2016年03月24日

観察眼と体性感覚力

武井壮レベルの身体コントロールとイメージ力すごそうですね!

お客様がマツコ・デラックスの番組を観たときに、
武井壮のすごさを知ったと申されていました。
私は、観ていないのですが。

武井壮。
百獣の王、ライオンも倒すというイメージ力の持ち主。

そんなことで知られているのですが、
マツコ・デラックスとの対談では、
武井が、体を半身不随近い状態に陥ったときがあった。

それを治してくれるお医者様がいないようだ、
だったら、
自分で体の解剖図や骨格図を詳細に観察して、
持ち前の身体操作を精密機械ほどに操れる力で、
本来あるべき骨格の位置に再配置をイメージ力で執り行った。

そんなこと、できるの?

といわれそうですが、
脳科学者茂木健一郎がそこにいて、できるんですとのこと。

私に話を聞かせていただいたお客様自身、
そんなことができるならばすばらしいよね!と。

私も本当にそのように感じます。

体内の体性感覚が鋭敏になり、
筋コントロールを精密に良質な動き方をするものを観察して、
そちらをコピーすることができるならば。

それは赤ちゃんが、まっさきに近所にいる人の体の使い方をコピーするときの目と同じほどの観察眼ですし、
同時に自分の体の内部をコントロールしようとする制御感覚の持ち主ということ。

赤ちゃんレベルの、観察眼と体性感覚力のすばらしさを持っていれば。

整体は、もはや必要なく。

達人といえるような人々と接し、そこから動きや姿勢を吸収していけばいいということ。


まさに、それが理想ですね。

私もそうなってみたいです。 ^-^
それにはもっと身に着けたい感覚の目を目覚めさせ、
体の中の細胞をひとつひとつに、すべてに意識や意思を配るようなことも必要です。

そう考えると、かなり噛みごたえがある楽しい身体操作レッスン法が見えてきます。


うーん、面白い!


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2016年02月15日

5本指エクササイズ・グッズ『バランストーン 5本指エクサ』で外反母趾対策可能か?

昨日、お客様から、おもしろい健康グッズを頂戴いたしました。
k様、ありがとうございます!

それは、、、


バランストーン 5本指エクサ ブルー

です。


アマゾンの「商品の説明」をあげると、
【足指エクサで、アーチを支える筋肉が鍛えられ、足指のお悩みを解消します。
足指で地面をしっかりつかむ動作で、足のつめに適度な圧力が伝わり爪が曲がらないよう働きかけます。
足指エクサは、バランス機能を司る足指の働きをパワフルでスムーズなものにアップします。
足指力の向上は、すべてのスポーツのパフォーマンス向上に役立ちます。】


Balance Tone バランストーン5本指エクサ


Balance Tone バランストーン5本指エクサ|エクササイズ



K様がお世話になっておられるピラティスの先生。
たまたま旅先で見つけられ、惚れ込んで買われたグッズです。

そして、その先生が生徒のK様に「お勧め!」と紹介していただき、
それから、私にもお気遣い頂きお持ちいただいたのです。 m__m


五本指のストレッチをする以下の形状に似たグッズは100円ショップで購入して使ったことがあります。

外反母趾に悩んでおられるお客様がおられ、
外反母趾にもいいのかなと思いまして試用。

ただ多少ヘタレなことを言わせていただければ、
ウレタンが切れ立つ角に指の付け根等が当たる。
なんとなく痛くて不快。 ^-^;
痛さのせいか、そちらに意識が持っていかれる。
足裏の血行がよくなり、うれしいことであるが、
反面、だるくなったり、眠気に襲われたりする。

私がつけて使用して不調だったら、他の人も不調なはず。
ということで他の方にプッシュするのは却下にしました。


それが『バランストーン 5本指エクサ』は、
指を挟むところがシリコンでできています。
そのおかげで以前ほどの痛みは感じません。
さほど以前使ったことのある足の指を広げるグッズより、
快適でだるさや眠気は適度程度で耐えられる程度でした。

それに「足半(あしなか)」(以下写真を参照)という
かかと部分がカットされた草履を思い出す形状も面白く思いました。
(※ 私は、足半は、いまだに大好きで愛用中です ^-^)



そこで、足半との大きな違いは?
『バランストーン 5本指エクサ』の足底部分が楕円形。
少し足裏中央が盛り上がる形状になっています。

ここでしょう。

その盛り上がり部分のおかげで足部を前から見たとき、
中足靭帯により構成されるアーチがなくなっている人。
こちらを履いて、しばらく歩いてみたり立ってみたり。
すると前から見たアーチが形成され足指が使いやすい。

特に外反母趾に悩まれている方々は、
この中足靱帯により構成されるアーチが描けずにいて、
5本の足の指に力が入りづらい。
そのことがさらなる外反母趾に拍車をかけることとなってしまう。

このような場合、
タオルを広げて伸ばし足の指でたぐり寄せるタオルギャザーのようなエクササイズが有効と聞きます。
ですがすでに足指が言うことを聞いてくれないことになっているため、
タオルギャザーは四苦八苦してしまうようで長続きしませんから。

そんなときにこちらの『バランストーン 5本指エクサ』で中足靱帯の形状復活をはかることで、
足指が力を取り戻すように仕向ける。
足部の骨格の並びが理想形へと整えられたとき、正常に筋機能が活躍できるのです。
その逆の筋機能が骨格を正しい位置に導くこともあるでしょう。
ですが年季の入った外反母趾のときは、
私は骨格の並びを足指を適度に開かせ中足靱帯のアーチを作り、
足部の甲の形状を整えた状態をクセ付けさせたほうが早いと思います。


まだ私の知るところで外反母趾対策に、どの程度、効果が発揮できるかは想像するところでとどまりますが、
もし利用なさっておられる方がおられ、外反母趾に効いたというときはご一報をいただけましたら光栄です。

どうぞよろしくお願いします。
posted by スズキ at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

「83歳のお父様が運動習慣が身につけるには?」

昨日、施術をさせていただいておりました際。

「83歳のお父様が、運動習慣を身につけてほしいのだが・・・。」


ご家族としては、体のつらさがない健康な日々を過ごして欲しい。
その気持、痛いほどわかります。


本人がやる気になっていただければ、
それほどありがたいものはありません。


ただ体がいったん重く感じられて動きづらくなってしまったら
体を動かすのはおっくうになりますし、
体操をみんなで取り組もうとしてみても、
自分一人だけできないのはプライドが許さない。
そういう側面はありますよね。

そうなると、
そこから先、
どのようなターニング・ポイントを向かえるか。


基本は本人が自立して自ら見つけてくれることを期待したい。
ですが、とりあえずどのような体操法があるか、
情報のリソースを手に取りやすい形で提供していき、
取り組むかどうかは本人次第と強制は一切しない姿勢を貫く。

そうなるのでしょうか。



後で思いついた方法のひとつですが、、、
そのなかのひとつに、パーソナルトレーナーをしている方を雇入れて、
ご自宅まで来ていただいて運動習慣が身につくまで指導を受けること。

たとえば、私のところにもそのようなパーソナルトレーナー業をなさって、
多くの方々に喜ばれる頼もしい方もいます。
長年の幅広い研究、自己投資の額、そして人への成長を促そうとする情熱。
対人スキルも高く、指導技術も余念なく工夫研究なさっておられます。
それゆえ指導成果が確実に感じられます。

トレーナーの方にも優秀かどうかもあり、闇雲に声をかけられないものでしょう。
そのなかで私が見てこの方はいいと太鼓判を押すこともできますし。



こんな風にアイデアを出してみれば、
いくつもでてくるでしょう。

このようなアイデア出しのブレインストーミングに、
お父様が楽しげに積極的に関わってくれるようになれば。
羽が生えたようにまっすぐに自分の体に潜在した可能性に嬉々とする奇跡も起きるのでしょう。



自分の体が、未来にどうなるのがふさわしいのか。
そちらへ眼差しを振り向けることから、はじめる。
夢を語り期待の感情をわきたたせていきましょう。

体を変えていくには、
ひとつ、ふたつ、乗り越える苦難もあるでしょう。

そのときに頼りになる一本のろうそくほどの明かりの暗がりに戻る気持ちに落ちることもあるでしょう。
ただ自分で動き始めた勇気をたたえてくれたやさしいこころで微笑みかけている家族がいるのですから。

人は、健康でなければならないのではなくて、現状でいつでもしあわせな存在です。

【 脚下照顧 】
自分の足元が照らされたところを見定め、
そこが好機と信じ夜明けを常に待ち続け、
陽の光が輝く期待をして生きていく生き物です。

希望を繋ぐ姿勢や気持ちをあらわし続けることを勇気と呼び、
つらくなった体の景色は、つよくなった心で変えられるもの。



そんなとき、
いつもの自分がしてみたことのないことから経験値をあげて、
もっと素直に良質なものが世の中に多く満ち溢れていること。
そのことを見出して気づくこと。

自分の高性能な脳の探索装置にそんな出会いを演出してもらうために。

たとえば過去から実績のある気功法や体操などを、
手っ取り早く採用するのもひとつの手ですよね。


■ 中国気功法 にて (五禽戯・易筋経・八段錦)

私が即座にイメージしたのは、
中国気功法の古典、「五禽戯」。
https://youtu.be/EDV2S-cp6Z8


ちょっとコミカルな動きが、いい。
羞恥心との戦いに勝利していこう!
それが青春なんだ!! ^-^

以下の本で紹介してある

タオ・ストレス低減法: 道教と気功による心身アプローチ
易筋経八段錦のような古くから伝わる気功法。

これらの気功法の映像は、それぞれいくつかYouTubeにアップされています。
ほとんどが中国語ですが、シンプルな動作の功法ですから数回みれば要領はつかめます。
ご興味ある方は探してみてくださいね。
掘り出し物の映像があると思いますよ。

