2024年06月13日

 梨状筋の癒着の仲介は、仙骨と腸骨の動きの自由を奪う盲点か!?


以下の図を御覧ください。


2024_06_13_15.54.15~3.jpg

臀筋の中でも深部にあって股関節を外旋させ安定を図る筋肉のひとつが【梨状筋】です。
さっこん、こちら梨状筋の凝りがくっきり状態をチェックできるように、
ワンドのおかげで可能となりました。

そしてわかったことがありました。

通常、仙腸関節をリリースする際は、仙棘靭帯など仙骨と腸骨を直接的に結ぶ箇所が骨のように硬化して仙骨と腸骨の位置がずれた状態で固定されているというこは知られていました。

その硬化して関節としての動きを奪う固定箇所をリリースを図る施術を行っていきます。
リリースした当初はそれですっきり。
だけど戻りがあって、また仙腸関節がずれたときの状態に腸骨と仙骨の並びは移動していく。
完璧に元通りに戻るわけではないため、こうしたリリースを適切な期間のインターバルをとって、
繰り返して施術をすれば改善方向へ向かうことになります。
ですがどうもすっきりしてこない。。。



そのような状況下でしたが、
現在、梨状筋が仙骨の付着部位の靭帯部分ばかりではなく1〜3cmほどの筋部分が骨と同じ程の硬さになっている方を発見。
私がその部位の凝りを明瞭に触ってわかるようにした後に、
お客様に「この部分がぜんぶ、凝りなんですね」というと多くの方が驚かれます。
骨と同じ程の硬さですが骨をさわれている感じじゃないし。
なんじゃ!?これは!!
という感じでしょうか。



余談となりますが、
ちなみに私がこれが凝りですからねと言うときには、
すでにその部位をリリースする技法を得た後に伝えるようにしています。
解き方がわからない時点でひどい凝りがあると伝えられると、
あからさまに不安の底に落とされてしまいます。
そうなった気持ちになって、これからできることはと冷静に考えられる方には、
私が気づいたところはすなおにお伝えいたしますが、
それは多くは同業者のお客様に限られてきます。



この梨状筋の硬化肥大した部分のケアですが、
すでに硬化して正常な血流が滞り、
筋組織としては簡単にぶちぶちに破壊される弱い状態です。
そうした無理やりなアプローチにより生じた障害は一生涯あとを引くことになります。
正常部分がある程度はパンプアップしてカバーするものの、
正常には機能できないエリアがでてくるため注意深く扱う必要があるといえるでしょう。
見つけたとしても適切なリリース法がなければ、施術効果を求めているつもりが、
状態悪化となり調子が悪化していきます。
ですから一般の方は、やみくもにこの部分に自己判断でアプローチするのはお避けください。


ちなみに強圧を避けてリリースにつなげるためには、
いくつかの忌避事項を心得た上での工夫が必要です。
私も鋭意努力を重ねてノウハウを蓄積しているところです。
そしてこうした仙骨付着部の肥大した梨状筋をリリースをしていくうちに、
硬化したゴロッとした梨状筋の仙骨付着部分を探ってみていたら、、、
腸骨にべったりとそれが癒着している方がおられました。

癒着というよりも癒合といえるほど凝りの肥大化した梨状筋をお持ちの方がおられました。
主だってそれは利き足側にあることが多いが、股関節のズレが激しい方の場合には両足にもあった。

つまりこの仙骨に付着する梨状筋が、
異常な凝りの肥大化から腸骨の(カミナリ⚡マークのところ)部分に過剰な癒着がなされてしまい、
ここが仙腸関節の動き方を大きく制限していたのだろうと推測できました。
【この腸骨と梨状筋の癒着部分は膀胱経の胞肓(ほうこう)にあたる位置となります】


なるほどですね。


この梨状筋が腸骨と癒着した部分は上下の位置となり、
通常の仙腸関節リリース法ではあまりみたことがない方向を持ってアプローチを要します。
こうした梨状筋の硬化が肥大したときには、
私自身の「手でおこなう手技」では難しいように感じます。
一般的に言ってもこの梨状筋の硬化肥大部分のリリースをおこなって柔和に転化させてから、
梨状筋と腸骨のリリースをするのは難易度が高いように感じています。
私の場合はワンドが活躍してくれたことでアプローチができますが、
髪の毛より細い筋繊維の気を通してそれを緩ませるピンポイントを狙う
繊細さとそこの状態を正確に把握できる認識能力を持たないと。
効果的なリリースができない仕組みになっているようです。。

外側から私がしているこの梨状筋のリリースを行う施術を同業者に見学していただくと、
なんだか何をしているのかわからないけど、、、と言ってました。

ただリリースを受けている人は、大きく気が通されたときのツンツンした感じから、
そこだけは触らないでという梨状筋の一点に気づかれて、
そこをさっさとフルにアプローチするという苦行モードです。
見えない背中の臀筋部分での攻防です。


ですがこうしてリリースをしていったことで、
仙腸関節が格段にすごい調子の良い左右差を柔軟化と整合を取る仕上げのおかげで、
大きな変化を感じることができるようになってきました。

もちろんのこと大きすぎる梨状筋の凝りを持たれている方には一度のみのリリースでは効果の実感は不十分でしょう。
ですが3回ほどそれを受けた方が、いままで骨盤がどうも動きが悪いといっておられた方が、
目立って改善が見られました。

じっさいのところこの部位のリリースが骨盤隔膜の呼吸器機能を改善させ、
梨状筋の悪状態からの性的な悪化を改善させ、
便秘や頻尿等の問題を改善させるようです。

それだけでもなく、運動をなさる方々には喜ばれる結果が得られてきました。

こうした効果は、どうかお客様ご自身が試しに体験なさってみてください。



posted by スズキ at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月10日

整体的に身体の状態を理解するということ【梨状筋編】



身体には『盲点』があります。
それはどういったことをさすのでしょうか?

例をひとつあげてみましょう。

最近のこと。
新たな施術道具を得て、
梨状筋の硬化拘縮が根深い部位にまでアプローチが可能になってきました。
いままでも当然のように梨状筋の硬化をチェックして対処してきましたが、
それは今回の新たな施術道具を得て探索して見えてきたものとは別物です。

私は筋膜リリース手技は徹底的に調べ上げ、ほぼ把握しておりますので、
通常、この深部に潜んだ箇所を発見することはできないのは知っています。
それゆえに、非常に画期的な答えが見つかり驚きました。

ただ今回は喜んだというよりも、
異様な気づきとして、
狐につままれた感じ。

これほどまで深刻なトラブルを股関節周りの外旋六筋が被っていたのかということと、
それにもかかわらず深部に隠れ潜んでこれらがみえることがないままであったのかと。


チェックされてリリースを受けたお客様には、
そうした梨状筋のトラブルを感じ取っておられた方もいましたし、
まったく気づいておられない方もいました。

気づいておられた方にとって見れば、
ようやく見つけてくれたか!!
という思い。
(日頃から炎症痛や違和感を感じている方)

気づいておられなかった方にとって見れば、
!?なに、それ。。。
という感じ。
(すでに炎症を感じられないほど患部への血流が滞り痛覚が麻痺した方)


たとえば梨状筋のコンディションの良し悪しは、
女性では生殖器の機能状態を大きく左右するといわれていますから、
癒着が根深くなったトラブル状態があれば、
こちらはしっかりリリースしたい。
他にも梨状筋や内閉鎖筋・外閉鎖筋は骨盤底筋の状態を決める要素を持つため
呼吸器の活躍状態を決定させる因子ともなりうるでしょう。

こちらをとかなければどうなるかは推測がつくため、
重要な施術過程の一つに取り入れたいと考えています。



ただおしむらくは、
私自身にもこうした梨状筋の異常な硬化拘縮があるのがわかりましたが、
自分で自分のそれをリリースするのは背面にある患部にて困難なのです。
ある程度の器用さを持って対処できないか、トライしているところです。
posted by スズキ at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月09日

片頭痛前の頭痛薬の服用は、その人のタイプにより頭部の骨のズレに深い癒着が加速して根付かせることになります。

今日の施術にて。


「片頭痛があって、そちらをどうにかしたいんだ」とのご要望から、
かれこれ8年前にお見えいただいておられたお客様がお越しになられました。

私が先日ブログで片頭痛について経穴ではこういった具合にケアする点があって、
ときとしてそれが有効打になることもありますので〜。
と書かせていただいた内容をお読みいただいたことによります。


片頭痛にしても、後頭部側にその傾向が強いとおっしゃられて、
それは耳周囲から離れていますので「膀胱経」のエリアとなる。
そこは片頭痛の状態や位置、症歴をうかがい理解していました。
膀胱経というとわかりづらいですが、
背中の起立筋が通るラインで、そちらが太ももやふくらはぎなどの脚の裏手をかかとの方まで貫いています。
そうしたところのどちらかが、局所的に一点かまたは複数点にまたがって頭部の頭皮を下方へ押し下げる力学的な下方牽引力が生じています。

そういうことでして、立位でのチェックでそうした箇所を3点割り出せたので、
「じゃぁここらへんを深部までリリースすることが求められている話しですね」
と施術前のビジョンがあらわれてきました。



ただ症歴が長く、昨今の片頭痛になりそうだと察知する不穏な頭部の不快感があると頭痛薬を早めに取るということでして。

片頭痛もただ自分にとって痛みという不利益を強いるものではなく、
頭蓋骨の縫合部分が呼吸の作用で開閉がなされ、それにより脳脊髄液が体内へと送り出すポンプの作用があって、
そちらの機能を低下させないための対抗措置が片頭痛だというケースが有りまして。
片頭痛が起きることで幾ばくかの頭蓋骨のパーツの骨の可動性が取り戻せるのです。
その早め早めの頭痛薬の接種という処置を繰り返し慢性化させてしまうと、
頭部の深部層の筋膜までコリコリが浸潤して定着し、頭蓋骨の骨相が手狭になり動きが悪くなります。
そうした悪化の定着と進行の速度が増していくようになると感じております。

片頭痛にならないようにする頭痛薬の予防的接種は、したくなる気持ちは察することができます。
ただ、、、頭蓋骨の縫合部分を詰めて開閉ができづらくなるような組織化が進行し、
閉じられてしまったこの部分を緩めて、正常化させていくことと、
それがキープできるようにするにはかなりの労力と時間が必須となります。
本人的にはじわじわと頭部の骨のパーツが歪みだす事態、あまり認識しづらいものでして、
別段、変わったことがないように感じられるのば普通のことです。
ただオステオパシー系での病理学的なチェックができるようなら、
頭蓋骨の骨のこのパーツはココの位置ではないのだがという点を正確に把握しています。
で、どうやら片頭痛の方が早め早めの頭痛薬の服用をなさられて、
他、何らかの頭部への負荷蓄積の対処をなさらないと加速度的に頭蓋骨内部の縫合部位の癒着進行でやられてしまいまして。
それらはお客様が想像する何倍もの炎症を持った靭帯や腱の異常で、ケアのレベルが難易度が高いものなんです。
頭部は下手なケアをすれば、鼻の中の鋤骨が押し曲げられてうっ血を常時感じさせるような呼吸器の障害を与えかねません。。


そこの根本的な対処についてパンドラの箱のようなものと称しまして。
ざっくりした言い方でそこを開けるまで手技をするにはけっこう時間や回数がかかりますから
当面の片頭痛の対処に主眼をおくことにしましょうということに。


一ヶ月間隔で発生なさるような片頭痛。
その根っこ部分は腰背部の凝りや仙骨の下方の強い後屈や腰仙関節、そして後頭骨下に入り込んだ凝りが頚椎第一を固着させ、頸部での頸動脈の圧迫による脳や頭部への血行停滞ている点など、
いくつか左側後頭部の片頭痛を発生させるトリガー部分は具体的に緩めさせていただきました。
通常、これらは虚証がつよいタイプの方は、いきなりここをリリースするのは絶対避けるところですが、
お客様の場合は実証で、部分的に気血の流れを低下させて全体のその循環を悪化させているものでした。
どちらかというとアメリカ人とかに多いタイプでした。
そこは施術前の立位でのボディチェックで把握しており、
とりあえず片頭痛部分のケアに徹する手技はできるだろうと考えて、
全身を回数かけてリリースへと持っていうか、
とりあえず片頭痛部分へ焦点を絞ったケアをするかという二択を判断していただきまして。

ただお客様自身、別に片頭痛以外は問題なしといわれていましたので、
その片頭痛が起きている部分を接触されてケアされるだろうと思われたかもしれません、、、。
慢性化した症状や疾患を持たれている方の場合、
ほぼ100%、様々な部位に体内の癒着した組織は飛び火して乱反射がくりかえされていて、
それらを冷静に分別して適宜リリースすることができるのはセルフケアを超えることがあります。
なので施術者としては、本質になる根っこがみえているため、
お客様が想像していなかったところに隠された課題を見出して改善させていきます。

当面のところ、片頭痛がなりづうらくなったり起きても軽減するなど負担感が減少していかれるとうれしいんですが。
ひとまずバファリンを早めに取る対処は、こちらのお客様のタイプでは墓穴を掘るため、予防的に服用するお薬がなくなればと願っております。

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2024年06月05日

歯がだいぶ痛いのに、歯にダメージがないって歯医者さんにいわれたけど、、、、って。どんな場合があるの?

昨日、施術で。
お客様が開口一番、
「歯が痛いが歯が悪いわけじゃないらしい・・・」

とのこと。

数年前にもそうしたケースがあったらしい。



私が知るところでは、
経絡上のトラブルから歯痛や歯肉炎の体験がでることがあること。

それは私自身も、このタイプの激痛の歯痛をあじわったことがあった。
私のその時の感じからは、
物が食べられないほどの激痛。
流動食で過ごすしかなかった。


痛みが出た歯の部位を観察し、関連する経絡の流注を含め被っている箇所を割り出します。
するとどの経絡がトラブルとなってでた歯痛かが見えてきます。
私の場合、主に「三焦経」のトラブルからでた歯痛だった。

該当する三焦経の問題となる箇所を徹底的に砭石温熱器等を用いて緩めていった結果、
歯痛は即時に半減していた。
他に胆経上のトラブルをケアしてほぼ痛みが消えた。

経絡トラブルにより歯痛、歯肉炎がおこることもあることは実体験で理解できたわけです。

以下に、どのような経絡・経穴が歯痛、歯肉炎に関係するかを表にして示しました。
歯医者さんにまず行っていただき、
歯を視認チェックしていただきレントゲン撮影や診断された際、
そのうえで歯が悪いわけじゃないとおっしゃられたときのための参考になさってください。


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(書籍「経穴マップ」から)


お客様の結果は、
手の三焦経を深くリリースしたことで、
大幅な歯痛の軽減がはかられました。
ただ首の一部の硬さがある部位は、
現状でリリースを深くした場合に頭部を支える力が不安定化して
気管や頸動脈に圧迫を強いるリスクが高い状態が見受けられました。
つまり頸部の骨格的な歪曲をする運動機能系の神経系にプログラムミスが含まれている状態下では、
過矯正にあたります。
急激な変化に身体が追いついていかないことによる負担トラブルです。
ときどきこれを好転反応という先生もいますが、明らかに予後の首の筋の硬化が増していき、
お客様が苦しむこととなりますから、そうならないような見極めは大切にしたいところです。

対応として経穴マップの該当する歯痛に関する経絡と経穴部を教えて、
歯痛が数日間経過しても続くようであれば
上下高速微振動でそのトラブル部位を緩めるようお伝えしました。
つまり数日間して施術で起こされた身体の状態変化を身体が受け入れた状態になってからなら、
もうひとつの重要な首の歯痛に関係するケアをしても問題がないでしょう。

ちなみに首の歯痛を患う経穴について、まったく私がケアをしていないわけではありません。
過剰なリリースを避けたということで、適量のケアはしております。
そうであればお客様の歯痛が施術後にも変わらず不調が続いていたでしょう。
posted by スズキ at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月03日

マッサージペンについての補足考察

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先日、ご紹介させていただきましたマッサージペン
患部にペン先を接触させて通電させることで、
それにより経絡上のトラブルを修復するような機器です。
EMSのように筋肉が反応してピクピクと動きます。

私が使ってみると、
かなり強烈にぶるぶるぶるっと筋肉が揺れるところが多々ありました。


的確に経穴の位置にマッサージペンの先が接触すると、
その部位の経穴のダメージに比例して筋肉のぷるぷるの度合いが上下します。
それにより「あぁ、やっぱりこの経穴は気を欲していたんだな」と視覚と体感で理解できます。
そうした意味で経絡の勉強をするものとしては買ってよかったと考えています。


ただ私の体質ではすこし反応が強くでてしまい、
電気の伝導力設定を1〜9の範囲で設定できる1にしても強く感じる。
仕入れた器具は徹底的に使いこなせるよう工夫し時間をかけましたが、
「これは、難行苦行の部類にはいるな」
という感触でした。


反面、そうした強力無比?な通電力により経穴から気を送り続けると、
しんどくは感じたもののたしかに患部の経絡状態に改善の兆しがある。
器具としては施術上でシンプルに使えるものです。
正確に経穴に当てて使うと強い反応がくるが、
短時間でカラダが、ふわっと軽くなる!


日本人の小顔矯正で有名なサロンの店長をしていた人につかってみてもらうと、
「身体に使うのは、同種の器具をすでに用いているから抵抗はないけど、
 お顔に使うのは勇気がいりますね」
といった、体験後の感想をいただけました。


昨日のお客様も、マッサージペンを試しに購入されて使用されておりました。
鍼灸院にいかれており、そちらの治療院で鍼を打たれる経穴の場所に
マッサージペンで刺激を加えてみたそうです。
非常にいいアイデアだなと思います。
ただそちらのお客様は、首筋の特定箇所にマッサージペンを接触させて治療すると
最低設定の電気量の1でも驚きを隠せないほどびくんびくんという反応がでる。
対してこめかみ部分は、それほどまで患部の筋肉が動くこともなく利用できる。
そうした感想を伝えてくれました。


たまたま中国人のこちらの器具を使う治療系のお仕事の方とネットで知り合い
使用感を聞けばエステや美顔で普通にお客様にもつかえてるよと返答がありました。


マッサージペンを通して、
人により、
人種により、
電気的刺激の耐性や抵抗性が異なることが理解できました。



私自身、自分が肩こりや腰のハリ、脚のトラブルがあれば、
マッサージペンは積極的に使ってみようと考えています。
マッサージペンをお客様に使うとどういった反応かは各人により異なりますが、
私が自身の身体に当てて実験した体感上感じた主観を信じて
施術場では日常的に使うことはないでしょう。
ただ強い刺激を経絡へと流す必要が出たときのための「とっておき」として
機器の充電は切らさないように心がけております。

posted by スズキ at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月31日

つらい片頭痛。あなたは手から?足から?または両方?



頭痛には片頭痛と呼ばれる、
頭部の片側が痛みが出る頭痛があります。

手から来る場合の経絡トラブルは三焦経と一部肺経で他の主訴に耳鳴、上腕痛。
足から来る場合の経絡トラブルは胆経と一部胃経で他の主訴に耳鳴、めまい、眼のトラブル。



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教科書的な判断では、
このようなざっくりした判断ができます。

なので片頭痛がひどくって、、、、といわれたときに、
「それは大変ですね〜。。そんなとき(めまい)って、ございますか?または普段のときでも」
とお尋ねします。

お客様から、
「そうそう、めまいがときどきともなうときがあって困っちゃいます」
と聞き出せば、まずは足からの胆経や胃経になんらかの問題があるのかと判断できます。

めまいがあるなら、上腕痛など腕に関わる痛みは感じているかどうかを確認します。
実際は痛みはときに麻痺が進行している方の場合には、
内部炎症がすごくても患部の血行不良で傷まないといわれることがあります。
だから痛みの有り無しの質問は、意外に微妙な追加検査が必要になり即断はできません。
でも一応、訪ねます。
「そうなんです、このライン(三焦経線上)の上腕痛がきびしくって」
このときは、手からの経絡トラブルも同時に内在していると考えられます。

一方、お客様の返答が
「めまいは、まったくないですね」
と聞き出せば、手の三焦経や肺経のみになんらかの問題があると判断できます。


するとシンプルな質問をして回答を得ることで、
どういう経絡タイプの患部にトラブルがあるか様子からうかがえます。

これがぴんときてアプローチして手技をなすかどうかは結果が大違い。

こうした患部の特定ができないままアプローチは効率が悪いのです。
健常な筋組織をリリースしても大きな害はないように思えますが、
部分的な血行が促進されすぎることで不健康な部位への血流が滞ります。
そう考えれば、不要な手はださないようにしたいのです。

同時に問題ない組織部分に貴重な施術時間を費やしては、
必要なトラブル箇所のケアの時間が削られますし、
必要なトラブル箇所の患部は慢性化したら深層部まで凝りが侵入しておりますから。
そうしたところをリリースするには、
多層化した凝りを一層ずつ拭う丁寧な除去手技に多大な時間や労力、集中力が必至。
そういった患部のケアをするための施術者の体力や気力を維持するには、
問題箇所を最初から正確に特定できてリリース部位のマネージメントができている必要があります。


ちなみに、中医学で言うところの虚証の方々の片頭痛はケアが時間も施術回数も大幅にかかります。
対して実証のお客様の片頭痛は、比較的、虚証の半分も手間がかからず状態の維持もしやすい。
これでよほどのことがないかぎりOKですよ〜と声がけがしやすいものです。

ただ片頭痛がひどくてという方の場合、片頭痛と同時に他の主訴もある場合が多く、
しっかりケアなさると、そういったところへも改善が進むこととなるでしょう。
posted by スズキ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月30日

大胸筋の深部のこりは、ときどきつらい体験を強いることとなります。。

一ヶ月ほど前、愛知県の方に住む鍼灸師の友だちから、
(おれは駄目だ、死ぬだろう)
というメッセージが届いた。

そこで病院で検査を受けたら心臓には問題なし。
本人はほんとうに苦しいが、
病院に行っても気のせいだからといわれて帰される。

その方の状態を見たことがある私には、
大胸筋の凝りがトリガー(引き金)で、
心臓疾患を得て苦しんだかのような痛みを感じたのだろうかと考えました。
これは筋膜リリースをするものには教科書的な知識ですが、
他の治療師の先生方では知らない方もおられるのでしょう。

心臓自体は正常でも心臓近くにある別の問題が痛みを作り出し、
それを心臓からでた痛みだと思いこむという仕組みです。

ただそれをその鍼灸師の友だちにいってもちょっとピンとこない感じのようです。
そんな簡単なところでこれほどの苦痛を被るわけないという思いからでしょうか。


大胸筋の硬化は、長時間何か本を読み続けたり、書いたり、パソコンで作業をしながら座っていてもダメージを蓄積する。
ストレス要因としてはそれで永続するため、
気づかぬうちにこうしたトラブルを背負う人がいます。

病院で見ていただいて心臓事態に問題がないということを明らかにしたのちに、
こんなに苦しいのに直していただけないと苦しんだなら、
大胸筋を適切な対処で緩めるような先生のところにいかれるのも一考でしょう。
ちなみに大胸筋の奥に小胸筋があります。
場合により小胸筋まで硬化ありのときは、
こちらも合わせたケアが必須です。

ちなみに大胸筋トラブルの場合、
経絡上の肺経の問題も重なり呼吸のしづらさが同時発生する特徴があります。


そして先週、彼が転居した祝にいくときに、施術をしてきました。
やはり彼には大胸筋のトラブルの認識がつたわらず、
そこの徹底したリリース、しておられなかったので。
すでに慢性化しすぎて大胸筋の付着点の骨化や肋骨の骨膜へと癒着があれば、
ただリリースと言われても教科書的なリリースでは、’
あまり役に立たないばかりではなく、
下手な施術をすれば肋骨部の骨折や大胸筋の筋を痛めるなどの
事故が発生する恐れがあります。
そんな場合は、そうした部位のリリースに長けた先生を頼るべきです。


身体の歪ませグセが強く慢性化した彼には、
いったんカンフル剤的な施術ではあったが、
何をすればいい状態になるのかは体験できたでしょう。
施術後の顔色が、そのことを物語っていたようです。
自己ケアのための参考にしてもらえればと願っております。
(彼には身体の使い方を学ばないと治りが悪いし治らない人だからね、
と以前から伝えて入るのですが^^;
習いに行くにもいい先生が見つからないのかなぁ)
posted by スズキ at 04:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月16日

ギブスのような凝りの影響で萎えていくほんとうだったら使うべき筋肉群、そこをセットで見通せるようになると安定した施術ができるようになります

筋膜が癒着が進む場合、
それは自前のギブスを身にまとって身体を支える役割を担うようになる。
凝りの固定力により骨格の垂直性が乱れて傾斜して倒れた骨の柱が支えやすくなる。

そうなった時点で、どのような状況が内部的に進行しているのか
考察していく必要がある。

たとえば腰痛があってコルセットを巻いて腰を支えると、
腰にある腰部を支える筋肉群がコルセットの支えで働かなくてよくなる。
コルセットは継続的にし続けたら
腰部を支える筋肉群は使われない時間が増えて萎えさせるため、
継続的にコルセットをし続けることで、
自分自身に備わっていた生来の腰を支える機能を失いだす。
だから長期間のコルセット着用は避けて、
本来に備わった自身の腰を支える筋肉群を萎えさせてしまった筋肉を働かせる時期が来たら、
そのタイミングを比較的早々に見計らって自分の腰を支える機能を持つ筋肉群を萎えさせすぎないようにする。
もしそうした自前の腰を支える機能を持った筋肉群が萎えきってしまえば、
すでにそこを動かす習慣は運動神経上失われていく。
改めてそこへ動きを与えるには
意図的に自分に鞭を打つようなリハビリテーションがトレーニングとして長期にわたり必要となるわけです。


この状況は外的に腰に巻くコルセットの場合だけのことではありません。
自分の腰部の一定部位の筋肉をゴリゴリに凝らせるならば、
それが体内に仕込んだ自前のコルセットの役割を果たしています。
自前のコルセットで腰を固定してあれば安定する。
だがそのコルセットのせいで、本来の自前で備えた腰を支える機能を持つ筋肉群は衰退し勢力を失う。
そうした状況が急性で短期間であれば、実際、それほどの問題はなくあとを引かないで済むこともある。
だが自前の体内に仕込んだコルセットが長期にわたり慢性化した場合、
すでにそのコルセットの内側に隠れて使われないままとなった腰を支える機能を持つ筋群は
深刻な虚弱化が進行しているわけです。。

この事実、実態に着眼しておらず、
過度に筋膜リリースをされて腰部の3ヶ月以上も慢性化した腹巻き状の凝りのコルセットが消えたとき、
すでに自前で腰を支える機能を持つ筋群は自力で腰を支える筋力を失っていることがある。
そうなった際、その施術は失敗例となってしまう。
つまり施術者のおこなう他者刺激で無理やり剥ぎ取られたコルセット状の凝りの裏手の虚弱化した腰の筋肉群は、
すでに自分の力では姿勢維持が困難な状態まで萎えている場合があり、
そうであればぎっくり腰状態に陥るリスクさえありうる。

たださりとてそうした自前のコルセットをそのままにしていていいわけではなく、
そんなことをしたらますます腰を本来支えるべき腰部の筋群は虚弱して状況悪化が進行していきます。

なのでこれくらいの自前のコルセット状の腰の凝りを緩める範囲ならば、
あとは姿勢維持の注意を促して本来支えるべき腰部の筋群を使っていく指導をしてそこを無理なく鍛えていただくようにする。
すると徐々に萎えきった腰を支える筋群も働きだして筋肉量が増していく。
それをチェックするには大腰筋を触診して、その筋肉の太さや柔軟性などを見れば手に取るように状況が把握できます。
そうしてその人の本来支えるべき自前の筋肉が育った量に比例して、
慢性化した腰のコルセット状の凝りをカットしていくようリリースの量を見定めて解いていきます。
そうしたリリースの量は全身をみる必要があり、脊椎等の左右差や前後差、重心の偏り、
他のコルセット状の筋との兼ね合いを冷静に把握して、解くべき量のギリギリのラインを判断して解くようにします。
ここでリリースの量が少なすぎればコルセット状の凝りはなまらコルセットが半端に緩んで気持ち悪さがでてしまい、
リリース前以上にさらに自前のコルセットを育てて固めて戻っていってしまう事態に陥ります。
つまり中途半端で着地点をしっかりと設定していない施術では事態を複雑化させていくため、
そうした施術を受けた方の状態を引き継いで施術をしようとすると
これはもう私の手には終えないという場合も散見されるのです。

慢性化した自前のコルセットを脱ごうとするときは、
極めてステップ・バイ・ステップで
本来支えるべき筋群が萎えたものを意図的に使うよう姿勢指導などにより活性させて、
そこの筋力が適切についているかを見抜いていきます。

そして十分にその方の本来支えるべき筋肉群が育ってきたし、
体内に仕込んだコルセットを使わせなくてもやっていかれると伺えたとき。

『これだけ安定した状態まで姿勢が支えることがかなっているなら、
 もう大幅に筋膜リリースをしていっても大丈夫。
 十分に本来使われるべき姿勢維持の筋肉群が育っておりますので』

という、私にとって決まり文句のような言葉が出てまいります。
そして、そうなったとき。
薄氷を踏みわたっていくほどの状態の見極めと即応した施術をほどこす難しさから開放されています。

そうなると、その方の本質的な内奥に隠蔽された強固なコルセット部分に手をだす時期が来たのです。
ただし仙骨部分の上に強固すぎて骨以上の硬度を示す凝りのコルセットとなると、
実際のところ仙腸関節障害が進行して仙腸関節のかみ合わせ異常といえるところで固定されている。
この部分は、腰のコルセットをいれる方々のほぼほぼの割合で、本人も気づかないまま入った凝り。
手を使うだけの手技では一時的な仙腸関節の関節面の乖離を図ることはできるものの、
仙腸関節の関節をずらして固定させる臀筋や脚部や腰部の凝りにより元のずれた状態に引き戻されやすい。
ただこうした重要かつ施術上の事故が起きたときの甚大な被害が発生する部分には、
むやみな強圧は、狙いを明確にして手技の熟練熟達度が高いもの以外は手を出すべきではないでしょう。
私にはそこの部位へのリリースでは、ボウエンテクニックで教えていただいた仙腸関節リリースは
非常に強力に効いて状態変化を瞬時に叶えるものとして重宝させていただいております。
ただしこのボウエンテクニックの仙腸関節リリース法も一時的な変化を起こすだけで終わる人も多々おられる。
それで様々そちらへとリリースを安全かつ効率的効果的に変化を起こす方法を模索していました。

するとここ一週間前後という最近のことですが、スチール製のペン型ワンドをうまく用いることで、
ミリ単位以下の正確な必要ポイントへの強弱方向を与えた仕事がかなうようになり、
いままで不可能であった部位に対してアプローチができるようになった。
施術のやり方としてこういった用法があるんだと、、、自分でやってみて改めて関心します。

これをつかって骨盤上の、特に仙骨と第4第5腰椎の上にできたコルセットが拭われたとき、
この方の仙骨や骨盤ってこんなに小さかったのかと、実態を目の当たりにして驚くことも。
それは骨盤の後ろ側の骨の上に位置するコルセット状の凝りは骨以上の硬さになっていて、
私自身もそこは解いてみなければどこまでが骨でここらへんは筋肉だという仕切りラインが推測さえできない。
そういった部分だからです。

この仙骨の上にできた凝りのコルセットにより、
その凝りに比例し、そのものの広義の呼吸筋全体が萎えています。
だから仙骨のコルセットを外す前に、事前に『呼吸筋、どうやって活性させますか?』などと、
その部分へのお客様の意識を高めていただき、
呼吸の仕方を以前より深めるようなトレーニングをしておいていただけるとありがたいのです。



ここまで仙骨上の凝りがだいぶんリリースが進められた過程に比例して、
後頭骨下にある凝りをほどいてもOKな状態へとたどり着くことができます。

この仙骨と後頭骨が正しい位置にいることができて、
人の骨格は強度が最高となりますし、
絶妙なバランスを自ら操って立つ技量が発揮できる。
posted by スズキ at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月13日

海外製のスチール製ワンドの筋膜リリース利用上の可能性は


つねに自身の用途にふさわしい新たな施術適用するグッズを求めて、
様々なグッズを購入して試用しています。
経絡へのアプローチでも施術が安全で効果的に運用されるには道具に助けらることがあります。
私が昨日の施術で利用させていただいたワンド。
外見はスチール製のボールペンですインクが出るものではありません。
マイナスイオンという電子的なエネルギーを発生させる仕掛けがあり、
そのマイナスイオンを作用する動力源の一つとして経穴にエネルギーを注ぐことができます。
つねにマイナスイオンを発生させる鉱物が粉末状にされているため、
マイナスイオンを周囲に放散させることができます。
ワンドを回転させることで、効果的にマイナスイオンを取り出すこともできます。

マイナスイオンを身体内部の体液をもつ血液やリンパ液、細胞間液等が得ることで、
水分の状態が粘度が低下して流れやすくなるなどの状態の変化がおこるのは興味深い。


このマイナスイオンワンドを入手する前には他のマッサージ用のワンドも入手して試した。
0.1ミリほどの狂いがあれば力が経穴へ気を通して緩めることができないが、
そこは私が骨度と経筋で筋の見立てにより正確に探索して当てるので間違いはないのです。
ですが他のマッサージワンドではありえないほどの即効性ある筋膜上の緩みがあらわれて、
私自身の身体で試用後に事後的な確認を行えば改善状態が長期にわたり保存できている。


私が自作した真鍮を磨いて作った棒と同様の効果が発揮できる。
むしろマイナスイオンをだすワンドのほうが、
皮膚に接触する部位が丸まっていて尖度が低く、あたりがやさしい。
私が自作した真鍮の棒では神経に刺さるような鋭利なツーンとした痛みが体内へビビビッと侵入し、
痛みの具合としてはやわらかいとかやさしいとはいえないこともある。
マイナスイオンワンドのほうは、こうした神経に伝う痛み程度が自作の真鍮棒より弱いのです。
そうした傾向から気が通ったときの不快感が軽減される。
ただマイナスイオンワンドも経穴部にワンドの先端が的確に当たったときには、
触れただけでツーンと体内に鋭い刺激が入ることもあります。
そこは自作の真鍮の棒と同様ですが、
それでも神経づたいに鋭角的に走る刺激は比較すれば少ないですね。
私自身、自作の真鍮の棒を使って自身の経穴に当てるときはおっかなびっくりですが、
マイナスイオンワンドの場合は、精神的にぜんぜん余裕があります。



昨日はこちらのワンドを手に入れることができたことを好機に、
施術で経絡をねらうというより後頭骨および第一頚椎から第三頸椎までが、
深部軽椎骨同士をつなぐ靭帯が水分量が著しく低下し椎間板が萎縮硬化した変質がみうけられます。
ストレートネックに近い状態を患っておられる方や頸部の前後弯曲が極端な方の場合にはよくみられます。
こういった部位はクラニオセイクラルセラピーでつかう後頭骨をリリースするCV4テクニックを使い改善を試みるのが定番です。
このCV4テクニックで、よく溶けるし脳脊髄液の停滞などへも改善を図ることができるため、
徹底的にこのテクニック技術には習熟するよう訓練をし続けて身につけてきました。
ただすでにそのCV4の適用範囲を越した状態まで悪化しておられる方もおられます。
頭部と頚部を結ぶ軟部組織の変質が進みすぎていたようなケースです。
その場合の成果は深部までの改変を促すものまでとはならないため、
CV4テクニックをほどこしても戻りがはやい。
そのためなんらかの他の対処法を探し求めておりました。
そうした部位をリリースするためマイナスイオンワンドをもちいましたら、
事前に起立筋を最適な状態にするよう下準備に3時間かけたこともあり、
頸部の患部のリリースは予想以上にスムースに緩みをえていきました。

備考として考えてほしいことは、
頸部のこの部位の凝りのコルセットは、
急激に外しすぎると残る凝りや再度急性でこさえる凝りで頸動脈を圧迫などが起きる。
すでに理想形での立ち方がコツとして身についた状態だと確認できていなければ、
頚椎周囲の軟部組織の凝りを深く溶きすぎることは危険な行為となります。
ただしこちらのお客様は身体操作上の自学研究をおこなわれておられ、
センスや理解力もよく、
施術前にこのような立ち方が理想ですと手を貸して立たせてみると、
立ちにくそうにはなさっておられるが立てていることが確認できます。
頚椎の垂直軸を捉え後頭骨の位置が安定している。
これができてないで頸部の局所リリースは体調悪化へ転ずる恐れが高く絶対のNGなのです。


施術中の30層以上ある凝りのミルフィーユを優先順位と量とを考慮して、
ミスができないワークですから思考力おび精神力と決断力が必要です。
神経を擦り切らせての結果、だいぶんCV4テクニックではありえなかった成果が現れていた。
上部頸椎部分にこのようなしなやかさがついた状態が維持なさることがあれば、
幾多の自律神経系のトラブルと思えしものも恒常的に拭うことができるでしょう。

別の結果的にそのリリースのときも感じてはいましたが邪気当たりが私の身体の頸部芯に観られ、
こんなカタチでのお客様の施術成果の成功を体験するというのもつらいところ。。
そしてこうした50年越しの慢性化した凝り部分をリリースする場合、
邪気が周囲へと飛び散り私が解かれた患部と同様の位置にひどい緊張が転写され、
苦しい思いをすることがあります。
深層筋部分の癒着部位に感情をともなったような混乱したエネルギーが蓄積しているんですよね。

マイナスイオンワンドを利用してマイナスイオンをリリースエネルギーの源として認められます。
経穴を金属の棒で当てるときは私の気をだしているからよく効くのです。
それがまた共鳴作用からの邪気当たりに苦しむことになりますが、
普通、ただの棒を経穴に当ててもそんなに改善変化するものじゃないのです。
ただマイナスイオンワンドのマイナスイオンエネルギーが作り出す患部への良化改善作用があり、
私のだす気の量を意識的に軽減させました。
それでも真鍮棒以上にお客様の患部はリリースができるという見込みがたってのことです。
私が気を出すときに邪気が私の体内になだれ込むのですが、私がだす気の量を制限したことで、
邪気との共鳴と邪気があった患部との共振作用の当たりが弱くなったようです。
昨夜から今朝にかけて腰背部に入り込んだ邪気をホットアンポで温熱を当てて汗としてださせつつ寝込みました。
それで私の体調は改善することがかないました。
いつもだったらこのような施術では2〜3日できれば寝込みたいほどのものが体内に遺留し続けて苦しむのだが。。。
この点は他の重篤なお客様の対応などでも、芯まで対応しようとすればでてきてしまうことで、
そうしたことへの対応力として可能性を感じました。

以上、マイナスイオンワンド。
まだ被験者が数名であって手探り中なため施術の場でどんどん用いていくというわけではないが、
使いようによっては頼もしい存在となるかもしれません。
posted by スズキ at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月08日

マッサージペン試用後の、(深層筋までパルス波は送られていた)という非常に興味深い成果、


マッサージペン利用、その後。

IMG_20240427_121935~3.jpg
先日、出張試用でマッサージペンを使わせていただいた。
経絡へのアプローチでは、使用前、使用後は子午線上24時間から数日かけて変化が継続します。
一般の方に、その場で治るものがすべてだと勘違いしておられるかたも観られますが、
それは改善の序の口なのです。
十二経絡の気の通り道の中を、
気は一日をかけて決まった時間に決まった軽洛中を順繰りと流れる仕組みとなります。
経絡が調整されるときには、そうした一日または数日をかけて気の通り道が通りづらくなっていた状態を改善され、
気が通されることで状態の改善がはかられます。

つまり、マッサージペンでワークをしたときのリアルタイムにおきた変化についても同様です。

数日した状態を確認して、はじめて実用の度合いが正確に理解できることとなります。

その理由で確認に行きました。


想像以上の筋膜リリース上における変化を感じました。

2日まえの試用施術では、
背中の膀胱経(起立筋群)を主にマッサージペンにより調整し、
他の施術作業はしませんでした。
それにより来ていたのが、左側起立筋群上に位置する膀胱経の一側線、二側線が、
深層筋レベルでゆるゆるにほどけていたのです。

推測ですが、
マッサージペンを使った試用セッション後、
数日をかけて気の流れを停滞させていた膀胱経の経穴ができた場が修正された結果の反映がありました。
マッサージペンを使った試用セッションでは、加圧を筋肉や腱、靭帯へと加えてはおりません。
かといってすでに身体がゆるゆるだったかというとそうではなく、
本人も過度なデスクワークがたたり身体が凝ってだるさが半端ないと訴えていた状態でした。

膀胱経の必要な兪穴をマッサージペンにより刺激を加えることだけでしたが、
ピンポイントで通電しやすい皮膚抵抗の落ちた兪穴の経穴部を正確に狙う。
マッサージペンのパルス波は経穴から体内へと侵入していく。
その電気的なエネルギーをもつ作用により経絡中の気の通りが鈍った部位へとパルス波が届き、
経絡中の気の通り道を通れるように改善する。
それは体内のエネルギーシスト(邪気が一定範囲内に蓄積した部位のこと)にも作用しており、
それも体表や中層の筋膜ばかりではなく、深層筋部分にまでそうしたパルス波は届けられ、
気の通りを悪くした患部の修正をしてくれていたようです。
エネルギーシストと呼ぶ邪気の貯まる層では、その部位に施術者が手をかざしたり接触すると、
不安になるような冷え切った感じや異常な静電気のようなピリピリ感やビリビリ感を感じます。
こうしたエネルギーシストは筋膜の癒着部位に散見されますが、筋肉の多層化する部位では、
表層筋などにすでに強いエネルギーシストがあれば、その奥をみることはむずかしいでしょう。
推測はできますが適切に状態を読むにはいたらず、それゆえにお客様方の多くは、
そこの存在に気づかれていない方が多いようにみうけられます。
そうしたエネルギーシストの部位ですが、マッサージペンのピンポイントなパルス波は、
電気的なエネルギーを持って深層部にも通電しております。
ホットストーンの砭石等の遠赤外線で皮膚表層から注熱をするときには、
熱が届く範囲は3センチから部位の状態により6センチほどといわれており、
電気的なエネルギーにより通電して流れるパルス波はそうしたホットストーンの熱刺激よりも
容易に奥へと影響が届けられることがわかります。

マッサージペンの被検者になられた方の背中の状態は、
幾度か定期的に確認させていただいておりますが、
これほど左側起立筋群の深部までのやわらぎがあらわれた状態は見たことがありませんでした。

私が右手でマッサージペンを持ち、
左手で被験者の腰に手を触れることで被験者の身体内部を通行するパルス波の状態が変化したものが感じられ、
その私の左手が感受した最適な患部の取穴ができたことにより、
成績が大変良好だったのだろうと推測できます。
まさにミリ単位でマッサージペンのペン先を移動させて取穴したわけではなく、
0.2ミリ単位で位置を変えペン先が当たる角度を変えることで、
経絡中を流れるパルス波の変化が別物になる。
0.2ミリ以上ずれがあれば、効かないか効きが大幅に目減りするのが経穴へのアプローチだということが手に伝わる。
また経穴とは、穴という字が当てられていて想像がつくように、
顕微鏡や虫眼鏡でみれば皮膚に穴ができている。
その穴は細い鍼の先ほどで、そこの細さにジャストミートしたときに効果がよく発揮されてみえる。
その穴を含むからOKとかいってアバウトな刺激を加えても
穴の底に点としてあるその経穴の改善スイッチにその刺激が届かないなら効果はないでしょう。
ですので治療用電子パッドを使って治療を行うときには伝導ジェルなどで経穴の穴の奥の部位にまで
通電させるような媒体を塗ることで対応することがあります。
ただ経穴へのパルス波を送る微妙な方向や力加減で効果の変化が感じ取れたことで、
ほんとうに成果をだしたいならどうしたらいいものかを考えることとなりますね。



こうした施術者の最適な場へのパルス波の送波ができることがあれば、
今回、被験者の背中の起立筋群が特段の緩みを得られることもあるのだろうと推測いたします。

正確性の欠いた経穴はここじゃないかといったあやふやなことでは、
こうした成果は半減するもののように考えられます。
経穴ではない皮膚抵抗の高い部分にパルス波を送っても電気的抵抗力が高いため、
そこの健康な皮膚部分でパルス波は跳ね返されて身体のなかには入って行けていないから、
期待した効果もない。
そしてパルス波は抵抗されて跳ね返されたのなら、
身体内部ではさほどのダメージも受けにくいものです。



マッサージペンの使い勝手のよさを引き出せる腕があってのことですが、
だれもが普通にAmazonで手に入る道具でここまで成果がでたのは意外でした。



posted by スズキ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月02日

寝てるのにあくびがでるって、つらいよね 【背中が張ってると眠りが浅いっていうことについて】

昨今、睡眠時間の量や質について助言する方がYouTubeなどで解説する映像を観た記憶があります。
睡眠が人の健康や仕事への能力の発揮等の多方面に関わる影響があることはわかる。


ではこのお客様は【ちゃんと睡眠を取れているか?】

睡眠を取るには様々な要素があります。
心配事などによる心理的影響もあれば、
仕事による睡眠時間帯や長さの不規則さなど、各人の状況は異なるでしょう。

そこは私どもの施術では対処できないところ。
ですができることもあります!

背中の起立筋群が凝りで萎縮していると、
人は睡眠時に有効な休息をとれません。
起立筋群の凝りが重ければ、7時間寝てもすっきりした目覚めがありません。
私どもでは起立筋群の凝りの状態を観て軽重を読み改善を施すことはできます。


それは生き延びてきたご先祖様が体内で作り出した仕組みなのです。
自然界で、ヒグマやイノシシに襲われて起立筋をカチンコチンに緊張させ交感神経が優位に。
捕食動物に出くわしたとき逃げるか・戦うかという急激に力を発揮して対処するときのモードに身体が入ります。
瞳孔は開き、心臓はバクバクで大量の血液を攻防に必要な筋肉に血を送り込みます。
いわば蓄積した生命エネルギーを急速に消費させる状態です。
このときは内臓の消化器の機能は制限されて、
飲食したものを消化吸収できない状態にもある。

必死に逃げるために火事場の馬鹿力を発揮して逃げ切ることができてほっとした瞬間を迎えた。
そこで背中の総毛立った起立筋がいつもの状態へと戻ることができます。

ですが、すでに起立筋群の筋膜の癒着が進み、
脊椎骨の横突起から骨棘と化した靭帯部の異常な凝りが見える慢性の凝りが内在する方は、
起立筋を弛緩させてかまわない環境内にいても、そうはできません。
つねづね交感神経が優位に働き続けるスイッチが入り続けております。

やる気がないわけじゃなくて、安息がなく疲れが蓄積しているのです。
だとすると、仕事中に眠くとしょうがないとかあくびが出ちゃうとか。


こうして交感神経と副交感神経のオンオフのバランスが乱れていると。
副交感神経の深い睡眠を促し維持させる神経経路に
交感神経が優位なら入ることができないため、
睡眠の質が悪くなってしまうのですね。


私どもは、お客様の立位を観たファーストインプレッションで、
そのときの状態を把握しています。
そうした観察からえた情報が正しかったかどうかを確かめるため、
背中の起立筋や椎骨の棘突起を順次つらなりや硬さや温度などから
さらなる詳細チェックするよう触診していきます。

そうすることで、
ひとつの椎骨のずれに多数の病理的傾向を読み取ることができる。
たとえば【全脊椎の作用と性質】という姿勢均整術の本は、
その意味合いでは非常に秀逸なもので目を見張るほどです。
ひとつの椎骨が生命を統合するジグソーパズルの重要なピースであることに気付かされます。
複数の椎骨の位置が問題がでてくれば複合的な自律神経等の問題が内在しています。
そこからとお客様からの主訴をお伺いして兼ね合いを求め、
その回の施術を通しで組み立ててまいります。


骨格上の構造としてテンセグリティといわれる骨組みと軟部組織のつらなりにより、
人体は立体化されています。
構造物としての人体には構造耐力上強固な脊椎の並びにあるかどうかが過大であり、
構造耐力上で重力に負ける部分が慢性的な凝りが入る仕組みがあります。
つまり仙骨から頚椎へと連綿とした脊椎の連なりが構造耐力上の強度を決めており、
強度の強さが逸する脊椎の並びをしていたら、どこに凝りを設けて立っているのか。
それは構造力学上、常時どれほどのニューロン負担が蓄積しているかを分析すれば
見方がわかれば容易に言い当てることができるようになります。



一例的な見方として説明させてください。
下図を御覧ください。

Screenshot_20240502-130303~2.png

頭骨のついたもっとも左図の構造上強度が高い脊椎となります。
それと比較して、脊椎の並びだけが描かれた8体の脊椎を観ていただければ、
それぞれ仙骨を含めた前弯と後弯の湾曲するようすに違いがあることを確認できます。

単純に言えば、8体の並んだ椎骨だけの図のうち、
構造耐力上問題がある箇所を生む7体があり、
それぞれ構造上弱い箇所を凝りで補強するしか立位を維持する手立てがありません。
そうした物理的なものの見方で透視すれば、パターンが見えてくるのです。

ゆえに呼吸器に関わる横隔膜の上下動や胸骨の前後の動きを抑制する椎骨の並びのパターンが有り、
その場合には睡眠が深まると呼吸が浅くなる生理現象が起きますが、
そのときに息苦しさを覚えて反射的に深い脳波で疲れが取れるまでの入眠状態の維持がかなわず目覚めさせてしまう。
それが自然になされてしまって本人は無自覚です。
脳波がもっとも深まるときのわずかな時間に全身の筋肉を緩めるようなホルモンが脳より排出されますが、
結果として、そのホルモンがじゅうぶんに出ることができなくて骨格筋や靭帯など含め全体の軟部組織が
しっかりと緩んだ状態を味わうことができないままという日々が積み重ねられる。

すると十分な時間、寝てるし栄養を摂っている疲れが芯から抜けた気がしないし、
仕事中に気になるほどの眠気やあくびがでてしまう。

私どもは脊椎の並びや他の体表や体内からの情報を汲み取っていくことで
そうした状態なんだろうなと察しつつ施術をさせていただいております。

たまたま昨日のお客様は、
まさにこうした睡眠時状態が脊椎の変位より起きているパターンがあり、
仕事中のあくびや眠気に悩まれていると話していただきました。
脊椎変位の状況は本人もなんだか問題ありだろうと察してくれており、
「ぼくって、いままでのお客さんの中でどんぐらい起立筋が凝ってるの?相当だよね」
と言葉を投げかけていただくほど。
お客様のプライバシーから皆様に詳細はお伝えできませんが、
まさにこの並んだ図のなかの睡眠時状態がきびしい脊椎の前後の弯曲をしておられる。。。
睡眠時状態を得るためのお薬の服用の検討中とのことでしたが、
お客様自身、睡眠時状態を得るお薬には常用性があり、
辞めるときにきつい反応がきてやめられなくなるとご存知だったので思案中とのことでした。
上記に上げたイラストを御覧頂いてどのような問題があるかのポイントをお伝えしました。

左手側にあるような脊椎の並びになると起立筋がいつも緩みやすくなって不要な緊張もしないでいい。
そこにたどり着かれたらいかがでしょうか。

ということで、ぜひ、自宅で自分でもできることとして。
胸椎の肺に関する骨の並びの萎縮と仙骨の後屈部位に緩みを得てほしく、
ソフトタイプのほっとアンカを持っておられるそうだからそちらを利用して、
椎間板周囲の椎骨を並べるときに関係する冷え切った筋・靭帯・腱に熱を注ぐよう、
習慣づけてくださいとお願いをいたしました。

ちょうど左手図以外の脊椎の並びは椎骨を支えるテンセグリティに用いる軟部組織が
ゴム弾性をあまり持たない状態に陥っております。
そうしたものに置いては、ポイントを得て熱を箇所に注ぎ硬化した軟部組織を温めて動きを再生することは欠かせません。

またすでに数十年以上前から蓄積してきた起立筋群の深部まで病が沈殿したものは、
通常の手技療法を主体とした整体や筋膜リリースでは、患部が椎骨と肋骨の隙間の溝の隙間に入り込んでいるため、
効率的な対処ができません。
そこをこちらのお客様は対処可能にするよう新たに私が工夫したやり方を体験していただき、
「鈴木さん、前とはやり方がちがうね」と、
しっかり前回と今回の手技手法の違いを認識しておられる一言をいただきました。
前回の私の手技ではリリースできないエリアまで、今回、リリースできています。

そういった違いをしっかり観てくれて言葉をかけていただける。
うれしいですね〜。
施術者冥利に尽きます。
posted by スズキ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

寝てるのにあくびがでるって、つらいよね 【背中が張ってると眠りが浅いっていうことについて】

昨今、睡眠時間の量や質について助言する方がYouTubeなどで解説する映像を観た記憶があります。
睡眠が人の健康や仕事への能力の発揮等の多方面に関わる影響があることはわかる。


ではこのお客様は【ちゃんと睡眠を取れているか?】

睡眠を取るには様々な要素があります。
心配事などによる心理的影響もあれば、
仕事による睡眠時間帯や長さの不規則さなど、各人の状況は異なるでしょう。

そこは私どもの施術では対処できないところ。
ですができることもあります!

背中の起立筋群が凝りで萎縮していると、
人は睡眠時に有効な休息をとれません。
起立筋群の凝りが重ければ、7時間寝てもすっきりした目覚めがありません。
私どもでは起立筋群の凝りの状態を観て軽重を読み改善を施すことはできます。


それは生き延びてきたご先祖様が体内で作り出した仕組みなのです。
自然界で、ヒグマやイノシシに襲われて起立筋をカチンコチンに緊張させ交感神経が優位に。
捕食動物に出くわしたとき逃げるか・戦うかという急激に力を発揮して対処するときのモードに身体が入ります。
瞳孔は開き、心臓はバクバクで大量の血液を攻防に必要な筋肉に血を送り込みます。
いわば蓄積した生命エネルギーを急速に消費させる状態です。
このときは内臓の消化器の機能は制限されて、
飲食したものを消化吸収できない状態にもある。

必死に逃げるために火事場の馬鹿力を発揮して逃げ切ることができてほっとした瞬間を迎えた。
そこで背中の総毛立った起立筋がいつもの状態へと戻ることができます。

ですが、すでに起立筋群の筋膜の癒着が進み、
脊椎骨の横突起から骨棘と化した靭帯部の異常な凝りが見える慢性の凝りが内在する方は、
起立筋を弛緩させてかまわない環境内にいても、そうはできません。
つねづね交感神経が優位に働き続けるスイッチが入り続けております。

やる気がないわけじゃなくて、安息がなく疲れが蓄積しているのです。
だとすると、仕事中に眠くとしょうがないとかあくびが出ちゃうとか。


こうして交感神経と副交感神経のオンオフのバランスが乱れていると。
副交感神経の深い睡眠を促し維持させる神経経路に
交感神経が優位なら入ることができないため、
睡眠の質が悪くなってしまうのですね。


私どもは、お客様の立位を観たファーストインプレッションで、
そのときの状態を把握しています。
そうした観察からえた情報が正しかったかどうかを確かめるため、
背中の起立筋や椎骨の棘突起を順次つらなりや硬さや温度などから
さらなる詳細チェックするよう触診していきます。

そうすることで、
ひとつの椎骨のずれに多数の病理的傾向を読み取ることができる。
たとえば【全脊椎の作用と性質】という姿勢均整術の本は、
その意味合いでは非常に秀逸なもので目を見張るほどです。
ひとつの椎骨が生命を統合するジグソーパズルの重要なピースであることに気付かされます。
複数の椎骨の位置が問題がでてくれば複合的な自律神経等の問題が内在しています。
そこからとお客様からの主訴をお伺いして兼ね合いを求め、
その回の施術を通しで組み立ててまいります。


骨格上の構造としてテンセグリティといわれる骨組みと軟部組織のつらなりにより、
人体は立体化されています。
構造物としての人体には構造耐力上強固な脊椎の並びにあるかどうかが過大であり、
構造耐力上で重力に負ける部分が慢性的な凝りが入る仕組みがあります。
つまり仙骨から頚椎へと連綿とした脊椎の連なりが構造耐力上の強度を決めており、
強度の強さが逸する脊椎の並びをしていたら、どこに凝りを設けて立っているのか。
それは構造力学上、常時どれほどのニューロン負担が蓄積しているかを分析すれば
見方がわかれば容易に言い当てることができるようになります。



一例的な見方として説明させてください。
下図を御覧ください。

Screenshot_20240502-130303~2.png

頭骨のついたもっとも左図の構造上強度が高い脊椎となります。
それと比較して、脊椎の並びだけが描かれた8体の脊椎を観ていただければ、
それぞれ仙骨を含めた前弯と後弯の湾曲するようすに違いがあることを確認できます。

単純に言えば、8体の並んだ椎骨だけの図のうち、
構造耐力上問題がある箇所を生む7体があり、
それぞれ構造上弱い箇所を凝りで補強するしか立位を維持する手立てがありません。
そうした物理的なものの見方で透視すれば、パターンが見えてくるのです。

ゆえに呼吸器に関わる横隔膜の上下動や胸骨の前後の動きを抑制する椎骨の並びのパターンが有り、
その場合には睡眠が深まると呼吸が浅くなる生理現象が起きますが、
そのときに息苦しさを覚えて反射的に深い脳波で疲れが取れるまでの入眠状態の維持がかなわず目覚めさせてしまう。
それが自然になされてしまって本人は無自覚です。
脳波がもっとも深まるときのわずかな時間に全身の筋肉を緩めるようなホルモンが脳より排出されますが、
結果として、そのホルモンがじゅうぶんに出ることができなくて骨格筋や靭帯など含め全体の軟部組織が
しっかりと緩んだ状態を味わうことができないままという日々が積み重ねられる。

すると十分な時間、寝てるし栄養を摂っている疲れが芯から抜けた気がしないし、
仕事中に気になるほどの眠気やあくびがでてしまう。

私どもは脊椎の並びや他の体表や体内からの情報を汲み取っていくことで
そうした状態なんだろうなと察しつつ施術をさせていただいております。

たまたま昨日のお客様は、
まさにこうした睡眠時状態が脊椎の変位より起きているパターンがあり、
仕事中のあくびや眠気に悩まれていると話していただきました。
脊椎変位の状況は本人もなんだか問題ありだろうと察してくれており、
「ぼくって、いままでのお客さんの中でどんぐらい起立筋が凝ってるの?相当だよね」
と言葉を投げかけていただくほど。
お客様のプライバシーから皆様に詳細はお伝えできませんが、
まさにこの並んだ図のなかの睡眠時状態がきびしい脊椎の前後の弯曲をしておられる。。。
睡眠時状態を得るためのお薬の服用の検討中とのことでしたが、
お客様自身、睡眠時状態を得るお薬には常用性があり、
辞めるときにきつい反応がきてやめられなくなるとご存知だったので思案中とのことでした。
上記に上げたイラストを御覧頂いてどのような問題があるかのポイントをお伝えしました。

左手側にあるような脊椎の並びになると起立筋がいつも緩みやすくなって不要な緊張もしないでいい。
そこにたどり着かれたらいかがでしょうか。

ということで、ぜひ、自宅で自分でもできることとして。
胸椎の肺に関する骨の並びの萎縮と仙骨の後屈部位に緩みを得てほしく、
ソフトタイプのほっとアンカを持っておられるそうだからそちらを利用して、
椎間板周囲の椎骨を並べるときに関係する冷え切った筋・靭帯・腱に熱を注ぐよう、
習慣づけてくださいとお願いをいたしました。

ちょうど左手図以外の脊椎の並びは椎骨を支えるテンセグリティに用いる軟部組織が
ゴム弾性をあまり持たない状態に陥っております。
そうしたものに置いては、ポイントを得て熱を箇所に注ぎ硬化した軟部組織を温めて動きを再生することは欠かせません。

またすでに数十年以上前から蓄積してきた起立筋群の深部まで病が沈殿したものは、
通常の手技療法を主体とした整体や筋膜リリースでは、患部が椎骨と肋骨の隙間の溝の隙間に入り込んでいるため、
効率的な対処ができません。
そこをこちらのお客様は対処可能にするよう新たに私が工夫したやり方を体験していただき、
「鈴木さん、前とはやり方がちがうね」と、
しっかり前回と今回の手技手法の違いを認識しておられる一言をいただきました。
前回の私の手技ではリリースできないエリアまで、今回、リリースできています。

そういった違いをしっかり観てくれて言葉をかけていただける。
うれしいですね〜。
施術者冥利に尽きます。
posted by スズキ at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月28日

経穴位置を正確にとらえるためのマッサージペン

もう、武蔵小山アーケードや他の行楽地では多くの人でにぎわい、
ゴールデンウィークだと実感いたします。

皆様は、いかが過ごされますでしょう。



話が変わりまして。

先日購入した
「Rechargeable Meridian Energy Massage Pen(以下マッサージペンと略す)」

IMG_20240427_121935~3.jpg

使用感として、
最低の電流量でも経穴に正確に当たるとすると、
ビクンッ!と電流が体内へ刺さる。


購入前は、
最低電流量なら刺激は微弱で、
経穴の位置だけが正確に判ればじゅうぶんと期待していた。
だがこれほどの通電の強さなら医療器具として使えそうな衝撃だった。。。
侮っていたし、痛みを甘く見すぎていてかなしい。


ただ経穴を正確に捉えるにはうれしい一品という実感は持てました。
経穴の本を持っている方には、経穴のマッサージペンは必需品。
お持ちになられると勉強した成果が正当に実感できるでしょう。


このペン、軽くて大きさもあって握りやすい。
経穴位置を判明させてから、
電気で刺激をあたえるモードと同時に、
患部またはその周囲部分をテッド部分を用いて圧を容易に書けることができる。

posted by スズキ at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月25日

眼の筋肉は1日に約12万回動き続けます! 肝機能のアップという眼の養生法をなされるとよい方もいますね!

私がよくお参りに行く目黒不動尊に、
目をだいじにしてねという願いから
あらたに慈眼堂が建立されてました。

腕の筋肉は1日に焼く万回動かします。
心臓は約10万回です。
そして目は心臓の動きを超えた約12万回だそうです!

現代は目を酷使することも多いため、
12万回を大幅に上回って目の筋肉を使う人もおられるでしょう。


顔面部分をマッサージするときに、指圧法の定番では、
目の眼輪筋に沿って治療を始めることがあります。
そうすることで顔面で最大に疲労する目の筋肉が癒やされるのです。
または目の付近を通る各経絡には目に影響を与えるものも多く、
目に関する経穴は広い範囲で24穴(書籍「経穴マップ」より)も。
それらをケアすることで眼が休まり、
それだけで人相が変わる人もいるほどです。


あと、他に眼精疲労の原因として知っておくといいことがあります。
肝機能の停滞による眼精疲労が散見されるということです。

目の働きは目の筋肉を激しく動かし続け、
それにともない大量の血液を消費します。
肝臓が血液を必要な臓器や器官に送る機能を備えており、
肝機能が順調で目に十分な血液を送れることが必須です。
それで目の機能が存分に発揮できない場合には、
肝機能の悪化で目に血液を送れないのではと疑うのです。

すると眼精疲労があるとおっしゃるお客様に、
顔面部分の目に関する経穴や筋肉を緩めるだけでは足らず、
肝機能を改善させるような内臓マニピュレーション(手技)を
同時に行うことが必須の方も見受けられるのです。
こうしたときに肝機能の改善を図るならば良好となりますが、
眼精疲労は顔面の目の筋肉の筋疲労だけが問題だと思って、
目を温める道具を当てるだけで改善を図っても一時しのぎ。
じわじわと視力低下の歯止めが効かないままになります。
なのでちょっと急激な視力低下が起きてしまった方は、
肝機能の改善もなさることでしあわせになるケースもあると、
頭の片隅にいれて行動していただければというときがあります。


仕事や生活をするうえで、
一生、目にはお世話になります。
そうした大事な眼の養生法を知って励行し、
眼を酷使しすぎないよう気をつけていきたいですよね。
posted by スズキ at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月19日

Android版アプリ【鍼灸マスター】私の経絡学習の強い味方です。

Android版アプリ【鍼灸マスター】私の経絡学習の強い味方です。

先日、耳鳴軽減を願うお客様がおられ、
その方に経穴についての専門書【経穴マップ】の当該ページを
お見せしてどのような経穴を刺激してほしいかをお伝えしました。
すでにある程度の代謝がある方、筋膜層の動きが良好になっている人、
そのような方は経験的に経穴をもちいた治療がとても効果的なのです。
だったらセルフケアとして、自身で棒状の砭石スティックをもちいて
耳鳴の主治をもつ経穴刺激をしていただくことで良好な結果が期待できるのでは?!

通常は耳鳴について、
耳内部の微細な毛のような振動を捉える組織がダメージを受けたら回復せず、
それで難聴や耳鳴があらわれるようなら対処療法しかないといわれています。
ですが東洋医学ベースで経絡・経穴をもちいて対処することで、
状態が改善なさられるケースが多数あるのも事実なのです。

ただひとつ条件として挙げられるのは、
不正確な経穴の位置をいくら刺激しても効き方が悪いか、
逆に良好な部位が過剰に緩まされて正常なバランスを失うことで悪化もある。
正確な穴位をとらえて、必要回数の刺激をすることが大事なのがわかります。

実際のところ、、、私が耳鳴を改善しようとお考えのお客様に
【経穴マップ】を参照していただきましたが、
2次元のイラストは奥行き感がないため正確な穴位が書き記すのは
専門家しかわからないようなどこどこより何寸の位置といった表現方法。
正確な骨の位置を見て取ることができる骨度法ですから、
そういった予備知識がなければきつい。。。


でも【鍼灸マスター】には、目的の経穴があれば、
その位置をどう取ればいいかが映像で見せてくれるし、
3DーCGで穴位と刺激方法や刺激の深さなどが読み取れ、
筋肉や靭帯や骨格などの表示モードで穴位が表示されて
経穴の位置は観察を助けてくれます。

正直に言えば、先日に紹介いたしました経絡ペン ( https://amzn.to/3Q9hWrV ←Amazonページ) で
【ここ!通電しっかりしてるから、目的経穴だ!】ってわかれば最高。
正確な位置を適切なアプローチをしたときに効くのが経穴アプローチ。
私はそのように考えていますし、そうすることが一般の方も理解して、
ぜひ、いま、ご自宅で自分へ日々経穴アプローチをなさっていただき、
健康維持促進につなげていかれてほしいと願うばかりです。


経穴アプローチはときに1ミリ経穴の位置を取り間違えれば、
効果は別次元。
それはたとえばキーボードで【A】のタイプをしようとしても、
そのとなりの【S】をタイプして【A】がでてこないのはなぜだ?!
というようなことをしているようなものなんですね。。。
几帳面さで経穴をとるようにしていただければ、
時期に経穴ペンの助けがなくても
自分の経穴を圧した感覚で穴位が正確にとれるようにもなってくるでしょう。



そうした几帳面な経穴の位置を理解するには苦労がいるものですが、
それを最大限に助けてくれる医学として経穴位置を示す努力の末にできた
Android版アプリ【鍼灸マスター】

こちらがしばらくしたらアプリが日本語化します。

そのアプリ制作会社から、
日本語化インフォメーション画像掲載の許可が得られたので、画像を掲載しますね。


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正直、私がこちらの画像中の文章をみれば、
ちょっと日本語がぎこちないところはあります。
ですが、以前に、私がアプリ制作会社さんへ、
だいたいの意味が通れば十分だからGoogle翻訳で日本語化をしてみてはいかがでしょうと提案メールを不躾に送りましたら、
私どもは医療を補佐するという使命がありますから誤訳は許されませんといった内容の文章が送り返されました。
それを見て、【おぅ、この会社、責任感が強くてたのもしいな!】とうれしくなりました。

ですから日本語として読んでみて違和感ある言い回しがあったとしても、
経穴アプリとしての価値を高めるような誤訳はないものだろうと期待してやみません。

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私が最近、経絡を筋膜リリースで意識して、
多大な成果を出せてきているのはこちらのアプリのおかげ。

アプリの会員登録で年会費を払ったんですが、
よくつかうアプリなんで、すでに元が取れたような気がします。 ^^
posted by スズキ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月04日

連日に寝汗かくと、ばてますよね〜。 ではなぜ寝汗をかいたのか?漠然とした不安事案から単純な解法を導く力が人にはあります!

施術の案件ではない知人のことで。

数日間から、夜寝るとベッドで寝汗がひどい。
朝起きると、汗がびっしょり。
寝室温度が高いわけではない。
体力を消耗して疲れがピークという方がいました。
日中散歩時にふらつき、めまいを感じるといいます。


脈を診ると、
リズム、血流量は問題なし。
ですが脈の位置が浮きすぎております。
陽の気が激しく巡る様子がみうけられます。
脈管が浮いて気が過剰に外に漏れ出つづけています。

他の状況判断できる情報をいただくと、
夜間にわたり仕事が重なったことと
ホルモンバランスの失調も手伝った、
自律神経系の乱れからきたもののようです。

仕事ストレスが高まったため無理してると自覚はある。
それで体調を崩すのは道理とわかっていても、
やむにやまれずということもあるでしょう。。。
そうしてムリをしたからしかたがないと冷静になれば、
そうなった本人も中医学の心得を持つ人ですので解法もご存知。
でも不調になれば慌ててしまい冷静ではいられませんからね〜。


中医学では、こうした寝汗を【盗汗(とうかん)】と呼び、
寝るときに体内の津液が汗として気とともに漏れ出ています。
過剰な寝汗は血液内部の水分量をも抜き取り減らすことに。
寝汗で津液を固摂できない日が継続したら、たいへんです。
体内が干上がって、干からびた状態へ移行し始めます。
現在は体力があることで実症の脈が浮くに留まるが、
体内の津液の減額がすぎれば脈が沈み込む。
脈の沈みが見えた虚症があらわれると、
明らかに回復には時間がかかります。


体調を悪化させている原因のひとつ。
寝るときに身体を締め付ける下着や姿勢矯正ウェアは
体内の気血の流動を妨げてよくないことを知りつつも、
自発的に姿勢矯正ウエアを着て寝てたことに気づく。
締め付けるウェアを着ると睡眠時という静かな呼吸を妨げます。
睡眠時は締め付ける着物はご法度です!!


対処法としてベッドで寝ずに、
自宅にあるハンモックで寝ました。
ハンモックは、身体をハンモックの布で左右から包み込み、
背中の中心の軸を自然に取り戻させてくれます。
この作用は姿勢矯正ウエアのような締付けがなく、
自重で身体が自然にハンモックの最下部に密着することで
安定したくつろげるまま背骨が中心に整えられるようです。

翌朝にメールで体調を聞けば、
寝汗で困ることもなくすっきりした目覚めとのこと。✨



このように過労とちょっとした気づかぬ身体の締付けなど、
組み合わさるだけでも、
病の進行はステージをあげていきます。
ですが早々に適切な対策を打てば改善し
笑い話になるでしょう。



自分の過去から現在の状態を観察できていれば、
その気づきを持って適切な対処することができます。
現在の状態を知るだけでは正確性が欠けますから、
不調が生じる前の状況を思い起こすことがポイント。
現場検証と呼びますが、
身体がずれたとか歪んだとかで、
物理的な対処では問題は残ります。
そちらを調整すればすべて問題なくなるかといえば、
そういった考えは浅いと言えるでしょう。

そしてこうしたときに自分の状態や状況の話を
冷静に聞いてくれる人がいて、
その人に向けて話をしていると。
話をしている本人自身が冷静になります。
そうなるったところで、
自分が持っている知恵や知識が活用可能となる。
それは施術の知識や医学的知識があればあるなりの解答がでてきます。
もちろん一般の方でも十分に自分を理解ができた瞬間に
賢明な対処法が自動的に導き出されることがあります。


いい先生と呼ばれる人の多くは、
こうした話の聞き役が自分事のように
関心を持ってうなずいて、
「他には?」とか「それって具体的には?」とか、
「興味深いね、もうちょっとそこ教えて」とか、、、
話者の思考を深めるサポートをしていると思います。


そうする過程で話者は、
自分が得た不調が他人から押し付けられた他人事ではなく、
自分が生み出した自分事と思えてきます。
そのように受け止めたとき、
その人は同じミスを繰り返すことはしなくなるでしょう。
posted by スズキ at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月31日

Android版経絡・経穴アプリ [鍼灸マスター]が日本語化が決まったそうで、乞うご期待!!との連絡

私のブログ画像に、たびたび使わせていただいている
経絡勉強の武器【鍼灸マスター】というAndroidアプリ。

【鍼灸マスター
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vesal.jlsx.international

(※ 年会費を支払い更新する有料アプリ。登録前の試用は機能制限あり)
現在、急ピッチでバージョンアップが進み、勢いのあるアプリ。
日本の鍼灸師の先生や鍼灸専門学校や他の東洋医学系の学校で、
情報の正確さによる信頼性の高さで認知が進んできていますね。



経絡と経穴の位置が正確に3D人体表記されています。
3D人体像は、皮膚、筋肉・軟部組織、神経、動脈管、静脈、臓器、骨格だけなど、
表示モードをアクティブに変更可能です。
それにより
経絡がどこで臓腑とつながり、どの筋肉中を走行するか、
経穴がどの筋肉や靭帯等に関係するトラブルであるか、
など見た目で理解できる。



そんなアプリですが、ネックがありました。
表記言語選択の制限です。
ただそうしたネックも解消へ向けた開発が進行しているようです。

いままで【鍼灸マスターアプリ】は、
かつては<簡体字>と<英語>のみをサポートしていたが、
ベータ版ではZh hK:<繁体字>追加してくれました。
<繁体字>は、概ね日本で使われている漢字表記ですので、
これにより経絡や経穴の和書を読むときにストレスなく理解できます。
[言語選択]ボタンから<Zh hK>を選択していただければOKです。


GridArt_20240331_120604272~2.jpg
[画像サンプル]
後頭部を通る督脈部分の<繁体字><簡体字>それぞれの
サンプル画像を載せておきますね。
たとえば画像中でもっとも上にある経穴の<後頂>を比べると、
繁体字>[後頂]と読めますが、
簡体字>では後頂の頂はなんとなく読めても<後>は読めませんね
そういった具合で<簡体字>はすんなりとは読めないため
読み慣れればわかってきますが、それまでは相当なストレスが掛かります。


そしてアプリ開発会社より、
今回、日本語サポートの企画が通ったので、完成までおまちください』
とのお知らせをいただきました!!!

経穴の主治等の解説は、
中医学用語を学んでなければ意味が理解できない言葉が多々あるため
日本語化されても一般の方がすんなり理解できるものではありません。
<繁体字>での言語表記ができれば、中医学を学んでいる先生ならば、
ほとんど意味がわかるものでしょう。
私も、そのような感想を持っております。
それでも要所の文章で日本語として意味内容がすんなり語られるなら、
そのほうが馴染みやすく感じるものでしょう。


他の中国企業の経絡経穴アプリでは、
いまのところ日本語表記をしてくれるところはありませんから、
その点においても、東洋医学系の学習をする日本人にはすばらしく役立つアプリとお勧めできます。
posted by スズキ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月28日

身体的不良状態がはっきりとわかる!そうなると改善手段の評価ができるようになります


医者の不養生。
そういった言葉を聞くことは少なくはない。

施術者も、医者ではありませんが自分を過信することで、
気がつけば取り返しがつかない状態に陥る人も少なくありません。
冷静にお客様の身体を見つめる眼で自分の身体も眺める必要があります。


中医学の四診(望診、聞診、切診、問診)のような4つの診断法を勉強していくと、
自分の状態をみることでそれぞれの診断法の勉強を進めることになります。

たとえば数年前に本格的に中医学診断法を勉強し始めていたとき。

『今日は脈が乱れてるな〜、脈が飛んだぞ!舌を見ると地図状舌じゃないか』
そんなことを脈診講座中に講師に指摘されていた。
私の母の看護を経て体調を大きく崩していたから。
それから自分の脈を診て舌を診ることなどを習慣とした。

一般的にも体調が良ければ、
肌の艶がいいとか声がスムースに出せる。
そんなことでなんとなくよさそうだなとわかります。

四診は、なんとなくという曖昧さはありません。
客観視して病的状態を表象から読み取ることができ
体調の良し悪しは、まさにそこに描かれていました。
明らかに体調不良へと向いていけば脈状や舌の状況が芳しくない。

私自身、以前も施術に根を詰めて体調不良に陥ったことは何度もありました。
生きた心地もしない状況で、年単位での休業を繰り返しもしました。
でもそうした状態に陥っていたときに、病院での検査をお願いしても、
まだ症状としてなにかが現れている前の状態。
中医学的に申せば『未病』という健と病気の移行期だったようです。

私がシバリンガムを使うと身体が持たないといいつづけていたのは、
身体が疲れが抜けにくいという主観的な状態で感じたことではなく
自身を四診で健康状態を読むことで、
明らかに病が内部へと進行していく様子がみえていたわけです。
それで、シバリンガムはほどほどにしていかないと『死ぬな』と。
そのような状態に陥る危険な脈が現れてきて、
今年の一月から二月半ばまでは施術をやすみ、
自学自習とさせていただいたところがあります。

冬の脈は、一般的に沈脈に傾くのです。
沈脈とは、血流が滞り感がでてきて皮膚の近くに脈管があらず、
いつもより深い位置まで沈み込んで感じられる脈のことです。
ですが冬の時期は、気候が外気の寒さより血流は停滞し陰に。
そうなると自然に沈脈となるわけです。
ですから沈脈となっていても、この時期ではさほど問題なく、
気候のせいだねということに落ち着くのです。
ですが冬の今頃に浮脈といい、脈管が皮膚近くにまで
浮き上がってきてしまうときには要注意です。
多少、脈も飛び始める状態へと悪化傾向へ進行します。
これもひとつの四診でわかる問題ありの表象です。

そういったことがシバリンガムを使うことで現れます。
・・・でも、驚異的に筋膜リリースがかないます。
いままでは取り拭うことが一切不可能であった
本質に関わる範囲へまでアプローチが進みます。
それもあって、ついついシバリンガムは、
極力使わないようにしますとブログで書きました。
ですが自他ともにそれを宣言して歯止めをかけようとしたものの、
患部を目の前にしたら、ついにそれに呼ばれて、
がしがしとシバリンガムが大活躍していました。


そして今週のこと。
みごとに予約が入らなくて身体を休められました。
ほっとするところですが、
ですがただ横になるだけでは
身体の芯に潜り込む病には改善はみられないまま。
こうした体休めのための時期は
必要だから用意された貴重な時間であり、
偶然ではないと考えています。



それで昨日、今日、
スマーティという遠赤外線サウナに長時間入浴。
昨日の夜中に4時間30分。
それなりに身体は柔らかくなり、
芯にできていた首根っこの凝りが表出してきた。
ただ凝りが汗の出を大幅に止めてしまう状態で、
汗が出たときのためのタオルが少し濡れただけ。
固くなりすぎた凝り部分に血流が戻ると起きる
むち打ちのような痛みを覚える。

これで25%ほど、現場を改善へ進められた。
身体的には動けるようには、一応なったわけ。
ただこれで留まるのでよいのかどうか?
75%の不調が身体の歪曲体にのこり、
気血津液の動きを悪化させているもの。

こうした歪曲体をよく改善できないか?


【[命題]シバリンガムで壊した身体だから、
シバリンガムで直せないか?】
という発想で工夫をこらしてみました。

スマーティ(遠赤外線ドーム型サウナ)に入るとき、
硬質のブロックテクニックで使うブロックとして
シバリンガムを代用として利用してみよう。
そう、ひらめいたのです。
カイロプラクティックで使うブロックテクニックは、
くさび形です。
自動車を坂道に止めるときにつかう▲のような形状。
平たい面で固定され安定している。
それが一般的なブロックテクニックにつかう道具です。
それを小さいアメリカンフットボールのボールのような
シバリンガムを6個を使い、身体の下に敷き、
身体を精密に歪曲体を読み込んで、
身体の左右差や上下差を微調整する場に設置して乗る。
本日の午前中の時間(4時間30分)。

シバリンガム(楕円の球体)の上に揺られることで、
筋膜の乱れた並びを効率よく修正を掛けることができる。
そして遠赤外線で身体が和らぐ作用を加えることにより、
筋膜の並びの異常を整地するエネルギーは想像以上です。
デイビスの法則でいう筋膜の理想の並びに戻してくれる。


もともとシバリンガムの垂直補正作用も
スマーティの熱エネルギーによる刺激作用も、
人体の軟部組織の異常を取り除く作用は強力です。
筋膜リリースの理論技術体系で組み合わせ使うことで、
固定概念を壊すことにも繋がりました。


結果、
消化器の影響を示す舌は数十分で絵が変わるものではなく
状態はまだ問題ありの現状を示しているものの、
脈の状態は、一気に改善を示していたのが印象的。
危険な浮脈から『理想の平脈』にすんなり移行し、
まるで毒気がすっかり抜かれてしまったようです。
今晩、もうちょっとスマーティとシバリンガムに
お世話になり消化器のコンディションを改善してみます。


(身体の歪みの状態を把握して修正位置や方向を決め、
 仕上がりの理想形に近づけていくのですが、
 そこには日ごろの施術で培った見立てが効いてます。
 適当にやっても少しは効くかもしれませんが、
 ポイントが、まずは身体の前後屈を修正して、
 次に左右屈に移行します。
 仰向けのときは膝裏に左右ともシバリンガムを入れ、
 膀胱経の経穴『委陽・委中』を刺激するとよい。
 各経絡の流れを改善するようプログラムを組む。
 静的なセルフマイオファッシャルリリースとして、
 独自のやり方で面白い成果がだせたと思います)



 うちではスマーティが常設じゃないので、
 お客様への提供は考えていませんが、
 エステサロンならお客様への提供することが
 できるんじゃなかろうか?


それにしても、
四診で自前の自己診断ができる能力のお陰で、
自分なら大丈夫といい加減な過信することの、
不養生の歯止めが効くようになった。
同時に変化の良否を落ち着いて調べ、
進むべき道が判断できる。

四診がないまま身体へのアプローチをしても、
内科的に前後の評価ができませんものね。

ほんとうに助かります。^^;
posted by スズキ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月26日

短期間で効率よく身体の状態を変えることの功罪とは?


『コスパ抜群!!』

いままで自己所有の本をPDF化したものを、
より大きな画面で参照したくて
最近12インチタブレットの購入を考えてます。
11インチタブレットを使っているので、
わずか1インチ(3センチ)サイズアップするだけ。
でもスキャンでかすれた文字を読むとき、
ピンチインして拡大視する手間を軽減したい。。
そうした点でディスプレイの大きさは有利に働きますから。

ですがIpadは高価過ぎと考えて、
中華タブレットにならざるを得ない。
それも『コスパ抜群!!』を見定めようと躍起になります。
この言葉や印象に魅力され飛びつきます。
この高い性能でこの安さは驚異的なお買い得!!
そうした機種を目指して多機種の中から購入検討をしている最中です。
(12インチタブレット Headwolf HPad6 を検討中です )



こんな風にタブレット購入のときには考える私ですが、
自身や人の人格た形成されたり発達のいしずえに対しては、
安・近・短的な直近のコスパ抜群重視の考えは異なります。

それはどういうことかと申しますと、


ネガティブな悩みや問題は切り捨てを図ればいいのか?
悩みでさえ、それを時間をかけて無理なく経験し乗り越えたときには『生きる妙薬』となる。
自分のこころを滋養する役割を持つと気付かされることでしょう。

問題の表面だけを削り取ってよしとすることは
真実から眼をそむけ続ける援助になるでしょう。
ただ昨今は、安・近・短の風潮がもてはやされ、
それをコスパ抜群と歓喜して飛びつく人もいる。
そんな促成栽培のように育てられてしまえば、
人格の奥行きを醸造し生の豊かさを味わうだろうか?


そういった雰囲気の内容が、
いま、私が読んでいる本、
『ユング的悩み解消術』(著者:老松克博)の冒頭に語られていました。

悩みをさっさと消すやり方を熟知しておられるにもかかわらず、
そちらは意図して禁じ手として封印する。
そうして悩み解消を安直にしないように
深層心理のカウンセリングではなさるらしい。

さっさと悩みを消す方法を知っていたら、
それを喉から手が出るほどしてほしい人が目の前にいる。
それを使ったらクライアントの人格形成や発達の邪魔立てとなる。
多少の人格形成が阻害されてもすぐに楽になれば、
そうなされたことには気づかないクライアントは、
それを名医と呼ぶ可能性があります。
クライアントが悩みを咀嚼して前進する経験を得て成長発達する姿を見守るなら、
役立たずの医者だとののしられるおそれもあり、
プライドの高い人であればその視線や言動に耐えることはつらいことでしょう。
医療とはそんな単純に感情をぶれるようなことなどありえないと言われそうですが、
もしも仮に私がそうした医師の立場であればかなりなストレスにもなるでしょう。


自身の親子関係、配偶者、子どもとの関係などの人間関係の悩み。
そして愛するものとの死別による悲しみからくる悩ましき葛藤も。
自分が経験している言葉により語られない悩みや苦しみは、
無意識の層で自身を主張し続けて心的エネルギーを削ぎ続けます。
そうしたふわふわとかどろどろしたものから眼をそむけ続けると、
(シャーマンズボディ)という書では自らの心身へ病をもたらすきっかけとなるとも語られています。
つまり時間をかけて悩みを分析してみてどうそれを捉えるべきかと腑に落ちる回答が得られるまで
無意識下の潜在意識領域では、そうした向き合い方をしなさいと訴え続けるようで、
そこにかなりの心的エネルギーを消費し続けてしまうようなのです。
簡易的な安直な安・近・短での悩み解消術を使えば、
問題になる火種が内側にくすぶったまま。
それを見出して消す機会を奪い、
やがて心身の統合への災となるものとなるのでしょう。



事態の緊急性などが深刻であれば、
こうも言っていられないこともあります。
どういった場合でも、時間をかけて適切に悩みを妙薬に変えるよう取り組むのは難しい。

ただ、そうした場合を除けば、
時間をかけて階段を自力で登りステージを高めた人のほうが、
人間味や深みのある人になるような気がいたします。
ただしこうした悩みをやみくもにみつめただけでは
いくら時間をかけても解消へと向かうことなく迷走します。
そうならないように、要所要所で自身だけでは気づきにくい自己のこころの状態を
ユング派カウンセリングでは絵画療法をもちいることで、
クライアントが絵に描き表現した世界をもって自己を客観的にみる機会をあたえ、
そうした具体的な事象の振り返りから気づきと、今後の伸びていきたい先を示すのでしょう。
頭の中の無意識下でもんもんとし高速に浮き沈みし続ける感情の渦を外に描いて、
それを客観的に見つめたらどういったように感じますか?
そして、もうすこしこれがよくなるにはどうすればいい?
そのようにクライアント自身が思考を深める助けとなる言葉がけをするのでしょう。
自問自答の答えのなかに、自身にふさわしい回答があれば、
繰り返された自動思考の渦から脱出ができるでしょう。
そうした問題解決の経験が学習されたことで、
他の問題が起きても同様な過程をとることができます。
そうすることにより生き抜く術の獲得の手助けをする。

おおよそそういったことがカウンセリングでは行われているのでしょうか。。

私自身はそういった本を読むだけで、
そういったカウンセリングやワークショップ等を受けてはいないため
体験的な肌感覚で(あっ!!こうすればいいんじゃないか!)という、
ひらめきアハ体験を持ってないのが残念です。。


実際にこうした昨今の安・近・短で即結果や成果が得られないやり方が、
心的エネルギーのロスの軽減や解消を生み、
それが心身の一如の相関した連動から身体エネルギーのロスをも軽減させることにもなります。
こういった実践は、整体師が持つような解剖生理学や経絡の乱れの調整の技術を知らなくとも、
自身で積極的に取り組むことで有限の身体エネルギーをフル活用させる取り組みにもなります。
そしてこれは実際に身体のなかを循環する気の流れの停滞を改善し、
身体を楽に感じさせ若返らせることへつながるでしょう。

メンタルヘルスは、身体の緊張を手放す手伝いとなり、
身体の無意識下で凝りを作る反射を差し止めます。
それは緊張性筋膜炎といわれるようなものですが、
そうなさると腰痛や肩こりなど、
嘘のように消えちゃうことがあります。
そういった様子は、私自身が受けたカウンセリングじゃないんですが、
コーチングスクールの講師のお一人が実際になさっていたカウンセリング&コーチングのセッションを見て、
鮮やかにその場で変わっていく姿は観察させていただいたことがあります。
そのときのクライアント役の方の姿勢の上半身のこわばりが消えて表情筋が穏やかになり緩みだした様子に、
筋緊張を起こしつづける心理的作用に呪縛された緊張性筋膜の状態が瞬時に見えなくなりました。
まさにマジックを見たように興奮したことを覚えています。
カウンセラーなら安・近・短の用法も知っておられるため、
そうしたやり方の一つかと思いますし、
その後の継続的なセッションを必要と思います。
ですがたぶんこうした解消体験を身を以て感じてからのほうが、
その後の内部の膿をだすようなつらい体験も乗り切れるような気が私はしています。
だれもが自分の内側に特有の改善をしたい課題を持つものです。
ひとつを乗り越えると、また新たなものがでてくることの繰り返しで修練を積み、
そうした深層心理との対話を通した過程を得て豊かな人格が形成されるものなのでしょう。
(『シャーマンンズボディ』という本ではそんなことが書かれていたようです。By Eさん談^^)




ここからはまったくの余談ですが。。。
心身のこころ(心)のほうは、こういう感じで絵を描きますが、
心身の身体(身)のほうで私自身も独自の絵を描いて施術に取り組みます。


まずは現場の状態を徹底的に観察します。
この時点で曇りがちなバイアスが掛かっていればそれの排除が必須です。
そしてそこから得たデータから、理解した点を描いてみて、
現状の身体と比較してみる。
それらは全身をくまなく見た像です。
一旦は部分に分けて観察し、それを全体に統合してガシャポンとつなげ、
そうしてみて直視するとざっと全身像を見立てたときとは異なるような、
表面の身体組織にだけ偏った情報の獲得を避けることができます。
深部の特徴的な凝りやそれによる変位の起こりがある姿が浮かび上がるのです。
そのうえで本来のその方の理想形の人体像を推測して描いた絵とも比較します。
そうした数枚の絵が私の脳内で描かれてから施術の手技を施していきます。

そうした落とし所を事前に想定したうえで施術をすることにより、
最終的な全体の調和した仕上げにつなげることができるのですが。

いまだに、

現状で身体が安定しない方の場合には100%セーフティな仕上げです。
それは人により過剰な変化は治療ではなく破壊になるだけです。
早い変化を期待なさるお客様に、そこは理解していただけるよう、
丁寧に説明と説得をする時期です。
そうした方も、施術を続ける過程で安定していきます。


するとお客様ごとの身体という道具を活かすべき背景があり、
このお客様なら、
このようになっていただければうれしいという私の自我が強くなると、
落とし所を踏み外してしまうことがあります。

そうしたことは慎むようにしてセーフティな仕上げにするべきだと思うようなこの頃です。




posted by スズキ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月23日

風邪のひき始めに施術と松葉ジュースは、いかが?

最近の気候では2月が暖かく、3月が寒い。
それで例年よりソメイヨシノの桜の開花が遅れています。
例年にない変な気候が災いして、
免疫力が低下して体温調整がうまくいかない。
それによる風邪などの体調不良を感じる方が多くなってます。



一昨日前、私の知人宅にいくと、
風邪気味で喉が痛いと訴えておられました。

経絡へのアプローチで軽減できないか?
ということになりました。

私が施術道具を置いている同業者のお宅で、
もしかしたら(胃経かな?)と感じられて。
本人談から、どうやらお腹の胃の調子もいまひとつだといい、
胃内停水状態が離れたところからも耳にすることができました。
それで広く胃経を刺激するも、喉の変化は感じられないようです。
次に(大腸経、三焦経かな?)と喉の該当する不調箇所にかぶる経絡を、
観ていきました。
Screenshot_20240323-112537~2.png

咽頭炎のような症状には(肺経、小腸経)
特に肺経のトラブルで起きることが多いのは存じ上げています。
通常なら肺経が優先順位としてトップに挙げるべきですが、
ひとまず経絡が通る線上からみて、どのようなことがあるのか?
そうした視点で観察する機会として、知人に活躍していただきました。

結果として手をよく使って仕事をしていたため大腸経ラインに硬さがあり、
そこからの影響が高いことが前腕の大腸経ラインのリリースによる改善と、
一部三焦経のライン上のリリースで、
そちらへの関係がある症状だったことを読み解くことができました。

ただ残念ながらそれだけではまだ、喉の不調感は半減した程度のようです。

そこで五葉松という生の松葉を持っており、
そちらを粉砕機で粉砕し松葉ジュースを作り飲用してみました。
(五葉松の松葉ジュースは黒松と異なり飲みやすいんですね)
松葉は昨今、健康食として注目されており、
お茶としても売られてます。
ですが個人的には鮮度がいい生命力が満ちたハーブのほうが、
接種後に身体の滋養が高いことをしっておりますので、
このたびのような生の松葉があったことは幸運でした。

作りたての松葉ジュースをいただいた直後に、喉の不調がほぼ、ゼロ!!

大腸経上の強固な凝りへの施術と
五葉松の松葉ジュースのフラボノイドによる除菌殺菌力のコラボです。
知人はその後に数時間、睡眠を取られすっかり元気に復活できました。

こういった合わせ技による連携したケアの方法もあるんだなって、
いい勉強になりました。

posted by スズキ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする