2018年06月26日

てい鍼による左右のクロスポジションによるリリース。



10センチのハニカムてい鍼.jpg

私が自作した10センチ長の真鍮製てい鍼例




てい鍼で、体の刺激をする際に、
面白いリリースの影響があります。

それはたとえば右手で握ったてい鍼で体の左側の患部に接触刺激を加えると、
右手で右側の患部を刺激する以上のリリースが起きるのです。
実際に鋭敏な感覚がある方がやってみると、わかるでしょう。


「えっ、確かに・・・。
 でも不思議だ。 0.0;」


理由はそのようにしますと、
極性療法(ポラリティセラピー)の作用から
深い患部のリリースが起きるからです。




さらに効率のいいてい鍼でのリリースの方法があります。


てい鍼を2つ用意します。

そしてたとえば、両手でてい鍼を持ち、左右の足三里に同時に接触刺激を加えるのですが、
そのときに右脚の足三里は左手側のてい鍼で、
左脚の足三里は右手側のてい鍼で刺激をする。


すると理由はあまり明確ではありませんが、
私の体感上、脳で左右のバランスの差異を情報として的確に捉え、
神経的に問題を明瞭に把握理解できた際に、
脳内のボディマップを書き換えてくれるように感じています。

それはなぜかというと、
不思議と動きの質が、
これをやってみるだけでスムースに向上した感じがする。

そのようなことに経験上気がついたときがあるからです。

もしかすると、工夫次第では。
体の感覚上の左右差を拮抗させるためのツールとして利用できるようになる?
そんな気がしています。
posted by スズキ at 03:59| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

肩や肘の関節部分にある筋膜に起こりやすい癒着パターンには、、、、

オーソパシックメディスンという本に書かれている筋膜が問題を起こした状態に、「フォールディング歪曲」がある。

過剰に関節部分が伸ばされてしまい、同時に筋膜が過剰に引き伸ばされてしまった。
そのような状態になったときには、強い痛みを覚える。
その痛みから身を逃がそうとするとき筋膜のねじれが起こる。
そしてそのままのねじれたままの状態で関節部が元の長さになり、
そのときにねじられた歪みを内在した筋膜のままで固定されてしまうケースです。


たとえば、大きな馬力のある犬の散歩をしていたとき、
急にその犬が走りだしたとき、
リードを持っていた手がいきなり引き伸ばされてしまう。
すると肩が抜けたような痛みを感じ、
身を委縮させながら身を引くときに引き伸ばされた肩の筋膜がねじれを生じてしまう。
そして次第に時間がたつにつれて肩の筋膜が複雑にねじれたまま
肩の部分の筋膜部分が元の長さになってしまう。
すると、、、一見すると治ってしまったようにみえるのだが、
その後、ねじれた筋膜を持つ肩は、
そのねじれによる筋膜の引き連れが痛みの不快感を与え続けてしまう。



そしてそれは、自然に改善して治ることはないのです。。。



徐々に肩のなかの筋膜のねじれは、そのひとつのねじれから全身的な体バランスを崩してしまい、
他のまったく他所の筋肉等が順繰りに痛みが体の中で移動しつつ回りだしてしまうようなことへと展開していってしまう。

ただそのようなケースでは、
自分としては肩の不調を感じつつも、
場合により肩の位置が大きくずれていないこともありますから。
そうなると、以前起こした肩の内側に作ったねじれた筋膜のことなど頭から抜け落ちて、
体調不良と至った自身の状態を気づくことができなくなってしまうことだってあります。


こうなると、本当に厄介なんですよね。。。


このようなケースでのフォールディング歪曲のリリースのしかたは?
対処法としては、
オーソパシックメディスンのテキストを参考にして解くこともできるでしょう。
怪我をした時からの経過時間が短ければ、
一番の患部といえる肩関節の筋膜のねじれを緩めれば、
他の代償的にゆがみだした部分を改善させることもできます。

ただ問題は一ヶ月以上もの期間(※3週間以上経つと慢性化しだしている状態に移行しだしています)といった長い期間、
筋膜のねじれや不整合を生み出したままの状態で放置されてしまった場合が問題になります。
代償として他の部位にもゆがみやねじれが生じだしてしまうので、
広域に渡ったそちらも丁寧に解いていかなければなりません。
それらのあちらこちらと定型化されない歪みの場を作り出し、
ゆがみの状態が体のなかで定着し出します。
そうなると非常に改善させるのにも厄介。

そしてそれは重力線にマッチしない、
非常に読みづらいゆがみの状態です。
相当に体への観察力があっても、一度や二度ではどこにどのような問題が派生しているのか、
読み捉えることも容易ではありません。

ちなみにこのような代償的につくられた患部から離れた体組織の歪みのみをいくら解いても、
肩の筋膜の問題点を改善させてしまわないかぎり、早々に同じ所が再度歪みだしてしまいます。
いくらリリースをしてみても、同様な戻り現象が起きてしまうものです。


そういったところが、非常に厄介なんですよね。






先日、数カ月ぶりのお客様が、
まさに上記の肩の筋膜のフォールディング歪曲化した状態でおいでになられました。

その際には、本人が肩や肘を問題を生じさせたという怪我をした自覚があったため、
すぐに私にそのことを話してくれました。
「あまり関係ないことかもしれないけれど、、、」と、但し書きをさしこみつつ、
その内容からは非常に私としては話してくれて感謝という感じの内容でした。

まさにそれ、フォールディング歪曲じゃないの!
という感じで、オーソパシックメディスンの本の該当ページのイラストを観ていただきました。
それで、なんとなくお客様の頭のなかでも、たしかに自分もこのような状態になってしまっていたのだろう、、、
という自覚をひしひしと感じていただけた模様です。

それは右の腕や肩が負傷を負っただけなのに、
反対側の首や腰の痛みが強くなり困ってしまって
「どうしていいことだろうか?」と方策に苦慮しておられる様子でした。
おそらくそのまま放置しておられれば、
飛び火の仕方のセオリーどおりを見れば
今度は腰から膝へと痛みの部位が飛び火していくパターンなのでしょう。



そうなんです。



フォールディング歪曲の場合、
一度、肩関節の部位に入った筋膜がゆがんで引き連れたまま固定された状態から、
その腕を一定の力で遠位へと引き伸ばしつつ適宜の腕の回旋をさせていかないと解けません。。。

そういった対処をしなければ、
たとえいくら湿布を貼っても、キネシオテープを貼ってみても、
ずっと問題化した患部は筋膜の歪みっぱなしが続いてしまいます。
そしてそれが慢性化するほどの昔に患った怪我であったならば、
私へ先日この肩を引き伸ばされるような形で負傷したのだという情報を伝えてはくれないでしょう。

そうなると、フォールディング歪曲は、
外的にはあまり問題があるようなほどの異常が形態的に見えてきづらいという傾向があり、
気づかれずにやり過ごさざるを得なくなることがでてくるのです。

またとある理由で筋膜の癒着の形態として、
あまりフォールディング歪曲のようなパターンについては、
存じあげておられない施術者も多いようだと思いますので。

ほんとうに私がたまたまそれを知っていて
十分とは言えませんがある程度の対処できたから良かったという感じでしょう。



そしてフォールディング歪曲の様子を示したお客様のケアは、
だいたいのところうまく行ったようです。
施術後に患部に当たる肘をしなやかに伸ばしていました。
肘が曲げられなくて困ったという状態から脱せられたため、
ほっとしていただけたようです。


ちなみに、そのようなフォールディング歪曲のような怪我を負った場合、
対処が大幅に遅くなれば遅くなるほど、リリースの際に痛みがでてしまいますし、
改善のためのテクニックを施しても、一度や二度ではうまく奥まで直らないようになってしまいます。

posted by スズキ at 02:04| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

ひさびさにスマーティ入り

昨夜は、遠赤外線ドーム型サウナのスマーティに、4時間ほど入ってました。

昨今、体にかかる負担分の蓄積が元で、
体の歪みがなかなか自力でリセットしづらくなっているという自覚が出てきて。

自分の体の歪みがあれば、それは大雑把にいえば、
交感神経が優位でリラックスできていない状態を観察することになります。

すると肉体的には目線が下がり視野が狭まりだす。
下を向いている目線では、広域にわたって情報をつかめません。
それと同じ現象が体内で起こり始めるのです。

体の一部分にしか意識が配れなくなってしまうのです。
つまり気になるような一点部分のみに意識が取られて、
ほかはあってもないようなものです。
無感覚の体の部位が増えてしまうことで、
いつしかそれでは体の状態を悪化させている源にたどり着くことができない状態に陥る。
感覚器官の視野が狭量で確認できない部分が増えれば増えるほど、
体はさらに回復改善が難しくなってしまう。
ものが全然見えていない状態に陥ってドツボにはまる感じですね。

意識上の視座の低さが同時期に起こり始めます。


体調がある程度よろしいときには、
体の具合であまり感じ取りづらいところでも、
患部と思い込んだ裏部分の感度を増幅させて
「真の患部」を見つけることができるのです。

そのような自覚的に体に意識を向けて改善できる状況か、
それとも難しいところまで後退した状態であるのかを私ども施術者は観ています。

ときとしてすでに体がよくなっていているときには、
つらいとか痛いとか張っているとか言っておられるお客様の言葉は、
自身で真の患部をみつけて仕組みを解き明かそうとする過程にあって、
あまり私どもが手出しをしなくてもいい状態です。

そうではないときには、
やはりなかなか自力での復旧状況として厳しいときもありますよね。
そこの判断ができるかどうかが、大切なところだと思います。


ここ最近、少し自覚的に自分の体を歪みを体験させる方向へと追い込もうと考えていました。

そしてそのような状態を自分の内側から感じ取れたので、
「うぅ〜む、やはり、このような意識状態、体の状況になるのね」と、
思ったような体験ができたのでリセットを試みるためスマーティに入ったわけです。


さすがにそろそろ改善させておく義務もあるのだろうと考えまして。

たとえば体をリリースするにも施術者が自分の体の状態の上限自覚以上にお客様を押し上げるのは難しい話になります。
動きの用法を指導するにも自信の感覚が閉ざされていたようでは、
自身以上にお客様の状態を押し上げられるなどということは起こりえません。



ちなみに以前もブログで書かせていただきましたが、
体温が下がると身体はどうなるのか?

たしかとある本で次のように述べられていました。


36.5℃-----健康体。

36℃-------震えにより熱産性を増加させようと体が働く。

35.5℃-----恒常的に続くと自律神経失調症状が出現。

35℃-------ガン細胞が最も増殖する温度。

34℃-------おぼれた人を救出後、生命回復ができるギリギリの体温。

33℃-------冬山で遭難し、幻覚が出てくる体温。



体温調整がうまくいくこと大切さがわかりますね。
posted by スズキ at 12:45| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

手にフィット感がすばらしい!黒曜石のマッサージスティック



今日は横浜中華街にでかけまして、
日頃の疲れを癒やしました。

そしてパワーストーンが多数おいてある雑貨屋(=マライカ中華街店)に立ち寄り、
黒曜石のマッサージスティックをみつけました。


黒曜石のマッサージスティック.jpg

マッサージスティックのお尻のほうが斜めにアークがつけられたカットがなされています。
手に収めてマッサージをすると、この部分がいい感じにフィットして力が無駄なく伝わる。

私が持っているパワーストーン製のマッサージスティックは、
お尻の部分が丸くなっています。
それらのマッサージスティック。
今日買ってきたものほど力が伝わっていませんでした。

そのことに気付かされました!! 0.0;


ちょっとした作りの違いで
天と地ほどの使い勝手が変わってしまうものですね〜。

機能的な作りを気に入って、
通常の黒曜石のマッサージスティックにしては1500円は高いですが購入しました。

てい鍼づくりにも、これって応用が効くのかな?

^-^


posted by スズキ at 04:05| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

体のねじれを改善させるリリースの試案



私が施術をしているときに、お客様がほぼほぼ右利きで、
体の背面等でリリースする側が左右同量に硬化しているわけではありません。

すると施術をする私としては、
片側ばかりで素振りをするゴルファーのように、
自らの体がねじれてしまうようになります。

ゴルファーならば、右打ちであれば、左側のスイングをしていくことで
左右の体のバランスのずれを補正することができるものだと聞きます。

ですが私自身、複雑な施術上での左右の使い方が生じた結果ですから、
なかなか左右同量に体を動かすというのも難しいものです。

そのようなとき、長時間、スマーティという遠赤外線のドーム型サウナにはいると、
ふっと体の芯のねじれが改善されてゆがみがリセットされるのですが。。。

それは私が施術上でお客様になすことは難しい。。。


ではなにか、代替えできることはないだろうか?




そのようなときに思いついてトライしているのが、
自作ていしんを使って、
椅子に座り左右の大腿骨上端に左右同時に500グラム程度の圧をかける。

その状態を30秒〜90秒ほど続ける。
ときには痛い感触もあるかもしれない。
それはその場にある靱帯部分につまりがでているときの証拠だ。
体のねじれが感じられるときには、
必ずと言っていいほどこの場の靱帯の問題がでているので、
痛い部分を見つけるようにしていくことが
リリースポイントの見つけ方となるのかもしれませんね。

リリースが終わると、
腰が楽になり呼吸がしやすくなっている。
肩のこりや首やのどのつまりが改善して筋の柔らかさが増す。

この骨盤と大腿骨をつなぐ靱帯部分が問題がでてしまうと、
股関節の入り方が浅くなってしまい、
仙腸関節が結果的にずれてしまいます。

そして仙腸関節がずれれば、
それは同時に体全体の関節のずれを引き起こした状態を意味するものです。

よって大腿骨と骨盤を結ぶ靱帯を改善していくことで、
全身の関節のずれの是正をボトムアップしてくれるのです。


体のねじれは、
もちろん完全にリセットできているわけではないが、
ずいぶん楽になって感じられるだろう。


そしてこのリリース法は、
別段、大腿骨と骨盤を結ぶ靱帯への左右同時のアプローチに限ることではない。

実は自作ていしんで左右同時に刺激をしてあげることで
脳内で左右差を違和感として関知しやすくしてあげているのです。

左右を同じ力で作用させているはずだから、
同じ刺激と感じるはずが、
気づけば異なった刺激としか感じられない。。。。

おやぁ、おかしいじゃないか?