これらは実績もあり、いいでしょう。


映像で流れをつかみ
本でじっくり学び取る。

ただひとりだけの独学は、
意外に手こずるものです。

本や映像を手に入れたら、
それでわかった気になり、
満足してしまいますよね。

私は、意外に本とかからでも学べるタイプです。
ですがそれは相当に思い入れが膨らんだものに対してだけ働く行動力で、
浅い知見しかないものは、
積読中だったり
VCDやDVDの映像教材を手に入れたり、
YouTubeから映像をダウンロードして終わりますから。

褒められたものじゃありません。

学び続け深めるためには学習意欲に火がついて、
高い位置でキープできるかどうか。

そこなのでしょう。

その点で上記の気功法は、
指導者が適切なら短時間に身体を壮健にしてくれるのですが、
習える場所が比較的少ないように感じます。
有益な功法なのですが、、、残念です。




■ 日本発、体操習慣を身に付ける法 (真向法・自彊術)


気功に対して、日本で開発され普及した体操法がいくつかあります。
それらならば、教室が各地にあるようですから指導者から習えます。
ご高齢の方々が、多く取り組まれています。
それぞれ激しい動作ではなくて、教室に通う際には無理せず自分のペースでトライできるでしょう。

一つ目。
真向法体操 - 真向法協会
http://www.makkoho.or.jp/shiru/about3.html

https://youtu.be/jtpjQ8gMX6A

公式 真向法体操


シンプルな赤ちゃんの動作を模したような4つの動作で構成された体操法です。
ご高齢の方も取り組み続けることで健康を維持できます。
元鈴木都知事が真向法をなさっていた映像をみたことがあればご納得いただけるでしょう。


二つ目。
公益社団法人 自彊術普及会
http://www.jikyou.com/index.html

こちらは31の動作で構成された体操法です。
31動とその医学的効用 31動とその医学的効用 - 自彊術普及会
http://www.jikyou.com/research/theory.html


https://youtu.be/H71twc2OoFc
自彊術体操31動1/2


https://youtu.be/ls7xIOuqhvI
自彊術体操31動2/2



以上、ざっくりと思いつくまま、乗せてみました。

ご参考になれば幸いです。
posted by スズキ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月29日

動きの映像を倍速で視聴して、動きの質をチェック

アンドロイドアプリに videoframeplayer という 
スローモーションフレームビデオプレーヤー

こちらをつかうことで、
スローモーション動画だけではなく倍速映像にもできる。
そして私にとって目に優しく感じる、白黒映像に変換も。

映像教材を視聴するとき。
意外に倍速で見ていると集中力が増して、頭に収まるものですね。

それだけではありません。

倍速にして映像を視聴することで、
人の動きの質の良し悪しが強調され視認しやすくなります。

たとえば、私は以下の映像のVCDを持っておりまして、
何度も繰り返し繰り返し流し見をしています。
呉連枝老師の動きに見惚れているのです。

体幹の素晴らしさ。
無駄な動きがない。
体が連動して動く。

今は上記に紹介したソフトで白黒倍速にして視聴しています。
倍速でもその手足の末端まで行き届いた安定性はすばらしく、
呉連枝老師の映る姿は腰部が常に一定に浮身し続けています。
見事に大腰筋が使いこなされている好例のように見えている。
大腰筋云々という部分をいうのは恥ずかしくなるほどすごい。

私の目にはそう見えるのです。  ^-^


https://youtu.be/WdcAQCohOwI
吳連枝八極散手

もしそんな見方をしてみたい人は、
お気に入りのダンサー等の映像を用意して
videoframeplayer や 他の映像再生速度を調整できるプレイヤーをダウンロードして利用していただき
速度を変化させ視聴してみてくださいね。 

センス次第では、
意外な発見があると思いますよ。


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2016年01月27日

私が購入した腹式呼吸トレーニングに最高な楽器、鼻笛。(^_^)

下記の写真。

楽器です。


鼻笛 ノーズフルート Nose Flute / ボカリナ Bocarina(オレンジ)

鼻笛は口腔を共鳴体にして鼻息で鳴らす珍しい楽器です。
こちらは大変鳴らしやすいと評判のボカリナという鼻笛です。
木製の鼻笛よりも鮮明で暖かみのある音質、広い音域、大きな音量を楽しめます。
現在発売されている鼻笛の中で最も簡単に演奏できます。
素材がプラスチックなので木製のように割れることなくお手入れの必要もありません。

とのこと。

私の直感では、下腹部を使った呼吸法を習得するためには理想的だ。

散々、自分が鼻笛を利用したトレーニングをする状況をリアルに思い描いてトライする。
鼻で息を吐くことで起きる呼吸筋の動きを突き詰めてシミュレーションをしていく。
私には理想的だとしか言いようがない。

アマゾン経由で楽器屋さんから、簡素な茶封筒にぷちぷちの緩衝材に包まれた状態で送られてきた。
必要最小限のパッケージです。


さっそく、鼻息で吹いてみる。
YouTubeで鼻笛を学習したし、
難しいこともなく音がでます。

楽器の当て方をずらせば音も小さくなる。
これならば、私の自宅でも練習可能だ。

そこは、ほっとしました。

15分くらいトレーニングする。

ちょっと頭がくらくらしてきた。

『歌がうまくなる』という噂の鼻笛ですから、
もう私は歌が段違いにうまくなったはずだと。

そんなことないだろうといわれそうですが、
私の声の出し方に足りない要素を補うには
この鼻笛は理想的だと分析していたため。

当然のことと、うまくなったはずと確信。

私は音程を無視した感じの歌い方になるのだが、
それは音圧がないため、そこに陥るのだろう。
そう考えていた。

鼻笛を鳴らす過程で意識的に鼻の中の空間を広げ共鳴するエリアを造る。
そちらをうまく活用しつつ声を出すようにしてみたのですね。


やっぱりね。
これで難しいこともなく音程を取ろうとするのが楽しい訓練になってる。
歌を歌うときの余裕が自然に表れてきて工夫の懲らし方が楽しめます。

そうか、歌を歌うのがうまい、と言われる人たちはこんな感じだったの?

少しだけ私が気付かなかった秘密がわかったようで、にんまりできます。

正確にいえば、私の耳が悪い分だけ音のはずれはあるが、
自分の採点では驚くほど歌が上手になったようです〜。

一ヶ月も10分ほど鼻笛で下腹部での呼吸法を修練し習得できるならば、
恒常的に歌がうまく歌える人になるでしょう。


私は衝動買いはあまりないほうですが、
歌がうまくなりたい方がおられれば、
衝動買いをお勧めします。

ひそかな鼻笛ブームが起こるのを狙っています。


また、それだけがメリットじゃありません。
呼吸の質を向上させたい人には絶好のトレーニング機器になります。

口呼吸がいつもの呼吸法として固定しがちな人へ、
鼻呼吸を特に練習したい人には絶対に勧めたい。

それに下腹部の下丹田で呼吸をするということを苦手としている人。
胸部での浅い呼吸、肩呼吸に傾倒している冷え症の人、バテやすい人、重心が高すぎる人、横隔膜の動きを正常化させてみたい人。
そのような呼吸関係の改善ニーズに十分答えてくれるでしょう。

もちろん買っただけではいけません。
ちゃんと練習しなきゃ話になりません。

吹き方を工夫しつつ
音をビブラートをさせたり、なめらかな音程のスライドなど。
別に鼻笛奏者としてプロになるわけじゃないのですから、
楽しんで遊んでみようというスタイルがいいのでしょう。
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2016年01月09日

体が整体で変われば、体の操作方法も変えなければ、話は済まないのです

お客様と話をしていました。

椎間板ヘルニアや、股関節や膝関節を悪くして手術をした人がいるのだが、
せっかく手術をしても、再度、または再々度、度々同じ症状がぶり返される人がいるのはなぜか?

実際にそのような繰り返される症状に苦しまれる人は数多くおられます。
いったんは手術をして痛みが改善した傾向にあったのだが、
やがてまた不具合がでてきて再度手術に踏み切らざるをえない。

そのようになると、
その負のスパイラルから抜け出せなくなり、
精神的にほんとうにつらいどん底を観ることになってしまう。


それは、なぜおきるのだろう?

もちろん、理由はひとつだけじゃありませんよね。

数多くあげられて当然です。

ただとりあえず、
決して見過ごしてはならない
ひとつの、可能性あるパターンを見てみましょう。


過去に覚えた自身を歪ませる悪癖となった条件反射的な動き方をどう扱うかで、
その後の再発するかどうかに開きが出るということです。



ここで、ちょっと想像してみてください。

たとえば、
私がロボット工学の実力たくましい科学者だとします。

アンドロイドタイプの高性能の鉄腕アトムのようなロボットを作ったとします。

ロボットを制御するのは、
運動制御プログラムですね。
どのようにして体を立たせるか。
事細かに指示するのです。
それはプログラムに書き込まない動作は一切ロボットはしてくれませんから。
本当に、事細かにすべて規定し尽くすのです。

ですがちょっとしたパーツの発注ミスで、
右大腿部が短くなってしまいました。
それで右側へ体が傾く状態になります。

でも、大丈夫。

そんな決定的な不具合のあるボディでも、
気合の入ったプログラミングをしてみて、
傾斜に対しての補完作業を計算していく。
かなり複雑化していくものですが、
右側に傾斜した胴体であっても立ち居振る舞いができるようなプログラムを書き上げて、
そのプログラムに乗っ取って体を動かすような操作をすることができるまで仕上げられた。

だが、結果として、傾斜した体はバランスをとるのが苦手で、
ボディのブレが大きくなり複雑な動作を強いられていきます。

すると関節部分が過剰にぶつかり削られてしまうようになる。
気づけばボディにジグザグに点在する故障箇所が増えてきた。

右足首、右膝、右股関節などは悲鳴をあげていく。

そこで英断を振るう。

「じゃぁ、右大腿部の部品を新調して左右の脚部の長さを同じ寸法にしてしまえ!」

なぜ、そこに気づかなかったのか! ^-^

そう言われそうですが、
得てして人間はそんな凡ミスばかりをして生活をやりくりするようなところってありませんか? ^-^;

右大腿部の部品を取り替えて、
ロボットの脚部の左右差は消えた。
骨盤部分も地面に対して平行です。

すると、安定して歩けるようになっただろうか?

でもそのロボットは、
ちっとも歩くことはできなくなりました。

それは体がゆがんでも動けるような特別な動作プログラムを書き込まれいて、
そのプログラムを元にして動くしかないからです。

そして再度、左右の脚部の長さを揃えたのだから、
それに見合ったプログラムを新たに書けばいいが。

だがどうも全く新たなプログラムを書くのは面倒だから、
その歪ん体を動かすためのプログラムを元にして、
どうにかこうにかプログラム行数を少なくて済むような
以前のプログラムを消さずに書き足すという方法をとる。

だがそうすると、複雑な歪んだボディを動かすプログラムに、
さらに複雑化された状態のプログラムが書かれていくように。。。


それは愚かなロボット製作者だけの話。

あなたならば、
歪んだ状態で動くようなプログラムは捨ててしまい、
新たに理想的な整体となったボディに則したプログラムを書きますよね。

歪んだボディをコントロールするのにかかる労力の、
何百分の一程度の作業で、釣り合いの取れた体は制御できるプログラムが組めるからです。

そしてプログラムの行数が少ないほうが、圧倒的にレスポンスがよいし、
後々にプログラムを書き換えるにも容易。

歪んだ状態のプログラムを下敷きにして、
そちらを捨てずにプログラムを書き足すほうが実に厄介な作業になるはずです。
それは中心軸が正確に据えられたものをバランス良く操作するプログラムではなくて、
バラバラに積み上げられた崩壊寸前の積み木を壊さずにどうにかこうにか動作させるようなものですから。
リアルタイムにそんな作業をするなんて、よほどの計算力があっても厳しいですね。

至難の業なのです。

あなたならば、そんな究極的には百害あって一利なしの至難の業に挑みませんよね。



ですが実際はそうともいえないのです。

人間のボディも、いったん歪んだ状態で動かすプログラムを書き上げてしまうと、
そのプログラムを捨てずにそのまま生かそうとしてしまう。

上記に例えたように、それは脚長差が左右揃ったとしても、
歪んだ状態の身体操作プログラムを使い続けようとします。

自動反射。
自動的に反射で動いてしまって、
すでに頭で動作法を考えないようになってしまった人は、
本当にほとんどの人が一様にそのような反応をするのです。

結果的に、理想状態で体を操作するには、
重心の丹田キープや、
てこや滑車の力学的に楽に体を動かす操作力の発揮など、
遺伝子に書き込まれている運動操作の機能を使うこともせず、
無駄や無理をつのらせた操作上では、
神が与えた身体操作の省エネかつパワフル化された賜物があることに気づきもせず。


いったん、自動的に歪んだ状態のプログラムを使おうとする自分がいることを客観視できるかどうか。

そこの見極めをする力が必要で、
それと同時にそれを捨ててしまう勇気と、
それに変わる理想的なボディコントロールのノウハウを獲得してすげ替える作業をすること。

そしてそれは膝や股関節等の手術をした人のことばかりじゃないのです。


施術で脚長差が左右ともなくなったという人も、まったく同様な話です。


身体の整体と同時並行に身体操作プログラムへの手当がなければ、
歪んだ体の使い方を適えるプログラムの上に、
整えられた状態という新たな場面のプログラムを付け足して付け足して。

自動化された人間の反射的な動作。

「それって、ダメなんじゃないの?」
「歪んだ状態のプログラムを自動的にしちゃうなら、また同じように歪むような体に持っていかれるだけだ」
「改めて変化した自分の体にふさわしい動作プログラムをインストールしなくっちゃ!!」
と気づいて、改善のメスを入れられるかどうかです。


改善のメスをざっくりといれられなければ、
すでに体にしんどい症状が出てしまっている方は、特に再度、体を壊してしまうのです。


それは私は幾人かの、そのような状態で苦しんでいるお客様を観てきましたから。。。

どうしても、自身の身体操作法を変えなければならないのだという理解に達しない場合。
つらい、です。

ただ残念ながら、再度、以前と同様の不具合が再燃するのは火を見るより明らかです。
そういえるほど、急場しのぎのつぎはぎだらけの身体操作プログラムは危険なのです。

手放したくない。
そういう思いがでてきます。
面倒だし、今までこれで生きてこれていたという自信があるんでそれを否定されるのは嫌です。
つらいですよね。
他者からとやかく言われるのは。
そこに、大きなひっかかる点ができて、
改善の先にある肥沃な大地に住まうことを拒むことがあります。


または体の現在の使い方を手放せと言われても、
その仕方がわからないのかもしれません。
それは、そうだろうと思います。
本当に奥深いものですから、
一気に全部食べ尽くせるものじゃないのです。
欲張らずに野口三千三先生の「原始生命体としての人間」などのテキストを読んだり、
アレクサンダー・テクニークやフェルデンクライス・メソッドを受けたり、
中国武術や日本古来の武道を学び達者なものから手ほどきを受けるのもいいでしょう。
やる気になれば、いくつも有効なやり方はあるものです。
まずは、自分にあったものを見つけて取り組みましょう。


人体というハードウェア。
そちらを操作するソフトウエア。

ハードウェアの状態が変われば、
ソフトウエアも変えてください。

それらは自転車の前輪と後輪のような両輪が回って機能する関係のものだからです。

ボディと身体操作プログラム。
両者が同時に変化変容するものだということを、
肝に銘じれば腑に落ちるところもあるでしょう。

どちらか一方が現状維持で済ませられるものではないのですね。
posted by スズキ at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月05日

指揮者の伸筋主体の手さばきのおもしろさ

私はあまりクラシック音楽界について詳しくありません。


ときどきなにげなくYouTubeで聞いてみたりという程度で、
思わしい高水準の音色とはほど遠いですが。
それでもけっこう満足して聞いてます。


最近、気に入っているのは、次の映像の指揮者。

ピエール・ブーレーズ

なんだか、指揮棒を握らないこちらの指揮者の手先をジーっと見ていると、
これって、伸筋の吊りをイメージするかのような、
バレエダンサーのすばらしい踊りを観てるように。

そんな不思議な光景がそこにあるような気がして。
見入ってしまいます。

軽やかで無駄がない。
水中を揺らめく如く。
しなやかなやさしさ。

ジーっと見ていると、
引きこまれてしまう。

屈筋主体では出せない右脳と直結しているかのような伸筋の繊細な表現。

それを見せられると目が離せなくなり、催眠術にかけられるかのようだ。

もう指揮者の手先しか見えてこない。。。


おもしろい。 ^-^



https://youtu.be/ZzrN4ZAZ890
ピアノ協奏曲第20番(モーツアルト)
2003年5月1日 リスボン ジェロニモス修道院
ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
マリア・ジョアン・ピリス(Maria João Pires):ピアノ


ピアニストのマリア・ジョアン・ピリス

ピアニストって、すごいですね。
こんなに指って動くものですね。

こちらの女性ピアニストの曲は、
他の曲も気になるものばかりで。

たとえば
Frédéric Chopin - The Nocturnes | Maria João Pires


ショパンのノクターンだな。。。
感傷的になり、癒やされてます。
posted by スズキ at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月10日

片側ばかりにバックを肩がけするのは、よくありません!

よくみられる姿勢。

バックを肩の片側にかけると、
たとえ軽いバックであっても
かけた側の肩が持ち上がったままになっています。

バックを肩にかけておくと.png

僧帽筋や肩甲挙筋を使って肩を持ち上げることでバックを引っ掛けている。
そうやってバックが落っこちないようにしているのです。

すると数十分も、そのような僧帽筋や肩甲挙筋を使い続けて神経筋にそこを固めてバックを引っ掛けたままにせよと
命令を下し続けるとどうなるでしょう。

そうなるとバックを肩から下ろしたあとも、
ずっと先ほどのバックを肩にかけていたときと同様に肩が持ち上がりっぱなしです。
先ほど取られていた姿勢を、その後もしばらくの間、継続しようとします。

ただそのバックを肩にかけている負荷や意識が強ければ、
そのような状態にし続けろという命令を神経筋に配り続け、
やがて肩の左右の高さが違い傾いたままとなったとしても
元通りの肩が左右平衡の状態にず〜ぅっとなれなくなる。

それが肩こりや首こり、それに胸郭異常まで創りだすし。

意外に気をつけて行きたいところだと思います。

対処法としては、
リュックサックのように背にかける
たすき掛けのような形でバックを持つ
左右両肩に交互にバックをかけるなど。

とにかく、
体は一定の状態で長時間神経に命令を送り続けると、
そのままの状態で容易に固まりますから。
特に偏りがあるような姿勢をとっている場合には、
注意が必要だと思います。
posted by スズキ at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月28日

ノートパソコンを使うときは、外付けのマウスとキーボード、それに台の設置を!

ノートパソコンを利用して仕事をしている人がおられるでしょう。

私も、ノートパソコンで作業しています。
ただ最近、ちょっと首や肩が施術でがんばりすぎて張ってしまって。 ^-^;

それゆえに少しでもデスクワークで楽をしようと思い立ちました。

それではどうすればいいのでしょうか?



簡単な対処ですが、次の二点。

・------・

1:キーボードとマウスを外付けのものを利用する。

2:ノートパソコンの下に台を置いて底上げして目線が下がらないようにする。

・------・


ノートパソコンをデスクワークで利用する人への提言.jpg

私は、左図のようなプレーンなノートパソコンを使い続けたとある官公庁のお役人のお友達が、
筋骨隆々でスタイル抜群だった方が、
わずか半年でゴリラのような背中のこわばりで呼吸をあえぐような感じになっていった人を知っています。
その方は、いつのまにか海外青年協力隊にて、海外に渡りまして大変な日々を過ごしてまいったようですが、
ノートパソコンを使わずに肉体労働系のガテンを頑張っていたら、
再度、筋骨隆々でかっこ良く生まれ変わっていました。

どれほど、プレーンなノートパソコンの使い方には、体の負担を強いてしまうのかということでしょう。


ひと工夫の補足ですが。。。

1:キーボードとマウスですが、
私はデザイン重視派ではないので、
さっぱりとした次のようなものです。

総額、1600円ほどでしょうか。


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iBUFFALO 光学式有線マウス USB接続 Mサイズ 白箱 RoHS対応 ライトグレー BOMUMLGA
価格: ¥ 930


2:ノートパソコンの下に台を置いて底上げして目線が下がらないようにする。
このときには、注意が必要です。
常設で固定できそうなら構いません。

ですが移動をしょっちゅうなさるような場合には、
不安定な台の上に設置すると、ひっくり返してパソコンを壊す恐れがあります!!!!

そのようにしないよう、気をつけなければなりません。
私は、ひっくり返したことありますから。

「ひえぇーーーー、やったぁ!!!」

相当、ビビりました。。。

ただ背筋が伸びたまま作業ができるので、
格段に頭脳も明晰で仕事がはかどります。
キーボードのタッチも軽やかで気持ちいい。



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2015年09月06日

人の筋肉が退化するか進化するかは、その人、次第ですね

人の体は退化するものです。
退化して喜ぶものはいません。
だれもが自らの身を進化させたいというのが人情ですが、
結果的には使い方をミスっていて退化した状態だと言える場合に移行することもある。


自分自身の体を注意深くつぶさに見つめなおすことが大事ですよね。
そのような力があれば、
自らを伸ばす自力がある。
それは大事なものを失うこともなく、
大事なものを得ることができる人ですね。
それは、すばらしい結果を生み出します!

その貴重性を気づいた人は幸いですよね。


そう考えています。


「たとえば・・・」をあげてみましょう。

意外に大腰筋を利用して生活していない人、多くおられるようです。

ただ大腰筋は、自ら使って運動させてみたとしても使用感覚がない。

そのため、いつもが筋感覚がきっちりある大腿直筋や外側広筋等ばかりを使って足を動かしている人がいます。

大腰筋の筋感覚は、あまり「大腰筋を使っている〜!」という感じが持てずに、
ふんわりとした感じ方しかできなかったりするとき。

大腰筋の使い方が要領を得ていなかった場合には、
あまり使えていないケースが多くあります。


そのとき。


そのような筋の使い方をしているならば、
使われずに放置されれば血行悪化に陥り、
大腰筋の筋組織が栄養を取れなくて兵糧攻めになっているし、
老廃物を浄化する力が大幅減少して蓄積していまう。
またそんな大腰筋は同時に血行不良がたたって冷えています。

要するに劣化し退化(=廃用性萎縮)しやすい状態になります。

そのように普段、その人が気づくかどうかは問題ではなく、
大腰筋という足の筋肉が脊椎に統合されたものが使えない。
そのような状況に陥れば、どのような施術院に通おうとも、
腰部の前への反り返りが出てしまい、
内臓エリアが脊椎で押し付けられて、
内臓下垂へ陥ります。
もちろんそれが行き過ぎれば腰痛やギックリ腰、
そして腰椎椎間板ヘルニアなどへと展開していきます。


理想的な使い方ができていなければ、筋肉は劣化するのです。
廃用性萎縮という、使ってないならば栄養素をそこに与えようとはしないんです。
そして栄養素が受け取れない筋細胞は細りだして萎縮していく。


そういった退化するというやり方の適用のしかたもでてきます。


もちろん大腰筋という筋肉だけが廃用性萎縮という退化へ向かう筋肉だというのではありません。
姿勢が悪い人は、背中側の筋肉の伸筋が全般、姿勢維持ができなくなるような退化や劣化が起きています。

そこから抜けだすためには、
すでに萎縮等が起きているときには同時に筋膜の癒着が強まっていることがあり、
まずは筋膜リリースでそこに血液の流れを取り戻させる。
そうすることがファーストステップ。
そういう施術の使い方は賢いですね。
貴重な時間をショートカットできる。
そして少しでも施術者からアドバイスを得られたかどうか。
それが進化するステップアップがしやすくなるでしょう。


退化した状態から戻りだしたとき。
暫時、退化した筋肉を適量、きっちりちゃんと使うようにすることが大事。

筋肉を技巧的に使えるようスキルアップするようなトレーニングをすれば
使い勝手が飛躍するだろうし、その筋肉の真価は増していく。
着実に結果を残していけるようなプランで動いているかどうかです。
明確な目標や目的であること。
そこが可能なかぎり具体的に何をやるのか、成長の方向性を見つけること。
最初はなかなか成長がおぼつかないかもしれません。
今までのパフォーマンスがでなくなるからです。
いきなり結論が出ないからということで、
そこでやめてしまうようなことはいけません。
自分が成長しているかどうかということに関心を深めて、
そこでチャンスを得て自信を深めることができるかです。

成長基調であることは、結果をいきなりもとめるよりも、
遥かにしっかり評価すべきです。
きっと結果はそんな簡単に出るようなものではないから。
そのことにいい加減気が付かなければ、
本当の成長が起こる前にやめる体質が就いてしまいます。

そうなっていないか?

もしそうなっていると気づいたとすれば、
退化グセから進化グセに変わるための方法を捉え直さなければなりません。


ちなみに、、、
運動は「量」と「質」とどちらが大事だろうか?

私は個人的に質が伴わない運動はからだに悪いものだと思います。

型がよれた状態の骨格のフォームの状態で動き出すならば、
結果的に質のよい運動はできないので、
華々しい成長はありえない。
質をあげるように意識して動くならばいい。

ただ無目的に運動の量を求めて、
骨格フォームが多難な状態で無理をするなら、
それは体のなかに負担を強いる一部分だけの箇所など、
血行を悪化させたり体の左右差や前後差、または重心の異常な上昇などを強いてしまうようになるだろう。

それは健康を阻害するような場合がある。
たとえばウォーキングをしている人のなかには、体の左右のズレを過剰に強調させるような歩きをしていて、
これは腰痛症がきつくなるだろうとか体の症状が外見上私どもに読まれてしまうものなどもいる。
批判的なことを熱心にいいたいのではない。

・・・
個人的な心残りですが、
昔、地井武男氏の「ちい散歩」を見るのが好きでした。
彼の歩き方は特徴的で、手を横・斜めに振る癖がある。
見た目にはかわいい感じがしてくる動きだ。

ですが私が実際にその動きをマネてみて数分体験したら。
腎臓裏手に不具合な状態を感じ始めていた。
「これは、何らかの問題が出るのではないか。。。」そう感じられた。

体のアシンメトリーな動きの不具合は、
ときには大きな問題につながるときがある。

つまりシンメトリーデザイン化された動きから離れれば離れるほど、
アシンメトリーという崩壊しやすい骨の並びに拍車がかかります。


私は自分が動きの研究をするときに、
極力自分の姿を外側から観たイメージを思い描いて正誤を図ります。

ときには施術のやり方のポイントを見出すときには、
タブレットのビデオ撮影機能で自分の動きを撮影し、
そこから客観的な良否をつぶさに観察していきます。

ビデオ撮影や全身の姿見のような鏡を利用して、
自分の姿を見つつ動きを評価していかなければ、
動きの姿勢や動きの動作について良否の成績は
たいていがお手盛り感が大幅にアップしている。

質をあげようとするときな、
信頼できる指導者に観ていただいて指摘を受けること。

それができれば、なお、いいでしょうね。

私自身、自分の動き方の片側のみの強化などを実質してしまっていて気づかないとき。
そのようなときな使っている筋肉は過剰に使いすぎて筋肉を硬化して劣化させていて、
使いすぎている筋肉の裏側には使う量が少なくなっていたり、
またはほとんど使えてない筋肉が多量にあるようであれば確実にそこは廃用性萎縮だ。

そのような問題が体の内側で見え隠れしている。

相応に体の使い方を研究している者の場合でも、
客観性が確保できていなければ穴があることが多いので注意が必要だと思います。
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2015年08月30日

数本の筋肉の力を合わせて合理的に発力させる手順とは

体のパーツは別けて動かそう

本日は、ヒップホップダンスをなさっておられる男性が施術を受けていただきました。
ありがとうございます!


そのときに上半身、特に腕力を固めずに動作させるといいなと思い、
腕を使うときには、鎖骨の内側の付け根のある胸鎖関節部分から動かして、肩、肘、手首、等の、
内側から外側へ流れる関節の動きを意識するといいのではと。
そうすると腕の重さなどゼロに等しい感覚で腕が持ち上げられるし
腕のねじり方を工夫して動かせば腕の移動を可能にさせることもできる。


そして次に、
文章で書いて、説明が通るかどうか心配ですが。





ひとつの動作をする場合に、
たとえば腕の大きな筋肉の3本が関連して人を押し動かす場合があったとしましょう。


そのときに、
3本の筋肉を一気に全部をまとめて動かそうとするとどうなるだろうか?


やってみればわかりますが、
必死に頑張ってみたとしても、
思ったほどは強い力が出ない。



互いの筋肉がどの方向に動くのが適正であるかを脳が計算できずにいる。
つい同時に動かした筋肉同士が縮み切る前に筋収縮をやめてしまったり、
相手に力を渡し切る前に自分の内側への反動が響いて跳ね返ってきます。


力みが運動性能や力の伝達力をを悪化させた状態に陥る。


私が思うに、力が外に伝達されずに、
力を出す本人の内部にこもってしまっている。


これが本当に一番、自分の体をつぶす原因になります。


でも、ついついやってしまいがちになると思います。。。


ではその3本の筋肉を順序立てて一本ずつ働かせていく。
つまり一本の筋肉が想定する適切な量の筋力を出したら、
次の一本を働かせるという操作を繰り返していく。
それで3本の筋肉をまんべんなく力を出させるとしよう。



そうすると、
一本ずつの筋肉が力を発揮させるときは力みが大幅に減少していることに気づくはずだ。
一動作は一筋肉で完結させるようにして、動きを練っていく。


この動きのねり方を繰り返して修練する。
一動作と一動作がしっかりつぶが立っている状態を作りつつ、
それらの一動作が短時間に次々に移り変わり連続することで、
一気に数本の筋肉を動作させて力みに体を痛めつけることを
避けられるような動作が可能になっていきます。


複数の筋肉をいきなり同時に使っての練習ばかりする場合と、
一動作は一筋肉で完結させる意識で動きの質を磨く場合では、


後者の場合を取り上げれば


・ 動作時の呼吸の質の向上、
・ 動作時の疲労軽減、
・ 動作時の集中力増による余裕が操作の工夫を進化させる、
・ 圧倒的に力の発力の差が生じる。




施術者の良し悪しも、
私はこの操作ができているかどうかで判断しているところがあります。


日頃から十把一絡げで適当に筋を操作するという習慣があるならば、
一本ずつの筋操作の要所が見当がつきにくくなってしまうからです。

それでは筋肉の操作特性を自らの内側で感じとる感性が育ちづらい。


私の文章からは、ちょっとどのように操作すればいいのかが実感がわかないでしょうが、
その力みがある操作と、力みが抜けた力の伝達がなされた際の圧の差は、
受けてみて体感すれば一目瞭然の違いを感じることとなります。


よかったら、身体操作を練ってみようという方々は、ぜひ、研究してみてくださいね。
posted by スズキ at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

骨盤底筋の体操ってあるの?

・========================================・
【 業務上お知らせ 】
2015年9月分の予約表更新いたしました。
ご予約可能なお客様は、ご検討の程を!

『ボディワイズ 予約可能日程表』
http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm
・========================================・



先日、女性のお客様から質問をいただきました。

質問者:「骨盤底筋を鍛えるにはどうすればいいの?」

解答者:「ケーゲル体操(骨盤底筋体操)という体操法があるんです。お聞きになられたことはありますか?」

質問者:「な〜に、その体操?」



ケーゲル体操は、
アメリカの産婦人科医アーノルド・ケーゲル博士によって考案されたそうです。



まず、骨盤底筋の筋力が弱化したり問題が生じたらどうなるのでしょうか?

骨盤底筋が緩んでしまうと、尿漏れとかの泌尿器系に問題が起きてしまう。
骨盤底筋が硬化萎縮してしまえば、
尾骨が肛門側に引っ張られて、あらぬ方向に持っていかれ曲がってしまう。

特に女性の場合ですが、
骨盤底筋は腹式呼吸をするごとに上下動する仕組みだ。
子宮が下垂したままになり膀胱にペタッと癒着したら、
骨盤底筋が上下動してくれるにしたがい持ち上げられ、
少しずつ緩まされ剥がされるような操作をしてくれる。
そんな調整力が骨盤底筋の筋力不足では起きにくいし。

それだけでなく、子宮脱・膣脱や難産や会陰切開にも。

また医学的には語られないでしょうが、
会陰部分に第一番目のチャクラ(根チャクラ・ルートチャクラ)というものがあります。
骨盤底筋を上下動させることで「火の着いたかまどに、ふいごで火の勢いを増すように」させる。
その第一番目のチャクラが活性化することで、
第二番以上のチャクラが活性化し勢いがつく。
第一のチャクラ会陰部のチャクラがしっかりするにも、骨盤底筋パワーが必須。

骨盤底筋が活性化していないと、精力に欠けてしまうといわれます。


それらもろもろを改善させる好影響な成果を期待できるものがあるといいですよね。
そのやさしいやり方のひとつが骨盤底筋体操。


YouTubeで関連する映像を探してみました。

以下の映像では骨盤底筋がイラストで解説してある。
他の骨盤底筋の解説動画はそのようなイラストがないので、
まずはこちらをご覧頂いてから、
さらに骨盤底筋のエクササイズを具体的にトライしたければ、
YouTubeへ飛び関連映像を探していただければいいでしょう。


https://youtu.be/5yPmuUha7tY
尿失禁を予防・改善するための骨盤底筋体操DVD

比較的負荷が少ない、やりやすい運動だと思いませんか?



私が立ち居振る舞いをお伝えする際に、

あにはからんや、、、
上記の映像の骨盤底筋体操と、
似通った姿勢をしていただくことがいくつもあります。

ケーゲル体操(骨盤底筋体操)では・・・
上の映像を見ていただければわかりますが、立ったり座ったり等の姿勢で
おなかの力を抜き肛門と膣を締める
閉めたままゆっくり5カウントキープ
力を抜いてリラックス
おなかの力を抜き肛門と膣を締める
すぐに弛める・すぐに締める・すぐに弛める・・・5回繰り返す

ということをしていますよね。


私の施術で動きの操作をするとき。
体の使い方をぜひとも練っていってほしいお客様には、
動きの解剖学の本を参照していただき、もうちょっとステップアップしたレクチャーです。

肛門部分を引き上げるというのは、内閉鎖筋等を持ちあげましょうと、
肛門を締める以上の難しいことを言って顰蹙をかうこともあります。
なかなか言葉で内閉鎖筋等を・・・といわれても、
そこの操作が実感できるものではないです。

でも知らないのと知っているのでは、
いずれ身体操作が飛躍するときには
そういった知識を得ているかどうか。
そこで差ができますから。 ^-^

ちなみに肛門を締めると、息が止まって動きの操作ができなくなるんですよね。
それを嫌いバレエ等では内閉鎖筋等を使い骨盤底筋を操作しています。
それは理にかなった理想系なんです。




ケーゲル体操は男性がやって、
意味が何もないのでしょうか?

私は、そうだと思っていません。
男性も、泌尿器の問題が出てきたりする際は、
骨盤底筋の弛み過ぎが問題であることもある。
加齢とともに、排泄関係のことに気になることが増えてきます。

女性同様に男性にも骨盤底筋があり、
そこを鍛えておかない手はないです。

そのような意識を持って鍛錬すれば、老後に幸せになりますよ!


骨盤底筋が感じ取れない人は、
下丹田の意識が希薄ですから、
同時に中心軸の下端部意識も希薄になっている。

体の芯を正確に真ん中で捉えたいならば、
男性も骨盤底筋体操を意識的に取り入れるべき。
そう思います。
posted by スズキ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日

立ち方が尾骨の自己矯正を進めてくれるということ

本日の施術で気づきましたこと。

尾骨が前の方へ曲がっている状態があったお客様。
その方が立ち方が、私が合理的と考えている状態で立つことができるように落ち着いていかれました。

以前から立ち方が改善すると尾骨の変位にも揺さぶりがかけられて、
正常な位置へと動き出そうとしますからねとお伝えしていたと思います。

怪我でしこたま尾骨を打ち付けた人は、
これが起きづらいというところが傾向としてあるようですが、
長年をかけて自然に歪みが生じてきていたという方は立ち方が磨かれると、
それで骨盤の前傾が是正されたり、
骨盤底筋の前後へのゆりかごの動きが出たり、
骨盤底筋やその周囲の筋肉のゆるさがでてきて尾骨を曲げるほどの骨化した靭帯部分がゆるみだす。
そのような現象が起きることを、
私は幾例か見たことがあります。

ですが通常はお客様にそのようなことがあるんですよといってみても、
「 ほんまかいな ? 」
というような疑心暗鬼を生ずることも多くて。
うまく信じていただけないこともあるのです。

実は本日のお客様の尾骨部分。
以前は前の方にかっちりと硬化して曲がり、
びくともしなかった様子でした。

いまだに前の方に曲がりがあるものの。
それが本日は尾骨や仙骨の繋ぎ目部分が筋肉のしこりで一色単になっていた状態を脱していて、
尾椎の骨の形状が米粒より小さなものまで察知できる。
尾骨の先端部分がしなやかに動きがでていました。
そして驚いたことには、尾骨が一枚板で前に強く持っていかれたのですが、
その尾骨の尾椎のパーツの上部が緩み分かれて丸みがでていた点です。

そのような点を、実際に本人にもちょっとモニターしていただきましたところ、
確かに尾骨の尖端を軽く押すとゆるく動きがでるというような
柔軟な状態に変わっていると認識していただけました。

今はまだ、改善していく過程かもしれません。

ですが、
アスリート系の方々やムーブメント系のボディワークをなさっておられる方以外で、
自力で立ち方や呼吸法の改善等でこのような変化した状態にまでいくことの大変さ、
そして積み重ねられた努力に、私自身が感動した次第です。
本当に、実直に、地道に頑張ってこられたことが伺えます。


自力で尾骨の歪みを是正した人は、
二度とまた以前のような不具合が出た状態になりづらいでしょう。


私のところでは肛門部分に指を入れて矯正するということはしませんが
そのような施術をなさるところでお世話頂きましたとしても、
尾骨を指をいれて調整を受けられた方の場合、
骨盤の前傾が治っていないようならば早々に元に戻ろうとします。
そこでまた尾骨矯正が必要になるといういたちごっこになります。
あまりに強い尾骨の曲があってという場合には、
緊急避難的にそのようなことも意義があると思われますが、
そうでなければ個人的には立ち方等の磨きかけをすることで、
少しずつでも自力で曲がった尾骨を元に戻せるようにすることが理想だと思う。


このような理想型にたどり着ける人も少ないのが事実です。


ですからこそ、このような変化が出た人が一般の方でもいたのですよと言えるのは、ありがたいことです。




立ち方の理想型につきましては、
それは諸説あって、各々が自己主張をなさるところですから。
文章でうまくそれを伝えるのも難しいのかなと思っていましたが。

スタジオプラスエー( https://studioplusa.wordpress.com/ )の
山本様から教えていただいきましたとあるサイトに書かれている立ち方。
そのサイト自体には好き嫌いが分かれそうなところがありますから、
今のところこちらのブログでは掲載を控えさせていただきますが。

そちらのサイトに書かれている通りの立ち方が
私の自然体と申します理想型にとても近いもの。
驚いていました。
同時に、うれしくなりました。

さすが、山本様は密度の濃い情報を集めるアンテナが立っておられて、そんな情報の宝庫です。 ^-^
それに、本当にタイムリーなときに、タイムリーなことを教えてくれるありがたい御仁です。 

その立ち方を教えてくれるサイト。
そちらでの術のコンセプトを利用できれば。
非力な女性でも情報を相手に伝えることで、
施術をするような際に大きな助けが得られるかもしれない。

そのような可能性を引き出すには時間がかかるかもしれないが、
できるだけショートカットして、まずは私が理解しようと思っています。
吟味し、起死回生を狙っています。
posted by スズキ at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

背中を押してくれる誰かのパワーを感じて歩こう

昨日の施術でのこと。

はじめてお会いしたお客様。

体の症状については問題はあるかもしれないが、
そちらを指摘されたいのではなくて、
歩き方、立ち方を学びたい。

そのような希望を持たれていたお客様でした。

施術の感想文を提出願うこともあり、
しっかり施術をさせていただきました。
そして最後の最後の、歩き方のレクチャー。


歩き方、、、実際は、教えることができるの?

そのような実感を持つ人も、いるだろう。

それは大腿直筋を使い歩く人と、
大腰筋などの伸筋群を利用して歩く人とは、
感覚がまったくの異質さを示すからだろう。

言葉で伝えるときには、
工夫してイメージで伝えようとしても、
所詮は左脳で支配するのが言語ですし。

左脳モードに優位になられるならば、
どうしても、逐語的なプログラムを上から下に箇条書きにして読み進める形になる。

それはお伝えする側のチャンクアップされた情報を小分けしてチャンクダウンする。
その過程で、どのように噛み砕いて伝えようとするのか。
そこでの工夫が難しいのだ。。。

左脳モードにて動きを統合できるもではないのです。

右脳にイメージというホログラム仕様の
複雑な立体視野を併せ持つようなひとまとまりの小分けされないままの
ナマの情報を伝えることができなければ。
質のいい動き方を、そっくりコピーすることは難しい。

いつも、いつも、悩みます。
左脳モードにて動き方を伝えるならば、伝えられた感が薄い。

だから一回でのセッションで、
歩き方を伝えてほしいといわれると。
できるところまで頑張って伝えるしかないと、
ベストをつくします!という気持ちで頑張る。

実にもどかしいところがあります。

大腿直筋主体と大腰筋主体の歩き感覚の違いは?.png


左図は大腿直筋で歩く人。
膝を持ち上げるため太ももの前や外側を使っています。
意識による進行方向のベクトルは、『前方』です。
一般的な日本人の歩き方は、
こちらが定番になっているのでしょう。


右図は大腰筋で歩く人。
ここでは大腰筋を使うにはというような外形を伝えるのは、やめておきます。
どのような動きの感覚があるか?
背中を相当なエネルギーを持った誰か第三者のものが押してくれるに任せる。
腎臓のある位置の高さの両サイドを押される感じといえるのでしょうか。
自分で歩いている感じはないのです。
そしてむしろ後ろに進む感覚がある。
意識による進行方向のベクトルは、『後方』です。
後ろに進もうとする反作用の力で前に勝手に進んでしまっているという感じ。
このような歩く際の感覚があるというのは、
体験したことがあるものは、
ちょっとした驚きがある。

ただ理詰めでどういう仕組みであるか理解できると、
体の中のテコ入れがきっちりなさってある運動生理的に則っています。

さほどびっくりするようなものでもないんです。
私でもいつでも調子がよければ再現可能なもの。

このモードで散歩をするのは、
本当に楽しく充実しています! ^-^
右脳の活性化する度合いも半端ではない感じでリフレッシュするんです。


でも、体験したことがないと不思議に思えます!

ただこのような種類の動きについて、
言語化して伝えることの難易度は高いものです。。。

ですが、ラッキーなことに、こともなげに歩いていた。
ちょっと、2〜3の要点を伝えるだけで、
私「あっ、できてる。それでいいですよ〜」 ^-^

背中側に寄りかかって歩く感じがあるので、
さらに感覚を磨いて研ぎ澄ませるならば、
何らかのフィジカルやメンタルな問題も、
自己完結型で対処できるように落ち着く。
そんな明るい気持ちにさせていただける。


で、実質、歩き方を必死に教える手間もなくあっけなく終了。


武道等を愛好しておられる方で、
極めているような方々は普通で
この状態なのでしょう。
何例も拝見させていただいたことがあります。
つまりあまりいないタイプです。 ^-^;

ただし、、、
私は一般の方では、ほとんどない、稀有なことでしたので。



昨日お見えになられた女性は、
AFPセミナー等での修行で、
すでにこの歩きの感触を得ていたそうです。

右脳伸筋モードでの、歩きの感触をご存知。
そちらを再確認しようとお考えになられて、
歩き方を教えてほしいという希望だったのですね。
すばらしいことですね〜。
納得でした。 ^-^



体験してみないと、
わからない世界。

あるんですね。。。


あらためてAFPの強力さが伝わってきました。 0.0;


そうか・・・。
私の今までの歩き方の伝え方から、
一歩、先に進めるには別の手も持ちだしていければいいんだなと。





現状の私の施術からは切り離さなければ、
時間的にそれは難しいのですが、新たな可能性を感じさせていただけました。
posted by スズキ at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

背面の首の筋肉はどこから?



背面の首の筋肉はどこから?.png

知っている人は、知っている。

上の図の(a)と(b)を比べると、
(a)のほうが黄色のボックスで囲まれたラインエリアは広いでしょう。

そしてもちろん、頭蓋骨に付着点があるから(a)のエリア内の僧帽筋。
それはすべて首の筋肉なんです。
みぞおちの裏辺りから首の筋肉が伸びているわけ。
大きいよね。広いよね。
首の筋肉って。

だからものすごいパワーがあるのが首。

この筋肉を余すことなく使うには、
肩甲骨が肋骨から浮き上がる必要がある。

(b)図が自分の首だという感触を持つ人は、
肩甲骨が肋骨にベタづいている人が多いのです。
肩甲骨が左右に開きすぎていたり、上に持ち上がる。
それでは僧帽筋が首の筋肉だといえるような実感がわく動きが不可能。

そのような設定で生活をしていると、
肩こりや首こりはもちろんのこと、
姿勢のみばえが老化したようになって悪くなったり、
起立筋の緊張が横になっても抜けなくて大変です。
体の重心だって、臍下丹田からずっと上にずれて上がってしまう。

後頭部がしっかりと背中に重さが乗せられているかどうかというのも、
僧帽筋の動き出しを良好にさせる重要なチェックポイントです。

それに肘の位置が整えられてしっかり脇が閉まっているかどうかも。

研究してみると、
すでに体幹力が育っているならば
頭が楽に支えられるようになります。
そうなると、かなり楽しめるんですよ。

頭って、中空に浮き出す感じがする!って。
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2015年07月14日

骨格フォームの違いと大腿直筋の硬さの関係

大腿直筋 : 上前腸骨棘あたり(正確に言うと下前腸骨棘、寛骨臼上縁に付着)と膝蓋骨あたり(膝蓋骨を経て脛骨粗面に付着)に付着している筋肉です。

★大腿直筋.jpg

大腿直筋が硬くなってしまうと、困るんですよね。
そうなると骨盤が前傾して全身の歪みが画期的に起こってしまう。。。

とにかく腰痛になったり、歩きづらくなったり。
O脚やX脚になってしまってスタイルが悪くなってしまう。
長距離歩こうとすると、すぐにバテてしまうときもあって。
そして右利きで右の大腿直筋が硬いとすると、
同期してのように右の内転筋群が硬くなって。
内転筋群の硬化萎縮は小腸を下垂させますから、
消化器の影響も出てくる。
出っ尻になリやすく、鼠径部が詰まると血行の停滞や足にたまったリンパ液が排泄できずにパンパン。




じゃ、整体屋さんやマッサージ屋さんで、硬くなった大腿直筋をゆるめてもらえればそれで話は済むの?

残念ですが、そんなに簡単な話じゃないんです。
骨格の起きどころが改善できなければ、
「外圧をかけたマッサージ等の成果は長続きしません」。

なぜなら体の傾斜が起こす転倒を防ぐための支え棒やギブス等の応急材として、
大腿直筋等を使ってしまう骨格を持っている人にとってみれば、
わざと大腿直筋を固くしておかざるをえないのです。
気づかないうちにそのような使い方を選択している。
日本人の過半数が、そうなっていると言えるではず。

骨格のフォームが変わらなければ、
外圧をかけて大腿直筋を緩めるのは対処的措置でしかない。

では、どのように変えればいいというのだろうか?

大腿直筋で見てみる.jpg

図(3)の骨格姿勢では、ほぼ、上述したような不具合がまんべんなく起こります。
大腿直筋は、深部までカッチカチで、つらいです。


では図(2)と図(1)ではどちらの骨格姿勢が、
大腿直筋の柔らかさをキープできているのだろう?

触っていただければわかりやすいのですが、
図(2)では、そこそこ大腿直筋が柔らかい人もいますし硬い人もいます。
ちょっと筋膜リリースをしてみると、ばらつきがあるのですね。
だから中には、いい感じの人もいるので絶対にダメといえるものでもない。

図(1)では、大腿直筋もハムストリング筋も合わせて柔らかくて赤ちゃんのよう。
ほとんどの人が図(1)では、そんな素晴らしい状態で柔らかさのレベルは図(2)とは格段の差です。
容易に大腿骨が障れて骨の形状がリアルに触診できてしまうのが通常です。


私は幾人も幾人もの施術をさせていただいた。
運動能力が優れたアスリートの方も、
年齢的に高い方も症状を持たれた方も。
それぞれの特徴として、
大腿直筋の深層部の芯が柔らかいか硬いかで分けることができるようだった。

筋膜リリースを得意にしている私は手の感触で
大腿直筋の柔軟度から観察しているわけですし、
筋硬度計測器を持っているので数値で計測した。

すると図(1)の状態で長い年月暮らされている人は、
もしも何らかの体の具合が悪くなっても、大丈夫です。
相当の生命力や免疫力があるから、自力で治せますし。

そしてなにより運動性能が富み、
動き方の談義をしていくと話が噛み合って楽しい。

天才系の運動神経を持っている人もこちら側にいて、
筋力で体を縛り付けて立てようとはしていない。
骨をバランスよく縦に積み上げる。
それぞれの体を支えるための関節は浮かして浮身をこさえて、
しなやかさの優位なままだ。

力んだ立ち方を強いて関節部分で骨と骨を粘りつかせているのか、
関節部分が体幹に近い根本の骨から末端の骨を浮かべる湖の湖水にして浮かべる感じなのか。

それは格段に、体を保持している際の、たのしさやウキウキ感が変わってくるというものだ。

椎間板の萎縮から自律神経の機能異常が出てきます。

とある加齢して80歳ほどだが相当に動ける中国武術の老師。
その方の背中をレントゲンで撮影したところ、
いまだに40代ほどの脊椎状況で椎間板のボリュームがいい。
そんな写真も残っているほどだ。
脊椎の椎間板たちの若さはそのまま加齢しても残せるのです。


ちなみに図(3)では、どうしても椎間板はくさび状になり、
腰椎や頚椎の椎間板ヘルニア化が起こりやすい。
股関節や膝関節にかかる負担も大きくなります。
実年齢以上の加齢した状態に身を置いてしまう。
ひとまず、ここからは、早急に退去すべしです。
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2015年07月13日

自分の体を研究所として化して、理想姿勢を見極めよう。

3つの姿勢比較.jpg

上図を見てください。

身長が低い順に並べると、
「B-A-@」です。
なぜ同じオブジェクトデータなのに、
背丈が縮むの?

この場合は、脊椎の前後屈(前後に歪みが大きい状態)と
左右屈(左右に歪みが大きい状態)が過剰になったことが原因です。


Bは、猫背で、腰が前に行きすぎている。
もっとも骨の歪みが大きいパターンです。 

多くの方は、
直感的にBは、
望まないと思います。

老化すると、このパターンになりやすい。
かつては、そのようにいわれていました。
椎間板ヘルニアのような、
椎間板がくさび状になり押しつぶされる。
そのような症状に繋がりやすくなります。


次に考慮したいのが、A と @ の違いです。

どちらが理想的なニュートラル姿勢なのか?

@ を『平背』と呼ばれて、
不良姿勢とお呼びなさる方もおられるようです。

ですが私は @ が理想だと考えています。


理想姿勢は、
息を吸う、息を吐くの呼吸動作を助けます。
ちょうど腹式呼吸の際に、
息を吸うときと、息を吐くときの中間位に骨盤が建てられた状態です。

下丹田部分が、後ろにも前にも容易に移動できる状態の骨格形状とは?

それは、すでに身長の背丈が短縮しているようでは☓。
腰椎がはじめから前弯していると不利な点が生じます。
即座には息を腹式で吸う際に腰部を丸めにくいのです。
そのテンポの落ちを私は嫌います。

ちょうどギターの弦を爪弾くと、
その弦は前後に同量の振幅をはじめるでしょう。
そのような状態が起きにくい骨格上の並びでは、
振り子のような規律性のある前後の質量移動が
難しい状態から動き始めてしまうのですから。
その不自由さが後々まで尾を引くことになる。

それに「大腰筋の操作」がしやすいかどうかですね。
圧倒的に @ が有利であることは、
バレエをなさっておられる方々から明らかです。

理由は、ざっくり上げるだけでも、
お客様の特性に合わせた言葉を選び施術中に解説しています。




ここで大きな問題があります。

 A の姿勢がいいと思っている方は、 @ へ移行しづらい。
 A が理想だと思っている以上、 @ の姿勢は慣れてない。

やってみても正確にできませんし、
出来損ないのちょっとマネの状態をしてみても、
それは明らかな不良姿勢だとしか思えないようです。

辛いところですが、ここで先に進む道が消えている。

「だって、こんな変な姿勢がいいわけはないでしょ」
という、ことです。

ですがそれは、
現状の自身のなかに存在するしこりが機能的な姿勢という
歪み姿勢を快適と思わせる体感から由来する情報に支配されている。

歪んだ現状だから感じられる感覚を信じている。
歪んだままの状態から抜け出せなくする罠です。


よほど理詰めで理想状態を構造上の強度や呼吸の質と腹腔内分の内臓のあり方など、
 @ の優位な点が自分で思考して腑に落ちるまで納得し切るまでは、
特に大人から指導された場合は、持続的に変化を維持しづらいのです。

ある程度、深層筋のしこりの数々をリセットすることで、
歪んだままで動ける機能的な姿勢自体が理想姿勢に近づけることもできる。
そうなってから、理想姿勢を体験していただくほうが期待が持てるだろう。
理想と現実とのギャップの距離が、かけ離れ過ぎないで済ませられる。


私自身、以前は施術中に腰痛や肩こりなどで背中をキネシオテーピングでびっしり、
どこぞの力士やバレーボール選手やテニス選手以上に痛々しいほどに貼っていたが、
それは A の姿勢までしかできていなかったからだ。

過酷な施術に絶えられず血を吐いたり、円形脱毛症にもなった。
長期休業も繰り返さざるをえなかった。
それは私の経験したことだった。

それが @ に改善したときから、
体力が増したし疲労蓄積も少なくなった。
過酷な筋肉を酷使する労働を送る私の筋肉は上腕筋や大胸筋や大腿直筋など、柔らかい。
風邪もひきづらくなった。
いいことを挙げれば数えきれない。

人体を若返らせるためのノウハウは、ここにある。

ただ私が自力で研究していって @ に自分の身を近づけるようにたどりつくのにも、
自身で研究して確かめつつ少しずつ姿勢を合理的な方向へと書き換えた過程があった。
かたつむりほどの歩みで10年はかかっただろう。
その間に厚みのある知識を仕込んできたため、
自分が自分を納得させるには十分な量と質だ。

それだけの研究成果のほんとうに小さな断片を切り取っていくつか紹介してみても、
それだけで十分に他の方が納得できるものではないのだろうと思う。
ただ時間の関係上や話の取っ掛かり上、
そのような断片の紹介に留めるしかないのが悔しいところです。


私は研究素材として本を買ったり図書館から借りたり。
姿勢関係を磨く資料だけでも相当数集めて読み込んだ。

医師の勧める姿勢の本は多数読めば医師ごとに矛盾したことを語っている場合があるのはわかる。
Bがいいという人はいなかったが、
A か @ かというと、どちらかと言えば A がいいという先生が多いように感じた。
@ を推奨する先生はロルフィング創始者のアイダ・ロルフ等、あちらの先生が多く思う。

とりあえず私の本を読む姿勢は、
結局、権威がある先生だからといって私は信じません。

「どこかの権威の先生がいうにはこのような内容だ」
そんな紹介をしても、
それは自分の責任を放棄した投げやりな責任転嫁のやり方でしかない。

書籍は「正解を語る」という先入観を捨てる。
参考にするお題が提示してある問題集を手に入れたと考えたい。

合理性がかけた点があると自分が感じるほどの本の雑味があれば、
著者の目の付け所が間違えていると思う。
自己中心的な読み方だが、それでいい。


つまり A がいい姿勢だとテレビや本やトレーナーにいわれたから、
それでいいんじゃないのという考え方の幅を削って狭めてしまっている。
そこの制限を外せなくて、そこでもったいないことになっている人が多くて。

私はそれを「他人の言葉を鵜呑みにしている」としか見えなくて。。。
聞きかじっただけの真偽の自身で感じ取れない情報を信じて盲点を持つにとどまらず、
検証的に再考することを勧めたいのです。

自身の体を使って検査検証していく。



たとえば、「本」で言えば、
著者も間違えたことを書いたと気づいて、
訂正したがっている場合もあるのが普通。
研究が進めば、そんなことはザラですね。


すべての著作は「参考程度」です。

ただ自身で完全に試して検証して、
そこからさらに進化したものだけ、
正直にそれを私は正しいものだと。

そういう自信がでてくるものです。

熟成するのは、
自分の体験に落とし込めてからだ。

結果的に私が言動を尽くして施術中に指導した言葉は、
自分の気持ちにしたがうならば自信が持てなければできない。

それだけの時間のうち、身体操作のボディワーク系の本で参考になりそうなものはすべて読んだ。
太極拳や武道系のテキストも自分の体で著者の言葉を疑ってかかって真偽を確かめつつ検証した。

かなりくどくどとしたことを書いてきました。

自分の体と積極的に正面切って向き合う志がある方には
他人の言葉を鵜呑みにしてほしくなくて。
他人の言よりも、自身で自分の体を使ってどちらが優位なのかを試して欲しい。

そうしないで、大損をしているような場合も、
多々あるから。

そしてこの度のような姿勢の解釈についても、
そういった代表的な事例だと思います。


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2015年07月12日

背中の胸椎の後屈をどうやって減少させればいいのかの対策案は?



理想の脊椎の湾曲と前後屈が大きい場合.jpg

下手な雑な絵でごめんなさい。

とりあえず左図が理想状態の脊椎。
それほど大きな前後の湾曲はない。

そして右図が前後の湾曲が大きい。
こちらでは湾曲前より後のほうが脊椎が数ミリから数センチずつ縮小しているのがわかる。

こちらの状態のほうが脊柱起立筋の負担が増していく。
そして上部胸椎の湾曲は呼吸器系や循環器系に問題が出るだけでなく、
免疫系にもよくない状態を創りだすことは知られている。

なのでできるだけ左図の理想状態に戻したいところです。

今日、どのように理想状態にすることができるのかなと。

自分がしているところを考えてみると、
やっていることといえば、
小さな部屋の中での木刀の素振りくらい。 ^-^

実際に工夫しながら木刀を振る。
やってみると、
脇の詰まりやすいところが伸びるだけではなく、
胸を開いたり閉じたり、
背中を閉じたり開いたり。
それの交互の運動すると、
自然に腕の力みなく木刀が動き出す感じがつかめる。

右手を前にしたり左手を前にしたりして構えを変えて振るのだが、
それぞれ50回ほど振るとちょうどいい感じの頑張った感がある。 ^-^;

おそらくこれって伸びやかに背中の筋肉を使えれば使えるほど、
体が若返り始めるのだなとつくづく感じられる。
呼吸や循環や免疫力が良くなるようだからだ。

ラジオ体操の「腕を上にあげて横に倒す運動ー」でも、
もちろんやっている動作自体は違いはないのです。

ですが、木刀の振り方を少しずつやり方を独自に工夫して振ってみると、
様々な振り方が身についてきて技巧的になっていける。

結果的に、素早く一撃で正確無比な打ち込みをしたい。
それを適えるためにはどうすればいいかを吟味して、
一回ずつ振り方を変えて確かめながら練習を積みます。
たとえば木刀の握り方、胸を動かし手を動かす意識などなど、
細かく観ていくのです。


意外に素手でおこなうよりも物を手に握り操るほうが、
動きの正確性が誇張された剣先の動き方を観てわかる。
それが動きの質の良否を直感的に教えてくれることに。

それはゴルフのスィングを練習するには、
体だけを動かして操作の具合を見るより、
打ちっぱなし等で実際にゴルフクラブを握って打ったほうが、
合理的な動きができているかどうかが判断できるのと同じなのでしょう。

・・・そう考えれば、ゴルフでもいいし、
水泳という水を使うものでも同じような胸郭と肩甲骨の操作が大切になる。
ただしゴルフの場合は、素振りを左右同回数だけ同じ気合で均等にしなければ、
体が歪むリスクがあるから、そこはしっかり左右差を作らないように注意したいですね。
クロールや背泳ぎ・バタフライや平泳ぎなどの水泳は、
そのような左右差を大きく作るリスクはあまりないと思いますからやりやすいですよね。

だから別に、対処法は木刀の素振りしかないわけでもない。 ^-^;

体側を肩甲骨のローテーターを利用しつつ伸ばしあげていくには、
どのような伸筋の使い方をしていければいいのかなど、
いろいろ工夫を積み重ねるといいのでしょう。


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2015年06月17日

足底腱膜(または=足底筋膜)が、大腰筋を利用する鍵になります。

足底腱膜(または=足底筋膜)が、大腰筋を利用する鍵になります。


足底腱膜とは、
足裏の底に位置する筋膜のこと。
イメージは下図をご覧ください。

足底腱膜.jpg



足底腱膜が活かしてコントロール出来ているかどうか。
それが無意識か意識的にかはとにかくとして、
足底腱膜が活かされていなければ、
大腰筋がさほど使いこなされていないと思う。

それはバレエをしておられる方と話をしたが、
足の使い方に長けているダンサーの足裏には
自在に足底腱膜を一端広げてから足の甲側の
指の伸筋をまとめ上げるステップで制御できているものだと。
それは施術をさせていただいた経験的に感じたことでもある。

この場合には足部を前から見て観察できるようなアーチで足部骨格構造を立体強化している。
そのような立体強化させて使い勝手を良くした足部。
言葉で動作説明をするのは複雑だから割愛しますが、
この足部を創りだして動き出すことで腸骨が動き出す。
そして大腰筋が自然に操作活用できるようになります。

まさにこの場合には、
末端の足先まで気が通ったかのような繊細さと丁寧さを感じられてなりません。
末端の細部に拘りが抜けているならば、
同時にコアにも意識は十分にははいりづらいようです。

大腰筋を使う使い方を大腰筋部分だけの意識をクローズアップさせて解説され、
そこにだけ意識を集中させて、大腰筋を使った脚部の上げ下げを試行してみる。
そのときにもし足部の足指が力んでいるようならば、
腸骨は動きを失する。
そして腸骨は前傾を強いられる形で腸骨筋が効いているため、
腸骨筋と大腰筋は同時に作動することは不可能に近いですし、
無理やりそうしてみたとしても、
その動きはぎこちなく本来のみぞおちの裏手辺りから足が始まるイメージでは脚は使えていません。


大腰筋と腸骨筋.jpg

そのような事が起こってしまいます。
そして「私は、こちらの足はうまくあげられるけど、こっちはうまくいかなくて・・・。
ということになってしまわれることもあるようです。

利き足側の足の指には力みが入りやすくつま先側重心にしやすい傾向があります。
利き足を手放せるような「まさに両利き」になれるトレーニングが必要になります。


そしてもちろんバレエ等をなさっておられない方でも、
両利きになってつま先重心から脱却して内くるぶしの下あたりに重心を設置できれば。
そうなれば、大腰筋の使い手に、一歩前進したことになるでしょう。 ^-^


もしバレエをなさっている方で、
身体操作の精密な部分にまで関心が高い方がおられるならば、
意図的に自らの動きを分析記録していただければと思います。
研究する過程でトウシューズのなかの見えない世界で、
ダンサーが一体どのようなことをしておられるのかを、
試行錯誤するきっかけになればいいかもしれませんね。



足底腱膜から、少し視線を広げてみましょう。

これは手の手掌腱膜との類似性が存在します。
たとえば手掌腱膜が活かされて使えるならば、
肩甲骨が生きる広背筋が効いた動作ができる。
ところが手の指をギュッと握りしめて手を上下に動かすならば、
肩甲骨の動作は起きないか起きたとしてもぎこちなくちょっとだけだ。
つまりしなやかで機能的な動きとは程遠くなってしまう。

手先の末端の手の内に秘伝あり。
それと似ていますよね。

そして同様に、
足部の末端の足の裏に秘伝あり。
ということでしょうか。

そういうことなのでしょう。
posted by スズキ at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月20日

無意識に伸筋と屈筋が同時に縮んでいては、体によくないんですよ

<伸筋と屈筋が同時に働いているとき>、「『対抗』してますよ!」といいます。

『対抗』とは、わかりやすく言い換えれば『力み』に近い感覚だと思ってください。
伸筋と屈筋は、同時に働かせることができます。

自動車のアクセルを踏み込み、同時にブレーキを踏み込んだ状態にすると
「空ぶかしのガソリンのムダ」と「エンジンの故障」が起きてしまいます。
それと人の体の内部でも、同様なことが行われている。

伸筋と屈筋の対抗について.png

精神的にストレスを貯めこみやすい人、
オーバーワークな人疲労蓄積が多い人、
虚弱体質や慢性的な体調不良の方などは
いつも無意識に伸筋と屈筋を対抗させているケースが多いようです。

本人的には、そんなに体を動かしていないぞという人も、
実は対抗で筋力をムダに発揮させて疲れているということもあります。


伸筋と屈筋の対抗について2.png


無意識に対抗させていたならば、
本人は対抗に気づかないものです。

無意識に行う対抗グセがついていると、
その癖が消えるまで、
体調は繰り返し、繰り返し元の不調状態に移行していく。

私は、対抗を消すことができるような指導がなければ、
施術を受けても元に戻ってしまう原因になっているのだと思います。

事実、そうです。

だから対抗に対抗してほしいと、常々、願っている次第です。 ^-^


ただ本人的には無自覚に起きる体調の不良化ですから、
狐につままれる感じでしょう。


ですが明らかに対抗は脳が命令を下して
自分でしている行為です。

だから自分でそうしていることに気づき、
それをやめなければならないと気づくことが大事なのです。
伸筋と屈筋を同時に力ませるような使い方は辞めなければ、
本格的な本来のフィジカル面でのハイパフォーマンスが表せません。

それはとても損をしていると思いませんか?

まずは屈筋に対して、
「屈筋さん、もう、今の時間は緩んでくれていていいんだよ。お疲れ様」と、
「私は、私の屈筋を緩めるための許可を与えます」とか、
屈筋に緩んでいいという許可を与えてあげることです。
そのような言葉を、直接口にだして言ってみるのもいいでしょう。

そうすることで屈筋本来の動きの方向を鋭敏に司るハンドリング能力が発揮しやすくなります。
そして伸筋の強力なエンジンと噛み合わせて動き出すときに、
筋力の発力に自由を得た状態になると言えるでしょう。

posted by スズキ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする