2018年04月16日

首や肩のコリほぐしは、手が硬ければ効き目、うす〜い!

最近、手を解かせていただくケースが多くなっています。

デスクワークをしているお客様、手を使い力仕事をするお客様。
花粉症を含めアレルギー性疾患を持っておられるお客様も「手が硬い」んですね。

そんな手が硬いことで肩こりや首こりになっている方々は、
どんなに首や肩をゆるめたとしても、早々にまた固まり出します。

手の腱・筋肉が緊張することで、
手先や指先という情報をつかむためのセンサーが正常に働くことがありません。
そうなると心理的にも落ち着きを失い出すんですよね。
するとついつい肩をすくめ首を緊張させて外敵から身を守る反射的反応へ及ぶ。

そんな手の使い方をしている人の特徴は、
手の屈筋群ばかりを萎縮させて手を使う。

そのような癖を持っているんですよね。

この手の屈筋を使って伸筋を活かさないかぎり、
このような負担を感じている人の肩こりや首こりの終わりがない。
逆算して考えれば、屈筋を使いすぎていて手を過緊張にするなら、
「伸筋を使おう!」という意識の目を開いて、
伸筋を使えだせば手の凝りが段階を経て緩む。

ほんと、バカの一つ覚えといえるほど、
「伸筋を使おう!」って、繰り返して言い続けるのも、そこです。

それがいつしか肩や首が緩められる結果を生み出すのです。


そこがもっとも考慮してほしいところ。
安定性ある挑戦すべき、改善の道です。


ただ、結果的に伸筋を活かせるように手を緩められたとしても。
手がすでに芯まで硬さが至っていたとすれば、その時点で問題。

腱が多重化した組織として構成されている特別な手が固まったとすれば
手の腱や筋肉の隣同士が密接して密着しているため、
手をリリースを施すにも痛みが半端無く強く出てしまう。

優しくリリースするというやり方を繰り返していけばいいではないかと。
そのようなアイデアもありますし、それは十分にやっても頂きたいもの。
ですが専門的にこの部位のリリースの仕方を学んでいき、
多くのお客様のリリースをした際の結果を知っているならば。

つまりしっかりレベル高くリリースを幾度かなされた者と、
そうではない方々とは施術後の様子には開きが大きいのです。

基本、セルフボディケアの一環で自分で自分の手を緩めるようなストレッチで十分に緩められる人は、
それでいいのですが。

そこをはるかに上回るダメージが蓄積している方々は、
セルフケアでは歯がたたないんですね。 ^-^;

だって、本当に手をリリースするのは、難しんですよ。
筋肉の流れを読むのはたやすいが、腱を正しい位置に収め、
腋下や肘周囲の神経の過敏になった問題が大きい部分など、
自分で行うには知識だけではなく勇気や根性が必要なもの。

おそらく私が自分で自分の手を凝り固めすぎたとすれば、
セルフケアマッサージでのリリースという手段は取りません。

で、たぶん痛みがあるのはわかっているが、
他者施術者によるリリースを受けることで、
ウソのように状態が改善することがあって。

たとえば花粉症気味の方が改善も早くなり、
というようなこともありますし、
呼吸が楽になり、神経的な緊張が募る手の凝りは精神的緊張も強いるので。
出足が鈍るという言葉がありますが、
手が緩まずに緊張性心理的圧迫感まで発展している人は手が出ないという、
新たなものへと着手するということ自体が苦手になるという傾向もあって。。。
そんなところも、緩んでしまう。

それも比較的短い時間で、です。

どんな雰囲気で私が手の凝りをリリースをしているか。
ワンシーンを載せておきますね。

手を解くことで、肩や首を緩める.jpg

手の表層や中層部のみを狙って緩める一時的なハンドマッサージであれば
痛みをあまり感じないか、本当に気持ちのいいというマッサージもできる。

ですが私は深層筋をリリースしようと言うのが合言葉ですから。

結果的にお客様に「痛いぞ!!」と言われても、
解いてしまうんですよね。

数日、痛みが続くこともありますが、効果は、Goodです。
posted by スズキ at 09:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

「努力感を捨てて楽に快適に技ができるようになったほうが効くものだ。」

いま、私の施術では、手掌によるボウエンテクニックをベースというか模した手技と、
重量級のブロックを組み合わせて梃子等の力学的な力を使いつつ正確なリリースをするものと、
下記のような自作したインパクト圧を創りだすための真鍮製の道具を6本ほどを用意して利用。

太い自作てい鍼.jpg


実質、この連携でリリースを加えると、
深層部へのリリースされる質が違ってくるようです。

かなり緻密な施術のぎゅうぎゅう詰め感があるので、
施術パーツの成長を観て、施術要素の抽出を持ってシェイプする予定です。

なので、この取り合わせの施術を受けていただけるのは、
おそらく長くて今年の7月末くらいまでとなるはずです。

^-^

最近、施術最中に気づいたこと。
真鍮製の道具でインパクト圧をかけるときです。

効果が出るような仕掛けをいくつも施してあり、
多様に独自の素材の力を引き出す工夫をしているのですが。

「トークセン」というタイ式マッサージで経絡線に沿ってトントンとするような道具の使い方にも似ている。
私が、下にあげた本を見たときに、一瞬そう感じて、
「えぇ〜ッ、そんなぁ」とショックを受けたことがありました。

ホリスティック療法の最高峰! 【メディカル・タイマッサージ入門】

ただ実際、トークセンの映像をYouTube等で確認して、
まったくコンセプトが違っているということに気づいてホッとしました。 ^-^;


https://youtu.be/vP5dFWHsbrQ

やっぱり、「パクったな!」といわれるのは、
独自に少しずつ考えを加え進化させてきた過程があるので、
非常に心外なのです。

ただそのうちこちらの書籍を出しているタイ式マッサージのスクールが
武蔵小山というとなりの駅近くにあるということは知っています。
幾度もそちらのスクールの前を通って、気になっていましたので。
トークセンの用法が私の施術上の参考になる点があればと考えて、
いずれ折を見て実際にトークセンの治療を受けに行ってみたり、
気に入れば習いに行くのもいい勉強になるのだろうと思います。

そのような参考にできそうなものを見つけられたのはうれしい。

ですが、他にも重要な気付きがありました。


おそらく、あまりにシンプルな気付きです。


それはひとつのアイデアから生まれました。

写真に写る真鍮製の道具を、
私が押さえなくとも自立できるようにしたい。

そうしたい理由は、
私が手で持ったり押さえことによる振動のロスを減らすためです。
私が手で持つ側やタップする側の真鍮製の道具を握るような固定を図るならば、
それではインパクト圧の多くの力の作用が私の手に伝わって消えてしまいます。

目的の硬化したお客様のトリガーポイントへ、無駄なく力を届けることができなくなります。。。

そこには早くから気づいていて、
対処法がないか試行錯誤を繰り返していました。

その末に産まれたやり方です。
写真に写る真鍮製の道具を3つほど束ねます。

すると3本の脚を持つ三脚状態になるのです。
そうなれば、私の手の支えがなくとも、
水平面であればその上に置くことができれば自立できる。

そのような状態にして、インパクト圧。

すると、、、案の定、
私が手で握っていたときとは段違いに筋膜が緩みだすではないですか。

またインパクトを与える側の真鍮製の道具を、
さらにフリー・フォールさせる要領を取り入れるならば。。。
実際は、このフリー・フォールさせることは、
ハンパなくやってみると難しいものでして。
特殊な手掌の「手の内」をある程度の精密さとトレーニングで完成させなければできないほどの、
けっこう難易度の高い技術なのですが。
これもまた試行錯誤をする上で、
結果が出せるようにまで仕上げたのです。

すると、自立した三脚状態になった真鍮製の自作ツールの設定と、
手の内を研究して作り続けてきたことによるインパクトを与える側の真鍮製の自作ツールが活きる。

それで筋膜が緩む量が、やはり私自身、「えっ、、、すごいんじゃない_?」と、
そのようなインパクト圧に仕上げていった当初は感動していました。



ただ、、、それも繰り返されて見慣れれば、
それが通常の力になってしまうだけなので。 ^-^;;;

どんな技術も消化吸収できたならば、
次へのステップへの架け橋になる存在へ変貌を遂げます。


あとこのフリー・フォールでのインパクト圧をかけるのは、
それを使える局面は広背筋部分や起立筋部分のリリースと
部位が限られるようになるのですが。

以前は私が真鍮製の道具に力を添えるようタップするようインパクト圧を作り出していたのですが。。。」

私の目の前で繰り広げられている現象を観ると、
私が真鍮製の道具に力を添えるようにしてインパクト圧をかけている以上に、
フリー・フォールさせた際に取り出せるインパクト圧のほうが筋膜が緩んでくれるのです。

懸命になって真鍮製の道具を振り回そうとしているというのは、
それは賢いことじゃないということは理知で知ってはいました。
真鍮製の道具に力を与えてインパクト圧を強めようとしても、
かえって私の手で道具を握った瞬間、
タップさせるために振り下ろされた道具の進行を妨げるような
失速をさせることになるのです。

如何にして、がんばってリリースをしていかなければと願って、
必死になろうとした末の努力も、残念ながら水の泡ですね。。。

無駄な力みが、そこに生じたとき。
筋膜のリリースがいかに起きづらくなるのか!


そのような現象を、真摯に避けていくために。

完全に道具たちの動きを妨げることなく動く黒子に私が徹したときに、
こんなにもリリースが鮮やかにおこなわれていくものなのか。

通常ではあまりに骨化が進みすぎているといわれそうな
筋肉が硬化した状態部分は解こうにも解けないようなところがものが多く内在されているお客様。
その場合には、骨化が進むというのは、文字通り骨よりも硬い筋肉や靭帯に組織が劣化していて、
容易に溶ける範囲を逸脱しているのです。

そのような筋膜組織を持ってしまえば、
おそらくは通常のマッサージ等ではリリースはできないでしょう。
私が知る筋膜リリースをするテクニックは多数ありますが、
実質、対処できるものではない。

それは自分自身で対処対応できる範囲は越えているので、
実質、そのような質の悪い筋膜組織を身の内側に作ったら、
一生涯、その組織の制約を受け続けて暮らさなければならなくなるのです。

それほどしつこい筋膜が硬化した組織をみると、
施術をする側としてはどうにか解いてあげたい。
すると初心者のときにはとにかく力任せで圧するのですが、
なかなか解けるようなものではないのですよね。。。

かく言う私も骨よりも硬い筋膜組織を相手にすることが多く、
力みがついつい入ってしまうこともあるのです。
そうなると解きたい気持ちと解けはしない現実と、
そして解こうとして帰ってくる施術者への甚大なダメージと。
諸々、苦境へと陥ってしまうものなのですよね。

もちろん私は、素人レベルの話での苦境に入ったというわけではなくて、
相応なことはできつつある部分もあるのだが、
それであってもハードルの高い筋膜の癒着を多く目にすることで、
力みを抜いて解ける範囲を逸脱しているというものに苦しんできたのです。


そうこうしているときのこと。
この度の、真鍮製の自作ツールを完全にフリー・フォールでリリースを試みたとき。

あれっ、以前、私ががんばってトントンと解こうと歯を食いしばっていたものでも解けなかった部分が。
信じられないけど、わりかし、あっけなく解けたぞ。。。
私自身が、一番、驚いてます。
目を見開きながら、狐につままれた感じですね。

最近の施術成果が高まっているのは、気のせいじゃなくて。
そのような成果の積み重ねをお客様のリリースに投入していますから。

そして決まってお客様がおっしゃられる言葉があります。

「なんだか、ずいぶんドンッと来ていたが、眠くなって途中で意識、消えてたわぁ」
つまりリリースされる際の変化量が大きいぶん、衝撃はあるものの、
先程までの交感神経が極まって緊張していた状態がスムースに落ちつき、
リラックスが深まる副交感神経状態へと脳波が移行して体の隅々がそれに反応している状態です。

何人のお客様からも、「あっ眠ってた。ドンときているにもかかわらず、不思議だわ。」
このお言葉をいただきました。 ^-^

それは、施術成果を今だけではなく継続的かつ体質の改善という深いレベルまで至らせるための、
大切なキーになる状態への移行でもあるので。
すばらしいことですよね。

こんなにも努力感を削り去ったほうがいいのか。。。

努力感を捨てて楽に快適に技ができるようになったほうが効くものだ。
そのような言葉を武術の達人がいっていたことを思い出す。

まさにおっしゃられる通りでした。



いかに言葉でわかっていたつもりでいても、
体ではわかっていないことが多いいものか。

そして体でわかったときに、
はじめて意味が得心できた。

これまた、施術の研究をしっかりやってきてよかったと、ほんとうに痛感しました。

今までの力みが抜け切らない自分に恥ずかしく思える反面、
筋膜リリースにとどまらず、
すべての仕事に通じるような大切な気づきを実感として得られた。

そのことに感謝したい気持ちです。
posted by スズキ at 03:27| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

感情エネルギーの浪費と胸郭変位からくる免疫力低下などへの連携

【 感情エネルギーの浪費 】が、
いかに自分の身を危うくするか。
健康を害することになるのか。

そしてその状況が「胸郭の変位」になって現れるものか。

ボディリーディング関係の著書を多く目にすれば、
そのことは理解できるように感じます。

感情エネルギーの浪費が始まると、
肋骨が稼働制限を受けて呼吸が浅くなりだす。
すると胸骨の動きが悪くなったりしますよね。

胸郭が釣鐘状の吊り下げ方ができなくなって
横隔膜が心臓を下から突き上げてしまい胸骨部に押しあたって、
異常に胸骨部から強い心音がしてくるような観察ができるとき。

往々にして、胸腺という免疫系の主要部分が働きが鈍りだして、
免疫対抗力が劣化している状態に陥るのです。

そのような状況に感情というとらえどころがないと目されるものが、
胸郭に影響を与えて形状を正常状態から異型へと変異させてしまう。

つまり感情論的に、感情エネルギーの浪費はよくないといいたいだけではなくて、
実際に自身が気を病んだり怒りを覚えたり、悔しかったり悲しすぎたりするなら、
ときとして胸郭の変位をその後への常態的問題として固定させやすいものなので。

感情の取り扱いには注意が必要だと思えるところがあるのです。







昨日、たまたま胸郭関係の本をAmazonで調べていて興味を引いた本があった。

胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付


渋谷のジュンク堂書店に行って実際に手にしたのだが、
かなり、、、欲しい。 ^-^;

ただ今月は、ボウエンテクニックの講習会の費用捻出等で教材費が足らずに、
断念しました。。。

立ち読みをしつつ、それだけでもいろいろ学べたり、
自身の胸郭へのイメージがイラスト化されていて、
これは使えそうだなと思えるところもあったので。
後日、この本に関して私は購入する予定でいます。

ただ、本書に掲載してある対処法として、
レッドコードで体を吊る等が私のところでは対処が難しいと思えたので、
現在はボールエクササイズとして代用できる所があればと思って検討中。

たとえばうつ伏せに寝て、
両肩の下に直径25センチほどのボールを置き、
自重を利用して肩の位置を正すようなことです。

しっかり今日の施術をお受けいただいたお客様に、
このようなやり方もあるんですよと、
2個のメディシンボールを使って体験してもらいました。
肩、腕、首、背中にも良い影響が期待できる
5分間エクササイズとして紹介させていただきました。

もちろんこれで胸郭部の形状も、上部に関して改善すると思います。
それは私自身の自分の体を使っての人体実験での結果でして。 ^-^

このボールエクササイズは施術を幾度も受けている方々は特に腕と胸の付け根部分も、
幾度も緩められていて伸ばせやすくなっているので効果が高いでしょう。

posted by スズキ at 04:56| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

みぞおち辺りにできてしまった大腰筋リリースを、インパクト圧でリリースのその後。



実際問題として、
みぞおち辺りの深々とした大腰筋リリース。

なぜ、ここを狙っていたのか?

位置的にも肋軟骨や他の胃や肝臓や脾臓、膵臓に横隔膜等の臓器に影響が大きい。
それは位置的に大腰筋の上端部分の横隔膜に接する当たりに「腹腔神経叢」があるからだ。
ヨガとかなさっておられる方は、別名の太陽神経叢といった言葉のほうがわかりやすいでしょうか。

上述させていただいたような各臓器へ自律神経に多大な影響が腹腔神経叢によってもたらされる。

たとえば自律神経に影響があるというだけではなく、
横隔膜の上下動を制限させてしまうのも
大腰筋が硬化萎縮した状態から悪影響を与えることがある。

ここは私の気功等から実践して気づいたことだが、
この腹腔神経節あたりに静電気がよく蓄えられたり解放されるなど、
自律神経を働かせるための全身に渡る電気の供給源がここでもある。

私自身、この腹腔神経節が問題ある状態に陥ったようなときには、
内臓関係の不調が顕著となり、
横隔膜を利用した腹式呼吸に制限が加えられていった。

手での圧をかけることで解ける範囲も、
そのリリースの際にでてくる異様なといえるほど強い痛みから解くことが危険かつ困難なところです。

私も、幼少期よりこの腹腔神経節部分の硬さが顕著な方だった。
だから虚実体質上では、虚で陰でという虚弱だったのだろう。
自分の体を実験台として腹腔神経節部分を緩めようとして
大腰筋の上部部分に対し無茶なリリースをしていく過程で、
何度も気絶級の衝撃的な不調を味わったものです。
(もうずい分昔のことですが。 ^-^;)

それでわかったことは、リリース後には幸せが来るし、
体の浮力感、軽さが以前とは格段に違う点に気づいた。
体力も遥かに増す体験でもあった。

鬱屈した気分も、ここからだいぶきているようだ。
それは鬱を患われている傾向がある方々が、
ことごとくこの腹腔神経節に私が手を当てると、
つらそうな静電気のようなエネルギーがそこから漏れているピリピリ感をチリチリ感を捉える。
少しずつでもそこを解くように心がけると、
気持ちの持ち方が変えられてきたようだと。
体からきていて精神的な問題から来た鬱ではない方は、
そうやって私の施術を終えていかれた方が多くおられます。

鬱というよりも、
ほんとうに自律神経に誤作動が多くて体調がはんぱなく不調な状態を引きずり続けてきた。
それがメインだったんだという人は、
この腹腔神経節に改善がなされないと、
気分の浮き沈みのなかでの沈みこみが
どんなに施術を丁寧にして一時的に状態が良くなったように感じても戻りがある。
戻りの速さと、腹腔神経節の問題は関連があるのでしょうか。

そんなことを、体験的に知ることもできるようなケースがほんとうに多いものだ。



私が自分自身の腹腔神経節をリリースをしてわかったのは、
あまりのリリースのときの苦しさや反動の強さから、
お客様に対しては安全を優先していくしかないと考えた。
こちらをお客様へのリリース箇所として採用は見送るという結論でした。


だから以前にお客様に対しての腹腔神経節に関わる意図でみぞおち辺りにリリースを加えるとき。
手でやっていたのが、重みのあるブロックになり、
徐々に深く内臓を含めて緩められていく量は増したが、
実情として腹腔神経節にまで良好な影響が与えられるには、
更にもっと奥の、もっと奥の部分を狙うしかないものだった。
ただしそれ自体、自分の身で感じた危険なことであり、
そのリスクや痛みや苦しさをお客様に背負わせることははばかられました。

ただ、そういった腹腔神経節に悪影響を与えていた
リリースしづらくてしかたがない大腰筋の横隔膜と接する部分のリリースが、
私の手の情報をかき集める手先や指先感覚と脳内の三次元映像化のちからと、
自作てい鍼でのミリ単位ほどの狙いをつけられる精度と、
事前の腰部や臀部等の深部へ至るまでのリリースという手順を踏むことで、
以前の比ではないリリースが可能になっていくことがわかってきたようです。


たとえば、、、、といっても、
まだまだインパクト圧が活躍して、時がたっておりませんので。
その点に関わる必要なお客様に対しての臨床例が10件ほどと少ないものの、
大腰筋の硬さが先月のリリースを受けた状態から
大幅に戻ってしまったという状態になっている人が、
どなたもいなかった点に驚いています。
まだまだ油断はできないものの、
あかるい報告を受け取ることができて、
ほっとしているところです。。。

本当に新たな試みをしていくには、
息の根が止まるほど緊張しますし。
不安にもかられるのが常ですから。

それぞれがリリースされたときは、
痛いよーという大腰筋部分の骨化した硬さといえるものが緩められた際の打撲痛っぽいものがある。
だが、やはり先月にそのインパクト圧でみぞおち辺り以下の大腰筋上端部にリリースを受けた方々。
その調子の良さを私自身の手で触ったときの感触で確かめられたのは大きい。

そして、昨日は、現在お通いになられているお客様のうち、
他を圧倒する腹腔神経節部分が最も状態が思わしくないお客様の様子をみることともなり、
数日前からどうなっているのかを想像してしまっていたが。

大腰筋が背中側に完全に癒着して張り付きつつ骨以上の硬さになっていたもの。
私もその骨化状態に、一瞬、息の根が止まり緊張が背中を走りました。

どれだけ今までつらい思いをしてきたのだろう。
足腰の痛みや窮屈な気血の流れてくれない苦しみ。
特に自律神経系の根っこに電力量が減る状態でしたから、
本来のその人自身の生活は送れていない自覚があるはず。

そのうえで多くの施術院を、回りまわってこられたのでしょう。

どうも私がそこを止める最後の施術をする人となるんだという、
積極的な幻想を描けないのは、そんなに人体を究極理解できているわけでもない自覚もある。
だから長年にわたり施術上では一喜一憂しないことの大事さを感じたからもあるのですが。

その大腰筋にも血流が再開されて筋肉らしい柔らかさが増していて、
背中の組織に癒着が進んでいた部分が浮き上がっていたことを確認。

自作てい鍼での施術が開発できていなければ、
これは私の施術上の話ではありますが
決してありえないことです。


まじめに、、、ほっとしました。 ^-^

そして同時に、うれしかったですね〜。

うれし〜という感情表現をストレートにださないほうなので、
淡々と良かったですよね!とニコッとして終わりましたが、
こころのなかはよろこんで小躍りしている感じでした。


これでこちらのお客様の改善のステップは、
大幅に軽快感が増してくれることでしょう。






最後に、腹腔神経節について、
参考まで解剖学的なところを
記述させていただきますね。

みぞおち辺りの奥にある「腹腔神経節(=腹腔神経叢)」は<太陽神経叢>とも呼ばれるほど、
自律神経系統がその場に集中して集まる部分があります。

【 腹腔神経叢 】の位置について

腹腔神経叢は腹腔動脈、さらにすぐにその下側からでる上腸間膜動脈の基部周辺を囲む
  極めて強大な神経叢で、大きな腹腔神経節が存在。
  全体の形から太陽神経叢とも呼ばれているそうです。

腹腔神経叢は、第12胸椎と第1腰椎高を中心に頻度が高く、
  左側は第1腰椎の下1/3に、右側は左側より1cm高いところに存在し、
  腹大動脈からの距離は右側が0.6cm、左側は0.9cm離れている。
大内臓神経、小内臓神経は横隔膜を貫いて腹腔内に入り、
  腹腔動脈周辺で強大な腹腔神経叢を作っている。

【 腹腔神経叢 】の影響について。
腹腔神経叢は下行してくる迷走神経の分枝をも受け、
  ここから出る枝は動脈壁にそって、
  上、下腸間膜動脈神経叢、腎神経叢、肝神経叢、胃神経叢、膵神経叢、脾神経叢などを形成して
  腎、腎上体、肝臓、胃、腸管、膵臓、脾臓など腹腔内諸器官に分布する。



脳も神経がたくさん集まっている場所です。
その神経が集まっているという点からみて、
なかには太陽神経叢部分を腹部にある第二の脳と呼ぶ方もいるほど。
とても重要極まりない部位であるのは確か。


posted by スズキ at 14:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

紹介ブログ:『ボウエンテクニックの英語映像をまとめてはりつけ!』(音声ブログ版含む)


試験的に、今回のおおよそのブログ内容を音声化実験中!(音声のほうが、伝わるよ! ^-^)


ボウエンテクニックという施術法を、
いま、講習会に通って学んでいます。

ボウエンテクニックって、
どういうものなのか。。。

日本ではあまりにも知られていない。

それで秘密裏におこなわれている施術法のような印象を受けるかもしれません。
ですが実際はまったく違っております。

YouTubeでボウエンテクニックを『bowen technique』で検索すれば、
数多くのムーブという施術をする際の型が、
これほどか!というほど観ることができてしまう。


つまり、驚くほど施術法をオープンにしているんですよね。


自分用のまとめてボウエンテクニックの具体的な施術法をチェックするための
英語版のボウエンテクニックのYouTube映像をぺたぺた貼り付けたブログページを作りました。
(日本語でのボウエンテクニックの映像はあまり見たことがないのは、残念です。)


ボウエンテクニックの英語映像をまとめてはりつけ!
http://d.hatena.ne.jp/bodywise+bowen-technique/

※ < ページを開く際の注意 >
 『はてな』のダイアリーに、一ページに映像が多量にアップというページ構成です。
 そのためネットにつなぎ続けられるようなパソコンでの視聴がよいでしょう。


ただ映像をいくら食い入るように観ても、
まったくその良さが伝わらないのがボウエンテクニックの不可思議さです。

もし関心ある方がおられれば、
ボウエンテクニックのセッションを提供する者にお願いするか、
ボウエンテクニックの洋書を数冊も手に入れて、
「ムーブ」という施術のときの手さばきを身につけて試行してみてもいい。


実際に私のボウエンテクニック本来のセッションを
幾度か受けてみた方々の感想は。
(ボディワイズでの施術中のボウエンテクニックの用法は、圧を意図的に強すぎるようにしてあり、
実際のボウエンテクニック本来のセッションでは、比較的ソフトなムーブのやり方でおこないます。)

・体が芯からリラックスできた。
・セッション半ばで深い瞑想状態になって、長期間、禅をくんだときにかなり近いものを感じた。
・腰痛や肩こり、慢性疲労も改善した。
・慢性的な体の問題があると長丁場のボウエンテクニックとの付き合いが必要と感じた。
・その他.....

健康維持、そして増進のための選択肢のひとつとして、ご参考まで。 ^-^
posted by スズキ at 02:52| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

体内の酸素量が不足すると、目が悪くなって様々な眼の疾患を引き起こす



中医学での緑内障について調べていると、
眼と肝臓の関係性を酸素消費量で深く結びついたものと説く解説がしてあり、
とても納得できるもので興味深かった。

眼の酸素消費量は,組織重量当たり最も多く,肝・脳の3倍にもなります。

肝臓は腎臓と共に臓器中最も酸素消費量が多いため、
体内の酸素量が不足して,酸素の奪い合いになると,
生命維持に関係の少い眼が一番に犠牲になってしまうのだそうです。

目も、大変重要な器官ではあるものの、
生命維持を優先させるならば臓器の機能不全のほうが致命傷になるということ。

そうならないように、酸素消費量が多い眼の機能を、
まっさきに切り離そうとするというのも無理からぬことです。

眼病の多くは中医学では肝臓に関係するのだというのも、
このようなことからもうなづける話です。

また疲労が肝機能を低下させても,眼にすぐあらわれやすい。
眼を酷使することは肝腎機能に悪影響を及ぼすことになるそうです。

そのような肝臓と目との相互作用があるというのも興味深いですね。


posted by スズキ at 13:04| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

ぐい呑みの手をもちいてのムーブへ

私がいま通わせていただいておりますボウエンテクニック講習会。
昨日の午後の施術は、
残念ながら同期で通われていないのですが、
同様にボウエンテクニック講習会に通っておられる同業のお客様の施術でした。


私と同業者で、
それぞれの有益な情報交換がなされていく場にもなっています。
それで気づけば長時間のコミュニケーションタイムとなります。 ^-^

最近は彼からホームページ作り上の要点を教えていただいております。
たとえば「タイトルの付け方ひとつで検索サイト順位はグーンと伸びます!」などなど。

ブログという文章での検索もいいが、
他院も普通にブログは書いていますから、それではもう集客が難しくなった。
差別化のためにお店の紹介を映像化していこうと。

私は、音声ブログ化を、現時点の目標とさせていただこうと考えております。m__m




そんな会話の中、
そのお客様がボウエンテクニックの同期の男性と練習会を開いたそうです。
練習会に参加した男性も同業のマッサージ業をなさっておられるといいます。

本職同士でレベルの高い施術談義に花が咲いた。
そのときに「ムーブ」という、
クライアントに接触して圧をかけるテクニックについて話し合われたそうです。

そのときに知ったそうですが、
その練習会に参加してくれた先生も合気柔術をなさっておられるとのこと。

それで合気柔術特有の「ぐい呑みの手」を使って施術をしているという。
そのぐい呑みという小さな日本酒を入れる器を握る際の手の形に似ているため、
そのような名で呼ばれているのでしょう。

それは非常に特殊な力の発力技術ですね。
たとえば立位でこの手を使って対峙する相手の肩や体の一部に触れます。
そして自身のセンサーとして活きた「ぐい呑みの手」により相手の状態を感じ取る。
相手の重心と自分の重心をミラーリングさせてつなぐことで、
相手の重心を思い通りに操作し従わせてしまう。
そのような繊細さを持ち合わせるだけではなく、
一気に巨体をも地面に引き倒し叩きつける手でもあります。

そのときの様子は、
まさに摩訶不思議。

でもそれは神秘的なエネルギーなどではなく、
純然たる身体操作から生み出せる技であって、
質の高い師匠と出会って練習をしていくなら
誰だでも身につけられるものです。

もちろん相応のノウハウもあって、
そのノウハウの層を積み重ねることで能力は上がっていくこととなります。


そのようなノウハウを身につけたものであるかどうか、
気になってチェックをしたくなるのが人情でしょう。

手の指の一本ずつの使い方に機能的な役割を認識して各指を区別して能力を発揮させていく。
すると腕の上腕三頭筋当たりが発達していきます。
肩甲骨周辺の動きが前鋸筋の操作も伴えていって、
よくよく発達していくと同時に赤ちゃんの筋肉のように柔らかい状態でよく保たれています。
しっかりとぐい呑みの手を修練しているかどうかは、
手のひらが分厚くなり手首も太くなっていきますから握手をすればその瞬間に力量が伝わります。

ちなみにマッサージ系の施術者を私が観て客観判断させていただく際にも、
握手ひとつで、どのような力量か感じ取れてチェックがなされて便利ですね。



また少し私がしていみて面白いと思えた変わり種の修練としては、
足の指で、
手の指でおこなうような広域にしっかり意識をいれたぐい呑みの手の様子をコピーして立つ、歩く
」。

すると体幹力が増すのがわかった。
全身の力強さが一気にアップしていくようだった。

ものすごく、普段使っていない部位の筋肉や意識をとがらせるので疲れ果てる。
たった5分、これをするだけで当初はバテバテになってしまったほどだったが、
気が付くと、脚部の筋肉全体が一本一本へと意識が行き渡るような分化が始まっていた。
大腰筋や腸骨筋、大殿筋部分を含め脚部の筋肉全体を書き換えて
さらに機能性を発揮させることもできるのだろう。



話を戻しまして、、、。

ぐい呑みの手の使い手さんは、
一般の方々とは決定的に違う。
合気柔術系の練習をしておられる施術家が、
プロ仕様といえる特殊な効果性の高い圧を産む信頼感があります。
(無論、施術の勉強ができていなければなりませんが、
合気柔術の手を持っておれば、すぐに力量を伸ばせる素質があるのは確かだと思います)


ぐい呑みの手。
それは一朝一夕で身につくことがなく、
修練と研鑽により磨きをかけて進化させるものでもあります。


最近になって改めて
「”ぐい呑みの手”を、
基礎の基礎から分析してボウエンテクニックの手技でおこなうムーブに取り入れよう。
そのために、必死にならなければ!」と、
以前に書き溜めた術を教えていただいた際のノートを読み漁って体になじませようとしていました。

私自身が施術をするときにも、
つねにこの手の力を意識しつつ用いております。
ただ指先でのクライアントへの接触があまりない施術方法を多用してきたので、
新たな気持である程度の硬い筋硬化をもつお客様のリリースに手を用いていて、
最近、筋膜の表層、中層、そしてできれば深層の頭までは
それだけでリリースできるようになりました。

えっ、指での手技だけで、ここまでできるんだ?!
と、私が驚いている始末です。

実際は私が今行っているのはボウエンテクニックの圧ではなく、
私の施術を受けに来てくれているとある先生の施術技術の手を意識して修練しているのですが。
それをもできるようになってから、私自身はボウエンテクニックの一見ソフトと感じられる、
さりとて深く奥まで響くムーブに改良していこうと狙っているところです。

ただ残念ながら、それだけでは容易に意図した通りの深層筋にまで至る手さばきはなされていません。
全然納得できるような指さばきではないのは、私が誰よりもよくわかっています。
やっぱり、それを目の当たりにすると、必死になって改善を求めるのですが、
思うようにスムースに行くほど、私にとって見れば簡単な問題ではない。

必死だから、
へこみます。

それでぐい呑みの手の基礎練習をしていこうという課題を設定して、
ここ数ヶ月、ハードに練習を繰り返し続けていたところでした。
おかげで、迷宮に何度も繰り返し入っては出ての状況です。


そんな現状でしたから、
お客様が、ちらっとぐい呑みの手をして私に見せてくれたときに
えっ!ぐい呑みの手で、ムーブしてる人がいるの!!」と驚きました。

^-^

世間は広いようで狭いのかもしれません。

うれしいですね〜。

そのぐい呑みの手を使う先生は、すでにボウエンテクニックの卒業をなさっている方ですから、
どのような手でムーブをしているか参考にさせていただける機会を得られればと願っています。



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2018年03月05日

ハイヒール・ダメージに頻出する大腰筋硬化


私が履いたことがある高さの高い靴といえば「一本歯の高下駄」でしょう。
バランス力をそだてるためのエクササイズ用です。




MBTのような個性的なヒールの靴もありますよね。
靴底が特殊な楕円形となります。
すると。
この靴を履くことで、まっすぐ立たなければ体がぐらつきます。
前傾したら、前に倒れてしまうので、
もうちょっと後ろに重心を移動しようとする。
多くの立ち姿勢に難がある方々が前傾して立つという特徴があるので、
前傾で立たせないような気づきを与えてくれるすばらしい機能ですね。

日に数十分から数時間、この靴を履きながらお勧めされている簡単なエクササイズをするだけ。
それで体の骨格を垂直に立ててキープするアライメント能力が高まります。
MBT愛用者には、常用する方も出てくるほどです。


最近では、デザインバリエーションも爆発的に増えて、
以下の様なフォーマルタイプのシューズもラインナップされるほど。




そして、これから話は本題に入ります。

女性にとってヒールの高い靴を履くときに、
体に負担はかかるものの立ち位置として
自分を魅力的に見えるようにしたいという気持ちがあるでしょう。

ハイヒールイメージ.jpg

ただ高いヒールを体の柔軟な女性が履くときに、
想像以上に多数に渡る身体的ダメージをその後に残すケースがあります。

ハイヒール・ダメージ.jpg

もちろん、人それぞれ、骨格もバランス感覚も重心どりも、それに履いていたハイヒールも、
ばらばらですから。

まったく同一の状態に陥るわけではありません。

ですが上図のように、
筋肉を硬化させて骨組みが垂直から倒れて崩壊するのを避けようとして必死になる部分に、
傾向は出てきます。

前脛骨筋
大腿直筋や外側広筋
腹直筋や腹横筋
大腰筋や腸骨筋
背中の起立筋の硬化短縮
頭部や首の前傾により僧帽筋や斜角筋、胸鎖乳突筋の硬化萎縮

肋骨上部自体が位置が理想位置から上へとずらされているため肩が持ち上がりつづけ、鎖骨もずれる。
鎖骨が腕の骨の体幹部に付着している唯一の部分ですが、
この胸鎖関節部分がずれれば「腕全体が不調になるのは必至」です。
ただ単純に肩が痛いとか腕が痛いとかいっても発痛原因が、
多くの場合、ハイヒールを履いてきて重心が上方固定された
理想位置から切り離された安定のなさから胸郭異常が産まれたのだから。
私が最低期限診る際は、胸郭が、理想状態から離れてしまっているかどうかの視点を持ち、
アプローチをしていきます。

そして顎関節のズレは、仙腸関節がずれたまま固定され動きがなくなった影響です。


それ以外にも、
ある人は、外反母趾になる傾向が出てきますし、
ある人は、腰椎前弯が強く腹直筋や大腰筋にも挟まれた内臓が下垂しだして、
婦人科系や泌尿器系へのつらい状態がおこることも散見されてしまいます。


深層筋部分へのアプローチをし続けてきたのですが、
最近私は指先での深層部のリリースを特訓中でわかったことがあります。


いままで私が多くのハイヒールを履かれて体に負担を蓄積してきた方の特徴をあげるとするならば。
大腰筋部分が下腹部分にとどまらず、
へその側方から、ときとしてみぞおちの太陽神経叢部分にまで硬化が入り込んでいるということです。

そのへそから上、そして心窩部へまで影響が至るほどの大腰筋硬化について、
10センチを超えたハイヒールを履いた方々には少ないのです。
そして利き足側の大腰筋上部がカチカチに硬化して横隔膜の動きを大幅に制限するということも。
高いヒールを若い体の柔軟性が高い際に履き続けた方々には散見されるのです。

心窩部に不都合な負荷がかけられ続ければ、
自然にそれは自律神経失調症状態や精神的にも問題が生じてきます。


大腰筋の上部部分というのはみぞおちの奥のしまわれた部分。
その硬化が強い方であれば強い圧を加えられれば間違いなく苦痛や息苦しさで悶絶。
ただ横隔膜の付着点である肋軟骨下部をソフトに、または相応に強い圧をかけても、
カウンターストレイン等各種リリース法を駆使して大腰筋リリースをしてきました。

おそらく施術をなさる方々でも、このような部分のリリースは苦慮するところでは。

それは硬さの強さです。
それは筋肉の本来持つ柔軟性は消えてしまい
木の硬さを越えて、鉄骨ほどの硬さにまで育てている人もいます。
そのような状態であるということに気づいておられない方も多く、
体調不良の原因が皆目検討がつかない。
そのようなときには将来的な健康不安も募るでしょう。

もちろん施術をするにしても、
骨以上に硬さを持つ部位です。
そのような部位へのアプローチは慎重にすべきです。
解かれた後に何が起こるかを先々想定する経験値がなければ、
私はお客様の要望があったとしても不用意に触りすぎてはいけない、
大変危険な影響も与えてしまえる部位であるのではと考えています。
むろん、一般の方で体の仕組みをよくよく研究していないようなら、
仮に大腰筋の問題を自覚できたとしても勝手な自己判断で手出しをし過ぎないことです。

ですが、個人的にできることもあります。

それはいったんハイヒールを履いてきた経験がある人は、
上のハイヒールを履いた際に筋硬化が起こる解説図の部位は、
たとえ後にフラットな靴を履いたとしても、
脳内の運動感を司る部位にはハイヒールを履いたときに固めてきた筋肉部分を固め続けてしまう。
そのようにしなければ立てなかったという状態をハイヒールを履いたときに経験していたため、
脳内ではそれに対応した筋肉の硬化を作り続けていたほうが機能的な生活が可能であると学習。

そのときの運動神経系への学習癖は、
強烈に自身の体の骨格上垂直性の維持装置のセンサーを狂わせてしまっている状態です。

この運動神経系のミスアライメント状態に気づいて、
過矯正にならないほどの低い矯正を継続的に与える。

たとえば左右の脚長差があってフットベッドを作り足の長さを調整するとき。
状態がよければ20%ほどの矯正で、
状態が悪ければ10%ほどの弱矯正を定期的に時間をかけて繰り返していきます。


まず自分の内側につくられた不用意に全身の屈筋群を異常拘縮させし続けていた常態化を気づいて、
その状態から上記説明したフットベッドの矯正にならった長期戦をもって、
自分の体の中の運動神経系へ加えられたバグを取り除くことも必要です。

基本的に、
高いハイヒールを履いてきた経験がある方の場合は、
極度に高いハイヒールを履ける状態へと戻る癖ができあがっているので。

そのような傾向の高さがありますから、
単純に外的な圧をかけてしこりをリリースするだけでは、
どれだけ精度のいい施術をしたとしても体調安定が困難。

だから施術的アプローチを受けると同時に、
身体操作を訓練するような習い事や自身の研鑽を大事におこなうこと。


それであまり重度ではないハイヒールを履いた後の後遺症はクリアできる女性も多くおられます。


ただお客様自身、多くの治療院等に通われて一定の成果は感じたが、
なかなか思うような痛みのない生活が送れないという、
症状的に思いと言えるような方もおられます。

やはり大腰筋の硬化の度合いは、
昨日のお客様を観てもほぼスチールと同程度の硬さ、そして冷えに感じられ、
コラーゲン組織でできた柔軟な筋膜から離れすぎたクッション性を失っております。
筋膜は柔軟性が弱くなれば、
重みを計算して作り出さない一般のかたの押し方で不用意な強い加圧があたえられると
容易に水分が抜けた筋膜は中に含まれる筋繊維含め組織がダメージを受けてしまいます。

さまざまなリスクを低減させるための条件を仕込んでいくことで、
最近、ようやく大腰筋部分の本当に固まってしまっていた部分を
緩めるような成果が、さらに進んできました。

それは、以前ならば「これほど硬い大腰筋は・・・」というとき、
実際に有効性の高い打ち手が相当な情報収集をした結果でも調べられず、
ただただ長期戦でぶつかるしかないということであった。

もちろん、昨日より今日、今日より明日ということで、
毎回施術法を進化させていくので対応能力も挙げてきました。
ですがやはり相当に難しいものであったのです。



ただ私の最近の脊柱起立筋に対しての指先での深部へのアプローチをして情報を細やかに集め増して、
その後に自作てい鍼でそれを深めていき、
ラストに重りのブロックで綺麗に整地できるよう起立筋を緩めるようなリリース。
これはここ数年来、腎臓裏や腰部裏側が一番の深さへリリースがかなった状態です。


これはさまざまな体の状態の改善をステップアップを飛躍させてくれるものだと思います。

そのうちのひとつが、大腰筋のリリースにも使えるということなのですね。

腹部みぞおちは、人間の命を奪えるほどの急所です。
強圧して探ることができないという制限がありました。

問題ありそうな太陽神経叢にかかるような大腰筋があったとしても容易なアプローチはできません。

息を殺して、やりすぎず、さりとて変化を求めてという、
頭のなかのイメージを描く能力をフルにヒートアップさせて牛歩のようなリリースをしていました。
それは肋軟骨部分も状態が骨化が進んだといえそうな硬さがあり(正確には骨化とは呼べないが)
容易にその肋軟骨はカウンターの力が一定方向に一定量かかれば骨折する状態です。


それを起立筋側からのインパクト圧で腰部側の深層大腰筋と言えそうな部位に
振動を与えて動きをつけて固定化してにっちもさっちもいかないところを離す。

実際、そのような腰部側の大腰筋部分をも緩めようと言う状況を意図してはいなかったのです。
ですがそれにより、ハイヒールを履いたため大腰筋の上部みぞおち裏を骨化した方への改善が、
ずいぶんはかどるようになりました。

特筆すべきは自作てい鍼を使いこなせていなければ、
この改善へのステップまで進むことは私には難しかったはず。



かつて私に、「このみぞおち裏奥には固くなった大腰筋があるだろう」というような、
あまり不安げな確証ないことを告げられたくないが、いわれたという人もいます。
理詰めで考慮しえた推測から導き出したものです。
それは腰部の大腰筋真裏の筋硬化の状態や腰椎椎間板の前腕や萎縮状態からの推測です。
なぜ、横隔膜の引き連れがあって呼吸が浅いか等の状態を理解するための参考に述べましたが。
お客様自身は、怪訝な面持ちでそんなことはないだろうと、混乱をなされた状態で、
聞き入れていただいて大腰筋の操作についてさらに精査して動きを見ていって欲しいという提言も、
あまり響くようなことはありませんでした。

そのようなお客様のみぞおちの深部を私が実際に触ることができるようになり、
お客様自身も直感的にいかほどの硬さがそこにあるものかわかるようになった。

お客様自身がそのような大腰筋の状態であると、
少しずつ正確な理解し認識しはじめられました。

それは大きな真実を理解するための過程ですね。


つまり、大腰筋ほど腰椎の左右の安定を測り垂直を維持させるためのパワフルな筋肉はないのです。
その大腰筋の脊椎が傾いたらそれを自動補正してくれる機能を失ったというのもつらいところです。
その大腰筋は、数百キロ以上のパワーを発揮できる伸筋で、私たちの立位や歩行の要です。
それがかえって理想的な力を使わない立位や歩き方を最大限妨げようとするだけではなく、
硬化萎縮した大腰筋の連関する筋肉群はその問題の大腰筋に牽引されて位置をずらされて
とばっちりから本来の関連筋が成すべき機能発揮を妨げられもしてしまい、
それが同時に強烈な痛みを生じさせることも。
それは数百キロの発力ができる筋肉が萎縮すれば、その体内で生じた萎縮のパワーによる影響は、
非常に遠位末端まで容易に飛んでいきます。

大腰筋が萎縮すれば股関節のズレが強まる関係で仙腸関節のはまりが理想位置で固定できません。
それにより生じる、仙腸関節のズレを補うために全身の関節部位にわたる状態のずれも現れます。

ことの意味がわかれば、
なぜ体がいつも緊張してしまっているか、
なぜ上半身にばかり重心がきて下半身の安定がはかれないのか、、、。
お客様自身が、自身のみぞおち奥の大腰筋のコンディションを把握したら、
意外なほどすんなり
「あぁ、そうか。これほど伸ばして使って調子のいい大腰筋が固くなっていたら大変なことだな」
と、そこに大きな改善点があることに気づいていただけるようになりました。

施術で私は長い時間を費やさせていただいております。
それには現状の私の価値観としてなにを大事だと感じているかに関わってくることです。
精神力を費やして時間をかけて努力の末に、その施術作業を積み上げたとき。

一番、私が私を納得させることができる回答がえられるものなのでしょう。

実はハイヒールを履いた方の大腰筋の状態が腰部付着部位が浮き上がりだしてくるよう。 
今まででは触診不可能な状態であった様子がそこからうかがい知ることができるに至ったのですね。
(そこは最近からお通いいただいたお客様には、実感ないところだと思います)


それに、、、。
これで、ようやく長年にわたって施術をお受けいただいてきた数名のお客様に、
「この状態までくれば施術を卒業しますね」と笑顔で言っていただけそうです。




そこのゴールを私も、
必死に目指しています。

それはお客様個人のしあわせでもありますし、
お客様が負担感なく活躍されることで、
日本も世界もさらに光り輝きますから。
そうなれば私も、うれしい。



最後に蛇足となりますが。。。

結局は、お客様の内側から課題を探り出し、
その課題がたとえ難しいものでも執念深く、
自分で創りだした正解で対応していくこと。

直感に思いついた改善計画というよりも、
息を切らし走り続けて得たものですから。
私はそのような支えだけを信じています。


施術では、密かに
「あのお客様はきっとこのようなところで困ってるだろうな。
だったら、その課題を次回お会いできるまでに解決できるよう知恵を絞ろう」
ということを思い起こす連続により自己成長を図ることにも繋がると思います。

そういった「具体的なお題」を設定したときに、
人の持つ脳の高次のパフォーマンスは発揮し出します。
なんとなく個人が特定できないような抽象的なお題には、
あまり脳は反応せずに、日頃の生活が優先されて流されます。
すばらしいヒントが目の前に現れたとしても、天使の襟首をつかめない。

そうやって時が過ぎてしまう。
そういうときは自分に自信がなかなか持てないときでもある。

「具体的かつ緊急性のあるお題」を、ひとつみつけだすこと。
そういった課題設定をするならば、
施術上のスキルは浅く広くとどまらずに深くなり芋づる式に、
全体像が把握できるるようになってくるのかもしれませんね。


だからこそ、お客様により私の施術は創られて進化している。
そのような実感と感謝があります。


ただお客様に対して「密かに」ではなく、
しっかり口に出して伝えたほうがお客様に対してわかりいいでしょうが、
私自身の性格上のやり方なのでしょう。
posted by スズキ at 16:26| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

シュンガイトの逸品マッサージスティック使用実感等・・・

先日、購入してきたシュンガイトのマッサージスティック。
それはとても既成品とは思えない丹精込めた制作物ですね。

シュンガイトマッサージグッズ.jpg

上記写真ではわかりづらいと思いますが、
右手人差し指にベストマッチするよう設計されたもので、
めったにみることができないだろう逸品です。

ただおそらく一般の方がこちらの現物をみたなら、
変な形だと思えるだけで秘められた機能には気づかない。
そのような気がいたします。


シュンガイトは炭素が含まれていて柔らかさがあるため、
強くこすると煤けた跡がつく。
ただその炭素自体、フラーレン構造というサッカーボール状に整えられた形状をした
自然界で採取できる鉱物に唯一シュンガイトのみに存在するもの。
フラーレンというと女性にはクレンジング剤などに最近は使われていることからもわかるように、
浄化能力に富んでいる。
そして電気通電性があり、特に強く浄化した気に変えて気を通す力に長けた素材でもあります。
それがシュンガイトです。

私自身、シュンガイトに関心をもって、ひとつだけサンプルとして購入したとき。
こちらの石を将来的に利用して活かしていくことが活路を開くことになると感じました。
ほぼ直感ですが、その感覚が非常に強くもてました。
実際に施術上での発見として強力な気付きはこのシュンガイトをペンダントにして胸の前に、
またバングルとして左手首に巻いてから訪れています。

私の知り合いには、
シュンガイトスティックを持ちいることで交感神経が優位な緊張状態がリセットされ、
体の奥からリラックスしだす状態に変わっていく実感を語ってくれる方もおられます。

ただし感受性が強いかどうかで、実感できるかどうかは変わりますし、
持った方のエネルギー的なブロケード状態の良否にも関わってきますね。
わかるひとにはわかるが、わからないひとには説明できないところです。


ですがこちらのマッサージスティックの形状からフェイスマッサージ&ヘッドマッサージ。
それにあまりにも画期的なものだと、試行錯誤をしながら用途を探るうちに実感しました。

軽い素材で指へのフィット感が整えられていて、持ち疲れがない。
使用感もよく、顔の筋膜が私が持っているかっさプレートのどれよりも優っている。
翡翠やベン石やオニキスや黒曜石などの素材でできたかっさプレートで、
相応に高価なものも用意している。
いくつもの異なった形状をしたものを揃えてみたのだが、
まったく次元の違う扱いやすさでフェイスマッサージ&ヘッドマッサージを叶えてくれる。

私は去年頭鍼を研究してきて、
てい鍼の可能性を探ってきた。

それは脳梗塞の後遺症を改善させるためのアイデアだった。

てい鍼も数多く作り自身に試してみたのだが、
成果として患部へ接したときの響きが薄くて
到底、実際の鍼とは比べ物にならないものだ。

そのように判断したことがあった。
気を通す力としてはてい鍼も実用的だったが、
私の欲するものとして弱点もいくつかあった。

実はこのたび得られたマッサージスティック。
そこをほぼほぼカバーしてくれているのです。


そしてそれだけではなく、
ツボの刺激用としてのスッキリした感というソフトだがしっかりした後まで続く改善力。
その強力さも驚いた。
そして私のリリース技術があるためもあるのだが、
これは頭部の縫合部分を緩めて顔形を変えられる。
一度や二度、使用して効果を求めるものではなく、
日々、せっせとおこなう必要はあるのだがすごい。

鼻呼吸が驚くほどすっきりするし、
目が見えやすくなってくるし。

頭部の凸凹の形状が変わってきたりもしてきた。
というか凸凹の形状が指先で観る以上に、
このシュンガイトのマッサージスティックで探るほうが探査できるのが驚いた。

副鼻腔炎の方々にヤムナ・ボール・メソッドのボールを使ったフェイスマッサージを提示していたが、
実感としてそれ以上に小鼻の横のリリースをシュンガイトのマッサージスティックでおこなうときに
大きな変化や成果を感じ取れた。

またこれはおそら鼻呼吸を大幅に促進させることで腹部の横隔膜上下動を促して、
胸骨・胸骨柄の動きを改善させることで胸腺の動きを改善させることにもつながるようで、
「花粉症を改善」してくれる期待もある。
実際にもう花粉が飛んでいるようだが、
ためしに少し花粉がきついという人に数カ所アプローチしてやってみたら、
呼吸がしやすくなって目の痒みが消えたと驚いておられました。
これを繰り返せば花粉症の季節は乗り越えるのがずいぶん楽になるだろう。
そんな感想を述べてくれました。
ただそれは胸骨が動くとか横隔膜が動けるという状態が先に作り出せての話だが、
それらが多少動きづらい程度ならばそれらの改善も促されるようだ。
そこも実にいい。

それと同時に、私が今までためてきた30冊弱のヘッドマッサージ、フェイスマッサージの本や、
その他dvdなどの教材のノウハウも使えるから都合がいい。

女性の美顔用として、
使用方法をしっかりトレーニングしていけば、
すごいパワーを発揮することでしょう。
シュンガイトの健康の石として最高の力を発揮させ、
体に良くない電磁波を遮り活性酸素等を低減させる。
そのような内容的印象も手伝って効果は高いだろう。

私がショップでこちらのシュンガイトのマッサージスティックを観たときに、
「得体の知れない空恐ろしい気の込められたなにかがそこにある」と感じて、
文字通り身震いした。
強烈なオーラを放つ。

その強烈な存在感を私の目には映っていた。
(これは比喩的表現じゃなく、私の目に見えて、手に触れてしびれるほどの強さを感じ取っています)

ずっとシュンガイトを何らかのものとして利用したいと考え試行錯誤してきた。
そこにかなりの時間と費用と精力をつぎ込んできて、
シュンガイトを活かす道を模索してきました。
おそらくこれだったんだろう。

セルフケアグッズとして、いい。
実にいい。 ^-^

使い込んだら自律神経系の誤作動を抑え、
顔の見た目などの造作も半年もすれば作り変えてくれるだろう。
私の頭のなかで思い描けるメリットは分野も深く広がります。


ヘッドマッサージ等の専門的な施術法を知って使えなければ、
グッズだけ持っていても活かしきれないのです。
はじめて取り組む人は、
しっかりとした講習を実地で受けることで、
かなりすばらしい健康ライフが得られそう。

つまりヘッドマッサージ等には体全身の縮図がそこにあって、
特定の場を意図的にイメージを入れつつアプローチすること。
それで全身に渡るよい影響が得られますので。


こちらの特殊な形状をしたマッサージスティックに関しては、
手軽かつリスクも少ないため、
世に広めていく価値は高いでしょう。

ちなみに買ってきたものを使い過ぎると、
こすられて小さくなって原型が失せるので、
その前に形状をシリコン型で取るなどしてコピーをしなければ。。。

同様の形状のシュンガイトのマッサージスティックが他にないかネットで探してもいるが、
見当たらない。
当然といえば当然なのですが、、、。


個人的には、
もし私が買ったマッサージスティックがネット上にあれば、
5万円なら5本、即決で購入します。
それだけ手の込んだ加工な上に、
緻密な工夫が随所にしてありますから、当然の価格帯です。
私が使えばそれくらいの価値は使い込めば当然得られます。^-^


ルーターというパワーストンの切り出しや磨きをする工具を買って、
自作して行かなければならないのだろう。
それでルーターをどれをかえばいいのか、
品定めをしているところです。


ただシュンガイトで削り素材は、
あまりにシュンガイトがレアな石なので手に入らないものです。
だからセレナイトやオニキスあたりで試作をしていくことになるのでしょうか。

結果的に、てい鍼を自作していたときは鈴木鉄工所と自虐的なことをいわれて、
つぎには、パワーストーンの加工工作所に移行していきそうですね。
posted by スズキ at 06:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

施術成果は数値化してチェックするようにすると、実績の判断材料にもなるのです

私は、自身で考えていった施術技法が、
どれだけ役に立つかをチェックします。

ときどき目分量で適当なことを言っているんじゃないの?!と、
同業者の方からメールを頂くこともありますが、
そんな子供だましでは感性鋭いお客様には通用はしないのです。



今以上の施術成果が得られるようになったかどうか。
施術の場でその施術技法を使用する前に、
自身の体を使いインジケーターになる筋肉の狭い特定部位を選びだし、
筋膜リリースがなされた成果量を計測して施術技法を使う前後の変化を数値で計測していきます。

関節の可動域を数値化してチェックする方法もありますが、
私はあまりそこを信じづらい経験を幾度もしてきたため、
関節可動域チェックには不安を感じてあまりしていない。

なので今、
講習会を受けているボウエンテクニックでおこなう
肩の上げ下げを観て状態の良し悪しや傾向を調べる。
そこに新鮮な感じを持ちました。



そのとき計測に使う計測機器が、
圧痛計」と「筋硬度計」です。

まずは「圧痛計」。
圧痛計1.jpg

あまり観ない計測器かも知れませんが、
計測器に添付してあったペラの紙には、
【用途】異常圧痛経穴点とその変化群(帯、野)の知覚的計量測定。
というように書かれています。

つまり、特定の経穴(=ツボ)に押し当てて、
計測器の先端のゴム部分を押し付けると
痛みがどれくらいの押し付け量にて感じられるかをチェックできるものです。

チェックする経穴に異常が出ていれば、
軽く触れるだけで圧をかけなくても激しい痛みを感じてしまう。
そのような状態が、深く筋膜部のリリースが適正にされれば、
徐々に押し当てる圧を増しても圧痛が起きづらくなっていく。

100%痛みが消滅するのがいいんだというよりも、
どれほど軽減率が現れるかを把握するのが目的です。



次に「筋硬度計」によるチェックも役に立ちます。

筋硬度計1.jpg

筋硬度計により、
ハードに体を酷使したあとのかたまった筋肉部位が
どれほど柔軟性を取り戻せるものなのかを数値で確認できる。

私がこれは本当に画期的な施術だ!と、驚いたものの裏には、
明らかに今までの施術法とは一線を画する結果を数値で見た。
そのときの劇的な驚きをあらわしています。

圧痛計を利用して計測するときは、
痛みが出てくるまで押し付けます。
圧痛で状態を調べるメリットも大いにある反面、
「痛みが出ている条件や質」により計測意味が化ける複雑な絡みがあって、
一般の方々が痛みが減ったと驚かれるほど簡単には喜べていない私がいる。

ただ筋硬度計で施術前と後の自身の体の状態の変化をチェックするときは、
不思議なほどその改善幅が画期的な様子を受け入れて喜べている私がいる。 ^-^

私がボウエンテクニックで手の使いを試行錯誤したときに、
合気柔術の手の使いを積極的に取り入れていったのですが、
それが
「えっ!表層筋ばかりか中層筋の中ほどまで、指での圧でリリース出来ちゃったじゃないの・・・」
といえるような筋硬度計での筋肉の柔軟性を取り戻した数値を見ることもできた。

圧のかけ方は、通常のボウエンテクニックのやり方とは離れてきている。
なのでどうも、ボウエンテクニックを習いに行っているというのはバツが悪いのだが、
いずれは私の現在の圧の作り出し方を磨いて
本来のボウエンテクニックの仕様に近づけたいと考えています。


そしてインパクト圧をかける施術でも、
圧痛計や筋硬度計で計測した数値がよかった。
それも持続性が当初考えていた以上によくて、
その意味はいつも以上に深層が解けたのだろう。
生理的な物で動脈は切れたら死ぬ血管ですから、
できるだけ骨に近い深部に埋め込まれています。

自身の手の指先でどんどん米粒大の半分以下の問題点まで見つけ出してはリリースを繰り返し、
それから深部に強く埋まる筋膜の癒着部を特定してインパクト圧で「トントンッ!」と緩めて、
全体の問題部分を落ち着かせていく。

すると今までにないいきのいい状態に筋肉が蘇っている体感を持てたのだが、
それがまさに数値になって目の前に現れて評価されたときには嬉しいものだ。

自分自身の背中には自らはできないのだが、
お通いいただいているお客様にはそれから重りが活きたブロックを使うリリースをして、
さらに解かれた部位のムラを綺麗に拭い去って筋肉の流れがスムースに動けるように仕上げていく。

それが加わると、さらに検査数値がよくなっている。

ただ、実は各パターンで検査した数値を元にして考えると、
おもりを使ったリリースは利用をしなくても、
リリース後の数値は十分なセッション成果が出たといえる。
そのような状態に至っていることもわかってきました。

重りを使った大胆な深部圧を作り出してきたずり圧は、
大きなリリース成果を生み出し、
やり方に進化も加えてきました。
それにより技術的に進化してきたことで、
さらに人体というものはどのような存在かと触れる深さが増してきた。
そのような貴重な理解を与えてくれた手技テクニックです。

ですが、重りを活かしたずり圧をかけるには、
多大な施術者への肉体的負担や神経を削り痛める状態を強いてしまう。
そういったものだから、
数名の私の友人がやり方を習いたいと来たが、
数時間せずに足腰が立たなくなったし、
「このようなやり方は、施術をする側の体を痛めつけるやり方だからやめなさい」
と、いつのまにか私へアドバイスを残して帰っていかれる始末でした。

そういわれるのもわかります。
実際、重りでのずり圧をかける施術をする側に立ったことがあるなら。
自分の足腰を鍛える以前に、
施術中に意識が飛ぶほどの疲労感や筋肉痛が襲ってきます。
根性でどうにかなるというレベルでは、ありません。
私は、自分の考えたアイデアの原石を少しずつ磨きながら自分の体を作ってきました。
私も死にものぐるいで体の操作法を会得しないと死んじゃいますから、^-^;
全勢力を向け今の自身を捨て新たな自分に仕立てようとしてきました。
その過程があるから、どうにかこうにかやっていけているようなもの。
仮に私のやり方を他者がやっておられているのをいきなりみたときは、
きつそうだな〜と思うでしょうし、決して真似しようとは思いません。。。。。



あと問題として、重みのあるブロックを使う施術を行えば
多くのお客様に施術を提供することはできなくなるというネックがある。

これは私が言うのも何ですが、、、
施術院を経営するなら、致命的欠陥です。


それもあって、
いま、おもりを使ったリリースをどのように扱うようにすべきかを思案中です。


それもこれも、
手技テクニックを施す前後での数値化をおこなってきたため、
もしかすると、合気柔術でならった手の内の裁きとインパクト圧との相性を深めて調整をすることで、
重りを使ったリリースをリリース上の面積的にも越えて数値を残せるかどうかがキーになってきます。


施術成果の数値化は目分量や指先の感覚ばかりでは
他者へのプレゼンが難しいという点を拭うわかりやすさもあるが、
自分自身へのその施術技術との付き合いを考え心を動かす判断材料にもなるのです。


チェック機器.jpg
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2018年02月12日

頸部リリースに自作てい鍼を用いて

胸郭出口症候群
こちらの症状の名前を聞いたことがある人もおられるでしょう。

ウィキペディアより、
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん、英thoracic outlet syndrome)は、
腕神経叢と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が胸郭出口付近で頚肋、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋、
中斜角筋、小胸筋などに圧迫・牽引されることで起きる症状の総称である。

胸郭出口症候群には、以下のように分類される。

頚肋症候群
肋鎖症候群
斜角筋症候群
過外転症候群(小胸筋症候群)
第一肋骨症候群


症状
首肩こり、腕から手にかけてのしびれ、腕のだるさなどがあげられる。


特に斜角筋症候群と診断された方々が、
現状のボディワイズでワークを受けていただいているお客様の中に数名おられます。

実際にその症状を体験してみなければ、
つらさの状態は察することも難しい。
いったんこの症状が起きてしまいますと、
頭部へ向かう血流にも影響が出てしまい、
首の筋肉が固くなって頚部血管を圧迫し、
脳にいたる血液量を低下減少させていく。

それにより思考力がよわくなってきたり、
ネガティブな気持ちのモードに移行しやすくなるケースが多いようだ。



ただこの斜角筋部分の筋肉の凝りが根深くなると、
それは喉の気管支に骨化した棘のような筋膜の癒着がはびこっている。

首こりがひどい状況で、手のしびれ等が起きたり末端が冷えが強い人は、
または、ときどきつらい偏頭痛も起きるパターンをもっている人などは、
今まで私がチェックさせていただいた方々の多くには右側の喉の奥の癒着が深刻だ。
興味深いことに、
精神的な問題があまりないにもかかわらずうつ状態に陥ってしまっている方もいて、
その方々のほぼほぼ私が接してきた際の90%は、喉部分の癒着が酷かったのです。


ただしあまりにその首筋の凝りが骨のような硬さになってしまっているためか、
首の筋肉組織が骨化したダメージコンディション状態であることに気づいてない人がほとんど。
このときにより深刻な状態となれば、
頚椎第一の横突起横から突き出て伸びる凝りが影響して、
自らの頚椎第一をねじったり歪めたりしてしまっている。

頚椎第一は脊髄神経の出入り口としても最重要部位であるし、
同時に頚椎第一には脳内への血流量を正常にさせる機能を持ち、
頚椎第一の歪みが出ていると同時に脳内血流量を悪化させます。

すると頚椎第一のずれによる悪影響と、
斜角筋症候群のような首筋の筋肉で首の血管を止血して脳内への血流を制限させてしまっている。


これはある一例でしかないが、
カイロプラクティック院で頚椎第一の矯正治療を受けたが、
一日も持たずに、また首がつらくてしょうがなくなる。
その場合にも、実は頚椎第一横の横突起から刺々しい筋肉の針が外に伸びたような、
異質な状態が改善されない。
それを繰り返してしまったようだ、という同業者(整体院の先生)の方がおられた。

すでに首の筋肉が神経的にゆるめ!という情報を受け取れなくなったため、
硬化したままを維持しようとする状態を通り越し、
筋膜の柔軟性が失せてゼリー状の筋膜が硬い板の板ゼラチンのように変質している。



そうなると、大概は自力での復旧はあきらめたほうがいい状態といえるのでしょう。

板ゼラチンのような硬化したものに強い加圧を加えて割ってしまって状態が悪化したり、
押したときの圧は弱くても押したときの方向や加圧速度などに深い考えがないならば危険だ。
首の筋肉を外圧を加えて危険状態に陥らせることは、
後々に後悔を産むような長年に及ぶ悪影響を被ることも多いのです。




それに施術院でも、
改善させる落とし所を見つけて逆算して解き方の道筋をつけられているといった
緻密な対応ができるという目算をつけてから手をかけるべき場所であります。



何を隠そう、私の離れたところに住む姉から、もう何回も聞かされているのだが。
聞くと、つらくなる話がありまして。

とある大手スーパーにマッサージ院が入店しており、
肩こりがひどかった姉は観てもらったそうだ。
胸郭出口症候群であった。

するとそちらに働いていた施術をする先生は。
なぜか普段はおれは芸術家をしているのだがバイトで施術をしていると豪語していたらしい。。。
個人的にはこの時点でかなりやばそうな雰囲気を感じたならば、
勇気をだして「私、帰らせていただきますね」と言って欲しかった。

不用意に頚椎を横にひねりグギッと音がでるほどやられたそうです。
それ以来、目の神経に支障をきたして近距離がメガネをかけても見えなくなってしまった。

私がそれを聞いて、それは訴えたほうがいいだろうといっても、
もうずい分昔のことだから、、、と泣き寝入り状態。。。


第一頚椎がずれて、そのずれたまんまで3週間以上いてしまい、
そのまま内的組織がずらされたまま硬化癒着が進んでしまった。
そうなってしまうと、人為的な重力にそぐわない異常なズレを被った際は、
大方は神業的な施術力(状態の理解力と大胆かつ適切な施術力)がないと、
現状復帰は非常に難しい。
厳しい状況に陥っている。

ただ、意外に芸術家(画家だそうで)というバイトの先生がやったことだからなったのかというと、
実は私の施術を受けに来て頂いている方の中でも、
通常の施術院に通っていて首をグキッとされてから
軽度むち打ちかそれ以上のものを被って後遺症が何十年も続いてしまっているものも少なくない。



そして慢性化した首のよくない状態では、
一般的に施術院で対処しても治療効果は悪い。
それは体全身にわたって歪みがかさんでくるからだ。
そうすると患部を緩めて一時的に改善したとしても
改善したように見えるだけで早々に問題の源から類焼して再発する。
それを繰り返すことが多いのも首のダメージを負ったときの特徴。
必死にメンテナンスをしてみたとしても、
定期的に繰り返される苦痛からの負担に、
こころが押しつぶされそうになることも出てくるといいます。


いったい、いつまでこれが続くというの?!


首の急所近くにて施術をおこなうとき。

施術のやり方によっては、このような危険が潜んでいるということを身内から教えられるとは。。。
不用意に見立てが正確にできず、高度な施術技術がないものが手を出してはいけないものだといえる。
特に危険性が高いスラスト法などを使ってというのは以ての外だと私は思う。

ただそうなると、首の部位にある硬化した骨化部分をひとつずつリリースしていく必要が出てくる。
力で首の中斜角筋や前斜角筋などアプローチすれば、微妙に精密に手が使えなければ喉を傷つける。
それ以前に炎症がひどく進んだ状態の首筋を指先等で圧すれば激痛で涙が出て止まらなくなる。
それは人の命をとる急所の筆頭が、その首、特に喉の近い部分だから当然なのでしょう。


そのような危険部分にしこりができるとき。
先程申し上げたように、
本人が自分でそちらをアプローチしても腫れ上がらせるか、
痛みが致命的に強すぎて結果的に頑張っても深くは解けない。
そして施術院でも同じような成果しか得られないときが多い。


そのような言葉を、たまたま胸郭出口症候群のお客様から聞き及んでいます。

ただとある鍼灸院では斜角筋等の首の凝りが奥まで根付くような場合には、
的確にその患部に「鍼」を奥深く数多く打ち込んで三〇分程度置いて治療。
するとかなり画期的な成果が出るときもあると教えてくれました。
そのような場合、鍼を正確に打つ技量があれば、
後の後遺症は考える必要はない。
安全性を確保しつつ取れる手段だと思います。

その鍼は、相当に痛みが強いらしいですが、
確実にその後の改善を促されてよくなった。
そのようなことをしたと教えていただきました。


ただ、私も去年までは、
どのようにすれば首の急所付近の深層部のリリースを安全かつ効果的にやっていけるものか、
施術法に苦悩していたました。

「頸部を緩めるために自身でできることはないか?」と問われたときには、
キネシオテーピングや自身で軽擦程度のオイルマッサージを勧めるに留まりました。
これだけでは深層に出来た骨化した筋膜の劣化した部分にはほとんど良い影響が行き渡ることはない。
だが安全性と快適性をみたら、「やらないよりもやったほうがいい」と思います。
大幅な改善は起きるものではないが、状態を少しずつでも自ら挙げて行く努力は、
自分の身を自分で守ろうとする尊いことで、手放すべきではないと思います。


ただどうにかこうにか、
去年年末から頸部のリリースをまずは自分を徹底的に実験台にして解いてみて、
安全性と効果性を確認してからお客様へそれを提供させていただいております。

すると首の奥の骨以上に固まったトゲのような筋金入りの筋肉が緩みだすのです。
一回だけのアプローチでは不十分であるが、それが二回、そして三回と回を積むごとに、
頸部の柔軟性がその人本来の状態へと近づいていく。
それが外見上、しっかりと見えてきて、眼を見張る。



一応、姉が芸術家さんに頸部スラストをかけられてグギッとひどい音を立てられて固まった状態。
多くの著名な施術院にいっても結果はメガネを掛けても近くのものがぼやけて見えなくなる状況。
目医者さんにて診断を受けると、眼の状態や機能は問題が一切ないから神経系の問題でしょうと。
そちらを改善させてあげられるならば、今後の姉の人生にもひとつのつらい気持ちが拭えるはず。

お金を支払った結果が、この状態にされたことにいかりや悔しさがあって、
それに対してあとでしっかり抗議することをしなかった弱い自分へのいやだちや切なさなど。。。。
さまざまなものを背負い込んで、耐えている。

私の顔をみると、そのときの治療師のことを繰り返し話されることからも、
いまだに尋常じゃない気持ちがあるのはわかるだろうし、
それが癒えるのは、せめて目の見えない部分ができた頚椎神経の問題など、
だいぶ改善して本人も「あっ、そういえば見えなかったことなんか忘れてたわ」となってからだろう。

また頚椎神経が問題が生じさせられたと同時に、
血圧が異常な数値を叩き出すようにもなったという。
血圧の上が180で下が120という話をきいて驚いた。。。



どうにか私の姉に対して施術研究の成果により改善が見込まれるようであれば、なによりです。

ただ、、、自然に歪んだ状態であれば、
それを改善させるための計算はかなり正確にできる。
ですが人為的なミス。
それも芸術家という施術のベテランの方がなさったものではない未熟な方のやり方などは
私にはいったい全体どんな危険なことを自慢気になさられたものなのかは想像もつかない!

人為的なダメージを加えられた場合は、
常識として本来の元通りの状態に戻ることはありえないといわれることが多いのです。

人為的なダメージを加えられた状態を元通りにしようとチャレンジして、
更に二次的被害が膨らんでしまうということもよく聞くのです。

ときとして施術を受けた影響で、さらにゴールへの道が遠のくことがある。
選択肢を間違うという恐ろしさを感じざるを得ません。

たとえ施術経験値が高い先生の場合でも、
首の深層部の問題の改善はたやすいものではありません。
カウンターストレイン等でリリースができてしまえる範囲内ならばラッキーなのですが。。。

そういった安全性のある程度高く確保してあるものを使われても改善が思うように行かなかったなら。
場合によっては危険な賭けがそこでおこなわれることになると思います。
お客様自身が自分の足で治療院の場に足を運ぶ際。
施術者がいいとか悪いとか言う以前に、
被害を受けるのが自分ですから。
冷静に、慎重に、動物の勘をも働かせて行動すべきでしょう。


多くのマッサージでは深層筋部分を解くにも、
のどのような危険な急所はアプローチを見合わせます。
お客様にそのような場所を頼まれたとしても、
リスクが高ければお断りするのが賢明な対応だと思います。

私もあまりにも危険過ぎる場所にダメージがある際には、
今の自身の技量で対応できないと正直に申し上げます。

または多くの治療院等でうまくいかなかったという方へは、
そこでまた私のところもそうだとなるのは申し訳ないので、
最大限粘って改善を積み上げていくようにしていきます。

少しずつ計画的に患部周辺へとアプローチを繰り返して、
ダメージがあまり感じられずにしあげるようにしています。

私自身ならばお客様がしっかりと地に足がついた立ち方ができるまでは、
不用意に頸部を深くまでリリースするようなことはすることはありません。
それは地面から近いところの体のパーツが傾斜したままで頸部を整えても、
かえって首のしこりで首下の胸郭膜部分が斜めに落ちてしまう状態の支え棒ととしているので、
そこのつっかえ棒の首の凝りを首以下のパーツが水平が整えられる前に不用意に抜くと、
首の凝りはさらに喉近くの奥の危険な部分にまでしこりがつきだして、
警部の動脈を圧迫したり神経を圧迫したりすることでおこる脳の血液の低下や手へのしびれや冷え、
等の症状がさらに根深くいつくようになることを見てきたからです。

これは簡単な見立てでできることではないなと、日々の施術でも思うところです。


ただそのような一般的なマッサージでは難しいところも、
インパクト圧というずり圧等以外のやり方をとることで、
安全性と快適性、そして効果の高さが増したように思う。


それは昨日、とある出版社にお勤めのお客様が、
「鈴木さん、今回のこの技術だったら、本も出せると思いますよ〜」
とおっしゃっていただけました。

私が本を書いても自費出版として出すようになるでしょうから、
それは相当の経費負担と自社買い取りが必要なものでしょう。
なかなかそれもあって、「おいくらほどかかりますか?」と具体的にお尋ねするのは、
ちょっと勇気が入りまして「ありがとうございま〜す!」と笑顔でスルーさせていただきましたが。

ただ、私の今まで多く開発してきた個人技の遍歴を見てきた貴重な人でもあるから、
そのお客様の声のトーンが、「ようやっと、本を書けそうなものを得られたよね!」と、
暖かくもおそらく売れそうなものかどうかをシビアに出版業界でも私どもが出しそうな健康分野の
出版物を多く手がけている方からの一言はうれしいところがありました。 ^-^

確かにこの度の個人技は、自分だけのものとして置いておく性質のものではなく、
100%使えるほどの使い方を紹介しなくても相応に多くの方々の健康維持にも役立つと思います。
ただそれはボディワイズにお通いいただいていない方々には触れるチャンスが一切ありませんので、
いずれ折を見て、こういったアプローチをしていくことで、すごい成果が叩き出せるものですよ!
と知見を深めるデモををさせていただける機会を設けられればと思っています。

頸部の危険な部分にも利用ができるものでもあり、
深層筋のリリースでも私が何十年も立って解けない部分があれよあれよとリリース出来たり。
使い方が今までの仕事の基礎があるからできているということで、
それがあっての成果だというのは当然のことですが、
実に、小回りもよくパワフルなツールです。



ようやくまたひとつ、
壁をクリア出来た実感があります。


あとは私の姉の体がかなり難しい状態に陥っているため、簡単に復活できるとは思えませんが。。。
どうにかこうにかできるところまで施術をさせてもらい決まりをつけていきたいと思っております。

posted by スズキ at 09:14| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月06日

神経可塑性により引き起こされる慢性痛というものもあるのですね。


脳は変わる ニューロプラスティシティ (MITエッセンシャル・ナレッジ・シリーズ)

こちらは脳の可塑性について紹介した本です。


脳の神経可塑性では、経験から学習して記憶を形成し、新たな技術を習得する能力の基礎となり、
脳に損傷を折った際に埋め合わせて回避する能力の基礎ともなります。

ただそのような都合のいいことばかりではありません。

長引く痛みがあると、疼痛刺激を処理して脳へ伝える脊髄の回路が再構成し、
その変化もまた、最初に痛みを引き起こした刺激が取り除かれてからも長い間持続し、
慢性痛の状態が何ヶ月や何年も続く場合があるといいます。

「えっ?!うそぉ、、、ほんとかよぉ〜」という感じです。

それは痛みの症状が消えているにもかかわらず、
脳へ疼痛刺激を伝える脊髄の神経可塑性でつくられた作用が
まんま働きっぱなしで痛みが慢性痛として何ヶ月や何年も続くなんて。
そんなケースがあるのか。。。


本に目を通してそのような内容が紹介されているページを観て目が点になりました。
脳の神経可塑性の影響が必ずしも望ましいものではないという例ですね。

これは実に厄介だ。


・・・このような条件下で起きる慢性痛は、
どのように対処していけばいいのだろうか?


posted by スズキ at 02:31| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ボウエンテクニックの目標とする効果の一部を紹介します!

先日、ボウエンテクニックの講習会に通い、講習会メニューの中盤を過ぎました。


「結局、ボウエンテクニックって、私たちにどんな役に立つの?」
そのような疑問に対して。

もっともだよなぁ。。。

私もそう思います。

自分がボウエンテクニックを必要としているかどうかというところも、
それってどんな役に立つかわかってからですよね!
とにかく、日本人には馴染みがほとんどない施術。



もちろんこちらは治療ではありません。
繰り返し繰り返し利用され工夫が施された、
生き残ってきた施術テクニック例でしょう。

施術の手順がかなり厳密になっています。
そこがボウエンテクニックを学ぶものには一度パターンを覚えればやりやすい感じですね。

受ける人にも負担が少なく施されやすい。

個人的に、子供からお年寄り、そしてお体がつらいときにも、
体に負担がかからない施術方法。

あまりのソフトな施術がゆえに、
驚くかもしれませんね。
「えっ!ボウエンテクニックってこういうものなんですか!?」


不思議なほど、時間が経ってもリリースが進むこともあって。
しばしば受け手の方を数日に渡りレポートをもらうと興味深い変化がわかることもある。

そのようなものに興味を持って勉強しています。

今まで習ってきた、アプローチパーツとその手技を施した際の目標とする効果を挙げておきますね。
興味がございましたら、ご参照ください。^-^

多様なサポートがなされるものというイメージを、
おつかみいただけるでしょう。



【 】こちらはアプローチする部位にあたり、そこにひとつまたは複数のテクニックを施します
・  こちらは、目標とする効果、です。


【腰】
・リラクセーション
・体のバランスを整える
・腰や下半身
・他の下半身に影響させるテクニックをする前の準備、ブロック

【背中】
・リラクセーション
・エネルギーの流れを促す
・体全体のバランスを整える
・【首】テクニックへの準備
・背中、肩の痛みや緊張を緩める
・呼吸器、胸、横隔膜の支障
・首から腰までの筋骨格の問題に対して

【首】
・リラクセーション
・体全体のバランスを整える
・エネルギーの流れを促す
・デトックス
・頸部から肩帯までの筋骨格の様々な問題
・頭痛、偏頭痛
・首のこり
・上気道や顎関節の支障

【腎臓】
・他の手順で解決しない背中、腰の問題
・めまい、立ちくらみ
・むくみ
・デトックス
・リンパの滞り
・脊柱側弯、胸部の痛み
・失禁、尿路感染
・腎臓、膀胱の問題
・副腎疲労
・精神緊張、高血圧

【頭】
・頭痛
・副鼻腔の問題
・リラクセーション
・ストレス

【呼吸器】
・呼吸器感の症状(息苦しさ、風邪、咳、喘息による呼吸困難)
・胃腸の様々な症状(胸やけ、吐き気、コリック)
・肝臓、膵臓、胆嚢
・横隔膜のこわばり
・ストレス、ショック、不安感、悲しみなどの心理作用

【肩】
・腕が動かしにくい
・肩の痛みや不快感
・腕や手の問題
・腕や肘の慢性的な痛み
・首の痛み

【ハムストリング】
・腰や下半身
・膝の痛み
・足首の問題
・ハムストリングの緊張や支障
・踵骨棘

【腓返り・筋肉の痙攣】
・セッションの途中でクライアントが横たわった際に快適なポジションに落ち着かないとき
・腕や肩を体の横につけるのが難しいとき

【骨盤】
・ヒップ、骨盤周辺の筋肉
・アンバランスな姿勢
・歩き方の不均衡
・脚の長さの不均衡
・仰向けになったときに、足が内側もしくは外側に向いている
・腰痛
・ふとももの付け根の問題、鼠径ヘルニアなど
・足底筋膜症、シンスプリント
・末梢血管の支障、下半身のリンパ系トラブル
・妊娠中、出産後
・膝、足首、足の問題

【肘・手首】
・テニスエルボー、ゴルフエルボー
・手や手首の支障
・肩からの関連痛
・反復運動過多損傷

【仙骨】
・下半身の痛み
・全体的な硬さ
・腰部(骨盤、大腿骨)関節炎
・仙骨の痛み
・妊娠中の背中から腰にかけての痛み
・仙骨部の痛みやむくみ

【膝】
・膝の痛み
・腰、腎臓、肝臓や肩の痛み
・エネルギーの流れを刺激

【足首】
・足首の支障
・膝の支障
・足の冷えや血行の悪さ
・外反母趾やハンマートゥ
・足底筋膜炎
・踵骨棘

【ハンマートゥ】
・中足指関節や足底の痛み
・足底筋膜炎
・ハンマートゥ
・踵骨棘や足のこわばり

【外反母趾】
・外反母趾
・立った時のバランスの悪さ
・足指の関節の痛み

【上気道】
・アレルギーや喘息の症状
・呼吸器、上気道の問題
・副鼻腔炎、喉の痛み
・首の問題

【顎関節症(=TMJ症候群)】
・めまい、耳づまり、耳鳴り
・メニエール症候群
・顔面神経痛
・顎の痛みやバランスの悪さ、歯ぎしり
・頭痛、偏頭痛

【前腕】
・前腕、手首、手や親指の痛み、バランスの悪さ、歯ぎしり
・手根管症候群
・反復性過労障害(テニス等、過剰に前腕を使い倒した際の支障)
posted by スズキ at 08:45| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

「てい鍼」についての考察

「てい鍼って、どうして刺す感じの怖いくらいの痛みがでるのかなぁ」
そんな、疑問を持たれる人も多くおられるようです。

10センチのハニカムてい鍼.jpg

上記が私が削った自作のてい鍼です。
真鍮を削り磨いて整形しました。

施術中では直径3センチの太めの自作てい鍼ばかり使っていますが、
こちらの直径2センチ程度のものも、
私用で大活躍をしてくれています。


使用法としては。
てい鍼を経絡のツボに当てたり、軽擦をする。
ときには二本のてい鍼を使いあて、経絡線のなかのエネルギーの流れを促進させることも。

すると虚といわれるようなエネルギー不足の状態の組織箇所に、
てい鍼から生じる電子エネルギーが通電するかのように供給される。
それにより虚の状態から陰陽のバランスを調整してくれるのです。

気血一致とい言葉があり、
血流が悪くなっている部分は気という電気的作用が行き届きません。
その電気的な作用がしづらい状態では神経という電気で動く部分は、
正常に機能していただけない。

だから外部から気という電気的エネルギーを補佐的に供給してあげるのです。

電気的なエネルギーの不足した神経の働きが悪くなっていたときの筋肉。
脳からは「そこの筋肉を今は使ってないから緩めてもいいときだよ!」
という筋緊張を解くメッセージが出続けていた。
それが受け取れずに緊張しっぱなしだった。
硬化し続ける筋肉のひとつのパターンです。

つまり神経系の誤作動で筋緊張が造られたケースですね。

それがてい鍼から気を外部から補助的に与えられて脳からの「筋肉を解いていい時期だよ」
というメッセージを受け付けられる。

すると硬化した筋肉の神経的な誤作用で緊張しっぱなしの拘束状態がリセットされる。
それで筋緊張状態が緩められる。


上記の説明は、
カウンターストレインというオステオパシー系の施術の
リリースに関するイメージをいれてしまっているのです。
勝手にとっちらかるような曲解をするなといわれそうですが、
個人的に両者を使ってみて筋膜の緩み方の類似性を少しずつ感じだしていて。
おそらくそのような相関がありそうだなと。

カウンターストレインでは、どのような感じでゆるめるものなのか。
いつもの状態では血流が途中で神経が十分には働けないほどに制限されている状態にまで減少。
そのような状態で、脳から筋肉を緩めてもいいというメッセージが届かない人になっている。
それが元で緊張しっぱなしの筋肉を緩められなくなっている場合。

筋緊張をさなさいという神経メッセージを脳から受け取った状態のまま、
脳からのメッセージが届かなくなると、
最後のメッセージに従い続けるしかなくなる。
それがデフォルト。

過緊張な筋肉をゆっくりと適宜更に縮めた状態にしていくことで、
一時的に血流が悪くなってしまった血管が圧迫され血流が抑制された状況から脱出させてしまう。

すると気血で言えば、血の通りをよくして血液が気(電子)を運んでくれたおかげで
脳からの「筋緊張を解こうね」というメッセージが出ていたことを悟る。。。

というような血の流れを回復させて脳と患部の筋緊張部分との神経的なやり取りを回復させていく。

カウンターストレインでは、血を捉えその流れを改善させていくのに対し、
てい鍼では、気(電気)を捉えてその補充により改善を促していく。
どちらも脳と患部との神経メッセージの正常なやり取りを復活させるという点で、
似てるなぁと思います。



ちょっと横道にそれましたね。
てい鍼の話に戻しましょう。

たとえば、息苦しかったりアレルギーがあったりする人。
胸の前の部分にある骨、胸骨部分にてい鍼を軽く当てる。
両方の乳頭の高さを結んだ中央の位置にあるツボの壇中あたりに当てれば、
飛び上がるほど痛みを感じる人もいるんです。

ときにはあまりにも症状が進みすぎていると、
それでさえも「無痛」という人もいるのです。
その場合は体質的に虚の状態が強すぎて大変な状態ということです。
このときは体質的に血のにごりが深くて変えていくことが大変に時間がかかるものでしょう。

壇中部分に陰陽のバランスがよくとれていれば、
さっぱりと痛みなどは感じない。
ただ物をちょっと軽くあてられている程度です。
反応は特に無し。


痛覚を利用した個人の感覚を用いたものですが、
てい鍼をツボに押し当てたときに、
反応が状態を察知できる情報になる。



ただ電子エネルギーが・・・といわれても、
「ほんとに?」といわれそうです。
私も本当かどうかどうにか実証できないものかなと思って、
いろいろ考えてみたんです。

木綿等のタオルや布等通電できるものを体の患部の上に乗せててい鍼を近づけてみると、
なんだかいやぁ〜〜な痛みが、目打ちでズンッと突き刺すような感触の痛みを感じられる。

それがアルミホイルを30センチほど切り、
それを広げた状態で患部の上に乗せて先ほどの要領でてい鍼を近づけてみても、
別段、神経に鋭く刺すような痛みは感じられないんです。
ただ単にものを押し当てられているだけ。

てい鍼としての機能が発揮できず、反応がなんらおきてはくれていない感じだ。

アルミホイルの持つ、
電磁波のような電子的な流れを遮蔽する性質により起こることか。
または電子がてい鍼から照射されたものがアルミホイルに届いた時点で、
アルミホイル全体に電子が広がってしまって患部へ届く影響が低下したためか。

理由までは調査してませんが、確かに。


また神経系の状態を改善させていくためには、
末梢神経の集まる手先や足先などをてい鍼でちょい痛い程度、
日頃から刺激して置くようにするといいでしょう。
それで全身の神経系の流れが促進されることでしょう。
非常に効率がいい健康法のひとつだといえます。



ただ筋膜系の硬化が神経メッセージの筋肉を緩めよというメッセージからきたものではなく、
すでに慢性化した筋膜系のコリが筋膜組織を骨化させている場合。
その場合は、変更される箇所が筋膜組織の骨化された意外部分のみに成果はとどまるので、
改善率は薄いため戻りが早く現れます。
組織の凝りがきつい場合には、
てい鍼では成果が不十分です。

ただ私のような筋膜リリースをするような施術をする場で、
ある程度しっかりと筋肉を緩めていかれた方には、
かなりてい鍼を活かして改善を試みている人もおられますので。

ボディワイズにお通いのお客様は特にセルフワークとしてのツールとして、
てい鍼を自作して使ってみるのもいいのかと思います。 ^-^




ちなみにてい鍼含め、他のさまざまな鍼についての解説は、詳細は、下記に詳しく載ってます! ^-^

ビジュアルでわかる九鍼実技解説 ~九鍼の歴史から治療の実際まで~

posted by スズキ at 12:23| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

『胸郭』という<鳥かごへの思いやり>が、大切なものを守ります

胸郭部分のリリースは、
意外に私は多くの一般の方々にとって、
見過ごしがちな盲点だと思っています。

どちらかのテレビで「骨盤が歪んでいるのが気になるんです」
という言葉を発しているところで、
「私は、この方の胸郭の変位状態がものすごい気になる・・」
と思っていることが多いんですよね。

自分の胸郭のコンディションが整えられているかどうかを知っていて、
それについてさらなる改善を施せば、
どれほど自分の今後の人生に大きな益となるか。

それを真剣に希求できている賢明な人は少ない。

人の胸郭のリリースの前後を知るに及び、
私には、そのようなことを常に考えてしまうのです。。。



では、なぜ、胸郭部にあまり焦点が当てられていないのか。。。
あんまり施術院で、胸郭に着眼してます!と声高らかに、
全面押しする先生が少ないからかもしれませんね。

生理学的な知識を持って胸郭の変位がどのような影響が出るか。
医学的に詳細を語るまとまった本などは見たことはありません。
でも、肋骨という鳥かご状の入れ物の中には、
心臓・肺・胸腺など生命維持に最上級の影響を及ぼすものが。
つまり重要極まりない臓器だから肋骨という骨で守らなければならないんです。
ただその外枠の胸郭部を構成する、
胸椎や肋骨・肋軟骨や胸骨、
そして肋間筋やらその他の筋、靭帯等の軟部組織が、
多くの日本人には理想型の人の割合が少ないのでは。

私は、日頃、外に出てマンウォッチングをする趣味があります。
施術を取り組み始めた昔には、
街角を歩く人の外見部分から、
見える姿勢やフォルムで体の異常箇所を推理する課題をもってから、
今も、何気なしにそのような職業病的なものの見方をしていまして。

100人の人が私の目の前を通れば、
そのうちのほんの5人もいないでしょう。
私が、この人は理想に近い胸郭を持っているなという人は。。。。
あとの95人に対して、決して口にだすことはありませんが、
「もうちょっと、この胸骨部分はこっちに移行させないと、、、」
というように問題部分が目につきます。

そのような胸郭部分。
過半数はやり方によって改善しやすい人も多くいます。
そのような人はちょっとがんばって形状の良し悪しを理解して、
適切な方向へと自分の身を持っていければ。
健康体の体がさらに磨きがかかるでしょう。

実に気分がイイ!そんな爽快感を味わうことができます。

ただその過半数以外の方で、
できればこの人は施術で改善なさられればいいのだが、、、。
と余計なお世話を思ってしまう方もおられる。

それも事実です。

ですから、この後者の施術院で改善させるほど、
改善がセルフでは難しいだろうと言う人もいる。
私が肋間筋部分の特定部位や胸骨の壇中当たりを触れば、
その触られた瞬間に痛みが出るのはまだ良い方の方です。
しこりが折り重なり積もっていて感覚が消えている人もいるほど。
そのような方々は、胸郭部をリリースした後のメリットは計り知れない。

でも、、、
「それならば、なんで胸郭部分をリリースするっていう視点が、
骨盤ほどにないのだろうか?」

そのような疑問を持つ人も出てくるでしょう。



これは単なる私の憶測で恐縮ですが。。。

施術院で、
あまり胸郭部分のリリースを全面に押し出していない。




胸郭の改善が難しい点のひとつ。
それは以前も、ブログに書いたことがあるかもしれません。
手で解くのが、これほど骨な場所はないということです。


ボディワイズにお通いいただいているお客様のなかのお一人に、
とある腱をただしい位置に調整する施術を学び施している方がいます。

その方から、施術上で興味深いお話を聞かせていただいたことがあります。

指先で圧をかけることで、
かけられたものの腱や靭帯などをスパッと切断することができるんだ、
といいます。

なぜそのようなことができるかといえば、
理由があります。
全身骨格の骸骨モデルの人差し指等の指先の骨部分ご覧いただけたら幸い。

そうすればすぐにわかるのですが、
指先の骨は少し先っぽが矢尻の食い込み部分のような返しがついていて、
そちらが手の指先越しでも浸透力のある力で腱や靭帯を弾くようにする。

するとうまく腱や靭帯部分が指先の骨の返しに引っかかることで、
身体操作が優れたものならばその引っかかった部分をスパっと切断する。
表層部分を力任せにこする程度の圧では切れ味はよくないが、
やはりダメージを筋肉、腱、靭帯という軟部組織に与えます。

だから私にお話をしていただけた先生は、
しっかりとそのようなリスクがなくなるように研究と修行をして、
クライアントへダメージを与えないように特別な対応をしているのです。





硬化して柔軟性を失った肋間筋部分に指先の部位でアプローチをすると
非常に痛みがでるので難しいところがあるのだと。

指先の骨の形状が構造上ピンポイント圧をかける性質があるため、
大腿部等の太い筋肉ならばまだしも筋肉の断面が広いため傷もつきづらいが、
肋間筋のような細く短い筋肉は容易に傷ついてしまう弱い筋肉の筆頭ですし。
簡単に肋間筋は傷つけられるものですから、
非常に痛みを感じやすくしてダメージから
身を守ろうとしているのです。

まさに米粒大の小さな肋骨部の関節や胸骨上にできたしこりが
千枚通しで突き刺されるほどの痛みを感じる。
それも指先で、わずか10グラムほどの弱い圧をかけただけで、
のたうちまわるほどの激痛を感じるような部分があります。
その部分はトリガーポイントとして幾つもの筋肉の外枠の筋膜部が、
よれたりねじれたりひっついたり縮んたり、
さまざまな異常な状況下に移行したまま固まってしまっております。

そしてもしそのような強烈なレベルのトリガーポイントエリアが
数個も胸郭部にできてしまえば、肋骨の正常な開閉はできません。
そのような状態では呼吸が浅くなってみたり、
免疫力が低下していったり、
心臓に圧迫等の負担がかかってみるなどの、
悪影響が身に及ぶようになります。。。

胸郭の変位が強く胸椎部の側湾にまで達するものなら
私は自力での復活はなかなか難しいものだなと思います。
そのようなものの対応に役立つメディカルな本は、
側弯症を改善させるためのエクササイズが紹介してあります。
以前に予約順番待ちに並ばれていた側わん症があって
そちらの改善を試みたいという方がおられて、
数冊の本を参考までに紹介させていただきました。
医学的な高度な知識が多く紹介されているもので
一般書ではないため読みこなすのも大変だったと思います。
ですががんばって、自分なりにやってみたとおっしゃいます。

ただ、実際は胸椎部分をストレッチをかけたときに、
眼から涙が溢れて叫びたくなるほど痛みが出てきて。
幾度かはそれにも耐えなければならないかと考えて、
自宅でやってみたがぜんぜん成果を得るには至らなかったそうです。

私に、痛みが強い状態だがどうすべきかと質問をしてこられて、
通常、痛みが強すぎる場合は負荷が過剰な状態のストレッチだから
そのようなものは即座にやめてくださいという回答をさせていただきました。
痛みが強いストレッチは、筋・腱・靭帯を痛めることが多い危険な行為です。
そのようなことはやめて、他のやり方を見つけるべきです。

各人の体ごとの対応法があり、
向き不向きがあるものです。




その方は歌をうたう歌唱の趣味があるそうで、
そのため肋間筋の収縮が悪いことが、
どれほど歌の音程や声量に悪影響を及ぼすか。
そのことも気にしておられました。

それでかつてなさられたのが、
どちらかの施術院に通われていたときのこと。
肋間筋の拘縮したつまり部分を、
痛みを堪えるから解いてほしいとお願いしたそうです。

結果は、
強烈な痛みを堪えてみても肋間筋は緩むどころか硬化が強まり、
日頃の呼吸のしづらさが増したり、
夜寝ても浅くしか寝ておらず、
アレルギー症状がさらに強まってしまったといいます。


ただ、私はその施術院の先生を悪くいうような気にはなれません。

私も指先での胸郭部のリリースをお客様にさせていただきましたが、
痛みがほんとうに厳しいものだということは、
お客様の反応を観て感じ取り。
数名の驚異的に我慢強いお客様が痛みを訴えた時点で、
指先で胸郭部分を解くということは
お客様の痛みの不快感を避けるため辞めただけですから。
他の側臥位で肋間筋をゆるめたり、
広い面を持つ柔軟なブロックでずり圧をかけてみたり、
様々な代替できるようなものはないかと探りましたが、
自作てい鍼を作りだしてアプローチを肋間筋にまで伸ばすまでは、
肋間筋への直接つまり部分などへの圧を封印しただけだからです。

唯一、お客様に肋間筋部分等をカレンドラオイルでマッサージを。
そのようなアドバイスはしてまいりました。
それは状態がそれほど悪くない中ぐらい程度の問題を含んだ人は
有効だったように報告を受けています。

ですがそれで私が十分な成果を期待したレベルまでいかない、
状態が思わしくない方々にとっては打つ手がなかったのです。

つまり肋間筋部分の拘縮しきる部位を筋膜リリースする際には、
肋間筋リリース、特に拘縮がひどく胸郭の変位が大きめな場合、
成果を出しづらいどころか少しのやり過ぎで悪影響もでるので。。。

ちなみに私もハンドマッサージのやり方を工夫して、
いろいろと肋間筋を充分な柔らかさをだせるように
かつて24年以上挑戦し続けてきました。
その研究し続けた限りにおいてということで、
他の施術家の先生方のハンドマッサージについては
十分に存じ上げませんので。

私がかつて編み出したやり方では成果が出にくかった、
ということですので、
その点はご了承ください。



それは肋間筋の位置関係を知れば、
肋骨の骨の奥の内臓よりに付いている筋だから、
表面圧をかけるだけではアプローチが難しくて、
リリースがしづらいし。。。

それじゃ肋間筋に直接指先で力強く触れると、
矢尻状の形状を持つ指先の先っぽの骨が
最弱でちっぽけな筋繊維を切り裂くし。

結構、八方塞がりになるのですよね。




私が制作した自作てい鍼。
一見するとぶっとい真鍮棒なのですが。
自作てい鍼のぶっとさゆえに
肋間筋の筋繊維を指先の矢尻状の骨で傷つける心配はない。
同時に自作てい鍼自体がある程度のウエイトを持っていて、
圧をかけるときに理想の圧をかけるようなことができます。
細かい米粒大の部分にアプローチを加えることもあるため、
その痛みははんぱではないときはあります。
ただ自作てい鍼のてい鍼たる所以で、
不思議なほど軽めに当てているだけ。

それでも患部の神経部位が強烈な炎症を内在させっぱなしであれば、
十分すぎるほどに痛みが神経を通して鋭い鋭利なものとして通ります。
その痛みの質は筋肉の炎症という痛みの質ではない、
目打ちで打たれたような痛み。
靭帯とか腱が問題があるときには、
これと同じような発痛がありますが、
ずっと麻痺したままの胸郭内側で炎症を持ち冷えて固まる部位に
さぁー^ーー^ーっと、
そこに血液が入り込み、
幾度か自作てい鍼を胸郭部にかけていくと、
問題の患部はまったくの別物のような健康的な状態へと徐々に変わります。


そのような変化を遂げてきた方々を、
幸い、かなり多く見させていただきました。
自律神経系の問題がある方々な、
呼吸や循環などの問題が先行して内在し、
負のループを重ねる人が多くおられます。
そのような方々へのアプローチにもいい。


ただもちろん、
素人の方が強めに自作てい鍼で
自分の胸郭を解こうというのは無茶です。
自作てい鍼は術者がそれを使い込んで、
解き方を工夫して使いこなせないとムリですよ。 ^-^
下手に使えば肋骨や胸骨を痛めかねないのです。。。


ただ先の述べた、
側わん症での肋間筋の動きが悪かったことで歌が歌いづらかった女性。
その方に丁寧にリリースを繰り返していくことで、
以前の声の質とは明らかに変わったといわれるように、
ボイトレレッスンでいわれるようになったといってました。
それに鼻水等のアレルギーも、
幸い、胸腺が動きを取り戻してくれてきたためか、
「そういえば、最近、鼻かんでなかった、、、あっ、今気づいた」
^-^v

といって喜んでくれていました。

自作てい鍼を使われて恐怖の時間を過ごしたけど、
今思えば、ほんとうにがんばって乗り切ってよかったと。
私も、自作てい鍼を使い始めのことですし、
一切のマニュアルのない独自の解き方ですから、
痛い思いをさせてしまい恐縮していたのですが。。。
よく、がんばりましたね!!!

ちなみに女性の場合は年齢が進んでの強い胸郭異常があると、
更年期障害の問題がより強く現れる傾向もあるのではと、
私や数名の施術仲間の方が臨床からみています。
だからそのような点においても、
少しずつ改善しているようだともこの歌うたいの女性は教えてくれました。






ちなみに肋間筋のリリースには、
別に自作てい鍼をオンリーで使って、
それで成果を生み出してるわけではありません。

そのように思われると、それは大きな誤解です。

首の筋肉のリリースと腋下のしこりや大胸筋、
そして肋骨の側部全体等を、
側臥位で特別なアプローチでリリースする工夫をしています。
現在も側臥位でのこの部位のリリースを継承しています。

側臥位でリリースを加えるメリットとしては、
狙っている胸郭全体の筋がより緩みやすくなり、
同時に立体的に胸郭の左右半分ずつを観て接して、
アプローチすることができるというダイナミックさ。

そこは自作てい鍼ではカバーできない優れた面を大いに持つものです。

実際は、愚直に、
側臥位と胸郭前と背面のすべてをまんべんなく定量的に考慮して解くから、
画期的と思える変化がうまれ、
ほーら動くもんだよね胸郭って!という成果がでるものなのです。



昨日、施術院をなさっている先生と
そんな胸郭のお話をしていました。

できれば、その先生にも胸郭部位のアプローチ法の研究をしていただき、
情報交換が密にできるようにできるように協力体制が組めればなと願っています。


私の独自のやり方は、私だからできるという個人技があるものです。
それに私の現状のやり方は、成果は出る反面、
利益がまったく消えるほどの時間がかかるし、
難易度も高く、術者の疲労はひどい積もるし。




他の先生に勧められるものじゃないのですが、
部分でもかまわないから
ヒントになったり使えるところがあったら、もってってほしい。

そんなことを感じる、この頃です。 ^-^
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

合気の術理を施術に活かしたいものでございます

ついぞ先日、
合気柔術のセミナーを受講しに行きました。

合気柔術では、型などについて修練することが多くあります。
ですがあまり座学として、その術の骨子、
ここでいうのは岡本師範流の合気の解釈についてだが、
懇切丁寧に解説をしていただけるような機会は少ない。

貴重な機会でしたので、参加させていただいた次第です。




施術者側に高度な身体操作を必要とする方々の中には、
合気の要素をなさっておられる達者な方々もいるように感じます。

しっかりと訓練なさられ達者になられるまで、
すぐれた恩師や先輩のような先生方から熟練した手を魅せていただきつつ、
指導を受けてこられた方々は、たいへんに幸いです。


私にはそのようなことは一切なかったもので。
自分で、う〜ん、、、どないしょ・・・、と、
知恵を振り絞ってやっていくしかありません。


ただこちらの合気柔術の術理についてわかれば、
私が現時点取り組もうとしている施術に応用できるところもあります。




そして、セミナー受講へ。。。

セミナー冒頭で岡本師範いわく。
合気の定義づけをすれば、
「つながる」技術を使って、相手と一体化するということだそうです。



話は、技の体験を通して
合気の術の基本部分から。
そして徐々に応用へと進んでいきました。


その当日に習った合気についての一部の解説を書かせていただきます。
ただ文章化するのも難しい面もあり、
うまくイメージが当てはまらないところもあります。
「わかったところもちょっとはあるな」という気分になっていただければ幸いです。


基本を伝えれば、
「術をかける側」が先行して筋肉を極力使わない骨組みと腱や靭帯で自身を立脚させる。
立脚の要領がわかれば立たなくとも、寝ても座ってもいいわけだが、
最初の練習では立ち姿であったほうがわかりやすいとのこと。

いくつかある術をかける際の、術をかける側の姿勢どりの一例を紹介させていただきます。

自身の身体部位に意識を持って作りこみをする場所は、
以下の部位で、
それぞれの部位の「靭帯や腱がある部分を働かせ」て体を立位にさせる状態を作っていきます。


(ただ文章で書かれてもどうやったらいいのかっていうのは、
実地でなければ伝えられないと思うので、そこはご容赦ください。)


手掌腱膜部位 - 肘 - 肩 - 項靱帯(首の後ろ側にある靭帯) 
- 腰部靭帯(項靱帯と同じような吊り靭帯部)- 膝 - 足首

ですね。
それぞれ腱や靭帯が備え付けられた関節部となります。


不安定で、ひとところに居着けない状態で立つこととなります。
これで「軸で立つ感覚」がわかる。

不安定さというのは、まさにそれは2秒とてじっとしては立っていられない。
とても倒れやすい状態を作ります。
それでも倒れないように常に素早く軸を立てる方向へと修正をし続けます。

そのような軸で立つ状態を個人的内部感覚で修正次ぐ修正を繰り広げるが、
一般的な他者が見れば外見上は単純に立っている人でしかないでしょう。

そのように他人の目には写るのですが、
この「不思議な腱・靭帯・骨組みだけで立とうとする体姿勢を作ること」には、
様々な利点があります。


そのひとつをあげるとすると。

人間は、相手に体を触られるという外圧を好まないものでして。
それは皮膚抵抗という外圧を加えられても、
皮膚の部分でその圧力を「ぼよよ〜ん」と弾き飛ばし衝撃を和らげる機能が備えられています。

またはたとえば。
人と対峙するときに、
相手の手を筋肉のパワーを使い「グッ」とつかんで引き寄せるようにしたら?
たいていは「グッ」と引き寄せられた方向へ持っていかれないように抵抗しますよね。
その抵抗方法として、一般的なやり方は。
自分も相手が自分を引っ張って引き寄せようとする力の方向とは逆方向へ力を発揮させ、
必死に持っていかれないようにするのです。

そしてここからは人間のミラクルな機能なのですが、
自身に手を触れて操作しようとしてきた相手の筋肉操作の動きを感知できるとのこと。

なんと興味深い本能的な能力を人は持っているものでしょう!


ですがそれがちょっと先に上げた身体姿勢を創りだした人間が腱や靭帯を巧みに活かして相手に接触。
すると
「あれっ?なんだから、こやつの接触方法はいつもとは違って感じられるぞ、、、。なんだろう?」
と、相手が自身へ圧をかけてきたとしても反射的な抵抗を加えるどころか、
まんまと相手の意図した指示や操作のとおりに付いて行ってしまおうとするのです。

これは相手の本能が、いつ相手の筋肉を動かすのかを聴いている状態だから、
それをそのまま聞きっぱなしにさせておいたときの様子です。

だから術をかける側は、筋肉の力を抜いたまま(脱力)にして腱や靭帯でエネルギーを出していくことになります。

そのようにしているので外見上は、
相手には筋肉を使った運動エネルギーを出す際の必要な動きはほとんど見つけ出せずにいます。
こうなると相手への抵抗しようとする本能的な動きを繰り出すタイミングがわからないまま、
あれよあれよと操作操縦される感じへと陥れられてしまう。

ただ私が思うに皮膚抵抗の具合も相手がなす筋肉で圧をかける操作に反応しているのではないか?
個人的な話ですが、重量感あるブロックにしたときのほうが手先で圧をかけるより、
皮膚抵抗の具合が低いような気がしていまして。
腱や靭帯操作で圧のエネルギーを出したほうが、
相手の皮膚に起きる皮膚抵抗も減少するのかもしれないと思います。
ただ腱や靭帯の動きを伴うときには、体中の滑車やら梃子などの物理的にすごいつよい力を出せるから、
皮膚抵抗を浸透力ある圧で素通りしているだけなのかもしれませんが。。。



実際に技化して人に合気を効かせるには、
多関節ロボットの関節部分をひとつ、そしてひとつ、
順送りで動かすような関節部を含めた動きを与え、
多関節を一気に使う複合運動をしないこと。
複合運動をすると、脳が自動で筋肉の出力を抑える反応を示すので、それを避けるためです。

その他にも幾つか習いましたが人間の身体機能を合理的発揮させる要素を工夫して取り入れていく。
それでもって様々な効きのいい技にしていけるのですが。。。
そこは応用として、練習が必要なところでしょう。


触れた相手の身体を操作するために、
岡本師範いわく、相手に「ミラーリング」してもらうんだといいます。
要するに、共感性豊かな状態になられた方にするため、
自分の軸を立ててから、それから相手の軸も立てていく。
それから合気と呼ばれる「つなぎ」、接触をした部位を通し、
自身の身の内側で起こした動きを、
相手への刺激や動きへの鍵として与えて操作できるようになっている。


ここの自分の軸と相手の軸の2つをちゃんとつくっていこうというのが、
身体操作法が下ごしらえとしてうまく作れるよう、
ちゃんとちゃんとできていないと始まらないのでしょう。


あとは相手に動きを起こさせていきたい対象箇所を意識を入れて観て力がそこへ届くように送る。
これは、施術上でできれば活用範囲が、体内の特定の一部分へと伸ばせるようになるということ。

それらを技化する際のヴァリエーション豊かな用法を教えていただきました。
どちらも参考になるものが多く、興味深い内容でした。




ただひとつ気になったところがありました。
「腓骨で立つ」という技もあったのですが、、、
これをする場合には、
そこを使い終わった後に、太極拳で最後にするポーズの「終止」のように、
気の流れをその腓骨操作は終わったというように自身の体や脳に教えなければ、
体へは不要な負担がしばらく続いて腰痛等になる恐れがあるだろう。

腓骨で立つときに呼吸のリズムが狂う苦しい状態を体験すると、
その苦しい体験をまたするんじゃないかと準備を後々までし始めて、
それが腰痛を引き起こす原因になるような気がしました。

特に大腰筋部分をドーンと使ったときは、しっかりそこは終止で切らなければ、
あまり体にいい影響とは言えない状態が残ってしまう恐れもあるので気をつけないといけないのかな。
と、個人的に思いました。 ^-^


技を繰り出した後に「気」を変えて落ち着かせ終了させるポーズは、
基本、身体の伸筋操作をした最後には必ずおこなうのが鉄則のように思います。
そのように中国武術の老師のような方がおっしゃっていた記事を見たか聴いた。
それに生理的にもそうしなくちゃいけないと、お客様が不調を訴える際の多くに、
このことが絡んでいるので気になりました。

ただ一般の多くの日本人は身体操作は屈筋主体にて動いている方が多いでしょう。
その屈筋主体のほうが伸筋主体と比べれば、
体の中の代謝は阻害されやすく呼吸もしづらくなりますので。
その場合は、なおさら腓骨で立つ練習や大腰筋を使う修練後には、
よく気を落として落ち着かせるようにしたほうがいいのでしょう。
気お落ち着かせるとは、
重心を元の下丹田部分に収めると同時に、
使った目的の筋肉部分を、意図的に深い弛緩状態において、
イメージや体感覚等を複合的に使いこなしクールダウンへということです。




私も、いくどか岡本師範にはお会いしておりますが
これほど丁寧に解説して順序立てて教えていただいたのは初めてでした。
系統建てて基礎から順をもって積み上げて教えていただくメリットを感じました。

合気の不思議さのミラクル感が下がるのは非常に悲しいですが、
そんなことは言ってられません。 ^-^


わかりやすい解説、そして技をかけてもらえて体の感覚で理解できた内容の濃いセミナーを、
朝9時から午後5時まで受けてきたのですが。

セミナー前日は、仕事でお客様の様態について調べ物があって。
夜通しそちらに手がかかり、睡眠時間を削らざるを得なかった。
ほぼ徹夜が数日続いて久々に吐くほど眠くて。
失礼なことですが次の日はセミナーで施術じゃないし、
とムリをなおさらしてしまって。。。
密かにけっこう苦しい時間を過ごしてました。

そのような都合により、
なさけないほど体と頭がついていかなかったのですが。

セミナー内容をセミナー主催者側にてビデオ撮影してくれて、
後日、その映像をDVD化して送ってくれるということした。

岡本師範、ありがとうございます。 m__m



そして帰りは、
知り合いの方(伊藤さんありがとうございました)と
秋葉原まで距離がありましたが一緒に話しながら歩き、
それからひとり神田明神にて、
一時間ほどおやつの時間を過ごしました。

なんだか、、、
初めて食べたローソンのひねり揚げがおいしくて感激。
神田明神本殿裏手にある裏鬼門を封じる稲荷の横で、
しばらーく食べてました。 ^-^;

いつものように末広稲荷と浦安稲荷、
そして水神様等の私が愛してやまない神田明神の末社前にいると、
間違いなく体調は信じられないほど回復して体中の緊張や凝りが、
さっぱりとミジンコの涙ほどもなくなって、爽快に復活できました。

いつもお世話になっています。
ありがたいことです。 ^-^
posted by スズキ at 15:49| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

電磁波影響を軽減する実験にアルミ蒸着されたウエアを買いました




人体の内側を通る電圧値の理想値は、
外部由来の電磁波等の影響が体の中に入る過程で狂いだします。
それは人体に通る電圧を、
デジタルマルチメータでちゃんと計測すればでてくるような問題ですから。
体調が悪いなぁという人は、その体の内側の生体電流の状態にもその数値が現れるものなのですね。

一般的にバイタルサインをチェックするというのが通常で、
あまりこのような検査はしないかもしれませんが、
ときとして気を配ってみることも必要な人もいます。


ノートパソコンから電磁波が発生して、
その電磁波を軽減させるために60センチほど離した距離にパソコンを設置したとする。
でもあなたの使っているデスクの素材が、
電気を通しやすいスチール製ならば届くのは当たり前ですよね。
木でしたらそんなことはなさそうだと思う人もいるでしょう。
でも電磁波は、よく木のなかを通ります。
伝って人体に影響が数メートル以上届く仕組みですから。
まさに気を抜いちゃいけません。

電場というものをご存知でしょうか?

電気を通すコンセントに電源コードをさしておくだけで、
その電源コード周囲には電場という特殊な人体のなかにある液体部分に影響を与えてしまいます。
それは電子レンジ調理器から発せられる電磁波は、ほんの数分かけられて浴びるだけで済みます。
でも電場は気づかないところで、自身の体に対して影響が着々と出てしまうもので、
睡眠時などに電場の影響を受けるような場で寝ていると睡眠が浅くなりますし疲れが取れない。
これも住環境を総合的に観てチェックする職業がありますが、
そのような方々のチェック項目に入っている代表格ですね。


ただそれだけでもなくて。
いま、私の住む場所は東京都品川区です。

ここではラジオもテレビも携帯も機能するのは、周囲に大量の電磁波が飛び交っているから。
そしておまけに自分でも自宅のWi-Fiを設置してダメージを自ら作ってしまっている始末です。

ある意味、弱い出力を持った電子レンジにいれられて長時間の電磁波調理を受けているようなもの。

それが今の私の住んでいる場所です。


マルチフィールド 電磁波メーター TM-190
などを使えばおおよそのチェックは可能です。


この計測器は欲しいんですが。
高額商品ゆえにおいそれとは買うこともできませんが。 ^-^;


人工的なデジタルの電磁波は、
人類が電気を使うまで自然界では発生していたものではありませんでした。
それもあり電磁波によるストレスにさらされるという経験に耐性がありません。


そして特に脳神経系へ対して電磁波の影響はとても良く受けるような仕組みでして。
脳が頭蓋骨というドーム型のシェルターに囲まれているのでなのだろうか。
それとも通電物質のシールドが脊髄のように巻かれていない素のままだからだろうか。。。

理由はともかくとして、
脳への負担が電磁波による影響が大きいものだというのは確かだ。

アルミ素材は電磁波を遮断する。
それでもって側頭部をアルミホイルを巻きつけて覆い隠すようにすると、
原因による理由を基づいたもので個人差は当然大きいのだが、
自律神経系の多岐にわたる問題が軽減したりする場合もある。

私は、アルミホイルをくしゃくしゃってしつつ、
ニット帽の下に耳を覆い隠すようにしてかぶるという実験をしたとき。
簡単に集中力が倍化した感じがあらわれてきて、
「ええっ?!これって、ほんとか?」
と驚いたことがあった。

ただあとでネットで調べたら電磁波過敏症の人用に、
すでにアルミ蒸着された帽子って売ってるんですね。 ^-^;
目ざといなぁ・・・。

で、それでは頭部の側頭部は、よくよく電磁波に影響を受ける部分であるのは確かだが、
それだったら
体全身をアルミ蒸着されたウエアを着こめばどうなるか?

関心を持って、下記の商品をAmazonから買ってみた。


TO-PLAN 防寒アルミ寝袋スーツ 男性用 TKHA-001ME

ここからは個人的な観察からくるアバウトな評価だが
概ね、体中の関節部位の緩みが増した感じがした。
ただ電磁波を遮断された感じを受けるかどうかは、
そこにはあまり実感のようなものは持てていない。
ですが計測器で自身の人体のなかの電圧を図ると
いささかの数値上の変化が現れているのはわかる。

この時点で実験的な変化を感じられて満足できた。



考えるに、
体内に被爆したような体内静電気をアーシングで捨てることも健康上大事だと思うのだが、
それだけでは十分とはいいづらいのではないか?

体へ浸潤する電磁波エネルギーをもたらす出力の弱い電子レンジの中にいる状態では
電磁波遮蔽も体内の生体電流の流れの正常化には成果が幾分か出るようだ。

ということだ。



特に私の体質では電磁波が強い場の力があるところに長時間いると、
それだけで自閉的な傾向が強まる反応を示す。
自身を観察した上で、そのような傾向があるように感じる。
おそらくこれは私一人の話ですむものではないと思います。


ただこのウエアは温かいし軽いのでいいのだが、
発汗しても汗を外に捨ててはくれませんので。
ムレムレのサウナスーツ状態になるのが難点。
でも寒い今だから着れるので気に入っている。

それに数日で、右腕の脇部分がベリッと裂けて、
アルミテープで補修するはめになった。 ^-^;


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2017年12月03日

マインドフルな体験で心身を休めよう(ボウエンテクニックにより)

いま、ストレスフルな日々を送らざるをえない。
そう感じている人、おられませんか?

私が数年前に読んだ心理学関係の本には、
現代社会では「5人に一人は軽い鬱状態にある」と説かれていました。

その出典は書かれていたかどうかは記憶にありませんが、
ただ、私自身もなんら深く疑うことなくうなづきました。

たまに電車にのると、感情をむき出しにした怒号が聞こえてきたとき。
過労から、人間関係ストレスから、その他多くのストレスフル要因が。


病は気からと申しますが、
気持ちがウツ傾向にあれば気が滞りがちになる。
そこから病が生じることもある。
心因性の腰痛や肩こり、アレルギー症状や内臓疾患等もあります。

そのような傾向が強くある場合。
肉体的な酷使をしていることだけで生じた改善ルートとは異なります。
体の使い方を改善させるよう促しても、
胸の内側には対応しきれないストレスフル要因が影響を及ぼしてきます。


だから、最近「マインドフルネス」って耳にしたことがある人が多いのでは?

マインドフルネス体験とは、「今、ここに全身全霊意識を向ける」経験です。
こころの平静や平安を取り戻すには、こころの波風が密やかになるひとときが大事になります。
それは思想の理解のみではとどまらず、
実際のエクササイズを通じて経験や体験からくる理解が必要となるものでしょう。

そしてマインドフルネスの本には、
坐禅をしよう!
瞑想をしよう!
などの実戦を推奨されているものが多くありますね。


ただ私には、坐禅から瞑想から深い影響を得るにも、
そちらに関心が深い者でなければハードルが高い面があるように感じております。

坐禅をしたほうがいいよと知っていてもやらないし、
やっても三日坊主で終わる人が多いのですよね。
それだけではマインドフルネス状態にはならず、
マインドフルネスになるための知識を得たに過ぎないのです。


私が坐禅や瞑想等をする長年の夢として、
内省的に自身をつぶさに客観視しきれれば、
なにか人生を豊かにする気づきがえられる。
そのようなものだろうと思い描いています。

ステップアップして感じ取れるセッション。
やはり長年にわたって取り組むうちに、
単なる休息とは違うレベルの気づきが増したように感じます。

でも、それに至るまでは、
禅道場を覗いてみたり、
どちらかのリトリートで様子を知り、
フェルデンクライス・メソッドのようなムーブメントによる瞑想も。

多種多様なものを体験してきて自分にあったものを選び出しました。
そこまで至るまで時間や労力を費やして、もちろん費用もかなり出費してきたんです。

するとようやく益することが多くなる。

今の自身のような気づきが増す状態に至ることがあるのかどうか。
やっていく最初のうちは、成果が上がらずに不安でした。
ずいぶん迷いつづけてきて、たった今も、至りきれないところを受け入れつつ取り組んでいます。
つまりかなり成果を出すにもハードルが高いのが坐禅や瞑想でもある。
むろん、それなりにというレベルならば容易に取り組めるのではある。、
でも深いところがあるという体験は、
それは心身が整えられるまで待たなければなりません。

私がイメージするところでの、ひとつの坐禅・瞑想の型として、
ともに身体が整えられて血流が体中まんべんなく行き渡りだす。
そして脳波の整えられたいつもとは違った感覚に近づくことが、
とっても大事なことなんです。

そうなったときに、意識がチェンジする。
それにより「あっ!」というありえなかった気付き。
それに執着の解放から問題が消えて課題に見えたり。
たしかに成長が早くなってくるターニングポイント。
あるんだなぁと思う次第です。


ただ、そうこうするうちに面白いことも発見しました。



それは私がボウエンテクニックのセミナーに参加したときです。

ボウエンテクニックのセッションを受けている人たちの体の反応をみると、、、。
興味深い状態を味わえているようすが伺えたのです。

体が十分血流があるほどには整えられているとは言いがたい。
そういったことは職業柄、外見で観て感じて、考えればわかる。

、、、にも関わらず。

ボウエンテクニックのムーブという
不思議なほどシンプルでソフトな他動的なセッションを受けているだけなのに、
数名の方々は深い瞑想状態へと意識が運ばれている様子です。

それは私自身、眉間あたりに何かを感じるというと変な言い方ですが、、、。
リアルにそのように感じられてくるのです。


それは「睡眠状態とは異なる」のです。
意識があり周囲の耳は聞こえています。
イメージが現れることもございますが、
自分の体が熟睡して寝息を立てている。


なにせ、何よりも確かなことは、
その状態から醒めた本人がそのような状態だったと申しておられたようですし。 ^-^

意識が起きているが体が寝ている。

時間の感覚が
そのような状態は睡眠ではありえませんよね。

マインドフルネスに、ボウエンテクニックのセッションはすばらしい効果があるよね〜と感じました。



余談ですが、
不思議な体験も繰り返されれば日常に通じる一コマとなります。

たとえば、
私が田町にある御田八幡神社で座しているときに、
10〜20分ほど目を閉じているときにおきます。
それは散歩ででかけたいい感じの疲労感にくわえ、
高野山東京別院や亀塚稲荷や亀塚古墳に寄った後、
日常の疲れにより滞った体中の気が流れだすよう。

何かの気づきを受け取れるんですよね。。。
そして一晩以上の睡眠を超えるほどの疲労回復へ。
体の内側の心理的緊張からの拘縮がさっぱりする。

だから私が知人に話をするときがあります。
私が三田の月の岬と呼ばれるこちらにて施術をすれば、
きっと施術成果は飛躍するんじゃないだろうかという。
それはこんな体験を幾度となくしています。

そんな聖地といえるところはいくつかあるのですが、
日常の世界から隔てられた感覚を誘導する場の力は、
ほんとうにありがたいことです。

だから自宅でひっそりとというより神社仏閣巡りで散歩をしている事が多いんですよね。

それはたまたま私が場の持つ気の影響を感じ取りやすいようになる修行をしてきました。
もともとはこれほどの気をつかむ感覚は目覚めていなかったので、
昔の私がこの文章を読んでいたら眉唾もののように思えたはずでしょう。 ^-^

禅や瞑想もしてきましたが、
私にはそれだけではここまでの感覚は目覚めなかったんじゃないかなと思います。
施術で人の体の改善を悩み続け闘いながら感性を磨きつつ、
体やこころの勉強もしてきてよかったなと思います。


ボウエンテクニックの場合はファシリテーターによるムーブという他動的な影響を必要としますが、
それの代わりを特定の場にいくことで体の中の気の浄化等の影響を受け取ることができたためです。
なんだかふたつのものから同様の質的な影響を感じ取ることができているんですよね。



ただ、ひとつだけいえることですが、
ボウエンテクニックのセッションでは
様々な私が長い年月にわたって坐禅等のみでは体験できなかったほどのマインドフルな体験を。。
こころの満たされた今を感じ取るすばらしい感覚体験を。
私が実践しつづけてきた長年の座禅体験等よりも遥かに容易かつより深いレベルだろう状態へ。


私が日ごろしている重りを必死に操り続けて施術をするというものとは違った影響が得られる。
「ボウエンテクニックの成果」と「筋膜リリースの成果」は目的別で選択されるべきものです。
どちらがどの面で優れているからその良い面を良識を持って理解して応用していといい。
両者ともが貴重なんですね。

受ける人の感覚の問題やこころや体の状態から個人差はあるのですが、
3〜5回もセッションを受けてみられれば、
何らかの『マインドフルな体験が得られそうだ』と予想しています。

私自身、そのマインドフルな体験で命をつなぎ、日頃の疲れを拭い、
こころの成長を促してきました。


できましたら、
別に5人に一人の軽度の鬱になっているという自覚がない方にも、
もしマインドフルな体験ってちょっと興味あるんだけど、、、という方がおられれば
時間を創っていただいてボウエンテクニックのセッションを受けてみて欲しいですね。



そう思っています。

posted by スズキ at 12:36| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

手の指で圧をかける際の工夫への架け橋 ^-^





お客様から「最近はどこに散歩しに行ってるんですか?」
と話をふっていただきました。


ですが残念にも
、秋ですが、紅葉を観に行くゆとりもない近頃。。。




施術で、
より背部筋を酷使するずり圧のかけ方へ変更したため、
私が消費するエネルギーが膨大になっています。
単純なことですが、
滑り止めシートを今までの使っていた様式から、
滑り止めシートを挟み込んだ薄めのシリコンシートをシリコンゴムの糸で縫い合わせて袋状に。
そちらを適宜、圧をかけるポイントにかかるよう丸めて設置してから、
もう一枚の滑り止めシート入のシリコンシートをその上に乗せて圧をかける。
すると今まででは得られないほどの安定感あるずり圧が作り出せるようになったのです。

安定感あるずり圧は、受ける者にとっては圧の強さは増してもフィット感が増した手前、
いつもと同じ程度の圧に感じるか、かえって更に弱い圧に変わったかのような錯覚を覚えるだろう。

ただ実際の圧を加える私への負担は錯覚などではなく、
たいそうなヘビーなものとなっていったため。。。

背中の筋肉が厚くなって仕立てられていく過程で、
多くの血、そして栄養素がそちらへと向けられていく。

おかげで背部筋が少しずつ量がませいてきたのだが、、、。
免疫力は落ちるは、歯にも負担が一気に増したり、
一日の施術が終わると気を失うように寝てしまう。。。
(またかぁ、、、-.-;)



そこに追い打ちかける
ボウエンテクニックで使う手や指の工夫。 ^-^;
「狐型の手」を作って安定的な発力を創りだして、
自分なりに理想の圧を得ようとしているのですが。

手を使う実感として腑抜けた感じが否めない。
十分にコントロールしきった感覚が持てない。
そこに対して内心いらだちを感じていました。

解決法のひとつとして考えたのが、
人差し指と中指との隙間の距離をとって伸筋を活かすことだった。
このようにすることで、手首を詰まらせずに開いた状態にできて、
肘からの操作がダイレクトに指先に伝えられる関係性が得られる。
力の強弱の加減も自在さがついてきます。

これに気づいて少しだけ「光」が見えてきたような気がしました。
おかげさまで、だいぶ精神的にほっとしています。 ^-^

体幹部分から腕の末端へと順繰りに力を伝えるのが本筋なのです。
体幹から骨組みで距離を図り精密な操作を加えることが大事です。

それが指先に真っ先に意識が送られるようでは話しになりません。
手首を柔らかく使うときもケースバイケースで、必要なときもあります。
ただそれを肩甲骨の関連部と肘の操作による動きで同様なムーブメントを作り出したいと思って。
そこをひたすらに練習というか修練を重ねているところになります。

ただこんなことに気づいたあとで、、、
よーく考えてみれば合気道の際に、
手の形を朝顔の型にして発力することがありますが。。。
その際の指の股を大きく開くという操作と基本条件がほぼほぼ同じものだと気づきました。
日本の武道の優れた素晴らしさを再確認した感じになりました。 ^-^


そんな自分なりの真剣な試行錯誤から、ここ最近は手の指がつって痙攣して激痛など。
そうこうしつつ、
あとは右手の指の操作は使い物になってきたが、左手の指は思うように動かせてない。
ここを極めるのは今後の課題ですね。




「ボウエンテクニックの指による操作はソフトに」という鉄則からは、
しっかりした圧で押す試みは本筋から離れて行っているように見受けられるでしょう。

ですが私の経験上わかっていることとして、
しっかりと安定させた圧であれば重さや衝撃はほとんど感じなくなります。
それはお客様に私が普段、ずり圧をかける際に10キロ以上の重りを乗せ、
加圧していてもその状態に気づかないままでおられる方もいるものなので。

この様子から
どれだけ安定した一定の圧量と方向性をコントロールし切るかが大切だといえることでしょう。
そしてそのような圧を加えられた際の影響力としては、
皮膚抵抗を多少かいくぐって奥へと刺激が浸透していくこともわかっている。
それは重いおもりを活かしたずり圧が安定感を増していく過程で、
その圧を加えられているものには圧の強さが順当に増したようには感じられなくなる操作と同じことだ。

そのような意図的にうまく制御されたタッチを指での圧を加える際でも
叶えていきたいと思っています。



大事な部分を深める意図を持った上での遠回りを有意義にこなしつつ、
楽しく研究する日々を送っている今日このごろです。

posted by スズキ at 01:18| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

内なるドクター、健在

バリエーションは豊かな方がいいという考え方があります。

歩き方ひとつとってみても、
多様なものです。
個人的には、それでいいと思います。

たとえ、それで腰痛になる歩き方であったとしても、
たとえ、それで長距離歩いても疲れない歩き方であったとしても。

それぞれに学ぶところがあり、
今後の自身の試行錯誤に活かすための教材にしていけばいいのです。





昨日、施術をさせていただいたお客様が工夫した歩き方は、
胸椎を腕や肩の回転の力を活かした胸椎部の回旋の操作をなさっていたようです。

骨盤の腸骨棘部分が進むタイミングと下脚を前方へ送るタイミングが逆転しているようになっていて、
それは私がイメージする大腰筋をつかった歩き方とは異なる点も見受けられました。


お客様の脊椎の硬さは動きづらさが私の施術を受けていただく方の中でも5本の指に入ります。
脊椎のすぐ脇にある骨化したほどの硬化が進んだ起立筋群は脊椎と肋骨との隙間奥深くへ入り込み、
それを手で指では解くことは、
私が個人的に考えぬいた範囲ではありますがその解は見つかりませんでした。
ただそれも真鍮製の太い自作てい鍼でのリリースを幾度か丁寧に繰り返していくにしたがい、
私が「鈴木さん、痛いぞ」という殺気を感じずにはおれませんでしたが、
そこを必死に話しかけて気を紛らわせてもらったり、
「ここのリリース、ほんとうに意義があって最重要よね〜」といったり、
そんな雰囲気をぐいぐいだしていってみたり。
そんなこんなの格闘をしていくうち、
緩みが出てきたように感じます。

ちなみに胸骨が肋軟骨と結ばっているジョイント部分が緩まないと、
胸椎が動けないままでいるというのが、
知っておくと良い条件のひとつなんですね。
この胸骨周囲も、やはり自作てい鍼でならば安全かつ効果的に緩められます。
ただし、胸骨周囲の固まりが強い人は、
そこには肋間神経やら肺や心臓に向かうような神経の出張部分も、
その胸骨周囲で神経が異常な緊張状態で深刻な問題を持っています。
そのため自作てい鍼を、比較的軽さのあるてい鍼の自重だけをかけて患部の上部を滑らしただけで、
神経に突き刺すような激痛が出てきて驚くことでしょう。

ただこれも幾度かリリースを受けると、
胸の前部分の筋肉がこわばり肋間を動けないほどに固めた張りが消えていきます。
そうやって肋骨の肋軟骨部分の可動が現れてきまして、
ついには胸骨の手押しポンプの動きが現れ出します!

そうなるとはじめて胸椎の側湾やら歪みが緩むという人が、かなり多いんですね。
そのような臨床ごとをいく人ものお客様で確認していて、非常に興味深いです。
もしかしたらコブ値の深すぎない器質的な胸椎椎骨の異常がない状態の
側わん症の診断を受けた子どもたちにも有効かもしれませんね。
子供の施術はボディワイズではほとんどしておりませんので、
その臨床例はございませんが、推測するにそうなるでしょう。

ちなみに通常はこのようになると、
胸骨柄部分も動き出して胸腺が免疫物質を体中に流せるように変わってきますから、
胸腺からくる免疫物質のたりなさからくるアレルギーや風邪が引きやすくて、、、というひとに
とても大きなメリットがあるんじゃないかなと思います。

少し横道にそれました。。。^-^;



ということで、
何度かそのお客様の胸郭を緩めるような施術も進んできて、
ようやく胸椎がゆるさが多少ずつ見えるようになってきました。 ^-^v

その動けるようになったタイミングを、私としては絶対に逃したくない。
代わりばなが変化を受け付けやすいタイミングになることが多くあって。
かなりいつも以上に時間をかけ歩き方のノウハウのディテールまで伝え、
そしてお客様の身体もその解説に通る体の状態であったため反応もよく。

そのうえお客様本人も常日頃から自己メンテのストレッチ等はよくしていただいている方ですが、
それに上乗せして歩き方への改良への意識が高められておられる様子も。
そちらが、かなりいつも以上に伝わってきまして。

うれしいです。


実質、脊椎が硬かったり側湾がきつい状態では
精密機械のように体を左右当分に割った配分で
理想に分けた動きの連続である「歩き方」は、
核心部分は体が動かせないので。

私が伝えたい歩き方が体験を通して腑に落ちることはありません。
ですからできるところまで+α、というところを見極めています。

いきなり定形の理想型の歩き方はこのようなものですよ、といってみても、
それは、最終目的は、その目の前のお客様がそれができるように至るかどうかなのです。
そこに前提条件を定め見極めていくことは、
対面でのセッションを意義あるものへとするために大事なことです。


冷酷な見方かもしれませんが、
片側に意識が逃げてしまいシンメトリカルなデザインを自身の体の動きの中から見いだせない。
そこは実際問題として、私がもしロボット制作キットを作った際に、
支柱になるフレームがいくつか曲がってしまったキットならば、
うまくそれは動くようなことはないでしょう。

そのロボットを動かすには、倒れないようにへんてこな左右の動きがわざとばらばらになる
複雑な歪みの状態に対応させるプログラムを組み込まなければ歩いてはくれないのです。

それに人体も変わることはありません。

体の内側にてつくられた骨格のフレームが歪みが大きかったり、
関節が自在に適切な動きをしてくれなかったり、
等々のネックになる部分を持っていたとすれば。

必死になって、歩き方のスキルとして高いものを伝えようとしても、
体はその流れを受け付けてくれるものではありませんから。
かえってそれは言われれば言われるほど、
真摯にその説明を受け止めようとする人ほどつらい気持ちになってきます。

「あんたの言いたいことはわかるよ。でもねぇ、できねえもんは、できねえんだよ」
とテヤンでぇというような反発心があれば食って掛かってもくれるでしょう。
でもそこから
「なんで私は解説されたとおりにできないんだろう。なんて、自分は融通が利かないんだ。。。」
と落ち込んでしまうようなことがあれば、
そこでひとつ嫌な体験を刷り込まれたことになります。
もう、歩き方についての解説なんて耳に入れたくない!という拒絶感です。

だから「現状ではお体の状態として難しいと思いますが、できる範囲で意識してくださいね」
という言葉を前置くようにしてはおりますが。
そうであっても、慎重さを持っておかねばと。

そのようなトラウマのようなものを得て欲しくはないので気をつけるものの、
どこである程度の動きの精度をあげた歩き方に転換していただけばいいのか。
お客様の性格やニーズ等が千差万別で、正解はあるようでないもののようで。
正直、いつもいつも、ここは悩むところです。




下部胸椎部分という腎臓のある高さ部分が自由に左右回転できるようにならなければ、
大腰筋を使った歩き方がうまくできないように仕組まれているようなところがあります。
そちらも左腰部の裏手にできていた患部に柔軟性が出てきて動きを出せるようになって、
問題が少しずつ改善されていきました。
そんな歩き方を伝えるための下地になる条件を、
私の胸の内ではいくつか用意させていただいておりますので。
それらがパスできるように、施術でも設計されているのです。


そしてそちらのお客様がいくつか私が投げかけさせていただきました歩きのヒントを咀嚼して、
試行錯誤を繰り返した後に完成させた歩き方。
大腰筋も使っているのですが、同時に広背筋の後方への引きが強いタイプに仕上げていました。

かつては上部胸椎部分の上方1番、2番、3番が前方へ湾曲しながら流れていた状態が、
定規を押し当てたかのように少しストレート気味になりつつ上方へと立ち上っていたのですが。

現状は胸椎9番部分が一番後屈した頂点になっているため背骨の曲がりが感じられるものの、
今までは胸椎椎間板部分が狭窄して押しつぶされた感じの詰まり感と動きの悪さがあったが。
それが改善されてきていることが確認できました。 ^-^

胸椎椎間板の関節可動域を改善させる歩き方の工夫により、
胸椎の回旋ができるよう胸椎椎間板の詰まりが解けてきたのです。

ただひとことだけ付け足させていただければ、
私の歩き方のパターンの発想からは思いつけない歩きをお客様がなさっておられて。
その歩きの際の動きが、あまりに胸椎の回旋を誇張させる動きでしたので、
ちょっとその意外性にびっくりしましたが、
こちらのお客さまにとって、
まさに現状を良化するための適切なステップとして機能した歩きになっていました。

それが、脊椎の前に位置するひどく骨化が著しすぎて、
私の施術でも手出しがしようがなかった部分が解けて、
このたびの胸椎の動きや頸部の垂直性等の改善につながったのです!!!

これは最高にハッピーな事なんです。

歩き方の工夫により、
こんな前縦靭帯骨化症の解き方があったんだなって、
相当、私もそちらへ向けてのアプローチを考えてきたが、
落とし所として昨日見せていただいた歩き方だったとは。
お客様に教えられました。 ^-^

本当にここは圧では手の施しようもなく、
カウンターストレインやらマッスルエナジーテクニックやら、
他の手技をなしてもすべて弾かれた状態で。
前縦靭帯骨化症は状態が強ければ、
その改善方法として外科手術で扱うケースですので。
少しずつ胸郭全体が自作てい鍼で緩められていたとしても、
それを維持発展させる手を打ち出し続ける日常の運動に落とし込まれなければ戻りはある場所です。
そこを自助努力で完遂させていかれていたとは。

前回の施術が2ヶ月前でありますが、
いい時間を過ごされてきたのですね。

自分の体を動かす際の観察眼を鋭くして、
体験を通して成果を積み上げていく姿勢。

貴重です。

本人は気づいていないかもしれませんが、
本人の内側にいる内なるドクターがいる。

そう実感させていただけました。
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