と、いうように脳にその場を注目を向けさせることで、
現状にあった修正を機能させるきっかけを与えるのである。


これと同様に、体の肩関節部分の靱帯の左右差があるところや、
他さまざまな体のずれを表すような要所が体の中にはあふれている。

そのような体のずれは、いったん、それが恒常的になれば、
ずっとその状態を重ねて続けるしかないと、脳は思いこむ。

それは施術を受けてみたとしても、
それだけでは元に戻るから身体操作を改めないといけません!
というところに通じてくる。
脳は、左右差のずれを一度受け入れてしまうと、
それはそれで恒常性の続きとしてずれたままにして、
その上で機能させようと苦心するような傾向がある。

そのときは、体の左右差を脳は現状をサバイバルさせるには、
ずれていたとしても活動してやっていこうとさせるのみだ。
とにかく、今をいきる。今を生き抜く。
多少どころか、けっこう体がずれてしまっていても、
そのままのずれた条件をのんで活動していくものだ。

そこで体の左右対称性を失った状態を、
体の左右の骨頭部分や靱帯や腱の同一点を同時に同量の圧をかけていく。

そしてそれが自作ていしんである理由は、
金属特性上の微弱電流が体に左右するようにして
その電位を体の刺激点から受け取っていくことで
他のものでただ圧をかけたときでは起きてはくれない
反応の良さがあらわれるからだ。

自作ていしんではなく手で触れるというやり方でもいいのかもしれないが、
あきらかに私にはその修正成果の高さが違っているように感じられるのだ。

このような施術方法であれば施術中にすることができる可能性もあるだろう。




人体マトリックスへの刺激から感受した認知情報を意識により修正作業がなされる。
人体に描かれていた左右対称部位に、
同時に刺激をあたえる。
そのような発想ですね。

私は、マトリックス・リパターニングという、手で特定部位を触って体の対象性を失ったような部位を修正かけるという手技を解説した本を持っている。
普段、あんまり見ない本だが、手技としてはセルフワークとして興味深いものだという印象があるものだ。

そちらに描かれた手技を下地にしてやり方を練ってみるのもいいかもしれない。
研究課題としては、おもしろい成果が期待できるものだろう。


特に、すでに筋膜りリースが深層までなされている人には、
これは大きな成果を実感できることだろう。
その好例が、私自身ですね。

そしてまた自作ていしんを複数作っているのですが、
このときに利用して成果が高い数本があります。
こちらの自作ていしんは左側に利用し、こちらは右側にすべし。
といったプラスマイナスの極性も、私自身の体内では感じ取れる。




また残念だが、体内の経絡の流れが多く阻害されている方では、
もともとどのようなセルフワークも大きな気づきを生むものではない。

日頃からの体調不良が強い方の場合には、
できることであれば、
いちど、しっかり深層部まで筋膜の癒着部が解かれた状態を体験してもらいたいですね。

すでに体がダメージを蓄積していると、
そのダメージを含んだ場所からなかなかはなれていってはくれないものです。

セルフワークでの対応は、ひとによりけりですね。





posted by スズキ at 08:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

自作てい鍼を、新たな局面へ進めるためのアイデア案をいただきました


自作てい鍼を、少しずつ改良に改良を加えている昨今。

私自身、なんで工業高校に進まなかったんだろう。。。
工作能力の稚拙さから、そのように思うところですが、

私の自作てい鍼を受けていただいたお客様のおひとりから、

「このような部品を使って垂直に打てるような機構の器具をつくってみてはいかがだろうか」という内容です。


いくつかのパーツの的確なイメージ写真まで添付して送っていただきました。

U様、ありがとうございます!



意匠上、この場でアイデア案を公開できないのが残念ですが、
脳内で提示されたものを創作して作ってありありと使うイメージを持ってみました。


特にインパクト圧が垂直に無駄なく得られるようにしようという機構からは、
最近、私自身が肩のローテーター・カフを多用して推進力ある垂直圧を創りだすように心がけていたところで、
「目の付け所が私と似ているな!」
と感じました。


私は超ローテクな、自分の体の操作を変えて圧を創りだそうとしたり、
圧をかける際に両手に気が配られすぎることで脳の集中を削ぐ量を減らす工夫をしたりでしたが。

ボールベアリングをも利用してなめらかな垂直圧を作り出せというのは面白い発想ですよね。
本格的な器具としての仕組み化を進めていければ、
一般の方でも取り入れることも、いづれは可能となるでしょう。






このたび、興味深い発想をいただいて、一番感じ取れた学びは、
自分一人でおこなえる仕事の質には限界が有るものだということを気づかせていただいたことです。

やはり、できるところまでがんばって、ひとりでやってみて、基本要件を抽出し終えた後には、
最終的にかっこを整えるようなデザインを見栄え良くするなどの工夫も含め、
どうにかして、広まりだすようなものへと展開をしていければなと思っています。


自作てい鍼のことは、
これは商売ありきばかりだというのではありません。
皆様に気軽に使っていただけるようなものへと落としこんで活用していただいて、
健康維持に貢献していければという願いがあります。
私の今後のライフワークにさせていただきたいと考えています。

そのような意味もあって、
やはり設計図を描いていた人は違うぞ!と改めて羨望の目で、U様を感じたわけでございます。 ^-^
posted by スズキ at 12:28| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

骨盤内部は「大骨盤」と「骨盤腔」にエリア分けがあるんです!

腹部をチェックするときの見分け方として、
大切なパート分けがあります。

それは骨盤内部を二分するライン、
骨盤上口を堺に上下2つのエリアがわけられているということです。

消化器がおもだって位置する腹部内臓をおさめる大骨盤エリアと、
膀胱や生殖器などが位置する骨盤内臓をおさめる骨盤腔エリアです。

骨盤内部は大骨盤と骨盤腔にわかれる.jpg

この上下のエリアをわけて腹部を触ってみているかどうか。

意外に大事なんですよ。


腰椎椎間板が縮みこまっていたり、
無思慮な腹筋のやり方で腹直筋を硬化委縮させたり、
脊椎全体の側屈や前後の彎曲が極端だったりすると、
腹腔と呼ばれる骨盤内部も含められたお腹全体のエリアが狭められる結果となります。

その際に、
骨盤内部の大骨盤や骨盤腔エリアなどは重力の最下層部に当たるため、
顕著な萎縮傾向をしめすのです。


主だって大腰筋が変質して硬化が続けば大骨盤内部の内臓に影響が出ますし、
主だって内転筋が硬化短縮すれば骨盤腔内部にある内臓へと影響が及びます。
また大腰筋や内転筋が硬すぎると、異常な牽引痛を生じさせる影響エリアが広域に渡りだします。
そのような状態まで移行している方の場合は、施術でリリースをしたとしても、
ほぼほぼ身体操作のやり方が負担が蓄積するかばいグセ等も内在していることも多く、
戻りが早いように感じます。

どうにか立位や歩行時のやり方を、
少しずつでも負荷が減るようなやり方に変えることも検討すべきでしょう。



また実は、私のお腹の触り方には2手に分かれています。

私が施術をするときに、
なにげなくお客様のお腹をさっさとさわっているときには内部が安定して柔らかいという状態のよさが、
腹部の上に手を持って行きかざした瞬間にあたたかみや躍動感から読み込めたあとのことです。
深く押す必要は感じていませんので、笑顔で「チェック、Ok!」とさっさと次に進みます。

私が施術をしているときに、
お客様のお腹の中をずんずんと奥まで触って状態を読み取ろうとしているときは、
お客さまにとって不快なときではありますが、
大骨盤や骨盤腔エリアに内臓の硬化や降下やねじれや冷えがあるかどうか。
またそれらが大腰筋からきたときには大腰筋の硬さがある部分に触れられて大骨盤部分に含まれる内臓がちょっと難があるだろうとわかるし、
同様なことが内転筋を少しだけつまむようにしてコリッとしたときに痛みがあるようであれば
骨盤腔部分にある内臓に難ありという予想が立つ。
(私が不用意に内転筋をコリッとさせているわけじゃなくて、
膝周辺の内転筋群部分の硬さと恥骨筋部分の硬さと部分により骨盤腔部分の臓器の癒着が推測できるためなのです)


大骨盤エリアや骨盤腔エリアが詰まって息苦しい状態のときには、
恥骨結合部分や仙腸関節の可動が制限されていたりずれて固まっているときが多いものです。

そしてすでに大骨盤や骨盤腔の内部に含まれた臓器が固まってしまえば、
仙腸関節のリリースや恥骨結合のリリースを行なったとしても戻ります。
それはやってみればわかるのですが、
内臓部分の内臓壁部分にある臓器の筋膜とも呼べそうな部分は癒着して
にっちもさっちもいかない状態にもなれてしまう組織だからです。
なので関節部分と内臓部の両方のリリースの同時進行が理想です。




余談ですが、内臓の癒着話で言うと、
ある知人が腹部の開腹手術を受けたときの談で、
内臓置く部分の患部を直接切り取る際にかかった時間はものの5分で、
患部にたどり着くまでの内臓部の癒着を剥がして剥がして剥がして、、、というのが5時間近くかかったと言われたといってました。
内臓部分に炎症を持って大網という網々部分が内臓部に入り込んで癒着が進むと、
本当に内臓癒着状態は大変なものとなるという好例ですね。
そこまでいかなくても、腹腔が縮んだ方の多くの人達の内臓部には癒着が進んでいるようです。

お客様に姿勢が良くなると胴体が伸びるというと、
「あら、いやだ、かっこわるいじゃないの!」とおっしゃられますが、
内臓部の癒着が進んだ方の開腹手術をしてなさる映像を観ると、
胴体が適正な長さがないということの恐ろしさを感じていただけるかも。 ^-^




私は、施術とは、
お客様が施術後に動きやすくなり改めて自己の身体操作に磨きをかけるための下地づくりだと思っています。

体全体の動きを正すにも、
この骨盤上口付近の大骨盤エリアがどのようなコンディションになっているかで、
自己の身体操作を感受する能の良し悪しが決まってしまうように感じています。

そこは下丹田と呼ばれる部位として、
骨盤内部や全体を感じ取ることは大事なことだと思っています。


ぜひ、自分の骨盤腔部分等にも手を触れて気を配ってみてくださいね。
posted by スズキ at 12:02| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月16日

首や肩のコリほぐしは、手が硬ければ効き目、うす〜い!

最近、手を解かせていただくケースが多くなっています。

デスクワークをしているお客様、手を使い力仕事をするお客様。
花粉症を含めアレルギー性疾患を持っておられるお客様も「手が硬い」んですね。

そんな手が硬いことで肩こりや首こりになっている方々は、
どんなに首や肩をゆるめたとしても、早々にまた固まり出します。

手の腱・筋肉が緊張することで、
手先や指先という情報をつかむためのセンサーが正常に働くことがありません。
そうなると心理的にも落ち着きを失い出すんですよね。
するとついつい肩をすくめ首を緊張させて外敵から身を守る反射的反応へ及ぶ。

そんな手の使い方をしている人の特徴は、
手の屈筋群ばかりを萎縮させて手を使う。

そのような癖を持っているんですよね。

この手の屈筋を使って伸筋を活かさないかぎり、
このような負担を感じている人の肩こりや首こりの終わりがない。
逆算して考えれば、屈筋を使いすぎていて手を過緊張にするなら、
「伸筋を使おう!」という意識の目を開いて、
伸筋を使えだせば手の凝りが段階を経て緩む。

ほんと、バカの一つ覚えといえるほど、
「伸筋を使おう!」って、繰り返して言い続けるのも、そこです。

それがいつしか肩や首が緩められる結果を生み出すのです。


そこがもっとも考慮してほしいところ。
安定性ある挑戦すべき、改善の道です。


ただ、結果的に伸筋を活かせるように手を緩められたとしても。
手がすでに芯まで硬さが至っていたとすれば、その時点で問題。

腱が多重化した組織として構成されている特別な手が固まったとすれば
手の腱や筋肉の隣同士が密接して密着しているため、
手をリリースを施すにも痛みが半端無く強く出てしまう。

優しくリリースするというやり方を繰り返していけばいいではないかと。
そのようなアイデアもありますし、それは十分にやっても頂きたいもの。
ですが専門的にこの部位のリリースの仕方を学んでいき、
多くのお客様のリリースをした際の結果を知っているならば。

つまりしっかりレベル高くリリースを幾度かなされた者と、
そうではない方々とは施術後の様子には開きが大きいのです。

基本、セルフボディケアの一環で自分で自分の手を緩めるようなストレッチで十分に緩められる人は、
それでいいのですが。

そこをはるかに上回るダメージが蓄積している方々は、
セルフケアでは歯がたたないんですね。 ^-^;

だって、本当に手をリリースするのは、難しんですよ。
筋肉の流れを読むのはたやすいが、腱を正しい位置に収め、
腋下や肘周囲の神経の過敏になった問題が大きい部分など、
自分で行うには知識だけではなく勇気や根性が必要なもの。

おそらく私が自分で自分の手を凝り固めすぎたとすれば、
セルフケアマッサージでのリリースという手段は取りません。

で、たぶん痛みがあるのはわかっているが、
他者施術者によるリリースを受けることで、
ウソのように状態が改善することがあって。

たとえば花粉症気味の方が改善も早くなり、
というようなこともありますし、
呼吸が楽になり、神経的な緊張が募る手の凝りは精神的緊張も強いるので。
出足が鈍るという言葉がありますが、
手が緩まずに緊張性心理的圧迫感まで発展している人は手が出ないという、
新たなものへと着手するということ自体が苦手になるという傾向もあって。。。
そんなところも、緩んでしまう。

それも比較的短い時間で、です。

どんな雰囲気で私が手の凝りをリリースをしているか。
ワンシーンを載せておきますね。

手を解くことで、肩や首を緩める.jpg

手の表層や中層部のみを狙って緩める一時的なハンドマッサージであれば
痛みをあまり感じないか、本当に気持ちのいいというマッサージもできる。

ですが私は深層筋をリリースしようと言うのが合言葉ですから。

結果的にお客様に「痛いぞ!!」と言われても、
解いてしまうんですよね。

数日、痛みが続くこともありますが、効果は、Goodです。
posted by スズキ at 09:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

「努力感を捨てて楽に快適に技ができるようになったほうが効くものだ。」

いま、私の施術では、手掌によるボウエンテクニックをベースというか模した手技と、
重量級のブロックを組み合わせて梃子等の力学的な力を使いつつ正確なリリースをするものと、
下記のような自作したインパクト圧を創りだすための真鍮製の道具を6本ほどを用意して利用。

太い自作てい鍼.jpg


実質、この連携でリリースを加えると、
深層部へのリリースされる質が違ってくるようです。

かなり緻密な施術のぎゅうぎゅう詰め感があるので、
施術パーツの成長を観て、施術要素の抽出を持ってシェイプする予定です。

なので、この取り合わせの施術を受けていただけるのは、
おそらく長くて今年の7月末くらいまでとなるはずです。

^-^

最近、施術最中に気づいたこと。
真鍮製の道具でインパクト圧をかけるときです。

効果が出るような仕掛けをいくつも施してあり、
多様に独自の素材の力を引き出す工夫をしているのですが。

「トークセン」というタイ式マッサージで経絡線に沿ってトントンとするような道具の使い方にも似ている。
私が、下にあげた本を見たときに、一瞬そう感じて、
「えぇ〜ッ、そんなぁ」とショックを受けたことがありました。

ホリスティック療法の最高峰! 【メディカル・タイマッサージ入門】

ただ実際、トークセンの映像をYouTube等で確認して、
まったくコンセプトが違っているということに気づいてホッとしました。 ^-^;


https://youtu.be/vP5dFWHsbrQ

やっぱり、「パクったな!」といわれるのは、
独自に少しずつ考えを加え進化させてきた過程があるので、
非常に心外なのです。

ただそのうちこちらの書籍を出しているタイ式マッサージのスクールが
武蔵小山というとなりの駅近くにあるということは知っています。
幾度もそちらのスクールの前を通って、気になっていましたので。
トークセンの用法が私の施術上の参考になる点があればと考えて、
いずれ折を見て実際にトークセンの治療を受けに行ってみたり、
気に入れば習いに行くのもいい勉強になるのだろうと思います。

そのような参考にできそうなものを見つけられたのはうれしい。

ですが、他にも重要な気付きがありました。


おそらく、あまりにシンプルな気付きです。


それはひとつのアイデアから生まれました。

写真に写る真鍮製の道具を、
私が押さえなくとも自立できるようにしたい。

そうしたい理由は、
私が手で持ったり押さえことによる振動のロスを減らすためです。
私が手で持つ側やタップする側の真鍮製の道具を握るような固定を図るならば、
それではインパクト圧の多くの力の作用が私の手に伝わって消えてしまいます。

目的の硬化したお客様のトリガーポイントへ、無駄なく力を届けることができなくなります。。。

そこには早くから気づいていて、
対処法がないか試行錯誤を繰り返していました。

その末に産まれたやり方です。
写真に写る真鍮製の道具を3つほど束ねます。

すると3本の脚を持つ三脚状態になるのです。
そうなれば、私の手の支えがなくとも、
水平面であればその上に置くことができれば自立できる。

そのような状態にして、インパクト圧。

すると、、、案の定、
私が手で握っていたときとは段違いに筋膜が緩みだすではないですか。

またインパクトを与える側の真鍮製の道具を、
さらにフリー・フォールさせる要領を取り入れるならば。。。
実際は、このフリー・フォールさせることは、
ハンパなくやってみると難しいものでして。
特殊な手掌の「手の内」をある程度の精密さとトレーニングで完成させなければできないほどの、
けっこう難易度の高い技術なのですが。
これもまた試行錯誤をする上で、
結果が出せるようにまで仕上げたのです。

すると、自立した三脚状態になった真鍮製の自作ツールの設定と、
手の内を研究して作り続けてきたことによるインパクトを与える側の真鍮製の自作ツールが活きる。

それで筋膜が緩む量が、やはり私自身、「えっ、、、すごいんじゃない_?」と、
そのようなインパクト圧に仕上げていった当初は感動していました。



ただ、、、それも繰り返されて見慣れれば、
それが通常の力になってしまうだけなので。 ^-^;;;

どんな技術も消化吸収できたならば、
次へのステップへの架け橋になる存在へ変貌を遂げます。


あとこのフリー・フォールでのインパクト圧をかけるのは、
それを使える局面は広背筋部分や起立筋部分のリリースと
部位が限られるようになるのですが。

以前は私が真鍮製の道具に力を添えるようタップするようインパクト圧を作り出していたのですが。。。」

私の目の前で繰り広げられている現象を観ると、
私が真鍮製の道具に力を添えるようにしてインパクト圧をかけている以上に、
フリー・フォールさせた際に取り出せるインパクト圧のほうが筋膜が緩んでくれるのです。

懸命になって真鍮製の道具を振り回そうとしているというのは、
それは賢いことじゃないということは理知で知ってはいました。
真鍮製の道具に力を与えてインパクト圧を強めようとしても、
かえって私の手で道具を握った瞬間、
タップさせるために振り下ろされた道具の進行を妨げるような
失速をさせることになるのです。

如何にして、がんばってリリースをしていかなければと願って、
必死になろうとした末の努力も、残念ながら水の泡ですね。。。

無駄な力みが、そこに生じたとき。
筋膜のリリースがいかに起きづらくなるのか!


そのような現象を、真摯に避けていくために。

完全に道具たちの動きを妨げることなく動く黒子に私が徹したときに、
こんなにもリリースが鮮やかにおこなわれていくものなのか。

通常ではあまりに骨化が進みすぎているといわれそうな
筋肉が硬化した状態部分は解こうにも解けないようなところがものが多く内在されているお客様。
その場合には、骨化が進むというのは、文字通り骨よりも硬い筋肉や靭帯に組織が劣化していて、
容易に溶ける範囲を逸脱しているのです。

そのような筋膜組織を持ってしまえば、
おそらくは通常のマッサージ等ではリリースはできないでしょう。
私が知る筋膜リリースをするテクニックは多数ありますが、
実質、対処できるものではない。

それは自分自身で対処対応できる範囲は越えているので、
実質、そのような質の悪い筋膜組織を身の内側に作ったら、
一生涯、その組織の制約を受け続けて暮らさなければならなくなるのです。

それほどしつこい筋膜が硬化した組織をみると、
施術をする側としてはどうにか解いてあげたい。
すると初心者のときにはとにかく力任せで圧するのですが、
なかなか解けるようなものではないのですよね。。。

かく言う私も骨よりも硬い筋膜組織を相手にすることが多く、
力みがついつい入ってしまうこともあるのです。
そうなると解きたい気持ちと解けはしない現実と、
そして解こうとして帰ってくる施術者への甚大なダメージと。
諸々、苦境へと陥ってしまうものなのですよね。

もちろん私は、素人レベルの話での苦境に入ったというわけではなくて、
相応なことはできつつある部分もあるのだが、
それであってもハードルの高い筋膜の癒着を多く目にすることで、
力みを抜いて解ける範囲を逸脱しているというものに苦しんできたのです。


そうこうしているときのこと。
この度の、真鍮製の自作ツールを完全にフリー・フォールでリリースを試みたとき。

あれっ、以前、私ががんばってトントンと解こうと歯を食いしばっていたものでも解けなかった部分が。
信じられないけど、わりかし、あっけなく解けたぞ。。。
私自身が、一番、驚いてます。
目を見開きながら、狐につままれた感じですね。

最近の施術成果が高まっているのは、気のせいじゃなくて。
そのような成果の積み重ねをお客様のリリースに投入していますから。

そして決まってお客様がおっしゃられる言葉があります。

「なんだか、ずいぶんドンッと来ていたが、眠くなって途中で意識、消えてたわぁ」
つまりリリースされる際の変化量が大きいぶん、衝撃はあるものの、
先程までの交感神経が極まって緊張していた状態がスムースに落ちつき、
リラックスが深まる副交感神経状態へと脳波が移行して体の隅々がそれに反応している状態です。

何人のお客様からも、「あっ眠ってた。ドンときているにもかかわらず、不思議だわ。」
このお言葉をいただきました。 ^-^

それは、施術成果を今だけではなく継続的かつ体質の改善という深いレベルまで至らせるための、
大切なキーになる状態への移行でもあるので。
すばらしいことですよね。

こんなにも努力感を削り去ったほうがいいのか。。。

努力感を捨てて楽に快適に技ができるようになったほうが効くものだ。
そのような言葉を武術の達人がいっていたことを思い出す。

まさにおっしゃられる通りでした。



いかに言葉でわかっていたつもりでいても、
体ではわかっていないことが多いいものか。

そして体でわかったときに、
はじめて意味が得心できた。

これまた、施術の研究をしっかりやってきてよかったと、ほんとうに痛感しました。

今までの力みが抜け切らない自分に恥ずかしく思える反面、
筋膜リリースにとどまらず、
すべての仕事に通じるような大切な気づきを実感として得られた。

そのことに感謝したい気持ちです。
posted by スズキ at 03:27| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

感情エネルギーの浪費と胸郭変位からくる免疫力低下などへの連携

【 感情エネルギーの浪費 】が、
いかに自分の身を危うくするか。
健康を害することになるのか。

そしてその状況が「胸郭の変位」になって現れるものか。

ボディリーディング関係の著書を多く目にすれば、
そのことは理解できるように感じます。

感情エネルギーの浪費が始まると、
肋骨が稼働制限を受けて呼吸が浅くなりだす。
すると胸骨の動きが悪くなったりしますよね。

胸郭が釣鐘状の吊り下げ方ができなくなって
横隔膜が心臓を下から突き上げてしまい胸骨部に押しあたって、
異常に胸骨部から強い心音がしてくるような観察ができるとき。

往々にして、胸腺という免疫系の主要部分が働きが鈍りだして、
免疫対抗力が劣化している状態に陥るのです。

そのような状況に感情というとらえどころがないと目されるものが、
胸郭に影響を与えて形状を正常状態から異型へと変異させてしまう。

つまり感情論的に、感情エネルギーの浪費はよくないといいたいだけではなくて、
実際に自身が気を病んだり怒りを覚えたり、悔しかったり悲しすぎたりするなら、
ときとして胸郭の変位をその後への常態的問題として固定させやすいものなので。

感情の取り扱いには注意が必要だと思えるところがあるのです。







昨日、たまたま胸郭関係の本をAmazonで調べていて興味を引いた本があった。

胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付


渋谷のジュンク堂書店に行って実際に手にしたのだが、
かなり、、、欲しい。 ^-^;

ただ今月は、ボウエンテクニックの講習会の費用捻出等で教材費が足らずに、
断念しました。。。

立ち読みをしつつ、それだけでもいろいろ学べたり、
自身の胸郭へのイメージがイラスト化されていて、
これは使えそうだなと思えるところもあったので。
後日、この本に関して私は購入する予定でいます。

ただ、本書に掲載してある対処法として、
レッドコードで体を吊る等が私のところでは対処が難しいと思えたので、
現在はボールエクササイズとして代用できる所があればと思って検討中。

たとえばうつ伏せに寝て、
両肩の下に直径25センチほどのボールを置き、
自重を利用して肩の位置を正すようなことです。

しっかり今日の施術をお受けいただいたお客様に、
このようなやり方もあるんですよと、
2個のメディシンボールを使って体験してもらいました。
肩、腕、首、背中にも良い影響が期待できる
5分間エクササイズとして紹介させていただきました。

もちろんこれで胸郭部の形状も、上部に関して改善すると思います。
それは私自身の自分の体を使っての人体実験での結果でして。 ^-^

このボールエクササイズは施術を幾度も受けている方々は特に腕と胸の付け根部分も、
幾度も緩められていて伸ばせやすくなっているので効果が高いでしょう。

posted by スズキ at 04:56| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

みぞおち辺りにできてしまった大腰筋リリースを、インパクト圧でリリースのその後。



実際問題として、
みぞおち辺りの深々とした大腰筋リリース。

なぜ、ここを狙っていたのか?

位置的にも肋軟骨や他の胃や肝臓や脾臓、膵臓に横隔膜等の臓器に影響が大きい。
それは位置的に大腰筋の上端部分の横隔膜に接する当たりに「腹腔神経叢」があるからだ。
ヨガとかなさっておられる方は、別名の太陽神経叢といった言葉のほうがわかりやすいでしょうか。

上述させていただいたような各臓器へ自律神経に多大な影響が腹腔神経叢によってもたらされる。

たとえば自律神経に影響があるというだけではなく、
横隔膜の上下動を制限させてしまうのも
大腰筋が硬化萎縮した状態から悪影響を与えることがある。

ここは私の気功等から実践して気づいたことだが、
この腹腔神経節あたりに静電気がよく蓄えられたり解放されるなど、
自律神経を働かせるための全身に渡る電気の供給源がここでもある。

私自身、この腹腔神経節が問題ある状態に陥ったようなときには、
内臓関係の不調が顕著となり、
横隔膜を利用した腹式呼吸に制限が加えられていった。

手での圧をかけることで解ける範囲も、
そのリリースの際にでてくる異様なといえるほど強い痛みから解くことが危険かつ困難なところです。

私も、幼少期よりこの腹腔神経節部分の硬さが顕著な方だった。
だから虚実体質上では、虚で陰でという虚弱だったのだろう。
自分の体を実験台として腹腔神経節部分を緩めようとして
大腰筋の上部部分に対し無茶なリリースをしていく過程で、
何度も気絶級の衝撃的な不調を味わったものです。
(もうずい分昔のことですが。 ^-^;)

それでわかったことは、リリース後には幸せが来るし、
体の浮力感、軽さが以前とは格段に違う点に気づいた。
体力も遥かに増す体験でもあった。

鬱屈した気分も、ここからだいぶきているようだ。
それは鬱を患われている傾向がある方々が、
ことごとくこの腹腔神経節に私が手を当てると、
つらそうな静電気のようなエネルギーがそこから漏れているピリピリ感をチリチリ感を捉える。
少しずつでもそこを解くように心がけると、
気持ちの持ち方が変えられてきたようだと。
体からきていて精神的な問題から来た鬱ではない方は、
そうやって私の施術を終えていかれた方が多くおられます。

鬱というよりも、
ほんとうに自律神経に誤作動が多くて体調がはんぱなく不調な状態を引きずり続けてきた。
それがメインだったんだという人は、
この腹腔神経節に改善がなされないと、
気分の浮き沈みのなかでの沈みこみが
どんなに施術を丁寧にして一時的に状態が良くなったように感じても戻りがある。
戻りの速さと、腹腔神経節の問題は関連があるのでしょうか。

そんなことを、体験的に知ることもできるようなケースがほんとうに多いものだ。



私が自分自身の腹腔神経節をリリースをしてわかったのは、
あまりのリリースのときの苦しさや反動の強さから、
お客様に対しては安全を優先していくしかないと考えた。
こちらをお客様へのリリース箇所として採用は見送るという結論でした。


だから以前にお客様に対しての腹腔神経節に関わる意図でみぞおち辺りにリリースを加えるとき。
手でやっていたのが、重みのあるブロックになり、
徐々に深く内臓を含めて緩められていく量は増したが、
実情として腹腔神経節にまで良好な影響が与えられるには、
更にもっと奥の、もっと奥の部分を狙うしかないものだった。
ただしそれ自体、自分の身で感じた危険なことであり、
そのリスクや痛みや苦しさをお客様に背負わせることははばかられました。

ただ、そういった腹腔神経節に悪影響を与えていた
リリースしづらくてしかたがない大腰筋の横隔膜と接する部分のリリースが、
私の手の情報をかき集める手先や指先感覚と脳内の三次元映像化のちからと、
自作てい鍼でのミリ単位ほどの狙いをつけられる精度と、
事前の腰部や臀部等の深部へ至るまでのリリースという手順を踏むことで、
以前の比ではないリリースが可能になっていくことがわかってきたようです。


たとえば、、、、といっても、
まだまだインパクト圧が活躍して、時がたっておりませんので。
その点に関わる必要なお客様に対しての臨床例が10件ほどと少ないものの、
大腰筋の硬さが先月のリリースを受けた状態から
大幅に戻ってしまったという状態になっている人が、
どなたもいなかった点に驚いています。
まだまだ油断はできないものの、
あかるい報告を受け取ることができて、
ほっとしているところです。。。

本当に新たな試みをしていくには、
息の根が止まるほど緊張しますし。
不安にもかられるのが常ですから。

それぞれがリリースされたときは、
痛いよーという大腰筋部分の骨化した硬さといえるものが緩められた際の打撲痛っぽいものがある。
だが、やはり先月にそのインパクト圧でみぞおち辺り以下の大腰筋上端部にリリースを受けた方々。
その調子の良さを私自身の手で触ったときの感触で確かめられたのは大きい。

そして、昨日は、現在お通いになられているお客様のうち、
他を圧倒する腹腔神経節部分が最も状態が思わしくないお客様の様子をみることともなり、
数日前からどうなっているのかを想像してしまっていたが。

大腰筋が背中側に完全に癒着して張り付きつつ骨以上の硬さになっていたもの。
私もその骨化状態に、一瞬、息の根が止まり緊張が背中を走りました。

どれだけ今までつらい思いをしてきたのだろう。
足腰の痛みや窮屈な気血の流れてくれない苦しみ。
特に自律神経系の根っこに電力量が減る状態でしたから、
本来のその人自身の生活は送れていない自覚があるはず。

そのうえで多くの施術院を、回りまわってこられたのでしょう。

どうも私がそこを止める最後の施術をする人となるんだという、
積極的な幻想を描けないのは、そんなに人体を究極理解できているわけでもない自覚もある。
だから長年にわたり施術上では一喜一憂しないことの大事さを感じたからもあるのですが。

その大腰筋にも血流が再開されて筋肉らしい柔らかさが増していて、
背中の組織に癒着が進んでいた部分が浮き上がっていたことを確認。

自作てい鍼での施術が開発できていなければ、
これは私の施術上の話ではありますが
決してありえないことです。


まじめに、、、ほっとしました。 ^-^

そして同時に、うれしかったですね〜。

うれし〜という感情表現をストレートにださないほうなので、
淡々と良かったですよね!とニコッとして終わりましたが、
こころのなかはよろこんで小躍りしている感じでした。


これでこちらのお客様の改善のステップは、
大幅に軽快感が増してくれることでしょう。






最後に、腹腔神経節について、
参考まで解剖学的なところを
記述させていただきますね。

みぞおち辺りの奥にある「腹腔神経節(=腹腔神経叢)」は<太陽神経叢>とも呼ばれるほど、
自律神経系統がその場に集中して集まる部分があります。

【 腹腔神経叢 】の位置について

腹腔神経叢は腹腔動脈、さらにすぐにその下側からでる上腸間膜動脈の基部周辺を囲む
  極めて強大な神経叢で、大きな腹腔神経節が存在。
  全体の形から太陽神経叢とも呼ばれているそうです。

腹腔神経叢は、第12胸椎と第1腰椎高を中心に頻度が高く、
  左側は第1腰椎の下1/3に、右側は左側より1cm高いところに存在し、
  腹大動脈からの距離は右側が0.6cm、左側は0.9cm離れている。
大内臓神経、小内臓神経は横隔膜を貫いて腹腔内に入り、
  腹腔動脈周辺で強大な腹腔神経叢を作っている。

【 腹腔神経叢 】の影響について。
腹腔神経叢は下行してくる迷走神経の分枝をも受け、
  ここから出る枝は動脈壁にそって、
  上、下腸間膜動脈神経叢、腎神経叢、肝神経叢、胃神経叢、膵神経叢、脾神経叢などを形成して
  腎、腎上体、肝臓、胃、腸管、膵臓、脾臓など腹腔内諸器官に分布する。



脳も神経がたくさん集まっている場所です。
その神経が集まっているという点からみて、
なかには太陽神経叢部分を腹部にある第二の脳と呼ぶ方もいるほど。
とても重要極まりない部位であるのは確か。


posted by スズキ at 14:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

紹介ブログ:『ボウエンテクニックの英語映像をまとめてはりつけ!』(音声ブログ版含む)


試験的に、今回のおおよそのブログ内容を音声化実験中!(音声のほうが、伝わるよ! ^-^)


ボウエンテクニックという施術法を、
いま、講習会に通って学んでいます。

ボウエンテクニックって、
どういうものなのか。。。

日本ではあまりにも知られていない。

それで秘密裏におこなわれている施術法のような印象を受けるかもしれません。
ですが実際はまったく違っております。

YouTubeでボウエンテクニックを『bowen technique』で検索すれば、
数多くのムーブという施術をする際の型が、
これほどか!というほど観ることができてしまう。


つまり、驚くほど施術法をオープンにしているんですよね。


自分用のまとめてボウエンテクニックの具体的な施術法をチェックするための
英語版のボウエンテクニックのYouTube映像をぺたぺた貼り付けたブログページを作りました。
(日本語でのボウエンテクニックの映像はあまり見たことがないのは、残念です。)


ボウエンテクニックの英語映像をまとめてはりつけ!
http://d.hatena.ne.jp/bodywise+bowen-technique/

※ < ページを開く際の注意 >
 『はてな』のダイアリーに、一ページに映像が多量にアップというページ構成です。
 そのためネットにつなぎ続けられるようなパソコンでの視聴がよいでしょう。


ただ映像をいくら食い入るように観ても、
まったくその良さが伝わらないのがボウエンテクニックの不可思議さです。

もし関心ある方がおられれば、
ボウエンテクニックのセッションを提供する者にお願いするか、
ボウエンテクニックの洋書を数冊も手に入れて、
「ムーブ」という施術のときの手さばきを身につけて試行してみてもいい。


実際に私のボウエンテクニック本来のセッションを
幾度か受けてみた方々の感想は。
(ボディワイズでの施術中のボウエンテクニックの用法は、圧を意図的に強すぎるようにしてあり、
実際のボウエンテクニック本来のセッションでは、比較的ソフトなムーブのやり方でおこないます。)

・体が芯からリラックスできた。
・セッション半ばで深い瞑想状態になって、長期間、禅をくんだときにかなり近いものを感じた。
・腰痛や肩こり、慢性疲労も改善した。
・慢性的な体の問題があると長丁場のボウエンテクニックとの付き合いが必要と感じた。
・その他.....

健康維持、そして増進のための選択肢のひとつとして、ご参考まで。 ^-^
posted by スズキ at 02:52| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

体内の酸素量が不足すると、目が悪くなって様々な眼の疾患を引き起こす



中医学での緑内障について調べていると、
眼と肝臓の関係性を酸素消費量で深く結びついたものと説く解説がしてあり、
とても納得できるもので興味深かった。

眼の酸素消費量は,組織重量当たり最も多く,肝・脳の3倍にもなります。

肝臓は腎臓と共に臓器中最も酸素消費量が多いため、
体内の酸素量が不足して,酸素の奪い合いになると,
生命維持に関係の少い眼が一番に犠牲になってしまうのだそうです。

目も、大変重要な器官ではあるものの、
生命維持を優先させるならば臓器の機能不全のほうが致命傷になるということ。

そうならないように、酸素消費量が多い眼の機能を、
まっさきに切り離そうとするというのも無理からぬことです。

眼病の多くは中医学では肝臓に関係するのだというのも、
このようなことからもうなづける話です。

また疲労が肝機能を低下させても,眼にすぐあらわれやすい。
眼を酷使することは肝腎機能に悪影響を及ぼすことになるそうです。

そのような肝臓と目との相互作用があるというのも興味深いですね。


posted by スズキ at 13:04| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

ぐい呑みの手をもちいてのムーブへ

私がいま通わせていただいておりますボウエンテクニック講習会。
昨日の午後の施術は、
残念ながら同期で通われていないのですが、
同様にボウエンテクニック講習会に通っておられる同業のお客様の施術でした。


私と同業者で、
それぞれの有益な情報交換がなされていく場にもなっています。
それで気づけば長時間のコミュニケーションタイムとなります。 ^-^

最近は彼からホームページ作り上の要点を教えていただいております。
たとえば「タイトルの付け方ひとつで検索サイト順位はグーンと伸びます!」などなど。

ブログという文章での検索もいいが、
他院も普通にブログは書いていますから、それではもう集客が難しくなった。
差別化のためにお店の紹介を映像化していこうと。

私は、音声ブログ化を、現時点の目標とさせていただこうと考えております。m__m




そんな会話の中、
そのお客様がボウエンテクニックの同期の男性と練習会を開いたそうです。
練習会に参加した男性も同業のマッサージ業をなさっておられるといいます。

本職同士でレベルの高い施術談義に花が咲いた。
そのときに「ムーブ」という、
クライアントに接触して圧をかけるテクニックについて話し合われたそうです。

そのときに知ったそうですが、
その練習会に参加してくれた先生も合気柔術をなさっておられるとのこと。

それで合気柔術特有の「ぐい呑みの手」を使って施術をしているという。
そのぐい呑みという小さな日本酒を入れる器を握る際の手の形に似ているため、
そのような名で呼ばれているのでしょう。

それは非常に特殊な力の発力技術ですね。
たとえば立位でこの手を使って対峙する相手の肩や体の一部に触れます。
そして自身のセンサーとして活きた「ぐい呑みの手」により相手の状態を感じ取る。
相手の重心と自分の重心をミラーリングさせてつなぐことで、
相手の重心を思い通りに操作し従わせてしまう。
そのような繊細さを持ち合わせるだけではなく、
一気に巨体をも地面に引き倒し叩きつける手でもあります。

そのときの様子は、
まさに摩訶不思議。

でもそれは神秘的なエネルギーなどではなく、
純然たる身体操作から生み出せる技であって、
質の高い師匠と出会って練習をしていくなら
誰だでも身につけられるものです。

もちろん相応のノウハウもあって、
そのノウハウの層を積み重ねることで能力は上がっていくこととなります。


そのようなノウハウを身につけたものであるかどうか、
気になってチェックをしたくなるのが人情でしょう。

手の指の一本ずつの使い方に機能的な役割を認識して各指を区別して能力を発揮させていく。
すると腕の上腕三頭筋当たりが発達していきます。
肩甲骨周辺の動きが前鋸筋の操作も伴えていって、
よくよく発達していくと同時に赤ちゃんの筋肉のように柔らかい状態でよく保たれています。
しっかりとぐい呑みの手を修練しているかどうかは、
手のひらが分厚くなり手首も太くなっていきますから握手をすればその瞬間に力量が伝わります。

ちなみにマッサージ系の施術者を私が観て客観判断させていただく際にも、
握手ひとつで、どのような力量か感じ取れてチェックがなされて便利ですね。



また少し私がしていみて面白いと思えた変わり種の修練としては、
足の指で、
手の指でおこなうような広域にしっかり意識をいれたぐい呑みの手の様子をコピーして立つ、歩く
」。

すると体幹力が増すのがわかった。
全身の力強さが一気にアップしていくようだった。

ものすごく、普段使っていない部位の筋肉や意識をとがらせるので疲れ果てる。
たった5分、これをするだけで当初はバテバテになってしまったほどだったが、
気が付くと、脚部の筋肉全体が一本一本へと意識が行き渡るような分化が始まっていた。
大腰筋や腸骨筋、大殿筋部分を含め脚部の筋肉全体を書き換えて
さらに機能性を発揮させることもできるのだろう。



話を戻しまして、、、。

ぐい呑みの手の使い手さんは、
一般の方々とは決定的に違う。
合気柔術系の練習をしておられる施術家が、
プロ仕様といえる特殊な効果性の高い圧を産む信頼感があります。
(無論、施術の勉強ができていなければなりませんが、
合気柔術の手を持っておれば、すぐに力量を伸ばせる素質があるのは確かだと思います)


ぐい呑みの手。
それは一朝一夕で身につくことがなく、
修練と研鑽により磨きをかけて進化させるものでもあります。


最近になって改めて
「”ぐい呑みの手”を、
基礎の基礎から分析してボウエンテクニックの手技でおこなうムーブに取り入れよう。
そのために、必死にならなければ!」と、
以前に書き溜めた術を教えていただいた際のノートを読み漁って体になじませようとしていました。

私自身が施術をするときにも、
つねにこの手の力を意識しつつ用いております。
ただ指先でのクライアントへの接触があまりない施術方法を多用してきたので、
新たな気持である程度の硬い筋硬化をもつお客様のリリースに手を用いていて、
最近、筋膜の表層、中層、そしてできれば深層の頭までは
それだけでリリースできるようになりました。

えっ、指での手技だけで、ここまでできるんだ?!
と、私が驚いている始末です。

実際は私が今行っているのはボウエンテクニックの圧ではなく、
私の施術を受けに来てくれているとある先生の施術技術の手を意識して修練しているのですが。
それをもできるようになってから、私自身はボウエンテクニックの一見ソフトと感じられる、
さりとて深く奥まで響くムーブに改良していこうと狙っているところです。

ただ残念ながら、それだけでは容易に意図した通りの深層筋にまで至る手さばきはなされていません。
全然納得できるような指さばきではないのは、私が誰よりもよくわかっています。
やっぱり、それを目の当たりにすると、必死になって改善を求めるのですが、
思うようにスムースに行くほど、私にとって見れば簡単な問題ではない。

必死だから、
へこみます。

それでぐい呑みの手の基礎練習をしていこうという課題を設定して、
ここ数ヶ月、ハードに練習を繰り返し続けていたところでした。
おかげで、迷宮に何度も繰り返し入っては出ての状況です。


そんな現状でしたから、
お客様が、ちらっとぐい呑みの手をして私に見せてくれたときに
えっ!ぐい呑みの手で、ムーブしてる人がいるの!!」と驚きました。

^-^

世間は広いようで狭いのかもしれません。

うれしいですね〜。

そのぐい呑みの手を使う先生は、すでにボウエンテクニックの卒業をなさっている方ですから、
どのような手でムーブをしているか参考にさせていただける機会を得られればと願っています。



posted by スズキ at 09:16| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

ハイヒール・ダメージに頻出する大腰筋硬化


私が履いたことがある高さの高い靴といえば「一本歯の高下駄」でしょう。
バランス力をそだてるためのエクササイズ用です。




MBTのような個性的なヒールの靴もありますよね。
靴底が特殊な楕円形となります。
すると。
この靴を履くことで、まっすぐ立たなければ体がぐらつきます。
前傾したら、前に倒れてしまうので、
もうちょっと後ろに重心を移動しようとする。
多くの立ち姿勢に難がある方々が前傾して立つという特徴があるので、
前傾で立たせないような気づきを与えてくれるすばらしい機能ですね。

日に数十分から数時間、この靴を履きながらお勧めされている簡単なエクササイズをするだけ。
それで体の骨格を垂直に立ててキープするアライメント能力が高まります。
MBT愛用者には、常用する方も出てくるほどです。


最近では、デザインバリエーションも爆発的に増えて、
以下の様なフォーマルタイプのシューズもラインナップされるほど。




そして、これから話は本題に入ります。

女性にとってヒールの高い靴を履くときに、
体に負担はかかるものの立ち位置として
自分を魅力的に見えるようにしたいという気持ちがあるでしょう。

ハイヒールイメージ.jpg

ただ高いヒールを体の柔軟な女性が履くときに、
想像以上に多数に渡る身体的ダメージをその後に残すケースがあります。

ハイヒール・ダメージ.jpg

もちろん、人それぞれ、骨格もバランス感覚も重心どりも、それに履いていたハイヒールも、
ばらばらですから。

まったく同一の状態に陥るわけではありません。

ですが上図のように、
筋肉を硬化させて骨組みが垂直から倒れて崩壊するのを避けようとして必死になる部分に、
傾向は出てきます。

前脛骨筋
大腿直筋や外側広筋
腹直筋や腹横筋
大腰筋や腸骨筋
背中の起立筋の硬化短縮
頭部や首の前傾により僧帽筋や斜角筋、胸鎖乳突筋の硬化萎縮

肋骨上部自体が位置が理想位置から上へとずらされているため肩が持ち上がりつづけ、鎖骨もずれる。
鎖骨が腕の骨の体幹部に付着している唯一の部分ですが、
この胸鎖関節部分がずれれば「腕全体が不調になるのは必至」です。
ただ単純に肩が痛いとか腕が痛いとかいっても発痛原因が、
多くの場合、ハイヒールを履いてきて重心が上方固定された
理想位置から切り離された安定のなさから胸郭異常が産まれたのだから。
私が最低期限診る際は、胸郭が、理想状態から離れてしまっているかどうかの視点を持ち、
アプローチをしていきます。

そして顎関節のズレは、仙腸関節がずれたまま固定され動きがなくなった影響です。


それ以外にも、
ある人は、外反母趾になる傾向が出てきますし、
ある人は、腰椎前弯が強く腹直筋や大腰筋にも挟まれた内臓が下垂しだして、
婦人科系や泌尿器系へのつらい状態がおこることも散見されてしまいます。


深層筋部分へのアプローチをし続けてきたのですが、
最近私は指先での深層部のリリースを特訓中でわかったことがあります。


いままで私が多くのハイヒールを履かれて体に負担を蓄積してきた方の特徴をあげるとするならば。
大腰筋部分が下腹部分にとどまらず、
へその側方から、ときとしてみぞおちの太陽神経叢部分にまで硬化が入り込んでいるということです。

そのへそから上、そして心窩部へまで影響が至るほどの大腰筋硬化について、
10センチを超えたハイヒールを履いた方々には少ないのです。
そして利き足側の大腰筋上部がカチカチに硬化して横隔膜の動きを大幅に制限するということも。
高いヒールを若い体の柔軟性が高い際に履き続けた方々には散見されるのです。

心窩部に不都合な負荷がかけられ続ければ、
自然にそれは自律神経失調症状態や精神的にも問題が生じてきます。


大腰筋の上部部分というのはみぞおちの奥のしまわれた部分。
その硬化が強い方であれば強い圧を加えられれば間違いなく苦痛や息苦しさで悶絶。
ただ横隔膜の付着点である肋軟骨下部をソフトに、または相応に強い圧をかけても、
カウンターストレイン等各種リリース法を駆使して大腰筋リリースをしてきました。

おそらく施術をなさる方々でも、このような部分のリリースは苦慮するところでは。

それは硬さの強さです。
それは筋肉の本来持つ柔軟性は消えてしまい
木の硬さを越えて、鉄骨ほどの硬さにまで育てている人もいます。
そのような状態であるということに気づいておられない方も多く、
体調不良の原因が皆目検討がつかない。
そのようなときには将来的な健康不安も募るでしょう。

もちろん施術をするにしても、
骨以上に硬さを持つ部位です。
そのような部位へのアプローチは慎重にすべきです。
解かれた後に何が起こるかを先々想定する経験値がなければ、
私はお客様の要望があったとしても不用意に触りすぎてはいけない、
大変危険な影響も与えてしまえる部位であるのではと考えています。
むろん、一般の方で体の仕組みをよくよく研究していないようなら、
仮に大腰筋の問題を自覚できたとしても勝手な自己判断で手出しをし過ぎないことです。

ですが、個人的にできることもあります。

それはいったんハイヒールを履いてきた経験がある人は、
上のハイヒールを履いた際に筋硬化が起こる解説図の部位は、
たとえ後にフラットな靴を履いたとしても、
脳内の運動感を司る部位にはハイヒールを履いたときに固めてきた筋肉部分を固め続けてしまう。
そのようにしなければ立てなかったという状態をハイヒールを履いたときに経験していたため、
脳内ではそれに対応した筋肉の硬化を作り続けていたほうが機能的な生活が可能であると学習。

そのときの運動神経系への学習癖は、
強烈に自身の体の骨格上垂直性の維持装置のセンサーを狂わせてしまっている状態です。

この運動神経系のミスアライメント状態に気づいて、
過矯正にならないほどの低い矯正を継続的に与える。

たとえば左右の脚長差があってフットベッドを作り足の長さを調整するとき。
状態がよければ20%ほどの矯正で、
状態が悪ければ10%ほどの弱矯正を定期的に時間をかけて繰り返していきます。


まず自分の内側につくられた不用意に全身の屈筋群を異常拘縮させし続けていた常態化を気づいて、
その状態から上記説明したフットベッドの矯正にならった長期戦をもって、
自分の体の中の運動神経系へ加えられたバグを取り除くことも必要です。

基本的に、
高いハイヒールを履いてきた経験がある方の場合は、
極度に高いハイヒールを履ける状態へと戻る癖ができあがっているので。

そのような傾向の高さがありますから、
単純に外的な圧をかけてしこりをリリースするだけでは、
どれだけ精度のいい施術をしたとしても体調安定が困難。

だから施術的アプローチを受けると同時に、
身体操作を訓練するような習い事や自身の研鑽を大事におこなうこと。


それであまり重度ではないハイヒールを履いた後の後遺症はクリアできる女性も多くおられます。


ただお客様自身、多くの治療院等に通われて一定の成果は感じたが、
なかなか思うような痛みのない生活が送れないという、
症状的に思いと言えるような方もおられます。

やはり大腰筋の硬化の度合いは、
昨日のお客様を観てもほぼスチールと同程度の硬さ、そして冷えに感じられ、
コラーゲン組織でできた柔軟な筋膜から離れすぎたクッション性を失っております。
筋膜は柔軟性が弱くなれば、
重みを計算して作り出さない一般のかたの押し方で不用意な強い加圧があたえられると
容易に水分が抜けた筋膜は中に含まれる筋繊維含め組織がダメージを受けてしまいます。

さまざまなリスクを低減させるための条件を仕込んでいくことで、
最近、ようやく大腰筋部分の本当に固まってしまっていた部分を
緩めるような成果が、さらに進んできました。

それは、以前ならば「これほど硬い大腰筋は・・・」というとき、
実際に有効性の高い打ち手が相当な情報収集をした結果でも調べられず、
ただただ長期戦でぶつかるしかないということであった。

もちろん、昨日より今日、今日より明日ということで、
毎回施術法を進化させていくので対応能力も挙げてきました。
ですがやはり相当に難しいものであったのです。



ただ私の最近の脊柱起立筋に対しての指先での深部へのアプローチをして情報を細やかに集め増して、
その後に自作てい鍼でそれを深めていき、
ラストに重りのブロックで綺麗に整地できるよう起立筋を緩めるようなリリース。
これはここ数年来、腎臓裏や腰部裏側が一番の深さへリリースがかなった状態です。


これはさまざまな体の状態の改善をステップアップを飛躍させてくれるものだと思います。

そのうちのひとつが、大腰筋のリリースにも使えるということなのですね。

腹部みぞおちは、人間の命を奪えるほどの急所です。
強圧して探ることができないという制限がありました。

問題ありそうな太陽神経叢にかかるような大腰筋があったとしても容易なアプローチはできません。

息を殺して、やりすぎず、さりとて変化を求めてという、
頭のなかのイメージを描く能力をフルにヒートアップさせて牛歩のようなリリースをしていました。
それは肋軟骨部分も状態が骨化が進んだといえそうな硬さがあり(正確には骨化とは呼べないが)
容易にその肋軟骨はカウンターの力が一定方向に一定量かかれば骨折する状態です。


それを起立筋側からのインパクト圧で腰部側の深層大腰筋と言えそうな部位に
振動を与えて動きをつけて固定化してにっちもさっちもいかないところを離す。

実際、そのような腰部側の大腰筋部分をも緩めようと言う状況を意図してはいなかったのです。
ですがそれにより、ハイヒールを履いたため大腰筋の上部みぞおち裏を骨化した方への改善が、
ずいぶんはかどるようになりました。

特筆すべきは自作てい鍼を使いこなせていなければ、
この改善へのステップまで進むことは私には難しかったはず。



かつて私に、「このみぞおち裏奥には固くなった大腰筋があるだろう」というような、
あまり不安げな確証ないことを告げられたくないが、いわれたという人もいます。
理詰めで考慮しえた推測から導き出したものです。
それは腰部の大腰筋真裏の筋硬化の状態や腰椎椎間板の前腕や萎縮状態からの推測です。
なぜ、横隔膜の引き連れがあって呼吸が浅いか等の状態を理解するための参考に述べましたが。
お客様自身は、怪訝な面持ちでそんなことはないだろうと、混乱をなされた状態で、
聞き入れていただいて大腰筋の操作についてさらに精査して動きを見ていって欲しいという提言も、
あまり響くようなことはありませんでした。

そのようなお客様のみぞおちの深部を私が実際に触ることができるようになり、
お客様自身も直感的にいかほどの硬さがそこにあるものかわかるようになった。

お客様自身がそのような大腰筋の状態であると、
少しずつ正確な理解し認識しはじめられました。

それは大きな真実を理解するための過程ですね。


つまり、大腰筋ほど腰椎の左右の安定を測り垂直を維持させるためのパワフルな筋肉はないのです。
その大腰筋の脊椎が傾いたらそれを自動補正してくれる機能を失ったというのもつらいところです。
その大腰筋は、数百キロ以上のパワーを発揮できる伸筋で、私たちの立位や歩行の要です。
それがかえって理想的な力を使わない立位や歩き方を最大限妨げようとするだけではなく、
硬化萎縮した大腰筋の連関する筋肉群はその問題の大腰筋に牽引されて位置をずらされて
とばっちりから本来の関連筋が成すべき機能発揮を妨げられもしてしまい、
それが同時に強烈な痛みを生じさせることも。
それは数百キロの発力ができる筋肉が萎縮すれば、その体内で生じた萎縮のパワーによる影響は、
非常に遠位末端まで容易に飛んでいきます。

大腰筋が萎縮すれば股関節のズレが強まる関係で仙腸関節のはまりが理想位置で固定できません。
それにより生じる、仙腸関節のズレを補うために全身の関節部位にわたる状態のずれも現れます。

ことの意味がわかれば、
なぜ体がいつも緊張してしまっているか、
なぜ上半身にばかり重心がきて下半身の安定がはかれないのか、、、。
お客様自身が、自身のみぞおち奥の大腰筋のコンディションを把握したら、
意外なほどすんなり
「あぁ、そうか。これほど伸ばして使って調子のいい大腰筋が固くなっていたら大変なことだな」
と、そこに大きな改善点があることに気づいていただけるようになりました。

施術で私は長い時間を費やさせていただいております。
それには現状の私の価値観としてなにを大事だと感じているかに関わってくることです。
精神力を費やして時間をかけて努力の末に、その施術作業を積み上げたとき。

一番、私が私を納得させることができる回答がえられるものなのでしょう。

実はハイヒールを履いた方の大腰筋の状態が腰部付着部位が浮き上がりだしてくるよう。 
今まででは触診不可能な状態であった様子がそこからうかがい知ることができるに至ったのですね。
(そこは最近からお通いいただいたお客様には、実感ないところだと思います)


それに、、、。
これで、ようやく長年にわたって施術をお受けいただいてきた数名のお客様に、
「この状態までくれば施術を卒業しますね」と笑顔で言っていただけそうです。




そこのゴールを私も、
必死に目指しています。

それはお客様個人のしあわせでもありますし、
お客様が負担感なく活躍されることで、
日本も世界もさらに光り輝きますから。
そうなれば私も、うれしい。



最後に蛇足となりますが。。。

結局は、お客様の内側から課題を探り出し、
その課題がたとえ難しいものでも執念深く、
自分で創りだした正解で対応していくこと。

直感に思いついた改善計画というよりも、
息を切らし走り続けて得たものですから。
私はそのような支えだけを信じています。


施術では、密かに
「あのお客様はきっとこのようなところで困ってるだろうな。
だったら、その課題を次回お会いできるまでに解決できるよう知恵を絞ろう」
ということを思い起こす連続により自己成長を図ることにも繋がると思います。

そういった「具体的なお題」を設定したときに、
人の持つ脳の高次のパフォーマンスは発揮し出します。
なんとなく個人が特定できないような抽象的なお題には、
あまり脳は反応せずに、日頃の生活が優先されて流されます。
すばらしいヒントが目の前に現れたとしても、天使の襟首をつかめない。

そうやって時が過ぎてしまう。
そういうときは自分に自信がなかなか持てないときでもある。

「具体的かつ緊急性のあるお題」を、ひとつみつけだすこと。
そういった課題設定をするならば、
施術上のスキルは浅く広くとどまらずに深くなり芋づる式に、
全体像が把握できるるようになってくるのかもしれませんね。


だからこそ、お客様により私の施術は創られて進化している。
そのような実感と感謝があります。


ただお客様に対して「密かに」ではなく、
しっかり口に出して伝えたほうがお客様に対してわかりいいでしょうが、
私自身の性格上のやり方なのでしょう。
posted by スズキ at 16:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

シュンガイトの逸品マッサージスティック使用実感等・・・

先日、購入してきたシュンガイトのマッサージスティック。
それはとても既成品とは思えない丹精込めた制作物ですね。

シュンガイトマッサージグッズ.jpg

上記写真ではわかりづらいと思いますが、
右手人差し指にベストマッチするよう設計されたもので、
めったにみることができないだろう逸品です。

ただおそらく一般の方がこちらの現物をみたなら、
変な形だと思えるだけで秘められた機能には気づかない。
そのような気がいたします。


シュンガイトは炭素が含まれていて柔らかさがあるため、
強くこすると煤けた跡がつく。
ただその炭素自体、フラーレン構造というサッカーボール状に整えられた形状をした
自然界で採取できる鉱物に唯一シュンガイトのみに存在するもの。
フラーレンというと女性にはクレンジング剤などに最近は使われていることからもわかるように、
浄化能力に富んでいる。
そして電気通電性があり、特に強く浄化した気に変えて気を通す力に長けた素材でもあります。
それがシュンガイトです。

私自身、シュンガイトに関心をもって、ひとつだけサンプルとして購入したとき。
こちらの石を将来的に利用して活かしていくことが活路を開くことになると感じました。
ほぼ直感ですが、その感覚が非常に強くもてました。
実際に施術上での発見として強力な気付きはこのシュンガイトをペンダントにして胸の前に、
またバングルとして左手首に巻いてから訪れています。

私の知り合いには、
シュンガイトスティックを持ちいることで交感神経が優位な緊張状態がリセットされ、
体の奥からリラックスしだす状態に変わっていく実感を語ってくれる方もおられます。

ただし感受性が強いかどうかで、実感できるかどうかは変わりますし、
持った方のエネルギー的なブロケード状態の良否にも関わってきますね。
わかるひとにはわかるが、わからないひとには説明できないところです。


ですがこちらのマッサージスティックの形状からフェイスマッサージ&ヘッドマッサージ。
それにあまりにも画期的なものだと、試行錯誤をしながら用途を探るうちに実感しました。

軽い素材で指へのフィット感が整えられていて、持ち疲れがない。
使用感もよく、顔の筋膜が私が持っているかっさプレートのどれよりも優っている。
翡翠やベン石やオニキスや黒曜石などの素材でできたかっさプレートで、
相応に高価なものも用意している。
いくつもの異なった形状をしたものを揃えてみたのだが、
まったく次元の違う扱いやすさでフェイスマッサージ&ヘッドマッサージを叶えてくれる。

私は去年頭鍼を研究してきて、
てい鍼の可能性を探ってきた。

それは脳梗塞の後遺症を改善させるためのアイデアだった。

てい鍼も数多く作り自身に試してみたのだが、
成果として患部へ接したときの響きが薄くて
到底、実際の鍼とは比べ物にならないものだ。

そのように判断したことがあった。
気を通す力としてはてい鍼も実用的だったが、
私の欲するものとして弱点もいくつかあった。

実はこのたび得られたマッサージスティック。
そこをほぼほぼカバーしてくれているのです。


そしてそれだけではなく、
ツボの刺激用としてのスッキリした感というソフトだがしっかりした後まで続く改善力。
その強力さも驚いた。
そして私のリリース技術があるためもあるのだが、
これは頭部の縫合部分を緩めて顔形を変えられる。
一度や二度、使用して効果を求めるものではなく、
日々、せっせとおこなう必要はあるのだがすごい。

鼻呼吸が驚くほどすっきりするし、
目が見えやすくなってくるし。

頭部の凸凹の形状が変わってきたりもしてきた。
というか凸凹の形状が指先で観る以上に、
このシュンガイトのマッサージスティックで探るほうが探査できるのが驚いた。

副鼻腔炎の方々にヤムナ・ボール・メソッドのボールを使ったフェイスマッサージを提示していたが、
実感としてそれ以上に小鼻の横のリリースをシュンガイトのマッサージスティックでおこなうときに
大きな変化や成果を感じ取れた。

またこれはおそら鼻呼吸を大幅に促進させることで腹部の横隔膜上下動を促して、
胸骨・胸骨柄の動きを改善させることで胸腺の動きを改善させることにもつながるようで、
「花粉症を改善」してくれる期待もある。
実際にもう花粉が飛んでいるようだが、
ためしに少し花粉がきついという人に数カ所アプローチしてやってみたら、
呼吸がしやすくなって目の痒みが消えたと驚いておられました。
これを繰り返せば花粉症の季節は乗り越えるのがずいぶん楽になるだろう。
そんな感想を述べてくれました。
ただそれは胸骨が動くとか横隔膜が動けるという状態が先に作り出せての話だが、
それらが多少動きづらい程度ならばそれらの改善も促されるようだ。
そこも実にいい。

それと同時に、私が今までためてきた30冊弱のヘッドマッサージ、フェイスマッサージの本や、
その他dvdなどの教材のノウハウも使えるから都合がいい。

女性の美顔用として、
使用方法をしっかりトレーニングしていけば、
すごいパワーを発揮することでしょう。
シュンガイトの健康の石として最高の力を発揮させ、
体に良くない電磁波を遮り活性酸素等を低減させる。
そのような内容的印象も手伝って効果は高いだろう。

私がショップでこちらのシュンガイトのマッサージスティックを観たときに、
「得体の知れない空恐ろしい気の込められたなにかがそこにある」と感じて、
文字通り身震いした。
強烈なオーラを放つ。

その強烈な存在感を私の目には映っていた。
(これは比喩的表現じゃなく、私の目に見えて、手に触れてしびれるほどの強さを感じ取っています)

ずっとシュンガイトを何らかのものとして利用したいと考え試行錯誤してきた。
そこにかなりの時間と費用と精力をつぎ込んできて、
シュンガイトを活かす道を模索してきました。
おそらくこれだったんだろう。

セルフケアグッズとして、いい。
実にいい。 ^-^

使い込んだら自律神経系の誤作動を抑え、
顔の見た目などの造作も半年もすれば作り変えてくれるだろう。
私の頭のなかで思い描けるメリットは分野も深く広がります。


ヘッドマッサージ等の専門的な施術法を知って使えなければ、
グッズだけ持っていても活かしきれないのです。
はじめて取り組む人は、
しっかりとした講習を実地で受けることで、
かなりすばらしい健康ライフが得られそう。

つまりヘッドマッサージ等には体全身の縮図がそこにあって、
特定の場を意図的にイメージを入れつつアプローチすること。
それで全身に渡るよい影響が得られますので。


こちらの特殊な形状をしたマッサージスティックに関しては、
手軽かつリスクも少ないため、
世に広めていく価値は高いでしょう。

ちなみに買ってきたものを使い過ぎると、
こすられて小さくなって原型が失せるので、
その前に形状をシリコン型で取るなどしてコピーをしなければ。。。

同様の形状のシュンガイトのマッサージスティックが他にないかネットで探してもいるが、
見当たらない。
当然といえば当然なのですが、、、。


個人的には、
もし私が買ったマッサージスティックがネット上にあれば、
5万円なら5本、即決で購入します。
それだけ手の込んだ加工な上に、
緻密な工夫が随所にしてありますから、当然の価格帯です。
私が使えばそれくらいの価値は使い込めば当然得られます。^-^


ルーターというパワーストンの切り出しや磨きをする工具を買って、
自作して行かなければならないのだろう。
それでルーターをどれをかえばいいのか、
品定めをしているところです。


ただシュンガイトで削り素材は、
あまりにシュンガイトがレアな石なので手に入らないものです。
だからセレナイトやオニキスあたりで試作をしていくことになるのでしょうか。

結果的に、てい鍼を自作していたときは鈴木鉄工所と自虐的なことをいわれて、
つぎには、パワーストーンの加工工作所に移行していきそうですね。
posted by スズキ at 06:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

施術成果は数値化してチェックするようにすると、実績の判断材料にもなるのです

私は、自身で考えていった施術技法が、
どれだけ役に立つかをチェックします。

ときどき目分量で適当なことを言っているんじゃないの?!と、
同業者の方からメールを頂くこともありますが、
そんな子供だましでは感性鋭いお客様には通用はしないのです。



今以上の施術成果が得られるようになったかどうか。
施術の場でその施術技法を使用する前に、
自身の体を使いインジケーターになる筋肉の狭い特定部位を選びだし、
筋膜リリースがなされた成果量を計測して施術技法を使う前後の変化を数値で計測していきます。

関節の可動域を数値化してチェックする方法もありますが、
私はあまりそこを信じづらい経験を幾度もしてきたため、
関節可動域チェックには不安を感じてあまりしていない。

なので今、
講習会を受けているボウエンテクニックでおこなう
肩の上げ下げを観て状態の良し悪しや傾向を調べる。
そこに新鮮な感じを持ちました。



そのとき計測に使う計測機器が、
圧痛計」と「筋硬度計」です。

まずは「圧痛計」。
圧痛計1.jpg

あまり観ない計測器かも知れませんが、
計測器に添付してあったペラの紙には、
【用途】異常圧痛経穴点とその変化群(帯、野)の知覚的計量測定。
というように書かれています。

つまり、特定の経穴(=ツボ)に押し当てて、
計測器の先端のゴム部分を押し付けると
痛みがどれくらいの押し付け量にて感じられるかをチェックできるものです。

チェックする経穴に異常が出ていれば、
軽く触れるだけで圧をかけなくても激しい痛みを感じてしまう。
そのような状態が、深く筋膜部のリリースが適正にされれば、
徐々に押し当てる圧を増しても圧痛が起きづらくなっていく。

100%痛みが消滅するのがいいんだというよりも、
どれほど軽減率が現れるかを把握するのが目的です。



次に「筋硬度計」によるチェックも役に立ちます。

筋硬度計1.jpg

筋硬度計により、
ハードに体を酷使したあとのかたまった筋肉部位が
どれほど柔軟性を取り戻せるものなのかを数値で確認できる。

私がこれは本当に画期的な施術だ!と、驚いたものの裏には、
明らかに今までの施術法とは一線を画する結果を数値で見た。
そのときの劇的な驚きをあらわしています。

圧痛計を利用して計測するときは、
痛みが出てくるまで押し付けます。
圧痛で状態を調べるメリットも大いにある反面、
「痛みが出ている条件や質」により計測意味が化ける複雑な絡みがあって、
一般の方々が痛みが減ったと驚かれるほど簡単には喜べていない私がいる。

ただ筋硬度計で施術前と後の自身の体の状態の変化をチェックするときは、
不思議なほどその改善幅が画期的な様子を受け入れて喜べている私がいる。 ^-^

私がボウエンテクニックで手の使いを試行錯誤したときに、
合気柔術の手の使いを積極的に取り入れていったのですが、
それが
「えっ!表層筋ばかりか中層筋の中ほどまで、指での圧でリリース出来ちゃったじゃないの・・・」
といえるような筋硬度計での筋肉の柔軟性を取り戻した数値を見ることもできた。

圧のかけ方は、通常のボウエンテクニックのやり方とは離れてきている。
なのでどうも、ボウエンテクニックを習いに行っているというのはバツが悪いのだが、
いずれは私の現在の圧の作り出し方を磨いて
本来のボウエンテクニックの仕様に近づけたいと考えています。


そしてインパクト圧をかける施術でも、
圧痛計や筋硬度計で計測した数値がよかった。
それも持続性が当初考えていた以上によくて、
その意味はいつも以上に深層が解けたのだろう。
生理的な物で動脈は切れたら死ぬ血管ですから、
できるだけ骨に近い深部に埋め込まれています。

自身の手の指先でどんどん米粒大の半分以下の問題点まで見つけ出してはリリースを繰り返し、
それから深部に強く埋まる筋膜の癒着部を特定してインパクト圧で「トントンッ!」と緩めて、
全体の問題部分を落ち着かせていく。

すると今までにないいきのいい状態に筋肉が蘇っている体感を持てたのだが、
それがまさに数値になって目の前に現れて評価されたときには嬉しいものだ。

自分自身の背中には自らはできないのだが、
お通いいただいているお客様にはそれから重りが活きたブロックを使うリリースをして、
さらに解かれた部位のムラを綺麗に拭い去って筋肉の流れがスムースに動けるように仕上げていく。

それが加わると、さらに検査数値がよくなっている。

ただ、実は各パターンで検査した数値を元にして考えると、
おもりを使ったリリースは利用をしなくても、
リリース後の数値は十分なセッション成果が出たといえる。
そのような状態に至っていることもわかってきました。

重りを使った大胆な深部圧を作り出してきたずり圧は、
大きなリリース成果を生み出し、
やり方に進化も加えてきました。
それにより技術的に進化してきたことで、
さらに人体というものはどのような存在かと触れる深さが増してきた。
そのような貴重な理解を与えてくれた手技テクニックです。

ですが、重りを活かしたずり圧をかけるには、
多大な施術者への肉体的負担や神経を削り痛める状態を強いてしまう。
そういったものだから、
数名の私の友人がやり方を習いたいと来たが、
数時間せずに足腰が立たなくなったし、
「このようなやり方は、施術をする側の体を痛めつけるやり方だからやめなさい」
と、いつのまにか私へアドバイスを残して帰っていかれる始末でした。

そういわれるのもわかります。
実際、重りでのずり圧をかける施術をする側に立ったことがあるなら。
自分の足腰を鍛える以前に、
施術中に意識が飛ぶほどの疲労感や筋肉痛が襲ってきます。
根性でどうにかなるというレベルでは、ありません。
私は、自分の考えたアイデアの原石を少しずつ磨きながら自分の体を作ってきました。
私も死にものぐるいで体の操作法を会得しないと死んじゃいますから、^-^;
全勢力を向け今の自身を捨て新たな自分に仕立てようとしてきました。
その過程があるから、どうにかこうにかやっていけているようなもの。
仮に私のやり方を他者がやっておられているのをいきなりみたときは、
きつそうだな〜と思うでしょうし、決して真似しようとは思いません。。。。。



あと問題として、重みのあるブロックを使う施術を行えば
多くのお客様に施術を提供することはできなくなるというネックがある。

これは私が言うのも何ですが、、、
施術院を経営するなら、致命的欠陥です。


それもあって、
いま、おもりを使ったリリースをどのように扱うようにすべきかを思案中です。


それもこれも、
手技テクニックを施す前後での数値化をおこなってきたため、
もしかすると、合気柔術でならった手の内の裁きとインパクト圧との相性を深めて調整をすることで、
重りを使ったリリースをリリース上の面積的にも越えて数値を残せるかどうかがキーになってきます。


施術成果の数値化は目分量や指先の感覚ばかりでは
他者へのプレゼンが難しいという点を拭うわかりやすさもあるが、
自分自身へのその施術技術との付き合いを考え心を動かす判断材料にもなるのです。


チェック機器.jpg
posted by スズキ at 12:52| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月12日

頸部リリースに自作てい鍼を用いて

胸郭出口症候群
こちらの症状の名前を聞いたことがある人もおられるでしょう。

ウィキペディアより、
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん、英thoracic outlet syndrome)は、
腕神経叢と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が胸郭出口付近で頚肋、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋、
中斜角筋、小胸筋などに圧迫・牽引されることで起きる症状の総称である。

胸郭出口症候群には、以下のように分類される。

頚肋症候群
肋鎖症候群
斜角筋症候群
過外転症候群(小胸筋症候群)
第一肋骨症候群


症状
首肩こり、腕から手にかけてのしびれ、腕のだるさなどがあげられる。


特に斜角筋症候群と診断された方々が、
現状のボディワイズでワークを受けていただいているお客様の中に数名おられます。

実際にその症状を体験してみなければ、
つらさの状態は察することも難しい。
いったんこの症状が起きてしまいますと、
頭部へ向かう血流にも影響が出てしまい、
首の筋肉が固くなって頚部血管を圧迫し、
脳にいたる血液量を低下減少させていく。

それにより思考力がよわくなってきたり、
ネガティブな気持ちのモードに移行しやすくなるケースが多いようだ。



ただこの斜角筋部分の筋肉の凝りが根深くなると、
それは喉の気管支に骨化した棘のような筋膜の癒着がはびこっている。

首こりがひどい状況で、手のしびれ等が起きたり末端が冷えが強い人は、
または、ときどきつらい偏頭痛も起きるパターンをもっている人などは、
今まで私がチェックさせていただいた方々の多くには右側の喉の奥の癒着が深刻だ。
興味深いことに、
精神的な問題があまりないにもかかわらずうつ状態に陥ってしまっている方もいて、
その方々のほぼほぼ私が接してきた際の90%は、喉部分の癒着が酷かったのです。


ただしあまりにその首筋の凝りが骨のような硬さになってしまっているためか、
首の筋肉組織が骨化したダメージコンディション状態であることに気づいてない人がほとんど。
このときにより深刻な状態となれば、
頚椎第一の横突起横から突き出て伸びる凝りが影響して、
自らの頚椎第一をねじったり歪めたりしてしまっている。

頚椎第一は脊髄神経の出入り口としても最重要部位であるし、
同時に頚椎第一には脳内への血流量を正常にさせる機能を持ち、
頚椎第一の歪みが出ていると同時に脳内血流量を悪化させます。

すると頚椎第一のずれによる悪影響と、
斜角筋症候群のような首筋の筋肉で首の血管を止血して脳内への血流を制限させてしまっている。


これはある一例でしかないが、
カイロプラクティック院で頚椎第一の矯正治療を受けたが、
一日も持たずに、また首がつらくてしょうがなくなる。
その場合にも、実は頚椎第一横の横突起から刺々しい筋肉の針が外に伸びたような、
異質な状態が改善されない。
それを繰り返してしまったようだ、という同業者(整体院の先生)の方がおられた。

すでに首の筋肉が神経的にゆるめ!という情報を受け取れなくなったため、
硬化したままを維持しようとする状態を通り越し、
筋膜の柔軟性が失せてゼリー状の筋膜が硬い板の板ゼラチンのように変質している。



そうなると、大概は自力での復旧はあきらめたほうがいい状態といえるのでしょう。

板ゼラチンのような硬化したものに強い加圧を加えて割ってしまって状態が悪化したり、
押したときの圧は弱くても押したときの方向や加圧速度などに深い考えがないならば危険だ。
首の筋肉を外圧を加えて危険状態に陥らせることは、
後々に後悔を産むような長年に及ぶ悪影響を被ることも多いのです。




それに施術院でも、
改善させる落とし所を見つけて逆算して解き方の道筋をつけられているといった
緻密な対応ができるという目算をつけてから手をかけるべき場所であります。



何を隠そう、私の離れたところに住む姉から、もう何回も聞かされているのだが。
聞くと、つらくなる話がありまして。

とある大手スーパーにマッサージ院が入店しており、
肩こりがひどかった姉は観てもらったそうだ。
胸郭出口症候群であった。

するとそちらに働いていた施術をする先生は。
なぜか普段はおれは芸術家をしているのだがバイトで施術をしていると豪語していたらしい。。。
個人的にはこの時点でかなりやばそうな雰囲気を感じたならば、
勇気をだして「私、帰らせていただきますね」と言って欲しかった。

不用意に頚椎を横にひねりグギッと音がでるほどやられたそうです。
それ以来、目の神経に支障をきたして近距離がメガネをかけても見えなくなってしまった。

私がそれを聞いて、それは訴えたほうがいいだろうといっても、
もうずい分昔のことだから、、、と泣き寝入り状態。。。


第一頚椎がずれて、そのずれたまんまで3週間以上いてしまい、
そのまま内的組織がずらされたまま硬化癒着が進んでしまった。
そうなってしまうと、人為的な重力にそぐわない異常なズレを被った際は、
大方は神業的な施術力(状態の理解力と大胆かつ適切な施術力)がないと、
現状復帰は非常に難しい。
厳しい状況に陥っている。

ただ、意外に芸術家(画家だそうで)というバイトの先生がやったことだからなったのかというと、
実は私の施術を受けに来て頂いている方の中でも、
通常の施術院に通っていて首をグキッとされてから
軽度むち打ちかそれ以上のものを被って後遺症が何十年も続いてしまっているものも少なくない。



そして慢性化した首のよくない状態では、
一般的に施術院で対処しても治療効果は悪い。
それは体全身にわたって歪みがかさんでくるからだ。
そうすると患部を緩めて一時的に改善したとしても
改善したように見えるだけで早々に問題の源から類焼して再発する。
それを繰り返すことが多いのも首のダメージを負ったときの特徴。
必死にメンテナンスをしてみたとしても、
定期的に繰り返される苦痛からの負担に、
こころが押しつぶされそうになることも出てくるといいます。


いったい、いつまでこれが続くというの?!


首の急所近くにて施術をおこなうとき。

施術のやり方によっては、このような危険が潜んでいるということを身内から教えられるとは。。。
不用意に見立てが正確にできず、高度な施術技術がないものが手を出してはいけないものだといえる。
特に危険性が高いスラスト法などを使ってというのは以ての外だと私は思う。

ただそうなると、首の部位にある硬化した骨化部分をひとつずつリリースしていく必要が出てくる。
力で首の中斜角筋や前斜角筋などアプローチすれば、微妙に精密に手が使えなければ喉を傷つける。
それ以前に炎症がひどく進んだ状態の首筋を指先等で圧すれば激痛で涙が出て止まらなくなる。
それは人の命をとる急所の筆頭が、その首、特に喉の近い部分だから当然なのでしょう。


そのような危険部分にしこりができるとき。
先程申し上げたように、
本人が自分でそちらをアプローチしても腫れ上がらせるか、
痛みが致命的に強すぎて結果的に頑張っても深くは解けない。
そして施術院でも同じような成果しか得られないときが多い。


そのような言葉を、たまたま胸郭出口症候群のお客様から聞き及んでいます。

ただとある鍼灸院では斜角筋等の首の凝りが奥まで根付くような場合には、
的確にその患部に「鍼」を奥深く数多く打ち込んで三〇分程度置いて治療。
するとかなり画期的な成果が出るときもあると教えてくれました。
そのような場合、鍼を正確に打つ技量があれば、
後の後遺症は考える必要はない。
安全性を確保しつつ取れる手段だと思います。

その鍼は、相当に痛みが強いらしいですが、
確実にその後の改善を促されてよくなった。
そのようなことをしたと教えていただきました。


ただ、私も去年までは、
どのようにすれば首の急所付近の深層部のリリースを安全かつ効果的にやっていけるものか、
施術法に苦悩していたました。

「頸部を緩めるために自身でできることはないか?」と問われたときには、
キネシオテーピングや自身で軽擦程度のオイルマッサージを勧めるに留まりました。
これだけでは深層に出来た骨化した筋膜の劣化した部分にはほとんど良い影響が行き渡ることはない。
だが安全性と快適性をみたら、「やらないよりもやったほうがいい」と思います。
大幅な改善は起きるものではないが、状態を少しずつでも自ら挙げて行く努力は、
自分の身を自分で守ろうとする尊いことで、手放すべきではないと思います。


ただどうにかこうにか、
去年年末から頸部のリリースをまずは自分を徹底的に実験台にして解いてみて、
安全性と効果性を確認してからお客様へそれを提供させていただいております。

すると首の奥の骨以上に固まったトゲのような筋金入りの筋肉が緩みだすのです。
一回だけのアプローチでは不十分であるが、それが二回、そして三回と回を積むごとに、
頸部の柔軟性がその人本来の状態へと近づいていく。
それが外見上、しっかりと見えてきて、眼を見張る。



一応、姉が芸術家さんに頸部スラストをかけられてグギッとひどい音を立てられて固まった状態。
多くの著名な施術院にいっても結果はメガネを掛けても近くのものがぼやけて見えなくなる状況。
目医者さんにて診断を受けると、眼の状態や機能は問題が一切ないから神経系の問題でしょうと。
そちらを改善させてあげられるならば、今後の姉の人生にもひとつのつらい気持ちが拭えるはず。

お金を支払った結果が、この状態にされたことにいかりや悔しさがあって、
それに対してあとでしっかり抗議することをしなかった弱い自分へのいやだちや切なさなど。。。。
さまざまなものを背負い込んで、耐えている。

私の顔をみると、そのときの治療師のことを繰り返し話されることからも、
いまだに尋常じゃない気持ちがあるのはわかるだろうし、
それが癒えるのは、せめて目の見えない部分ができた頚椎神経の問題など、
だいぶ改善して本人も「あっ、そういえば見えなかったことなんか忘れてたわ」となってからだろう。

また頚椎神経が問題が生じさせられたと同時に、
血圧が異常な数値を叩き出すようにもなったという。
血圧の上が180で下が120という話をきいて驚いた。。。



どうにか私の姉に対して施術研究の成果により改善が見込まれるようであれば、なによりです。

ただ、、、自然に歪んだ状態であれば、
それを改善させるための計算はかなり正確にできる。
ですが人為的なミス。
それも芸術家という施術のベテランの方がなさったものではない未熟な方のやり方などは
私にはいったい全体どんな危険なことを自慢気になさられたものなのかは想像もつかない!

人為的なダメージを加えられた場合は、
常識として本来の元通りの状態に戻ることはありえないといわれることが多いのです。

人為的なダメージを加えられた状態を元通りにしようとチャレンジして、
更に二次的被害が膨らんでしまうということもよく聞くのです。

ときとして施術を受けた影響で、さらにゴールへの道が遠のくことがある。
選択肢を間違うという恐ろしさを感じざるを得ません。

たとえ施術経験値が高い先生の場合でも、
首の深層部の問題の改善はたやすいものではありません。
カウンターストレイン等でリリースができてしまえる範囲内ならばラッキーなのですが。。。

そういった安全性のある程度高く確保してあるものを使われても改善が思うように行かなかったなら。
場合によっては危険な賭けがそこでおこなわれることになると思います。
お客様自身が自分の足で治療院の場に足を運ぶ際。
施術者がいいとか悪いとか言う以前に、
被害を受けるのが自分ですから。
冷静に、慎重に、動物の勘をも働かせて行動すべきでしょう。


多くのマッサージでは深層筋部分を解くにも、
のどのような危険な急所はアプローチを見合わせます。
お客様にそのような場所を頼まれたとしても、
リスクが高ければお断りするのが賢明な対応だと思います。

私もあまりにも危険過ぎる場所にダメージがある際には、
今の自身の技量で対応できないと正直に申し上げます。

または多くの治療院等でうまくいかなかったという方へは、
そこでまた私のところもそうだとなるのは申し訳ないので、
最大限粘って改善を積み上げていくようにしていきます。

少しずつ計画的に患部周辺へとアプローチを繰り返して、
ダメージがあまり感じられずにしあげるようにしています。

私自身ならばお客様がしっかりと地に足がついた立ち方ができるまでは、
不用意に頸部を深くまでリリースするようなことはすることはありません。
それは地面から近いところの体のパーツが傾斜したままで頸部を整えても、
かえって首のしこりで首下の胸郭膜部分が斜めに落ちてしまう状態の支え棒ととしているので、
そこのつっかえ棒の首の凝りを首以下のパーツが水平が整えられる前に不用意に抜くと、
首の凝りはさらに喉近くの奥の危険な部分にまでしこりがつきだして、
警部の動脈を圧迫したり神経を圧迫したりすることでおこる脳の血液の低下や手へのしびれや冷え、
等の症状がさらに根深くいつくようになることを見てきたからです。

これは簡単な見立てでできることではないなと、日々の施術でも思うところです。


ただそのような一般的なマッサージでは難しいところも、
インパクト圧というずり圧等以外のやり方をとることで、
安全性と快適性、そして効果の高さが増したように思う。


それは昨日、とある出版社にお勤めのお客様が、
「鈴木さん、今回のこの技術だったら、本も出せると思いますよ〜」
とおっしゃっていただけました。

私が本を書いても自費出版として出すようになるでしょうから、
それは相当の経費負担と自社買い取りが必要なものでしょう。
なかなかそれもあって、「おいくらほどかかりますか?」と具体的にお尋ねするのは、
ちょっと勇気が入りまして「ありがとうございま〜す!」と笑顔でスルーさせていただきましたが。

ただ、私の今まで多く開発してきた個人技の遍歴を見てきた貴重な人でもあるから、
そのお客様の声のトーンが、「ようやっと、本を書けそうなものを得られたよね!」と、
暖かくもおそらく売れそうなものかどうかをシビアに出版業界でも私どもが出しそうな健康分野の
出版物を多く手がけている方からの一言はうれしいところがありました。 ^-^

確かにこの度の個人技は、自分だけのものとして置いておく性質のものではなく、
100%使えるほどの使い方を紹介しなくても相応に多くの方々の健康維持にも役立つと思います。
ただそれはボディワイズにお通いいただいていない方々には触れるチャンスが一切ありませんので、
いずれ折を見て、こういったアプローチをしていくことで、すごい成果が叩き出せるものですよ!
と知見を深めるデモををさせていただける機会を設けられればと思っています。

頸部の危険な部分にも利用ができるものでもあり、
深層筋のリリースでも私が何十年も立って解けない部分があれよあれよとリリース出来たり。
使い方が今までの仕事の基礎があるからできているということで、
それがあっての成果だというのは当然のことですが、
実に、小回りもよくパワフルなツールです。



ようやくまたひとつ、
壁をクリア出来た実感があります。


あとは私の姉の体がかなり難しい状態に陥っているため、簡単に復活できるとは思えませんが。。。
どうにかこうにかできるところまで施術をさせてもらい決まりをつけていきたいと思っております。

posted by スズキ at 09:14| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月06日

神経可塑性により引き起こされる慢性痛というものもあるのですね。


脳は変わる ニューロプラスティシティ (MITエッセンシャル・ナレッジ・シリーズ)

こちらは脳の可塑性について紹介した本です。


脳の神経可塑性では、経験から学習して記憶を形成し、新たな技術を習得する能力の基礎となり、
脳に損傷を折った際に埋め合わせて回避する能力の基礎ともなります。

ただそのような都合のいいことばかりではありません。

長引く痛みがあると、疼痛刺激を処理して脳へ伝える脊髄の回路が再構成し、
その変化もまた、最初に痛みを引き起こした刺激が取り除かれてからも長い間持続し、
慢性痛の状態が何ヶ月や何年も続く場合があるといいます。

「えっ?!うそぉ、、、ほんとかよぉ〜」という感じです。

それは痛みの症状が消えているにもかかわらず、
脳へ疼痛刺激を伝える脊髄の神経可塑性でつくられた作用が
まんま働きっぱなしで痛みが慢性痛として何ヶ月や何年も続くなんて。
そんなケースがあるのか。。。


本に目を通してそのような内容が紹介されているページを観て目が点になりました。
脳の神経可塑性の影響が必ずしも望ましいものではないという例ですね。

これは実に厄介だ。


・・・このような条件下で起きる慢性痛は、
どのように対処していけばいいのだろうか?


posted by スズキ at 02:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ボウエンテクニックの目標とする効果の一部を紹介します!

先日、ボウエンテクニックの講習会に通い、講習会メニューの中盤を過ぎました。


「結局、ボウエンテクニックって、私たちにどんな役に立つの?」
そのような疑問に対して。

もっともだよなぁ。。。

私もそう思います。

自分がボウエンテクニックを必要としているかどうかというところも、
それってどんな役に立つかわかってからですよね!
とにかく、日本人には馴染みがほとんどない施術。



もちろんこちらは治療ではありません。
繰り返し繰り返し利用され工夫が施された、
生き残ってきた施術テクニック例でしょう。

施術の手順がかなり厳密になっています。
そこがボウエンテクニックを学ぶものには一度パターンを覚えればやりやすい感じですね。

受ける人にも負担が少なく施されやすい。

個人的に、子供からお年寄り、そしてお体がつらいときにも、
体に負担がかからない施術方法。

あまりのソフトな施術がゆえに、
驚くかもしれませんね。
「えっ!ボウエンテクニックってこういうものなんですか!?」


不思議なほど、時間が経ってもリリースが進むこともあって。
しばしば受け手の方を数日に渡りレポートをもらうと興味深い変化がわかることもある。

そのようなものに興味を持って勉強しています。

今まで習ってきた、アプローチパーツとその手技を施した際の目標とする効果を挙げておきますね。
興味がございましたら、ご参照ください。^-^

多様なサポートがなされるものというイメージを、
おつかみいただけるでしょう。



【 】こちらはアプローチする部位にあたり、そこにひとつまたは複数のテクニックを施します
・  こちらは、目標とする効果、です。


【腰】
・リラクセーション
・体のバランスを整える
・腰や下半身
・他の下半身に影響させるテクニックをする前の準備、ブロック

【背中】
・リラクセーション
・エネルギーの流れを促す
・体全体のバランスを整える
・【首】テクニックへの準備
・背中、肩の痛みや緊張を緩める
・呼吸器、胸、横隔膜の支障
・首から腰までの筋骨格の問題に対して

【首】
・リラクセーション
・体全体のバランスを整える
・エネルギーの流れを促す
・デトックス
・頸部から肩帯までの筋骨格の様々な問題
・頭痛、偏頭痛
・首のこり
・上気道や顎関節の支障

【腎臓】
・他の手順で解決しない背中、腰の問題
・めまい、立ちくらみ
・むくみ
・デトックス
・リンパの滞り
・脊柱側弯、胸部の痛み
・失禁、尿路感染
・腎臓、膀胱の問題
・副腎疲労
・精神緊張、高血圧

【頭】
・頭痛
・副鼻腔の問題
・リラクセーション
・ストレス

【呼吸器】
・呼吸器感の症状(息苦しさ、風邪、咳、喘息による呼吸困難)
・胃腸の様々な症状(胸やけ、吐き気、コリック)
・肝臓、膵臓、胆嚢
・横隔膜のこわばり
・ストレス、ショック、不安感、悲しみなどの心理作用

【肩】
・腕が動かしにくい
・肩の痛みや不快感
・腕や手の問題
・腕や肘の慢性的な痛み
・首の痛み

【ハムストリング】
・腰や下半身
・膝の痛み
・足首の問題
・ハムストリングの緊張や支障
・踵骨棘

【腓返り・筋肉の痙攣】
・セッションの途中でクライアントが横たわった際に快適なポジションに落ち着かないとき
・腕や肩を体の横につけるのが難しいとき

【骨盤】
・ヒップ、骨盤周辺の筋肉
・アンバランスな姿勢
・歩き方の不均衡
・脚の長さの不均衡
・仰向けになったときに、足が内側もしくは外側に向いている
・腰痛
・ふとももの付け根の問題、鼠径ヘルニアなど
・足底筋膜症、シンスプリント
・末梢血管の支障、下半身のリンパ系トラブル
・妊娠中、出産後
・膝、足首、足の問題

【肘・手首】
・テニスエルボー、ゴルフエルボー
・手や手首の支障
・肩からの関連痛
・反復運動過多損傷

【仙骨】
・下半身の痛み
・全体的な硬さ
・腰部(骨盤、大腿骨)関節炎
・仙骨の痛み
・妊娠中の背中から腰にかけての痛み
・仙骨部の痛みやむくみ

【膝】
・膝の痛み
・腰、腎臓、肝臓や肩の痛み
・エネルギーの流れを刺激

【足首】
・足首の支障
・膝の支障
・足の冷えや血行の悪さ
・外反母趾やハンマートゥ
・足底筋膜炎
・踵骨棘

【ハンマートゥ】
・中足指関節や足底の痛み
・足底筋膜炎
・ハンマートゥ
・踵骨棘や足のこわばり

【外反母趾】
・外反母趾
・立った時のバランスの悪さ
・足指の関節の痛み

【上気道】
・アレルギーや喘息の症状
・呼吸器、上気道の問題
・副鼻腔炎、喉の痛み
・首の問題

【顎関節症(=TMJ症候群)】
・めまい、耳づまり、耳鳴り
・メニエール症候群
・顔面神経痛
・顎の痛みやバランスの悪さ、歯ぎしり
・頭痛、偏頭痛

【前腕】
・前腕、手首、手や親指の痛み、バランスの悪さ、歯ぎしり
・手根管症候群
・反復性過労障害(テニス等、過剰に前腕を使い倒した際の支障)
posted by スズキ at 08:45| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする