2020年11月22日

腹圧を圧迫感がきつく感じる状態をとどめないようにしていきましょう!


お腹の中を使うとき、
お腹から力を取り出すとき。
腹圧をコントロールする必要があります。


腹圧のコントロールのやり方はいくつもあると思います。
私はそのような解説は、いつも具体的にお客様を前にして、
そのお客様の現状から負担がかかりすぎないやり方を選択してお伝えするようにしています。


知り合いだったバレエをなさっておられる女性が体験した話ですが。
コアの筋肉を活かしていく感じを自身で追及しようとして、
骨盤底やその周辺に過度の負担を強いて婦人科系の疾患を得た方がおられました。
他にも運動で負担がかかりすぎて生じる泌尿器系の疾患等を得た方もおられます。

なかにはプロの踊り手で、疾患後に惜しまれつつ引退なさった方もおられます。
その後はバレエスタジオに体を動かしたいから通っているといってました。
その方の現役のときのダンスは観たことがありませんが、
カラダの故障で引退を決めたときは、さぞや無念だったろうと思います。
それがなければプロとして実績を積み続けられる素養があると、私にさえわかりましたから。





そしてデータの母数が少ないことではありますが、
男女比として。
男性も腹圧を強めすぎれば鼠径ヘルニア等になりますし、
大腰筋と直腸が癒着してはがれなくなってつらい思いをする人もいます。
ですが女性のほうが圧倒的に深刻なトラブルをえるときが多いようです。
それは骨盤内に収まる婦人系の器官が、腹圧が強くなりすぎるときに、
ダメージを受けやすい傾向にあるからということなのでしょうか。

特に女性に、腹圧のコントロールを注意深く扱っていただくことで、
健康を損ねないようにしていただければと願っております。





基本的には、腹圧を強める状態を長時間続けることは、
そうするためには横隔膜や腸腰筋(大腰筋&腸骨筋)、骨盤角膜、腹横筋、腹斜筋、腹直筋等をまんべんなく、
そして注意深く内丹の一点あたりに等量の圧を集めるベクトルを作り出して維持し続ける必要があります。
このようなことは、長年にわたってよき師匠を得て修練し、身体が習得したならば可能でしょう。



だから私を含め一般の方には、ハードルがかなり高いものです。
腹圧を強めるというのは、身体づくりを取り組む課題として必要不可欠なものと、私は思うのですが。。。
私にはあまり身体操作系の書籍にはそのことの詳細が解説されたものを探せておれないところです。
ですから私が自分の身体で感じてイメージする腹腔内を上下左右前後斜めと八方から観るときの図を描いておきますね。

腹圧をつくる多様な力のベクトル.png
(うまく腹腔の壁となる筋肉の八方からの内圧が作れると、腹部内部が宇宙空間にいて浮いてただだようような感覚になるでしょう!!)


腹圧には適量があります。

その適量を越して過剰となれば、身体が悲鳴をあげるものですし、
その知り合いのバレエをなさっていた方のお話をお伺いした後からは、
腹圧と骨盤の傾斜、大腰筋と腹圧の関係、その他、、、
再検証していきました。

たとえば、内転筋という内ももの筋肉のラインに意識をいれようとするときに、
ついミスって内転筋群を緊張させて筋肉が収縮した状態に陥り継続すれば、
腹部内部の内臓全体が下垂してきます。

私の施術をお受けいただいていれば、必ず私はチェックして修正をしている部分に内転筋があります。
内転筋をリリースされるときに、緊張した筋になって筋(スジ)が張っていて痛みがあれば、
内転筋の硬さがあるというだけではなく、内臓下垂がもたらされていると見受けられる状態です。

そして腹直筋が硬かったり、腹斜筋や腹横筋、または鼠径部や前胸部肋骨下端など、
緊張から張りが強い場合。

または大腰筋を触られたときに硬い凝りが見受けられているときにも、
腹圧がうまく作用していない傾向が見受けられます。




腹圧を感じる、腹圧をイメージする、腹圧を意識する、そして理解したものを作り上げてみる。
そのようにしていくとわかりますが、腹部の容態は全身の形状、ねじれやゆがみや委縮や虚脱などの状態をよく反映しています。

中医学の診断法のうちの切診という体に触れてチェックする調べ方があります。
それには脈診と腹診などが代表的ですが、その「腹診」。
未熟ながらもその意識でお腹を触らせていただくようになって、
カラダの捻じれなどの異常があれば、それは腹部に呼応する部分に問題がありそうだ、、、
という感触がつたわるようになってきました。


腹圧を強くしたままを維持していれば、腹部の不調も生じますが、
同時に体の良い意味での脱力リラックスした代謝力がある筋肉の状態を妨げ体調不良を被る可能性がでてきます。






なので、たとえになるかどうか怪しいのですが、
太極拳などは、レッスンを始める前には「起勢(ちーしー)」という集中モードに意識をいれる動作し、日常の身体操作から変えて練習をします。
そしてレッスン終わりには、「収勢(しゅーしー)」として集中モードから意識を抜く動作をして、日常の身体操作モードに戻します。




私も太極拳を自主練習していたとき。
練習モードの意識とカラダの操作です。
発展途上の間違い探しに事欠かないままですが、
レッスン中はカラダの節々まで意識をして修正もしようとする勝負ができるわけです。

それが普段の日常モードの意識で発展途上の間違い探しに事欠かないカラダの操作のままでいると。。。
カラダの操作に気を配れていない半端な身体操作を刷り込んでしまいます。

それは日常の身体操作では、すでにカラダの内側にサポーターとしてのしこりがついていて使える状態で、
どうにかこうにかやっていけるのですが、
この日常モードでの意識や観察力が欠如した状態で練習モードのイメージで生活をしすぎるとどうなるか?

ときとして、非常に思わしくない部位にしこりを付けてしまったり、体内の組織に負担を強いることにもなり、
かえって気や血液の循環を阻害して停滞させる結果を呼ぶことがでてくるのです。




そういったこともあるので、集中と観察の練習モードと日常モードの使い分けて中途半端な状態でとどまらないこと。

ある程度、修練の向上が板につくまでは時間を区切るなどなさっておいたほうがよいでしょう。

私は、このスイッチのONとOFFを切り替えて、使い分けるようにしています。
そのようにしたほうが、かえって効率よく、カラダの変化や改善が起きるように思います。


ただし起きているあいだじゅう、常に練習モードでいつづけられるような意志と精神をもっている方ならば、この限りではありません。

posted by スズキ at 19:43| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月16日

正座をしながらカラダの使い方をつたえさせていただいた貴重な経験 

昨日の施術にて。

ずっと長い間、毎月のように施術に通っていただいている背の高い男性のお客様がおられます。

カラダの使い方を教える先生をなさっておられる方で、
いろいろとカラダの操作についてお話をすることがあります。

ただしその方のお体の負担は決して少ないわけではなくて、
他人からは見えない深部に、かなり多くのカラダの組織をがんじがらめにするこわばりがあります。

その筋膜部の癒着という凝りのテンションは次第に解けていっているものですが、
感覚をマヒさせてしまった人はともかくとして、
感覚を取り戻せた人は、実に的確に、自身の内部にしまわれた凝りの具合がわかります。
その凝りからくる張りがつらく感じられれば、動きを制限して身を守るのが自然な摂理です。
無理やり動かそうとすれば、それは無茶苦茶なことで、後でそうしたつけが回ってくるものです。
それを本能的な感覚で知っており、恐れているのです。

ですがなんだかそのお客様の様子が、私の目から見ても、以前とは全く異なりました。

それは頭の形状、胸の位置、背中の脊椎の連なり、足運び、肩の高さや前への回り込み、目の左右差、、、
その他、様々な着眼点をもって情報を瞬時に私は集めて、カラダの内部の気血津液の滞りや、体軸の傾き、重心の狂いや、
その日のお客様の現状に即した課題を汲み取るのですが。



外面ばかりか内面の様子にも違いが見えているほど、体調上のステージが進化してみえました。
たくましくなった強さの印象を受けました。


その時点で、施術でのワークはいつもよりもソフトなものへと変更する時期だとわかりました。
次のコマのお客様がおられなかったこともあって、
いきなり2時間半くらいカラダの使い方のノウハウ等について話し合っていました。


そして私が話す内容を以前のお客様ならば、頭の冴えは大した方ですからイメージで理解なさるも、
どうしてもカラダではその求められる動きの要素を体にインプットして試すことで、
簡易な体験をして、それを重ねることでカラダの使い方を深めるということが難しいところがありました。


それが昨日のカラダの内側からにじみ出る様子から、そのお客様のカラダは理解できるから「話そう!」という思いに駆られ、
両者、正座して向き合いながら、長々と話をさせていただいたのです。
(さすがにお客様は途中で足がしびれてくずしておられましたが、確かお客様から先に正座をなされて、私がそれに続いた感じでした)

そこでの話は私が以前から、そのお客様の身体が聞き耳を立てられるようになったらお話したいと思っていたことです。
かなりコアな、いままでお話をさせていただいたことの集大成的なまとめでした。


うまく、話が伝わってくれていたらいいんだけど。。。




カラダの使い方をお伝えするときでも、
定型の文章化されたものをお伝えするときは楽なのです。

他者の先生方の借り物をつたえるのではないときは、
脳内にメンタルスクリーンを設置して、
伝えたい内容をそこに描いて映しながら話をします。
これがまた、信じられないほど疲れるんですよ〜。 


そんな話をさせていただいているとき。
いつも思うのですが、
私のような、無名でつたない内容しか伝えられないものの話を聞いてくれる人がいるって。。。


私にとって、ほんとうにうれしいことです。
感謝しても足りません。


施術も大切な研究課題です。
カラダの使い方も大事な研究課題です。
それを知って身を救うか身を亡ぼすかというレベルでの、
自身の生命にも直接かかわってくる大切極まりない課題です。

施術については長々と話を聞いてほしいとは思いません。
それは私の置かれている立場のせいもあります。
そして同業者の方でもなければ、
施術の話なんてマニアックな分野ですから、
聞いてもあまりおもしろい話じゃないでしょう。

ただカラダの使い方については私がお話をするばかりではなく、
お客様からの意見や考えを聞かせていただいて、
私自身も目方を増やしていただける機会なのです。
特に昨日のおきゃくさまはカラダの使い方を教える先生でもあるので、
話をさせていただくというところのコンセンサスを得られていますので。
そこもありがたいところです。





ほんとうにホットストーンを使った施術では、
いまだかつてなかったような成果が出せるようになってきているのです。
そのことは複数名のお客様のカラダの変化する姿を観ている私が、知っています。
独自のホットストーンを利用して生み出せる施術の型が見えてきて、
他の方々にそのやり方をつたえられるときがくればと願っています。
そんなに長い時間はかからないような気がしていますが、
まだ重要な研究課題がいくつか残っているのです。



いま、切に願うところでは、
コロナウイルスの流行が収まって、
12月以降の施術を休業するしかないという判断をしないで済めばうれしい。

施術を続けてられることが、、、。
ホットストーンの施術などの成果をお客様に提供できることが、
いちばんの私の生きるモチベーションにもなっております。

フロー理論を唱えたチクセントミハイ先生は、
人間は黙ってまじめなことばかり考えていたら、
かならず否定的な方向へこころの舵を取るといっていました。
自分を夢中なフロー状態へと導けるものへかかわり続けるよう努めること。
そのこと自体が人生を充実なものへと化すといいます。
私にとって、それが施術です。
そしてカラダの使い方から、自身の心や精神を客観的に見通す目を養うこと。
そうやっていけているうちはフロー状態に身を置けているよう感じられます。


フロー理論.png
挑戦レベルとスキルレベルの両方が高いときにフロー状態になります!


インフルエンザウイルスやコロナウイルスなど、
これから乾燥してウイルスの影響が高まります。

どうぞ、皆様も、お体をご自愛くださいませ。

そしてもしよろしければ、
皆様がフロー状態になれることについて、話を聞かせてくれませんか?
なんか、とても興味があります。
人それぞれなんでしょうね。

^-^
posted by スズキ at 22:47| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月06日

とんぼのやじろべえのような、つりあう動作は筋力消費のムダを大幅カットできて、疲れないし姿勢もよくなりますよ!

とんぼのやじろべえ.jpg

ダイソーに、とんぼのやじろべえが売っています。

やじろべえは、左右の重さがつり合うことで絶妙なバランスが整えられています。



たとえば左側の羽を下に押せは、右側の羽が上にあがります。
すると上にあがった右側の羽が重力によって下がろうとする力が働きます。
その力により左側の下げられた羽が上に持ち上がります。
そしてその左右の羽の上下動の振幅の大きさが減衰して、

やがて元通りの左右の羽が均衡を整えられた状態にもどるという仕組みです。



人体も、実態として体内の骨組みがやじろべえの支柱のように、
シンプルに伸びた状態がデフォルトにして、
そこからとんぼのやじろべえの片方の羽を下げることで
対になる反対側の羽が持ち上がる様子と同様の変化を起こすことができれば。。。



カラダの体重は、左右でつり合いがとれるほどの等量の重さに分けていきます。
片足で立つときも、両足で立つときも、同様に。



するとわかることは、胴体や首、腕、頭、そして脚部など、
60キログラムの体重の人であれば、
骨を芯に据えて軸を中心に創ります。

そして、左側を30キログラム、右側を30キログラムに、
几帳面に分けて吊りあえるような設定を整えてから動けばいい。



この状態を体へと設定することができれば、
一切の力みないままやじろべえの羽が動くときの吊りあいをかなえるときのアクションに似た、
ふわふわ感をもって最小の筋力で非常に大きなカラダのムーブメントが起こせるのです。



この状態がカラダの吊りあいを整えてはじめてかなえられる、
「<重み>で動く」というつり合い意識をキープし動作を維持し続ける身体操作法となります。



骨を支柱にして支えるパーツとして最大限生かします。
筋肉や内臓などは、とんぼのやじろべえの左右の羽のようなオモリにします。




このときの、骨を支柱にするとき、支えの支柱が中ほどで折れ曲がれば、
その支柱が動きをともなうときには上に乗せられた体は複雑にブレブレになった情報を与えられてしまいます。

するとかならず身を固めてしまい脱力ができなくなります。

それでは重みを感じられるオモリの重さを感じとないため、
左右の質量を吊りあうようにという設定を置くセンサーを働かせる以前に台無しになってしまいます。



足の裏が地面に接している点から頭頂部までにかかわる背面の伸筋群と骨格を元にした支柱を立てたならば、
そのときに立位では、左右の身体は微妙に前後左右に呼吸をするごとにぶれているのが当然です。
呼吸により生じる前後左右のぶれを、左右の身体を分けた重みを巧みに成業するようにぶれを減少させるための必要なセンサーを働かせ、
同時に左右の身体の質量をさらに厳密な数グラム単位での誤差にとどめるようにします。



そして歩いたり走ったりするときには、地面に接触している側の足のかかと部分に体全体の重みをかけるようにします。
その上で立位と同様に、カラダの左右の質量をグラム単位ですり合わせるよう観察と精密なそのような精密さをかなえるような制御をしていくのです。

歩くとき、走るときに共通する感覚は、
絶妙に虚実に分別するものとなります。



たとえば歩くとき。
片足が地面についていて、反対側の足が空中に持ち上げられて前のほうへと足を延ばして一歩を作り出します。
このときに地面についた側の足は「実」にして、
地面から空中に浮いた側の足は「虚」となります。

体の中で虚と実が明らかにわけらると、

「実」は屈強に地面をとらえて安定を作り出す重みを付けて、

「虚」は羽が生えてふわりと浮くほどに軽々とさせるイメージで移動させるのです。



スムースな動きができる修練を積む人々は、
実にこの『虚と実』を正確にわけています。

太極拳の修練では『分虚実』とか『虚実分明』などといいます。

こうすれば効率よく身体に負担をかけずに姿勢を維持しながら動けるのです。
そして動作もゆったりと流れるようにスムースにという動きもできますし、
疾風のごとくすばらしい速さで動くこともできるのです。





このようにやじろべえのようなカラダの操作法を習得できると、
効率的で疲れにくい動作ができるようになります。



大腰筋をつかうときの歩き方にも、
この重みを活かすという要素が含まれていますので。
ぜひ、試行錯誤して重みを活かす動き方を極めてくださいね!!

posted by スズキ at 02:56| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月05日

【理想的な筋肉の流れの方向をイメージして姿勢や動きをつくろう!】の小題を自作しました ^-^

フランクリンメソッドの本を見ていると、
ほんとうにカラダの姿勢や動き方をイメージで導くノウハウが詰まっていて勉強になります。

たとえば、立位姿勢で背中の部位の流れを感じ取ってみよう。
首や肩、肩甲骨、起立筋のラインなど、
どのような方向をイメージすればいいのでしょうか?

かんたんな問題を作ってみました。




下図の(1)と(2)。

(1)の起立筋部分のラインが上方へ向いて肩甲骨の棘上筋の下を外方に向けて伸びるベクトルと
(2)の肩甲骨の棘上筋の下を内方へ向けて伸び、つづいて起立筋部分のラインが下方へ向くベクトル。


(1)と(2)のどちらを意識したほうが、姿勢を楽に維持できるでしょうか?



実際にやってみて、自分の身体で答えを見つけてみてください!


体幹と腕の方向性.png


(1)のイメージでしっくり来た人。

身体操作のセンスがいいのかも。
非常に体幹がのびやかに上方へとむかい、胸が自然に広がり呼吸が楽になります。
カラダが軽くなった感じ。


(2)のイメージではカラダが全体が鈍重に感じますよね。

手を動かすのもおもだるく感じるはずです。
それに足の動きも抑制されているはずです。
呼吸も胸が重くなって浅く詰まる感じです。




このように、どのような方向性を持たせて筋肉の流れのラインを導くかで、
楽な身体操作をかなえたり、厳しい負担を背負う身体操作をしているのか。

まったくの別物。


カラダが疲れやすいという人達のほとんどのケースでは、
筋肉のラインを意識する力が少ないか、
理想の方向性をもって描けていないはずです。


私が(1)と(2)を試して10分ほどいれば、
(2)では(1)の10倍以上しんどくてつらいんです。

だから(2)のイメージで体を操作し続ければ、
蓄積疲労は年々増加するわけです。
それは自覚的に、不都合なことをしているつもりはない。

「これは老化現象だからしかたがない?お医者様にも『老化だから』と言われたし・・・」

となります。

ですが若い人でも、(2)の身体操作では、
年中疲れた感じがぬけなくなるのは変わりないのです。





忍者のように快活に動けている人は、
天然で筋肉の流れを理想形で操れているんじゃないかな?
武道をしている方々で、センスいいなと思える人は、
一様にして理想形の筋肉をイメージする方向性がいいんです。



私にはそのような生来のセンスの良さはありませんから、
フランクリンメソッドの本をありがたく学ばせていただいてます。


エリック・フランクリンの本.pngフランクリンメソッドの本



蛇足になりますが、

(2)のイメージで施術をしたら、
施術成果は 1/10 に激減します。
それどころか、正確で緻密な施術が不可能ですから、
非効率でリスキーな「施術をしている」とは呼べない危険な行為になってしまうのです。

最近は上記の書籍やセミナーその他で身体操作のノウハウを学ぶ機会が増えており、
私以外の施術をする先生方も、しっかり身につけておられる方々は多くなっているようです。

ついしん:2020年11月8日に、上述させていただいた文章を一部訂正させていただきました。(1)が理想のイメージです

posted by スズキ at 04:32| Comment(2) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月24日

腰や首が疲れて詰まり出す前に【体側】を動かそう!!中丹田が体側の筋肉群を操作する鍵を握ってます!!

こんにちは。


90種類もの栄養素が含まれ、300もの病気を予防すると言われている奇跡の木、モリンガ。

今、そのモリンガの苗づくりにいそしんでいます。
苗の状態でも葉が茂れば、葉は天然のサプリです!



北インド原産で暑さ好みのモリンガも、
日本の温暖化が進む現状だからまだ発芽すると思い植えてみた結果。

以前植えたときは発芽率が20%前後と悪かったため、
今回は30粒ほど小さなポットに種を撒いてみたら12本ほど発芽。

発芽まで5〜12日ほどかかるといいますから、
発芽が速かったです。
3日で発芽、4日目で3cmほど伸びてきて、植え替えを準備する必要を感じはじめました。

モリンガ種から4日で発芽しました!.png

もうすぐ9月ですが、いまだ暑さが止まないことを実感しました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


いま、私は長時間、自宅にこもり作業を続けてます。

ストレスフルなデスクワーク.png

そのせいで運動不足がたたっています。
時折、長距離歩くと、ぜーぜーいってしんどかったりしますから。



昨日は、バレエをなさっておられるお客様の施術でした。

詳しいことはいえませんが、
施術をお受けいただいているお客様に仕事の近況を聞けば、
社会情勢も手伝って、仕事が忙しさを増したといわれます。

仕事量が急に増え、カラダがその変化にあわせられない。

それは、そうでしょう。
高度な責任重い仕事を懸命にしてきたうえに、
さらに仕事量を増やされるようなことになっては。

心身ともに、たまりません。


身体に蓄積した負担は、私がお身体を詳細にチェックする前に、
2メータ離れたところから観察した時点で違和感から目を付けた場所がありました。


以前にも増した先行きが不透明でストレスフルな社会環境。
その恐怖は社会全体の余裕を奪い、自らも追い立てます。

恐怖で身がすくむとはよくいいますが、
心の余裕が薄くなると体の硬さは短期間で増えていきます。

足すことのデスクワークのときに使う筋肉が使い過ぎです。

そのようなときのパターンとして、

身体全体が前傾していきます。
つま先側に重心が置かれます。
大腿直筋部分がパンプアップして、
骨盤の前傾が強化され腰背部の蓄積疲労が、

腰方形筋、起立筋、特に下部腰椎の片側かまたは両側までをも固めだします。
そのような腰部の負担は同時に腹側の腹直筋等の硬さをも引き起こします。

大腸や小腸、胃などの消化器の働きに不都合が生じます。

みぞおちやへそ回りが硬くなって横隔膜の上下動が制限を受けます。
腹式呼吸ができなくて、肩で息をし始める。
それも重心が上方へと狂う理由となります。


私がこうなれば。
数日間、気持ちの塞ぎがおこり便秘で苦しみます。
これは身体に詳しい私でも、
がんばっても抜け出せなくて。
復活まで繰り返し自身を反省して探索を積まなければうまくいきません。

そんなとき、ストレッチポールに乗ってゆらゆらしていても、
理想改善にまで進まずスッキリしないで、
眠りが浅かったり呼吸が窮屈だったりすることが継続することもあるんです。
かなりしんどいんです。。。




なぜでしょうか?




このような状態に陥る理由はケースバイケースですから、
一概に正解が出せるものではないです。 ^-^;


ある人は、木刀で素振りをすると改善できるし、
ある人は、遠赤外線サウナに長時間入るのがいい。
対処は、その人の現状を理解して試すべきものが決まってきます。


そして昨日のお客様が現状のお体の不具合等をお伺いしているとき、
その多くの考慮すべきヒントをいただくうちに直感できるところがでてきます。

施術で現状の問題がある硬化した筋肉を緩め、ゆがみのパターンを改善するのは、
お客様との会話がなくてもある程度は機械的におこなうこともできるのです。

ですがそれをしてだけでは改善が一時的で終わること、
つまりなぜ現状の身体のつらさをもたらしたかがわからなければ、
早々にこさえたしこりを再度作り出そうとするものです。

私はそこでの足踏みをしていただくよりも、
現状の不具合は困ってしまうので、こうなってほしいという欲求が強くなるときです。
自分の身体をよく観察して自己理解のためのヒントをキャッチできるときでしょう。
いつも以上に観察力が増すのが、こういうときです。

すかさず、問います。
「こういうときには、バレエのエクササイズ等でどのような対処をするといいのか。
 心当たりはありますか?」


そこで、私が思ったような回答でなくとも、
自分でだしたアイデアは、自分に刺さりやすいのでいい影響をあたえてくれる。
そのまま気持ちよく「じゃ!ぜひ、それをやってみましょうよ!!」
とお願いすることでしょう。


ただかなり心身ともに整理しづらい状態のときなアイデアを出すにも混乱してでてきてくれないのです。


私が、もしかしたら改善に役立つエクササイズとして口を開きました。
「赤ちゃんのような、ハイハイ。。。。。でしょうか?」



「・・・?」



ノートにヘタな図を描いて、下半身部の下丹田の歯車と、胸郭部の中丹田の歯車がかみ合わさった動きを、
体側を動かして関連連動させるイメージで動く動作が、ハイハイなんだと主張。

なかなか動き方についての説明は私にはハードルが高いので、うまく伝えづらいのですが、

「コモドドラゴンが歩くときの動きだね!」
とお客様が、ひらめいて嬉々とイメージを描いてくれて助かりました。


体側を動かそう!.png

デスクワークをするときに、カラダの前面と背面の筋肉が凝るんです。
特に上半身が垂直に立てることが続けられなければ「腰」に負担が蓄積していきます。

するとカラダの前面の屈筋群という非力な筋群と、
ややパワーがあるものの委縮した使い方が続けられて凝りが蓄積する背面の伸筋群。

これらばかりを使い続けるんです。

そのときに座面に座る部分のちょっと上の部分。

仙骨のチョイ上の腰仙関節や、仙骨と腸骨の間の関節である仙腸関節が必ずゆがんだりずれたり委縮したりするんです。
じつはその部分をしこり化させることで、前傾した上半身を支えようとしているのです。

すると腰部の凝りが、やがて首や肩の凝りにも関連した状況で出現してきます。

この首凝りや肩こりが強めに出てくると、体側の筋肉をしっかりつかうハイハイがしづらくなるわけですが、
そこは本日の施術で解決していきますから大丈夫。

この部分をひたすらのデスクワークをし続けていると、使う機会を失われて体側が固まって使えなくなる。
そこを抜け出すには、人体は、「体側の筋肉」が胴体の動作のパワーの源と言われています。
この体側の筋肉群を動かす操作を5分もすると
全身が活気づいて下半身と上半身を結ぶ腰部の凝りが低減します。


この体側を動かすとは、上丹田の歯車と中丹田の歯車と下丹田の歯車を噛み合わせることです。


3つの丹田の歯車の位置.png

このとき、観察していただけるとわかるでしょうが、下丹田の骨盤部、上丹田の頭部は、変化できない骨で形状が形作られています。
対して中丹田の歯車は、肋骨という特殊な動的操作が可能な骨で作られているのです。
肋骨の右側の肋間筋を収縮させると、反対側の左側肋骨の肋間筋を伸長させることができます。
そのような肋骨部分の収縮と伸長という体側部の筋ががっと動けば、
下丹田につながった歯車が反応して回転します。
上丹田につながった歯車が反応して回転します。

中丹田の操作により骨盤や頭部を操作できるのは、本能のなかに動作の関連が植え付けられているからなのです。

中丹田の体側の歯車を回転させる操作の力は、強力かつタフ。
それは骨格を合理的に使う仕組みに支えられてのことです。



この操作が、緊張したままの心身状態での過剰労働ですっかり忘れてしまうとすると、どうなるか?


丹田の歯車同士の歯車のジョイント部分がかみ合わなくなって、腰や首が詰まって体側の動きがおこらなくなります。

そのようすを、私はお客様のカラダを観て、気づいたのです。


日頃からスムースに体側の筋肉群を使い慣れている人は、ハイハイをしましょうといわれると、
見事なハイハイが早々にできるのです。
ですがちょっと体側の筋肉を使うことから遠ざかる生活が数カ月も続いたならば、
どうやれば理想のハイハイなのかを評価できずに余裕をもって行うことができません。
なのでしばらくはぎこちないハイハイが続くのです。

でも、確かに胴体と頭に、3つの歯車があり、かみ合って、胸の中丹田が動けば他が動かされる関係であると気づいたとき。

赤ちゃんにそっくりな動作ができてしまうのです。
リズミカルにテンポよくこれができると楽しくなって陽気な気分になります。

赤ちゃんだったときの自分の純粋無垢な感情を追体験している。


そのような気さえしてきますよ。


そして、もしかしたらこちらのバレエをなさっておられるお客様以外にも、
身体の内側の歯車を回す感覚がわかってくると、タフになれますので。
トレーニングしてみるとおもしろいかもしれませんよ!


posted by スズキ at 15:27| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月03日

運動の質は、交感神経と副交感神経の綱引き大会で引き分けがベスト!!

『脳』は。

「賢い面」と「幼稚な面」の二面性を持っています。

ナチュラルな感性豊かさ。
しなやかな生命力を表現できるのも、
私たちの脳へ、代々の血から引き継がれた輝きです。


曇りなき輝きを放つ力の元は、
いまだに神々しいままです。

気血は循環して代謝がおこり、
常に体内を機能させるのにうってつけのpH濃度を維持する操作をしてくれています。
酸性・アルカリ性のバランスは最適化されていなければ、
血の流れは速度が遅速に乱れ、量は大小に乱れます。

免疫は体外から侵入する菌やウイルスの数にあわせています。
免疫細胞の数が少なければ病気へ転じます。
免疫細胞の数が過多となればアレルギー反応により自らを傷つけます。
免疫の量は恒常性の操作範囲内となる「交感神経と副交感神経のバランス」が本能にあえばよいのです。
交感神経か副交感神経のバランスが崩れれば必要量から足りないか過多となるかのどちらかへと乱れます。


実は脳が免疫を交感神経と副交感神経という神経で制御するように、

脳自身もそれらの神経に影響を受け制御できるものなのです!!



私には陰陽を交感神経と副交感神経に割り当てて考えれば、

「陰」は副交感神経
「陽」は交感神経

です。

運動をしようといわれると。
大多数の方々は、交感神経を振り切る負荷をかけて筋肉の増量を目的と考えるかもしれません。
学校等での授業でも、テレビの健康番組でも。
筋肉の動作の質には入り込んだ指導は薄く、
陽の交感神経が過多に働くものをさらに追い込む。

そうすることで、
脳は、代々先祖より受け継いだナチュラルな生命を削ぎ落し、
機能的な身体動作を手放し続けていた。
そのことにあなたがはっと我に返って気がついたならば。


そこからの方向転換を図りたいでしょう。


私のようなカラダの操作に目を向ける者は、
「陰・陽」のバランスを「副交感神経・交感神経」に分けてものを観ています。


そしてまずは陰陽の順、
陰が先んじて学びを深め、
陽がそれに乗っかって追随する。

そのような発想で、
人体のありようを観察しています。

カラダの操作ひとつあげてみても、
本能的な動作から、私含め多くの方が失ったものがあります。

それはとりもなおさず、
脳自体のありようが、
本能的な作動する力を同時に乱す結果にもなってしまうのです。

神経の親玉が脳。

脳が綱引きの綱の中央にくくられて、
左右にわかれた綱を陰陽で綱引きをするのが交感神経と副交感神経。
脳は、常にニュートラルポジションの上に。

脳のニュートラル.png

交感神経が強く引いて勝っても
副交感神経が弱まって負けても、
または他の条件によって、
脳のいるニュートラルな位置が狂ったとすれば、
どちらも不自然さを身体にもたらします。

下図のイメージです。

脳の交感神経過多.png

副交感神経の力が減退していたらそちらを鼓舞しましょう。
交感神経が行き過ぎて緊張していたらそちらを緩めてなど、
調整力を駆使して脳を神経を通して緊張過多にも緩みっぱなしにもならず、
すぐれた本来の機能を活かせる位置へ戻すことができます。




「脳を鍛える」ことを意図して「運動」により交感神経と副交感神経に直接影響を配るのです。



その視点を持ってそれぞれの人を眺めれば、
見える像が明瞭に位置ずれの様子に気づきます。







後日、交感神経系を鼓舞する動きと副交感神経系を鼓舞する動き、
またはそれぞれを緩める動きについて、みていきましょう。



少しいうならば、、、
交感神経系の動きには後天的に記憶した動きのパターン化があり、
そこには運動の緊急性からきた学習や感情により刷り込まれたもの等があります。
身に備えられたナチュラルな機能を覆い隠す「抑圧・抑制」が、ここにあります。

一度、身体が体験した抑圧を後々まで記憶し、
身がその不具合や恐怖や不快さから逃げようとするために本来の動きの機能を捨てるよう制限を加えることを「抑圧」と呼びます。

無意識に受け入れた運動機能の抑制は、その保持しているものが見つけだすことは難しいものと言われています。
自らの対処で抑制をし続けているからです。

そして多くの方々が身体内部に不要なはずの筋膜の癒着、
それも数十年も前に作ったような癒着をそのまま保持し育ててしまうのも、
この抑圧がカギになることがほとんどだと思います。



でも、不思議なんですよ。

本来のナチュラルな人体構造や遺伝的に仕込まれた運動の用法を取り入れて
質の高い動きをなすことで副交感神経のスイッチをいれると。
抑圧の制限、バリヤーということがありますが、
目に見えてなかったが機能していた障壁が幻影。


消えるのです。


ただしあまりに強く発達しすぎた筋膜の癒着は、はっきりいってコラーゲン組織状態が強烈な接着剤で接着されているようなもの。
容易にはそれ以上の副交感神経に気づきをもたらす体験を阻むものです。

だからそういった部分を、私どもの筋膜リリースで癒着をはがしていき、
ナチュラルで首の伸びた美しくバランスが整えられた姿へ向く、
抑圧された姿勢や動きのパターンを脱皮する手伝いを得る選択もあるでしょう。

時は金なり。
というよりも時はかけがえのない命そのものですから。


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2020年07月20日

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生の第5弾!!と第6弾!!「忙しい人のためのフェルデンクライス 楽に椅子に座って立つ 」(YouTubeにて)

お世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生が、
新たに2本、ATMセッションをYouTubeにアップしてくれました。


フェルデンクライス下町 東京
https://www.facebook.com/Feldenkrais.shitamachi/


私の仕事は施術一辺倒ですが、こちらの先生。
多様で多彩な活躍をしておられます。

いまのコロナでフェルデンクライス・メソッドのFIやATMを
直接指導できないところを埋める意味も含め、多忙な時間を割いてATMセッションをアップしてくれました。

感謝です!

一本の映像を企画して制作するのも、
徐々にフェルデンクライス・メソッドのATMセッションをYouTubeにする回数を重ねて、
やり方がわかってスムースになってこられたでしょう。
ですが少なく見積もっても半日はかかりますし、
レッスンテーマ決めから時間をカウントすれば。。。

頭が下がります。


セッションのコンテンツテーマは、
東京在住の私たちは{ ステイホーム & 在宅勤務 } の続く今。

座るときの骨盤のあり方、肩のあり方。
センスがそこに現れます。


注意を払いたいですね。



動きの質の向上を妨げる最大の要因は、
パターン化した姿勢や動作の繰り返しにより、
新たな改善の糸口を見いだせなくなることです。

座る姿勢で動きを伴った観察をうながし、
自身に合った座り方を見つけ出してください! ^-^





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https://youtu.be/bBvOHruYHls
忙しい人のためのフェルデンクライス(約22分)その2 楽に椅子に座って立つ 5





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https://youtu.be/bWH2Z1gy7oc
忙しい人のためのフェルデンクライス(約32分)その3 楽に椅子に座って立つ 6


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2020年07月12日

「筋膜リリース」は、身体操作を学び花開かせるための素地づくりが得意です!

幼少から大人に至るまで、呼吸器系が弱い方のとき。
自律的な呼吸反射が自発的に起きない方が、かなりの割合でおられます。


特に鼻の奥に炎症等の疾患を持つ方は、胸椎の変位があります。
そのときの胸郭では、呼吸するときに必須なスムースで大胆な肋骨の開閉が制限されています。
理想の半分ほども働いておられない方もおられます。

そのような呼吸代謝が起こらないとき。
酸欠です。
同時に息を吐き切れないため、
吐いて捨てるべき呼気を再度吸気して活用するため、
血中のpHが酸性に傾き粘度が強くあります。
それが複雑なつらい不調を招くもととなります。

慢性上咽頭炎や副鼻腔炎のような診断を受ける方もおられます。

いままでの病を授かり続けた時期が長期間であれば、
その病を受けた姿勢を姿勢神経は記憶しています。
それは無意識のうちに緊張を強いて体を固定して支えている。




「体の緊張感を抜いていいんだよ!」という方向へ進んで、
すでに自律的に体を前後に動かしつつ呼吸をさせて深い呼吸を得ることも可能となったにも関わらず、
そのような制限されたまま。

呼吸ができないでいます。




私がかつて上述のような呼吸のしづらさを持つ方の施術をさせていただいたとき、
体は正されて自動的な呼吸反射が起きていいはずが。。。
その「呼吸の波」を、自ら止めて、呼吸ができないと苦しむ方が多いのです。


この場合、すでにフェルデンクライス・メソッドなどのセッションを受けて、
ナチュラルな身体操作の技術を体験を元に学習している方は、
ここはつまづくところではありません。
無事にクリアできるでしょう。

自然呼吸は、胸郭だけの操作でかなえられるものではありません。
全身の部位が有効に呼吸を助ける仕組みになっています。
そのことを丁寧かつ効果的に体験学習するのです。

体験学習ではない、知識を得るのみの座学では、ほぼ。。。
あまりにも悲しいくらいしか自分のことを言われているという気にもならない。
そのため有益な気づきが起こらずに、その後も呼吸のしづらさが残り動作の改善にストップがかかります。


なおさら理想的な呼吸についてとりいれる視点がないときには、
いままでの立位では緊張してカラダを固めて立つという、
何万回以上もとり続けて学習強化してきた姿勢に帰着します。

それでは以降に得られるべき体中をすこやかに改善する澄んだ息を取り込む機会は失われます。


私はそのことは大変残念なことと感じています。
筋膜の癒着が緩んで正しい骨格上の構造がかなえられただけでは、
すでに動作の悪癖を学習強化し続けてこられた方の場合は、
体内に備えられた機能を存分に発揮させるには不十分です。

タイムリーに、呼吸動作の学習と修正が行われるべきでしょう。



柔体と剛体.png


側弯や前後弯傾向がある方の姿勢は、
骨格上、天地がのびやかさが欠けて、
筋肉部位を筋緊張させることで固定して立ちます。


それを『剛体』と呼ぶことがあり、
鉄筋コンクリート造りのマンションのようなイメージ。
暴風雨や地震が来てもいいようにと常に鉄筋コンクリートは固められたままを維持するのです。
人体で、そのような立ち方をとれば、筋緊張をさせている部位は、さらにパンプアップするため、
関節が詰まってずれは増すばかり。

するとさらに筋緊張部位を増やして固定による維持せねばならないため、
立つだけで筋が過剰に使われて疲労が著しい。
やがては呼吸や血液循環にも支障が及びます。


正しい姿勢では、
骨格上、うまく下から上まで骨を積み上げて、
疲労物質を出さない骨の支える力により立つ。
そのときはそれぞれ関節は、少しずつ間が開き、
関節に挟まる柔軟な軟骨組織がしなやかな体軸のしなりを与えます。


柔軟な『柔体』と呼ぶことがあります。
それは数千年もたち続けられる木造でしなることで外的な力を逃がす構造のよう。
鉄筋コンクリート以上の、長期にわたる耐用年数が特徴です。
『柔体』構造である五重塔は、
必要によりゆれ、まっすぐな状態を通り、またゆれる。

そうしてバランスを取りつづけます。


人体は、『剛体』でいつづけると、
理想形の『『柔体』』のように骨組みを立ててしならそうとはせず、
筋緊張により体を固定させて立とうとします。

そのようにする繰り返し学習が数十年単位でなされてきたため、
骨格をしならしてバランスを持って体を支える方法を選べなくなっています。
本能的には『柔体』の操作がプリセットしてあるにも関わらず、
人は後天的に学習を繰り返した悪癖動作を優先する生き物です。
その点に理解を示し、身体操作の対処を気を付けて再検証していかなければなりません。


後天的に学習した縛りが解けたとき。
もっとも健康的で機能発揮もすこぶるいい本能に任せる動きが眠りから目覚めるでしょう。
そこが、私には筋膜の癒着をはがしただけではゴールではないと考える点です。
動きの改善を持って成長へ至り、安定的に自身の身体を継続活用できるなら、
筋膜の癒着で動きが学べなかったところを押し上げて学習し進化する素地として、
筋膜リリースが活用されるものと考えております。



※ 前後弯や側弯傾向などがあり、『剛体』で立たざるを得ない方が、
  聞きかじりでバランスで立とうとしても、構造上できません。
  または非常にやりづらいでしょう。
  アライメント調整という垂直・鉛直線状に骨格を並べて支えられる状態と、
  関節の間という遊びの自由な空間が『柔体』となるためには必須です。
  その状態でない方へ、過度にしなやかさを強調させた動きを強いると、
  別な部位にしこりをこさえてしまい、複雑でリリースが進まない体になります。
  そのときどきの身体の状態を正確にモニターして、自己の段階を理解するか、
  かかりつけとなっておられる先生がおられれば、助言をいただくといいでしょう。



本能的にプリセットされた動きに体が元がえったとき、
肉体的かつ精神的な充足感と機能的な肉体の活用による人生の自信はかけがえのないもの。


私自身、そのように実感を持って主張できます。

そのことを未体験なままでいるのは、
とてももったいない。





お釈迦様も、修行で「身口意」を正しくつかうようにといわれました。
身:身体 / 口:言葉 / 意:イメージ、意識

まっさきに取り組むべき入り口こそ「身体」なんです。
身体操作がいい加減な悪癖を含みつつ、語られた言葉や思想には、
本来宿るべき愛ある生命力が欠けたものとなるのかもしれません。


私は、そう考えてもいいだろうと得心するほどに、
身体に備えられた神が与えた自然の機能を引き出すことが大切なものと思えてなりません。




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現在は臨時施術の受付で、長時間の施術時間を確保させていただき、
そのような動き方の私が知りうるノウハウを体験学習へつなげております。
今日の施術は、5時間半の長丁場でした。

長らくお通いいただいたお客様に対して、
呼吸の気づきをえていただくという体験学習と、
胸郭および首と頭部の徹底したリリースに時間をかけました。
まさに、これで体質上元に戻らず先へと進める仕上げの状態、となったでしょう。



こちらのお客様にご予約の連絡をいただいては、
たまたま他のお客様の予約が先にいただいておりまして。
4〜5回も、予約のご連絡をやり取りさせていただいての施術の運びでした。


これから本営業になったあとは、
私の施術の師匠山本さんの「Too Much はダメです」という教えを守る時期、
そして施術をまとめる年齢になってきたと思います。




私はカラダの使い方のノウハウを独自に学び、
それが新たな施術の進化への気づきになりました。
その身体操作の独自の研究はやめる気持ちはありません。
ですが最近、私自身がフェルデンクライス・メソッドの先生にお世話していただいて、
考えぬかれたレッスンを体験することにより、
「私にはそこまで考えが至っていなかったな」という思いも経験しました。

それで以前よりも積極的に、真剣モードで体を変えたいなら、
そのような先生にお世話になるという選択肢もあると伝えたいと考えています。

ほんとうに身体操作の奥行きは、ディープですね〜。
感動です。^-^
posted by スズキ at 22:06| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月07日

肩甲骨を下方回旋するにも3本の筋肉をつかうんですね

筋肉の役割は?

一般的には下記の5つ。

■ 筋肉の役割1【動作を生み出す】

■ 筋肉の役割2【熱を産生する(体温の維持)】

■ 筋肉の役割3【姿勢の維持】

■ 筋肉の役割4【外部の衝撃からカラダを守る】

■ 筋肉の役割5【体内の物質の貯蔵・運搬】


それぞれ非常に興味深い。

たとえば、
熱は筋肉量が大きい面積を占める脚部が動くことで発熱し、
足から心臓へと帰る静脈内の血流により熱が全身へと運ばれます。
日々、散歩などで規則的に足を使い体全身を温めることがで体温を上げ、
免疫力維持促進につながるのです。



でもやっぱり、直感的に感じるのは、
骨に付着している筋肉が収縮したり弛緩することで、「骨を動かす」ことでしょうか。



たとえば、
肩甲骨を下方へと動かす操作にかかわる筋肉」です。

肩甲骨の下方回旋静止画.jpg




菱形筋、肩甲挙筋、小胸筋の3本の筋肉により、
肩甲骨が下方回旋できます。



肩甲骨の下方回旋.gif
上図の肩甲骨の動きです


それぞれの筋肉が過不足なく適切な量の筋制御がなされることが、
うまく肩甲骨が動くことをかなえるのです。


どの筋肉が凝って緊張しっぱなしになったとしても、
正常な肩甲骨の動きはかなえられないのです。


ですがデスクワーク中心で生活を送り猫背が常態化すると。。。
菱形筋は伸び切ったまま。
肩甲挙筋は緊張して引きあがりつづける。
小胸筋は肋骨にへばりついて骨膜との癒着を強める。
などのような状態に陥りがちとなります。

それにより楽にスムースに骨を動かしたいが、
どれかひとつの関係する筋肉、または複数の関係する筋肉が硬化委縮したままとなって、
理想的な骨の運びができません。


そして体中の骨は、ほぼ単独で動くというものは少ない。

肩甲骨を下方回旋で動作させるのが3本の筋肉が協調的に協力した動作を要求されたように。

さらに複雑に複数本の骨を動作させるときは、
拮抗した筋肉の操作や関節をまたいだ骨同士の兼ね合いから、
非常に多くの筋肉が一挙手一投足に使われることとなります。

協調的に、協力的に。



うまくいけばすばらしい体裁きで体も軽々動作がすこやかです。



ですが、この動作に関与する筋肉の一部、または複数にわたり、
筋肉の柔軟性や弛緩収縮の作動のスムースさなどに問題があれば、
動けなくなる状態がやってきます。
そこを軟部組織でできた人体は、
他の筋肉を無理やり使って補完的な動きをしてカバーして動きます。


ただし、その補完的な動きは、やればやるほど
凝りをひどくするという特徴があります。
そしてそこから血行不良や、むくみ、免疫力低下まで思わしくない歩みが始まります。




筋膜リリースでは、そのようなカラダの骨がどう作動するかを考慮して、
うまく動けてない筋肉を見定めてリリースをおこなうのです。


それで協調的に、協力的に、それぞれの筋肉が骨を動かすようにしていきます。 ^-^

posted by スズキ at 10:24| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

呼吸法以前の話、呼吸と伸長収縮する背骨のこと。

「息を吸うときには、
 背骨は伸びるでしょうか?
 それとも縮むでしょうか?」


お客様に、そのような質問をさせていただいたことがあります。
 
そのとき、
「背骨が縮んでは息を吸いづらくなるでしょうから、背骨を伸ばして息を吸うんでしょう!」

と回答をいただくことがあります。



ざんねん。 ^-^;



「正解」

息を吸うときに脊椎を収縮させます。
息を吐くときに脊椎を伸ばしていきます。


息を吸うときは脊椎が収縮する.jpg



コップの水を飲むときには、ちょっと胸の前を上方へと伸ばしていくのですが、
そのときに、背骨は縮んでいるのです。

試しに、背骨を上下に伸ばしながら、コップの水を飲んでみてください。
飲みづらいですよ〜。



では次に。
風船に息を吹き込むときは、腰の後ろの腰椎を上下に伸長させています。

試しに、風船を膨らますときに背骨を縮めながら息を吐いてみると、
風船はなかなか膨らみません。
背骨を上下に伸ばして、「ふーっ」と息を吐けば、
楽に息がどんどん入っていくでしょう。


・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・


ただ、ときどき人によって見受けられるのですが。
息を吸うときに脊椎を収縮するのではなく、息を吸いながら背骨を伸ばしていた人。
息を吐くときに脊椎を伸長させるのではなく、息を吐きながら背骨を収縮している人。

楽に息を吸ったり吐いたりするには、
背骨の伸長・収縮が関連動作として起きているのですが、
逆になっている人がいるのですね。
無意識のうちにそうしている。

それではダイナミックな呼吸にブレーキをかけてしまいます。




またときには呼吸と背骨の伸長・収縮が関連することがない人もいます。

呼吸と背骨は無関係だといわんばかりに。
背骨を固定させながら呼吸をするのです。

それではダイナミックな呼吸を阻害します。




いずれにせよ、それでは呼吸はしづらいのです。




この知識は、
『歌手ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本に描かれています。

歌を歌おうとするときは、
脊椎と呼吸との動作が協調しなければなりません。

私のような運動オンチでは、こういったところから、
体の使い方のミスを修正していく必要があるんですよね。

そうしなければ本来あるカラダの機能を、
どぶに捨てているような気がしてなりません。
もったいない、、、、ですよね。
posted by スズキ at 17:09| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生の第4弾!!「忙しい人のためのフェルデンクライス (30分)その1 楽に椅子に座って立つ4」(YouTubeにて)

私がお世話になっておりますフェルデンクライス下町の先生からアドバイスをいただきました。
皆様にも参考になると思いますので下の太字で記します。




『頑張ってやっているかどうかの指標の一つは、呼吸にみることが出来ます。
頑張ると屈筋を必要以上に使っていることがあるので、そうすると息を止めたり呼吸に変化があります。
動きが滑らかにイメージできていない時も、自分の方向定位’オリエンテーション’を捉えられていないということなので、不安な感情と共に、屈筋が強く働き、呼吸が止まるか乱れているでしょう。

生きるために空間上で、自分がどこにいるか、どこを向いているか気づいている’オリエンテーション’という意識の機能があるとフェルデンクライス博士は述べています。

心と身体が一つである例の一つで、それがATMのレッスンの中でやっていることです。』





がんばろうという気持ちは、こころの委縮につながってしまいます。
それが行き過ぎると、体も緊張してしまう。
疲れた心身を回復させるためにも、元気のエネルギーが濃縮されるようオリエンテーションを意識してください。
スーッとむだな力を抜けていく感じでフェルデンクライス・メソッドの先生のATMを感じてみましょう。



https://youtu.be/AkXB6gSvAWM
忙しい人のためのフェルデンクライス (30分)その1 楽に椅子に座って立つ4
posted by スズキ at 04:27| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生の第三弾!!「フェルデンクライス ATMレッスン 楽に椅子に座って立つ3」(YouTubeにて)

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生。

私のブログを見ていただいておられる方にはおなじみになってきたかと思います!
その先生のATMレッスン、第三弾!!

私のブログにもエンベッドさせていただきます。




https://youtu.be/8MY7TvzQzts
フェルデンクライス ATMレッスン3 楽に椅子に座って立つ その3




フェルデンクライス・メソッド。
フェルデンクライス・メソッドの創始者、モーシェ・フェルデンクライス博士が
「解剖学・生理学」にもとづき私たちの身体を機能的に活かして使えるようプログラムした、
身体操作の再教育するためのボディワークです。

動きを通しておこなう「脳トレ」のようなものと考えていただいてもよろしいかもしれません。

ひとつひとつのシンプルな動き方をしていただくよう指示していきます。
その指示された動きを「力まず」「小さな力で」「呼吸を止めない範囲で」試行錯誤をする過程で、
新たな動きの感じを味わい、よりその動作をするのに適した操作法を学習していきます。

上記のATMレッスン中にも、
「このようにしてみたらより楽に動くよう感じるでしょうか?どうでしょうか」といった、
フェルデンクライス・メソッドの先生からの動き方のサジェスチョンがあって従ってみると。
「確かに、そうすると(そのような意識をすると)動きが滑らかになるな・・・」
といった点を発見できるかもしれません。

そうやって自己の発想と先生の指示の共同作業で動きの発見を積み重ねていきます。



ATMに慣れていないうちは、
指示された動き方は「点」と「点」のように、
バラバラな動作が無秩序に並べられているように感じられるかもしれません。

ですが最後にジグソーパズルのピースをひとつずつ組み合わせて一枚の絵を見せてくれるものだと気づくと思います。


その絵を楽しんでいただけるよう、ゆっくりと、静かに動きを通して脳トレをする時間を設けてみてください!

posted by スズキ at 05:34| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生の「フェルデンクライス ATMレッスン 楽に椅子に座って立つ1」(YouTubeにて)

在宅勤務が続いていた方は通勤時の歩きもなく、
ずっと椅子に座りっぱなし。

そういう方々は多かったんじゃないでしょうか?




私も基本、ここ数カ月はそうでした。

緊急事態宣言が解除されたおかげで、
その流れも変わりそうですが、
ここでひとつ、楽に座り続けられる座り方についてトレーニングしてみませんか?


フェルデンクライス・メソッドはフェルデンクライス博士が開発した、
身体運動の性能を高める機能的な動作を指導する方法。
(筋トレではありません!!

動き方を指示してもらう通りに動きます。
その動きの指示は、それぞれが分断されているわけではありません。
実際、通しでやってみると、「全部通しでおこなったら座った時の感覚が変わった感じがする!」
というまほうのような成果を感じ取れるのも、
理想の動作を体験を通して気づかせてくれるからです。

動きを指示されることで、
今まで意識しなかった部位や動作に注視して状態を気づくことになるでしょう。


そうやって日常生活ではパターン化して動作中に意図的に動きの改善を図ることをしなくなった脳に、
新たなやり方を体験させるバリエーションを増やす指示や刺激を与えて動き方をブラッシュアップ。


しっかり付き合えばそのような豊かな自分の身体機能の発揮を促してくれるのがフェルデンクライス・メソッドといえるでしょう。



私がフェルデンクライス・メソッドという身体訓練法で、
FIセッション(機能的統合)やATMセッション(言葉によるニュートラルな動き方を呼び覚ます指導)を受けている先生がいます。





その先生がフェルデンクライス・メソッドのATMセッションを
YouTubeに「フェルデンクライス ATMレッスン 楽に椅子に座って立つ1」というATMセッションを公開中です。



https://youtu.be/Xn6Vh9N7cgc
フェルデンクライス ATMレッスン 楽に椅子に座って立つ1


■フェルデンクライス・メソッドの体験者

フェルデンクライス・メソッドのATMセッションを体験したことがある方は、
すんなりとなじめると思います。



■フェルデンクライス・メソッドを体験したことのない方へ

フェルデンクライス・メソッドのATMセッションって?

というフェルデンクライス・メソッドの未体験な方は、これからの60分。

目の前に先生がいて指示をあたえられていると想像するには、私は部屋の電気を消して、視覚刺激を取り去ったほうがいいでしょう。
自身の身体感覚をフルに活かせるようにして集中してレッスンをします。
そのようにしたほうが見返りが大きいでしょう。

雑念が入り、自身の身体感覚が消えたら。
そのレッスン時間が生きません。

しずかな部屋で椅子に座り、レッスンで指示される動作を、とにかくトライしてみてください。

音声指示はBGMではありません!!
ナレーションされた声を聞くだけで、魔法使いに魔法をかけられたようにカラダがきらめくものじゃないのです。



フェルデンクライス・メソッドの先生と、その生徒である聞き手の「共同作業」でレッスンは成り立っています。
「協力的な気持ちで動きの指示を受け入れ」て、協調的な行動を起こしてください。

私は、こちらのフェルデンクライス・メソッドの先生の人となりをよく存じ上げております。
その誠実さと真剣な取り組みと、人に対しての深い思いやり。
それらを持ち合わせた方です。

それゆえにゆったりとした気持ちで、容易によいレッスンを彼の指示で共同作業で作り出すことができるのでしょう。



みなさまも、レッスンを受けるという受け身の気持ちだけではなく、
先生の動きをうまく舵取りしてくれる指示と自分が動く要素を加え、
豊かな動き方の変化を獲得してみませんか!!

posted by スズキ at 01:44| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

フェルデンクライス・メソッドのATMセッションをzoomオンラインミーティングにて受けさせていただきました!

こんにちは。


ときどき私のブログにフェルデンクライス・メソッドについて話が出ることがあります。

ATMセッション(フェルデンクライス・メソッドの先生による声により、生徒へ動きの指示を与えて導くセッション)
FIセッション(フェルデンクライス・メソッドの先生により生徒へ機能的な動きを他動的に操作していただくことで導くセッション)
という2つのレクチャーの方法があります。

その前者のATMセッション(フェルデンクライス・メソッドの先生による声により、生徒へ動きの指示を与えて導くセッション)
を、私の知り合いのフェルデンクライス・メソッドの先生がzoomの会議機能を使ってのオンラインレッスンをしておられます。




そして今日の午前中、私が受けさせていただきました。



【その先生がかかわられているページは以下に!】
フェルデンクライス下町 東京
https://www.facebook.com/Feldenkrais.shitamachi/
または
東京 下町でフェルデンクライス(東京都 葛飾を中心にフェルデンクライスメソッドを学んで教えています)
http://feldenshitamachi.blogspot.com/





私のカラダの状態として。

ここ数日のこと、少し体のねじれが気になっていたのです。。。

ここ数週間遠赤外線ドーム型サウナに入りつつホットストーンを使って体を緩めてきました。
かなり丁寧に緩めてきたことと、大量の野菜をいただく習慣をもって、だいぶ体内の汚れた血も抜けてきたと思います。
適度に目黒不動尊まで5リットルほどのお水取りにいくという運動習慣をもって日々を過ごしていました。

ただここ3日間ほどのゴールデンウィーク中に、臨時施術受付をさせていただきました。
ここ数年なかったほどに私自身のカラダがゆるゆるになっている状態の施術です。
同時に運動が足りていないため過酷な施術をさせていただくための耐久力や持久力が落ちていたのでしょう。

そのようなときのいきなりの連日の施術で「おぅ!体が、捻転と前後の屈曲過多だ・・・^-^;」という、
いただけない体の状態でした。


体は柔らかい体になればなるほど、ちょっとでも力んだ体の使い方をしただけでも簡単に大きくゆがんでしまうのです。
繊細な赤ちゃんや保育園にいるこどもたちなどもそのような感じです。
そのような柔軟な筋肉に近づいているのは、私自身が自分の筋肉を触って確認しています。
これだだけの徹底したゆるみがホットストーンを使ったセルフワークのケアだけでかなえられたのは、
大々的に誇らしい成果です。


ですが、カラダは緩んだだけでは使い物にはならない。
それだけでは、一人前に収まるには足らないんです。

要するにホットストーンを使ったリリースとは
温熱を利用した筋膜の凝りをリセットしただけというものです。
無駄な凝りが消えて動きやすくなったし、カラダが軽くなったものです。
そこは今後につながる必要条件として受け入れたいものです。
つまりこの状態は、いい体の動きを飛躍的に吸収しやすくしてくれる状態でもありますが、
裏を返せば、悪い体の動きのパターンも容易に定着させるリスクもはらんでいるのです。
悪い動きとは、呼吸を止めて力んで頑張るような動きとか、
カラダの隅々のパーツとパーツが連動して動くという操作ができていない動きです。
またはかつての習慣的な偏った体の使い方を普通にしていただけでも、
その柔らかい体は偏った動きの悪癖を誇張して受け取ることでしょう。

体の筋膜の癒着があれば筋や腱や靭帯が操作能力を低下させて骨格を動かしたり支える力が衰えているということ。
なのでそのような不自由さを押し付けてくる大リーグ養成ギブスのようなものを背負い込んでは、
本来の自身の動きに到達するまで遠い道のりを感じることでしょう。

そこが軽減しているときこそ、
いい体の使い方をインプットできる好機になります。

ただし見方を変えれば、
この時期のタイミングは、
いい体の操作を覚えることもしやすいが、
ネガティブな操作も定着させやすいのです。
そういったどちらにも進むことがたやすくなるニュートラル状態にいる感じだと考えてください。


まさに私のカラダの筋肉が深く緩ませることができたときに、
ネガティブな体の操作といえるような施術をおこなうことで体が思ってもみないほど短期にがたがたになりましたが、
本日のフェルデンクライス・メソッドのATMセッションでのいい体の操作を覚え込ませるきっかけをえることで、
大幅に急性の体のゆがみやねじれがリセットされて、
体の軽快さが増しました。



カラダのなかの軟部組織が柔軟性を失った部分を緩めるということと、
カラダの操作の改善するための学習はセットにしたほうがすばらしい成果を身に与えてくれると、
私自身の身が実感させていただくことができて、体験から得られたこの気づきは大きいですね〜!




【zoomオンラインミーティングの利用に関して】

zoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)というオンラインミーティング用のソフトウェアは、
私は利用したことがなかったのでYouTubeで関連する解説映像を観ておいたものの。
androidタブレットでつなげようとおもって設定していたのですが、
うまく私からの音声が届かなかったということも起こりました。

急遽、フェルデンクライス・メソッドの先生も私も別のパソコン等をつなぐことで、
そこは無事にクリアできました。


また私の通信回線がADSL8MBです。昨今ではめずらしくなった低速回線です。
それがネックでうまくオンラインでのやり取りができないのではと危惧しましたが、
フェルデンクライス・メソッドの先生側の回線が高速なおかげか、
そのようなこともなかったように感じます。


また以前にフェルデンクライス・メソッドのATMセッションを受けさせていただいたときは、
その先生が場所を確保していただいた葛飾のほうへ出向かせていただいてのレッスンでしたが、
今回は私の自宅でのレッスン。

生徒の私が自分の部屋にいる気楽さと安心感。
それに周囲に他の生徒さんがいない分、ちらちらと目を開けて周りを見てしまうこともできず。
とても集中してATMセッションを受けさせていただくことができました。


ネックといえば、私の部屋の小ささ。
「それでは歩いて、歩きの感覚を確かめてください」との指示をいただいたとき。
いつもの歩き方とは違う自由な先ほど学んだ歩きをしてみたいものの、
すたすた歩こうとすると部屋の向こうの壁にすぐぶつかるので。
どうしてもぎこちない歩き方をするしかなかったくらいでしょうか。 ^-^;


それは映像を通して私の動作を見て、
フェルデンクライス・メソッドの先生が的確でタイミングの良い声掛けをして、
気づきを促すような指示をしてくれたからでしょう。
また、本日はパーソナルレッスンにしていただけたことで、
より私の呼吸を読んでいただけての指示です。
それが心地よく感じましたし、
動作をする私の思考の流れを妨げることがありませんでした。

これはフェルデンクライス・メソッドのATMセッションの本を読みながらではやりづらいものです。
そしてATMセッションの録音された音声データに従って学ぶこともできますが、
難しい動きを指示されるときは特に「いま、自分がしている姿勢はあってるのだろうか、動作はあっているのだろうか」ということが気になり、
その先が集中力が切れることもあります。
自分の動くペースと音声指示の声による指示のペースがかみあわないときの一方からのみ伝わる感じがして、
いろいろと苦労が絶えません。
それがオンラインミーティングで映像と音声が双方向になって情報がリンクできるセッションでは、
指示を受けとる生徒として安心して深い学びができるように感じました。



それにより以前、葛飾のこちらのフェルデンクライス・メソッドの先生たちのATMセッションを受けに行った時と同様に、
すばらしい動作による身体の学びを深めることができたように思いました。


フェルデンクライス・メソッドのATMセッションをしていただけました先生に、多謝!!
後日、再度お世話になろうと思いますので、その際もよろしくお願いいたします。





再度の掲載をさせていただきますが、
もし皆様の中でフェルデンクライス・メソッドという身体をとおして自身への理解を深めるセッションについて関心がある方がおられれば、

【 フェルデンクライス下町 東京 】
https://www.facebook.com/Feldenkrais.shitamachi/

のFacebookのページをご覧いただけましたらと思います。



posted by スズキ at 15:32| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

中国は春節で商取引ができない時期について、と、やっぱり体の使い方を磨き続けるとすごいことがおきるんだと感動した話

昨日、ベン石温熱器を販売する業者のホームページに「在庫なし」が多くなっているとブログに書いたら、

新しきベン石温熱器 小画像.jpg
知り合いの方から、
中国が”春節”だからじゃないの_?」
と教えてくれました。


eさん、ありがとう!


たぶん、そうだろうと私も話をお伺いして思いました。

中国ではマッサージ用具としてメジャーな製品ですし、
私の利用しているベン石温熱器は、年々使い勝手がよくなるようバージョンアップしている商品です。
そういうやる気あるメーカーは、容易につぶれることもないでしょうから。


ちなみに、中国の春節では、地方から中国の都会へと出稼ぎにきた人々が、
お仕事を辞めて帰省するという大きなイベントです。

この時期には中国製品を仕入れたくても、
ショップも運送業者も動いてない。
そしてお仕事を辞められた経営者は、
春節が終わってから労働者を募集し、
それからまた仕事が徐々に回り始めます。
そういう状況だから「在庫なし」表記にして、
注文を一時的に受付をしないという意思表示。

納得です。 ^-^





*--------------------------------*





話が変わりまして。


今日、臨時施術の受付にて、施術をさせていただきました。

その際、お客様が
「ヒスイローラー注文したんだけど、納期予定がきても届かなくて。。。どこかで、行く先知れずになってしまったようだ」
とのこと。


私も、そのようなこと、ありました。

-.-;

早く手に入れたいと思っているとき、
この納期遅れはやる気が削がれます。

中国から送られてくるマッサージ用具は、
・納期遅れ
・商品破損
・商品間違え(特に数量を減らされて送られてくる)

などが、たびたびあるんです。
破損等を見越して、必要な商品数よりも多めに注文する対策をとるようにしています。
ただ納期遅れは、いかんともしがたいです。。。

ただヒスイローラー。

他のローラーよりもとてもよく首の筋の凝りがリリースしやすいんです。

ネフライトという軟玉でできており、
ネフライトの神経系の高ぶりを即座に軽減させ、
コロコロとマッサージをしているときの痛みが少なくて、
揉み返しのような後々の不快感がでたことがありません。


できれば首筋は、ほんとうにすべての経絡にここは影響がでるといわれている通り道。
そしてこの首筋では経絡線を閉じやすくもありますから。
この部分のマッサージは、中国人は大変に重視しており、
日々のここのマッサージを習慣化するようにしましょう。




またこのお客様。

体の使い方を研究なさっておられる方で、
身体操作の巧みさが増していって。


まじめにあきらめずに前進していくという人です。
真剣に体の注目点を絞ってテーマを決めて気づき、
進歩を重ねていかれています。


そのお客様の筋肉のコンディションが、
私が驚くほど前回(一ヶ月ほど前)と今回と、
比較して、大きく変わっていました。

起立筋の深層部が肋骨や脊椎に粘りついているようなことがなく、
脊椎から1センチほどの部分にある留め金のようなちょっとした凝りによる粘り部位を外すと、
脊柱起立筋がかなり深部までしっかりとリリースされている状態がわかりました。

それがなかなかこのレベルの方は、
ヨガのインストラクターをしている人でも意外にいないし
プロのスポーツをなさっておられる方で観たことがあるが、、、。


という感じで、
何度も「今日は感動しました!」と。


最近、私は施術再開に向けて、
臨床に使える速攻でリリースできる施術法を再吟味してたのです。
それも絶対に施術でお客様に対応するときには役立つものですが、
施術だけでこのお客様のような変化は生まれることは、
120%ありえません。

やはり私が選択するのは、
根底に自らの体の状態に気づいてその可能性を伸ばす修行をする人への対応。
そのときに助力させていただくことの充実感は、すばらしいものであります。


がんばれば成長していけるのだと、
しあわせなお客様に教えていただきました。



私も初心に帰って、好きな身体操作の練習を学びはじめなければと。
まずはイノベーションをねらわずに既存の自分が知っている知識を再検証して、
プログラムを組んで自分の体の操作を乗りこなせるよう楽しみながらやっていければと思います。
posted by スズキ at 00:14| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月27日

関節のすべりは氷上を滑る8倍もの、つるっと感があるんです。それの発揮が気血の停滞を改善する鍵ですよ!

関節がぎくしゃくと動きづらく思えて久しいならば。

関節って、こんな程度の作動なんだろうと信じてしまいますよね。

アイススケートで氷上を滑るときも滑りやすいが、
股関節や肩関節、それに他の大部分の関節は、
氷上のすべりの8倍もの滑りやすさなのです。


つるんとしていて摩擦熱を発することもなく、
動き続けられるようにできているのですから。

人体はよくできたものです。


ですが関節を挟んだ靭帯や腱や筋肉が緊張し続けたり、ときには骨化したならば、
関節の本来のつるんとしたすべりの良さが発揮できなくなって、
ときには痛み等の不快感を覚えますし、関節の可動域が制限されることにもなる。


絶妙な動きをする股関節が不調で左右どちらか一方でも動きの制限が存在すれば、
その影響は体全身の関節に及びます。
氷上を滑る8倍もの滑らかさで動く他の全身の関節作動を狂わせてしまうのです。

その状態が半年も続くと、あたかも関節が滑らかにつるんと滑るものだと信じられなくなってくるです。

そして頭のイメージで、関節とはこのような動きづらさがあって当然だと思い始めると、
その状態から抜け出ることができなくなっていくのです。


ただ、、、そのような状態のお客様が、
自らの感性豊かで慎重な自主エクササイズに取り組んで、
見事に復活を遂げつつあるという方もおられます。


その氷上を滑る8倍ものすべりを感じられるポイントは、
骨同士がかみ合ってすべりがよくすべる方向に動かすことです。

動き方がぎこちない動きをする人は、
体の体幹の骨から徐々に末端の骨を、
関節がかみ合ってすべることができない方向に動かしています。

それを無自覚的にしているのです。

関節の動きを探る.png

そしてそれがもっとも股関節や膝関節、肘関節や肩関節、その他の関節周囲を通る血液やリンパ液の流れを阻害する。
中医学的に言えば、気の流れもそれにより停滞することとなります。


たとえば腕の動きの関連が関節の動きをかみ合わないまま動かそうとする不都合な動きとなるならば、、、
それで肩が痛んだり、三角筋が痛んだり、肘にしこりができたり、等々がおこるのです。

たとえば脚の動きの関連が関節の動きをかみ合わないまま動かそうとする不都合な動きとなるならば、、、
それで股関節が痛んだり、大腿直筋が張ったり、膝に痛みがでたり、等々がおこるのです。

その場合は、過剰に動かさなくても、ある動きをしたり、あるポジションに移すと、痛みが起きます。

私にはそのときの発痛は、
体の内側にドクターがいて
「関節をダメにしてしまう危険な動きを強いているから、痛みを出したり動けなくして、リスクを回避するような処置をとって置いた」
と言っているように聞こえます。


決して無意味な痛みを感じさせてはいないのです。


もし関節がスムースに動けない方向に無理して動き続ければ、
関節部位の軟骨はすり減り当たりだしてしまうでしょう。
そうなれば一つの関節が激痛を感じただけで全身に電流が流れます。
健康的な生活は送れなくなるため外科的な手術が宣告されるようになります。
そこまで進行する過程で、その周囲にある靭帯や腱が強烈な痛みで問題を伝えようとしてくれます。
警告ですね。


そしてその警告的な痛みも尋常じゃない苦痛ですから、
そこから抜け出すことは容易ではないことです。

そのことがどれほど困難なものか。

本当に日々努力を重ねられて進化をして壁を突き破る人だと感心しています。

その努力の中に、
ボディワイズで長年かけて深部に入り込んだ固まって動かなくなった筋膜の癒着や軟骨などからの骨化、
その他の骨格をうまく再構成させて安定できる状態へと書き換えるお手伝いはしました。

ですがそれ以外にご本人が、めちゃんこ真剣そのもので、時間も労力も熱意も傾けて、
研究的に自身の体に磨きをかけておりました。
私も感心するところです。

そのお客様の動きの探索のしかたが、
筋肉を動かすという基礎的な探求から、
骨を把握して関節の動きやすい方向を探り動かす次のステップへ進まれていて。

その成果がかなりでてきていて、
状態が安定してきたようにお見受けしています。

お客様のお体がかなりつらかったときのことが、
徐々に脳裏からは思い出せなくなっているのではないでしょうか。
お客様自身にしかわかりえませんが、
ほんとうに痛みがしばしばでてきてつらい思いを重ねてきたはず。
繊細な身体操作の改善と固めた鎧を脱ぎ捨てることが、
うまく重なると、


そしてお客様からご報告をいただくことがあり、それを楽しみにしております。

長年かけてため込んだ体の奥に入り込んだ影響は容易には取り除くことはできません。
一進一退で徐々に上向くというのが通常です。
本格的な改善は決して甘いものじゃない。


ですが、自身の動き方の改善は、
自分の内側で起こしていた体を痛めてしまう謎を解き明かしておられました。
だからそこに戻る必要がないことを知り、
いままでとは違った神様が仕組んだ通りの氷上を滑る8倍ものすべる関節を手に入れだしています。



私、実は、左腕の三角筋と上腕二頭筋が厳しい痛みがでることがときおりあって。
それは施術でお客様のリリースをするときにでた邪気当たりもあるのですが、
私も一から腕の関節のすべりを取り戻せるような動きを探っていこうと思います。

お客様に心構えを教わったような気がいたしております。

感謝!



posted by スズキ at 12:17| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月03日

大腰筋上部が硬い人で散見するケース 「つま先立ち」と「かかと押し」




つま先重心.jpg


■ かかと側に重心を置いて立ったとき。。。


ひとまず「かかと方面(足部の後ろ側)に重心を置く」とよいでしょう。

上図の右側がそのイメージです。

かかとでしっかり地面を押せているときは。。。
・アキレス腱を縮めずに伸長させる感覚です
・膝裏が延びて緊張していない状態です
・背中側の抗重力筋を伸長させる姿勢で脊椎がのびやかになります
・体幹に関する関節の詰まりが軽減されて上方へ伸びあがります


たとえば、バレエをなさっておられる方もトゥーシューズのなかの操作では、
かかとが持ち上がっている状態であっても「かかとをもっと踏み込むこと」ができる特殊な考慮された構造なのです。
なのでバレエシューズよりも、履き方がわかるときれいにダンスできるようになっているわけです。

楽にこの姿勢で立てるようになれば、
本当の足裏へ抜けさせる重心の位置を、
自然なところを感じて移行させてください。





でも、癖でどうしても「つま先重心」になりやすい傾向がある方のとき。
それをイメージしたのが上図では左側です


■ つま先重心で立つときには。。。

・骨盤が前傾します
・呼吸が浅くなります
・前脛骨筋が硬くなります
・足裏にたこができやすくなります


ケースバイケースではありますが、臨床上多く見られることでは、
つま先重心をしている側が右側であれば、右大腰筋上部が硬化委縮が強くなっています。
その影響で横隔膜の上下動が制限されることもあり、腹式呼吸が抑制され肩を持ち上げて胸式呼吸に頼りやすいのです。
そのため肩が持ち上がり気味になっているようです。

そしてチェックしやすいところでは、足裏を見てください。
足部を前方から見てアーチを作る中足靭帯という靭帯がなえ、
下図の部分にタコができやすくなります。
つま先重心2.jpg

この部分にタコができてしまえば、すねの筋肉の「前脛骨筋硬化」が進みます。
前脛骨筋が硬化すれば足首が自在に動かせなくなり、
動かしたつもりが動いていないという結果からつまづきやすくなります。

この時点で、骨盤の大きな骨の腸骨は前傾しています。
骨格上のゆがみが身長を低く見せるようにしてしまうようです。

posted by スズキ at 09:31| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

姿勢の整うスポーツに、高跳び選手もいたんですね!!!

YouTubeのお勧め部分を見ていたら、つぎの映像が。


https://youtu.be/sNDoa_mjJ_4
優勝 小池芽生 / 2016関東高校陸上 北関東女子 走高跳決勝 Women's High Jump


インパクトある跳ぶスタート前の構え方です。

不思議な構えだ、、、。
これは、いったい?!



しばらく、このページに付いた高跳びインターハイ出場選手たちの関連映像を観ると、
圧倒的に脊椎がいい感じですらっと伸び、見ていてすがすがしい選手が多数いました。


いままで高跳び選手のことは考えてみたこともなく、
すばらしき身体上のポテンシャルを秘めた人たちとして、まったく、盲点でした。。。



高跳び選手のような、
自分の身長より高いバーを跳ぶほどの上へと跳びあがるイメージ。

その場合の自分の目線を置く高さについて、
自分の目の高さよりも高い位置に置くこと。

そのようにバーを見つめる視線には、
頚椎を正す力があるのでしょう。



微小な上向き目線で視野拡張.jpg

目線を微小な角度で上向きにします。
青い矢印ラインが目線です。
この位置に目線を置くなら、
ピンクの矢印のような上下の高さへ視野が拡張できます。

すると首が伸長していき視野角度が拡張していくのです!!

余談ですが、
私個人は目線の高さを第三の目と呼ばれる眉間に置いて、
あたかもここに目があるかのようにイメージして潜望鏡から覗いて情報をキャッチする感じ。
このモードに入ると体の全体、特に頭が軽くなる感覚へ。
足すことの口角と頬の筋肉を数ミリ引き上げていきます。

自由に生きるためには大切な身体設定のひとつです。




posted by スズキ at 04:17| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

ムビラ奏者の演奏の感動と「手の内」にすばらしいと感動!

施術のことでは直接ありません。
間接的に関係があるかも知れません。


昨日は鎌倉にて、



https://youtu.be/AaY1LV12I1c
【ムビラ】シンボッティ・ジャパンツアー2019【ライブ】

を聴きにいきました。

私の信頼するフェルデンクライス・メソッドの先生より、
「いま、シンボッティというムビラ奏者のライブを聴いて感動し、興奮のなかでメールしてます!」
というメールをいただきました。
感性豊かな先生です。

フェルデンクライス・メソッドとは。
身体の動かし方を無理なく合理的に、かつ洗練されたものへと導くメソッドです。
私は、こちらの先生のところへフェルデンクライス・メソッドのATMというセッションを受けに、
亀有のほうへ足を運ばせていただいたことがあります。

その先生が、
「僕の直感だが、鈴木さんの施術再会の際に、すばらしいアイデアがでてくると感じました。
鎌倉でもライブやるのでどうですか?」とメールで知らせていただきました。

私は、「 ジンバブエから来たシンボッティさんて、誰?」「 ムビラって、なに? 」
という疑問が普段だったら雪崩のように思い浮かぶでしょう。
ですがまったくそのようなこともなく、即、「いきます!」。



音楽につきましては、CDを2枚ほど会場で買って帰りましたので、
施術が始まりましたら、お聞きいただくこともあるかと思います。

激しい音のなる力強さが際立つにもかかわらず、
感情的にというよりも、感覚的にというよりも、
しずかな瞑想のうちに音を一音ずつ大切に響かせて連ねています。

ただ癖で、シンボッティさんの演奏しているときの姿勢を、
つぶさに観察してました。

腕の位置と操作は、
胸の前の開きを大切にした位置のキープによっているのかと感じました。
そういえば、二胡奏者ウェイウェイ・ウーさんのライブをみたときにも、
激しく感情が高鳴るようなシーンであったにもかかわらず、
腹のなかが肥沃で安定した大地として力を生み出し続ける。
私はものすごい演奏を聴いたという感動もありましたが、
二胡奏者ウェイウェイ・ウーの身体操作術の並ではなさに、
びっくりでした。
おじい様から中国武術の手ほどきがあったのでしょうか。
それは推測にすぎませんが、、、そう、あってほしいと。。。


演奏中は心拍数が上がるかもしれませんが、
脳波の波形はクールという表現は適切ではありませんが、
鎮まりかえって粗野や粗雑さが掻き消えて繊細になります。

そのような不可思議な安定感が抜群でミスのない熟練さを、
シンボッティさんからも感じました。


シンボッティさんの演奏なさる曲の背景も深い祈りを感じますが、
同時にこのような方の演奏を耳に聞くに及んで、
聴いたものの身体が共鳴することもおこります。


だったらシンボッティさんのCDをBGMにしての、施術で。
なにか、すばらしいアドバンテージがあればと、期待します。
施術をお受けいただくお客様に幸多かれという願いに通じていますから。
 ^-^




思い切って帰り際、
シンボッティさんの両手を見せていただけるようお願いしました。

・・・みごとな、まじりっけない日本語で「手を見せてくださいませんか」・・・ ^-^;

日本語のわからないシンボッティさんでしたが、
怪訝がらないで、笑顔で手を見せてくれました。



生命線もしっかり。^-^
すなおないい手のひらをなさっておられました。

それだけではなく「手の内」がしっかり作られていました。

私は感情表現が外に出にくいタイプで、
こころの内側の声を聴いてもらえれば「おぉー、すばらしいじゃないですか!」と狂喜乱舞。
でも、それが外見上でていないので、
変わったやつだという浅い印象を与えるにとどまりました。
特に、相手が英語しかわからないとなると、余計に無口で引きつった笑顔になりますもので。



CDを買わせていただいてシンボッティさんにサインをお願いして、
握手をしていただいたとき。
まさに、そのシンボッティさんの握手は、
どこぞの政治家の握手ではなく、
手を添えるだけに近い握手です。

<握る>という操作ですが、
意外なほど、これが曲者でして。。。
それを意図的か無意識かはわかりませんが、
達者な身体操作をなさる人の中には、
軽く相手やものに触れて、
手先のセンサーの機能をだめにせずに中身を察知するという人がいます。
合気道の熟練した方は、赤ちゃんのようなソフトで感知性に富んだ手で、
相手を感じてリアルタイムに情報を収穫して、即応することができます。

非常に、生命観あふれたいい、手です。





ただ、ひとつだけ疑問があったのです。

「大変な男嫌いで、女性にだけは、
 しっかりと握りこんだ握手をするのか?」

ときどき、これはあることなので。^-^;


そんなこともないだろうと感じ、
だったら、握らない手の操作をなさられる、
手の内が作られている人なのではないかと。


すると、やっぱり男嫌いで握手の手を抜いたわけではないとわかりました。 ^-^


シンボッティさんが、ジンバブエで特別な身体操作をでき天才だったのか。
それとも他国に生まれ育った人は、ある程度、手の内の操作ができるのか。

おそらく私は後者が正解だと思いますが、
そのなかでも練習をつんで磨きをかけると傑出するのだろうと感じました。







日本人の私には、合気柔術の先生から手の内の作り方を、
初歩から順序だててお伺いできなければ、
一生、この手の内という興味深い身体操作のポイントは知らないまま、生きていったかもしれません。
そうだっただろうと思います。
それでは精密な繊細さと力強さを合わせた身体操作ができません。

ちょうどコツをつかむ、とかいった骨を活かして操作するときに、
「骨」と「腱の張り」を操作する感覚がないと手の筋肉に筋収縮がおこってしまいます。
それではいくら懸命に目測して動きや働きの計算をしてみたとしても、
手先で手掌の「握り」の動作が入った瞬間に
「腹の胆」と手先の末端がばらばらに分離してしまうものです。


私ごとで申し訳ありませんが、
このような状態では施術をしても、手先の感じ取りセンサーも鈍るし、
らせん状のスプリングの伸張をもって筋肉操作をかなえる感じもできなくなります。




外形上の形について、
鏡に映した型はきれにまとめるよう修正をすることはできます。

ただ丹田の内側でつくりだす操作は芳しいことにはなりません!
似て非なるものです。
でも仕組みがわからない限り、
何が非なるものかがわかりません。

ひとつ、重要な気づきをえると、
先に進んだ関連する疑問が思いつきます。

そこが飽きずに楽しくしていられるところで、
自分で自分の内側を愛し認めて富ませることにつながるのでしょう。



ただボディワークに関心を持って人の身体操作の良し悪しをみて生活をしていると、
この人、すごいぞ!と感じられる人にお会いすることができたとき。
ありそうでいて、めったにないことですが、
とても、うれしく感動します。






帰りは一緒の方向でバスや電車に乗ったフェルデンクライス・メソッドの先生に、
すばらしい演奏に誘ってくれた御礼をいいました。

posted by スズキ at 14:47| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

腱や靭帯も、意図的に使えるようにトレーニングしましょう!

昨日、夜分に施術をする先生との会話で。

「フェイスブック等では、文章はほぼ読まれないよね」という内容の話をしていました。

確かに、そのようです。
当ブログのバックアップ用にはてなブログの無料版を使わせていただいてます。
http://bodywise.hatenablog.com/

そちらでは注目記事という内容を表示できる機能があるのですが、
気づけばそちらはすべて画像がある記事ばかりだった。


それでは、なんらかの絵を載せてみようと思います。




靭帯と腱と筋肉と.jpg


上図は人の脚部の解剖絵ですね。


軟部組織は、
・筋肉
・腱
・靭帯

の3つにわかれています。

筋肉・腱・靭帯は、それぞれが別々の機能を持ちます。
健康体とは、それぞれの機能が正常に分担され果たされている状態をいうのです。

そして往々にして、筋肉への意識は高いものの、
腱や靭帯については無関心というケースも多く、
筋や腱や靭帯の不具合が生じてしまうこともあるのです。

そのイメージの概要をみてまいりましょう!



まずは、注目して欲しいのが
外側広筋という赤色文字の「筋肉」。

脚部はほんとうに赤い色をした筋肉が多いですよね。
体の他所ではもっと靭帯部分が幅を利かせているのですが、
脚部は巨大な筋肉群が動くことで発熱して、
その熱を全身に回して内熱を増すというようになっていますから。
脚部が、全身のヒーターのような役割なので、筋肉のウエイトが大きいです。

この筋肉は、皆様ご存知のように、ミオシンとアクチンにより収縮ができる仕組みがあります。

たいていの筋肉は関節を挟んで骨と骨に付着しています。
そして筋肉の収縮機能により骨を動かして、
全身の動きが表現されるわけです。



ただこの筋肉はゴム弾性がありますから縮める操作のときはいいのですが、
筋収縮してその状態で固定したい場合もあるでしょう。
その際には、筋肉は伸び縮みして関節を挟んだ骨の固定が不安定でしょう。

つまり筋肉は動きを表現するのは得意ですが、
骨を一定の状態に固定しつづけるのには不向きなのです。



そんなときに大変便利なツールが人体には用意されています!



アキレス腱・腸脛靭帯というところは黒にて文字を書いております。
赤色というより、ちょっと白色に近い色合いに見えるところですね。


この部分、それは筋肉のようなゴムの伸び縮みのような弾性があまりないんです。

靭帯部分は少しだけは伸びたりもするが、
腱はほとんど伸びませんね。

長さが一定に保たれているよう設計されたツールですから、
筋肉の操作で関節の開き具合を決めて、
靭帯や腱で骨組みの固定ができます。

腱などは骨に収められる溝があるのです。
手や足の骨をみるとただの丸い円筒ではないのがわかります。
ちょっとしたくぼみが作られていて、そのくぼんだ溝に腱を収めれば効果的に腱と骨膜が密着できる仕組みです。
その溝にきっちり収めてぴったり密着させると固定してくれるのです。

たとえば、腕を直角に曲げた状態に筋操作で移動させて、
その後にその状態で固定させておく必要があるならば肘の周りの腱や靭帯で骨の位置を固定させるのです。



筋肉を動かすという動的な作用では多くのエネルギーを消費するのですが、
腱や靭帯が骨組みの固定をするのにはエネルギーロスがあまりありません。



特に腱が骨に密着する性質を考察していけば、
マジックテープをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
マジックテープは、2枚のテープが接触面が合わさればひっつきます。
それで固定ですね。
そしてザクザクザクッとそのテープをはがして固定を解くこともできるのです。
はがしてみて貼り付けるための長さを修正してから、再度貼り付けたりします。


マジックテープイメージ.jpg


そのようなマジックテープと同じ操作を、
腱と骨膜の接触面で行われているのです。
その繰り返しが姿勢を操作するということですね。


ただ問題点があります。
靭帯や腱の操作で骨組みを固定させられるということは、
本来はそのような操作を自然体でできるように作られているのですが、
多くの方々が筋肉の操作方法については関心があるものの、
靭帯や腱の操作方法についてはあまり関心がないか知られていないのです。。。

そうなると本来は腱や靭帯で骨格を固定すれば楽なのだが、
固定設定を筋肉で行おうとするような代用操作をしてしまいます。
これでは本家の機能性の1/10もパフォーマンスがでないばかりか、
確実に筋肉に強いられている過剰労働がもとで筋肉が悲鳴をあげだします。

そしてそれは慢性的なコリを生み出す結果の大元なのですが、
あまりそのことには言明されることはないような気がいたしますがいかがでしょう?


筋肉操作以外の腱や靭帯にも操作意識を持つ。

この腱や靭帯の使い方の巧さは、バレエダンサーたちの演者も武道家も、
優れた使い手の方々は特によくその使い方を知っています。
筋操作同様かそれ以上に腱や靭帯の使い方を研究しています。



筋の操作と腱・靭帯の操作を機能的によく分化して心得ておられ、
別けて筋肉による骨の動き操作と腱・靭帯による骨の固定操作が使い分けできているのです。
すると常人じゃない動きやパフォーマンスも、それほど難しくもなくできるようになります。

そしてそれは同時に健康体を維持することと、加齢しても動ける体を持つ秘訣にもなります。



ただこのような腱・靭帯の操作って?
ということで、私もまったくそこで苦しんでいて研究を続けている訳ですが、、、、。

大腿骨イメージ.jpg

上記で申しましたように腱には骨に収まるべき溝があるのです。


ただ正常に腱が溝にハマれないような状態に陥っている人もいるのです。

それはボタンをはめるときにかけちがえた状態ではめてしまい、
かけ間違えた状態で外さずにずっといる感じと言えばイメージがつかめるでしょうか。
そうなっている本人には皮膚の下にある見えない世界ですから、
違和感は痛みや負担などから感じられても、
そのようなかけちがえたままで過ごしていることに気づく人はほとんどおられません。
それは腱が骨膜にずれた場所で癒着が起こって動けなくなっているということですね。


すると理想的な状態へ姿勢の固定がしづらくなります。
それをカバーするために筋肉を硬化萎縮させることで骨組みの固定をすることになる。

腱と骨膜をマジックテープのようにして固定するなら固定のエネルギーロスはありません。

それに対し、筋肉による骨の固定の維持は、不安定に伸び縮みして安定性がありませんし、
持続的な筋緊張という過労を強いることになるのです。

筋肉は、収縮させるにはエネルギーを消費させることになりますし、
収縮させたままの固定をすれば、血流を滞らせる原因となるのです。

それが大きな体を支える部位であれば、
常に特定部に痛みがでたり、
ある姿勢をとると痛みが走ったり、
なにもせずとも疲れやすかったり。

姿勢維持が苦痛に感じられはじめることになるでしょう。



では、こういった状態は、休めば緩んで元通りになるのでしょうか?



急性であれば休めば緩む可能性もあります。
ただ残念ながら、
休んでもこの骨膜と腱のずれた癒着部は解かれずに、
ずっとそのままを維持してしまうことが多いようです。


そのような場合には、
腱を本来収めるべきところへ収められるように特別な操作をする必要が出てきます。

私の施術を長野方面から受けに来ていただいている先生は、
腱引きという療法を学ばれており、
そのような調整手技に長けておられます。

私も実は深層筋膜を緩めるという言葉の意味には、
この腱と骨膜のかけちがえられたボタンを外して正すイメージで施術の仕事を組んでいます。

筋膜の表層部分を刺激するだけでは、
このボタンのかけちがえられた状態を実質的になかなか修正できないんですね。

かけちがえて腱の表面と骨膜を癒着させるには、
そうなった当時、そうしたほうが有利だったという条件が整えられており、
そのときの情報が体の中には生き続けているのです。
かけちがえをしていておかしいんだよと気づいて、
その状態から脱するような本来持つ体の生理的構造へと帰着させるほどに
自分の体の状態の記憶を取り戻して元返しできれば。。。

それで奇跡のように、するするっと。
生理的な機能できる理想状態へ戻っているということも見たことはある。

ですが深い自身の現状把握をかなえて理想的な気の流れを内側に起こすなど、
様々な感覚器官が間違った癖付されたところから抜け出してピュアになれれば。
稀にですが大改革が体の内側でおこることもあるようです。


そのような大きなリセットボタンを押すか、
少しずつ小刻みに間違った部分を削り取って確実に変えるか。

ちなみに、腱だったり靭帯だったりが周囲の組織と癒着したり、
骨の溝に収まらなくなったりするところを収めると、、、
不思議な痛みの減少や消失が起こるのです。。。。

しびれやある方向に関節を向けるとテテテッという痛みとか、
腱などがずれたらよくおこるパターンですね。
腱には多くの痛覚神経が仕込まれています。

腱の骨に収まるべきところに収まらないというずれの修正は、
うまく進めば体験上、劇的な変化を感じます。



だから私が施術をするときに、
筋骨格系のトラブルでどちらかの痛みや不快感があるとの訴えがあるときは、
下部腰部の張りであれば腸骨の上部分に大幅に白い靭帯や腱をあらわす固定機能層が癒着していることが多いので。
定量ずつそこをリリースしていくんです。
(一気にリリースしすぎると、ギックリ腰や頚椎等に痛みが出ます。
癒着させて重力により傾斜し崩れた状態を固定ていたわけです。
それをいきなり支えていたつっかえ棒をすっぱ抜かれる形になると、
腰の胴回りの自前のコルセット筋を強烈に締め上げ緊張させて支えるしかなくなるので。
それがギックリ腰等に移行するのです。
通常は2割矯正を繰り返して、身体に大きすぎる変化の負担を感じさせずに改善を積むのが正解だと思います)


腱や靭帯は緩めてもとの位置にお返しすることができないと、またすぐもどるんですね。

病邪が裏に入るという深層にまで問題が進行している場合は、
やはり腱や靭帯のかけ違いを秘めている方が多くおられます。



ちなみに骨膜と腱という接点は、深層部にある最たるものです。

で、私が深層筋をリリースしようと言い続けているのも、ここを視野にいれているのです。


そして腱や靭帯のずらされた状態が癖になって収まりが悪いところを修正する。
理想的な動きを指導しても、ちょっとずつ、やりやすくなっていただけるように。





使い慣れていない部位概念ですから意識が入りづらいけど、
器官として運動器系の一部として腱も靭帯も解剖学的に存在しています。


腱や靭帯も、意図的に使えるようにトレーニングしましょう!


posted by スズキ at 12:26| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする