、
個人的にそれももちいやすくて管理上も安全に運用供給できるものですばらしいものと思いました。

ただせっかく神様がゴツコラという女性にとって美肌を極めてくれるようなハーブをプレゼントしてくれているのですから。

タレントのローラさんのように、ゴツコラをサラダに入れておいしくいただいて、健康でぴちぴちな若い肌を幾久しく。
そのようなライフスタイルのほうがオーガニックなイメージです。
私は好きです。
posted by スズキ at 05:58| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月27日

『排酸棒』いいよ、これ!! ちょっとした凝りは、これでなでるだけ。手軽に肩や膝、首、顔などの凝りを改善してくれます

いまの施術テーマ。
深部へ、そして細部へ

そのため先週、今週のアフターフォローの施術、がんばりました。
長時間施術にお客様にはお付き合いいただきまして心から感謝いたしております。


皮膚の奥から骨があるところまでからと、
今までの筋膜部のリリースを越えた深部へ気を配り解くこと。

実態としていままでではリリース範疇に含めていなかった体の深部へ情報を求めていく。
その施術をなす厳しさに、今日、明日は休みで体を休めることができます。


深部の骨膜部とうとうの改変をイメージするリリースでは、
そのリリースに、
・痛みを感じるお客様、
・痛みをいつもより感じなかったお客様、
くっきりと分かれたことが印象に残りました。


ただ花粉症を患っている方は、きまって痛みを感じられると申されておりました。
それは花粉症という体外へと鼻水や咳によりアレルゲンの花粉を排泄するため、
本人が気づかないところでかなりの上半身部分へ負担をかけ続けることになります。
そのため鼻水や咳で排泄するため懸命で急性の凝りが、そこかしこに新たに作っています。
そういった急性の凝りは解きやすい反面、痛覚神経のマヒが起きていないので痛い。
慢性の凝りがあるところは、それが症状が重ければ血行不良が過ぎて痛覚神経へ酸素供給が減ってしまう。
そうすると痛みが麻痺するモードに陥っているため、痛みがないか、かなりの量を減じられているのです。
急性の最近つくったばかりの凝りは、そういった麻痺がおこる前ですから、
素直な痛みを感じてしまう、、、わけです。




あとはいつものお客様の弯曲パターンとは真逆の方がおられました。
不思議だよね〜、とよく観察しておいてくださいね、というと観察し報告してくれました。

仕事中の椅子が不具合があり、いつもとは違う場所に凝りをこさえてこられたとのこと。
のちに仕事をしている最中に、ふと我に返ると。
「あっ、たしかに今、左肘で支えてるぞ」と気づかれて、それが元で体の片側を酷使し続けていたと気づかれたそうです。

緊張度が高いお仕事をなさる場合、周囲の視野が狭まり呼吸が浅くなっている。
そのような時間を過ごすことで、人の身体は容易にいつもとは違った部位に凝りを創るのですね。
見事なほどいつもとは違う状態に移行し、同時にそれは緊張状態であればあるほど、
そのときに自分の身体を凝らせていることに気づけないでしょう。

生産性の高い座り方や座業をするための快適に自分にあった机やいす、パソコンなどの備品は大切。
私自身、そのようなことを再確認させていただきました。




いままでは「深部の深層筋を解く」という筋肉への意識が強かったのですが、
そこからもう少し奥へと大事な生命の根源でイメージする対象を深めていこうと考えています。
順を追って解説をする手順が、まだまとまり切れていないもののお客様に話し始めました。

「筋肉とか、筋膜とかばかり言っている鈴木さんが、別のところにフォーカスを当ててっていってるぞ
と思っていただいたところの内容です。 ^-^

私は先日、その意識に身体的に深く腑に落ちたところがありました。
今まで自身の身体操作上の不甲斐なさが本能的に許せないほどのものと感じ続けていたところから、
離脱するための大きなきっかけを得られたように感じています。
イメージのみならず、皮膚感覚を通した体感的に。

それから体の感覚や身体のは強まっています。
個人的な思いを述べて恐縮ですが、
いまの自分の身体は、芯が働きだして、内側からうれしさがほとばしる感じ。
この感覚を味わいたくて、体の使い方に関心をもっていたのかもしれません。


それから施術上の考えは、いままでの延長線上に今があるものの、
以前にも増して人体とはという見立てが素直なものへと近づいてきました。


施術を施す部位ややり方には異なるものの見え方ができてきました。




それがあっての施術テーマ。
深部へ、そして細部へ』です。


そして特に『細部へ』というテーマをかなえてくれるパートナーツールとして、
今は、下図のようなグッズももちいております。


ツール.png


手や指先のみをもちいる手技で施術をおこなうこともできますが、
さらに的確に深部へ、細部へ。
そのために有用なツールとして上図のツールが活躍してくれています。




写真の右手の2つは『ベン石温熱器』です。
小型で手に収まりやすい。
それぞれには磁化されたヘマタイトが巻き付けられています。
ひとつはディスク上の広がりを持つ部位があり、ひっかけるような作業に向きます。
もうひとつは滑らかな押圧が可能で側面部分も使えますね。

このベン石温熱器をもちいて患部を適宜加熱して温熱効果で緩ませてからリリース。
そのようにすると患部がいつもの常温ではほとんど硬くて解けずに圧をはじくものでもリリースへとつなげられます。
このベン石温熱器の、この温熱サポートがなければ、首筋等の細かな作業を強いられ繊細な部分の危険な部分は、
お客様の危険や驚異的な痛みの不快感を回避するために解かずにスルーするしかありませんでした。
そのようなところが解けるようになったため施術時間が長々と、、、という、ところもでてしまいましたが、
いずれ、そこは調整すればよいでしょう。



ベン石温熱器についてはブログで今まで書かせていただきましたが、
今日は他のツールも一部紹介させていただきます!



写真の一番、左側。
排酸棒』です。
3本の突起部先端は永久磁石。
患部に当てることで、先端が奥までスムースに刺激をつたえるよう割って入り、
入った深部で磁力により凝る部位の血行やリンパの流れの滞った部位を改善してくれる。

施術上で使わせていただいた現状の個人的感覚。

実は私の手技でのピンポイントを細やかに刺激するとき、
使い勝手はその隣の「真鍮製スティック」が私の施術の手にはなじみます。
そこは真鍮製という銅が含まれた電気を通電できる素材を含むところに優位性があるのかもしれません。


特に私の数ミリ以下のピンポイントを狙う部位リリースを5ミリ以下の精度にしようとするとき。

3本の突起があるとバランスがとりづらいため、お尻側の一本のとがった部分を使うことになります。
すると丸まっている部分の当たる設置面積が広すぎて刺激にならない点がありまして。
握り方を親指を三本突起の基底部にかければしっかりと把持できます。
それで力は入るものの、リリース成果が思ったほど出てはくれません。




そのような感想を持っていたものの、
自分の身体の凝り部分をなでるように使うと印象が変わりました。

たとえば胸部大胸筋の腕の付け根当たりを軽々擦るだけで、呼吸が楽になりました。
適度なずっしり感がある重みが、軽く持っている排酸棒でも、
しっかりとした圧をつたえてくれている感じ。
施術をする側に負担が少なくてすみます。

ならばと思って大胸筋全体を排酸棒で軽めにこすって緩めたら、肩まで楽になる。


ベン石温熱器でも似たことはできるのですが、
温熱器は加熱して用いなければならないので手間がかかります。
『排酸棒』は加熱の手間もいらない。
にもかかわらず、これだけの凝りのリリースをかなえてくれる。


ちょっとこれ、スゴイじゃない!』と感動。



それで別の形状の排酸棒があったため、
そちらも昨夜、注文してみました。 ^-^




商品的なメリットは以下のようです
しわの発生を抑え、肌を弾力性と潤いを与えます。
最後の太い丸いビーズのデザインは、腰椎と腰の理学療法に効果的です。
余分な体脂肪を取り除き、痩身を助けます。
ユニークなラウンドビーズコンタクトポイントデザインは、皮膚の摩擦を減らしながら、体の筋肉組織により近く、治療中の不快感を軽減します。
ステンレス鋼材料、塗装の剥がれ、錆、変形、圧力、耐食性はありません。




まだ私自身、排酸棒の使い始めで研究段階です。

ですが筋膜の硬い凝りをぶいぶい言わせて解くのもいいが、
腱・靭帯といった部分をこの磁力線を持つ排酸棒の先端で軽くこすること。

それで関連する筋の不快な張りや凝りが薄れていきます。

上述した腱や靭帯をリリースに積極的に使おうと考えてかっさというマッサージ用の器具を買いました。
だいぶ多種類で中にはヒスイ製の高額なかっさを買いそろえました。
それらも強力なリリース成果をだしてくれます。

ただ排酸棒をフェイシャルの全体用に使ってみると、
たぶん私がもっている他のツールどれよりも当たりがよく、使用感もいい。
いわんや、首や他の繊細な肋骨部などにも使い勝手がよい。
首等のリリース上の危険地帯を安全快適にアプローチできてあっけにとられるほど。


実は首や肋骨周辺は、
お客様自身が手でマッサージして腫らしてしまったり、
かっさでこすったりしてつらい状態に残ったりなど、
安全かつ効果的にセルフケアするのが難しい個所なのです。


そんな首や肋骨部位を、それほどのテクニックも必要なく効果的にセルフケアできる。
私としてはここを解くだけの目的のため、排酸棒を買ってほしいとお客様にお願いしたくなるほどでした。



意外に【 手へのマッサージ 】は、信じられないほどの激痛がともなう人もいます。
そのように感じられた方は腱鞘炎や手根管症候群等の予備群といえるでしょう。

そこで排酸棒で自分の凝った腕をなじむように擦っていたら、感じよくほどけました。
多少の痛みがあったものの、他の解き方であれば激痛レベルの硬さだったため、
この程度の痛みで腕が解けるのは、ほんとうにありがたい!!

または最近、左側の手が脈を診ると虚の状態が堅調な方も、手へのアプローチは激痛です。
この場合は、腕のみならず、胸や肩甲骨、首の斜角筋部分などと様々なリリースをしていかなければならず、
一度や二度で解けるような生易しい凝りではないのが多く見受けられます。
そのような方々にも、有効に腕や首・胸・肩甲骨・脇下などを自身で解くときに使っていけそうですね。
私自身、そのようなアプローチを排酸棒をもちいてやってみましたが、しっかりと筋肉の奥に入る割には痛みが少ない。
やっていて気持ちいいんですね。(強すぎるほど押圧をかけてない状態でも、そこそこ解けますので)
継続的にアプローチをすれば左手側の脈状の改善につながりそうな期待を深めました。



(※ ただ私どもはグッズ販売をする場所でもないため
   いいものあるよ、と参考までに手に取ってもらうところまで。
   お客様に中国からなら安くなるので買ってもいいのではとは、直接お勧めすることはありません。
   私が知らない、さらに輪をかけたいい商品があるかもしれませんから、
   安易に買っちゃうと、それを買うための費用が捻出できなくなります。
   そこは避けたいです ^-^)



余談ですが仙骨部分に特定がうす数のマグネットを使って体を整える特別なやり方がある。
仙骨の変位している状態や時期的状態を全体を診ていきます。
繊細な見方をしてからでないとできないアプローチ法ですが、
ためしに自分で仙骨の全体をなじむように擦るとどうなるか、試してみました。
永続的ではないにせよ、一時的な気のチャージをしたかのような作用が生じます。
排酸棒でも、ちょっとしたひと工夫で、そのようなこともできますね。




健康グッズ愛好家の方。

よかったらぜひ、一本、排酸棒を手に入れて試してみてくださいね!


posted by スズキ at 09:40| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする