2015年09月03日

アクティベーター CATレジスタードマーク EX - Extended Thrust Chiropractic Adjusting Tool を手に入れました!

最近、私が利用させて頂いているCAT(アクティベーターのようなもの ^-^)が、
相当バネが弱くなってヘタってきた。

アクティベーターCAT

それは私がどんどん使い倒したから、
通常では考えられないほど早々に微妙な状態へ転じたのでしょう。

それだけ活躍してくれたということですね。

ありがとうという、感謝の言葉を送りたいです。



そして一昨日前、
私がCATを購入させていただきました 五十嵐様( http://activator.jimdo.com/ )
から、以下の商品を購入させていただきました。


CATレジスタードマーク EX - Extended Thrust Chiropractic Adjusting Tool
http://www.jtechmedical.com/CAT-Chiropractic-Adjusting-Tool-Family/cat-ex-extended-thrust-chiropractic-adjusting-tool
CT006-CAT-EX.png


いままでのCATよりもバネが強力。
それゆえに驚異的な打力があるのだ。
今まで以上の強力さがあるため、
使いようをちょっと考えなければリスクが出てきそうな強さです。

同時に、
私の握力が ^-^; ・・・手が疲れる。

ただ攻めの研究をするには、
新しい機器を買い付けて、
それの機能を引き出すこと。

損をすることもありますが、
そこをおっかながっていては、
次に進めませんからね。

早く独自のノウハウを手に入れるようにする。

そこに正直でありたいなと思います。

ただ、、、五十嵐さんにCAT EXを使ったら、
「うぉー、くるねぇーーー」と絞りだす声で、
私にものを売ってくれた張本人が目を細めていた。

ちょっとやはり利用を今までと同じようにしてはならないな。

そこまでのことを五十嵐さんは、実質、教えてくれたのです。

多謝。 ^-^

そして自分の体にパチパチ打ち込んで試用しているのですが、
なかなか今までの使っていたものと様子が大きく違っていて。

場所によっては、びくぅーーっとするような衝撃でした。

使うところをしっかり確かめて利用しないといけないですね。

ただ、もちろんのこと、
使いドコロが良ければ、今まで以上の調整成果が期待できる!
そんな頼もしい逸品ですね。
CATレジスタードマーク EX - Extended Thrust Chiropractic Adjusting Tool は。


当分は試験使用を私自身にしてみて、
お客様に利用できる一歩を踏み出すのはもうちょっと先ですね。

リスク部分を削っていこうと思います。


研究、がんばります。




posted by スズキ at 03:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月28日

交流分析的見地から俯瞰してお客様との関係をコントロールすることの大切さ(長文失礼m__m)

クライアントとうまくいかなくなるようなパターン化されたケースがあります。

ここでの設定は、次のような状態を想定しています。

・ すでに施術技術レベルが標準的な状態より上に位置している。
・ お客様に対して誠意ある施術を提供している。
・ お客様の症状が重く10年以上の期間、
  または期間の長さが問題ではないのかもしれないが状態の芳しくないお客様のとき。




初回の施術を受けたとき。
他にはない技術を受けられたことから最初はお客様の期待値が高まってくる。

そのときのお客様からいただくキーワード。
施術者に対して、
「あなたはすごい」「あなたに会えて救われました」「あなたの施術を受けられて本当に良かった」

そして施術者は一生懸命頑張って施術を始める。
それが慢性化した状態で10年もの間、様々な施術院、病院、ヒーリング、心理療法・・・
すでにありとあらゆることを受けてきても治りが悪く、自分の思うようにいかなかった。

それも多くの施術家が外圧をかけられてきた複雑化した体は、
私たち細部まで状態を読み込んで落としこむことで施術方向を決めるものには、つらい。。。
施術という外圧は、二次的被害と言えそうなまでの自然に起きる歪みとは違ったパターンの歪みとなり、
それがまた、複雑な筋肉や関節のかかり具合に変わってしまう。
まるで「どうやって解けばいいのだろうかと思える知恵の輪」を渡されたような、
つらいところまでいかれた方もでてきてしまうほどです。
それで改善が遠のいている人もいます。。。



そのような過酷な条件も整えられたところで、
慢性症状に陥った状態を改善させるためには。

一般的な手順として。
まずは手持ちの定番のセオリー通りの施術技術をきっちり当てはめていく。
そのことでエビデンスとして書籍等に書かれている対応レベルはクリア。

そうすることにより、
改善はあるかもしれません。


すでに10年もの間、多くの整体院等に通われてきたなら、
それは他の腕のいい先生方も、やって当然のことでしょう。

それで改善がなされていないということで、
理詰めで考えれば、これだけじゃ足らない。
だから新たな施術院に可能性を感じて移動。


そのような場合は、やはり体内の患部の状態が一様に深刻なことが多い。
施術者が施術を推し進めていくことで手探りで様子を把握していかなければ、
内側に閉じ込められた問題箇所を探りだすことなどできないという場合がほとんどです。

施術をする過程では、「想定外」が度々でてくる。

その度に、新たに生じた課題に対して、
どのように取り組めばいいか熟慮する。

でも、そのような「想定外」というものなどお客様は最初に想定していないもので、
矢継ぎ早に現れる「想定外」という流れに必死に対応しようとする施術者に対して。

「とっとと直して!」「やっている仕事が遅いんじゃない?」という気持ちになる。
だから、そのように訴えかけるようになります。


ときには施術のはじめの初回では、
「長い間かかったとしてもここで直せればと考えています!」
とお客様がおっしゃられていた言葉をいただいていたりする。
そのような言葉は、臨機応変に変わっていくものですからね。
私はそれほど信じられなくなりました。
私も臨機応変に考える習慣をつけたのです。 ^-^

すると、途中からお客様から
施術者が「責められ」るようになる。

そこで施術者は。
今まで以上にそのお客様のことに責任を感じ、
必死になりふり構わずに頑張って、ちょっと結果が出てくる。

でも、慢性化した状態は一筋縄ではいかないのが普通ですし。
一進一退を繰り返して、
内部にたまった問題箇所の組織修復をはかるようになるので。
好転反応が生じたり。
体のバランスが大きく修正をかけられ
再調整が進むまでは、体の負担感がしんどくなるときがある。

そういった一進一退で、
「一進」があっても「一退」でまた悪くなっていく。
そして「一退」で起きた状況を説明しても理解していただきづらい。
説明と言ってもレントゲン写真の一枚も撮影して明示できるようなものでもないからです。
私どもの経験上このようなことで、といってみても説得力に欠けている。
お客様が施術者に、現状の全責任をとるべきだという言葉で責め続ける。

知らず知らずのうちに、お客様に対して申し訳ないという気持ちが強くなっていく。

本当にこれでいいのか?
何かミスがあったのではないか?



そのようにお客様も言い始める。
実際は施術者の私どものほうが数百倍も施術の理論や技量について熟知しているのだが。

そこでとにかくもう少し頑張ってみようと努力をしていく。

やがてお客様から
「ひどいじゃないか、私は信じて通ってきたのに、全然変わらないじゃないか!」
「もっとひどくなったんじゃないか!」
という怒りの感情が高まった声が現れてくる。


すると施術者は「だが、あなただって、もっと自分自身で出来る努力をしていただけないと・・・」と、
言いたい気持ちがでてきてしまう。

そうなれば、
お客様は怒りで体が硬くなり解けるどころではなくなる。
施術者も冷静に体の状態を読むことができなくなっている。

この時点で、
もう終わっているのです。

・-------------------------------------------------------------・

こんな珍しいケースがあるのか!と驚いた方々。


そうじゃありません。
これは実は珍しいケースではないのです。


実際にときどき施術者の友達に聞くと、
同様なことが起きていることなのです。


それは施術者ばかりでなく、
業種を変えて
カウンセリングをするカウンセラーとクライアントとの間でも、
コーチングをするコーチとクライアントとの間でも。


まさに施術家とお客様との間でも起きてるようなことが起きる。
そのようなことを聞いて、
私も「えっ、そうなの!」と驚きました。
他業種にまで同様なことがあるパターン化されたことなんだ。。。


これが。。。

どのようなお客様がそのようになる傾向があるか。
それをコーチングの先生は、明晰に分析して見ておられ教えてくれました。

それはクライアントの傾向は。。。
「さみしがり屋であったり、
自分自身がどこか満たされていないという気持ちがあるクライアント」
だといいます。
そのような際に起こりやすいことなのです。

そしてこのときにこのクライアントに選ばれるのは、
感受性が鋭く責任感があり、真面目な施術家、またはコーチやカウンセラーやセラピスト。
だそうです。



出会えた最初はクライアントは本心で自分を変えてくれる人と出会えた喜びを伝えます。

それが施術やセッションが進むに連れて、
いつしか「直してくれるはずが、役立たず!」という気持ちになり責める。

責められれば、真面目で責任感がある施術家等ほど、自分の力が足りなかったんじゃないかと自分を責める。

そうすると・・・。
施術家は、自分を責めつつ落ち込むわけです。

ここで施術をする側と受ける側の関係は終わってしまうこともありますよね。


ただ実際は施術家やコーチなど優れたものを探す苦労はハンパではなく大変。
それはすでに長い年月ジプシー状態で苦労して探し続けてきたものですから。
またそのときのあてどもなくさまよう状態に移行することは回避したいなら。

するとお客様が「やはり私はあなたの施術を必要としているんです」という。


そしてまた一番最初に出会えた初回のときの気持ちのように、
これからが第一歩が始まり歩き出すんだという気持ちに変化。

ですが、このようなやりとりは幾度となく繰り返されていく。

ちょっと前に状態の経験が蒸し返されて施術者が怒りの目で睨まれて、
自責の念で、、、。


二度目で互いに凝り、関係が終わるか。。。

それとも、性懲りもなくといっていいほど繰り返される。


最初は、お客様が体のつらい立場です。
そして、施術者はお客様を助けようとする救済者としての役目です。
改善が進まない状態で自責の念で自らを責め続ける施術者が生まれ、
それがいつしかお客様が、施術者を攻撃する役に変わります。
そして施術の依頼を断ろうと告げることになるのですが、
するとお客様が「やはりあなたしかいないような気がします。助けてくれませんか」となり、
また以前の施術を受け付けた初回の状態へと変わっていく。

そんなパターン化したドラマの配役が繰り返されてしまう。
そのようなを進行が、他業種でも同様に起きているのです。



「そうだったのか!!」



ただ、残念なことに、
こころから愛情深い言葉を送るような責任感を持ったとき、
かつて繰り返しつらい思いをした経験を思い出してしまう。

お客様との付き合いが、それ以来、怖くなったといいます。
それで施術を生業にするのをあきらめたり、
お客様との距離を創り、
壁を設けるしかない。


そのようなことをいう人もいたのですね。
人情としてそんな気持ちになるものです。


でも、このようなパターン化された人間関係の上で成り立つ、
特殊なケースだと認識することができれば。

自分が人と接するやり方を考える余裕が出てきます。
しっかり場合分けをした上で対応できますよね。

多くはこのようなドラマの配役に組み込まれないようにする。
それが最良でしょう。

私は施術者としては言葉遣いが慎重で、ともすると弱腰です。
「まかしてください!」と胸を張って言うよりも、
「できることはできますからベストを尽くします!」
と言うべきだと思っています。

そして過剰に私の施術に期待なさる方がおられれば、
「ゴッドハンドじゃないから苦しみ抜いて解いてます」
とか、
「ご縁があって施術を受けに来ていただけて感謝しています」
など、
施術を受ける側とすれば、
「おいおいおいおい、大丈夫かい?」
と言われそうな、思われそうな言葉を語ることがほとんどです。
お客様の期待値をわずかながら?わざわざそいでしまうことで、
お通いいただけないお客様もでてくるわけですが、
それはご縁が薄かったのですからと考えています。

そうすることで、
施術者に頼り切るというよりも頼りなさ気だから自分でも頑張るという意識を深めていただきたい。
そうなれば、あまりキャスティングに駆り出されるということもなくなってしまうようです。



ただ、そのようなスタンスであったとしても、
もしも強い力でキャスティングされそうなら、
私からその舞台を勇気を持って降りることです。

たとえそれが、
正座をして頭を地面にこすりつけてでも、です。




・----------------------


かつてお客様であった方から3年前にメールをいただいたときがあります。

詳細はプライバシーもありますから語れませんが・・・。
15年前ですが私とそちらのお客様との間で、
双方につらい思いをしました。
上述のようなお客様とのやりとりの末、
私が「私の施術ではこれで精一杯です。ごめんなさい」と、
深々と正座して頭を下げて関係を終えた方です。
私の施術技術は今よりも格段に劣りますし、
努力では突き崩せない限界を自覚していました。
筋膜の硬化した部分を緩めることには、
相当研究を独自に加えていたので成果はありましたが、
お客様に納得いただける程ではなかったということです。


私にしてみれば、精神的にぼろぼろになって施術を続けていいか悩み続けた経験になりました。
施術をするものとして、こういったことがごろごろと転がっている状況でも、
必死に這いつくばって、先を目指してほふく前進をするねちっこさがなければ。
自分の身を悪化させて、削っても、どうやっても、逆立ちしても、無理ですし。
「許してください」ということでした。

そのお客様が最後に帰られる際に、
玄関のドアが壊れるほどの大きな音で閉められたのを記憶しております。

そのお客さまのメールには、
私のところを見限られて他に移ったあとのことが語られていました。
「誠実に対応してくれない先生のところは通う気はしない。
だから数回もいかないで、いい先生を見つけに行きます。
ただ仲が良くなった先生とは必ず喧嘩別れをします。
今は以前よりも体調が悪化し、つらいです。」

何年ぶりかのお客様からのメール内容はそのようでした。

どうにかこのメールをいただいたときに、
何かを吹っ切れた感じがあったようです。
それから私のところへお通いいただいて
今、その時だから対応できる施術技術で、
しっかりリリースできたということです。

ただ私も再度お会いするまでは、
正直に申しまして、
信じられないほど、
ブルーな感じでした。
「やっぱり、施術依頼をお断りすべきではないか」と情けないほど迷った記憶があります。


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ただ施術者が、このような経験をしたことがあるというならば。
このような配役をしてきた経験を持つお客様側もいるのですね。

実際は、施術は将棋のように数百手も先を読み手を打ち続ける。
すると慢性症状に悩むお客様は粘り強く通っていただかなければ、
王手の掛け声をかける前に、このような施術者を責めることへと。

そしてよほどのお人好しでない限り、
この時点で施術者は施術を受け付けることは差し控えさせていただきます。

それは、今の私も同様なのです。

よほどの人間関係が成立していて、
お客様の性格をわかっていればいい。
それは文字通りの身内だけなのです。
でない限り、難しいのです。

そのような親兄弟でもない限りには、
訴訟問題にまで発展するようなところまで、
このような配役が繰り返されるならいきます。

だから、
どちらかがこの配役を交代し続けることを、
冷静になり役をおりなければならないのです。
それは無論、私が、そうするしかありません。



おそらく他の施術をする先生方も、
魔法使いのようなことで難解な状態を変えることができるものではない。
一部は、そんなゴッドハンドもいるのかもしれませんが、
大部分はそのようなところではないのが実情でしょう。

人体の全体性を、そのまますべてを読み、
試行錯誤なしに最短ルートで解けるほど、
人間の体は画一的ではないのですからね。

それぞれが個別にユニークです。
それが慢性化した状態で複雑化が進む症状であればあるほど。

たとえば今の私と同じように詰め将棋をするように、
ひとつひとつ丁寧に王手をかけるようにし計算づくで施術を積み重ねる先生の施術。
王手が数手で達すればいいが、状態の改善を積み重ねて状況を明るくさせる変化を起こして、
それを積んでいく経過を見ていかなければ、その後の状態の予測が立たないこともあります。

すると、、、
慢性疾患を持たれた方のときは、
正直、通り一遍等の施術では改善するよりも症状が悪化する速度のほうが強い場合が多くて、
よほど熱意に燃えた情熱のある先生に当たらなければ、
期待するほどの改善はなされないようなこともあります。

私も、そのお客様の状態や状況に合わせて考えていって、
本当に手をしっかりかけきっているから、
どうにかこうにか状態が上向かせることができるのです。

状態を上向かせた施術経験があればノウハウもわかるが、
同時にどれほどそれに手がかかるものかも熟知している。
だから、通り一遍等では難しくて。。。
と思えたりするわけです。


そうすると、このようなパターン化された状態で
施術をなさる先生との人間関係を築いているなら。

お客様側でも、
「なぜ、このようなつらく悔しい思いを繰り返して受けているのか?」
と、過去を振り返る人もいるはずです。

それでは、いつも核心部分の王手となるところまで、
自身の内奥部分にまで施術を受ける前で終わります。

そのようなところから抜けだすことが、できるかどうか。


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実は、昨日、私が不覚にもこのようなところに滑り落ちてしまいそうになり、
お客様に対して、かつてしたようなことをせねばならないのかと思うことに。
数十年、不調を抱えておられる男性です。
状態を読むのは至難の業で、
施術方針についての説明が、
毎回、30分から1時間以上もということもザラにありました。
それはすべて王手をとるための準備をしているという説明です。
ただ単純なものではないから、そのことはわかってほしいと。。。

実に奇っ怪な感じの症状を内側に持っておられますから。

ただその説明が済むと、
施術中にはいつも楽しく談笑していました。

ですが、今の眼の前にいるお客様の目をみる。
それが状況が変わっていて、
かつて観たことがある目です。
これは私が手をつくという状態になりました。

正直に言えば、施術者として様々なやりつくせぬ思いが悔しいです。


成果が上がっていなければ、
私がどれほど王手を狙うため詰将棋をしていたと言ったとしても、
お客様の怒りが収まらない。
「とっとと直して!」「やっている仕事が遅いんじゃない?」という気持ちになる。


残念ながら、施術者がお客様のすべての苦しみを肩代わりできるものでもありません。

施術者といえども完全で完璧な神ではありません。
それはいつも無知の知を持ち成長し続けることが
施術者として生きる許可に値することと思います。

だから毎回のように対策を立ててリリースを深め、
成果を量的に増やしていこうと努めているのです。
そのような範疇で、必死に前に向かい続けていく。

頭で考えて、施術のやり方を進化させ練るほうが、
いずれは、必ず一方ならぬものになることと思っています。

だから、私は魔法を使えませんし、使いたくもないのです。

歯を食いしばり施術技術の技量を増やしていく。
自分の提供していけるところは、
そのような範囲に収まるところ。

そこは幾度となく申し上げたつもりでありますが、


激痛が理性をふっ飛ばしてしまうのです。
気持ちはわかります。


無理矢理でも首を解いてもらえれば
首の激痛から逃れることができるかもしれない。
そう言わしめるほど、気が狂いそうになるほど、
想像を絶するつらさなのでしょう。
もし、私だとしても、彼と同じようにしていたことでしょうね。
きっと、そうだと思います。


ただ理詰めで施術者は考えますから、そんなことはありません。
他人がすでに大きな問題を抱えて強い炎症を携える首をいじりすぎるならば、
全脊椎が問題を起こすのは目に見えています。
お客様が「やってくれ!なぜやってくれないのか!」と声を荒らげられても、
それはそのときのことで、その後、その方が一生「なぜやったのか!!」と、
そのようにおっしゃられるよりは、まだ耐えられることです。

頚椎を解くにもこちらのお客様の場合は外傷性の問題が絡み、特殊です。
先に、胸椎や腰椎等の他を解いて問題の頚椎を乗せる台を作らなければ、
不用意に首を触れない状況だと判断していました。
またコアになる腹部にも、力が入らないという問題もありましたから、
首の現状の凝りを抜いて、コルセットとして支えにもなってもうサポート役をなくすのは、
不都合があったのです。



私なりに頭を使い、安全性を損なわないように、今の持てる力のすべてを投入して接した。
それで、およそ10回目の施術となりました。


それで、、、今回のギリギリのところで。
前回の施術が奇跡的なほどの成果が上がっていたため、
激痛が、おさまってくれていたそうです。。。


まだ、手放しに安心できるものではありませんが。

お客様以上に私が、ほっとしました。

一瞬だけ肩の力を抜くことができて、
一呼吸することができました。




ただしもしも激痛がおさまらずに、
私が地べたに頭を擦りつけていたとしたら。


多くの施術院に通われたそうですが、
私が本体だと指摘しているところは、
どこのところでもスルーされていたそうです。
かなり見つけにくい奥の奥にしまわれている。
そのような患部で、私もそこの研究を長年してみても、
解くのは神がかって難しいところです。
これから慎重にみていかなければならない難題でもある。

おそらくよほどの施術院にご縁を後にいただけなければ、、、
と考えると、その後に、こちらのお客様がどうなるのか。。。
その後にメールで状況を問い合わせることもできないですし。
私自身、後悔が残り続けたことでしょう。


まぁ、そのような私の勝手な思いは、
思いやりというよりも思い上がりで、
取り越し苦労なのかもしれませんが。


せめて、あと数回の王手に手が差し掛かるところへまで、
手を伸ばせればというところに来て、ほっとしています。



そういったことがありました。



このようなセラピストとクライアントとの関係があることをお知らせすべきかどうか、
悩みましたが、今の今までそれに足を引かれる私のような者もいるので書かせていただきました。


長々とした文章、お読みいただきまして感謝いたしております。

どうも、ありがとうございます。 m__m
posted by スズキ at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月19日

父のお墓参りという施術修行

皆様、帰省なされた方々はお墓参りへいってきましたか?

私も昨日、
どうにか父親の墓参りに。

昨日いく予定でしたが、雨で延期。
雨の中を道無き道を歩くのは、
相当にきついので。

西小山駅から乗り継いで成田線香取駅。

実は前回、香取駅から降車しようとしたところ、
ICのみで乗降可能な駅だったんですね。
それを知らずに愕然としたことがあった。
佐原に戻り、死ぬほど歩いてひどい目にあった。
そのおかげで佐原の裏道などにも詳しくなった。 。。

そんなことがありましたから、
しっかりSuicaを利用して乗降。
どーだ、これで文句はあるまい!まいったか!!
(なんだか、虚しい・・・^-^;)


まずは香取駅から香取神宮へ。

途中、神道山という古墳地帯。
神社付きの古墳群に立ち寄る。
前方後円墳があった。

さすがに蚊が多くて。
久々に大量献血です。
「ここにいたのか!」
という悲惨な感じ。

古墳地帯は、
里ではみれない、
珍しい虫や節足動物やヒルなどの軟体動物が多数生息している。
それらを見つけるとビビるのだが、今日もまた、見てしまった。
口にできないようなものが! ^-^;

そんな予定外の寄り道をしつつ1時間をかけて香取神宮へ着く。

末社を含めお参りを済ませ、
おみくじを引いて、鹿園へ。

以前、鹿園が香取神宮にもあるのだと聞いたとき。
詳細は語りませんが、ショックを受けたことがあったので
絶対にどのようであるかを確認したかったのです。

今は、しっかりキャベツをごっそり与えられ、
実に平和そうに多数の鹿たちが暮らしていた。
保護管理なさっておられるボランティア風の女性三人組が、鹿園の前で作業をしています。

それをみて安心しました。 ^-^
本当に優しい方々がいるものです。

多謝。



香取神宮境内内の入口近くのベンチに腰掛ける。

そして先ほど引いたおみくじをあけたら、
するとちょうど神宮上空に虹がでていた。


写真では虹に見えないけど、この湾曲線がレインボーカラーでいろどられています!.png
あまりにも見事に虹色が消えていたので、写真をお見せするのも気がひけるのですが。^-^;
真上を見上げて写真撮影をしました。
丸くなった曲線部分が、実は、虹色でレインボーカラー!!
肉眼では、そのように見えていました。 ^-^

縁起がいいです!!!


これから一時間以上かけて、
下小野妙香寺というお寺へ。

いつもは国道55号を利用して徒歩で渡る道を選んでいたが、
とにかく歩道が草木で覆われて車道に出ざるを得ないとこが。
その脇を巨大なトラックが通る、暴走自家用車も走り抜ける。
そんな危険地帯がいくつかあるので、そこは避けたいと思い、
他の道を模索していた。

グーグルマップで調べると・・・。

農道ばかりを通る怪しい指示を出す道が見つかりプリントアウトへ。
目印らしい目印は、畑に囲まれたなかでは期待できるものではない。
迷子になって当然です。

はじめから迷子は覚悟の上で出るしかない。

今回は、いつもと違ったルートを通るオリエンテーション。


神社仏閣巡りをする時限定ですが、
徒歩で汗して苦労してからたどり着くのが好きです。
神社仏閣のお参りは、わざとそうしていたりします。
なんだかさっといってサッと帰るというのもいいが、
必死に現地にたどりついたというのも、いいだろう。
拝殿で手を合わせる瞬間に、ほっと。
『たどりつけた感謝』が芽生えます。


ただ、今日のは特別しんどかった。


周りは田んぼばかりのルートです。
現在位置を知る手立てが一切ない。 ^-^;

野生の勘しか頼ることはできない。
ヘタして手間取って迷子が続くと、
街灯が一切ないところばかりです。
まじめに帰れない野宿になります。
タイムリミットが、日没までです。

都内での迷子では味わえない恐怖。 

ただ野生の勘が鋭かったのか、
神様のご駕籠か。
疑心暗鬼で迷いつつ歩いたが、
最短ルートをきっちり歩けた。

香取神宮で虹がでたおかげか?


妙香寺にて
お線香を父のお墓と数件の縁あるお墓にも。
これで役目が終わり、ほっとしました。。。


帰りは国道沿いの慣れた道を利用した。
帰りのバスの時間がギリギリのライン。
やはり時間が読めないのはきつかった。
というか、、、
疲労がピークに差し掛かっていたのか、
気づいたらいつもの道をひたすら歩行。
帰りのルートの地図を観ていなかった。^-^;

そして佐原香取を通る高速バスで東京。


私のお墓参りは、どこか修行僧のよう。


あれほど必死な顔をするのは、
我ながらめったにありません。


今日は6時間ほどの歩きですが、
かなりしんどく感じました。
本当に鬱蒼とした森に入り遭難した感じも。
数カ所がものすごいプレッシャーを感じた。

脳をフルに使って道が合っているかどうか?
必死にチェックしまくってみても、不安で。
そうなるとスタミナを大幅にすり減らして、
想像以上に疲労が蓄積していく。

メンタルをタフに書き換えたい。
こんなときに、
「困ったことは起こるワケがない!」と気楽でいても、
いつもの私なら絶対にたどりつける能力はあるはずだ。
今まで何度も神がかった感じになりルートを嗅ぎ分け、
気づけば目的地に不思議とついていたことがほとんど。


それなのに実際は気ぜわしくなり精神疲労が積み重なり、
そこからくる筋弱化による軸ズレから肉体的ダメージが。


都内での6時間散歩は、まったく楽しく歩けている。
愛用する都内の地図があればどこでも行けるだろう。

都内では目的地にたどり着いたら交通機関を利用して帰宅もでき安心。
それが香取の街灯のない地で真っ暗闇の行軍をかつてしたことがあり、
側道から足を滑らせて田んぼに落ちたりもしたからひどいものだった。
そのときのことが脳裏によぎり、必要以上に気が急いてばかりだった。


体を整え直すことも課題として感じたが、
メンタル・タフネスが大事だと痛感した。
すばらしい課題をいただいた感じがした。

話は逸れますが
その感性が、私の施術の仕事の最強の強みなのです。
他では気づき得ない道を嗅ぎ分け得る集中力と柔軟性の全ては。
それは何を隠そう、アバウトな内容の地図で遠距離散歩をする。
そこから培われたといっても、過言ではありません。

遠距離散歩をする前と後では、施術技量は天地ほどの差がある。
3次元的な位置関係を読む力、鳥瞰する力、計算力能力などは、
目的地があり地図がアバウトなものしかないときは絶対必要だ。
その右脳で道を読む力は、右脳で施術をする力に、生きている。
個人個人の千差万別の人体の地図を読む力。
些細なご本人には気づかないヒントを得て、
100も積み重ねて観ることでスケルトン化した人体を眺めている。

それができない者が、深層筋をリリースすることは安全性を欠いて、
結果も良好なものではないということは、それが見えるようになり、
はじめて気がついたものだった。

施術での些細な一手まで、統制が取られるならば安全に前進するが、
正確な像が見えていなければ、深層筋を解くことは危険極まりない。
米粒ほどのしこり化した靭帯。
そのようなものまで嗅ぎ分け、
それをサッと拭い去ることを、
一回の施術で数百以上も行う。

それだからお客様が自分の体は変わっていないようだというが、
お客様が変わっているところを見つけてないということであるか、
今まで蓄積なさった筋負担量が多くて感覚の麻痺が進んでいます。

私と肩を並べる施術者や感性の鋭いものが施術を受けたときには、
体の内側が機能的に使えない状態にあった部分を嗅ぎ分けて書き換える技が深層筋を緩める意義があり、
自身の感覚が積み替えられる状態にあることに気づいてくれる。
ただ体の外形から見ていく力しか普段使いの生活では使えていないため、
その分野でのセンサリーアウェアネス的な感性を持つものは少ないですが、
そのような方に出会えて施術の質の良さを評価されるとき。
ほんとうに、うれしいものです。
大きな力を施術中では掛けます。
ですがそれは小さな力を多方向に向けて発射して積み重ね、
大きな力にしたものであり、大雑把な発力ではありません。
複雑に意図された力が交じり合い分かれつつ圧を生みます。

精巧な人体の狂いは、大雑把な力では解けないのです。
知恵の輪を解くほど、知恵の輪をひねる方向や外れる方向を読まなければ。
単なるマッサージで、リリースできるような案件ばかりを扱うものでなく、
日々の仕事で複雑怪奇な臨床で鍛えられるならば、大胆さと繊細さが必要。
その意味は痛感できることでしょう。

だから私と同じ像かそれ以上に詳細に見えている先生方の手は、
やはり私も気づくもので関心、感動して見て取れます。
そうでないようなときには、雑なことをしていると感じている。
もっと、もっと、しっかり奥のヴィジョンを把握してみよう!
そんな言葉をかけたくなるが、このヴィジョンを得ることが、
即、施術に繋がる奥義のようなもので、
それぞれが独自に工夫して得ていくしかないのでしょう。


それもあって、
わざわざ迷子になるようにして、
右脳を揺さぶる訓練をしている。
変わっている趣味ですが、
異様な確率で正解を直感で得られる。
それは裏にしたトランプを見て、
その数字も当てるが、
ダイヤとかクローバーとかも当たる。
ESP能力が磨かれるようなものだ。
自分の中で感じる違和感や整合感から、
それの解を得て正解を出し続けていく。
眉間で感じたり、
筋反射でみたり。
それが仕組みだ。
そんな体質を培うには、長距離散歩はもってこいだった。
適度に疲労して意識が思考停止に近づいていく。
そこでは右脳で嗅ぎ分ける感覚が鋭敏に働く。

このような施術力の向上法もあると参考まで。 ^-^




世の中には小さな力で解くゴッドハンドもいるそうですが、
私は自分の現状のやり方が現代日本人に合ったものであり、
その素晴らしさを信じているので。


近く施術活動に邁進する時間を休め何をすべきかを再考すること。
そして施術をする側ではない別の道で意義ある仕事を模索したい。
そのようなことをしていかねばならないという内容のおみくじが、
香取神宮で授けられました。

私が胸の内で固め描いた内容を見透かされ、
「えっ!なんで、なんで??」という思い。
それと同時に最高の勇気づけをいただいた。
感謝してもしきれない。

おみくじには、身に付ける縁起物が付く。
私がひいたのは米粒2つほどの大きさの『おかめ』さんだった。
いつもほがらかで笑みを讃えていなさい。
そのようなメッセージ。
最大に苦手とするところだが絶対に必要なところだ。
そこもズバッと助言されたかのようだった。
見透かされた。。。 ^-^


最後に余談だが、
散歩途中でいくつか見かけた光景で気になったものがある。
太陽光発電パネルが敷き詰められて発電している休耕地が増えていた。
10ヶ月前に行ったときにはなかったからちょっとびっくりしました。
売電して利益を得るということでしょうが、
売電価格も一定しないリスクがあるのです。
そんななかでも
持続可能な発展を遂げる太陽光発電に投資。

素晴らしいですね。
posted by スズキ at 04:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月12日

「一回だけの施術で、改善できるところまでいくことは難しいでしょう」といわなければならないとき

本日、施術のお問い合せ電話をいただきました。

内容の詳細はプライバシー保護のため述べられませんのでご了承ください。

カイロプラクティックにかかっておられるそうです。
私には直接、お問い合わせをいただきましたお客様のお体を拝見していませんので、
どのような状態かは把握できておりませんが、
どうもそちらで施術を受けてもすぐに戻る。

お体の症状的にはいくつかの気になる点があり、
そちらが改善の道を歩めれば良好なのですが、
期待に沿うほどではないということなのでしょう。

お客様がなんらかのことでお調べいただいたのか「仙腸関節の調整」が、
自身の体を改善させるための鍵になるのではないかと考えたとのことです。

そこでたまたま私のホームページに行き着いていただきまして電話でのお問い合わせ。

その際に、「一回で改善できるものなのか?」という質問がありました。
その主な理由は、飛行機を使わなければ私のところへおいで頂けないところへお住まいとのこと。
そうなれば何度も通ってみるというのでは経済的にも負担が大きいから。
そのお考え、よくわかります。

ただ、私はその「一回で改善できるものなのか?」との質問に対して、
すでに述べられたいくつかのお体の症状や状態が気になるものがあり、
それは体質改善に至るまでの状態の変化がなければ、
戻りやすいという以前に、改善したと言えるものではないと思えました。
そこで私は「残念ですが、一回で改善することができるといえるものではありません」と、
正直に申し上げました。

施術には怪我や事故などを起こされて、
それからの期間が短期間のうちに施術を受けていただいた急性期で施術を受ける場合。

そのときには「一回で改善できるものなのか?」というところでは、
「一回でというのは状態により明言できないが、もともとの体質等が問題がなければそれほどかからない場合があります」
とアドバイスできるケースもあります。

ですがボディワイズに関心を寄せていただけますお客様の場合、
多くはそのような急性期を越して慢性期に入った方が多いのです。

その場合は、「一回で改善できるものなのか?」という問い合わせには、
私はそれほど簡易な問題であるならば私の施術を受けようと思われずに、
他院でケアして改善していることが多いようです、


先日、お試し一回コースという特別な企画をさせていただきました。
その際に、実際に私が施術をさせていただき解説を加えさせていただき、
お客様のお体の状態をできるだけわかりやすく伝えようという試みをいたしました。

慢性期に入っておられる方で症状があるお客様は、
体質的な改善がかなわないと、
なんとかしようもないゆとりのない状態のこともあります。

そのようなときは「一回で改善できるものなのか?」は、
状態が思わしくないお客様に対しては長年の経験から「否定的」です。
改善は私が期待したほどのことは起きません。
私はかなりの改善というところまで行って、
「よ〜し、いいね!!」というものですし。

そのような場合にでも、
一回だけ受けてみたいということは。

その意味合いは、お試し一回コースを受けるつもりでとお考えいただければよいかと思います。
ボディワイズ式での筋膜リリースではお客様のお体の状態を
どうみるのか、そしてどうアプローチをするのか、
という条件を、一度実際に御覧いただけましたら
そこから大きな今後の改善につながるヒントが得られるかもしれない。
ときとして他院では説明されていないことも突っ込んで話しますから、
目からうろこが落ちるような知識をえられることもあるでしょう。
ときには
「ボディワイズを整体と思っていたけど、
まったく違う次元のものだったから受けて参考になった!」
とおっしゃっていただけることもございますし。


ですので、もしも一回で改善というところをお考えの方は、
私のところでは魔法が使えるわけではありませんので、
改善と呼べるほどのことは起きませんというしかありません。m__m


かつて同様の状態のお客様が改善していった道のりに照らしあわせた分は、
だいたい最低でもかかるのかと推測して話していくほうが正直だと思います。
体質を改善しなければならないという大仕事が必要な方は特に、
容易に改善の道筋が推測できるものではなくなります。
体質レベルを変えることの労力はどれほどのものかは、
私がその大変さを知っていますから。
安請け合いはするものじゃないと、心得ているのです。


ですのでお試し一回コースを受けるつもりで、
一回だけセッションを試しに受けてみるという考えでいたのなら。

そうお考えいただけるようであれば、
一回だけの施術を受け付ける価値はあるでしょうし、
受ける側のお客様も得ることはあるでしょう。

そうではなく、あくまでも改善でと期待なさっておられる場合には、
私には手の込んだ入り込んだ患部までケアしていくやりかたは、
患部だけの改善を狙うことは他の部位との調和が乱れて、
他の部分に問題が波及するおそれがあるからしません。
そうするのではなく
体全体の勢力をレベルアップさせて、
その延長線上で患部を安定的に改善できるようにする。
異常値を示す血圧を正常に戻したり、多様な改善がそちらに至るまでに起きていくのです。

それを私は改善と呼んでいますので。

その意味で
「一回だけの施術で、改善できるところまでいくことは難しいでしょう」ということになります。

それに体の歪みや捻れを生じてしまっているケースでは、
直接指導での歩き方や立ち方が正されない限りは、
どんなに歪みやねじれを施術で解いてみたとしても、
何度だって繰り返し元通りにねじれて歪みます。

それは、常日頃から慣れ親しんだ歪んだ状態の姿勢を、
その人自身が無意識に慣れ親しんだからそれがいいと、
自分の身をおとしめるような選択をしてしまっていて、
そこから抜けだせずにいるということです。

そこから抜けだすには、
私には最低でも丁寧な直接指導の立ち居振る舞い講座が必須だと考えています。
映像やプリント等では、、、。
それでちゃんと改善する方は、
限りなく少数派だというのが、
私どもが見ているところです。
posted by スズキ at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月22日

筋膜リリースを受けるだけでは、筋肉は増さない。動き方を磨く楽しみを共に語りたいですね。

個人的に、ちょっと悩ましいことがあります。


お客様のお一人に、
体のコアの部分に十分な支えがなく、
その部分をテクニカルな使い方をし、
鍛える過程がなければならない人がおられます。

そこで、
私としては、
問題があった背中の状態等を改善を観て、
姿勢状態を鑑みた上で、
動きの練習をする時期がきたと告げているのですが。

ですが「私には時間がないから」ということで、
どうも乗り気ではない。




身体トレーニングなどは、
やり慣れていないことだから、
そう感じるところもあるだろう。

別にどちらかのムービングを教えるセッションに参加せよというわけでもなく、
自身で関心を持って体の使い方を学べるリソースになる本を読み込むだけでも、
まったくいいのです。
少しずつでも前進してほしいと期待しています。


筋膜リリースの施術は筋肉が硬直化してバランスを見だしたところを緩める作業はできるが、
不足した筋肉量を補うことはできないのです。


私も人のことは言えませんが、
お客様は、年齢的にコラーゲンの生成量が加速度的に減る年代です。

ただ私とお客様の違いが、一点だけございます。

伸筋と屈筋でいえば、私は伸筋を多少なりとも使いこなせますから、
そちらの筋肉量は加齢しても相応に使う練習をしていて身につけた。
すると高齢となったとしても、伸筋は弱化して落ちてしまいません。
ただお客様のように屈筋主体であれば、
こちらは加齢と共に勢いを減じる筋肉です。
こちらを主体にしていけば、
加齢をしていくような体型に傾向が向いて、
そちらに徐々に導かれてしまうのです。

伸筋は若返りを促す筋肉です。

そちらの使い手になれるには、
時間が必要です。
研究熱心さが必要です。
そして手に入れたものたちをみて、
自身もそのようになりたいというモチベーションを高める経験が必要です。


確かに、ちょっと前までは、頑張って動いてくださいというのも躊躇しました。
それは、相当にお客様のお体が大変だったとお察しいたしましたから。。。

ただ、現状は身体的な様子が以前と比較にならないほど明るくなってきました。

今までは背中にちょっと想像出来なほどのケロイド状の瘢痕化された皮膚が。
それなどはリリース方法などは、どのテキストにも掲載されていないほどだ。
それもどうにか、リリース。
(よく、よく、苦しんできました。私も。^-^-。
どうやって解けばいいの?と信じられないほど、
寝れない日々が続いて、逃げられるならば本気で逃げてみたかった。^-^;
効果が上がるかどうかなんですよ。その思いを誰よりも直接的に伝えてくれた方です。
だから皆目解答がどこにもない難問を、ひたすら考えてひねり出して解いた数学者のよう。。。
毎月お会いして、研究成果をどれほど表せるか。
それが私なりの最良の逃げる手立てだったようだ。
前向きでありつつも、あまりに私もつらくて後ろ向きにも考えつつも、研究し行動し続けてきた。
その末のことですから、よくできたと、我ながら関心したし、
そして、よくここまで育ててくれたと感謝ですよね。。。)

そして胸椎の後弯の強さが、尋常ではなかったところも、動き出すように。
それらが相乗して、立方の改善が顕著に見られた。
(頭、首の位置が前傾していたところから、お客様の注意力もありかなり是正されている!)

その他にも内臓の問題も以前が相当につらい負担がのしかかっていたのだ。
そしてそれも、状態の上向きになっている。それは、わかってきただろう。
(胃が、非常につらい状態であったのは、ありありと察しがつく状態でした)

極端なヤセ型の体型で、
重心が体の芯の下丹田部分に置きづらい。
それは必要な部分のコアにかかる筋量が足りなかったり、
コア部分を使いこなそうとすることに慣れていないから。
そこに焦点を当てて研究する時期が来たような気がする。


自身のコアが養成されて、
どれだけ体が使いやすくなることが愉快なことなのか!
それを味わってほしいと、心から期待しているのです。


筋膜のリリースをすれば、
それで筋肉量が増すわけではありません。

筋肉量は適正につきやすい状態にすることはできるので、
そのような状態にはさせていただいた。
それはアスリートの方々以外にも、
そのような傾向性を語られています。


お客様の年齢的に考えると、
いま、がコア部分の『 貯筋 』をするにも、
あまり悠長なことがいえないようなタイミング。


そして施術も、ここまでリリースができたなら、
新幹線で私のところへおいで頂くところを削り、
そちらの時間を動き方の練習に当てるよう促す。


そのようにすることも、
実際問題として次のステップへお客様が進む契機になるのではないか?
真剣にそのような方法を選択しなければならないのか、悩むところです。。。



こちらのお客様なら、
しっかり体を鍛えようと前向きに気分を整えて接することがあるならば、
必ず見違えるほどの体の若返りと余裕を身につけてくれるはずだと思う。
そのようになっていただけると信じています。


今まで、相当に体的にはつらい思いをしてきたのですから。。。
それはケアをそばでずっとやらせていただいた私にだから、
症状面からだけでなく、察しているところもあるのです。


そこから一気に抜けだして挽回をするには。
お釣りがもらえるほど多くの益を得るには。
今が、最良のタイミングだろうと思います。


私はこちらのお客様とはお付き合いが長いのです。

だからこそこのタイミングを見過ごさずに、トライして欲しいのですね。

やってみると、あまり関心の持てない体の使い方を学ぶのは、
一筋縄ではいかないのです。
はじめは砂を噛むような味気ないものに感じられるかもしれません。
でしたら、いろいろと私に質問を投げかけていただけるなら、
アドバイスはできると思います。

施術をメインで自分の体を良くしていこうという考えは得策ではないでしょう。

積極的に自分の体を向上させる両輪として、
施術者とお客様が噛み合うときが最良です。


私の施術の提供も、
自分の施術の方法を記録しなければなりません。
常々、そちらを志しています。
書き物をするところへ専念する時期を迎えたら、
施術を休業するか制限が加えられます。

そのようになる前に、
すでに伸筋を鍛えるノウハウを取り入れるならば、
私からのアドバイスもさせていただけるでしょう。

私が直接的に関われるうちに、
体の使い方をどう磨こうかという話題で語り合いたいなと思う次第です。


筋膜リリースでは、良質な筋肉を増量できない。
人間とは動物です。
良質な動きが体をよみがえらせるのは確かです。

自己開発と自己探索。
自分の体を使って楽しんでほしいんですよね。
posted by スズキ at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

体質が変わる変位点まで、進もう!

体質が変わる変位点

昨日、施術を受けて頂いているお客様。

体質的に安定するような変化を迎え入れる状況に体が差し掛かっていた。
ほんとうに、おめでとう!
そのように、拍手したくなる。

ただ本人的には、眠くて、だるくて、ちょっとしんどくて。

でも起立筋がしっかりと緩み、
交感神経の緊張しっぱなし状態から、
副交感神経系の身を守り育て若返らせる力を適正に働かせることができるようになった。

そのようであると薄々感じ取られているから、
安心して私も見ていることができる。

身体をみるというのは、私にはフィールドワークになぞらえて感じられる。

ウィキペディアでフィールドワークを調べると次のように書かれていた。
フィールドワーク(英: field work)は、ある調査対象について学術研究をする際に、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し、関係者には聞き取り調査やアンケート調査を行い、そして現地での史料・資料の採取を行うなど、学術的に客観的な成果を挙げるための調査技法である。地学や地理学では巡検ともいう。

あくまでも人体の上でのことだが、
まさしくフィールドワーカーとして、
聞き取り、観察し、掘り返し資料を集めていく。

そこには症状というものでざっくりと語られるもの以前の、
ナマの人間の状態情報が書き込まれているわけだから、
そこからまず様子を観てとろうとしていく。

そんなことを続けていくと、
徐々に人それぞれの体というフィールドワーカーの感覚が育っていく。

そこには山あり谷あり、段差あり、海あり、湿り気、乾燥、熱波、、、
様々のものが艶めかしく見えてくる。

そして体表や中層階の筋肉の層からその下にまで意識が向けられます。
体の深層筋までリリースが進んで、そのような状態が維持できてきた。
そのような状態も見て取ることができるようだ。

それが一定期間続くと、体内の動脈を押しつぶしてきた状況で循環が悪化した状態から抜け出せる。

そしてはじめて体の各所にある『手広い炎症箇所』を、
自らの自律神経の気付き修復改善の作業を活発にしてくれるようになっていく。

体内に溜め込んだ老廃物を排泄し始める。
組織がまだ使えそうだったら血液で浄化して洗い流すし、
栄養不足が甚だしい多年のボロボロ状態だなと感じられれば
そこにある組織を壊していく。
それから血液をどーんとそこに投入して、
体を再構築する。
生まれ変わらせていく。
若返らせてよみがえらせるのです。

そこに差し掛かると、
大脳に血液を渡すよりも
若返らせるほうが先と判断すれば、
体を動かすことを制限させて眠くさせ、
動きを制限させてしまう状態に陥ります。

そしておそらく6〜7割ほども、
書き換えられるようなころになれば、
体のだるさ、眠気はさっぱりと起こらなくなる。

私が考えている施術とは、ココだ。

単純に、体質が安定できるようになって、
自己修復をする能力が適切に発揮できる。

そのようなところから漏れでてしまった、
そんな状況からの復活をみて施術の卒業=終わりを感じる。

ここまでくるのにも、ご本人は、どれほどご努力なされたか!

私は施術のひとつの目安をここにしています。

私としては念のいるような目標値ですが、
体質改善の定義付けは明確です。

体質が書き換えられて安定していく。
そして体が若返るというステージで、
自らの不具合を修正してくれるよう。


なかなか、時間がかかる作業です。
ときには数年もかかるのですが、
そこにはそれだけの時間や労をかけるだけの価値がある。

私はそう考えています。
posted by スズキ at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼロプロマッサーを家庭で利用。それは非常に優れたツールです!

私ごとですが、
今日、母が夜中の3時半ころに
ゲホゲホッと咳をしていまして。

「寄る年波には勝てない」

そのようなことを言えば叱られそうですが、
やはり大事にしていかなければなりません。

そこでゼロプロマッサーで、
背中と臀部をダダダッとリリース。img58057861.jpg

以前は私が器具なしで体を使って施術をしていたのですから、
結構汗だくです。
それも母は身内ですから、
身内が施術を受けるととにかく過剰にブーブーいいだします。
身内にはどうしても甘えん坊といった反応をしめしてしまう。
そういったことを幾度も経験していますから。

それが、かなり振動が強いゼロプロマッサーですが、
ひたすら「それはいいね。とても楽になるよね」と、
体の方も10分程度で落ち着いた様子です。

施術ポイントを熟知している私です。
即効でリリースができるものですし、
全然、私自身は疲れません。

そして多くのお客様のケアに確実に貢献してきました。


これほど役に立つツールはない。

そう実感を持って感じました。

おそらくゼロプロマッサーは
家庭用で購入する金額ではないでしょう。
業務用で購入するも考えてパスしてしまう友人も多いものです。

私個人の感想ですが、
多くのマッサージ機器の業務用のものを使ってきましたが、
これほど私の手に馴染んだものはなかった。
奇跡的に?手に入れることができて、
このツールの存在に感謝しています。

明日が私の仕事の休日でして、
母にゼロプロマッサーを貸しました。

母が自分で臀部と脚部のリリースをして欲しいのです。


「15分でオーバーヒートするからね。注意してね」
と何度もそれ以上の継続的利用はしないでねと
申し上げた次第ですが。。。

母の行動パターンを熟知している私は堂々とゼロプロマッサーを
壊してしまいそうな・・・恐怖心がふつふつと。。。
かなりハラハラしています。 ^-^;;

コピー用紙にでかでかと15分の利用制限とかいておこう!

いつかもう一台、ゼロプロマッサーを予備で購入して、
故障に備えたい。
ここまで来たら徹底的に
ゼロプロマッサーの使い手になりたいと思うこの頃です。

posted by スズキ at 04:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月14日

臀部の深層筋や靭帯が、ボディワイズの最重要リリースポイントです

ボディワイズの施術のもっともリリースに重視しているところは?と質問されれば、
答えはシンプル。

臀部の深層筋や靭帯です!


臀部深層筋リリースがポイント.png

もちろん、体には他にも多くのリリースポイントがあるのです。
脚部の前側や、腰背部、肋骨、腹部みぞおち、首やら、、、あげれば切りが無いほどです。

でも、そのなかでも私がもっとも最重要ポイントと上げるのは、
臀部の深層筋とそこにある靭帯。
小殿筋、中殿筋、梨状筋、双子筋、大腿方形筋、
腸腰靭帯、前・後腸腰靭帯、仙結節靭帯、仙棘靭帯や恥骨大腿靭帯、腸骨大腿靭帯、その他。

臀部深層筋図.png

上図ではとりあえず臀部の深層筋のみを取り上げてみました。
もし靭帯のほうもおしりになられたい向学心のございます方は、
『仙骨 靭帯』のような検索語でチェックしてくださいね。 ^-^

これらが筋膜リリースレベルで緩ませることができれば、
多くの改善困難と思えるような状態が改善しています。

ただしもともと上記に挙げた靭帯は、腱組織の集まりですから固くなれば骨のように詰まる。
伸び縮みがはじめから筋肉ほどにはないものですが、
ちょっとだけは伸び縮みするような設計になっている。
そのちょっとだけの伸び縮みが大事なのですね。
それがそれら靭帯が詰まればちょっとも伸びなくなってしまう。
いかにそれが致命的な関節可動域の制限を生み出すものなのか!

そして歩き方等に私が観て理想形とは言い難い場合には、
多くの場合、
利き足側の臀部筋が硬化してしまっている。

理由は、利き足側の膝を持ち上げるようにして歩く癖から。
足の前側の筋肉、具体的には、大腿直筋や外側広筋等を緊張させて足を持ち上げると、
股関節のハマりが浅くなってしまうように内転してしまうからだ。
股関節のハマりが悪化すれば、股関節のハマりが悪くなり過ぎないようにするため
臀部の深層筋である外旋六筋と呼ばれる股関節をはめるための中殿筋・小殿筋等が、
内部的に過剰伸展させられた状態に陥ったり、筋緊張を強いられたり、
複雑にその筋肉が硬化してしまうようになって股関節がハマりづらくなるように変化する。

そのようなとき、臀部の深層筋はことごとく硬化短縮してしまう。

簡単にいえば大腰筋を利用して歩く技術を持っていない人は、
ほとんどすべてと言って良い人に、
利き足側の臀部の深層筋に筋肉の硬化が大なり小なりみられる。

体の不調が出てくる場合にも多くがこの臀部の深層筋が絡んできます。
慢性的な腰痛や肩こり、膝の痛みや股関節痛など筋骨格系の問題から生じる痛みや不快だけでなく、
内臓の下垂や腹式呼吸の質や量の制限や、姿勢の左右屈や前後屈やねじれなどにも、
ほぼ100%近く、臀部の深層筋や靭帯部分に硬化短縮が見受けられます。

本当に骨と同等かそれ以上の硬さに達する場合も、
よくあることのようです。
ただ、、、実際には硬化短縮があったとしても、
それらがあまりに骨と親しいほどの硬さだから、
「あぁ〜、これは骨だな」と思うことになる。
そしてときには施術家にも、
仙骨周りの靭帯部分が骨化すると、
それを本当に骨だと思い込む人もいます。

それは、何を隠そう、10年前の私です。
実際に、それが勘違いであったと気づく。
それにはその当時でも10年以上かかり、
問題部分を触っていても気づきませんでした。

本当に骨に化けていて、
プロにもわからないほど。
だから素人の方には、まずもって気づけない。

これ以上、厄介なところは、めったにありません。

リリースをするにも、手を使えば極端に痛いから、
なかなか難しい。

私は3キログラムほどのおもりをりようしたり、
最近ではゼロプロマッサーという強烈な振動をつくりだせるマッサージ機器を利用することで、
成果が出せるようになってきています。

本当に、臀部の深層筋や靭帯が、
持続力ある形でリリースできるという技は、
開発が難しいものでした。

数時間や数日ほど、持つような技術はありますが、
一ヶ月以上持つというものでなければ、、、
私のところでは月一ほどの施術予約のサイクルですから、
一回ごとの施術で、改善の上乗せ蓄積ができないのです。

だから長期、臀部の深層筋をリリース状態で持たせる臀部筋の筋膜リリースには、
相当な時間をかけて研究してきてます。
ただ私が数カ月前から導入して、
これいいな〜と言い続けているゼロプロマッサー。
こちらを工夫してリリースすることで、
明らかにリリース深度が飛躍しました。

ゼロプロマッサーを導入する前は、
仙骨という、数ミリでも削ったら人が死に至るリスキーな部分のリリースです。
本当に呼吸ができなくなって、仙骨を壊されれ人は死に至りますから。。。
はんぱでない、リスキーポイントなんです。
特に仙骨周りの靭帯のリリースほど難しい物はなかった。
だって骨以上に硬いものに化けたものを、
柔らかく圧してもうんともすんともいうものではないのです。

危険すぎるため深く臀部の深層筋を解くのが絶対に成果が飛躍すると知っていても
絶対に無理ができない安全第一なところですから。。。
安全を最優先するがゆえに、力の加減をセーブしつつ、
解きたくとも解くことがかなえられないが、
ほんのわずかずつでも進まねばと極度に緊張した状態で息を呑みながらの作業でした。
これくらいしんどくて、気を使う部位は珍しいところですね。



現在も研究している途中ですが、
ゼロプロマッサー導入もさることながら、
さまざまな施術者の私の身体操作上のノウハウの蓄積を増したことで、
リリース深度がかなり高まってきたのが、
今日このごろです。



まさにこの部位が深部に届く割合に比例し、
お客様の身体は元気になっていくのですね。



シンプルに、そこなんだなぁと感嘆します。



posted by スズキ at 02:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月12日

施術中は放鬆 (ふぁー・そん)と戦闘モードの合致した状態

気功をするときも、
太極拳を練習するときも、
大事な注意事項があります。

放鬆 (読み方:fàngsōng:=ふぁー・そん)』することです。
簡体字として「放松」と表記することもあります。

意味は「緩める(ゆるめる)」「リラックスする」ということ。
身体を緩めるということでも、
心をリラックスさせるということにも使います。



放鬆で緩める動作の要点や機能性を、散文的に述べれば。


体の骨格構造体を理想位置に保持します。
それができたのならば、
力を抜いて体の各部を重みにまかせます。
重さに任せきった動きは、
どんなに気持ちがいいか。
実感したものでないとわかりません。

呼吸を整えて、体の関節を逐一緊張から解放させる。

肩の力を抜き、腰の動きに調和させる動きです。
腰が動けば肩も動き、腰が動かなければ肩も動きません。
腰が動かず肩だけ動くということはありません。
腰、股関節、膝、肩、肘が一緒になって、
変化しながら動作をします。

百会と会陰を結ぶラインを感じ取ります。
立位では、かかとに7割、つま先に3割。
その割合で重さのかかり具合を設置しましょう。



そして私が施術をするとき。
積極的にリラックスした放鬆状態を求め、心がけています。
ただやってみると、思った以上に難しい。


放鬆状態に身を置く場合、
放鬆となった手でお客様に触れているだけ。
それだけで、
お客様の身体が緩んでくることがあります。
なんらかの力(気功等をなさる方は「気」というかもしれませんね)が出てくるかのようです。

気が出ているかどうかはさておいて。


施術者が、放鬆した状態で施術をしているかどうかが、
施術成功の鍵になることもあるといえるでしょう。

私が他の施術者の方が施術をしているところを後ろから見学させていただくと、
十分に放鬆状態で作業をなさっておられるのか、
緊張して動きが硬い状態でしているのかは気になります。

放鬆が心がけられていない方は、
多くの場合、施術を続けていくことで、
後々に体に不調を背負う方が出てきます。

ただ放鬆している状態で、
太極拳では戦うのです。
外面には敵に対峙して戦闘モードを見せないかもしれません。

そのような無念無想の様子がいいとされるかもしれませんが、
人気店のレストランの戦場のような活気ある厨房でいい仕事をするものたちは、
自分の仕事に集中しつつ、ときには大声で後輩をしごくような怒号が飛ばして、
時間に追われていてもベストな料理を出そうとしています。
殺気立った雰囲気があるなかでも放鬆している状態。
それが保たれていなければいい仕事ができません。
そのようなレストランの裏方シーンを、
映像で観たことがあります。


つまりある一定以上のテンションを上げた状態で、
創造的な料理という作品に絵を描く繊細な仕事を
雑にならず丁寧迅速にすることができること。

そのような気働きができるのも、
緊張して浮足立つ心境ではできません。
放鬆している状態に心身ともに至り、
その上で活況した戦闘モードになって動き出している。

厨房が戦場。


そのような気持ちと、
私自身の施術をするときの感覚は似ています。

放鬆している状態に心身ともに至り、
その上で活況した戦闘モードで闘いぬきます。
そこに意識が乗ってキープできたときは、
4時間が2〜3分にしか感じられません。

戦闘モードを支える武器となるものは、
戦に負けるようなやわなものは使えず、
工夫を凝らして磨きをかけ続けます。

私の仕事は誰かに後見人等がいてダメ出しをされるわけではないのです。
そして戦闘モードに入らなくても、
そこそこ経験値がありますから、
お客様を納得していただけるような施術を提供できカバーできるでしょう。
そのようにさせていただく自信はあります。

ただ、気持ちが安易に流されやすいほうへと向かえば、
そこで成長曲線は途切れることになるでしょう。
人は成長に気持ちを良くするものです。

戦闘能力を上げるためにはということで、
常に臨機応変に対応できるように考えて、
本質を少しでも見極めようとしていく。

患部の本体のしっぽを握るのは難しいのですが、
戦闘モードで問題と正面切って向き合うときに、
いい仕事を残す目的が達成されるのでしょう。
つまり、その時点での私のベストを少し上回る。
そんなパフォーマンスを続けられるのも、
放鬆と戦闘モードの合致した状態だから。

ただ、やってみればわかりますが、
心身ともにゆるませながら戦闘モードを貫くって。
至難の業だと思います。
私も、甘いところがあるので、
そういったところが成長の伸びしろがいっぱいあるというところでしょう。


余談ですが、
私が施術で圧をかけるとき工夫していることがあります。

圧を、何段階かに分けるということです。

たとえば、
施術に慣れていない場合には、
圧をかけるにも直線的に一打を放つようにする。
その一本調子となりがちです。

ですが慣れてきて研究が進むに連れ、
最初にソフトな圧をかけるように心がけて、
徐々にぐいぐいぐぃっという感じで奥に入るようにする。

二段階に圧を分けるメリットは、
ソフトに圧をかけた瞬間、
どのようにその直下の筋膜が癒着しているかを察知して、
それを実質、理解してそちらのリリースに最適な方向や圧の質等を計算し、
最適化した状態の二段階目の圧を加えるのです。
よーく吟味してから次の手が出せているので、
自信をもって圧の上限を狙えるようになります。

するとずり圧の効果が高まるだけでなく、
安全性も飛躍的に伸びるように感じます。


多くの場合、最初にソフトに圧をかけられているために、
いきなり強い厳しい圧をかけられてしまう恐怖感を低減。

それから圧をかけた手を接触したまま第二弾の圧をかける。

そのような「トン・ドーン」のような二拍で圧を繰り出す。


実際に実地で手とり足取りしてでなければ伝わりづらいかと思いますが、
二拍で圧をかけることを覚えられたとき、
一拍で、一気にドーンと強い力をかけようとするから力みがでるのだと、
気づきを得る方も出てくれるかもしれない。
一気にいこうとすると、相手に触れた瞬間、
押し負けないように頑張ろうとして力むんです。

そこで頑張る気持ちが緊張を呼び負けているんです。

そんなところも圧の良し悪しを左右させるような興味深い研究点ですよね。
posted by スズキ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月05日

脳から筋肉に送るメッセージをキャッチできる体に戻ろう!

脳から筋肉へ、常にメッセージが送られているんです。

たとえば、
起立筋でみてみよう。

大脳から起立筋へのメッセージ.png


脳から起立筋への命令.png


ずっと、姿勢を維持しつづけようとするには、
脳からのメッセージで必要最小限の力で体を立ててキープしようとしてくれたり、
横になってるなら起立筋を使って体を起こして必要がないからゆるめてくれたり。

脳は、ムダにロスさせるエネルギー制御はさせないように仕組まれているのです。
究極の省エネ装置が積まれていると考えてください。


長生きする人は、最大限、この究極の省エネ装置のお世話になっているのです。




ただ、すでに起立筋の「凝り」がピークになっていて筋肉の弛緩ができなくなる。

長時間のデスクワーク.png

など、現代病とも言えるような原因もあって、
逃げるに逃げられず辛いこともありますよね。。。

ずっと背中が張りっぱなしでいつづけていると、
横になっても起立筋の硬化が緩まない現象が起きてしまいます。

脳は、横になったと判断したら、
起立筋に向かって弛緩させるメッセージを送っているにもかかわらず。。。

筋硬化が血管を圧迫した結果、
筋肉の筋緊張の度合いを調整する器官に血液が神経が働くほどは届かなくなる。
それにより脳のメッセージを受け取れてないか、
仮に受け取っても情報が欠けた状態になります。

そしてもしもこのようなムダに筋硬化を続けているならば、
体の酸化が早まりますから、
それは取りも直さず老化の促進となります。

それに現在、死亡原因のなかの多くに癌がありますが、
癌は熱が低い血行不良箇所にできやすいようですから、
日頃から気をつけていきたいと、切に思うところです。

脳が出した命令を、筋肉が受け取れなくなる現象は、
体内に出来たしこりの量や硬化した性質、そしてできた場所により、
影響が出てくるようです。

硬化ポイント.png

たとえば上記の図では、左肩や左腰、そして右腎臓裏あたりなど、
右利きの人に好発して出てきてしまいやすい筋硬化ポイントです。

ただ実際は、リリースをしていけば、
驚くほどしこりのでき方は個性的です。

急性状態でつらさを覚える人ほど、
しこりの量は少ないものです。
つらさを感じていると訴えてくれる人には、
場合によりますが、リリースがとても楽に進み、
早期に施術の卒業を向かえられます。


ただ、私はつらくないのだがという場合。
意外性を含んでいるときがあります。
私が多く体験したのは、
血圧が上が100を切るほどの低めで、
「私は特に体に問題がなさそうだけど、一応、施術に関心があるから来ました」
という人ほど、しこり化した状態がきつくて、ゆるめるのにも本当に大変です。
痛覚神経が麻痺している状態での言葉ですから、
問題は内在していて厳しいものとなりますから。
このフレーズを聞くと、
私は、長丁場を覚悟し気を引き締めます。




ボディワイズPR.png

先日、私の施術を受けてくれている施術者にいわれたのですが、
「鈴木さんの施術は、1年毎に、5倍以上のリリースの深さへと深化する」と。
意外に施術を受けて解かれている側になると、
どれほど解けたのかを自分を客観視するのは難しいものです。
そのようななか、施術者同志の研究の意味もあり筋硬度計で、
数値で計測をするのですが、その数値では計れない違いを感じると言っていただけました。 ^-^

私は、他の先生がどのような技術で解かれているかを存じ上げません。
つねに当社比で考えるだけですが。
最近、お客様の改善率がいいように感じられています。
その成果は私の施術だけに係るものではないにせよ、
同時期に複数名のお客様が上方にスライドアップする。
それも確かに以前では刃が立たなかったところにも、
かなりきっちり入り込めるようになってきました。

つとにここ4ヶ月くらいから、
私の体はバリバリになったときもありましたが、
私の自己評価もポイントが上がりました。

ありがたいことだと感じている次第です。

posted by スズキ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月03日

施術姿勢についての考察


私の、気をつけているポイントをいくつかあげておきます。


施術姿勢のポイント一部.png

「つむじ」にぽっかりと穴をあけていきます。
もちろん、イメージです。

ぽっかーんと軽くなり、空気の通り入れられる穴が感じられる。
注意点は、頭頂ではなく、つむじです。


つぎに、
項靱帯という首の後にある靭帯を利くように頸部を素直に伸ばします。

項靱帯図.png

すでに頸部のゆるさ、そして伸びがある人でなければこれは理想形ではできません。
もし頸部のつまりがあるのでしたら、そのつまりをゆるめて頚反射で伸ばせる感じ?にしておいてから、
これをなさると体感ができると思います。
項靱帯が伸ばされると、つられて脊椎全体が方向を上に伸ばせるようになる。

すると体幹がこしらえるようになるわけです。

そして体の重みが活かせるようになります。

また邪気に襲われるといわれている人の多くが、
このスタイルから離れてしまい、
首がしまってしまう状態で施術をしています。



(一部補足:※ この頸部姿勢維持感覚は、施術以外の体捌きでも応用が利きます。頭部の意識が強すぎれば、下丹田の意識が消えますから、身体の全体性上のひとつの注意点であることを、忘れずにいましょう)



次に初心者のときにやりがちなことなのですが、
患部を徹底的に観ないということです。

患部ガン見はダメ.png

ついつい患部を観察したくてじーっとみつめちゃいがちです。

もちろん観察するのは大事です。
でも圧をかけるときには、
すでにどのような方向の圧をどの部位になど、
事前に計算して脳にイメージをリアルに書き終えておくことです。

それができなければ、
最初に述べた項靱帯が生きた姿勢で施術ができないのです。


気をつけていきたいところですね。


posted by スズキ at 10:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月02日

横隔膜が動きづらくって息苦しい人の、影に隠れた問題とは?

慢性的な疾患をお持ちの方や、
日頃からストレスフルな仕事形態で頑張る人たち。

「なんだか私は息苦しい・・・」
「腹から息ができてないんです・・・」
そんな言葉を聞くことがあります。

自分では一生懸命、横隔膜を上下動させようとしておられます。

ですが、そんなことをするとすぐに疲れちゃう。
そして、意識をしなければ横隔膜の上下動がさっぱり感じられない。



それは、なぜ?

横隔膜について、関連付けした知識を増していく必要があります。

ちょっと解剖学的な視点で、呼吸に関係する隔膜をチェックしよう。

隔膜とは、地面に対して水平に位置する筋肉の層状のものです。
隔膜といって膜と書かれてますが、
一定の厚みを持った筋肉の層で構成されている。

代表的にわかりやすいものに目を向ければ、
それが腹部上下の中央に位置する横隔膜ですね。

他にも、喉にある声帯隔膜。そして骨盤の底面にある骨盤隔膜

声帯隔膜・横隔膜・骨盤隔膜.png

声帯隔膜・横隔膜・骨盤隔膜ともども、
一回の呼吸をするたびに、
必ずそれぞれ決まった方向に上下動を繰り返すように作られています。

横隔膜だけが上下動しているわけじゃないのです。
呼吸代謝が制限されてしまっている抑制された状態。

健康な呼吸ができるときには、
3つの隔膜が決まった方向に向かい上下動するように設定してある自立型なしくみ。
それが例えば横隔膜が問題がなくても、
首の周りの筋肉が硬くなって声帯隔膜が上下しづらくなっていたり、
骨盤周囲の筋肉や腹部や脚部の硬化が著しく骨盤隔膜が上下しづらくなっていたり。
そうなれば横隔膜が、引きづられるように動きがとれなくなるのです。

特に注目していただいたほうがいいところは、
次のような仕組みです。

骨盤隔膜と横隔膜との動作の主従関係.png

骨盤隔膜が下に向かって動くとき、
それにつられて横隔膜が同期して同じ方向に向かって動き出します。

・ 骨盤隔膜が下方に動き出す → 横隔膜が下方に動き出せる
・ 骨盤隔膜が上方に動き出す → 横隔膜が上方に動き出せる

骨盤隔膜と横隔膜は、動きの主従関係がきっちりあって、
横隔膜が動きが悪いなと感じている人たちのほとんどは、
骨盤隔膜がほとんど上下動していなかったという人。
実に多いいのです!

つまり息苦しさの解消のため目線を横隔膜だけに向けていたら、
見当違いなアプローチを繰り返すだけになっているのです。


基本、私どもはそのようなことは把握していますから、
お客様に何かいわれるまでもなく息苦しいと言われれば、
徹底的に骨盤隔膜の周囲の筋膜の癒着をリリースします。
臀部筋、脚部内側の筋、腹部の筋、鼠径部、、、その他。
ここが硬くなっていては動けないのが骨盤隔膜ですから。
ただ実際は、骨盤底筋は肛門や外性器に位置する部位に
硬化して動けない骨盤底筋が存在していて周囲の筋肉と
ガッチリ癒着しているわけです。

多くは婦人科系の疾患を持たれた方には、
そのような癒着の傾向は強く現れている。

また精神的に鬱に入る状態の際も、
そのような傾向があります。

また婦人科系の疾患にとどまらず内臓疾患について、厳しい方々にも、
骨盤隔膜が上下動しづらくなっている方が多いようにも見受けられます。

要は骨盤隔膜(またはときには骨盤底筋ともいいます)が、
意外なほど具体的なリリース必須ポイントなんだと言える。
そちらが改善された後に、体質が好転するものも多いので。


ただ、骨盤隔膜部分に問題があると告げられると、
今までまったく気にならなかったところだったが、
いきなりそこにリリースのヒントがあるという思いよりも、
自分の思い通りにならないネガティブなものがそこにあり、
自分ではそこを反転させてよく出来づらいものがあると。
そんな歯がゆい、気にばかりかかってしまうところがある。

そのようなことを気づいてしまうのは、
得策ではないと考えるような範囲内の人は、
私はあまりこの部位について指摘をしません。

ただし、なかには絶対早々にこちらの事情を知っていただき、
自身でリリースに協力していただけるような意識を持っていただいて向き合って欲しい場合。
そのときにはできるだけわかりやすく説明をするようにして、
仕組みの理解を促すようにしていくようにしております。

普段は意図してスルーして解説をしない部分です。
つまり解説したいなというネガティブな情報を、
そこそこ健康な人にでも20〜30は見つけるし
健康でなければ、その数倍やそれ以上見つけてます。
そのようなことをあえて言われれば、
私なら大幅に凹む気持ちになります。

人は、賞賛されれば力が出ますが、
ネガティブな言葉に聞こえることを投げかけられれば力がでなくなります。
不思議と、ネガティブな事実を伝える側も、相当なストレスがかかります。
施術者も、お客様を賞賛したほうが力がいきいきとしてくるようですから。

それでも伝えたほうがいいと踏ん切りをつけるのは、
こちらのピースを外しては先々手詰まり感がでると踏んでのことです。

自身の骨盤隔膜、ここを感じ取ってほしい。

リリースポイントとして、こちらを除外してしまうのは、
とてももったいない!!

と思っていただければということですよね。



だったら本筋では、
そちらに直接圧をかけて骨盤底筋へとアプローチをしたいところです。
ですが、気づかいをしっかりしている指圧の本や施術解説書には、
お客様に恥ずかしい思いをさせるのはNGとあります。
失礼に当たる部分にずけずけと入り込むのはいけない。

まさにそういった部分が骨盤底筋部分です。

ですから私もお客様にこのような部位に問題がありそうだから自身でリリースをお願いします。

問題をお客様に丸投げしているように感じられますが、
私の目的としては、そこではないということは理解いただけましたら幸いです。

施術をする方としても、もどかしいところですが、しかたのないところもあるのです。
せめて、マッサージ方法の詳細をテキスト等にできればいいのでしょうが、、、。
個々の状態が大きく違いすぎて難しい側面もあり、手が出しづらいところもあります。
ただ、リリース補助の方法を考えておかなければなと思うところではあるのです。


息苦しさが強く骨盤隔膜に硬化が著しい方の場合。
私が施術で骨盤隔膜に関連する周囲の筋肉群をゆるめてからでなければ、
セルフで骨盤隔膜にアプローチをしても、なかなか思うようにリリースできないようです。
そのようなことで私どものような筋膜の癒着をリリースする施術で、
十分な問題箇所としての骨盤隔膜に影響する部分をゆるめて
骨盤隔膜が緩みやすいようした準備をする。
それは意義深いことなのだと思います。



決定的に、息苦しさがうそのように低減させていくには。
時間はかかりますが横隔膜に関係する周辺部位にまで手を伸ばして直すのです。
それは骨盤底筋が緩んで上下動が自然に起こるような仕組みに乗せることができる手順を踏むのが必須なのです。

実際には、他にも相応なお客様ごとの個別具体の状態を踏まえていきます。
骨盤隔膜を解いてくださいねとアドバイスできるまでの下ごしらえとして
ステップ数をいくつにも割って計算したうえでの施術をして、
うまくいくようにしていくわけなのです。
そこまでしても、なかなかうまく行かずに不満だなと思うところがあります。


どうにか、現状の私が考えているリリースへの改善の糸口が磨ければと思う次第です。



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今回、声帯隔膜・横隔膜・骨盤隔膜について私が知った本。
ご紹介させてください。
下記の書籍です。

以前も、こちらのブログで取り上げさせていただいたことがあるかも知れないですね。


自然呼吸法の本

本来の正しい呼吸を取り戻し、心身を活性化させ、ストレス撃退! 写真・図版多数収録。生きることは<息する>こと。大事な呼吸法のすべてがわかる! 呼吸で心と身体を鍛え直す!

著者:ドナ・ファーリ (ファーリ,D)
1960年アメリカに生まれる。ヨーガ歴は20年以上の世界的に有名なインストラクター。『ヨーガ・ジャーナル』誌の編集に携ったり、ワークショップを行ったりしている公認セラピストでもある。本としては本書が第1作目



私が持っているのは、上記の本の前に出た出版社では重版未定で、もう書店では売っていない本。

自分の息をつかまえる―自然呼吸法の実践

重版されない理由は、自然呼吸法の本という本に表紙等は一部変わった部分もあるが、
それ以外はほぼ同一の本が出版されたので。 ^-^

重版では書店では平積みしてくれなさそうですが、
表紙が変われば、新刊と間違えておいてくれるのか??
どーんと表紙を変えて、売りだしたのでしょう。

ちなみに自分の息をつかまえる―自然呼吸法の実践は、
アマゾンで中古本として購入しようとすると¥ 12,215より。
体が良ければ¥ 30,237
高額取引されているのですね。
驚きました。

本来は『自然呼吸法の本』が定価で2052円です。
こちらを買っていただければ十分だと私は思うのですが。

書籍の値付けって、魑魅魍魎が跋扈する感じですよね。 ^-^;

posted by スズキ at 14:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月31日

私の施術では「伸筋・骨・重み」の4割ができるようになれれば、上々!

施術をするときの力の発力方法

最近、改めて検討して練っている動き方があります。

施術をする際の動きの質の3評価点.png

胴体主導の意識で、
体の『重み』を最大限活用するというのがテーマ。

身体操作上、奥深い技術を支え適えるための基礎になります。
(※ 中国武術等をなさっておられる方には、
   目新しいものではありません。    )

・--------------------------------------------・

『重み』を活かした動作を創りだすために

(1)立ち方が、しっかり骨を使い立てるようになった。(構造的機能性を発揮している)
   この状態に加え、『伸筋、屈筋の動作が滑らかにできる』ようになったとします。

(2)手足から動く意識を消して、胴体全体を上方に浮かび上がり舞い上がるイメージを持つ。
   浮かび上がった胴体はたやすくイメージ通り動作移動できる。
   胴体のウエイトシフトが楽にでき、『重み』を活かせるようになる。

(3)胴体を動作移動動かした後に、手足が従たるサポーターとして動かされる。


・--------------------------------------------・

空中浮遊の『浮身』を作ることで、
重みを活かせるという考えですが、
現状の私ではここで動きの試作中。

意拳の熊歩や、
月面に降り立つ二ール・アームストロングのような動きのイメージです。
胴体を浮遊釣り上げ、
胴体を先行してい胴体の重さをあますところなく伝えるといった動作です。

おそらく当たらずといえども遠からず。

動きの質を底面の基礎から書き換えようとすると、
体には計り知れない不具合がでてきてしまう。

それでしんどいところが出るのは承知です。

長年繰り返してきた体の動かし方のシステムを変えるということは、
そういったものです。

だから一気呵成に行えばいいものではなく、少しずつ時間をかける。

不具合を興す操作に対し気づきを加算する。
その量がかなりたまってきたときに、
隙だらけで盲点が散々あった状態に、
別れを告げることができるのです。


体の各パーツはそれぞれが機能分化しています。
手は手として、胴は胴として、足は足として、頭は頭として。

それぞれ別個のものとしてみてしまわれがちですが、
どんな動作をするに際しても、
5体すべてが有機的にその動きに絡んでくるようにできている。
ひとつの部位を動かせば、それにつられて連動して動く。

バランスをとるためであったり、
動きの補助のためであったり、
それぞれ多種多様な目的を持ち関連付けされて連動しています。

たとえ「右手の人差し指、一本動かす操作だけ」でも、
それによる運動は5体すべてに及ぶと考えてください。
施術中に、人差し指を握るか、伸ばすかで、
どれほどの重心の狂いが生じるのかを体験。
そんなところから見えるところもあるはず。

上記のような胴体を浮かせるイメージで動きの質を書き換えるには、
さらに複雑な連動を感じ取り修正に次ぐ修正で頭をフルに使います。

それが動きの質の根幹に関わるものほど、
今まで使っていなかった筋肉部位を急激に使い出すことで、
信じられないだるさや筋肉の張り、眠気、筋肉の炎症などがでてきます。
(特にこのたびは、不徳のいたす歯痛が・・・しんどすぎました。。。)
ただおかげで筋肉のつき方の様子も変わってきました。
しっかり伸筋のぶっといところを意図して使う。
使えていなかった伸筋がいきだすということは、
画期的なまでに、後々の生命力の強化に繋がる。
力みが入り余分に付いた部分からの激痛はある。
ですが磨きをかければ、やがてスリムに変わる。

そのようなところまでくれば、
身についたと言える状態です。

これらのことは体のセンサーや観察眼がなければ、
動きの質の改善の意味が、腑に落ちにくいのです。

そこは個人の取り組み姿勢により、
変わってくるところでしょう。

そのようなところを念頭において、
試行してみる方はトライしてくださいね。
お願い致します。



それではここで施術をするものとして、
体の『重み』を活かし施術をするメリットとは。

・体の大きい施術者は、
 自身の体重を容易に相手にかけることができる。

・体の小さな施術者は、
 自身の体重には頼りづらい。

深部に届くずり圧を主体にかける施術では、
後者の場合は身体条件上、素質に頼れません。
他に支えになるものを持たなければなりません。

さもなくば、
いつまでも体の大きい施術者に劣る状態が続きます。

「自分じゃ無理だな・・・」と決めつけてやり過ごすか。
それとも思わぬクリアを狙い知力・修練で限界を越えて、
「できた!!」とぃうとき。

「あっ、私にはできるんだ」
事実がともなって得られる確信です。
自分の成長や成熟を感じられる快感。
それは大きなものですよね。

そんな壁を突き抜ける充実感を味わう。
繰り返されるうちに自分を信じていく。

それは自分で決めた限界は、
研究次第で塗り替えられるものです。

かなりの執着心がないと、
やってられないというものでしょう。^-^



施術で『重み』を自在に使いこなせるならば、
現状の私の考えでは(←現状のといのがキー)、
施術上の及第点です。

圧の質、圧の方向決定、視野や視点の拡大など、多くの発展が見込まれる。


昔から、
重み』をどう引き出せばいいのかを、考えていました。

『重み』を操作する能力が最大限発揮できれば、
現在、私が施術のときに利用している多くの重量感あるブロックも、
私の身体操作で代替できるようになる部分も生まれてくるでしょう。
私の場合それで手技療法ができると胸を張って言うことができます。

または、さらに巧みにブロックを活かしきることができるはずです。

施術時間も、
それでようやく大幅に短縮できる算段です。 ^-^v 

施術上の身体操作は、
「伸筋・骨・重み」などが、
理想の4割ほどもできれば完了です。
完璧に使いこなせるようになりたい。
そんな希望は、一生かけて求めていくものでしょう。



治病目的で施術を願っている人たちは、
どのような施術者を選べばいいのかを判断する必要が出てきます。
そのような方々こそ、シビアに施術者を選択する目を持つことです。
ネット上での口コミは操作しやすいものです。
「伸筋・骨・重み」などが操作しきれているような武術家が
施術家としても開業している場合。
その治療効果の優越性が高いことが多いようです。
または施術の素人である武道家師範が、
施術家以上の治療効果の高い施術をなさる(←これは、私、観たことがあります!)。

つまり、施術家自らの身体操作上で理解したことが、
そのお客様とどのような差異があるのかを察知して、
違和感を埋めていくことが施術になるという先生。

そのような先生も施術の研究もなさっておられるのは当然ですが、
想像を超える切れ味の施術をなさることがあると聞いたことがある。

改善したお客様は、「ここの治療院は、私に合ったところ」程度で、
その技量を支えるバックグラウンドにはさほど興味はないでしょう。

私がそのような施術をする先生のところへおじゃましたら、
卒倒するほど感動することでしょう。
すごさを人に語りたくてウズウズするはず。
それとは違う反応が一般の方々ではなされるようです。

そういった先生はさほど自分をPRしようとはせずに、
マイペースで仕事をなさっておられる。
マスコミにも出ません、口コミもない。
患者が多くなることを嫌う傾向も。。。 ^-^;

ときどき私の施術を初めて受けていただいてお客様がお褒めいただくことがありますが、
「私以上の先生は、いくらでもいます。ただ、少し見つけにくいのです」
ということばは、私以上の先生がいるというのは、私が謙遜しているのではありません。

事実です。
(見つけるのが、半端無く難しいというのは否めませんが。。。)

現状、私は身体操作については、まだ門前の小僧。

深層筋を緩める施術をするというコンセプトのよい先生を見つけたいならば、
性根をいれて身体操作の良し悪しが感じ取り判別できるような研究をすれば、
その施術を自分が受けるべきかどうかの判断は付けられるのです。

そのような目を持った人に吟味され、
認められるにはどうすればいいか?

そうなれればどれほどうれしいか!!


そうなることは強い願いですね。
やりがいを求めて勝負したいです。

そうなったら、
今は、私は本当に人にあまり多く会うようなことがないものですが、
このままではいけないなと感じます。
(見つけるのが、半端無く難しいというのは否めませんが。。。)
というところから、私も脱皮する計画を立てたいと思います。 

こういったことも、
「自分じゃ無理だな・・・」と決めつけてやり過ごさず、
クリアを狙い知力・修練で限界を越えて「できた!!」としていきたいですね。
posted by スズキ at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

筋肉をマッサージするときの考察点


マッサージを施すときのポイントは?

プロは、靭帯を緩め腱を緩めて理想位置に場を修正しておく。
そこに注力することで、持続性の高いコンディションを適える。
筋腹を緩めるだけでは効果の持続性は、嘘のように薄いのです。

筋肉をマッサージするときの考察点.png
posted by スズキ at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月03日

個別、具体を聞き取ることの大切さ

【個別、具体、検証のサイクル】

この3つのサイクルを順繰りに回していく。
そのうちの個別と具体の一端をお伝えします。

【個別】とは、お客様一人づつユニークな存在ということ。
たとえば「顔がゆがむ・表情がかわる」という症状や病気が発生していると報告を受けたとします。
女性の場合には、これは非常に気になるところでしょう。
この症状は10人がこのように訴えられたとしても、
それはすでに10パターンが存在しているといえる。

各人の状態は、
かつてむち打ち等で頸部を強打した負傷からくることもあるでしょうし、
噛み癖からくる顎関節症が悪化したようなこともあるでしょう。
原因はそれ以外にも考えられますよね。

その方の生まれた時代背景、生活スタイル、食事や運動、仕事上の影響、姿勢、
信念や信条からくるもの、心理的なストレス、家族環境、
遺伝的要素、居住する国の安泰や地区の様子など、
様々な違いから作られた結果が現状なのでしょう。

施術者ですが、
自分の持ち手の技術を考える云々以前に、
自分はそのお客様に関しての情報は、
なにもわかっていないということを
頭のなかに明記しておくべきです。

施術者的な視野からは、
どのような歪みがあって、
それがどのような影響が生まれるか。
それはつかめているのですが、
それだけ掴んで安心してはいけない。

結果を更に良くなるよう磨く必要を感じた人ならば、
もう少し、突っ込んで観ていく必要が出てきます。

もし仮に心的ストレスが原因ならば、
それを私はOリングテストでちゃっちゃとチェックすることはできます。
相応の確率で、絞り込むことはできるかもしれません。

ですがそれで済まさずに
【問題が起きた際の現場の聞き込み】に時間をかけます。
そのような情報を頭に入れておいたかどうかで、
体の見立ては大きく変わるものです。

そしてお客様のお体のユニークさを伺うための聞き出しは、
その後の施術を継続する際にも、
「あっそういえば、私が不調になったときに、こんなこともあったんですよ」と、
私に語っていただけることもあります。

今の自分とはさほど関係がないと思っていた過去の記憶を手繰り寄せる。
そこには特徴を捉えて印象を思い起こすような技術が必要なので、
それが得意な方かどうかで、情報が使えるかどうか異なってきます。

たとえば、植物の一輪のバラを頭に思い描いてください。
すると、茎が緑です、花が赤いです、等々自分が思い描いた像から、
いくつかの特徴を語りだしてくれたとします。
ただきれいな花には刺があるということわざにもなるように、
刺があることを忘れたまま、バラのイメージを伝え終えたとします。
やっていただければわかりますが、
他のものに自分が思い描いたものを伝えるには相当なエネルギーが必要です。
そのようなエネルギーが持続できるかどうか。

過去の記憶から特徴となるようなところをいくつか教えていただきます。

実際は、そのときの言葉から直接的に、
ここは重要極まりない!といって赤いマーカーでグリグリグリっとラインを引っ張るような部分は、
なかなか出てこないことが多いいのです。
一発でそれを出してくれる方は、
薄々自分でも「これって怪しいんじゃないか」とわかっている人だけです。

そのようなことでもあって、
個別のユニークさを理解するために、
体を観て触れてから情報を聞き出すということと平行して、
言葉で現状につながる因果関係があるかを、それとなく教えていただきます。

こちらから「具体的な状況をつぶさに教えてくださいね」と要求しなければ、
マーカーでラインを引きたくなるところから道がそれて世間話になってしまいます。
そこは雑談の中にも聞き出して有利になるものを求めているという
職業者的な習慣が身に備わっているので、
質問は自然に適切に重要な部分にフォーカスを絞れるようなところへ誘導することもあります。

聞き出すスキルも大事ですが、
同時にそう容易く聞き出せるものではないということを頭に入れておいて、
繰り返ししつこいほど語ってもらうことです。

そうやっていくと、
たとえばなかなか治らないような腰部の痛みがあったとして、
ご本人にはまったく当然でそうであって何が変なの?という
自分では良かれと思ってやっていたことがNGだったこと。

そういうことをなさっていることは、
けっこう頻発しているのです。

私がその新たに教えていただいたことをお聞きした瞬間に、
「あなたはそれをやめればいいんですね!!それで、きっと大幅に前進ですね!」という。
目から鱗が落ちることは度々起こるものなのです。

そのことに気づかなければ、
どんなに素敵な技術を持った整体の先生でも、
絶対に治せないし治らない。
慢性化した症状の仕組みの裏側には、
何らかの問題が潜んでいるものです。


ずっと慢性的な負担を持ち続ける努力をしているのは自分だったと、
気づかないとならないようなこともあるのですね。

気づかないうちに慢性的な問題を月日を重ねて時限発火装置のように、
バーンと爆発するような流れへ向かわせているのが自分だったことに気づけば。
どれほど大きな利益となるでしょう。

施術で筋膜リリースをしていますが、
そこを、そこはかとなく下支えするような工夫を盛り込んでいます。

実際は、そのようなことをせずに、
ルーチンで、そのお客様の体を読んで筋膜リリーステクニックを当てはめていくだけのほうが、
時短効率化が可能です。

それに筋膜リリースをしているところですという範疇を逸脱しすぎては、
何をされているのかが曖昧な印象になる。

ただ私の場合は、今のところは意図的に「そういうところが改善するといいですよね」と、
個別、具体の状態から引っ張り出せた情報について、
「ここ!あなたが思っている以上に重要!」とマーカーで印をつけて返すようにすることがあります。
その重要さに少しでも自分を改善なさるきっかけとして気づいていただければ幸いです。


そしてこのようなことを意識しているからこそ、
見える世界が増してくるように感じています。




posted by スズキ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

強烈な筋膜の癒着を私がイメージすると、どのような喩え話になったか。

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【広告】【業務連絡】:2015年5月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました
詳細は下記へ
http://bodywise-note.seesaa.net/article/417982536.html
-----------------------------------

新たに予約順番待ちをなさっておられる方が、
施術をお受けいただくことになりました。

私と同業者の整体をなさっておられる先生です。
20年にも及び、前傾状態でお客様に接されていて、
日頃、ご自身でもメンテナンスをなさっておられますが、
蓄積していかれた筋膜の癒着の量は相当なものであって。

それを押して日頃頑張ってお仕事をなさっておられる方に、
同志のような感情をいだきました。

私も驚くほどの遠方からお見えになられたので、
年に2〜3回通うのがようやくのところでしょう。
気持ち的に少ない回数でどうにかせねばなりません。

ただ、、、照顧脚下ですから、
その人の立ち位置から第一歩を始めるしかなくて。
急いてはことを仕損じる。

まずは一般の方にはあまり語らない内容での
筋膜の癒着があることのデメリットの表現で語りました。

以下の文章。
あまり気分のいいたとえ話題を出せなくて、申し訳ありません。

ここからが、私が同業者のお客様に語った内容の抜粋と一部修正編です。


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

私の知り合いの家での話です。

ねずみを捕獲するための粘着シート。
そちらを天井裏に仕掛けられたそうです。

やがて、
ねずみが捕獲され死に絶えていた。
数日も経過して、傷んできている。
そして臭気が気になって仕方ない。

確かに粘着シートを仕掛けたから、
そこにねずみがかかっているはず。
だから悪臭が来ているのはわかる。

だが、
天井裏に仕掛け取り出しづらくて、
なんとなく放置してしまっている。

そして気分が悪くなるほどになり、
そちらの家人は重い腰を上げた。

消臭剤を買ってこよう!」と。

なんだか、おかしい話ですよね。

でも悩みに悩んだ挙句に、
アマゾン・ドットコムで、
まじまじと消臭剤を物色。

強力な無香空間あたりを購入し、
それを仕掛ければ匂いは減るし、
気になりづらくなるでしょうね。

でも気分がイイわけはないです。

ずっとお亡くなりになられたねずみと暮らし続けるのですから。

結局は勇気を振り絞った家人の男衆が、
天井裏に潜り込んでねずみさんを観た。

「やっぱりいたのか・・・」
奥さんに言われたとおりでした。

それからは、惨憺たる格闘の末、
涙ながらに回収することに成功。

悪臭の根本が消えてくれました。
無香空間はもういらないですね。

ここまで来てようやく冷静になって、
なんで無香空間でごまかそうとしたのだろうか・・・。
と、自分がしていた愚行にあきれ果てたといいます。

無香空間でごまかしていたとしても、
やがてはさらに悲惨なことが起きる。

そうならないようにする唯一の方法。
それを実践するしかなかったのです。

それには問題の根本を探しだす嗅覚、
対処する実行力が必要ですね。


気持ちのいい例えではありませんでしたが、、、。

このようなことを私が施術者レベルの人に説明するときの例えにすることがあります。


人体の内部に筋膜の癒着が進んでいる人は、
その周囲は血行が悪化しているはずですが。
同時にリンパ液や体液の循環も阻害されて、
新たなリンパ液や体液が届きづらくなって
古く酸化したリンパ液や体液が廃液されずに停滞している。

そのようなときのことを、
私が一般の方へ語るときは、
通常は太い幹を持つ大木が細いツタ植物が絡みついて
樹液循環が阻害されて死滅するというイメージですと。
大切な血管やリンパ管を圧迫されて起きる不具合を伝えます。
立派な大木でさえ、
一本のツタにやられて枯れることは、
自然界でもしばしばみられる光景だ。

それと同様なことが人体内部に起きていては、
問題がありますよねということを説明します。

そのようなイメージには、
清濁併せ呑むところの濁の様子は意識できず。
静かに枯れゆく姿を想像することでしょう。

ですが実際はそのような静的なイメージとはかけ離れ、
清濁併せ呑む濁った濁流の罠にハマった状態そのもの。
そしてねずみ取りの粘着シートで起きていることとは、
私には寸分たがわぬことが起きていると思えています。
老廃物と化した物質が体内に多く滞りがちになります。

体が酸化していく。
錆びて老化していくのです。
つまり着実にそちらを取り除かなければ、
そのようなものの量は増えていくのです。

酸化した体からは、
独特な匂いがでてきますので、
私はタバコを吸ったりや臭いの強い食べ物等を
施術前には摂取することはありません。
錆びた状態の体からは独特な匂いがでています。
そちらを嗅ぎ分けて体の内部情報を得ています。

これが私がねずもとりのイメージにフィットし、
なるほどと腑に落ちたたとえになった起源です。 ^-^

余談ですが私には、
人の関節の可動域や、
動作パターンの問題から、
筋膜の癒着が今後も進行する根を感じ取ります。

一度、きつい筋膜の癒着ができてしまうならば、
それはのちのちまで後を絶たない悪影響を継続。
そのような厄介な性質を知っていれば、
根本にまで立ち返って対処したくなる。

私ならば、そう考えます。
そうしたほうが、幸せになれます。
私は根本にまで立ち返るべきだと信念をもって仕事をしています。


なので、、、
たとえば手の届きにくいところに仕掛けた罠のような天井裏のものの処理方法は?
どのような対処方法を選択すればいいのでしょう。

ねずみの粘着シートを回収する例えで続ければ、
すでに悪臭が立ち込める天井裏で、そしてねずみの死骸があって嫌なものだとしても。。。
手間を惜しまずに、天井の裏側までよじ登り回収して粘着シートごと処分するのがベストでしょう。

勇気を出し、
そうするしかないんじゃないでしょうか?

私ならば、できるだけ早く、そのようにしたいです。
それを放置しておけば、他のねずみがやってきます。
ハエなど大変なことになる前が動くタイミングです。

この場合の「他のねずみがやってくる」というのは、
ひとつの筋膜の癒着が強固になると、
他の部位に癒着を創りだす作業を遂行するということです。

「ハエなど大変なことがおきそう」といは、
筋膜の癒着が引き起こす多方面の問題の起こりです。
チャップマン反射というオステオパシー手技のひとつのジャやンルをみれば、
しこりがついた部分に呼応してリンパの滞りがみられ、
多くの内臓疾患やその他の器質的な問題を引き起こすこと語られています。
オステオパシーは、アメリカでは一部の州で医師と同等のものとみられ、
投薬治療をすることも許された、メディカル面にとても明るい施術です。
だから信ぴょう性もある。



「筋肉の凝り」と「リンパ液の停滞化」と「内臓やその他にある体の各部の問題の起こり」と。
一部、興味深い相関関係が存在しているといえますよね。


そのように体内に問題点が存在することを察知できれば、
同時に体をクリーンにしていく機会が訪れたことになる。

並大抵の努力では拭えないような作業が待っている人もいますが、
私には、そうすることで生活をしやすくするボディメンテナンスにつながると考えています。

もちろん深層筋というのは、言葉だけで唱えているだけではありません。
実際に、そのような部分まで、対処の手を延ばす独自の方法で対処する。
そのようなサービスをしているところかどうかを、
目で確かめ、体験で感じ取ることです。
少なからず同業者の方でしたら、
感じ取れるはずでしょう。

体の内部に何らかのねずみとりの粘着シート的なものが放置されているなら、
体調的に問題が出てしまうのも当たり前なのです。。。

私は、筋膜の癒着からくる問題点の実情を知るからこそ、
見えないところに存在するものが人々に与える不幸こそ、
実に厄介なものです。

そのような問題の根が深くはびこれば、
切なくも悲しく、つらい苦しみや痛みが沸き起こります。
本人の内側で起きている他人にはわかりえない実在です。

そのようなところに直面し途方に暮れる方もおられます。
今後の生活に暗雲を感じ続け、がんばったが逃れにくい。
そうなると、心身ともに折れかかってしまうこともある。

大変、気がかりなところですよね。。。

ケース・バイ・ケースですが、
そのようなところまで同業者の方に自説を解説させていただいたことがあります。

実際、体の内部に設置され放置された過去に仕込んだ異物の粘着シートを取り除き、
他の施術院で改善がみられなかったという状態から回復をした方もいます。
そのようなお客様の体験をお聴きになりたければご紹介いたしましょうか?

そして、、、
同業者やお友達の同業者で、
非常に危険なまでの体調になっておられる人は少ないのですが、、、
そういう場合には、言葉を続けさせていただいて、

「あなたは取りに行きづらい天井裏の奥まで問題のものを取りに、いきますか?」
「かなりの手数がかかるかもしれません。それでも問題部分を取り除くように努めていただけますか?」

と。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△





同業者は、一定以上の共通項の知識があるので、
正直なところをお話したほうが通りがいい。

いずれねずみとりの粘着シート以上に、
私の筋膜の深層筋の癒着イメージからマッチしたものが見つかれば、
そちらに乗り換えるようなことがあるでしょう。
以上、私のご近所さんの実話の喩え話でした。 ^-^;
posted by スズキ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

臀部筋は、3層構造で臀部の深層筋までたどりつくのは難しいものです



私が施術時間の多くを費やす『臀部筋』。

臀部筋というお尻の筋肉は、
機能別に浅層・中間層・深層の三段階に分かれています。

深層部分は、骨に親しくて、骨を固定させることで安定を図ります。
浅層部分が、ムーブメントの戦力ですね。

股関節のハマり具合の異常や
仙骨・腸骨の位置がずれたり仙腸関節がずれていて骨盤の形状が問題があるとき。
慢性化しておられるケースではほぼ大部分がすでに深層部分が、硬化しています。

その問題の大小は、ケース・バイ・ケースですから、
一概にいえるものではありませんが、
実質、体を支えるべき骨盤の骨の固定をするための
臀部の深層筋が(硬化や虚脱)など問題を抱えると
脊椎を理想的なバランスを保って支えることができません。

一般的なマッサージの本や、手技療法の本などで紹介されるリリース方法では、
浅層部分の大殿筋のような筋肉には圧をかけてアプローチも容易ですが、
中間層部分のアプローチをする段では、
普通の母指や肘などの鋭い強めの加圧でなければ力は届きませんし、
無論、その奥にある深層筋といえるような小殿筋や梨状筋、そして坐骨結節等は、
アプローチが難しい。

圧をかけるときに『点』で抑えると痛みが強くて耐えられないのですよね。

「うぉ〜〜〜っ」と叫びたくなるような、激痛に寄る緊張感。
それが引き金になって二次的な筋硬化を引き起こすこともあるほどですから。
それは日頃は認識していないものですが、
すでに筋硬化が進んだ部分は血行不良を起こしていて強い炎症を抱えている。
その炎症部分があることは、血行不良が過ぎれば痛覚麻痺を起こしています。
だから平素は痛みが、さほどなく普通に生活できているのです。
ただ施術者が外圧をかけて、強烈な炎症を持っていた人ならば、
その炎症部分周囲の血行がよくなるに従い痛覚麻痺から痛覚を取り戻します。
するといきなり『えぇ??こんなところに、痛みなんてなかったはずだけど』
と驚くような痛みの部分が露呈されだすのです。

つまり今までは奥のほうでゆっくりと眠りに付いて静かにしていたところが、
寝た子を起こすようにされて目覚めた状態ですね。

なので圧をかけるときに『点』という数ミリエリアの部分を狙うのではなく、
『面』として数センチや数十センチの広がりを持たせた状態で圧をかけます。
するとどうにか痛みの具合は低下するのです。
ただし『面』に圧するエリアを拡大するということで、
容易に奥に圧が行き渡りづらくなるのです。

先の尖った針は、容易に人の肌に刺さるのですが、
削っていない新品の鉛筆を人の肌に押し付けても
刺さるような影響は起こることはありませんから。

深層に圧が極端に届きづらくなる。

そこをクリアするために、
仙腸関節のリリースを先行して徹底させることは下準備として必須で、
そこが済んだら浅層部分はすでにだいたいリリースが済んでいる状態。
それから中間層のリリースは、きっちり圧をかける必要がありますし、
臀部周りの硬さが強い方の場合は浅層と中間層が強い癒着をしている。
こちらをリリースするのは、相応な難しさが発生してくるわけですね。

そこを筋肉の硬化を捉え流れを読み、
必死に圧をかけて多層構造化したしこりの層を一枚ずつ引き離し作業を繰り返し、
繰り返し、繰り返し、繰り返し、、、、。
何をさっきから同じことをしているんだろうと思われるかもしれませんが、
ごっそりと一気にリリースしたら硬化した筋肉はバカラのグラスほどに
もろく壊れやすい筋繊維や軟骨や靭帯でできあがってしまっているから、
安全を考えれば効率を引き換えにしてでもそのようにしていかなければ。

私もお客様も、
気に入ったようなリリースがなされることはないのでしょう。

そして深層筋部分。
小殿筋や梨状筋や坐骨結節やら・・・ですが、
それらは腸骨や仙骨等の『骨膜』に触れるほどの深層ですから。
そこにもうひとつのネックが出てきます。
それは『骨膜に筋肉の周りを取り巻く筋膜の癒着が進んでいる』場合です。

実際はすでに股関節周りや骨盤の位置の慢性的な異常がある場合では、
しっかりと食い込むように骨と筋肉の付着点以外の部分の骨膜に臀部の深層筋筋膜が癒着してしまって、
骨盤の形状を整体で一時的に「えぃ!」と整えたとしても、
その深層部と骨膜の癒着が適正にリリースされない限りは
容易にまた元のいつもの状態の骨盤の形状に戻るしかない。

でもこの『骨膜』部分に張り付いた筋膜をリリースするのは、
腫れ物に触られるような激烈な神経に触るような痛みがある。
それらをできるだけ低く抑える工夫をしようと考えてますし
それでリリース面に当たる部分の表面積を増やしてみますが。。。

ただ、、、
残念なことに、
筋膜の癒着があまりにも強くなれば、
骨の硬さよりもはるかに硬度があり、
全くもって歯がたたないような状態。

人によってですが、
そのようになるまで深層筋に負担を強いて骨格のずれをたえず強烈に修正をし続けるようなときもあり。

そうなると、、、
それを解くのは痛みが強すぎて可愛そうだからと諦めるか、
またはあきらめなくても普通の母指や肘や膝などでの持続圧リリースでは難しいので。

賢くダイソーのゴム製ハンマーと当て木を使って刺激を与えたり
私のところのようなゼロプロマッサーを利用した瞬間加圧にして、
なおかつ加圧の力量を調整していってみたり。
研究の余地はまだありそうですが、
目処が付いたのはありがたいです。

そうやっていきいろいろと工夫をしていかなければ、
臀部の深層筋にまでリリースが届きづらいようです。

私は、必死に研究して今の今までかかりました。
屈折何十年。
でんでんむしのような歩みですね。。。



ちなみに最近ようやく、坐骨結節部分のリリースが、
イメージがつくようになってきました。
尾椎が真横にあるし、仙骨に直接付着するという、
最も危険で怖いところですから。

何百もの試行錯誤を重ねてきて、ようやくです。

まだまだ完全ではありませんが、
坐骨結節部分がリリースされて、
自分の骨盤の形状が変わりだす。

これも相当に施術の回数を重ねて起きることではあるのですが、
骨盤部分の形状をしっかり書き換えるようになってから
骨盤のをアドバイスできるようになったのは上々です。

施術をする側としては、
体力的にも集中力的にも、
しんどいものがあります。

ここまでするのは。 ^-^;


ただ、、、
一度、山に登れたのですから、
ショートカットできるような
なんらかの工夫をできればと。

そうできれば、
どんなにすばらしいことか!!


ただこの山を登るショートカットの目処がつくようならば、
私が当初、父が腰椎椎間板ヘルニアでのお亡くなりになった経緯から、
そのようなことを防げる知恵を授かるためのこの仕事に入った動機から、
一段落根本的な解決の緒を掴んだことになります。
長い長いトンネルから、ようやく抜け出せます。

そうなればほっとすることができるのでしょう。

そうなったとき、
今の仕事も新たな変わり目を向かえられることでしょうね。
変わり目を向かえることは不安も大きくのしかかりますが、
人生、発展的な広がりを持てるようになりたいものですね。

新たなる勇気を持って進むことも大事なことですから。。。

がんばらねば。^-^
posted by スズキ at 03:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月28日

ゼロプロマッサーで股関節部分の靭帯をリリースできるように

股関節のリリース部位とは?

股関節周りの筋肉.png

股関節の周りの筋肉をちょこっとだけ図示した。
本来は股関節を外旋させるための筋肉を示したほうがいいのだろうが、
図的に一般の方にわかりづらくなるようだから、
正面からの絵にさせていただきました。

股関節周りの鼠径部や大腰筋など股関節周囲の関連筋が硬化すれば、
股関節は動きづらくなることはイメージしやすくなるだろう。

確かにほんとうに使い方が問題があれば、容易に硬化しだす。
しつこい筋肉群です。

難しいことなのかもしれないが、
死ぬ気で ^-^; 脚部の使い方を変更させることが一番いい。

ただ相応に、骨格筋部分はリリースができるものなのですが、
骨格筋の下。

股関節を取り巻く靭帯。
この部分が部分的に骨化した状態になっている方がおられる。

股関節の可動性異常、その1.png

加齢により股関節の動きが異常をきたしていくのはそれです。

筋肉が問題というだけではなく、
靭帯部分が伸び縮みできません。

股関節とは、本来は自在に動ける球状になった関節のハマっている部分だから、
相当な自由度がある。

それにより歩いたり走ったりが可能ですし、芸術的な立位姿勢がとれるのです。
東京タワーの鋏脚部分のようなものです。
一本の鋏脚が設置が狂えばタワーの全体が確実に狂います。
構造体としてシンメトリックな安定体を維持するには重要。
脊椎の側湾等が起こらないようにするためには、
左右の股関節が理想状態であることが必須です。

それ以外の機能としても、いろいろあるでしょう。
股関節部分のクッション性で上半身の重さを支えたり、
足が地面にあたったときの衝撃を絶妙に吸収してくれる。
などなど。

股関節を取り巻く筋肉部分はどうにか圧をうまく与えて緩めることもできるだろう。
ただし表面の筋肉群部分はリリースはできても、骨の近所部分になると、
それはもう骨と一色たんになってしまうほどの筋肉との硬化がひどくて。
そこをリリースする事が出来る人は、多くはないだろうと思います。
それは仙骨を傷つけたら死傷事件になってしまうことだから、
決してムチャをしてまで危険な圧をかけたりすることができないからです。

靭帯性関節ストレイン等の技術を用いても弛められる。
そちらで十分リリースできるような方々もおられます。

ただ、、、
本当に年季の入った骨化した状態になれば、歯がたたない。
他の様々な施術によるリリース法を用いて行ったとしても、
思うようにリリースがおきない。

ただ、私が本当に関わらせていただきたい方々は、
このような方々なのです。

実質的には今までの私のずり圧でも相応にリリースはできているものの、
プロのダンサー等の身体状態のハイパフォーマンスモデルをみていますと、
そこにはさらなる可能性があるはずだと知ってしまっているから。
できれば、そのような高みに、導くためのお手伝いができないか?


そのような気持ちがありました。


そういった望みが強くて、私も困っていたところです。

そのようなところで、今回、ゼロプロマッサーという、
プロ用の電動マッサージ機を利用していったときには。

私のリリースをさせていただいた体感として、
股関節周りを取り巻く靭帯の骨化部分にまで、
手が届いたなと思えました。

それはゼロプロマッサーの、
先っぽが棒状で突出していて、奥にまで入り込みやすい。

3〜5回ほどずり圧とゼロプロマッサーの利用を同一部位に繰り返しつつ
臀部を外郭を弛め、中核へ分け入り、深層筋に届くまで緩める。

一気に靭帯部分のみを緩めてあてるようなことをしたら、
骨化した靭帯は砕けやすいものですし、
剥離骨折になる可能性もありますから。
注意が必要なんです。

そうした十分に工夫を加えた下準備のうえ、
股関節周りの靭帯に振動を加えていきます。

いつもの私が得意にしている【ずり圧】という、
一定の圧をかけつつ、平行にずりずりずりっとずらしつつの圧をかける圧のかけ方では、
リリースができないようなパターンのリリースが、ゼロプロマッサーではできてしまう。

いったん、【ずり圧】で大方の外側を弛める。
それからゼロプロマッサーの振動で緩みを与えていく。
その次のステップで【ずり圧】で解く。
というのを繰り返していく。

そして最後に、
クッション性のある柔らかい素材のブロックで、
きれいに美しい解きあとに仕上げるためになめしていくのです。

すると今までずり圧だけでは、到底入り込むことは難しい領域に、
画期的なほど入り込める。


このような道具との出会いは、
本当に、ありがたいことです。



そして先日のこと。
バレエをなさっておられる方から、
ゼロプロマッサーを取り入れた後の施術を受けて頂いて、
その変化を感じ取られましたよと連絡をいただけました。

私もそうなったなと、リリース後の様子をみて感じたが、
お客様本人からおっしゃっていただけるようでしたら、
これは大きい報告だなと。
喜んでいます。 ^-^



また、、、不思議と股関節深部が緩みだしたからか、
左右の膝の間が締まってきて伸びてきたようですね。
いいですね〜、それ。 ^-^

バレエをなさっていて、
オーバーストレッチで股関節周りや膝関節の靭帯を剥離させたり断裂させる人もおられます。
靭帯部分の断裂や骨からの剥離は、一度起きれば、治ることはないのです。
もしゼロプロマッサーにて、股関節周り靭帯をゆるめてからレッスンをなさっていただければ。
そのような希望を持ってやみません。

もちろんバレエ以外でも、
いい感じですよね。




そうなるとバレエ等の股関節を開かない方々においても、
同様な変化が起きている。
実際は、動きの可動性を、自ら感じ取ろうとする動きを
日常動作でなさっておられないから気づかないのですが。
股関節部分の骨化した靭帯が緩む事による健康成果は大きいことだろう。

ただ、ちょっと注意点があります。

安全面を考えれば、身体操作が不十分な理解の方を解きすぎるのは、
その後に100%近く状態変化についていけなくて、
起きる問題が大きいので危険だから手が出せません。

そのような人への対応をする際はステップアップを
しっかり計算をしていくことでリードすることが大事です。

だからすべての人へ対応ができるものではないのだが、
以前では股関節周りを取り巻く靭帯にずり圧では解けない領域の部分でもあった。
あくまでも安全第一ですから、私はお客様の体を傷つけるようなことはできない。
当然のことのようですが、
ここの見極めができると、
多少は安心できますよね。

絶対安全というのはありえませんから。
少しでも安全性を高めたほうが後悔がないですから。

高い料金の中にはそのような知恵や知識を培った上で、
一手を加えるという価値があるといえるのかもしれません。

深部のリリースには、本当に高い成果が出る反面、
高いリスクがあって、そのことを知っているかどうか。

そのことについては、ゼロプロマッサーでリリースをと、
今後導入を考えている先生は、
リリースが今までとの変化があれば、
そのような計算をしたうえで利用して行く必要があるでしょう。


posted by スズキ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CT画像があれば、サクサク解説を聞き出せます

本日、施術をさせていただく際に。

お客様が、以前CTで腹部を撮影した時の画像データを持ってきてくださいました。
冷静に自分の体を客観視するツールとして、本当に役立つのがCT画像ですね。

そのことを実感いたしました。


CT画像データを元に、
どのような部分が歪みがでていて、
左右のシンメトリーが失われているか
指摘をさせていただきました。

画像には、
重要な情報がいくつも含まれています。

私が施術をする際に体の状態をチェックするとき。
私自身では、つぶさに調べて確信的にどのような問題がそこにあるのかを掴んだとしても。

そのような点について、
あまり口には出しません。

皮膚の下にある問題点の指摘をされるにも、
実際には私の感覚で見つけ出したものです。
私には感じられているものです。
ですが「骨盤の股関節がずれているようです」といったことを告げても、
お客様には、自分の体の中の状態であるにもかかわらず、ピンと来ない。

私自身にとってみれば私の主観どころか、
ありありと客観的な状態を把握している。
頭のなかに上下左右に奥行き付きで描く。
そこには数値で設定しきった情報がある。

ですがお客様には、
自分の体の状態を把握できていません。
客観的に自分の身体状況を察しがつかない。

すると「嫌なことを言うやつだな。ホントなのだろうか?」と、
過大なことを私が言っているのではといぶかしがられるものです。
または、私の言葉が過大に危機感を煽る引き金にもなりかねない。


私は、不用意に多くの身体的なズレのような問題点をドシドシ伝えすぎるのも、
自分の体の現状に嫌気をさしてしまう場合があるので控えめにすべきだと思う。
事実だから伝えるという単純なものであってはならない。

気使いや心配りが必要なところです。


それはCT画像のような客観視できるツールがないときには、なおさらです!!!



状態の良し悪しが掛け値なしで、内部情報が視覚化され見え表現されている。
それだから、ならば指摘しても、お客様は冷静に受け止めていただけるはず。

一緒にパソコンで腹部の輪切り画像を観させて頂いて、
いくつか私が指摘させていただいたとき。
その状況ならば、客観的にお客様自身も、
自分の体の中身が見て取れているのです。

すると私が「こちらの部分を見てください」といえば、
その通りだといえるよう問題点を認識するのは容易い。


そうなると、私がいい加減なことを言って、
不安感をあおろうとしているわけではない。
そういったことがきっちりつたわりますし。

一瞬で私とお客様の情報共有ができますね。

これ以上ないと言っていいほど。
見ることは信じられることです。

何をどうしなければならないのか、
今後の指針を伝える内容について、
お客様がイメージしやすいことでしょう。


CT画像は非常にありがたい、文明の利器ですね。


おそらくご本人様が観ても気づかない点を、私は観て指摘します。

職業でかつて精密な3次元コンピュータグラフィックの制作をしていたので、
その際にはXYZ軸の数値でオブジェクトデータをつくっていました。
それでお客様のCT画像を拝見させていただいた瞬時に、
しっかりと違和感部分が目にど〜んと飛び込んでくるのかもしれないですね。

体の左右がシンメトリーになっているかも大事です。

より詳細を観ていくならば、
臓器の位置や骨の位置や並びなどには、
ここにあるはずという理想位置を重ね、
どれほどのずれがあるのかを観ます。

余談ですがそれができるには、
事前にCT画像を見た際の
臓器や骨格などの理想位置を知らねば、
観てもさほど違和感を感じ取れません。


それに各論的に申せば。
股関節が整っていない場合に、
脊椎の側湾傾向があらわれる。
そのような常識があるのですが、
その股関節のずれている量なども、
言葉でざっくりと伝えても伝え切らない。

私が口でこんな感じで現状が設定されていると口頭解説するより、
CTで左右の股関節の位置を見て違いを観察してもらえば、いい。

一発でどちらの股関節がどれほどの量、問題があるのだろうかと、
くっきり見えてしまう。

お客様にしてみても、
客観的に自分の体の内部情報を把握できている状態。
私の「股関節が内旋して、こちらのズレが著しいな」
という指摘にも、
「ふむ。確かにそう映っていますものね」と冷静にわかっていただける。

そこでは過大に不安を煽りすぎるような要素が含まれずに、
確かに数ミリ、数センチ、ずれがありますねと理解できる。


そして
画像データを見るにしても、チェックポイントがあり、
施術家独自の視点でみると、貴重な身体矯正の部位が、
把握しやすくなりますから。

あなたが施術院に通っておられましたら、
通われている施術院の先生に
撮影したCT画像があるなら
見せることができれば、
施術の精度もあがることでしょう。


人間ドックなどでは、
オブションでCTやMRIなどの検査ができるときもあるでしょう。
また整体等に通われていて、骨格を矯正されているのにも関わらず、
成果があまり見えてこない。
深層筋部分の癒着が骨格の歪みを創りだすもの。
深層筋が硬化することで骨格の歪みが作られるものなのですよね。
骨格を加圧し矯正を加えても、深層筋リリースが適切でなければ、
戻りが早かったり、さほど思ったほどの状態の変化がなかったり。
そういったことも、CTやMRIなどで該当部分をチェックして、
分析をしていくと「これは深層筋の筋膜リリースが必要」となる。
そういえそうな状態かどうかというのも、
微妙な画像の当該部の色の濃淡から読める。
(←単純CT検査では撮影時の撮影誤差があるので精度は高くないが、造影CT検査ならばなおよし)

CT撮影に関心がある方がおられれば、
保険適用できれば本人負担3割で受けられるので、
ネットで相場をチェックしてみるといいでしょう。
病院によって費用がちょっと上下するようですが、
単純CTですと3割負担で6000円前後が多い。

ただCT画像などから情報を読み取るには、
相応に基礎トレーニングが必要になるので、
可能ならば時間を割いてでも研究をすると
いい勉強になると思います。



ラベル:検査
posted by スズキ at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月25日

生理の戻りと大腰筋の硬化のリリース

ちょっとだけ不思議なこと

女性の施術をしていたときのこと。

詳細はいえませんが、
お薬を利用して生理の状態を調整していた状況です。

生理が止まりました。
理由により薬の継続的な利用は中止に。
ただ生理がすぐにもどってはきません。

先日、施術をしていた、
まさにそのときに、
生理が戻ってきました。



(・・・あれ、以前も、施術中に生理が戻ったということを聞いたことがあったな、。。)
デジャヴのように、何か以前の記憶から思い出そうとする。

そういえば2年ほど前に「生理が終わってしまったんです」と
おっしゃられていた女性の施術を1年ほどしていたときのこと。

同じように「生理が戻りました!」と、
施術の途中でトイレに立たれてかえってくるなり、
おっしゃられたことがあったのです。

おそらく腹部の大腰筋部分をリリースして終わったころ。
大腰筋が左右から子宮をまんなかに導く作用があるので、
たまたま大腰筋が緩みだして子宮の位置が変わったから?
これ、大きな影響があるのかも。。。

そのような勝手な推測はしてしまうものですが、
はっきりしたことはわかりません。

ただ言えているのは、
すでに生理が起きるような血流の状態にあって、
たまたまその流れを止めるような状態を体内で作っておられ、
そのせき止めた塞いだところを緩めることになって
血液が予定通りに流れだしたということです。


何がどうして生理が戻ってきたのかは、
そのせき止めていた部位の特定について、
私にも仕組みが正確にはわかりませんが。

もしも子宮の屈する状態、
つまり子宮前屈や子宮後屈から子宮の左右屈などでは、
子宮内部の血管の詰まりが生じる状態では不都合が起きやすいのでしょう。
または体内で内臓の下垂などが強ければ、それも問題として生じます。
(そのようなときは若干頻尿のような症状を伴うことが多いようです)


それにより生理の起きづらいように、
でるべき血液が内部でたまる状態であったりするのは、
すでに血液を体外に押し出そうと腹部に多量に血液を集めているにも関わらず、
それが子宮内部の血管が圧迫されて血液の流れの状態がよくないことでは。

そのような腹部に血が集まり、体の各部の他所からは血液量が削られると、
本人が気づかないうちに、体調的には多少の問題が生じております。
生理のときは、腹部に血流が集まって、それが元で頭部に流れる血液量が減少し、
もともと頭部の血流量が減少している方は、虚血性の頭痛が起きますから。
それと同様な症状が、生理がない状態というのにもかかわらず、
問題が生じ続けてしまうということになります。

脳が予定している生理が終わるまで、
ずっと血流を腹部に流し続けるのは、
実質的にしかたのないこととはいえ、
もったいない生命エネルギーの徒労に終わる使い方です。

ただしおそらく大腰筋だけをゆるめてみても、容易に生理がもどることは起きないでしょう。
同時に多くの場所をゆるめて、状態を改善させた総和により、
そのような変化が起きてくれたものだと思います。

あと、、、なんだか他の女性のお客様でも、
施術の最中ではなく、
施術を受けたのちに無月経だったことから、
改善されたという報告を受けたこともあります。
この無月経という症状の場合は、
子宮の屈曲や内臓下垂による子宮内部の血管の圧迫というような
単純な関係で起きているものではないことが多いものですが、
おそらくのこと女性ホルモンとの関係もでてくるようです。

また生理中には全身の関節を緩め解くホルモンが出て、
体の歪みをリセットするきっかけを男性以上に受けやすいので、
生理のときに施術を受けていただくと、
体のリリースがいつも以上に深部に届きやすくなってメリットがあるなど。
お得なところも出てくるので。
生理があるのは手間がかかるということもありましょうが、
個人的には戻ってきてくれて正解だと思います。
posted by スズキ at 01:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする