2022年09月09日

映像紹介:さとう式リンパケアのTMJ症候群に効く外側翼突筋という筋肉をリリースするやり方をご紹介する映像

健康情報について自ら様々実践しておられ、
私もおせわいただいてる I さん。

最近では、私があいまいな知識であった発芽玄米食について、
有効性の高い本を紹介していただいたり自身が実践している様子を写真で見せていただいたり。


その Iさんから、
<さとう式リンパケア>のYouTube映像で、
お勧めコンテンツを教えていただきました。

(Iさん ありがとうございます!!)




顎関節症・食いしばり・歯ぎしりを一撃で治す!歯科医師が教える外側翼突筋はがし

外側翼突筋へのアプローチは高度な手技ですが映像でやり方を解説していただけるとわかりやすい!


頭部へのアプローチ、そのやり方はオステオパシー系の手技のひとつとして
クラニオセイクラル・オステオパシーなどのすぐれた施術法を伝えてくれる本が多数あるので調べられるのですが。


クラニオセイクラル・オステオパシー


アメリカ等の医療としての国家資格が整えられている国や州では、
患者様の口等へ指などを挿入してアプローチをすることも許されています。
ですから紹介させていただいた本にある口内等に指をいれるような手技を紹介することは、
適切にそれを学びおこなうことができるようになっています。

ですが私たち民間施術家は、お客様の体内へ直接接触する等の手技は法律でしてはならない。
なので、そういった口内へのアプローチを紹介するページはしっかり読み込むことがなかったと思います。


YouTube映像のさとう式リンパケアの佐藤氏、歯医者さんだったんですね。
知りませんでした。 ^-^;
だったら口内の作りも専門家で、詳細へ精通しておられるし。

そしてさとう式リンパケアの、アプローチ特有の非常にちいさな振動を加える等で調整をおこなうことで、
施術リスクがそれにより低減されてもいるし、同時に感覚的にわずかで繊細な刺激を加える方が効果は高いというのも、
頭部のこちらへのアプローチであれば理にかなった話です。


かつて、私は医師ではないためできないがこのような手技があるとTMJ症候群で苦しんでいたお客様に、
その手技のしかたが掲載された私の蔵書の一ページを紹介させていただいたことはあったのですが。
一般的には聞いたことないような解剖学用語も多く、医療用語ハードルも高いのだが、
どれくらいの圧をどの程度に、どの方向で、というような内容が施術者でもなかなか書籍からだけでは学び取りづらいものです。
それは一般の方であればなおさらでしょう。
状態改善を期待するお客様が、私から本の該当部を紹介してみせられても、
「でも、これだけの説明じゃなにがなんだかわからないよ。やるには不安過ぎ」ということでした。




でもさとう式リンパケアのうえに貼り付けた映像では、
佐藤氏のレクチャーが興味をひきつけてくれて学んでみたい雰囲気を出してくれるし、
やり方も丁寧に教えてくれています。

一般の方もやってみたいな、試してみたいな、と思える映像ですね。
自己責任で、関心ある方はやってみてほしいですね。



またさとう式リンパケアのYouTubeチャンネルでは、
頭部に関係する筋肉のリリースのやり方が紹介されてます。
そちらも女性には美容や小顔につながる手技で、自分でできるよう紹介してくれてます。

いろいろ探してみると、施術家の方も役立つ内容で、私も勉強させてもらってます!
posted by スズキ at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月02日

竹炭スティックでセルフケア。  か〜るく凝り部分をこするだけで、なんだかいい感じに血行がよくなる。 よかったら試してみて!!

竹炭は容易く手に入る素材で、
健康面の応用範囲が広いものです。

肩こりや腰痛に、竹炭をこすりつけると楽になる。
そう竹炭を買ったら書かれていまして。


竹炭はよく通電する性質があるので、
体内の錯乱した電子の流れを整流化させて液の流れをスムースにしてくれるのではと想像がつきます。
たとえば、人体の体内にある極性を考慮してアプローチすると、
通電が促進され凝りのもととなる気の停滞が改善できるのではないか?
竹炭を持って極性の働きを促進させることができるものと考えます。
たとえば、右手はプラス極で左手はマイナス極。
だから右手で竹炭を持って、左手の凝り部分をこすります。


それで多少でも楽になるなら面白い。


試してみました!!

竹炭.png


竹炭が軽い素材で大きさがあっても持って苦ではない。
竹炭に空いた微細な穴が皮膚を摩擦するときに適度なかっさ感がでて、
それもまたよく皮下の血流をうながしてくれる。


竹炭スティックでのセルフケア。
なかなかグッドで癖になりそうです。



ちなみに今回は長いタイプの竹炭も入っていそうなお買い得のバラでの3Kgセットの竹炭を購入しました。



通販で竹炭をバラで売っているところによっては、
長いタイプの竹炭がはいってなくてマッサージにはつかえないってこともあります。
前回、私が他のところから買った竹炭はそうでした。
なので、今回、竹炭を買うときには長さはどれくらいかという点をしっかりチェックしました。

もしマッサージ用にも利用したいと考えつつ竹炭のバラを買おうと思っている方は、
そこの点、注意していただけるといいと思います。


追伸:眼精疲労が速攻で改善した!!

私が竹炭スティックで画期的なきもちよさを実感したところはいくつかあるが、
いちばん驚いたのは眼精疲労の改善でした。
以下の首裏のうなじ部分にある眼精疲労の改善に効くツボ部分2分刺激します。

するとおどろくほど瞬間で目の疲れが半減。
定期的にやってみたら、すごくスッキリ。
気が減った経穴に適切に気を補うアプローチすると速攻があるんですが、
竹炭の通電パワー。
すごいです。

実はベン石もロングタイプのかっさがあってそれもすごいんですがちょっと重い感じがする。
竹炭スティックって軽くて適度な長さのものが手に入れば首後ろのうなじをすりすりするのが楽なんです。



天柱 風池.png

天柱(てんちゅう)の効果
・後頭部痛(頭痛)
・首凝り
・眼精疲労

風池(ふうち)の効果
・首凝り・
・肩凝り
・頭痛
・眼精疲労

posted by スズキ at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月06日

{棒状かっさを使った梃子応用のずり圧技法は「ここぞ!」というピンポイントの利用に落ち着かせていきます}と{実証のケアの驚く即効のおもしろさ}

先日まで
棒状木製かっさを使って、てこの応用を巧みに取り入れたずり圧をかける技法を用い、
筋膜リリースをおこなっていました。
これは正直に言って、いままでリリースが不可能だった部位にまで手が届くという画期的なリリースができていました。
そちらを約、一ヶ月半ほど、技の用法を探りながら研究を進めてきました。

その画期的なリリースは圧倒的な施術者の人的な負荷が蓄積して消えない。
いわば施術者にとっての禁じ手といえる手技とわかっていたのですが、
今後の施術上、半端なところで禁じ手にするのはよくないと考えて一ヶ月半を過ごしてきました。

たとえば、なまくらな刀のままでとりあえずとっておくというものとでは、
いずれそれの一刀をもちいて切れ味素晴らしくという力を発揮できできません。
経験上、切れ味が鋭い包丁のような力が強い技こそ、モノにするときは負荷が甚大にかかります。
とっておきの施術の手法も、磨きに磨かれたものを取っておくべきなのです。

棒状かっさをもちいたずり圧の技法には。
棒術等の応用技法を様々な既知の技をもちい、その部分がかなえば新たな武術的な棒術の手を習得に走る。
以前より手の内を勉強し続けて情報量を増やし身にそれをつけてきた内容が、
棒術を使う棒状かっさのリリース手技、ここで花開きました。
棒状かっさを使った圧は精密な力の方向づけや力の量やかっさが患部に当たる部位からのレスポンスが読みます。

同時に解剖生理学上では、いままでの質のずり圧では解けない部位がリリースが起きることから、
人体上のテンセグリティ構造の再構成の落ち着かせ方をどうするべきかを、
施術中も施術後の自主反省の時間でも解剖生理学の基礎の基礎に立ち返ってテキストを読み込むことに。
ちょうど私が筋膜リリースに必要な解剖生理学上の基礎知識をブログに書いていたころがそのころです。






6月に入って数日過ぎました。
棒状木製かっさを使うリリースの現状で私が考え付く一定レベルの技法として身に着けることができました。
この手技もとっておきの技法のひとつと呼ぶことができる段になりました。

これからの施術では棒状木製かっさを多用することは避けて、
「ここぞ!」というピンポイントの利用に落ち着かせていきます。




こちらの棒状木製かっさを使うリリースを身に着ける代償として、
一ヶ月で見事に3キロ強、痩せていました。
この期間は施術後にご飯を食べたら眠気に襲われることがつづき、
順風満帆の船旅とは言えない日々でした。

この棒状木製かっさを使うリリースを多用したことで、
通常なら整いながらリリースが起こすには難しいトリガーポイントが多くの面で開放をしめし、
その成果があらわれるものとわかりました。
それはお客様にとってみれば、通常の施術とちょっと違うなという程度のことでしょうが、
状態の変化を検査する技法を勉強して評価法がわかってきた私は別の状態の起こりが見えていました。

言い方はよくありませんが、虚証の強い証を持ったお客様において
先月にお見えになられたお客様は、お得感があるといえるでしょう。
昨日、施術を受けにお見えになられたお客様の状態をみることで痛感しました。


ただ施術者自身の私が体調を崩す技法の筆頭ともなりえるため、
申し訳ありませんが「ここぞ!」というピンポイントの利用に落ち着かせていく必要があると判断します。



なぜご飯をしっかり食べながら比較的やせ型の私が3キロ減ったかというと。
単なる疲労蓄積による虚への転落というわけではありません。
着々と痩せ続けるだろうと予測される理由があります。
それは身体の背部筋を過度に利用し続ける「褐色脂肪細胞の活性化」によるものです。

褐色脂肪細胞 とは 、褐色をしている脂肪で、熱を作り出して体温を維持したり、
食事から取り入れた余分なエネルギーを燃やしていくという働きがあります。

こちらの細胞は背部筋に多く配置されるエリアがあって、
まさに棒状木製かっさを使うリリースはそのエリアの強力な筋力を発揮させることで作り出せる特殊なずり圧。

急激な体重減少が過ぎるというのは、これもまた恒常性を乱しパイロット上では危険に至る多大なリスクがある。
初診のお客様への質問で「体重の増減はありましたか?」といった質問は、
単にダイエットをしたことがあるかどうかをうかがうものではなく、
自律神経上の乱れや内臓諸器官に至るようなダメージを蓄積なさったかどうかを知るためでもあります。


ただこの褐色脂肪細胞が多く位置する上背部の腕の筋肉のひとつの菱形筋と起立筋群との交差する点が癒着したときが一度ありました。
後頭骨が下方へとずり下がる力が強力に作用させられて後頭部より脳へ血液を送る血管を圧して脳内の血流を制限させられます。

数年以上かけてし続けるスマートフォンやタブレットの頭を落としての操作、
またはパソコンを使った長時間の労働、
姿勢の問題で頭部の位置が前に置かれることによる脊椎全体の前後屈などがある方々は、
徐々にこの後頭骨の位置が下がってきて脳血管を少しずつ圧迫していくのです。
するとゆでガエル現象と呼ばれる状態が起きてしまうことがあります。
重要な脳への血流が低減しても気づかないし、
それが普通だという感じ方をするものです。
その普通だという感覚は錯覚で、実態は多量に血液を欲する脳には危険な状態です。
脳内に入った血液を心臓にかえす静脈も詰まるため、
そのことによる使い古された血が脳内に留まることが何を引き起こすかという研究もなされています。
でも、すでにその危険を察知できないようにゆでガエルとなれば、
案外、本人は平気そうな感じでいられるのです。。。



ですがこの度の私のように
「褐色脂肪細胞が多く位置する上背部の腕の筋肉のひとつの菱形筋と起立筋群との交差する点が癒着」が一気におこなわれる場合、
脳血管の圧迫が一気におこなわれるため、
脳の血の届かなくなることによる虚血状態や血液が頭部から排泄できない停滞した脳内に二酸化炭素の含んだ血に苦しめられます。
上背部の張りがきつくて肩甲骨の動きがおかしくなって呼吸も浅くしか入らなくなります。

これは合気柔術で肩甲骨を必死に練るときにも経験したことがある懐かしい苦しさですが、
頭痛が凄すぎて吐く事態に陥るような状態になるときも。
はげしい苦しさを感じています。

いつもなら遠赤外線ドーム型サウナのスマーティに入るのですが、
それは虚証が来た状態で、全身の主要な動静脈がしめられ気血の滞りが生じたときのとっておきです。

この度の私の身体状況は自身の脈を読めば全身の代謝は問題ない。
「虚する」わけではなく「実が過ぎた状態」が維持できてはいる。
それならばピンポイントで経脈上の筋硬化をしめすトリガーポイントの癒着を効果的な刺激でとればたちどころに改善するケースです。

慢性的な体調不良がある場合は虚証に落ち込む状態であるが、
急性的な体調不良では実証という太陽病の位置に病位があるわけで対処がしやすく、
複雑な牽引作用を引き起こして血管を圧してしまうものの火元をピンポイントで手当てすればいい。
今回は菱形筋と起立筋の癒着が火元。
そして自身の呼吸を観れば肺の賦活が必要だから肺兪、
それに循環器のスムースさをもった制御を再開させてほしいから心兪。
この二つの兪穴、それも左右4つのピンポイントで同時期に刺激できないか?



そのような考えで、どう手を尽くそうかと試行錯誤をしてみました。




たとえば、、、

中山式 快癒器というツボ押しグッズ。
母が愛用していたものがあるのですがこれでは圧がソフトで効き目が薄くて。
多少は楽になるが気のせき止められた部位を決壊させて血や気を通せるような刺激ではない。





それで他に何かいいものはないかと探して、いくつものものを試してみたんですが、
不思議とドハマりしたのは、、、。
これでした!

今回は以下のやり方で、うそのように吐くほどの頭痛、
そこから抜け出すことができました。


動物型木製マッサージツール.png

木製の四つ足動物型のマッサージグッズです。

こちらを私が仰向けに寝て、
床とカラダとの間にこちらを設置します。
設置位置は肺兪や心兪に当たるようにしました。
するとピンポイントでちくっ〜という、神経に来る靭帯の凝りに当たったときに痛さを覚えました。


この状態で10分〜20分。

音楽をヘッドホンで聞きながら寝てただけです。

それでうそのように先ほどまでの不快感が消失。

{さすがは「実証」、気の詰まりを通せば瞬時にけろっとするもんだ}と感心しました。



木製の四つ足動物型のマッサージグッズ。。。
買ったはいいが、施術の臨床で使う場面もなく、完全に浮いた存在だったんですが、
まさにこのタイミングで私を救ってくれるとは。
感動です。
感謝です!

そしておもしろいですね〜。

posted by スズキ at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月09日

「正しい骨格の位置におさまっている整体」と「右脚つま先側を軸にした歪体パターン」


施術の前にチェックするとき。

横断面または横断線をみています。

細かく観ればチェックラインは無数ですが、
大まかなところでは、以下の3つの横断線。



目高
肩高 (肩甲骨烏口突起部で観ます、またはそれが見つけづらければ肩峰で観ます)
骨盤高上前腸骨棘(※)の左右の位置で観ます。実際に上前腸骨棘を触り左右の高さを比べてください)
※ 上前腸骨棘上前腸骨棘.png




整体と右脚軸歪体を横断線でチェック.png

3つの横断線が整体であれば、地面に対して水平位置にあります。

対して歪体であれば、
地面に対して水平位置とはならず傾斜がおこります。

上図では腰椎からL字となって曲がっている、側弯の初期段階またはひとつのパターンを例示してあります。
※ 右足のつま先側に軸をとられた状態だと考えてください (このパターンが比較的多くみうけられます)

目高 : 頭部が若干右に倒れているため、右目が下がります
肩高 : 右肩が高く、左肩が低くなります
骨盤高: 右の上前腸骨棘が下がり、左の上前腸骨棘は通常の位置に留まっています



これら横断線または横断面の傾斜をみれば、歪体の症の進み具合が把握できます。

たとえ施術者のお客様であっても、その場での、自己修正を試みても補修は困難。
このような横断面の傾斜が自分にあるとわかっていても、
内部骨格上のゆがみは多くの関節上のずれが折り重なって表現されており、
同時に筋の詰まりが腰部や肋骨部や首筋の一方に特に委縮という形で入り込むので、
その委縮部を無理やり伸ばそうとしても多数の委縮した筋を一時期にそれらの委縮量を考えて補正し維持するのはムリ。

だから頭では歪体パターンから整体の横断面ラインに補正するよう試みてもうまくいかないのです。


そのように内部骨格上の中心線で測るよりも、これら3点のラインごとに、
傾斜やずれがどのような意味を持った歪体の症状となるか、
同時に分別しながら把握することができるので細やかなチェックができているのです。

また上図、右手の歪体パターンは一例にすぎません。
たとえば、骨盤高がこないだまで右が下がっていたのが左右平行になったとして考えられるのは、
<改善した>か<さらなる悪化で脊椎にS字歪体パターンへ進まれた>かの2つです。
この場合、他の肩高のラインがきれいに整えられているといった理想形に慣れているようなら改善が推測され、
肩高や目高のラインがちぐはぐしているようならS字歪体となったと推測いたします。
というようにひとつの横断面ラインだけでチェックすると見落としがちになるものも、
複数の横断面ラインをもちいて総合判断することで、推測の精度を上げていきます。



こうした3つの横断面ラインをみる視力が増していくことで
人体を幾何学的な形状として把握するセンスを身に着けることは大切です。
見慣れていくと確実にささいなずれからも違和感をキャッチすることができるようになり、
その違和感を持ったところから理解の範囲を高めることができるようになります。



そして、。。。
先日、お客様に「すご!整ってるじゃないですか〜」と、
私が施術前のボディチェックのときに声をかけたのは、
前回の施術のときの横断面ラインの傾斜度を記憶しており、
そのときと比較して改善されていただけではなく、
整体状態の横断面ラインに近似していたということです。

整体となれば、幾何学的に美しいシンメトリーな図形が筋骨格によりえがかれ、
その内側から、オーラや波動といえるかのような何かが外向きに発せられます。

なのでそのときは横断面をみる以上のことで、すばらしい身体上の進展があったんだと伝わってきます。
本人的にもそれはわかるものの、変化した脱皮したときはすばらしいと気づく感動があったものの、
数時間もすればその状態がその方の普通になるのです。
本人的には「これ、ふつう」っていうことで、すでに次に伸びる勝負へと目を輝かせているのです。


posted by スズキ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月10日

しあわせな気分で発明されたものは、その発明品を販売するときに楽々。血のにじむ苦労で発明されたものは、その発明品は売るにも苦労する。それは施術技術の発明でも、同じことがいでるのでしょうか?

一昨日前のことですが、
千葉県佐倉にある佐倉城址公園というサクラの名所にでかけました。
https://www.city.sakura.lg.jp/0000000987.html?msclkid=eddbb407b88411ec8fe774d87fd18e6b

電車で2時間かかる移動ですが、そうしたくなる気持ちにさせてくれるところで、
毎年、この時期には足を運ぶようにしております。


佐倉駅を降りて〇〇美術館行きのバス乗り口があり人が20名程並んでいます。
7〜8分、坂を登ると佐倉市立美術館があり、そちらへ向かうバスだろうと思い、
佐倉城址公園とは遠くなかったためバスに乗せてもらうことに。

でも、気づけば送迎バスは30分、見知らぬ場へ走り続け、ついたのは。。。

川村美術館.png

DIC川村記念美術館 | Kawamura Memorial DIC Museum of Art
https://kawamura-museum.dic.co.jp/?msclkid=b20a73b1b88411ec82aa6ae66ea6a54d

DIC川村記念美術館(DICかわむらきねんびじゅつかん、英表記:Kawamura Memorial DIC Museum of Art)は、
千葉県佐倉市にある私立美術館である。
印刷インキ、顔料、ポリマー材などの製造・販売を行うDIC株式会社が運営を行っている。
DICと関連会社が収集した美術品を公開するために、DICの総合研究所敷地内に設立され、1990年5月2日に開館した。
以前の名称は川村記念美術館で、2011年4月1日から現在の名称となっている。


私は名前も聞いたことがなかった美術館で、
「あちゃぁ〜、やっちゃった ^-^;」
と後悔したもののせっかくだから美術館を拝観させてもらおうと。
コロナ禍でもあるため事前登録制となっているようでしたが、
当日受付ですんなり入れました。


一切、期待感なしに入った美術館でしたが、
上述した美術館ホームページにて紹介されている美術品は貴重な作品が多数。
レンブラントやピカソやモネのような私が知っている画家のコレクションは、
ケースに入れられているわけではなくすぐそばでみることができます。
他に観賞するものの感性が問われる迫力がありすぎなカラーの抽象画も多数。
美術館の建物、展示室が、各々がまるで美術品です。

45分作品解説を美術館の方がしていただけるコースにも参加させていただき、
見識が一層深まりました。



開放的で広々とした庭園。
は2羽の白鳥がくつろいでいます。
どこを写真を撮っても、絵になります。
川村美術館2.png

このときばかりは、
コロナ禍や世界情勢が頭から消えていました。
そうした自分を見てしあわせを感じていました。


私自身、出かける前に調べ上げる方です。
ですが、ときにはこういう旅もいいですね。



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発明品や新商品も、開発するときに血のにじむような苦心惨憺となれば、
それを市場に出すときに同様な苦労をするといわれています。

十分に準備をして知識や体験を積み重ね、
しあわせな気持ちでいたとき「ぱっとひらめいた!」という商品は、
すんなり苦労せず広まっていくといわれています。


私の施術のやり方を生み出すときは、たいていが血のにじむ苦心の末のものでした。
そうであれば施術技術を売り込もうとするときには、苦労しなければならなくなる。


川村美術館でのしあわせの余韻がつづくうちに、
新たな施術のテクニックを見つけたいと考えます。

棒状かっさグリップ付き.jpg


ちなみに、
棒状かっさを使った梃子を使った圧法。
それをいままでは重さを支える支点、物が力を加える作用点、人が力を加える力点。

いままでは私が力を加える力点を、手で握って加えてきたのですが、川村美術館からの帰りの電車にて。
ふと、手で握ってしまうと、私の現在の手の内の操作は力を半減させてないか?!と思いつきまして。

昨日、お客様の施術で、力点で力を加えるときに手で握らずに肘にひっかけたほうがシンプルにいいはず。。。

ふと、そんなことを思いつきました。


すると案の定、リリースの際のパワーは3〜4倍に、もろに上がってしまいました。 ^-^
これにより、すでに浅層、中層がじゅうぶんリリースが進んでおられるお客様では、
しっかりとした等速度運動をかけられるときは、痛みや不快感が激減する。

手で握って力点を動かすときにも等速度運動を心がけてはいますが、
手で握ればきれいに円弧を描く必要性が強制的に生まれてしまう。
すると加速運動の力が生じるて、ひっかかりや痛みや負担がかかる。
ちょっとした差のように思えるが、これは秘中の操作法としてあり、
プロとアマの差を決定づける要素ともいえるようなもの。

それが前腕を意識して操作する動きを捨てて肘の操作に集中をして操作を繰り返しました。

それでいつも以上、余裕をもって深層への圧がスムースに届くようになっていました。
それも棘突起のすぐわきという、力が強力にかけられていて、作用点がわずか3mmずれたら骨折の恐れがあるもので、
手でかっさを握り圧をかければそれくらいのぶれがでるので力を抜いて芯に対しての影響を落とさなければならなくなります。
それは肩関節、肘関節、手首関節の3関節がつらなってしまう多関節にて動きをあたえれば、ぶれをおこさないようあやつるのは至難の業。
一流の武芸者でもなければできないと思います。

それが肘で力点を操作したら肩関節という単関節により力をあたえたほうが、シンプルに力をあたえられる。
すると作用点のぶれがなくなり正確なラインが容易に描けるようになります。


なのでベン石温熱器で起立筋の深部トリガーポイントへの注熱をおこなって、
それから棒状かっさの梃子で肘を力点操作をしたことで、
お客様が寝入った状態で、一番の難題部位のリリースが終了!


私としては肘を力点に力を加えることがなくても、
どうにかして根性で昨日のお客様の困難部位を解く気合でした。
お客様にも、身体の完成が近づいているから、非常に難しくきつい部分でもあるが頑張ろうといったほうがいいと思っていたのが。。。

そのような不安をもたせることもなく、無事にアフターフォローの施術で最終的なところまでやってのけることができました。


これもしあわせな気分の余韻がつづいたときにでてきたアイデアのおかげ。



難点は、やっぱり最深部までいくと核心部として奥を読み取り操作圧をあたえる計算の難しさは表層筋のリリースでは比ではない。
私自身は体力の消耗は核心部に入ってきて。
今日は菩提寺で釈迦誕生祝のお花まつりに参加予定で出かけるはずが、
いつも使わない筋肉を長時間酷使した疲れから寝込んで起きられず不参加に。 ^-^;

そこは想定外でしたが、今回の肘で力点操作は、いい感じで、今後、広まるのか!?
posted by スズキ at 15:35| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

結合組織のカテゴリーで、筋組織のリリースの筋膜リリースと、支持組織のリリースとは違ってきます


数日前のこちらのブログにて。
細胞外マトリックス(=細胞外基質)について、ざっくりと中医学でいう瘀血(おけつ)目線で、話をさせていただきました。


2022年04月06日
細胞外マトリックス内のコラーゲン線維の水分量減少により枯れることでおきる異常により起きる体内のミクロシーンで生じる課題と、ベン石温熱器をもちいたアプローチにより感じた改善の手ごたえ。
http://bodywise-note.seesaa.net/article/486319966.html



細胞外マトリックスについては、民間医療国家資格をおもちの先生はテスト範囲内の内容ですから当然ご存知のことです。
だから私のブログ内の描き方に、瘀血(おけつ)目線という色を付け過ぎじゃないのと違和感を感じられたことでしょう。

『結合組織』を分類すると以下のようにわけることができます。
上皮組織、筋組織、神経組織、そして支持組織。


筋膜リリースによるアプローチ手技は、筋組織の異常という点において改善するテクニック。
筋肉→筋繊維→筋原線維が対象ですね。


細胞外マトリックスについて考察すると、それは支持組織に含まれます。

支持組織」 生物体を 一定 の 形 に支持し維持させる組織のことです。
分類化すれば以下の4つにわけることができます。
・線維性結合組織、
・軟骨組織、
・骨組織、
・血液・リンパ


です。

> 「支持組織」 生物体を 一定 の 形 に支持し維持させる組織

といわれると、まっさきに骨組織と軟骨組織といった、身体を立てるときにもちいられる柱のようなものだけをイメージするかもしれません。
それら骨組織や軟骨組織ももちろん支持組織です。
ですが、たとえば精肉店の鮮度が高い切り出された肉は、ぷりぷりの立体感を持っています。
その肉には骨でささえられてはいないのですが一定の大きさがキープされています。
それが常温で長期に放置されれば、肉の内部にある血液が抜け、リンパ液などもドリップとして出てしまうと、
その肉全体のかさが減って小さくなります。
そのことからも血液やリンパが、その生物体を一定の形に支持する役割を持つことがイメージできるでしょう。
先日の私のブログでは中医学の瘀血(おけつ)目線をご理解いただければと、この支持組織のひとつとしての血のところに焦点を当てられればと。

あとは線維性結合組織のなかの分類のひとつとして皮下組織に存在する疎性結合組織。
疎性結合組織の断面の絵をご覧いただいたことがある先生方ならご理解いただけましょう。

マクロファージやリンパ球、マスト細胞、形質細胞、脂肪細胞、線維芽細胞、などなどが液内に浮かび、
そのなかをコラーゲン線維や細胞線維、弾性繊維があります。

コラーゲン線維や細胞線維、弾性線維が疎性結合組織にかかわる大切な一定の形に支持する役割を発揮します。
こちらのコラーゲン線維や細胞線維、弾性繊維に、なんらか恒常的な圧迫や代謝異常による血液の減少などの悪影響が及ぶことで、
これら生物体内部の組織を立体化させるコラーゲン線維や細胞線維、弾性線維の支持への機能を低減させるようになります。

そうした結果が、本来はやわらかくしなやかな軟部組織のはずの体のその部分が、
質的に骨やそれ以上の硬さに変質している状態が見受けられる場面がみられます。
特にこれは皮下組織としても浅部位以上に深部に非常なる異常な硬質化が現れてしまうため、
本人は無自覚でそこに骨があると感じるものの、
実際は疎性結合組織内部のコラーゲン線維や細胞線維、弾性繊維が液を失ってミクロの世界で張り付いて癒着が進んできていた。
そういうケースがあります。




実は私どもが、どうやって解けばいいのか?!と必死に探索し研究し、頭を悩ましていたのは、これら疎性結合組織の凝りのことです。

筋膜リリースといっておきながら、いまさら筋膜が課題じゃなかったといわれても、複雑な気持ちになるかもしれません。

ですがリリース上の難易度の高さは疎性結合組織のほうがはるかに難しく、そして体内を立体化させて支持をおこない、
血管やリンパ管などの脈管等の管系の通り道を確保するには疎性結合組織の状態が良好でなければならない点をみても、
こちらは健康面、それも基礎的な体質を大きく揺るがすようなものとなりえる影響を持っていると考えられています。

多方面の筋膜リリーステクニックの勉強をして筋膜の解き方の方法を学んだ末にそちらを駆使してもどうしても解けない。
そういった部位が目につきだしたときから、

「これっていったいなに?
 筋膜の癒着とは言えないだろう異様な組織とばけたものがあるのだが。。。
 解剖生理学的には、どういった体内組織で、それがどのような変わりがあってこうなったのだろう?」

というように、ひとつの扉を開けば、気づけばさらに奥にひとつ扉を見つけたようなもの。
おそらく疎性結合組織のリリースがしやすくなった後でも、この奥にまた扉を見つけるのだと思います。

ではなぜ、「疎性結合組織のリリース」というのがしようとしていた仕事でここ最近の研究課題だったんですが、
筋膜リリースと呼び続けてきたかといえば。
それは柔整等の国家資格をお持ちの先生は、
私の話を進める前後のニュアンスで「筋膜リリースといっても、それって疎性結合組織のリリースじゃないの」と、
呼び名ではなく内容を咀嚼し把握して判断していただけていたようです。

なので、一部の専門の方々であればイメージを共有しやすいため、
ダイレクトに専門用語が会話中にはいって短い会話で内容が通じます。

たとえば
「支持組織のダメージの起こりが影響して〇〇になっています。
 だから、その対応に50度弱の熱を12〜20分ほど使って。状態変化の様子を見よう」
「それ、いいね。変化がなければ、腱の繊維に沿ってのずり圧を適量回数加えて筋膜の様子と細胞外マトリックスの相関を観察すればいい」


という話になります。
微妙にわけがわかりづらいように感じられますが、だいたい経験値や基礎知識の共通部が同レベルだとわかれば、
会話内容が具体的かつ詳細に変わっていくものです。

ですから結合組織のリリースという大枠にある、
筋組織のリリースという筋膜リリースと呼ばせていただいているところに、
支持組織のリリースを含めてしまった言い方は、
テスト問題の解答では( ✖ )です。



ただ、
整体院等のホームページなどは、
現状でおからだに不都合な痛みや不快感があって、
そちらをどうにかしたいという気持ちがってみるものです。

すると見た覚えのない専門的な言葉が、多数出れば出るほど、瞬時に読む気も失せるそうです。
たとえ簡潔な短文解説を載せて説明してもすっきり正確な理解がえられませんから、
限りなくグレーな印象が残るため使う側が注意をしなければならないでしょう。
端的に言えば、専門家同士なら別段構いませんが、
そうでなければ専門用語が重ねられれば理解が浅くなり読む気がしなくなります。
すると目的をもって書いて知らせたかったブログが読んでいただける方の数が削り取られてしまいます。。。

その道は、進んでみても誰も幸せになりませんから。
そういった場合、確信犯的にお客様の既知の知識になぞらえて似たものに例えることがあります。

今回の支持組織の変質した状態を筋膜が癒着した状態といっていたのも、その習いとなります。


ちなみに。
私は結合組織のことを「ボディナビゲーションムーブメント」という本のなかから概要を知り、
そこにあった細胞と細胞外マトリックスのことについて分類された内容に関心を持ちました。


こちらの本はお客様からお贈りいただいた本です(T先生、多謝です!)
結合組織について書かれた本を片っ端から読み漁って。
そして結合組織の性質や特徴、特性などの詳細がわかってきた時点で、
筋膜の癒着は筋膜リリースの各種ある優れた手法のリリーステクニックで対応できるが、
支持組織の各線維の場合はもともとが筋膜の癒着にもそれを呼ぶ引き金にはなっているし、
相互に関係性や関連性が見出せるものの、解き方は別ものだと了解したほうがいいと感じました。

ねじをしめるときのドライバーには、プラスのねじにはプラスのドライバーを使うべきだしマイナスのねじにはマイナスのドライバーを使う。
そうすることと大差ない考えです。
プラスのドライバーでマイナスのねじをしめようとしても、うまくいきません。

なので支持組織の、特に疎性結合組織と血管・リンパといった支持組織のリリースといえるようなアプローチには、
それらの特質や特徴を理解した上で、そのねじ山の型にあったドライバーを持ってくるべきだと考えました。
筋組織のリリースアプローチにもちいたときの、そのねじ山の型にあったドライバーを流用するのにはうまくいきません。


現状、私もまだ支持組織の特徴をより深く・具体的に把握するという途中ですが、
ベン石温熱器等のその支持組織のリリースをかなえるツールのおかげで、
リリースの幅や経験によってそこでの施術でのとらえ方やリリースへの応用という内容が徐々に見えてきたと感じています。




課題として、いま私の頭を悩ましているのは、アフターフォローの施術として予約を受けておりましたときには、
一日に一人だけという対応人数に限定したため、施術時間も長く当てたということもありましたが、
精神的にも肉体的にも発力や集中により疲労がのしかかる施術を以前の一日に3名の受付にすれば。
そこに必然的に研究上のブレーキとまではいきませんが、いままでのような自由には動けません。。

そして筋膜リリースは、すでに
ある程度、要領がわかっているもので短時間での対処で上げることができますが、
支持組織のリリースは、もとよりそれの解き方の参考書があるわけではないため、
一から自分で模索しているところで。
筋膜リリースの10倍以上の労がかかる。


それでもアフターフォローの施術の一日一名だからやってこれたものだったのが、
通常の状態に戻さなければ、仕事の継続がいくつかの点で難しくなります。。。

施術の技術を見つけ出す仕事は進んできましたが、
その施術の技術を提供させていただくための応用はこれから。

お客様ごとに身体状況が大幅に違っておりますから画一的なルーチンを作ることは私にはできません。

どのような点を重視して、正規の施術の流れを作り出すか。
どこに落としどころを見出していくか。。。
いままでのアフターフォローの施術の特別な施術の時間や密度、徹底さからえられた成果を目の当たりにして、
そのときにおこなっていた施術の深部への広まりを、一回ごとの施術で塗り替えられてきた。

これからの正規の施術を2時間の施術時間を一コマで用意させていただきたいと考えていますが、
筋膜リリースは技ありのことができるものの、
支持組織のリリースは超時間が労力や手間がかかります。

手順を徹底的に見直して無駄を省くこともしていくことは大切ですが、
お体の状態が不安定さがある方では、筋膜リリースの手技では体質が変わるには時間がかかりますし対応できないところがあることがわかってきました。
せっかく支持組織のリリースを作り上げてきたので、
フルでこちらで対応を全力でしたいところですが、超時間がかかる。
いままでのコロナ禍でのアフターフォローの施術として予約の条件のままとはいかず、
そこをどう使っていけばいいのか。


私には、ここが、いま。
けっこう強いストレスになっています。。。




ただ、3年前のコロナ禍となる前の正規施術受付をしていた施術は、
支持組織のリリースの難解さから壁に弾き飛ばされていたときでした。
いまはそのときから比べ進展できたことも大きく、
これからのお客様へ、コロナ禍で研究してきた独自に工夫した施術を届けたいという気持ちを強く持っております。







最後になりましたが、
専門家の先生ならば、当然にお知りになられていることですが、
もし一般の方で結合組織ってなんぞや?!と好奇心がわいた方がおられれば。
ネットで映像を探したら、以下の解説がわかりやすく感じました。
お時間がありましたらご参照いただければ幸いです。


【結合組織の分類】密性結合組織、疎性結合組織、脂肪組織、細網組織
posted by スズキ at 07:07| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月02日

【池上本門寺の桜、きれいでした!】 と 【筋膜の癒着時は、深層筋に癒着が至ればそれら内部細胞の配置が乱れることが見て取れるとのこと】 

昨日は、桜の名所と言って過言ではない池上本門寺へ。
体力増強のための長距離散策途中での、
歩くだけの一人お花見。

ですが晴れ晴れとしてたのしめました。


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4月2日・3日 10:00〜15:00が、池上本門寺にある関東最古の五重塔が年に一度の特別開帳です。
そして池上本門寺の急階段、此経難持坂を建設した法華経の熱心な信者、加藤清正公をたたえる三重塔が建設途中でした。

進化し続ける池上本門寺。
そのような印象を受けました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


話ががらっと変わりまして。




筋膜の癒着が進むことで、
細胞の配置が狂うということってあるのか?


先日、お客様に癒着が細胞レベルで進行し、その回復があらわれるとき、
以前に強くそういった細胞に衝撃や締め付け等で負担を積み上げたようなときに、
そういった場合、細胞がすでにつぶれてしまうような細胞膜レベルの癒着化があるという説明をしました。

施術をするものには、癒着のマクロからミクロへという流れの話で違和感はないのですが、
お客様には「細胞の配置が狂うってどういうこと?!」という印象を受け取ったそうです。
すでにそのお客様は、細胞の配置が理想に戻った皮膚や筋の状態で、
そこに恐怖を感じてしまうといった感情はないものの、
私と同業者ですがこれからもっと勉強をしようという方だったので、
概要は伝えたほうがいいだろうとその説明に時間を割きました。




医学書の人体解剖写真を元にして、
人体の奥を検証的に見ていくことができます。

そのような膜状のことから評価した文章を部分もとにして、
ざっくりとした筋膜の癒着の進み方のステップを述べてみます。


(1)筋膜の癒着 初期段階(皮膚近くにある表層筋に症状)
隣り合う表層筋が接触する部位の筋膜が一定範囲において癒着し始める

(2)筋膜の癒着 中期段階(表層筋より深い位置にある中層筋に症状)
表層筋の硬化が体内の奥へと浸潤し始め密度が増し、筋束という筋全体を構成する筋繊維の束が癒着し始める。

(3)筋膜の癒着 後期段階(中層筋より深い位置にある骨に接する深層筋に症状)
表層筋および中層筋の硬化が体内の最奥へと圧迫・締め付けを強めていき、この時点で隣り合う筋船員同士が癒着が進み、
そのステップがより進行すれば最小構成要素である細胞組織がつぶされて細胞膜レベルの癒着へと展開されていきます。



(3)にあげた細胞膜レベルでの癒着といった細胞の配置の異常が起きる場合、
それ以上の体負担を骨格筋の硬化で支え切れるものではなくなる。

深層筋は骨組みを正常化させる機能を役割として担うのだが、
そうした骨組みの状態の崩れが起きます。
骨等の立体化で臓器の位置を確保できなくなり、
胸部を含め腹腔内の状況が狭くなり圧迫や圧縮がおきます。
そして骨盤の前傾等のずれが組み合わされることで、
横隔膜の上下動が減少しだしたときに内臓の癒着が加速していくようだといわれております。




(1)→ (2)→ (3)という筋膜の癒着の各段階ごとに、どうあるのか。


それは専門性が高くなるため、訓練を受けた方には通じるという話になるので詳細は割愛させていただきますね。

ざっくりとだけいえば、自身の身体の一部にもっとも負担をかけダメージ蓄積をさせる部位が一点でも深層部にまで凝りを創ると。
全身タイツをはいたところ、そのダメージを受けたところにけん引されるような強力な引き連れが起きてしまいます。
するとそのようなダメージ部位の周囲のタイツ部位も、そちらにぎっちり引き連れて悪影響の範囲は広がります。
そしてそれが種になって、骨を動かす動作をするときに関節が大なり小なりずれが必ず生じていくのです。

たとえば片方の膝を痛めた状態で歩行したとすれば、それで全身の骨格へゆがみが波及します。



それでも(1)の段階では、よほどの心身のストレスをかけ続けなければ、良質の休養と食で改善していくでしょう。
一晩寝て起きたらすっきり。

この段階は、日々、生理的に筋は弱い癒着が起こるのは自然なことで、
睡眠時に良質な深いΘ波が出た瞬間に、全身の筋を緩める強力な弛緩作用のあるホルモンがでてリセット。
そうやって再生されていくものですから、さほど心配はいりません。


それが(2)の段階では、不具合の期間も中長期になり、筋膜の癒着は多層化して主に筋束レベル程度のモノが蓄積していきます。

この段階は、少し積極的なセルフメンテを健康を取り戻すためにしていくことを考慮したほうがいいでしょう。
状態の悪化が進めば、セルフメンテをするよりも他者からの施術を受けるほうが効率性が高くなるでしょう。
起立筋という背部の筋が硬化短縮しだしてきているため、胸椎や腰椎の棘突起の上下のずれや左右へのゆがみで、
そういった際の大まかな状態をチェックすることもできます。


そして(3)の段階では、最小構成要素自体の細胞膜に密で複雑化した圧縮が課されて異常な収縮をした細胞が隣通しで癒着していきます。

そうした細胞レベルでの異常な状態に配置された場合は、時には、骨よりも硬度が勝るほど硬く冷たく、
時には、そこの細胞の膜が壊れれば虚脱した一連の組織化していく。

それらは、もし私がそのような身体状況となれば、セルフメンテはしません。
腰背部や首などの改善のための背部の要所には目が届かないから、
正確かつ精密なアプローチが不可能なため。
そういった体組織は栄養もろくに与えられていないまま立ち続けている廃墟状態です。
だからもろくなっていますから、一瞬のミスが命取りになるので。
自分の眼では自分の背部は適切なアプローチができないという不自由なままでの、したこともないセルフメンテは事故のもとです。
運よく事故らなかったとしても、効果的な成果が出せるものではありません。



ちなみに、そのわかい私と同業者の方も、
日頃、一生懸命仕事に励まれて身を粉にしておられるため、
身体の芯まで張りがひどく(3)の深層筋へと凝りが入り、
骨膜へと癒着して痛覚神経が麻痺をおこした部位が多数ありました。

そうなると「ほら、ここです!ここは骨よりも硬いんですよ」と私。

すると「うそ〜。それ、骨だと思いますけど?」とその人。

そしてしばらく丁寧にそちらをリリースすると、血が流れる量が痛覚神経を働かせるまで増加できた瞬間、
「い、いたたたぁ!痛いです、痛いです!!」と感覚があらわれる。

無痛化した部位は、いい加減にどんどん加速して凝りを増やす使い方をしていくため、
神経はあっても血がそこに痛覚を感じられるほどは流れていない。
虚血性の麻痺が起きている。
それに深層筋、それも特に背面の深層筋は、もともと痛覚神経が仕込まれている量が体の前部の半分どころか、
極端に少ない量しかしこまれてはいないのです。

ただこのわかい同業者が特別鈍感というわけじゃなく、
私が自分の背部の筋を触診したときに、どうしても完全な客観性をもつ目で見ることができないため、
私も自分自身のことについては十分透明に見通すことはできないんですよね。

そしてそうした(3)のような深層筋の凝りが深々と入ることで、
不合理というよりもしちゃいけない姿勢や動作をしても、筋に炎症が発した感覚はないか遠のいて無視できてしまえるようになって、
それからは加速してそうした深層筋周囲の硬さを増加させていく。
それは本人がそうしていく自覚が持てないまま進行するのが怖い。


だから、、、。
そうした無自覚なまま進行して臓器までダメージを与える凝りを認識している先生は、
そういった結果が生む怖さをお客様からも感じる近場にいるため、
定期的に深層筋の問題を拡大しないよう積極的な対処をおこなうものも比較的少数ですがおられます。
私は個人的に、そういう眼を持たれた先生方はすばらしいと思いますが、いかがでしょうか?

・・・といったことを、そのわかい同業者の方に申し上げたところ、
素直な笑顔で喜んでくれたのがさわやかでしたね。



余談ですが、細胞の異常配置が修正されると、筋はふかふかなしなやかさを取り戻すのですが、
そうなる過程で、いままでそこに蓄積してきた締め付けや圧迫や衝撃が解放されるかのようで、
痛みやおもだるさなどの変調を感じられる方がいて、その後に好調になる。
そういったことを好転反応だとご存知の方がいて、自分の深層筋の背中の凝りが変わるときに、
必ずやそうした痛みやおもだるさがでてそこから好調となるだろと、痛みを待っていた人がいました。
ただ待てども待てども痛みは特に現れなくて、そのまま快方に向かっていきました。

それで「自分は鈍かったのかな〜」と言ってしょげていたのですが、
福音として反応を期待した気持ちは察しますが、
好転前の反応の出方はケースバイケースです。
出るときも出ないときもあります。

より深刻なものを内側に持っておられれば出ることが多く見受けられますが、
代謝力のよさを持っておられれば反応はでずに細胞の再配置が進んでいくこともあるようです。

すでに深層筋の癒着が進んでいる人のケースでは、
細胞の再配置が必要な部位が、身体の一か所に留まる人はまれなので、
それらの個所を難工事を進めて解いていくことで、
いずれ好転反応が福音としてあらわれるかもしれません。
ですが、出ても出てなくても、前進しておられれば、私はうれしいです。
posted by スズキ at 13:39| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月20日

胸郭裏の起立筋深層部のリリースは、おそらく慢性化した凝りがあれば骨化が進んで最難関リリース個所だといえるでしょう

慢性化した状態で起立筋群の硬化が進んでいる方にとって、
下図の部位はリリースするにも困難を極める部分と言えるでしょう。

胸郭裏の起立筋は.png
【胸椎の心臓の高さ当たりの断面図】

昨日の施術で起立筋の特に胸椎と肋骨の隙間スポットに入り込んで、
それらの骨と硬化した筋肉がさらに硬さを増しましにするところがあります。
そのような部位のリリースを、
ベン石温熱器等を有効に使いながらとりおこなっていきました。

そのときにお客様の口から筋膜の多層化した状態についてミルフィーユ状というお言葉をいただきました。

そうなんですよね。
多層構造というのも、一本の筋肉の内部で生じる筋繊維ごとの癒着もありますし、
数本の別々の種類の筋が、それぞれの筋同士の癒着が進んでできる癒着もあります。

具体的に考察すると、
以下のような筋が部分ごとに折り重なっています。

(最長筋・腸肋筋・多裂筋・回旋筋・棘筋・半棘筋)
これらの筋肉をひとまとまりのモノとざっくりとした総称付けが「脊柱起立筋」。
私どもも起立筋というようにお客様の前ではいいますが、
実際は6本ほどの棘筋〜などはまったく別の機能を持ち働きを為す筋の集まりです。
だから起立筋を解くというのは、これらの6本の「棘筋〜など」を一本ずつに分けていく、けっこう気の遠くなる作業なのです。


ただその作業ですが、最長筋・腸肋筋は、比較的解きやすい位置にあるのでいいのだが、
多裂筋・回旋筋・棘筋・半棘筋などは上図のくさび型のように奥まったところに入り込み
癒着が進んだら非常に適正なリリース成果を生み出すことが難しい。
特に多裂筋等のくさび型の深層の筋が硬さが強まれば、椎骨の関節の位置異常が起こります。


物理的なリリース困難な理由は、肋骨も胸椎の棘突起も、当てるところや方向が悪い圧をかければ骨折しやすい骨ですし、
ミルフィーユ状の筋は平らなミルフィーユ状のではなく、谷底に入って骨と骨との間で骨以上の硬度に感ぜられる硬さを持っている。
慢性化した起立筋の凝りがあるような方の中には、そのような方々は少なくはありません。

そういった椎骨の関節の位置異常が起きていれば、
胸椎の椎間孔からでる脊髄神経にあってはならない圧がかかるか引っ張られるような力がかかります。
その時点で自律神経として脳から目的の臓器に向けて送る情報やまた逆の情報の流れのやり取りの間にノイズが入ります。
自律神経の失調したような状態が現れてしまうのです。

それは交感神経優位な状態のままに、日頃からい続けさせられているという状態になることもあるし、
逆に脳から送る命令の心臓の打ち方を弱めてしまうような誤情報を心臓に渡すようなことも出てきます。
つまり、過不足なく調整した活躍を各臓器にするよう命令を脳が出したにもかかわらず、
椎骨の位置異常がつくり出した椎間孔の出入り口でのトラブルで情報の過不足が出て臓器に命令が届くようなことが生じてきます。
(※ 心臓等の臓器や目などの器官に向かってでていく椎間孔の部位は解剖学的に特定されていますから、
   その機能がうまく果たせていない臓器や器官の椎間孔部位をチェックすることで、それが問題となっているかどうか見えてきます)


(最長筋・腸肋筋・多裂筋・回旋筋・棘筋・半棘筋)
これらが上下に重なったり、左右に重なり、密着した部分の油が切れるような過度なストレスを続ければ癒着へと変わってゆくのです。

特に慢性化した多裂筋や回旋筋の骨化と言えるような凝りは、
ある程度の柔らかさがあれば鉄製のワイヤーのようなライン上の凝りが見て取れるが、
ある程度の柔らかさが切れておればくさび状のエリアは、
あたかも硬化したセメントのようなものが流されたかのようなものにみえてくる。

そのようになっているとき。

横断フリクションをおこなって解くようにと本などで指示したマッサージ教本はあるが、
そのようなことではみじんも解けないようになっていることがあります。
特にデスクワーク中心でカラダの全身動作をせずに重い頭を起立筋の深層筋部分を硬化緊張させ続けている人たちには、
実際にほどこしてみて、そのやり方じゃ全くダメだろうという解き方しか、一般の施術書には書かれていないものです。。。



そこは、一般的なマッサージや手技の限界なのだろうと感じるところです。

ただ研究熱心な先生方で、対応をしてくれる方もおられるので、一概なことは言えませんが、
ここの部位ほどリリースに困難さや危険が付いてくる場所はないといえるでしょう。



ですが。


私も研究熱心に、多裂筋等の起立筋の深層部を解く工夫を積み上げてきました。



そして昨日の施術では、その成果がでてきてホッとしました。

肩甲骨間の回旋筋までは、まだリリースの手が届いてませんが、
明らかにお客様の起立筋部位の血行が以前よりの施術の積み重ねで血液の停滞状態が改善されて、
凝り部位に血が入り干物のように体液が抜けていた筋に血が入ったことにより見受けられる膨張が起きていました。


ようやっと、ここまで来たか。。。


それは私もですがお客様もそう感じておられるでしょう。

あきらめずに、愚直に、この部位のリリースを繰り返してきてよかった。


心兪の部位の凝りにもアプローチしても弾かれ続けてきたものが、
届き始めた。

その部位はすでに痛覚が麻痺するほどの血の流れが減少していたところだったが、
リリース最中に痛みがわかりだしたといいいます。

痛覚麻痺が起きているところは、実際は酸素不足に陥った組織からは炎症物質がでることになっているので、
炎症がある筋組織の状態のままでいたのだったが、痛覚を覚えるというのは高度な自己メンテの機能です。
そこには多量の血があって初めて活躍してくれる機構で、そこが働けないようになっていたことのつらさがありました。
炎症で危機を伝える手ももがれた状態ですから、そうなるとどうなるか。。。

実はそのような感覚が消えたり鈍ったりする部位を、脳は問題ない部位だと勝手な判断をしてムチャや無駄やむらのある使い方を強いてしまう。
結果、そういった麻痺が起きた場所の凝りの増える量は歯止めが効かなくなってしまう。
それが起立筋の深層筋であれば椎間板を位置をずらして椎間孔を通る脳から臓器へ伸びる脊椎神経にマイナスの状態を付与するようなダメージを背負わせてしまうこともできてしまうようです。。。

こういうものって、自分の眼に見えていないうちに、起きていくものなので怖いことだなと感じます。
かくいう私自身も、注意しなければと思うものです。


昨日のお客様のこの部位に関するリリースは昨日、かなり進みました。
いままで積んできたところがあっての、ステップを大マタギできた進展です。

もしかしたら、これでお客様の主訴のひとつが、まったくの解消まではいかなくとも、
改善という状態に押し上げるきっかけになるのではないかと期待しています。
そしてそれに光がさして、見えたきがします。
かなり慎重に状況を見る癖があって楽観視することはしない私ですが、
手ごたえが感じられて、私が何をすべきかという筋道が観えまして。

お客様自身がとても繊細に自身の身体を見つめて操作のチャレンジをなさる方ですから。
もう少し起立筋の深層筋が凝りの強い状態から改善すれば、
あとは、きっとご自身でのセルフケアでも成果を積めますよといえるといいなと考えています。
コロナ禍の影響は今もありますから、血の停滞がある場合には、コロナウイルスの影響が残りやすいようだと言われておりますから。

ただ・・・コロナ禍の影響もあって、お客様が一日に一人までということにさせていただいてまして。
それにより、私がひとりのお客様にその日のエネルギーをぜんぶ、知力体力ともにつぎ込めるのが、今。
それに私自身が施術のし過ぎで疲労蓄積がないという稀有なのが、今。
施術研究の進みもテンポがいつもの7〜8倍、
それら実験や観察が進んできた成果が今だから出せたような気がします。

いま、コロナ禍の影響があって、いつも以上に手厚い施術になっていて。
それが功を奏した形で、昨日のお客様のお体のステップが登れていったのはよかったなと思う次第です。


そのような、私にとってたいへんうれしい成果を感じられた一日でした。^-^)



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posted by スズキ at 18:43| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月16日

ベン石温熱器に興味のある方に対してのデモ、受け付けます 「ベン石温熱器をもちいた一時間以内の短時間デモ+質疑応答」

このブログをお読みいただきたい方:

■ ベン石温熱器について興味関心をお持ちの方へお得な情報です




ベン石温熱器について。

数日前のこと。

ご家庭で施術をなさっておられ、ベン石温熱器に興味があるという方から連絡をいただきました。
遠方の方で、東京に出てきているとのことです。

いまはコロナ禍の影響により新規のお客様の予約受付を休止させていただいておりますので施術をさせていただくことはできないものの、
短時間のベン石温熱器を使ったデモとあとはなにか質疑があればお答えするようなことはさせていただければなと胸の内では思いましたが。
その方が東京におられる日程中では私のほうのスケージュールの関係でお会いできなかったのが残念です。


最初にいただいたメール文では、
ベン石温熱器について情報をお知りになられたいのだろうという様子が伝わってきます。
私は勝手に「同業者の方だろう」と。
施術ツールに興味津々というのは、施術屋さんでもなければめったにおりませんもので。

ご自身でご家族の施術を積極的になさっておられて、そのための有用なツールにベン石温熱器がならないかという点をお知りになりたいとのこと。



ときとして玄武岩などのホットストーンでのマッサージ効果は、温熱や遠赤などに加え、適度な加圧が容易に加えられることで、
ハンドマッサージの倍以上のマッサージ効果を引き出すといわれます。

もちろんハンドマッサージも、手練れの先生方であればその限りではないのですが、
ホットストーンを素人の方にカンタンなレクチャーで持たせてマッサージをしてもらえば。
熱を巧みに凝って冷めきった筋や腱や靭帯にあてがって融解させてリリースするものです。

・慢性的な凝りに効く感じのホットストーンセラピー
急性の凝りはホットストーンよりも通常でおこなわれる繊細なハンドマッサージが効くこともありますが、
慢性の凝りは深部へと病の層が潜ってしまい手の加圧では届きづらい場所に落ち行ってしまうので、
そういったところにはホットストーンを用いた注熱(血行不良等で冷えてコラーゲン組織が癒着して固まる患部に熱を注いで溶かす)は、
いままでハンドマッサージでは届かなかったところへも熱刺激を送ることができます。

・ホットストーンの患部にフィットして当てられて効率よくリリースができる最適ツール
そのうえホットストーンの石の形状が患部の凸凹などや条件に沿ったフィットして凝りを解きやすく工夫されたものが多数そろえられています。
それは繊細な彫り物をする彫刻師が、100本の刃型が違う専用の彫刻刀を持つのにも似ています。
人体にも、ハンドマッサージでは手が届かないところが結構あるんですが、
そういったところにフィットして容易にリリースしてくれる石の形状が多数存在しているのです。
だったら、それ、使わせていただいて、お客様の役に立とう!
ということが容易にできる。

そこにホットストーンによるマッサージのすごさがあります。

そしてベン石温熱器も様々な形状の特定の患部をリリースするためだけに特化して作られたものがあります。
だから、それをもって仕事をすれば、、、。
たとえば、マイナスのねじを、プラスのドライバーで回して外そうとか、、、むちゃくちゃ難しい工夫をせずにすんなり解けるのです。
マイナスのねじを回すならマイナスのドライバーを持ってなればいい。
そのような感じです。




・・・ただし、多くのベン石温熱器の種類を手に入れるため、私のほうの出費がかさみますが、
それは別に大したことではありません。
解ける方法を何十年も追い求めてきてできなかったことが、
極々日常的にさっさと解けるようになった。

そうなったときの私のよろこびは、プライスレスです。

本の虫のようになって施術書は片っ端から見て回っても解き方のヒントさえつかめない部位もあり、
そういったところを解けない悔しさやすまなさは、嫌というほど感じてきたので。
そこから抜け出れましたところ、やはりお客様の身体の改善率も向上が著しかったのです。
そのことは特に昨今の施術をお受けいただいておられますお客様には、
感じ取っていただけているものではないかと思っております。

道具の最適化が進みだしたおかげで、
いままでは、どうやっても解けなかった個所へと、
リリースの手が毎回深まっていくと感じていただいている人もおられるでしょう。

ベン石温熱器には使い方のマニュアルが一切ないため、
使い方の工夫や発想は使い手の私に任されていますが、
知恵を絞って使い倒そうとするとそれにこたえてくれる底力があるんですよね。
ベン石には。



ベン石温熱器はそういった非常に有用性が高い施術道具です。
ベン石温熱器のパワーは、ベン石のマッサージツールとしての素材のポテンシャルの高さからくるものです。
そういった特徴を把握して用いたならば、ここは詳細は申せませんが不思議な有効性を高める使い方もできます。

なので。


ベン石温熱器の中国からの個人輸入での入手が面倒だったり、
ベン石温熱器の温度設定がずぼらで管理が超絶に難しいなどの癖がわるかったり。
または持ち手がつるつるでそのままじゃ、本当に使いにくいから、
グリップテープを巻いたほうがいいという手間も必要だろう。

でもそういったことがクリアできれば。

もちろん施術のノウハウは蓄積されているものが持てば、
大変大きな鬼に金棒となるでしょう。
それだけではなく、、、。
たとえば一般の方でも、アーユルヴェーダ系のマルマ療法の本を手に入れて、
自身の気になる症状がどのようなマルマポイントに注熱するといいとかわかってあてがえば、
それだけでもかなり的確なリラックス成果を超えた成果が出せるでしょう。
ベン石がもつ神経系の緊張を的確に緩めてくれる力を引き出すことで、
自律神経の停滞や乱れが改善できることでしょう。
そのやり方に徹するだけでも、けっこう改善が実感できるのがいいんですよね



そういったこともあるので。

一般の方でももし興味あればベン石温熱器を入手してみようということがあれば、
私のほうで時間があれば「ベン石温熱器をもちいた一時間以内の短時間デモ+質疑応答」はさせていただきますので。

デモの希望がありましたら、
どなたでも私のほうへメールで件名に「ベン石温熱器をもちいた一時間以内の短時間デモ・質疑応答」とお書き添えいただきご連絡くださいね。
今回は施術受付をさせていただけなかった遠方のT様もご連絡をいただければと思います。

posted by スズキ at 17:41| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月02日

漢方でも初期の花粉症は効果的な対応ができるようですが、大切なのは自分の状態を知ること。

このブログをお読みいただきたい方:

■ 漢方の生薬として知られるシャクヤク栽培を始める方

■ 今季、花粉症に悩んでいる方


個人的なことで恐縮です。

以前からシャクヤクには興味があったんですが、
本格的な薬用のシャクヤクは一般では手に入らないため、
せめて、観賞用でもいいからないかなと思っていました。

薬用のシャクヤク適用
鎮痛鎮痙薬,婦人薬,冷え症用薬,かぜ薬,皮膚疾患用薬,消炎排膿薬とみなされる処方に配合されている.

薬用のシャクヤク配合される主な漢方処方
温清飲,黄耆建中湯,葛根湯,桂枝湯,桂枝茯苓丸,柴胡桂枝湯,四物湯,芍薬甘草湯,十全大補湯,小建中湯,小青竜湯,加味逍遙散,当帰建中湯,当帰芍薬散,薏苡仁湯 等


葛根湯」という漢方薬は、風邪の引き始めに使われますよね。
ドラッグストアでも容易に手に入り風邪薬の代わりに利用しているひともいるでしょう。



そこで先日、武蔵小山のフラワーショップで「シャクヤク(ラテンドール:多年草)」の苗が400円ほどで購入。
いつか薬用のシャクヤクが手に入ったときのための栽培の予行演習ができればと考えています。



おうちでカンタン 手作りシャクヤク。
おいしく?育ってほしいと願うこの頃。

薬用のシャクヤクは、3年すると根が太くなり薬効が期待できます。
観賞用のシャクヤクにも、幾分かは薬効があるものだろうか?
それもそうですが丈夫にきれいな花を咲いていてほしいですね。

シャクヤク愛好家ですね。 ^-^;




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




話が変わりますが、花粉症

みなさまは、花粉症って大丈夫でしょうか?

私も去年、花粉症にさいなまれて、胸腺周辺をゴリゴリベン石でリリースしてその症状を消した記憶があります。
さいわい、私は今年、花粉症対策を意図してしておりませんが鼻水や目のかゆみ等でておりません。


花粉症の初期は、水のようなさらさらした鼻水がでる寒証から症状がはじまります。
そのタイミングで効く漢方として花粉症の初期でよくつかわれるのは、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)です。

小青竜湯の配合生薬には、
シャクヤク、半夏(ハンゲ)、 甘草(カンゾウ)、 桂皮(ケイヒ)、 五味子(ゴミシ)、 細辛(サイシン)、 麻黄(マオウ)、 乾姜(カンキョウ)

というように、
気づかないうちにシャクヤクのお世話になっている方もいるでしょう。
寒証に対抗し熱を補う生薬がずらりと並んだなかのひとつにシャクヤクも位置するんですね。



ただすでに慢性鼻炎がある方でねばった黄色の鼻水が出たり匂いがわからなくなるようなら小青竜湯は最適ではありません。
また鼻水がでずに鼻づまりがきついときにも。



身体の症状が異なれば、それぞれ状態が違う。
それは遺伝的な状態は変わりづらいが、
仕事や学校などの活動や生活にかかわる環境、
体調の良否も日々刻々と違いがあって当然です。

変わらずそのままというのは幻想です。
その日のその時の状態を受け入れよう。

だから漢方薬って丁寧な仕事をしていただける専門性のある漢方医に診ていただいて
処方を受けたときにのみ効くと考えていいでしょう。



私が去年、花粉症の初期の症状が出たときは漢方のお世話にならず、
独自に花粉症について。


整体的にみるざっくりしたところでは、
・胸腺等のアレルギーを起こさないようにする免疫物質を全身に送るベースポンプとなる胸郭の作動の正常化。
肋骨が動きやすくなるような胸骨部の肋軟骨の靭帯群と腋下の肩下にある腕の筋による詰まりを解きました。

・尾椎から後頭部まで延びる<起立筋群>の正常化。
こちらの筋群の硬さが強まっておれば脊髄神経部位のノイズが胸腺や肺など免疫系の基幹となる部位に問題をおこします。
同時に起立筋群の緊張が強ければ交感神経が優位なスイッチが入りっぱなしになります。
交感神経が優位な状態は気血の流れが偏りがでてしまいアレルギー等の反応は強く出るようです。


これらの調整を適切に自身に課したため、
花粉症のつらさはすっきり憑き物が落ちたように消えました。


ここからは起立筋の上端を見た仮説なんですが、

ある程度の初期の花粉症なら改善は見込めるなと感じますが、
私が去年11月から2カ月間、初期の副鼻腔炎をわずらったときに気づいたのですが、
頭部の頭頂骨部の側頭の一部の部分が起立筋に筋の影響の関連が高いようです。
実質起立筋の上端がここに現れているのではないか。
そのような考えに至りました。

特に頭蓋骨の縫合部を詰まらせて頭骨のそれぞれのパーツごとの動きが制限され、
それにより副鼻腔の内部の圧迫へつながりその場の血行等悪化をうながし、
花粉を吸いこんだときのアレルギー状態を引き起こすようなケースもあるのでは。

ベン石温熱器およびベン石のかっさを使ったリリースをしていくときに、
頭部の最大の筋力を誇る顎関節関係の硬化委縮状態も同時にリリースをするとよりよいのですが、
この頭頂骨部のトリガーポイント化した部位の癒着がはがされたときに花粉症対応の成績がいい。

実際は他にもみぞおちや腹直筋、腹横筋の張りの異常な強さや、頚部筋肉の斜角筋・胸鎖乳突筋の硬直委縮その他の胸郭の動きを抑制させて免疫を低下させる多く見受けられる問題がわかって手当てをしておられなければならないなど、
それらの状態が思わしくない方には同時にみていく必要があるでしょう。

あとは血の酸化と体内細菌群のバランス系。
こちらは私には直接的な検査ができない項目ですが、
整体的な身体状態の調整と同時に改善したほうがよいというケースも散見されます。



花粉症が発症するという事態、身体の免疫系の状態が乱れていて体外からの侵攻が容易な状態だといえるでしょう。
そのようなサインです。
きびしく体外からの花粉症やウイルスを含め抑止できるよう対抗策が必要だろうと思います。
人体の根幹を守る抑止力としての免疫を乱している。
そのことを花粉症という症状はわからせてくれているのだろうと、私は思います。



posted by スズキ at 04:45| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月24日

顎関節の不具合があるとき<咀嚼筋リリースだけ>でいいの?  そうとは限りませんでした。

このブログをお読みいただきたい方:

■ 顎関節に負担感がある方

■ (帽状腱膜の緊張による)頭痛に困っておられる方

  




顎関節部分が硬いお客様。

顎関節を取り巻く咀嚼する筋肉群のリリースをまっさきに考えていきます。
咀嚼筋は一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類が挙げられます。
下顎を上下させる筋肉のことです。


でも、でも。


実際のところ、顎関節が調整がついていない人に多いのは、
これらの咀嚼筋を緩めても具合が悪いという人達が少なくないのです。

そのような様相を呈しておられるお客様です。


では、どのような対応を考えたのか?

頭部の形状が窮屈そうに見えるという特徴がある方でしたので、
咀嚼筋からさらに広げた視野で観察していきました。

それで帽状腱膜という頭頂骨を覆う腱膜の貼りつき具合をチェック。
こちらは下顎の上下にかかわる咀嚼筋ではありません。
ですから一見すれば無関係に見える。

だが私が包丁型かっさを使って自らの帽状腱膜をゴリゴリと時間をかけて緩めたとき。

自分ではそれほど顎関節が押し詰まっていた感覚さえなかったのだが、
右側の帽状腱膜を緩めて頭頂骨からくっきり剥がしきったとき。
右の顎関節の詰まりが解けたため、普通に口をあけただけだったが「がきっ」と中程度の音のクラック音が発せられた。

もしや、、、左側の帽状腱膜を緩めたら左顎関節が同様にクラック音が鳴るのだろうか?
との推測を立てて挑戦してみた。

すると想定した通り、左側の顎関節が「がきっ!」と小気味よく鳴り響いた。


個人的には帽状腱膜を顎関節を緩めるためのリリース点としてとらえるというのは聞いたことがなかった。

それもそのはず、後日、ハンドマッサージで同様な刺激を帽状腱膜にあたえたが顎関節は、うんともすんとも言わず。
それが包丁型かっさの穂先のへら状の部位を帽状腱膜の腱の流れに沿った刺激を加えたときには、
前回よりも小さなクラック音がしたのです。

勝手な推測だが帽状腱膜という、帽子をかぶる位置の腱膜と側頭筋とは根っこで連関性を持っており、
おおよそ側頭筋を緩めただけでは顎関節が動かなかったものが帽状腱膜を緩めたときは顎関節の動きが出せたというときをみると、
帽状腱膜の影響は側頭筋同等か、帽状腱膜の頭頂骨の癒着の進行具合によって癒着が進んでいれば側頭筋以上に顎関節の関節の間を奪う。
そして顎関節の動きを少なくさせてしまう犯人ともなる可能性があります。
もちろん帽状腱膜の前後につながる筋の前頭筋と後頭筋も硬化を強めておれば、それが帽状腱膜の緊縮による顎関節の動きや位置の変位をもたらすようだ。
特にそれは後頭筋からの影響が大きいようです。



そのような独自のやり方としてストックしていた知恵を引っ張り出してお客様にリリース法をお伝えしました。

お客様は包丁型かっさを持ってはおられませんが、
以前、ボディワイズにお客様を紹介いただいた方にベン石のかっさをプレゼントキャンペーンのとき贈らせていただいたかっさがあります。
帽状腱膜はベン石を使ってかっさするようにしたほうが解けるというのは、
幾種類かの素材の違ったかっさで私が試してわかったことなのです。

ただお客様としてはやり方がわからず、いい加減になるとよくないことが起こりそうで不安だと。

・・・私としてはけっこう帽状腱膜のリリースをすると、あとがスッキリするので嫌いではないが、
他人に腱膜という腱の白い組織をがりがりやられるというのは恐ろしくもある。
自分でなら力を弱めたり強めたり加減ができるが、他人ではそういったことがなされないので、
セルフでやったほうがいいなというところ。

それに唯一、首の筋肉や咀嚼筋周りはいい加減なことをすれば後遺症が残りかねないダメージもあるが、
帽状腱膜の場合は直下が骨の薄い組織なので無理やり深く解きに走る必要などない場所です。
だから、セルフでおこなっても安全。

それをイメージに置き換えれば、
毛髪を生えるように頭皮を刺激するブラッシングのブラシをかっさに置き換えてごしごしゴリゴリしてるような感じです。


なのでくしで頭部をとかしたことがない方もいませんから、唯一頭部でこの部分だけはお客様が普通に解いていただこうとしても、
「どーぞ、どーぞ」と笑顔でいえるところなのです。



ただ頭頂骨への癒着や後頭骨への癒着が厳しくなっている場合には、相応にごりごりと刺激してリリースをはからないといけないので、
解き方でこういったやりかたがよいでしょうという方法をお伝えしました。



そして後日、お客様から連絡をいただきました。

「帽状腱膜のリリース、痛かった〜。
だけど解けて頭皮がゆるんで来たら、血が流れやすくなったのかかえってすーすーして気持ちいいし、
解くのが楽しくもなってきた。

そして鈴木さんが言ってたように、何度か解き終えたころに顎関節がぱきぅとなった。
すると初めて鈴木さんが顎関節の円盤部分がつぶれてスペースが失せていそうですからといった意味がわかった。

なんだか口が軽々あくし、そうなったら、体全体の緊張も低減したような気がした。

そしてハードな仕事が続いて顎関節にも不具合を感じていたが、
吐き気がするような頭痛が週一であったけど、
それが、あっきそうだなと思うと、言われたように後頭筋の特定部位をゴリゴリしたらすっと引いたし。

目もしょぼしょぼになってたけど、これはしょうがないと目薬でごまかしてたけど。
眼の疲れが半減して驚いたよ」



という報告を受けました。


こちらのお客様の場合は、頭痛に関して病院にもいかれたそうですが、
検査結果は異状なしで痛み止めのようなものを処方されていて困っておられたそうです。
帽状腱膜の緊張がピークになるほどキンキンに固まってしまうと、頭頂骨や前頭骨後頭骨を、ぎゅうぎゅうに自力で搾り上げていくわけで、
その圧迫がたまたま左側のつむじ横の帽状腱膜の癒着がいきやすいものだったため、
緊張性の片頭痛といわれるような不具合を感じておられたようです
そうした頭部の緊張が頭皮の浅い皮膚が張るだけなら影響が頭部の内部にまで及んで血行の異常をだすような力はないが、
帽状腱膜は癒着して頭部の骨の全体の動きを強烈に阻み始めると、脳脊髄液の排出が脊椎方面へとできなくなり脳内に溜まりすぎてくる。
そうなったときの不具合のひとつの症状として頭痛が起きるので。
もちろん、これはこのお客様に限ったことで、すべての人に言えているわけではないが、
もしも顎関節の不具合や頭痛などがあれば、疑ってチェックして現状を把握するに越したことはないだろう。

posted by スズキ at 16:25| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月22日

マルマ療法と棒状かっさを使った梃子の組み合わせで、拡張収縮の動きが大幅制限されていた状態から抜けた、、、、ものの。 大変、申し訳ありませんでした!!


マルマ療法というアーユルヴェーダというインド由来の療法があいます。

全身に分布するマルマと呼ばれる治療点があり、
マッサージや指圧、アロマ療法により状態の改善を促します。

「改訂アーユルヴェーダとマルマ療法」
という私がマルマ療法のメインテキストとしている本には、
マルマの治療点には、種類、大きさや位置、制御するものや、
解剖学的構造、そして損傷に関する特性等が解説しあります。

マルマの多くは急所ともなりえるような人体部位です。
ですから慎重に対処する法を学び手技等を施していきます。

急所と呼ばれるような場所は、
生命活動に重要な意味を持つ繊細で壊れやすく、
全身への影響がでてくるレベルの神経や血管、または靭帯、骨その他がかかわる場所。
そういったところが強いダメージを与えられるか徐々にダメージを蓄積するに至りバランスを崩すと
体調上、かんばしくない状態に陥ってしまうことがあります。

靭帯や骨(関節)に問題がでれば運動器として動きに制限や痛みが生じることも。
たとえば腕が上がらないとか腕を後ろに引こうとすると鋭い痛みが走るなど。

神経や血管などに問題も起こりますが、靭帯や骨組みなどが理想の位置からずれていき、
本来は圧迫するはずのない神経管や血管・リンパ管に圧迫がなされて情報や血液・リンパ液などの流れが停滞する。

そのような状態を効率よく引き起こすような要所があり、
そこをマルマと名付けられました。

なのでそのマルマの損傷や障害を受けた場合にはどういった対処をすればいいのかな?
という方法を教えるのがマルマ療法といえるでしょう。


実は、マルマポイントは、経穴のような360経穴越えのような膨大な記憶しなければならない専門療法と比べれば、
比較的、覚えなければならない分量も多すぎないし、直感的に以前から「この部位は重要そうだ」と臨床で感じた点が、
まんま、マルマポイントだったというところも多々存在するため、認識するのはさほど難しいものではありませんでした。

唯一難しすぎだろ、と音を上げるのは、マルマポイントの名前がインドの言葉で何度目にしても覚えられない。 ^-^;

ただそのようなマルマポイントを刺激するにも、
インド人のような実証と虚証でいえば、熱性の実証の多いインドの民と、日本の方々の体質上の状態とは似ても似つきません。
インド人におこなう対処法のままを日本に持ち込んでも、うまく改善成果が表せられないところがでてくる。

そういった民族上の体質の違いが傾向として大きな差異がある場合、
現地の治療のノウハウをそのまま持ってきましたというのでは
実情にそぐわないという点が散見されるところがでてきてもおかしくありません。

日本人全体の平均的な体質上の陰性度の高まりは増すばかりなため、
10年前の日本人には効いたが現代の日本人には効かないこともある。
そういった本などに記してある内容が、そのまま真実を表さないこともあるので、
特に対処法の施術のしかたには実用にあわせるようなアレンジをしていく必要があります。


たとえばカクシャダラー・マルマという靭帯(種類)部のマルマ。
カクシャダラー・マルマ.png
おおよそ通常は施術者が手指でのマッサージによりほどくこともできたような部位ですが、
施術上の手技のやり方では鍛えてきた私でも、
このカクシャダラー・マルマへの手掌等によるマッサージは効かない方がお客様におられました。

結果的に、棒状かっさを使って、こちらのカクシャダラー・マルマの靭帯をリリースすることができました。
棒状かっさを使った梃子を利かせるやり方です。
この手技、通常、てこを使った圧法は、普段に感じ取ったことがありえない圧感の刺激により、
お客様の本能が未体験の圧に痛い等の反応を起こすよりも、
「えっ?なに、なに、この刺激の圧って、すんごい不思議なんですけど」というモードに入れて、
施術をやりやすい流れに持っていくことができます。

ただこのお客様。
相当に我慢強いお客様だという認識が私の中にあるものの、
カクシャダラー・マルマを棒状かっさを利用して梃子を活かしたずり圧をかけたとき。
今までにないような激痛を感じたとおっしゃられていました。。

そこについては私自身、通常、痛そうだというところは前もって、
「ごめんなさい、痛みがここ、でやすいんです。痛かったら、すぐ言って。別のやり方に変更することもできるから」
といいながらリリースを進めていきます。
別のやり方をすると、現状のやり方の5〜6倍は時間も手間もかかるので、現状のやり方で通せればという本音はありますが、
ですがここで嫌な恐怖の痛みのトラウマをたくさんつくって持って帰ってほしいと思っているわけではありませんから。

ちなみにカクシャダラー・マルマ。
脇の肋骨全体(特に上位肋骨1〜5ほど)の上側への位置を持ち上げてしまって、
肋骨の形状が拡張収縮率が悪くなっている人には痛みが出やすい傾向が見受けられます。

・・・カクシャダラー・マルマを棒状かっさを使って解かれたお客様の肋骨。
激痛を乗り越えられた結果、今までにないような肋骨全体を軽めの圧で押して動くようになっていました。
ここの部位がアプローチを思い切ってする前は、鎧のような硬さに陥りがちな胸郭の状態でしたから。
さすがはカクシャダラー・マルマと棒状かっさのコンビネーション。
おそらくこの組み合わせでなければ、こちらのお客様のカクシャダラー・マルマ部位の硬化が著しすぎて、
私の手、手のひら、等の特別なムーブを多用する圧だから並みの操作ではないのだが、それでも効かない。
そのような私の手、人の手では、本当にリリースが困難な部位。
というのもこの部位の上部肋骨が前方へと誇張し拡張したまま固まり、上体としては肋軟骨の部位の胸肋靭帯の出っ張りと、
それに対して胸骨の位置の奥まった部位に隠されるようになった狂い。
そこに手指での圧は、容易に骨折の恐れがあるので、そういった硬さになった骨折させやすい手指での圧はかけられない。

そうなると、実は、第1種てこというてこをきかせた圧は、力のモーメントを計算に入れて支点を固定し、
その上で私が力を出す力点は大きなモーションが許され、
お客様にあたえる力の作用点では精密な動きに転化することができます。

これが十分な強さを持った安定的な圧を作り与えられる利用価値の高さと、
力点で大きく動かして表現した内容が、精密に作用点の動きに転じてリリースの精度をあげられ、
危険も回避することができるメリットがあります。


このてこによる手では解けないほどの骨化が進んだといってしまいたくなるような組織に対しても
十分な負けないパワーを持って対抗できるという点も重要ですが、
それ以上に、圧をかけるときの押し引きの操作が逆転するため、そこの感覚を慣らす訓練は必須なものの、
これほど絶妙にイメージ通りに想定したままの絵を描くことができるなんて!
という様子のことが可能となります。

おそらくこの度のお客様の激痛、、、そこは、まったく私の未熟なゆえの痛さが私が想定した範囲を超えたものだった点は、
反省すべきだと痛感しております。

ですがその激痛が隠されていた部位は深部の芯に根付いたもので、
手掌では触れ切れることがなかったところでした。
すでにかなり多くの回数、丁寧過ぎるほど丁寧に、時間、労力、すべてをつぎ込んでのセッションをしてきたので。
そして昨今、棒状かっさを使ったてこをいかしたリリース。
こちらをマルマ療法にもちいるとどういったメリットがあるかを調べるため、
自分自身にてこを使った圧をかけようとして練習はしています。。。

が、自分自身に向かって梃子をかける圧を作るのって、、、
人間の手の構造上、自分の脚部や腹部には可能ですが、他はほぼ無理のような気がしております。
かなり工夫しても、うまくいかず。

そこのところは、おそらくマルマに棒状かっさを使った梃子は、興味深いと思うのですが。
なかなか研究が進まないで困ってるところです。 

ただカクシャダラー・マルマは、自分にもできた部分で、どんな人体の反応が起こるかとか、どれほどの強さで肋骨の部位に当たり損傷させるかなどの強さ具合は確認して、要領がわかったのでお客様にもちいたのですが。
循環器の様子に問題があられる方の場合、なんらかこの部位に即した特別な緊縮が炎症を強くともなった形で持っているのかもしれないと推測いたしました。


あまり他の先生がなさってないことをやろうというのは、
難しさもあります。
同時に、現状の壁を突破できる力として、結果が見えてくることもあります。


ただ、棒状かっさを使った梃子でてこ圧をかけるときに、初手では軽擦にとどめおいて様子を見たほうがいい場合があると感じました。
重ね重ね、そのお客様には痛い思いをさせてしまい恐縮いたしております。




posted by スズキ at 14:53| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月17日

難治性の疾患の陰に瘀血(おけつ)あり。   「久病必有瘀」

このブログをお読みいただきたい方:

■ 瘀血(微小血管の血流停滞)が慢性化した疾患に関係があるわけを知りたい方

■ 瘀血は自分で減らせるにはどうすれば、という方法を知りたい方




難治性の疾患の陰に瘀血(おけつ)あり。

それを中医学では「久病必有瘀」ということばがあります。
<久しい病(やまい)、つまり慢性化した治りづらい疾患の裏には必ず瘀(流れずに滞る血液)がある>という意味です。

または「久病多瘀」ともいいます。

あなたの血管の長さは約地球2周分です。
太い動脈や静脈は、そのなかの10%。
他は髪の毛より細い微小血管(毛細血管など)が90%。

太さのある動脈や静脈が詰まれば、血流を計測し画像診断することで検査可能。
血栓により脳血管や心血管などが詰まれば命にかかわりますし、
現代医療では治療対象です。

太い血管も詰まったり血管内にカルシュウムや老廃物が付着し血栓というふたがされるわけです。
それが極細の微小血管では細い管であるがゆえに、
太い血管の血栓に先行してふさがる傾向にあります。
対して微小血管が部分的に詰まっても、それだけで命に係わる大問題に一足飛びに展開するとは思われません。
それにより西洋医学では微小血管へ治療を積極的におこなうということはあまりないようです。
ですが東洋医学は慢性化した治りづらい疾患を持つ方には微小血管が詰まっていることが多いと知り、
微小血管の血液の滞りを改善し血流を正常化させることが慢性化した疾患の改善となるだろう。
そのような考え方を持っております。

人体には瘀血が溜まりやすい好発の場所があるのですが、
東洋医学系が得意な先生方はそのような場をよく頭に入れておられます。

筋膜の癒着が好発する場所と瘀血が起こりやすい好発の場が重なるところもあります。
それらが相互に関係するところが仕組み状あるからですが、
両者の好発の場所(エリア)がずれているところもあります。




筋膜のリリースと瘀血の流れを通すこととは、
同じことなのかと質問を受けることがあります。

長い説明を省かせていただきますが、
筋膜のリリースと瘀血の流れを通すことについて。
施術法としてアプローチの仕方は異なるのです。

筋膜のリリースも瘀血の流れを通すことも、それぞれ難しさがありますが、
私には数十年おこなってきた筋膜リリースのテクニックが下地になっており、
そこの上に瘀血の流れを通すような促進法を足したもので別物と考えています。




筋膜リリースは、すべての筋肉の形状や特徴など正常を知り、異常を見分けます。
すると大腰筋なら大腰筋を緩めるためのオステオパシー系の手技のマッスルエナジーやカウンターストレインを使うか、
またはベン石温熱器でも対応できる程度の大腰筋の表部の硬さであればそれでいくし。
など一本の筋肉でも、腱部の凝りか筋腹か、体幹に近い部位か遠位かなどで解き方は変えていきます。
なので。
大腰筋を解くだけでも、20パターンほどの分類があって、適宜最適な手技を用いていくようにします。

上述のたとえの大腰筋が複数パターンのアプローチの手を用意しているように、
他の癒着が起こりやすいリリースすべきかチェックする筋肉は私の場合は200弱ほどです。
筋膜リリースは手技を為すときには大胆さと繊細さと経験がものをいうようなアプローチ法です。


筋膜の癒着している部位は視覚的に体表から見つけ出すことはできないもの。

ただ瘀血のあるなしは、チェックが誰でもできるんです。
微小血管の血流停滞はカッピングをすれば瘀血(?)が皮下に浮かび瘢痕が現れることで眼で観察できます。

施術をする先生なら、
筋膜の癒着」や「瘀血がある部位」は、
触れば冷えたり熱がこもっていたり、硬化が観られたり、ちりちりとか電気的な違和感や、
にゅるってたりなどのその部位の組織上の異常がわかるので。

体表に色の変化などで観なくてもわかっているわけですが。
お客様にとってみれば瘀血がカッピングにより瘢痕が出ることで、

「なぜだ!?こんなもん、つけられたら温泉、いけない!プールに入れない!」
「どうしてくれるんですか!!」


とカッピングをして怒られる施術者には大変なことがあるので。

施術者の立場からすると、
瘀血、体内にあり続けているよりいいのではと思うんです。
ですがお客様からは「NO!」といわれることもあります。

中国のようなかっさが日常生活の中で浸透していればいいのですが、
まだ日本では説明しても、客様には納得しづらいことのようなこともあって。
以前は私もカッピングを背中のみの限定でお客様にさせていただきましたが、
今はしておりません。

施術で筋膜のリリースをするときに、
ベン石温熱器を手にできて瘀血部へのアプローチができるようになりました。
カッピングをしなくなってから、
瘀血へのアプローチをどう為せばいいかを模索していたので、
その点でもベン石温熱器があってほんとうにうれしい限りです。




ただブログをお読みいただいている方には、
ボディワイズの施術をお受けいただけていない方も多数おられるでしょう。
ぜひお客様自身ががんばってカッピングをして瘀血を除去してほしいと願っています。




そんなこともあって、
最近は韓国や中国製のプラスチック製のカップが安いものがでています。
日本製なら伝統と安心の「ギヤマン」で、私もここのをつかっています。

先日、時折メールでやり取りさせていただいている方も、
プラカップのカッピングを購入して瘀血の除去をめざし、
がんばっておられるといいます。

その彼は、医師免許を持つお医者様がなさっておられるすい玉治療を体験しておられ、
すい玉治療が療法であるし治療なんだという認識がしっかりしてます。
彼が医療機関でカッピングを受けたときの写真を送ってきてくれたときのことを覚えています。


彼は定期的にカッピングを自身に課して、
身体に溜まった瘀血を継続して取り除いていっていることでしょう。

瘀血は、
急性の凝りや張りなどでは皮下のすぐ直下にできるだけで、
ちょっとしたカッピングで取り除けるようで軽快します。
慢性化した疾患や体調の不良があれば病の位置が皮膚直下から体の芯に向かって沈み込んでいきます。
このような病気の原因となる瘀血が溜まる位置が深くなれば、
定期的にカッピングをおこなうことで徐々に瘀血を除いていくというのがベストなやり方です。

それも未病のうちに、このカッピングをを自ら行うようにして、
体内の蓄積した瘀血を減らすこと。
それは最良の健康維持に役立つ習慣だと思います。


Amazonでも、プラカップは気軽に手に入ります。

手動吸引式のポンプのモノや電動吸引式のモノも。
以前は電動吸引式のこの手のモノは、吸引力的に微妙なところだったと買った人がいってましたが今は改良されたようですよ。



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または最近ではシリコンで作られたカッピングのシリコンカッピング用のものもあります。


CIANA シリコーン カッピング (2サイズセット(XS:4個入、M:2個入))


興味があればAmazonや楽天など、または私のように中国のショップから直輸入という手もありますので。
探してみてください。




ちなみに。

カッピングを買って、週一程度で瘢痕のマークを背中や胸や腹につけるようにしだしたというお客様がいまして。
カッピングを使った自宅ワークをする前と後では、その方の筋膜のリリースのしやすさは変わりました。



最後に、ひとつ注意点があります。

カッピング跡が付くつき方によりますが、
一気に体内の瘀血をやっつけよう!がんばって減らすため、どんどん痕を付けまくろう!!
といったようなことをしますと、瘢痕が現れた治療部位に血が多く摂られることで眠気やだるさがあらわれます。


わたしがベン石付きの電導カッピング機器を使って、徹底ケアすると、
もう、、、やりすぎると。
そのときは問題なくとも翌日は意識もうろうに。
なのでお仕事に差しさわりがでないように、
カッピングをする量を調整したほうがいいでしょう。


あと、ベン石付きの吸引式のかっさをつかっていて、
押圧のリリースにはない吸引のマイナス圧のリリースは、
すごいめっきりと呼吸が楽になるな〜と、実感中です。
特に横隔膜の腹部の前部や脇部や腰部の付着点をカッピングで攻めるとスゴイ楽に。
腰が硬くなってお腹が硬さが出てというところからも、
なんだかデスクワークが長時間化して不調だなというものの理由が、
「ココだったか!!」と知っていつつも、押圧のアプローチでは内臓部はやばさがあって、やりきれなかったものの。
吸引圧では臓器に負担をかけることが心配がまったくないやりかたなので、安心して吸引圧アプローチをしています。

やり始めた初日か2回目までは無茶苦茶痛かったのですが、
3〜4回目からは、その痛みも心地いい程度に減少しました。
(痛みが軽減するやり方を工夫し始めたからということもありますが。)

それに、カッピングをした直後に、
「さっきまでのこの肩コリって何だったんだ?」と思うような感じになりますから。
即効で調子がよくなるというのが、吸引圧の特徴だといえるでしょう。

そして横隔膜関係のカッピングは、
それは呼吸器系の問題や負担がある方、
アレルギー系の問題がある方、
腰が不調な方などはトライしてみてください。
ただやりすぎには注意して、弱めでやってみて徐々に強度を上げて自分の適量圧を見つけてください。

posted by スズキ at 19:44| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月16日

電動カッピング機器(ベン石仕様)による研究

このブログをお読みいただきたい方:

■ カッピングに関心がある方

■ ベン石仕様の電導カッピング機器に興味がある方

■ 特に腹部のスライドカッピング、およびスライドさせないで引き上げたり回転させるカッピングをお知りになりたい方



今まで、施術の場でもちいたことが、
一度もないベン石の機器があります。

それは?

ベン石のカッピング.png
ベン石仕様のスライドカッピングができるレアグッズ。


軽量で握りやすく、電動で加熱および吸引ができます。
電源を入れると赤外線ライトが点灯し皮膚にプラスの影響を加算する仕組みです。


私がもっているベン石関係の道具で、
使い方が面白い立ち位置にいるものです。



腹部の上皮部位の炎症が起きてなければ、
本機で吸引圧をかけられても低圧ならば、
ほんのり痛きもちいい程度で皮膚がやわらかくしなやかにもちあがっていきます。
これが正常です。

ですが私自身に本機を利用し吸引圧をかけてマッサージをすると、
最小吸引圧でも強力な陰圧で瘢痕がでてくるほど。
特に腹をこちらで吸引してスライドカッピングすると、もう。

個人的に痛いのなんの。。。



さすがは電動吸引の威力!!



さほど丁寧なスライドカッピングの術をほどこしたわけではなくとも、
くっきりと皮下の蓄積した老廃物が皮膚上層近くへと移動して瘢痕としてあらわれる。
かっさは本来そう言った瘢痕をつけてなんぼのものという存在だから、よくできた製品です。


スライドカッピングをすると、
皮膚に近い部位に痛覚神経が密になっているため、
そこの張りが炎症を起こしているなら痛みが強く出るのです。

たとえばぜんそくやアレルギー体質の方は、
ほぼほぼ腹部の表皮やその直下の腹直筋などが異常な張りと炎症を持っているので、
スライドカッピングは痛みが強く出すぎて利用できる限度を超えています。


だったら、あまり痛まないやり方はないものか?

カッピングのやり方もいくつかあって、
カップを皮膚に吸引圧でつけたまま、皮膚を引っ張り上げておく。
そしてカッピングに波状振動や回転運動をあたえるようにします。


そのときはスライドカッピングのように皮膚上を走らせることはおこなわず、
吸引した場所にとどめたままです。

引き上げる強さや回転刺激を送る強さは、
そのものの患部の深さが皮下直下か、それとも2センチ沈んだところか、中層筋か、それとも深層筋かなど、
病いの位置(邪気の貯まり場所の深いか浅いかなどの位置取り)により変えていきます。
表層の皮膚直下なら、さほど引き上げなくてもよいでしょう。過剰に引き上げることはありません。適量を狙います。
中層筋より奥に沈んだならば、患部の状態や患部になった部位の皮膚や筋の特性をみて調整しつつ強めに引き上げます。
深層筋では皮膚から骨までの距離が短い部位なら容易にアプローチできますが、
脚部のハムストリング等の筋肉の厚みがあるところの根付いた凝りでは強烈に引っ張り上げようとしても難しい。
理由は、強くがんばって引っ張り上げようとしても、途中ですぽっと音を立ててカッピングが外れますから。 


ちなみに吸引圧の面白さは、吸引された直下の皮膚とその周囲の裾野となる組織が同時に、
皮下の老廃物の蓄積スポットから老廃物が解放されていきます。
この広域にわたりまんべんなく押し詰まった患部組織に風穴(かざあな)を開けるような吸引圧を使う、
スライド式カッピングや回転やその場で引き上げるなどのアクションを使った場合。

それはスライドカッピングをしたときに比べれば、痛みは半分以下といえるのですが、
その驚き以上に、すっきりすーすーしてこもっていた熱が抜けてくれた感じは格別です。
私の持っているベン石カッピング機器でも、その一端は感じ取ることができます。




話が飛ぶようですが、私がなぜ吸引圧を使って施術をするといいと感じているかというと。。。。


数年前にお客様からお伺いしたカッピングを使ったという体験談があります。
強力な吸引が可能な電動吸引機を使う個人経営のエステサロンがありました。

そちらでスライドカッピングを受けたというお客様の体験では、
超痛かったけどその後が、いままでとは見違えるようなしっとりしたいい皮膚に生まれ変わったといいます。
呼吸器系が弱く虚証で肌がとにかく乾燥しやすいタイプという印象のお客様でした。

一度や二度の施術ではなく10回ほど通ったそうです。
残念ながらご主人様の転勤で、それ以上は通いたくても通えなかったそうです。
でも、そうした快適で健康な皮膚の状態が1年3か月以上維持できたといっておりました。

成果や効果はその人ごとで差異があります。
施術をしていただいた先生の力量でも差異がでます。

それがわかっていても私には
「えぇ!! 地が虚証タイプなのに1年3か月も!? それ、凄すぎじゃないですか」
と、声が出た記憶があります。
こちらのお客様の体質で、そのような状態の維持は。。。
あり得るものかどうかが、私には不思議に感じられたほどでした。
そのような起こることは、他の身体によいこともしておられたようですからカッピング機器を使ったからだけの効果じゃないようですが、
「女の直感。やっぱカッピングは痛かったけど、生まれ変わったのはあれのおかげよ」と、真顔でした。


私には、吸引圧を活かすのはすごいことだよね〜という印象が焼き付けられました。



まぁ、、、上に掲げたハンディなカッピング機器では、
こちらのお客様が体験なさったことと同じことはムリ。
おそらく業務用カッピングができる機器はレンタルで、
月々でも費用が掛かる高価なシステムでしょう。
私が持っているものは20000円前後で中国から輸入したものです。
業務用カッピング機器と比べれば、
おもちゃのようなシステム規模です。


ボディワイズでは着衣で施術を受けていただくものなので、
それもあってこちらのベン石仕様のカッピング機器の施術の場での活躍はなさそうですが。
ですがひとまず何らかの皮膚の状態改善や施術に利用した際の成果がでないか。
試用してます。

そこの成果がどういった内容となるか、
わかってきたらお客様にお伝えできればと考えてます。
プラカップのカッピングなら2000円前後でも購入できますし、
すでにそれは持ってますというお客様が数名おられますので。 ^-^^
posted by スズキ at 15:53| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月13日

テレビでも多数紹介されているスグレモノ{マッサージガン}! お客様が持ってきてくれて見せてくれました。ありがとうございます!!

このブログをお読みいただきたい方:

■ 筋膜リリースができるマッサージ・ガンの購入を考えておられる方

■ セルフマッサージを効率的にできる電動のマッサージ器具に関心がある方
  特にスポーツをしていて、疲れを残したくない方は注目でしょう!



いまの時代。
優れたマッサージ用具が開発されているものですね。
ひと昔あった商品が形を変えて機能が高まり、低価格な商品として出てきます。



そこを実感できる体験をさせていただきました。

昨日のお客様が、最近、お買いになられたというマッサージ道具を持ってきてくれました。
ありがとうございます!



創通メディカル トータルボディケア マイトレックス リバイブ 医療機器認証 MYTREX REBIVE MT-RBN20G 家庭用 電気マッサージ器 マッサージガン マッサージ器 マッサージ機 マッサージ 医療用 マッサージ器具 治療器 肩こり 首こり 腰痛 解消グッズ 疲労回復 リカバリー ミニ ハンディ 軽量 筋膜リリース 電動 足 腰 肩 首 人気 (ブラック)
( たぶんこの商品です )

マッサージガンとも呼ばれる、手持ちで振動を与えるマッサージ器具です。
ハンディできれいなボックスに、きっちりと収まってすっきり。
いいですね〜。

このタイプのマッサージツールはいま、ネットで調べるとかなり多くのメーカーが出しています。
安価で機能的にはまぁまぁというものから、
2万円前後でもプロ仕様といえそうな働きを期待できるものまで。

私も以前から最新のマッサージガンが、
どのような使い勝手なのか、気になっていました。

こちらのツールを握らせていただきました。

セルフマッサージにも対応できる本体の軽さとパワーフルな振動。
付属アタッチメントを選べば、
ピンポイント刺激、
脊椎回りを同時に、
浅層筋や中層筋、そればかりかかなり深部層の筋まで振動が届く。

バッテリー内蔵で電源コードの長さやひっかかりを気にしなくていいし、使いやすいですね。



私のところでは3つの種類の様々な振動を組み合わせてマッサージをおこなえる
この機と同型のゼロプロマッサーが導入されています。

代替テキスト

こちらが壊れることがないかぎり、使い慣れたゼロプロマッサーを使っていきたいですが、
ゼロプロマッサーを持ってなかったら、最新のハイエンドなマッサージガンは即買いレベルの優れたもの。
施術の現場でも使えるでしょう。
そのような実感をもちました。


こちらが2万円台で一般家庭用として買えるなんて。。。 絶句です。




ゼロプロマッサーの特徴ですが。。
凝りがあるところと軟らかい筋肉では、圧をかけたときに振動周波数帯を調整すると違った反応が見て取れます。
軟らかい組織では、一定の振動を受け止めている律動的な振動がなされますが、
凝った組織では、患部の凝りを感じてアダプターが跳ねだしてトリガーポイントの存在を伝えてくれます。

ここの深層や中層に筋膜の癒着がありますよ!」という感じに。



跳ねまわる状態で振動を加えて数十秒そのままか、
少しずつ加圧したり、
圧を下げたり、
角度を変える、
振動数や振動パターンを変更する。


そうすることでトリガーポイントの凝りを効率的に解くことができます。

トリガーポイントとして好発する場所を知ってエフェクティブなその場の凝りに最適化された振動圧を使って解くノウハウが技術です。
そこは施術知識、臨床経験がものをいうところです。



凝りが消えた瞬間、跳ねまわっていたアダプターの先端がすっと落ち着き
一定の規則的な振動に変化して柔らかい組織に変わったことを教えてくれます。
凝りの状態の見極めが的確にあらわされる珍しい器具でしょう。



使い慣れたゼロプロマッサーの特徴を最大限に引き延ばす工夫をしてきた末に手に馴染んでいますが、
難点があります。。

本体と手持ち部分をつなぐコードをさばくのが煩雑です。
そう思うほどゼロプロマッサーのコードが自然にくるくる捻じれてしまって扱いづらくなります。
そこがやっかいで、それを嫌ってコードレスのマッサージガンに買い替える先生方もおられるのでは?

「医道の日本」という医療業務用商品を扱う会社のカタログでも、
ゼロプロマッサーの商品紹介の影は消えてしまい、
マッサージガンがくわしく紹介されています。
ゼロプロマッサーが壊れて再購入を希望しても<幻の名器>です。。。

結果、同型のマッサージガンの購入へ流れるしか選択肢がありません。



感染対策を政府が訴え続けている社会状況ですから
施術院に足を運びづらいでしょう。

みなさまがそれぞれのお体の特徴にあったセルフケアを日々なさること。
そのためには様々なアプローチ方法が検討できますが、
マッサージガンもいいと感じさせていただきました。




多様な機種があるので大手家電量販店のマッサージ器具コーナーに、
サンプルが試用できるところもあります。
実際に手に取ってみてくださいね。


あと最重要な確認ポイントとして、
アダプターが複数入っておりまして、それぞれの使用目的があります。

強力なバイブレーション機能であるがゆえに、
ちょっとアダプターの使い方を誤解してしまっただけでも、
マッサージ効果が大幅に下がるようなことが出てきますから。
売り場の販売員の方に、必ず注意点をお伺いしてくださいね。

マッサージガンを持ってきてくれたお客様も、
そこの点を強く、強く同意なさるでしょう。


またはもしすでにマッサージガンを購入したという方ならば、
YouTube映像でアダプター選択に役立つ映像もありますので。
確認してから利用すると安心でしょう。



マッサージガン アタッチメントの使い方 完全版
posted by スズキ at 08:40| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月05日

棒状かっさ。 出張大活躍!

このブログをお読みいただきたい方:

■ 棒状かっさに関心がある施術家の方

■ 全身のセルフマッサージやパートナーマッサージを効率的にしたいという方

■ 木のぬくもりとやさしさを感じる木製のマッサージグッズのコレクターの方(←昨今の私です)





一昨日前。

極々ご近所の同業者さんが、体調がすぐれないということで、

棒状かっさをたずさえてお見舞いにいってきました。
持参した棒状かっさは、4本全部持っていくのは大変だから、
2番目に小さいサイズのもののみ。
あとは軍手にすべり止めのゴムが付いたものを持っていきました。

木製かっさ4本そろえ.jpg棒状かっさ.png





その方への施術でいちばん気持ちいいといわれたところは?


それは肘の内側の凝りを、棒状かっさの丸みがある端を当て、反対の端を持った私がグルグルと円をえがいたとき。
スマートフォンを長時間使ったり、マウスを使うなどすると、
異常に肘の内側が凝りが溜まって、そこで気血が停滞します。
ですが無理にこの部位をこすったり押したりすると痛いし解けない。
ここはウィークポイントでもあるため、手指での圧は点的な強圧になり不向きです。

それが!
棒状かっさの丸みと棒の長さを活かして、すりこ木でゴマを感じで擦ると、
痛みもほぼ感じられずに凝りがさっぱり消えてしまう。

施術後に一番良かった点はと尋ねたら、
「肘の内側をぐるぐるされて気持ちがよかった」と即答でした。



PS,確かに、あとで私も自分で肘の内側をくるくるして緩めたら、気持ちよかった。
  想像していた以上に凝りが点在していると、
  このリリースをしていて初めて気づきました。
  指先では当たりが鋭くダメージを残す危険があるし、
  手身近な手のひらサイズのかっさでは奥まで押し込む力がでなくて解けない。
  それが持ち手が長い棒状かっさは、たやすくクリアして刺激を適量あたえてくれました。


〜〜


こちらのかっさは、実に大胆に広域の凝りをいっきに面倒を見てくれます。
手で持つ手のひらサイズのかっさと比べれば、7〜8倍もの広い面がざっくざっくと緩めることができる。

ひとつ、意外だった点。

体に当たる凹が広い面のほうがセルフケアで自分で自分にかっさするときは当たりがソフトだが、
他者への施術では凹が狭い面を持つ側のほうが、しっかり奥まで筋肉をとらえることで痛みや不快感が少ないという。


たとえば太ももの祖語側にある腸脛靭帯部分。
当たりが強く感じて痛みが出やすい場所ですからソフトな接触にしようと凹が広い面を使ったのですが、
受けている側では凹が狭いほうがかえって痛みが軽減しつつしっかりフィットして解けていく感じがしたといいます。


お客様への施術ですと痛みがある程度あったとしても炎症部位のリリースだから「このようなものだろう」と感じて、
ちょっと、ちょっと、痛いから逃げる!」と逃亡しようとする人はいないのですが、
近しい同業者は感じたことを感じたまま素直にレスポンスをくれるのです。

いい参考になります。




私がセルフケアで同様なことをしたときには、凹が狭いほうが当たると痛みが強かったのですが、、、。

推測すると、
施術を自分におこなうときと、他者へおこなうときの、圧の質の際によるところもあるのでしょうか。


施術をするときに自分に向けておこなう圧は、体重を乗せて重みでしっくりフィットさせる圧がかけられません。
それでは筋力押しという芯に圧が入りづらい。
これは浅い筋肉の層といった皮膚表面を削る圧です。
そこは施術者がおこなうことといってもそれ以上はできない致し方ないんですね。
その浅い筋肉の層を削る状態ではかえって凹が広い方が痛みが出づらいのです。


それが
他者への施術では、圧をかけるときに筋力押しはいたしません。
クライアントの体の部位にかっさを接触させて、緩めたい奥にある筋膜層まで、施術者の体の重みをのせて沈ませます。
そして沈ませた深さが1cmだったら、その1cmをキープしたような、鰹節を削るときに鰹節が一定の厚みになるような感じでずり圧をかけるのです。

これは修練が必要なため一般の方がいきなりやろうとしても難しいかもしれませんが、
私たちのような施術者は身に沁みついていることで、そのように勝手にカラダが動く。
私どもの動きは条件反射です。
するとこの状態で棒状かっさを使うのでは凹が広いとかえってクライアントの解かれるカラダの部位によっては、
接点が狭くなって痛みが強く感じられるのでしょう。
かえって凹が狭いほうが太ももの脇の腸脛靭帯のリリースにはフィットして痛みの不快もなく、
同時にリリースの深さや量も稼ぐことができたのでしょう。






ちょっとだけ、脱線します。 

ずり圧で引っ掛かりがあるコリの部分に接触すれば、意図的にそこでクライアントが気づかない瞬間芸ですが微振動を加えて、
癒着が進んで同体化した組織を分けていきます。
この手をいれなければ、けっして緩められない。
そこにいる凝りとの対話をしている姿ですから。
慢性化した緊張性筋膜炎などを持つ方々の内側の世界には多層化した凝りが深層へと沈み散在しています。
そこが見えてリリースをかけるか、見えずにただ擦るかでは結果が違ってきます。

いったん骨化といえるほどの硬度を持った筋膜が癒合した組織は、一生、その体の中で作用し続け、あり続けます。
それはたいていが骨化させるまでの強い凝りは、自分でそれを作って利用する理由があり益したものであったため。
そのときの凝りを創った理由が消えても、身体の内側の反応は凝りを創ったらそれが体内環境を益するものとして、
みずからそれを解いたり、緩めたりしない。
つまり凝りを手放さないようにする作用が生み出されているわけなのです。

それが一生涯残り自分の個性としてそれを受け入れてやっていくものです。
そのようなところの軌道修正ができるのが、
施術をお受けいただけたお客様へのセールスポイントなのでしょう。
もちろん、施術以外にもトレーニングの仕方次第では、深層の凝りが変わることもあります。
かつて凝りを生じさせたときの体内の情報を塗り替えるようなアプローチを積極的にすること。
そこへの行動が大事だということですね。


ー−−以上、脱線終了ー−−




棒状かっさは面を広くアプローチできるという点に優れている。
それは慢性的な凝りを持った深層筋の凝りを緩めるのには、不向きな傾向があります。

ですがいったん筋膜リリースを受けて長期間かけなければできない深層筋の凝りがない、
表層や中層の凝りがあるのみという人に対して、
この棒状かっさによる筋硬化のリリースは効率のいい、
リリースのときの痛みが少ないし安全な開放が可能なツールのように感じています。

いまもオミクロン株によるコロナ禍が続いていますし、
ご自宅で、ご家族で、またはお一人での体調管理も必要な時期です。

そのような方々にとって、使い勝手のいいマッサージグッズですね。

もし、買ってはみたが使い方がわからない〜という人が複数人おられる状況になったら、
具体的な私なりの使い方を提案させていただいた記事を載せようと思います。
記事にするにも、けっこうそうするには時間をそこにつぎ込まないといけなくなるので、
10名程のニーズが出たらと考えております。


なので、こちらのブログを読んで買ったよ!という人がいたら、ご連絡をくださいね。

posted by スズキ at 11:44| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月02日

背面のリリースって苦手だという人、いませんか? そのような方にお勧めの かっさがあります! その形状は。。。。。

このブログをお読みいただきたい方:

■ 腰背部や首裏の凝りを改善させたい方

■ 伝統的な木製かっさが好みの方

■ 肩こり解消のための効果的な腋下のマッサージをしたい方

 



木製かっさには、さまざまな形状の商品があるようです。

失敗覚悟で購入し、
どう使えばいいかをあみ出しています。

今回、紹介させていただく棒状のかっさ4本セット。


● からだの全体の背面のリリース

両手で棒状のかっさの両端を握るようにして背中や首の裏、太ももやふくらはぎをこするようにして力をかける。
両手でしっかり把持でき力を出せることで力強い圧がかけられ、効果的な凝りの改善ができます。

私が実際に試用した感じでは、最長の52.5cmを用いて凸凹の形状になっている凹が大きな方で圧をかけると
接触する表面積が多くなるためやさしい圧になります。
凸側のへこみを使って圧をかければ、がっしりした強めの圧となります。

背面は、全面的にうまく使えばこれでリリースできますね。
棒自体が軽いため扱いやすくはありますが、軽すぎて力をより強めようと思うと棒の重みを利用できない。
そこ、ネックですね。

あと背中のリリースにはストレッチポールやランブルローラーなどを使うこともできますが、
首裏は危険なのでやめておいた方がいいでしょう。
首凝りが強い方が、ムリにランブルローラーでゴリゴリ首裏を刺激すると、
疑似的なむち打ちになります。
そのような方には、こちらの棒を用いたほうが力の加減が容易で、
安全で効果的なリリースが可能で、助けになります。


● 脚部前面・側面のリリースのときの注意点

背面のリリースには、両手でしっかりと握るようにする必要があるかと思いますが、
脚部の前面のリリースでは、両手で握りが強いとスムースに接触面が動きません。
手のひらを水を手ですくうときのようなカップ状にしてもらい、
その手のひらの内側の窪み部分で棒の両端を挟むようにします。
そのときは棒を握りません。
そうしていただいたほうがムリなくいい力加減で圧をかけることができるでしょう。



● 肩こりを改善させ、免疫系を強めたい!

肩こりがあるから肩の硬いところをゴリゴリするというのは、
多くの場合、効果の持続性はほとんど期待できません。
それどころか硬化が強ければゴリゴリされた部位のダメージが現れるでしょう。
肩こりを解くためのやり方の視点を変えてみましょう。
脇下の奥の部位を緩めれば効率的です。
長い時間、よい状態が維持できます。

棒の一端が丸みを帯びた形状で、反対側はフラットな面となります。
フラットな面を床に当て固定し、丸みを帯びた個所にうまく脇下をのせるような姿勢で。
それで2〜3分ほど、
痛みが強ければ耐えられる程度の圧に浮かせてじっとしておけばいいし、
痛気持ちいいならば丸みを帯びた個所が腋下の凝りをほどくようなイメージで体を動かします。


これで肩から首までゆるむでしょう。
眼も、ぱっちりする感じに復活する。
いい感じですよ。


※ 間違ってもフラットな面を腋下には当てないようにしてください。
  腋窩リンパ節というリンパ液を処理する大切な部位に、
  丸型の凸の刺激はフィットするもののフラットの側ではエッジが強く当たりすぎて危険です。



背面全体の効果的なリリースや腋下のリリース。

ちょうどいいものが見当たらなかったのです。
それが、この棒なら理想的でした。


各自、身長の高低がありますので、
4本のなかの自分に合うサイズのモノを選択するといいでしょう。

ちなみに私は身長が175cmで、最長の52.5cmがフィットする感じでした。

木製のかっさは、石製のかっさのように割れたり折れたりすることもほとんどありませんので、
長期間利用可能でしょう。
使い込めば味が出ます。

もし本気で使いこなそうと考えてもらえば、
グリップテープを持ちて部分に巻いてみるといいでしょう。
私はひとまず鹿皮のシートを柄の部位に巻いて使っていますが
持ち手がすべらないように把持しやすくなると、
途端にスーパーパワフルな圧が容易に取り出せるようになります!

セルフケアに、ペアワークにも、あるとうれしい逸品です。





木製かっさ4本そろえ.jpg

木製かっさ4本そろえ2.jpg


MERIGLARE 背部首のウエストの脂肪質の肩のための木のGua Shaのこするマッサージツールスクレーパー - 木材, 4個

商品の説明
説明:


伝統的な中国の伝統的なグアシャ技術に基づいています。ツボを圧迫する体のマッサージ、より効果的で痛みが少ない
特別な凹凸設計、溝曲げ振幅は人体の曲線により適しており、異なる長さは異なるパーツに対応し、適切性がより強くなります。
広範囲をカバーし、一度にすべての背中をこすり落とすことができ、全身、肩、脚、腕、背中、足、手、筋肉痛の緩和に最適です。
疲労回復・筋肉痛・疲労・こわばりに効果があります。
ハンドヘルド設計、使いやすい。
ご自分だけでなく、ご友人やご家族へのヘルシーギフトとしてもお使いいただけます。
美容院で広く使用された

仕様:

タイプ:グアシャスティック
素材:天然木
色:ウッド
4サイズ(52.5cm / 48cm / 43cm / 38cm)

パッケージに含まれるもの:

1ピースGua Shaスティック(オプション)

注意:


背面の場合:最初に凹面を上から下に、毎回同じ方向に使用します。次に、凸面を使用して脊椎を削ります。
2)腹部の場合:へそを中心として、上から下にマッサージします。強度は均一で、力を入れすぎないでください。血色が良いです。一般的に3日〜1週間は固執し、便秘を改善することができます。
3)脚の場合:膝から下へ、毎回同じ方向にのみ
4)肩と首の場合:上から下に向かって、動作周波数は遅く、一貫しており、速すぎず、力が重すぎてはいけません。
すべての場所は3〜5分です。

posted by スズキ at 03:00| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

腕凝りが気持ちよくほどけるかも!? スグレモノマッサージグッズ:ウシ型木製かっさに脱帽です

このブログをお読みいただきたい方:

■ 腕凝り、足凝りを効果的かつ効率的に楽になりたい方

■ タイなどの伝統的な木製のマッサージグッズに興味がある方

■ 腰痛や背部痛があり背中の起立筋を緩めたい方




凝り部分をこすって緩める「かっさ」。
多くは板状の平面のものです。



よーく人体を観察すると、平面で構成されている部分のほうが少なくて、
若干ながらもどこもかしくも凸凹のおうとつとなっている。
背中も胴体の側面も胸も、凹凸がほとんどです。

その最たるものが腕や脚、そして首は円筒状です。

こちらはだいぶカーブしてますよね。

つねづね思い願っていたのですが、
こうしたカーブした円筒状の体の部位にジャストフィットして、
凝りのリリースを効率的にかなえてくれるツールが欲しいと。


たとえば平面の板状のかっさにも、凹状曲面を持たせたものもあります。
ですが板状かっさによる炎症部位のリリースは苦痛がともないます。
できれば、リリースのときの苦痛が大幅に減少させたい。
可能となれば施術の深度や進行にチカラが増す期待ができるでしょう。




ようやく見つけられたようです!



かっさボード サンダルウッド 1.jpg

かっさボード サンダルウッド 2.jpg


いまは主に私自身の体で腕や脚をセルフリリースして試しているのです。

小さな牛のような四足動物の木製の人形に見えるものですが、
これで平面状かっさとは次元が違うパワフルなリリースができました!

なんといっても牛の背を持ち手にすると、そのボリューミーさが持ちやすくて、
たやすくこするときの力がだせてしまう。

かっさの牛の前足と後ろ足の間のアーチを使って腕をこするんです。
当たる角は丸みを帯びた加工がなされて当たっても痛くありません。

そのおかげで、ちょっと強めにこすってみても痛みが少ないですよ。
腕の筋リリースは、そこが炎症を起こしておられれば、耐えがたい痛みがでる場所です。

腕の筋とはそのようなところなのですが。

理想的にフィットする曲面を持ったこちらの木製かっさであれば、
セルフワークで心地よくこすっていると、、、。
不思議なほど腕の凝りが激減しました。




それは試用に付き合って体験していただいた同業者の整体師のお客様に驚かれました!

施術者のお客様の手は、仕事で酷使した手ですから凝りがひどいのです。
それがこの木製かっさをこんな感じに使ってと簡単な指示をしただけで、
数分後は凝りが減って痛みが大幅減少してくれました。
(※ この成果に置いては個人差があります)


通常の施術では。
さっこんのデスクワークが中心の方や腕を酷使しなければならない方々などで、
すでに腱鞘炎になったことがあったり、その予備軍であられれば。
十分のリリースができる手前までしか、痛み過ぎは危険なので解けませんでした。
腕を手や器具で圧をかければ痛みが激しくて十分なリリースまではできないのです。
そのようなリリースがしづらい腱鞘炎等の得た円筒状の腕も、
無痛とはいいませんが、
耐えられる範囲内で一般の方が気持ちいい程度擦るだけでほどけていくようですよ。




ベン石温熱機によりリリースすることで、
神経過敏となった炎症部位をスムースに軟化させ解きやすくなってきたものの、、、。
残念ながら私が所有するベン石温熱機の患部に当たる面の形状は、
背中や胸部等の凸凹は余裕でフィットさせることは楽勝ですが、
腕や脚のような円筒状はヘッドの当たる面がジャストフィットとはいいがたく苦手なんですね。
それで施術者の私の苦心の末開発した手の内を活かしたテクニックでカバー。
でも、100%カバーできるわけではありません。

ベン石温熱機との組み合わせや掛け合わせをしてリリース効果を高める目的で、
さまざまな他の施術によさそうなグッズを入手して試しているのです。
そのなかでも、こちらのウシ型の木製かっさは試用段階ですが、いいです。

このかっさにはいくつもの興味深い身体にフィットさせられる曲面が用意されているようで、
工夫して使ってみると8〜10パターンほどのフィット感のいいリリース法が見つかりました。

購入は中国から直輸入で木製かっさには使い方等の説明書は一切添付されていないため、
かっさを手にして制作者の意図を読み込んでリリース法を捜索する必要があります。
ただこの適度な重みがある木製かっさは、私の施術には相性がいいですね。


あと。
牛の足裏を上にして背中の起立筋部分に脊椎を挟んで置いてみると。
中山式快癒器 4球風の刺激が得られますね。
中山式快癒器 4球ほどは押し返しのスプリングクッションがあるという気持ちよさは、
中山式快癒器のほうに軍配はあがるかもしれません。

でもこの木製かっさでも、使い方をくふうするとしっかりした起立筋のゆるみが体験できたので、
お得な感じがしました。 ^ー^



最後に。

かっさボード サンダルウッド 3.jpg

ウシ型の木製(素材=サンダルウッド:白檀)かっさに似たペンギン型のプラスチック製のマッサージグッズを持っており棚に飾っています。

かわいらしいからペンギンは飾っているのですが、マッサージ用途としては使い勝手が悪くて。 
施術現場でペンギンのマッサージグッズを使ったことはありません。
買ってみて手で触れて試してみないと使えるかどうかわかりません。

9割は、そうした期待外れの商品。
ひっそりと押し入れにしまわれています。
そういった失敗が、私の眼を育ててくれるのです。
その投資に無駄はないと言い切れます。
それゆえに、私が「これはいいですね」と強い口調でいうめずらしい商品は、
プレミアムな一点と言えるでしょう。


なので、もしショップにウシ型の木製かっさとペンギン型マッサージグッズのふたつがあったならば、
セルフケアをしたいなら前者を選択してください。
ただお風呂にいてこども受けするのは後者なので、
防水対策ができていてかわいさ重視の方にはペンギン型も捨てたもんじゃない。
ご自身の用途をお考えの上でお選びください。
posted by スズキ at 13:53| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月02日

べんせき温熱器を使いこなすための下地づくりはハードです。でも、ときにはそれが、我が身を助けることにもなりました。。。多謝

べんせき温熱器を私が自分の体を実験台にして使い方を編み出し、
その効果を最大化できるように検証する日々が最近続いています。


新たなべんせき温熱器の機種が2種類、中国の業者から購入して増えたので、
それらの効果的な使い方を模索することで、自分の身を実験台に晒すことも。

新型べんせき温熱器 2種類.png


そのときに私の足、首、背中、腕だったり、時には顔だったりを使いますが。
結果、いくつもの火膨れを作ってしまうのです。
熱が弱くてぬるいとべんせき温熱器を持ってしても硬化した筋を緩めることはできません。
だから熱さの上限のギリギリを狙ってどう、べんせき温熱器が効いてくれるかを調べると、
微妙な温度のブレで皮膚が裂けて水状の液が出てくることになります。
そういった苦痛を存分に味わっているんです。

ときおりお客様が「熱くても耐えますから、やってみてください」というのです。
ほんとうに勇気がある方だなと思い、称賛する気持ちになります。
ですが外傷となる怪我といえる状態を負わせることはできないのです。



「べんせき温熱器を使うんで、
温熱で勝手に患部が緩んで楽に解けていいよね」とおっしゃっていただけるお客様もいますが。


でも、、、そんなに楽なことじゃないんですよ。^^;


火脹れは下手すると皮膚に痕がつくのも私の身でわかっているのです。
そういった際の傷が痛みを消すまでに一週間は耐え続けなければ治りません。
ですがそこのギリギリにトリガーポイントのこんがらがった糸が解ける際があるのですよね。。。

で、お客様に、そういったトリガーポイントという筋硬化が強く関連部位を巻き込んで引き連れを起こす部分を解くためにという理由でも、
私がまじめに今日つくった首の裏手の10円玉の大きさでずり向けた皮膚の痕をみせたら。。。
「熱くても耐える」という言葉が濁るはずです。
私も、極力そういった外傷を負わないようにしたいのです。


それがほんとうに難しことなんですね。

実際の話、コリがきつい組織を持った人の皮下組織は不純物が多く蓄積している。
そういった方の場合は、簡単にその患部やその周囲の組織は火膨れになってしまう。
そうなって体内の老廃物を体外へと捨てようとするわけです。
自分で皮膚の裂けて排毒という場合があると、頭ではわかっていても実際にそうなると割り切れる者も少ないのです。

私も火膨れのギリギリの加温をすればどのような効果があるかを調べるために耐えてるのですが、
そういう体験した苦痛を、他人に実験台になれといわれてしまったらつらすぎて耐えられないはずです。
でも手引書が一切見当たらないべんせき温熱器のポテンシャルを引き出すために自分の身で犠牲を払い検証をしていくしかないんですよね。

そうした犠牲を重ねていくことでお客様に対して、
これくらいの熱さはおおよそ効果を引き出すために必須だとわかってきます。
そしてそれ以下のぬるい加温では効きは「焼け石に水」というラインが見えて来ます。

つまり。
べんせき温熱器の温度がぬるすぎると、慢性化したコリという虚証で冷えが根に入った状態には適しません。
ほとんど、それで対処してもコリが消えることもない成果のないことをする手になってしまうのです。
(※ べんせき温熱器をぬるい設定にしても、べんせき温熱器を動かすアクションをつけて効果をだすことはあります)
  

お客様にべんせき温熱器を当てる前に、べんせきの温度を私が手で触って確認するようにしているのですが、
「うぉっちぃ!!あちちっちー!」と、
私が一人で熱さに狂気して飛び跳ねていることに「何やってるんだ?」と怪訝な気持ちで叫びを聞いておられるでしょう。

強すぎる熱さであればあて布をして温度を下げるようにして対応し、
お客様にはそういった目をぎゅっとつぶって耐えるような熱さを感じないように身を挺して温度をモニターして、
効く温度で対応していけるようにしています。

ただ実はべんせき温熱器は、アバウトな温度の設定しかできないため、
お客様の体内の硬結が解ける温度を探るのにはけっこう大変なんです。。。
ほんとうになかなか思うようにいかないところに負けないよう、
工夫をしているのです。



ちなみに
人それぞれの熱さを耐える耐性は異なるため、私が一様にそこを判断することはできないことですが、
そういった条件や状態の見極めを、なんら文句がでずにできるのは、私自身の自分の体だけなのです。
なので実験に実験を重ねて多数の水ぶくれを作って破裂して、痛みが刺さって襲ってきても黙々と耐えている。

けっこう、これってしんどいんですが、
こういったことの積み重ねで見えることが出てくるのです。
そこを避けている者には引き出せないものがあって、それをつかむ目的を叶えるためすることです。


ただ今回の私が急性の副鼻腔炎になったところの対処の独自のノウハウは、
実はこういった実験の上に見出した珠玉の極秘リリース法が生かされています。

それにより左側咬筋の芯のコリが着々と削られて減少していき、
少し大きな音で左顎関節部が「パキッ!!」と鳴った瞬間、副鼻腔炎のつらさが半減して鼻の通りが一気に回復したんですよ。
副鼻腔内部やその周囲の構造が建て直された瞬間を迎えられた。。。!

こうして自分の体に対してべんせき温熱器が利得で来たところが現れたときに、
お客様のためにと思っていた研究が自分で自分を助けることになったことに不思議さを感じました。
それと同時に自他を越えて、受け取れるところまでこれたことに感謝をしています。



posted by スズキ at 22:27| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月27日

私の急性の副鼻腔炎を改善させる過程の記録:肺・大腸・胃・肝などの経絡へ改善の手をさしのべてみた

こんにちは。
ボディワイズのスズキです。

個人的なことで恐縮ですが、
2〜3週間前に左側の急性の副鼻腔炎。
その数日前に抗生物質が処方されて数日間それを摂ってから腹部の調子が悪い。
全身の悪玉菌やウイルスが一気に消えると同時に、
全身の善玉菌も一気に消えたとき、
体も最近の施術で疲れが蓄積して気候変動で風邪をかるくひいたのがきっかけ。
生来的に持っている自分の一番弱い部分に影響が現れたということだろう。。。

それが私の左側の副鼻腔。


黄色い鼻水が左側の鼻からのみ出続けました。
一日にボックスティッシュを一箱消費するほど。。
『どんだけ、体の中でウィルスがいるんだろうか・・・』

検温すれば熱もなく、咳も出ない。

私どものお客様には過去から遡ると慢性副鼻腔炎のお客様が5名お越しいただいております。
お客様自身、すでに副鼻腔炎の対策のため多くの病院や鼻うがい習慣などとっている方ばかりです。
お客様を通して副鼻腔炎の身につまされる大変さはお伺いしており、
何度か副鼻腔炎の手術をした方も再発が繰り返され回復しづらい方々も含まれます。

私なりにそのお客様の対処法としてどのような可能性があるか。
副鼻腔炎の専門的な書籍を医学書店で手に入れたりと、
基礎的なところを把握して、
そこを東洋医学的な整体等のアプローチやオステオパシーの手技などで対策法を練っていた。
そして副鼻腔炎のお客様にそれらを施すも、急性に近い者は改善はしたのだが、
すでに慢性期になっている方には成績が芳しくない。。。
各人の状態は違いますから、その流れに沿って深く入っていっても、
一定の改善は見れるがすっきりというわけには、どうしても行かない。

そういったことをお客様から通して感じており、
急性の副鼻腔炎から慢性へ移行したら大変だなという気持ちはハンパではありません。。

ハードな施術をしつつ改善を図るには難敵すぎる!
基本、副鼻腔炎の起きる理由を東洋医学的にみれば『体質を変える過程』を通して治るものであり、
局所的に副鼻腔やその関係する部分を洗浄したとしても、その奥から奥から真の問題が時を悪くすれば大きく成長して行く。
そうなると慢性へ移行し、その状態は定着します。



自己分析的にみる記録を残そうと思いました。
(※これは私の現状でのケースであるため、他のものに一部の共通項はあっても、まったく同様であるということはありません)


私の今回のケースでは、抗生物質を使って体内の善玉菌が極限まで死滅し免疫に不調を生じたため、
そこを補うことは必須です。

自分で中医学で学んだ脈を診て『胃と脾』に問題があることをつきとめ、望診・問診で『肝』。
副鼻腔炎の根は『肺と大腸』に問題があるのは当然。ここは言うまでもないだろう。


『ただ寝ていただけ』では、これらの経脈のかかわる問題が効率的に改善する期待はえられません。
そうすると副鼻腔に強烈な細菌が根を張る時間を与えて、慢性副鼻腔炎に陥ることになります。
そうなれば一生を通じてこの症状は続き、鼻呼吸の足かせ、そして呼吸機能の低下から血中酸素量が減じられ、
そこから広がる思考の低下や疲労蓄積のおきやすさからくる不快感などが手放せなくなるだろう。

そこで具体的なやり方は割愛しますが、筋硬化が『胃』への経絡と胃自体に対しての問題をだしていたため適切にアプローチを重ねました。
すると胃が下垂していた位置が『ギュルギュル』と音を立てつつ上方の理想位置に持ち上がっていきます。
一度目が起きたとき、かえって副鼻腔からの鼻の量がいきなり増え、体内の水分量を一気に減じられるほど。
体内の水分量を保つ固摂作用(こせつさよう)の危機かと思えるほど。
2日後に二度目の胃が下垂へと向かったものが音を立てて戻った瞬間があった。
肩や首、起立筋が適正に緩められた深度が必要な深さまで届いたときだった。
副鼻腔炎から嗅覚が弱まっていたところが、いきなり嗅覚の感度が復活した。
そのときに副鼻腔炎のお客様が不快感がつらくてといっていたことを思い出す。。。

それから肝に対してのアプローチする段として3日間、そこを徹底して行った。

このころには抗生物質の影響による内臓の不調も徐々に収まったのか、
肝からの気の送り出す力の活性がみられるようになっていった。

この時点でもまだ左側の鼻からだけの鼻水が半減はしたものの気になる状態だ。

気の送る力を足すために、湧泉・会陰・百会などの経穴と起立筋の特定兪穴にべんせき温熱機とべんせきのプレートをフル活用。
他のホットストーンではかなえられないほど、べんせきには体内に取り込みやすい気が発生している。
常温のべんせきでもそこそこの利益は他の石よりあるものだが、熱するとそれが飛躍します。

あとは頭部を綿密に副鼻腔炎の対応の経穴に絞って、加圧の強さや加圧方向、熱の強さの調整を綿密にした。
症状を取りたいときにいい加減な経穴の根の部がわからずに刺激をしてもいい成績は期待できないと考えたほうがいい。
それは解剖学的な資料をもとに経穴がなぜでき、どのような対処をすれば効くかがわからなければ成果がでないか、悪化を呼ぶこともある。
慰安の目的であれば厳密さは控えめにしてやりやすさをとってもいいかもしれないが、
明確な症状があるときには、一般の方には腕のいい鍼灸師の先生に治療を依頼すべき。
そうしたほうが費用対効果を考えても、短期に改善を得られる点においても、
明らかに成果がいい。
鍼灸等の経絡や経穴を取穴の実態を知っている人には、
一般書のツボの本は症状改善にはやり方が大雑把すぎて役に立たないというだろう。
私も、今回、一般書のツボの本を見てここが経穴かなとアプローチしていたらと思うと、、、。
そうしていたらと思うと、緊急時で効果を叩き出さないといけなかったため身が凍る思いです。


私はべんせき温熱器をフルに使って、症状に対処するピンポイントの経穴を選び出して対処を行った。

するとここで顕著に鼻水の状態が大幅に減じられた。

ボックスティッシュ一箱とかから半分に胃や肝の改善にあわせて減ってきたところを、
ポケットティッシュ一個か多くて二個にまで減った。
それも、、、あまり鼻水がでているわけではなくて、
いままで鼻を必死にかんだという習慣を短期で強烈に身に着けたため、
あまり鼻水がでてなくても条件反射的に『チーン』と鼻をかんでいる。

もちろん頭部へのべんせき温熱器を使った経穴のアプローチだけが好影響を与えたわけではないが、
これは問題が含まれた副鼻腔の奥の冷えに対して好転させる大きなきっかけになったかのようです。
改めて東洋医学ってすばらしいと感じました。

そして自宅にべんせき温熱器を各種用意できていて、
それぞれの特徴を最大限に取り出しながら対処すると。
ただの成果があまりでづらいセルフアプローチという制約が消えていた。
※セルフアプローチは、他者からのアプローチによる成果の2〜4割ほどに減ると考えられるため、
 効きはいまいちであるため、時間の間をおかずに繰り返し行うことが必須となります。



私が日ごろ良くしていただいている先生と呼ばせていただいている方からは、
『鈴木くんは、その自分に降り掛かったことを治して、同様に苦しむ人にそれをもって尽くすのだろう』とおっしゃっていただけました。
そのようにおっしゃっていただいて、
崇高な研鑽を自らの身を持ってしているような前向きな表現でなぐさめていただき、恥ずかしい〜!!



ただできることは副鼻腔炎を患っているお客様への共感が深まったということ
『私も急性の副鼻腔炎を患ったとき、苦しかった。ほんと、だからあなたの苦しさがわかるんです』といって差し上げることができるようになった。。。

ですがお客様としては、こんなことをいわれたとしても、自分が改善できて目的達成なのです。


お客様の中におられる慢性副鼻腔炎を患っておられる方々のアプローチが、私の今回のものと同様ではないため、
流用できるところも一部ありますが、かんたんにはいかないところがあります。
私の改善には、自分で病中から始まり昼夜問わず2時間毎に脈状を厳密にチェックして、
どちらに飛べばよいかをパイロットしていきました。
治し方の手引はないのでトライ・アンド・エラーで臨機応変に、改善の手を考案し工夫を加えて立て直すという手間をかけ続けました。
そしてまだもうちょっとの期間ですが、この仕事は続けなければなりません。

急性の副鼻腔炎でも、ここまでやってどうにか改善の軌跡を得られるわけです。
慢性の副鼻腔炎の複雑さは体質の奥まで探るのが必須だと痛感したわけですが、
そこの根の立て直しを手探りでやってきてマニュアルなどはないものと考えると、
いまもまだ対処に容易ならざるものと感じています。





今回の抗生物質の影響から膨らんだ、もともと弱かった左側副鼻腔の炎症は、
かつて耳鼻咽喉科でファイバースコープにより検査を受け左側副鼻腔の通りが狭いといわれていたのを放置していたことから起きたこと。
そういったすでに自分が問題があると気づいているものを放置すれば、
いざというときにこのように転じるのだと学ばせていただいた。

賢明さに欠けた行為を戒めて繰り返さないようにする教訓にしたいと考えています。




ただ副鼻腔炎にいいかどうかはハードルが高すぎ課題なのですが、
デコルテライン内のべんせき温熱器をつかったアプローチを自宅で一定期間繰り返すことができると、
それがセルフアプローチをはるかに超える成果があらわれる。
かなりしんどかったものが自分が思っていた以上に改善できた。
そこを身を以て実感できたことは、新たなセルフアプローチを提唱するときに説得力を持つだろう。
posted by スズキ at 11:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする