2016年09月28日

ソフトな手技を混ぜられないか、、、思案中です

先日、お客様のお母様が<腸骨稜の上にある不快感>による体調不良により、
「少しでも何らかの苦痛の緩和ができないだろうか?」ということがあった。

ご高齢のお母様ですし骨密度も低くなっているようなときには、
私が普段している施術のやり方では骨折等の事故が起こりやすくて
「私が、私が!」と施術をさせてほしいという手を上げるのも憚られていた。

そんなときに私がどのような対処をするのが最良かと思い浮かべれば、
やはり
【 AKA 】だろうか。。。

そこが、とりあえず脳裏にポーンと浮かび上がった。



AKA関節運動学的アプローチ―博田法第2版


仙腸関節機能障害―AKA‐博田法による診断と治療



こちらの手技により、仙腸関節をゆるめるようにして、
全身的な関節の詰まりをゆるめ拘束感が緩和できます。

本来は、究極までソフトな手技でリリースをしていく。

AKAの練習には、
水をなみなみに入れたたらいに板を浮かべて、
その浮力を弾力のように感じつつ一定の力で、
沈み込ませもせず浮かせ過ぎもせず、
ゆっくりと確実に板を水面で滑らす。

そのようなトレーニングをした覚えがある。


十年以上も前で覚えがおぼつかないですが、
そのように練習せよというようなことが書かれていたか、
友人のカイロプラクターに教えていただいたことがある。
教えられたそのまんまを練習してみたことがあって、
実に繊細かつソフトな手技だと関心したことがある。



ただ実際の話し、相当に硬化が進んだ人に対してソフトな手技をおこなうと、
私の力量では成果が著しく劣っていた。
特に私どものところにおいでのお客様の中には、
体調が大幅に悪い方もおられますので、
そのような方々には、とくに効きがわるかった。

ソフトな手技で画期的な成果を出すには、
相応の修練や修行が必要だということだ。


その手の感覚は、直伝でなければわからないようなもので。
本だけで学ぼうとすると、無理があると言わざるをえない。

過去に相応に力をかけておこなっておられるシーンも影像で見かけたことがあり、
その力の量と方向性を間違えずに計算して仙腸関節をリリースするのは良好だと。

相応の結果が手に入れることができて、
うれしくなったことを記憶しています。

先日は簡単に仙腸関節をリリースするやり方を伝えたのですが、
私の家にある全身骨格模型をベッドの上に横たえて、
仙腸関節を捉えることができるイメージがわかりやすくなるよう努めてみました。

なかなか〜。
こやまくん(全身骨格模型の私がつけた名前)の存在は偉大だ。

関節部分のリリースするイメージは、
私も全身骨格模型にだいぶお世話になった。

全身骨格模型を観て、触って観察をしていく。
どこの関節をゆるめるかを意識して圧を加える事で、
関節面を乖離させたり、
ねじりを加えたり、
圧着を強めてゆっくり離したり、
など操作をする仕事が必要なとき。

実際に全身骨格モデルがあるかどうかで、
脳内の想像力を駆使する必要があるのか、
それとも観て触って直感的にわかりいい状態であるのか、
どちらが学習したときの質感が向上して理解を助けるのかというと。

やっぱり全身骨格模型を利用して目的の関節を観て、その関節を作り上げている骨と骨を把握していくと、
実にたやすく何をこれからしようとしていこうとするのかが触覚的にも視覚的にも理解ができます。

テキストで視覚的に観て学習しても、
ちっともわからないような状態から、
実感を持って操作できるようになる。

全身骨格模型があることで理解力が飛躍するものです。


そしてそれは初心者の方ほどいえていることでしょう。
テキストだけで見せられるよりもわかりやすいだろう。

私も含め一部の先生方は施術を長年やっているものは、
脳内に施術をするイメージをシュミレーションする部屋を持ち、
施術の本を読み進めるにも、
脳内で実際に質量感を感じつつ触覚をフルに使って対応する絵を創りだしている。
その仮想現実の世界に入り込んでいけるので、
実際に施術をする前には何をするのかが迷わないですむ。

それができるものかどうか。。。

それは練習次第で誰でもできることですから、
そういうやり方もあるんだなと思ったときに、
試しにやってみるようにしてくださいね。

すると施術を積み上げて完成に近づける感触。
これが計算づくで描きやすくなって便利です。

^-^


お客様に仙腸関節をリリースするやり方を伝えつつ、
そのときに「近い将来、ソフト極まりないやり方でも、仙腸関節を緩められるようになりたいものだ・・・」
という衝動に駆られました。


現在の私の大きな面を捉えて筋膜を効率よく幅を持たせてリリースすることで痛みが最小にできるやり方。
それはそれで相当に工夫をした末の、
賢さが封入されたものになっている。

それと同時に、
適宜体の場所ごとに至極ソフトな私の意図を入れた圧を駆使できるようになるよう、
練習する時期にきたのかもしれないなと。
そのように、感じました。

私が一昨日、屋根のペンキ塗りをしていたときに、
いつもはローラーを使ってペンキをさっさと大胆に塗っていたのですが、
それよりもうちほどの狭い屋上で屋根でとなると、
そして雨漏りというわずか数ミリの亀裂を見つけるようなときには。。。
ローラーよりも、ペンキを塗るハケを使ったほうが更に細やかな塗ができることに気づいた。

ちょうどハケで、ここの一点にペンキをもっと染みこませようと思うところで、
ペンキをつけたハケを四方八方に揺らせばローラーではできない成果が感じられた。
仕事としての成果は、おそらくローラーだけよりも、かゆいところに手が届くので、
相当なレベルアップが図ることとなっているのだろう。

ちょうど私が、
ソフトな圧を、現状の施術中に取り入れることができれば。。。
それはまた、ペンキ塗りと同様にレベルアップが期待できる。
そんな直感をいだきました。
そのアイデアは、頭ではわかっていたのですが、
実際にペンキ塗りをしたときにハケを使った際、
あまりに自分の意図がハケによりかなえられた。
その驚きがあって、
これって、、、
「次の私の施術の課題として取り組むべきことだ」と思えてならなかった。

そしていったん力技でもしっかりとした成果を出せる現状に至れたことで、
そこからソフトなやり方を採用するのは、しやすくなったように思えます。

うまく硬軟を使い分けすればいいということですから。

^-^

体力的に施術が立て込んでしまうと、
もう体が疲れきって思考が追いつかないのですが、、、
今ならば体の余裕がある分だけ研究できるだろう。

どうにか、このステップアップは叶えたいものだ。


それには全身骨格模型のこやまくんに活躍してもらわなきゃなりませんね。 ^-^;
posted by スズキ at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月01日

お客様から、かつてのお体の情報を聞き出したときに起きたブレイクスルー

一昨日前、
とある問題部分の改善のために長くお通いいただいているお客様から、
過去のお体の状態の重要な情報をいただきました。

そのおかげで、
そのお客様のなかで生じていた、
理詰めで考えれば腑に落ちない
種々雑多な疑問点が消えました。

私の中でわだかまっていた謎が、
一瞬で氷解。「なるほど!!なるほどですね!」と。

それで、今回は以前とは違った見方でアプローチを進めていきました。
その結果は、見立てた通りの結果となっていくことを期待してやみません。




筋膜をリリースする施術者にとって、
お客様のどのような情報が重要か。。。

それは簡単な問診票を書いていただき、
質問をさせていただくだけではわかりません。

もちろんある程度のところまではわかるのです。
ですが、お体の状態に相応に深い問題が内在されておられるような方の場合は、
それだけでは十分だとはいえないと思います。

私が知りたい情報のひとつですが、
お客様の体の中の筋肉の癒着部に、
どのような多層化した癒着の堆積があるのかを知りたいのです。



それはどういうことか?

たとえばですが、
関東の地層には、
かつての噴火で関東ローム層ができていることは掘らなくてもわかります。

実際の地層なら、
細い棒状の筒を目的の地に地中深く突き刺します。
そして、引っこ抜いてみると、
キレイにその地の地下の地層のシマシマ模様の層が現れて観測することができる。

ただ人体では、そのようなものを刺すことで筋膜の地層を見るような観測をする仕方は適応できません。
そんなことは、誰もやられたくはないですし、私だってできませんから。


だったらかつての歴史的事象を記された文を読み知識を得られれば、
火山灰が関東一円に降り積もったことがあったと記されていることから
関東ローム層がどれほどの地層の層の場にあるかが推測できてきますね。


そういったことを、問診ですることができないものか?


お客様のなかに書かれているお客様に生じた歴史的出来事を記した文献を紐解いていただいて、
かつてどのような歴史的な噴火が起きて地層として堆積しているのかと同様なことを知りたい。

お客様の状態をお知らせいただいて、
時系列的に主だったこころや体に起きた状態の記憶を話してくれた情報を手がかりに、
おぼろげながら関東ローム層があることを文献から推測するイメージと同様に、
かつての情報をお客様から聞き知り描けるならば、
どれほど筋膜リリースが適切性があがってくるか。


それは人体自体、本物の地層と似たようなもので、
様々な時代ごとに移り変わるような多層構造です。

つまり関東ローム層の下にも別の地層があるので、
そちらの地層の様子は掘らないとわかりません。
そのような多層構造の状態をしることができる。
もし人体の筋膜リリースをする際に、
それを私が正確に把握することができたとすれば、
さらに自信をもって施術をしていくことができる。

大変に嬉しい状態で、お客様も私もしあわせです。


私はそのようになれないものかと期待しています。

だから初回の問診でお客様のかつての体調等の話を通り一遍でさらっと素通りするだけではなく、
けっこうしつこい感じで、
もうちょっとなにか良いヒントがないのか教えて!
と言い出すことがあります。

なにか、かつてあったことをなんだっていいから思い出せませんか?

と何回も施術が進んだあとでも、話をしてもらおうとします。


お話を聞き出したい点は、
そのお客様の状態の場合ごとに別れていて千差万別です。
だから、聞くべきことも施術が進むことで方向性が絞れ、
的を得た質問が展開できるようになっていくのでしょう。


ただお客様にはそれほどインパクトがあるように思えない過去の体験や体感、または気づき。
それこそが、実に施術者にはどれほど重要極まりないものであることもたくさんあるのです。

だから、
結果として、どんどん、施術者に情報をあたえて考えを深化させて行動を適切化させていく。
そのようなことはお客様自身がなさろうとすればできる有益な行為となるでしょう。
(※ ただ、そのような進言を快く受け取る施術者とそうではない人と別れます。臨機応変にお願いします。
私は、そのような情報提供は施術のブレイクスルーに寄与するものと歓迎して耳を傾けるようにしています)


だだし、お客様の話す内容がすべて役だつわけではありません。
ですがちゃんと取捨選択してお話の中の情報を聞いているので、
そこは大丈夫です。


そして質問をしてもそれほど事細かに覚えておられる方は少ないので、
かえって、教えてと促しすぎると気まずい雰囲気がただよいだします。
なので、しつこすぎず、さりとてないがしろにせずにタイミングよく
お話をお伺いする姿勢を保つこと。



それが大切なんだなと教えていただいたような気がいたしました。


ちなみに、問診なしでピタリと施術箇所を言い当てるというのは、
私は感心しません。
もちろん分かる部分もありますが、
それはそこまでの部分で、さらに、さらに、
進むに連れて多層化した筋膜がリリースされた段で別の局面が起こり続けますから、そこまではわからない。
つまりより深層部分も含めて解き方の解をどうみるか・・・。

私自身、いまだに手探りで詰めているところがほとんどです。
もちろん素人ではないため手探りの精度は良いものでしょう。
ですがいまだに直感ベースと思考ベースが入り乱れています。


私には、神がかった力を施術で使えるものではないと思っています。
基本は地道に自然界の理を人体を通して考察し紐解くことの繰り返しです。
その量や質が幅を効かせるのだと思っています。
だから常々その量や質を上げれば、施術の力は、
単純に向上しつづけるような性質を持っている。

もし真摯に人体を自然科学の一分野としてみていこうとすれば、
見えるもが多くなります。
複雑な中にもシンプルな論が貫かれているように感じます。

既存のよくできた施術方法もあります。
理知の集大成でもありますから学ぶのが必定です。
そこを知らずして独自性を出すのもいいのですが、
先人が開発したものと同じものを開発する労を繰り返したにとどまるようなことも、
往々にして起こりやすい。
損得で考えれば、古の智慧を学ばずに独立独歩はあまり賢いこととは思えませんし。
ただときにはそんなすばらしい施術方法の知識でさえも、
目を曇らせるような邪魔ものにもなります。
深くまで学びが進まなければ技術として効果的に使いこなせないし、
悩ましいところであります。

ひとまずは、
広く浅く、まず学び取り、他者が考えていないところを知れば、
そこに独自の極める場を持つのならば、面白みもあるでしょう。
いろいろと各人のよしとするスタイルあっていいのでしょうね。^-^;




話がそれますが、
先日、コーチングスクールのチューターさんに施術でもプロファイリング的な、
人の体の状態を読み込んだ記載のようなものをすることはあるんですかと問われました。

もちろん、問診票的なものもあるのですが、
私がその質問をいただいたときに思い出したのは、
中医学の弁証論治です。

恥ずかしながら数年前、熊野庵さんがそのようなことを学ぶ場で修行をしていると聞く前は、
弁証論治の名前だけは知っていたが、まったくの表面的なところまででした。
そして熊野庵さんが学んでいたところのレベルの高さがずば抜けていたので、
自分を恥じて、それから中医学の世界を垣間見る意気込みで弁証論治の本を読みました。

ここまで徹底して人の過去から現在の状態を聞き出していき分析していくものなのか!
と、改めて驚嘆します。


ちなみに映像で弁証論治について語られたものはないかと、先ほど探してみました。
とてもわかりやすく平易に語っているものでしたから、
興味がある方は見てみるといいでしょう。 ^-^


中医弁証トレーニング 公開中!

posted by スズキ at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

ひさびさの滑り止めシートのみを使ったずり圧をかける施術で気づいたこと

数日前のこと。

私が出かけた先で、脚部に怪我をなさった方がおられました。

足首の片側だけを、地面に足をついたところねじってしまい、
それで病院へまで出かけられることとなりました。

このような急性の炎症がある場合は、
基本はアイシングしてクールダウン。

それが一般的な対策でしょう。


ただ左足首の周囲が痛くてびっこを引いてあるくときには、
左足で体を支えることができなくなるため、
右足に大きく負担がかかってしまうのです。

すると患部の左足首が痛いだけじゃなくて、
怪我をしていない右脚部が突発的な筋疲労が生じて緊急な筋緊張を強いてしまいます。

右側の脚部や腰部などに生じた急性の筋肉疲労はどうにかならないものだろうか?
こちらのほうは私がリリースをしてさし上げることもできる。

ですが最近施術で使っている重量あるブロックの数々は手元にありませんから。
素手で対処しようとしても、最近はまったくそのようなアプローチはしてない。

やり方はわかるが、あまりにも重量あるブロックを使ったときと比べると成果が貧弱なように感じてしまう。
もちろん他の先生の場合には、素手でやってしっかりした成果を出せる方もいるので、
ここは私が素手でやってみると、ということです。

そうこうしていると、ふと思い出したことがあります。

手提げかばんを肩に当てるときに、
私の肩が多少なで肩なのでずり落ちないように
版の大きい滑り止めシートを肩とかばんのひもの間にいれていました。

『 これ、  使えるかも・・・ 』

というのは、私が以前に施術をしていたとき、
滑り止めシートを多用して施術をしていましたから。

強い圧をかけても滑り止めシートのクッション性で圧迫痛がなくなり、
素手ではずり圧をかけても滑って粘りが悪く感じるものもしっかり食い込む。
ずり圧をかけるという視点で見れば、
かなり役立つものなんですよね。
100円均一の滑り止めシートって。


それで以前にやっていた施術の流れを思い出し、
そして最近得た身体操作を組み合わせて施術へ。

すると『まぁまぁ、いけてるんじゃない?』と、
辛口評価が多い私も気分よくリリースができた。

負傷した方が日頃からスポーツをなさられていて筋肉の柔軟性に富んでいた。
だから余計にするすると筋肉がリリースしやすくて面白いように解けてくれるのです。
なんか、このリリースをする感じ、やっていて、いつもの仕事の1/10ほどの力で済むし疲れないな。
重いおもりはセッティングが手間がかかり、相当な智慧を使って組み合わせないといけませんから面倒。
それに比べればこの滑り止めシートでのリリースはテンポよくできるし。
ずいぶん楽に、たのしく、そして軽快にできるものなのですね。

改めてそのことを思い起こしました。


そしてそれは最近の身体操作の研究で得た成果が出せてのこと。

以前に滑り止めシートを使って仕事をしていたときとは、
私の身体状態や操作感覚が大幅に改善されているために、
以前ではできない操作もイメージ通りできているのです。


そのような仕事をしている私を客観的に評してひとこと。

「滑り止めシートを持っていればいいだけだったら、出張の施術ってできるんじゃない?」

いつもは出張でとなると、
4〜5キロのおもろくない重りを4つほどと、
ゼロプロマッサーと、アクティベーターをたずさえていったこともあり。
肩に食い込むバックのひもは引きちぎれんばかり。
相当、重いし行き帰りのグッズの運搬で音を上げる感じでしたから。

それが単に、かる〜い滑り止めシートが一枚だけでも、そこそこいけそうなんだったら、
とてもお手軽で便利に出張の施術もできるでしょう。

高齢者でこの方の施術は数回分は出張じゃないと手が出せないとなれば、
ほぼ一日がかりで出張で一日一人だけという形になることもありました。

それで一日がかりで時間をかけるのは、
後々のその方の変化を考えてのことで
納得できることなのです。

でも困ったことが起きてしまうのです。

体に重量あるリュックを担いだときの重心位置に体が持って行かれ、
普通の施術をするときのいつもの重心取りが数日間はつかめません。

私の身体操作をする際の重心が数ミリでも狂えば、
そこで諸々の問題が生じてくるわけです。

圧をかけるさいの圧の力加減が乱れたり、
圧をかける方向性が狂い出します。

するとしばらくのあいだ他のお客様にも実質的に私がベストパフォーマンスを発揮できなくなる。

それを幾度か体験すると、
元からほとんど出張での施術を引き受けることは稀な私でしたが、
必死に避けなければならないというような思いになっていました。

なんだか不得意科目があるようで、嫌なもんですね。

それが以前やっていたやり方の滑り止めシートを使えば成果はそこそこ出せるのです。
それに今は滑り止めシートをシリコンシート2枚でパッケージする自作のシートを作っていて、
滑り止めシートを使う際のボロボロとすべり止めのためのゴムが剥がれて部屋を汚すこともなくなっている。

これからもあまり出張での施術をすることは、
まれ中のまれでしょうが、
手での作業成果が「1 ポイント」という目方で
重りを使うときが「10 ポイント」ならば、
滑り止めシートをつかうときには「3 ポイント」くらいはパフォーマンスがだせるでしょう。

「3 ポイント」といってみると少ない評価数値に見えますが、
私がケアさせていただいた方には好評を得ることができました。

素手の施術をするときの「3倍」も成果が高まるのですからね。
大きいことだと思います。

それに重いおもりを使うとカウンターストレインやマッスルエナジーテクニック、AKA、
その他の手技が出しづらくなり使えていないことも多く出たのですが、
滑り止めシートを使うということになるとそれらの手技療法の成果も、
応用すれば大きく上げられます。

いつも重りをつかって圧をかけるのに終止してきた感じが強くなってきていたので、
アプローチが一辺倒になってきていたような気がしました。

それがもし滑り止めシートを今回のサポートのようにうまく立体的に体を立てて使うようにすれば、
体の関節部のハメを深くしてリリースするようなやり方も多用していける。
そして滑り止めシートを使えばお客様の体をゆするリリースも応用できる。


するともしかすると重いおもりだけを使う「10 ポイント」と、
滑り止めシートのみをつかうときの「3 ポイント」を、
うまく有機的に組み合わせていけば合計「13 ポイント」とできれば、それは画期的です! ^-^

今まで、気づかなかったなぁ。
こんな組み合わせは。

目の前にあったリソースに気づかず、
盲点になってしまっていたのでしょう。

今後の進展の可能性あるな〜これは。
そんなことを教えていただきました。

ありがとうございます。


posted by スズキ at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

現状の施術力を維持するための発勁の基礎を練るために得た教材DVD

施術を研究する人、それぞれ、何を施術のための下地としての教義として得るかはその人次第です。
私は、少しだけ見方がユニークかもしれません。

発勁という力の発力の仕方が非常に強力な八極拳

発勁の練習をするために、
八極拳で著名な呉連枝老師の映像資料を多く集めていた。

私がイメージする通りの理想の動き。
見ているだけで息を呑むほどすごい。

ただ教義として新しく発売されているものを多く購入しても内容が応用編で、
私には手に負えない。。。
ですが実際に呉氏八極拳を習いに行くことは仕事の関係上難しいのです。

そうやって、私の施術には直接的に活かせる発見がないまま時が過ぎました。

絶対に離れずにいるべきと直感し、
呉連枝老師が去年に日本へ来日して来た際に
見学にでかけお会いさせていただいたときに。
呉連枝老師が「武醫同道」と直筆の色紙を書いていただきました。
今もその色紙を部屋に飾らせていただいております。


・---- そんな状態が丸々一年を過ぎました ---・



そして先日、
たまたま下記の映像の一部がYouTubeにアップされたものを見た。

吴氏八极拳基本动作讲解与示范
https://youtu.be/JJx91XFkXEs

呉連枝老師が現在よりも若い姿だ。
わかりやすく基礎を教えている様子が伺える。

だったら過去に発売された呉連枝老師のDVDを買うしかない。
そこでアマゾンのマーケットプレイスで3枚ほど購入していきました。

そして見つけたのが下記のDVD。

呉氏開門八極拳 六大八招 [DVD]


こちらだったんですね。

私が必要としている教材は。

今の私が執り行っている施術では、
重りの重さが骨身を軋ませている。

上記DVD映像を知らなかった数日前まで、
重いおもりのブロックを勁力で扱いきれず、
脊椎全体の動きの中心軸の力が取り出せず
完璧に頚椎捻挫を起こしてしまうような
首だけの力で重い重りを動かすずり圧を作り出すしかなかった。

施術成果だけは落としたくないという意地から、
頸部を硬直化させて耐えて耐えて、耐えぬいた。

それで呼吸ができなくなったり、
頸動脈が閉じてめまいや耳鳴り。
重心がミスったり、
ミスアライメントに拍車がかかる。。。
ほんとうにバカなことをしているなと思います。

のほほんとしている様子ですが、
ただ名誉のために申し上げれば、
これでも木刀をミリ単位で打ち、
それに胆力も相応に鍛えてます。

私の施術のしかたでは身体操作が生命線です。

こちらのDVDでは、
そんな私に最大級に役立つ内容が紹介されていました。
自身の動きのイメージが妙にいる感じがしてきました。


それでまた施術上の成果は向上していくことにつながる! ^-^

今の強い発勁を繊細に発する必要が必須の施術のために
まさに一年と5ヶ月ほど前から追い求め仕込んできた知。

その芽が少しずつ花が開きだしたようです。 
待ったからこそ有り難みが募るものですね。


今は、六大八招の映像を見ながら、
ゆっくりとイメージで動作をなぞる。
それを日々、繰り返すようにしている。

それだけですが、思った通りに身体の深部が変わりだした実感を持ちます。

一度でも実際に呉連枝老師の動きや身体状態などを直にみることができたことが、
今、映像中の動きを立体化して目に浮かぶことができ
臨場感を豊かに動きの細部が感じ取れるようになって。
そこが大きく役立ってくれています。




筋肉の使い方が今までと異なるパターンに変更されたためもあり、
いい意味で背中の筋肉が育ってきて、
相当なきつさの眠気やだるさです。

この疲労困憊は施術後に意識を失うほどきついものです。

ですが、それだけの成果は生み出されていますし、
全身のバランスの再構成や筋肉の操作等の変更で、
自分の体がずぶずぶと潰れだしていたときよりも、
理想へと近づくようなイメージを持つことができ、
「行けそう!」
そのような将来的な自信を持つことができました。


ほんとうにタイトロープを渡るような気持ちで、
新たな施術の取組に翻弄され続けながら前進し。

まさにタイミングを図ったように、必要なDVDが手に入りました。
多謝です!

ただ、、、
今回のことは蜘蛛の糸が垂れてきたのを無意識につかむようなものではなく、
なにやら計画されていたものの通りに手に入ったかのように思えてならない。

以前よりか、運が強いような気がする。
夢をかなえられる手応えが感じられた。


施術は本当にすべてが、自己責任。
結果がどう出るかは実力次第です。

そこが気に入っています。

これからは、すべてはうまくいく! ^-^
そうスムースにことが運べば上々。
posted by スズキ at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

腱鞘炎かな?

※ 腱鞘炎からの肩甲骨の動きの制限へつながることがあります。


マウスを必死に握り続けて細かい作業をする。
それがもとで腱鞘炎になることがある。

腱鞘炎からは遠く感じるが、
肩甲骨の下の肩甲下筋や棘上筋や棘下筋、菱形筋が不調になる。
そしてそれにも増して大円筋や小円筋までも問題が出ることも。

そうなると案外数ヶ月も、その不調が収まらないこともある。

腱鞘炎は繰り返されやすいものの一つですから、
傾向と対策を自分なりに得ておく必要があります。

舐めてかかると棘上筋の緊張から脳の働きに低下傾向をかもしだしたり、
腕が固まり肺経の経絡線が問題が出て呼吸がしづらくなったりします。
それにも増して、手の関節の可動域が低下していることを知ったら、
なんだか辛い感じがひしひしと感じられる。

また私の場合は、
そのような状況まで追い込まれれば目がとにかく疲れてしまう。
乾燥してしまったり、目の周りの筋肉がゴロゴロと固まるよう。


これは放置したくない状態ですね。


今日、そんな私からみればあきらかに腱鞘炎であろう方をみつけられたのです。

ただ痛みが強く出ているところがやはり気になって仕方がなくなるのが人情で、
背中の肩甲骨の奥辺りが痛いのでお医者様に出かけて検査をなされたとのこと。
検査結果からは、大きな異常が見つからずにほっとするところです。
ただ異常がみつからなくても痛いものは痛い。
痛みがなくなったわけじゃない。

私は、アクティベータを、利用してリリースを試みました。

いつもならばずり圧をかけてリリースをしようとしていたでしょう。
それはそれで効果は絶大ですが、痛みがやはり相当に強く出るので。
この度は、アクティベータに活躍してもらいました。
それによりリリースのときの痛みも減少し、リリース深度も深まり、
腕の状態は上向きました。




すでに腱鞘炎になっているときには、小指の先で軽く触れられただけで激痛がするものです。
すると指等で圧をかけるのは激痛で解かしていくような圧をかけさせていただきづらいのです。
それがアクティベータは一瞬の瞬間圧で、持続圧の場合に痛みが増す恐怖感がわきづらいので。
それでいてエネルギーの投入量が大きい。
かなり使えるなというのが実感ですね。


ちなみに、
お客様の場合、
すでに腱鞘炎部分には強い炎症があるのです。
本人はそこにはあまり気づかずにおられます。
それは最も痛いところに意識が向けられて二番手以降は霞んで見えるという痛感の優先順位判断によります。

実際は最も痛いところとは、確かに痛みが出るほどにがんばっているところですが、
同時に他の二番手以降の痛みの場を特定することでそちらを緩めることこそが大事。
実は一番痛いところはまだまだ痛覚がしっかりしているくらい血流がある場所だが、
すでに血行不良で麻痺が起きているところは歪みが減少してしまって見えないでいる。
得てしてそのような血行不良の箇所が筋肉が萎縮しっぱなしで硬化しているために、
最も痛く感じているところの筋肉部分に負担をかけさせてしまっていることが多い。

この度はそのような盲点に入りこんだものだったのかもしれません。

このたびの腱鞘炎ではないかと思える理由の一つとしては、
お客様が一日だけだったそうですが、
急ぎの仕事で一日中、マウスを握り続けた。
そのときに体を随分ねじれる形でキーボードの置くところも書類のおきがに困ってへんてこな位置に。
それだけでもちょっと呼吸がしづらい歪曲した体の状態ですから、
その上に繊細なミスの許されない仕事をするならば、
緊張感が筋肉を引きつらせる量を増してしまいます。



また、ワンポイントですが。
マウスをクリックする指を、
人差し指を使うと問題が出やすい。
できれば中指と薬指でクリックを。

そのようにしたほうが腱鞘炎にはなりづらいというのは私の経験上得られたものです。


posted by スズキ at 03:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

足部の骨の総数は、全身の骨の総数の1/4もあるんですね

人体の骨の総数は、200 とも 206 とも言われてます。

足部の骨の総数は、両足合わせて 56 。
手部の骨の総数は、両手合わせて 54(種子骨をあわせると56に)。

足首から先と手首から先だけで、 
全骨格の半分以上にあたる 110 もの骨がひしめき合っている。

そのことをどのように捉えるのか?

それぞれの視点で考えていただければと思いますが、
とにかく手部や足部は関節が多いんです!

そして、そのうちのひとつの関節がずれただけでも、
全身の骨格へ影響が飛散していくことも知られます。

手部や足部の主要なパーツの骨の一つがずれただけ。
それで確実にリスト部分の締め付けがきつくなって、
重要極まりないリストの下を通る経脈系へと問題が。
するとちゃんとした筋パワーが出しづらくなったり、
自律神経系へと問題が飛び火することもあると思う。
問題はずれた部分ごとのケース・バイ・ケースです。

だが、知人の施術者と興味深い実験をしてみたとき。
手首や足首から先の状態は、
本当の頭が乗っかっている首の状態に通じ、
リンクしているように思えてなりません。。
全員に通じることではないかもしれないが、
「ここ、盲点だったね」と言う言葉がでた。

それほど頭部につながる首の状態に影響し、
画期的な変化が起きる場合もありました。


私は、
特に足首から先は重要極まりないと思う。

なので施術中には、
足部の関節のずれや詰まりを見つければアクティベータ・メソッドにて、
ササッと調整をするようにしています。

アクティベータメソッドは、
「パチン」っとするだけで手で矯正するよりも300倍のスピードで矯正圧が加えられるもの。
炎症が起きていないような平穏無事な部分へのアプローチでは、
ほとんど痛みがなくて、快適に受けることができるのです。

快適すぎるから、調整を受けているかどうかがわからないほど。 ^-^

でも、実際は筋肉だけではなく、神経部分へ調整を試みていて、
それによる体のバランスが、瞬時に再構成して立ちやすくなる。
そのようなケースもあるほどなんですよ。

手で圧する調整よりも身体の奥深くへと瞬時に刺激が与えられ、
問題となる関節部分を調整をしてくれて、大変に重宝してます。

ゼロプロマッサーも多用しますが、
それでは圧がピンポイントで加えられないので、
細部はすべてアクティベータ・メソッドで対応。

実際、この器具を取り入れた後のほうが格段に私の施術成果の安定性は向上したといっていただける。
そのような同業者のクライアントもおられるほどです。

お客様はなんとなくパチンパチンされているなと思うかもしれませんが、
足部の関節部分を微調整をする瞬間に、
全身の神経に通る影響がありますから。


私にはこの足部がどれほど大切なのかについては、
上述した全身の骨の中のおよそ1/4もの量が集まり構成される精密さ。
それほどまでに骨が別れ、筋肉もその骨と骨をつなぐために大量に設置、。
どれほどベストコンディションを保つには繊細に扱わねばならないのか。

私ごとですが、利用していたCATというメーカーのアクティベータが、
どんどん部分、部分が壊れ出して、
ついには圧の強さを調整できなくなってしまうことに。

これでもどうにかゴムの圧迫する部分に私の指を挟んで圧を弱めるとか、
滑り止めシートを挟んでみて足部の調整はできるものでもあるのですが。

私の使い方が活発すぎて、本来の使い方ではないようで、
CATが問題だというものでもないのだろうと思います。



余計な工夫が強いられるようになったのは事実。
それだけではなく、時期に使えなくなるだろう。

そこで、
以前から本家のアクティベータを、
一度は試してみようと思って購入。


下記写真のシンプルな機種を選びました。 ^-^


カイロプラクティック アクティベータI(1) (SL-226)

比較的、持った感触は軽く打てる。

新品だから壊れていなくて使える。 ^-^;


当分は使い慣れたCATを工夫しつつ調整をしていくと思います。
手にはこちらが馴染んでて、
強さの調整も手動式の工夫で対応はできているし。

ただ、調整だけの話は、
「アクティベータ・メソッドで対応しています!」
でいいのでしょう。

ですが、それでは、
なんで足部へ問題が生じるのかという原因究明部分は抜け落ちています。

こんなところに、
昨日、ゴルフをしておられるFさんのゴルフクラブの扱いと身体操作に通じるところが出てきます。

「踏ん張らない」「足部で歩かないし立たない」など、
禅問答に近い運用法が必要になってくると思われます。

「ただ、なんとなく使っている。」という感触より離れ、
「どのような機能があるかを知り、今の自分で活かしきれているのか?」
という積極的な攻めの姿勢で使い方を観ていくというのもいいでしょう。

抜刀の手の内の創り方と同様な勘所で、
足部も使えるようになるのだろうと思っています。

私自身も、
緻密な歩法や立法(=立つ方法)を探求していき、
さらに研究していこうと思っています。
posted by スズキ at 17:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

五行からの身体のにおい判断チェックについて、、、

今日、施術をさせていただくときに、普段、あまり聞かないことを問われました。

「もしかしたら、私は何らかの病気なのかもしれなくて、、、
鈴木さんは、臭いで病気かどうかを嗅ぎ分けると聞いたことがあるんだけど。
なにか気になることがあったら教えてくれませんか」

と、お客様がおっしゃられました。

ちょっと、びっくりしました。

実際は、後日に医療機関で検査にいかれるとのことでしたので、
もしも何か気になるようなことが先にわかればとのことでした。
とりあえず気になりそうなことがわかればな、ということです。

私が、
「私は医師ではないので、
臭いでなにかちょっと気づいたことがあればお伝えしますが・・・というところでいいでしょうか」
とのことです。


施術をし終えて、立ち方をチェックさせていただいているとき。

私が愛用している本の『気内臓療法』の本のP58 「五行間の関係図」を見ていただきました。



そちらに『身体の臭い』という項目があるのです。

「内臓」 ・・・ 「身体のにおい」
肝臓、胆嚢・・・ 臭い、やぎのよう
心臓、小腸・・・ 焦げ臭い
脾臓膵臓、胃・・ 香りの良い
肺、大腸・・・・ 腐敗、肉のよう
腎臓、膀胱・・・ 臭い、悪臭


内臓がダメージを受ければ、その内臓に対応した身体のにおいがしてくるというものです。

ただし注意しなくてはならないことがあります。

私が臭いを感じるとき。
いくつかの臭いが混じっているように感じています。
それはひとつの内臓がダメージを受けているならば、
他の関連する内臓やそれ以外の内臓部位もダメージを受けているわけではない。
たいていは同時に「他の臓器も何%かのダメージの蓄積が進行している」から複雑な臭いとして感じられる。

だから単体でこの臭いですというようにいえることはないようですし、
複数の臭いが混ざり合っている。
それを調香師のようなところまで精度よく臭いを嗅ぎ分けられる力まではない。
どれとどれがあるが、そのどれとどれがどの程度臭ってくるのだろうかなどは、
直感的に感じ取れるところもあるのですが、
なかなかどうして。

頭のなかではそれぞれの臭いの混じりが在ると、
私の脳裏では実体を捉える力がまだ足りません。


よほど偏りがあってわかりやすいものを除いて。
正確な臭いの割合は、私にはわかりません。


ただし私は、いささか不案内な情報源でも、
使えるものは使えという考えを持ちます。
使おうと意識することで、
そこが研究を深めるきっかけになるからです。

完全ではないという自覚があれば、
そのわからないままのところには、
どれほどの不確定条件を認識して、
どこの部分は信じられそうだろうかといったことを、
イメージの分別をしていく必要が出てくるのですね。

わからないから放置すべきというのでは臨床では成長しないですね。

自分なりの他の追随を許さない力を持てるかどうか。

そのようなものは少なからず第一線でがんばるには、
必要なアピールポイントになるものです。
そういうものを取りこぼさずに修めると、
他との差別化がいずれ顕著になります。


そのような曖昧さを含んでいるものの、
臭いから情報を得られるかどうかで、
そこから内部状況を探りだし、施術のシナリオを組み立てやすくなっていくのは確か。

私は、嗅覚は不思議といい方です。
だから、そこに臭いを感じ取ろうとすると、
その嗅覚を入り口にして、
他の感覚器官にも容易にアクセスできるようになっていくのです。



ただし、自分が得た臭いの情報をお客様に正直に伝えるかどうか。

そこは本当に迷うところです。


このたびは、長年のお付き合いがある気心の知ることができているお客様です。
そして、すでに医療機関で検査を受けるという明言をなされておられますから、
ほんの、参考までに私が気づいたことを伝えるというのでしたらいいでしょう。

もう10年来の、お付き合いいただいているお客様ですからね。
私の感じ方ですが、
二人三脚で、私もこのお客様を改善を祈り施術の技術を磨きました。
そのような人間関係がありましたから、
意固地になって「絶対、いい加減なことならいいたくないので・・・」と、
断るような気持ちにもなれなくなっています。

そのように考えまして、
私がお客様の身体の臭いから嗅ぎ分けた結果をお伝えさせていただきました。
「問題ない気がします」とお伝えさせていただきました。

後日、検査を医療機関で受けられて、
検査結果がどのようにでてくるのか。

私もお客様同様に、
ドキドキしながら検査結果を待つようです。


ただ、このようなことこそ、
慎重な姿勢でなければならないと思っています。

それは自分の述べた言葉が幾度かあたったとき。
そんな経験を繰り返すとしたら、
天狗になってしっぺ返しを受けるものでしょう。

知ったかぶるような姿勢をかもしだすことこそ、
恥ずべき行為だと思いませんか?
品格を自ら落としてしまうこともでてきますし、
第一に、気付かないうちに決定的な色眼鏡で人を観る習慣が着くことは避けるべきでしょう。

本当にケースバイケースですが、
身体のにおいのチェックというものは「人を見て内容を伝えるかどうか判断する」というところでしょう。

時々起こることですが、
その他のことも、やはり人を見て伝えるべきかどうか、
常に私の頭のなかでは計算をし続けてしっぱなしです。 ^-^

それで丁度なんでしょう。
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2016年04月28日

「いせごろた」をつかってずり圧を創りだし始めました。 ^-^

最近、いせごろたという庭石にセラバンドを巻いて、施術用のグッズとして使い始めました。。。




いせごろた、重い、、、。

こんなに重いとは。。。

でも、、、筋膜をずり圧でリリースする量は、増して、緩める力がついた分、
短時間にさらに深くリリースできるようになった。
そこは、いい感じだ。

ただ、、、ほんとうに重いし、石の形状の癖に翻弄される。

今まで、少しずつ利用してきたグッズが重さが軽いタオルから始まり、
くさび形のクッション性ある軽量ブロック、
つぎに、
伊勢砂利が入ったり麦飯石の砂利が入ったブロック、
つぎに、
いせごろた。

徐々に施術で使うグッズのウエイトを上げてきた。

私は無理なく重さが増すように計画的にしていった。
それで安全性は十分考慮できるような力を私自身が訓練し続けて養成してきた。
だからどうにかこうにか、
ついに、重心がちょうどいい重さを持っている「いせごろた」に手が出せた。



ここ2週間ほどいせごろたを利用してみたが、
やっぱり、巨大ないせごろたは重い。。。
適度な大きさのものを選択したとしても、
相当な重さがずっしりきて、
私の大胸筋が筋トレモードで発達していく。

ムダな大胸筋が付けば、
不整脈的な心臓の嫌な鼓動が現れてきまね。

どうにか、また工夫をして、
この状態に対応していきたい。

自身の体の全体像を正確に把握して、
動きの再構築をしていく必要がある。



ただ、ようやくここまで来たなという手応えがあった。

施術をするときに創りだす圧は、
この一手が生きるか死ぬかの緊張感が在る。
死に手を使っていたら、生きるものもいきられなくなる。
そこにあるのは、その一手で勝負を決める意図が含まれたものだ。

自分なりに施術をするという物語をつくり上げるには、
この過程は通らなければならない試金石のようなもの。

とうとう、ハンドアックス(手斧)を自在に使いこなす力へ。
なんだか縄文時代の人々になったかのようなものであります。

明確に多くの人に受け入れていただけそうな施術名は、大事。
それは「いせごろた」という石のかわいい印象的な名前から、
面白い施術名のネーミングが浮かびそうな気がするからです。

いせごろたを使おうと受け入れた時に、
新たな可能性の探求へと至ったと思う。

posted by スズキ at 03:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

生殖器系の疾患と股関節のはまり具合の浅さは正比例すると見ます

女性の生殖器系の問題が起きているケースで、多くみられる共通項。
生理痛や生理不順、子宮筋腫や子宮内膜症やその他、いくつかみられる症状について。

それらに難儀しておられるお客様のほぼ100%近くは、
大腿骨と腸骨の接合部分。つまり股関節の入り方が浅い。

そのような特徴が見受けられます。

股関節は、大腿骨を外旋させること。
そのようなイメージがあるでしょう。

ただそれだけでは、
十分とは言えない。

さらに輪をかけた理想な状態は、
腹部の奥にある大腰筋自体を外旋させる方向へ軽くねじるようにしよう。

その大腰筋が大腿骨を外旋させる方向へと導く主動筋となるのでしょう。

このようにした場合、
腰椎が腰椎五番から一番まで、確実に几帳面に上へと積み上げられます。
不要な前弯を廃した、コアが活きた状態ですね。

ただ、これをすることが容易な人と難しい人で、
大きな開きがでてくることがある。

それはたとえば利き足側の股関節の入り方が浅くなる傾向があります。
股関節をはめるための筋肉群が、すでに強固なシコリになってしまい、
股関節がハマるのを防ごうとしてしまっているケースです。

一般的に、ヨガ等でエクササイズをすれば十分な人はさいわいです。
実際には、私の施術をヨガインストラクターなどをしている人が受け、
はじめて自分が股関節がはまっていないルーズな状態で動いていたと。
そのようなことに気づいて愕然としている人がいました。
関節がゆるいタイプの人は、正確に関節をはめなくても、
なんとなくグニャリと曲げてしまえるものなのですよね。

それが外旋六筋等の股関節を外旋させるための特別な筋肉を緩めたり、
腸骨の前傾をさせたり左右に開きを強めたりまたは閉じを強める筋を、
きっちりと調整して行く過程で、少しずつ股関節の入りが深まります。

すると腰部の腰方形筋部分や起立筋部分が柔軟性を帯びてきますから、
腰椎両サイドがゆるさがでてきます。
逆に言えば、股関節が入りが甘い人の腰部は必ず筋収縮が過剰化して、
腰椎の間に挟まる椎間板が狭窄したりくさび状になってしまいます。
すると内性器に伸びる神経の出入りする入り口の神経孔が問題化し、
神経的に情報交換がうまくできずに異常をきたすことがでてきます。

なので、
どのような腰部の筋緊張があるのかがわかれば、
どのような股関節のはまり具合であるかもわかる。

腰部の筋緊張の多くは腰部の土台になる骨盤部の前傾や
臀部筋の筋緊張により腰部の筋が強烈な牽引力が生じて位置をずらされてしまう現象が起きてしまいます。

実質的に臨床例を多く持つ施術者で研究熱心なものは、
このような腰部を見て、触るだけで、内臓部分全体や、
そのなかでも内臓下垂があれば内性器の問題があると。
それはきっちりと予測して、施術を構成していきます。

そして、、、。
骨格筋が硬化が強くて関節が曲がりづらいような骨格筋のみのダメージで食い止まる人。
関節が柔らかいタイプで関節が容易に曲がりやすくて内臓にまでダメージがおよびやすい人。
ざっくりといえば、その2つのタイプが出てきます。

前者の骨格筋が硬く筋肉部分だけに問題が出ているケースは。
腰部等の萎縮したままの骨格筋部分を緩めていけばいいので、
自前のコルセットを脱がせにかかる施術でいいのです。
こだわりすぎるまでの姿勢や動きの指導がなくても、
内臓へのダメージがないから安心してみていられる。

ですが問題は、後者です。
後者の関節が柔らかい女性に多いタイプともいえるでしょうが、
関節がゆる柔らかタイプですと簡単に体の歪みが誇張されます。
理想型では、体の中に軸がしっかりしていることが求められて、
それがあれば大丈夫なのですが。
現代の日本人の所作からは、体軸を理想状態でキープできるのは、
一部のバレエ等の技芸などを真摯に学び取れたものか、
相当に理想的なボディワークをなさってきた方々です。
気付かないうちに、現代の日本人のほとんど70%以上は理想型から離れています。
ただ、、、その理想型になった体を味わう経験がなければ、
私がいうところの関節がゆるい中心軸が整わない人のリスクという訴えは、
道理が通らない耳障りなものに聞こえるかもしれません。。。

臀部の不用意にかたまりすぎて自身では緩めることができないレベルのしこりを持った人の場合。
しっかり理想的な股関節部分のはまり方を、
しつこいまでにリリースに継ぐリリースで、
その人にとって十分なほどの状態にすると。

そのときに、幾つもの内臓部分に関係する、
問題点の数々が多少ずつ緩和されるのです。

それは私が施術をさせていただいていて、
普通に起きることです。

ただし現在のリリース法に進化してみて、
ようやっとこのレベルまで解けたか!!ということで、
わかったことって多くあるんですよね。

実際に概念ではなくて、お客様の身体に触れてみて、
緩めてみて、そして結果を見て。
そこから中に分け入ってしか分かり得ない暗黙知が、
いかに多いものか。。。



皮膚の下の見えない世界。

そちらの見えない世界については、
私どものようなレントゲンやCT、MRIなどは使えませんから、
断定的なことを申し伝えようとすることはありません。
ですが実際にタイムリーにレントゲン等を取って頂いた人からは、
だいたいあたってたよ〜という、感じの報告を頂いております。

消化器や生殖器、泌尿器などに必須なのは腰部の緩みなんです。

そしてそのときに腰椎周囲の起立筋や大腰筋をゆるめて伸ばす姿勢を、
そこをできるようにしていこうと、何度も繰り返し繰り返し言います。

そしてできていった人のなかには、
症状が緩和されたという人が出る。
残念ながら全員ではないのですが、
症状が消えないまでも緩和はする。
ときどきは改善のきっかけとなり、
奇跡的なことも起きたこともあり。
ただ本当は仕組みが正解だっただけで、
一切すべて奇跡なんかじゃないんです。

当てずっぽうで結果が出るほど甘くない。
それは100%そう、そういえるのです。

それにしても、
人によって臀部等の骨盤周りの筋肉は、それぞれが個性的です。
この部位が緩まなければ股関節のはまりは正常化できない人も。

一筋縄ではいかない緻密かつ難易度が高いリリースされる部分。

いつまでたっても奥深いなと思えてなりません。
posted by スズキ at 04:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月01日

アクティベーターで私の左側の顎関節が動きがスムースに ^-^

「アクティベーター」で顎関節部分をアプローチしていっての経過報告。

私自身、左の顎関節部分に硬さが強い。

痛みは一切ないのだが、
決して良好とは言いがたい。

それの対処としてここ1ヶ月弱ほど。
アクティベーターでぱちぱち刺激を加えていく実験中。

主に咬筋や側頭筋など。
その周辺部分を含めた、
自分像を思い描いてどこに打てばいいかを感知しつつ、
すこしだけ多めにぱちぱちと打ち込んでいく感じです。


そして第二ステージに進むことができた。


顎関節部分の円盤関節部分が緩み、
いままでは円盤関節が常に圧縮させられていた状態から抜け出せた。

それは左の顎関節部分が、「カッチィ」とクリック音がなったから。

今までは円盤関節部分の隙間が小さくなりすぎていた。
仕事中やらなにやら、、、、つねに緊張状態が祟った。 

ライフワークバランスがうまくいくようにして、
これからフレキシブルな生活を送るよう心がけたいと。
そう思うに至ったところです。

ちなみに不思議な体感があった。

つまり左の顎関節部分がゆるんだと同時に、
「あれっ??左側の歯が、全部長くなった感じがするぞ! なんじゃこれは。」

という衝撃だった。

小一時間経ったら、ほとんど慣れたんですが。。。
面白い感覚だなと、歯をカチカチ合わせながら味わっていた。


アクティベーターは。
顎関節部分のリリースには、かなり使えますね。
そう実感した次第です。

私は、古くなってきたバネの弱りかけのアクティベーターで
一日に一回のペースでかけていられるという幸運な状態です。

おそらくそんなペースでやったからスムースに解けたのかな。


そう思えるところもある。

そして左側の顎関節が緩んだことで、
風が吹けば桶屋が儲かる方式が起きる。

それは左側の顎関節が緩めば右の仙腸関節が緩みだすものです。

ちょっと顎とお尻では遠い部位で関連性がないように一般の方には思われるかもしれませんが、
そういった仕組みになっていますので、とりあえずは「あっ、そうなんだ」と受けてください。

それで右へ曲がろうとした尾骨が揺り動かされていくはずで、
そこは昨今、尾骨骨折をなされたお客様がリリースしておられるところと同じような状態が起きる。

ちょっとした循環器系の負担、かかっちゃうんですよね。。。

なぜかというと、肛門部分と心臓部分の関連がありまして。

私は痔ではありませんが、
痔になっている人は、心臓に負担が決まってきているのです。
痔になっている部分だけを、部分的にケアしても治りが悪い。
それは東洋医学的には、
痔になっているなら心臓部を直すのは当然だと知られている。
だから痔になっている人の、左右乳首のちょうど真ん中の膻中を押せば、
そこは心臓の良し悪しを知るためのアラームポイントになっているので、
ぎゃーぎゃーっと叫びたくなるほど痛いんです。

だから東洋医学的なセオリー通りに手間を惜しまず。
心臓部分にも良好さを増すようなプログラムを考え
丁寧な施術をなさることがよしとされているのです。

そなんな肛門部と心臓部の関連があったため、
尾骨が動き出すことで肛門部への状態が変化すると、
心臓にちょっとした不整脈っぽい負担感やつまり感やへんてこな感じが出てきます。

出てくるだろうな、、、と、予測していて出てくるときには、
「やっぱり、やってきたか」という、してやったり感です。
それは順調に尾骨部が真ん中へと修正が着いて移動し安定すればいい。
それで数日もすれば消えるのです。

下顎(下にあるあご)部分は、野生を象徴するといいます。
左側の顎関節が緩み動きやすくなることで、
下顎全体が動きがスムースになりましたね。

そしてもしかすると左側の顎関節周辺部分の歯茎のコンディションが、
これで改善する可能性も出てくるんだろう。


何気なくやってみた左側の顎関節のアクティベーターによるリリース。

やってみて、正解だったような気がします。 ^-^
posted by スズキ at 18:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

顎関節症の痛みに、アクティベーター

アクティベーター・メソッド【第二版】
p347-p369に
第13章
側頭下顎関節、および同関節に関する追加テストとアジャストメント

という顎関節症をアクティベーターで改善させるためのノウハウが掲載されている。

いろいろとアクティベーターの使いみちはあるものの、
うまくハマると成果が大きく出てくれるのが顎関節症。

顎関節症は、その一部分だけの関節を観るだけで成果が出るものではない。

仙腸関節部分のズレを先に取ること。

そして頸部や肩部、前胸部等の内在している硬化したしこりが顎関節や第一頚椎に並行性を失わせる状態から、立ち直らせておくこと。
そのような下ごしらえは必須。

こちらの下ごしらえのほうが、
だいぶ手間がかかるものだろう。

だが下ごしらえをしっかりクリアしてからの最後の最後で、
このアクティベーターでテキスト通りの作業をしてみたら。

「えっ、顎関節のカウンターストレインよりも、、、いけるかも。。。」



そんな印象が持てたことが、ここ数件ありました。
感触がいいんです。

そこで自分自身の、左顎関節にもパチンパチンと。

1日おきのペースでトライしてみると、
なんだか体全身が変なバキバキという
異音がしてきたぞ、、、。 ^-^;
一時的な不調がともないます。
関節部分の部分リリースをするときは、
決まってそうなる。

けっこうつらいんですよね〜。

ただこれはもしかすると、顎関節の詰まりが緩み、
顎関節のズレは全身の関節をずらしますから、
それがリリースされだしてきているのかもしれない。
おそらく、そのようですね。
施術者で、良かったと思う、今日このごろです。

そんな変化、今、実感している最中です。


酷使された私のアクティベーターは、疲労困憊で壊れかけのバネの弱さですから。

新たにアクティベーターを新調する。
そんなことを視野に入れたくなりました。
posted by スズキ at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月07日

花粉症の対策に胸郭や他関連する部位の筋膜リリースを

『花粉症』の季節になりました。

私もここ最近、目頭がちょこっとだけ、かゆい。
こういうのを放置しておくと、やがて「びぇ〜っ、目が痒くて痒くて!」となっていくのでしょう。

スマーティ(遠赤外線ドーム型サウナ)に2〜3時間ほど入り、
先日購入したフォームローラーでエクササイズしつつ、
おとなしくしてます。

私の場合は、それで乗り切れそうです。



でも、その程度では乗りきれない人もいるでしょう。
花粉症を患っておられる友達から話を聞きますと、
「ほんとうに、かなりつらくなった。どうにかしてくれ〜」とのこと。

お気持ち、察します。。。
もうちょっと、近場にお住いならばどうにかしたんですが。。。


花粉症に苦しんでいる人は、
結論として胸郭の動きが悪くなっています。
本来のその方の胸郭の動きができていない。

正常な胸郭は、
呼吸に合わせて前後に胸骨の下方が動く手押しポンプのような作動をし、
肋骨の動きはバケツの取っ手のような上下運動をしてくれる。
それらが抑制される状態になっている。

そして首や肩の筋肉が硬かったら、
上部肋骨が上方へ移行してそのままの位置に留まり動きが抑制される。

これで花粉症を起こさないようにする免疫力をもつ胸腺が働きが鈍る。

最近、ずり圧のかけ方を重さのあるブロックを2つ立てかけて圧をかけるようなやり方をしている。
すると安全対策から肋骨には絶対的にかけたくない垂直圧がかからないように工夫したこととなる。

このずり圧をかなりしつこいほど肋骨全体に応用していく。
胸郭上のトリガーポイントとなる部分を探しだして解放し、
効率よくリリース。
特に胸骨自体がその上に位置する関連靭帯が骨ほどに硬化し肥大している。
このようなところは、安全で比較的快適にリリースするのは相当な技術が必要です。
かなり研究しましたから。
いい感じの感触になりました。 ^-^

あとは腎臓裏部分。
肋骨下部の前後の部分で横隔膜の付着部位にも当たりますね。
ここが硬くても脾臓や副腎やの免疫系が落ちてしまいますし、
ここもリリースは絶対に必須ですね。
ここがきつくなると肝経のブレーカーダウンして目が痒くて。 ^-^;(これが私の現状ですね)

そして腕や首の硬さ。
そこが硬ければ肺経がブレーカーダウンしてくしゃみが出るし。。。
特に腕は、腱鞘部分や三角筋などから上腕二頭筋やら橈骨と尺骨の間の骨間膜も緩めるように。
首の硬さは、広頚筋もきっちりゆるめ、鎖骨の動きも確保しよう!

上記ものは花粉症対策のリリースには代表格の一部ですが、
最低限それら諸々すべてをゆるめてしまいましょう。
すると胸郭の動きはかなり改善されます。

そこまでしていただきますと、
結構な割合で花粉症は、
私の施術経験では軽減するか苦しまないですみますから。

「そんな、うまくいくのかなぁ」という人に、
ぜひ、試してみてほしいなと思っております。

昨日、施術をお受けいただきましたお客様は、
私が胸郭をリリースの重要性を着眼していき
その技を磨きをかけた一昨年前から、
「相当につらかった花粉症が、だいぶ収まっているんですよ。」とのこと。 ^-^

そして他のお客様も、完璧!とまではいかないまでも、
しのぎやすくなった!という人は胸郭リリースが平安を呼ぶことは確かですね。



ただし上記のような胸郭が硬化しない状態にならないような姿勢や動きを身につけること。

そこが一番大事なんです。

施術なんて言うものは、成果は永続するものではありません。


たとえば胸郭が硬化してしまいやすいひとが上半身へ重心が移行すれば、
花粉症がぶり返してしまいますから。

重心のコントロールには、
骨盤部分を仙腸関節を緩め、腰仙関節を開き、骨盤の前傾を防ぐことができているかどうか。
そこはシビアなんですよね。。。姿勢が大事、歩き方が大事。そして適度な運動習慣も。 ^-^


施術後に身体が機能的な操作を学んでいたり、
すでに身体操作のスキルが身についていたとき。
施術により身体の快適さが向上しつづけられるきっかけになるでしょう。

私は施術はそんなところに留まるものだと思います。

リリースされて可動域がついたときに新たな動き方を覚える。
そうするためのきっかけづくりが施術の真骨頂だと思います。

施術後の優良な運動習慣を。
セルフメンテナンスを。

オススメです。
posted by スズキ at 09:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

今日は初回ワークのお客様が二人おいでになられました

今日の施術は。
初回のお客様が二人でした。 多謝!!

おひとりはお体の状態は安定しています。
そして私の家とは電車で乗り換えなしで、
おいで頂けるお住まいでした。

私のところへお通いいただいているお客様の中で、
意外に、近距離の五本の指に入ります。 


午後のお客様。

私は、はじめてのお客様は緊張するのですが、
こちらのお客様は、だいぶ前になりましたが、
単発で『お試し一回コース』を受けていただきました。
ですからそのときに一度お会いしております。

あまり詳細を申せませんが、
長野県から高速バスでおいでいただいております。
前回、おいでいただいたとき高速バスでおいでになられたとききました。
高速バスでの234kmの移動距離。
疲労度合いも大きくて。。。
それは体が不具合があるから私のところまでおいで頂いているわけです。
だからこそ、そのような体調を押してまでですから。

岩手県からお見えになられているお客様などのほうが距離的には遠いのですが、
新幹線などを使われれば運賃はかさみますが、
比較的体力は使わなくてすむようです。
ですがやっぱり体がつらいときは、長時間交通機関に揺られるのはつらいもの。


本当は私のところへおいでいただくよりも、
もっとお近くに良い所があればいいのにと。
そう、私は考えてしまうところであります。

それ分だけ、「いらっしゃいませ」という、
その一言に力がこもります。 

長野県からお見えになられるお客様は。
私のところへおいで頂く前に、
療法名は申し上げるのは差し障りがりますからできませんが、
長年幾多の施術院に通い続けておられます。
私の知っている療法を受けてもおられますし、
私が知らない療法も受けておられるそうです。

トータルに体の全体像を観てから修正をかけていないと、
修正をしてもかえって体を複雑なずれを促すことになる。
そのような体質の人はおられます。

私がボディリーディングをするところでは、
物理的な重力だけで曲がったという不具合だけではなく、
他にも怪我から来た後遺症だったり、
施術院で受けた施術のあとで傾いていたり。
それら複雑化された歪みが多数含まれると、
芯になる部分がつかみづらい。

多層化しているしこりをリリースする過程で、
徐々に過去から現在に並べられた歪みの経路を見つけていくこと。
過去から現在の状態が正確に把握できれば、
これからの未来の歪みがみえてきますから。
それが見えたときには、
その人にベストマッチな個別具体なこうしてみてくださいというアドバイスができます。

先々の歪みの種。
それに先手を打って歪み出しの引き金を引かせないようにする。
それには体の使い方にてその人の日常姿勢や仕事姿勢を聞き出し、
そこからの負担を低減させるプログラムを伝えることもできるでしょう。


この長野県からのお客様。
合気道でかつて尾骨を強く打ってしまった。
それからでてきたという不具合も大きくて、
ということ。
尾骨の問題が、大きく後頭骨の部位に出た。
尾骨の問題が大きい場合には、
大脳の裏側あたりが常に圧迫を受けて頭部にはいる血や脳脊髄液の流れを阻害させられる。
そこから脳が虚血になったり血が心臓に返しづらくなったり、
脳脊髄液の流れが大きく阻害されることで自律神経系の不調がでてしまう。


すると、、、どうも、すっきりしてくれない日々。


このたびは数名の尾骨の問題があられるお客様が、
偶然にも高い割合で予約順番待ちにお並びなられていて。
30名中、5名が、何らかの問題ある自覚をもっていた。
その割合の高さに、私は驚いたのです。

こちらのお客様が、最後の尾骨の問題性を含んだ方です。

同一の症状を持つ方が、一時に集まるので、
それぞれのお客様に対して結果の出るやり方を試行錯誤して施すうちに、
徐々にあとから来たお客様にはその新規開拓したノウハウをさり気なく使わせていただける。
そのときは、さも、昔からこの方法をやっていたんですというような、さりげない雰囲気で。
でも内心は、前回、苦労して課題をクリア出来ていてよかった〜とホッとしているところです。

もしも課題がクリア出来ていなければ、
同じ症状をお持ちのお客様が、続々と増えていくということになります。
そうなれば私にとってみれば、計り知れないプレッシャーがつのります。


多数の違う状態である尾骨の問題を含んだ方を同時期に観察しアプローチをすることで。
私の視野は広がり対処法も多様化させることになります。
そのとき「あっ、このノウハウ、先だっての彼、彼女に使えるぞ!!」と、
そのお客様一人だけを観ていては気づかないことにまで気づけてしまうことが起こる。
それでお客様が相互によりよくなれるような地盤が持ち上がるような現象が起きている。

どこか神様が、そのようなお客様方を共同体として集めていただいたのだろう。

ひとつのところを深めていこう、そのような学びを私にさせてくれているお客様に感謝。 m__m


おそらくこの課題は、ブロックをレバレッジで精密に加圧をかけていく方法で、
ある程度の割合でクリア出来やすくなってきたようです。
だから次回に予約順番待ちにお並びいただくお客様を募集させていただく際は、
一名のメールでやり取りをさせていただいた女性を除いては
尾骨の課題をお持ちのかたはおいでならないのだろうと予想しております。


次回の予約順番待ちは、
どうなるのでしょうか。





初回ワークを受ける方に対して。

とある施術院に足を運んで見る。
実際に、受けてみていただいて。

残念ながら、
「この先生は合わない」と感じることもあるでしょう。

結果がでていたとしても、
お客様とのコミュニケーションが難がある先生もいます。
私の嫌いなタイプの先生ですが、少なからずおられます。

または実際に施術成果があまりあがらない技術不足では、
症状が重い方は特に、時間がそこで無駄になることから、
あとで取り返しの付かないことになる場合があります。
つまり状態が悪化している方は、
悪化するスピードが雪だるま状に大きくなるものです。
だから施術院にいくんじゃないかといわれそうですが、
それほどすぐれた施術院がそこここにあるとは私には思えません。

本を書いている先生方を信頼して頼りに通ってみても結果が悪い。
ホームページでお勧めモードの書き込みをたくさん見ていったが、
さほどでもなかった。
そのようなことも少なからずあります。

私のところも含めて、
「ここしかない!」という意識でみるのでは損をしてしまいます。
事実の問題として、本当にここしかないわけではありませんから。
もうちょっと別の視点で可能性ある先生を広く求めれば、
意外に見つかる可能性があります。

見つけようと意識しなければ、
創意工夫して見つける脳の力が発揮できません。
それを使わないというのは、
お客様の立場としては
もったいないことです。

私はお客様がよりよくなる結果が得られれば、
私以外のところに通っていただいたとしても、
まったく失礼なことじゃないと思っています。
もしそちらにいかれて思うほどではなければ、
またこちらのほうへ顔を出していただければ、
それはまた素直に再会を喜びたいと思います。 ^-^



特に、遠方のお客様には、
お近くによい施術院等を見つけていただく努力は継続しておきましょうと、
そのようなアドバイスをしておきたいと思います。

同時に、内心、ボディワイズのような小さなところへと足を運んでいただいていることに、
いつも、感謝しております。

もちろん遠方からのお客様も、ご近所のお客様も、同様に感謝しております。 ^-^

posted by スズキ at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月28日

尾骨の歪みは、尾骨関連筋等を緩め姿勢を理想化すれば自然に動き正常になることもある



尾骨がしりもちをついた拍子に骨折をしてしまったり、歪んだり。
打ち所が悪いと、強い力でなくとも甚大な影響が及ぶのが尾骨。

ただ実際は座り方が悪かったり、立ち方が悪かったり。
たとえば重心が下丹田にキープできないだけでも、
肛門側へと尾骨は歪み曲がりはじめるものなのです。

外形上どのように私が見ているかといえば、
頭蓋骨の後ろ側にある後頭骨の状態を見れば、
どのような仙骨と尾骨の状態かは書いてある。
そちらをじーっと見つめればおおよその歪み方の見当は着くのです。

多くの肩凝りや腰痛等が慢性化している人、
どこか骨格の歪みがあるような場合も含め、
骨格系の問題がある人のほとんどは私がチェックさせていただいた範囲内では、
尾骨が理想の柔軟性をキープしている人のほうが少ないような気がします。


こんな冷徹な言い方をされると、
ちょっと気分のよくない感じがしてきますよね。。。

私も、相応の肩凝りや腰痛がここ去年の年末から患っているものですから、よくわかります。

どうしても私は臨床家での視点で、冷静に、または冷徹に、
その場に起きている現象を情報として集める習性があるのですが。
もうちょっと温かみのある言い方がないか思案している途中です。




話を続けさせていただきます。

なかには長い年月にわたり、
尾骨矯正を必要とされるほどの歪みを患われたお客様もおられます。

自律神経系の交換神経が過剰に働いて興奮状態から寝付きが悪く不眠に。
睡眠中に摂取した食物を消化器が消化して体に取り込む仕組みなのです。
だから食べても身にならない。
そして興奮状態が続くさなかでは、
ガソリンををダダもれにして走り続ける自動車のようなもの。
休息を取りたいと考えても緊張しきった状態から離れられない。
または後頭骨が歪むことでけいつい第一の歪みがでて頭部の血行不良になり、
大脳への血液流入量も減少するので思考力が低下してしまいます。

尾骨を悪くする以前の快調な状態を知っているため、
その時と今との生活の質のギャップに堪え難い気持ちになります。

そのような深刻なものでもありますので、
私自身、尾骨の歪みを改善させるにはどうすればいいのか?とは、
かなり難しい課題ですが取り組んできました。

ほんとうに今だお二人のお客様ではありますが、
尾骨自体を圧して矯正するということは一切行わず、
尾骨の周囲の硬化した筋肉や靭帯を緩ませることでかなり深刻に歪んだ状態の尾骨が動き出すことを確認いたしました。

私は基本、尾骨は自律神経の最も重要な末端の終着駅。
この部位に与えられた外圧は、すべてがトラウマになるほどの恐怖体験と言えるのではないかと。
それは、あまり昔のことではなく、ここ半年と言ってよいのだろうが、
私自身がどうすれば自分の持分で対処できるか瞑想中に感じ得た言葉。

衝撃的な強さで得られた直感だった。
触ると、それは障りになるといいます。


私の内側の声など、他人に聞こえる訳もないのですが、
私はそれを聴き従うしかない。


お客様からは、いつ尾骨を矯正するのかと問われても、
私は直接的に尾骨をアプローチすることは、
文字通り、私が判断する必要最小限にする。

私の手でする仕事は、後悔はしたくないのです。


私が『もうちょっと、ここまできたら 』 と、
尾骨へのアプローチをする時期を見定めて時期を推し量るとき。
私がそのように言うと、
お客様の表情からは『いつまでつづくのだろう。尾骨の歪みが直るのは。。。つらい。。。』
という思考が伝わってきます。
私がお客様と同様の状況下で苦境を味わうさなかであれば、
怒り心頭のところであってというところであっても不思議はない。
それほどに、つらい状況だということは、私もわかっていますから。。。


それであって気分は私も針のむしろであっても、
いつも私は自分の判断に従うようにしています。

最低限、尾骨を多少なりとも圧するにも、
お客様の身を安全圏に移行させ安全を確保するまではできない。
そう考えて、必死に説得していました。

その安全圏まで持ってきたら、
尾骨に振動を適量吸収させるクッション越しに弱い持続圧を与えて様子を見てと思っていました。
そのようなソフトなところで改善できればうれしいと考えています。
ただ私が施術をしているとき尾骨のコンディションを見たら。。。。


見事に、そのような操作もせずに、
正常位置に自ら戻ってくれていた。


えっ、ほんとに?

そしてお客様にも自分で確認していただきました。



お客様も自分の尾骨を手で触れてチェック。
すると『あれ、鈎手に曲がっていた尾骨が伸びて戻ってる』とのこと。


実は私も狐に化かされた感じなほど、状態が変わってたから。
にわかには信じがたかったのです。

ほんとだ。
お客様も、戻ってるといっている!

(^O^)。うれしい。

私の立場上、結果がでて、ほっとしましたよ。


ただ、どのようなお客様もこのような好機が約束されているものではないでしょう。

こちらの女性のお客様は、体質的にもともと尾骨が動きづらいというものではなく、
当初より動くのは当然だろうという体質をしていたと見ていたのです。
ただ15年以上もその状態でいつづけた恒常性の罠を抜け出すのは容易ではない。
最大級、お客様自身が、私がお伝えするアドバイスを、いつもその場でメモって、
きっちりと自己管理をしていただいた。


とりもなおさず、理想的な立ち方を自らもよく研究して実践されている。
尾骨が歪んでいる状態で、骨を垂直に据えて立つことは生理的に至難の業です。
私が自分の尾骨が、こちらのお客様ほど曲がっていたら、いくらがんばれといわれても、萎えてしまうと思います。
それほど、難しいことだというのは私にはわかります。
かつて、尾骨が歪んだ状態だったらどれほど立ちにくくなるか。
自分の尾骨にキネシオテープで無理矢理歪みを一時的につくり、
人体実験をしたときに、どれほど立ちにくく、
いつもの感じと違っているものなのか。
私は自分の身で体験しないで推測で言葉を発しすぎるのはダメだと思うので、
こういう自虐的なことを時たまするのですが、
ほんとうにこれはつらい。。。と、しんどかった。

そこを押して、お客様は必死に実直に立ち方でも成果をだしてくれていた。
そこから真剣に自分の身に向き合う姿を、私に見せていただけました。

ありがたいです。
泣けてくるほど、そのことが、うれしい。

お客様と協力して得られた成果ですね。
だから喜びも深い。


尾骨が後天的に歪んだという場合。
(※ 先天的な奇形による歪みはここで取り扱えるものとは異なった状況だとお考えください)

理詰めでいえば、尾骨を歪ませる原因物を取り除けばいい。
尾骨につながる緊張して萎縮した筋肉や靭帯がそれにあたります。
それをきっちりと緩めるだけで、尾骨は動くはずです。


これは当然の結果なのです。


ただわかってはいるが、
仙骨や尾骨。
死に至るほどの危険がある骨です。

これほどリスクが大きな、
施術家として触れたくない施術部位はありません。
リスクの内容を知っているから
直接仙骨に、尾骨に、ダメージを加えるタップの仕方はしませんし、
それと同時にその周囲の筋肉や靭帯に触るのもどれほど怖いものか。。。

神経の使い過ぎで厳しい状況にもなりますが、
これは逆に申せば、素人が解き方の知識なく触れる質のものではない。
不用意なことをすれば、惨憺たる結果が待っています。
そうならないための工夫や理解がなければ触るべきではない。


ほんと、臀部のシコリとは。
股関節部分を含み骨盤底筋に関わり、仙腸関節に関係している。
これほどまでに重要な体の支えなり呼吸の中枢となって多層化して複雑に入り組んでいる筋肉の群れる部分は他にあるのだろうか?
まずもって、私にはそれは見当たらないです。
それにものすごいシコリの厚みが分厚くなり、
まさに筋肉が骨に化ける代表格の場所ですから。
一般の方には解こうとしても歯が立たないはず。
それに骨に化けているところを骨と勘違いする。
それは施術者でさえも、ときおり化かされるほどなので。。


それゆえに、これほど臨機応変さと知能指数を試される部位もありません。
それにも増して、これほど解くのに重労働の必須な場所はないですからね。 
日々、更により理想に近づけるよう知恵を絞り試行錯誤をしつづけてます。


その延長線上に、尾骨の歪みを作り出した筋肉や靭帯がうまいこと緩ますことがかなったのでしょう。

この作業を行うために、ぶれを押さえ精度をあげ、
一定以上のパワーを持った透明な圧をかけること。
その工夫ができて、はじめて理詰めで考えた通りの結果を得られました。

理詰めで考えついてみたところで、技術がなければ救えない。
それはお客様もですが、私自身の苛立ちや悲しみもです。

まさに地道に自分の可能性を信じて伸ばしてきて、よかった。
ただこの圧を取り出すのに、いまだに苦労がたえませんので、
研究を深め体裁きを進化させられるかどうかです。
結局は、今のところ、この圧は私の個人技で終わりそうです。
私は今、少し施術を教えさせていただいている人がいますが、
こんなにつらい施術法は覚えてほしいとは思えません。


あまり私がさせていただいたような方法で尾骨の歪みをリリースした例は、
私の調べた範囲ではありますがネット上や友人の施術者から聞くことができませんでした。
私自身、理詰めではそうなるはずだと確信してはいたが、
他でやっておられるという情報がなくて、
多少『それってどういうことなのだろう?』と感じて、暗中模索状態でやってきました。

ということで、
他の施術をなさる先生方も、
尾骨を矯正する方法として、
臀部の主要筋を深部まで解き、
仙尾関節や尾骨に関係する関連筋や靭帯を緩めること。
そして呼吸器関係の胸郭を緩め腰椎を伸ばせるようリリースして立ち方が自然体にできるまでやる。
それで、尾骨に直接的な圧をかけずに緩み出すことも可能であるということもあることをお伝えしたくて。

私以上に解剖学に施術技術に精通している先生方がそのような発想で研究していただければ、
さらに短期間で大きなやり方の進展もあるのでしょう。



まだ、私の場合、このような例は、
私の圧のかけ方が最近、ようやくヨチヨチ歩きから、
もうちょっとよくなってきてくれたおかげで、
それで成り立てられたものなのでわずか2例ほどでしかないのです。

そんな数少ない例で大きな口を叩くんじゃないといわれそうですが。


ですが、私にはたった二例ではなく、
紳士淑女がお一人ずつ、
以前に比べて生活がしやすくなってくれた。

そんな最高の出来事です。
posted by スズキ at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

今年の無念、翌年につないで。 副鼻腔炎と鼻笛



今年の施術課題で、いくつかメインどころが氷解できた年になった。

私は、ただただ努力で愚直に進むしかなかった。
お付き合いいただきましたお客様に、
こころより感謝いたしております。

ありがとうございます!!!


昨日、私の今年、最後の施術でした。
今年最後のお客様。

詳細なことは申せませんが、
いま、一番気になっている症状が副鼻腔炎。
蓄膿症という呼び名で呼ばれている症状です。

副鼻腔炎をお持ちのお客様からお伺いしたり観察させていただいた特徴として、
・臭いが気になる。
 本人が気にするほど周囲の人には気にはならないが、過剰にまで気遣う気持ちがでてつらい
・腹式呼吸がしづらくなっているため、内臓の自力マッサージを横隔膜で受けられづらい
・胸式呼吸が過ぎて肩のこりや首のこりが抜けない
・呼吸系の問題により胸腺が萎縮して免疫力が低下しやすい
・胸郭の形状が理想のたまご型の形状から変位が大きくなる
・胸郭変位や胸骨の位置の具合により、肋骨の動きが制限され心臓が圧迫されて循環器機能が制限を受ける
・疲れやすく集中力が切れやすくなっている

などなど。。。

昨日のお客様は、施術を受け続けたことで、風邪等は引きづらくなり体力も増してきた。
だから体質や体調を向上させようと言う方向性としてはいい。

ただ、副鼻腔炎に関しては大きな変更もない。
私も気がかりでならない。

こちらのお客様。
ネットで副鼻腔炎が治ったという情報をかき集めておられた。
断食がいい、はと麦粉末がいい、その他、さまざまなものだ。
実際に断食をなさって、断食中は体調も良くなった面もある。
だがもともとがスリムな方ですから、体には響いてしまった。。。

それでも副鼻腔炎が改善へと向かうための試みの歩みを止めることはない。

私の拙い考えでは、
単純に副鼻腔だけの問題ではなく、
頭蓋骨全体の歪みからもきている。
鋤骨が中心に位置していないため、
それで鋤骨により狭まった側が症状が悪化しているようだと聞いたことがある。

クラニオセイクラルセラピーでは、鼻の中に指をいれて調整をするのだが、
それは鋤骨の骨折につながるリスクもあり、こちらを骨折すれば再生不能。
日本は医師でなければ体内に指等を入れる治療はできない制限があります。
自身でなさるのならば、自己責任ですからよいのでしょうが、
結果はそのような不安ないなやり方では明るいものではない。

こちらが、ひとつの問題となるでしょう。

ヨガを熱心に修業なさっておられる方は、
鼻にシリコンゴム製のやわらかいカテーテルを入れて磨くような浄化をなさる方もおられるそうです。
私も、このようなシーンは写真で観たことがあります。
成果はいかに、というところですが、
私はヨガに明るくなくて内容をよくは理解しておりません。 
こんど、どのようなものであるか体験者に聞いておきます。 ^-^

副鼻腔炎の不快感が影響して鼻呼吸がしづらくなる。
鼻呼吸をあまり効率的にしておられない方の特有の、
重心が理想よりも上に傾いた胸郭の形状になります。
すると肋骨の蛇腹状の連綿としたそれぞれの動きが
スムースに起こらない不良状態に陥ります。

積極的な胸郭の自在な動きができなければ、
吸気も排気も芳しく無くなる。

それは特に排気すべき酸化した状態の排気が肺内部や副鼻腔内部に残ることを意味しています。


胸郭の形状が口呼吸になりやすいため、
鼻の内部にこもる排気が捨てづらくなり換気が悪くなるのではないか?


副鼻腔炎の問題となる副鼻腔内部の細菌感染した部位。

細菌感染した浄化不足となる換気不足も手伝った状態。
そのようなところから抜けだすために、
どのようなお世話をしていくべきか?

私は施術業ですから、頭蓋骨のズレを少しずつ改善し、
胸郭の形状も動きをつけていくように変化させていく。
それは私のほうでのバックアップすることはできます。

だができれば副鼻腔炎だから鼻をつかう呼吸をしづらいというところが、
もしかしたらそこから悪循環ができてしまっている場合があるとすれば。

鼻呼吸を意図的にすることで腹部腔内の換気をしていくようにしていく。

それは副鼻腔炎を患っているからこそつらいところですが、
十分に鼻呼吸できるような胸郭機能を作り出していくこと。

そちらを先行させていくことはどうだろうか?

私が、その視線で見つけたところが『鼻笛』。

いろいろと私も体にいいというものは、
職業柄と好奇心もありチャレンジャー。
それでも現時点で鼻笛購入に躊躇しているのですが。。。 ^-^;;;;

それで、一人で鼻息を「ふんっ!」と出すようなハミングを練習している。

それも目黒不動尊の独鈷の滝の横で、水音にふんふん言う音をかき消してもらいつつ。
頭がくらくらしつつ、トライしてみた。 ^-^

理詰めと体感で感じたところでは、
これで魂を込めて一曲の名曲を完走できるならば、
画期的なほどに横隔膜当たりが機能を回復させて、
胆力を増すことができる。

それだけではなく副鼻腔の前側・・・というか、、、
どう表現していいかわからないが、
副鼻腔の奥のほうの奥行きを感じるのではなく、
私の体感では副鼻腔の前側部分を押し広げる作用を感じるのです。

そしてこの副鼻腔の前側部分を空圧で押し広げる具合により声の音程が作り出せるのね、、、ということに、
気付きました。 ^-^;

『鼻笛』をしている人にインタビューしている映像では、
鼻笛を練習したら歌がうまくなったんですというのはこのこともあるのか!と腑に落ちた。
単純に息が続くとか声量がましたという物量ではなく、
音程を自在に操る技を身に付けることで正確な音程で歌えるようにもなるし、
コブシがコロコロ回せるようになるという表現力も冴えてくるということだったのだろう。

今の仕事では、日頃、小さな声しかださないもので。

これ、おもしろいなと感じました。


ただ注意点としては、
鼻呼吸を過剰にしすぎれば、
鼻粘膜が弱い人は特に乾燥してしまって。
それが元になり問題が生じることもある。
そのような感触を得ることとなったため、
自己責任の原則で鼻の穴の中にオーガニックコスメの保湿剤を先に塗るようにした方がいいと感じた。
私的には、最近、ぞっこん中のヴェレダ カレンドラケアクリームは、
皮膚をやわらげてくれるし消炎効果や殺菌効果もたかいのでいいのではないかと推測。
ただこれは、医薬品ではないため積極的に参考にしてほしいものではないのですが。
一応念のため、述べておきました。


ただ未だこれで副鼻腔炎の対処になるかどうか定かではないが、
私の知悉な頭では今はこのようなところを考えで練っています。

人それぞれ、自分の着眼点があり、
そこからアプローチ方法を見つけていくものなのでしょうね。

私は私なりに、いつもいくつかの課題を念頭に入れておいて、
そこから解決できるいとぐちがないか探り続けているのです。


鼻呼吸に優先的に移行してトレーニングをする鼻笛レッスン。
腹式呼吸に拠る胆力養成と胸郭の形状の良化変更を促すこと。
そこから新たな副鼻腔炎の改善ステップに進めるのだろうか。


ただこればかりは私が副鼻腔炎ではないため、
自分で仮説検証しようと言っても限度がある。
協力をしていただける方がいなければ進めず。。。



ということもございまして、

もしどなたか、鼻笛でなくとも、
副鼻腔炎が鼻呼吸をすることで、
改善した場合があるという情報をお持ちの方がおられましたら、
ぜひとも教えて下さい。

そしてよろしいものであれば、多くの方とシェアできれば幸いです。


また同時に、そのようなことではダメだろうという点の指摘も、
どのようなケースではどうであったのかという場合分けをなされた情報なら、
それは非常に大きな価値があります。
どうぞよろしくご指導の程をお願いします。

なんらかのヒントをいただければ幸甚でございます。

どうぞよろしくお願いします。 
posted by スズキ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼロプロマッサーさん、多謝。

一昨日、遠方でおいそれとは私のところへはお越しいただけない施術家の先生と電話で話をして。

彼は、日頃の施術から体調不良を招いていた。

「縦靭帯骨化症」といえそうな状態へ移行したようだという。


相当に体調的にきつい状態だと思うのだが、
その友人はゼロプロマッサーを購入してた。

img58057861.jpg

だから私はさほど縦靭帯骨化症と聞いても、
驚かなかった。

かえって病名を聞いて、
だったら改善できるし。

よかったじゃないですか!!

そんな気持ちになっていた。

それは丁寧にゼロプロマッサーを使いこなせれば、
徐々にステップを踏んで縦靭帯骨化症ならば改善していく。
そのような例を、私自身がゼロプロマッサーを使い出して日が浅いため、
症例が多いわけではないが、状態がつかめていたからだった。


縦靭帯骨化症は、非常に難解なものでアプローチ法を編み出すのにも苦心するものだった。
特に心臓や肺の裏手にある胸椎部分が骨化が進めば、
物理的に開腹手術などの必要な状態でもなければ手が出せないものだった。
そのような創造性に乏しい視点でしか観れていなかったところから来た、
これが私の施術の限界なんですと説明するときのつらさはたまりません。

お客様の症状からくる原因は突き止めたが、
対処法がないという状態であったのですね。
それを、何度となく繰り返し説明してきた。

表面上は冷静でも、意外に私の内側は熱くて。
無力感に苛まれて、悔しいやらつらいやらで。

それは私自身が、長年、ゼロプロマッサーを使っていなかったときには、
どんな手を考えて品を変えて必死に対処法を模索して実施しても不発だ。
無論、考えぬいて出した手だから成果は私には目についてわかるのだが、
お客様自身が変化改善を感じ取れるまでには至れてはいなかったのです。
靭帯が骨化して冷えきってエネルギーを失った状態を回復させるために。
どのような手立てを打ち出せばいいものか。。。
正直、考えに考えても万策が尽きた。
そのようなお客様にも私自身にもつらい時期を過ごしてきたときがある。




たとえば腰椎部分の縦靭帯の骨化はどうにかアプローチもできたのだが。

腰椎はある程度は臀部筋の深部リリースが決め手になるので、
そちらを高い技術力を用いて一本ずつ計算をしていき複雑に絡み合って癒着した状態から解けばいい。
これは利き足側の臀部は、体が弱っているか問題がありそうな方にはかなり強い問題性が生じていて、
容易に解けるような状態ではないことが多い。
私もこちらを解くのにも研究を続けて30年弱、時間を費やした。
最近、ようやく自分で納得する仕事ができるような気がしてきた。
(まだまだ進化させる予定ですが ^-^)
施術者の身体能力が長けていることと的確な読みが出来なければ、
無理に解こうとしても解けはしないだけでなく、
かえって複雑怪奇なダメージを与えて取り返しがつかなくなるし。
仙骨と尾骨の近所は、本当にシビアでシリアスで厄介なところで。

だが、そのような側面はあっても、
鼠径部や大腿部、そして腹直筋や大腰筋の硬化部などをゆるめてしまえばいい。

それで直接圧を加えるやり方にも移行でき、
十分リリースができることは経験上わかる。

なかなかこちらもハードなやり方だが、
この部分はずい分前に正解を出していた。
手の打ち出し方があったから、よかった。




ただ腹側の肋骨内部から手をあてがって圧をかけるようなことは胸椎部にはできはしない。

だから胸椎部分の左右屈や前後屈こそ、縦靭帯骨化症に至れば、リリースは絶望的だった。
硬さが強くてどんな常套手段として使われるような手技も、効かないか効きが悪くひどい。
・加齢により体内コラーゲン生成能力は減少するためなりやすい。
 (ただ私が街に出て人間観察をするとすでに30代ほどからそのような状況に陥る人が増えているようだ)
・不良姿勢を強いたり不良姿勢と気づけないオーバーワークに拠る
・呼吸器系の症状(特に鼻関係)の悪化からくる
・生来の側わん症から持ち越したもの
・頚椎や胸椎関係の事故や怪我から生じたもの

など。
不調状態が長い年月に渡れば、
免疫力は大きく制限され、呼吸や循環器なども芳しく無くなってくる。

それが胸椎前側の縦靭帯骨化症といえるようなもので。

ただ胸の前側には肋骨で囲まれた胸骨が位置しており、
内臓側から圧をかけられないので、
硬化した患部に摩擦熱を生じさせて溶かしていくにも、打ち手がない。
いかにも、、、厄介でした。

ある程度の身体的なベネフィットがある人は、
実際はカウンターストレイン等の、
患部を遠隔で操作して緩める方法で成果がでたのだが。

すでに骨化が進みすぎて胸椎の椎間関節が微動もしない方の場合。
カウンターストレインで無理、PNFも無理、
他にも手当たり次第、アプローチ法を考えた。

ただ「胸椎の棘突起は骨折しやすい性質をもつ」ので傷つけるほどの圧はご法度。
そのような制約があるため、不用意な圧がかけられない。
多少でも気を抜けば大事故につながりかねないのですね。

たとえば活殺自在の理を知るならば、
棘突起を強圧するというのは殺法に当たります。
つまり活かすどころか殺す方法になりますから。

たまにそのことを知らない施術者がいるようで、
かえって施術を受けたら交感神経過敏な状態で、
つらい状態が増して長く継続したということも。
それはたまに聞く話ですが、やってほしくない。
気を使わなければならないところの筆頭ですね。

棘突起に関しては、
無理するような圧は、無意味かつ後悔を募らせる酷い結果を生む。

苦肉の策でその殺法になるギリギリ手前を狙うようにするのだが、
それが施術をする私の側には、恐怖そのもので怖いから避けたい。
でも殺法のぎりぎりのところに活法の落とし所がるので、
そうも言ってられずに、、、。

ただそのような活法を意識してする調整も、
すでに縦靭帯骨化症が進んだお客様の身体では反応できなくなっている。

簡単明瞭に言えば、
骨化してしまったら、通常の加圧をかけることで緩めるというやり方は、
私のおこなう手技方法では諦めるしかなくなっていたのです。

私は、多くの手技療法の本で参考になりそうなものを探し求めました。
そこには時間もお金も労力もかけた。
それでも解くことはかなわなかった。

(※ 他の先生のことは、私はすべての方を存じ上げているわけではありません。
   単純に私の場合、当時は万策尽きた状態で、できなかったということです)


そのようなさまよい続けてきたところで、
手応えがありありと感じ取れたときがあった。

ゼロプロマッサーを導入してからだった。

私が胸椎前の縦靭帯の骨化状部分のリリースが可能となってきたのは、
お客様自身の体に明らかな好転結果が見受けられたからです。

完成度は100%とは、未だ言えないが、
以前のような手をこまなく状態ではない。

手をかければかけた分だけ成果があがる!!!


以前に私はこちらのブログでゼロプロマッサーについて書いたときがあった。

ゼロプロマッサーとは、
振動の波及力がすばらしいマッサージ器具で、
その振動は優に縦靭帯にまで届いてくれます。

柔軟性を逸した凍りつくほどのエネルギーロスをした縦靭帯の部分に、
ゼロプロマッサーの振動というエネルギーを与えて溶かしていきます。

イメージは多少異なるものの、さく岩機の振動を受け付ける部分は、
泥のような軟体は、それほど砕けるような振動を受け付けたとしても変化しないが、
岩のような剛体は、さく岩機の振動で揺すぶられていき、
あたかも体内の場合は調理用ミキサーのなかで撹拌される硬い骨付きミートのよう。
がりがりがりっと音がしてきそうですが、ですが体の中はほとんどが軟部組織のクッションに浮かべられ、
多くの組成成分上の割合が水分やコラーゲン質でできているので不要な振動は軟部組織に吸収されていく。
だから後々にまで振動の影響が、悪い方面で残ることもさほど心配はいらない。

(※ ただだからといって一般の方が、水面下にどのようなトラップがあるかわからないで、
   ガンガンと強い圧をかけるのは、緑内障等のさまざまな忌避事項と考えるべきものもあり避けるべき)



ゼロプロマッサーの振動は手で作れる質のものとは異なった作用を与えてくれる。
大変に優れた力を発揮してくれるものです。


上記で挙げた友人は、画像診断を受けて
縦靭帯骨化症が問題だと人に言われたときはショックを受けたことでしょう。
この部分が容易にリリースできないことは熟知。
だから少なからずへこむ気持ちになるでしょう。


ですが、
ゼロプロマッサーを活かして利用すれば緩まる。

私がすでに徐々に靭帯骨化を溶かすツールとして成果がだせているスグレモノを
自分が手にしていることへと気づいたのならば、小躍りしたくなるかもしれない。


ゼロプロマッサーは、
私が購入したときは、
使い方の詳細テキストなどは一切添付されていないマッサージ機器。

自力で使い方を編み出していかなければ使い物にはできない。
強烈な初心者お断りとでも言わんばかりのメーカーの姿勢で。

これぞ、業務機。 ^-^;



彼は、普段はあまり道具を使って施術をすることが少なかったため、
道具の握りや加圧時の固定法などを考える課題も多くあるでしょう。
施術者なら常識でしょうが、
圧をかけるときに手持ちのゼロプロマッサーを動かすより、
お客様の体を動かすようにして狙いを定めたほうが効きがよくなる。
紙切り芸のハサミと紙の関係に似ていますね。

工夫すべき点は、私が考えただけでも30以上はありますから。
ただ使い方を解説してくれる親切なメーカーならば、
私もこれほど試行錯誤はしなかっただろうと思う。 ^-^;

工夫の量と質に比例して、道具は息吹を挙げていく。
どのように自分を動かして欲しいかと言葉を発する。
そこに耳を傾ければ、いつしか、
自分の身を黒子に徹するときがきます。
そうなれば伸筋主導の気のめぐりのよい施術に
ゼロプロマッサーが同化していくものでしょう。

特に手の内をどう創りだすかで、
圧の質が生きたり死んだりする。
今も私は圧の質をときどき殺して、
「あちゃー」となりますが、
いつも生かそうと気をつけてます。

日々、握り方等に試行錯誤を加えていき、
自分なりの型を作り楽しんで欲しいです。

そうなると、ゼロプロマッサーが手について、楽しくなってくる。

自分の手足の延長と愛せれば、期待以上に応えてくれるものです。

それに友人の場合は、
彼が日頃からゼロプロマッサーを施術にも活かすようになったら、
お客様へのリリース方法の向上とともに成果があがるものですが、
同時にそれは、自分の体のケアを適える必要な知識と経験を増す。
強烈なゼロプロマッサーを習熟するモチベーションになるだろう。


私自身、ゼロプロマッサーの使い勝手や対応力の素晴らしさを知らなかったとしたら、
友達の症状を聞いたときに希望に満ちた印象を持つことができずにうろたえただろう。

ゼロプロマッサーさん、多謝。
posted by スズキ at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月02日

呼吸関連筋たちの改善と、もう少し拡大して立位での足裏重心がどうかかるかで呼吸を眺めたとき

先日、メールでお客様にお返事をさせていただいた部分の抜粋をのせさせていただきます。
後に思いついたことを一部加筆させていただきました。
また加筆箇所は(  )でくくりました。

まだお会いしてボディチェックをさせていただいていないお客様です。
それゆえ一般的なところでの物言いになってしまい、
個別具体的な状況はわかりません。
それはそれでも一部でも参考になればと思い、
ざっくりと回答させていただいたので項目の箇条書きに書き方が留まりました。

とりあえず、
呼吸がしづらいと感じておられる方は、ご一読を。 ^-^

・----------------------------------------------・

(事前に『漏斗胸』ではないと、医師に確認していただいた後のこと)
※ 漏斗胸とは、胸骨部分が内側に凹んでしまっている状態のこと。
  その場合には、手術対象となる場合も含まれますから、
  自身で胸骨下部の凹みが気になるときは医師に相談を。
  
(また漏斗胸ではないが、『胸郭変異』という症状はより多くの方に見られている状況です。
シンメトリックな動きが必須のバレエをなさっておられる方にも、
実際、体のバランスをこれで崩していることに気付かれていない。
そのようなケースでは練習でどうにかしていくというよりも、
胸郭変異を正常化させることが優先したほうがいい練習になると思います。

と、すぐれたダンス能力をもつ彼女たちでも、気づいていないことが多く、
いわんや、一般の方にて、首こりや肩こり、腰痛、背部痛などが強い人達、
その他、何気ない慢性的な胴体部分の不調を抱えている人の多くに、
事の大小がありますが胸郭変異になっている不都合を抱えているようです。

すると一見すると健康体と見られている方々のなかでも
胸郭変異が見られるということ。
それにより体の重心が高止まりして安定せず、
疲れやすいし、呼吸器系にとどまらず心臓に負担をかけるなどの様子がみられる。
胸郭は正常な左右シンメトリー状態が理想だが、
骨盤の左右の歪みや手の片側を使いすぎたり首や肩のこりなどから肋骨の骨自体が位置ずれを起こす。
この場合は症状とまで明言されることはないケースも多いのであるが、
呼吸のしづらさや自立神経失調症といえそうな不調を覚え、
不眠や疲れやすさや気力減退、精力の減少などの調子の悪さを感じることもあるようです。

また理想的な肋骨は、仰向けに寝ていただいて胸骨部を押すと、
柔軟剤を効かせてふわふわな洗いたてのタオルを10枚重ねした感じで、
ふんわりと沈み込みます。

それが胸郭変異があれば、ふんわりと沈み込まなかったり、左右に沈み込みがずれたり、
手の圧を弾かれて沈み込まずに粘ってしまうような状態です。

胸郭全体は、正常でしなやかな状態ならば、どこを押しても別段痛みも感じません。
「あっ、押されてるな〜」程度です。
ただし問題が出ると極端に鋭い痛みがでるのがこちらの特徴です。
胸郭変異が、肋間筋や横隔膜部分、大胸筋や首筋の筋肉、
それに腕の筋肉などの呼吸関連筋等で起きているとき、
まだ状態としてそれらがいくらかでも柔らかさがあれば強烈な痛みがでるほどの炎症を持っています。
このような場合は、自身でオイルマッサージを丁寧に繰り返すことで緩みが増していく傾向があります。
またすでに柔軟性が低下して筋の伸張性が劣化した場合は、痛覚神経が麻痺を起こして無痛となります。
後者のほうが、状態の変化を作り出すことはかなりのテクニックが必要となります。
セルフではとても難しいので、一部著名なヨガの先生等でもこの障壁を崩せないほどの厄介なものです。)



呼吸関連部と言っていい場所は、
詳細にみていけば数限りないもののように感じています。
そこでそのなかの一部の私が、そのなかでも一般的に主だったものだと思えるものを挙げておきます。

腕のこりや腕と肩の付け根の奥のこり、
肩甲骨周り(特に大円筋や肩甲下筋などの硬化)、
肋間筋の筋緊張や虚脱して伸びきっている部分、
鎖骨上下の可動が可能か、鎖骨の位置が高止まりしていないか

また大腰筋部分が硬化が強すぎるときには
腹部の奥が緊張して硬化が著しい状態になり、
それが横隔膜や骨盤隔膜という直接呼吸に関わる隔膜を動かせないように
動きづらさをだしてしまいます。
そちらは察していただけているようですね。 ^ー^すばらしい。

また単純に腹直筋が硬化していても呼吸がしづらくなります。
その際は腹直筋が骨に付着している胸骨や肋骨部分や恥骨部の付着点が硬化が強いときが見受けられますので、
それらを緩めるようにオイルマッサージ等を試されるのもよいでしょう。

(以上、さらっと書きましたが、どれも本当に実直に解ける量に比例して呼吸のしやすさが増していきます。
ただし腕の片側を使いすぎるとか片方の側ばかりでものを噛むとかいうだけでも、
胸郭は歪み始めるものですから、
解いていく必要性と同時に、新たに歪ませないようにする改善の徹底がなければ問題は早々に再燃します)


あとは大きな姿勢でとらえてみると、
かかとで立つかつまさきで立つかという違いがでてきてしまいます。
うまく深い呼吸ができる人は、
左右のかかとがしっかり息を吸うときに地面を押すことができるようになっています。

(通常、右利きならば利き足側のつま先側にばかり重心をかけてしまう。
腹式呼吸では、つま先側に重心が来ると楽に息が吐ける、かかと側に重心が来ると楽に息が吸える。
それが右利きなら右つま先側と左かかとに乗っかったままで、
前後の揺れの移動が自律的に自発的に起きないようになっている。
この立ち方をしている時点で、腹式呼吸が苦手なんだなと判断されるので、
フットプリントで足裏の地面への接触の様子を見れば、それで呼吸がしにくいかどうかも一目瞭然です。
それが理想通りの足の裏で呼吸をするかのような、息を吸う時はかかとで、吐く時はつま先が両足とも、
しっかり揃えて自発自立で起こるようになれば、黙っていても全身に至るまで体調はよくなるでしょう。 )

ただこの姿勢の改善は、全身のバランスを読みながら調整をしていかなければ
かえって現状のバランスを見失って苦しい状態が上塗りになることがあるので、
できれば信頼の置けそうな施術家をみつけていただき腰部の詰まりをゆるめていただいて、
臀部の深部のコリをゆるめていただいて、脚部の大腿直筋や外側広筋等をゆるめていただいて、
などのすでに硬化した筋肉に自由な動きを与えるような下準備をしてから、
それから、全身のバランスを再構成していくよう修正をなさると安全です。
やっていて迷宮にはいることも少ないでしょう。

(すでに長年に渡り体を歪める姿勢を維持していたならば、その状態で体を支えようと体制が整えられ、
その状態をうまく矯正できなければかえって体調不良の深刻なものを与えられることもある。
その場合には、理にかなったプログラムで少しずつ改善を上乗せするようにしなければダメ。

欲張って一気に治そうと考えていては、
「リバウンド」から状態の改善方向を模索する気力も萎えることが多い。
胸郭変異があると、有無を言わさず安定感を乱すような上半身に重心が留まりつづけるので、
先行して全身の筋骨格系の筋肉や骨格の問題をリセットして置くようにするといいでしょう。
ただし3〜5手とか先々まで読んでリリースしないと、このリセットはできないと思います。
それはすでに歪みがでていて、歪ませる状態が身に板についた状態ですし、
体を歪ませることが無意識に起きてしまう癖が強く体に残っているのです。
つねに歪み運動を加えて体を歪ませ続けているので、
この人はどのような歪みを作り出すのが得意なのかを読み、
それに対処した割合で調整をしなければうまくは先に進めないのです。
動物という動き方のプログラムを脳に神経筋に仕込んでいる関係上、
筋膜をリセットしただけでは
そこへの改善力は十分だと言える人はすでに動きのプログラムに精通して理解のある人という少数派です。
だからこそ、体の使い方について、重箱の隅をつつくようなことをいいます。
今までの体の使い方のパターンに、少しでも別の動きのバリエーションを加えさせて、
定番化した歪みへ向かう動き方のリセットへのきっかけとなればという考えです。

それらは
フェルデンクライス等で、熱心にそれらの癖を抜くことは可能だと思います。
他のボディワークを手を広げてしてみたいとおっしゃられれば、ぜひ!と勧めます。)

(以上、一部抜粋終わり)
・----------------------------------------------・

気づいたら補足の(  )が大きくなりすぎて、
最初のメール転載部分を探すほうが難しくなってしまいました。

保育園に務めている保母さんから、
多くの園児がアレルギー性疾患を持っているんですよと教えていただきました。

アレルギー性疾患を含んだ人のほとんどは、
胸腺部分に負荷がかかるような胸郭の状態であるケース。
つまり漏斗胸まではいかないが、胸郭変異ではあります。
私の少ない臨床例でも、
アレルギー性疾患を持つ小さなお子さんの胸郭を実際にチェックしてみたところでは、
柔らかさがある胸郭ではありましたが、胸骨に圧をかけると左右どちらかに偏った凹みになりました。
胸郭変異傾向があるのだろうと考えて、
注意をパンダのおもちゃを握らして、
ご両親と必死に施術をさせていただいたことがあります。

ただ個人的には、痛みが伴うような施術ですから、
幼い子供には操体法のような痛みのないものでのリリースがよろしいのでしょう。


そう考えててみただけでも、胸郭部分のリリーステクニックの恩恵は、
意外なところでも多くの方々の生活向上に寄与すると思っております。




追記:

---また、余談だが、
私にメールをお送りただきました方は、
自力で自分の体の状態を調べていくと
どうやら筋骨格系の緊張やコリが問題。
その発見をネット上の情報から得られ、
自分自身でもアプローチをしています。

そして万全ではないが、
自分で問題箇所をマッサージしていき、
(※問題箇所=呼吸関連筋たちのこと)
以前よりも楽になったといわれました。

私は今は施術のデモの見学会はせずに、
地道に対面での施術の日々となります。

ですがやる気がある人や、
自分のコンディションをどのようにしたら改善できるかのヒントがほしいなと思う人には、
どのようなことを施術ですることで体が変わっていくものなのか。
私のおこなう施術を見学をするだけでも、
何らかの気づきがあるのかもしれません。

たとえば、
腕を解くというのはかなり悲鳴ものの「痛いな〜」となるのかというのもわかります。
「えっ、ここまでやんないと解けないの?!」という印象でしょう。
それ以前に、骨と筋肉が硬化した部分の区別がつけられる人のほうが少ないものです。
それではセルフマッサージをするにしても、本当にここを圧していて意味あるの?と。
そんなところもでてくるでしょうし、
あまりの硬さに驚くこともあるはず。

それでもしこりは有限ですから無限にあるものじゃないのです。
具体的に自分の体を知らずに、施術家の先生だからといって、
おいそれと信用して、自分の可愛い体を任すのはいただけない。^-^;;
できれば自分の体を正確に把握できて、
どこをどう解いてくださいという指示をできることこそ、
自分の体にしっくりしたいいことを受け取れるようになるのでしょう。
詳細までは知り尽くさなくてよいでしょうが、
私はアウトラインは知っていて欲しいと思う。

なので私が施術をさせていただいているとき、
それとなくかまたは露骨に、
「腕の硬さは右が硬いよね〜」とか
「この場所は、こんな感じですね」などと、
微妙な言葉で実況中継をしていることが多い。

意外に私が自分自身に聞かせているようでいて、
お客様の中にはそのような情報を知りたいひともいるだろうから、
ぶつぶつわざと言っているところもあるのです。


または、、、
重心がちょっとでも狂えば、人の体は支えをなくしたおもちゃのようにぐらつくもの。
胸郭異常があれば少なからず重心がずれていて、体に疲れがたまりやすいのは、
ぐらつく体をつねにぐらつかないように筋緊張を強いて、筋が疲弊するからとか。

実際に通しで施術を見学すれば、長い時間がかかります。
手当をするべき必要な箇所の多さに、ちょっと嫌気が刺しそうなほどでしょうが。


私は、施術を受けると言う前に、
自主的に自分の体と向き合いセルフマッサージ等に余念がない人ほど、
その後の自分自身の体のなかに潜在する問題を明瞭に気付かれるので、
とても素晴らしいことだと思っています。

自分でやり方を試行錯誤して工夫したものは、
自分のかわいい持ち物になります。

他人がやり方を造作なく教え伝えたものは、
他人の意味不明すぎな持ち物でしかないといえるもののときが多いから。

たとえ施術者のように十分なことができていなくても、
自分で自分の体を癒やすための試行錯誤をした人ほど、
自力で自分を変える力を信じられる人です。

私には他人の借り物よりも自分の頭を使って工夫した持ち物の方を、
断然、評価します。

それはそのような評価が高い人は、
後に私がこのようにするといいよ、とアドバイスをするときなどに、
水を得た魚のように「なーるほど、そういう考えもあったのですね」
といって、要領よく自分のものに、他人の知識も昇華させるのです。

現在はデモ見学会などは時間の都合上予定するつもりはありません。

ですが他のアイデアで。

施術は文章化してしまうと立体的な人体とは思えない平坦な感じに。
それではまったく使い物になりづらいよなというのはわかってます。

自分の足や手や頭を使って前進するぞ!という人には、
頑張れという言葉以上の何かを送りたい気持ちになる。

(都合、文章よりも、音声での解説。音声よりも映像・・・だろうか。
一般公開については、
施術技術を要領を得る前に真似られても責任を取れませんからしない方向で)

そのようなことを思う、この頃です。 ^-^
posted by スズキ at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

施術者は、魔法を使うことが仕事ではありませんからね! ^-^

「私は二度と腰痛になりたくないからどうにかしてください」といわれたとします。

施術者のなかには、
愛想よく「わかりました」という人もいるでしょう。

私は「それは魔法使いしかできないことですよ。そのような魔法を使うのは施術者の役割ではないのです」
そのような言葉を返し、ひんしゅくを買うことがあります。

でも、それは考えていただければ当然じゃないですか。

私にはその方の将来がどうなるかはわからないのです。

真摯にお客様の現在の体の状態をお伺いしたとしても、
必要な情報部分が抜け落ちたレポートだけしか提示されないこともあります。
それは自分自身の体について、つぶさに観察をし続ける癖を持つ人が少ない。
だからしかたのないところです。。。
本当に自身の身体について気づきを得ているような覚醒した状態となれれば、
それを覚者といい、目覚めた人として仏陀と呼ばれるようなことなのですね。
だからめったにありえないのかもしれません。
ですから際立った明瞭なお体の状況を伝えてくれるレポートが来たとしても、
それでも私にはよく出来たものではあるが、それを100%とはとらえずに、
安易にわかった気にならないようにして話を聞きたがります。
そうやって、少しでも具体的な理解を深めて正解に少しでも近づこうとする。

そういうものなのですよね。


ひとりひとり、個別に日々を送り、
起きることはまったく違うのです。

それぞれが生活シーンの中で、
毎回シチュエーションが違うし、
毎回いろいろなことが起こります。

もしも腰痛が起きるできごとがあると、
原因と結果の法則で、腰痛が起きます。

腰痛になる原因は、ひとつやふたつじゃありません。

注意深く体を使えば大丈夫なわけではありませんね。
突然の引っ越しでぎっくり腰になることもあります。
また転んで横転して腰を打ち付けることもあります。

体をしなやかに使い切ると讃えられるアスリートも、
しんどい腰痛に苦しんでいる人は多数おられますし。
いわんや専門的な身体操作に長けたものでなければ。

なおさらです。

具体的な問題が起きた場合は、
それぞれのシーンに合わせて、
何を具体的に対応策として考えて実行すればいいか。

当然のようにそれぞれの場合に具体的な対処法は違ってくるものですね。
そのときどきで対処しコントロールできるような考えを共に考えること。
そして、ベストな解決や改善をはかる手助けするのが施術者の仕事です。

そのときにできれば、ひとつでもふたつでも、課題として、
「日頃の自身の身体操作をする場面で、
大腿直筋を過剰に使うシーンがあるから探しておいてください」
というように、言葉をかけます。

事実、そのような課題を実直に観察していく人の後日談を聞くと、
意外なときに使ってしまっていて驚いたという話と、
そのような気づきがあったあとは大腿直筋を使う量が減ったのか
腰部の不快感がめっきり減ったんですよといいます。
そうすることで、ひとつ、
自分を操作して活かす体験を通して自信を得ていく。
そのときの満足感は、頭で考えるだけではなくて、
自分の体を通して得たインテリジェンスは肯定的に受け入れることができ、
体の使い方の現状をさっとモアベターに書き換えるという奇跡が起きます。

それが施術者がしたいところなのです。 ^-^


だから施術者が安易に、
「私が施術したんだから、もう腰痛はおきません!」というのは、
正確な事実をほとんど差っ引いて見るべきものを見ないようにし、
結果的に、問題が発生してしまうものが常ですが、
そのときに具体的な話を深く聞き取り調査もせず。
問題部分を包み隠して視野にもいれていませんね。


それでは、
私が楽しいなと思えるような結果にはなりません。


もちろん施術者は、
腰痛が起きづらくなるよう調整をしていくのは当然です。
それはお客様の期待なさることですし、
その希望を適えるためにベストを尽くしていきたいので。
お客様が嬉しい状態になってほしいから、がんばります。

ただお客様の体はお客様自身がコントロールするものです。
お客様自身が深慮した対処をしていかなければなりません。

いくら施術者が高度な対処法を会得していたとしても、
それを伝えるのは付け焼き刃では物にならないのです。

身体操作感覚は言葉で伝えられません。
よく出来た水泳の解説本を熟読すれば、
それだけで泳げるかといえば違います。

だからお客様自身に、自分の体というハードウエアを、
積極的にハイパフォーマンスを適えるようにするため
動き方のソフトウエア開発をするために、
体を動かす体験を通して試行錯誤を繰り返し、
新たな取り組みを繰り返し体験して体感して。

そうやっていき、
どれだけ前向きに自らが積極的に工夫をしつづけるか。

そのような姿勢を日常的になされるように気配りをし、
生活でをしていこうという心構えができるようになる。

もしもそのようにしようと、お客様が心に決めたとき、
施術者はいい仕事をできたなと思えるときなのですね。



理想を求めることは一筋縄ではないのですが、
本物を、やはり、求めていきたいと思います。
posted by スズキ at 04:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

施術中に指先をアンテナとしてセンサーとして使うように

施術中のタッチセンサーとしての指の巧みさ。

体の筋肉の緊張からくる張りや硬度の高さや、
粘りあるいい感じの筋肉か、筋肉が虚脱からくるたるみは触覚からわかるだろう。
筋肉の温感や冷感は、温感センサーとしての指先力。
微弱電流のピリピリした感じを感じる力もあります。

さまざまな情報をキャッチすることができるのが指。

指の触診なんです。

先生ごとに指の使い勝手のよさから使い方は個性があるようですが、
私は情報を読み取ろうとするときは指の関節を伸ばして使うように。

様子は指の屈筋に関する部分は弛緩させておき、
同時に伸筋に関する部分は軽く伸張させてます。

ぴーんと指を緊張させるほどのテンションで伸ばすわけではなくて、
軽くスッと人差し指を中心に人差し指が5ミリほど伸びる感じです。

当てる部分は指先の爪の下部分が当たるようにします。
この部位が当たった瞬間に、
またはこの部位をモニターすべき部位に向けて近づけたときには、
なんらかの情報が体のなかに入り込んできて様子が覗けています。
指先は接触していない遠位からもピュアな情報がわかるのです。
ちょうどラジオ局からケーブル無しに情報が発信されています。
ラジオのアンテナを伸ばせば情報をキャッチできるようなもの。

ここの捉える力は、意外に後々にまで直感を左右させるもので、
指先を当てて皮膚の直下情報を目の当たりにしてしまうと、
接触情報は強烈ですから触れてわかる部位より下部分を感じ取るのは難しくなるのです。

そうなる前に情報をキャッチするようにしていきたいのです。
指先を触診して接触して当てる前にしたいモニター作業があるといえるでしょう。

「そんなことができるの?」といわれそうですが、
指先は根底に流れる知性的な能力が磨かれていて、
人間が生き残るための戦力がここに集中している。
そういっても過言ではない部位だろうと思います。

実際に指先を触れてから火傷をするようなことは
しなくて済むようなしくみも備えられているのか?

不安なものに触れるとき、
意識を指先へ集中させて
情報を探る触手として使います。

五感を少しだけ越えた能力があるのでしょうか。


次に五感のうちの触覚を活かしたモニターですよね。
指先を接触させてわかる情報確認をするのです。

個人的な感覚で一般的なことではありませんが、
遠位から得た情報は皮膚の部位のちょっと深い部分が感じ取れるところがあるのですが、
指先を接触した場合は温感や硬度や緩みたるみや緊張具合からの張りや、
皮膚の直下や数センチ奥程度の部分がわかります。

指先を接触させずにアンテナとして使って情報を読むときは遠位で皮膚の奥を感じ取りますし、
指先を接触させるときは皮膚の状況や皮膚直下から数センチ奥程度を察することができます。
これで皮膚の浅いところから深いところまで概要をキャッチしていくのです。

よほど特異な個性的な体の状態を持たれる方の場合ではなければ、
何百人ものお客様の身体を覗いてパターン化の勘所が見えてくる。
すると相当な確からしさでわかってくるのです。

ただ深層部分は、やはり触れられて具体的な知覚が得られていないため、
情報の確からしさが十分ではないので、「参考として」という立場です。
人体のモニター具合は客観的な事実ではないのですが、
立体的な奥行きを持ったスケルトン仕様で体を覗ける。



ただ注意すべきところは、
向ける部位は「指の腹ではありません」。

指の腹ではなんだかな〜、
くらいも情報が正確につかめないのです。

爪先でギターの弦を爪弾くところ。
その爪先部分という先端を活かす。

爪先を使うときには、
私自身の指の骨に情報が伝わります。
そこから骨や骨膜伝いに脊髄へ振動を伝え電圧が強いものと感じます。
脳内まで瞬時に鋭利な電気が伝わるように入るのです。

指の腹ではこれが起こらないように感じられますので。


ワタシ的には脈診を勉強するとき、
これを気づいたのです。
その後は脈診以外での情報キャッチ精度が増した。

ただ本当に繊細な意識の持ち方次第で、
伸ばした指先の精度やアンテナとしての特性など、
大きく変化してきますから。
自らが発見していく姿勢で、
試行錯誤をしていくことで
学習に余念ないものであれ、


施術者としては、そんな姿勢でいたいものですよね。
posted by スズキ at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

胸郭がはじめから超しなやかなお客様に驚く

先日の初回のお客様。
30代後半男性です。

めったにおられない体の状態だった。
胸郭がしっかり緩んでいる!
実にいい。

胸骨部分を押すと、
気持ちいー感じでくにゃっと動くのだ。
しなやかさがいい。

触っていて「これなのよ、これ!」と。

それが、ほんとに、気持よく動くんです。
私よりもはるかにコンディションがいい。

私が施術をさせていただくことで、
胸郭が固くなっていても緩めるし。
少しずつ着々とか大胆にどっとと。
だから、
緩むのは時間をかければそうなる。

だから私自身が柔らかい胸郭を見たことがないわけじゃないです。 ^-^


ただ施術を受けに来ていただくお客様の多くが、
胸郭部分が固くなっていますねと私がいっても、
「?・・・? ん? なんのことですかぁ?」
という反応が帰ってくる。

極端な話、私と同業者の施術をしていて、
そういう感想が述べられたこともあった。

あまりに胸郭が硬いのに慣れすぎてしまって、
硬い状態が標準であるかのように感じられて、
かえって柔らかい人をみて気味が悪いという。

そんな本末転倒なことを、
施術初心者の方は言っていた。 ^-^;

それほどまでに胸郭のしなやかさが薄くなっている。

おそらくそれは体調がすぐれない方々の多くに共通しているといえよう。

胸郭がしなやかに動くことで肺や心臓、胸腺という、
呼吸器と循環器と免疫系の三点セットの調子がいい。

逆に言えば、胸郭が硬すぎて、上記の三点セットが、
ともに機能低下を起こしてしまう人が多くおられる。

だからこの胸郭全体という部位は、
ことのほか重要極まりないものだ。
しっかり生命力を改善させるのに、
胸郭が硬いままというのはありえないと個人的に考えています。


こちらのお客様。
首筋の長さと中部僧帽筋あたりから
「胸郭がいい感じかな?」と思った。

そして私が、ひたすらに胸郭が柔らかいといって褒め称えても、
さほどそれは当人にはアタリマエのことですから、感動もない。 ^-^;

現在は「なぜ、ここを固めたのだろうか?」というところが幾つか点在していて、
そのように絶賛されたとしてもうれしいというよりも、
不調原因の部分をどうにかして!

ということが先に頭にもたげてくるのだろう。

重心取りや中心軸などのずれや腰椎の椎間板のショートなど、
幾つか気になるところはあるので。

ただし施術でリリースしていくと、
上記の循環器や呼吸器や免疫系が
たくましい状態だということから、
改善の歩みがいい感じに訪れてくれるのではないかと期待した。

できればこのような方が、
胸郭の良い例のサンプルになって、
実物サンプルになってくれれば。

胸郭が硬いと私が申し上げた方が、
「? えっ、ほんとに〜? (うそっぽいぞ)」というような、
私がわざと悪く言って陥れようとなど絶対にしていないことが、
一目瞭然に理解していただけることだろう。

特にしなやかな胸郭を持っていることで、
胸郭部分を拡張と収縮をすることにより、
強力な爆発的な勁力(呼吸力)が発揮できるようになっている。

そこが私よりもかなりいい感じであるから、
お客様を見てだいぶうらましく感じました。

私もちゃんとストレッチしなくっちゃ。


そして最近、ちょっとパソコンのディスプレイを目線の高さにまで持ち上げるように、
ノートパソコンの下に台を置くのをさぼっていた。
それで短期間に胸郭を錆びつかせ、
硬さが問題になることとなるから、
サボっちゃいけないと反省もした。

ディスプレーの設置位置が低すぎれば、
肩甲骨と肩甲骨のあいだの辺りか、
肩甲骨下あたりがきつい張りが出る。
そして第一頚椎の後面が隙間が開きすぎたままで固定され、
後頭骨下から立ち上る動脈血管の血行等を悪化させていく。

それでは頭部に血液が減少して枯れた状態になるのだ。
ドライアイ等もなって当然でしょう。

そんなところから、
ひとつひとつ胸郭を固めないような注意すべきところをきっちり守るようにしたいと思った。

それに最近、小さな格安スマホを手に入れて下を向いて米粒大のディスプレーをみる。
(いまさら、手に入れたの?といわれそうだが。基本、携帯等は嫌いなので持たない)

そしてスマホは体に深刻なほど悪影響を与えるということが、
身を持ってわかった。

携帯やスマホを持った側の肩が上がり、
肩が上がった方の首筋の深層筋が硬化萎縮していく。
その肩の反対側の首筋や肩の筋肉は表層筋が張りが出て嫌な感じがする。

そして上部肋骨が上に持ち上がってしまい位置がずれて元通りに戻れなくなる。
そのような症状を持っている人はかなりおられますね。

ただおそらく上部肋骨が見事にずれてしまわれた場合に、
そちらをうまく下ろすような施術がデキる人は少ないと思います。
一瞬だけの瞬間芸的なことはできるかもしれません。
ただ改善した状態が一日持つということは少ないかもしれません。
私がまったく知らない高度なやり方があれば別ですが。。。
相当にその部位のリリース方法の資料を徹底してかき集め研究をしてきたので。
そう言えると思います。

私自身、実際にその上部肋骨の上方変位部位を下ろす施術をしていますから、
だからこそそれがどれほどまで、私にも、お客様の痛感にもしんどいことか。
知っていますから。

スマホのような機器は使い方に工夫と節度が必要ですね。

胸郭異常をすでに背負っている方には特に、そう感じました。
posted by スズキ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする