2015年12月05日

指揮者の伸筋主体の手さばきのおもしろさ

私はあまりクラシック音楽界について詳しくありません。


ときどきなにげなくYouTubeで聞いてみたりという程度で、
思わしい高水準の音色とはほど遠いですが。
それでもけっこう満足して聞いてます。


最近、気に入っているのは、次の映像の指揮者。

ピエール・ブーレーズ

なんだか、指揮棒を握らないこちらの指揮者の手先をジーっと見ていると、
これって、伸筋の吊りをイメージするかのような、
バレエダンサーのすばらしい踊りを観てるように。

そんな不思議な光景がそこにあるような気がして。
見入ってしまいます。

軽やかで無駄がない。
水中を揺らめく如く。
しなやかなやさしさ。

ジーっと見ていると、
引きこまれてしまう。

屈筋主体では出せない右脳と直結しているかのような伸筋の繊細な表現。

それを見せられると目が離せなくなり、催眠術にかけられるかのようだ。

もう指揮者の手先しか見えてこない。。。


おもしろい。 ^-^



https://youtu.be/ZzrN4ZAZ890
ピアノ協奏曲第20番(モーツアルト)
2003年5月1日 リスボン ジェロニモス修道院
ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
マリア・ジョアン・ピリス(Maria João Pires):ピアノ


ピアニストのマリア・ジョアン・ピリス

ピアニストって、すごいですね。
こんなに指って動くものですね。

こちらの女性ピアニストの曲は、
他の曲も気になるものばかりで。

たとえば
Frédéric Chopin - The Nocturnes | Maria João Pires


ショパンのノクターンだな。。。
感傷的になり、癒やされてます。
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2015年10月10日

片側ばかりにバックを肩がけするのは、よくありません!

よくみられる姿勢。

バックを肩の片側にかけると、
たとえ軽いバックであっても
かけた側の肩が持ち上がったままになっています。

バックを肩にかけておくと.png

僧帽筋や肩甲挙筋を使って肩を持ち上げることでバックを引っ掛けている。
そうやってバックが落っこちないようにしているのです。

すると数十分も、そのような僧帽筋や肩甲挙筋を使い続けて神経筋にそこを固めてバックを引っ掛けたままにせよと
命令を下し続けるとどうなるでしょう。

そうなるとバックを肩から下ろしたあとも、
ずっと先ほどのバックを肩にかけていたときと同様に肩が持ち上がりっぱなしです。
先ほど取られていた姿勢を、その後もしばらくの間、継続しようとします。

ただそのバックを肩にかけている負荷や意識が強ければ、
そのような状態にし続けろという命令を神経筋に配り続け、
やがて肩の左右の高さが違い傾いたままとなったとしても
元通りの肩が左右平衡の状態にず〜ぅっとなれなくなる。

それが肩こりや首こり、それに胸郭異常まで創りだすし。

意外に気をつけて行きたいところだと思います。

対処法としては、
リュックサックのように背にかける
たすき掛けのような形でバックを持つ
左右両肩に交互にバックをかけるなど。

とにかく、
体は一定の状態で長時間神経に命令を送り続けると、
そのままの状態で容易に固まりますから。
特に偏りがあるような姿勢をとっている場合には、
注意が必要だと思います。
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2015年09月28日

ノートパソコンを使うときは、外付けのマウスとキーボード、それに台の設置を!

ノートパソコンを利用して仕事をしている人がおられるでしょう。

私も、ノートパソコンで作業しています。
ただ最近、ちょっと首や肩が施術でがんばりすぎて張ってしまって。 ^-^;

それゆえに少しでもデスクワークで楽をしようと思い立ちました。

それではどうすればいいのでしょうか?



簡単な対処ですが、次の二点。

・------・

1:キーボードとマウスを外付けのものを利用する。

2:ノートパソコンの下に台を置いて底上げして目線が下がらないようにする。

・------・


ノートパソコンをデスクワークで利用する人への提言.jpg

私は、左図のようなプレーンなノートパソコンを使い続けたとある官公庁のお役人のお友達が、
筋骨隆々でスタイル抜群だった方が、
わずか半年でゴリラのような背中のこわばりで呼吸をあえぐような感じになっていった人を知っています。
その方は、いつのまにか海外青年協力隊にて、海外に渡りまして大変な日々を過ごしてまいったようですが、
ノートパソコンを使わずに肉体労働系のガテンを頑張っていたら、
再度、筋骨隆々でかっこ良く生まれ変わっていました。

どれほど、プレーンなノートパソコンの使い方には、体の負担を強いてしまうのかということでしょう。


ひと工夫の補足ですが。。。

1:キーボードとマウスですが、
私はデザイン重視派ではないので、
さっぱりとした次のようなものです。

総額、1600円ほどでしょうか。


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価格: ¥ 637


iBUFFALO 光学式有線マウス USB接続 Mサイズ 白箱 RoHS対応 ライトグレー BOMUMLGA
価格: ¥ 930


2:ノートパソコンの下に台を置いて底上げして目線が下がらないようにする。
このときには、注意が必要です。
常設で固定できそうなら構いません。

ですが移動をしょっちゅうなさるような場合には、
不安定な台の上に設置すると、ひっくり返してパソコンを壊す恐れがあります!!!!

そのようにしないよう、気をつけなければなりません。
私は、ひっくり返したことありますから。

「ひえぇーーーー、やったぁ!!!」

相当、ビビりました。。。

ただ背筋が伸びたまま作業ができるので、
格段に頭脳も明晰で仕事がはかどります。
キーボードのタッチも軽やかで気持ちいい。



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2015年09月06日

人の筋肉が退化するか進化するかは、その人、次第ですね

人の体は退化するものです。
退化して喜ぶものはいません。
だれもが自らの身を進化させたいというのが人情ですが、
結果的には使い方をミスっていて退化した状態だと言える場合に移行することもある。


自分自身の体を注意深くつぶさに見つめなおすことが大事ですよね。
そのような力があれば、
自らを伸ばす自力がある。
それは大事なものを失うこともなく、
大事なものを得ることができる人ですね。
それは、すばらしい結果を生み出します!

その貴重性を気づいた人は幸いですよね。


そう考えています。


「たとえば・・・」をあげてみましょう。

意外に大腰筋を利用して生活していない人、多くおられるようです。

ただ大腰筋は、自ら使って運動させてみたとしても使用感覚がない。

そのため、いつもが筋感覚がきっちりある大腿直筋や外側広筋等ばかりを使って足を動かしている人がいます。

大腰筋の筋感覚は、あまり「大腰筋を使っている〜!」という感じが持てずに、
ふんわりとした感じ方しかできなかったりするとき。

大腰筋の使い方が要領を得ていなかった場合には、
あまり使えていないケースが多くあります。


そのとき。


そのような筋の使い方をしているならば、
使われずに放置されれば血行悪化に陥り、
大腰筋の筋組織が栄養を取れなくて兵糧攻めになっているし、
老廃物を浄化する力が大幅減少して蓄積していまう。
またそんな大腰筋は同時に血行不良がたたって冷えています。

要するに劣化し退化(=廃用性萎縮)しやすい状態になります。

そのように普段、その人が気づくかどうかは問題ではなく、
大腰筋という足の筋肉が脊椎に統合されたものが使えない。
そのような状況に陥れば、どのような施術院に通おうとも、
腰部の前への反り返りが出てしまい、
内臓エリアが脊椎で押し付けられて、
内臓下垂へ陥ります。
もちろんそれが行き過ぎれば腰痛やギックリ腰、
そして腰椎椎間板ヘルニアなどへと展開していきます。


理想的な使い方ができていなければ、筋肉は劣化するのです。
廃用性萎縮という、使ってないならば栄養素をそこに与えようとはしないんです。
そして栄養素が受け取れない筋細胞は細りだして萎縮していく。


そういった退化するというやり方の適用のしかたもでてきます。


もちろん大腰筋という筋肉だけが廃用性萎縮という退化へ向かう筋肉だというのではありません。
姿勢が悪い人は、背中側の筋肉の伸筋が全般、姿勢維持ができなくなるような退化や劣化が起きています。

そこから抜けだすためには、
すでに萎縮等が起きているときには同時に筋膜の癒着が強まっていることがあり、
まずは筋膜リリースでそこに血液の流れを取り戻させる。
そうすることがファーストステップ。
そういう施術の使い方は賢いですね。
貴重な時間をショートカットできる。
そして少しでも施術者からアドバイスを得られたかどうか。
それが進化するステップアップがしやすくなるでしょう。


退化した状態から戻りだしたとき。
暫時、退化した筋肉を適量、きっちりちゃんと使うようにすることが大事。

筋肉を技巧的に使えるようスキルアップするようなトレーニングをすれば
使い勝手が飛躍するだろうし、その筋肉の真価は増していく。
着実に結果を残していけるようなプランで動いているかどうかです。
明確な目標や目的であること。
そこが可能なかぎり具体的に何をやるのか、成長の方向性を見つけること。
最初はなかなか成長がおぼつかないかもしれません。
今までのパフォーマンスがでなくなるからです。
いきなり結論が出ないからということで、
そこでやめてしまうようなことはいけません。
自分が成長しているかどうかということに関心を深めて、
そこでチャンスを得て自信を深めることができるかです。

成長基調であることは、結果をいきなりもとめるよりも、
遥かにしっかり評価すべきです。
きっと結果はそんな簡単に出るようなものではないから。
そのことにいい加減気が付かなければ、
本当の成長が起こる前にやめる体質が就いてしまいます。

そうなっていないか?

もしそうなっていると気づいたとすれば、
退化グセから進化グセに変わるための方法を捉え直さなければなりません。


ちなみに、、、
運動は「量」と「質」とどちらが大事だろうか?

私は個人的に質が伴わない運動はからだに悪いものだと思います。

型がよれた状態の骨格のフォームの状態で動き出すならば、
結果的に質のよい運動はできないので、
華々しい成長はありえない。
質をあげるように意識して動くならばいい。

ただ無目的に運動の量を求めて、
骨格フォームが多難な状態で無理をするなら、
それは体のなかに負担を強いる一部分だけの箇所など、
血行を悪化させたり体の左右差や前後差、または重心の異常な上昇などを強いてしまうようになるだろう。

それは健康を阻害するような場合がある。
たとえばウォーキングをしている人のなかには、体の左右のズレを過剰に強調させるような歩きをしていて、
これは腰痛症がきつくなるだろうとか体の症状が外見上私どもに読まれてしまうものなどもいる。
批判的なことを熱心にいいたいのではない。

・・・
個人的な心残りですが、
昔、地井武男氏の「ちい散歩」を見るのが好きでした。
彼の歩き方は特徴的で、手を横・斜めに振る癖がある。
見た目にはかわいい感じがしてくる動きだ。

ですが私が実際にその動きをマネてみて数分体験したら。
腎臓裏手に不具合な状態を感じ始めていた。
「これは、何らかの問題が出るのではないか。。。」そう感じられた。

体のアシンメトリーな動きの不具合は、
ときには大きな問題につながるときがある。

つまりシンメトリーデザイン化された動きから離れれば離れるほど、
アシンメトリーという崩壊しやすい骨の並びに拍車がかかります。


私は自分が動きの研究をするときに、
極力自分の姿を外側から観たイメージを思い描いて正誤を図ります。

ときには施術のやり方のポイントを見出すときには、
タブレットのビデオ撮影機能で自分の動きを撮影し、
そこから客観的な良否をつぶさに観察していきます。

ビデオ撮影や全身の姿見のような鏡を利用して、
自分の姿を見つつ動きを評価していかなければ、
動きの姿勢や動きの動作について良否の成績は
たいていがお手盛り感が大幅にアップしている。

質をあげようとするときな、
信頼できる指導者に観ていただいて指摘を受けること。

それができれば、なお、いいでしょうね。

私自身、自分の動き方の片側のみの強化などを実質してしまっていて気づかないとき。
そのようなときな使っている筋肉は過剰に使いすぎて筋肉を硬化して劣化させていて、
使いすぎている筋肉の裏側には使う量が少なくなっていたり、
またはほとんど使えてない筋肉が多量にあるようであれば確実にそこは廃用性萎縮だ。

そのような問題が体の内側で見え隠れしている。

相応に体の使い方を研究している者の場合でも、
客観性が確保できていなければ穴があることが多いので注意が必要だと思います。
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2015年08月30日

数本の筋肉の力を合わせて合理的に発力させる手順とは

体のパーツは別けて動かそう

本日は、ヒップホップダンスをなさっておられる男性が施術を受けていただきました。
ありがとうございます!


そのときに上半身、特に腕力を固めずに動作させるといいなと思い、
腕を使うときには、鎖骨の内側の付け根のある胸鎖関節部分から動かして、肩、肘、手首、等の、
内側から外側へ流れる関節の動きを意識するといいのではと。
そうすると腕の重さなどゼロに等しい感覚で腕が持ち上げられるし
腕のねじり方を工夫して動かせば腕の移動を可能にさせることもできる。


そして次に、
文章で書いて、説明が通るかどうか心配ですが。





ひとつの動作をする場合に、
たとえば腕の大きな筋肉の3本が関連して人を押し動かす場合があったとしましょう。


そのときに、
3本の筋肉を一気に全部をまとめて動かそうとするとどうなるだろうか?


やってみればわかりますが、
必死に頑張ってみたとしても、
思ったほどは強い力が出ない。



互いの筋肉がどの方向に動くのが適正であるかを脳が計算できずにいる。
つい同時に動かした筋肉同士が縮み切る前に筋収縮をやめてしまったり、
相手に力を渡し切る前に自分の内側への反動が響いて跳ね返ってきます。


力みが運動性能や力の伝達力をを悪化させた状態に陥る。


私が思うに、力が外に伝達されずに、
力を出す本人の内部にこもってしまっている。


これが本当に一番、自分の体をつぶす原因になります。


でも、ついついやってしまいがちになると思います。。。


ではその3本の筋肉を順序立てて一本ずつ働かせていく。
つまり一本の筋肉が想定する適切な量の筋力を出したら、
次の一本を働かせるという操作を繰り返していく。
それで3本の筋肉をまんべんなく力を出させるとしよう。



そうすると、
一本ずつの筋肉が力を発揮させるときは力みが大幅に減少していることに気づくはずだ。
一動作は一筋肉で完結させるようにして、動きを練っていく。


この動きのねり方を繰り返して修練する。
一動作と一動作がしっかりつぶが立っている状態を作りつつ、
それらの一動作が短時間に次々に移り変わり連続することで、
一気に数本の筋肉を動作させて力みに体を痛めつけることを
避けられるような動作が可能になっていきます。


複数の筋肉をいきなり同時に使っての練習ばかりする場合と、
一動作は一筋肉で完結させる意識で動きの質を磨く場合では、


後者の場合を取り上げれば


・ 動作時の呼吸の質の向上、
・ 動作時の疲労軽減、
・ 動作時の集中力増による余裕が操作の工夫を進化させる、
・ 圧倒的に力の発力の差が生じる。




施術者の良し悪しも、
私はこの操作ができているかどうかで判断しているところがあります。


日頃から十把一絡げで適当に筋を操作するという習慣があるならば、
一本ずつの筋操作の要所が見当がつきにくくなってしまうからです。

それでは筋肉の操作特性を自らの内側で感じとる感性が育ちづらい。


私の文章からは、ちょっとどのように操作すればいいのかが実感がわかないでしょうが、
その力みがある操作と、力みが抜けた力の伝達がなされた際の圧の差は、
受けてみて体感すれば一目瞭然の違いを感じることとなります。


よかったら、身体操作を練ってみようという方々は、ぜひ、研究してみてくださいね。
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2015年08月27日

骨盤底筋の体操ってあるの?

・========================================・
【 業務上お知らせ 】
2015年9月分の予約表更新いたしました。
ご予約可能なお客様は、ご検討の程を!

『ボディワイズ 予約可能日程表』
http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm
・========================================・



先日、女性のお客様から質問をいただきました。

質問者:「骨盤底筋を鍛えるにはどうすればいいの?」

解答者:「ケーゲル体操(骨盤底筋体操)という体操法があるんです。お聞きになられたことはありますか?」

質問者:「な〜に、その体操?」



ケーゲル体操は、
アメリカの産婦人科医アーノルド・ケーゲル博士によって考案されたそうです。



まず、骨盤底筋の筋力が弱化したり問題が生じたらどうなるのでしょうか?

骨盤底筋が緩んでしまうと、尿漏れとかの泌尿器系に問題が起きてしまう。
骨盤底筋が硬化萎縮してしまえば、
尾骨が肛門側に引っ張られて、あらぬ方向に持っていかれ曲がってしまう。

特に女性の場合ですが、
骨盤底筋は腹式呼吸をするごとに上下動する仕組みだ。
子宮が下垂したままになり膀胱にペタッと癒着したら、
骨盤底筋が上下動してくれるにしたがい持ち上げられ、
少しずつ緩まされ剥がされるような操作をしてくれる。
そんな調整力が骨盤底筋の筋力不足では起きにくいし。

それだけでなく、子宮脱・膣脱や難産や会陰切開にも。

また医学的には語られないでしょうが、
会陰部分に第一番目のチャクラ(根チャクラ・ルートチャクラ)というものがあります。
骨盤底筋を上下動させることで「火の着いたかまどに、ふいごで火の勢いを増すように」させる。
その第一番目のチャクラが活性化することで、
第二番以上のチャクラが活性化し勢いがつく。
第一のチャクラ会陰部のチャクラがしっかりするにも、骨盤底筋パワーが必須。

骨盤底筋が活性化していないと、精力に欠けてしまうといわれます。


それらもろもろを改善させる好影響な成果を期待できるものがあるといいですよね。
そのやさしいやり方のひとつが骨盤底筋体操。


YouTubeで関連する映像を探してみました。

以下の映像では骨盤底筋がイラストで解説してある。
他の骨盤底筋の解説動画はそのようなイラストがないので、
まずはこちらをご覧頂いてから、
さらに骨盤底筋のエクササイズを具体的にトライしたければ、
YouTubeへ飛び関連映像を探していただければいいでしょう。


https://youtu.be/5yPmuUha7tY
尿失禁を予防・改善するための骨盤底筋体操DVD

比較的負荷が少ない、やりやすい運動だと思いませんか?



私が立ち居振る舞いをお伝えする際に、

あにはからんや、、、
上記の映像の骨盤底筋体操と、
似通った姿勢をしていただくことがいくつもあります。

ケーゲル体操(骨盤底筋体操)では・・・
上の映像を見ていただければわかりますが、立ったり座ったり等の姿勢で
おなかの力を抜き肛門と膣を締める
閉めたままゆっくり5カウントキープ
力を抜いてリラックス
おなかの力を抜き肛門と膣を締める
すぐに弛める・すぐに締める・すぐに弛める・・・5回繰り返す

ということをしていますよね。


私の施術で動きの操作をするとき。
体の使い方をぜひとも練っていってほしいお客様には、
動きの解剖学の本を参照していただき、もうちょっとステップアップしたレクチャーです。

肛門部分を引き上げるというのは、内閉鎖筋等を持ちあげましょうと、
肛門を締める以上の難しいことを言って顰蹙をかうこともあります。
なかなか言葉で内閉鎖筋等を・・・といわれても、
そこの操作が実感できるものではないです。

でも知らないのと知っているのでは、
いずれ身体操作が飛躍するときには
そういった知識を得ているかどうか。
そこで差ができますから。 ^-^

ちなみに肛門を締めると、息が止まって動きの操作ができなくなるんですよね。
それを嫌いバレエ等では内閉鎖筋等を使い骨盤底筋を操作しています。
それは理にかなった理想系なんです。




ケーゲル体操は男性がやって、
意味が何もないのでしょうか?

私は、そうだと思っていません。
男性も、泌尿器の問題が出てきたりする際は、
骨盤底筋の弛み過ぎが問題であることもある。
加齢とともに、排泄関係のことに気になることが増えてきます。

女性同様に男性にも骨盤底筋があり、
そこを鍛えておかない手はないです。

そのような意識を持って鍛錬すれば、老後に幸せになりますよ!


骨盤底筋が感じ取れない人は、
下丹田の意識が希薄ですから、
同時に中心軸の下端部意識も希薄になっている。

体の芯を正確に真ん中で捉えたいならば、
男性も骨盤底筋体操を意識的に取り入れるべき。
そう思います。
posted by スズキ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日

立ち方が尾骨の自己矯正を進めてくれるということ

本日の施術で気づきましたこと。

尾骨が前の方へ曲がっている状態があったお客様。
その方が立ち方が、私が合理的と考えている状態で立つことができるように落ち着いていかれました。

以前から立ち方が改善すると尾骨の変位にも揺さぶりがかけられて、
正常な位置へと動き出そうとしますからねとお伝えしていたと思います。

怪我でしこたま尾骨を打ち付けた人は、
これが起きづらいというところが傾向としてあるようですが、
長年をかけて自然に歪みが生じてきていたという方は立ち方が磨かれると、
それで骨盤の前傾が是正されたり、
骨盤底筋の前後へのゆりかごの動きが出たり、
骨盤底筋やその周囲の筋肉のゆるさがでてきて尾骨を曲げるほどの骨化した靭帯部分がゆるみだす。
そのような現象が起きることを、
私は幾例か見たことがあります。

ですが通常はお客様にそのようなことがあるんですよといってみても、
「 ほんまかいな ? 」
というような疑心暗鬼を生ずることも多くて。
うまく信じていただけないこともあるのです。

実は本日のお客様の尾骨部分。
以前は前の方にかっちりと硬化して曲がり、
びくともしなかった様子でした。

いまだに前の方に曲がりがあるものの。
それが本日は尾骨や仙骨の繋ぎ目部分が筋肉のしこりで一色単になっていた状態を脱していて、
尾椎の骨の形状が米粒より小さなものまで察知できる。
尾骨の先端部分がしなやかに動きがでていました。
そして驚いたことには、尾骨が一枚板で前に強く持っていかれたのですが、
その尾骨の尾椎のパーツの上部が緩み分かれて丸みがでていた点です。

そのような点を、実際に本人にもちょっとモニターしていただきましたところ、
確かに尾骨の尖端を軽く押すとゆるく動きがでるというような
柔軟な状態に変わっていると認識していただけました。

今はまだ、改善していく過程かもしれません。

ですが、
アスリート系の方々やムーブメント系のボディワークをなさっておられる方以外で、
自力で立ち方や呼吸法の改善等でこのような変化した状態にまでいくことの大変さ、
そして積み重ねられた努力に、私自身が感動した次第です。
本当に、実直に、地道に頑張ってこられたことが伺えます。


自力で尾骨の歪みを是正した人は、
二度とまた以前のような不具合が出た状態になりづらいでしょう。


私のところでは肛門部分に指を入れて矯正するということはしませんが
そのような施術をなさるところでお世話頂きましたとしても、
尾骨を指をいれて調整を受けられた方の場合、
骨盤の前傾が治っていないようならば早々に元に戻ろうとします。
そこでまた尾骨矯正が必要になるといういたちごっこになります。
あまりに強い尾骨の曲があってという場合には、
緊急避難的にそのようなことも意義があると思われますが、
そうでなければ個人的には立ち方等の磨きかけをすることで、
少しずつでも自力で曲がった尾骨を元に戻せるようにすることが理想だと思う。


このような理想型にたどり着ける人も少ないのが事実です。


ですからこそ、このような変化が出た人が一般の方でもいたのですよと言えるのは、ありがたいことです。




立ち方の理想型につきましては、
それは諸説あって、各々が自己主張をなさるところですから。
文章でうまくそれを伝えるのも難しいのかなと思っていましたが。

スタジオプラスエー( https://studioplusa.wordpress.com/ )の
山本様から教えていただいきましたとあるサイトに書かれている立ち方。
そのサイト自体には好き嫌いが分かれそうなところがありますから、
今のところこちらのブログでは掲載を控えさせていただきますが。

そちらのサイトに書かれている通りの立ち方が
私の自然体と申します理想型にとても近いもの。
驚いていました。
同時に、うれしくなりました。

さすが、山本様は密度の濃い情報を集めるアンテナが立っておられて、そんな情報の宝庫です。 ^-^
それに、本当にタイムリーなときに、タイムリーなことを教えてくれるありがたい御仁です。 

その立ち方を教えてくれるサイト。
そちらでの術のコンセプトを利用できれば。
非力な女性でも情報を相手に伝えることで、
施術をするような際に大きな助けが得られるかもしれない。

そのような可能性を引き出すには時間がかかるかもしれないが、
できるだけショートカットして、まずは私が理解しようと思っています。
吟味し、起死回生を狙っています。
posted by スズキ at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

背中を押してくれる誰かのパワーを感じて歩こう

昨日の施術でのこと。

はじめてお会いしたお客様。

体の症状については問題はあるかもしれないが、
そちらを指摘されたいのではなくて、
歩き方、立ち方を学びたい。

そのような希望を持たれていたお客様でした。

施術の感想文を提出願うこともあり、
しっかり施術をさせていただきました。
そして最後の最後の、歩き方のレクチャー。


歩き方、、、実際は、教えることができるの?

そのような実感を持つ人も、いるだろう。

それは大腿直筋を使い歩く人と、
大腰筋などの伸筋群を利用して歩く人とは、
感覚がまったくの異質さを示すからだろう。

言葉で伝えるときには、
工夫してイメージで伝えようとしても、
所詮は左脳で支配するのが言語ですし。

左脳モードに優位になられるならば、
どうしても、逐語的なプログラムを上から下に箇条書きにして読み進める形になる。

それはお伝えする側のチャンクアップされた情報を小分けしてチャンクダウンする。
その過程で、どのように噛み砕いて伝えようとするのか。
そこでの工夫が難しいのだ。。。

左脳モードにて動きを統合できるもではないのです。

右脳にイメージというホログラム仕様の
複雑な立体視野を併せ持つようなひとまとまりの小分けされないままの
ナマの情報を伝えることができなければ。
質のいい動き方を、そっくりコピーすることは難しい。

いつも、いつも、悩みます。
左脳モードにて動き方を伝えるならば、伝えられた感が薄い。

だから一回でのセッションで、
歩き方を伝えてほしいといわれると。
できるところまで頑張って伝えるしかないと、
ベストをつくします!という気持ちで頑張る。

実にもどかしいところがあります。

大腿直筋主体と大腰筋主体の歩き感覚の違いは?.png


左図は大腿直筋で歩く人。
膝を持ち上げるため太ももの前や外側を使っています。
意識による進行方向のベクトルは、『前方』です。
一般的な日本人の歩き方は、
こちらが定番になっているのでしょう。


右図は大腰筋で歩く人。
ここでは大腰筋を使うにはというような外形を伝えるのは、やめておきます。
どのような動きの感覚があるか?
背中を相当なエネルギーを持った誰か第三者のものが押してくれるに任せる。
腎臓のある位置の高さの両サイドを押される感じといえるのでしょうか。
自分で歩いている感じはないのです。
そしてむしろ後ろに進む感覚がある。
意識による進行方向のベクトルは、『後方』です。
後ろに進もうとする反作用の力で前に勝手に進んでしまっているという感じ。
このような歩く際の感覚があるというのは、
体験したことがあるものは、
ちょっとした驚きがある。

ただ理詰めでどういう仕組みであるか理解できると、
体の中のテコ入れがきっちりなさってある運動生理的に則っています。

さほどびっくりするようなものでもないんです。
私でもいつでも調子がよければ再現可能なもの。

このモードで散歩をするのは、
本当に楽しく充実しています! ^-^
右脳の活性化する度合いも半端ではない感じでリフレッシュするんです。


でも、体験したことがないと不思議に思えます!

ただこのような種類の動きについて、
言語化して伝えることの難易度は高いものです。。。

ですが、ラッキーなことに、こともなげに歩いていた。
ちょっと、2〜3の要点を伝えるだけで、
私「あっ、できてる。それでいいですよ〜」 ^-^

背中側に寄りかかって歩く感じがあるので、
さらに感覚を磨いて研ぎ澄ませるならば、
何らかのフィジカルやメンタルな問題も、
自己完結型で対処できるように落ち着く。
そんな明るい気持ちにさせていただける。


で、実質、歩き方を必死に教える手間もなくあっけなく終了。


武道等を愛好しておられる方で、
極めているような方々は普通で
この状態なのでしょう。
何例も拝見させていただいたことがあります。
つまりあまりいないタイプです。 ^-^;

ただし、、、
私は一般の方では、ほとんどない、稀有なことでしたので。



昨日お見えになられた女性は、
AFPセミナー等での修行で、
すでにこの歩きの感触を得ていたそうです。

右脳伸筋モードでの、歩きの感触をご存知。
そちらを再確認しようとお考えになられて、
歩き方を教えてほしいという希望だったのですね。
すばらしいことですね〜。
納得でした。 ^-^



体験してみないと、
わからない世界。

あるんですね。。。


あらためてAFPの強力さが伝わってきました。 0.0;


そうか・・・。
私の今までの歩き方の伝え方から、
一歩、先に進めるには別の手も持ちだしていければいいんだなと。





現状の私の施術からは切り離さなければ、
時間的にそれは難しいのですが、新たな可能性を感じさせていただけました。
posted by スズキ at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

背面の首の筋肉はどこから?



背面の首の筋肉はどこから?.png

知っている人は、知っている。

上の図の(a)と(b)を比べると、
(a)のほうが黄色のボックスで囲まれたラインエリアは広いでしょう。

そしてもちろん、頭蓋骨に付着点があるから(a)のエリア内の僧帽筋。
それはすべて首の筋肉なんです。
みぞおちの裏辺りから首の筋肉が伸びているわけ。
大きいよね。広いよね。
首の筋肉って。

だからものすごいパワーがあるのが首。

この筋肉を余すことなく使うには、
肩甲骨が肋骨から浮き上がる必要がある。

(b)図が自分の首だという感触を持つ人は、
肩甲骨が肋骨にベタづいている人が多いのです。
肩甲骨が左右に開きすぎていたり、上に持ち上がる。
それでは僧帽筋が首の筋肉だといえるような実感がわく動きが不可能。

そのような設定で生活をしていると、
肩こりや首こりはもちろんのこと、
姿勢のみばえが老化したようになって悪くなったり、
起立筋の緊張が横になっても抜けなくて大変です。
体の重心だって、臍下丹田からずっと上にずれて上がってしまう。

後頭部がしっかりと背中に重さが乗せられているかどうかというのも、
僧帽筋の動き出しを良好にさせる重要なチェックポイントです。

それに肘の位置が整えられてしっかり脇が閉まっているかどうかも。

研究してみると、
すでに体幹力が育っているならば
頭が楽に支えられるようになります。
そうなると、かなり楽しめるんですよ。

頭って、中空に浮き出す感じがする!って。
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2015年07月14日

骨格フォームの違いと大腿直筋の硬さの関係

大腿直筋 : 上前腸骨棘あたり(正確に言うと下前腸骨棘、寛骨臼上縁に付着)と膝蓋骨あたり(膝蓋骨を経て脛骨粗面に付着)に付着している筋肉です。

★大腿直筋.jpg

大腿直筋が硬くなってしまうと、困るんですよね。
そうなると骨盤が前傾して全身の歪みが画期的に起こってしまう。。。

とにかく腰痛になったり、歩きづらくなったり。
O脚やX脚になってしまってスタイルが悪くなってしまう。
長距離歩こうとすると、すぐにバテてしまうときもあって。
そして右利きで右の大腿直筋が硬いとすると、
同期してのように右の内転筋群が硬くなって。
内転筋群の硬化萎縮は小腸を下垂させますから、
消化器の影響も出てくる。
出っ尻になリやすく、鼠径部が詰まると血行の停滞や足にたまったリンパ液が排泄できずにパンパン。




じゃ、整体屋さんやマッサージ屋さんで、硬くなった大腿直筋をゆるめてもらえればそれで話は済むの?

残念ですが、そんなに簡単な話じゃないんです。
骨格の起きどころが改善できなければ、
「外圧をかけたマッサージ等の成果は長続きしません」。

なぜなら体の傾斜が起こす転倒を防ぐための支え棒やギブス等の応急材として、
大腿直筋等を使ってしまう骨格を持っている人にとってみれば、
わざと大腿直筋を固くしておかざるをえないのです。
気づかないうちにそのような使い方を選択している。
日本人の過半数が、そうなっていると言えるではず。

骨格のフォームが変わらなければ、
外圧をかけて大腿直筋を緩めるのは対処的措置でしかない。

では、どのように変えればいいというのだろうか?

大腿直筋で見てみる.jpg

図(3)の骨格姿勢では、ほぼ、上述したような不具合がまんべんなく起こります。
大腿直筋は、深部までカッチカチで、つらいです。


では図(2)と図(1)ではどちらの骨格姿勢が、
大腿直筋の柔らかさをキープできているのだろう?

触っていただければわかりやすいのですが、
図(2)では、そこそこ大腿直筋が柔らかい人もいますし硬い人もいます。
ちょっと筋膜リリースをしてみると、ばらつきがあるのですね。
だから中には、いい感じの人もいるので絶対にダメといえるものでもない。

図(1)では、大腿直筋もハムストリング筋も合わせて柔らかくて赤ちゃんのよう。
ほとんどの人が図(1)では、そんな素晴らしい状態で柔らかさのレベルは図(2)とは格段の差です。
容易に大腿骨が障れて骨の形状がリアルに触診できてしまうのが通常です。


私は幾人も幾人もの施術をさせていただいた。
運動能力が優れたアスリートの方も、
年齢的に高い方も症状を持たれた方も。
それぞれの特徴として、
大腿直筋の深層部の芯が柔らかいか硬いかで分けることができるようだった。

筋膜リリースを得意にしている私は手の感触で
大腿直筋の柔軟度から観察しているわけですし、
筋硬度計測器を持っているので数値で計測した。

すると図(1)の状態で長い年月暮らされている人は、
もしも何らかの体の具合が悪くなっても、大丈夫です。
相当の生命力や免疫力があるから、自力で治せますし。

そしてなにより運動性能が富み、
動き方の談義をしていくと話が噛み合って楽しい。

天才系の運動神経を持っている人もこちら側にいて、
筋力で体を縛り付けて立てようとはしていない。
骨をバランスよく縦に積み上げる。
それぞれの体を支えるための関節は浮かして浮身をこさえて、
しなやかさの優位なままだ。

力んだ立ち方を強いて関節部分で骨と骨を粘りつかせているのか、
関節部分が体幹に近い根本の骨から末端の骨を浮かべる湖の湖水にして浮かべる感じなのか。

それは格段に、体を保持している際の、たのしさやウキウキ感が変わってくるというものだ。

椎間板の萎縮から自律神経の機能異常が出てきます。

とある加齢して80歳ほどだが相当に動ける中国武術の老師。
その方の背中をレントゲンで撮影したところ、
いまだに40代ほどの脊椎状況で椎間板のボリュームがいい。
そんな写真も残っているほどだ。
脊椎の椎間板たちの若さはそのまま加齢しても残せるのです。


ちなみに図(3)では、どうしても椎間板はくさび状になり、
腰椎や頚椎の椎間板ヘルニア化が起こりやすい。
股関節や膝関節にかかる負担も大きくなります。
実年齢以上の加齢した状態に身を置いてしまう。
ひとまず、ここからは、早急に退去すべしです。
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2015年07月13日

自分の体を研究所として化して、理想姿勢を見極めよう。

3つの姿勢比較.jpg

上図を見てください。

身長が低い順に並べると、
「B-A-@」です。
なぜ同じオブジェクトデータなのに、
背丈が縮むの?

この場合は、脊椎の前後屈(前後に歪みが大きい状態)と
左右屈(左右に歪みが大きい状態)が過剰になったことが原因です。


Bは、猫背で、腰が前に行きすぎている。
もっとも骨の歪みが大きいパターンです。 

多くの方は、
直感的にBは、
望まないと思います。

老化すると、このパターンになりやすい。
かつては、そのようにいわれていました。
椎間板ヘルニアのような、
椎間板がくさび状になり押しつぶされる。
そのような症状に繋がりやすくなります。


次に考慮したいのが、A と @ の違いです。

どちらが理想的なニュートラル姿勢なのか?

@ を『平背』と呼ばれて、
不良姿勢とお呼びなさる方もおられるようです。

ですが私は @ が理想だと考えています。


理想姿勢は、
息を吸う、息を吐くの呼吸動作を助けます。
ちょうど腹式呼吸の際に、
息を吸うときと、息を吐くときの中間位に骨盤が建てられた状態です。

下丹田部分が、後ろにも前にも容易に移動できる状態の骨格形状とは?

それは、すでに身長の背丈が短縮しているようでは☓。
腰椎がはじめから前弯していると不利な点が生じます。
即座には息を腹式で吸う際に腰部を丸めにくいのです。
そのテンポの落ちを私は嫌います。

ちょうどギターの弦を爪弾くと、
その弦は前後に同量の振幅をはじめるでしょう。
そのような状態が起きにくい骨格上の並びでは、
振り子のような規律性のある前後の質量移動が
難しい状態から動き始めてしまうのですから。
その不自由さが後々まで尾を引くことになる。

それに「大腰筋の操作」がしやすいかどうかですね。
圧倒的に @ が有利であることは、
バレエをなさっておられる方々から明らかです。

理由は、ざっくり上げるだけでも、
お客様の特性に合わせた言葉を選び施術中に解説しています。




ここで大きな問題があります。

 A の姿勢がいいと思っている方は、 @ へ移行しづらい。
 A が理想だと思っている以上、 @ の姿勢は慣れてない。

やってみても正確にできませんし、
出来損ないのちょっとマネの状態をしてみても、
それは明らかな不良姿勢だとしか思えないようです。

辛いところですが、ここで先に進む道が消えている。

「だって、こんな変な姿勢がいいわけはないでしょ」
という、ことです。

ですがそれは、
現状の自身のなかに存在するしこりが機能的な姿勢という
歪み姿勢を快適と思わせる体感から由来する情報に支配されている。

歪んだ現状だから感じられる感覚を信じている。
歪んだままの状態から抜け出せなくする罠です。


よほど理詰めで理想状態を構造上の強度や呼吸の質と腹腔内分の内臓のあり方など、
 @ の優位な点が自分で思考して腑に落ちるまで納得し切るまでは、
特に大人から指導された場合は、持続的に変化を維持しづらいのです。

ある程度、深層筋のしこりの数々をリセットすることで、
歪んだままで動ける機能的な姿勢自体が理想姿勢に近づけることもできる。
そうなってから、理想姿勢を体験していただくほうが期待が持てるだろう。
理想と現実とのギャップの距離が、かけ離れ過ぎないで済ませられる。


私自身、以前は施術中に腰痛や肩こりなどで背中をキネシオテーピングでびっしり、
どこぞの力士やバレーボール選手やテニス選手以上に痛々しいほどに貼っていたが、
それは A の姿勢までしかできていなかったからだ。

過酷な施術に絶えられず血を吐いたり、円形脱毛症にもなった。
長期休業も繰り返さざるをえなかった。
それは私の経験したことだった。

それが @ に改善したときから、
体力が増したし疲労蓄積も少なくなった。
過酷な筋肉を酷使する労働を送る私の筋肉は上腕筋や大胸筋や大腿直筋など、柔らかい。
風邪もひきづらくなった。
いいことを挙げれば数えきれない。

人体を若返らせるためのノウハウは、ここにある。

ただ私が自力で研究していって @ に自分の身を近づけるようにたどりつくのにも、
自身で研究して確かめつつ少しずつ姿勢を合理的な方向へと書き換えた過程があった。
かたつむりほどの歩みで10年はかかっただろう。
その間に厚みのある知識を仕込んできたため、
自分が自分を納得させるには十分な量と質だ。

それだけの研究成果のほんとうに小さな断片を切り取っていくつか紹介してみても、
それだけで十分に他の方が納得できるものではないのだろうと思う。
ただ時間の関係上や話の取っ掛かり上、
そのような断片の紹介に留めるしかないのが悔しいところです。


私は研究素材として本を買ったり図書館から借りたり。
姿勢関係を磨く資料だけでも相当数集めて読み込んだ。

医師の勧める姿勢の本は多数読めば医師ごとに矛盾したことを語っている場合があるのはわかる。
Bがいいという人はいなかったが、
A か @ かというと、どちらかと言えば A がいいという先生が多いように感じた。
@ を推奨する先生はロルフィング創始者のアイダ・ロルフ等、あちらの先生が多く思う。

とりあえず私の本を読む姿勢は、
結局、権威がある先生だからといって私は信じません。

「どこかの権威の先生がいうにはこのような内容だ」
そんな紹介をしても、
それは自分の責任を放棄した投げやりな責任転嫁のやり方でしかない。

書籍は「正解を語る」という先入観を捨てる。
参考にするお題が提示してある問題集を手に入れたと考えたい。

合理性がかけた点があると自分が感じるほどの本の雑味があれば、
著者の目の付け所が間違えていると思う。
自己中心的な読み方だが、それでいい。


つまり A がいい姿勢だとテレビや本やトレーナーにいわれたから、
それでいいんじゃないのという考え方の幅を削って狭めてしまっている。
そこの制限を外せなくて、そこでもったいないことになっている人が多くて。

私はそれを「他人の言葉を鵜呑みにしている」としか見えなくて。。。
聞きかじっただけの真偽の自身で感じ取れない情報を信じて盲点を持つにとどまらず、
検証的に再考することを勧めたいのです。

自身の体を使って検査検証していく。



たとえば、「本」で言えば、
著者も間違えたことを書いたと気づいて、
訂正したがっている場合もあるのが普通。
研究が進めば、そんなことはザラですね。


すべての著作は「参考程度」です。

ただ自身で完全に試して検証して、
そこからさらに進化したものだけ、
正直にそれを私は正しいものだと。

そういう自信がでてくるものです。

熟成するのは、
自分の体験に落とし込めてからだ。

結果的に私が言動を尽くして施術中に指導した言葉は、
自分の気持ちにしたがうならば自信が持てなければできない。

それだけの時間のうち、身体操作のボディワーク系の本で参考になりそうなものはすべて読んだ。
太極拳や武道系のテキストも自分の体で著者の言葉を疑ってかかって真偽を確かめつつ検証した。

かなりくどくどとしたことを書いてきました。

自分の体と積極的に正面切って向き合う志がある方には
他人の言葉を鵜呑みにしてほしくなくて。
他人の言よりも、自身で自分の体を使ってどちらが優位なのかを試して欲しい。

そうしないで、大損をしているような場合も、
多々あるから。

そしてこの度のような姿勢の解釈についても、
そういった代表的な事例だと思います。


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2015年07月12日

背中の胸椎の後屈をどうやって減少させればいいのかの対策案は?



理想の脊椎の湾曲と前後屈が大きい場合.jpg

下手な雑な絵でごめんなさい。

とりあえず左図が理想状態の脊椎。
それほど大きな前後の湾曲はない。

そして右図が前後の湾曲が大きい。
こちらでは湾曲前より後のほうが脊椎が数ミリから数センチずつ縮小しているのがわかる。

こちらの状態のほうが脊柱起立筋の負担が増していく。
そして上部胸椎の湾曲は呼吸器系や循環器系に問題が出るだけでなく、
免疫系にもよくない状態を創りだすことは知られている。

なのでできるだけ左図の理想状態に戻したいところです。

今日、どのように理想状態にすることができるのかなと。

自分がしているところを考えてみると、
やっていることといえば、
小さな部屋の中での木刀の素振りくらい。 ^-^

実際に工夫しながら木刀を振る。
やってみると、
脇の詰まりやすいところが伸びるだけではなく、
胸を開いたり閉じたり、
背中を閉じたり開いたり。
それの交互の運動すると、
自然に腕の力みなく木刀が動き出す感じがつかめる。

右手を前にしたり左手を前にしたりして構えを変えて振るのだが、
それぞれ50回ほど振るとちょうどいい感じの頑張った感がある。 ^-^;

おそらくこれって伸びやかに背中の筋肉を使えれば使えるほど、
体が若返り始めるのだなとつくづく感じられる。
呼吸や循環や免疫力が良くなるようだからだ。

ラジオ体操の「腕を上にあげて横に倒す運動ー」でも、
もちろんやっている動作自体は違いはないのです。

ですが、木刀の振り方を少しずつやり方を独自に工夫して振ってみると、
様々な振り方が身についてきて技巧的になっていける。

結果的に、素早く一撃で正確無比な打ち込みをしたい。
それを適えるためにはどうすればいいかを吟味して、
一回ずつ振り方を変えて確かめながら練習を積みます。
たとえば木刀の握り方、胸を動かし手を動かす意識などなど、
細かく観ていくのです。


意外に素手でおこなうよりも物を手に握り操るほうが、
動きの正確性が誇張された剣先の動き方を観てわかる。
それが動きの質の良否を直感的に教えてくれることに。

それはゴルフのスィングを練習するには、
体だけを動かして操作の具合を見るより、
打ちっぱなし等で実際にゴルフクラブを握って打ったほうが、
合理的な動きができているかどうかが判断できるのと同じなのでしょう。

・・・そう考えれば、ゴルフでもいいし、
水泳という水を使うものでも同じような胸郭と肩甲骨の操作が大切になる。
ただしゴルフの場合は、素振りを左右同回数だけ同じ気合で均等にしなければ、
体が歪むリスクがあるから、そこはしっかり左右差を作らないように注意したいですね。
クロールや背泳ぎ・バタフライや平泳ぎなどの水泳は、
そのような左右差を大きく作るリスクはあまりないと思いますからやりやすいですよね。

だから別に、対処法は木刀の素振りしかないわけでもない。 ^-^;

体側を肩甲骨のローテーターを利用しつつ伸ばしあげていくには、
どのような伸筋の使い方をしていければいいのかなど、
いろいろ工夫を積み重ねるといいのでしょう。


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2015年06月17日

足底腱膜(または=足底筋膜)が、大腰筋を利用する鍵になります。

足底腱膜(または=足底筋膜)が、大腰筋を利用する鍵になります。


足底腱膜とは、
足裏の底に位置する筋膜のこと。
イメージは下図をご覧ください。

足底腱膜.jpg



足底腱膜が活かしてコントロール出来ているかどうか。
それが無意識か意識的にかはとにかくとして、
足底腱膜が活かされていなければ、
大腰筋がさほど使いこなされていないと思う。

それはバレエをしておられる方と話をしたが、
足の使い方に長けているダンサーの足裏には
自在に足底腱膜を一端広げてから足の甲側の
指の伸筋をまとめ上げるステップで制御できているものだと。
それは施術をさせていただいた経験的に感じたことでもある。

この場合には足部を前から見て観察できるようなアーチで足部骨格構造を立体強化している。
そのような立体強化させて使い勝手を良くした足部。
言葉で動作説明をするのは複雑だから割愛しますが、
この足部を創りだして動き出すことで腸骨が動き出す。
そして大腰筋が自然に操作活用できるようになります。

まさにこの場合には、
末端の足先まで気が通ったかのような繊細さと丁寧さを感じられてなりません。
末端の細部に拘りが抜けているならば、
同時にコアにも意識は十分にははいりづらいようです。

大腰筋を使う使い方を大腰筋部分だけの意識をクローズアップさせて解説され、
そこにだけ意識を集中させて、大腰筋を使った脚部の上げ下げを試行してみる。
そのときにもし足部の足指が力んでいるようならば、
腸骨は動きを失する。
そして腸骨は前傾を強いられる形で腸骨筋が効いているため、
腸骨筋と大腰筋は同時に作動することは不可能に近いですし、
無理やりそうしてみたとしても、
その動きはぎこちなく本来のみぞおちの裏手辺りから足が始まるイメージでは脚は使えていません。


大腰筋と腸骨筋.jpg

そのような事が起こってしまいます。
そして「私は、こちらの足はうまくあげられるけど、こっちはうまくいかなくて・・・。
ということになってしまわれることもあるようです。

利き足側の足の指には力みが入りやすくつま先側重心にしやすい傾向があります。
利き足を手放せるような「まさに両利き」になれるトレーニングが必要になります。


そしてもちろんバレエ等をなさっておられない方でも、
両利きになってつま先重心から脱却して内くるぶしの下あたりに重心を設置できれば。
そうなれば、大腰筋の使い手に、一歩前進したことになるでしょう。 ^-^


もしバレエをなさっている方で、
身体操作の精密な部分にまで関心が高い方がおられるならば、
意図的に自らの動きを分析記録していただければと思います。
研究する過程でトウシューズのなかの見えない世界で、
ダンサーが一体どのようなことをしておられるのかを、
試行錯誤するきっかけになればいいかもしれませんね。



足底腱膜から、少し視線を広げてみましょう。

これは手の手掌腱膜との類似性が存在します。
たとえば手掌腱膜が活かされて使えるならば、
肩甲骨が生きる広背筋が効いた動作ができる。
ところが手の指をギュッと握りしめて手を上下に動かすならば、
肩甲骨の動作は起きないか起きたとしてもぎこちなくちょっとだけだ。
つまりしなやかで機能的な動きとは程遠くなってしまう。

手先の末端の手の内に秘伝あり。
それと似ていますよね。

そして同様に、
足部の末端の足の裏に秘伝あり。
ということでしょうか。

そういうことなのでしょう。
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2015年05月20日

無意識に伸筋と屈筋が同時に縮んでいては、体によくないんですよ

<伸筋と屈筋が同時に働いているとき>、「『対抗』してますよ!」といいます。

『対抗』とは、わかりやすく言い換えれば『力み』に近い感覚だと思ってください。
伸筋と屈筋は、同時に働かせることができます。

自動車のアクセルを踏み込み、同時にブレーキを踏み込んだ状態にすると
「空ぶかしのガソリンのムダ」と「エンジンの故障」が起きてしまいます。
それと人の体の内部でも、同様なことが行われている。

伸筋と屈筋の対抗について.png

精神的にストレスを貯めこみやすい人、
オーバーワークな人疲労蓄積が多い人、
虚弱体質や慢性的な体調不良の方などは
いつも無意識に伸筋と屈筋を対抗させているケースが多いようです。

本人的には、そんなに体を動かしていないぞという人も、
実は対抗で筋力をムダに発揮させて疲れているということもあります。


伸筋と屈筋の対抗について2.png


無意識に対抗させていたならば、
本人は対抗に気づかないものです。

無意識に行う対抗グセがついていると、
その癖が消えるまで、
体調は繰り返し、繰り返し元の不調状態に移行していく。

私は、対抗を消すことができるような指導がなければ、
施術を受けても元に戻ってしまう原因になっているのだと思います。

事実、そうです。

だから対抗に対抗してほしいと、常々、願っている次第です。 ^-^


ただ本人的には無自覚に起きる体調の不良化ですから、
狐につままれる感じでしょう。


ですが明らかに対抗は脳が命令を下して
自分でしている行為です。

だから自分でそうしていることに気づき、
それをやめなければならないと気づくことが大事なのです。
伸筋と屈筋を同時に力ませるような使い方は辞めなければ、
本格的な本来のフィジカル面でのハイパフォーマンスが表せません。

それはとても損をしていると思いませんか?

まずは屈筋に対して、
「屈筋さん、もう、今の時間は緩んでくれていていいんだよ。お疲れ様」と、
「私は、私の屈筋を緩めるための許可を与えます」とか、
屈筋に緩んでいいという許可を与えてあげることです。
そのような言葉を、直接口にだして言ってみるのもいいでしょう。

そうすることで屈筋本来の動きの方向を鋭敏に司るハンドリング能力が発揮しやすくなります。
そして伸筋の強力なエンジンと噛み合わせて動き出すときに、
筋力の発力に自由を得た状態になると言えるでしょう。

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2015年05月18日

日本人の大多数が『 伸筋も使える身体操作 』へと変わればいいな

屈筋主体で、緊張してばかり。

私は以前、そうでした。

だから疲れっぱなしで、
友達からも「いつも疲れてそうだよね」といわれて、つらかった。
でも、子供の頃から、特になにかした覚えがないのに疲れていた。

その理由がわからなかった。

でもたまたま合気道の吉丸慶雪先生の本を見つけた。
そこに「屈筋」と「伸筋」という、
筋肉を分化して考察するという見方を教わることができた。

「もしかすると、私は屈筋ばかりをつねに極度緊張状態で使っているのではないか?」
そのような視線を自分の身体に向けてみたとき。

そこで私が変動する大きなきっかけを得られた!


腕の屈筋動作と伸筋動作.png


私は子供の頃から体が極端にきゃしゃでしたから、
体力はなかったし、それでは気力やテンションも失われていた。

そして数十年以上かけて、少しずつ屈筋主体から伸筋主体へと、
身体操作の誤操作の可能性あるところをあぶりだしていった。

すると気づいたら、
ひ弱な過去と比べれば、
大幅に生きやすくなった。





自分が伸筋主体へと移行できた割合に比例して、
お客様の身体操作の良し悪しが瞬時に自分の身が反応して察知しやすく変わった。

自分の体が正常化していく度合いが上がれば、
自分の体との差異を具体的に感知することができた。

そして差異を埋める操作が、
施術の課題となっていった。

つまり自身の伸筋主体へと進む度合いが上がっていけば、
自分の身体操作は自在度が増していく。
その歩みに寄り添い進むかのように、
施術の成果が進化していくのは確か。

そのような内的実感があるから、
優れて伸筋主体で動けている者を見て感動すると、
「この人だったら、私よりはるかにいい施術をする」と、
正直、うらやましくて仕方がない気持ちに襲われてしまう。


先日、八極拳の呉連枝老師セミナーを見学させていただいたとき、
武医同道』と筆で目の前で書いていただいた色紙をいただいた。
武道と医道は同じ道ということの意味合い。

そのときも、呉連枝老師をみて、
「この人だったら、私よりはるかにいい施術をする」と痛感した。
目の前に、ひとつの大きな可能性を見せていただけて感謝!
もちろん一朝一夕で、老師は今に至ったわけではない。
やる気が出てきますよね。


私は伸筋主体へというメカニズムを分析的に思考するのが好きです。

それは自分が思いついた気づきが得られた瞬間、
取り立てて運動パターンを変えるエクササイズをしてもいなのに、
一瞬で動きの質が「自分の内側で変わった!」という実感ができる。
だから面白いのです。


伸筋主体へと変わる道。
それはデッサンをするときのように、
最初はおおまかにラフな図を写しとり、
徐々に詳細な図を描いていき、
やがて彩色をしていく。
幾つもの過程を通り抜けて作品が仕上がる。


武道は、一朝一夕で上達しません。

呉連枝老師や日本伝合気柔術 岡本真師範のようには、
数日の講習会を受けるだけでなれるものではありません。

昨今の風潮では、
『安・近・短』的なやり方をマネるハックできる者が要領がいいと思われる方もいるでしょう。
ですが本物になりたければ、それが最良の方策だとは思えません。

言語化情報は、外側からの見た目に騙されて芯がつかめない程度のことしか把握できません。
つまり共通言語を理解できるまでの上達がなされた者同士ならば、
言語でも内容の濃い知恵をキャッチすることができるのです。
そしてキャッチできる知識や知恵とは、
たいていがすでに自分自身が疑問を持ち解法を求め思い悩んだときにのみ、
師の言葉が「ビビビッ」と自分の根底を揺さぶり気づきの連鎖を生み出してくれるでしょう。

自分の脳に汗をびっしょりかいたほうがいいんです。
そうやって培われた力量が育まれているかどうか。

そのような力量が育まれていないようで
なんら疑問を持ったこともなければ貴重な真理や真実を聞いても、
「ふーん、そんなものなのね」程度で記憶の領域に留まりません。

それは、本人的には惜しくはないでしょうがもったいない話です。

もちろん、くじけそうな高いハードルを設定する必要はないです。
自分の生活に関わるところで、
「屈筋を使っている場面を客観的に観察し認識」できてくれば、
今後の発展が出てきますし期待増です。

私は、まだまだ屈筋主体から抜け出ていないのです。

ですがわずかずつでも、
自分の足で頭で伸筋主体へという夢を追い続けたら、
・ 集中力の向上
・ 直感力
・ 疲労回復力
・ 身体操作技量アップ(施術力の飛躍)

その他にも、
多くのお釣りが来るほどの素敵な福がやってきました。


屈筋主体から伸筋主体へ変わろう.png
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2015年05月15日

「施術を受けていれば、それだけで十分だと考えないでください」

私がこれから施術をしていこうという学習段階で
がんばっている人物がおりまして。

私の日頃している施術法は、
はっきり言えば施術者の体を壊しまくる内容ですから、
そちらを伝えていこうとは考えていません。

特に現時点では、
施術についての心構えや小技のようなものを伝えようとしております。

そのような施術を少しだけ勉強してみようかなという方に、
私の考えている視点で、
私も思い違いや考え違いもあるでしょうし、
了見が狭いところもあります。

だからたたき台として参考になっていただくという活用でもいいでしょう。

そのような考えで、
しばらく思いついた施術やマッサージのノウハウや考え方などを書かせていただきますね。



・=============================・

筋肉が、硬く伸び縮みしないほどまで凝り固まるとき。
痛み』や『張りや引き連れなどの不快感』がでてきてしまいます。


それは体の中で、
どのような状態を体験しているのでしょうか。


凝りから痛みへのメカニズム.png

(※)この図での『ストレスの発生』とは、
   筋肉を収縮させ続けるような緊張状態を維持させる原因ということです。

   それには機能的な姿勢や動作から遠ざかった姿勢を保持することもありますし、
   たとえ理想姿勢を気をつけたとしても
   長時間の座り続けるという使いすぎによる負担の蓄積も含みます。
   筋肉を使ってパンプアップさせたときには、
   運動強度に合わせて筋肉の組織を作り変える作業をしてくれますが、
   筋膜の癒着が進んでしまうと筋肉のコンディションが悪化したまま、
   理想型の状態へと移行する可逆性が失われてしまいます。

   そんな状態になっているのが『ストレスの発生』状態です。



それでは、
込み入ったことを文章で書いてみますね。


・-------------------------------------------------------------------・


筋肉を緊張させてストレスが加えられている
(例えば:デスクワークを長時間して肩こり状態へというのは肉体的ストレスが加えられた状態ですね)

     

(1)血管収縮
(筋肉の収縮と伸張によりミルキングアクションという血行促進力がある。
筋硬化が進むとそれが起こらず、血管を圧迫し続けることがある:
肩こりでは例えば:肩の周囲や背中、胸の前側の筋肉が固定されて、その直下の血管が圧迫される。
全身のミルキングアクションの作用力はだいたい心臓14個分だからかなり影響力が大きいものなのです。)

     

(2)うっ血・酸素不足
(うっ血して酸素不足なら、体内の細胞各部では兵糧攻めを受けているようなもの。
細胞レベルで、すでに苦しんでいるのですね。)

     

(3)代謝異常
(血液の滞留という静脈血などの流ればかりではなく、
血行がうっ血で悪化しすぎれば動脈の血流も静脈血が滞って先に進みづらくなっていく。
余談だが、そうなると代謝力が弱化するので末端まで血流が滞りがちになる。
末端の踵あたりで血流の値を計測しているので、血液の届く量が少なければ、
心臓をさらに強く打つようにメッセージを送って、当面をやりくりして凌ぐのです。
たださらなる代謝異常が起きて、もっと心臓を強くポンピングしなさいと連呼されると。
いくら丈夫な心筋でも、疲労が蓄積して命が短くなりますから、その要求は断ります。
心臓の心筋の負担を上げすぎると危険ですから低血圧にして血行が悪いまま生活をするようになっていきます。
この場合には、適切な施術でなければ復調できないようです)

     

(4)老廃物の蓄積
(リンパ液の流れも滞りますから、さらに体内に疲労物質等の老廃物を蓄積して排泄できない状態に。
一種例えは、、、考えたくもないのだが、ゴミ屋敷化していくのです。
症状がある方の多くは、そのような状態を体内にこさえています。
そのような汚れを落とすために、施術が長引くのですね。
各人の身体的状況によりますが、
不良姿勢、呼吸の劣化、低血圧や他内臓疾患等の悪化の度合い、
それに高齢化などで多くの多くの老廃物の蓄積があります。
そちらを修復なさるには、各人の復調力にかかっています。
代謝力が向上しない限りは、なかなか積み上げられた老廃物の処分は進まない。
長年に渡る「低血圧」である場合は、
老廃物の蓄積度合いが大きく加算されているケースがあり、
特に時間がかかるケースが多くなるようです。)

     

(5)痛み・不快感
(血流量が減少して酸素が届かない部位は『炎症』を起こし、
血液が足らないことを知らせてくれているのです。
自然治癒を促す一貫として、痛みが使われています。
痛みがあれば、そちらが血行不良であったり、
または怪我をして傷ついて体の組織を蘇らせるのに、
多量の資材としての血液という栄養素を欲している。
そのようなお知らせが痛みというサインなのですね。
血流をその場所まで引っ張って持ってこようとする。
『痛い!』のはつらいが、自然治癒が発動して安心。
ただ血流量が低下しすぎると、炎症を感じることもできなくなる。
痛みは消えて『麻痺』が起こります。
すると、もうその場所に血流を多量に送り治癒させられません。
放置地帯化、または無法地帯化してしまう。)


     


さらなる筋肉の緊張強化
(痛みを感じることで、発痛部分を伸ばさないように工夫した生活を送る。
それはシンメトリーに体を使うことを放棄したようなものです。
体をよじったりねじったり姿勢の悪化が進んでしまう。
それが元で複雑なねじれの入った姿勢を作り出し、
新たな筋肉のストレスを増していくことになります)


・-------------------------------------------------------------------・

かなり、ややっこしい文章になりましたね。

これから施術を勉強しようという人はまだしも、、、。

ここまでのことは、ちょっと。。。
覚えろと言われてもつらいですよね。


^-^;;;


覚える必要はない!.png


施術で筋肉が硬化したところを緩めるというのは、
それはすべき仕事の全体の中にある一部でしかないという理解です。

施術でできることは、過去の負債として積み上げられたものを減らすのがメインです。
特に慢性化した体の不調を訴える方々には、そのように言い得ているでしょう。


私は、将来に発生する負債を減らすことが、
リッチな人生を展開するには必要だと思う。
さらに人生の価値を増すには、
施術と負債の蓄積を避けるための対策とが、
かっちりと噛み合わさるときに
改善変化は後戻りで繰り返される悩みが減少していき、確定していくのでしょう。


残念ながら、施術で受けたリリースの状態を高止まりしたままにしたり、
さらなる体調を向上させて快調にさせていきたいのでしたら、
『施術だけ』では、足りません。


これから発生し続けるストレスの発生原因となるような
体の使い方を改善していったり、
生活習慣や環境を切り替えたり、
チェックしてストレス発生の量や質を軽減させる必要があります。



ただ、、、。
そこの本質に切り込むことは、
手間暇時間がかかるだろうし、
そこは手技療法を施す施術家のテリトリーではないとの意見もあるでしょう。

それも、わかります。

ですがここからは私個人のこだわりですが、
もっと本質に『ざっくりと』切り込んみたい!」のです。


仮に、
過去に蓄積されたしこりが生活の問題を引き起こす人生への悪い影響度が10だとする。
その影響度の強さは、人それぞれの環境的な要件や仕事によりかかる負担等、
現状に寄るものですから一様で可変するものです。

将来的に生じるストレス原因に切り込まずに繰り返される筋肉の凝り。

そちらの悪影響の度合いは、
過去に蓄積された影響度よりもはるかに高い。

その理由は、
現時点では、そのような負債が生まれるとわかっている。
そうわかっているにもかかわらず自分を磨かずにいては、
その分だけ、自分を見捨てていやしないだろうか。

ずっと先にこうむる被害は放置していいのだろうか?

明日の自分、そして明後日の自分、10年後の自分。
将来の自分を想像してみてください。
今の自分が将来の自分を決めています。

まさに自分自身のことなのに、
他人行儀ではいけませんよね。
ぜひとも面倒を見てください。

いたわってあげるように
声をかけてくださいねと。

自分やお客様にも伝える。

そうせずに場当たりで施術だけで過ごせば、
いずれ自身がつらいしっぺ返しを食います。
将来の自分をないがしろにしているのでは、
精神的にも悪い影響度は、はかりしれない。

生きているあいだじゅう、
過去からの自分の負の思いが、
今の自分を縛り続けています。

それよりも、
過去の自分からの思いやりが、
今の自分を支えていくべきでしょう。

施術を受ける際に、
お客様の身体は身体的変化と同時に、
身体操作のブロックから解き放たれやすい状態にもなります。

そのような変化改善を享受しやすいグッドタイミングのとき、
体の使い方を同時に伝えるということは、
効率よく身体状況が変わるチャンスです。


うまくいえませんが、
明日の自分へ、風当たりが強い選択を避けて、
楽して生きなよ!」と送り出す爽やかさが大事な考え方です。
未来の自分を、優しく手当したいと思う気持ちを育てましょう

ストレス値を低下させるのが凝りの予防へつながる.png


残念ながら、
施術で受けたリリースの状態を高止まりしたままにしたり、
さらなる体調を向上させて快調にさせていきたいのでしたら、
『施術だけ』では、足りません。

「私の施術を受ければ、すべて大丈夫」とはいわなくていいのだろうと思います。
そのように伝えれば、施術者の自信はお客様への安心感につながるかもしれない。
それで施術をリードしていくことで進みがよくなることもあります。
そのような考えもあります。

ですが、たやすく成果が出しづらいお客様もいますから、
お客様と施術者が両者が体の改善という目的を共有して、
共にアイデアを出して試行錯誤を繰り返して学んでいく。
そのような横並びになった状態でいかなければ、
大きな山をこすことができないこともあります。


お客様が、施術者の言葉をどう選ぶかは、
お客様自身の選択でなされるべきですが。。。


施術を受けていれば、それだけで十分だと考えないでください」と、
性根を据えて改善を図らなければならない方に対しては、そのようにいうだけでもいい。

お客様の人任せの気持ちが先行しないように考えていただくきっかけにもなるでしょう。


自分が「自分の体のあるじ(主)」です。

施術を受けなくても、
体が健康を取り戻し、
最良の結末を得られる人々も多くおられます。

病ではなく内に秘めた生命力を向上させる可能性の扉を開けるようつとめることで、
世界が開いて新しいものを見せてくれるときがあります。
少しだけストレス発生から遠ざかる工夫を長けていけば、
私達の幸せは豊かになっていくことでしょう。


施術を生業をするものにとって、
「施術だけでは不十分だ」なんて言えば自虐的な言葉に聞こえるかもしれませんね。

ですがお客様の体の全面的な改善を推し進めたいならば、
「施術を施すのみ」から、一山越えた広い視野に立って
施術の作用と性質を考察してみるのも勉強になるでしょう。


個人的にそのように考えています。
posted by スズキ at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月12日

取り残されている体使いの癖

本日、施術をしていてのこと。
詳細は述べられませんが、
かつて腰部の痛みが強く、
つらい思いをなされたお客様。

長い年月をかけて施術をさせていただきました。

そしてかなりのクォリティにまで状態が改善へ。
筋肉の質が以前とは異なり、
私には自律神経系の落ち着きが出てきているように見えています。

交感神経から副交感神経へとスイッチが入れ替わるとき。

そのようなときには、
施術中に、瞬間、意識を失って寝息を立てる等の反応が起きます。
そのような様子が観察できるとき、
自律神経系の状態が整えられたかどうか。
そのときに脈や脳脊髄液の流れをチェックするとわかるものです。

一般的に、右利きで脊椎が弱いL字を持つ背中側の筋肉の硬化パターン。

歪みがまだ少ない右利きの背面の筋肉硬直パターン.png

日本人の多くがこのパターンですね。
シンメトリーな背中のパターンを持つ人は私はあまり診たことがありません。
体に自信がある人でも、今の日本人には歪みがあるように見て取れます。

すでに私どもの施術をお通い頂いているお客様の筋肉の状態は、
上図のような状態になっていて不思議はない状態です。

ですが・・・。

歪みがまだ少ない右利きの背面の筋肉硬直パターンを逸脱.png

(※)青くマークしたところは、上半身は硬さがあるが、
右臀部とハムストリングは左右差を出すため色付けをした程度でさほどの硬さはありません。



上図を見ると、左臀部と左ハムストリングの虚弱した状態が際立っている。


その理由は、なぜだろうか。

本人的には、そのようになっている自覚はまったくないといいます。

こちらのお客様。
以前に腰部にかかる症状が甚大ではなかったことがあった。
苦しみは、筆舌に尽くし難いものであったことでしょう。
本当に、よくぞ、そこから乗り越えて今に至ったことか!

施術を始めた当時、
左側大腰筋の硬化が強かった状態があったことを確認していました。


痛みが出ていた当時、
左側腰部の痛みがことのほか強かったものと思われます。

痛みが出ていたときに左臀部と左ハムストリングに力が入れば、
左側の腰部の腫れ上がった部分が引き伸ばされることで
信じられない程の強烈な牽引痛が現れたことと思われる。

私ならば気絶しているほどの痛みを瞬間的に感じただろうし、
その痛みを感じた瞬間なかなか引くようなことはないだろう。

そのような状態であっただろう。
強烈な痛みを味わうということは、
まさに苦しみの恐怖そのものです。

そうなると、
人は動き方を工夫し始めます。

痛みから逃れようとするのです。

それは意図的に行うときもありますが、
無意識にそのようにしているときもある。

こちらのお客様は具体的にどのようなことをしたか。
左臀部と左ハムストリングに力を入れないように努めて、
炎症が強い患部を引き伸ばして牽引痛を起こさないようにしたのでしょう。
そのようにしたほうが問題部分の治りもいいでしょう。
余計に加算される苦痛からも退避できているわけです。

これは大きなメリットですね。

痛みを軽減できるということです。
自分の体にとって大きな安心です。


ただ問題も出てきます。


実はすでに何年も前に、
この激烈な痛みを体験。

現在も幾分かの不安なところはあるのですが、
その当時の状態からは大きな安全圏へと体が移行できたのです。

それにもかかわらず、
恐怖心から逃れるための体の使い方だけは、
未だに激烈な痛みを避けようとした、
そのときのままでキープしています。

それが左臀部と左ハムストリングを虚脱したままにしておくということです。

この場合は自分自身では自分の身を守ろうとする行為からの工夫をしているので、
「いいことをしている」という認識で違和感を感じるようなことはないのですね。

体のバランスが大幅にずれていたとしても、
自分の身を守るためにしているという場は、
なぜか見逃してしまうのです。。。

そこに盲点がでてきます。

そして極端なまでに左側の臀部とハムストリングが虚脱気味になっている状態が、
くっきり見えてきました。

以前からあったのですが、
この度ほど、これほどくっきり内側から現れてきたことはないと記憶しています。

そして、腰部のダメージがあったときにや役立っていたのだが
今はもう手放していい時期に来たということを、
体が訴えかけてくれているかのように感じられた。

そのような訴えは、他の部位からも読み取れました。

私が左側臀部の力を入れてくださいとお願いしたところ、
「左側臀部の力の入れ方がピンとこない!」とのことでした。
本人的にも、その事実に気づいて驚かれたでしょう。


左側臀部とハムストリング。

こちらを使う工夫は、
こちらのお客様ならクリアできる能力を持っておられます。

ですからその答えは、
いずれお客様が私に教えていただけることでしょう。


自分の身体のなかに隠された過去のやさしいサポーターでもある遺物に気づくとき。

今後の生活にそれがもう不要になったことを告げて、
痛みに耐え忍ぶ以前の自分の身体に戻るときだろう。

ちなみに、
この方のようなケースは珍しくはありません。
ですからボディワイズでは施術をさせて頂く前に、
かなり詳しい質問表をお書き頂き、
それを元に質問をさせていただき確認作業をします。
そのときにかつてどのような症状や問題があったのかを教えていただけると、
後々になって体のなかに内在し続けていた、
自分をかばい続けるサポーターの状況が読めてきます。

これがわかると、施術を進める上で参考になります。
本当にありがたいところです。

自覚の網から漏れでてしまったような筋作用の癖は、
このようなところからも発生するわけなのですよね。

そんな身体状況をリセットするには、
相当に丁寧な施術をするしかないと。
私は感じています。



posted by スズキ at 19:08| Comment(6) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月19日

神道のおもしろさ

神道のおもしろさ


神道の生き方 (Esoterica Selection)
という本を読んでいて。



天照大神の教訓

・見直し、聞き直し、宣(の)り直すこと
・みずからの霊を祟め拝むこと(自霊拝)
・清く、明るく、正しく、素直であれ

と語られていた。

多くを語らずシンプルに説く姿が見えます。

そこが神道の興味深い悟りの道のように感じます。


体の使い方の開眼を期して語る言葉を天照大神流にいい伝えるとすれば。。

日常生活を漫然として送る中でも見直しなさい。
「これでいいかな?」と自分で確信していることも、
それをそのままにしていては、よくありませんから。
しっかり見直しなさい。
しっかり聞き直しなさい。
そして宣言をし直すのです。

そういったことでしょうか?


これは体が使われる様子で、
リパターニングという意識に通じています。

たとえば、あなたが「最近、頭痛がひどいな」と悩んでいたとします。

もしあなたが施術を施術家から受けたとします。
的確に体のこりを捉えて問題部分を緩めました。
ですがまたそれがぶり返されたのです。

そのときに、いったい何が根底で起きている?

いくら施術者が無能だと責めたとしても、
痛みは収まらないのです。

施術者を見直すということも有効な手段でしょうが、
他にも見なおすべきところはあるはずです。

そこには『あなたが頭痛を作り出す生活パターンをもってしまった』ということが含まれていたら、
そちらも改善させていかねばならない要素のひとつ。
見直し案件になるのです。

そして多くの場合、
そこにメスを入れずに治まるものは、
急性の症状です。
何ヶ月も、または何年も前から不具合を感じているような慢性の症状と化したものは、
ほぼ100%、自分の身の操作を美しく機能的に洗練されたものへと書き直すことへ。
そこに向かってこそ、凝りや張りや関節の詰まりや歪曲した体からくる痛みやしびれ、
動きの制限や不具合が改められて、楽に生活を送れるための基礎を得ることができる。

たとえば、

私は、お客様の立ち方を観させていただくときに、
おおまかにどのようなパターンをその方が持つか。
そちらに見当をつけ、改善した後の絵を頭に描き、
目標へと近づくように施術でサポートを加えます。

それだけで話が済むと力説するのは、
いささか不具合が生じると思います。

たとえば次のような傾向がある人が、
施術を受けたあとにまたいつものように、
パターン化した動きを繰り返すならば、
新たにまた自身の身を壊しだしている。

スマホをずっと観ながら歩道を歩いているひと。
ひどい人は乳母車を押しながら、自転車に乗りながらです。
文字を読むときに肩や腕を固定させて文字の動きを静止させなければなりません。
同時に自分の頭や目も常に動きがある分を補正しながらですから。

また日常の姿勢で、脇が甘い人もいます。
重心が高止まりしていて、下丹田に置けていない人もいます。
デスクワークのときに前傾をしなければならない人もいます。
介護の現場では不自然な姿勢で大きな力を発揮しなければならない人もいます。

つまり仕事をするうえで必要悪として、
そのような作業姿勢をとらざるをえないところもでてくるものですから。
つらいところですよね。


自分の日常何気なくしている姿勢や動作のなかに、
肩が持ち上がったり
肩が前に巻き込んだり。
呼吸が浅くなったり、
前かがみになったり、
骨盤が前傾したりする。
その他、多くの問題があります。

それでどうなるか?

たとえば・・・
僧帽筋が固まります。
頚椎の椎間板が縮んだり前屈したりします。
肩甲挙筋が萎縮します。
斜角筋が骨のように骨化していきます。
後頭骨がずれます。
そして第一頚椎がずれて、脳内の血液循環が異常をきたします。
顎の食いしばりを続けて顎関節がずれてしまいます。
その他、多くの問題がでてきます。

そのようにするパターンが普通のあなたのなさる動作に含まれているならば。
すでにその人にパターンが定着していたら。。。



施術を受けたとしても、
自分でいつもの頭痛を創りだすパターンに引きずられてしまう。

そのことに気づいて見直す心構えをお持ちになられるかどうか。

神道の生き方ではいつからだって、
見直して聞き直して素直になって。

不具合を産み落とすことをしていたと自らの身の内側を見出して、
そのパターンを再構築すればいい。

その末に、見直されたあとには当初感じていた頭痛は消えていく。
ただ、そののちに、また新たに体の芯の方に眠っていた不具合が、
ぽっこりと目を覚ましでてきます。
それをまた、見直していく努力で対処していくと、
同じようにまた奥から、でてきます。

なかに眠る問題の量はそれぞれですが、
それをずいぶん回数を繰り返して行くうちに、
自分で自分の体を書き換えていく要領がわかっていきます。



それが『リパターニング力』です。
または私はこれを『動作を練る』とも呼んでいます。


多くは人は不具合があってもそれに気づかずにいます。
不具合があるといわれても自分のこととは思えません。
他人ごとのように感じるものなのですね。

自分に不具合があるということを見つめよというのは、
決して「自己を否定せよ」ということではありません。

そのように勘違いされると
私がかつてしてきたような遠回りをすることになるので大損です。

純粋に自身を拝むよう生きてください。
そうして愛しく思うものであるならば、
見直して聞き直して穢れを削りぬくことは
自分を清く、正しく、素直さへ向かう道を開きます。

しなやかさを生み続け、
新たな生命の誕生を向かえるような
若さと自信へ通じるものとわかるのでしょう。

そんなメッセージを語っているんじゃないかなと思いつつ、
『神道の生き方』というぶっとい本を読んでいます。 
posted by スズキ at 15:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

脇が甘くならないようなグッズを自作してみました ^-^



100円ショップのキャンドゥで『GGグリップボール1P ソフト』を購入していた。
GGグリップボール1P ソフト.jpg
何に使おうかというと、
脇の下に挟んで置くようなグッズになれればと考えて。
ですが使用感悪くボツ。

よく、あることです。 ^-^;

そんなときに、以前私はクラニオセイクラルセラピーに使う
枕に似たようなものをご紹介させていただきました。

ビカームボール(スティルポインター)/Becalm Balls−クラニオセイクラル/リラクゼーションボール
http://bodywise-note.seesaa.net/article/394576399.html

こちらですが、ちょっと価格帯が高いよねという施術家の友達。
長く使用すると考えればいいところを付いているのでしょうが、
試用してみなければ買えないねということでした。

そんなおりに、アマゾンで次のようなグッズを見つけました。

【肩こり グッズ 解消グッズ ストレッチ 器具 マッサージ 足 肩 太もも】 パワーポジションボール(B414)
肩こりグッズ1.jpg肩こりグッズ2.jpg

興味があります。
試してよければ、
お客様に勧める。

いずれ購入する機会があるかもしれません。 ^-^
興味はあるんですよね。

しかしこちらのグッズは
仕組みはシンプルだから
自作できるんじゃないの?

そんなことを考えていて。。。

GGグリップボール1P ソフトs.jpgを2つ用意して針金で突き刺してみて結んでみました。

するとボリュウム感が物足りない、似たものが出来ました。 
使い勝手が思ったまではいかなかった。

GGグリップボール1P ハードs.jpgGGグリップボール1P ハード.jpg

ハードタイプで少しだけボリュウム感が増されたものがあるので、
こちらのものも用意して作ってみました。


ボール2.jpg
するとピンクのボール☓2とブラックのボール☓2の2つが完成


じっと眺めてみて、これを何に使えばいいのか思案してみました。

これなら安定した脇が甘くならないような矯正具的になるかもしれない。
それで、脇に挟んでみました。

そうしたら、
これならばフレックスバーを挟むよりも血行も悪くなりづらい。
フレックスバーは、それはそれで重さやグリップ力などはいい。
ですがフレックスバーを2本は値が張ります。
そして脇が開いてフレックスバーを落とすと、
ボンッというちょっと大きな音がしますから。

それが自作の脇に挟んで置くためのグッズは
GGグリップボールを4個と針金だけですから540円でいい。
落ちてもさほどのびっくりすることもありません。
そして挟んでみるとわかりますが、
フレックスバーほど目立たないし。

肩こりのない腕のおろし方を覚える事ができれば、
素晴らしいのではと思います。

私は、まだここ数日ですが、
日々30分ほど、
こちらを入れたトレーニングを継続中。

長時間、いきなり矯正しすぎてしまうのも、
かえって急激な過矯正になって調子が悪くなりますから、
徐々に時間を長くしていくのがいいでしょう。
トレーニングとはそのようなスロープランが良い結果を生みます。


私の体感ではフレックスバーのほうが、
脇を開かないようにするためには最適。
ですがGGグリップボールでの自作は
圧倒的に手軽さがあるからいいですね。

施術は、肩が上がっていると上達しづらいのです。

それにビカームボールやパワーポジションボールほど目的に最適化はされていないものの、
ある程度の代用は可能であろうと感じますので、
興味がある方は、ぜひ試してみてください。

posted by スズキ at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月19日

背後の気を感じ下がれ!社交ダンス

最近、少しだけ社交ダンスの研究中です

以前、社交ダンス競技のプロをなさっておられる方からご連絡を頂いたことがあります。
連絡の趣旨は、
もちろん私は社交ダンスについてはまったくわかりません。
それは先方もご存知ですので期待されていないとのことで。 ^-^;

広く他ジャンルの身体操作法を興味を持っていただいての連絡と知りました。

「面白い!」と思いました。

この面白いというところは、
私が社交ダンスの身体操作を知ることで
新たな動きのバリエーション展開が望めると思ったからです。


社交ダンスで関心を持ったところ。

たとえば、
バックステップという後ろに向かって歩くステップ。
普段、武術等をしていても、これは出てきませんし。

競技ダンスとなれば、
背後に動きのある者が近づいてきてはぶつかりそうになる。
背後の気を感じつつ、自分たちの踊りやすい場を確保する。

この背後に気を配るという力がなければ、
人はまっすぐに立つということは困難で。
バックスステップをする際の気の察知を、
どのようにしているのだろうかと思って。

また日本人と海外のトップダンサーとの、
身体操作感の違いが大きいものですから。
具体的にどう差があるのかが知りたい。
そこにも関心を持っています。

他にもいくつかの疑問点を持っています。
それに回答をいただければ、何よりです。

というところで勉強になるところも多く、
興味深いと感じたのです。

ただ。
ご連絡をいただきました当時は、
私のほうが忙しい時でしたので。
私からご連絡を後日にいたしますということで、
すでに年をまたいでしまいました。

ずいぶん時間が経ってしまったのですが、
ようやく時間ができて落ち着きだしました。
そしてようやくご連絡をしようかなという、
延び延びになってからのご連絡です。

ご連絡を頂いた方の状況も変わったと思います。 ^-^;

ネットでご活躍をチェックさせていただきましたら、
毎月のように社交ダンスの大会にご出席なさっておられる様子。
ほんとうに日々、自主的な大会用のレッスンをしつつ、
生徒さまたちに、レッスンをなさっておられるので。
お忙しいところでしょう。


「社交ダンスとは?」との概要を調べるために、
図書館に行って関連するDVDを借りてきました。

運動系のものは最初からテキストに向かうよりも、
幾度か繰り返し見て頭に叩き込むというより目に焼き付ける。
それから本に目を通したほうがいい。

映像を白紙の目で見たほうが、
素人しかわからない気付きが多くありますからね。

それで頭でっかちではありますが、
すこしの要点はつかめるでしょう。
ここのピュアな視点や疑問を持つ、
その過程を大事にすべきでしょう。


バレエダンサーの身体操作については、
何冊も本を映像をそして研究をしてきました。
それに私のところでは、
ダンサーの故障しやすいところについてなど、
痒いところに手が届く見方ができます。

つまり故障するということは、
ミスムーブメントをしている。

それを本人が気づいていない。

ただ痛みが急に降って湧いてきたように思えてしまうので、
そこに自分の継続的な身体の誤動作を繰り返したなどとは、
なかなか思えないのが人情です。 
私もいきなり予想外の痛みが出ると、かなりひるみますし。^-^;

体は正直です。

身体操作を誤動作をしていると、
筋肉や関節に負担を強いてしまい故障するようにできています。
つまり故障するというところから、
身体操作の改善や改良を促されて、
そこをクリアしては前に進みます。

動きの癖を捨てて新たな概念を導入するように、
刃を突きつけられているような迫力があります。
そこを押して進むか、留まるか、辞めるかです。

そこでたまたま研究熱心なものが身近にいれば、
自分にもその研究熱心さが伝染していくもので。
たとえば野口体操の野口三千三先生の本を読み
思いもよらない身体への透視法を感動しながら経験するならば、
自分もいろいろと自らのセンスを活かして仮説検証で実験しながら前進しようと思えるでしょう。


そのような経過ではしんどい感じにも陥ることは幾度もあるでしょう。
(突然の予期せぬ腰痛やら寝こむような倦怠感やら便秘や下痢や・・・いろいろです)
(私も様々なシビアな経験を重ねてきましたが。。。。それでもどうにか生きてます)
(無理しすぎては取り返しに時間がかかるので、ほどほどで再検討をすべきでしょう)

本当に繊細な心地よい動きを選択できるセンスがある感性と理論を同時に操る人や、
すばらしい身体操作の方法を教授していただく先生を知る人はかなりのハイペースで伸びます。

そうでなければ、、、相応に苦しみながら伸ばしていくことができます。 ^-^
ただ、苦しみ抜いたあとに自らの力でつかみとったものほど、
喜びの感情が沸き立つものはありません。
そのような苦しみの過程が変化の定着を決定づけるのですね。

動きの質の良い方法を伝え聞いたとしても、
自分の身に染み込まなければ無意味ですし。
自己修練の末に築きあげたものは尊いです。
そのような修練をする過程で出会えた師匠。
そんな出会があれば水を得た魚のようです。

まずは、正面から向き合う姿勢を持てるか?

自分の体の痛み等の叫びに負けず闘いつつ。 ^-^;;

そんな容易ではない未知の身体操作実験の繰り返しを100回も200回もすれば、
誰でも身体操作のセンスが磨けていきます。


動きの身体操作の要点が
うっすらと感じ取れて
絵にかけるようになる。


私にとって身体操作の面白いと感じるところは、
研究心の密度をあげれば、
そのリターンを確実に受け取れるところですね。
そしてそれは、
多くは自分の関心事に触手が伸びていきますし、
やがては自分の望んだような体を手にできます。

100人の人がいれば、
100通りの自分の思い描く身体像があります。
そのような多様な進化を大切にしたいですよね。

だから本来は動きの要諦の最低限はきっちり学び、
それを収めたら自分なりの目的地に立てるように、
各々が試行錯誤を楽しみながら修得するもの。
それが自分にとってのベストの身体操作です。

長寿に至る目的の身体操作や、
競技にひとまずマッチさせて
頑張ろうという身体操作など。
目的により様々にわかれます。

一概に容易には統合しきれず、
多様な身体操作を研究する際に深めることが大事なのでしょう。
究極はひとつのところへたどりつくものなのかもしれませんね。




すいません。




いつの間にか、大幅に横道にそれて『ざっくりと語る身体操作を極める苦行論』になってました。 



社交ダンスに話が戻ります。

複数の社交ダンス解説のDVDをチェックすると、
1分も観ないうちにこれは見る必要がないという、
講師のダンサーの動きに難を感じたりするのです。

そのようなものを弾きたいので、
まずは図書館で多くの資料を集めいいものを厳選。

その手順を飛ばすと、
ろくな事にはなりませんから。
アマゾンのカスタマーレビューのコメントは、
ここではあまり、宛にすべきではないのです。

まずは影響力の大きい人にアドバイスをいただくことが一番ではありますが、
その前に下調べをしておくのはいいことでしょう。

ただ社交ダンスも競技ダンスとなれば、
私が借りた初歩の初歩のDVDでは話しにならないのですが、
そこは、、、まぁ、ファーストステップはこのようなもので。
(もうちょっとお金をかけて調べなさいといわれそうですね ^-^;)



そういえば、、、
私が太極拳の競技を観ていたときに、
私がこの人はすばらしいと感動した演舞をする人が、
点数はさほど伸びずに、
この人はダメだなと感じられる点がいくつもあげられるというところが、
点数が伸びていたり。

あまりにも当たらなかったという経験がありました。

戦ったりしたら私が感動した演舞をした人のほうが、
絶対に強いと思います。 

重心どりだったり、
関節の向きが正確だったり、
気のねり方がうまく感じられて伝わってきたり。

私なりの加点ポイントにマッチしてくれていますから。

でも競技ではそこを見ないんだなということを感じて、
ショックを受けたことがあります。
観ていて胸のすくような演舞が点数が伸びない場合は、
悲しい気持ちになるのです。。。
そういうときは私の胸の内で、
大拍手を打っているのですが。


つまり私にとって好き・嫌いが、
評価基準には当てはまりません。

高評価かどうかは、、、
どうも私のあずかり知らぬところできまっています。 -_-)


そして社交ダンスも競技ダンスとなれば、
私が観て気に入るところが重視されずに、
スルーされるようなことにもなるのか?

それはよくわかりません。。。

そんな疑問を脳裏に回想させながらも、
楽しく社交ダンスの映像を観ています。

映像を見る限り、
数名の先生をお見受けして見る際に、
先生ごとに身体感覚がずいぶん違う。

そこが見るものにも好き嫌いにつながりますが、
それは身体操作のレベルの高低の現れでもあり、
私でも少しだけ語ることができる領域でしょう。

「レッツダンス 1-3」というDVDがあって、
そちらの「二ツ森 司先生」の映像を
目に焼き付けようと思います。




最後に。
余談ですが、
ウッチャンナンチャンのウリナリ芸能人社交ダンス部。
以下の番組がやっていたのですね。
知らなかった。
今度みてみよう。 ^-^;


ウリナリ芸能人社交ダンス部 世界選手権大会出場スペシャル

posted by スズキ at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする