2015年05月31日

私の施術では「伸筋・骨・重み」の4割ができるようになれれば、上々!

施術をするときの力の発力方法

最近、改めて検討して練っている動き方があります。

施術をする際の動きの質の3評価点.png

胴体主導の意識で、
体の『重み』を最大限活用するというのがテーマ。

身体操作上、奥深い技術を支え適えるための基礎になります。
(※ 中国武術等をなさっておられる方には、
   目新しいものではありません。    )

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『重み』を活かした動作を創りだすために

(1)立ち方が、しっかり骨を使い立てるようになった。(構造的機能性を発揮している)
   この状態に加え、『伸筋、屈筋の動作が滑らかにできる』ようになったとします。

(2)手足から動く意識を消して、胴体全体を上方に浮かび上がり舞い上がるイメージを持つ。
   浮かび上がった胴体はたやすくイメージ通り動作移動できる。
   胴体のウエイトシフトが楽にでき、『重み』を活かせるようになる。

(3)胴体を動作移動動かした後に、手足が従たるサポーターとして動かされる。


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空中浮遊の『浮身』を作ることで、
重みを活かせるという考えですが、
現状の私ではここで動きの試作中。

意拳の熊歩や、
月面に降り立つ二ール・アームストロングのような動きのイメージです。
胴体を浮遊釣り上げ、
胴体を先行してい胴体の重さをあますところなく伝えるといった動作です。

おそらく当たらずといえども遠からず。

動きの質を底面の基礎から書き換えようとすると、
体には計り知れない不具合がでてきてしまう。

それでしんどいところが出るのは承知です。

長年繰り返してきた体の動かし方のシステムを変えるということは、
そういったものです。

だから一気呵成に行えばいいものではなく、少しずつ時間をかける。

不具合を興す操作に対し気づきを加算する。
その量がかなりたまってきたときに、
隙だらけで盲点が散々あった状態に、
別れを告げることができるのです。


体の各パーツはそれぞれが機能分化しています。
手は手として、胴は胴として、足は足として、頭は頭として。

それぞれ別個のものとしてみてしまわれがちですが、
どんな動作をするに際しても、
5体すべてが有機的にその動きに絡んでくるようにできている。
ひとつの部位を動かせば、それにつられて連動して動く。

バランスをとるためであったり、
動きの補助のためであったり、
それぞれ多種多様な目的を持ち関連付けされて連動しています。

たとえ「右手の人差し指、一本動かす操作だけ」でも、
それによる運動は5体すべてに及ぶと考えてください。
施術中に、人差し指を握るか、伸ばすかで、
どれほどの重心の狂いが生じるのかを体験。
そんなところから見えるところもあるはず。

上記のような胴体を浮かせるイメージで動きの質を書き換えるには、
さらに複雑な連動を感じ取り修正に次ぐ修正で頭をフルに使います。

それが動きの質の根幹に関わるものほど、
今まで使っていなかった筋肉部位を急激に使い出すことで、
信じられないだるさや筋肉の張り、眠気、筋肉の炎症などがでてきます。
(特にこのたびは、不徳のいたす歯痛が・・・しんどすぎました。。。)
ただおかげで筋肉のつき方の様子も変わってきました。
しっかり伸筋のぶっといところを意図して使う。
使えていなかった伸筋がいきだすということは、
画期的なまでに、後々の生命力の強化に繋がる。
力みが入り余分に付いた部分からの激痛はある。
ですが磨きをかければ、やがてスリムに変わる。

そのようなところまでくれば、
身についたと言える状態です。

これらのことは体のセンサーや観察眼がなければ、
動きの質の改善の意味が、腑に落ちにくいのです。

そこは個人の取り組み姿勢により、
変わってくるところでしょう。

そのようなところを念頭において、
試行してみる方はトライしてくださいね。
お願い致します。



それではここで施術をするものとして、
体の『重み』を活かし施術をするメリットとは。

・体の大きい施術者は、
 自身の体重を容易に相手にかけることができる。

・体の小さな施術者は、
 自身の体重には頼りづらい。

深部に届くずり圧を主体にかける施術では、
後者の場合は身体条件上、素質に頼れません。
他に支えになるものを持たなければなりません。

さもなくば、
いつまでも体の大きい施術者に劣る状態が続きます。

「自分じゃ無理だな・・・」と決めつけてやり過ごすか。
それとも思わぬクリアを狙い知力・修練で限界を越えて、
「できた!!」とぃうとき。

「あっ、私にはできるんだ」
事実がともなって得られる確信です。
自分の成長や成熟を感じられる快感。
それは大きなものですよね。

そんな壁を突き抜ける充実感を味わう。
繰り返されるうちに自分を信じていく。

それは自分で決めた限界は、
研究次第で塗り替えられるものです。

かなりの執着心がないと、
やってられないというものでしょう。^-^



施術で『重み』を自在に使いこなせるならば、
現状の私の考えでは(←現状のといのがキー)、
施術上の及第点です。

圧の質、圧の方向決定、視野や視点の拡大など、多くの発展が見込まれる。


昔から、
重み』をどう引き出せばいいのかを、考えていました。

『重み』を操作する能力が最大限発揮できれば、
現在、私が施術のときに利用している多くの重量感あるブロックも、
私の身体操作で代替できるようになる部分も生まれてくるでしょう。
私の場合それで手技療法ができると胸を張って言うことができます。

または、さらに巧みにブロックを活かしきることができるはずです。

施術時間も、
それでようやく大幅に短縮できる算段です。 ^-^v 

施術上の身体操作は、
「伸筋・骨・重み」などが、
理想の4割ほどもできれば完了です。
完璧に使いこなせるようになりたい。
そんな希望は、一生かけて求めていくものでしょう。



治病目的で施術を願っている人たちは、
どのような施術者を選べばいいのかを判断する必要が出てきます。
そのような方々こそ、シビアに施術者を選択する目を持つことです。
ネット上での口コミは操作しやすいものです。
「伸筋・骨・重み」などが操作しきれているような武術家が
施術家としても開業している場合。
その治療効果の優越性が高いことが多いようです。
または施術の素人である武道家師範が、
施術家以上の治療効果の高い施術をなさる(←これは、私、観たことがあります!)。

つまり、施術家自らの身体操作上で理解したことが、
そのお客様とどのような差異があるのかを察知して、
違和感を埋めていくことが施術になるという先生。

そのような先生も施術の研究もなさっておられるのは当然ですが、
想像を超える切れ味の施術をなさることがあると聞いたことがある。

改善したお客様は、「ここの治療院は、私に合ったところ」程度で、
その技量を支えるバックグラウンドにはさほど興味はないでしょう。

私がそのような施術をする先生のところへおじゃましたら、
卒倒するほど感動することでしょう。
すごさを人に語りたくてウズウズするはず。
それとは違う反応が一般の方々ではなされるようです。

そういった先生はさほど自分をPRしようとはせずに、
マイペースで仕事をなさっておられる。
マスコミにも出ません、口コミもない。
患者が多くなることを嫌う傾向も。。。 ^-^;

ときどき私の施術を初めて受けていただいてお客様がお褒めいただくことがありますが、
「私以上の先生は、いくらでもいます。ただ、少し見つけにくいのです」
ということばは、私以上の先生がいるというのは、私が謙遜しているのではありません。

事実です。
(見つけるのが、半端無く難しいというのは否めませんが。。。)

現状、私は身体操作については、まだ門前の小僧。

深層筋を緩める施術をするというコンセプトのよい先生を見つけたいならば、
性根をいれて身体操作の良し悪しが感じ取り判別できるような研究をすれば、
その施術を自分が受けるべきかどうかの判断は付けられるのです。

そのような目を持った人に吟味され、
認められるにはどうすればいいか?

そうなれればどれほどうれしいか!!


そうなることは強い願いですね。
やりがいを求めて勝負したいです。

そうなったら、
今は、私は本当に人にあまり多く会うようなことがないものですが、
このままではいけないなと感じます。
(見つけるのが、半端無く難しいというのは否めませんが。。。)
というところから、私も脱皮する計画を立てたいと思います。 

こういったことも、
「自分じゃ無理だな・・・」と決めつけてやり過ごさず、
クリアを狙い知力・修練で限界を越えて「できた!!」としていきたいですね。
posted by スズキ at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

筋肉をマッサージするときの考察点


マッサージを施すときのポイントは?

プロは、靭帯を緩め腱を緩めて理想位置に場を修正しておく。
そこに注力することで、持続性の高いコンディションを適える。
筋腹を緩めるだけでは効果の持続性は、嘘のように薄いのです。

筋肉をマッサージするときの考察点.png
posted by スズキ at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月03日

個別、具体を聞き取ることの大切さ

【個別、具体、検証のサイクル】

この3つのサイクルを順繰りに回していく。
そのうちの個別と具体の一端をお伝えします。

【個別】とは、お客様一人づつユニークな存在ということ。
たとえば「顔がゆがむ・表情がかわる」という症状や病気が発生していると報告を受けたとします。
女性の場合には、これは非常に気になるところでしょう。
この症状は10人がこのように訴えられたとしても、
それはすでに10パターンが存在しているといえる。

各人の状態は、
かつてむち打ち等で頸部を強打した負傷からくることもあるでしょうし、
噛み癖からくる顎関節症が悪化したようなこともあるでしょう。
原因はそれ以外にも考えられますよね。

その方の生まれた時代背景、生活スタイル、食事や運動、仕事上の影響、姿勢、
信念や信条からくるもの、心理的なストレス、家族環境、
遺伝的要素、居住する国の安泰や地区の様子など、
様々な違いから作られた結果が現状なのでしょう。

施術者ですが、
自分の持ち手の技術を考える云々以前に、
自分はそのお客様に関しての情報は、
なにもわかっていないということを
頭のなかに明記しておくべきです。

施術者的な視野からは、
どのような歪みがあって、
それがどのような影響が生まれるか。
それはつかめているのですが、
それだけ掴んで安心してはいけない。

結果を更に良くなるよう磨く必要を感じた人ならば、
もう少し、突っ込んで観ていく必要が出てきます。

もし仮に心的ストレスが原因ならば、
それを私はOリングテストでちゃっちゃとチェックすることはできます。
相応の確率で、絞り込むことはできるかもしれません。

ですがそれで済まさずに
【問題が起きた際の現場の聞き込み】に時間をかけます。
そのような情報を頭に入れておいたかどうかで、
体の見立ては大きく変わるものです。

そしてお客様のお体のユニークさを伺うための聞き出しは、
その後の施術を継続する際にも、
「あっそういえば、私が不調になったときに、こんなこともあったんですよ」と、
私に語っていただけることもあります。

今の自分とはさほど関係がないと思っていた過去の記憶を手繰り寄せる。
そこには特徴を捉えて印象を思い起こすような技術が必要なので、
それが得意な方かどうかで、情報が使えるかどうか異なってきます。

たとえば、植物の一輪のバラを頭に思い描いてください。
すると、茎が緑です、花が赤いです、等々自分が思い描いた像から、
いくつかの特徴を語りだしてくれたとします。
ただきれいな花には刺があるということわざにもなるように、
刺があることを忘れたまま、バラのイメージを伝え終えたとします。
やっていただければわかりますが、
他のものに自分が思い描いたものを伝えるには相当なエネルギーが必要です。
そのようなエネルギーが持続できるかどうか。

過去の記憶から特徴となるようなところをいくつか教えていただきます。

実際は、そのときの言葉から直接的に、
ここは重要極まりない!といって赤いマーカーでグリグリグリっとラインを引っ張るような部分は、
なかなか出てこないことが多いいのです。
一発でそれを出してくれる方は、
薄々自分でも「これって怪しいんじゃないか」とわかっている人だけです。

そのようなことでもあって、
個別のユニークさを理解するために、
体を観て触れてから情報を聞き出すということと平行して、
言葉で現状につながる因果関係があるかを、それとなく教えていただきます。

こちらから「具体的な状況をつぶさに教えてくださいね」と要求しなければ、
マーカーでラインを引きたくなるところから道がそれて世間話になってしまいます。
そこは雑談の中にも聞き出して有利になるものを求めているという
職業者的な習慣が身に備わっているので、
質問は自然に適切に重要な部分にフォーカスを絞れるようなところへ誘導することもあります。

聞き出すスキルも大事ですが、
同時にそう容易く聞き出せるものではないということを頭に入れておいて、
繰り返ししつこいほど語ってもらうことです。

そうやっていくと、
たとえばなかなか治らないような腰部の痛みがあったとして、
ご本人にはまったく当然でそうであって何が変なの?という
自分では良かれと思ってやっていたことがNGだったこと。

そういうことをなさっていることは、
けっこう頻発しているのです。

私がその新たに教えていただいたことをお聞きした瞬間に、
「あなたはそれをやめればいいんですね!!それで、きっと大幅に前進ですね!」という。
目から鱗が落ちることは度々起こるものなのです。

そのことに気づかなければ、
どんなに素敵な技術を持った整体の先生でも、
絶対に治せないし治らない。
慢性化した症状の仕組みの裏側には、
何らかの問題が潜んでいるものです。


ずっと慢性的な負担を持ち続ける努力をしているのは自分だったと、
気づかないとならないようなこともあるのですね。

気づかないうちに慢性的な問題を月日を重ねて時限発火装置のように、
バーンと爆発するような流れへ向かわせているのが自分だったことに気づけば。
どれほど大きな利益となるでしょう。

施術で筋膜リリースをしていますが、
そこを、そこはかとなく下支えするような工夫を盛り込んでいます。

実際は、そのようなことをせずに、
ルーチンで、そのお客様の体を読んで筋膜リリーステクニックを当てはめていくだけのほうが、
時短効率化が可能です。

それに筋膜リリースをしているところですという範疇を逸脱しすぎては、
何をされているのかが曖昧な印象になる。

ただ私の場合は、今のところは意図的に「そういうところが改善するといいですよね」と、
個別、具体の状態から引っ張り出せた情報について、
「ここ!あなたが思っている以上に重要!」とマーカーで印をつけて返すようにすることがあります。
その重要さに少しでも自分を改善なさるきっかけとして気づいていただければ幸いです。


そしてこのようなことを意識しているからこそ、
見える世界が増してくるように感じています。




posted by スズキ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

強烈な筋膜の癒着を私がイメージすると、どのような喩え話になったか。

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http://bodywise-note.seesaa.net/article/417982536.html
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新たに予約順番待ちをなさっておられる方が、
施術をお受けいただくことになりました。

私と同業者の整体をなさっておられる先生です。
20年にも及び、前傾状態でお客様に接されていて、
日頃、ご自身でもメンテナンスをなさっておられますが、
蓄積していかれた筋膜の癒着の量は相当なものであって。

それを押して日頃頑張ってお仕事をなさっておられる方に、
同志のような感情をいだきました。

私も驚くほどの遠方からお見えになられたので、
年に2〜3回通うのがようやくのところでしょう。
気持ち的に少ない回数でどうにかせねばなりません。

ただ、、、照顧脚下ですから、
その人の立ち位置から第一歩を始めるしかなくて。
急いてはことを仕損じる。

まずは一般の方にはあまり語らない内容での
筋膜の癒着があることのデメリットの表現で語りました。

以下の文章。
あまり気分のいいたとえ話題を出せなくて、申し訳ありません。

ここからが、私が同業者のお客様に語った内容の抜粋と一部修正編です。


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私の知り合いの家での話です。

ねずみを捕獲するための粘着シート。
そちらを天井裏に仕掛けられたそうです。

やがて、
ねずみが捕獲され死に絶えていた。
数日も経過して、傷んできている。
そして臭気が気になって仕方ない。

確かに粘着シートを仕掛けたから、
そこにねずみがかかっているはず。
だから悪臭が来ているのはわかる。

だが、
天井裏に仕掛け取り出しづらくて、
なんとなく放置してしまっている。

そして気分が悪くなるほどになり、
そちらの家人は重い腰を上げた。

消臭剤を買ってこよう!」と。

なんだか、おかしい話ですよね。

でも悩みに悩んだ挙句に、
アマゾン・ドットコムで、
まじまじと消臭剤を物色。

強力な無香空間あたりを購入し、
それを仕掛ければ匂いは減るし、
気になりづらくなるでしょうね。

でも気分がイイわけはないです。

ずっとお亡くなりになられたねずみと暮らし続けるのですから。

結局は勇気を振り絞った家人の男衆が、
天井裏に潜り込んでねずみさんを観た。

「やっぱりいたのか・・・」
奥さんに言われたとおりでした。

それからは、惨憺たる格闘の末、
涙ながらに回収することに成功。

悪臭の根本が消えてくれました。
無香空間はもういらないですね。

ここまで来てようやく冷静になって、
なんで無香空間でごまかそうとしたのだろうか・・・。
と、自分がしていた愚行にあきれ果てたといいます。

無香空間でごまかしていたとしても、
やがてはさらに悲惨なことが起きる。

そうならないようにする唯一の方法。
それを実践するしかなかったのです。

それには問題の根本を探しだす嗅覚、
対処する実行力が必要ですね。


気持ちのいい例えではありませんでしたが、、、。

このようなことを私が施術者レベルの人に説明するときの例えにすることがあります。


人体の内部に筋膜の癒着が進んでいる人は、
その周囲は血行が悪化しているはずですが。
同時にリンパ液や体液の循環も阻害されて、
新たなリンパ液や体液が届きづらくなって
古く酸化したリンパ液や体液が廃液されずに停滞している。

そのようなときのことを、
私が一般の方へ語るときは、
通常は太い幹を持つ大木が細いツタ植物が絡みついて
樹液循環が阻害されて死滅するというイメージですと。
大切な血管やリンパ管を圧迫されて起きる不具合を伝えます。
立派な大木でさえ、
一本のツタにやられて枯れることは、
自然界でもしばしばみられる光景だ。

それと同様なことが人体内部に起きていては、
問題がありますよねということを説明します。

そのようなイメージには、
清濁併せ呑むところの濁の様子は意識できず。
静かに枯れゆく姿を想像することでしょう。

ですが実際はそのような静的なイメージとはかけ離れ、
清濁併せ呑む濁った濁流の罠にハマった状態そのもの。
そしてねずみ取りの粘着シートで起きていることとは、
私には寸分たがわぬことが起きていると思えています。
老廃物と化した物質が体内に多く滞りがちになります。

体が酸化していく。
錆びて老化していくのです。
つまり着実にそちらを取り除かなければ、
そのようなものの量は増えていくのです。

酸化した体からは、
独特な匂いがでてきますので、
私はタバコを吸ったりや臭いの強い食べ物等を
施術前には摂取することはありません。
錆びた状態の体からは独特な匂いがでています。
そちらを嗅ぎ分けて体の内部情報を得ています。

これが私がねずもとりのイメージにフィットし、
なるほどと腑に落ちたたとえになった起源です。 ^-^

余談ですが私には、
人の関節の可動域や、
動作パターンの問題から、
筋膜の癒着が今後も進行する根を感じ取ります。

一度、きつい筋膜の癒着ができてしまうならば、
それはのちのちまで後を絶たない悪影響を継続。
そのような厄介な性質を知っていれば、
根本にまで立ち返って対処したくなる。

私ならば、そう考えます。
そうしたほうが、幸せになれます。
私は根本にまで立ち返るべきだと信念をもって仕事をしています。


なので、、、
たとえば手の届きにくいところに仕掛けた罠のような天井裏のものの処理方法は?
どのような対処方法を選択すればいいのでしょう。

ねずみの粘着シートを回収する例えで続ければ、
すでに悪臭が立ち込める天井裏で、そしてねずみの死骸があって嫌なものだとしても。。。
手間を惜しまずに、天井の裏側までよじ登り回収して粘着シートごと処分するのがベストでしょう。

勇気を出し、
そうするしかないんじゃないでしょうか?

私ならば、できるだけ早く、そのようにしたいです。
それを放置しておけば、他のねずみがやってきます。
ハエなど大変なことになる前が動くタイミングです。

この場合の「他のねずみがやってくる」というのは、
ひとつの筋膜の癒着が強固になると、
他の部位に癒着を創りだす作業を遂行するということです。

「ハエなど大変なことがおきそう」といは、
筋膜の癒着が引き起こす多方面の問題の起こりです。
チャップマン反射というオステオパシー手技のひとつのジャやンルをみれば、
しこりがついた部分に呼応してリンパの滞りがみられ、
多くの内臓疾患やその他の器質的な問題を引き起こすこと語られています。
オステオパシーは、アメリカでは一部の州で医師と同等のものとみられ、
投薬治療をすることも許された、メディカル面にとても明るい施術です。
だから信ぴょう性もある。



「筋肉の凝り」と「リンパ液の停滞化」と「内臓やその他にある体の各部の問題の起こり」と。
一部、興味深い相関関係が存在しているといえますよね。


そのように体内に問題点が存在することを察知できれば、
同時に体をクリーンにしていく機会が訪れたことになる。

並大抵の努力では拭えないような作業が待っている人もいますが、
私には、そうすることで生活をしやすくするボディメンテナンスにつながると考えています。

もちろん深層筋というのは、言葉だけで唱えているだけではありません。
実際に、そのような部分まで、対処の手を延ばす独自の方法で対処する。
そのようなサービスをしているところかどうかを、
目で確かめ、体験で感じ取ることです。
少なからず同業者の方でしたら、
感じ取れるはずでしょう。

体の内部に何らかのねずみとりの粘着シート的なものが放置されているなら、
体調的に問題が出てしまうのも当たり前なのです。。。

私は、筋膜の癒着からくる問題点の実情を知るからこそ、
見えないところに存在するものが人々に与える不幸こそ、
実に厄介なものです。

そのような問題の根が深くはびこれば、
切なくも悲しく、つらい苦しみや痛みが沸き起こります。
本人の内側で起きている他人にはわかりえない実在です。

そのようなところに直面し途方に暮れる方もおられます。
今後の生活に暗雲を感じ続け、がんばったが逃れにくい。
そうなると、心身ともに折れかかってしまうこともある。

大変、気がかりなところですよね。。。

ケース・バイ・ケースですが、
そのようなところまで同業者の方に自説を解説させていただいたことがあります。

実際、体の内部に設置され放置された過去に仕込んだ異物の粘着シートを取り除き、
他の施術院で改善がみられなかったという状態から回復をした方もいます。
そのようなお客様の体験をお聴きになりたければご紹介いたしましょうか?

そして、、、
同業者やお友達の同業者で、
非常に危険なまでの体調になっておられる人は少ないのですが、、、
そういう場合には、言葉を続けさせていただいて、

「あなたは取りに行きづらい天井裏の奥まで問題のものを取りに、いきますか?」
「かなりの手数がかかるかもしれません。それでも問題部分を取り除くように努めていただけますか?」

と。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△





同業者は、一定以上の共通項の知識があるので、
正直なところをお話したほうが通りがいい。

いずれねずみとりの粘着シート以上に、
私の筋膜の深層筋の癒着イメージからマッチしたものが見つかれば、
そちらに乗り換えるようなことがあるでしょう。
以上、私のご近所さんの実話の喩え話でした。 ^-^;
posted by スズキ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

臀部筋は、3層構造で臀部の深層筋までたどりつくのは難しいものです



私が施術時間の多くを費やす『臀部筋』。

臀部筋というお尻の筋肉は、
機能別に浅層・中間層・深層の三段階に分かれています。

深層部分は、骨に親しくて、骨を固定させることで安定を図ります。
浅層部分が、ムーブメントの戦力ですね。

股関節のハマり具合の異常や
仙骨・腸骨の位置がずれたり仙腸関節がずれていて骨盤の形状が問題があるとき。
慢性化しておられるケースではほぼ大部分がすでに深層部分が、硬化しています。

その問題の大小は、ケース・バイ・ケースですから、
一概にいえるものではありませんが、
実質、体を支えるべき骨盤の骨の固定をするための
臀部の深層筋が(硬化や虚脱)など問題を抱えると
脊椎を理想的なバランスを保って支えることができません。

一般的なマッサージの本や、手技療法の本などで紹介されるリリース方法では、
浅層部分の大殿筋のような筋肉には圧をかけてアプローチも容易ですが、
中間層部分のアプローチをする段では、
普通の母指や肘などの鋭い強めの加圧でなければ力は届きませんし、
無論、その奥にある深層筋といえるような小殿筋や梨状筋、そして坐骨結節等は、
アプローチが難しい。

圧をかけるときに『点』で抑えると痛みが強くて耐えられないのですよね。

「うぉ〜〜〜っ」と叫びたくなるような、激痛に寄る緊張感。
それが引き金になって二次的な筋硬化を引き起こすこともあるほどですから。
それは日頃は認識していないものですが、
すでに筋硬化が進んだ部分は血行不良を起こしていて強い炎症を抱えている。
その炎症部分があることは、血行不良が過ぎれば痛覚麻痺を起こしています。
だから平素は痛みが、さほどなく普通に生活できているのです。
ただ施術者が外圧をかけて、強烈な炎症を持っていた人ならば、
その炎症部分周囲の血行がよくなるに従い痛覚麻痺から痛覚を取り戻します。
するといきなり『えぇ??こんなところに、痛みなんてなかったはずだけど』
と驚くような痛みの部分が露呈されだすのです。

つまり今までは奥のほうでゆっくりと眠りに付いて静かにしていたところが、
寝た子を起こすようにされて目覚めた状態ですね。

なので圧をかけるときに『点』という数ミリエリアの部分を狙うのではなく、
『面』として数センチや数十センチの広がりを持たせた状態で圧をかけます。
するとどうにか痛みの具合は低下するのです。
ただし『面』に圧するエリアを拡大するということで、
容易に奥に圧が行き渡りづらくなるのです。

先の尖った針は、容易に人の肌に刺さるのですが、
削っていない新品の鉛筆を人の肌に押し付けても
刺さるような影響は起こることはありませんから。

深層に圧が極端に届きづらくなる。

そこをクリアするために、
仙腸関節のリリースを先行して徹底させることは下準備として必須で、
そこが済んだら浅層部分はすでにだいたいリリースが済んでいる状態。
それから中間層のリリースは、きっちり圧をかける必要がありますし、
臀部周りの硬さが強い方の場合は浅層と中間層が強い癒着をしている。
こちらをリリースするのは、相応な難しさが発生してくるわけですね。

そこを筋肉の硬化を捉え流れを読み、
必死に圧をかけて多層構造化したしこりの層を一枚ずつ引き離し作業を繰り返し、
繰り返し、繰り返し、繰り返し、、、、。
何をさっきから同じことをしているんだろうと思われるかもしれませんが、
ごっそりと一気にリリースしたら硬化した筋肉はバカラのグラスほどに
もろく壊れやすい筋繊維や軟骨や靭帯でできあがってしまっているから、
安全を考えれば効率を引き換えにしてでもそのようにしていかなければ。

私もお客様も、
気に入ったようなリリースがなされることはないのでしょう。

そして深層筋部分。
小殿筋や梨状筋や坐骨結節やら・・・ですが、
それらは腸骨や仙骨等の『骨膜』に触れるほどの深層ですから。
そこにもうひとつのネックが出てきます。
それは『骨膜に筋肉の周りを取り巻く筋膜の癒着が進んでいる』場合です。

実際はすでに股関節周りや骨盤の位置の慢性的な異常がある場合では、
しっかりと食い込むように骨と筋肉の付着点以外の部分の骨膜に臀部の深層筋筋膜が癒着してしまって、
骨盤の形状を整体で一時的に「えぃ!」と整えたとしても、
その深層部と骨膜の癒着が適正にリリースされない限りは
容易にまた元のいつもの状態の骨盤の形状に戻るしかない。

でもこの『骨膜』部分に張り付いた筋膜をリリースするのは、
腫れ物に触られるような激烈な神経に触るような痛みがある。
それらをできるだけ低く抑える工夫をしようと考えてますし
それでリリース面に当たる部分の表面積を増やしてみますが。。。

ただ、、、
残念なことに、
筋膜の癒着があまりにも強くなれば、
骨の硬さよりもはるかに硬度があり、
全くもって歯がたたないような状態。

人によってですが、
そのようになるまで深層筋に負担を強いて骨格のずれをたえず強烈に修正をし続けるようなときもあり。

そうなると、、、
それを解くのは痛みが強すぎて可愛そうだからと諦めるか、
またはあきらめなくても普通の母指や肘や膝などでの持続圧リリースでは難しいので。

賢くダイソーのゴム製ハンマーと当て木を使って刺激を与えたり
私のところのようなゼロプロマッサーを利用した瞬間加圧にして、
なおかつ加圧の力量を調整していってみたり。
研究の余地はまだありそうですが、
目処が付いたのはありがたいです。

そうやっていきいろいろと工夫をしていかなければ、
臀部の深層筋にまでリリースが届きづらいようです。

私は、必死に研究して今の今までかかりました。
屈折何十年。
でんでんむしのような歩みですね。。。



ちなみに最近ようやく、坐骨結節部分のリリースが、
イメージがつくようになってきました。
尾椎が真横にあるし、仙骨に直接付着するという、
最も危険で怖いところですから。

何百もの試行錯誤を重ねてきて、ようやくです。

まだまだ完全ではありませんが、
坐骨結節部分がリリースされて、
自分の骨盤の形状が変わりだす。

これも相当に施術の回数を重ねて起きることではあるのですが、
骨盤部分の形状をしっかり書き換えるようになってから
骨盤のをアドバイスできるようになったのは上々です。

施術をする側としては、
体力的にも集中力的にも、
しんどいものがあります。

ここまでするのは。 ^-^;


ただ、、、
一度、山に登れたのですから、
ショートカットできるような
なんらかの工夫をできればと。

そうできれば、
どんなにすばらしいことか!!


ただこの山を登るショートカットの目処がつくようならば、
私が当初、父が腰椎椎間板ヘルニアでのお亡くなりになった経緯から、
そのようなことを防げる知恵を授かるためのこの仕事に入った動機から、
一段落根本的な解決の緒を掴んだことになります。
長い長いトンネルから、ようやく抜け出せます。

そうなればほっとすることができるのでしょう。

そうなったとき、
今の仕事も新たな変わり目を向かえられることでしょうね。
変わり目を向かえることは不安も大きくのしかかりますが、
人生、発展的な広がりを持てるようになりたいものですね。

新たなる勇気を持って進むことも大事なことですから。。。

がんばらねば。^-^
posted by スズキ at 03:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月28日

ゼロプロマッサーで股関節部分の靭帯をリリースできるように

股関節のリリース部位とは?

股関節周りの筋肉.png

股関節の周りの筋肉をちょこっとだけ図示した。
本来は股関節を外旋させるための筋肉を示したほうがいいのだろうが、
図的に一般の方にわかりづらくなるようだから、
正面からの絵にさせていただきました。

股関節周りの鼠径部や大腰筋など股関節周囲の関連筋が硬化すれば、
股関節は動きづらくなることはイメージしやすくなるだろう。

確かにほんとうに使い方が問題があれば、容易に硬化しだす。
しつこい筋肉群です。

難しいことなのかもしれないが、
死ぬ気で ^-^; 脚部の使い方を変更させることが一番いい。

ただ相応に、骨格筋部分はリリースができるものなのですが、
骨格筋の下。

股関節を取り巻く靭帯。
この部分が部分的に骨化した状態になっている方がおられる。

股関節の可動性異常、その1.png

加齢により股関節の動きが異常をきたしていくのはそれです。

筋肉が問題というだけではなく、
靭帯部分が伸び縮みできません。

股関節とは、本来は自在に動ける球状になった関節のハマっている部分だから、
相当な自由度がある。

それにより歩いたり走ったりが可能ですし、芸術的な立位姿勢がとれるのです。
東京タワーの鋏脚部分のようなものです。
一本の鋏脚が設置が狂えばタワーの全体が確実に狂います。
構造体としてシンメトリックな安定体を維持するには重要。
脊椎の側湾等が起こらないようにするためには、
左右の股関節が理想状態であることが必須です。

それ以外の機能としても、いろいろあるでしょう。
股関節部分のクッション性で上半身の重さを支えたり、
足が地面にあたったときの衝撃を絶妙に吸収してくれる。
などなど。

股関節を取り巻く筋肉部分はどうにか圧をうまく与えて緩めることもできるだろう。
ただし表面の筋肉群部分はリリースはできても、骨の近所部分になると、
それはもう骨と一色たんになってしまうほどの筋肉との硬化がひどくて。
そこをリリースする事が出来る人は、多くはないだろうと思います。
それは仙骨を傷つけたら死傷事件になってしまうことだから、
決してムチャをしてまで危険な圧をかけたりすることができないからです。

靭帯性関節ストレイン等の技術を用いても弛められる。
そちらで十分リリースできるような方々もおられます。

ただ、、、
本当に年季の入った骨化した状態になれば、歯がたたない。
他の様々な施術によるリリース法を用いて行ったとしても、
思うようにリリースがおきない。

ただ、私が本当に関わらせていただきたい方々は、
このような方々なのです。

実質的には今までの私のずり圧でも相応にリリースはできているものの、
プロのダンサー等の身体状態のハイパフォーマンスモデルをみていますと、
そこにはさらなる可能性があるはずだと知ってしまっているから。
できれば、そのような高みに、導くためのお手伝いができないか?


そのような気持ちがありました。


そういった望みが強くて、私も困っていたところです。

そのようなところで、今回、ゼロプロマッサーという、
プロ用の電動マッサージ機を利用していったときには。

私のリリースをさせていただいた体感として、
股関節周りを取り巻く靭帯の骨化部分にまで、
手が届いたなと思えました。

それはゼロプロマッサーの、
先っぽが棒状で突出していて、奥にまで入り込みやすい。

3〜5回ほどずり圧とゼロプロマッサーの利用を同一部位に繰り返しつつ
臀部を外郭を弛め、中核へ分け入り、深層筋に届くまで緩める。

一気に靭帯部分のみを緩めてあてるようなことをしたら、
骨化した靭帯は砕けやすいものですし、
剥離骨折になる可能性もありますから。
注意が必要なんです。

そうした十分に工夫を加えた下準備のうえ、
股関節周りの靭帯に振動を加えていきます。

いつもの私が得意にしている【ずり圧】という、
一定の圧をかけつつ、平行にずりずりずりっとずらしつつの圧をかける圧のかけ方では、
リリースができないようなパターンのリリースが、ゼロプロマッサーではできてしまう。

いったん、【ずり圧】で大方の外側を弛める。
それからゼロプロマッサーの振動で緩みを与えていく。
その次のステップで【ずり圧】で解く。
というのを繰り返していく。

そして最後に、
クッション性のある柔らかい素材のブロックで、
きれいに美しい解きあとに仕上げるためになめしていくのです。

すると今までずり圧だけでは、到底入り込むことは難しい領域に、
画期的なほど入り込める。


このような道具との出会いは、
本当に、ありがたいことです。



そして先日のこと。
バレエをなさっておられる方から、
ゼロプロマッサーを取り入れた後の施術を受けて頂いて、
その変化を感じ取られましたよと連絡をいただけました。

私もそうなったなと、リリース後の様子をみて感じたが、
お客様本人からおっしゃっていただけるようでしたら、
これは大きい報告だなと。
喜んでいます。 ^-^



また、、、不思議と股関節深部が緩みだしたからか、
左右の膝の間が締まってきて伸びてきたようですね。
いいですね〜、それ。 ^-^

バレエをなさっていて、
オーバーストレッチで股関節周りや膝関節の靭帯を剥離させたり断裂させる人もおられます。
靭帯部分の断裂や骨からの剥離は、一度起きれば、治ることはないのです。
もしゼロプロマッサーにて、股関節周り靭帯をゆるめてからレッスンをなさっていただければ。
そのような希望を持ってやみません。

もちろんバレエ以外でも、
いい感じですよね。




そうなるとバレエ等の股関節を開かない方々においても、
同様な変化が起きている。
実際は、動きの可動性を、自ら感じ取ろうとする動きを
日常動作でなさっておられないから気づかないのですが。
股関節部分の骨化した靭帯が緩む事による健康成果は大きいことだろう。

ただ、ちょっと注意点があります。

安全面を考えれば、身体操作が不十分な理解の方を解きすぎるのは、
その後に100%近く状態変化についていけなくて、
起きる問題が大きいので危険だから手が出せません。

そのような人への対応をする際はステップアップを
しっかり計算をしていくことでリードすることが大事です。

だからすべての人へ対応ができるものではないのだが、
以前では股関節周りを取り巻く靭帯にずり圧では解けない領域の部分でもあった。
あくまでも安全第一ですから、私はお客様の体を傷つけるようなことはできない。
当然のことのようですが、
ここの見極めができると、
多少は安心できますよね。

絶対安全というのはありえませんから。
少しでも安全性を高めたほうが後悔がないですから。

高い料金の中にはそのような知恵や知識を培った上で、
一手を加えるという価値があるといえるのかもしれません。

深部のリリースには、本当に高い成果が出る反面、
高いリスクがあって、そのことを知っているかどうか。

そのことについては、ゼロプロマッサーでリリースをと、
今後導入を考えている先生は、
リリースが今までとの変化があれば、
そのような計算をしたうえで利用して行く必要があるでしょう。


posted by スズキ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CT画像があれば、サクサク解説を聞き出せます

本日、施術をさせていただく際に。

お客様が、以前CTで腹部を撮影した時の画像データを持ってきてくださいました。
冷静に自分の体を客観視するツールとして、本当に役立つのがCT画像ですね。

そのことを実感いたしました。


CT画像データを元に、
どのような部分が歪みがでていて、
左右のシンメトリーが失われているか
指摘をさせていただきました。

画像には、
重要な情報がいくつも含まれています。

私が施術をする際に体の状態をチェックするとき。
私自身では、つぶさに調べて確信的にどのような問題がそこにあるのかを掴んだとしても。

そのような点について、
あまり口には出しません。

皮膚の下にある問題点の指摘をされるにも、
実際には私の感覚で見つけ出したものです。
私には感じられているものです。
ですが「骨盤の股関節がずれているようです」といったことを告げても、
お客様には、自分の体の中の状態であるにもかかわらず、ピンと来ない。

私自身にとってみれば私の主観どころか、
ありありと客観的な状態を把握している。
頭のなかに上下左右に奥行き付きで描く。
そこには数値で設定しきった情報がある。

ですがお客様には、
自分の体の状態を把握できていません。
客観的に自分の身体状況を察しがつかない。

すると「嫌なことを言うやつだな。ホントなのだろうか?」と、
過大なことを私が言っているのではといぶかしがられるものです。
または、私の言葉が過大に危機感を煽る引き金にもなりかねない。


私は、不用意に多くの身体的なズレのような問題点をドシドシ伝えすぎるのも、
自分の体の現状に嫌気をさしてしまう場合があるので控えめにすべきだと思う。
事実だから伝えるという単純なものであってはならない。

気使いや心配りが必要なところです。


それはCT画像のような客観視できるツールがないときには、なおさらです!!!



状態の良し悪しが掛け値なしで、内部情報が視覚化され見え表現されている。
それだから、ならば指摘しても、お客様は冷静に受け止めていただけるはず。

一緒にパソコンで腹部の輪切り画像を観させて頂いて、
いくつか私が指摘させていただいたとき。
その状況ならば、客観的にお客様自身も、
自分の体の中身が見て取れているのです。

すると私が「こちらの部分を見てください」といえば、
その通りだといえるよう問題点を認識するのは容易い。


そうなると、私がいい加減なことを言って、
不安感をあおろうとしているわけではない。
そういったことがきっちりつたわりますし。

一瞬で私とお客様の情報共有ができますね。

これ以上ないと言っていいほど。
見ることは信じられることです。

何をどうしなければならないのか、
今後の指針を伝える内容について、
お客様がイメージしやすいことでしょう。


CT画像は非常にありがたい、文明の利器ですね。


おそらくご本人様が観ても気づかない点を、私は観て指摘します。

職業でかつて精密な3次元コンピュータグラフィックの制作をしていたので、
その際にはXYZ軸の数値でオブジェクトデータをつくっていました。
それでお客様のCT画像を拝見させていただいた瞬時に、
しっかりと違和感部分が目にど〜んと飛び込んでくるのかもしれないですね。

体の左右がシンメトリーになっているかも大事です。

より詳細を観ていくならば、
臓器の位置や骨の位置や並びなどには、
ここにあるはずという理想位置を重ね、
どれほどのずれがあるのかを観ます。

余談ですがそれができるには、
事前にCT画像を見た際の
臓器や骨格などの理想位置を知らねば、
観てもさほど違和感を感じ取れません。


それに各論的に申せば。
股関節が整っていない場合に、
脊椎の側湾傾向があらわれる。
そのような常識があるのですが、
その股関節のずれている量なども、
言葉でざっくりと伝えても伝え切らない。

私が口でこんな感じで現状が設定されていると口頭解説するより、
CTで左右の股関節の位置を見て違いを観察してもらえば、いい。

一発でどちらの股関節がどれほどの量、問題があるのだろうかと、
くっきり見えてしまう。

お客様にしてみても、
客観的に自分の体の内部情報を把握できている状態。
私の「股関節が内旋して、こちらのズレが著しいな」
という指摘にも、
「ふむ。確かにそう映っていますものね」と冷静にわかっていただける。

そこでは過大に不安を煽りすぎるような要素が含まれずに、
確かに数ミリ、数センチ、ずれがありますねと理解できる。


そして
画像データを見るにしても、チェックポイントがあり、
施術家独自の視点でみると、貴重な身体矯正の部位が、
把握しやすくなりますから。

あなたが施術院に通っておられましたら、
通われている施術院の先生に
撮影したCT画像があるなら
見せることができれば、
施術の精度もあがることでしょう。


人間ドックなどでは、
オブションでCTやMRIなどの検査ができるときもあるでしょう。
また整体等に通われていて、骨格を矯正されているのにも関わらず、
成果があまり見えてこない。
深層筋部分の癒着が骨格の歪みを創りだすもの。
深層筋が硬化することで骨格の歪みが作られるものなのですよね。
骨格を加圧し矯正を加えても、深層筋リリースが適切でなければ、
戻りが早かったり、さほど思ったほどの状態の変化がなかったり。
そういったことも、CTやMRIなどで該当部分をチェックして、
分析をしていくと「これは深層筋の筋膜リリースが必要」となる。
そういえそうな状態かどうかというのも、
微妙な画像の当該部の色の濃淡から読める。
(←単純CT検査では撮影時の撮影誤差があるので精度は高くないが、造影CT検査ならばなおよし)

CT撮影に関心がある方がおられれば、
保険適用できれば本人負担3割で受けられるので、
ネットで相場をチェックしてみるといいでしょう。
病院によって費用がちょっと上下するようですが、
単純CTですと3割負担で6000円前後が多い。

ただCT画像などから情報を読み取るには、
相応に基礎トレーニングが必要になるので、
可能ならば時間を割いてでも研究をすると
いい勉強になると思います。



ラベル:検査
posted by スズキ at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月25日

生理の戻りと大腰筋の硬化のリリース

ちょっとだけ不思議なこと

女性の施術をしていたときのこと。

詳細はいえませんが、
お薬を利用して生理の状態を調整していた状況です。

生理が止まりました。
理由により薬の継続的な利用は中止に。
ただ生理がすぐにもどってはきません。

先日、施術をしていた、
まさにそのときに、
生理が戻ってきました。



(・・・あれ、以前も、施術中に生理が戻ったということを聞いたことがあったな、。。)
デジャヴのように、何か以前の記憶から思い出そうとする。

そういえば2年ほど前に「生理が終わってしまったんです」と
おっしゃられていた女性の施術を1年ほどしていたときのこと。

同じように「生理が戻りました!」と、
施術の途中でトイレに立たれてかえってくるなり、
おっしゃられたことがあったのです。

おそらく腹部の大腰筋部分をリリースして終わったころ。
大腰筋が左右から子宮をまんなかに導く作用があるので、
たまたま大腰筋が緩みだして子宮の位置が変わったから?
これ、大きな影響があるのかも。。。

そのような勝手な推測はしてしまうものですが、
はっきりしたことはわかりません。

ただ言えているのは、
すでに生理が起きるような血流の状態にあって、
たまたまその流れを止めるような状態を体内で作っておられ、
そのせき止めた塞いだところを緩めることになって
血液が予定通りに流れだしたということです。


何がどうして生理が戻ってきたのかは、
そのせき止めていた部位の特定について、
私にも仕組みが正確にはわかりませんが。

もしも子宮の屈する状態、
つまり子宮前屈や子宮後屈から子宮の左右屈などでは、
子宮内部の血管の詰まりが生じる状態では不都合が起きやすいのでしょう。
または体内で内臓の下垂などが強ければ、それも問題として生じます。
(そのようなときは若干頻尿のような症状を伴うことが多いようです)


それにより生理の起きづらいように、
でるべき血液が内部でたまる状態であったりするのは、
すでに血液を体外に押し出そうと腹部に多量に血液を集めているにも関わらず、
それが子宮内部の血管が圧迫されて血液の流れの状態がよくないことでは。

そのような腹部に血が集まり、体の各部の他所からは血液量が削られると、
本人が気づかないうちに、体調的には多少の問題が生じております。
生理のときは、腹部に血流が集まって、それが元で頭部に流れる血液量が減少し、
もともと頭部の血流量が減少している方は、虚血性の頭痛が起きますから。
それと同様な症状が、生理がない状態というのにもかかわらず、
問題が生じ続けてしまうということになります。

脳が予定している生理が終わるまで、
ずっと血流を腹部に流し続けるのは、
実質的にしかたのないこととはいえ、
もったいない生命エネルギーの徒労に終わる使い方です。

ただしおそらく大腰筋だけをゆるめてみても、容易に生理がもどることは起きないでしょう。
同時に多くの場所をゆるめて、状態を改善させた総和により、
そのような変化が起きてくれたものだと思います。

あと、、、なんだか他の女性のお客様でも、
施術の最中ではなく、
施術を受けたのちに無月経だったことから、
改善されたという報告を受けたこともあります。
この無月経という症状の場合は、
子宮の屈曲や内臓下垂による子宮内部の血管の圧迫というような
単純な関係で起きているものではないことが多いものですが、
おそらくのこと女性ホルモンとの関係もでてくるようです。

また生理中には全身の関節を緩め解くホルモンが出て、
体の歪みをリセットするきっかけを男性以上に受けやすいので、
生理のときに施術を受けていただくと、
体のリリースがいつも以上に深部に届きやすくなってメリットがあるなど。
お得なところも出てくるので。
生理があるのは手間がかかるということもありましょうが、
個人的には戻ってきてくれて正解だと思います。
posted by スズキ at 01:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月01日

自分の息をつかまえる

ボディワイズでの施術を受けられていない方から
何度かメールをいただくことがあります。

今はまだ、新規のお客様を受け付けられないため、
お会いできる機会を設けづらくて申し訳ありません。

質問を頂いた方はすでに他院に通われているので、
安心するところもあるのです。


いくつかの身体的な不調があるとお伝えいただいています。
そのなかで、この度の質問は。

「呼吸がしづらいのだが」という内容。
状況はかなりひっぱくしておられるから個人的に、心配しています。

仕事をするにも厳しくなって、
体力が持ちづらく疲れやすい。
それでは気力が続かない。
思考力が落ちやすいなど、
かなりつらい状況です。


横隔膜が上下して腹式呼吸をするものです。

そうなるためには息を吸って、それが腹へ。
すぅ〜っと流れ込まなければなりませんね。
ですが、それが流れ込めない。

おそらく喉あたりで第一のブロックがあり、
胸骨柄で次のブロックに感じられる。
そこの締め付けを通り抜けられても
肋骨のポンプの役割が十分果たせてないと、
十分な息の出し入れの量が稼げないのです。


姿勢全体の問題から来ている
呼吸がしづらくなる仕組みで、
虚脱呼吸になってしまう人も。
そうなっていれば、
自ら頑張ってみても、
容易には体の芯のブロックは外せません。

このようなケースでは、
多くはどのような状態になっているだろうか。

メールで問い合わせ質問をしてきた方は、
横隔膜の問題があるということのみではなく、
胸椎の動きの制限がかかっていて不調原因のひとつだと気づいている。

正確な観察眼。
感心するところです。

一般的に、慢性的に息が吸えない感じがあるとき。
体全体に渡り広域な呼吸関連筋部分に問題がある。
それが通常なのです。

横隔膜などの呼吸筋は水平軸を形成しています。
そこを斜めにする垂直軸の曲げがあれば、
そこに手を伸ばし対応する必要がでます。
そこはあまり気づかれないことも多いようです。

多くの呼吸機能を制限させる部位が存在して、
それらすべてを改善させて底上げさせることが必須だが、
お客様が意外に自分の体なのに気づかない点があります。

すでに大きく胸の形が変わってしまっているという事実。

そこに着目して筋膜を緩めていかないといけないのです。
ただ、通常の対処法では胸部の筋肉を指で圧して解くと
信じられないほど痛みが出る。
それで解けないということが。

私もそこをクリアするために、
10年以上かけましたからね。。。
けっこう大変でした。。。 


では胸の形が変わっているとは?

胸郭の状態について観察をしよう。
0c443857[1].jpg

理想形は、胸郭断面図の右側の図です。
左右胸郭がシンメトリーですよね。

それに対して、左側の図はどうですか。
左右胸郭部がアシンメトリーです

多くの場合は、息苦しいなという方の場合、
胸郭の断面をみると次のようになっている。

手が右利きでしたら右側胸郭が前後に開きが大きくなる。

手が左利きでしたら左側胸郭が前後に開きが大きくなる。

そのような傾向があります。

大きく側弯症だと言われたことがない人、
それであっても、
私はにはそのような胸郭の変位傾向がほとんどの人に見受けられています。
そこを改善する。
徹底的に。

それがその人の免疫力や自然治癒の力を高める事になっていきますから。

ここは非常に重要な部分ですが、
当社比では昔もこちらをしっかり文献を読み込み筋膜リリーステクニックの手技で
リリースしていたつもりでしたが、ダメでした。
相当な身体操作法を身につけていたはずですが、
そこを磨いても、できないことはできませんね。。。

信頼性のあるテキストであるに関わらず、
そちらに書かれた範囲内でのやり方では解かれ方が、、、
まったくもって歯がたたない。
そのような様子を持った日本人が、
現代の日本には驚くほど多く増えていっております。
だからそこにも対応を進化させる必要がありました。


左右の胸郭のアシンメトリー状態では、
肋間筋の萎縮や伸びすぎていて並びが変位している。
胸椎と肋骨との間の関節や、胸骨と肋骨との間の関節などの、
骨と骨が靭帯で結ばるところが骨化していることもよくある。

この肋間筋の問題や、骨化した部分をゆるめること、
それには首筋の筋肉を緩め鎖骨や肩甲骨の筋肉の硬化している筋肉を緩めなければならない。

そうなっていなければ、
この胸のなかにある肺。
それは鉄製の鎧のよう。
動きが過度に制限され、
呼吸代謝機能を抑制し、
心臓にも負担を強いる。
胸腺も機能低下させて
免疫力を低下させます。

そこからの脱出することができるかどうか。
それらまるで鳥かごのような形状の胸郭は、
本来、信じられないほどぐにゃりとします。
しなやかで柔軟性があるのです。
肋軟骨部分などは驚くほどです。
収縮と拡大を繰り返すと肺がそれに合わせ
大きくなったり小さくなったりできます。

それが動けないのが普通になっていて、、、
そこが『なんか変じゃないの?』と思いもしなくなっている。
そのような場合が、とてもよくあるのです。


胸郭が上図の左側ような問題が生じれば、
少なからず肋骨の鳥かごが鎧化している。

私がちょっと胸部を触ってみれば、
軽い圧でも激痛を覚える人が多く、
それを見過ごしていたから
良くならなかったのですね。

ただ呼吸代謝機能を、改善させるためには
このようなところは、初歩的なところです。

ほんの触りの一部と言ってもいいでしょう。

横隔膜や骨盤隔膜、胸隔膜の水平軸をずらすような各部を調整。
それは大腰筋や起立筋への操作で骨盤の前傾や胸郭の斜めになる土台を修正をすることです。

みぞおちを含め腹直筋や腹横筋等の腹部の筋肉の凝り固まりや、
大腿直筋等の足の前側や側部の筋肉を徹底リリースなどなど。

やっていかなければならない処置は、数多くあるものです。
結局は、全身をくまなくみていくことで、
初めて呼吸代謝機能をステップアップを、
一段、高められたということになります。

慢性的に感じられる呼吸のしづらさは、
決して一部分を過剰矯正を加えて成果がでるようなやさしいものではないのです。

私の施術では、
毎回この部位を意図してより深部へ向け自由な動きが可能になるようにリリースを繰り返しています。

そうすることで血中の酸素量を増して、酸化した血液のペーハーを弱アルカリ性にしていってもらう。
そこがうまくいけば体質的に問題があった方が、改善にまで至るケースがでてくる。
自律神経等の神経系の復活には必須ですし、うつ等の精神的負担が軽減されるといったケースもある。

肋骨の変位が著しい場合には、
多くは精神的に手詰まりだし、
感情の起伏が激しくなり落ち込むなど、
ダメージは肉体面のデメリットにとどまりません。

本人は、それが自分の元からの性格かと思うようになるが、
胸郭の動きが悪化し呼吸がしにくく心臓に圧迫があるなど、
そのような状態に健康な人がさらされれば、
一様に感情や精神面にもネガティブ傾向の特徴を持ちだす。

単純に考えるならば、
それは体の問題が由来して、
一時的に感情が体にコントロールされている状態に陥る。

そのようなケースでは、カウンセリング等の心理的なアプローチを受けているだけでは、
十分な成果を継続的に維持することが難しい場合が多くなっているようですから。


胸郭に関係する部位の筋膜リリースを徹底すると、
胸郭の形状を整えていくようシンメトリーに近づきます。

そうなってきたことをきっかけにして、
いくらかの問題が軽減させられた分だけ、
気持ちの落ち着きが出てくるようになる。

なってみるととてもつらい体感の、
「過剰な焦り」「差し迫った緊張感」が、
大きく減じられることがありますからね。

興味深いところです。

だから、
繰り返し胸郭を緩められ元通りの理想型に近づける施術メリットは計り知れない。



体がこなれてきたのならば、
呼吸の深さを自ら増すような気功法のようなエクササイズを日課にするとよいでしょう。

ストレッチは、きつかったり苦痛を伴うものではなく、
胸郭の柔らかさやしなやかさが現れますと、
ほんとうに気持ちいい快感なものですから。

posted by スズキ at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

施術の安定性を生む臀部筋のリリースで股関節の安定化

=========================================
☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆

【業務連絡】:2014年10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました
http://bodywise-note.seesaa.net/article/405796174.html
=========================================

と業務連絡をさせていただきまして。 ^-^

臀部筋と股関節。

股関節に問題がある場合。

若い時は、
片側に強い影響があるのが通常。

老齢となってから問題がでれば、
両側の股関節に問題が生じます。

もともとは股関節は、
大腿骨の出っ張っている骨の入る部分と腸骨のはめ込む部分。
それがセットになっていて、その関節の隙間に緩衝材的な数ミリのクッションが仕込まれています。

かなりしっかりしたクッションですから、通常の利用では問題なく使い続けることができます。

たとえば股関節部分の周りの筋肉が緩まればクッションが膨張し水分を含むことができ再生し、
股関節周りの筋肉が縮まるとクッションはぺしゃんこに押さえつけられるような仕組みですね。
それでうまく徒歩で左右の股関節が緊張と緩和が一歩ずつ股関節に与えられる形になります。

だからしっかり日々歩きましょうねといわれるのです。

一昨日前に、著名なセミナー講師がウエルネスヘルス的な提言で、
「一日少なくても一万歩、歩きましょう」と申されておりました。

理想の歩き方ができている者は、まさに、そのようにしてほしい。
「ぜひに!」というところです。

ですがすでに股関節周りの筋肉が硬化がはじまり出している人は、
その硬化を促進させてしまうこともあるのです。
かえってウォーキングにより股関節の具合を悪化させるケースがあります。

健康に良かれと思ってやったことが、
身を崩すのでは割に合いませんよね。

では股関節の具合を観るにはどうすればいいの?

簡単に考えれば、
股関節の周りの筋肉は、
いわば人体の中で最大級の太さを持ち筋力を潜在させる臀部の筋肉なのです。

その臀部筋が固まってしまうことで股関節が、
常に萎縮して関節の間にあるクッションを縮め、
やがてはその骨と骨の間のクッションの弾性が
ほぼなくなってしまう。

そのときに大腿骨の骨から登っていく踵からの衝撃が骨盤に襲いかかり、
骨盤より上にある胴体部分の重さが股関節でぶつかり合うようになります。

股関節の具合が問題がありそうな方の多くは、
臀部筋の深部に至る部分まで見て行くと相当な硬さが潜んでいることが通常なのです。

そして臀部筋の硬化の度合いを読めば、
その人の骨盤の歪むパターンも読める。

左右の臀部筋の硬化具合で、その上の曲がり方や、太もも以下の様子も察しが尽きます。


ただ最大級に筋パワーを持っていて深さも最高にある臀部こそ、
リリースするのが大変な箇所はないのです。

そして仙骨が中央にあって、ここは傷つければ人が死ぬ骨ですし、
股関節周り部分も素人が下手にスラストでボキッとすれば、
すでに硬化してひび割れてしまいやすい靭帯や軟骨組織が固形化したものが傷つくことになります。

ごくごく丁寧に、一本ずつの筋肉、
たとえば、大殿筋をといて、中殿筋をといて、おっ梨状筋がでてきたな、
というように一本ずつの筋肉の付着する上下の点やその内側のトリガーとなる部分を正確に解く。

年がら年中、これらの筋肉の片側が硬化してしまってにっちもさっちも、
という人が多くの割合でおられるのです。
ただ自分では、どれだけそこに負担がかかっているのかは気づいていない。

臀部を初めてリリースを受けると、
「ぎょぎょぎょ!なんでそんなところが痛いの?」
と驚く人が多いのです。

右利きの人は、右の臀部が硬くなっていて、
左利きの人は、左の臀部と子供のときに右利きに矯正されていれば左右両方の臀部が硬いなど。

利き側を持って、そちら側の足を使いすぎた人は、
そちらの臀部が固まり、やがて股関節の動きが悪くなって、
腰痛に出たり、仙骨部分が傷んだり、膝の痛みに飛んだり、
肩こりや首こりに、、、など様々な体の偏りから生じるものが派生してくる。

それ、臀部を深層まで緩めないと、
そこが問題の源ならば、すぐに元の不調がぶり返すのですね。

なんたって、本当にぶっとくてパワフルで癒着したら
腸骨や仙骨や大腿骨の骨膜にぎっちり骨化したものが
しがみつくようにしつこいのがつきまとうものなのですから。

それを解くのは、至難の業だけど、、、。
解かないと、先が見えないのです。
それがまた、、、実に、力技です。

ただこの力技を受けることで、
ずいぶん体の状態が変わることってあるのですね。

ボディワイズの施術で心がけているところは、
長年かけて編み出してきた、
臀部筋の深層までの根性を振り絞っての施術。
これを、本当に大事にして、毎回の施術で調整することですね。

施術の成果が安定して、体の改善が持続しにくいなと思う先生がもしおられましたら、
ぜひ、一度、試してみてください!
もちろん、自己責任で安全性を考えつつ、あとは、あまりにもきついことになるので、
自分の身を壊さないように注意しつつがんばっていただければ、
素晴らしい成果がでると、私は経験上言えると思います。


posted by スズキ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

CATで歯(歯茎)痛のリリース、自分人体実験

アクティベーターを利用していて気づいたこと。

CAT プロセレクトモデル.jpg

今、情けないことに、左側の肩甲骨内側の硬化により、
頚椎第一まで下方に引き下ろされる力が加えられている。

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

頚椎第一が問題が出てくると、
主だったところでつぎのようなダメージが現れてきます。

脳貧血・歯・目・内臓全般(延髄の関係から)をコントロール

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

ちょっと体力を急速的につけていかなければとトレーニングに根を詰めて、
それがたたったらしい。
一番顕著に感じられたのが、
リンパ腺の炎症を伴う歯の問題がでてきました。

けっこう痛いもんですね。。。


頚椎第一の調節方法として。
耳の後の下部の凹みにC1 の横突起が出ていますから、
回転するように刺激を加えて調整をします。
そのようにテキストに書かれているのです。

もうちょっと工夫を重ねてみたいですよね。
そのときに様々な試行錯誤を詰め込みます。

自分への人体実験ですから、
誰かに文句をいわれるわけでもありません。

そこで私が気に入っているのは、
頚椎の回転(首を振りながら)を加えながら、
アクティベーターもどきのCATでパチン!とノック。
すると、不思議なほどリリース深度が深まることに気付きました。
ちょっと、へぇ〜〜と驚きました。

頚椎だけでなく、肘等で回転を加えつつノックする試行をしていきますと、
確かに、緩みが深まってゆくような感触を覚える。
他の人にやったことがあるわけではないから、
私だけの特異体質?ということもないこともないが、
おそらく何らかの仕組みがあるのだろう。


ただし、
どういうネックがそのアプローチにあるのか。
つまり、ある人には効いてもある人にはダメージとなると、
適用外を見定められない限りには安全に使えませんからね。

だから危険性が取り除かれるまではお客様に同種のことを
させていただくのははばかられるものです。

ただもしすでにCATを持っている方がいれば、
自己責任の原則上、関心があればトライしてみてください。 ^-^

ちなみに、恥骨を刺激すると、その刺激がC1に及ぶ。というルールもあり、
こちらもCATで、ちょっと厚めの圧でパチンッと、幾度か恥骨結合を弛め、
恥骨周囲の筋肉群の張りが強まっている部位をも、丹念にパチンッで解いた。

また肘と肩についてもパチンッとリリースをした。

すると歯に感じていた先ほどまでの、嫌な痛みが、
10分間の調整で、体感は1/3ほどに低減しました。

そして目が、、、ぱっちりしてきて、
スッキリしてきてから「おやぁ、疲れ目でしたか」と自覚できた。


やはり、知識とモノは使いようです。
身を持って体感した、先ほどです。
ありがたいものです。 

まだ完全じゃないから、
夜に遠赤外線ドーム型サウナに入ります。
それでどうにか落ち着いてくれたら上々。  ^-^;



ただ複数の施術を組み合わせて使うのは意外に作用を高めるばかりではなく、
計算が作用を打ち消し合ったり危険な相乗効果になることもある。
自分は上記のアプローチは信頼性が欠けていると判断しています。
だから施術で普段使いで使えるものではありません。

お客様の条件を吟味すれば効果はおそらくでるでしょう。
それに私が自分にむやみなことを計算なしにすることはないのです。 ^-^;

計算して、勝算があるからしています。

ただ自分に使うときは70点とれれば、
というもので試していき、100点に。

となりますがお客様に利用するならば、
150点とれていなければ危なっかし。
あとで問題が出るものは控えますから。
ひとつの得意技にできそうなものには、
時間や費用を当ててものに出来るまで
がんばって、がんばりがいがある原石を見つけたら、
それはラッキーなことですよね。

そういったサブの引き出しの中身を多く持つように、
休業中に研究していました。
基礎的な暗記物が多くて大変でした。。。

施術の仕事をした後に、体が疲れきっていては暗記どころじゃないわけです。
この度の休業期間中のメインの課題は、サブツールの増強ということがあり、
直接的にお客様にその成果が日頃私がおこなう施術の表面上には見られない。

ですが基礎条件として有効に使える人体に関係する公式を記憶すれば、
それだけ引き出しを多くしてゆけるのです。
それなこの度はアクティベーターを使いましたが
筋膜リリースマッサージへそれは転用されていく。

そのような、ひとつの筋膜リリースという技を淡々と極めるような下地にして、
多くの公式をえられたことは退路を断った休業をしてまでの成果ですね。

説明を事細かにされてゆけば、
複雑怪奇なものに聞こえます。

私もそれを勉強するまでは、
マジックだーとか魔法じゃないの?と思えたでしょう。
施術中の水面下でサササッと執り行う操作に面白みがでてくる。

いいですね〜。 ^-^

posted by スズキ at 13:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

腰椎のねじれた理由は?



よっ、こんにちは!」と後ろから声が聞こえた。

するってーと、誰だろかと声の調子で察しはつく。


魔女の一撃.jpg


そこで声の主に目を配ろうと振り向きざま、
あぁ、黒川さんだね、こんに・(ギクッ)・ち・・は・・・」ということがあります。



声をかけた本人は、
そんなことになるとは夢にも思わず、
あたふたとするばかり。。。

「どーしましょう。。。だ、大丈夫ですか!?」




この振り向く動作と同時に、魔女の一撃
ぎっくり腰になることが多いと言われる。

悶絶しながら、腰を曲げてしゃがみ込むしかありません。




このような振り向く動作を『回旋運動』と呼びます。



回旋動作は12個の胸椎全体で30度程度回旋してくれます。

30度、というと三角定規の30度・60度・90度の30度ですね。
思ったほど大きくは回旋しないんです。

胸椎の回旋動作は、
胸の前に胸骨があるから安全に回旋できます。
回旋しすぎて体を壊したなんていうことには、
生理的になりはしないんですね。


だから振り向く動作をした人が、
胸椎と頚椎頚椎は左回旋60度、右回旋60度も回旋できるんです)で
合わせて最大、60度+30度=90度も顔面を意の方向へ向けられます

それでまかなえれば、ぎっくり腰なんてなりません。


ところが!です。


この胸椎が固くなって30度の回旋をしてくれなくなったとします。

すると本来期待していた回旋運動ができないことになるわけですね。

意外に、できたことができなくなったというのは不自由なものです。




ではどうやって、この30度の胸椎の回旋不足を補うのでしょうか?


そこで登場したのが、腰椎

腰椎を「ひねろう」とか「ねじろう」とさせることで、カバーする

ただこの操作は代償を大きく払わねばならない補完作業なんですね。

それは、もともと解剖学的なことをご存知の方でしたら、
腰椎は椎体部分(椎間板というクッションがあるところ)には回旋軸が無いんです。

腰椎の回旋軸は椎体中心部には無いのは意外ですよね。

でも腰椎部分もひねることができてるじゃないのーとなりますが、
では、どこで回転しているのか?


それは背骨の後方の棘突起基部という
ゴジラの背骨から突き出たような出っ張り部分にあるだけなんです。


つまり腰椎の椎間板の部分は、本来、あまり回旋しません。
回旋させすぎると、組織破壊が容易に起きる危険性がある
よっぽどの苦肉の策でなければ本能的に使いたくない。

でも、日頃、胸郭や頚椎の回旋がしづらい人は、
仕方なく、腰椎部に負担を強いて変位至らしめてしまう。



胸椎の回旋を補うという負担と、
腰椎椎間板の上下方向の圧縮という負担と、
大腰筋が柔軟性を失いガチガチになるなら。

そういった腰椎の変位が芯まで硬化していく時間の経過が積もり積もっていく。

そうなれば、
ギックリ腰の起る条件を兼ね揃えたわけです。


椎間板ヘルニアになりやすいタイプは、
ガッチガチの硬くなりやすいタイプではない。
つまりガッチガチに固めやすい人は、
容易に自前のコルセットを作れるので、
それに任せて安定した生活ができます。

ただしなやかな柔軟性が寝たら取り戻せる筋肉の質の具合がいい人は、
自前のコルセットを作っては寝てぐらつかせ、
作っては寝たらぐらつかせ、を繰り返してしまう。
つまり質のいい動き方を熟知できなければ、
度重なる繰り返されるぐらつかされようが芯にまで届きます。
そのような芯が椎間板のクッション部分なんでしょうね。

筋力があることが、かえって大事になってしまうなんて、
皮肉ですが。

だからこそそのような方々の場合には、
質のいい動きにスイッチできるかどうかが、
再起にかけるポイントじゃないかなと思う。



若いときにサーフィンをなされていた良い筋肉があったが、
その後、いくども腰椎椎間板で手術をなされた方もおられました。

条件的には、施術だけでは立て直しが難しい、筆頭ですが、
本来は、最小限の動きで最大限の仕事をさせる術を身につけやすい人なんです。

なんたって、もともと筋肉の感性が、バツグンにいいんですから。
そこは、ご本人がたとえ否定しても、絶対に私は疑いませんから。

そこを知りつつ十分な動きについてのサポートをできなかった。
そこが実はこの度の休業に入る前に、大きくやり残したことで
自らが情けないことしかできていないなと思えたところでした。

そういったところもあって、PNFのようなもので、
動きの再教育を疑似体験できるような技術を得られないかと思っていました。
それだけではおさまりようもなくて簡単じゃないですが、
背中全体の対角線上の動きなどヒントにはなるはずでは。




つまり自分は強い筋力を持っていたという人で、
知的に優れているような柔軟な脳の使いが出来る人ほど、
椎間板ヘルニアへとなりやすいものです。
多数、私も人を観ておりますが、
基本、こだわりを持った知性肌。
そのような傾向が多いようです。


または胸椎の回旋の30度が失せている方々は、
少なからず腰椎にムリな回旋を強いていますし、
そのねじりの破壊力が腰椎へ左右に棘突起がずれる変位になるようなケースと見たら、
胸椎の30度の回旋力を取り戻すのが腰椎の変位を治める下ごしらえ』となります。




先日、個人的に、
長い間、メールでやりとりをさせて頂いていた方が、腰部に不安があられるようで、
時間を作っておじゃまさせていただきました。


そのときに、胸郭の拡張状態が恒常化して(つまり胸の肋骨の鳥かごが開き続けて)
腰椎のずいぶん曲がっているところがありました。
この胸椎の30度を腰椎を左右変位させることで
カバーしているような具合が見えていました。

つまり切った胸郭まわりの筋肉群があるなんて、
意外に人は気づかないものですね。
でも、少しずつ緩められると
激しく刺さったり千切れそうな恐怖心が出たりしやすいのが胸郭筋群の特徴です。
私がそれほど強く圧しなくても、一旦、そこをゆるめてあげて、
麻痺した痛覚神経を働かせてあげれば、
緊張しきって固まっている様子だと気づきます。

特に上部胸椎は麻痺が覚め痛覚が戻れば、
軽く触られるだけで尖った目打ちで刺される痛みに感じられるでしょう。

これを感じて、始めて『おゃ!ここに何か問題があるな』と自覚できる。
これは大切な気づきだと思います。



ちなみに胸郭が緩んでいる人に対して、
胸郭を緩める操作をしても気持ちよくて眠くなるだけです。
痛みはありません。
(胸郭が詰まっている方は仙腸関節や臀部筋を解いてからでなければ、
余計に強く悶絶します。)


ならば『胸椎を緩めよう!』というアイデアが思い描ければ、
腕の肩関節をしっかりはめ込もう!』という操作も大事なことに気づきます。

肩関節がずれてしまって上に肩が持ち上がり気味ならば、
それが胸郭をずらして固定させて肋間筋を緊張したままにさせてしまいます。


ギックリ腰の予防には、
あとは大腰筋を緩めていき、
萎縮した起立筋群を緩める。
ちなみに起立筋群のバックラインと称せられる延長線上に並ぶ
臀部、ハムストリング、ふくらはぎなども緩める必要があるでしょう。




結果的に。
腰椎のズレ(変位)をとらえるなら、
直接的に曲がっている部分を真っ直ぐにストレッチしたり、
出っ張っているところをまっすぐになるよう押し戻しても、
それだけでは十分な対応にならないことがあります。

脊椎全体の具合を観て腰椎部分が問題があるならば、
全体がすでに問題が出ているものなのでしょう。

脊椎の並びからして一蓮托生の同盟軍のようなもの。
一部は全体のために、全体は部分のためにと関連深いものです。

だから腰椎がずれてるねといえば、
他の全部が同様に問題が出ていて、
できれば他の問題が深刻ではない部分から改善させて立て直された部分を積み上げていく。

一見すると、すごく手間隙がかかって遠回りに見えますが、
私はそれで安全に確実に前進が積めるのであれば上々かと。


posted by スズキ at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

一般健康書などの施術法の伝授の功罪

一般の人向けの本にも、
施術家がしてみるにも
リスクが高いやり方が
紹介されている本がある。

たとえば、
イラスト付きで
どのような場所を、
どう押すのかなど。

丁寧に矢印付きで、
解説してくれてる。

そこまでしていただけると、
やってみたくなるのが人情。

こうすれば改善するのなら、
がんばろう!

真剣に悩んでいればいるほど、
そのように思えてくるはずだ。
ただ真剣に悩んでいる人ほど、
解説された通りの手技により
改善するというより
ダメージが残ることもある。

つまり健康体に近い状態なら、
少しは手技で負担を強いても
問題なく皮膚抵抗等の防衛が
しっかり自分の身を守る。
その上である程度の成果あり。

その部位に問題があるならば、
ダメージが相乗して倍加する。
成果というよりマイナスです。

施術を生業とするものと一般の方では、
施術に関しての情報量が違っています。
施術とは活殺自在というリスクを含む。

そちらを痛感しているため、
この人にはこの手技はいい、
この人にはこの手技がいい、
あの人にはこの手技は害になる、
あの人にはこの手技は忌避すべき。

のように、
ひとつの手技でもケースバイケース。

あるときは活かせるが、
あるときは害になる。

そうやって化けるもの。


たとえば
大腰筋を緩める操作。

一般の腰痛症の方々には、
心地いい腰の緩み快適です。

それが一転、
妊娠初期の安定期前に行なえば
流産のリスクは跳ね上がります。


だから状況や状態を判断しています。

どれほどの深さで入れるか。
どの角度なら安全か。
どの浸透圧でいくのか。
お客様の体の固定方法は?
活殺点は外して安全かどうか。

基本的な目的の手技の定形はあるものの、
効果を引き出し安全性を高めるため工夫。
それぞれの先生方は、みな、そうしてる。

というのは、施術は、現状の体の状態を、
他者の力で壊していくものなのですから、
壊した後に理想型に落ち着かせるための
先に終わりまでを見通し手をつける
のが通常です。


ここからはじめなければ、
いずれ収集がつかなくなる。
収集がつかない体をこさえては、
私どもは仕事になりませんから。

ちょうど文章を書くときも、
草稿を認めてから本書する。
そうしたほうが出来栄えが、
はるかによくなるものです。
文豪も多く草稿を残してる。

本番に手をつける前段階が、
充実しているか否かで結果が違うものです。

ここまでの作業をしてから、
手をつけていくのですから。
念がいった話です。

多くの施術の一般書は
施術家が書いたもので、
施術家が施術をする者向けに書いたものとして、
私はそれらをみているため、行間が読めてくる。

完璧に読めてるとまではいきませんが、
だいたいの書いた人のメインの流派を見て
何を言おうとしているのか想像がつくもの。


たまたま整体の一般書を読んでいたら、
F3」という記号が、
いきなり出てきた。

頚痛はC、胸椎はT、腰椎はLで示すが、
「F」ってなんだっけ?

はたと見当がつかなくて見えなくなったのだが、
姿勢均整術の本を読んでいることを思い出して、
姿勢型がF3なんだっけと思いだしたとか。。。

その手の校正で用語の使い方不適切で
ペケされて補足が必要としてほしいものも
素通りして掲載されている
こともあります。

大手出版社の校正マンが校了まで仕上げるならば
そのリスクは少なくなります。
ただ・・・私のような個人発信のブログ等では、
そのような優秀な人材の目が加わることもない。
読み手側は気をつけなければならないでしょう。


そして同業者の文章でも、
隠蔽工作のためと思いたくなるほど、
核心部分が伏せ字のごとくぼかされ、
行間を察するということもできないが、
手の置く場所等はイラストで図示する。
文章で、安全を促す注意書きは、ある。
ただページ数の関係か言葉足らずです。

私は試行錯誤して何が書かれているか
探してみるのが習慣となり行間を足す。

ですが一般的にはそのようなことまで、
気が回りません。

なのでだいたいこんな感じかなという、
アバウトな知識で
落とし所が見えない時点でも、
踏み切ってやってみることになります。

人数的にはダメージを受けるまで至る方は少ないかもしれないのですが、
既存のダメージに輪をかけてダメージを乗せていくことになってしまう。

それは著者が本や映像などにより、
善意で技術を伝えた方々もつらいでしょうし、
改善するはずとの期待に反してダメージを被った方の思いは、
察して図ることもできません。

大変なつらさです。

施術家の著作方法のノウハウをわかりやすく解説する指南書が
あればいいのだがと思うこの頃です。
posted by スズキ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月28日

尾骨は交感神経・知覚神経の終末

尾骨の話が唐突に、昨日の日記の後部ででてきましたので、その付け足しとして。


全脊椎の作用と性質

全脊椎の作用と性質』の内容は、
アンマ・指圧・ほねつぎ等のいわゆる民間療法をもとにした「身体均整法」の講義録のうち、
全脊椎に関する部分をまとめる。
椎骨別に作用と性質・影響関係・調整法・具体的症状の改善について、治療者に向けて解説。

解説するためのイラスト等は一切ない本ですが、
人体の不思議を教えてくれる良書です。
均整術系の専門書で一般向きではない。

施術をするときに日頃の臨床で出くわした疑問点に、
偉大なヒントを与えてくれる日頃お世話になっている本です。

そちらの本では、尾骨を交感神経・知覚神経の終末としてとらえ
「尾骨の確認」というところで、非常に興味深いところから入る。


『尾骨は肛門の知覚を司る。
肛門と肺は綿密な関係にあり、
溺れて、腹式呼吸を行っても息を吹き返さない場合には肛門が開いている。
このときは、肛門にきゅっきゅっと刺激を加えて肛門を閉めてから、
直ちに腹式呼吸を行うと、肺が生きているうちならば、息を吸い始める。
肛門を刺激しても閉まらない場合は助からない。』

と解説されています。

いざというときに、
ぜひ覚えておきたい豆知識

中国武術等を学ばれていると、肛門を軽く占めつつ上に引き上げなさいと指示されます。

こうすることで交感神経を奮い立たせ集中力を増すことができます。
実際にやってみていただければ、
肛門部分の弛緩と緊張では呼吸の感じが違ってきませんか?
または緊張させて上に引き上げるかどうかでも。
上に引き上げようとすると腰の部分までが、
キュキュキュっと引き締まって上がっていく感じもあるかもしれません。
肛門を引き上げて内臓側に持ち上げるときには、
尾骨が上に押し上げられて交感神経のスイッチがオンになるのですね。



呼吸器系に故障があると、
尾骨に異常が出てきます。

尾骨に異常が起きますと、
呼吸器に故障がでてくる。

ということで、
この両者は密接な相関関係があるわけです。

するとどちらかが一方だけ、
単独でダメージを受けているのではないから、
どちらか一方が問題があるだろうとわかれば、
もう一方も問題が起きているだろうと推測。

そうなるとこの場合は、
どちらか一方だけを改善させるような施術をしたら、
もう一方が勝手に良くなってくれるようであれば幸運ですよね。

状態がそれほど悪くないときはそうなってくれるケースがある。

尾骨や呼吸器系に大きい問題があるとどうすると順調に改善できるかというと、
どちらか一方の呼吸器系のみをアプローチしたとしても、
アプローチされずに問題が残る尾骨に引きずられてまたもとのように呼吸器が逆戻りします。

だったらどのようにしようか?

一回の施術の時間の中で、
尾骨部分と呼吸器系部分の双方を同時に適宜適量分だけリリースをするのです。

そうすると施術の効果のキープ力もいいし、
それに嫌な感じの施術後の好転反応もどきに比較的苦しまないですみますから。



尾骨部は骨盤周辺の臀部筋群や仙棘靭帯等の非常に硬化が著しくパワーが有るものもいて、
これらを根っこまで掘らないと矯正改善が保持されづらいのかと思います。

臀部筋の深層までのリリースと
呼吸器周りの筋肉群を同時に解いていくこと。

私は、これは多くの人に役立つセットメニューのように感じています。

そうしていくことで、尾骨の様子が改善し、
先ほど申しました尾骨は交感神経・知覚神経の終末です。

尾骨が曲がり続ければずっとムダに交感神経が働いて
いつも過剰に神経が高ぶる。
ときには神経が高ぶりすぎ、
ガス欠になるようなことも。

それでは生活に必要なエネルギーの浪費です。
しっかり交感神経の終末になる尾骨を整えて、
同時に呼吸器系もきれいで柔軟な鳥かごにしてまいりましょう。

交感神経が落ち着いて、副交感神経系が活躍してくれると、
体力は寝て深い睡眠を取れるようになり回復できるように。

慢性疲労やストレスの過敏状態から
きっと抜け出しやすくなると思いますから。



また、人体は不思議なもので、この尾骨と呼吸器のような、
離れているけど両者が相関が深い箇所がいくつかあります。

そのようなものをセットで記憶しておくと、
施術をするときの見立てや両者のリリースバランスなどが
慎重に感じ取れるような目安になるから便利だと思います。
posted by スズキ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする