2020年08月02日

Visible Body Web Suiteのご紹介!

解剖学基礎がなければ、
私のような筋膜リリースを主体とする
施術はできるものではありません。

解剖学基礎は、応用までいかなければ使い物とはならないのですが、
基礎力がないものの応用は根無し草。

理屈が通らないでしょう。


そしてやはりパソコン・タブレット等で
解剖学を学ぶのに役立つ人体解剖図ソフトの筆頭は以下のアプリです。




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Visible Body Web Suiteのご紹介!


別に私が上記の会社の回し者というわけじゃありませんが、
ときおりリアルな人体図をもちいてイラストを描くときに、
ひじょうにお世話になっております。


Visible Body Web Suite は、Visible Body のベストセラーである、ウェブベースの4 つのアプリからなるコレクションです。このSuiteでは、より完全に人体を理解するために必要なすべての視覚的およびインタラクティブなコンテンツにアクセスできます。

バンドルに含まれるアプリは次のとおりです。

ヒューマン・アナトミー・アトラスエディション2020
Muscle Premium 2018
解剖学的構造と生理学2019
Physiology Animations

1年間の49.99ドルの購買予約は、いつでもどこからでもアクセスできます。





https://youtu.be/ec5mmeaj-x4
Visible Body Web Suite | 究極のWebコレクション

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とのこと。


一般の方が購入するというのはお高いですので不要かと思いますが、
施術等の専門家の先生方は、こちらで観察をしていくメリットは計り知れません。

平面の2次元的な紙の解剖図では限界があるところも多く、
フレキシブルに必要な人体パーツを取捨選択して表示できるのは、
こういったアプリの最高のメリット。

そしてこちらのソフトはいち早く日本語化されたものです。
筋、腱、骨格、臓器、器官等、日本語検索ができます。


ちなみに、私は以下の3つのandroidアプリを購入し利用してます。
ヒューマン・アナトミー・アトラスエディション2020
Muscle Premium 2018
解剖学的構造と生理学2019

「解剖学的構造と生理学2019」をつかう機会は少ないのですが、
その他はまことに役立っています。

わかりづらい筋肉や骨格の位置や存在を熟知するには、
一般の解剖学の本と同時にこちらのソフトのCGを並列して観察することが、
使える知識に落とし込める秘訣でしょう。


またそれだけではなくて、
正確な解剖図を提示したいときにも、こちらのソフトがあるとほんとうに便利で頼りになります。 ^-^

関心ある人は、サイトをチェックしてみましょう!
posted by スズキ at 18:33| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

独自のセルフケアによる体調変化:たとえば。体温がとりあえず36.5度近辺をキープし始めました

体温が下がり血行が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できません。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれています。

免疫力は、
体温が1℃下がると30%低下し、
逆に1℃上がると一時的には最大5〜6倍アップするともいわれるのです。


{体温を上げること}の重要性がよくわかります。




そのような科学的な見方からも<体の冷え>があると、様々な体調不良をもたらすといいます。

出版物でも、
「体も心も“冷え”で壊れる」
「腸の冷えを取ると病気は勝手に治る」
「長生きしたけりゃ、腸は冷やすな」
「腸はぜったい冷やすな!」など、
<腸の冷えを、よくないよ!>という本が多数出版されています。
私もいろいろとそのような本を読み漁りました。



個人的なことで恐縮ですが、
最近の自分なりに考えたセルフケアを実践することで、
現状の私のカラダの状態変化が起こっています。


ちなみに行っているセルフケアを具体的に始めた期間もあわせて挙げれば、、、



1. スモールサイズのベン石温熱器を使ってセルフリリース(主に頭部とデコルテ部分)
  を先行して3週間前から。

2. ゴツコラ(和名:ツボクサ)の実食実験
  を7日前から。

3. 独自の呼吸法を3か月前から付け足しています

こちらの3つを、同時期におこなっております。



つまり、
3か月前から独自の呼吸法をし、3週間前からスモールサイズのベン石温熱器を使ってセルフリリース、7日前からゴツコラの実食。
そのような流れです。




現段階では研究中なもので、
スモールサイズのベン石温熱器を使ってセルフリリースも呼吸法も、
日々、やり方を工夫して変化し続けていますし、
ゴツコラの実食も、スープがいいか、サラダがいいか、など確認しながらの実験をする日々です。
なので実際のやり方を限定的にこのようなことをしていますと紹介できないのは恐縮です。


私の体温は、
2か月前は検温をすると、<35.4度>でした。
現在は検温をすると、<36.4度>を保持しています。

2か月前は、ストレスフルな時期でしたから余計に体温が低下したのでしょう。
ただ去年一年通して、検温すると35度台であり、36度はいってませんでした。
不眠不休が去年の前半に続いて、母への施術研究で睡眠時間が1時間前後という日。
それは4カ月だけでしたが、精神的にも追い込まれていたため負担は、
後になって負の財産として残りました。
介護疲れで介護する人が先に亡くなることがあると聞きますが、
そのラインに私はごっそりと乗っていたのでしょう。。。




それで去年から今年の前半は、いつも手が冷たかった。
身体も全体、冷たい状態です。
遠赤外線サウナで暖めてちょうどというところまで弱っていました。

自分の脈診で状態を診れば、橈骨動脈を通る血液量が少ないく脈管が{軟}でした。
また半年前は、脈打つリズムが乱れて、脈が飛ぶという心臓への異常も観られました。
脈管の位置も{沈}という、病が奥に入り込んだしるしです。

一般には橈骨動脈で脈を診ることが普通ですが、
施術をするときなど足の動脈や首の動脈を診たり、
臨機応変にどの部分でも血の状態がわかる動脈をチェックをする習慣が私にはあります。
足首や足の鼠径部の動脈や首の動脈で去年の自分の脈を診ると、
手で診る以上に、その状態は悪化していました。
「手で橈骨動脈を診ればいいなんて、それだけじゃ、ダメじゃん・・・」
と、唖然としながら、さらに状態が悪い動脈管を見つけてはへこんでました。

多くの方の場合、右手と左手では、右利きの方は左手の脈が弱くなる傾向があります。
全員というわけではありませんが、体調の不安定さを持っている方々のほとんどは、
そのような傾向があるようです。
それで両方の腕の脈を診て、生きた脈のほうが心臓の状態をよく表していると判断し、
脈がとりづらくなっているほうは血流の制限が加えられた現状のありかを探り
改善させるような施術をして改善できるかどうかを試みるようにしていきます。
ただ、通常、相当この脈をとる腕の左右差は、根幹に根付いたところからの影響がもととなっており、
改善にいたらせるまでには手間暇時間と高い技術での対応が必要といえるでしょう。




ちなみに私が昨年の体調不良のときと今とを比べれば、体調の安定を体感できています。




今の体調の変化を加速させたものの要因として、
特に、このゴツコラの実食を始めた一週間が効いています。

その動きは急激な加速をもって現れました。

スモールサイズのベン石温熱器を使ってセルフリリースでも眠気が感じられましたが、
ゴツコラの実食を合わせてから、以前にも増して{強烈な眠気に襲われる}ことが多くなりました。

午後8時頃に食後、体力的に疲労したほど体を使ってはいないのだが、意識がなくなるほど眠い。
外出後に午後5時に帰ればそのまま意識がなくなるほど眠くなる。

5分だけ横になろうと思って、毛布など掛けずに、タイマーをかけて横になってみても、
まんま、寝てしまって起きない。
それで睡眠時間が10時間という日も出てきております。

今までの私は3時間の睡眠で動いていたのが、うそのようです。


おそらく体内で血が動き始めたために起きている現象でしょう。
通常は好転反応といって体質上の転換期におこるものです。





そのおかげからと推測いたしますが、
私の筋肉のコンディションの変化は、
私の手で状態を触れて、温度、湿度、柔軟度、深層までの状態などチェックすると、
かなり若返って、水泳をする人の筋肉と似てきましたね。
もう少し呼吸が深まれば、私が知る気功を修練する人の筋に近づけるのでは。



脳神経系の状態の変化を測ることは、やり方がわからないので客観的な指標を持てずにいます。
ゴツコラの末梢血管を拡張して、血の通りが悪化した部位にも血流を再開させてくれていれば、
イメージ上では改善が図られているように思えます。



ベン石にお世話になったり、ゴツコラにお世話になったり。
これらの一方だけでは、これほどの変化は生じないものと考えています。
双方の血を巡らせる効能を引き出し相乗効果を期待していました。
そのプランを、第一弾で、イメージ通りに乗せられてきたと思います。




これで私らしい人に勧められるような「セルフケア」が見えてきました。 ^-^



ケア (care) は、広い意味では、世話や配慮、気配り、手入れ、メンテナンスなどをすることです。
たとえば自動車が故障したらなおしますよね。

でも人間の無限に広がる可能性を考えれば、
最良のセルフケアは、自身を具体的に把握し、その体を惚れ込むことから始めなければなりません。
それはよりよく、そしてより深く自身の身体を知る窓です。
内側に秘めた潜在的な力をすらすらと活かすきっかけでなければなりません。

人間がおこなうセルフケアは、自動車の故障とは違います。
いまだに現れていない偉大な自身に至るための世話や配慮、気配りであってほしいですね。
私は、そう考えています。
そしてようやく、故障個所の修理が済んできて、神が授けてくれた人間の身体を味わい尽くすという気持ちに、
セルフケアという言葉を飛躍できそうな気がしてきました。





ただし、自分の身体への学習は深遠で膨大です。
私が独りだけでやることにも限界があります。

現状のセルフケア法に加えて、
フェルデンクライス・メソッドのFIセッションやATMセッションで、
動き方の再学習を助けてくれている先生にお世話になって、
私の姿勢や動きの感性が磨かれていけば。


動的な肉体の動かし方が窮屈であれば、
どんなにセルフケアやリリースをしたとしても、
まずもって肉体の窮屈な表現を下地に思考の制限がかかりつづけます。
ここが変わらなければ、一部の筋・腱・骨格・関節にばかり負担を強いて、
そこが弱っていくことで全体が崩れていくように人体はできているのです。
動作の固定化が、人の死をつらいものとするのだと、私は信じています。



そこに向けて対策を打たなければ、人体という素材を理解したことにはなりません。

様々なサプリ等の技巧により満たされるよりも、
私は自身の肉体という素材にほれ込んで、その魅力や活力を動かして引き出すことが最良と考えています。


私自身が、運動音痴や気づきの浅さもはなはだしいものです。
だから、ここは自分一人の才ではかなえられません。
そのためにはナチュラルな身体操作を学ぶ機会を設けていただき、
そちらへと移行させていただける先生の助けが必要です。

フェルデンクライス・メソッドの先生にお世話になれば
私なりのアンチエイジング対策ができていくような気がします。


posted by スズキ at 10:54| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月11日

筋膜の癒着をしただけで、カラダのなかのトータル機能は改善してくれるの? 「それは、NO!です」

今日は東京では気温が暖かいですね。
自室は28度。



少しずつ外出自粛の雰囲気が減少してきて、
私の自宅から見える桜並木を歩く人たちが、
増えてきております。

一時期は、天気のいい日にもかかわらず、
ほとんど人の気配がなかったときからすると、
東京での感染者が連日減少傾向にある今では、
ほっとした気持ちで散歩をして体力をつけようというときに入ってきたのでしょう。



店の場所を借りて営業中の施術院の友達には、
このまま人出が少なければ固定費で破産するから、
いったん廃業することにして、
世の中が落ち着いたときに再開しようと考えているといっていました。

政府からの救済援助もあるといいますが、
店を閉めて申請書を出しにいくにも、
まったくのはじめてのことでどうすればいいか手続きに不安な気持ちが大きくて、
利用したくても難しそうでハードルが高いのではと二の足を踏むといいます。

ですが今の流れのまま日本での日々の感染者数が減少すれば、
外出自粛規制が解かれるでしょう。
そうなれば廃業してのれんを降ろさずに済むようです。




ここ数日の間、
臨時施術受付の施術が続いています。

ゴールデンウイークとさらに多くのお仕事をする方々が休業をなさることで、
休みの日に施術を受けようと足を運んでいただけたものであったのでしょう。

私といたしましては、施術をさせていただきこころより感謝いたしております。

明日が、そのラストの日となり、当分はまた静かな施術研究と自己探索の日が続くでしょう。


ここのところの8名様のお客様の施術をさせていただくことで、
地道にホットストーンを使った施術で考えていた新たな賢くなったやり方を提供させていただいております。

実地で施術を誰か私の知り合いの施術者等に施術を試させていただくことで、
施術のやり方のポイントの抽出をしたり、流れを作り出していくという過程を通せていませんから、
施術時間がかなり長時間になってしまっております。

臨時施術受付での今、施術のお時間がだいぶ長くなっております。
その分、お客様の全身の体をポイントに絞り切らず、非常に繊細かつ全体的に見させていただいております。
または動き方の指導に時間をかけられています。
私のほうで本営業がはじまりましたら、
予約時間の設定を守るように心がけていかなければと考えています。
だから、いまが、一回の施術でここまでいろいろ見させていただけるという好機なのかもしれません。




ただおこなわせていただいた施術のなかでは、私自身が考え込んで眠ることができなくなったこともあります。
去年の私が自身のすい臓がん末期の母の施術をしていたことを思い出し、
施術の難しさ、そして自分の未熟さに悔しさを感じたこともあります。






私のホットストーンを使った施術にて、
一昨年前よりも大幅に深まった筋膜の癒着リリースの影響で、
私がお客様のカラダのなかを知る【探索力】が自然に増したことに気づきます。

お客様の皮膚から骨に至る間にある筋肉の多層化した部分の、
より深いところがリアルにみえだしたときに、
とれる施術のアプローチや助言などが先に進み変わっていくようです。




では、筋膜が癒着した部分だけを見つけだして手当てすればいいのでしょうか?

はたして、それで体が正常化すると話がすべて丸く収まるでしょうか。。。


結論から申し上げますと、私はそうとは考えていません。


その理由のひとつを述べれば。。。
たとえば、
筋膜の癒着をした裏にある盲点となった部分に気づかないと、
体の改善がおぼつかないということもあるのです。



以前なら見えなかったし感じられなかった体の根底にある患部が見えだすとき。
その部位を私が施術でアプローチするわけですが、
その前に患部を「ここがねらい目のトリガーポイントだ」とか、
「かなり遠位にあるがここがこの体の根底にある患部の関連部位だな」とか。


探索の末に、意図的にお客様に事前に感じられるように、
「ココ!!ここの部分に、お客様が気づかれていない盲点があるよ!」と、
声で伝えたり、手で触ってそちらにお客様の知覚を集めて意識を集中させようとします。




実は施術の大きな段取りはこの盲点部分を私が触れる行為なのです。




お客様自身が自覚的にアンバランスな状態を自ら気づいている場合。

アンバランスな姿勢や筋肉のつき方や関節の稼働や重心どりなど、
無意識のうちに自分が脳の働きをもって場当たり的なやりくりの結果から作り出したものです。

たとえばゴルファーが右利きでそちら側の片側だけを使い続けてゴルフクラブをスイングし続けたならば、
その動作をする必要性が高まっていきます。
その動作に関係する部位は使われるものの、その動作に関連しない部位は使われません。
そんなところからも「ある部分の筋腱は多く使われて発達してするものの、ある部分の筋腱は使われずに廃用性萎縮する」のです。

そのような体の状態のシンメトリーさが崩れていき、その右側ばかりでゴルフスイングをし続けたら、
「ある部分の筋腱は多く使われて発達してするものの、ある部分の筋腱は使われずに廃用性萎縮する」
というものが、
「ある部分の筋腱は過剰に使われて疲労蓄積して筋膜の癒着が進むものの、ある部分の筋腱は使われなさ過ぎてそこを使う意識をうしなう」
のです。




ゴルファーでも、そのようなアンバランスな片側のみを使うことで体を壊すことを知っているものは、
意図的に右利きでも左側からのスイングを同量おこなうことで、カラダのバランスが異常化するのを防ぐ賢明な努力をなさっておられます。




これはなにも片側のみを使いトレーニングするゴルファーにのみ言えることではありません。

人それぞれが持つ、カラダの使い方のなくて七癖。
多かれ少なかれ利き手や利き足を持っていますから、
そちらばかりを無意識に使ってからだをアンバランス化させてしまいます。

(それは私自身もその泥沼から抜け出せ切れてはいないのですが。 ^-^;
 日々、がんばって改善を求めて探求しているところです)



筋膜の癒着の傾向が強くなっている方の場合には、
「ココが痛いんだ!」というお客様が訴えてくる部分がありますが、
それはオーバーユースで炎症を持った部分があることの主張です。

お客様が私どもにつたえていただける「主訴」のひとつ様子ですね。


施術者としては、その主訴を耳にした時。
「ココが痛いんですね」という確認をします。

ですが言葉には直接出しませんが、
そこから先へと思考を働かせています。
「ココは痛くないだろうけど、ここが使えてない」という陰になったアンバランス状態に身を置き続けるための立役者を見つけ出し、
その部分に筋膜の癒着を解くときと同様か、それ以上の意識をもって「使われなくなった筋・腱部分」へ刺激を加えています。

筋や腱などの使いすぎた部分の裏側には、使われずに活躍する機会を失った筋・腱が隠れていて、
それら2つはセットになっているのです。


ただ私が施術の時にお客様が使わなくなった筋・腱部分に刺激を加える時は、
通常、私は黙ったまま刺激を加えるようにしていますから、そのことには気づかれないかと思います。

黙って刺激を加える意図は「ここがまったく使えてないようだよ!」といわれると、
言われてみたほうはたいていがグサッとココロに痛手を受けますから。
それを避ける目的であったり、
お客様につたえる情報が過多になりすぎないようにする配慮があります。

自己観察力が長けている人は、この部分を私が接触して刺激を与えるという指摘を受けたとき、
「確かにその部分は萎えているようだ」と察知するようです。
ただほとんどの場合、使っているところを認識するのは比較的たやすいのだが、
使っていないところを使っていないと認識するのは相当至難の業なので。
自身ではその指摘に対して同意できる認識がないもので、腑に落ちない。

お客様の筋膜の癒着に関した炎症を起こした部位をみつけて「ここ、痛みがありますよね」と私が指先で触ったときは、
「た、、、確かに!!」と知覚的に明瞭にわかりやすいものなのだが、
使われていない部分を指摘することはそう言ったものではないのです。

私自身が施術を受ける側で隠れた体のアンバランス状態を作る構成要素があるという仕組みを知らなければ、
施術中に私のカラダをチェックされて痛みがないところを接触刺激を与えられたとしても、なかなか気づきづらいものがあるでしょう。


ですが、カラダの改善が意外とややっこしいという感想を持てる理由のひとつには
そういったわかりづらいお客様が痛みや張りなどの不快を感じた筋膜の癒着を作り出した陰に、
必ず盲点となる機能発揮を忘れ去られた筋や腱などの部分がある。


そんな使われていない部分を他動的に他人に触られる等で刺激をいれられると、
一時的かまたは人によっては持続的に、
「今までその部分にフォーカスを当てていなかったな、これからはそこを気をつけよう!」
と意識的に、または無意識的にその部分に自己探索をし始めることが起こるときがあります。


このときのめったに使われなくなった部位が存在してカラダのアンバランスを作り出したという「気づき」が得られると、
体の使い方を再構成、再構築するきっかけにもなりますよね。

無自覚のままでは使うことを忘れた使えなくなった部分を見つけ出せたとき、体が活かされて変わります。
それは確実に着々と生きた動きになっていくことで、カラダの神の設計のままという正常化を推し進めてくれると知ったとき。
そのような個所の発見が価値あるもので見つけ出そうと、
自己の体に集中する動機付けを得られたことになります。





そういった意味で、先日、私がフェルデンクライス・メソッドの先生からレッスンを受けたときには、
自分が使われなくなった体の部分や機能があることに気づかせてもらえるので。
それも私が自分で自分を観察しきれない部分、それもとても重要極まりないところを言葉の指示で伝えてくれて、
目からうろこの落ちる感じです。
死んだ動きから生きた動きに変えるには、
「今までフォーカスを当てていなかった部分にも探索の目をつける」ことです。
そのチャレンジは、二度と同じところに筋膜の癒着をつけないようにするきっかけを与えてくれるでしょう。




私は施術の時に、お客様に接触刺激を使い、お客様のカラダの中の使われずに機能が後退した部分を手で触って圧をかけたり、
ずりっとした圧をかけてみたり、ムーブというクリっとした筋をはじくような動きを与えたり。
それにより「ここが大事だよ!」と私自身が認識して丸を付けたところを、触れるというコミュニケーションで伝えようとします。

お客様にとっては、そこは別に痛くないんだから、そんなことをしても無駄だろうと思われるかもしれません。



ですがこの触られたときの感触が遠く感じる違和感を持てたりなど、
正常な部位とは隔たりを受け取る感性の鋭い人がお客様の中にはおられまして。
触れるコミュニケーションによって自己の心もとない部分として現状を把握できた人は、
ここがこうあるといいだろうと想像を巡らせて無理なく体の感覚、カラダの内部の目を目覚めさせるようです。

そこを十分感じ取る人がいたおかげで、まったく私のやり方がはずれではないと教えていただけるわけです。

ただそのようなお客様に接したとき、
私が自分で自分の体に刺激を受ける時に、
「このお客様ほど鋭敏にさりげない刺激から体に響く内部感覚を増幅させて変化改良を深められるだろうか?」
そのようなことを思って、負けず劣らずやっていかなければと思わせていただくこともあります。

また同時に、カラダの中にある隠れている使われない筋や腱への気づきをあたえるほうほうとして、
もうちょっと、いいやり方があればいいのだがと、つねに考えています。




・・・・といった理由で、

筋や腱がダメージを受けている裏側を知ると
「過剰に使われた疲労蓄積が進んだ筋膜をはがすだけですべてがうまくいくのでしょうか?」
という問いに対して、
「NO!」という答えがでてきますね。

すでに使われなさすぎるようになってしまった隠れた動きが機能しない部位を使う意識がないなら、
体全体としては死んだ動き・偏った動きを続けるしかないため
筋膜の癒着が解かれただけでは時期に壊れたフレームや機関を持つ自動車が走りつづけられないと同様の結果が、
人体にあらわれてくるのです。







posted by スズキ at 18:44| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月24日

シリコンカッピングっていうのがあるんですね。興味津々。


私どもに通っていただいているお客様に、
次回お越しいただく前になにか改善のためのヒントとして助言できるようなことはないか。

そう考えて、数日前、書店で下記の本を見つけました。

がんの原因は汚血の爆発にある

内容紹介

【目次】
序章私が汚血吸引療法にたどり着くまで
●内科・皮膚科で始めたが、がん患者が訪れるように
●体内の汚血がなくなれば病気は改善するほか

第1章がんとは何か
●がんは10年から20年かけて作られる
●ストレスはなぜ体に悪影響なのかほか

第2章汚血が、がんの原因
●汚血がたまると体はどうなるのか
●抗がん剤は有効かほか

第3章汚血を取り除くがん治療
●私が考えるがんの治療方程式
●手術をすべきかどうかは体力しだいほか

第4章自然治癒力をあげる
●「毒」を体内に入れない生活
●老化を遅れさせるほか
内容(「BOOK」データベースより)

がんをはじめ病気に勝つのは、すべて患者自身の体力、生命力、自然治癒力、免疫力にかかっています。けっして化学薬品ではありません。汚血を体外に出せば、体は自然治癒力を発揮します。免疫力もあがります。その力は絶大です。誰にでも備わっている力を最大限に発揮できれば、体は改善されます。寛解や治る希望が持てます。
著者について

1945年、台湾生まれ。83年、千葉大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院産婦人科勤務。85年、荏原病院内科勤務。91年、順天堂大学医学部精神科で医学博士号を取得。93年、蔡内科皮膚科クリニックを東京都渋谷区初台に開業し、現在も院長をつとめる。著書に『病気の原因は汚血にある』(幻冬舎)。



とのこと。





吸い玉療法(カッピング)といわれるものの一種で、
皮膚に鍼を刺して真空にしたカップをつけることで
刺した皮膚から汚血(=瘀血(おけつ))を出す療法をしているそうです。

瀉血といって、それは中国等で昔からおこなわれているものです。
日本では、医師は、治療としてすることを許された療法です。
(または鍼灸師の先生方も可能かもしれませんが、私の知り合いの鍼灸師の方で、瀉血療法をなさっている方がいなくて。。。)

皮膚に傷をつけるという患者様を意図的に負傷させる行為ですから、
医師免許を持たない民間医療者が、瀉血をすれば逮捕されるのです。


そして上記の本の著者は、お医者様ですから瀉血療法もできます。



あとからそういえば私の知り合いの方も医師により瀉血をしていただき、
そのときのカップに血が入った写真を送ってくれたことを覚えています。
さっき、思い出しました。

もしかしてIさんは、上記の医者のところでお世話になったのだろうか?



私は最近「カッピング」を施術中にすることはなくなりまして。

かなり以前には背中の起立筋部分にカッピングをさせていただくことがありました。
それはカッピングによってつけられた黒だったり赤色だったり紫だったりする跡が背中に残っているあいだじゅう、
そのお客様の代謝は非常にいい状態が保たれます。
施術後に施術成果を維持促進させる目的がかなえやすかったのです。

ただ背中の紫マークが紋々のようで温泉にいけないとか、他さまざまな意見をお客様から聞き、
お客様の不評を買ってお宮入りになった経緯があります。

正確に言えば、カッピングがなくても施術成果が持続できるようなまでに、
私の施術のしかたが変わってきたので。
だから、カッピングを出して仕舞って、カッピングをして、
カッピングをするにもその説明をする手間や、カッピング後のマークがついたときの訴えなど、
それをお聞きするのもつらいと思うようになったのも手伝って。
カッピングを施術中に出すことはなくなりました。

ただそれでも数年の間はカッピングを施術中に使わせていただいた経緯があって、
多くの臨床例を納めています。
私としてはカッピングの後に出てくる跡がどのような質のものがそのお客様の内側にあるかを知ることができました。
黒色、紫色、赤色、と様々なカッピング跡がつきます。
ざっくりいえば黒が最も状態が悪化しており要注意な状態で、紫は何らかの化学物質も含まれる遺物で、赤色は疲れが蓄積しているなど。
そのようなマークがつくところは、まさに筋膜の癒着がひどくなっている部位に重なって出てくるのです。


それでカッピングの症例を多く経験的に知っていることが、
私の筋膜リリースのための見立てに貢献しているのですね。


そしてカッピングを、短期間で繰り返しおこなえば、
体内のおけつと呼ばれる毒素の集まりが排泄しきり、
いくら強めにカッピングをしても、一切、跡がつかなくなってきます。
デトックスがしっかりしきった理想状態の人ができあがりです。

カッピングをしないことで、
一時的な見栄えを優先させるか。

カッピングをすることで、
恒久的な見栄えを手に入れるか。


できれば後者が理想だと思います。
私も、そこをめざして、日々カッピングをトライして、
青あざのような跡をつけ続けたことがありました。
やっぱり、そのようにしていたときは調子がいいんです。




私にとって、カッピングは最近はしないがなじみの深いものでもあります。


そして大量のカッピングのカップや電動の吸引器もあります。
でもちょっとやってみようというには仰々しい感じで、
引っ張り出さないとなりません。


なのでちょっとだけ、このピンポイントにやってみたいというときはどうすれば手軽か?
そう考えてAmazonでいい商品がないかを調べてみました。





すると、シリコン製の吸引ポンプを使わないものも出ているんですね。
それは、かなり本格的な大きなサイズのものもあって、
これだったら使い勝手がよさそうです。



買うかどうか、いま、まだ迷ってます。

ちなみに使い方は、以下のYouTube映像でみていただくと、
おおぉ、こんなスライドできちゃうんだ!と驚くかも。
私は、驚きました。 ^-^;


Cupping Therapy for the Back

そして、ホットストーンで敷石をしながらこのシリコンカッピングができたらいいだろうな。
と思いつつも、うちでは服を着たままの施術ですから、
とりあえず自分専用でやってみて試してみたくなりますね。



ちなみにシリコンカッピングを効果的に使うやり方をレクチャーする映像もありました。


Massage Cupping Techniques for the Back, Pain Relief, Relaxation, How to Use Massage Cups

これを見ていて、ますますほしくなります。

「シリコンカップって、どれくらいの吸引力なのか?」
「吸引中のカップのヘリの部位の当たりによる痛さ具合は?」
「ヘビーに業務用として使ったときのへたり具合は?」
などなど、いろいろな疑問が頭の中によぎりまして。
実験したくなる。。。


が、あと数日は、本当に必要かどうか、自問自答してみます。

最近、本当にホットストーンの大量買い等、
コロナウイルスのための休業などの影響で、
買い物を自粛しないといけないので。


ただ、、好奇心に勝てずに買いそうな気はしていますが。

ちなみに、私が私用で買ったベン石のついた電動式カッピングマシーンがあります。


ハンドヘルド電動バックマッサージャー、負圧ホットマッサージ美容機器ディープティシューグアシャ削りマッサージツール用筋肉、頭、首、肩、背中、脚と足(タイプ02)

カップの皮膚に当たる部分がベン石でできており、
それが加熱されて遠赤効果が得られるしくみです。
吸引も加熱も9段階という細かさで設定できます。
赤いLEDライトも照射されるすぐれものです。


ただあまり売れなかったのか、
すでに廃盤扱いになっていて。

手に入れられないレアものです。

買ってみたはいいが、
ベン石があまりに小さくてがっかりして。
それで一切使ってなかったんですが、
今回、とりあえず使ってみました。

すると・・・
電動で吸引してくれるから、らくちんです。
それどころか、瞬時にカップ状の部分が真空化して、
皮膚が引っ張られて、一人で「おぉ〜、た、助けてくれ〜」と叫びつつ、
スライドカッピングをしていました。


カッピングマシーンの跡.jpg

そうした格闘の末、
「や、やばい、おけつ。
たまってるじゃないか!」

絵ほどじゃないですが、
確実におけつのマークが出てます。

でるだろうと想像していたのですが、
だいたい想像通りの低成績で目が点になりました。

ただこの日は、ほんとうに久々に夜、深く寝ることができました。
不眠解消にも、もってこいですね!






以前に施術でカッピングをしていたころ。
お客様に、カッピングはどのくらいの頻度でやればいいのかと尋ねられたことがありました。

そのときの回答は、
それは基本、人それぞれのカラダのコンディションごとに違ってくると思いますが、
以前、私が読んだ中医学の本は一ヶ月のうち2〜3回する習慣があると、
体内に酸化したおけつがたまりづらくなる。
健康な人はより健康に。そうでない方も、健康に近づくはずです

と言った記憶があります。



posted by スズキ at 03:01| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月10日

烏口突起下の奥まった嫌な感じの凝りを、トントンとリリース!!

ホットストーンを使って圧をかけているとき。

お客様の凝りが強くなっている筋、腱、靭帯の部位が、表層ではなく少し奥の位置にあるとき。
皮膚の上からずりずりとずり圧をかけてこするやり方よりも、
もっと楽に、そして効果的にリリースさせる方法があります。

たとえば、
お客様の肩の前の腕と胸の付け根のしこり化した筋膜の癒着があったとします。
その部分をずり圧だけでこすると、
その筋が骨化しているといえるほど硬くなっているときは、
思ったほどのリリースが起こらない。

それはその部位の奥に軟部組織があってずり圧をかけても、
押さえが効かずにリリースが起こりづらい点と、
無理をしすぎればお客様の痛みが強すぎて私が力を加減するからということもあります。


そのようなときにはずり圧だけではないリリース法をとるときもあります。

ホットストーンを杭のようなイメージで患部となる硬化した部位に当て、
もう一つ用意したホットストーンで「こんっこんっ!」と軽くたたき、
奥部位にあるしこりへと筋・腱・靭帯まで振動を届けるようにします。

そうすると小槌と杭でトントンするやり方を以前していましたが、
それ以上にリリースがうまく加わるのです。

それは筋肉のリリース以上に、
腱の凝りを緩めるときに効き、
驚くような即効性ある張りや痛みなどを消滅させることがあります。

もちろん、やり過ぎたら痛みが残るため、
注意は必要です。

ですが表層筋を素通りさせて奥に位置する筋・腱の凝りを狙い撃ちして緩めるには、
私がやってみて非常にすばらしい成果をだしてくれるものです。
それは自分自身でもそれを体験しています。


というのも、
私が左肩周辺の部位が不調だったのが、
その体幹部に入り込んだ病巣部位に改善がいきわたった時。
それまでいくら左手のこわばりをベン石やネフライトを温めてこすってもすぐ戻ってしまっていた状態から逃れられ、
腕の筋をベン石温熱器をつかうずり圧法でどんどん緩ませることができ、
その後にも緩いままの状態がキープしやすいように変わってきたのです。

100%の改善ではないものの、ずいぶんほっとするところでした。


ただ肩の前側にある烏口突起の下は、非常にやっかいなのです。


烏口突起下にある奥まったしこり.png

あまりにも奥に患部となるしこりがあるため、
表層から触れることもできませんし、
押し込んで触ろうとしても表面の硬い部分の頭をなでる程度です。
それを無茶にぐりぐり押し込んだような知悉な圧をかけすぎると
腫れ上がるような改善が遠のくような事態に陥ることもあります。
筋繊維が内部でぶちぶちに切れてしまうと、
一度ちぎれた筋肉や腱・靭帯は二度と再生しませんから。
それを頻繁にやりすぎると、その部位の筋力を失いだします。

ただ意図的に、その部の血流をあげて
しこりを解こうと計算することも私どもはいたしますが、
一般の方々にはそのようなリリース法は高度なやり方です。
リリースと引き換えに痛みがしばらく続きますから、
「失敗したな!」とお客様に言われそうですが
筋繊維の流れに忠実に沿って圧を流すようにしているため、
筋繊維がぶちぶち切れることはないように配慮しています。


が、、、大変に困ったことが起こります。



^−^;;;


それは手持ちのホットストーンが、
少しずつ端が欠けてしまうのです。 

石という硬度があるもの同士がコンコンと打たれると、
徐々にかけてしまうんですよね。
特に玄武岩は容易にかけてボロボロっとなってしまう。

ホットストーンを消耗品化させるには、
申し訳ないような気がしてしまうので。


どうにかしないといけないと課題設定して考えていた。


そのときに思いだしたのが「トークセン」です。

タイマッサージをするセラピストの先生方が使ってますね。
「トークセン」とは。
雷で打たれた倒木で小槌と杭を作り、
それで患者様のセンと呼ばれる経絡ラインを「トントン」と
木と木の小気味よく気持ちいい音を鳴らせてたたくことで、
筋・腱・靭帯などの浅いところばかりではなく深い部位のものまで凝りを解くというセラピー。

雷で打たれた倒木で作った小槌と杭には独自の気がこもっているのでしょう。


ただ私はトークセン用のグッズを持ってません。

とりあえず代用品で、どのようになるのかを実験してみたのです。



具体的には、、、。
愛用の「ショックレスハンマー」を{小槌}の代わりにして、
「シュンガイトやベン石などのスティック状のマッサージ棒」を{杭}の代わりにして、
試しにトントンとやってみたんです。

ショックレスハンマーで2.jpg

木製の小槌で打つとパワーストーンでできたマッサージ棒が欠ける恐れがありますが、
ショックレスハンマーであればヘッドが柔らかくできていて、その恐れはありません。
これでホットストーンの端が欠けて、
湯煎して温める時の水が汚れだす問題を食い止められるようになりますね。

加えて木製やゴム製のヘッドのハンマーよりも打った時の反動がなく疲れないですし。

いいんじゃないかなと思って、
自分に試してみたのです。


すると、
長さ13センチほどのベン石のスティックはやさしい当たりです。
比べて10センチ弱のシュンガイト製のスティックは芯にドスンときます。
8センチほどのシバリンガムでは皮膚の表層がトスットスッっと当たる感じで痛みがない。
あとシンギングボウル用の重さが軽い素材の木製の棒でも試してみたのですが芯にはこない感じです。

と、いろいろと烏口突起下の奥まったしこりに狙いを定めてトントンと軽めに叩いていたら、
気づいたときには深層の凝りが半減かそれ以上減ってくれたようです。
肩の詰まり・張りが、おいしい感じにゆるゆるになってくれました。
嫌な感じの痛みが、またまた1/10以下に減少していきました。

左肩烏口突起下が緩んできたら、
右側烏口突起下も自動的に緩み始めましたし、
胸椎3番4番もむずがゆく感じ取れるような感覚が増してきました。
それは次に進めるいい傾向ですね。



私は自身にある筋肉の痛みや張りなどがあることは財産です。

もちろんつらいところもありますが、
自力でその現象を軽減させる工夫をして、
その成果を実感できたときに。
お客様に対して、説得力を持った施術前のプレゼンやお勧めの言葉かけは、
自分の身で確かめた上ですから。
感情たっぷりで、お勧めできます。


ただ、それに対しての課題はひとつ。

トークセン用のグッズを使ったときの木と木を打つ小気味いい音がなく、
ショックレスハンマー特有の「どすっ」という気持ちいいとは言えない音です。
リズミカルで小気味いい音を、骨伝導的に自分の体で振動を聞くことで、
きっと精神的に深いリラックスができるようなことが起きると思います。


そこがショックレスハンマーでは、ごっそり抜け落ちてしまって、、、。
そこは非常にもったいないことをしているような気がしてなりません。



posted by スズキ at 14:00| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

喉のしこり部分を解こうとして、強く押さないようにという理由とは?

喉のしこり部分を解こうとして、
強く押さないようにという理由。

医療関係者ならばご存知ですが、
一般の方には知られていない場合があるのですが、

喉の前側の筋肉は背中側の首の筋肉群と比較すれば、
非常に薄くてデリケートな筋肉だからということ。

そして喉の筋肉のすぐ裏には
頚部の重要極まりない動脈や静脈、その血管のあいだには神経。
そのあたりにはリンパ管。
そしてその奥には甲状腺、気管支、食道がある。

一応のことイラスト化してみたが、
絵で表現するのが難しくて。
少しでもイメージがつかめたら幸いです。


女性喉断面.png

喉の前側の筋肉群は、
胸鎖乳突筋や斜角筋やそれより深いさらに細くなり硬くなると石のような硬さにまでなる筋肉がその他複数存在しています。
その喉の筋肉も時として異常な硬さをしめすこともあります。

それに気づいて喉の筋肉の凝りを解いてくにも、
それはかなりの技術がいるものなのです。

なぜかというと、自身の首の筋肉の固まった部分を解こうと押しているつもりが、
喉の血管系や神経をぐいぐい強く圧していたり、
甲状腺や気管支に強圧してしまうことになりかねないのです。
たとえば血管や神経が周囲の筋肉と癒着が進んでいて、
自分では筋肉の硬い部分を押しているだけに思えていたら、
実は筋肉に癒着した血管が傷つけられるようなこととなり、
えらいきびしい炎症を起こしたりすることもありますので。


以下に喉の前側にある筋肉群を取り除いた奥にある組織の絵を記しておきます。

※ 喉前の筋肉群の詳細を描いたほうがいいかと思いますが、
  血管や神経や甲状腺や気管支などを傷つけてほしくないので。

※ 喉前の詳しい筋肉群は一般書レベルの解剖学の本に描かれているものはないようですから、
  プロメテウス解剖学書等の専門書をあたるか、
  ヒューマン・アナトミー・アトラスなどの解剖学アプリで確認するのもよいでしょう。

女性喉解剖png.png


私は血管が走行していない部分を見つけ出して解くようにしていて、
そのようなダメージをあたえるリスクを減らすようにしていますが、
一般の方にはそれは難しいのかもしれません。


というようなことで
首の前側は、深刻な命に係わるダメージを負う組織が、
ほんのすぐ裏に位置しているから筋肉をゴリゴリと無茶な押し方をすると、
真剣に危険なゾーンなのです。

それもあってホットストーンでのリリースを思いつかなかった私には、
その部位のしこをがあるとわかっていても、
お客様のお体を深く傷つける事故に巻き込む可能性があったため、
手を出したくても出せなかった。
必死に解き方を研究してきたが、思うような成果が出せなかったところでしたから。



ただ、、、私自身もデスクワークや施術の際にどうしても前傾してしまって、、、
首前の、そしてそれも喉の奥の筋肉群に骨化しているものを見つけています。
それもあって、困ったなぁ、と他人事ではない研究課題となっているのですが。 ^-^;

自分のこの部位を少しずつ解いていくことで、
やっぱりこの部位が解き進められることで体が快適になってきて、
声の出方や気持ちのネガティブな部分の減少などもおきてきます。

いろいろといいところがあると実感。
ただ、気管支のすぐわきを通る骨化した筋に、
今一つ、触るのが怖くて、怖くて。
自分では手が出せなくて、正直、非常に困っています。






そのようなこともあって、研究真っただ中のところ。


私が通わせていただいている歯医者さん。
歯科助手の方々、皆様、明るくいつでも話しかけてくれて、
患者様たちの気持ちをほっこりとなごませてくれるのです。

その歯医者さんに一昨日前にいったとき。

歯科助手さんから、
「整体屋さんは、自分の体で解けないところってないんですか?」と、
素朴なキラークエスチョンを投げかけていただきました。




そのときにすかさず、
胸骨甲状筋・舌骨筋群の硬さを自分でどうやって解けばいいかを考えていたため、
「やっぱり、喉の奥が解けないんですよね〜。歯医者さんも職業柄、喉の奥にしこりをつけると思いますが・・・
 最近、ホットストーンを使って解く試みをしているんです!」

というところへ話が行き、
肩こりや腰痛などの一般的な解きづらいところとは違った切り口で答えを返されて、
びっくりなさったかもしれません。
ホットストーンで、喉の筋肉のしこりを解くって???
と、どんな解き方をしているかは、想像ができないでしょう。

私も、あまり通常の整体屋さんで喉の甲状筋群や舌骨筋群を狙って解くにはどうするかを考えていますといわれたら、
「? な、なんですか?それ」と、一年前だったらなっていたはずです。

ただその歯科助手さんのご親族様が喉の病気にかかっておられて幾度か手術をなさって、
いまは薬の服用もしなくてよくなったんだけど、大変だったんですという話になり。
私のその喉の病気にはどうやって整体で効果的な改善策を打てるか悩んでいるもので、
「やはり最新の医療技術はすごいですよね!」というところへ話がいきました。

本当にこちらの歯医者さんにお勤めなさっておられる歯科助手さんたちは、
気さくに患者さんと話をなさられていて。
歯医者さんの技術レベルも高く、
歯科助手さんたちのフレンドリーさ。
集客力や患者様の固定率など最強だなと。
ただものじゃなさに、いつも感心しています。


すいません、脱線してしまいました。 m__m;



とにかく新たなホットストーンという施術用のツールによって、
いままでリリースができなかった部分がアプローチできるようになったのはありがたいところです。
ただ頚部の解剖学的な知識は非常に専門的なものとなり、
まだ十分な力がついていないため、頚部の資料集めをしているところです。

その資料集めのために、
新たに「プロメテウス解剖学アトラス/頚部/胸部/腹部・骨盤部」を買いました。

高額な本なので中古本の購入になりましたが、、、 ^-^;

頚部の断層イラストを縦に並べて複数枚描かれているのは、
私がみつけた解剖学の本ではこちらだけだったので。
やはり専門書のディテールの描かれ方はすばらしく、
ブラックボックス化していたところの情報を埋められるところもでてきています。
もし、同業者の方で頚部のアプローチを考えている方には、
この本はとても参考になるんじゃないでしょうか?





ただ新たに今まで技術上の問題でアプローチできなかった部分がアプローチできるようになると、
いままでその部分のアプローチが不十分で申し訳ないことをしたお客様の顔を思い出しています。

その技術をもっと早く思いついて今していることを、
あのお客様にやって差し上げられていたならば、、、
という大変に申し訳ない気持ちになります。

そう感じざるを得ない象徴的なその技術を必要としていたお客様が、
何名も思い当たりお顔が浮かんできます。

なんらかの形で新たに得られた技術を使い、
少しでもそのときの私の不手際を謝ることができる機会をあたえていただければと願っております。
posted by スズキ at 20:11| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月19日

ヒスイローラーが、いちばん首がやわらいだ!!


頚部をホットストーンを活かした施術でリリースしたのち、
できるだけ柔軟性アップした状態を保てればと思いまして。

首をベン石等のホットストーンを駆使してリリースした状態を安全に維持・促進するには?
(主に首の前の喉部分、側部のリリースについて)

その課題で調べました。


・手でしこり部分をごりごりと押す

手.jpg

基本、これはお勧めしません。
凝り部分を手の感覚で探し出せるようにはなるが、
その部分ばかりを押すには腫れなどのリスクが出てくるだろう。
かつて自分の首のしこりを押し込んで解こうとして首の状態をおかしくした方がいた。
手はピンポイントで深く凝りをとらえられるがリリースのための知識がなく行えば事故の元です。


・ベン石等のかっさプレートで軽くこする(軽擦)
ベン石のカッさ.jpg

ベン石と他の素材とで比べたくても、
かっさプレートのサイズが異なるので比較できないのですが。
ベン石のかっさプレートはウエイトがあって、軽擦するとき的確に力が伝わる。
ただ比較的、表面をなでる程度のことで首の状態の維持にはつながるが、
柔らかさが促進するまでにはいかなかった。



・ベン石のローラーをかける
ローラー ベン石.jpg

首でコロコロ転がしておくのは気持ちいいのだが、
皮膚表面の部分の美しさは増すのだろうが、
皮下のその奥の部分にまでは影響が及ばない。
残念ながら、ほぼ首のやわらいだ状態維持にもつながらないようだ。
なので、ベン石のローラーは、顔用として用いるのが正解でしょう。




・ヒスイのローラーをかける
ローラー ヒスイ.jpg

私がいくつか試した中では、
上の写真にあるヒスイローラーをつかってコロコロ転がすようにしたときが、
もっとも効率よく首の柔軟性維持につながり、
リスク承知で少し強めに転がせば首の凝り部分がほどけて柔軟度が向上した。
ヒスイローラーのローラー部分の石の突起は、
転がしてみても痛みが出るほどの突起ではない。
ですが首のデリケートな筋肉を、やさしく少しずつやわらげるには最適。

ヒスイローラーが、首の状態維持には一番お勧めです。

posted by スズキ at 09:19| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

推拿手技の基礎的なやり方を映像で確認する方法

推拿(すいな)とは?

有用でバリエーションが豊かなアプローチ法が多岐にわたる、
中国式のマッサージ方法と考えていただければよいでしょう。

推拿手技は、
中国にて多年にわたり効果を研究され実証しつづけ、
安全性も考慮され、信頼できる手法です。


技法をひとつずつ見れば、
「おす、たたく、こねる、圧する、弾く、ふる、ひねる、つかむ、ひっぱる、まわす、さするまげる、つまむ」など、
技術的に手練れたものへとなれば効果が高まります。
よく学べば他を圧倒するような秀逸な存在でしょう。




推拿について私が参考にさせていただいている本は数冊あります。

たとえば、、、つぎの本です。



実用中国手技療法 基本編


本書は、よく多彩な推拿技法の基礎的なやり方を解説しております。


おかげで私が施術中、
特別ないつもとは違ったアプローチ法が必要となった場面では、
「どの方法で患部へアプローチすべきか?」を臨機応変に対応できるのです。
本書の自分の引き出しに入った技術やノウハウとして本書の技術の中の最適なものを選択して施していきます。

本書の多数の静止画や写真を使い解説したやり方通りに手技を行えば、
それだけで自分が頭で考案しようとした努力以上の成果が得られます。

ですが「本」というメディア的な性質上、
時間軸上での手技を行う際のスピードや動きの大きさがつかめません。

そのときに、インターネット上にアップされている映像が役立ちます。


たとえば以下の中国系映像アップサイトのURLに、
推拿手技を実際に実演している映像がまとめられたものがあります。
演者の実演映像を見たとき、
本で学んだやり方とは似ても似つかないものもありました。
丁寧な解説がなされた本からでも、ピンとこないものなのですね。




【推拿】---推拿手法大全
https://www.bilibili.com/video/av47143031?p=1

posted by スズキ at 03:37| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月24日

施術のときに深層の不調か所を癒す「てこの作用」によるリリース

私が、圧をかけるリリースをおこなうとき。
意図的に研究していたことがあります。

合気道の本とかで、理論編がしっかり種明かししてあるものをみればわかります。
一般的には、体の力学的作用を研究対象としたバイオメカニクスの本でも書かれていますが、
てこの原理」を施術中に応用しようという研究です。




「てこの原理」って、聞いたことがあるでしょう。

支点・力点・作用点。

この3点があって、

力点:力を加える点
支点:動作を支える点
作用点:力が作用する点

第1種てこ.jpg

上記の絵は、「第1種てこ」と呼ばれるもので、
シーソーの例をもちいて説明されるときもありますね。

安定性があり、
支点が力点に近い時、速いスピードと大きな可動域生じる。
支点が作用点に近い時大きな力を生じる。

といった性質があります。

動作を支える支点を回転の中心とし、
支点と力点が近く、力を出す人ががんばる持ち手のレバーの距離が遠いほど少ない力でも重い石が動かすことができます。


私が施術でお客様の体の部位に圧をかけるとき。

一見すると、単純に直線的な直接圧をかけているように見えているかもしれません。
背中の起立筋を、腰から頭のほうへずり圧をかけるようなときですね。
大きな範囲へ力をあたえるモーションです。
このようなときは単純に私の体の重さを利用しての圧をかけていることもあります。

ですがもうちょっと小さめのエリアのリリースで、
患部が体の皮膚に近い表面上ではなく、
もっと奥の骨近くに位置するときは違ってきます。

私の体重をかけて圧をかけても滑ってしまって、
目的の筋膜部の癒着している箇所がずり動いてはくれにくいのです!

そのようなときに多用するのが、
上の絵で示したようなてこの原理を応用したリリースです。

たとえば、私の手首から肩までの手の骨を一本のアームレバーとして固定します。
まっすぐ状態で固定です。
肘を曲げたりしません。

患部がどれほどの深部になるかを図り、
5cmほど奥まった部分だとすれば
私の手首から5cm〜8cmほどのところに支点(固定した点で回転の中心となる点)を設けます。
ここはもう動かしてはならない点です。
私の手の長さが60cmありますから、
作用点となる私の胴体部分をちょっと動かすだけで力点には強力なてこの作用で力が作用するのです。

私の胴体がアームレバーの持ち手部分を上へと挙げれば、
支点を境に力点は下方へと強力に動かされるのです。
もし胴体を左へと動かせば、右に力は作用されます。

シーソーでイメージするとわかりやすいでしょう。
二人でシーソーに乗るとき、
自分が上にあがれば相手が下がり、
自分が下がれば相手が上がります。

そのイメージです。


シーソーで相手を持ち上げようとするとき、
自分が下に下がらなければなりません。
自分が上に持ち上がることで相手を持ち上げるというのは、
「てこを使っていない」ことになるのです。
てこを使わずに強力な発力をしようとするときには、
人体は無意識に力みだしうまく身体運用をできません。


ここはどうしても深い患部にアプローチしたい!
というときに、
自分を上へ移動させる力で相手を持ち上げるような直接的な力の操作をしがちです。
力んで必死になればなるほど、お客様の痛みは強まって表面の皮膚近くの筋をこそぐだけで激痛。
なおかつほぼほぼ身体の奥に作用させるような力はそんなことではとりだせなくて、
患部の癒着した筋膜はそのままの状態で安置されてしまうのです。


そのようなときに、
てこをつかいます。
自分の腕の骨をアームレバーとして使います。
患部の位置や範囲から私の手首から何センチのところに支点を設定するかを決める。
その固定した回転軸となった支点を動かさないことが、
やってみると実に難しいのです。
ここが長年の修行が不可欠です。



でもその操作に慣れてきてコツをつかめれば、
お客様の身体内部、奥にある癒着ははがれだします。

おおかたはお客様の患部を見定めて、皮膚から骨までの距離を測り、
骨の間際に根付いた癒着を緩めようとするため、
単純な筋膜部の緩められる痛みではなく、
炎症をもっている骨膜部や炎症を持った腱にアプローチが及んでいるため、
皮膚の表面上をこそげ落とされる痛みとは違った、
別の深いところからの痛みを感じることがあります。

深層筋は、痛覚神経がほとんど分布してないのですが、
骨膜や腱などは、非常に多くの痛覚神経が張り巡らされています。
その部分の癒着を解くことを狙っているのですから。。。。

^-^;
なので、私の施術は痛くないわけじゃないです。
端的に言えば、痛みが出る時があります!!


ただ動脈等の重要な器官は骨に近い深部に位置しております。
動脈管を癒着して硬化した筋膜が圧迫して血流を滞らせている部分は、
体の表面にはありません。
身体の内奥深くの位置にあるのです。

そこを狙い撃ちしてリリースをしているので変化が長めに続くということと、
血流を正常化させることで血行不良で働きづらくなった神経系の状態を改善、
自然に体調を回復していただけるようなきっかけづくりをさせていただける。


そのようなことが私の施術が利く仕組みのひとつです。




ただ、施術の過労で疲労困憊で意識が遠のくというときには、
冷静な判断ができず、
支点を設けて固定、肘を伸ばして、、、まではできるのですが、
圧をかけるときに、下向きに圧をかけようとするときに下に向かって作用させようとしてしまう。。。
本能的に、シーソーのような上と下をあべこべの方向へと操作をしなければならないことを忘れて、
支点を動かしてしまい、てこの作用が崩壊した状態です。


合気柔術でいえば、合気上げをするときに、
持ち上げようと頑張りだすようなことをしている自分に気づけないで、必死に焦る感じです。
そうなると理想的なリリースが起きません。

体調管理、休息をいただくこと。
大切ですよね。
posted by スズキ at 08:47| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月21日

2種類のベン石温熱器の特徴とベン石温熱器を使っての実質3回目のセッションを受けた方の体調変化

私がこれから主力として利用を考えているベン石の温熱器。


新しきベン石温熱器 小画像.jpg



じつは、ベン石のヘッド部分の形状が異なる2種類があります。

どのように使えばよいかは、
買ってみて使ってみなければ皆目見当もつかない。


なので2種類とも購入して、
どのような特性があるのか?

自分仕様で調べてみました。

ベン石の温熱器2パターン1.jpg
ベン石の温熱器2パターン2.jpg




一般の方には興味のない話を続けて申し訳ないです。
少し具体的に丸型と角型のベン石温熱器---の使用した感覚や感想を述べれば。



※「角型ベン石温熱器」
こちらを用いた圧は切れのいいポイントを極めたリリースができます。
私の筋膜リリースでは、こちらが最適です。
2点間で患部を挟み込み緩めるときに、
角型であれば指向性を持ったアプローチができます。
ボウエンテクニックのムーブという刺激のしかたを筋肉の状態把握とリリースに多用していますが、
角型であれば指先で行うときと同様な感覚をもって筋を捉えしっかりとムーブが再現できます。


※「丸型ベン石温熱器」

こちらを用いた圧は角がなくぼやけている半面、
オイルマッサージのようなソフト系の対応に優れています。
いずれ琵琶の葉エキスを用いることを考えているので、
丸型ベン石温熱器が活躍してくれるでしょう。
体の上に置く場合、
角型のベン石温熱器と比べると滑り落ちにくい。
丸くなったベン石の突端部分がピンポイントのお灸のような効果を生むでしょう。
ただ精密なピンポイントをとらえた圧をかけるには不向きで、
私独自の筋膜リリースのやり方では使いづらい。



要するに、
ヘッドのベン石の石の形状が異なれば、
用途がまったくの別物となります。

そのようなことがわかっていたならば、
私は筋膜リリースにやりやすい角型を複数本、
最初から購入決定していたでしょう。

丸型はいずれの展開の際に利用するための研究用に手に入れておこうという感じの扱いですね。





一昨日前、同業者の方をお呼びして施術デモを体験していただいて、
丸型ベン石温熱器と角型ベン石温熱器との違いを感じていただきました。
その方も私の感じていることと同様なことを申されていました。
やはり、そうですよね。
思った通りです。 ^-^




美容整体をしている同業者の方なのですが、
さらに貴重な情報をもたらしてくれました!

その方に数週間前にも施術をさせていただいたのですが、
そのとき私がリリースした鬼のように硬かった肩や腕等の部位。
柔らかさが維持できていました!!!
アレルギーの症状も、腕と胸郭前の胸骨周囲を解けたおかげで、
かなり減じられていました。
他にも改善点がいろいろ見て取ることができる状態です。

特に肩は緩さは、リリースしたとき以上に増してた感じさえしました。
極端に硬くなった左肩がここまで改善するのかと、私も驚いたのです。




私のベン石温熱器を施術に独自に用いたやり方は、
試行錯誤の段階で多くの臨床例があるわけではありません。

そのため2回目以降の施術ではどのような展開となるか、
正確に状態変化の過程を読むことはできませんでした。

施術のときの状態をチェックしたときの手ごたえはあった。
だが、それがどれだけ持続するものか?
また、それがどれだけ改善ステップへの橋渡しになるのか?

それが示された貴重な臨床例をいただくことができました。
多謝!!





スピードをもって施術の正式再開をという考え方もあります。
ですが私にとって新たな施術法です。
施術を受けるお客様に対して事故の起きるリスクを削ること。

残念ながら、リスクをゼロにできるものではありません。
ただリスク項目を事前にあぶりだし低減することはできます。

そういったところの意味合いがあると、
うすうす気づいてくれていた臨時の施術を受けにきてくれたお客様の中には、
「まぁ、鈴木さん!私が実験台になりましょう!!」といってくれた方もいます。
大変に恐縮いたしますし、同時に最大級の感謝です。

いまの私には、リスク低減と成果の安定化と拡大を目指して、
臨床を増やし具体的応用をするきっかけを与えられることは非常に貴重な時期です。

今年の中盤から中医学を学び、その基礎知識を施術の判断基準に据えられるように。
知識を施術に活かす理論として頭に入れてきました。
その中医学の見立て方や考え・思想を下地にして、
新たな施術法としてベン石を活かした施術技術を身に着けること。

この両輪を噛み合わせ、歯車を回せればと考えています。

その部分での成果は、まだ十分とは言い切れないものの、
手ごたえを感じだせてきました。


現状の臨時の施術受付から、
正式な施術受付へと変えるため前進しています。


その実感を強く持てたのが、一昨日前のことでした。 




あとは中国からのベン石温熱器、角型の追加分が届いてくれ!
極力、早くに!!!
posted by スズキ at 10:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

ホットストーンを私が自分の副鼻腔の問題をアプローチするときに使えていたら・・・(副鼻腔炎は噛み合わせのずれから大きくなるときもある?)

臨時の施術受付をはじめて。

施術をさせていただくとき、不思議だと思えることがあります。
同じ症状を持った方が続いたときです。

副鼻腔炎、蓄膿症という呼び名もあります。
この症状は容易にケアしづらいもののひとつです。

副鼻腔炎に悩まれている方々の中には、
器質的に副鼻腔の内部状況が狭い箇所があります。



副鼻腔炎を起こしやすい状態が設定されている人たちの共通項として、
顎関節周りの状態が悪いことがあげられるでしょう。
口を大きく開けると、顎関節部分から「かくんっ」というようなクラック音。
下顎関節が左右どちらかに曲がっていたり、内側に入る方向に移動している。

これは私の勝手な推測でしかありませんが、
首や背中の筋の張りが後頭骨を下方へずらし、側頭筋の凝りが側頭骨をずらし、咬筋の凝りが頬骨をずらしていく。
それは胴体と首・頭の位置の不整合なため、頭部が軸ずれを起こして背骨や首の骨で頭の重さを支えられないため、
起こす凝りの場合があります。
後天的な大人になっても副鼻腔炎を進行させているときには、
そのような状態を十分に疑って改善させていく必要があるでしょう。



かく言う私も、いっとき、自分の集中力が欠けていたのは副鼻腔炎ではないかと疑い、
その対応に有名な病院に足を運んだことがあります。
そしてあまりにもその治療法がつらくて、
自分で自分の頭を上記のような首凝りとすでに固まった咬筋を緩めました。
胴体と頭部の整合性をとることもいつも以上に心がけるようにしました。

その甲斐があって、通院当時に感じていた左鼻奥の違和感は消えました。

ですがそのときに私が執り行った首や顎関節周りのしこりを解くときの痛みは格別でした。。。
他人からやられたらとても耐えられるものではないほどの痛みです。
その部位を解いていいかどうかは解剖学的な知識を確認しながら、
慎重に指先で骨か骨化した筋かをより分けて緩めていったため、
リリース個所を間違えているわけではないという安心感はある。

頭部の骨の縫合部分のずれを是正していくために、
その縫合部位をずらしたまま閉じる作用をしている関連筋を解くときには、
思わず泣けてきます。


そのときに私が使ったツール。
ひとつはヤムナボールの小さめのブラックボール。これで大きな凝りの部位を緩めました。
それだけではディテールの骨化した凝りは緩まるわけではなく、あとは真鍮製のスティックです。
この真鍮製ということで経絡の多くが通る顔面を神経を通すため、
神経に通る痛みが周囲に伝わります。
ただ木やプラスティックのマッサージ用具では、
重みや重心の関係かまったくリリースができないので。
消去法で真鍮製のスティックなら解けたものですから、
激痛であったとしてもこれで対処するしか、、、
その時の私には術はなかったのです。


ただ一昨日前に、「最近、副鼻腔炎だといわれ、これはごまかしごまかし一生付き合っていくしかない」というお客様。
それで副鼻腔炎というお題をいただいて、ホットストーンを使った施術ではどうなるのだろうかというところを、
実際に長時間をかけて咬筋や表情筋、頭部の頭皮部位の癒着部などをはがしていきました。
昔から、副鼻腔のほうは不快感があるような気がしたが、それが最近になって強まってきたというので、
その状態を進行させてはあとに取り返すのが至難の業になりますので。。。

ホットストーンを使った施術での対応でも、痛いことは痛いです。
筋肉が骨以上に硬さが増した状態になっているところは、
その上に白筋状の神経に響く炎症か所が埋まっています。
これらを緩めることで状態を変えようとしているのです。
無痛であろうはずがありません。

ですがホットストーンを使った施術のときは私が真鍮製スティックを使うときの、
1/2〜1/10の痛みになって感じられるようです。
私が自分で試験的にホットストーンを使い自分でアプローチをしてみたのですが、
自分の頭部が問題がないから痛みが薄く感じたのかと思い、
真鍮製スティックを取り出して同じところを刺激したら激痛でした。
そして激痛がゆえにそれ以上の深い部分にまで圧をかけてとけませんでした。
つまり真鍮製スティックは、頭部の細やかな筋肉を緩められないと判断して、
ホットストーンを使うならば着々と深層へとリリースの回を重ねればいける。

そのような実験を通して、一昨日前のお客様へホットストーンを使った頭部のリリースをしていきました。

ホットストーンを使っても痛いことは痛い。
ですが、それは今まで私がアプローチできていた深さの倍以上のところまで、
問題になるグレーな個所をきれいにしてのこと。
私の解いていた以前ほどの緩ませ方でよいなら、無痛でリリースができます。
それでも私は2週間ほどかけて自分の副鼻腔の不調を改善できているのです。

ならばホットストーンを使ったならば、私の副鼻腔の問題を感じた状態より、
もう少し状態が進んだ方にもケアをしていかれればいいのではと感じました。

さらなるホットストーンを使った際の対処の実用性を感じた次第です。


ただ一回や二回で性急に治せというのは、無理です。
頭部の骨格の位置を変えるという操作ですから、
急激に変えて整合がとれるものではありません。
特に鋤骨あたりは急激な変化を望まないと思います。


お客様には、ご自身でも手で鼻の脇の部分の頬骨があるところを外側に向けて緩めよう!とお願いをしました。
それだけではケアしきるものではないのですが、
自分の頭部を自分で楽にすることができること。
そのことに気づいていただいて、
もう少し深いことを知りたくなった時にはお伝えするというようにしたほうがいいかと思いました。
いままでの私なら、5つも6つも10も、これをやって、次にこれをやってとすべてを言いたくなったものが、
丸くなったものです。 ^-^;


お客様が自分でもセルフリリースとしてやってみようと思えるようになるモチベーションアップには、
あきらかに頭部のリリースを受けると頭がクリアになり血が通って感じたり呼吸が楽になりますから。
こんな状態で生活をしたいと感じていただければと願いを込めて施術をさせていただき体験してもらいました。

わずかながらも、このお客様には、何らかの自身の副鼻腔がもっと楽になるかもという、
明るい希望を持っていただけるようなステップに乗せてけん引できそうなきがしました。




そして昨日の副鼻腔のお客様。
副鼻腔の状況を聞くと。
さらに深く進行しているため、
相当慎重にどの筋肉をどの割合で解くか計画しておかないとアプローチができませんでした。
早急に手を打ちたいというお客様のこころも、私のそうしたい希望もあるものの。。。

呼吸のレベルが落ちている状態が激しくて上半身が上へ上へと上ずりが強く、
背面も前面も特異なねじれを生じながら上部肋骨が理想状態の位置から3センチ以上持ち上がっていました。

こうなると、首や頭部の以下の土台になる胸郭を整えておき、
その状態をしばらくの期間、たとえば1週間〜など続けていただき、
上に乗る首や頭部の凝りを落ち着かせておくしかありません。
傾斜地にトラックを止める時にタイヤの下にくさびをうちますが、
そのくさびが頭部や頚部の凝りなのです。
まずは胸郭上面を平地状態にしていくことが大事です。

そうして表情筋や咬筋の表層の炎症が収まっていけば、
一昨日前のお客様と同様なホットストーンを使ったアプローチは有効かと思います。




ですがお客様といろいろお話をお伺いした時に、
私もことしは大変でしたが、そのお客様も今も大変な中がんばられているようです。。。

「そのような状況でも瞑想状態で落ち着いた心身でおられるように」とは、
私には、いうことはできませんでした。

私のところに来ていただくと、、、お金がかかってしまって大変ですが、、、
しっかりケアさせていただきますから。
大変なときには連絡をいただけるようにしたい。

それに副鼻腔炎状態は食いしばりと連携しているので、
精神的緊張が高いさなかですから日々のリセットが大事になります。
自身で改善できる安全な方法があればつたえてやってもらいたいと、
改めて強く感じました。





ちなみにざっくりいうと、
一番安全なのが5cmほどのベン石かヒスイのキノコ状用具を使い、
側頭筋と咬筋を日々、ホットストーンマッサージをするということかと思います。
ベン石は筋肉の炎症を皮膚にこすれるときだされる超音波で押さえてくれますし、
遠赤外線効果や多くの人体に有益に働く微量元素がマッサージ効果を引き上げてくれます。

ただ熱が冷めるのが、やや早く感じるでしょう。

ヒスイ(軟玉)は加熱に時間はかかるものの冷めづらい性質があります。
そして広くこちらもマッサージ用具として重要視される素材であります。
筋肉を緩め炎症を抑える効果が高いようです。

これらはamazonでも入手可能です。

キノコ状マッサージ用具.jpg

あとはベン石のマッサージ用のスティックを使うのもいいでしょう。

posted by スズキ at 10:50| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

「筋膜の弱化」は< 肝臓 >から?!

中医学では、全身の「筋」は<< 肝臓 >>に関係するといいます。
ただ、このときの「筋」というのは中医学上のとらえでは、「筋=神経・腱・筋膜」を表します。

中医学用語で意味するところと、西洋医学との違いが多数あり、戸惑うところです。
中医・西洋医のそれぞれが、それぞれで別の意図するものがあり、
同じ文字で表現されていても別の意味を含んでいたり、
まったく別物と考えて読み進めなければ足を滑らせます。
そのような好例でしょう。

※ ちなみに「脾臓」が「筋肉」に関係する臓器とされます。
  「筋」と「筋肉」って、私には同一にしか当初見えていなくて、
  中医学に対してとっつきにくさを感じました。。。




中医学でいう「筋」つまり神経、腱、筋膜が弱ってみえるとき。

たとえば、指の関節が曲がりづらくなったり(腱の問題)、
姿勢が悪くなり腰が曲がって歩くときも曲がったままだったり(筋膜の問題)。
その他、、、。

姿勢が正しく整えられていないときには、原因を五臓でいえば「肝臓」に求めます。
肝(肝臓)には蔵血作用があり、血のストックと血流量の調節をおこないます。
そして肝臓にためられた血が筋膜や筋腱を養うこととなります。

肝機能がうまく働かなければ筋膜に血液供給が滞りがちとなり、
筋膜が弱りだすということでしょう。


肝臓に問題がなさそうならば、
次に心配なのは「心臓」の問題とみていきます。


ただ立っていてすぐ疲れてしまい足の裏が痛くなるというとき。
一見するとこれも「筋膜が問題?」なのかなと思われそうです。
ですが、足の裏、つまり腎経の経絡が通るあたりに痛みを感じているため「骨」の問題として、
「腎臓」が弱っていると見ます。

腎臓が骨に関係する臓器とされているのです。

腎臓が腰椎上部を左右両サイドから挟み込むことで脊椎を立たせる役割といわれるからでしょう。
そこは体全体をシャキッと立てる腰の要(かなめ)。

筋力で立てば筋肉は疲労し、疲れが痛みに変わるのですが、
骨の力を引き出して立てば、骨に疲労蓄積することはない。
骨はしっかり重力に対抗するような垂直性をえられれば、
さらに頑丈になるようつくられています。




お客様の姿勢のバランスのずれが歪曲しているようなパターンをもっているとき。
または特定部位の筋膜や腱(・靭帯)が問題があると判断できるようならば、
「肝臓が弱っているのかな?」と見ることがあります。

お客様の初回の施術のときは、
それが先天的器質にかかわるものか、
それとも後天的にダメージを蓄積してなったものか。


ただ実際には血液検査では異常がないとされるときも多くあるのです。。。

ですがもし肝臓が不調であれば圧すれば痛がる部位があります。
そちらを押すと圧痛があります。
そういったところで、チェックをしていきます。


そこで肝臓が弱っていて腱や筋膜が張りが弱化した状態ならば。。。

筋膜を必死に解いても、肝臓が強くなって復活の状態をとらなければ、
その筋膜リリースの成果は短期で終わりを遂げます

そのようなことを気にかけていただければ、
「肝機能を整えていただけるようにすると、筋膜リリースを受けたらさらにしあわせになれる!」でしょう。



また肝機能は、リラックスを好む臓器です。
同時に怒りに関係する臓器ともいわれ、
怒ると逆上するというのは上半身に血が逆流。
すると血液を貯める役割の肝臓とから血が全身へと送りづらくなります。
それで情志活動、消化吸収、気血の運行がスムーズになるようコントロールするはたらき{疏泄(そせつ)作用}が鈍り、
肝臓を傷めることになります。

ということは、
肝臓がダメージを受ければ、神経や筋膜や腱が肝臓からの血を正常に受け取り使えなくなるということです。


筋膜リリースを受ける時には、
感情的に穏やかな気持ちでいられるといいのかもしれません。
その意味で、施術者との相性があうかどうか、重要な選択項目となるでしょう。


posted by スズキ at 11:40| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

甥の「ぶにょぶにょ」した部位が、だいぶ感じがよく収まりました ^-^

ここ数日の間。


臨時施術の疲れ(肉体的にも疲れるのは当然ですが、想像以上に頭を使ってます。。)と、

その施術での記録や改良点を考えるため、

睡眠は削っていても時間が足らずブログ更新ができておりません!!


ひとつの研究に集中すると10時間くらい過ぎており、

夜が明けていることもあります。

それでメールの返信も一日遅れになってしまうということもあって、

ご迷惑をおかけいたしております。





まったく新たな試みを突如として行うことの難しさ。

そのことに痛感することもあります。


数十ものホットストーンの石の温度管理に冷めたら温めての繰り返し。

筋膜リリースに熱刺激を取り入れるというコンセプトは正解でしたが、

私一人でこの石の管理は無理だろう。。。。


せめて追加のベン石の温熱器がきてくれないことには。。。つらいな。






個人的な考えですが、

ホットストーンを用いた筋膜リリースの施術は、

広まるべきだという意識が日に日に施術をさせていただくにつれて強まっていきます。


ホットストーンを使った施術法で用いる道具は、

市販品ですから誰でもが購入可能です。


ホットストーンを用いた施術の場合、高度なことはしなくても、

一般の方々も自身や家族、友達の健康維持増進に大変に役立つものです。

もちろん施術者が私のように自分の施術の補助用具として用いるのもいいでしょう。


私の今の思いは、私が施術をするという施術者としての面もありますが、

そちらを削ってでも、ホットストーンを使った筋膜リリースを広めたい。

これからの私の生きる時間を使うのは、そちらに絞ろうと考えいます。


そのための地道な準備も、積み上げたいと考えているところです。



いまの臨時の施術をさせていただくに際して、

改めて方向性は間違っていないという確信を得られる成果が上がってきています。





たとえば、ホットストーンを用いた私の筋膜リリースで、

今日、施術を受けた甥に現れた興味深いことを目にしました。






その甥の体の状態を示すための前振り部分の説明を先にしておきます。


体の虚実の体質を決める気の流れを阻害する邪気が気・血・津液の流れをブロックするイメージ図。


徐々に骨まで達する邪気.jpg



邪気とは、、中医学的には、様々な規定があるものの、とっつきにくく思えるかもしれませんから、

ひとまず筋膜癒着・トリガーポイントのようなイメージでとらえておいたほうがわかりやすければ、

そのようなイメージとして聞いておいてください。

(正確に言うとまったく違うものですが、、、邪魔な気がするものということで。。。m__m)



皮膚表層にあるときは、その毒素のようなものも、

皮膚表面からうまく除去するような形になります。


それが徐々に筋肉、そして腱や靭帯にまで至ると、

邪気を排出することがむずかしくなっていきます。


この絵の場合、一番体の芯にあたるのが骨ですね。



骨の深さまで侵入していくときの時系列的な流れ。

骨にまで邪気が至った初期段階では、硬質な塊のように感じられることがあります。

しかしその悪化が進行することで、生気のない「ぶにょぶにょ」した状態に変わります。

そして施術をやる者が患部付近に手をかざすと

「冷気を感じる(冷えている)」か「血行の悪化によるほてりを感じる」のです。


ただそのような視点でぶにょぶにょした力ない状態部分。

それは時間をかけて悪化を食い止められなかった結果生じたもので、

その部位の血流量は鈍り酸化は著しく進んでいくものです。


一般の方にはそれを緩んだかのように思えて、

微細なところで違いを感じ取りづらいのです。

体表観察の難しいところだといえるでしょう。



骨格筋を邪気が骨まで通すというだけならば、

丹念に筋膜の癒着部位を緩めていきましょう。

リリース方法の進化は、凄まじいものがあります。


ですが邪気は臓器や器官まで届く性質があります。


すると極端に活力を失った組織細胞を作る微粒子は自己崩壊を起こしそうになって、

そのときに腫瘍という体の内部に形を変えて生き残ろうとすることがあるようです。



もちろんこれは、すべての種類の腫瘍の起こりについて説明できるものではなく、

腫瘍の中の一部にあたる話です。





ただ、そのような内容を文献で読み知ってから、

身体をチェックするとき、今まで以上に注意深く調べるようになりました。



ちなみに中医学では、

「臨床家のための中医腫瘍学」という本から、

明の時代(1368-1644)に今の中医学によるがん治療の原則が成立したそうです。


またその時代よりも前の金元の時代のこと。

<張子和>は腫瘍の発症は暴怒喜悲思恐の精神素因と関係していると説いていたようです。

つまり感情という強大なエネルギーが過剰となり陰陽のバランスを崩すといった

内因性による邪気の影響により腫瘍がつくられるというのです。

それは少なからずストレスと腫瘍の発症について関連は皆無とはいえないでしょう。






今日は私の甥が午後に施術を受けに来ました。


池袋の飲食店で副店長として働いているのですが、

そうとう忙しいらしく、椅子から立とうとしたら、

膝上がぴきっといって、腰もがしっとなって、

これはやばいとなって。


いつもは休日に整骨院に通って保険診療の治療を受けているといいます。

ですが自身も、朝に疲れが抜けておらず起きられなくなってきており、

最近はその状態悪化が進んできている。

だが、一歳のひとり息子を食べさせるには倒れるわけにはいかない。


それで急遽、姉が私に連絡をいれてきたのです。


すると「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位も見つけられた。

気にはなるが、まだ大丈夫だろうという程度のものではあります。



ただ皮膚の色相のまだらの点在、呼吸の制限や循環器の状態を表す脈の細さと邪気が裏に入った沈脈と。。。

いくつもの「確かにこれは放置できないでしょう」という状態が見られます。

肉体的疲労もさることながら、精神的にもかなり疲れている様子だったので、


甥も私が母の入院から葬儀の際に大変だったときの印象を覚えていて、

「おじさんはだ丈夫だろうか?」という思いから施術を頼みづらかったと思います。

それもあって、姉が強制的に甥を送り込んできたのはよい判断だと感じました。



甥が施術を受けるために、

私の家にきて玄関を開けたとき。

かなり不安げな表情が見て取れました。

いつもの明るい屈託のない笑顔はない。



このままじゃ体がどうなるのだろうか?

「得体の知れない」不安感が芽生えて、

その怪物は力を振るい始めてますから。


つらかったんでしょうね。


今の不調。


朝から晩まで働きすぎの過労。

それが現実ですが、

未来もこれ以上に悪くなるのではないか?

そんな不安感や恐怖心が想像がよくなるわけはないという妄想を描き出します。


過剰な不安は自らを自滅させるには十分です。

四六時中、不安を覚えたため悲しんだり苦しんだり苦労をしたり。

要するに、脳裏に描いた不幸な自分の像を見続けて感じ続けていて、

筋緊張が抜けなくなります。

その状態とは交感神経優位な状態ですから、

それでは状態の悪化はすれども改善はなし。

それに憂慮する感情もあったことでしょう。




ホットストーンを使っての施術では、

手を深めにリリースすることができます。



午前中の他のお客様のワークのとき。


私が手のリリースをホットストーンを用いておこなっているとき。

お客様が、手よりももっと、背中のどこぞの箇所のほうがいたいだろうか。

というようなことをおっしゃられました。


すかさず、私。

「手がリリースを受けるときに、もっとも痛いですからね」

と。


痛みがひどいのは、お客様が言った部位ではなく手です。


少し前にブログでも書かせていただきましたが、

手を深くリリースするのは拷問に近いことで、

なかなかできるようなことではありません。


それがホットストーンをもちいることで

できるようになったんですね。


それで今までは、今回解いた半分以下に手のリリースはとどめていたところを、

だいぶ、奥までリリースすることを試みれていたのです。


そのときに、「今、解かれているところはどうにか耐えられるものの、、、、」

とおっしゃったところ。


内心、やったね、と思いました。




本当にこれって、私の今までの経験上、画期的なことなのです。

肺経の経絡上を、きれいになぞってリリースができるなんて!



あとは首筋・肩回り肩甲骨周囲などのリリースを深めていけば、

胸腺部分の物理的な委縮圧を軽減させることができるでしょう。


また鎖骨下筋や胸鎖関節下にできる巨大な石のようなしこりなど、

ホットストーンを使った特別なリリース法でならばとけるのです。





一回や二回の単発の施術でかなう気楽な状況ではありませんが、

どうにかがんばって、状態を改善していってほしいです。


体が疲れすぎると、心身ともにいっぱいいっぱいになり、

おだやかな気持ちで日常の生活を送れなくなりますので。

そうはならないよう「必要な時は、またこちらに足を運ぶといい」と伝えておきました。



「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位があるとは、

甥にはつたえてはいないのですが、

自分の体のそこかしこに炎症部分が点在していることがわかれば十分です。


それにベン石の温熱器の、おそらく気の滞りをリセットしてくれる力でしょうか。

甥の「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位が、完全ではありませんが、

1/3ほど活性化した状態に戻っていたのは驚きました。


もしかしたら私が、甥の「ぶにょぶにょ」を何か別のものと見余ったのか?

そうとも感じられるくらいのことです。


ただ甥の状態が、甘い状態だったわけでもないので、

かつての私では、完全にお手上げの状態だったろう。


手技療法で、この症状を抑えられる、それもこれほど速攻でというのは、

私はいまだかつて見たことがありません。


また図らずも、そのような貴重な「ぶにょぶにょ」改善の様子を、

私の身内が提供してくれたことは、奇跡ですね。

私に、すばらしい自信を与えてもらいました。




施術を受けた甥は、

「これだけ体中が痛みばかりだったとは、思ってもみなかった。

これじゃ、体調が不調だったとしても当然だな」と、現状を把握することができたようです。

本人は痛みがでているところだけが悪いところだと勘違いをしているのですが、

そのような患部は痛みを感じられるほどに血流がまだ確保できている部位です。

実際はすでに神経系にマヒが進んだぶにょぶにょした部位に関連するところが、

数段悪化状況が進んだところなのです。

その虚実の状態のぶれが大きい個所の失われた痛覚が戻ってきたとき。


そのときほど驚くことはありませんが、

そこまでいってようやく体質の悪化が止まり、

改善へと向かう切符を手に入れたことになります。



だいぶ今日の施術で、体全体を緩めることができました。

息が絶え絶えで意識が通常でもレベルが低下していたが、

それも目の輝きから改善した様子がうかがえました。


ひとまずこれで施術に依存すべきではありませんが、

施術でケアすればだいぶよくなって一息つけるという心の余裕がでてきます。

「体がしんどい、いざというときに、どうにか対処してもらえるところを知っているかどうか」が、

精神的な余裕につながるでしょう。

posted by スズキ at 04:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月05日

虚実のタイプ。違いが施術にもでてきます

施術をさせていただく際に、気づくことがあります。

筋膜をリリースするときに、
二つのタイプがあるのです。

(実証タイプ)と(虚証タイプ)です。


※ (実証タイプ)

筋膜が癒着をして血管やリンパ管を圧迫したり、
それにより経絡の流れを邪魔されているようなとき。
その状態を筋膜をリリースされたときに、
通行の邪魔をしなくなると。
速やかな改善がみられることがあります。

中医学的にいえば熱や湿熱に襲われている(実証タイプ)です。




※ (虚証タイプ)

上記に対して、その器官や組織そのものが弱っているタイプ。
そのときは水分や栄養素や気が不足する不足タイプ。

このときは筋膜をリリースしても、
すでに弱ってしまった組織の回復を待たなければなりません。

このような不足分から組織が弱っているときには、
すばやい改善を期待するよりも、
十分な期間をかけて焦らずに状態を底上げしていくことが大事になります。

中医学的にいえば水分や血や気などが不足して臓器等の組織も弱っている(虚証タイプ)です。




{注意}
実証か虚証かのタイプは、
大まかなところですが脈診などで読み取ることができます。
この虚実は一生涯の性質というわけではありません。
そのときの仕事・家族関係や人間関係・生活環境、年齢等で変わっていきますから、
チェックした時の状態を切り取ってみていると考えてください。
たまたまそのときが「虚証だったんだな」程度でいいでしょう。



施術をはじめて受けに来ていただけたお客様への言葉。

「つらい症状がありますね。
 ただこれからが、あらたな改善のための、スタートの一歩。
 一緒になってがんばっていこうじゃないですか!」

というとき。


「実証タイプ」と「虚証タイプ」の二手にわけて整理しています。

お客様の気持ちになり替われば、
できれば実証タイプで気や血の流れを停滞させる邪魔な部位を取り除いてスムースにしていくということとなればうれしいですよね。

ただ虚証タイプですでに臓器等の気や血・津液などが不足した状態であればそれらの状態回復を促進させるための援護射撃が施術の役割となります。

同じ筋膜リリースの施術をしていたとしても、
お客様の虚実のタイプの違いで、成果の出方が変わってくるのはそのような背景があります。



私の体質は虚証です。
あまりお客様のことを大変ですねといえるようなものではありません。。。
自分が虚証であるとわかっているから、
それに対応した生活をしようと工夫します。
そうすることで低空飛行からでも、
徐々に上向けるようにしています。


体調が悪いと感じたときに、
自分が

「実証タイプ」と「虚証タイプ」

のどちらかを調べていただくといいかもしれませんね。


その違いによって対処の仕方が違います。

私が筋膜リリースをするときにも、
実証タイプの方に対しては、基本的には体質を向上させようという、
血・気を停滞させる大関節の周囲のしこりをリリースをするなどは行いますが、
患部と考えられるところからダイレクトに探っていきます。

それに対して、
虚証タイプの方に対しては、基本的には体質を向上させようという、
血・気を停滞させる大関節の周囲のしこりをリリースをすることがメイン。
あとは呼吸器系の機能が最大限あがるように計算して、
その呼吸器と循環器のスムースな機能を取り戻すためのお手伝いをしています。
すると臓器等の栄養素等が不足して弱っていたところも改善していきます。
そのときを見計らって患部と考えられるところからダイレクトに探っていきます。

なのでだいぶ、手間が違ってくると思います。




虚証として弱っている臓器などにベン石の温熱器で熱を与えることが、
虚証タイプのお客様の改善度合いがスムースになるといいと願って、
いま、その視点でどう成果が出るかを観ています。

もちろん奇跡的な何かが起きるというほどのことではないのですが、
地道にしらべていき手ごたえがあるデータがえられるならば
お客様ご自身に、寝る時などに自分でなされるようお勧めできます。

施術を受けに来ていただけるのは、毎月お越しいただけるお客様も、
1年のうちに12回。
それ以外の日は、ご自身でがんばっておられるのです。
そのご自身でなさっておられるセルフケアにも、
質のいいものを取り入れていただけるきっかけになればと願っています。
posted by スズキ at 12:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

ベン石の温熱器を使うことで、他者の頭部の顎関節周囲の関連筋を解けるように!(かなり画期的です^−^)

昨日、施術をする同業者の協力を得て、
ベン石の温熱器を利用した施術研究をおこないました。


以前、私が、自分自身に向けて顎関節部分をベン石の温熱器を利用してリリースを試みたことがあります。


2019年10月22日
ベン石の有用性研究の過程で顎関節の音、なくなりました! ^-^
http://bodywise-note.seesaa.net/article/471045923.html



頭蓋骨横解説.jpg


このときにりようしたベン石の温熱器は、以下の小ぶりな扱いやすい機種でした。

ベン石温熱器s.jpg


小ぶりなベン石の温熱器ではありましたが、
十分、顎関節のクラック音が非常に弱まり、
それが維持できるなどの成果を収めることができました。





そして昨日は同業の施術業をしている方への施術です。
その方も、日頃、ハードな仕事が立て続いているから、
心身ともにストレスを抱えています。

顎関節の問題がでるときは、多くは肉体的な疲労でとどまりません。
精神的なことにもかかわってきます。
仕事が急がす過ぎて気が休まらないとか
人間関係に課題を持つとか、
何らかの不安な思いがぬぐえなくて始終頭に思い浮かんでしまうなど。

そのような精神的ストレスとは、
顎関節のずれや痛み、または口を開けたときのクラック音で、爪痕を残すものです。


そういう期間が長引けば長引くほど、
広く顎関節異常の問題を引き起こす周辺の関連筋が、
まるで骨のように硬くなってしまいます。


その咬筋や側頭筋の頭蓋骨の骨膜への癒着部分は硬く委縮をして水分補給ができない組織部分が増えています。
するとそのような部位の筋肉群は、骨よりも硬さがでてしまうため、
自分で頭の筋肉のしこりをみても驚くほどわからない
ものです。


昨日は、以下の大きなサイズのベン石の温熱器を初めて他者への施術で使わせていただきました。

4つのベン石の温熱器.jpg


ただ、さすがメイドインチャイナといいますか、
4機を購入したうち、1機はすでに故障で電気が通電せず加熱不可になりました。。。
わずか、一時間の使用で故障。。。


今回は、この施術で2機を使って顎関節周囲を解くときに、
腹部のみぞおちとおへそあたりにもう2機を当てておく予定でした。

その計画が、もろくも敗れ去ったわけですが、
3機を活かしてどうにか顎関節周囲を広く考慮しながらリリースをしていきました。


ただ小鼻や鼻筋中ほどの横の部位に、
鼻腔をふさいでいる塊上のしこりがあったため、
この部位は大柄なベン石の温熱器によるリリースでは不適格で、
先日購入した、ヒスイの細く小さな棒状のツールで解きました。

おそらくこの部分のリリースが、
今回の顎関節周囲を含めてリリースをしたなかでは一番痛かったところでしょう。
鼻の横部分にある詰まりや塞ぎなどがあるピンポイントは、
繊細に刺激を点で通していかないと、解けづらい。
または解けません。。。


でも、この部分は受け手が思わず勝手に涙がこぼれ落ちるような痛みが出る場所。

頬骨から鼻の穴の間の部分が、ほぼほぼ急所といえるような場であり、
しこりの根がはびこるところでもあります。
それに鼻の通りも確実に狭めて悪くさせるのです。

その部分のリリースも、どうにか痛みを「ここはひとつ、こらえてもらって」無事に終わらせました。


それから顎関節が問題があるということは、
頭部の側頭筋や、首部分の斜角筋その他にも多くの部位に頭部にしこりを作って、
どうにかこうにかやっていっているという状況です。


新しきベン石温熱器 小画像.jpg

今回の顎関節周囲を解くために、上記のベン石の温熱器を用いました。
通常ならば頭部のしこりは頭蓋骨から皮膚層までが、
筋肉の厚みが薄くて、最もきつい痛みが出るところ。
その理由は、顎関節周囲の関連筋という、
数百キロも出せる噛む力を発揮させる筋肉が固まって動けなくなるということで、
そのゆがみが生じた頭部の現状は、
頭蓋骨のいくつものパーツとなる骨たちの位置もずらしていて固まっています。

そしてこめかみや頬の下部分や、耳の直上部位などは少し厚みがある筋肉部分では、
左右の頭部の筋肉の硬化部位がちぐはぐになっているところがみうけられます。


そのしこりができて頭部のゆがみが現れて、
現在に至る時系列的な症状の悪化から以前の問題なかったときの様子を、
その人の動きのパターンやお仕事などなど様々な問診で得られたことも参考にして推測します。



そのような考えなしに、手当たり次第に解くようなことをすると、
顎関節をリリースされて痛みが悪化したという状態になりますから注意が必要です。



以前もこの施術者の顎関節周りを解いたことはあったのですが、
元々が痛みが表情筋という繊細な神経が多数入り組んだのが顎関節部位でもあって、
強い圧をかけて解くことは、実質痛すぎてできなかったため、
存分にリリースをするまでにはいけておりませんでした。


それが、昨日のベン石の温熱器を2機、同時に使って顎関節周囲を解く施術では、
昨日は体全体を見る時間を設けずに、顎関節周囲を解くだけにした時間の使い方の割り切りもあったため、
今まで解きたかったと思える表情筋部分の硬化を作り出していたしこりを処理できました。


それで口を開けてもらうときに、
口が大きく開くにつれて下あごが左にそれていくという状態も改善できていました。


この施術を受けていただいた方は、
かなり痛みに弱いタイプです。

この方が顎関節周囲に根深く入り込んだ癒着部を解くところまで、
ベン石の温熱器を利用したならばリリースに耐えられることができる。。。。
そこまで研究が進められました。


ならば、他のお客様にも、受けやすくなっていっているものでしょう。


以前に私のブログにちらっと書いたかもしれませんが、
頭部の筋肉は表情という巧みに感情を表現する繊細極まりない筋肉が揃えられている。
想像しやすいと思いますが顔の筋肉は痛みが感じられやすい場所なんですよね。



本格的に頭蓋骨の骨膜に骨化したしこりが癒着がすすでしまった場合には強い刺激は避けるべきで、それ故に解きづらい部分であるといいましが、
半面、体の脚部や臀部や背中の筋肉などと比べれば、
その表情筋の断面自体、厚みは何十分の一程度です。


他の分厚い筋肉群が解けづらく奥のしこりが癒着を続けようとしているものがあっても、
頭部の薄手の筋肉たちは
十分に有効性ある緩めるアプローチを、短期間に繰り返すことができれば。。。

ここは確実に改善の成果を積み上げていける、
ミラクルポイントでもあるわけです。



特に顎の咬筋やオデコや耳上の筋肉などが横に張り出しているようなときには、
そこが緩んでシュッとしていけば、顔のシンメトリーさも上がりますし、小顔にもなります。



頭蓋骨くぼみでっぱり.jpg



同時に頭蓋骨がずれて縫合部分が開閉できなくなって、
脳脊髄液が脳内にたまりすぎて脳圧があがることで起きる様々な問題を予防することにもなるでしょう。



元々が癒着が進んでいたとわかっていても、
強圧刺激などは危険で避けるしかない、
また痛みが強すぎて解き方が甘くなるしかない。。。


そのような解くために厄介なところの代表部位が、顎関節の頭部に位置する関連筋。

それも頭蓋骨癒着が進んでいるところでした。


そういった難題といわれる個所のリリースをなすために
「ベン石の温熱器を利用したセッション」を活かせないかと考えていたのです。


ただ現在は、この頭部のベン石の温熱器を使ったリリースは、
試行錯誤段階で時間がかかりすぎてしまっているため、
どうにか、この度のセッション時間の半分にすることができれば。
そうすれば、実際の施術の場でも使えるようになると思いました。



ただ、痛みが強すぎて解けなかった部分も、安全に痛みが抑えられてアプローチが進んでいくという、
私のベン石の温熱器を手にした時からの思惑から大きく違うことのない成果が、みられています。




あとは私の内部的な問題で恐縮ですが、

電源を入れて、ものの1時間で、
故障して使えなくなったベン石の温熱器。  --;

電源をいくら入れて加熱ボタンを押しても、
一切温まることない冷たいままの状態へ。


かなりショックでした。

この機はバッテリーが積んでいるわけでもなく、
シンプルすぎるほどシンプルな電気系統の回路ですから。
めったなことじゃ壊れないと、高を括っていましたので。





ベン石の温熱器を仕入れたショップに連絡をした直後に、
速攻でそのショップにベン石の温熱器を追加注文することになりました。


これは想定外のことでした。。。


ただ予算が厳しくお金がかかっても、
予備機を、もう一つか二つ買って、
手元に壊れても即替えがあるよう余裕を持ちたいと思います。

私がベン石の温熱器を使いこなせれば、
施術上の大きな価値が引き出すことができるはず。


そのような実績を、いま、貴重な時間を使って、
同業者からも施術後の感想やフィードバックをいただきながら積み上げております。 m__m
posted by スズキ at 17:46| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月28日

膝裏に高めの枕を入れて、お腹の大腰筋やその周囲のリリースをしよう!

昨日、フットレストのお話をブログでさせていただきました。



足置き 足枕 低反発 足まくら 足休め 足用クッション 体圧分散 半円形 足楽 足むくみ 車用 新幹線 飛行機用 旅行用 オフィス エコノミークラス座席をフラット 敬老の最適プレゼント

フットレストは、ある意味では足裏を休めるための枕のようなものですね。


以前、ボウエンテクニックを習いに行っていたとき、
フットレストを膝裏にいれてセッションをしていました。


そのときを思い出して、
ワークベッドでの施術をするようになってから、
お客様が仰向けのときに膝下にフットレストを使用させいただいてます。

そうすると少しだけ腹直筋が緩むし、腰部も緩むんです。

その状態で腹部と腰部にホットストーンで熱を気持ちいいほど加えると、
とても全身がリラックスするのです。




ただ腹部のリリースをおこなうとき、
かつての私の施術のやり方を変える必要が出てきました。

施術で、今まではよく腹部をリリースするとき、
お客様の足を持ち上げてお腹を緩めていました。



それは床での施術だったから、
安定した足場が確保しやすかったためできたことです。

施術者としては体勢的にはかなり疲れるのですが、
お客様の足を持ち上げる高さや開き方などにより、
カウンターストレインという施術法で大腰筋を緩められる姿勢がとれるのです。

大腰筋をゆるめるカウンターストレイン中.jpg

足を持ち上げて大腰筋が緩むポジションにもっていくこと。

そうすることで、硬化委縮したり肥大した大腰筋をリリースするとき、
お客様の負担感が少なくなるように工夫しています。

なぜ大腰筋を緩めようとするかですが、
大腰筋は腹部内臓に一番近所にある最大級に大きな筋肉で、
内臓に対しての影響がダイレクトなんです。
それも大腰筋自体、2tくらいのパワーを出せるといわれている。
正常であれば問題がない、だが状態が悪化すればパワーがある分、
ネガティブな影響が大きく出るものなのです。
こちらの筋肉が問題が出れば、
大腰筋の引き連れにより臓器が正しい位置には居れなくなったり、
大腰筋のしこりに圧迫を受けてしまったり、
様々な不利益な状態に陥ることになるのです。
(ちなみに大腰筋は腎経に属す筋肉で、大腰筋の状態の悪化は腎臓に出るということも知られています)




腹部の表面のみをリリースする対象と考えていないので、
このポジションでなければ、
結果として痛みが強くて解かせていただけません。

人によっては炎症ある大腰筋の表面をなでるだけで終わってしまいます。
ただなでるだけでも、すでに強い炎症がある人はかなり痛いのです!
なでただけで解けるような、しこりではないため、それならば、
解かないほうが無難だという判断となってしまうでしょう。
そうなるとその後の改善傾向はあまり期待できず変化は少なくとどまります。
私が施術を始めた当時は、まさにこのような状況でしたから、
そのときの口惜しさをよく覚えております。




そこを乗り越えるための工夫が、
カウンターストレインで大腰筋をリリースする姿勢でお客様の腹部を緩める」というものでした。

ただ、これは施術者としては疲労するポジションですから、どうにか代替可能なやり方はないかと。
それは以前から考えていましたが、
わざわざそれ用の道具を作ろうとは想像もしておりませんでした。




ですが現在はワークベッドを利用しての施術に変わりまして。
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢での腹部に圧をかけることはできなくなりました。

単純にカウンターストレインで大腰筋を緩めるため固定姿勢の維持をするだけならいいのですが、
大腰筋が緩むポジションにて腹部の硬化部を緩める圧をかけるとなると。
それだけでなくベン石の温熱器をかけるにも、
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢では非常にやりづらい。


ワークベッド上では、施術者の足場が狭く、ベッドの低反発素材が沈むためぐらつくため安定感が損なわれます。


それでも無理をしすぎれば、倒れそうになります。

先日、事なき終えましたが、一度ひやっとしたことがありましたので、
これを繰り返せば事故に発展する危険性があると感じました。
安全確保は優先事項です。

無理はできないため工夫を迫られていまして。



小さなところでは、
上記で申しましたようにお客様が仰向けに寝ているときには、膝下にフットレストを使用します。
腹部のリリースをするときに、これがあったほうが腰部の前方向の反りが軽減されます。
あったほうがいいです。

フットレストでは、高さが7cm。
腰部が十分な柔軟性がある人ならこれでも十分です。



ですが腰の反りが強い人にはこれでは
腰椎をまっすぐにさせるには低すぎで十分な役には立っていません。


腹部の表面や中ほどが腹直筋部分は、
理想状態にまでは緩んでくれません。

このままの状態で圧をかけても、
奥にある大腰筋等は容易には緩まりません。

それはお客様自身が痛みや不快感が強すぎて、
その反応をみれば緩まるものではありません。
もっとしっかり大腰筋をリリースするカウンターストレインのポジションに近づけられれば、
これも大幅に違ってくるのですが。。。



ということを、
数日前にまた試作中の施術で申し訳ないのですが、
施術をさせていただきながら痛切に感じました。




少し横道にそれますが、
前提として腹部の固さは体の四肢や首の付け根の固さや膝や肘の詰まりに多分に同期しています。
これらが緩まなければ腹部のリリースは、私の見たところでは長く快適な状態を保てずに、
すぐに元あった不調状態へとぶり返します。

その中で腰の筋を緩めるには膝が緩まらないといけません。
腰が緩むと腹部前も緩みやすいポジションに骨盤の前傾が改善されているというものです。
それだけ膝を緩めるポジションキープには気を付けておくべきなのでしょう。


また、、、
体に何らか症状と呼べるものが出ている方は、内臓の硬さが強くなる傾向があります。
その内臓の硬さに対応する特定部位の四肢や首等の付け根に問題がでてきます。
そのしこりについて本人が気づかないことが多いのですが、
四肢や首筋(手首、足首も含む)「ごろん!」としたようなしこりや、
その付近や関節上の腱や靭帯が強く引き連れてしまっているところがあるのです。
状態悪化を食い止め、さらに改善させるようにしようとするには、
そのようなところへ目をつけることも大事なことだと考えています。

たとえば、、、
特に腕と胸の付け根あたりが硬い、鎖骨下や胸鎖関節周囲が硬いと、
みぞおちの硬さやつまりは、解こうにも解ける兆しが見えない人も。

腹部を緩めるための手順があるんですね。

みぞおちあたりの問題を大きく感じれば、そちら。

下腹部当たりの大腰筋部位や鼠径部が硬ければ、
大腿直筋や腸脛靭帯、内転筋、他々など腹部を解くための下準備をします。
それをしたあとだからお腹を緩める段で緩みやすくなっているのです。

腹部にだけ大きく時間を割いて、ワンセッションをすればある程度のお腹は緩めることもできます。
ですが結果的にそれではあそこにいってもすぐに戻るから行かないようにしようといわれることに。
それを避けるためにもお腹だけの部分リリースは、私にはできなくて。。。





話を、戻します。 m__m


膝下を持ち上げて頭の下に枕のようなものを入れることで、
腰部を上下にけん引して伸ばすことはできますから、
そのようなところからも「腹部を緩めさせる点数」をかせいでいきたいのですよね。。。
こういったことを積み重ねることで、常識を変えることができるのだと思います。


どうにかしたいと、考えているところです。





まずは、単純に既製品を狙え!
そのようなことにうってつけの商品はないかと探して「膝裏枕」で検索して、以下の商品を発見しました。


PROIDEA(プロイデア) 足枕 寝返り運動 腰楽ゆらゆら 0070-3719

ただ、カスタマーレビューをみる限りでは、
購入に踏み切るまでの勇気は持てません。

それとこの度の私の施術上のニーズでは、
左右に揺れなくてもいいのでして。
面白そうだと思いましたが、購入は見合わせ。

余談ですが、
施術業を営んでおられる方ならご存知の「医道の日本社」。
こちらでは2019秋の特別割引セールにて、
上記のPROIDEA(プロイデア) という商品は20%引きでした。 ^-^
医療関係器具も多くて、高額商品などではかなりお得なお買い物ができそうです。



とにかく既製品には頼らず、
欲しもののイメージは明確です。
まずは自宅にあるものを使い、試作しようと。
ハーフポールを重ね原型を形作ってみました。

膝裏クッション大台.jpg
高さは24cm。

仰向けに寝て膝下にこちらをいれたところ、
腹部の緩み、腰部の伸長具合は、フットレストの利用よりいいですね。

表面部を全体的にすべり止めシートで包んで補強すれば、
腹部のリリースのときにこちらをもちいて点数が稼げそうです!

膝下枕.jpg
(すべり止めシートで包み、詩集糸で止めたもの:施術の場で使う予定)

これができれば、体験会等で得られた
30ほど積み上げた大・小の課題のひとつが、クリアです。
全体の半分以上の課題はこなせました。 ^−^


posted by スズキ at 19:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月15日

ベッドに傾斜をつけて寝るだけで、体が整うって本当なの?

Inclined Bed Therapy って、ご存知でしょうか。 

Inclined Bed Therapy2.jpg

こちらのブログ書き込みの後半で、そちらの話をさせていただきますね。





少し聞きなれない言葉をだして申し訳ありません!
中医学で、「固摂(こせつ)作用」と呼ばれる「気」によってもたらされる作用があります。

血・津液・精液などをつなぎ留める働きで、血が脈外にもれないようにしたり、
汗や尿がむやみに漏れ出るを防いだりする。
営気、衛気、脾気、腎気と関係が深い。
そして内臓をあるべき位置に保持するのもこの作用です。


健康は血液の濁りなく、成分量も濃すぎず薄すぎず、そのような血液が全身に循環していることといいます。
血液に力があればといったヒポクラテスの考えもあります。
もちろんもっとほかの力もあってこそと申しますから、より学びたい方は、ぜひネット検索してみてくださいね!


そして私の施術では、血の濁りや成分の状態を制御するものではありません。
血液の循環を妨げ滞りが生じる個所を調整していくという作業をしています。

血液が気を乗せて運ぶものです。
血液の量が足らない部分があると気が足りなくなります。
すると固摂(こせつ)作用といった臓器をあるべき位置に保持できなくなるのです。
脈を診てみれば脈管が、理想の形状を整えられないようなことも固摂作用のあらわれのひとつでしょう。


健康状態が問題を生じて血液の循環が滞る部分が出れば、
脈管も内臓もあるべき状態や位置ではいられなくなります。

するとどういったことが起こるでしょうか。


内臓、消化器や生殖器、泌尿器等は下垂しやすいものです。
重力に逆らえずに、下へと沈下していくわけで、
横隔膜や骨盤隔膜の上下動がしっかりしていなければ、
沈下した臓器は元の位置にまで浮きづらくなるわけですね。

その状態が長期間続くと、
胃下垂、横行結腸の下垂、子宮の下垂等々様々な臓器が沈下していくこととなります。
そして、沈下した先にあった筋肉や臓器、骨(骨膜)、靭帯や腱に癒着しはじめます。
やがては「腹診」で異常を見つけることとなります。


そうなると私の施術でできる範囲内で、
大腰筋や腸骨筋に癒着した部分をそれら筋肉を緩めることでそちらに癒着した内臓部分を緩めたり、
鼠径靭帯や恥骨結合上縁のしこりを緩めて臓器を下垂させ貼り付けたままにする状態から抜け出せるように。
他にもリリース個所はいくつもあります。。。


ただ一生懸命に癒着して下垂状態が留められた部分を緩めたとしても、
元々が胴体内部全体はその臓器の下垂を受け入れて、
その状態を維持しようと収まっています。

そうなるとまた癒着をほどいて下垂した臓器を自由にしても、
理想の位置へと自在に移動して、その場で保持されることがないのです。

そして下垂した臓器を考察してみると。
たとえば10センチも下垂した胃下垂を見れば、
胃の中を通る血管は引き延ばされたストローのように細く長くなっている。
そうなれば胃が上にあげられても固摂作用が働きづらいまま。
引き延ばされて細くなった血管が、すぐに理想の形状に戻るものではないからです。

腹部のリリースをしても、それですぐに継続的な変化が生まれにくいため、
行きつ戻りつといことへ。
もちろん、調整行為を繰り返すことで、状態の向上はするものの、
それは体力的にある程度の余裕がある方が主で、
すでに病状が悪化した状態が進んでおられれば。

そのような期間をお待ちしてくださいという時点で危ういことに陥ります。


お客様の筋膜リリースで、ホットストーンでの体温を上げておこなえば、
以前の当社比としてリリースがスムースかつ深部までいくことになるが。。。
体のなかには恒常性という機能が働きます。

つねにそのままでやっていこうという保守性に頼って、
大きな変化を好まないのです。

視点は違いますが、いままでは体温が36度だったら、その状態で保っていこうとするもの。
いきなり40度になったり、30度を割り込んだりしないようにパイロットがいるわけです。

ただ体が弱って邪気が内臓まで入り込んだ症状がでている方のときには、
その際の恒常性というのは、理想状態から遠いところに設定しています。

だから施術での体内の臓器の癒着というハード面を緩めたとしても、
恒常性があたかも働くように、昨日まであった位置に戻そうとする。
それが体調的にそれほど問題がなければ、理想状態へとするっと収まることが多いのですが。
ただしその理想状態と大きく離れた位置にいれば、その恒常性の力があまりにも強いのです。

そうなると月に一回ほどの施術では、戻る力に追いついていけない。


そこに頭を悩ませていました。



そこで、内臓部分が反重力化して重力による下垂から逃れてくれないか、、、などと、
かなり苦し紛れの調査をしていました。

逆さぶら下がり健康機を使って、頭部を10度ほど下げる傾斜をつけた内臓部のリリース案など、
真剣に考えて部屋でひとり、自分で実験をしたりすることも。
健康な方で緑内障や脳の梗塞の過去がない等の頭部・脳部分に多くの血流が行くことも問題がなければ、
内臓部のリリースは鼠径部や恥骨結合上縁のリリースをすれば、さっと腹部の暖かさや柔らかさがでる。
なかなかよいリリース方法だと思い、奥の手としてメモっておこうと。

ですがこれでリリースの量が稼げたとしても、
健康状態を大きく損傷した方の状態の、
元に戻させてしまう恒常性に逆らうことはできないでしょう。

だったらショウガシップや里芋パスタ、だろうか?
内臓部の酸化した不要な水分が排せつできるため、
臓器のある環境を改善してくれるようになります。
ただそれは手間がかかるから、誰も自宅でなさらないだろう。
(本当に大変な手間がかかるんです。。。)



そんなときに、「反重力」で調べればUFOの推進動力というページが多くありました。
いまはそれどころじゃないと思いつつ調べていたら、
『【最新版】超不都合な科学的真実 ついに反重力の謎が解けた! これが古代人が操る未知のテクノロジー《空中浮揚(反重力)》の正体だ』
という本。

「自分のいま、やりたいこととは遠いな・・・」と思いましたが、手当たり次第に調べてましたので。
こちらの著者のネット上の公開された文をチェックしてましたときに、興味深いものを見つけました。


Business Journalというサイトに、次のような上記の著者のコンテンツががありました

『ベッドの片脚を少し浮かせて寝ると、健康&病気改善に劇的効果?古代エジプト人も実践していた!』
文=水守啓/サイエンスライター

https://biz-journal.jp/2016/11/post_17122.html


ベッドで寝ているならば、
そのベッドの頭側を持ち上げて寝るだけのセラピー。

Inclined Bed Therapy.jpg

Inclined Bed Therapy って、なに?

私は逆さづりになるような傾斜かと思ったのですが、
頭から足先までをフラットな状態のまま頭を持ち上げて寝るだけ。


そして「ツタンカーメンのベッド」の形状がそれに似ているという。
(上記のURLの3ページ目に写真があります)


詳細は上記のURLに任せたいと思いますが、
それで体液の流れがうまく循環して、体調が様々よくなるようだ。


えっ、、、たった、これだけのことでいいわけ?!

と思えてしまいました。
ただ Inclined Bed Therapy で英文のホームページや映像を見れば、
単純な思い付きではない。
実証実験的なこともなさっているようです。

私も、まだInclined Bed Therapyに関しては自分で真似てやってみる程度で、
他の私の知人たちのデータをとってわかっているわけではない。

ですが、内臓のバグが整えられていくという文章を英文で見つけたのです!
https://diagramclass.net/discuss-the-digestive-system/inclined-bed-therapy-ibt-rhinclinedbedtherapycom-the-human-digestive-tract-bugs-in-jpg/

Inclined Bed Therapyがうまく私どもにも機能するようでしたら、
明るい希望が見えてくると思います。


どうにか体に負担が比較的かかりづらいやりかたで、
邪気が裏に(内臓に)まで入り込んだものをリリースしてゆるめたならば、
その状態をやさしく日常生活の中で維持できて、元通りに向かっていくと。
しあわせになれることでしょう。

以前の当社比の施術よりも、内臓の状態変化をはかるようなときには、
不測のリスクもあるはずです。
それをゼロにすることはできないと思いますが、
軽減させるよう準備を怠らないことがなければ。

先々を考えて、いま、取り組んでいます。

posted by スズキ at 17:39| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

ホットストーンの研究の進捗状況・・・

■ ホットストーンの玄武岩、ヒスイ、ベン石の使い分け


ホットストーンの優れた点は、
温めた玄武岩やヒスイ、そしてベン石などを
体の温めたい場所に設置して保持してもらう。

それだけでも、
遠赤外線効果によりすぐれたゆるみをもった状態にしてくれます。


玄武岩は、落としても壊れたためしがなくて、
軽度な衝撃に耐えられる耐久性があります。
それにより、軽く玄武岩のホットストーンを敷いて、その上をコツコツッと軽打するのです。
そのやり方は、ネットでホットストーン関係の映像をくまなく見ていた時にみつけたのです。

これがまた、温めた状態の患部が驚くほど硬化した筋が解けるんですよ!!

そしてゴリゴリとこすられたり削られるよりも、
不快感が圧倒的に少ないという人がほとんどです。

これでホットストーンでこするようなすり圧やもみこむような圧をかけるイメージが、一変しました。



そしてベン石を利用した場合は、
他の玄武岩やヒスイよりも人体がもつ微量元素と同様のものを備え共鳴するためか(←私の推測です)
緩んだ状態の保持できる時間が長く感じられ、
深部までのゆるみを感じることができます。


ですが問題があります。
ベン石をホットストーンとして用いられる最適な形状のものが手に入りません。
手持ちのベン石のかっさプレートを用いるしかありません。

ベン石の場合はお客様への保温のための維持に使うよりも、、
手に握ってちょうどのサイズの棒状のものを施術上で加圧に用いたり、
きのこ形状の手でつまめるものを用いたり(いずれも加熱した状態で使用)。
彫刻をするプロが多くの独自の機能的な削り作業ができるような彫刻刀を持つように、
場合によっては多種多様なベン石のかっさプレートを所有しているため、
お客様の患部のリリースに最適なプレートで対応できるようにもなるかもしれない。
{そこもいずれ掘り下げていく予定です}


そして充電式の冷めないベン石の温熱器を用いることができて、
パワフルかつ繊細に圧を生み出すことができます。



お客様への加熱状態を維持し、力強い圧をかけられる玄武岩のホットストーン。
緻密かつ効果的にアプローチがかなえられるベン石のホットストーン+その温熱器。
「玄武岩」と「ベン石」の使い分けが、できるようになりました。

ヒスイは、まだそれほど使い込んでませんが、可能性を感じます。
深緑色の握りこぶし大のヒスイの形状は、
皮膚に対して平衡ずり圧をかけるときに、
なぜるような圧しかかけられない玄武岩のフラットなものとは違い、
とても理想的に皮膚へと食い込み加圧がなせるようになっています。





■ お客様も、ホットストーンを買ってセルフケア!




私のブログを読んでいただいたお客様や先日のホットストーンを使ったワークを受けていただいたお客様から、

「私もホットストーンを買いました!」
と玄武岩のホットストーンを購入なさった報告。

「湯煎して温めるのはめんどいけど、やってみると長時間、暖かさがつづいて気持ちいい。
冬の冷え性対策にもなりそうで、いい買い物をしました!」
とのご連絡をいただきました。


うれしいですね〜。


ぜひ、私の施術を受けた後に、
セルフケア用にホットストーンを使ってみてください!!



特にお勧めしたいのが、
起立筋部分に全体にいきわたるようなホットストーンによる加熱。

日頃ハードワークの人の自律神経の緊張を治めてくれて、
全身の弛緩を効率よくこなしてくれるようだと思います。

なので夜寝る前などに
ぜひ試していただきたいセルフケアのひとつです。


あと蛇足的に付け加えれば、
サウナを使い全身に加熱をすると、
大きな体内の体液の変化があって、
体も温かくなるものの、
それが疲労へ転ずるきっかけにもなります。
「だる〜くなるな」という、あれです。

ホットストーンでは、その疲れた感じはなりません。

比較すれば後味がスッキリした感じといえるでしょう。





■ 中国発送のホットストーンの購入について


ホットストーンを購入したお客様の中には
私同様にAmazonで中国発送のものを購入を試みた人もいました。
同型のものが少し安く手に入るためそちらで買いたくなります。
それに日本の販売会社からは入手できないサイズ等もあります。
それで中国からのお届を待たなければならないことになります。

ただ納期がAmazonの目安以上に時間がかかりすぎたり。
それは、、、まぁ、届けばほっとして忘れるものの。
ベン石は壊れやすい素材で欠けた商品が届いてしまう。
中国の業者にメールをしたら、
「あなたが買った商品は安いものだから、、、」と、
マーケットプレイスでの出品で中国への返品も手続きが面倒で、
泣き寝入りしてみたり。
そこで気持ちを持ってかれるロスは避けたいですから。
別の業者に、速攻で注文をいれるようにしております。


ホットストーンの利用を考えているお客様がいたら、
日本国内から商品を発送する業者のほうがストレスなく入手可能でしょう。
特にベン石の入手の際は、そこを要チェックですね。


今は、施術上で必要な道具を割り出して揃えている段ですが、
道具を取りそろえるのに想像以上に手間取っています。

私の回りにホットストーン利用のエステをする方もおらず、
情報がゼロの状態で手探りをしてきたためでしょう。
英語圏のマッサージセラピーの映像やホームページから、
日本で手に入る出版物などでまっさらな状態で学びましたから。



反れた話を、元に戻させていただきます。
 m__m;





■ ホットストーンの利用と筋膜リリースの相性の良さ




玄武岩の大きなものを利用し体の部位を~50分以上の時間をかけて加熱すると、
中層部までは熱が届き硬化した筋肉部分が大変ゆるみだすことが多いですね。
その成果は、まさにほっとする感じです。

加熱を受けたお客様も緩んだ感があるのかないのかわからない。
意識が緊張したクリア状態から副交感神経優位のリラックス状態になるとき、
自分の筋肉が大幅に緩んだ感はさほどない人も多いようです。

でもそこには、体の部分矯正やリリースではなく、
全身がくまなく温められた体液が渡ることで全体が緩んだ反応だから起こること。


たとえば、、、
体が凝り固まった一部分のみの部分リリースを行われると、
その凝りを作って姿勢や運動をカバーしてもらえなくなり、
体の状態が強制的な再構成へと状態が移るときには。
体的にはまだ体のぎくしゃくした動作がぬぐえずに、
ユーティリティにしわ寄せを寄せていた硬化部位が
いきなり緩むと体内の筋操作上のベクトルに急激な変化を感じます。

そうなるときには固まった部位の痛みは緩んだものの、
しばらくするとまたもとの固い状態に元通りとなるか、
最悪、リバランスをとるときの動きや姿勢の再構成のときに
リリースで急激な変化が起こりすぎたときには元の場所以外にもしこりをあちこち作り出してしまいます。

このときに人為的に作られたしこりは、
重力線に沿っていないため、他の施術者はどのような施術をお客様が受けたか詳細がわからないと、
複雑化したゆがみは手が付けられないようになります。。。。。

私どもはあまりお客様にじかにそのようなことは申し上げることはありませんが、
不自然な体のゆがみをみて、自身がなしたか、他の先生方になされたものなのか。

人為的なゆがみ付けにはパターン化したところもあって、
おおよその見分けがつくところがあります。
自然界の重力線から反れたゆがみを得たため、
複雑直しづらい筆頭なのです。



それがホットストーンによるお客様へと熱を与えるときには、
その熱はお客様の血やリンパ液に乗り体中に循環してくれる。
そして温められた血やリンパ液が体のなかのいつもより深い部位までその熱を届けてくれるのですね。

10分間や15分間のクイックマッサージでは、
いくらホットストーンを用いるとしても
このような効果は期待できません。

しっかりと時間を30分間以上用意していただくことで、
ホットストーンを当てて温まっているだけでも、
効率よく体を芯からほどくことができる感触があります。

それはお客様にホットストーンを縦に並べて仰向けに寝ていただき、
背中の起立筋を含めた部分をしばらく温めていただき、
それと同時か、その直後に体の各部をリリースするときの筋の硬化部分の解けやすさから私が実感できるところです。



リリースされるほうも、リリースを受ける側も、
ホットストーンを使う前と比べれば楽なんですよ!



お客様自身がアプローチされて、ちょっと痛いなと思えたところも、
本当はアプローチをしたかったところに手が伸ばせたというところ。
そのような大事なところがするするとリリースができていくのです。
リリースの深度が見違えています。

ホットストーンを用いるかどうか、
大きな意義のあるところです!!




■ より深部に影響を与えるための、試行錯誤


しかし、実はなかなか優れた特性と認められるホットストーンでありますが。
それでも体の深部までビビビッとその影響が届くようなリリース効果までは、
私が手にした感じがもてないでいました。

それは数日前にブログでも書かせていただきました。




もうひとつ、なにかが足らない気がしてなりません。




そこで先日遅めのお彼岸に墓参りに行った際、
香取神宮で瞑想しているとき、
「私が自作した真鍮製スティックがあるではないか!」と前方から声をかけられた気がしました。

そのときの印象が気になって自宅に帰ってから、
使わなくなった真鍮製スティックを、まじまじと見つめてみました。




・・・・・わからない。。。




これをどうやってつかったら、もっと体の芯、奥にまで影響を与えられるのだろう?

以前のトントンとクラップするやり方ではないはずです。
その衝撃圧は軟部組織である筋肉がインパクトを吸収し、
骨部分にてトントンやったら骨折の危険や痛みもでます。

そこは乗れない話です。




握りやすいようにぐるぐると巻いていた羊皮をはがし、
真鍮に巻き付けたグリップ力を増す厚手のゴムをとる。

その作業を6本分、半日かけておこなっていたときに、
比重が他の真鍮製スティックとは違うものを見つけた。

そのなかでも2本のものがセットだろうものを発見し、
自身の脚部太もも部分を、その2本で挟み込んだとき!

妙な感じですが、
その2本の真鍮製スティックが機能している感じがしました。

真鍮製スティック2個.jpg

これですが写真だけでは、何が何だかわからないと思います。
(手で握ってちょうどのサイズ)


別の真鍮製スティックで挟んでみたときは、
ぼやぁと感触がぼけて曖昧だったのですが、
この2本で太ももを挟むと「なんだか、ちょっと痛い・・・・」。

形状も都合よく絶妙なウエイトをもって握りやすくもありますし、
その真鍮製スティックにも密と疎の状態が生じていて電気的にも直進方向が定まっているよう。

もしかしたら、こちらの真鍮製スティックならば
ホットストーンを用いて圧をかけてリリースするよりも効果的なのか?
そのような感触をもって、今は、自分に人体実験しているところです。


温めてみて使えば真鍮製スティックが与える神経系の刺す痛さがやわらぐ。
それでいて効果が減衰しているわけではないという特性も感じられるため、
この2本を原型としてうまく利用していくことができないかという視点で
試行錯誤をしてみようと思っています。


胸の前後の厚みや腹の前後の厚みでも、
B5サイズの本の縦長さほどしかないが、
その厚みの内側に届ける力の研究です。

物理的な圧とばかりはいかず、
合気柔術で習ったような
意識で力を作用させる場所を的確に自分で感じだし、
それを相手にも持っていくというやり方ですから。
うまくなれるまでの練習も必要です。

posted by スズキ at 15:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

遅めのお彼岸、墓参りと施術アイデアのキャッチと、その他、もろもろ

私的なことですいません。

一昨日夜から昨日にかけて、9月26日の秋彼岸は過ぎ、
遅めのお彼岸の墓参りにいってきました。

千葉県の香取神宮という神社がある方向のお寺で、香取神宮をお参りして1時間以上かけて歩きお寺に向かいます。
帰りは該当一つない高速バス佐原香取IC乗り場で、震えながらバスが来るのを待つ


香取神宮とお寺との距離があり農道や森をつっきて歩きながら進む感じです。
すると台風15号の影響で、生木が根本付近で裂けて倒れているものが多く、
私が見ただけで13本ほど放置してました。
それらをチェーンソーで切っている人もいてご苦労しておられました。

それなのに台風19号の接近、上陸の恐れがあるとは、今から相当、肩に力が入ります。。。
3連休初日の12日(土)から二日目の13日(日)で、予想されるエリアは紀伊半島付近から関東平野。
現時点では東京都心も、いわゆる「直撃」の恐れがあり、
台風本体の発達した雲が通過していく際には記録的な暴風が吹く可能性があるそうです。。。

私の家は、トタン屋根が飛んでしまうかもしれません。
前回の15号でもまずかったのですから、





別の話になりますが、
いつも墓参りの際に、
香取神宮境内とうちの墓のある寺の妙香寺の夢殿というお堂の前で瞑想をします。

私の場合、瞑想中に無になる深い状態を意識するときと、
アイデアを生み出すためにメンタルスクリーンになにかの像を映写するというときの二つがあります。
後者では、さまざまな案や映像が現れては消えていきます。




寺の夢殿は、由来があります。
昔々、お堂内で寺住職が寝ていたら夢に釈迦如来がでてきて教えを説き悟りを開いたという聖地だそうです。
ですがお堂内は撒布系でダンボール箱がいくつか置いてあるという様子です、
その軒下をお借りして、いつものごとく瞑想。
そのときに仕事上のアイデアがよく出てきます。

夢殿隣のすぐ横にあるお寺の側面の白壁が、だいぶ落ちてはげて、下地がでてきたいることに気が付きました。
下に破片が残るでもないため以前もそうだったはずです。
ですが、同じものを見ても、そのものが何らかの注意力をもって見なければ気づけないものです。
白壁のしっくい部分が家の内部の壁を保護して多年にわたって寺本堂を持たせるためのものだが、
そこが欠けているので補修せよということなのでしょう。

そこは大事ですね。
修繕費を檀家だから寄進せねばということは、もっともです。



ただ、私にはそれ以外のことも、脳裏によぎりました。
それは人体にもガードマン的に神がつけた保護壁が、ぼろぼろになって崩れてしまっておられる。
それによりもろい内部組織が外に露呈して危険な状態になって病気になりやすくなっているから、
白壁に似たガード役を上から塗りなおして身を守りなさい、といわれたような気がしてきました。

断片的に様々なイメージが浮かんでは、消える前にノートに書き留めてといことを繰り返すのだが、
血液やリンパ液その他の体液の代謝不自然による停滞や滞留は、
太い幹の木が細いつたが絡まりつく植物の締め付けで枯れるような状態は人の体内でも起こるという千島学説の一説。
その絡まって幹の内部の水の流れを締め付けてさえぎるものを、どうやって排除できるか。



この度は香取神宮で、でてきたイメージは「真鍮製スティック」を用いなさいというものでした。
香取神宮では、ぽつん、ぽつんと、数少ないが重要なイメージがでてきます。



ホットストーンの熱。
なかなかそれだけでは難しいというところも見え隠れもしてきているのです。

それをカバーできるものは?

その次のシーンで思い浮かべられたものは真鍮製スティックでした。
普段は、私はこのものを色相から金龍の牙とイメージしております。

私が去年、使っていた、真鍮製スティック。
かんかんとクラップしたり、ずりずりしていたものですね。
石よりも金属を温めて使い高い直進性の生きた刺激が取り出せるというもの。

それに温められたことで神経的に炎症を持っている場所のリリースをするとき。
そうすれば神経へ瞬時に感じる通電した際の痛みが大幅に軽減するのだろうか?
アプローチのとの痛みの軽減理由は、ただの冷たさがある冷めた石でこすれば激痛だが、
40度前後のホットストーンでこすると痛みがなくリリース幅も好結果を残せるのと同様。
そこまではわかっているのですが、
神経系の痛みは真鍮製スティックの冷たい時と暖かい時とどちらがよい成績でリリースが叶うのか。

そこまでは想像できなかったから、
おもしろそうな実験になると思いノートに。




そして先ほど実験をしてみました。

温めた真鍮製スティックでアプローチしたほうが、
痛みが軽減しているだけでなく、成果も上々です。
お客様は、服の上から軽くこすられるだけなので、
熱いとは感じませんし、あって暖かい程度です。
(ただし肌にじかに急に当たる事故がおきると、熱いです。
やけどになるほどではないのです。
ですがこの熱さを何度か体験すると、
「それだけは、勘弁してくれと」いわれそうで注意が必要です。
ただ、意外なほど服の上からなら、心地よい程度どまりで大丈夫ですね。)

ですが加熱器で温めて取り出すときの私の手が、
「うぉっ、あちちっ」となりました。 

やるとは思ってたので驚きませんが、
石よりも熱さの受け渡しの鋭さがありますから。
この特性は神経系のケアを狙うときは活きますね。
すぐに冷めるので、熱管理が難しいですね。




あとはお寺のほうでは、驚くほどのビジョン数が押し寄せてきて、
ノートに書きだせるのは、その、ほんの一部だけ。
もともとがそのお寺は、かつては下小野城という野城があった跡地に建つもので、
山間部にできた城なので、私が香取神宮から足を延ばすのもやっかいなわけです。
ただ何らかのエネルギーがたまりやすい場の力があるようにも感じられる
貴重な個人的な修行の場です。



そのノートに書いた文字に「エネルギー・ロス」との書き込み。

人はエネルギーを食べ物を食べることで得て、
そのエネルギーを消費して生活を送ります。
ただそれがある人は小食でも十分動けるし、
そのほうが調子がいいという人もいますが、
たくさん食べても満たされない人もいます。

今の時代では、エネルギー摂取不足で体を壊す人は少ないし、
その場合は、私のワーク以前に食堂へ行くべきです。
おいしい食事こそ「エネルギー・チャージ」になり、
エナジードリンクの広告のように聞こえますが、
身体内部の勢力を伸ばすお薬にもなりますから。
非常に大切なものでしょう。

ただ私が「エネルギーロス」として思い浮かんだ映像は、
油のさしていないフレームやタイヤがひん曲がった自転車や自動車が、
「ぎーっっ」というこすれて摩擦し、きな臭いにおいがついた映像です。
それがエンドレスループして、現れてきました。

耳をふさぎたくなるような、背筋がすくむいやな音で近寄りたくなくなります。
それらはいずれは壊れて動けなくなるだろう。

聞いているとそう思える不安になる音が、
問題があることを教えてくれるのです。

現状、整備不良だということは、
その音を耳にすれば誰だってわかります。

ですが人体には自転車や自動車ならわかるような、
わかりやすい判断がなかなかつかないものでしょう。

人体に多くの整備が必要とされている箇所が存在していても、
自動車のような聞いてていて不安になる音はならないものです。
痛みがでて「きゃぁー」といいたくなったとしても、
それも無意識に極力痛みが治まるような体裁きをして、
無難にやり過ごしてしまう。

どこに問題の根があるか出す前に、「たった今、動けるというのが優先」という性質です。
野性の時にそうじゃないと、捕食動物に真っ先に襲われて食べられていたためでしょうか。
とりあえず身動きがとれるように、ということを優先して脳が痛みを軽減したゆがんだ動きの研究をし始めるのです。
そして、そうやって得た体のゆがみのパターンは、自分にとっては必要不可欠でなくてはならないというよりも、
救世主伝説で語られるヒーロー的存在です。
なんたって、動けなかったところから動けるようにしてくれて、
オオカミが襲ってきても逃げられるようにしてくれているのですから。

とりあえず、そういったときの急場をしのぐというの課題であった時代が、
私たちの遺伝子には脈々とつたわっているわけです。

人体の整備不良の裏側に脈管系の詰まりが生じて代謝不自然へ。
そのような流れになっているケースが多いからどうにかしたほうがいいというのでしょう。


医学の祖、ヒポクラテスは、血液に問題が出て人は病になるものだといいました。

斎藤一人さんは、腸がよごれて、そのよごれから生れ出た不浄なものが体につねに吸収されることで、
血液も汚れだすし、万病がそこから起こるのだといいました。


ボディワーク、特に動きを大切に考える者たちにしてみると、
上述の両名の先生方のお考えはもっともと承知いたしますし、
まっさきにそこに着手しておいたほうが効率がいいでしょう。

ですが加えることの、日本に生きる者たちの万病の元は、
動きの不合理性によって非常に大きなものへと助長されておるものだと感じています。

それは、、、特定の病を持つ者の姿勢や身体的動作の特徴が、
見るものが見ると、実によく的確に当てはまるからなのです。
(残念ながら私にはそこを病理的に因果づけてみる力が、まだありません。
 いまの私は中医学を学び病理病因を知り分類付けして養成しているところです)


この部分は私は興味関心はありますが専門とはいいがたい。
だからどなたかフェルデンクライス・メソッドの先生など
長期に特別な研究を積み重ねる方々のワークを受けて、
ご本人が私が申しあげているところの開眼ができる機会をえられるかどうか。

私自身、一番、母の介護をしていた時に後悔していたことは、
母自身がやりたいとは口で言っても、
なかなかそういった身体操作の勉強には腰が上がらなくて。
カーブスでトレーニングをがんばっていたんです。
確かにパワーも代謝もよくなるんですが、
私が言っている意味合いの体には遠い状態です。。。

それは、、、。



そこについて私の動きの要点を教える能力が劣っていて、
粘り強く、、、根気良く、、、前向きに、、、あきらめずに。
そして何より満面の笑顔で教える私が楽しんで教え続けていたらよかったと思っています。

体が合理的に使えだしたときの入り口までたどり着かなければ、よさは、わからないもの。
合理的に体が操作できて脈管系を筋肉の異常な肥大で圧迫するような不都合が減りだすと、
俄然やる気がでてくるのです。

半信半疑だった自分を、そこまでナビゲートをしてくれた先は、
自然にぽっかりと空いた落っこちやすい穴をみつけたかのよう。
その穴をせっせと埋めるよう自分で動き出しはじめるものです。



これを私が母にしてあげるのを、あきらめていたということが、
一番の心の凝りでした。
もし母に動きの指導が的確に通っていたら、、、、
カラオケサークルで定期公演を大舞台でするのですが、
そこでヒロインにだってなれていたはずでしょう。
その気分を味わわせてあげたかったですね。
ほんとうに、そう思います。



フレームが曲がってキィーキィーいった自転車や、ガァガァガァッと直進するにも怪奇な音を出す自動車の映像は、
母の死後も見ていたのですが、昨日見た映像が、あまりにもリアルに自分がその像に飛び込んで体験しているほどでした。

他にも様々な気になるビジョンがありましたが、
これがやはり一番、こころに残ります。






最後に、墓前で母に報告をひとつしました。



母の介護が終わってからも、新たな課題をもって施術の研究を続けてきた。
それもまったくもってどうやって今後の自分の施術をなしていけばいいのかを見失った状態でした。


「以前のままでもいいんじゃないか」と、おっしゃっていただいた同業者の友達もいました。
やさしい一言で、感謝です。
ただ、どうしても、それは私にはできなくて、いろいろともがき続けていたものです。
「以前のままの施術では、母へ施術をして駄目だったじゃないか」と感じてしまう。
事実、そうだったんですが。

どうにか、一歩でも二歩でも微妙な歩みであったとしても、
以前の自分の施術に変化以上の改革を求めていたときです。



母の介護中から奥歯が詰め物になっていたものが、ひとつずつ砕けていきました。
左右の奥歯が介護をさせていただいていたときから、ひとつ、ふたつと調子を崩して、割れていきます。
そしてそれが介護が終わった後も続きました。
2か月前から徐々に奥歯の食いしばりの緊張が最近弱まってきましたが、
ですが、まだ本調子とはいえない状態であった。


肉体的な緊張よりも心理的な緊張のほうが、
一日中持続して歯の食いしばりをほどけずに
奥歯をむしばんでいくといわれますが、その通りですね。

私も情けないことに、メンタル面がそれほど強いわけではありませんでしたから。


お客様にも、歯医者で奥歯を強く緊張気味に噛み続けているからと指摘されている方がおられましたが、
その心の状況が私にもリアルに分かった状態でした。
本当に大変な苦痛を感じながら、歯を食いしばっていたんですね。。。。
あのお客様と、このお客様と、、、思い起こすだけで16名はいますから。
私がそのなかに仲間入りをしたわけです。



歯が砕けるのもつらいですが、
そういった心身の疲労し続けて逃れられない不安があるからなので、
そちらがおおもとのつらさですから。

だから私には緊張の糸がとけることがなければいくら歯医者さんに行ったとしてもマウスピースを作るか、
それを作ってもまたそれを噛み砕く対蹠的なものと考えて、歯医者さんにはいきませんでした。

今思えば、馬鹿な判断です。



でも中医学の勉強とホットストーンの利用により施術のベースを作って発展させるというところで、
次期の施術開始を決めさせていただけたので。
精神的な緊張もやわらぎ、一昨日前から歯医者さんに通いだしました。 m__m


さすがに、もうそろそろ、心身の緊張抜きで動かないとまずい様子へ。
私自身も、これ以上進んだらと恐怖を感じてましてほっとしています。


posted by スズキ at 17:30| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

体験会でわかった備品の拡充(ホットストーンと石の加熱器とワークベッド)と2名同時のセッションの思い入れ

先日の体験会で。
新たな施術についての成果がどうか。
「効果測定」させていただければと考えていました。
ただそれ以前に、備品の準備が十分であるかどうか。

そこを実際に施術で動いてみて探し出すという課題もありました。





■ ホットストーンの追加購入

2019−10−8 ホットストーン所有一部.jpg
今、利用しているホットストーンの一部


筋膜のリリースにこだわった施術を考えると、
ベン石温熱器がどうしても使いづらいという難点がありました。
すぐに壊れるんじゃないかと考えると、ガシガシ使えなくて。。。

そこを壊れづらい玄武岩のホットストーンを用いたことで、
今までの重い錘でてこを利かせたリリースに代替可能へ。

また玄武岩よりヒスイのホットストーンを用いたほうが、
表面の粘性度が高まりずり圧をかけようというときには
とらえた部位をホールドする力が強くなります。
それがずり圧をかけるときの利点になります。

ただヒスイといっても、宝石にするような高価なものではありません。
ホットストーン用のものは、、、これって本当にヒスイなのといえる、
1000円もしないで約9x7x2.1cm のサイズの石が購入できます。



重さといい丸みを帯びた形状といい、
加熱して安置させるためのものというよりも施術者がマッサージをするときのハンドツール用に開発されたものですね。
特に大きな筋肉部分への安定的なずり圧をかけるにはもってこいのツールです。

また本当かどうかはわかりませんが、
この緑ヒスイは玄武岩よりも保熱時間がながいといいます。
ただ40度ほどに加熱するまでの時間を計測したら、
玄武岩より1.5倍はかかります。。。
そこを認識して加熱時間に余裕を持たなければならないのでしょう。


ただひとまず、2つ追加購入へ。
あと4つほど小さめな円形ヒスイと2つほどキノコ型ヒスイを研究用に購入。
緑ヒスイには、どこぞのホームページで読むと、
多少、隕石に含まれる要素の成分が入っているといい、
そうであればベン石と相性がいいかもしれないと思います。


それに緑ヒスイの見分けやすさもあります。
利用の9割がたを占める玄武岩やベン石は「黒」で、
自分の目の前に複数、黒い同サイズの石が並ぶと、
どれが熱が十分で、どれが冷えていて加熱が必要とか、わからなくなってきます。

そこは体験会でどうしたらいいか苦慮した切実な課題となりました。
見分け上、変化をつけるためにも、緑ヒスイを取り入れたいですね。


また、これは内内の話ですが、
私が購入する大半のホットストーンは、
ばら売りのものからひとつずつ必要と考えたものを購入しています。
注文をするとほとんどが中国からの発送。
納品まで税関を通過する時間も含め一週間以上かかることもあります。
今はだいぶ急ぎたい気持ちなので、
失敗と出費覚悟で、必要と思ったら少し多めに見切り購入しています。




■ ホットストーン用ヒーターの追加購入



またホットストーンを加熱するときに、
市販のホットストーン用ヒーターを使わずに
袋状にしたホットアンポ(60cm×30cmのシート状のヒーター)を、
袋状にした保温シートで包み加熱するという方法をとっていました。
このままの状態で加熱していたとき、
1時間たっても2時間たっても石は暖かさを増さないのです。

この時点で体験会数日前でして、どうしようかと悩んでいたところ、
使い捨てカイロをひとつ入れるだけで、加熱及び保温力が劇的にあがることに気づきました。
使い捨てカイロをいれると湿度が上がって水滴がヒーター内に多少増すようで、
それがスチームの代わりをなして、石の全体を温めてくれたものと思います。
霧吹きで水分を付け加えただけよりも、予想以上に使い捨てカイロを利用したほうが過熱します。
貼らないタイプで小型の使い捨てカイロで十分ですから、安価です。
コスト的にもそれほどかかりません。
ヒーターの加熱が3段階に設定できるのですが、使い捨てカイロを使えば最も低いものでも、
加熱は難しいにせよ保温は十分です。



体験会用には大小、2つの加熱用のヒーターを自作しました。
ただ連続してお客様がお見えになられるときには加熱に時間がかかるため、
このヒーターの数では足りません。
そして2人同時セッションの試行を考えて、
もう一つホットアンポを購入し、ただいま自作中です。




■ もうひとつワークベッドの購入(予定)





先日の2人同時セッションのとき。
じゅうたん床の上に、毛布を二つ折りにして、
急ごしらえの敷物の上でセッションをさせていただきました。

ホットストーンを用いるセッションでは、
それではやりづらさを感じましたので、
もし2人同時セッションを本格的に模索し今後へとデータをとるにも、
ワークベッドが欲しいところです。

今はまだこちらは確定ではありませんが、
考えているところです。。。

そして部屋にある逆さぶら下がり健康機を粗大ごみ回収にて処分して
スペースを確保することも必要です。
これが大仕事で、躊躇しますががんばらねばと思うところです。





■ 2名様同時セッションの思い入れ




同時に数名のセッションをするという発想は、
私が以前講習会でお世話になったボウエンテクニックの創始者。

トム・ボウエン氏のなしていたことでした。
彼一人ではなく助手が患者に入退室などを指示するようですが、
常時ボウエン氏は3〜4名の同時セッションを行っていました。

そうしなければお客様をさばけないほどだったということもすごい話ですが、
そうすることで施術料金も抑えることもできたのでしょう。


私は複数名の同時セッションがメインになるものではなく、
病状など他人に絶対知らせてはならない守秘義務が必須なお客様もおられますから、
一対一のセッションが基本だと思っております。

ただ次のような場合もあるでしょう。
・ローコストで体験してみたいというニーズ(同時セッションでは一対一セッションより費用を抑えることができるでしょう)。
・家族などで同時セッションを受けられれば都合がいいというとき。
・また一度試しに2人同時セッションを受けてみて、気に入ってもらえ、またそのセッションでもいいと感じたかたがおられたとき。
・etc...



そして私としては、
「2名様同時セッションを導入すれば、予約がとりやすくなっていくのではないか?」という計算もあります。
予約管理や、備品の準備や応対等も、一人でてんてこ舞いになり、
継続的にやっていけるかどうかは不測の事態も考えて未定ですが。

この間のセッション中の治療脈の現れをしっかり自覚的に得られだせば、
それは数日以上、自分の内側で大きく乱れたバランス部分が経絡的にも整えられつづける反応が起こります。
おおよそ脊柱起立筋部位の緊張が緩まり左右バランスを自覚的に認識できて乱れが補正されるときにおこりやすく、
それをホットストーンで温めておくとそれが起こりやすい状態に持っていけるのではと考えておりまして。

それは起立筋部分の募穴(ぼけつ)という、各臓器の弱った状態があればそこに刺激を与えて改善させるという、
脳とそれぞれの臓器を神経的につなぎやりとりするに大事な部分の状態を温熱でエネルギーを十分に配り補充し、
そののちになおも問題があって刺激が欲しいところを私が見つけ出して選択的に圧刺激で改善させていきます。

この治療脈のでるときには、経絡上の滞りを改善を促してくれるもの。
体が意識せずに動き出してみたり(このときに体内のずれを自己補正しています)、
意識がふっと消えて起きているか寝ているかがわからないけど起きているという感じになったり。
または深い瞑想状態に脳波が安定した時と似たような感覚に入り込むこともあります。



そして意外に施術者が次の一手でお客様の体を触ることなく、
距離を置いて放置したほうが治療脈上の流れの改善へと体が反応していくものなのです。



私にはそのような改善意図を持った施術法も、
お客様にとって役立つこともあるのではと考えています。

ただ私のボウエンテクニックは、さほど上手いものではなくて、
今までの自身の施術のほうが成果が高かったため、
ボウエンテクニックでのチェックの仕方など、
一部のやり方のみ採用していたのですが。

できればもう一つ踏み込んで、
トム・ボウエン氏がなさっていたところを見習いたいと感じての、
2名同時のセッション。

2名様同時セッションで人が集まるかどうかも含め、
今すぐに本式営業中に取り入れるには、まだ、準備不足ですが、
私にはいろいろと可能性を秘めているよう見えて興味深い課題です。



posted by スズキ at 13:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする