2019年11月21日

2種類のベン石温熱器の特徴とベン石温熱器を使っての実質3回目のセッションを受けた方の体調変化

私がこれから主力として利用を考えているベン石の温熱器。


新しきベン石温熱器 小画像.jpg



じつは、ベン石のヘッド部分の形状が異なる2種類があります。

どのように使えばよいかは、
買ってみて使ってみなければ皆目見当もつかない。


なので2種類とも購入して、
どのような特性があるのか?

自分仕様で調べてみました。

ベン石の温熱器2パターン1.jpg
ベン石の温熱器2パターン2.jpg




一般の方には興味のない話を続けて申し訳ないです。
少し具体的に丸型と角型のベン石温熱器---の使用した感覚や感想を述べれば。



※「角型ベン石温熱器」
こちらを用いた圧は切れのいいポイントを極めたリリースができます。
私の筋膜リリースでは、こちらが最適です。
2点間で患部を挟み込み緩めるときに、
角型であれば指向性を持ったアプローチができます。
ボウエンテクニックのムーブという刺激のしかたを筋肉の状態把握とリリースに多用していますが、
角型であれば指先で行うときと同様な感覚をもって筋を捉えしっかりとムーブが再現できます。


※「丸型ベン石温熱器」

こちらを用いた圧は角がなくぼやけている半面、
オイルマッサージのようなソフト系の対応に優れています。
いずれ琵琶の葉エキスを用いることを考えているので、
丸型ベン石温熱器が活躍してくれるでしょう。
体の上に置く場合、
角型のベン石温熱器と比べると滑り落ちにくい。
丸くなったベン石の突端部分がピンポイントのお灸のような効果を生むでしょう。
ただ精密なピンポイントをとらえた圧をかけるには不向きで、
私独自の筋膜リリースのやり方では使いづらい。



要するに、
ヘッドのベン石の石の形状が異なれば、
用途がまったくの別物となります。

そのようなことがわかっていたならば、
私は筋膜リリースにやりやすい角型を複数本、
最初から購入決定していたでしょう。

丸型はいずれの展開の際に利用するための研究用に手に入れておこうという感じの扱いですね。





一昨日前、同業者の方をお呼びして施術デモを体験していただいて、
丸型ベン石温熱器と角型ベン石温熱器との違いを感じていただきました。
その方も私の感じていることと同様なことを申されていました。
やはり、そうですよね。
思った通りです。 ^-^




美容整体をしている同業者の方なのですが、
さらに貴重な情報をもたらしてくれました!

その方に数週間前にも施術をさせていただいたのですが、
そのとき私がリリースした鬼のように硬かった肩や腕等の部位。
柔らかさが維持できていました!!!
アレルギーの症状も、腕と胸郭前の胸骨周囲を解けたおかげで、
かなり減じられていました。
他にも改善点がいろいろ見て取ることができる状態です。

特に肩は緩さは、リリースしたとき以上に増してた感じさえしました。
極端に硬くなった左肩がここまで改善するのかと、私も驚いたのです。




私のベン石温熱器を施術に独自に用いたやり方は、
試行錯誤の段階で多くの臨床例があるわけではありません。

そのため2回目以降の施術ではどのような展開となるか、
正確に状態変化の過程を読むことはできませんでした。

施術のときの状態をチェックしたときの手ごたえはあった。
だが、それがどれだけ持続するものか?
また、それがどれだけ改善ステップへの橋渡しになるのか?

それが示された貴重な臨床例をいただくことができました。
多謝!!





スピードをもって施術の正式再開をという考え方もあります。
ですが私にとって新たな施術法です。
施術を受けるお客様に対して事故の起きるリスクを削ること。

残念ながら、リスクをゼロにできるものではありません。
ただリスク項目を事前にあぶりだし低減することはできます。

そういったところの意味合いがあると、
うすうす気づいてくれていた臨時の施術を受けにきてくれたお客様の中には、
「まぁ、鈴木さん!私が実験台になりましょう!!」といってくれた方もいます。
大変に恐縮いたしますし、同時に最大級の感謝です。

いまの私には、リスク低減と成果の安定化と拡大を目指して、
臨床を増やし具体的応用をするきっかけを与えられることは非常に貴重な時期です。

今年の中盤から中医学を学び、その基礎知識を施術の判断基準に据えられるように。
知識を施術に活かす理論として頭に入れてきました。
その中医学の見立て方や考え・思想を下地にして、
新たな施術法としてベン石を活かした施術技術を身に着けること。

この両輪を噛み合わせ、歯車を回せればと考えています。

その部分での成果は、まだ十分とは言い切れないものの、
手ごたえを感じだせてきました。


現状の臨時の施術受付から、
正式な施術受付へと変えるため前進しています。


その実感を強く持てたのが、一昨日前のことでした。 




あとは中国からのベン石温熱器、角型の追加分が届いてくれ!
極力、早くに!!!
posted by スズキ at 10:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

ホットストーンを私が自分の副鼻腔の問題をアプローチするときに使えていたら・・・(副鼻腔炎は噛み合わせのずれから大きくなるときもある?)

臨時の施術受付をはじめて。

施術をさせていただくとき、不思議だと思えることがあります。
同じ症状を持った方が続いたときです。

副鼻腔炎、蓄膿症という呼び名もあります。
この症状は容易にケアしづらいもののひとつです。

副鼻腔炎に悩まれている方々の中には、
器質的に副鼻腔の内部状況が狭い箇所があります。



副鼻腔炎を起こしやすい状態が設定されている人たちの共通項として、
顎関節周りの状態が悪いことがあげられるでしょう。
口を大きく開けると、顎関節部分から「かくんっ」というようなクラック音。
下顎関節が左右どちらかに曲がっていたり、内側に入る方向に移動している。

これは私の勝手な推測でしかありませんが、
首や背中の筋の張りが後頭骨を下方へずらし、側頭筋の凝りが側頭骨をずらし、咬筋の凝りが頬骨をずらしていく。
それは胴体と首・頭の位置の不整合なため、頭部が軸ずれを起こして背骨や首の骨で頭の重さを支えられないため、
起こす凝りの場合があります。
後天的な大人になっても副鼻腔炎を進行させているときには、
そのような状態を十分に疑って改善させていく必要があるでしょう。



かく言う私も、いっとき、自分の集中力が欠けていたのは副鼻腔炎ではないかと疑い、
その対応に有名な病院に足を運んだことがあります。
そしてあまりにもその治療法がつらくて、
自分で自分の頭を上記のような首凝りとすでに固まった咬筋を緩めました。
胴体と頭部の整合性をとることもいつも以上に心がけるようにしました。

その甲斐があって、通院当時に感じていた左鼻奥の違和感は消えました。

ですがそのときに私が執り行った首や顎関節周りのしこりを解くときの痛みは格別でした。。。
他人からやられたらとても耐えられるものではないほどの痛みです。
その部位を解いていいかどうかは解剖学的な知識を確認しながら、
慎重に指先で骨か骨化した筋かをより分けて緩めていったため、
リリース個所を間違えているわけではないという安心感はある。

頭部の骨の縫合部分のずれを是正していくために、
その縫合部位をずらしたまま閉じる作用をしている関連筋を解くときには、
思わず泣けてきます。


そのときに私が使ったツール。
ひとつはヤムナボールの小さめのブラックボール。これで大きな凝りの部位を緩めました。
それだけではディテールの骨化した凝りは緩まるわけではなく、あとは真鍮製のスティックです。
この真鍮製ということで経絡の多くが通る顔面を神経を通すため、
神経に通る痛みが周囲に伝わります。
ただ木やプラスティックのマッサージ用具では、
重みや重心の関係かまったくリリースができないので。
消去法で真鍮製のスティックなら解けたものですから、
激痛であったとしてもこれで対処するしか、、、
その時の私には術はなかったのです。


ただ一昨日前に、「最近、副鼻腔炎だといわれ、これはごまかしごまかし一生付き合っていくしかない」というお客様。
それで副鼻腔炎というお題をいただいて、ホットストーンを使った施術ではどうなるのだろうかというところを、
実際に長時間をかけて咬筋や表情筋、頭部の頭皮部位の癒着部などをはがしていきました。
昔から、副鼻腔のほうは不快感があるような気がしたが、それが最近になって強まってきたというので、
その状態を進行させてはあとに取り返すのが至難の業になりますので。。。

ホットストーンを使った施術での対応でも、痛いことは痛いです。
筋肉が骨以上に硬さが増した状態になっているところは、
その上に白筋状の神経に響く炎症か所が埋まっています。
これらを緩めることで状態を変えようとしているのです。
無痛であろうはずがありません。

ですがホットストーンを使った施術のときは私が真鍮製スティックを使うときの、
1/2〜1/10の痛みになって感じられるようです。
私が自分で試験的にホットストーンを使い自分でアプローチをしてみたのですが、
自分の頭部が問題がないから痛みが薄く感じたのかと思い、
真鍮製スティックを取り出して同じところを刺激したら激痛でした。
そして激痛がゆえにそれ以上の深い部分にまで圧をかけてとけませんでした。
つまり真鍮製スティックは、頭部の細やかな筋肉を緩められないと判断して、
ホットストーンを使うならば着々と深層へとリリースの回を重ねればいける。

そのような実験を通して、一昨日前のお客様へホットストーンを使った頭部のリリースをしていきました。

ホットストーンを使っても痛いことは痛い。
ですが、それは今まで私がアプローチできていた深さの倍以上のところまで、
問題になるグレーな個所をきれいにしてのこと。
私の解いていた以前ほどの緩ませ方でよいなら、無痛でリリースができます。
それでも私は2週間ほどかけて自分の副鼻腔の不調を改善できているのです。

ならばホットストーンを使ったならば、私の副鼻腔の問題を感じた状態より、
もう少し状態が進んだ方にもケアをしていかれればいいのではと感じました。

さらなるホットストーンを使った際の対処の実用性を感じた次第です。


ただ一回や二回で性急に治せというのは、無理です。
頭部の骨格の位置を変えるという操作ですから、
急激に変えて整合がとれるものではありません。
特に鋤骨あたりは急激な変化を望まないと思います。


お客様には、ご自身でも手で鼻の脇の部分の頬骨があるところを外側に向けて緩めよう!とお願いをしました。
それだけではケアしきるものではないのですが、
自分の頭部を自分で楽にすることができること。
そのことに気づいていただいて、
もう少し深いことを知りたくなった時にはお伝えするというようにしたほうがいいかと思いました。
いままでの私なら、5つも6つも10も、これをやって、次にこれをやってとすべてを言いたくなったものが、
丸くなったものです。 ^-^;


お客様が自分でもセルフリリースとしてやってみようと思えるようになるモチベーションアップには、
あきらかに頭部のリリースを受けると頭がクリアになり血が通って感じたり呼吸が楽になりますから。
こんな状態で生活をしたいと感じていただければと願いを込めて施術をさせていただき体験してもらいました。

わずかながらも、このお客様には、何らかの自身の副鼻腔がもっと楽になるかもという、
明るい希望を持っていただけるようなステップに乗せてけん引できそうなきがしました。




そして昨日の副鼻腔のお客様。
副鼻腔の状況を聞くと。
さらに深く進行しているため、
相当慎重にどの筋肉をどの割合で解くか計画しておかないとアプローチができませんでした。
早急に手を打ちたいというお客様のこころも、私のそうしたい希望もあるものの。。。

呼吸のレベルが落ちている状態が激しくて上半身が上へ上へと上ずりが強く、
背面も前面も特異なねじれを生じながら上部肋骨が理想状態の位置から3センチ以上持ち上がっていました。

こうなると、首や頭部の以下の土台になる胸郭を整えておき、
その状態をしばらくの期間、たとえば1週間〜など続けていただき、
上に乗る首や頭部の凝りを落ち着かせておくしかありません。
傾斜地にトラックを止める時にタイヤの下にくさびをうちますが、
そのくさびが頭部や頚部の凝りなのです。
まずは胸郭上面を平地状態にしていくことが大事です。

そうして表情筋や咬筋の表層の炎症が収まっていけば、
一昨日前のお客様と同様なホットストーンを使ったアプローチは有効かと思います。




ですがお客様といろいろお話をお伺いした時に、
私もことしは大変でしたが、そのお客様も今も大変な中がんばられているようです。。。

「そのような状況でも瞑想状態で落ち着いた心身でおられるように」とは、
私には、いうことはできませんでした。

私のところに来ていただくと、、、お金がかかってしまって大変ですが、、、
しっかりケアさせていただきますから。
大変なときには連絡をいただけるようにしたい。

それに副鼻腔炎状態は食いしばりと連携しているので、
精神的緊張が高いさなかですから日々のリセットが大事になります。
自身で改善できる安全な方法があればつたえてやってもらいたいと、
改めて強く感じました。





ちなみにざっくりいうと、
一番安全なのが5cmほどのベン石かヒスイのキノコ状用具を使い、
側頭筋と咬筋を日々、ホットストーンマッサージをするということかと思います。
ベン石は筋肉の炎症を皮膚にこすれるときだされる超音波で押さえてくれますし、
遠赤外線効果や多くの人体に有益に働く微量元素がマッサージ効果を引き上げてくれます。

ただ熱が冷めるのが、やや早く感じるでしょう。

ヒスイ(軟玉)は加熱に時間はかかるものの冷めづらい性質があります。
そして広くこちらもマッサージ用具として重要視される素材であります。
筋肉を緩め炎症を抑える効果が高いようです。

これらはamazonでも入手可能です。

キノコ状マッサージ用具.jpg

あとはベン石のマッサージ用のスティックを使うのもいいでしょう。

posted by スズキ at 10:50| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

「筋膜の弱化」は< 肝臓 >から?!

中医学では、全身の「筋」は<< 肝臓 >>に関係するといいます。
ただ、このときの「筋」というのは中医学上のとらえでは、「筋=神経・腱・筋膜」を表します。

中医学用語で意味するところと、西洋医学との違いが多数あり、戸惑うところです。
中医・西洋医のそれぞれが、それぞれで別の意図するものがあり、
同じ文字で表現されていても別の意味を含んでいたり、
まったく別物と考えて読み進めなければ足を滑らせます。
そのような好例でしょう。

※ ちなみに「脾臓」が「筋肉」に関係する臓器とされます。
  「筋」と「筋肉」って、私には同一にしか当初見えていなくて、
  中医学に対してとっつきにくさを感じました。。。




中医学でいう「筋」つまり神経、腱、筋膜が弱ってみえるとき。

たとえば、指の関節が曲がりづらくなったり(腱の問題)、
姿勢が悪くなり腰が曲がって歩くときも曲がったままだったり(筋膜の問題)。
その他、、、。

姿勢が正しく整えられていないときには、原因を五臓でいえば「肝臓」に求めます。
肝(肝臓)には蔵血作用があり、血のストックと血流量の調節をおこないます。
そして肝臓にためられた血が筋膜や筋腱を養うこととなります。

肝機能がうまく働かなければ筋膜に血液供給が滞りがちとなり、
筋膜が弱りだすということでしょう。


肝臓に問題がなさそうならば、
次に心配なのは「心臓」の問題とみていきます。


ただ立っていてすぐ疲れてしまい足の裏が痛くなるというとき。
一見するとこれも「筋膜が問題?」なのかなと思われそうです。
ですが、足の裏、つまり腎経の経絡が通るあたりに痛みを感じているため「骨」の問題として、
「腎臓」が弱っていると見ます。

腎臓が骨に関係する臓器とされているのです。

腎臓が腰椎上部を左右両サイドから挟み込むことで脊椎を立たせる役割といわれるからでしょう。
そこは体全体をシャキッと立てる腰の要(かなめ)。

筋力で立てば筋肉は疲労し、疲れが痛みに変わるのですが、
骨の力を引き出して立てば、骨に疲労蓄積することはない。
骨はしっかり重力に対抗するような垂直性をえられれば、
さらに頑丈になるようつくられています。




お客様の姿勢のバランスのずれが歪曲しているようなパターンをもっているとき。
または特定部位の筋膜や腱(・靭帯)が問題があると判断できるようならば、
「肝臓が弱っているのかな?」と見ることがあります。

お客様の初回の施術のときは、
それが先天的器質にかかわるものか、
それとも後天的にダメージを蓄積してなったものか。


ただ実際には血液検査では異常がないとされるときも多くあるのです。。。

ですがもし肝臓が不調であれば圧すれば痛がる部位があります。
そちらを押すと圧痛があります。
そういったところで、チェックをしていきます。


そこで肝臓が弱っていて腱や筋膜が張りが弱化した状態ならば。。。

筋膜を必死に解いても、肝臓が強くなって復活の状態をとらなければ、
その筋膜リリースの成果は短期で終わりを遂げます

そのようなことを気にかけていただければ、
「肝機能を整えていただけるようにすると、筋膜リリースを受けたらさらにしあわせになれる!」でしょう。



また肝機能は、リラックスを好む臓器です。
同時に怒りに関係する臓器ともいわれ、
怒ると逆上するというのは上半身に血が逆流。
すると血液を貯める役割の肝臓とから血が全身へと送りづらくなります。
それで情志活動、消化吸収、気血の運行がスムーズになるようコントロールするはたらき{疏泄(そせつ)作用}が鈍り、
肝臓を傷めることになります。

ということは、
肝臓がダメージを受ければ、神経や筋膜や腱が肝臓からの血を正常に受け取り使えなくなるということです。


筋膜リリースを受ける時には、
感情的に穏やかな気持ちでいられるといいのかもしれません。
その意味で、施術者との相性があうかどうか、重要な選択項目となるでしょう。


posted by スズキ at 11:40| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

甥の「ぶにょぶにょ」した部位が、だいぶ感じがよく収まりました ^-^

ここ数日の間。


臨時施術の疲れ(肉体的にも疲れるのは当然ですが、想像以上に頭を使ってます。。)と、

その施術での記録や改良点を考えるため、

睡眠は削っていても時間が足らずブログ更新ができておりません!!


ひとつの研究に集中すると10時間くらい過ぎており、

夜が明けていることもあります。

それでメールの返信も一日遅れになってしまうということもあって、

ご迷惑をおかけいたしております。





まったく新たな試みを突如として行うことの難しさ。

そのことに痛感することもあります。


数十ものホットストーンの石の温度管理に冷めたら温めての繰り返し。

筋膜リリースに熱刺激を取り入れるというコンセプトは正解でしたが、

私一人でこの石の管理は無理だろう。。。。


せめて追加のベン石の温熱器がきてくれないことには。。。つらいな。






個人的な考えですが、

ホットストーンを用いた筋膜リリースの施術は、

広まるべきだという意識が日に日に施術をさせていただくにつれて強まっていきます。


ホットストーンを使った施術法で用いる道具は、

市販品ですから誰でもが購入可能です。


ホットストーンを用いた施術の場合、高度なことはしなくても、

一般の方々も自身や家族、友達の健康維持増進に大変に役立つものです。

もちろん施術者が私のように自分の施術の補助用具として用いるのもいいでしょう。


私の今の思いは、私が施術をするという施術者としての面もありますが、

そちらを削ってでも、ホットストーンを使った筋膜リリースを広めたい。

これからの私の生きる時間を使うのは、そちらに絞ろうと考えいます。


そのための地道な準備も、積み上げたいと考えているところです。



いまの臨時の施術をさせていただくに際して、

改めて方向性は間違っていないという確信を得られる成果が上がってきています。





たとえば、ホットストーンを用いた私の筋膜リリースで、

今日、施術を受けた甥に現れた興味深いことを目にしました。






その甥の体の状態を示すための前振り部分の説明を先にしておきます。


体の虚実の体質を決める気の流れを阻害する邪気が気・血・津液の流れをブロックするイメージ図。


徐々に骨まで達する邪気.jpg



邪気とは、、中医学的には、様々な規定があるものの、とっつきにくく思えるかもしれませんから、

ひとまず筋膜癒着・トリガーポイントのようなイメージでとらえておいたほうがわかりやすければ、

そのようなイメージとして聞いておいてください。

(正確に言うとまったく違うものですが、、、邪魔な気がするものということで。。。m__m)



皮膚表層にあるときは、その毒素のようなものも、

皮膚表面からうまく除去するような形になります。


それが徐々に筋肉、そして腱や靭帯にまで至ると、

邪気を排出することがむずかしくなっていきます。


この絵の場合、一番体の芯にあたるのが骨ですね。



骨の深さまで侵入していくときの時系列的な流れ。

骨にまで邪気が至った初期段階では、硬質な塊のように感じられることがあります。

しかしその悪化が進行することで、生気のない「ぶにょぶにょ」した状態に変わります。

そして施術をやる者が患部付近に手をかざすと

「冷気を感じる(冷えている)」か「血行の悪化によるほてりを感じる」のです。


ただそのような視点でぶにょぶにょした力ない状態部分。

それは時間をかけて悪化を食い止められなかった結果生じたもので、

その部位の血流量は鈍り酸化は著しく進んでいくものです。


一般の方にはそれを緩んだかのように思えて、

微細なところで違いを感じ取りづらいのです。

体表観察の難しいところだといえるでしょう。



骨格筋を邪気が骨まで通すというだけならば、

丹念に筋膜の癒着部位を緩めていきましょう。

リリース方法の進化は、凄まじいものがあります。


ですが邪気は臓器や器官まで届く性質があります。


すると極端に活力を失った組織細胞を作る微粒子は自己崩壊を起こしそうになって、

そのときに腫瘍という体の内部に形を変えて生き残ろうとすることがあるようです。



もちろんこれは、すべての種類の腫瘍の起こりについて説明できるものではなく、

腫瘍の中の一部にあたる話です。





ただ、そのような内容を文献で読み知ってから、

身体をチェックするとき、今まで以上に注意深く調べるようになりました。



ちなみに中医学では、

「臨床家のための中医腫瘍学」という本から、

明の時代(1368-1644)に今の中医学によるがん治療の原則が成立したそうです。


またその時代よりも前の金元の時代のこと。

<張子和>は腫瘍の発症は暴怒喜悲思恐の精神素因と関係していると説いていたようです。

つまり感情という強大なエネルギーが過剰となり陰陽のバランスを崩すといった

内因性による邪気の影響により腫瘍がつくられるというのです。

それは少なからずストレスと腫瘍の発症について関連は皆無とはいえないでしょう。






今日は私の甥が午後に施術を受けに来ました。


池袋の飲食店で副店長として働いているのですが、

そうとう忙しいらしく、椅子から立とうとしたら、

膝上がぴきっといって、腰もがしっとなって、

これはやばいとなって。


いつもは休日に整骨院に通って保険診療の治療を受けているといいます。

ですが自身も、朝に疲れが抜けておらず起きられなくなってきており、

最近はその状態悪化が進んできている。

だが、一歳のひとり息子を食べさせるには倒れるわけにはいかない。


それで急遽、姉が私に連絡をいれてきたのです。


すると「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位も見つけられた。

気にはなるが、まだ大丈夫だろうという程度のものではあります。



ただ皮膚の色相のまだらの点在、呼吸の制限や循環器の状態を表す脈の細さと邪気が裏に入った沈脈と。。。

いくつもの「確かにこれは放置できないでしょう」という状態が見られます。

肉体的疲労もさることながら、精神的にもかなり疲れている様子だったので、


甥も私が母の入院から葬儀の際に大変だったときの印象を覚えていて、

「おじさんはだ丈夫だろうか?」という思いから施術を頼みづらかったと思います。

それもあって、姉が強制的に甥を送り込んできたのはよい判断だと感じました。



甥が施術を受けるために、

私の家にきて玄関を開けたとき。

かなり不安げな表情が見て取れました。

いつもの明るい屈託のない笑顔はない。



このままじゃ体がどうなるのだろうか?

「得体の知れない」不安感が芽生えて、

その怪物は力を振るい始めてますから。


つらかったんでしょうね。


今の不調。


朝から晩まで働きすぎの過労。

それが現実ですが、

未来もこれ以上に悪くなるのではないか?

そんな不安感や恐怖心が想像がよくなるわけはないという妄想を描き出します。


過剰な不安は自らを自滅させるには十分です。

四六時中、不安を覚えたため悲しんだり苦しんだり苦労をしたり。

要するに、脳裏に描いた不幸な自分の像を見続けて感じ続けていて、

筋緊張が抜けなくなります。

その状態とは交感神経優位な状態ですから、

それでは状態の悪化はすれども改善はなし。

それに憂慮する感情もあったことでしょう。




ホットストーンを使っての施術では、

手を深めにリリースすることができます。



午前中の他のお客様のワークのとき。


私が手のリリースをホットストーンを用いておこなっているとき。

お客様が、手よりももっと、背中のどこぞの箇所のほうがいたいだろうか。

というようなことをおっしゃられました。


すかさず、私。

「手がリリースを受けるときに、もっとも痛いですからね」

と。


痛みがひどいのは、お客様が言った部位ではなく手です。


少し前にブログでも書かせていただきましたが、

手を深くリリースするのは拷問に近いことで、

なかなかできるようなことではありません。


それがホットストーンをもちいることで

できるようになったんですね。


それで今までは、今回解いた半分以下に手のリリースはとどめていたところを、

だいぶ、奥までリリースすることを試みれていたのです。


そのときに、「今、解かれているところはどうにか耐えられるものの、、、、」

とおっしゃったところ。


内心、やったね、と思いました。




本当にこれって、私の今までの経験上、画期的なことなのです。

肺経の経絡上を、きれいになぞってリリースができるなんて!



あとは首筋・肩回り肩甲骨周囲などのリリースを深めていけば、

胸腺部分の物理的な委縮圧を軽減させることができるでしょう。


また鎖骨下筋や胸鎖関節下にできる巨大な石のようなしこりなど、

ホットストーンを使った特別なリリース法でならばとけるのです。





一回や二回の単発の施術でかなう気楽な状況ではありませんが、

どうにかがんばって、状態を改善していってほしいです。


体が疲れすぎると、心身ともにいっぱいいっぱいになり、

おだやかな気持ちで日常の生活を送れなくなりますので。

そうはならないよう「必要な時は、またこちらに足を運ぶといい」と伝えておきました。



「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位があるとは、

甥にはつたえてはいないのですが、

自分の体のそこかしこに炎症部分が点在していることがわかれば十分です。


それにベン石の温熱器の、おそらく気の滞りをリセットしてくれる力でしょうか。

甥の「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位が、完全ではありませんが、

1/3ほど活性化した状態に戻っていたのは驚きました。


もしかしたら私が、甥の「ぶにょぶにょ」を何か別のものと見余ったのか?

そうとも感じられるくらいのことです。


ただ甥の状態が、甘い状態だったわけでもないので、

かつての私では、完全にお手上げの状態だったろう。


手技療法で、この症状を抑えられる、それもこれほど速攻でというのは、

私はいまだかつて見たことがありません。


また図らずも、そのような貴重な「ぶにょぶにょ」改善の様子を、

私の身内が提供してくれたことは、奇跡ですね。

私に、すばらしい自信を与えてもらいました。




施術を受けた甥は、

「これだけ体中が痛みばかりだったとは、思ってもみなかった。

これじゃ、体調が不調だったとしても当然だな」と、現状を把握することができたようです。

本人は痛みがでているところだけが悪いところだと勘違いをしているのですが、

そのような患部は痛みを感じられるほどに血流がまだ確保できている部位です。

実際はすでに神経系にマヒが進んだぶにょぶにょした部位に関連するところが、

数段悪化状況が進んだところなのです。

その虚実の状態のぶれが大きい個所の失われた痛覚が戻ってきたとき。


そのときほど驚くことはありませんが、

そこまでいってようやく体質の悪化が止まり、

改善へと向かう切符を手に入れたことになります。



だいぶ今日の施術で、体全体を緩めることができました。

息が絶え絶えで意識が通常でもレベルが低下していたが、

それも目の輝きから改善した様子がうかがえました。


ひとまずこれで施術に依存すべきではありませんが、

施術でケアすればだいぶよくなって一息つけるという心の余裕がでてきます。

「体がしんどい、いざというときに、どうにか対処してもらえるところを知っているかどうか」が、

精神的な余裕につながるでしょう。

posted by スズキ at 04:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月05日

虚実のタイプ。違いが施術にもでてきます

施術をさせていただく際に、気づくことがあります。

筋膜をリリースするときに、
二つのタイプがあるのです。

(実証タイプ)と(虚証タイプ)です。


※ (実証タイプ)

筋膜が癒着をして血管やリンパ管を圧迫したり、
それにより経絡の流れを邪魔されているようなとき。
その状態を筋膜をリリースされたときに、
通行の邪魔をしなくなると。
速やかな改善がみられることがあります。

中医学的にいえば熱や湿熱に襲われている(実証タイプ)です。




※ (虚証タイプ)

上記に対して、その器官や組織そのものが弱っているタイプ。
そのときは水分や栄養素や気が不足する不足タイプ。

このときは筋膜をリリースしても、
すでに弱ってしまった組織の回復を待たなければなりません。

このような不足分から組織が弱っているときには、
すばやい改善を期待するよりも、
十分な期間をかけて焦らずに状態を底上げしていくことが大事になります。

中医学的にいえば水分や血や気などが不足して臓器等の組織も弱っている(虚証タイプ)です。




{注意}
実証か虚証かのタイプは、
大まかなところですが脈診などで読み取ることができます。
この虚実は一生涯の性質というわけではありません。
そのときの仕事・家族関係や人間関係・生活環境、年齢等で変わっていきますから、
チェックした時の状態を切り取ってみていると考えてください。
たまたまそのときが「虚証だったんだな」程度でいいでしょう。



施術をはじめて受けに来ていただけたお客様への言葉。

「つらい症状がありますね。
 ただこれからが、あらたな改善のための、スタートの一歩。
 一緒になってがんばっていこうじゃないですか!」

というとき。


「実証タイプ」と「虚証タイプ」の二手にわけて整理しています。

お客様の気持ちになり替われば、
できれば実証タイプで気や血の流れを停滞させる邪魔な部位を取り除いてスムースにしていくということとなればうれしいですよね。

ただ虚証タイプですでに臓器等の気や血・津液などが不足した状態であればそれらの状態回復を促進させるための援護射撃が施術の役割となります。

同じ筋膜リリースの施術をしていたとしても、
お客様の虚実のタイプの違いで、成果の出方が変わってくるのはそのような背景があります。



私の体質は虚証です。
あまりお客様のことを大変ですねといえるようなものではありません。。。
自分が虚証であるとわかっているから、
それに対応した生活をしようと工夫します。
そうすることで低空飛行からでも、
徐々に上向けるようにしています。


体調が悪いと感じたときに、
自分が

「実証タイプ」と「虚証タイプ」

のどちらかを調べていただくといいかもしれませんね。


その違いによって対処の仕方が違います。

私が筋膜リリースをするときにも、
実証タイプの方に対しては、基本的には体質を向上させようという、
血・気を停滞させる大関節の周囲のしこりをリリースをするなどは行いますが、
患部と考えられるところからダイレクトに探っていきます。

それに対して、
虚証タイプの方に対しては、基本的には体質を向上させようという、
血・気を停滞させる大関節の周囲のしこりをリリースをすることがメイン。
あとは呼吸器系の機能が最大限あがるように計算して、
その呼吸器と循環器のスムースな機能を取り戻すためのお手伝いをしています。
すると臓器等の栄養素等が不足して弱っていたところも改善していきます。
そのときを見計らって患部と考えられるところからダイレクトに探っていきます。

なのでだいぶ、手間が違ってくると思います。




虚証として弱っている臓器などにベン石の温熱器で熱を与えることが、
虚証タイプのお客様の改善度合いがスムースになるといいと願って、
いま、その視点でどう成果が出るかを観ています。

もちろん奇跡的な何かが起きるというほどのことではないのですが、
地道にしらべていき手ごたえがあるデータがえられるならば
お客様ご自身に、寝る時などに自分でなされるようお勧めできます。

施術を受けに来ていただけるのは、毎月お越しいただけるお客様も、
1年のうちに12回。
それ以外の日は、ご自身でがんばっておられるのです。
そのご自身でなさっておられるセルフケアにも、
質のいいものを取り入れていただけるきっかけになればと願っています。
posted by スズキ at 12:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

ベン石の温熱器を使うことで、他者の頭部の顎関節周囲の関連筋を解けるように!(かなり画期的です^−^)

昨日、施術をする同業者の協力を得て、
ベン石の温熱器を利用した施術研究をおこないました。


以前、私が、自分自身に向けて顎関節部分をベン石の温熱器を利用してリリースを試みたことがあります。


2019年10月22日
ベン石の有用性研究の過程で顎関節の音、なくなりました! ^-^
http://bodywise-note.seesaa.net/article/471045923.html



頭蓋骨横解説.jpg


このときにりようしたベン石の温熱器は、以下の小ぶりな扱いやすい機種でした。

ベン石温熱器s.jpg


小ぶりなベン石の温熱器ではありましたが、
十分、顎関節のクラック音が非常に弱まり、
それが維持できるなどの成果を収めることができました。





そして昨日は同業の施術業をしている方への施術です。
その方も、日頃、ハードな仕事が立て続いているから、
心身ともにストレスを抱えています。

顎関節の問題がでるときは、多くは肉体的な疲労でとどまりません。
精神的なことにもかかわってきます。
仕事が急がす過ぎて気が休まらないとか
人間関係に課題を持つとか、
何らかの不安な思いがぬぐえなくて始終頭に思い浮かんでしまうなど。

そのような精神的ストレスとは、
顎関節のずれや痛み、または口を開けたときのクラック音で、爪痕を残すものです。


そういう期間が長引けば長引くほど、
広く顎関節異常の問題を引き起こす周辺の関連筋が、
まるで骨のように硬くなってしまいます。


その咬筋や側頭筋の頭蓋骨の骨膜への癒着部分は硬く委縮をして水分補給ができない組織部分が増えています。
するとそのような部位の筋肉群は、骨よりも硬さがでてしまうため、
自分で頭の筋肉のしこりをみても驚くほどわからない
ものです。


昨日は、以下の大きなサイズのベン石の温熱器を初めて他者への施術で使わせていただきました。

4つのベン石の温熱器.jpg


ただ、さすがメイドインチャイナといいますか、
4機を購入したうち、1機はすでに故障で電気が通電せず加熱不可になりました。。。
わずか、一時間の使用で故障。。。


今回は、この施術で2機を使って顎関節周囲を解くときに、
腹部のみぞおちとおへそあたりにもう2機を当てておく予定でした。

その計画が、もろくも敗れ去ったわけですが、
3機を活かしてどうにか顎関節周囲を広く考慮しながらリリースをしていきました。


ただ小鼻や鼻筋中ほどの横の部位に、
鼻腔をふさいでいる塊上のしこりがあったため、
この部位は大柄なベン石の温熱器によるリリースでは不適格で、
先日購入した、ヒスイの細く小さな棒状のツールで解きました。

おそらくこの部分のリリースが、
今回の顎関節周囲を含めてリリースをしたなかでは一番痛かったところでしょう。
鼻の横部分にある詰まりや塞ぎなどがあるピンポイントは、
繊細に刺激を点で通していかないと、解けづらい。
または解けません。。。


でも、この部分は受け手が思わず勝手に涙がこぼれ落ちるような痛みが出る場所。

頬骨から鼻の穴の間の部分が、ほぼほぼ急所といえるような場であり、
しこりの根がはびこるところでもあります。
それに鼻の通りも確実に狭めて悪くさせるのです。

その部分のリリースも、どうにか痛みを「ここはひとつ、こらえてもらって」無事に終わらせました。


それから顎関節が問題があるということは、
頭部の側頭筋や、首部分の斜角筋その他にも多くの部位に頭部にしこりを作って、
どうにかこうにかやっていっているという状況です。


新しきベン石温熱器 小画像.jpg

今回の顎関節周囲を解くために、上記のベン石の温熱器を用いました。
通常ならば頭部のしこりは頭蓋骨から皮膚層までが、
筋肉の厚みが薄くて、最もきつい痛みが出るところ。
その理由は、顎関節周囲の関連筋という、
数百キロも出せる噛む力を発揮させる筋肉が固まって動けなくなるということで、
そのゆがみが生じた頭部の現状は、
頭蓋骨のいくつものパーツとなる骨たちの位置もずらしていて固まっています。

そしてこめかみや頬の下部分や、耳の直上部位などは少し厚みがある筋肉部分では、
左右の頭部の筋肉の硬化部位がちぐはぐになっているところがみうけられます。


そのしこりができて頭部のゆがみが現れて、
現在に至る時系列的な症状の悪化から以前の問題なかったときの様子を、
その人の動きのパターンやお仕事などなど様々な問診で得られたことも参考にして推測します。



そのような考えなしに、手当たり次第に解くようなことをすると、
顎関節をリリースされて痛みが悪化したという状態になりますから注意が必要です。



以前もこの施術者の顎関節周りを解いたことはあったのですが、
元々が痛みが表情筋という繊細な神経が多数入り組んだのが顎関節部位でもあって、
強い圧をかけて解くことは、実質痛すぎてできなかったため、
存分にリリースをするまでにはいけておりませんでした。


それが、昨日のベン石の温熱器を2機、同時に使って顎関節周囲を解く施術では、
昨日は体全体を見る時間を設けずに、顎関節周囲を解くだけにした時間の使い方の割り切りもあったため、
今まで解きたかったと思える表情筋部分の硬化を作り出していたしこりを処理できました。


それで口を開けてもらうときに、
口が大きく開くにつれて下あごが左にそれていくという状態も改善できていました。


この施術を受けていただいた方は、
かなり痛みに弱いタイプです。

この方が顎関節周囲に根深く入り込んだ癒着部を解くところまで、
ベン石の温熱器を利用したならばリリースに耐えられることができる。。。。
そこまで研究が進められました。


ならば、他のお客様にも、受けやすくなっていっているものでしょう。


以前に私のブログにちらっと書いたかもしれませんが、
頭部の筋肉は表情という巧みに感情を表現する繊細極まりない筋肉が揃えられている。
想像しやすいと思いますが顔の筋肉は痛みが感じられやすい場所なんですよね。



本格的に頭蓋骨の骨膜に骨化したしこりが癒着がすすでしまった場合には強い刺激は避けるべきで、それ故に解きづらい部分であるといいましが、
半面、体の脚部や臀部や背中の筋肉などと比べれば、
その表情筋の断面自体、厚みは何十分の一程度です。


他の分厚い筋肉群が解けづらく奥のしこりが癒着を続けようとしているものがあっても、
頭部の薄手の筋肉たちは
十分に有効性ある緩めるアプローチを、短期間に繰り返すことができれば。。。

ここは確実に改善の成果を積み上げていける、
ミラクルポイントでもあるわけです。



特に顎の咬筋やオデコや耳上の筋肉などが横に張り出しているようなときには、
そこが緩んでシュッとしていけば、顔のシンメトリーさも上がりますし、小顔にもなります。



頭蓋骨くぼみでっぱり.jpg



同時に頭蓋骨がずれて縫合部分が開閉できなくなって、
脳脊髄液が脳内にたまりすぎて脳圧があがることで起きる様々な問題を予防することにもなるでしょう。



元々が癒着が進んでいたとわかっていても、
強圧刺激などは危険で避けるしかない、
また痛みが強すぎて解き方が甘くなるしかない。。。


そのような解くために厄介なところの代表部位が、顎関節の頭部に位置する関連筋。

それも頭蓋骨癒着が進んでいるところでした。


そういった難題といわれる個所のリリースをなすために
「ベン石の温熱器を利用したセッション」を活かせないかと考えていたのです。


ただ現在は、この頭部のベン石の温熱器を使ったリリースは、
試行錯誤段階で時間がかかりすぎてしまっているため、
どうにか、この度のセッション時間の半分にすることができれば。
そうすれば、実際の施術の場でも使えるようになると思いました。



ただ、痛みが強すぎて解けなかった部分も、安全に痛みが抑えられてアプローチが進んでいくという、
私のベン石の温熱器を手にした時からの思惑から大きく違うことのない成果が、みられています。




あとは私の内部的な問題で恐縮ですが、

電源を入れて、ものの1時間で、
故障して使えなくなったベン石の温熱器。  --;

電源をいくら入れて加熱ボタンを押しても、
一切温まることない冷たいままの状態へ。


かなりショックでした。

この機はバッテリーが積んでいるわけでもなく、
シンプルすぎるほどシンプルな電気系統の回路ですから。
めったなことじゃ壊れないと、高を括っていましたので。





ベン石の温熱器を仕入れたショップに連絡をした直後に、
速攻でそのショップにベン石の温熱器を追加注文することになりました。


これは想定外のことでした。。。


ただ予算が厳しくお金がかかっても、
予備機を、もう一つか二つ買って、
手元に壊れても即替えがあるよう余裕を持ちたいと思います。

私がベン石の温熱器を使いこなせれば、
施術上の大きな価値が引き出すことができるはず。


そのような実績を、いま、貴重な時間を使って、
同業者からも施術後の感想やフィードバックをいただきながら積み上げております。 m__m
posted by スズキ at 17:46| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月28日

膝裏に高めの枕を入れて、お腹の大腰筋やその周囲のリリースをしよう!

昨日、フットレストのお話をブログでさせていただきました。



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フットレストは、ある意味では足裏を休めるための枕のようなものですね。


以前、ボウエンテクニックを習いに行っていたとき、
フットレストを膝裏にいれてセッションをしていました。


そのときを思い出して、
ワークベッドでの施術をするようになってから、
お客様が仰向けのときに膝下にフットレストを使用させいただいてます。

そうすると少しだけ腹直筋が緩むし、腰部も緩むんです。

その状態で腹部と腰部にホットストーンで熱を気持ちいいほど加えると、
とても全身がリラックスするのです。




ただ腹部のリリースをおこなうとき、
かつての私の施術のやり方を変える必要が出てきました。

施術で、今まではよく腹部をリリースするとき、
お客様の足を持ち上げてお腹を緩めていました。



それは床での施術だったから、
安定した足場が確保しやすかったためできたことです。

施術者としては体勢的にはかなり疲れるのですが、
お客様の足を持ち上げる高さや開き方などにより、
カウンターストレインという施術法で大腰筋を緩められる姿勢がとれるのです。

大腰筋をゆるめるカウンターストレイン中.jpg

足を持ち上げて大腰筋が緩むポジションにもっていくこと。

そうすることで、硬化委縮したり肥大した大腰筋をリリースするとき、
お客様の負担感が少なくなるように工夫しています。

なぜ大腰筋を緩めようとするかですが、
大腰筋は腹部内臓に一番近所にある最大級に大きな筋肉で、
内臓に対しての影響がダイレクトなんです。
それも大腰筋自体、2tくらいのパワーを出せるといわれている。
正常であれば問題がない、だが状態が悪化すればパワーがある分、
ネガティブな影響が大きく出るものなのです。
こちらの筋肉が問題が出れば、
大腰筋の引き連れにより臓器が正しい位置には居れなくなったり、
大腰筋のしこりに圧迫を受けてしまったり、
様々な不利益な状態に陥ることになるのです。
(ちなみに大腰筋は腎経に属す筋肉で、大腰筋の状態の悪化は腎臓に出るということも知られています)




腹部の表面のみをリリースする対象と考えていないので、
このポジションでなければ、
結果として痛みが強くて解かせていただけません。

人によっては炎症ある大腰筋の表面をなでるだけで終わってしまいます。
ただなでるだけでも、すでに強い炎症がある人はかなり痛いのです!
なでただけで解けるような、しこりではないため、それならば、
解かないほうが無難だという判断となってしまうでしょう。
そうなるとその後の改善傾向はあまり期待できず変化は少なくとどまります。
私が施術を始めた当時は、まさにこのような状況でしたから、
そのときの口惜しさをよく覚えております。




そこを乗り越えるための工夫が、
カウンターストレインで大腰筋をリリースする姿勢でお客様の腹部を緩める」というものでした。

ただ、これは施術者としては疲労するポジションですから、どうにか代替可能なやり方はないかと。
それは以前から考えていましたが、
わざわざそれ用の道具を作ろうとは想像もしておりませんでした。




ですが現在はワークベッドを利用しての施術に変わりまして。
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢での腹部に圧をかけることはできなくなりました。

単純にカウンターストレインで大腰筋を緩めるため固定姿勢の維持をするだけならいいのですが、
大腰筋が緩むポジションにて腹部の硬化部を緩める圧をかけるとなると。
それだけでなくベン石の温熱器をかけるにも、
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢では非常にやりづらい。


ワークベッド上では、施術者の足場が狭く、ベッドの低反発素材が沈むためぐらつくため安定感が損なわれます。


それでも無理をしすぎれば、倒れそうになります。

先日、事なき終えましたが、一度ひやっとしたことがありましたので、
これを繰り返せば事故に発展する危険性があると感じました。
安全確保は優先事項です。

無理はできないため工夫を迫られていまして。



小さなところでは、
上記で申しましたようにお客様が仰向けに寝ているときには、膝下にフットレストを使用します。
腹部のリリースをするときに、これがあったほうが腰部の前方向の反りが軽減されます。
あったほうがいいです。

フットレストでは、高さが7cm。
腰部が十分な柔軟性がある人ならこれでも十分です。



ですが腰の反りが強い人にはこれでは
腰椎をまっすぐにさせるには低すぎで十分な役には立っていません。


腹部の表面や中ほどが腹直筋部分は、
理想状態にまでは緩んでくれません。

このままの状態で圧をかけても、
奥にある大腰筋等は容易には緩まりません。

それはお客様自身が痛みや不快感が強すぎて、
その反応をみれば緩まるものではありません。
もっとしっかり大腰筋をリリースするカウンターストレインのポジションに近づけられれば、
これも大幅に違ってくるのですが。。。



ということを、
数日前にまた試作中の施術で申し訳ないのですが、
施術をさせていただきながら痛切に感じました。




少し横道にそれますが、
前提として腹部の固さは体の四肢や首の付け根の固さや膝や肘の詰まりに多分に同期しています。
これらが緩まなければ腹部のリリースは、私の見たところでは長く快適な状態を保てずに、
すぐに元あった不調状態へとぶり返します。

その中で腰の筋を緩めるには膝が緩まらないといけません。
腰が緩むと腹部前も緩みやすいポジションに骨盤の前傾が改善されているというものです。
それだけ膝を緩めるポジションキープには気を付けておくべきなのでしょう。


また、、、
体に何らか症状と呼べるものが出ている方は、内臓の硬さが強くなる傾向があります。
その内臓の硬さに対応する特定部位の四肢や首等の付け根に問題がでてきます。
そのしこりについて本人が気づかないことが多いのですが、
四肢や首筋(手首、足首も含む)「ごろん!」としたようなしこりや、
その付近や関節上の腱や靭帯が強く引き連れてしまっているところがあるのです。
状態悪化を食い止め、さらに改善させるようにしようとするには、
そのようなところへ目をつけることも大事なことだと考えています。

たとえば、、、
特に腕と胸の付け根あたりが硬い、鎖骨下や胸鎖関節周囲が硬いと、
みぞおちの硬さやつまりは、解こうにも解ける兆しが見えない人も。

腹部を緩めるための手順があるんですね。

みぞおちあたりの問題を大きく感じれば、そちら。

下腹部当たりの大腰筋部位や鼠径部が硬ければ、
大腿直筋や腸脛靭帯、内転筋、他々など腹部を解くための下準備をします。
それをしたあとだからお腹を緩める段で緩みやすくなっているのです。

腹部にだけ大きく時間を割いて、ワンセッションをすればある程度のお腹は緩めることもできます。
ですが結果的にそれではあそこにいってもすぐに戻るから行かないようにしようといわれることに。
それを避けるためにもお腹だけの部分リリースは、私にはできなくて。。。





話を、戻します。 m__m


膝下を持ち上げて頭の下に枕のようなものを入れることで、
腰部を上下にけん引して伸ばすことはできますから、
そのようなところからも「腹部を緩めさせる点数」をかせいでいきたいのですよね。。。
こういったことを積み重ねることで、常識を変えることができるのだと思います。


どうにかしたいと、考えているところです。





まずは、単純に既製品を狙え!
そのようなことにうってつけの商品はないかと探して「膝裏枕」で検索して、以下の商品を発見しました。


PROIDEA(プロイデア) 足枕 寝返り運動 腰楽ゆらゆら 0070-3719

ただ、カスタマーレビューをみる限りでは、
購入に踏み切るまでの勇気は持てません。

それとこの度の私の施術上のニーズでは、
左右に揺れなくてもいいのでして。
面白そうだと思いましたが、購入は見合わせ。

余談ですが、
施術業を営んでおられる方ならご存知の「医道の日本社」。
こちらでは2019秋の特別割引セールにて、
上記のPROIDEA(プロイデア) という商品は20%引きでした。 ^-^
医療関係器具も多くて、高額商品などではかなりお得なお買い物ができそうです。



とにかく既製品には頼らず、
欲しもののイメージは明確です。
まずは自宅にあるものを使い、試作しようと。
ハーフポールを重ね原型を形作ってみました。

膝裏クッション大台.jpg
高さは24cm。

仰向けに寝て膝下にこちらをいれたところ、
腹部の緩み、腰部の伸長具合は、フットレストの利用よりいいですね。

表面部を全体的にすべり止めシートで包んで補強すれば、
腹部のリリースのときにこちらをもちいて点数が稼げそうです!

膝下枕.jpg
(すべり止めシートで包み、詩集糸で止めたもの:施術の場で使う予定)

これができれば、体験会等で得られた
30ほど積み上げた大・小の課題のひとつが、クリアです。
全体の半分以上の課題はこなせました。 ^−^


posted by スズキ at 19:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月15日

ベッドに傾斜をつけて寝るだけで、体が整うって本当なの?

Inclined Bed Therapy って、ご存知でしょうか。 

Inclined Bed Therapy2.jpg

こちらのブログ書き込みの後半で、そちらの話をさせていただきますね。





少し聞きなれない言葉をだして申し訳ありません!
中医学で、「固摂(こせつ)作用」と呼ばれる「気」によってもたらされる作用があります。

血・津液・精液などをつなぎ留める働きで、血が脈外にもれないようにしたり、
汗や尿がむやみに漏れ出るを防いだりする。
営気、衛気、脾気、腎気と関係が深い。
そして内臓をあるべき位置に保持するのもこの作用です。


健康は血液の濁りなく、成分量も濃すぎず薄すぎず、そのような血液が全身に循環していることといいます。
血液に力があればといったヒポクラテスの考えもあります。
もちろんもっとほかの力もあってこそと申しますから、より学びたい方は、ぜひネット検索してみてくださいね!


そして私の施術では、血の濁りや成分の状態を制御するものではありません。
血液の循環を妨げ滞りが生じる個所を調整していくという作業をしています。

血液が気を乗せて運ぶものです。
血液の量が足らない部分があると気が足りなくなります。
すると固摂(こせつ)作用といった臓器をあるべき位置に保持できなくなるのです。
脈を診てみれば脈管が、理想の形状を整えられないようなことも固摂作用のあらわれのひとつでしょう。


健康状態が問題を生じて血液の循環が滞る部分が出れば、
脈管も内臓もあるべき状態や位置ではいられなくなります。

するとどういったことが起こるでしょうか。


内臓、消化器や生殖器、泌尿器等は下垂しやすいものです。
重力に逆らえずに、下へと沈下していくわけで、
横隔膜や骨盤隔膜の上下動がしっかりしていなければ、
沈下した臓器は元の位置にまで浮きづらくなるわけですね。

その状態が長期間続くと、
胃下垂、横行結腸の下垂、子宮の下垂等々様々な臓器が沈下していくこととなります。
そして、沈下した先にあった筋肉や臓器、骨(骨膜)、靭帯や腱に癒着しはじめます。
やがては「腹診」で異常を見つけることとなります。


そうなると私の施術でできる範囲内で、
大腰筋や腸骨筋に癒着した部分をそれら筋肉を緩めることでそちらに癒着した内臓部分を緩めたり、
鼠径靭帯や恥骨結合上縁のしこりを緩めて臓器を下垂させ貼り付けたままにする状態から抜け出せるように。
他にもリリース個所はいくつもあります。。。


ただ一生懸命に癒着して下垂状態が留められた部分を緩めたとしても、
元々が胴体内部全体はその臓器の下垂を受け入れて、
その状態を維持しようと収まっています。

そうなるとまた癒着をほどいて下垂した臓器を自由にしても、
理想の位置へと自在に移動して、その場で保持されることがないのです。

そして下垂した臓器を考察してみると。
たとえば10センチも下垂した胃下垂を見れば、
胃の中を通る血管は引き延ばされたストローのように細く長くなっている。
そうなれば胃が上にあげられても固摂作用が働きづらいまま。
引き延ばされて細くなった血管が、すぐに理想の形状に戻るものではないからです。

腹部のリリースをしても、それですぐに継続的な変化が生まれにくいため、
行きつ戻りつといことへ。
もちろん、調整行為を繰り返すことで、状態の向上はするものの、
それは体力的にある程度の余裕がある方が主で、
すでに病状が悪化した状態が進んでおられれば。

そのような期間をお待ちしてくださいという時点で危ういことに陥ります。


お客様の筋膜リリースで、ホットストーンでの体温を上げておこなえば、
以前の当社比としてリリースがスムースかつ深部までいくことになるが。。。
体のなかには恒常性という機能が働きます。

つねにそのままでやっていこうという保守性に頼って、
大きな変化を好まないのです。

視点は違いますが、いままでは体温が36度だったら、その状態で保っていこうとするもの。
いきなり40度になったり、30度を割り込んだりしないようにパイロットがいるわけです。

ただ体が弱って邪気が内臓まで入り込んだ症状がでている方のときには、
その際の恒常性というのは、理想状態から遠いところに設定しています。

だから施術での体内の臓器の癒着というハード面を緩めたとしても、
恒常性があたかも働くように、昨日まであった位置に戻そうとする。
それが体調的にそれほど問題がなければ、理想状態へとするっと収まることが多いのですが。
ただしその理想状態と大きく離れた位置にいれば、その恒常性の力があまりにも強いのです。

そうなると月に一回ほどの施術では、戻る力に追いついていけない。


そこに頭を悩ませていました。



そこで、内臓部分が反重力化して重力による下垂から逃れてくれないか、、、などと、
かなり苦し紛れの調査をしていました。

逆さぶら下がり健康機を使って、頭部を10度ほど下げる傾斜をつけた内臓部のリリース案など、
真剣に考えて部屋でひとり、自分で実験をしたりすることも。
健康な方で緑内障や脳の梗塞の過去がない等の頭部・脳部分に多くの血流が行くことも問題がなければ、
内臓部のリリースは鼠径部や恥骨結合上縁のリリースをすれば、さっと腹部の暖かさや柔らかさがでる。
なかなかよいリリース方法だと思い、奥の手としてメモっておこうと。

ですがこれでリリースの量が稼げたとしても、
健康状態を大きく損傷した方の状態の、
元に戻させてしまう恒常性に逆らうことはできないでしょう。

だったらショウガシップや里芋パスタ、だろうか?
内臓部の酸化した不要な水分が排せつできるため、
臓器のある環境を改善してくれるようになります。
ただそれは手間がかかるから、誰も自宅でなさらないだろう。
(本当に大変な手間がかかるんです。。。)



そんなときに、「反重力」で調べればUFOの推進動力というページが多くありました。
いまはそれどころじゃないと思いつつ調べていたら、
『【最新版】超不都合な科学的真実 ついに反重力の謎が解けた! これが古代人が操る未知のテクノロジー《空中浮揚(反重力)》の正体だ』
という本。

「自分のいま、やりたいこととは遠いな・・・」と思いましたが、手当たり次第に調べてましたので。
こちらの著者のネット上の公開された文をチェックしてましたときに、興味深いものを見つけました。


Business Journalというサイトに、次のような上記の著者のコンテンツががありました

『ベッドの片脚を少し浮かせて寝ると、健康&病気改善に劇的効果?古代エジプト人も実践していた!』
文=水守啓/サイエンスライター

https://biz-journal.jp/2016/11/post_17122.html


ベッドで寝ているならば、
そのベッドの頭側を持ち上げて寝るだけのセラピー。

Inclined Bed Therapy.jpg

Inclined Bed Therapy って、なに?

私は逆さづりになるような傾斜かと思ったのですが、
頭から足先までをフラットな状態のまま頭を持ち上げて寝るだけ。


そして「ツタンカーメンのベッド」の形状がそれに似ているという。
(上記のURLの3ページ目に写真があります)


詳細は上記のURLに任せたいと思いますが、
それで体液の流れがうまく循環して、体調が様々よくなるようだ。


えっ、、、たった、これだけのことでいいわけ?!

と思えてしまいました。
ただ Inclined Bed Therapy で英文のホームページや映像を見れば、
単純な思い付きではない。
実証実験的なこともなさっているようです。

私も、まだInclined Bed Therapyに関しては自分で真似てやってみる程度で、
他の私の知人たちのデータをとってわかっているわけではない。

ですが、内臓のバグが整えられていくという文章を英文で見つけたのです!
https://diagramclass.net/discuss-the-digestive-system/inclined-bed-therapy-ibt-rhinclinedbedtherapycom-the-human-digestive-tract-bugs-in-jpg/

Inclined Bed Therapyがうまく私どもにも機能するようでしたら、
明るい希望が見えてくると思います。


どうにか体に負担が比較的かかりづらいやりかたで、
邪気が裏に(内臓に)まで入り込んだものをリリースしてゆるめたならば、
その状態をやさしく日常生活の中で維持できて、元通りに向かっていくと。
しあわせになれることでしょう。

以前の当社比の施術よりも、内臓の状態変化をはかるようなときには、
不測のリスクもあるはずです。
それをゼロにすることはできないと思いますが、
軽減させるよう準備を怠らないことがなければ。

先々を考えて、いま、取り組んでいます。

posted by スズキ at 17:39| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

ホットストーンの研究の進捗状況・・・

■ ホットストーンの玄武岩、ヒスイ、ベン石の使い分け


ホットストーンの優れた点は、
温めた玄武岩やヒスイ、そしてベン石などを
体の温めたい場所に設置して保持してもらう。

それだけでも、
遠赤外線効果によりすぐれたゆるみをもった状態にしてくれます。


玄武岩は、落としても壊れたためしがなくて、
軽度な衝撃に耐えられる耐久性があります。
それにより、軽く玄武岩のホットストーンを敷いて、その上をコツコツッと軽打するのです。
そのやり方は、ネットでホットストーン関係の映像をくまなく見ていた時にみつけたのです。

これがまた、温めた状態の患部が驚くほど硬化した筋が解けるんですよ!!

そしてゴリゴリとこすられたり削られるよりも、
不快感が圧倒的に少ないという人がほとんどです。

これでホットストーンでこするようなすり圧やもみこむような圧をかけるイメージが、一変しました。



そしてベン石を利用した場合は、
他の玄武岩やヒスイよりも人体がもつ微量元素と同様のものを備え共鳴するためか(←私の推測です)
緩んだ状態の保持できる時間が長く感じられ、
深部までのゆるみを感じることができます。


ですが問題があります。
ベン石をホットストーンとして用いられる最適な形状のものが手に入りません。
手持ちのベン石のかっさプレートを用いるしかありません。

ベン石の場合はお客様への保温のための維持に使うよりも、、
手に握ってちょうどのサイズの棒状のものを施術上で加圧に用いたり、
きのこ形状の手でつまめるものを用いたり(いずれも加熱した状態で使用)。
彫刻をするプロが多くの独自の機能的な削り作業ができるような彫刻刀を持つように、
場合によっては多種多様なベン石のかっさプレートを所有しているため、
お客様の患部のリリースに最適なプレートで対応できるようにもなるかもしれない。
{そこもいずれ掘り下げていく予定です}


そして充電式の冷めないベン石の温熱器を用いることができて、
パワフルかつ繊細に圧を生み出すことができます。



お客様への加熱状態を維持し、力強い圧をかけられる玄武岩のホットストーン。
緻密かつ効果的にアプローチがかなえられるベン石のホットストーン+その温熱器。
「玄武岩」と「ベン石」の使い分けが、できるようになりました。

ヒスイは、まだそれほど使い込んでませんが、可能性を感じます。
深緑色の握りこぶし大のヒスイの形状は、
皮膚に対して平衡ずり圧をかけるときに、
なぜるような圧しかかけられない玄武岩のフラットなものとは違い、
とても理想的に皮膚へと食い込み加圧がなせるようになっています。





■ お客様も、ホットストーンを買ってセルフケア!




私のブログを読んでいただいたお客様や先日のホットストーンを使ったワークを受けていただいたお客様から、

「私もホットストーンを買いました!」
と玄武岩のホットストーンを購入なさった報告。

「湯煎して温めるのはめんどいけど、やってみると長時間、暖かさがつづいて気持ちいい。
冬の冷え性対策にもなりそうで、いい買い物をしました!」
とのご連絡をいただきました。


うれしいですね〜。


ぜひ、私の施術を受けた後に、
セルフケア用にホットストーンを使ってみてください!!



特にお勧めしたいのが、
起立筋部分に全体にいきわたるようなホットストーンによる加熱。

日頃ハードワークの人の自律神経の緊張を治めてくれて、
全身の弛緩を効率よくこなしてくれるようだと思います。

なので夜寝る前などに
ぜひ試していただきたいセルフケアのひとつです。


あと蛇足的に付け加えれば、
サウナを使い全身に加熱をすると、
大きな体内の体液の変化があって、
体も温かくなるものの、
それが疲労へ転ずるきっかけにもなります。
「だる〜くなるな」という、あれです。

ホットストーンでは、その疲れた感じはなりません。

比較すれば後味がスッキリした感じといえるでしょう。





■ 中国発送のホットストーンの購入について


ホットストーンを購入したお客様の中には
私同様にAmazonで中国発送のものを購入を試みた人もいました。
同型のものが少し安く手に入るためそちらで買いたくなります。
それに日本の販売会社からは入手できないサイズ等もあります。
それで中国からのお届を待たなければならないことになります。

ただ納期がAmazonの目安以上に時間がかかりすぎたり。
それは、、、まぁ、届けばほっとして忘れるものの。
ベン石は壊れやすい素材で欠けた商品が届いてしまう。
中国の業者にメールをしたら、
「あなたが買った商品は安いものだから、、、」と、
マーケットプレイスでの出品で中国への返品も手続きが面倒で、
泣き寝入りしてみたり。
そこで気持ちを持ってかれるロスは避けたいですから。
別の業者に、速攻で注文をいれるようにしております。


ホットストーンの利用を考えているお客様がいたら、
日本国内から商品を発送する業者のほうがストレスなく入手可能でしょう。
特にベン石の入手の際は、そこを要チェックですね。


今は、施術上で必要な道具を割り出して揃えている段ですが、
道具を取りそろえるのに想像以上に手間取っています。

私の回りにホットストーン利用のエステをする方もおらず、
情報がゼロの状態で手探りをしてきたためでしょう。
英語圏のマッサージセラピーの映像やホームページから、
日本で手に入る出版物などでまっさらな状態で学びましたから。



反れた話を、元に戻させていただきます。
 m__m;





■ ホットストーンの利用と筋膜リリースの相性の良さ




玄武岩の大きなものを利用し体の部位を~50分以上の時間をかけて加熱すると、
中層部までは熱が届き硬化した筋肉部分が大変ゆるみだすことが多いですね。
その成果は、まさにほっとする感じです。

加熱を受けたお客様も緩んだ感があるのかないのかわからない。
意識が緊張したクリア状態から副交感神経優位のリラックス状態になるとき、
自分の筋肉が大幅に緩んだ感はさほどない人も多いようです。

でもそこには、体の部分矯正やリリースではなく、
全身がくまなく温められた体液が渡ることで全体が緩んだ反応だから起こること。


たとえば、、、
体が凝り固まった一部分のみの部分リリースを行われると、
その凝りを作って姿勢や運動をカバーしてもらえなくなり、
体の状態が強制的な再構成へと状態が移るときには。
体的にはまだ体のぎくしゃくした動作がぬぐえずに、
ユーティリティにしわ寄せを寄せていた硬化部位が
いきなり緩むと体内の筋操作上のベクトルに急激な変化を感じます。

そうなるときには固まった部位の痛みは緩んだものの、
しばらくするとまたもとの固い状態に元通りとなるか、
最悪、リバランスをとるときの動きや姿勢の再構成のときに
リリースで急激な変化が起こりすぎたときには元の場所以外にもしこりをあちこち作り出してしまいます。

このときに人為的に作られたしこりは、
重力線に沿っていないため、他の施術者はどのような施術をお客様が受けたか詳細がわからないと、
複雑化したゆがみは手が付けられないようになります。。。。。

私どもはあまりお客様にじかにそのようなことは申し上げることはありませんが、
不自然な体のゆがみをみて、自身がなしたか、他の先生方になされたものなのか。

人為的なゆがみ付けにはパターン化したところもあって、
おおよその見分けがつくところがあります。
自然界の重力線から反れたゆがみを得たため、
複雑直しづらい筆頭なのです。



それがホットストーンによるお客様へと熱を与えるときには、
その熱はお客様の血やリンパ液に乗り体中に循環してくれる。
そして温められた血やリンパ液が体のなかのいつもより深い部位までその熱を届けてくれるのですね。

10分間や15分間のクイックマッサージでは、
いくらホットストーンを用いるとしても
このような効果は期待できません。

しっかりと時間を30分間以上用意していただくことで、
ホットストーンを当てて温まっているだけでも、
効率よく体を芯からほどくことができる感触があります。

それはお客様にホットストーンを縦に並べて仰向けに寝ていただき、
背中の起立筋を含めた部分をしばらく温めていただき、
それと同時か、その直後に体の各部をリリースするときの筋の硬化部分の解けやすさから私が実感できるところです。



リリースされるほうも、リリースを受ける側も、
ホットストーンを使う前と比べれば楽なんですよ!



お客様自身がアプローチされて、ちょっと痛いなと思えたところも、
本当はアプローチをしたかったところに手が伸ばせたというところ。
そのような大事なところがするするとリリースができていくのです。
リリースの深度が見違えています。

ホットストーンを用いるかどうか、
大きな意義のあるところです!!




■ より深部に影響を与えるための、試行錯誤


しかし、実はなかなか優れた特性と認められるホットストーンでありますが。
それでも体の深部までビビビッとその影響が届くようなリリース効果までは、
私が手にした感じがもてないでいました。

それは数日前にブログでも書かせていただきました。




もうひとつ、なにかが足らない気がしてなりません。




そこで先日遅めのお彼岸に墓参りに行った際、
香取神宮で瞑想しているとき、
「私が自作した真鍮製スティックがあるではないか!」と前方から声をかけられた気がしました。

そのときの印象が気になって自宅に帰ってから、
使わなくなった真鍮製スティックを、まじまじと見つめてみました。




・・・・・わからない。。。




これをどうやってつかったら、もっと体の芯、奥にまで影響を与えられるのだろう?

以前のトントンとクラップするやり方ではないはずです。
その衝撃圧は軟部組織である筋肉がインパクトを吸収し、
骨部分にてトントンやったら骨折の危険や痛みもでます。

そこは乗れない話です。




握りやすいようにぐるぐると巻いていた羊皮をはがし、
真鍮に巻き付けたグリップ力を増す厚手のゴムをとる。

その作業を6本分、半日かけておこなっていたときに、
比重が他の真鍮製スティックとは違うものを見つけた。

そのなかでも2本のものがセットだろうものを発見し、
自身の脚部太もも部分を、その2本で挟み込んだとき!

妙な感じですが、
その2本の真鍮製スティックが機能している感じがしました。

真鍮製スティック2個.jpg

これですが写真だけでは、何が何だかわからないと思います。
(手で握ってちょうどのサイズ)


別の真鍮製スティックで挟んでみたときは、
ぼやぁと感触がぼけて曖昧だったのですが、
この2本で太ももを挟むと「なんだか、ちょっと痛い・・・・」。

形状も都合よく絶妙なウエイトをもって握りやすくもありますし、
その真鍮製スティックにも密と疎の状態が生じていて電気的にも直進方向が定まっているよう。

もしかしたら、こちらの真鍮製スティックならば
ホットストーンを用いて圧をかけてリリースするよりも効果的なのか?
そのような感触をもって、今は、自分に人体実験しているところです。


温めてみて使えば真鍮製スティックが与える神経系の刺す痛さがやわらぐ。
それでいて効果が減衰しているわけではないという特性も感じられるため、
この2本を原型としてうまく利用していくことができないかという視点で
試行錯誤をしてみようと思っています。


胸の前後の厚みや腹の前後の厚みでも、
B5サイズの本の縦長さほどしかないが、
その厚みの内側に届ける力の研究です。

物理的な圧とばかりはいかず、
合気柔術で習ったような
意識で力を作用させる場所を的確に自分で感じだし、
それを相手にも持っていくというやり方ですから。
うまくなれるまでの練習も必要です。

posted by スズキ at 15:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

遅めのお彼岸、墓参りと施術アイデアのキャッチと、その他、もろもろ

私的なことですいません。

一昨日夜から昨日にかけて、9月26日の秋彼岸は過ぎ、
遅めのお彼岸の墓参りにいってきました。

千葉県の香取神宮という神社がある方向のお寺で、香取神宮をお参りして1時間以上かけて歩きお寺に向かいます。
帰りは該当一つない高速バス佐原香取IC乗り場で、震えながらバスが来るのを待つ


香取神宮とお寺との距離があり農道や森をつっきて歩きながら進む感じです。
すると台風15号の影響で、生木が根本付近で裂けて倒れているものが多く、
私が見ただけで13本ほど放置してました。
それらをチェーンソーで切っている人もいてご苦労しておられました。

それなのに台風19号の接近、上陸の恐れがあるとは、今から相当、肩に力が入ります。。。
3連休初日の12日(土)から二日目の13日(日)で、予想されるエリアは紀伊半島付近から関東平野。
現時点では東京都心も、いわゆる「直撃」の恐れがあり、
台風本体の発達した雲が通過していく際には記録的な暴風が吹く可能性があるそうです。。。

私の家は、トタン屋根が飛んでしまうかもしれません。
前回の15号でもまずかったのですから、





別の話になりますが、
いつも墓参りの際に、
香取神宮境内とうちの墓のある寺の妙香寺の夢殿というお堂の前で瞑想をします。

私の場合、瞑想中に無になる深い状態を意識するときと、
アイデアを生み出すためにメンタルスクリーンになにかの像を映写するというときの二つがあります。
後者では、さまざまな案や映像が現れては消えていきます。




寺の夢殿は、由来があります。
昔々、お堂内で寺住職が寝ていたら夢に釈迦如来がでてきて教えを説き悟りを開いたという聖地だそうです。
ですがお堂内は撒布系でダンボール箱がいくつか置いてあるという様子です、
その軒下をお借りして、いつものごとく瞑想。
そのときに仕事上のアイデアがよく出てきます。

夢殿隣のすぐ横にあるお寺の側面の白壁が、だいぶ落ちてはげて、下地がでてきたいることに気が付きました。
下に破片が残るでもないため以前もそうだったはずです。
ですが、同じものを見ても、そのものが何らかの注意力をもって見なければ気づけないものです。
白壁のしっくい部分が家の内部の壁を保護して多年にわたって寺本堂を持たせるためのものだが、
そこが欠けているので補修せよということなのでしょう。

そこは大事ですね。
修繕費を檀家だから寄進せねばということは、もっともです。



ただ、私にはそれ以外のことも、脳裏によぎりました。
それは人体にもガードマン的に神がつけた保護壁が、ぼろぼろになって崩れてしまっておられる。
それによりもろい内部組織が外に露呈して危険な状態になって病気になりやすくなっているから、
白壁に似たガード役を上から塗りなおして身を守りなさい、といわれたような気がしてきました。

断片的に様々なイメージが浮かんでは、消える前にノートに書き留めてといことを繰り返すのだが、
血液やリンパ液その他の体液の代謝不自然による停滞や滞留は、
太い幹の木が細いつたが絡まりつく植物の締め付けで枯れるような状態は人の体内でも起こるという千島学説の一説。
その絡まって幹の内部の水の流れを締め付けてさえぎるものを、どうやって排除できるか。



この度は香取神宮で、でてきたイメージは「真鍮製スティック」を用いなさいというものでした。
香取神宮では、ぽつん、ぽつんと、数少ないが重要なイメージがでてきます。



ホットストーンの熱。
なかなかそれだけでは難しいというところも見え隠れもしてきているのです。

それをカバーできるものは?

その次のシーンで思い浮かべられたものは真鍮製スティックでした。
普段は、私はこのものを色相から金龍の牙とイメージしております。

私が去年、使っていた、真鍮製スティック。
かんかんとクラップしたり、ずりずりしていたものですね。
石よりも金属を温めて使い高い直進性の生きた刺激が取り出せるというもの。

それに温められたことで神経的に炎症を持っている場所のリリースをするとき。
そうすれば神経へ瞬時に感じる通電した際の痛みが大幅に軽減するのだろうか?
アプローチのとの痛みの軽減理由は、ただの冷たさがある冷めた石でこすれば激痛だが、
40度前後のホットストーンでこすると痛みがなくリリース幅も好結果を残せるのと同様。
そこまではわかっているのですが、
神経系の痛みは真鍮製スティックの冷たい時と暖かい時とどちらがよい成績でリリースが叶うのか。

そこまでは想像できなかったから、
おもしろそうな実験になると思いノートに。




そして先ほど実験をしてみました。

温めた真鍮製スティックでアプローチしたほうが、
痛みが軽減しているだけでなく、成果も上々です。
お客様は、服の上から軽くこすられるだけなので、
熱いとは感じませんし、あって暖かい程度です。
(ただし肌にじかに急に当たる事故がおきると、熱いです。
やけどになるほどではないのです。
ですがこの熱さを何度か体験すると、
「それだけは、勘弁してくれと」いわれそうで注意が必要です。
ただ、意外なほど服の上からなら、心地よい程度どまりで大丈夫ですね。)

ですが加熱器で温めて取り出すときの私の手が、
「うぉっ、あちちっ」となりました。 

やるとは思ってたので驚きませんが、
石よりも熱さの受け渡しの鋭さがありますから。
この特性は神経系のケアを狙うときは活きますね。
すぐに冷めるので、熱管理が難しいですね。




あとはお寺のほうでは、驚くほどのビジョン数が押し寄せてきて、
ノートに書きだせるのは、その、ほんの一部だけ。
もともとがそのお寺は、かつては下小野城という野城があった跡地に建つもので、
山間部にできた城なので、私が香取神宮から足を延ばすのもやっかいなわけです。
ただ何らかのエネルギーがたまりやすい場の力があるようにも感じられる
貴重な個人的な修行の場です。



そのノートに書いた文字に「エネルギー・ロス」との書き込み。

人はエネルギーを食べ物を食べることで得て、
そのエネルギーを消費して生活を送ります。
ただそれがある人は小食でも十分動けるし、
そのほうが調子がいいという人もいますが、
たくさん食べても満たされない人もいます。

今の時代では、エネルギー摂取不足で体を壊す人は少ないし、
その場合は、私のワーク以前に食堂へ行くべきです。
おいしい食事こそ「エネルギー・チャージ」になり、
エナジードリンクの広告のように聞こえますが、
身体内部の勢力を伸ばすお薬にもなりますから。
非常に大切なものでしょう。

ただ私が「エネルギーロス」として思い浮かんだ映像は、
油のさしていないフレームやタイヤがひん曲がった自転車や自動車が、
「ぎーっっ」というこすれて摩擦し、きな臭いにおいがついた映像です。
それがエンドレスループして、現れてきました。

耳をふさぎたくなるような、背筋がすくむいやな音で近寄りたくなくなります。
それらはいずれは壊れて動けなくなるだろう。

聞いているとそう思える不安になる音が、
問題があることを教えてくれるのです。

現状、整備不良だということは、
その音を耳にすれば誰だってわかります。

ですが人体には自転車や自動車ならわかるような、
わかりやすい判断がなかなかつかないものでしょう。

人体に多くの整備が必要とされている箇所が存在していても、
自動車のような聞いてていて不安になる音はならないものです。
痛みがでて「きゃぁー」といいたくなったとしても、
それも無意識に極力痛みが治まるような体裁きをして、
無難にやり過ごしてしまう。

どこに問題の根があるか出す前に、「たった今、動けるというのが優先」という性質です。
野性の時にそうじゃないと、捕食動物に真っ先に襲われて食べられていたためでしょうか。
とりあえず身動きがとれるように、ということを優先して脳が痛みを軽減したゆがんだ動きの研究をし始めるのです。
そして、そうやって得た体のゆがみのパターンは、自分にとっては必要不可欠でなくてはならないというよりも、
救世主伝説で語られるヒーロー的存在です。
なんたって、動けなかったところから動けるようにしてくれて、
オオカミが襲ってきても逃げられるようにしてくれているのですから。

とりあえず、そういったときの急場をしのぐというの課題であった時代が、
私たちの遺伝子には脈々とつたわっているわけです。

人体の整備不良の裏側に脈管系の詰まりが生じて代謝不自然へ。
そのような流れになっているケースが多いからどうにかしたほうがいいというのでしょう。


医学の祖、ヒポクラテスは、血液に問題が出て人は病になるものだといいました。

斎藤一人さんは、腸がよごれて、そのよごれから生れ出た不浄なものが体につねに吸収されることで、
血液も汚れだすし、万病がそこから起こるのだといいました。


ボディワーク、特に動きを大切に考える者たちにしてみると、
上述の両名の先生方のお考えはもっともと承知いたしますし、
まっさきにそこに着手しておいたほうが効率がいいでしょう。

ですが加えることの、日本に生きる者たちの万病の元は、
動きの不合理性によって非常に大きなものへと助長されておるものだと感じています。

それは、、、特定の病を持つ者の姿勢や身体的動作の特徴が、
見るものが見ると、実によく的確に当てはまるからなのです。
(残念ながら私にはそこを病理的に因果づけてみる力が、まだありません。
 いまの私は中医学を学び病理病因を知り分類付けして養成しているところです)


この部分は私は興味関心はありますが専門とはいいがたい。
だからどなたかフェルデンクライス・メソッドの先生など
長期に特別な研究を積み重ねる方々のワークを受けて、
ご本人が私が申しあげているところの開眼ができる機会をえられるかどうか。

私自身、一番、母の介護をしていた時に後悔していたことは、
母自身がやりたいとは口で言っても、
なかなかそういった身体操作の勉強には腰が上がらなくて。
カーブスでトレーニングをがんばっていたんです。
確かにパワーも代謝もよくなるんですが、
私が言っている意味合いの体には遠い状態です。。。

それは、、、。



そこについて私の動きの要点を教える能力が劣っていて、
粘り強く、、、根気良く、、、前向きに、、、あきらめずに。
そして何より満面の笑顔で教える私が楽しんで教え続けていたらよかったと思っています。

体が合理的に使えだしたときの入り口までたどり着かなければ、よさは、わからないもの。
合理的に体が操作できて脈管系を筋肉の異常な肥大で圧迫するような不都合が減りだすと、
俄然やる気がでてくるのです。

半信半疑だった自分を、そこまでナビゲートをしてくれた先は、
自然にぽっかりと空いた落っこちやすい穴をみつけたかのよう。
その穴をせっせと埋めるよう自分で動き出しはじめるものです。



これを私が母にしてあげるのを、あきらめていたということが、
一番の心の凝りでした。
もし母に動きの指導が的確に通っていたら、、、、
カラオケサークルで定期公演を大舞台でするのですが、
そこでヒロインにだってなれていたはずでしょう。
その気分を味わわせてあげたかったですね。
ほんとうに、そう思います。



フレームが曲がってキィーキィーいった自転車や、ガァガァガァッと直進するにも怪奇な音を出す自動車の映像は、
母の死後も見ていたのですが、昨日見た映像が、あまりにもリアルに自分がその像に飛び込んで体験しているほどでした。

他にも様々な気になるビジョンがありましたが、
これがやはり一番、こころに残ります。






最後に、墓前で母に報告をひとつしました。



母の介護が終わってからも、新たな課題をもって施術の研究を続けてきた。
それもまったくもってどうやって今後の自分の施術をなしていけばいいのかを見失った状態でした。


「以前のままでもいいんじゃないか」と、おっしゃっていただいた同業者の友達もいました。
やさしい一言で、感謝です。
ただ、どうしても、それは私にはできなくて、いろいろともがき続けていたものです。
「以前のままの施術では、母へ施術をして駄目だったじゃないか」と感じてしまう。
事実、そうだったんですが。

どうにか、一歩でも二歩でも微妙な歩みであったとしても、
以前の自分の施術に変化以上の改革を求めていたときです。



母の介護中から奥歯が詰め物になっていたものが、ひとつずつ砕けていきました。
左右の奥歯が介護をさせていただいていたときから、ひとつ、ふたつと調子を崩して、割れていきます。
そしてそれが介護が終わった後も続きました。
2か月前から徐々に奥歯の食いしばりの緊張が最近弱まってきましたが、
ですが、まだ本調子とはいえない状態であった。


肉体的な緊張よりも心理的な緊張のほうが、
一日中持続して歯の食いしばりをほどけずに
奥歯をむしばんでいくといわれますが、その通りですね。

私も情けないことに、メンタル面がそれほど強いわけではありませんでしたから。


お客様にも、歯医者で奥歯を強く緊張気味に噛み続けているからと指摘されている方がおられましたが、
その心の状況が私にもリアルに分かった状態でした。
本当に大変な苦痛を感じながら、歯を食いしばっていたんですね。。。。
あのお客様と、このお客様と、、、思い起こすだけで16名はいますから。
私がそのなかに仲間入りをしたわけです。



歯が砕けるのもつらいですが、
そういった心身の疲労し続けて逃れられない不安があるからなので、
そちらがおおもとのつらさですから。

だから私には緊張の糸がとけることがなければいくら歯医者さんに行ったとしてもマウスピースを作るか、
それを作ってもまたそれを噛み砕く対蹠的なものと考えて、歯医者さんにはいきませんでした。

今思えば、馬鹿な判断です。



でも中医学の勉強とホットストーンの利用により施術のベースを作って発展させるというところで、
次期の施術開始を決めさせていただけたので。
精神的な緊張もやわらぎ、一昨日前から歯医者さんに通いだしました。 m__m


さすがに、もうそろそろ、心身の緊張抜きで動かないとまずい様子へ。
私自身も、これ以上進んだらと恐怖を感じてましてほっとしています。


posted by スズキ at 17:30| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

体験会でわかった備品の拡充(ホットストーンと石の加熱器とワークベッド)と2名同時のセッションの思い入れ

先日の体験会で。
新たな施術についての成果がどうか。
「効果測定」させていただければと考えていました。
ただそれ以前に、備品の準備が十分であるかどうか。

そこを実際に施術で動いてみて探し出すという課題もありました。





■ ホットストーンの追加購入

2019−10−8 ホットストーン所有一部.jpg
今、利用しているホットストーンの一部


筋膜のリリースにこだわった施術を考えると、
ベン石温熱器がどうしても使いづらいという難点がありました。
すぐに壊れるんじゃないかと考えると、ガシガシ使えなくて。。。

そこを壊れづらい玄武岩のホットストーンを用いたことで、
今までの重い錘でてこを利かせたリリースに代替可能へ。

また玄武岩よりヒスイのホットストーンを用いたほうが、
表面の粘性度が高まりずり圧をかけようというときには
とらえた部位をホールドする力が強くなります。
それがずり圧をかけるときの利点になります。

ただヒスイといっても、宝石にするような高価なものではありません。
ホットストーン用のものは、、、これって本当にヒスイなのといえる、
1000円もしないで約9x7x2.1cm のサイズの石が購入できます。



重さといい丸みを帯びた形状といい、
加熱して安置させるためのものというよりも施術者がマッサージをするときのハンドツール用に開発されたものですね。
特に大きな筋肉部分への安定的なずり圧をかけるにはもってこいのツールです。

また本当かどうかはわかりませんが、
この緑ヒスイは玄武岩よりも保熱時間がながいといいます。
ただ40度ほどに加熱するまでの時間を計測したら、
玄武岩より1.5倍はかかります。。。
そこを認識して加熱時間に余裕を持たなければならないのでしょう。


ただひとまず、2つ追加購入へ。
あと4つほど小さめな円形ヒスイと2つほどキノコ型ヒスイを研究用に購入。
緑ヒスイには、どこぞのホームページで読むと、
多少、隕石に含まれる要素の成分が入っているといい、
そうであればベン石と相性がいいかもしれないと思います。


それに緑ヒスイの見分けやすさもあります。
利用の9割がたを占める玄武岩やベン石は「黒」で、
自分の目の前に複数、黒い同サイズの石が並ぶと、
どれが熱が十分で、どれが冷えていて加熱が必要とか、わからなくなってきます。

そこは体験会でどうしたらいいか苦慮した切実な課題となりました。
見分け上、変化をつけるためにも、緑ヒスイを取り入れたいですね。


また、これは内内の話ですが、
私が購入する大半のホットストーンは、
ばら売りのものからひとつずつ必要と考えたものを購入しています。
注文をするとほとんどが中国からの発送。
納品まで税関を通過する時間も含め一週間以上かかることもあります。
今はだいぶ急ぎたい気持ちなので、
失敗と出費覚悟で、必要と思ったら少し多めに見切り購入しています。




■ ホットストーン用ヒーターの追加購入



またホットストーンを加熱するときに、
市販のホットストーン用ヒーターを使わずに
袋状にしたホットアンポ(60cm×30cmのシート状のヒーター)を、
袋状にした保温シートで包み加熱するという方法をとっていました。
このままの状態で加熱していたとき、
1時間たっても2時間たっても石は暖かさを増さないのです。

この時点で体験会数日前でして、どうしようかと悩んでいたところ、
使い捨てカイロをひとつ入れるだけで、加熱及び保温力が劇的にあがることに気づきました。
使い捨てカイロをいれると湿度が上がって水滴がヒーター内に多少増すようで、
それがスチームの代わりをなして、石の全体を温めてくれたものと思います。
霧吹きで水分を付け加えただけよりも、予想以上に使い捨てカイロを利用したほうが過熱します。
貼らないタイプで小型の使い捨てカイロで十分ですから、安価です。
コスト的にもそれほどかかりません。
ヒーターの加熱が3段階に設定できるのですが、使い捨てカイロを使えば最も低いものでも、
加熱は難しいにせよ保温は十分です。



体験会用には大小、2つの加熱用のヒーターを自作しました。
ただ連続してお客様がお見えになられるときには加熱に時間がかかるため、
このヒーターの数では足りません。
そして2人同時セッションの試行を考えて、
もう一つホットアンポを購入し、ただいま自作中です。




■ もうひとつワークベッドの購入(予定)





先日の2人同時セッションのとき。
じゅうたん床の上に、毛布を二つ折りにして、
急ごしらえの敷物の上でセッションをさせていただきました。

ホットストーンを用いるセッションでは、
それではやりづらさを感じましたので、
もし2人同時セッションを本格的に模索し今後へとデータをとるにも、
ワークベッドが欲しいところです。

今はまだこちらは確定ではありませんが、
考えているところです。。。

そして部屋にある逆さぶら下がり健康機を粗大ごみ回収にて処分して
スペースを確保することも必要です。
これが大仕事で、躊躇しますががんばらねばと思うところです。





■ 2名様同時セッションの思い入れ




同時に数名のセッションをするという発想は、
私が以前講習会でお世話になったボウエンテクニックの創始者。

トム・ボウエン氏のなしていたことでした。
彼一人ではなく助手が患者に入退室などを指示するようですが、
常時ボウエン氏は3〜4名の同時セッションを行っていました。

そうしなければお客様をさばけないほどだったということもすごい話ですが、
そうすることで施術料金も抑えることもできたのでしょう。


私は複数名の同時セッションがメインになるものではなく、
病状など他人に絶対知らせてはならない守秘義務が必須なお客様もおられますから、
一対一のセッションが基本だと思っております。

ただ次のような場合もあるでしょう。
・ローコストで体験してみたいというニーズ(同時セッションでは一対一セッションより費用を抑えることができるでしょう)。
・家族などで同時セッションを受けられれば都合がいいというとき。
・また一度試しに2人同時セッションを受けてみて、気に入ってもらえ、またそのセッションでもいいと感じたかたがおられたとき。
・etc...



そして私としては、
「2名様同時セッションを導入すれば、予約がとりやすくなっていくのではないか?」という計算もあります。
予約管理や、備品の準備や応対等も、一人でてんてこ舞いになり、
継続的にやっていけるかどうかは不測の事態も考えて未定ですが。

この間のセッション中の治療脈の現れをしっかり自覚的に得られだせば、
それは数日以上、自分の内側で大きく乱れたバランス部分が経絡的にも整えられつづける反応が起こります。
おおよそ脊柱起立筋部位の緊張が緩まり左右バランスを自覚的に認識できて乱れが補正されるときにおこりやすく、
それをホットストーンで温めておくとそれが起こりやすい状態に持っていけるのではと考えておりまして。

それは起立筋部分の募穴(ぼけつ)という、各臓器の弱った状態があればそこに刺激を与えて改善させるという、
脳とそれぞれの臓器を神経的につなぎやりとりするに大事な部分の状態を温熱でエネルギーを十分に配り補充し、
そののちになおも問題があって刺激が欲しいところを私が見つけ出して選択的に圧刺激で改善させていきます。

この治療脈のでるときには、経絡上の滞りを改善を促してくれるもの。
体が意識せずに動き出してみたり(このときに体内のずれを自己補正しています)、
意識がふっと消えて起きているか寝ているかがわからないけど起きているという感じになったり。
または深い瞑想状態に脳波が安定した時と似たような感覚に入り込むこともあります。



そして意外に施術者が次の一手でお客様の体を触ることなく、
距離を置いて放置したほうが治療脈上の流れの改善へと体が反応していくものなのです。



私にはそのような改善意図を持った施術法も、
お客様にとって役立つこともあるのではと考えています。

ただ私のボウエンテクニックは、さほど上手いものではなくて、
今までの自身の施術のほうが成果が高かったため、
ボウエンテクニックでのチェックの仕方など、
一部のやり方のみ採用していたのですが。

できればもう一つ踏み込んで、
トム・ボウエン氏がなさっていたところを見習いたいと感じての、
2名同時のセッション。

2名様同時セッションで人が集まるかどうかも含め、
今すぐに本式営業中に取り入れるには、まだ、準備不足ですが、
私にはいろいろと可能性を秘めているよう見えて興味深い課題です。



posted by スズキ at 13:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月05日

昨日、真剣勝負で気合をいれた体験会が終わりました! ^-^

こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。

昨日、体験会の最後のお客様がお越しになられて、
無事、終了となりました。


おいでいただきましたお客様方、感謝しております!!
私自身が本当に良き勉強をさせていただきました。

前々回の無料で施術をお受けいただけるよう設けた機会では、
ボディワイズに通ったことのないお客様もお越しくださいという応募条件とさせていただきました。

そのことでいつもよくしていただいている整体院の先生のお付き合いしている女性がお見えになられたり、
「鈴木先生のブログをいつも見てて、一度、遊びにきたかったんだ」というバレエをしている方がお越しいただけたり。
私が新たにお顔を拝顔させていただく方も多い出会いの会のような状況でした。


今回の体験会では、以前から施術をお受けいただいていたお客様に、じかに施術に体験していただくことで、
私はお客様方のお体の状態を、カルテに書けば100ページ以上の情報を頭に入っているものですから、
そのお客様のお体がどのような変化を実際起こされるのかを施術を通して私が自分の技術量を推し量りたかった。
そのような意図が含まれたものでした。
お客様には初めての温めた石を多用された施術を体験することとなります。
私にはお客様の潜在していた問題個所に対して、今までは、どのような既存の手技療法でも解けない部分、
そしてかつ私が編み出していた真鍮製スティックでも、錘でも、プルパでもリリースが危険すぎてできなかったり痛みが強くてアプローチを避けた部分にどう取り組み成果を出せるものか。


たとえば首筋奥にある鉄板のようなしこりを解かれていたお客様は、
「これは前から入っていたの?」
と驚かれるようなことがありました。
それは以前からありました。

ただそこを一般の施術院で解く先生もいない箇所です。
すべての先生のことを存じ上げるわけではありませんが、
私のところには施術者が多数通ってきていただけたため、
そこにしこりがあることさえ気づいていない先生もおられることもあるほど見つけにくいが、重要な健康因子で、
もししこりがあると気づいていたとしても私同様に解くことができないほど痛みがでるため解かないという先生もいました。
私も解く技量がない状況では強くここを解かなければ健康的ではないとダメ出しを口にしては、
かえってネガティブな感情がその首筋だったら首筋に根付いて気持ちがふさいで不安定にさせてしまうことになってしまう。

そのような個所はトリガーポイント的には少なくないものでした。
「そこを、どのようにしたら解き進めることが可能となるだろうか?」
という課題に対しての回答を、ひとつ出せたと思えた体験会でした。


ただ一度の施術だけではどうなるかというのは経過観察が必要です。

急性の凝りは、身体操作上、わざわざその凝った場所の上塗りをして、
また凝りを作り出そうとはしないですむので、
その部位をリセットがうまく完了できればいいだけのことです。

だから急性の凝りは対処は他人任せでもうまくいくのです。
私も、その場合は、「これは原因がわかっていて、再度繰り替えさない急性の凝りだから、まったく気にしなくていいですよ」といいます。
そういう私の顔は、かなりの笑顔です。



ただし危険なしこりか作られた所のほとんどは、
本人としてはそこに慢性的な凝りを作り出す操作を繰り返しています。
日々そこに凝りをこさえて生活をしてきているのです。
だからこそ慢性的な過剰な負荷によりしこりが骨がある体の芯にまで入り込んで骨膜にまで癒着が進んでしまっているのです。
そういったところを緩められたとしたら、血流も改善するし、代謝が全般よくなります。
ですが本人が気づかないうちに自分でその凝りは作ったもの。
それが体の使い方の誤用だったり癖だったり、仕事での緊張からくるものだったり、
様々な要因がありますが、、、本人が無自覚にしている行為により慢性的な凝りは作られているものです。

その理解が進んでいて対処している人はいいのですが、
そこへの配慮する習慣がないときには、
どこまで解いて鎧化したりコルセット化した凝りをおろせばいいのか。。。
そこへの見極めが私にとって、さらに慎重にならなければいけないところにきたのだと。

ホットストーンを使った施術を通して感じていました。



おひとり、おひとりのお客様の施術では、
私のそのような調整と挑戦が混じったセッションとなりました。



リリースを深くすることができるとなると、
実は、「慢性的な凝りを作らない工夫や努力をする解いていい人」かどうか。
その視点で見ていかなければならないというところも増えてくるのでしょう。


ですがホットストーンを用いた施術では背中の起立筋や脊柱回りなど
自律神経系の緊張を深く緩めて、
心身の過緊張をリセットしてくれるという意図を持った施術で構成されていますから。

自律神経のふさがったり見えづらくなった神経の状態を改善度を深めていくことにより、
やさしく体質がバランスをとってよくなっていけるようにしていくという、
リラクゼーションモードのものへと移行していく。
つまりこれは2人同時のセッションのときのような、
うまく一定の間をとったセッションをすると起こりやすくなるので、
そういったところも考慮に入れたほうがいいとも考えています。


現在の私のホットストーンを用いた施術の型は、
最初のステップとして産声をあげたばかりです。
こちらを新たなツールを発見して買い求めたり、
私自身も今まで解けないという既成概念を持った思い込みを捨てて挑戦することも増えるでしょう。
そうして徐々に磨きをかけていき、より効果を引き出せるよう工夫をしていきたいと願ています。







そして昨日の体験会の最後のお客様。

ちょうど一年前に予約順番待ちにお並びいただいたお客様で、
私の母の緊急入院でご予約をいただいておりましたがこちらからキャンセルさせていただいた経緯がありました。
そのとき予約順番待ちに並ばれていたお客様たちに予約可能の連絡をしておきながらも、
母の病状が急を要する状況でボディワイズ休業をすることにさせていただき、ご迷惑をおかけいたしておりました。

そのことがずっと頭に引っ掛かりとしてあり続けていたため、
今回の体験会では今まで通ってきていただいていたお客様と、
予約順番待ちで並んでおられて私が連絡をさせていただいた方という枠を設けさせていただきましたことがあります。

その際のお客様にたいして、
この無料での体験という機会にてお会いできるならば幸いと考えておりました。

そしてちょうどその意をくみ取っていただけたお客様が最後のこれからの施術となった次第です。
ありがとうございます!




今回の私の目標として、時間管理を考慮して
ホットストーンを用いた施術を2時間前後でまとめるという課題が私のなかにありました。


そのため都合、
身体操作に関心があるお客様でしたので、施術は2時間半ほどかけました。



ただその他、2時間強、体の使い方の話をしていました。
私から、ただただ一方的にというわけではなく、
お客様が今勉強しておられることについてもお伺いして。

とりあえずお客様も、自身の体のことについてというより、
私から身体操作について聞けるところがあれば聞いておきたいしそのいい機会だと。


お客様がお帰りの時間の時計を見ると、
もう9時近くになっていました。 
私にとって楽しい時間が過ごせました。 







秋分の日を迎えお彼岸のときには体験会の構想準備で、
両親の墓参りに行くことができませんでした。

真剣勝負と考えて気合を入れて取り組ませていただいた体験会が終わり、
私がなしていきたいことの具体的なイメージも見えてきたので。
数日内に、ずいぶん遅れたお墓参りにいってこようと思います。

母の言葉で、お盆とお彼岸は墓参りに来なさいといわれていて、
その願いをようやくかなえられそうです。 ^-^


香取神宮の境内で小一時間ほどお気に入りの大杉(拝殿近くの大杉ではない)いつものように瞑想をして、
なにかのひらめきや啓示が与えていただければと願っています。

posted by スズキ at 15:56| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

体験会で2名同時のセッションからの、多大な気づきと面白そうな進路(ただまだ、私自身が疲れすぎでとっつきにくいのですが^-^;)

今日の午後一時からの体験会。

大きな気づきをいただきました!!

ホットストーンを利用した施術ゆえのメリットを生かし、
二人同時の施術をさせていただいたのです。

そのようになった流れは褒められたことではなかったのですが、
内心、私の胸の内では以前からホットストーンを利用した施術では2人同時のセッションは可能というよりも、
施術成果が治療脈がでやすくなって経絡上の向上を図ることができるのではないかと考えていたからです。


私は一昨年前から一年かけて、ボウエンテクニックという施術法を学びました。
故トム・ボウエンというオーストラリア人の施術者が創始したテクニックです。

トム・ボウエン氏のセッションは、一日のクライアント数が非常に多く、
3~4人のクライアントをベッドに寝てもらい同時進行でセッションをしておりました。
ボウエン氏はたいへんな人体に対しての目利きで、各クライアントの部分の施術をひとつ、ふたつおこなっては、
その他のクライアントの施術をしに別の部屋のベッドに寝るクライアントのもとへ移るのです。

すると施術技術を受けてからしばらくの間(数分から数十分以上)クライアントは横たわったままです。
ですが、そのときに意識は覚醒していて夢やヴィジョンが現れるのを眺めていたり、周囲の音がよく聞こえるのですが、
体だけが深く寝息を立てているという寝た状態に。
そのときに経絡でいう治療脈がでているようです。
その場で改善するだけでなく、経絡を通してよくなるときには経絡上に気が一日をかけて循環するというものなので、
施術を受けた次の日か翌々日のような後日にも驚くような施術上の改善が認められるという不思議な現象がおきます。

私も、ボウエンテクニックの講師のミトさんにセッションを一度受けたとき、
そのような意識が覚醒しているが体は寝ている状態になり、
その当時かかえていたきつかったトラウマになろう問題がすんなり意識から浄化されたかのように掻き消えた体験をしました。
体的には、、、、どういったことな起きたものかは、私にはそのときはまったく把握できてなかったのですが、
こころのなかの執着の大きなものが意図せず処理できたところを見れば、
同様なことが身体に起きていたとしてもありうることと推測できます。
そのときは私自身の自身の体を感知する能力が、未熟だったのかもしれませんね。


そのときのミトさんのセッションも、
施術の一手を加えてから次の一手まで数分のインターバルを加えたものでした。


私が体験した施術の一手を加えてから次の一手まで数分のインターバルをいれることについて、
私がボウエンテクニックを卒業してから数名の知人を集めて同時のボウエンテクニックセッションをしたことがあります。

するとインターバルなしにセッションをした時よりも、インターバルを入れたほうが圧倒的に好評だったのです。

「以前、ボウエンテクニックをひっきりなしに手技をしてもらったとき以上に、今回のほうがゆるんだ気がした」
という人が過半数を超えていました。
施術を受けている意識とゆっくりしていていいという意識が集まると、
おおよその方々が、セッション途中で寝息を立てていました。
ただそうであっても「いや、私は寝てなかったよ、まったく意識があって起きてたんだから」という人が多数でてきます。

ちなみにゆるんだ気がしなかったのは、施術後の用事があってゆっくりした気持ちでセッションをうけられなかった2名様です。


そのときのボウエンテクニックの感触をてに覚えていて、
それがホットストーンを利用した施術といくばくか私の脳裏でオーバーラップした絵が、
瞬間、思い浮かびました。


そのときから2名同時セッションの可能性はあるだろうと感じていたのですが、
なかなか2名同時にすることができるベッド数がなかったという施設上の問題からお客様に対しては
同時セッションをというお願いはできなかったのです。


ホットストーンを、脊柱起立筋あたりに充てていただいてあおむけで寝ていただく時間があるのですが、
そのときに施術をせずに、ただただ横になって「背中がぬくぬくしてる」とか、「ちょっとだけHot!Hot!!」と感じてリラックスしてもらう。

すると脊柱起立筋の筋緊張が自律神経の緊張や高ぶりを作るものですから、
そこをしっかり温めて熱刺激で起立筋が緩み自律神経がゆるみだすならば。

徐々に治療脈がでてきやすい状態か、または治療脈が容易に出だしてきます。


ただ私とお客様の、一人ひとりによる一対一での施術では、
お客様自身にケアすべき点が、一つの個所を掘っていけば3~4つの問題部分がひょっこり頭を出すので、
そちらをどんどんと対応してケアしていくようにしているわけですが。

それが2人同時のセッションでは、
私の経験上、20分以上お待たせすると確実に治療脈ではなくたんなる睡眠に陥ってしまうか、
治療脈から意識や体が起きてしまうようだということが多いということを、
以前に多人数のボウエンテクニックを試したときに学びました。
その経験を参考に、このたびのホットストーンを用いた施術に当てはめてみたのです。


時計を私の目の前にでーんと据え置いてすぐ見れるように。
一人のお客様のケアを20分前後をめどにして行いました。
するとお客様はお気づきにならなかったかもしれませんが、
横になっているかうつ伏せになってしばらく置かれたお客様の眼球の動きのパターンを読むと、
体は寝息を立てているが意識は見えているなというところがうかがえた時が幾度か観察できました!!


それもあって、本日の二人での同時セッションを受けていただきましたお一人のお客様からメールで、

> 二人体制で全く問題なかったと思います。

というコメントを頂戴いたしました。



2人同時にセッションをすると時間の関係上、施術の手数が少なくなります。

ですが施術を受ける時間が少なくなったとしても、
この同時セッションで体は寝て意識は冴える状態を繰り返すと、
その方の本質につながった様々な体にとりついた凝りの執着や精神的なわだかまり等が取り除かれていくようです。

一度や二度の施術では、このような様子の変化を体感できるとは限りません。
ボウエンテクニックを使っても、このようなことは起きますが、
ホットストーンを用いたセッションでも同様か、
またはもしかしたらより効率的なことがあるのかとも推測されますね。


非常に興味深い研究となるでしょう。




ただひとつだけネックがあります。

今日の2人同時セッションは、私には目がぐるんぐるん周りました。
頭の中も高速に情報をキャッチして処理し対応をひっきりなしに繰り返すので。
それも20分以内で切り上げ隣のお客様にスイッチしなければなりませんから。

私の頭をフル回転させ目の前の一人に集中する集中力と、
そこから離れたらすぐに別のお客様に脳内の情報を積み替えるような瞬間の替えも必要です。
それにとどまらずホットストーンを胸に持てるだけ必死に抱えて移動を何度も繰り返すのは。
温まったかどうかを確認しながらのことなので手間も多大にかかりますし、
想像以上に施術をする私の身が疲れるものだということが体感できました。
施術が終わった後も頭が疲れてぐるんぐるんしっぱなしで困りました。。。



今すぐに2名同時のセッションを受け付けるという判断は難しいと思います。
ですがいずれは、そのような方向でいけば、今まで施術の予約順番待ちに並ぶ機会を持てずに、
ボディワイズの施術に関心を持っていただけても施術を受けられなかった方々が、
多くの方々が一度も施術を受けることもできずあきらめられてしまったのです。
そのような悲しいことがなくなるような工夫の一つとして、
時には2名同時のセッションも、場合的に受け付けるというのも、「有り」かと思います。


たとえばお客様を、ご夫婦限定にするとか、親子限定にするとか、一部の血縁関係上深い結びつきのある人にするならば、
それならば私にも気遣いの点でおこないやすいように思えます。

またホットストーンを用いることで、私が納得できるような施術成果をだせることは、
今日の午後ラストのお客様を解かせていただいて、私も感じましたしそのお客様も感じていただけたようです。
そちらをできれば、、、、ひとりでも多くの同業者様や一般のお客様にも受けてもらいたいと願っております。

それは今まで、私がいくら頑張ってもリリースするアプローチさえできなかったところを、
このたびはどんどんリリースが進んでいるので、
それはとても画期的なことだと思いますもので。



こちらの二人同時のセッション以外のお客様の施術も、
多くを学び感じ、それをメモっています。
お一人お一人の施術をさせていただくことで、
多くを学び短時間で悟ることも多くありました。


そしてもしできれば二人同時セッションのようなことも可能だと、
その理解を広めさせていただいて広くその施術から益を享受できた人を増やしたいと願っています。





また午後ラストのお客様で、かなりご自身の身体感覚上の感性が優れたお客様から、
「鈴木さん、いままでていしんとかプルパとか思い錘とか使ってこられましたが、今回のホットストーンがいちばん、僕にあっていたよ」
とおっしゃっていただけました。
その言葉を頂戴させていただいたことも、
大変な私への勇気づけをいただいたと感じさせていただきました。

ありがとうございました。

そのおことば、うれしかったです。


そしてほかのお客様からも、今までよりもスケールダウン著しいとかいったそぶりがないように感じられた点も、
とても胸をなでおろすところでした。


よかったです!

posted by スズキ at 03:16| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月03日

体験会で私が学び気づかせていただいたことの中間報告

ボディワイズの新たな施術方法の体験会の一昨日と昨日。

2日間で「6名のお客様」の施術をさせていただきました。
お客様方においでいただきまして感謝いたしております。

施術のベースは過去の優れたボディワイズの施術法を置いて、
それに加味した温熱のリリース法です。


コンセプトは
「今までのリリーステクニックを下地にして、
筋膜の癒着が進み硬化した組織とその周囲を加熱しリリースの促進をはかる」


考え方はシンプルです。



首筋や細かいが骨化した筋膜部分において。
以前のボディワイズの施術のやり方では対処ができなかったお客様の状態でも、
体温かそれより少し高めの温度に温めた玄武岩のホットストーンやベン石などを利用することで、
可能な状況が生まれてきました。





それは以前のボディワイズで行われていたリリースの見立てやテクニックがあってこそですから、
単純にホットストーンの石を買ってきたからできるものではありません。




ですが脊椎下に並べたホットストーンをしばらく当てていたお客様には、
「石で体を温めると本当に背中が、暖かくて気持ちいい」
という体験知を増やしてくれた人もおられます。


そうなんです。


日頃から、自分でホットストーンを用意して利用するならば、
効率的な自身で体を緩められるんだなと理解してくれるはず。

そこは私にはお客様への新たな自己治療の習慣の一つとして、
理解して取りいてみたいと思ってくれればなによりですね。

ホットストーンを使ったマッサージをうけずに、
自分の体の上に温めたホットストーンを置くだけでいいし、
ホットストーン用の石は私もアマゾンでチョイスしたのですが、
手軽に買えるものです。

急性の凝りなどは一晩かからずに、しっかりと改善しますから。

それは口でいくら言っても半信半疑でしょう。
でも実際に体験してもらうと、
かなり違ってきますね。


そして自己治療的に、脊椎部分をホットストーンを使ってリリースをしていただけているお客様は、
自律神経の正常化が進み、私のところで施術を受けてみたら、
以前以上に体調の改善変化が感じられるはずです。

精神的ストレスをいやす石の力は大変な大きさです。

たとえば玄武岩はぐつぐつと燃え滾るような熱を持つ溶岩が固まった石です。
そのときの温度は冷めてはいますが、
かつての溶岩であった記憶を石の組織は保持しているといいます。
それもあり保熱性が高く冷めにくい石だともいわれております。

そしてそれは体の芯を温めるに十分な力を秘めていることを、
体験すると悟られるでしょう。

私の目論見として、
お客様自身に自己管理の方法のひとつにホットストーンもぜひ!という気持ちでおこなった体験会でもあります。



ただ私の施術では一般的なホットストーンではおこなわない工夫を
お客様には目に見えない工夫部分が多く取り入れてあります。
私の体にてアイデアを出したものは仮説検証し続けてきたため、
その成果は今回の施術をさせてわかりましたが他のお客様にも高いものでした。




施術の再開をと踏み切ろうと自分が笑顔で決断できたのは、
以前のボディワイズで行っていた優れた筋膜リリースの成果をだせるずり圧道具に
玄武岩のホットストーンやその他の新規に集めた石をずり圧用のグッズに転用して。
その結果が大きいことを発見してのことです。



中休みの一日とさせていただきました。

昨日は、夜施術が終わって、
そのまま疲れすぎました。
くらくらしていました。

尋常じゃないハードさは以前とは変わらないと施術終わりで感じてましたが、
ただ一日して私の体の回復した様子からすると、
以前の7割ほどの負担量で済んだという感じです。
お客様の起立筋等の主要筋をリリースできた範囲や深さが3~5割は増してのことです。
施術にかかった時間も以前の施術に比較すれば短くすることにも成功しています。
体感では以前の私がしていた施術での疲労度が3割負担減。
それは大きなことです。


これらの結果をみるならば、
もう少しお客様ののちの変化は待って検証したいところですが、
ですが比較的早期に施術の本格的な再開ができるという自信につながりました!




ただ今回は無料での体験会とさせていただきました背景につきまして。

そこは実際に多様なお体の状態を持ち主訴を述べられたお客様の様子を目の前にしなければ想像することは難しいものです。

ひとつは、

私自身では中医学診断で得られた知識で、
今まで以上のお客様の情報をえているのです。

「望診、聞診」というお客様の姿勢や顔色、舌の色、声の状態や臭いなど、
今までも私自身感じ取れていたところはあっても、
どのような意味を持つかを分類して証立てにはなっていませんでした。
「問診」の知識でめまいがあってといわれると、どのようなものを疑うか、
「切診」としては、これは特に脈を診て確認させていただくお客様は見せていただきましたが、
おなかを触ったり体全体を触りチェックしていく。

前回の臨時施術受付をさせていただいたときより、
今回の体験のほうが冷静に見ることができました。

得た情報は頭の中にいれて施術には生かしますが、
私が中医学診断についてお客様に「あなたは、このような証です」など断言したようなことをいうことはありません。


私の見立てがまだ十分な力を備えていませんので、
かえってお客様へ混乱の種を植え付けることになるので。
もともと十分な臨床上の経験を持って中医学診断をする。
その訓練を私自身が日々していく必要があります。
中医学の先生曰く、
診断ができるのには3年〜5年はかかるものだから、
焦らずに学びなさいといわれています。

それは私のような中医学専門のものではないものの学習者に送ることばというわけではなく、
中医学を専門でやっておられる先生に向けられた言葉でもありましたので、あしからずです。

ただ舌診のような、ご本人が鏡でみて即、確認できるものは、
舌診の写真付きテキストをご覧いただいて自己確認していただき参考にしていただきました。






二つ目は
新たな器具を使うために、オペレーションの手際についてです。

新たな施術の手順は頭でシミュレーションしても十分ではありません。

基本的な流れはフローチャート化したものを図に描いて鳥瞰すればわかりますが、
お客様ごとのお体の状態の違いから、どのように臨機応変の対応が必要になるか。
そこが一番の不安なことでした。

基本的な石の温め方も難しいですね。
使い捨てカイロを自作の加熱器に入れるという工夫前は、
一向に石が温まらず頭を悩ませました。
加熱時間と石のサイズや形状と加熱器のなかに入れた場所で温度が違うなど、
ちょうどいいという温度設定にて石を取り扱えないということ。

それは朝の一人目のお客様の場合は、
準備が十分できているためいいのですが、
二人目や三人目となると、
石の温めにもムラがでてきます。

それに施術中も石が冷めすぎたら加熱器に入れるのですが、
そのタイミングをはかるのも、施術中の集中力をそぐようではよくないので。


お客様につきましては、
ある人は汗をよくかく熱性の性質があり、
別のお客様は寒性の性質があり熱さを感じても汗はかかない。
その場合、お客様の様子を見てどのように対応したほうがいいだろうか。

そのような場合は想定していましたが、
やはりお客様ごとの体質上、
石の当て方を適宜にあった用い方にしなければならないことがありました。

体質上、今は温めすぎになりそうだと判断して、
うつ伏せになっていただき起立筋を解くときに
ホットストーンを当てて温めるにとどめたほうがいいのではなどです。

ある程度のところまではストーンセラピーの本などに書かれています。
ですが画一的なやり方を押し付けるよりも、
お客様の様子に接して、
実際にオペレーションをして改善点をあぶりだすほうが役に立ちます。



三つ目は、
ベン石のツールが、とにかく割れやすい。


そうであると聞いていましたが、
普段はとても丁寧に使っているものの、
施術中には、
15個ほどのホットストーンをだして、
スピーディにそれらを扱う使うために、
石同士が当たりやすくあります。

私の施術では、一か所や二か所をケアして、それで終わりではなく、
お客様自身が全く気付いていなかった問題ある根っこを見つけ出し、
そこにまでたどり着くためのことを愚直にやっています。
これからもずっとこのやり方でやり通せるものではなく、
数年しないうちに変更を余儀なくされると思いますが。

ここまでしているから、お客様自身の情報を深く集め対処できるのですね。

と、、、そういったことをすると、
背中に敷いた固定のホットストーン以外に、
ユーティリティに使う多種多様なサイズや形状や素材の石を用いることになり、
10個以上の石をお客様の患部リリースに適したものをさっと手を伸ばして使うのです。

ただそれで1000円弱の石が2つほど壊れ破棄。。。

臨床で実際に動いてみなければわからないことです。
予備のツールを追加購入する必要を感じて、
昨日のうちに発注しておきました。
実に大きな出費になりますね。。。


お客様への施術で利用しているホットストーンの数を制限するか、
ベン石のツールをベン石温熱器とベン石スティックに限定するか。
悩ましいところです。





以上、私にとりましてのような点を感じられた、
有意義な学びと気づきの多い2日間の体験セッションでした。

お客様、ありがとうございました。

そして明日、明後日もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by スズキ at 14:09| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月02日

ホットストーンの加熱によるずり圧は、筋膜リリースに使い勝手がいいね!


昨日の体験セッションの募集のとき、
「1日2名様まで」とさせていただきました。
ご応募受付日時の30分しないうちに、
1日3名様としてめいっぱいの受付をさせていただきました。
それですぐに体験の満員をメールマガジンおよびブログでお伝えさせていただきました。

それでも大変申し訳ないのですが4名のお客様を満員ゆえに。。。
申し訳ありませんでした。
恐縮し心苦しく感じております。


そして今日は、新たなボディワイズのアイデアを盛り込んだ体験セッションを実施させていただきました。


ベン石温熱器が、早々にこわれるというリスクを背負うと、
こちらを使い多少の圧をかけるのも怖いところがあります。

それが幸いしてか、
玄武岩等のホットストーンを利用し、
以前の重量級の重りを使った時以上のずり圧での筋膜リリース効果を生み出しました!

施術で筋膜の癒着部を緩める準備段階とリリースの際に、
ずり圧に加味させて熱刺激を利用するというアイデアは、
成立してくれたと見ました!


ベン石スティックの2本以上を使い遠位にこするような経絡を狙ったリリースをメインに用いてと考えていた。
それにより興味深い遠位まで飛ぶようなリリースがかなうため
その技術を磨いて体の部分と部分とのつながりの理解を臨床的に深めていこうと考えていました。
ただこの用法の場合、今までの施術で重視していた筋膜リリースの深度が十分なまでにはかせげなかった。

急遽、それをカバーする方法を試作して、
素材としてホットストーンの石と石の温熱刺激を玄武岩でということでアイデアをだし実践しだしたのは
ベン石温熱器が届かなくて困っていたここひと月くらいのことでした。
おそらくベン石温熱器が壊れてくれなければ、
このホットストーンを用いたリリースには至らなかったでしょう。

このホットストーンを用いた温熱とずり圧を組み合わせれば、
施術再開ができますね。
そう感じさせる充実した成果を得た感触を持てました。


課題もあります。
・ホットストーンの石の加熱方法がいまひとつ制御が難しい
・ホットストーンの石が以前より重さがだいぶ減ったがずり圧を使うため、施術者への疲労はかなりありますね。
(全施術終了後、ご飯をいただいてすこしだけと仮眠をとったら午前3時に目覚めました・・・)
・ベン石温熱器を使うことがなかった。
・シンボッティ氏の音楽が、心地よいと受け入れられたかどうか、一名のお客様にご意見をいただきました。
(好き嫌いがあるだろうという以前に、新規のお客様がおいでいただいたときには、どうだろうかと。確かに・・・^−^;)
・内臓部位へのリリースが主要凝りのある筋膜部のずり圧に時間がかかりおろそかになっていた
(体験会ということでしたが、結局はお客様の主訴をお伺いして、それに即したリリースを行う通常の施術がメインになり、
内臓部のみの温熱でやさしく緩めるセッションは、多大な時間もかかるため割愛していました)

などでしょう。



いまは朝4時です。
今日も、試行錯誤をしつつ体験セッションを頑張ります!
posted by スズキ at 04:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

ホットストーンマッサージ用の玄武岩なのですが、筋膜リリースのずり圧をかけるときに使えるかも。。。

ベン石温熱器s.jpg
ベン石温熱器。


一昨日前、無事に販売のお世話をいただいている方からの連絡のとおり、中国から我が家まで届きました。


おかげさまで、
一歩先へと進むことができます。




そのベン石温熱器を使って、ほそぼそと、、、、
いや!?

大々的な体験していただくセッションを贈らせいただきます。
ご関心ありますお方は、ぜひ、明日の9時よりご応募をお願いいたします!!





今まで通りの施術方法を基本的な部分では用いつつも、
新たな対応力を身に着けて備えるために、
数ヶ月の間、研究させていただきました。

お客様の皆様には、
ご迷惑をおかけいたしております。




筋膜リリースをする際に、
圧をかけて筋膜の癒着部位のせいで塞き止められ停滞した体内の毒素を、
つまり毒素を含んだガスやおけつや水毒などを流すという考えは、
以前から持ってはいました。

それは、内科系の疾患をもたれているお客様もおられますから、
少しでも改善のお役立てをするにはという視点で考えていました。
それによる成果とおっしゃっていただけるお客様もおられました。

ただし私には、
内科系の疾患の仕組みについて医学書を読んでみても
手持ちの施術の本を読んでみても、
背景になるまとまった理解ができるようにはなりませんでしたから、
たまたま状況を読んで必死に工夫してアプローチしていたらよくなったようで、
そこには、あまり再現性が期待できるものではありませんでした。



そして。
私の< かつての私の筋膜リリースのやり方 >の範囲内では、
中医学的にみて体の内側に入り込んだ邪気(ガスやおけつや水毒など)を追い出すには、
難しい側面があることも痛感しました。


たとえば腹部奥に入り込んだ「すい臓にまで達した邪気」の場合には、
外圧をかけ期待する改善作用を起こすことについて。

少しずつすい臓の特異性を今になって学べば、
すい臓は臓器として暖めて元気になるものではなく、
冷やしたほうが状態がよくなる場合がある変わった臓器です。

すい臓部分を冷却する刺激をしつつ、
すい臓とそのときに関連が深い血を貯め解毒する力の高い肝臓を温熱しておく、
といったように。

それら臓器の活力を挙げるプログラムについて、
実地的に実験し効果検証しながらという知恵があればよかったのですが。。。

ただ母の介護中の鳴門の渦潮にておぼれる私は、
最適な発想が思い浮かぶ知恵も知識もなかったし、
それを付け焼刃で学習しても理解できなかったのです。




< 患部の筋膜の塊は熱を運ぶ血と水分が、患部周囲の油分に浸透し溶かし出せば変化を起こせる >



そのようなシンプルな定義を証明するために、
ずり圧等の摩擦熱を利用するリリース法に多くの時間を使ってきました。

応用力の富んだリリースができるものですが、
ひとつの技術には得手不得手があるものです。


それを補うために
圧のかけて変化を起こすという方法以外に、
結果を出すことのできるやり方もあります。


熱を患部へダイレクトに届けるというアイデアです。

そこで<小型のアイロン>でびわの葉の成分を与えるように押し付けたり、
<びわ温灸>を用いたりしましたが、
「やけどするほど熱い」んですね。。。
苦痛で身を縮ませて緊張しています。

それをみて、私も自分自身の体に「じゅぅ〜っ」と押し付けてみましたが、
かつて味わったことのない、
悲鳴が出るような熱さでした。

それでなくとも苦しいのに、
それで確実に改善するならともかく、
そうでもないので。
苦痛に輪をかけるようなことはできません。

温熱を続けられたのは心地よい「温熱ひまし油シップ」まででした。



母が他界後、しばらく施術も離れ、
忙しく公的な手続きに奔走して、
それがひと段落着いて。



そのときに中医学に関心を持ち、
関連本を多読していました。

そのときに古代中医学ではベン石が用いられ成果を出したと知り、
マッサージ用に作られたベン石のグッズを多数購入し、
徹底して調べました。

ただ、そのときの感想は、
なぜ、古代中国の人々がベン石を用いて病を治したというのか?

「なぜ、ベン石じゃないといけなかったのか?」

が体感的にわかりませんでした。
質量のあって握りやすく、
滑らかな素材であるだけなら、
他の素材でもいいはずですが。

現代ではベン石に含まれる微量元素が人体に効くのもわかるし、
それを元に調べられた実証されたデータがあるのもわかります。
そのデータをみてからベン石を使うと有利さが高く思いますが、
自身の皮膚を通して実感できるものは、そこまでではなかった。


「悪くはないのだが、そこまでいいというのはなんでなの?わからない」

それが正直な感じです。



別に「玄武岩」でもいいんじゃないのかな。
また「ヒスイ」も、静電気を除去したり熱のもちがよかったりと邪気を退散させる石として知られています。
今も中国人はヒスイを貴重な石として、装飾品以外にマッサージ用具の素材としてももちいています。
だったら古代中国ではヒスイをもっと押してよかったんじゃないのか?
といったところでした。



ところが「ベン石を暖めてマッサージ用に利用する」と、
私の評価が一変しました。


ベン石を「奇跡が起きる奇石」だとはいいませんが、
暖めて使ったときに真価が伸びる素材だと感じました。


母のがんを少しでもよくなればと、
びわの葉エキスを大量に購入していまして。

そのびわの葉エキスをベン石の温熱器で暖めて皮下に吸収させたとき。

私の個人的な感覚ですが、
他の玄武岩やヒスイ等ではなかった、
優れたびわの葉エキスの皮下吸収があります。

びわの葉エキスをもったいないから使いつつ、
腹部のベン石温熱器による温熱リリースをし、
それを20回も回数を重ねる。

そんな数回で治るほどの手ぬるい体調じゃなかったので、
改善しただけで、御の字です。 ^-^
介護中は、すい臓がんのため短期決戦がわかっていて、
短い期間に、神経を切り刻みつつムリも無茶もしてましたから。

介護疲れで、介護される人よりも先に死ぬ人がいると聞きました。
それは介護される人が望んだことではないので、
食い止めるべきことと思ってはいるものですが。
必死になっていれば、見境がなくなりますから。


ベン石温熱器で、
私自身、内臓の不調がひどかったものが改善し、
自ら身体的な苦境から脱することもできました。


だったら母の介護中に、
このベン石温熱器を使ってあげたかったな、、、。
そして痛みが軽減し気持ちいい状態を味わってもらいつつ、
母用のびわの葉エキスを使い切ってあげたかった。


この人体にやさしい温和なベン石温熱器には、
そのような使い方がふさわしいですし、
そんな時間を贈れるツールを手にした喜びと感動は。

大きいものがありました。



ただベン石温熱器、2つ購入していたのですが、
2つとも電気系統が故障で、返品交換となりまして。
そんなに手荒い使い方をした覚えはないのですが、
何かの不思議な作用が働いたためと思います。

そして中国から交換品が送られて届くまで、
待つことになりました。

充電式の機種でリチウム電池が含まれるため空輸ができずに船便で送られてきまして。

私の考えでは8月終わりぐらいに、
ベン石温熱器を使った体験会を開く予定でしたから、
それができなくなって、大いにあせりました。


これも神様が、もう少し何か発見する必要があると、
前向きに周りを見渡すような指導と考えて、
とりあえず中医学の学習を進める時間として、
そしてホットストーンセラピー関係の理解を深めるために、
集中して時間を使い続けました。

それは今回のような、長い間、ベン石温熱器がないときに、
どうするのかという課題がありまして。

もしベン石温熱器が新たに来ても、
早々に壊れるリスクは先に考慮すべきで。

玄武岩のホットストーンセラピーで代用できないかなど。

そもそも、その時点でベン石がなくなってるじゃないの?!となりますが、
手を尽くしたがベン石でのホットストーン用の石が手に入らなかったため、
背に腹は変えられない気分です。

それでいくつもホットストーンセラピー用の玄武岩の石を購入し、
いざというときの代替餡を考えてきた次第です。


ホットストーン用の玄武岩の製品は、ほとんど写真が黒々としていて、
石がどのような形状であるか買ってみて手元に届かなければわからない。

なので買って確かめます。
すると徐々に中国から届いた玄武岩等の石たちを見て愕然とするこのごろ。


「あれ?私は、ホットストーンマッサージ屋さんをしたかったのか??」と、
そもそも、、、というところを忘れかけている自分に驚いていました。



そして、そのようなときです。

下記のホットストーン用の玄武岩でできたプレートを購入しました。




Perfk 温泉岩 玄武岩 ストーン マッサージストーン マッサージ 溶岩 ナチュラル ストーンセット  2個入り


サイズは、約10x8cm (L * W)ということで、
私の手にも少し余るような大きさの石ですが、
この石の表面の滑らかさは皮膚に摩擦するときにやさしく、
マッサージ用の石と考えて使い勝手がよさそうですね。

使いようによっては「私が得意とするずり圧」をかけられるのだろうか。
という面白い展開になってきました。


ベン石温熱器で、ずり圧のような強めな圧をかければ、
早々に電気系統の基盤とリチウム電池の入った握り手部分がこわれてしまうので。

強さのあるずり圧が必要そうな場所があったときに、
どのようにすればいいかという課題がありました。


ベン石温熱器が故障したときの代用としては、
玄武岩が素材ですから、
ベン石効果が期待できず弱い面もあるのですが。

ベン石は落とすと割れたり欠けたりしやすくて、
取り扱いを繊細にする必要があるのですが、
玄武岩のほうがもうちょっと、それはましです。

そんなタフなところを買って、
こちらのホットストーン用玄武岩を、
マッサージツールとして積極的に使おうと考えています。


十分に深層筋が狙えるかどうか、
研究し切れてはいませんが、
感触は悪くはないです。



可能性を感じて、もうワンセット、追加購入の注文をしたところです。




皆様も、これから寒くなってきたときに、
布団の中に入れる湯たんぽ代わりにいかがですか? 
玄武岩は、火山のマグマが固まった石で、熱をよく保って冷めにくい特徴があります。 ^-^
posted by スズキ at 15:17| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月26日

体の中の潤滑油に目を向けてみて!

昨日取り上げた『腹診による「毒」と「邪気」の診察と鍼灸治療』という本とは別の「毒」のお話し

昨日のブログでは、上記の本では「ガス(気体)、瘀血、津液、便秘、食滞」などの
「病へ転化するリスクのある毒」が体内にはあるんだ、と書かせていただきました。


そしてもうひとつ。
私が普段使いで気にかけている毒といえそうな体液のひとつにも気を配る必要があるでしょう。



潤滑油に浮く健康な筋肉.jpg

上図はざっくりとしたイメージで、
解剖学的な詳細を丸めに丸めた感じです。

筋繊維、筋束、筋肉丸々全体の周囲は、
熱さセンサーや伸張制限を感知したり、衝撃や外圧から身を防御する保護として「筋膜」という高機能な組織が配置されています。

筋膜」は、コラーゲン組織で構成されていて、体内の内部体温によりゲル状に近いやわらかさが維持され機能します。

ただ体内では一本の筋肉のすぐ脇に別の筋肉、骨、内臓などがあり密集しているわけです。
そうなると隣り合った筋膜同士、または骨膜や内臓の膜などと膜組織が直接ひっつくとき、
ゲル状であるためぺたぺた粘性が強い粘りつきにより、骨格筋等は身動きが取れなくなる。

そのようなことが起こらないように、
筋肉等膜組織を持った器官周囲には潤滑油の川が流れているようなイメージとなっている。
すぐ隣の膜組織とは、かならず潤滑油の油がさしてあるため引っ付くことがない状態です。

このとき正常な健康さを保つ肉体では、
潤滑油の川の流れは清らかで無色透明でさらさらした印象です。


筋膜の癒着が・・・.jpg

ところが、不良姿勢で作業し続けたり、緊張状態が続くようならば、
筋肉が張った緊張したままとなってしまう。
すると隣同士の筋膜が密着度が強まるだけでなく、それが元で圧着させられるようになる。


筋膜の癒着から潤滑油が酸化して.jpg

すると潤滑油の源泉からは清らかさを保つものの、
徐々に筋膜の癒着がはじまったところを境に、
潤滑油の循環が悪くなっていきます。

つまり
「新しい潤滑機能の高い液が入ってこない不利益」と、
「使い古された捨てるべき油が捨てられずにたまり続けている不幸」と。

そして新たな潤滑油が供給されなければ通常なら捨てるべき潤滑油を、
その油が酸化して真っ黒に変色しても使い続けるようにしてしまう。

私たちはその黒に変色したものをみたならば、
フライドポテトを10回ほど同じ油で揚げたあとに残る油と似ている。
そう思うでしょう。
内部的におきている原理はまったく同じことで、
同じような現象なのですから。


こうなると筋肉を柔軟に操作することもできませんし、
このようなものは時間がたって悪化が進めば体の奥にまで引きこもりをはじめます。
中医学的にいえば裏に入るという状態を指します。
老廃物を捨てやすい皮膚表層から離れしまうと、
そうなればなかなか毒素を排泄するのは至難の業で、
そこに対してのアプローチをよくできる方法についてどのようなものがあるか、
あまり知りません。

私は自分でやり方を工夫して対応したいと施術法を考えるという試行錯誤をして、
前進すべく取り組んでいるところです。





一般的に筋膜のリリースというと、
筋肉の操作をしやすくするためのスポーツ能力向上のものと思われそうですね。
それももちろん、大切に考えています。

ですが主だった戦いの場は、深部層のこの湿潤した老廃物が固形化したものを、
どのように溶かして正常な状態に戻せるかという視点で戦況を見つめています。
日本人の体の奥に入るこの潤滑油の酸化したものの質が、
年々皆様の状況が悪くなってきているように見えていて。

潤滑油の酸化した毒が活性化して病を引き起こす病因になりえると考えています。


それが私にとって課題としている筋膜リリースなのです。





ただ同時に施術だけで緩めて、一時的に老廃物が多少流れてそれでOKというのでは心もとなく感じてしまいます。

根本的なこころを緩め緊張させない生き方、
そして体の隅々までムリ・無駄・ムラのないからだの動かし方を学び養生すること。
こころとからだの使い方を学ぶ課程で、
人間の輝きが増すことでしょう。

それにそれらの下地になければ、施術の成果は長持ちするものではありません。

基礎的な身体部分の潤滑油が回りだしたら、
体を動かす楽しみが増していくでしょう。
ぜひたのしめる範囲での運動習慣を持つことをお勧めします。
(※ 自分の体にあったペースで。やりすぎは厳禁です ^-^)



※ 上記の本では津液の老廃物化した毒ということで、
  潤滑油の問題について意味合いが含まれているかもしれません。
  ですが私としてはもう少し明言させていただければと考えて、
  このたび、書かせていただきました。

posted by スズキ at 12:15| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月22日

腰部をホットストーンで緩めて加点して施術再開へ(施術再開間際の途中経過報告)

現在、緊急的に悩んでいるところ。

施術再開に踏み切れないところがあります。

深層筋へのアプローチが、
充実した形でできているかどうかです。

ベン石スティックを2本利用して、経絡線上を、または関連する2点以上を押さえて刺激を加えるようにする。
それにより経絡内部の気血津液のながれを改善させるというやり方で、
筋膜の硬化した部分が一点押しをすたときよりも意図した形で操作ができ、
改善率がいいというところまでは気づけてきた。

ただベン石のスティック状のものは通常の場合、温度は冷たいものである。
その影響で、リリースしたときの当たりのなじみが深まりがないような点に気づいた。
それを改善させるためにベン石のスティックやかっさプレートを一定本数を同時に暖めるような
袋状の電気のホットアンポのヒーターを自作しました。
過剰な熱さにはならないよう温度調整もできる。

アプローチをするためのベン石スティックの温度が変わるだけですが、
私自身が自分で冷たいベン石スティックで圧を施してみたときと、
熱を発するような状態のベン石スティックで圧を施したときでは、
皮膚に直接つけて刺激をしたときの反応の仕方が異なっています。

後者はここちよい温灸のようなエネルギーの放出をしてくれるのもいい。
とてもリラックスできて、
神経に関係する痛みが軽減することがわかる。

前者は患部からエネルギーを奪わないようになるまで
つまり摩擦熱を発生させられるまでは熱を奪い続ける。
そのときに人体がエネルギーを奪われないように皮膚抵抗を強めブロックをかけているようだ。

それは私自身がシャツなどを着た上で同様に冷たいベン石スティックと暖めたベン石スティックで、
同様にアプローチをすると、皮膚に直接というときよりも感じ方は顕著ではありませんが、
私には暖められたベン石スティックの刺激のほうがやさしく感じられた。


ただベン石スティックも、ベン石かっさプレートも、細かったり薄かったりと冷めやすいため、
セッション中にこちらを多用するシーンでは、ひっきりなしに取り替える必要がでてきます。
そのときにタイムロスがあったり、セッションに集中していたところを意識が中断される。
それだけではなくお客様は私が温度を確かめた後に使われるから大丈夫ですが、
私はけっこうやけどのリスクがあります。 ^-^;


それらの工夫をすることなく私が気に入った充電式ベン石温熱器が中国から納品していただければ、
大部分がクリアできるものかもしれません。

ただ充電ベン石温熱器以上に小回りがベン石のスティックを使ったときのほうがあるなとわかって、
寄り道したタイムロスも成果がでたと思いました。


ですがそうやって2点以上のツーポイントアプローチにより、
筋腱靭帯などの軟部組織をリリースするのは要領のいいところもあるが、
だが今まで通っていただいていたお客様はご存知の、
大きなブロック状の小石が詰まったツールをつかい、
いくつかのブロックを並べててこの原理で深層まで圧を入れるやり方。

そのダイレクトに深層部の筋肉まで影響をあたえる方法と比較すると、
まだ現状のツーポイントを押さえたリリースでは同等の成果があるとは見込めていない。


そこをどうにかクリアする方法、それも今までのやり方では、ほんとうに施術者にかかる負担がとんでもないものであって、
そろそろそこのやり方を卒業して、そのときのやり方のエッセンスから何らかのやり方を抽出して代替させること。

そこに、どう迫っていくことができるか。。。

やはり施術を受けるお客様の施術によって生じる変化の持続性や向上などが目減りしてしまうのもしかたがないと、
そこであきらめて施術再開の口を開くのがしにくくてやり方の工夫が実るのに時間がかかりすぎて悩んでいました。




どうしたいかということは、
明確にわかっています。


じゃ、どうしたらいいのか?



重い錘を今までのようなやり方でてこを利かせてリリースするという「その場・その場」のアプローチを迂回したい。


たとえば、最初に体の深部まで影響が受けやすい体に実態を変えることができればいいのです。

今までは、でん部および仙骨部分を、重いブロックでてこを使ってリリースをしてきました。
それによってその後のセッションを通して、深部まで緩みだす準備となります。
その操作をおこなわなければ、私の過去の施術上の成果は半減して深まる変化を与えることはできません。
タフにそこは研究に研究を重ねて、日々、そのやり方を練り上げて向上心をもってバージョンアップさせ続けましたから。


その仙骨のアプローチを、ブロックのない手技で代用してみて、
やはり成果が目減りするんですね。




だったら目線を変えていけばいい。
でん部(仙腸関節)のリリースはパフォーマンスが下がったとしても、
腰部を持続的な緩みを与えるような刺激を与えるという方法を加えることで、
腰部とでん部の関連的でおきる体全身のコリの持たせ方を軽減させればいいと考えれば。。。


これが正解かどうかという確証がもてないところがあるのですが、
現在、仮説検証しているところが、
腰部、特に腎臓裏手に温熱刺激をホットストーンで5分程度与えてからツーポイントの押さえを使うセッションをおこなう。
それにより成果を容易に積み上げられないだろうか?



腰は、体の要です。

手と足のこりが緩み、
もし仙骨部分にも熱が渡せれば首も緩みます。

骨格筋として活発に動くのが手足首ですから、
腰部がそれらの疲労の蓄積するスポットです。

そういえば、ボウエンテクニックも腰のアプローチをセッションのはじめにおこないます。

それにも増して腰部が緩みだすと同時に、腰とお腹は、コインの裏表の関係にあります。
腰を熱刺激で緩めれば、同時にお腹も同様に緩みだそうという変化が起こります。
お腹をリリースして内科系の問題部分を改善させようという前段階で、
腰をはじめに緩めて体の上半身と下半身の関係性を腰で分けて扱えるよう整理できてしまえれば。。。。


人体のムーブメント上の問題として、
私たちは四足の動作をして歩いている感覚はないと思います。
ですがいまだに私たちは手足のうちの手は前足として犬や猫のような四足で歩き進むことができていないと体が持たないんです。

四足の動物たちは、腰がまっすぐ伸びていない(腰椎の前湾がない)とそもそも歩けないのです。
それは人間がはいはいをするときに腰骨を下にたらすように曲げ落として進もうとすると、
確実に腰が痛くなるし、運動性能上高速で進むことはできません。

手足は腰部を含む中心軸が曲がらずに機能して前足(手)と脚が機能してくれるよう腰部を緩め腰部椎間板に余裕を持たせると。

運動器系の手足や首の筋肉群が要領よく緩んでくれる状態に移行させることができる。
私自身の体の状態設定の場合は、という限定的な検証が少ない状態ではありますが。
こちらの方向をベースにして、同時に腕と胸の付け根部分などにもホットストーンを設置し暖めていくなどすれば。。。


腰部に玄武岩の11センチプレートを左右に、
腕と胸の付け根部分にベン石素材のかっさプレートを設置。
温度と時間を実験的にどの程度にすればいいかを検証中です。



ただおそらくこれはこれで、
体の緩みを与えて深部への影響成果はあがると思いますが、
皮膚や筋肉への接触するときの接触面積が減少した点についてカバーできるような操作がないと、
ベン石スティック等で小さな点や線で与える刺激による痛みの軽減がかなえづらくなるはずです。



最後の最後に・・・
家のなかにある「いせごろた」の使えそうな石を見つけて、
やはり少し重さのある石を一時的にでも採用するしかない。

そのような見方とせめぎあっているところです。


現状、ワークベッドで施術をしているので、
「いせごろた」を置く場所もないですし、
容易に扱える代物でもありませんので。
あせらず、あきらめず新たな学びを増やすしかありません。






現状、見切り発車という申し訳ない再開となりますが、
9月25日〜26日に玄武岩の腰部に当てるホットストーンが新たに4本届きます。

そちらが届き次第、
こつこつと少しずつ再開をしていきたいと考えております。


施術再開間際の途中経過報告でした。
posted by スズキ at 15:28| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

体に直にサインペンで筋肉の絵を描いて教えるマッサージテクニックの映像発見! わかりやすい!!

ホットストーンの資料集めとしてGoogle画像検索で絵を集めたり、
YouTubeにてホットストーンマッサージの映像を目を通しています。

リラクゼーションを目的としていない私の施術では、
ホットストーンを使ったマッサージ映像が参考になるかどうかわからないのですが。

どのような石の形状がいいのか?
どのような機器で温めているか?

参考になります。


私のうちにある自然石の姫川薬石の25センチ×15センチは使えるのだろうか。。。
などと玄武岩のホットストーンでは形状が不ぞろいなものが見つからなくて、
徐々に拡大解釈が始まりそうですが、
深層筋のリリースにつなげられるアプローチをしたいという主目的を忘れずに、
探索モードでがんばっています。



私ごとですが、
手技療法系の映像はしばしば覗いてみるものの、
マッサージ系はあまり見たことがないので新鮮。

そのなかでも、
ホットストーンからは離れてしまった映像ですが、
マッサージをするとき役立ちそうな映像を発見しました。


施術を受けるモデル役の方にサインペンのようなもので
筋肉や腱が描かれているのです。





たとえば、その映像のいくつかを抜粋して貼り付けさせていただきますね。
(ちなみに日本語ではありません。その点は悪しからず m__m)


https://youtu.be/y_Av7jrKpR8
Deep Hip Rotators & Glutes: Massage Video with Maria Natera



https://youtu.be/76PvEjVryRA
The 3 Deep Back Muscle Layers


また以下のURLが「Anatomy and Physiology」というサインペンで描かれたほかの部位映像のリストです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6R2zWRZawkAH710iA81s5IsB6t0cmzTm






私がもっている筋肉の絵が描いてあるシャツやレギンスも、
静止してみるだけでは悪くはないのですが、
マッサージを加えると着衣部分がずれてアプローチ場所が固定されない感じがする。

それがサインペンで描かれていると、
「まさにここだ!」というアプローチポイントの選定も楽になるし、
なぜ「その部位」を「どの角度」で「どの方向」に「どれほどの力」で圧をかける必要があるのか。

とても明瞭にポイントが確定できるので、わかりやすいんですよ。



私がスケルトンでお客様の体を眺めているという表現を使います。

私の脳内でこちらのサインペン画のように、
お客様の皮膚の下にある筋肉を頭にイメージしているのです。

筋肉と筋肉または筋肉や腱そしてじん帯・骨格などとの関連性や関係性をイメージできるようになります。

そのうえで「この部位は、構造上、違和感を感じるな」というところを察するようになります。

脳のなかのメンタルスクリーンで理想形を描き、
お客様のお体と比較検討すしたときに、
へんな引っ掛かりが感じられて色が変わって見えたり、
どうしてもそこが気になってしまうといことになります。

その場で、そこをよく見てみることもありますし、
仰向けや横臥位のほうがわかりやすいならば
施術のときに問題個所を記憶していてみていきます。

また問題あるこの部位を開放するにはどうするのか?
そういう問いを出すと、
アプローチの仕方が思い浮かび(かつての臨床から類似例を思い出すなどですね)、
頭の中でそのやり方で施術をいったん先行して施行するわけです。
その作業は数秒も目線を上空に向けている瞬間に終わっていて、
それでいいかどうかを感じます。

そのうえで、どうも、何をしてもしっくりこないというときに、
実際にお客様のお体で「あーでもない、こうでもない」と始まります。

でもそのような作業の仕方を学ぶ前には、
まさにこちらのマッサージ方法のレクチャービデオのように、
「筋肉や腱を見える化」することからはじめました。

難しく考えず筋肉や腱を「見える化」しながらマッサージをする。





とても大事だと思います。



あとは人体解剖図を生きた学びでと考える、

アスリートの方々にも見ていただきたいですね。
posted by スズキ at 09:34| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

玄武岩のホットストーンで、温熱リリースの試行錯誤中


私がお願いしていたベン石温熱器。
こちらは船便で来ることになっていたものだが、
輸送途中で紛失したそうで私のところには届かない状況。

そして再度、中国からの船便で送られてくる手配していただいたベン石温熱器は、
当分の間、納品される見込みがありません。


そうなるとその代替をしてもらえそうなホットストーン用玄武岩を使うしかなくなりました。



いくつかサイズや形状を変えて注文したのですが、
多くは一週間以上、納品にかかるといいます。



唯一、すぐに納品され、今日、注文したものがひとつだけ届きました。


Xラージ 玄武岩 ホットストーン 2個セット [ ホットストーン ホット ストーン ストーンヒーター ホットストーンセラピー セラピー 玄武岩 天然石 スパ ロミロミ ハワイ ハワイアン マッサージ ]

11センチ×7.7センチ×2.7センチという手で握れるサイズ。
重さがあり、なめらかで皮膚に引っ掛かりのない、肌触りがいいものです。



そしてお手製の温める装置を使ってこちらを加熱した。

サイズが大きいため、加熱時間は40分弱かかった。
そして私のお手製の加熱器は温度調整がつかなくて、
45度くらいが最適温度なのだがそこにちょうどなる手立てがないことに気づいた。

最初は自分にやけど覚悟で試してみて、
私の皮膚感覚で温度を覚えて調整するしかない。

あとはうれしいことに「熱の持ちがいい」です。



そして凹凸がなく滑らかな点は、心地よくこするようなマッサージには向いています。
リラクゼーションを主眼にしたものであれば、上々の特性を持っているといえるでしょう。

ただ私は「深部層のアプローチへ使用する道具」と考えているので、
かえって少し凹凸があって引っ掛かりがあったほうが皮膚のとらえがいいこともあるので。
自然なデコボコした感じがあったほうが使いやすいのですが。
そのようなホットストーンもあるのだが、かえってそんな自然な石のほうがかなり高価で、
試用として購入するには手が出ません。




もともと私がベン石温熱器を2機買ったのは予備用と考えた点もありますが、
もうひとつ理由があります。


それはたとえば腕の筋膜をリリースする際に、
上腕筋が問題個所なら通常ならトリガーポイントを見つけて、
そちらの部位を積極的に圧するような刺激をあたえることで解いていこうとします。

それでも解けるのですが、
一点集中型で接触点を持つと、皮膚抵抗にだいぶブロックされて刺激は奥に伝わらないようになっています。

それをちょうどトリガーポイントになっている部位を前後か左右かで二つの温熱効果をもった石で挟み込み、
そしてその石を動かしてもいいし、
かえって石は固定して動かさずにクライアントの腕をちょうどトリガーポイントを固定した石が解くような動かしかたをさせる。

すると不思議なほどリリースがたやすく、同時に患部が潜った先の深部層も緩みだしてくれて、解かれる際の痛みも少なくなっている。
そしてそのときに石に温熱により人体の筋肉等の硬化を緩める効果を持たせるものをつかったならば、
そのリリースの作用が、大幅にお得にベースアップしてくれるのです。

バインド(挟み込み)リリーステクニックですね。


そしてより効果を高めるため温熱状態にしたら遠赤外線効果等で血管が開いてリンパ管のつまりもとって代謝をよくする作用が向上する。
それによりリリース成果を高めてお客様の体質改善の作用をあげられるように工夫しようと考えています。


そしてこの用法では、
胴体の目的のダメージをえて動きが悪化した臓器を機能向上をはからせるための操作がしやすくなる。
そのような仮説を立てています。
石で胴を患部となる臓器に対して前後や斜めに温めた石で挟み込めるようにします。

そこからが修練が必要ですが意識で胴体の前後を挟んでいたとすると、
もし胃をアプローチしようと思えば腹部腹の筋に近い部位を動かすようイメージし、
もし腎臓であれば背部の腎臓に近い場所をこころえて温めた石を設置して、
そして問題の腎臓を挟み込むような腹側の位置にもうひとつの温めた石を設置します。
それから患部の位置がどれほどの深さであるかを意識的にイメージして、
胴体の前後に設置した温められた石を使てうまく患部に動きを適量だけあたえるよう施術をすることができる。。。

私が自分自身に対して人体実験をして、それらの仮説がおおむね間違いないだろうと確認ができたとき、
お客様に実際にそのやり方を提供させていただくわけです。


私はこれを「温和リリーステクニック」と呼んでます。

温められた石と石を穏やかに和合させるような意識で、
その石の持つ人体を癒す力を余すことなく発揮していただく方法です。



最初はベン石温熱器でそれを実現しようと考え、故障して出ばながくじかれて、
ベン石のかっさプレートでは、3枚を同時に重ねて使うとどうにか使えると思ったがそれも思うようにはいかない。

しかたなく玄武岩のホットストーンを試しに利用しようと考えたのですが、
リリース効果はベン石のほうが玄武岩より個人的感覚では高いように感じました。
そこはもしベン石でちょうどいい使える形状が市販で手に入ればいいのですが、
それが見当たらないので、手に入りやすさというところでは玄武岩がたけているのでしょう。


とりあえず今日来た玄武岩のホットストーンで、
どれだけ「温和リリース」ができるものなのか。

手探り状態ですが成果がだせるよう試しています。


ベン石温熱器が故障しなければ玄武岩のホットストーンについての利用は見向きもしなかったのですが、
玄武岩のホットストーンの熱の持続性は魅力的ですしサイズが多様で。
使いようによっては、施術の可能性を向上してくれるかもしれないと思えてきました。
目をもっと大きく視野広く開いて可能性を押し広げる、
すばらしいきっかけを与えてくれたのかもしれません。


まだ玄武岩のホットストーンの活かし方がわかってなくて。

扱うのに戸惑いがあるものの、
素朴に自分の足や腹などを前後左右で挟んでみて、
どうアプローチ部位を意識で設定して力を思い通りの場所に与えられるか、
試行錯誤をしながら使い勝手の要領をえていこうと思っています。


posted by スズキ at 23:15| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする