2023年12月04日
肩のなかの圧倒的な癒合状態への施術法について。
以下、昨日、だいぶん多くの施術工程で『左肩状態の改善』が進みました。
私としては嬉しく感じ、文章的に長々となってしまいました。
申し訳ありません!! mm
脇の下の表層筋、中層筋が問題がある場合。
それはいくつか、具体的なデメリットがでてきます。
ひとつは当然のようですが、
左首や肩や肩甲骨周囲のコリや張りや緊張からの可動制限です。
運動器としての使い勝手が悪くなるんですね。
斜角筋から伸びる部位からも硬化が認められれば、
手へつながる血管が圧迫されて血行が悪くなってきます。
左の鎖骨角という全身のリンパを流し切る砦のリンパ節の詰まり、
それから来る免疫系のトラブル。
あとは数十年来の慢性的な脇下の状態悪化があれば、
深層筋の状態悪化が進行し上部肋骨筋膜への癒着が癒合レベルへ達することも。
そうなると左胸郭内部の肺や心臓、胸腺などにも悪影響が生じるようです。
特に心臓部に影響が達したときの不利益は、最後の砦の崖っぷち状況です。
このような場合、直接圧を選択しなければ、骨以上の硬さに至った脇下の筋肉を揺り動かすことはできません。
それはすでに硬度計で計測すると強化プラスチックほどの硬さに達したものが病理的な沈着をしておりますから、
通常の整体院やマッサージでなされる『施術はやりすぎてはだめ』で止めたならば、
その方の肩は悪化の進行さえ止めることはできないようです。
ただ、直接圧だけでは、この病状といえるほどの肋間筋や肩甲骨関連筋肉群といった神経に激烈な痛みを強いることになります。
そうした痛みがでるぎりぎりまでは直接圧で、だましだまし解いていくことができなければ、
すでににっちもさっちもいかない方もおられるのです。
状態として御本人が自身の状態を感じている以上に問題ありな状態に陥っている場合です。
そのようすの方々の場合、胸椎部位の変位を追求すると、
他の脇下の深層の問題までいたっていない方とは異なるパターンを発見することができます。
臨床で同様な困り事をお持ちになられるお客様の身体の観察を丁寧にしていけば、
このパターンはみつけることができます。
昨日と一昨日前の施術をさせていただいたお客様が、まさにそうした状況でありました。
そして長い期間はかかりましたが、慎重かつ大胆に直接圧をぎりぎりまで巧みに使って、
肩以外の全体をしあげてまいり、どうにか肩内部の肋骨や肩甲骨や上腕骨や鎖骨などの筋膜に沈着した腱や靭帯の骨化癒合の周辺からリリースをかなえることができたようです。
ただこうした骨の間際の骨膜に密着した癒合は直接圧は死ぬほどの激痛になりますから、
そこの路は進んではならないわけです。
わずか数ミリ、この部位を触っても、骨膜はセンシティブなセンサーとして最強の痛みをもたらすもののため、
一生涯のトラウマをそこで植え付ける結果となる。
そこに陥れば、以降、その部位にアプローチを受けると敏感になり本能的防衛反応が起きて、
どのようなソフトな刺激さえも受け付けられなくなりますから、そこに注意を払う必要が出てきます。
そのため直接圧との連携で別の手技法でのアプローチ法を模索し、
研究に取り組んできました。
半年くらい前に衝撃的にこれをつかえばいいと着眼していたやり方を着眼し、
その用法を独自に数十に及ぶ筋肉をひとつひとつ分けてゆるめていくことで、
最終的に肩の深部筋群のすべての状態を改善するというやり方まで
昇華できるよう手技を訓練し続けました。
一手の手技を使い一本の筋肉の癒着が剥がれれば、その筋肉群のバランスががらっと変化します。
その時点ではバランスの落とし所が狂い続けている状態で統合まではいきません。
変化した状態を細部と全体を改めて観察しきって、次の一手の一本の癒合した筋肉にアプローチ。
その手順を30パターンほど入れ込んだ、複雑な手技だから施術を受けている方は
なんかいろんなことをしているけど、なにしてるんだろう?っていう感じでしょう。
ちょっと揺すっていきますね〜を、全身に渡る注点を設置していき、
ひとつづつの注点のブロックを解除させていきます。
そこでは肩の問題ある部位の同側か異なる側の股関節が、
本人が認識しておられないものですが、
非常につなぎが悪くなっている傾向があります。
この部位が先行して、きっちりきっちりと綿密につなげることで、
肩関節部位の癒合をリセットしてリバランスが構築できるのです。
この手順には木製かっさのてこを使ったところを思いついたとき、
きっちりとした最終的落とし所に大胆かつ繊細にハマリコミます。
そして昨日と一昨日前のお客様。
胸椎の歪みの改善とかかと部分へのグラウディングの状況から安定を読み、
ついにこの問題部位に気づき部位について適切なアプローチ法を発見できるまで猛勉強し続けた30年と
着眼してから半年綿密な研究し続けて完成した手技に着手する段階にきました。
(お客様の身体操作や生活を律する意識の高さとシバリンガムをつかったリリース回数を積むことの成果かと感じます)
結果、すっきりとうまくしあがりました。 ^^
大本の問題部分のリリースがおこり、肩関節のローテーターがすっきりと正常化。
いい感じですよね。
そうした施術法をなした下地をもうちょっと詳細にレポートさせていただきます。
実際は深層筋の癒着が剥がれてはおりますが、
すでに骨化した部位にまで血流が行き届きだせば、
その部分が軟部組織に移り変わろうと変化する過程で動きが悪くなります。
絶妙な肩甲骨と肘を意識した腕の使い方ができていれば、
そこは容易に乗り越えられるのですが、
実際は脳が数十年以上左肩を動かしてきたパターンが左肩の新たな動きを徹底的にすることを妨げます。
そことの戦いがでてくるんです。
そこについて指導の徹底がないようですと、
肩の変位の大幅な揺れは、首や頭部の位置や新たなコリ部位を作りだすため、
脳への血流を阻害させる頸動脈圧迫が予想されます。
それにより上部の実が過ぎるように陥り、
軽度か中度程度の気鬱で障害される恐れがうかがわれます。
そうなると脳が混乱してこのまま進行していいのかと恐れがあらわれれば、
順調に定着していくプロセスを阻害するため気をつける必要があります。
それら先々に陥るトラップが他にもいくつか大物があります。
そのひとつにでも引っかかると、
お客様自身の精神的な不安を余儀なくされます。
施術者お得意の(好転反応ですよ)というわけでもない異常なためで、
本能的に警戒心がおきるスイッチに手がかかり続けて
改善がはかられるコンフォートゾーンにて手技ができなくなります。
その後の施術としては、めちゃめちゃで、取り返しがつくかどうか、
混乱するような事態に陥りますう。
だからそこに対して3手先にそれを先行した手当をしておけばいいわけです。
それらトラップは、私が冷静に観察しておればわかるわけです。
こちらのような手技はいつものように私が熟考実験して考案した手技ですから、
こういった施術手順や手技の仕方はエビデンスはございません。
一人のお客様のお身体の状態を理解し、
一つの施術法ではなく、いくつもの施術法を適材適所にあてて構成し、
複数回の施術回をわたって状態を構築して仕上げへ持って行ったものです。
だから他の施術院さまで、同様なことをなさっておられるものではありませんので、
その点はご理解していただけましたら幸いです。
2023年12月02日
ハンモックを使ったリリース・アプローチの研究足がかりへ
今朝の東京、今年一番の寒さだそうです。
ひとりで寝るときやデスクワークのとき。
重ね着や湯たんぽを抱えて十分でしたが、
エアコンで暖を取らなければならない。
そんな冬の季節にはいってまいりました。
みなさま、風邪など召されずお元気でしょうか?
先だって研修で奈良県宇陀に泊まり、ハンモックでの施術に目覚め?!ました。
昨日は知り合い宅にて、その方が買ったヴィヴレのハンモックを組み立てる手伝いにいってきました。
https://youtu.be/pZW_gS6b9d8?si=Kxsa9TbILG_g_yH9
数あるハンモックメーカーですが、トップクラスがヴィヴレ(カナダ)。
そういったメーカーの広告がうなづける仕上がりでした。
他の安価なハンモックを体験したから違いがわかります。
ハンモックの布の厚さや触り心地。
ダブルサイズの布につつまれると、
これで快適に寝ることもできそう。
ハンモックにより中空にて吊られた身体を揺すります。
そのゆすり方を工夫すると、
容易に股関節や肩関節など四肢の大関節が適切な場所にはめられたのです。
多くの方々が自身では股関節や肩関節が適切にハマっていると思われがち。
ですが、左右の脚や肩が内旋や外旋、内転や外転などの量が異なります。
つまり利き手が右で初期の肩変位なら、
右肩は上へと持ち上がり前方へというのが無自覚で陥りやすい位置固定。
右脚は右腸骨が前方上方ぎみに固定して右股関節のボール状関節ははまれていません。
それにより体幹のねじれがでているんですよね。
こうした肩関節や股関節のずれは根が深く癒着が関節周囲にエリアが拡張されています。
だからが単に肩関節や股関節の関節接触面をはめたとしても、
問題の肩関節・股関節の広域に至る癒着エリア帯が問題の6〜8割にあたります。
(股関節や肩関節の関節をスラストではめても、一時しのぎなので残念なんです)
変位した関節の位置へいざなう作用を持つ筋癒着があり続けているのを放置してるんですから。
ただこうした四肢関節を結ぶ筋連鎖は上下や前後と対角など筋癒着が進んでいるため、
それらの構造体が変位すれば、調整が してしまうとを丁寧に緩めるには手間が大幅にかかります。
私はいままで、こうした四肢の関節の関節周りの周囲癒着部を緩める作業に施術の大半の時間をかけました。
丁寧に徹底的に緩めては筋肉同士が動きの連鎖するべき部分同士を徹底してつなげていく。
複数の筋肉が筋膜を通して動きの連関性を持つといった筋連鎖について、
造詣が深い方の場合、そうした作業は高められた観察眼をフルにつかい、
緻密さを持った計画ができなければ手出しをしてはいけない領域といえると感じています。
これはアナトミートレインや経絡などの図でも専門家が見るレベルのものを参照すれば気づきますが、
体表近くに表出する部位もありますが、その多くは皮膚からだいぶ奥に沈んだ部位を通る筋膜の連なりです。
そして絶不調の部位は、そのような筋膜が骨の骨膜との癒合がひどくなって固定されていたり、
不安定さをカバーしようと重みを支えるために筋膜が骨化して足場を整えるようなものもある。
そうした不具合の大半の影響を作り出しているのは、
体を支えて立位姿勢を取らせ、そのうえで歩くなどに関わる脚の左右がシンメトリーデザイン。
基本、身体の胴のなかの構造が右に肝臓があり左に心臓や胃があるなど左右差があるので、
完全なシンメトリーとなれるわけではない。
ですがそうしたアシンメトリーをちゃらにすべく作り出された
人間独自の操作用法が呼吸筋や他いくつかの意を持てばできます。
私のアプローチは、こうしたところへと定着を図ることをひとつの目標としております。
で、ここで繰り返しますが。
ハンモックにより中空にて吊られた身体を揺すります。
そのゆすり方を工夫すると、
容易に股関節や肩関節など四肢の大関節が適切な場所にはめられたのです。
ただしこのときの変位を解除できる変化量が受けた方の身体用法の腑に落ち度からするとマッチしていませんでした。
つまり、運動指令をパターンとして出している小脳の手続き記憶により、
立位や歩きなどの繰り返される運動系はオートマで作動しています。
その操作というのが肩関節や股関節が変位を起こしているままのときの使い方で更新されてないんですね。
すると結果として関節の改善は定着するどころか関節の状態変化が激しくそれの使い方がいつもとは違い、
大きく戸惑います。
そこに陥るという事態に。。。
ハンモックを使ったリリースは、想像以上に大きな変動が内部で作り出せることにより、
体内に潜在していても使えずに封印された機能が部分的に動き出せるレベルとなったが、
そこらへんもうまく定着しづらく不安定さがでるところです。
これが新たな課題なんですね。
ただこれはハンモックを使ったリリースを受ける方の各人の状態や運動系の理解度を念頭に置き、
リリースの部位選定を吟味して、その量や方向性などを正確に設定してアプローチすればいい。
または運動系のボディワークで優れた先生がおられると聞きますから、
そのような先生のところへお世話になるよう勧めることで、
うまく肉体上の運動制限状態の変化とそれら身体を動作させる身体使用法の変化を両輪として、
順調に前進なさることでしょう。
そのようなイメージが見えてきました。
私の自宅ではハンモックを置くスペースなないという理由ではなく、
こちらのハンモックを使ったリリースアプローチの変化の大きさなどの制御実績を積むなど、
繊細さが持てなければ過剰な修正(過矯正)に陥るリスクがあります。
その回避のノウハウを蓄積するため、
もう少し研究を推し進めてから施術の場に乗せる感じとなります。
興味深い可能性を感じるハンモック・アプローチとなればと願い、
これから研究を進めたいと考えています。
ひとりで寝るときやデスクワークのとき。
重ね着や湯たんぽを抱えて十分でしたが、
エアコンで暖を取らなければならない。
そんな冬の季節にはいってまいりました。
みなさま、風邪など召されずお元気でしょうか?
先だって研修で奈良県宇陀に泊まり、ハンモックでの施術に目覚め?!ました。
昨日は知り合い宅にて、その方が買ったヴィヴレのハンモックを組み立てる手伝いにいってきました。
https://youtu.be/pZW_gS6b9d8?si=Kxsa9TbILG_g_yH9
数あるハンモックメーカーですが、トップクラスがヴィヴレ(カナダ)。
そういったメーカーの広告がうなづける仕上がりでした。
他の安価なハンモックを体験したから違いがわかります。
ハンモックの布の厚さや触り心地。
ダブルサイズの布につつまれると、
これで快適に寝ることもできそう。
ハンモックにより中空にて吊られた身体を揺すります。
そのゆすり方を工夫すると、
容易に股関節や肩関節など四肢の大関節が適切な場所にはめられたのです。
多くの方々が自身では股関節や肩関節が適切にハマっていると思われがち。
ですが、左右の脚や肩が内旋や外旋、内転や外転などの量が異なります。
つまり利き手が右で初期の肩変位なら、
右肩は上へと持ち上がり前方へというのが無自覚で陥りやすい位置固定。
右脚は右腸骨が前方上方ぎみに固定して右股関節のボール状関節ははまれていません。
それにより体幹のねじれがでているんですよね。
こうした肩関節や股関節のずれは根が深く癒着が関節周囲にエリアが拡張されています。
だからが単に肩関節や股関節の関節接触面をはめたとしても、
問題の肩関節・股関節の広域に至る癒着エリア帯が問題の6〜8割にあたります。
(股関節や肩関節の関節をスラストではめても、一時しのぎなので残念なんです)
変位した関節の位置へいざなう作用を持つ筋癒着があり続けているのを放置してるんですから。
ただこうした四肢関節を結ぶ筋連鎖は上下や前後と対角など筋癒着が進んでいるため、
それらの構造体が変位すれば、調整が してしまうとを丁寧に緩めるには手間が大幅にかかります。
私はいままで、こうした四肢の関節の関節周りの周囲癒着部を緩める作業に施術の大半の時間をかけました。
丁寧に徹底的に緩めては筋肉同士が動きの連鎖するべき部分同士を徹底してつなげていく。
複数の筋肉が筋膜を通して動きの連関性を持つといった筋連鎖について、
造詣が深い方の場合、そうした作業は高められた観察眼をフルにつかい、
緻密さを持った計画ができなければ手出しをしてはいけない領域といえると感じています。
これはアナトミートレインや経絡などの図でも専門家が見るレベルのものを参照すれば気づきますが、
体表近くに表出する部位もありますが、その多くは皮膚からだいぶ奥に沈んだ部位を通る筋膜の連なりです。
そして絶不調の部位は、そのような筋膜が骨の骨膜との癒合がひどくなって固定されていたり、
不安定さをカバーしようと重みを支えるために筋膜が骨化して足場を整えるようなものもある。
そうした不具合の大半の影響を作り出しているのは、
体を支えて立位姿勢を取らせ、そのうえで歩くなどに関わる脚の左右がシンメトリーデザイン。
基本、身体の胴のなかの構造が右に肝臓があり左に心臓や胃があるなど左右差があるので、
完全なシンメトリーとなれるわけではない。
ですがそうしたアシンメトリーをちゃらにすべく作り出された
人間独自の操作用法が呼吸筋や他いくつかの意を持てばできます。
私のアプローチは、こうしたところへと定着を図ることをひとつの目標としております。
で、ここで繰り返しますが。
ハンモックにより中空にて吊られた身体を揺すります。
そのゆすり方を工夫すると、
容易に股関節や肩関節など四肢の大関節が適切な場所にはめられたのです。
ただしこのときの変位を解除できる変化量が受けた方の身体用法の腑に落ち度からするとマッチしていませんでした。
つまり、運動指令をパターンとして出している小脳の手続き記憶により、
立位や歩きなどの繰り返される運動系はオートマで作動しています。
その操作というのが肩関節や股関節が変位を起こしているままのときの使い方で更新されてないんですね。
すると結果として関節の改善は定着するどころか関節の状態変化が激しくそれの使い方がいつもとは違い、
大きく戸惑います。
そこに陥るという事態に。。。
ハンモックを使ったリリースは、想像以上に大きな変動が内部で作り出せることにより、
体内に潜在していても使えずに封印された機能が部分的に動き出せるレベルとなったが、
そこらへんもうまく定着しづらく不安定さがでるところです。
これが新たな課題なんですね。
ただこれはハンモックを使ったリリースを受ける方の各人の状態や運動系の理解度を念頭に置き、
リリースの部位選定を吟味して、その量や方向性などを正確に設定してアプローチすればいい。
または運動系のボディワークで優れた先生がおられると聞きますから、
そのような先生のところへお世話になるよう勧めることで、
うまく肉体上の運動制限状態の変化とそれら身体を動作させる身体使用法の変化を両輪として、
順調に前進なさることでしょう。
そのようなイメージが見えてきました。
私の自宅ではハンモックを置くスペースなないという理由ではなく、
こちらのハンモックを使ったリリースアプローチの変化の大きさなどの制御実績を積むなど、
繊細さが持てなければ過剰な修正(過矯正)に陥るリスクがあります。
その回避のノウハウを蓄積するため、
もう少し研究を推し進めてから施術の場に乗せる感じとなります。
興味深い可能性を感じるハンモック・アプローチとなればと願い、
これから研究を進めたいと考えています。
2023年11月19日
ハンモックに乗ったときの自重免荷をつかった快適なセッション、短時間試みました。
ここ一週間ほど奈良へ勉強しにでかけ、昨日帰ってきました。
様々な調べ物、そして役所の方とお会いするなど、
忙しく過ごしてきたためあっという間に時が過ぎました。
帰り日に、紅葉の時期を待たず山間部が積雪し幻想的な長めでした。
自然の厳しさ、そして美しさを背中にしょって締めくくりでした。
ここからが本題です。
このたびお世話いただいて宿にさせていただいた家の10畳の和室に、
巨大なダブルサイズのハンモック。


自由に使わせていただくことができ、
自重免荷と個体受容器を刺激するようなスリングセラピーのマネごとを同行者へ試みました。
スリングセラピーとは、レッドコードといわれ身体の一部を吊り下げて動きの自由度を上げ、
緊張した筋肉を緩め関節可動域を広げるようなことができ、
リハビリの現場やスポーツ選手たちにも愛用している者がおります。


ハンモックは、ニ点で布を吊り下げられている仕組みで、
スリングセラピーのような複数のレッドコードにより適宜身体の一部や全体を吊り下げて、
個々の関節や筋肉等に焦点を合わっせて効率的に状態の改善を図ることはできないまでも、
以前にハンモックがあればやってみたいと狙っていた手技があったのです。
(※ 安易に一般の方が真似られれば事故につながるおそれもあるため、
詳しいやり方や内容はお伝えできないことをおゆるしください)
ハンモックの中空に浮いた状態で左右や前後に揺れを作り出しやすい。
ベッドでは、頭の裏や肩の裏、臀部やかかとなどの重さがベッドに強く接して圧が高くなりますが、
ハンモック上の身体が布に接している点は平たいベッド等と比べ部分圧がかかりづらくできている。
大きめなハンモックの布に包まれればまゆだまに身体がすっぽりはいったような安心感を得られる。
まさに心地よさ前面押しでコンフォートゾーンに突入できるのがすごい!
ちなみに、同行者さんは首や肩の部分に根深いコリがあるものですが、
胸椎の硬化度が高かったため、この部位を緩めることに難儀しておりました。
胸椎の胸側にある前縦靭帯にて狭くなる傾向が認められていた。
この心臓や肺、そして胸骨の奥の奥にある前縦靭帯は、
直接圧は物理的にかけることができません。
それゆえの大きな課題として解決が待たれていた点でした。
それが、、、心地よくハンモックの上に仰向け寝でおられ、
同行者の手を刺激入力のツールとして前縦靭帯の硬さある胸椎の動きが悪く狭窄している部位に向け、
波状した圧をかけていくようにしてみました。
すると、、、まずは胸骨上の骨ほどに固まってた胸肋靭帯が(ほろり)と緩みだし、
次第に胸郭の全体に見えるフレームを正常な上下左右の整えられた状態に移行させることへと近づけられる。
胸椎の深部の心臓裏手のところほど、
リリース難易度が高い場所はないのですが
自重免荷が得られたハンモック上の身体に圧を波と化して目的の部分に贈ることがしやすいんですね。
フラットなベッドの上に仰向けに寝た状態では、圧の波動は途中で止まるものが、
吊り下げられた自重免荷を得た瞬間、かんたんに揺らせ、
その揺れは末端や目的の箇所まで行き届くように制御できるんですね。
施術をする私が、自身の肉体をゆるゆるに緩まった状態にしていけばできるようになります。
施術者が力みが微塵でも入れば、ハンモックを使っても患者側の筋の状態は緩みは減るかこわばる。
積極的に術者がゆるゆるになって、患者様の身体と一体化を図ってから手技を行うことが大事です。
受け手は、胸郭部分といった圧すれば激痛の部位に変化が加えられたとしても、
痛み等の不快感はないかほとんどないまま、
(あれ、、、なんかいきなり呼吸が楽になった)とおっしゃられてよろこばれていました。
ただハンモックを使っての施術のこころみは、
退去1時間前に試し始めたため途中でタイムアウトでした。
もう少し時間が許せば、、、。
股関節の位置を入れられるようにしたかったし、
胸郭の正常化のブラッシュアップをしたかった。。。
そういった思いを残しての旅の終わりとなりました。^^;
内心、私の狭い家にもでーんと大きなハンモックをいれたいが、
私の部屋がもうちょい広くないと施術するスペースがなくて。
旅先で巨大なハンモックを目の当たりにして、
うちじゃ置き場所がないと痛感させられました。
でも、ほんと、おもしろい施術体験でした。
今後、このアイデアをなんらかのものに活かせればと狙っております!
余談ですが、
温暖化で枯れることを忘れた屋上のハーブたち。
ホーリーバジル、ミントや和種ハッカ、バコパモニエラ、つぼくさなど。
長期に家を開けるため水がなくなって枯れるのだろうか。
特に5年育てた貴重な(つぼくさ=ゴツコラ)が根まで枯れたらと思うとひやひやです。
育成場所を多数にして水やりと土のPHなどの条件設定を変えて栽培して、
必死にデータをとってきたわけで。。。
枯れないと良いのだがと、かなり心配しておりました。
でも東京は雨が降ってたようで、みんなげんきでした。
生命力たくましいハーブたちで、雨水に水没してたんですが、
それでも平気な植物の種類のようでして一安心。
様々な調べ物、そして役所の方とお会いするなど、
忙しく過ごしてきたためあっという間に時が過ぎました。
帰り日に、紅葉の時期を待たず山間部が積雪し幻想的な長めでした。
自然の厳しさ、そして美しさを背中にしょって締めくくりでした。
ここからが本題です。
このたびお世話いただいて宿にさせていただいた家の10畳の和室に、
巨大なダブルサイズのハンモック。
自由に使わせていただくことができ、
自重免荷と個体受容器を刺激するようなスリングセラピーのマネごとを同行者へ試みました。
スリングセラピーとは、レッドコードといわれ身体の一部を吊り下げて動きの自由度を上げ、
緊張した筋肉を緩め関節可動域を広げるようなことができ、
リハビリの現場やスポーツ選手たちにも愛用している者がおります。
ハンモックは、ニ点で布を吊り下げられている仕組みで、
スリングセラピーのような複数のレッドコードにより適宜身体の一部や全体を吊り下げて、
個々の関節や筋肉等に焦点を合わっせて効率的に状態の改善を図ることはできないまでも、
以前にハンモックがあればやってみたいと狙っていた手技があったのです。
(※ 安易に一般の方が真似られれば事故につながるおそれもあるため、
詳しいやり方や内容はお伝えできないことをおゆるしください)
ハンモックの中空に浮いた状態で左右や前後に揺れを作り出しやすい。
ベッドでは、頭の裏や肩の裏、臀部やかかとなどの重さがベッドに強く接して圧が高くなりますが、
ハンモック上の身体が布に接している点は平たいベッド等と比べ部分圧がかかりづらくできている。
大きめなハンモックの布に包まれればまゆだまに身体がすっぽりはいったような安心感を得られる。
まさに心地よさ前面押しでコンフォートゾーンに突入できるのがすごい!
ちなみに、同行者さんは首や肩の部分に根深いコリがあるものですが、
胸椎の硬化度が高かったため、この部位を緩めることに難儀しておりました。
胸椎の胸側にある前縦靭帯にて狭くなる傾向が認められていた。
この心臓や肺、そして胸骨の奥の奥にある前縦靭帯は、
直接圧は物理的にかけることができません。
それゆえの大きな課題として解決が待たれていた点でした。
それが、、、心地よくハンモックの上に仰向け寝でおられ、
同行者の手を刺激入力のツールとして前縦靭帯の硬さある胸椎の動きが悪く狭窄している部位に向け、
波状した圧をかけていくようにしてみました。
すると、、、まずは胸骨上の骨ほどに固まってた胸肋靭帯が(ほろり)と緩みだし、
次第に胸郭の全体に見えるフレームを正常な上下左右の整えられた状態に移行させることへと近づけられる。
胸椎の深部の心臓裏手のところほど、
リリース難易度が高い場所はないのですが
自重免荷が得られたハンモック上の身体に圧を波と化して目的の部分に贈ることがしやすいんですね。
フラットなベッドの上に仰向けに寝た状態では、圧の波動は途中で止まるものが、
吊り下げられた自重免荷を得た瞬間、かんたんに揺らせ、
その揺れは末端や目的の箇所まで行き届くように制御できるんですね。
施術をする私が、自身の肉体をゆるゆるに緩まった状態にしていけばできるようになります。
施術者が力みが微塵でも入れば、ハンモックを使っても患者側の筋の状態は緩みは減るかこわばる。
積極的に術者がゆるゆるになって、患者様の身体と一体化を図ってから手技を行うことが大事です。
受け手は、胸郭部分といった圧すれば激痛の部位に変化が加えられたとしても、
痛み等の不快感はないかほとんどないまま、
(あれ、、、なんかいきなり呼吸が楽になった)とおっしゃられてよろこばれていました。
ただハンモックを使っての施術のこころみは、
退去1時間前に試し始めたため途中でタイムアウトでした。
もう少し時間が許せば、、、。
股関節の位置を入れられるようにしたかったし、
胸郭の正常化のブラッシュアップをしたかった。。。
そういった思いを残しての旅の終わりとなりました。^^;
内心、私の狭い家にもでーんと大きなハンモックをいれたいが、
私の部屋がもうちょい広くないと施術するスペースがなくて。
旅先で巨大なハンモックを目の当たりにして、
うちじゃ置き場所がないと痛感させられました。
でも、ほんと、おもしろい施術体験でした。
今後、このアイデアをなんらかのものに活かせればと狙っております!
余談ですが、
温暖化で枯れることを忘れた屋上のハーブたち。
ホーリーバジル、ミントや和種ハッカ、バコパモニエラ、つぼくさなど。
長期に家を開けるため水がなくなって枯れるのだろうか。
特に5年育てた貴重な(つぼくさ=ゴツコラ)が根まで枯れたらと思うとひやひやです。
育成場所を多数にして水やりと土のPHなどの条件設定を変えて栽培して、
必死にデータをとってきたわけで。。。
枯れないと良いのだがと、かなり心配しておりました。
でも東京は雨が降ってたようで、みんなげんきでした。
生命力たくましいハーブたちで、雨水に水没してたんですが、
それでも平気な植物の種類のようでして一安心。
2023年11月09日
自分史は、自分で書き換えるという人になる
2年がかりで頸部裏側のリリースが納得感あるところまできたお客様がおられます。
「なんと!?首の裏側の筋肉が緩むまで、そんなに時間かかってるの。時間がかかりすぎじゃない?」
そのようなツッコミが入りそうですね。
ですがそうした施術の進行はそれぞれのお体に沿った形で次にどう繋げるうかという具体的な
手や足を置いて登り続けるクライマーのようなものです。
それをたとえれば、
(1)低い山を登る方
(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方
(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方
【(1)低い山を登る方 】はゴールが近くて、
自分の身体の内部感覚は最良の身体活動ができる条件と大きな食い違いがありません
そういったケースでは、早々に改善を定着させますし、部分のトリガーポイントのリリースで十分対応できます。
ですからそういったときは、筋膜リリースを意図するマッサージをせずに、
オステオパシー系の手技のカウンターストレインやマッスルエナジーテクニック、靭帯性関節ストレインによる対応でいい。
それで「おぉ〜、すごい」といった様子が身体の(常態)へと変わります。
それは一時的な変化ではなく、そのままいい状態にいつづけられるという常態化が図られるのです。
結果的に、そのような対応のほうがお客様にとって経済性も高くよろこばれるところです。
【(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方】は、
自身の身体状況が適切に把握できていないことが多いように感じます。
施術をする先生によっては、私のように当初に10合目までのゴールを告げれば、
お客様にとって脅された感じを持たれるのを防ぎたいという理由と、
お客様自身が自分がそこまでたどりつけるか大きな大きな不安を持って動けなくなってほしくないためと、
自分の体が快適とはいえない地点にアンカーを降ろされて動けなくなることを避ける理由。
施術者の言葉で苫米地英人氏がいうようなコンフォートゾーンから外に出されることは避けるべきです。
施術を継続的なセッションとしてお受けいただけている方に対しては
リリースが終わってから具体的な問題点をお伝えする事が多くあります。
そうなるとゴール設定が適切に定まらず、近場の変化で落ち着くようなときもあるようです。
【(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方】です。
お身体の状態として、いくつもの壁が立ちはだかるため、
苦難の末にたどり着けるのが10合目の頂点です。
または10合目付近までお越しになられてから周囲を高いところから見回すことができるときです。
上述した2年間施術をお受けいただけましたし、
施術にとどまらず同時並行でご自身のちからで<ずんずん上へとよじ登る様子>を見せていただいておりました。
安心してがんばりを魅せていただきましたし、私も高みに登らねばと触発されるほどです。
そこで首の柔らかさの一声に様々な感慨を持って
「やりましたー!すごいですね」と私は文字通り拍手しておりました。
お客様は、いまだから初期段階の状況を振り返って「こんなに普通の人の首ってやわらかいんですね!」
とおっしゃられたのでしょう。
転んでもただでは起きないと自称なさるお客様ですから、
身体の改善プロセスを実体験なされたことからも、
あのときといまとの違いを手で触って感じ取られ、
これが実はさらなるすばらしい高みもあると知る序章に変わることもあるかもしれません。
たくさんのセルフワークグッズを有効活用して、
自身の身体の変化を促された有効な運動を踏まえつつ。
自分史は、自分で書き換えられます。
過去から現在、そして過去の継続から生きやすいならばそのままでもいい。
ですがもし気に入らない点があるなら、どうせならば。
どうしたら自分史を書き換えることができるでしょう?
そんな案件を考え深堀りしていきます。
過去の延長線上に乗る変化程度なら負担は少ないけど、
過去の延長線から大幅に変わるような変革レベルなら。
自然と現場の自分がいたら過去からの変化のままをつらぬく恒常性に支配されます。
そこに深く定着している自身を引っ剥がすには、
ときとして悩みの解決よりいったんすべてをがちゃんと破壊しちゃらにしてからじゃないと
すっきりした自分の根っこに根ざした選択枝が見えてこないようです。
自分の中の記憶をがちゃんとしていくと、
新たな展開を生むこれからの自身のエピソードを受け入れやすいもの。
こちらのお客様は
「まず具体的な体へ感情のこりがこびりついた気持ちのところをがちゃんと壊していこう。
そうするから未来が実は得られるようにもなるのではないか?!」
そういった信念をもって、この二年。
つらぬかれてきましたね〜。
施術をするものとしては、そういった変化過程を通って落ち着いて願いを定着するひともいます。
確かに、おられるのです。
ですが眼の前のお客様が絶対にそうであるかは施術を進めて結果が出るまではわからないのです。
そんな有り様ですから自分勝手な想像で甘言をもって語るのは潔しとできるものではありません。。。
基本、営業ベタと同業者の有人からもいわれる所以です。。。
ゆえに、お客様ご自身の突破力で振り切った姿に、
私自身が勇気づけられました。
多くのお客様から同様な勇気づけをいただきます。
私自身が自分史を思うがままに書き換える勇気です。
多謝です!
「なんと!?首の裏側の筋肉が緩むまで、そんなに時間かかってるの。時間がかかりすぎじゃない?」
そのようなツッコミが入りそうですね。
ですがそうした施術の進行はそれぞれのお体に沿った形で次にどう繋げるうかという具体的な
手や足を置いて登り続けるクライマーのようなものです。
それをたとえれば、
(1)低い山を登る方
(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方
(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方
【(1)低い山を登る方 】はゴールが近くて、
自分の身体の内部感覚は最良の身体活動ができる条件と大きな食い違いがありません
そういったケースでは、早々に改善を定着させますし、部分のトリガーポイントのリリースで十分対応できます。
ですからそういったときは、筋膜リリースを意図するマッサージをせずに、
オステオパシー系の手技のカウンターストレインやマッスルエナジーテクニック、靭帯性関節ストレインによる対応でいい。
それで「おぉ〜、すごい」といった様子が身体の(常態)へと変わります。
それは一時的な変化ではなく、そのままいい状態にいつづけられるという常態化が図られるのです。
結果的に、そのような対応のほうがお客様にとって経済性も高くよろこばれるところです。
【(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方】は、
自身の身体状況が適切に把握できていないことが多いように感じます。
施術をする先生によっては、私のように当初に10合目までのゴールを告げれば、
お客様にとって脅された感じを持たれるのを防ぎたいという理由と、
お客様自身が自分がそこまでたどりつけるか大きな大きな不安を持って動けなくなってほしくないためと、
自分の体が快適とはいえない地点にアンカーを降ろされて動けなくなることを避ける理由。
施術者の言葉で苫米地英人氏がいうようなコンフォートゾーンから外に出されることは避けるべきです。
施術を継続的なセッションとしてお受けいただけている方に対しては
リリースが終わってから具体的な問題点をお伝えする事が多くあります。
そうなるとゴール設定が適切に定まらず、近場の変化で落ち着くようなときもあるようです。
【(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方】です。
お身体の状態として、いくつもの壁が立ちはだかるため、
苦難の末にたどり着けるのが10合目の頂点です。
または10合目付近までお越しになられてから周囲を高いところから見回すことができるときです。
上述した2年間施術をお受けいただけましたし、
施術にとどまらず同時並行でご自身のちからで<ずんずん上へとよじ登る様子>を見せていただいておりました。
安心してがんばりを魅せていただきましたし、私も高みに登らねばと触発されるほどです。
そこで首の柔らかさの一声に様々な感慨を持って
「やりましたー!すごいですね」と私は文字通り拍手しておりました。
お客様は、いまだから初期段階の状況を振り返って「こんなに普通の人の首ってやわらかいんですね!」
とおっしゃられたのでしょう。
転んでもただでは起きないと自称なさるお客様ですから、
身体の改善プロセスを実体験なされたことからも、
あのときといまとの違いを手で触って感じ取られ、
これが実はさらなるすばらしい高みもあると知る序章に変わることもあるかもしれません。
たくさんのセルフワークグッズを有効活用して、
自身の身体の変化を促された有効な運動を踏まえつつ。
自分史は、自分で書き換えられます。
過去から現在、そして過去の継続から生きやすいならばそのままでもいい。
ですがもし気に入らない点があるなら、どうせならば。
どうしたら自分史を書き換えることができるでしょう?
そんな案件を考え深堀りしていきます。
過去の延長線上に乗る変化程度なら負担は少ないけど、
過去の延長線から大幅に変わるような変革レベルなら。
自然と現場の自分がいたら過去からの変化のままをつらぬく恒常性に支配されます。
そこに深く定着している自身を引っ剥がすには、
ときとして悩みの解決よりいったんすべてをがちゃんと破壊しちゃらにしてからじゃないと
すっきりした自分の根っこに根ざした選択枝が見えてこないようです。
自分の中の記憶をがちゃんとしていくと、
新たな展開を生むこれからの自身のエピソードを受け入れやすいもの。
こちらのお客様は
「まず具体的な体へ感情のこりがこびりついた気持ちのところをがちゃんと壊していこう。
そうするから未来が実は得られるようにもなるのではないか?!」
そういった信念をもって、この二年。
つらぬかれてきましたね〜。
施術をするものとしては、そういった変化過程を通って落ち着いて願いを定着するひともいます。
確かに、おられるのです。
ですが眼の前のお客様が絶対にそうであるかは施術を進めて結果が出るまではわからないのです。
そんな有り様ですから自分勝手な想像で甘言をもって語るのは潔しとできるものではありません。。。
基本、営業ベタと同業者の有人からもいわれる所以です。。。
ゆえに、お客様ご自身の突破力で振り切った姿に、
私自身が勇気づけられました。
多くのお客様から同様な勇気づけをいただきます。
私自身が自分史を思うがままに書き換える勇気です。
多謝です!
2023年11月05日
顎関節機能障害に関係する筋肉とは? ケアが施術者にしてみてもしづらい筆頭です、、、。

あまり聞き慣れない外側翼突筋。
ですが顎関節機能障害があれば、ここははずせない筋肉のひとつです。
ただ外側翼突筋は、通常、顎関節機能障害がある人の場合、
通常はマッサージのような圧刺激を受ければかなりの『激痛』。
頬骨の内側に隠れた筋肉ですから直感的には外側翼突筋の存在を認知しづらい。
それもあって無意識に外側翼突筋の激痛点は一般の方の場合、
治療点としてはスルーして考慮から除外なさる傾向があります。
外側翼突筋について『ニューロマスキュラセラピー』の本の解説からは、
【ストレス要因と永続要因】として
・咬合の不調和
・歯ぎしり
・ガムを噛む、爪を噛む、母指を吸う
・下顎を突き出した状態で保持して、管楽器を吹く
・下顎をバイオリンに押し付けて、弾く
という項目がある。
後半の管楽器やバイオリンは、比較的稀なケースに見えますが、
意外にくっきりこれら楽器の演奏者に外側翼突筋に障害を受けているものが多くおられます。
ですから問診のとき、現在や過去において管楽器を吹いてたとかバイオリンを弾いていたなら、
恒常的に外側翼突筋の癒着侵攻が定着して永続的に顎関節機能障害を負っている人がいます。
ただ(咬合の不調和)や(歯ぎしり)は、
他の咬筋群の影響も考える必要がありますが、
外側翼突筋の癒着侵攻が定着して起きる場合も少なくない。
そうなると卵が先かにわとりが先か、、、といった問題がでてくる。
ただ整体術やボディワークなどの施術をするものとしても、
口腔内からでなければ有効なアプローチがしにくい場所の筋肉であることが災いしており、
手を出したくても外的な面から下顎を支持してモビリゼーションする等のやり方に終止するしかない。
医師以外は口腔等体内に器具や指等を入れての治療はしてはならないという法律があるためです。
だから私も直接口腔内に指を入れての治療はできないので、
外側翼突筋の対応はやっかいな筋肉のひとつにあげられます。
そこで数日前の顎関節の機能の問題があるような方に、
オステオパシー系のクラニオサクラルセラピー頭蓋仙骨治療により自分で口腔内に指を入れて治療をしてもらえればと考えて、
その資料を渡そうとしたら、、、
その本の資料が施術者が読んでも、すでにその技術を習得したものが覚書程度に内容断片を書き記した程度のものでしかなく、
これじゃ資料としてわたされてトライできないだろうし、
必死に想像力を膨らましてやったとしても間違えたことしかできないだろう。
そういった判断で、そちらの本のコピーをお送りすることを差し控えたことがありました。
でも昨日は、同様に顎関節機能障害となるお客様の施術でして。
こちらの方は、ワット・ポーというタイでタイ式マッサージを教える寺院でマッサージの勉強もしておられる方でして。
だったら現在はマッサージ等を本業とはなさっておられずとも、
十分な注意力を持って自己治療もできるだろうと考えまして。
私;「あの〜。顎関節の方をケアするやり方があって、難しめですが、、資料渡すから自己治療やってみませんか!」
と提案すると、
そこで間髪入れず、
お客様;「わたし、それできません〜!」
と却下。
口腔内に指を入れて超微細な施術をしましょうというのは
タイ式マッサージのジャンルじゃない治療法だから、、、。
私が無茶振りしたので却下は当然。^^;
実際、とあるユーチューバーさんがこの治療法を映像内で紹介していて驚いたんですが、
これ、難易度高めな施術で、いいほうに転ぶことも期待できるが、
危機回避の注意点や効かせるためのポイントまでは語られてなかったので。
一般の方がやっても不調感を得て早々にやめてくれればいいのだがと思ったことがある。
術者として自分で自分の口腔内にアプローチするのは問題ないため、
自主練をしたときに左右の口腔内の筋群の差異を読み切って手技しないと、
口腔内からのアプローチは皮膚抵抗なしで効いて歯止めが利かないから危険だなと感じたことがある。
治療目的ではないため許される施術者同志が集まって、
ゴムの指サックをして外側翼突筋のリリースの研究をする自主的な集まりをもったとき。
下手な人にやられた人は、その後の数日間、かなり難儀して苦痛を味わったそうです。。。
それゆえに外側翼突筋、、、アプローチしづらい筋のひとつと認識しておりまして。
却下されて、正解だったのかもしれません。
ただ、外側翼突筋、ケアしていかなければ問題解決への歩みが止まります。
そこで金属の棒を利用した手技で対応。
これ使うと信じられないほどの体の状況の今と次のその次の先々を読み込んでの対応が必須ですし、
時間と施術者の精神力や気力が根こそがれるほどむずかしさがあるのが外側翼突筋へのケアでして。
施術が終わりお客様がお帰りになられる玄関先で、
下顎をこのような形でホールドしていただいてこっち方向へこのように移動しキープ、
やってみてくださいとお願いしました。
それはまさに内部でパツパツになって緊張した外側翼突筋をゆるめるようにする位置。
こちらのお客様、バレエを始められて体幹がすぐれ姿勢が安定したため、
ここまでの安定があれば下顎を移動させてといった外圧をかける手技も、
メリットとデメリットで言えば、メリットが多いと期待できました。
体幹がぐらついている人がなせば、デメリット優位になるリスクあるので、
そこは微妙なさじ加減が必要といえるでしょう。
(改善すると思ってやってたら、体調がまったくおぼつかない事態になったとかなれば、信用がた落ちですし)
そこはお客様に却下されずに、わかりました、やってみます!と受け取っていただけました。
他のお客様ともお話をさせていただいたのですが、
口腔内に指を入れることができる歯医者さんが、
このような(外側翼突筋)額関節機能障害にかかわる筋肉のリリースを治療の一環としてやっていただければ、
それほどうれしいことはないんですがと。。。
そういうのも上記に述べた外側翼突筋を施術者の有志が集ってリリースの研究をした成果ですが、
顎関節治療をせざるをえないという先生に対し、その成果をみれば、
外的な見た目もすっきりして男前が増したし、
4〜5回の施術で外側翼突筋の緊張が消えたようです。
それから歯ぎしりなどもしなくなり噛み合わせの失調状態は半減したようにみられました。
ただし外側翼突筋がずれを呼ぶのは、この部分の筋肉が問題と言うより、
体全体(仙腸関節の状態は最重要として関わる)の不具合の影響からのあらわれです。
外側翼突筋だけを解けば、それですっきりさっぱりと顎関節問題が収束するものではない。
ちゃんとそこをおさえておくように考えて施術をその方が他の先生から受けるようになってきて、
全体が整えられていったとき、噛み合わせの状態もさらに改善し快調になってきたと喜んでいました。
彼が全身のバランスがとれるようになるまで、半年くらいかかられたようです。
2023年10月24日
20年前、力士の施術で白旗を揚げた。それからの施術力の伸びは、いま、どうなったか?
個人的なことですいません。
きのう、夢を見ました。
巨大を誇る力士の施術をしにいく夢でした。
20年前のこと。
リアルに力士の施術をすることになったとき。
正直、歯が経ちませんでした。
名のしれた方ではない修行中の力士。
筋肉の質は、白鳳や朝青龍のような粘っこいしなやかさのない虚証を示します。
だから深層筋の硬化や萎縮によって血管やリンパ管などの脈管系を塞いでいる。
それにより気血の流れが滞りが観られるわけです。
それもあって人づてで私のところに筋膜リリースをしてほしく訪れたわけです。
ですがお見えして身体を観させていただいた開口一番、
私から
「ごめんなさい。いまの私ではあなたに価値ある施術をさせていただくことはできません」
正直にそうお伝えしわびました。
なぜなら、
この力士同様の肋骨拡張型で呼吸器疾患や循環器に問題あるお客様がおられて、
その方のほうがだいぶん力士より条件はいい。
それでも改善が他のお客様と比較して8割減。
結果的に微増する改善でもお付き合いいただけたお客様でしたから、
がんばってこれたのですが。
その方の骨折しやすい状況の肋骨部位を改善させる手による手技は、
神経をすり減らすこと著しく、施術姿勢も他のお客様とは大幅に異なります。
その方の施術をした日から3〜4日間は、私の身体の気の流れが止まります。
そのお客様より5倍ほども筋の癒着総量とさらなる硬さの筋硬度でした。
そのようなことから、
断腸の思いで白旗を揚げさせていただいたのです。
恥ずかしいことですが、
他のお客様の施術に大幅な支障がでることを避けたい。
当時の自分の持ち手になる手技の力量の上限をみても
力士の方がお客様として通っていただいたとしても
それで十分な成果をだせない。
力士として早々に芽が出ることができなければ廃業だそうで、
あまり時間がないという。
そこでの焦りから「すぐにでも治してほしい」と繰り返す。
その状況で対応が難しいことは早々に伝えたほうが
相手のためにもなると感じて、白旗を揚げたのです。
今の施術でお世話になっている筋膜リリースの武器となる、
砭石もない、、、
ホットストーンもない、、、
棒状かっさもない、、、
私の身体も力士っからすると大幅見劣りする痩せっぽち。
ただ砭石やホットストーン等で力士を十分深層筋が溶けたかと想像すると、
計算上、それはかなりの苦戦をしたことでしょう。
なのに、なぜか唐突と思えるような力士の施術を受けても余裕を感じる夢をみたのか。
不思議。
それは昨日、インドから施術用具と考えて取り寄せたシバリンガムが2つ届いたからか?
そこしか思い当たる節がない、、、。
シバリンガムは飛来した隕石が地面にぶつかり、その土地の岩石等を溶かし、
しれが時間経過とともに冷めて固まったという隕石系の石として知られます。
砭石やシュンガイトなども同様に隕石系の石。
隕石系の石には、隕石衝突時の振動エネルギーが石の内部にいまも活性し続けており、
その影響により人体の気を促進させる効果をもたらすといわれてもいます。
ただ、、、そのような振動エネルギーは、いくらかは繊細な感受性を持つ私でも、
「?・・・そんな振動エネルギーって、感じられないんだけど」となるんですが。
もしかしたら、大幅に体組織に馴染みやすいエネルギー源なのかもしれませんね。
実験的にシバリンガムを使い筋、腱、靭帯などの軟部組織を、
自分の身体を実験台に解いてみたところ、
なんかちょっと不思議なほど靭帯のつまり箇所に変化がでた。
特に肘内側、膝裏、首裏、腰裏など、靭帯が酷使されてこるところ。
そういう箇所にあてがってしばらく置くだけで、
緊張して凝った軟部組織が自己開放現象が起き、
自動的に微痙攣が生じてコリがさっと軽減した。
そういったことが現場わかってきました。
シバリンガムは砭石とは人体に与える影響は異なります。
ガラス質のケイ素が多くの分量含まれているものの、
砭石より硬度が低く柔らかさを持っている。
チャコールグレーのシバリンガムは、鉄分豊富だそう。
砭石は、遠赤外線の発生から緊張した筋のコリを解く力も高いが、
鋭く神経系にしっかり届いて自律神経系を活性化させるエネルギーが伝う感じがあります。
対してシバリンガムは保温力が高いためホットストーンとして利用もできますし、
ラグビーボール型が肌の当りにやさしい。
それよりなにより、砭石やシュンガイトより、だいぶん大きな石が手頃な価格で手に入る。
砭石などの良質なマッサージ用の石が貴重品なため高額なため、
それと比べると、
「この4インチサイズのシバリンガムが3000円なんて、なんてありがとう!」
となるんです。^^;
まぁショップに寄って、値段はまちまちなんですが。


(上記写真はAmazonで私が4つほどシバリンガムを仕入れたところの画像ですが、他のショップより激安だったためか現在、販売休止してるみたいです^^;;;)
インドでは聖なる石としてシバ神の名をいただいております。
だから施術用に使おうというのはもっての外だといわれるはずですが
私なりに大切な聖なる石と感謝しながら施術に使わせていただきます。
昨日見た力士の施術を受け付けた夢から。
いつかあのときの力士のような方がきたら、
白旗を揚げないで受けたいと思い続けてたと感じました。
シバリンガムをうまくノウハウをもって使いこなせば、
そういったことが正夢になるということでしょうか。
それにはもうちょっと研究を進める必要はありますが、
可能性を感じられ、笑顔になれますね。
きのう、夢を見ました。
巨大を誇る力士の施術をしにいく夢でした。
20年前のこと。
リアルに力士の施術をすることになったとき。
正直、歯が経ちませんでした。
名のしれた方ではない修行中の力士。
筋肉の質は、白鳳や朝青龍のような粘っこいしなやかさのない虚証を示します。
だから深層筋の硬化や萎縮によって血管やリンパ管などの脈管系を塞いでいる。
それにより気血の流れが滞りが観られるわけです。
それもあって人づてで私のところに筋膜リリースをしてほしく訪れたわけです。
ですがお見えして身体を観させていただいた開口一番、
私から
「ごめんなさい。いまの私ではあなたに価値ある施術をさせていただくことはできません」
正直にそうお伝えしわびました。
なぜなら、
この力士同様の肋骨拡張型で呼吸器疾患や循環器に問題あるお客様がおられて、
その方のほうがだいぶん力士より条件はいい。
それでも改善が他のお客様と比較して8割減。
結果的に微増する改善でもお付き合いいただけたお客様でしたから、
がんばってこれたのですが。
その方の骨折しやすい状況の肋骨部位を改善させる手による手技は、
神経をすり減らすこと著しく、施術姿勢も他のお客様とは大幅に異なります。
その方の施術をした日から3〜4日間は、私の身体の気の流れが止まります。
そのお客様より5倍ほども筋の癒着総量とさらなる硬さの筋硬度でした。
そのようなことから、
断腸の思いで白旗を揚げさせていただいたのです。
恥ずかしいことですが、
他のお客様の施術に大幅な支障がでることを避けたい。
当時の自分の持ち手になる手技の力量の上限をみても
力士の方がお客様として通っていただいたとしても
それで十分な成果をだせない。
力士として早々に芽が出ることができなければ廃業だそうで、
あまり時間がないという。
そこでの焦りから「すぐにでも治してほしい」と繰り返す。
その状況で対応が難しいことは早々に伝えたほうが
相手のためにもなると感じて、白旗を揚げたのです。
今の施術でお世話になっている筋膜リリースの武器となる、
砭石もない、、、
ホットストーンもない、、、
棒状かっさもない、、、
私の身体も力士っからすると大幅見劣りする痩せっぽち。
ただ砭石やホットストーン等で力士を十分深層筋が溶けたかと想像すると、
計算上、それはかなりの苦戦をしたことでしょう。
なのに、なぜか唐突と思えるような力士の施術を受けても余裕を感じる夢をみたのか。
不思議。
それは昨日、インドから施術用具と考えて取り寄せたシバリンガムが2つ届いたからか?
そこしか思い当たる節がない、、、。
シバリンガムは飛来した隕石が地面にぶつかり、その土地の岩石等を溶かし、
しれが時間経過とともに冷めて固まったという隕石系の石として知られます。
砭石やシュンガイトなども同様に隕石系の石。
隕石系の石には、隕石衝突時の振動エネルギーが石の内部にいまも活性し続けており、
その影響により人体の気を促進させる効果をもたらすといわれてもいます。
ただ、、、そのような振動エネルギーは、いくらかは繊細な感受性を持つ私でも、
「?・・・そんな振動エネルギーって、感じられないんだけど」となるんですが。
もしかしたら、大幅に体組織に馴染みやすいエネルギー源なのかもしれませんね。
実験的にシバリンガムを使い筋、腱、靭帯などの軟部組織を、
自分の身体を実験台に解いてみたところ、
なんかちょっと不思議なほど靭帯のつまり箇所に変化がでた。
特に肘内側、膝裏、首裏、腰裏など、靭帯が酷使されてこるところ。
そういう箇所にあてがってしばらく置くだけで、
緊張して凝った軟部組織が自己開放現象が起き、
自動的に微痙攣が生じてコリがさっと軽減した。
そういったことが現場わかってきました。
シバリンガムは砭石とは人体に与える影響は異なります。
ガラス質のケイ素が多くの分量含まれているものの、
砭石より硬度が低く柔らかさを持っている。
チャコールグレーのシバリンガムは、鉄分豊富だそう。
砭石は、遠赤外線の発生から緊張した筋のコリを解く力も高いが、
鋭く神経系にしっかり届いて自律神経系を活性化させるエネルギーが伝う感じがあります。
対してシバリンガムは保温力が高いためホットストーンとして利用もできますし、
ラグビーボール型が肌の当りにやさしい。
それよりなにより、砭石やシュンガイトより、だいぶん大きな石が手頃な価格で手に入る。
砭石などの良質なマッサージ用の石が貴重品なため高額なため、
それと比べると、
「この4インチサイズのシバリンガムが3000円なんて、なんてありがとう!」
となるんです。^^;
まぁショップに寄って、値段はまちまちなんですが。
(上記写真はAmazonで私が4つほどシバリンガムを仕入れたところの画像ですが、他のショップより激安だったためか現在、販売休止してるみたいです^^;;;)
インドでは聖なる石としてシバ神の名をいただいております。
だから施術用に使おうというのはもっての外だといわれるはずですが
私なりに大切な聖なる石と感謝しながら施術に使わせていただきます。
昨日見た力士の施術を受け付けた夢から。
いつかあのときの力士のような方がきたら、
白旗を揚げないで受けたいと思い続けてたと感じました。
シバリンガムをうまくノウハウをもって使いこなせば、
そういったことが正夢になるということでしょうか。
それにはもうちょっと研究を進める必要はありますが、
可能性を感じられ、笑顔になれますね。
2023年10月19日
耳の問題が足首からも引き起こされるっていうことも!
お客様から施術日前にお体の事前状況報告をいただけるときがあります。
昨日、とある耳の問題がでたといった内容の連絡をメールでいただきました。
施術前の30分ほど前に届いたメールだったため、
あわててその耳の問題を改善させるための手立てを調べました。
とっさに思いついたのが左側全体に偏りある問題が気になるため、
単純に耳周囲のみの問題ではなく、経絡を通して足や手などにも、
なんらかの負担の根が潜んでいるのではないか?
そのように考えて必死に10ほどのその耳に関する経穴を選択して
Android アプリの【鍼灸マスター】でひとつずつ調べていきました。

ただ経穴をテキストでアプリに打ち込んで検索をかけて、
でてきた絵をスクリーンショット。
耳の関係ですと胆経は必須ででてきそうなもので、そこを抜かして
私にとって普段遣いではないわかりづらい経穴から調べていきました。
Androidタブレット上での作業ですが手間がかかって、
7つほどの経穴しか調べることができないままお客様がおいでになられました。
ただ最後の3つは胆経上の天柱等の利用頻度の高い経穴だったから、
どうにかこうにかセーフ!!
++;
う〜ん、どうにか間に合った〜。。
直接、お客様から現状どうでしょうかと伺うと、
お客様『いまはもう治りました!』と小気味いい返答。
私『・・・よかったですね〜』
くわしく話を伺えば
いつもの生活ではないような
高負荷のフィジカルストレスが入り込んだため起きたのだろうとのこと。
症状のおさまりが早かったため、急性かつ一過性と医師からの診断を受けたそうです。
それをお伺いして私もほっといたしました。
ですがいったん症状が出たら繰り返しでてしまいやすい傾向があるもののため、
一応、せっかく調べさせていただいた経穴上の状態をみていこうということに。
東急ハンズで買ってきた真鍮の棒をつかって、
経穴の状態をチェックするというものですが、
気になるところが左半身にあらわれて見えることがわかりました。
現状は症状がでていない『未病』状態なのでしょうか。
立位のときや歩行のときに、
左足首上の脛骨が不用意な動きがあることが観察され、
サポーターを用いて適切な位置に固定を試みては?
とお話させていただきました。
整体的にみていけば足首外側に問題がある方は胆経つたいで耳に問題がでてきやすいため、
足首(腰や膝や股関節なども)は異常がないかチェックする場所なのです。
昨日、とある耳の問題がでたといった内容の連絡をメールでいただきました。
施術前の30分ほど前に届いたメールだったため、
あわててその耳の問題を改善させるための手立てを調べました。
とっさに思いついたのが左側全体に偏りある問題が気になるため、
単純に耳周囲のみの問題ではなく、経絡を通して足や手などにも、
なんらかの負担の根が潜んでいるのではないか?
そのように考えて必死に10ほどのその耳に関する経穴を選択して
Android アプリの【鍼灸マスター】でひとつずつ調べていきました。

ただ経穴をテキストでアプリに打ち込んで検索をかけて、
でてきた絵をスクリーンショット。
耳の関係ですと胆経は必須ででてきそうなもので、そこを抜かして
私にとって普段遣いではないわかりづらい経穴から調べていきました。
Androidタブレット上での作業ですが手間がかかって、
7つほどの経穴しか調べることができないままお客様がおいでになられました。
ただ最後の3つは胆経上の天柱等の利用頻度の高い経穴だったから、
どうにかこうにかセーフ!!
++;
う〜ん、どうにか間に合った〜。。
直接、お客様から現状どうでしょうかと伺うと、
お客様『いまはもう治りました!』と小気味いい返答。
私『・・・よかったですね〜』
くわしく話を伺えば
いつもの生活ではないような
高負荷のフィジカルストレスが入り込んだため起きたのだろうとのこと。
症状のおさまりが早かったため、急性かつ一過性と医師からの診断を受けたそうです。
それをお伺いして私もほっといたしました。
ですがいったん症状が出たら繰り返しでてしまいやすい傾向があるもののため、
一応、せっかく調べさせていただいた経穴上の状態をみていこうということに。
東急ハンズで買ってきた真鍮の棒をつかって、
経穴の状態をチェックするというものですが、
気になるところが左半身にあらわれて見えることがわかりました。
現状は症状がでていない『未病』状態なのでしょうか。
立位のときや歩行のときに、
左足首上の脛骨が不用意な動きがあることが観察され、
サポーターを用いて適切な位置に固定を試みては?
とお話させていただきました。
整体的にみていけば足首外側に問題がある方は胆経つたいで耳に問題がでてきやすいため、
足首(腰や膝や股関節なども)は異常がないかチェックする場所なのです。
2023年10月15日
眼精疲労、、、それが過ぎると視力低下で本やパソコンが見づらくなって困りますよね〜。これ他人事じゃありません。
デスクワークや日頃のスマホの長時間操作。
それによって引き起こされる、眼精疲労。
つらいよね〜。
先日、有楽町の交通会館で
『眼精疲労専門店スカッとモア』という見慣れないお店を発見。
興味はあったもののお店が閉店時間となっていた。
帰ってネットでお店の施術内容を調べたら、
電子治療器的な器具をつかっておこなうサービスらしい。
知り合いの女性専用の整体の先生も同行していたのですが
『私、それとおんなじ原理の機器をもってるよ』とのこと。
安くはない機器らしいが効果はあるようです。
疲れがさほどでもなければ、
当てられても痛くもないが、
疲れがあるところに通電したときは、
痛みがビビビッとつきささっていく。
それで速攻ですっきり!
さすがです。
だから疲れ目に効く経絡上の経穴アプローチをすれば、
眼精疲労にいいわけでしょう。
私と同行した女性専用の整体の先生曰く、
体全体の治療をするとなれば治療時間も長くなるし、
身体の各部分の治療技術は複雑で難易度が高まります。
通電させるためのジェルも体全体に塗る必要もでてきて、
そうした消費するものも多く用意しなければなりません。
そのジェルを適切に塗ったり拭うのも一苦労でしょうし。
上記のお店は眼精疲労という一点に絞ったため、
短時間で施術ができ、技術者の技術習得もしやすい。
器具を使えば多くの眼精疲労をした人は速攻でスカッとするだろう。
(眼精疲労が軽快する状態が長期の持続はむずかしいようですが)
現代人の多くが眼精疲労に憂いている状態を見逃さずに
そこに焦点を当ててビジネス展開をするって、センスがいい!
見習わなければ、そうしたセンスの良さ。
つくづくそう感じました。
ちなみに、
様々な施術法の流派に伝わる目のケアの方法がありますが、
そのなかに大変に優れた結果を残していることが知られる施術法があります。
陰陽太極鍼の本にて目のケアの特筆する対処法が解説してあり、
こちらにはセルフケアのしかたも説明してあるのです。
私自身も眼精疲労が気になる時があるので試してみているところです。
しばらくはこちらの研究に勤しもうと考えています。 ^^)
それによって引き起こされる、眼精疲労。
つらいよね〜。
先日、有楽町の交通会館で
『眼精疲労専門店スカッとモア』という見慣れないお店を発見。
興味はあったもののお店が閉店時間となっていた。
帰ってネットでお店の施術内容を調べたら、
電子治療器的な器具をつかっておこなうサービスらしい。
知り合いの女性専用の整体の先生も同行していたのですが
『私、それとおんなじ原理の機器をもってるよ』とのこと。
安くはない機器らしいが効果はあるようです。
疲れがさほどでもなければ、
当てられても痛くもないが、
疲れがあるところに通電したときは、
痛みがビビビッとつきささっていく。
それで速攻ですっきり!
さすがです。
だから疲れ目に効く経絡上の経穴アプローチをすれば、
眼精疲労にいいわけでしょう。
私と同行した女性専用の整体の先生曰く、
体全体の治療をするとなれば治療時間も長くなるし、
身体の各部分の治療技術は複雑で難易度が高まります。
通電させるためのジェルも体全体に塗る必要もでてきて、
そうした消費するものも多く用意しなければなりません。
そのジェルを適切に塗ったり拭うのも一苦労でしょうし。
上記のお店は眼精疲労という一点に絞ったため、
短時間で施術ができ、技術者の技術習得もしやすい。
器具を使えば多くの眼精疲労をした人は速攻でスカッとするだろう。
(眼精疲労が軽快する状態が長期の持続はむずかしいようですが)
現代人の多くが眼精疲労に憂いている状態を見逃さずに
そこに焦点を当ててビジネス展開をするって、センスがいい!
見習わなければ、そうしたセンスの良さ。
つくづくそう感じました。
ちなみに、
様々な施術法の流派に伝わる目のケアの方法がありますが、
そのなかに大変に優れた結果を残していることが知られる施術法があります。
陰陽太極鍼の本にて目のケアの特筆する対処法が解説してあり、
こちらにはセルフケアのしかたも説明してあるのです。
私自身も眼精疲労が気になる時があるので試してみているところです。
しばらくはこちらの研究に勤しもうと考えています。 ^^)
2023年10月09日
筋肉の潤滑剤であるヒアルロン酸の流れが戻り筋膜が緩んだら、その裏側で起きているこころへの潤滑作用
2021年の調べですが、
40から50代の半数がメンタル不調。
コロナ禍でリモートワークが中心になったため、
仕事の運びがわからない新人さんは自分が誰に相談していいかわからず孤立化があり、
マネージャーさんも孤軍奮闘で生産性工場に向けて頑張るが音声会議で参加者の顔も見えない不安も。
私どものところへお通いいただいているお客様の中にも、
すでに本社の事務所を持たない完全なリモートワークという会社員の方が1割ほどおられます。
リモートワークだけがメンタル不調になる元凶ではないんですが、
過去の延長線上では起こり得ないほどのあまたのストレスからか、
メンタル不調から体調を崩される方が増加傾向にあります。
背中いっぱいに背負い込んだストレスの重荷。
物理的な重い荷物ではありませんが、
感情やこころが感じたしんどさから
私達は肉体に背負った重い荷物を背負うままの筋の使い方をして疲労を蓄積していきます。
そうしたものを軽減する方法が、ここに紹介されているようです。
Science about Fascia | 35mins FREE Osteopathic and Chiropractic CPD
https://youtu.be/7Vnu0nLfKFg?si=DMCsXlkGw4XdXlgq
日本語字幕にしてご覧いただくとあきらかな誤訳もありますが、
ヒアルロン酸という潤滑油についてという点と、
カンナビノイド受容体についてという点がわかりやすく語られています。
施術中にボウエンテクニックの手技を主体として施術構成をしたとき、
お客様からの施術後の感想から
(周囲の音がクリアに聞こえる夢見心地でが身体が寝ていた)
という報告を受けることが時折ありました。
それは筋膜の緩みがヒアルロン酸の流れを取り戻していったとき、
いささかのカンナビノイド受容体への独自の影響を与えているということを、
上記の映像の解説から理解できたような気がいたしました。
身体が落ち着いて安定した状態でなければ、深い瞑想へといざなわれない。
そうした理由からインドでは修行する行者にはヨーガを実践し、
様々な筋の詰まりや緊張を緩める型が考案されてきました。
ヨーガは自力ですが、ボウエンテクニックは他力で手軽です。
それゆえに後者は誰でもが取り入れやすいものです。
そしてボウエンテクニックをうけたものがボウエンテクニックを紹介する映像があり、
そこで自身が戦地でえたPTSD心的外傷がボウエンテクニックをうけたことで
収まってきたという不思議な体験をしたという内容です。
ボウエンテクニックのオリジナルの手技には、
私の体験を含め多くの体験者の声から不活性なカンナビノイド受容体の活性が促されて、
深い瞑想をしている脳波の波形に導かれる要素が含まれていると言えるでしょう。
ボウエンテクニックの手技のすべてが経絡を観て気の流れを整える意図を下地に作られたことが、
そうした反応に繋がっているのだろうと推論する者もいます。
ボウエンテクニックを定期的に受けることで身体と同時にこころの健康も維持するという習慣を、
海外のボウエンテクニックの講習を受けたファミリーではもたれています。
そんなところからも、
(人の筋膜とこころの見えざるところに表裏一体)となる姿がうかがい知ることができますね。
40から50代の半数がメンタル不調。
コロナ禍でリモートワークが中心になったため、
仕事の運びがわからない新人さんは自分が誰に相談していいかわからず孤立化があり、
マネージャーさんも孤軍奮闘で生産性工場に向けて頑張るが音声会議で参加者の顔も見えない不安も。
私どものところへお通いいただいているお客様の中にも、
すでに本社の事務所を持たない完全なリモートワークという会社員の方が1割ほどおられます。
リモートワークだけがメンタル不調になる元凶ではないんですが、
過去の延長線上では起こり得ないほどのあまたのストレスからか、
メンタル不調から体調を崩される方が増加傾向にあります。
背中いっぱいに背負い込んだストレスの重荷。
物理的な重い荷物ではありませんが、
感情やこころが感じたしんどさから
私達は肉体に背負った重い荷物を背負うままの筋の使い方をして疲労を蓄積していきます。
そうしたものを軽減する方法が、ここに紹介されているようです。
Science about Fascia | 35mins FREE Osteopathic and Chiropractic CPD
https://youtu.be/7Vnu0nLfKFg?si=DMCsXlkGw4XdXlgq
日本語字幕にしてご覧いただくとあきらかな誤訳もありますが、
ヒアルロン酸という潤滑油についてという点と、
カンナビノイド受容体についてという点がわかりやすく語られています。
施術中にボウエンテクニックの手技を主体として施術構成をしたとき、
お客様からの施術後の感想から
(周囲の音がクリアに聞こえる夢見心地でが身体が寝ていた)
という報告を受けることが時折ありました。
それは筋膜の緩みがヒアルロン酸の流れを取り戻していったとき、
いささかのカンナビノイド受容体への独自の影響を与えているということを、
上記の映像の解説から理解できたような気がいたしました。
身体が落ち着いて安定した状態でなければ、深い瞑想へといざなわれない。
そうした理由からインドでは修行する行者にはヨーガを実践し、
様々な筋の詰まりや緊張を緩める型が考案されてきました。
ヨーガは自力ですが、ボウエンテクニックは他力で手軽です。
それゆえに後者は誰でもが取り入れやすいものです。
そしてボウエンテクニックをうけたものがボウエンテクニックを紹介する映像があり、
そこで自身が戦地でえたPTSD心的外傷がボウエンテクニックをうけたことで
収まってきたという不思議な体験をしたという内容です。
ボウエンテクニックのオリジナルの手技には、
私の体験を含め多くの体験者の声から不活性なカンナビノイド受容体の活性が促されて、
深い瞑想をしている脳波の波形に導かれる要素が含まれていると言えるでしょう。
ボウエンテクニックの手技のすべてが経絡を観て気の流れを整える意図を下地に作られたことが、
そうした反応に繋がっているのだろうと推論する者もいます。
ボウエンテクニックを定期的に受けることで身体と同時にこころの健康も維持するという習慣を、
海外のボウエンテクニックの講習を受けたファミリーではもたれています。
そんなところからも、
(人の筋膜とこころの見えざるところに表裏一体)となる姿がうかがい知ることができますね。
2023年10月05日
経絡、経筋のおもしろさ
。
経絡を知る流れで、【経筋(けいきん)】という経絡と筋肉が関連付けされた図を目にすることがあります。
Androidアプリ『鍼灸マスター』には、
正経十二経と督脈および任脈の経筋図を回転や拡大縮小の可能な3D表示してくれる機能があります。
サンプルとして正経十二経のひとつ、膀胱経の経絡および経筋を表記し、
その図にテロップの手を加えたものを貼り付けておきます。
(2Dのイラストではわかりづらいですが膀胱経の多くは背中側のエリアに位置します)

青い帯状の足先から頭部まで描かれたラインが膀胱経の経筋図です。
経絡は気の通り道といわれておりますから、
ちょうどそれは体内に経絡という地下鉄が通っているようなものですね。
なのでたとえば膝裏にある委中という膀胱経経穴を刺激をすると、
腰の方まで通るはずの地下鉄のレールが膝の部分で線路のトラブルがあると通れなくなるときも。。。
そのような膝のところで線路が信号トラブル等で上方へと進めなくなっているのが原因で腰にまで地下鉄が通れない場合、
当然ですが膝のトラブル部分を修復修繕すること。
そうすることで進めなくなっていたレール上に電車が走れるようになって腰の部分を正常に通過することができます。
腰痛で患部は腰なんだと訴えているときに、
膝裏を刺激して腰の不調を取るというと、そこは痛くないんだよ!!といわれることがありますが、
実は体内を通る気の通り道を塞いでいたり道が細くなって通りづらくなっているところを見つけ出しているのです。
直接的に腰の状態が悪くなっているときもありますが、
それにダメ押しするかのように膝裏や足首で気を通りを悪くしていたなら、
主訴として傷みを訴えられている腰から離れて、
膝などを解くことも必要になることがでてくるのです。
そして膀胱経以外の経絡たちにもそのような主訴として訴えられるところから離れたところって、どこだろうかというと、
そこでそれぞれの経絡の経絡図や経筋図をご覧いただくことで気の滞る道筋が見えてきます。
たとえば、首の痛みが主訴として訴えられているときに、
どこのポイントがどんな傷みで感じるか、
どんなエリア範囲で感じるか、
どんな深さで感じるかなどをお伺いすることで、
お客様が訴える主訴部分と関連する経絡や経筋がわかってきます。
お客様訴えられる首の痛みの原因が、実は手から首に流れる経絡上だったとき。
その場合に首の痛みをおさめるだろう不調部位の経筋のラインをお客様の身体にイメージで重ね合わせ、
そのうえで主訴に先んじて気を停滞させている部位を観て、そちらを先に手当していくでしょう。
そうされたお客様は、主訴とは違った部位を押されたら妙な痛みが身体を走って驚くときもあります。
そんなとき、実は主訴として訴えられている患部も、一定の割合で根深い問題箇所が別にあったということでして。
そうこうして主訴の首とは離れった関係部分の手当が進むと、それでさっきまで不調だった主訴の首の痛みが軽減していることがありまず。。
一見すると不思議に思えますが、それは体内を通る気の地下鉄の不通箇所が主訴の患部の手前にあるということが散見されるという法則めいたものがありますから。
経絡を知る流れで、【経筋(けいきん)】という経絡と筋肉が関連付けされた図を目にすることがあります。
Androidアプリ『鍼灸マスター』には、
正経十二経と督脈および任脈の経筋図を回転や拡大縮小の可能な3D表示してくれる機能があります。
サンプルとして正経十二経のひとつ、膀胱経の経絡および経筋を表記し、
その図にテロップの手を加えたものを貼り付けておきます。
(2Dのイラストではわかりづらいですが膀胱経の多くは背中側のエリアに位置します)

青い帯状の足先から頭部まで描かれたラインが膀胱経の経筋図です。
経絡は気の通り道といわれておりますから、
ちょうどそれは体内に経絡という地下鉄が通っているようなものですね。
なのでたとえば膝裏にある委中という膀胱経経穴を刺激をすると、
腰の方まで通るはずの地下鉄のレールが膝の部分で線路のトラブルがあると通れなくなるときも。。。
そのような膝のところで線路が信号トラブル等で上方へと進めなくなっているのが原因で腰にまで地下鉄が通れない場合、
当然ですが膝のトラブル部分を修復修繕すること。
そうすることで進めなくなっていたレール上に電車が走れるようになって腰の部分を正常に通過することができます。
腰痛で患部は腰なんだと訴えているときに、
膝裏を刺激して腰の不調を取るというと、そこは痛くないんだよ!!といわれることがありますが、
実は体内を通る気の通り道を塞いでいたり道が細くなって通りづらくなっているところを見つけ出しているのです。
直接的に腰の状態が悪くなっているときもありますが、
それにダメ押しするかのように膝裏や足首で気を通りを悪くしていたなら、
主訴として傷みを訴えられている腰から離れて、
膝などを解くことも必要になることがでてくるのです。
そして膀胱経以外の経絡たちにもそのような主訴として訴えられるところから離れたところって、どこだろうかというと、
そこでそれぞれの経絡の経絡図や経筋図をご覧いただくことで気の滞る道筋が見えてきます。
たとえば、首の痛みが主訴として訴えられているときに、
どこのポイントがどんな傷みで感じるか、
どんなエリア範囲で感じるか、
どんな深さで感じるかなどをお伺いすることで、
お客様が訴える主訴部分と関連する経絡や経筋がわかってきます。
お客様訴えられる首の痛みの原因が、実は手から首に流れる経絡上だったとき。
その場合に首の痛みをおさめるだろう不調部位の経筋のラインをお客様の身体にイメージで重ね合わせ、
そのうえで主訴に先んじて気を停滞させている部位を観て、そちらを先に手当していくでしょう。
そうされたお客様は、主訴とは違った部位を押されたら妙な痛みが身体を走って驚くときもあります。
そんなとき、実は主訴として訴えられている患部も、一定の割合で根深い問題箇所が別にあったということでして。
そうこうして主訴の首とは離れった関係部分の手当が進むと、それでさっきまで不調だった主訴の首の痛みが軽減していることがありまず。。
一見すると不思議に思えますが、それは体内を通る気の地下鉄の不通箇所が主訴の患部の手前にあるということが散見されるという法則めいたものがありますから。
2023年10月02日
自身への膝に改善をこころみて。 膝が楽になるってスゴイと身をもって気づけました!
膝。
膝の機能は実に多様。
傾斜地に立てば膝を適量曲げて骨盤より上を垂直に保つ垂直軸をかなえるバランサーの役割を持つし、
骨盤より上にある胴体や腕や頭部の重さが歩行時や走ったときに
下脚以下に強くかからないようにする衝撃を軽減するクッションの役割や、
膝の向きで進行方向を操作決定するなど様々な仕事をしてくれています。

そのような多機能かつハードな負荷がかかる膝の関節は、
がっちりとした幾本もの靭帯や腱が設置されて機能しています。
でも、膝周りの靭帯や腱がひとたび隣の筋や腱や靭帯や骨膜に癒着すると、
膝関節の動きの制限がおこりますし、膝関節の詰まりがあらわれる。
そうした靭帯や腱のような白色の軟部組織が骨膜に癒着すると、
あたかもそれら靭帯や腱はもとより骨であったかのように振る舞う。
そのような膝を取り囲み構成する靭帯や腱の異常が右に強ければ、
膝より上にある骨盤や胴体の左右差を狂わせる原因にもなります。
私ども施術者が施術をする場合、
胴体や肩などに捻じれがでているとき、
膝の狂いを調べてたとえば靭帯性関節ストレインのような
オステオパシーの即効性ある手技を用いてケアをし改善させていきます。
そうした膝周りのコリが日が浅く急性ならそれだけの対処でもいいでしょう。
ですが浅からぬ負荷から骨膜への癒着が進行してしまったとき。
手技をおこなっても持ちが長続きせず、
早々に戻りがでてきてしまうでしょう。
ならばセルフケアを心がけてくださいといいたいところですが、
膝は複雑で細く繊細な筋腱や靭帯が取り巻くもので、
専門家が観ても徹底したケアがむずかしいとされる部分です。
自身でストレッチやハンドマッサージなどを加えたときに、
理想的な手順で患部の癒着を剥がしておればいいのですが、
それがかなわなかったとき。
腰裏が縮みが強かったり腰部のねじれが強い方なら、
かえってケアしているつもりが、
最後のダメ押しをしてしまわれることになります。
施術家にとっても膝の根本ケアはリスク管理のむずかしい箇所なんです。
で、昨今、イルカの櫛形のマッサージツールを買ったんで、
そちらで膝周りのケアを自分でしてみたんです。
ちなみに石の刮沙は硬度が高く膝関節周囲に利用すると腱や靭帯を痛め
その後の不調を長期に続けるような甚大な危険を被る場合があります。
そのため木製や同様に硬度が弱く当たりが優しいものでのケアを、
膝では好むと考えてください。
私がどこにどのような筋肉や腱、靭帯があるか把握できているから
かとは思いますが、不思議なほど木製イルカと膝の凸凹がフィット。
リリースさせるときの細いクシ状ゆえに圧する力のパワー不足は否めませんが、
的確に自身の癒着傾向のある膝横の靭帯や腱などを緩めることができました。
脚部のすっとした見栄えが磨かれてしまう、、、というところまで一足飛びに行くものではありませんが、
膝裏に対して特別なツールを他にもつかってケアしたところで驚きました。
いつも、自分では膝裏を伸ばそうと努力してたつもりが、
すんなり膝裏が伸び、起立筋等の抗重力筋全体がしゃんと伸びた感触を味わえました。
これがまた、実に清々しい。
おそらくこの感覚を持ったまま武道の稽古をすれば、
多くの身体操作上の気づきがあたえられるだろうと感じました。
こんな感覚は、おそらく私は一度も味わったことがありません。
ハードな施術を3日も続けたら、そうした膝裏の清々しさはめっきり目減りしたものの、
それでもそのときの呼吸のしやすさ、腰の軽さ、足や膝の疲れが一切ない感覚は、
これからの身体を練っていくうえで、貴重な体験をさせていただけたといえるでしょう。
自分の感じていた疲れの根底に、膝につけた動きの悪癖があって、
そこがとれて馴染んでしまうことで、老後に登山も楽しめそうです。
あと、今回私がこのような感じを持てたのは
膝裏にある経穴を押して、研究をする過程からでした。
(100人100様の顔があるように、100人100様の膝の故障パターンがあります。
だからわたしの場合は、膝裏がネックだったということなんですね)
特にアプローチした膝裏の経穴は、
【委中(膀胱経)】(膝裏のど真ん中)、
腰痛、ギックリ腰、膝痛、脚部のおしりから膝にかけてのしびれ、あしのむくみ。
その他は、
【浮郄(膀胱経)】(ふげき、親指1本分委中より上で、そこより外側の骨の部分)など、
【曲泉(肝経)】
【陰谷(腎経)】
などです。
膝の機能は実に多様。
傾斜地に立てば膝を適量曲げて骨盤より上を垂直に保つ垂直軸をかなえるバランサーの役割を持つし、
骨盤より上にある胴体や腕や頭部の重さが歩行時や走ったときに
下脚以下に強くかからないようにする衝撃を軽減するクッションの役割や、
膝の向きで進行方向を操作決定するなど様々な仕事をしてくれています。

そのような多機能かつハードな負荷がかかる膝の関節は、
がっちりとした幾本もの靭帯や腱が設置されて機能しています。
でも、膝周りの靭帯や腱がひとたび隣の筋や腱や靭帯や骨膜に癒着すると、
膝関節の動きの制限がおこりますし、膝関節の詰まりがあらわれる。
そうした靭帯や腱のような白色の軟部組織が骨膜に癒着すると、
あたかもそれら靭帯や腱はもとより骨であったかのように振る舞う。
そのような膝を取り囲み構成する靭帯や腱の異常が右に強ければ、
膝より上にある骨盤や胴体の左右差を狂わせる原因にもなります。
私ども施術者が施術をする場合、
胴体や肩などに捻じれがでているとき、
膝の狂いを調べてたとえば靭帯性関節ストレインのような
オステオパシーの即効性ある手技を用いてケアをし改善させていきます。
そうした膝周りのコリが日が浅く急性ならそれだけの対処でもいいでしょう。
ですが浅からぬ負荷から骨膜への癒着が進行してしまったとき。
手技をおこなっても持ちが長続きせず、
早々に戻りがでてきてしまうでしょう。
ならばセルフケアを心がけてくださいといいたいところですが、
膝は複雑で細く繊細な筋腱や靭帯が取り巻くもので、
専門家が観ても徹底したケアがむずかしいとされる部分です。
自身でストレッチやハンドマッサージなどを加えたときに、
理想的な手順で患部の癒着を剥がしておればいいのですが、
それがかなわなかったとき。
腰裏が縮みが強かったり腰部のねじれが強い方なら、
かえってケアしているつもりが、
最後のダメ押しをしてしまわれることになります。
施術家にとっても膝の根本ケアはリスク管理のむずかしい箇所なんです。
で、昨今、イルカの櫛形のマッサージツールを買ったんで、
そちらで膝周りのケアを自分でしてみたんです。
ちなみに石の刮沙は硬度が高く膝関節周囲に利用すると腱や靭帯を痛め
その後の不調を長期に続けるような甚大な危険を被る場合があります。
そのため木製や同様に硬度が弱く当たりが優しいものでのケアを、
膝では好むと考えてください。
私がどこにどのような筋肉や腱、靭帯があるか把握できているから
かとは思いますが、不思議なほど木製イルカと膝の凸凹がフィット。
リリースさせるときの細いクシ状ゆえに圧する力のパワー不足は否めませんが、
的確に自身の癒着傾向のある膝横の靭帯や腱などを緩めることができました。
脚部のすっとした見栄えが磨かれてしまう、、、というところまで一足飛びに行くものではありませんが、
膝裏に対して特別なツールを他にもつかってケアしたところで驚きました。
いつも、自分では膝裏を伸ばそうと努力してたつもりが、
すんなり膝裏が伸び、起立筋等の抗重力筋全体がしゃんと伸びた感触を味わえました。
これがまた、実に清々しい。
おそらくこの感覚を持ったまま武道の稽古をすれば、
多くの身体操作上の気づきがあたえられるだろうと感じました。
こんな感覚は、おそらく私は一度も味わったことがありません。
ハードな施術を3日も続けたら、そうした膝裏の清々しさはめっきり目減りしたものの、
それでもそのときの呼吸のしやすさ、腰の軽さ、足や膝の疲れが一切ない感覚は、
これからの身体を練っていくうえで、貴重な体験をさせていただけたといえるでしょう。
自分の感じていた疲れの根底に、膝につけた動きの悪癖があって、
そこがとれて馴染んでしまうことで、老後に登山も楽しめそうです。
あと、今回私がこのような感じを持てたのは
膝裏にある経穴を押して、研究をする過程からでした。
(100人100様の顔があるように、100人100様の膝の故障パターンがあります。
だからわたしの場合は、膝裏がネックだったということなんですね)
特にアプローチした膝裏の経穴は、
【委中(膀胱経)】(膝裏のど真ん中)、
腰痛、ギックリ腰、膝痛、脚部のおしりから膝にかけてのしびれ、あしのむくみ。
その他は、
【浮郄(膀胱経)】(ふげき、親指1本分委中より上で、そこより外側の骨の部分)など、
【曲泉(肝経)】
【陰谷(腎経)】
などです。

2023年09月28日
腹部の奥にあるかちんこちんになったコリは、消化器の不具合や呼吸のしづらさ、それにPMSなどへの影響がでるようです
今日、おいでのお客様。
一ヶ月かけて自宅の部屋を整理整頓をしているそうです。
部屋の整理整頓、だいじです。
部屋に普段使わない私物(かつ死物)が増えれば、
死物が出す波動が部屋にいて休むことができません。
いま必要なものがあるのはOKですが、
どう考えても使ってない、使えないものが多数あれば、
それらを目にするたびに思考にノイズが入るかのよう。
そんなノイズから身を守るには、
お客様のように一ヶ月も二ヶ月もの時間をかけていいから、
部屋を整理整頓をする。
心が落ち着き身体がやすまる部屋になるでしょう。
がんばったらがんばった分、部屋が最高に『いいね!』空間。
その景色でお茶をいただければ大満足でしょう。
整える・・・といえば、
(腹診)が、ひとつの鍵になることがあります。
みぞおちにコリがあったり、
水が溜まった感じになっていたり、
コリも水もない気体がつまっていたり。
へそまわりにコリがあることは、
内臓の深部まで病が侵入しだした印のときもある。
胃や肝臓の下にできたこり。。。
急性で生じる腹部に描かれた問題の状態もあれば、
慢性になった腹部に描かれた問題の様子もあります。
急性のようであれば大事過ぎなければ改善は容易でしょうが、
慢性であれば身体の四肢や首などが相当な硬さが進んでいて、
そうした四肢を先にきっちりとぎっちりととき進めて安定させてからでなければ、
腹の奥に響くような部位リリースは決してしてはなりません。
内臓同士の癒着や腹部大動脈や大静脈などとゆ着していたり、
またはリンパ管が内臓部には縦横に張り巡らされ癒着もする。
それらの腹部奥の慢性のコリのゆ着した部位をムリに解けば、
臓器や血管やリンパ管を引きちぎる等の損傷がおきるため、
非常な危険をもたらすからです。
今日のお客様は、立ち姿も整えられ、
骨格筋の脚部や手などの四肢が柔軟。
腹部奥のコリは慢性のものであるが、
四肢が緩み十分な腹部のコリを解く準備が整いました。
そこでお客様が部屋の整理整頓をなさるように、
私はお客様の癒着が進行した腹部のコリに対し、
ぶじにアプローチを行うことができました。
コリの多くは大腰筋が硬化緊張短縮で起こっており、
こちらの大腰筋が腰椎と下部胸椎の内臓側の椎間板が
大幅に上下に詰まりがでるよう圧縮しています。
だからつねづねこれらの内臓部の硬めを作る大腰筋は
リリースの手を加えてはきたものの、
お客様の手足や首のコンディションを観察して
深々大腰筋のコリをほどくには危険がありと判断すれば、
施術上の事故を起こすことを回避するよう、
大腰筋のリリースに制限を加える必要が出てきてしまう。。
ある意味、コリって、自ら持ち続けてしまう『執着』です。
保持していた自分のコリを保つ執着せねばという無意識に気づき、
それを手放すきっかけを持つときです。
そして施術終わりに立位状態を確認させていただくと
お客様には自分の首が伸びて軽さが出たことに気づき、
私は本日の施術前の腰の短縮具合と
施術後の腰の伸びたことによる違いを目にできました。
ずんっと伸びたお客様の腰椎や頚椎。
長年かけてこちらのお客様のリリースをさせていただき、
ついに腹部の深部を緩めることがかなったのかと。
ちょっとこれ、感動です。
ずっと消化器系に対して不調感を持たれているお客様で、
内臓部の臓器同士と臓器と筋肉との癒着具合を積極的に
リリースを推し進めることができれば。
あと1〜2回ほどのおなかのリリースが可能であれば、
消化器系の不調感がそれら臓器が機能を失するコリを除去していくことで、
なんらか状態の好転が図ることができればと願っております。
内臓が固くて横隔膜の上下動を阻まれている傾向があるため、
腹式呼吸がしづらい状態に陥ります。
それが内臓の柔軟さが増せば腹式呼吸が復活してくるでしょう。
肩や首の筋肉を緊張させて持ち上げる置かれる不良姿勢の位置の改善をするには
腹式呼吸の機能を取り戻すことが有効となります。
お部屋の整理にお腹の整理整頓。
そこ、同時進行するっていいですね〜。^^
一ヶ月かけて自宅の部屋を整理整頓をしているそうです。
部屋の整理整頓、だいじです。
部屋に普段使わない私物(かつ死物)が増えれば、
死物が出す波動が部屋にいて休むことができません。
いま必要なものがあるのはOKですが、
どう考えても使ってない、使えないものが多数あれば、
それらを目にするたびに思考にノイズが入るかのよう。
そんなノイズから身を守るには、
お客様のように一ヶ月も二ヶ月もの時間をかけていいから、
部屋を整理整頓をする。
心が落ち着き身体がやすまる部屋になるでしょう。
がんばったらがんばった分、部屋が最高に『いいね!』空間。
その景色でお茶をいただければ大満足でしょう。
整える・・・といえば、
(腹診)が、ひとつの鍵になることがあります。
みぞおちにコリがあったり、
水が溜まった感じになっていたり、
コリも水もない気体がつまっていたり。
へそまわりにコリがあることは、
内臓の深部まで病が侵入しだした印のときもある。
胃や肝臓の下にできたこり。。。
急性で生じる腹部に描かれた問題の状態もあれば、
慢性になった腹部に描かれた問題の様子もあります。
急性のようであれば大事過ぎなければ改善は容易でしょうが、
慢性であれば身体の四肢や首などが相当な硬さが進んでいて、
そうした四肢を先にきっちりとぎっちりととき進めて安定させてからでなければ、
腹の奥に響くような部位リリースは決してしてはなりません。
内臓同士の癒着や腹部大動脈や大静脈などとゆ着していたり、
またはリンパ管が内臓部には縦横に張り巡らされ癒着もする。
それらの腹部奥の慢性のコリのゆ着した部位をムリに解けば、
臓器や血管やリンパ管を引きちぎる等の損傷がおきるため、
非常な危険をもたらすからです。
今日のお客様は、立ち姿も整えられ、
骨格筋の脚部や手などの四肢が柔軟。
腹部奥のコリは慢性のものであるが、
四肢が緩み十分な腹部のコリを解く準備が整いました。
そこでお客様が部屋の整理整頓をなさるように、
私はお客様の癒着が進行した腹部のコリに対し、
ぶじにアプローチを行うことができました。
コリの多くは大腰筋が硬化緊張短縮で起こっており、
こちらの大腰筋が腰椎と下部胸椎の内臓側の椎間板が
大幅に上下に詰まりがでるよう圧縮しています。
だからつねづねこれらの内臓部の硬めを作る大腰筋は
リリースの手を加えてはきたものの、
お客様の手足や首のコンディションを観察して
深々大腰筋のコリをほどくには危険がありと判断すれば、
施術上の事故を起こすことを回避するよう、
大腰筋のリリースに制限を加える必要が出てきてしまう。。
ある意味、コリって、自ら持ち続けてしまう『執着』です。
保持していた自分のコリを保つ執着せねばという無意識に気づき、
それを手放すきっかけを持つときです。
そして施術終わりに立位状態を確認させていただくと
お客様には自分の首が伸びて軽さが出たことに気づき、
私は本日の施術前の腰の短縮具合と
施術後の腰の伸びたことによる違いを目にできました。
ずんっと伸びたお客様の腰椎や頚椎。
長年かけてこちらのお客様のリリースをさせていただき、
ついに腹部の深部を緩めることがかなったのかと。
ちょっとこれ、感動です。
ずっと消化器系に対して不調感を持たれているお客様で、
内臓部の臓器同士と臓器と筋肉との癒着具合を積極的に
リリースを推し進めることができれば。
あと1〜2回ほどのおなかのリリースが可能であれば、
消化器系の不調感がそれら臓器が機能を失するコリを除去していくことで、
なんらか状態の好転が図ることができればと願っております。
内臓が固くて横隔膜の上下動を阻まれている傾向があるため、
腹式呼吸がしづらい状態に陥ります。
それが内臓の柔軟さが増せば腹式呼吸が復活してくるでしょう。
肩や首の筋肉を緊張させて持ち上げる置かれる不良姿勢の位置の改善をするには
腹式呼吸の機能を取り戻すことが有効となります。
お部屋の整理にお腹の整理整頓。
そこ、同時進行するっていいですね〜。^^
2023年09月18日
自身のボウエンテクニックの手技をブラッシュアップさせるための必須プロセスとして、経絡と経穴との関連付けて学びだしています
オーストラリア人のトム・ボウエン氏が創り上げた
東洋医学とオステオパシーの技術の融合と感じられるボウエンテクニック。
その施術法の特徴として、ボウエンテクニックを施すときにどの箇所の手技も刺激を与える経穴があるということです。
私がボウエンテクニックを長期にわたりセミナーに通い習ったとき、
経穴のどこを押さえればよいかという点については習いませんでした。
接触アプローチする位置のおおよそを指示されていましたから、
その点に手を置きボウエンテクニック独自のムーブなど刺激法を用いていて、
経穴とその手技の結びつきがあるとは聞いても、
手技でそこがいかされていなかったと思います。
そのような点に同業の施術者より指摘を受けることがあって、
現在はボウエンテクニックと経絡の流れを把握したうえでの経穴を刺激することの修練をしているところです。
経絡や経穴を解説した一般書では、正確な経穴の位置を把握ができるまでは解説しておられないものがほとんどなので、
経穴マップやその他の経穴の各論的解説がなされた専門書を手にして学ぶようにしています。
経穴の位置は経絡学説を解説する専門書を参照すれば正確な位置を把握することが可能です。
すると、いままで習ってきて覚えた正解だと考えていた刺激の位置が、
正直に言えばいい加減だったことに愕然としました。
たとえば、腰の部分に刺激をいれて下半身のストッパーを掛ける手技があります。
それは経穴でいえば膀胱経の経穴になる(気海兪)[奇穴でもある]に刺激をあたえます。
気海兪は、第三第四腰椎棘突起間の外1寸5分に取ります。
実際は腰部が硬すぎた方の場合は腸骨稜を見つけ出すこともままならず椎骨の様子もうかがいづらい。
そうなるケースでは骨度法で骨を場を決める基準と取る気海兪の位置ぎめにはひと手間いります。
そして原穴として経穴人形や経穴図に描かれている位置どおりに気海兪があるわけでもなく、
それが数ミリからセンチ単位でずれた位置に移動している場合も散見されるため、
そうしたことを念頭にして経穴を探索して刺激をいれるには気感を知れるか
ノイロメーターという経穴発見装置で経穴位置を探索し発見する必要があります。
正確に経穴をとらえると、ズーンいった響きやしびれのようなものが感じられるときもありますうね。
しばらく経穴の正確な場に手掌等を当てておけば独特な脈動は内部から起こりだし、
それをもって気の通りの滞りを変化させられたことを知ることができるでしょう。
突き詰めて腰のストッパーをかけるため気海兪の正確な経穴の場をみていこうとすれば、
それだけで数十分は時間が費やされてしまう。
それゆえに私がうけたボウエンテクニックのセミナーではそこまでやると多くの手技用法の伝授ができませんから、
そこはあえて割愛されたということだったのでしょうね。
ただ私が腰へのストッパーを施すとき。
以前の私の場合、気海兪に正確に手が置かれたときもあったのですが、
気海兪を挟んだ位置の上下になる(腎兪)や(大腸兪)を刺激していたこともあったでしょう。
『だいたいこのあたり、、、』という曖昧さを含んだ状態での施術でした。
それでは正確な施術成果のリターンに至りません。
そして正確に気海兪を捉えて刺激を入れた場合、
そのクライアントの以前はこうで今回の状態の変化はこうだった、
という変化の変遷が追えない点がでてまいります。
そのようなことを私自身のボウエンテクニックをするときの追求の徹底がなされていなかったと、
深く反省しています。
あと副次的な気づきとなりますが、
骨盤の背部にある(腰眼)という奇穴ですが、
私が持っている古い版の経穴マップにはざっくりとした絵しかなくて、
わかりづらさがあって。
それが新板のカラー着色された経穴マップでは、
わかりやすさが増したイラストで描かれていたことに気づきました。


新板カラーの経穴マップ
旧版の経穴マップで使い慣れているため、いまから買い替えは考えていないんですが、
新たに経穴マップを購入しようと思う方がいたら、
旧版は安く中古で出てますが新板にしたほうがいいですよ。
また奇穴(腰眼)のボウエンテクニックでの刺激をするときの経穴位置ですが、
私がボウエンテクニックのセミナーで習ったときには、
腰眼という指標がなかったため(だいたいこのあたり?)という曖昧な認識で理解したつもりになり、
正確な位置をわかっていなかった。
そのような反省すべき点がこれほどでてくるか!?と、前に向かって進むしかないという気付きの連続です。
最後になりますが、
海外のボウエンテクニックを学ぶことのできるところでは
経穴とボウエンテクニックの手技を関連付けて教えていただけるところもあります。
Bowen Meridian Medicine – eCourse
https://www.bowencollege.com/product/bowen-meridian-medicine/
私は他のボウエンテクニックと経穴を関連付けた資料を元に調べていっており、
上記の(Bowen Meridian Medicine – eCourse)は受講しておりませんが、
ボウエンテクニックを徹底活用しようという基礎として海外ではこのようなコースが有るのかと知り、
刺激を受けているところです。
東洋医学とオステオパシーの技術の融合と感じられるボウエンテクニック。
その施術法の特徴として、ボウエンテクニックを施すときにどの箇所の手技も刺激を与える経穴があるということです。
私がボウエンテクニックを長期にわたりセミナーに通い習ったとき、
経穴のどこを押さえればよいかという点については習いませんでした。
接触アプローチする位置のおおよそを指示されていましたから、
その点に手を置きボウエンテクニック独自のムーブなど刺激法を用いていて、
経穴とその手技の結びつきがあるとは聞いても、
手技でそこがいかされていなかったと思います。
そのような点に同業の施術者より指摘を受けることがあって、
現在はボウエンテクニックと経絡の流れを把握したうえでの経穴を刺激することの修練をしているところです。
経絡や経穴を解説した一般書では、正確な経穴の位置を把握ができるまでは解説しておられないものがほとんどなので、
経穴マップやその他の経穴の各論的解説がなされた専門書を手にして学ぶようにしています。
経穴の位置は経絡学説を解説する専門書を参照すれば正確な位置を把握することが可能です。
すると、いままで習ってきて覚えた正解だと考えていた刺激の位置が、
正直に言えばいい加減だったことに愕然としました。
たとえば、腰の部分に刺激をいれて下半身のストッパーを掛ける手技があります。
それは経穴でいえば膀胱経の経穴になる(気海兪)[奇穴でもある]に刺激をあたえます。
気海兪は、第三第四腰椎棘突起間の外1寸5分に取ります。
実際は腰部が硬すぎた方の場合は腸骨稜を見つけ出すこともままならず椎骨の様子もうかがいづらい。
そうなるケースでは骨度法で骨を場を決める基準と取る気海兪の位置ぎめにはひと手間いります。
そして原穴として経穴人形や経穴図に描かれている位置どおりに気海兪があるわけでもなく、
それが数ミリからセンチ単位でずれた位置に移動している場合も散見されるため、
そうしたことを念頭にして経穴を探索して刺激をいれるには気感を知れるか
ノイロメーターという経穴発見装置で経穴位置を探索し発見する必要があります。
正確に経穴をとらえると、ズーンいった響きやしびれのようなものが感じられるときもありますうね。
しばらく経穴の正確な場に手掌等を当てておけば独特な脈動は内部から起こりだし、
それをもって気の通りの滞りを変化させられたことを知ることができるでしょう。
突き詰めて腰のストッパーをかけるため気海兪の正確な経穴の場をみていこうとすれば、
それだけで数十分は時間が費やされてしまう。
それゆえに私がうけたボウエンテクニックのセミナーではそこまでやると多くの手技用法の伝授ができませんから、
そこはあえて割愛されたということだったのでしょうね。
ただ私が腰へのストッパーを施すとき。
以前の私の場合、気海兪に正確に手が置かれたときもあったのですが、
気海兪を挟んだ位置の上下になる(腎兪)や(大腸兪)を刺激していたこともあったでしょう。
『だいたいこのあたり、、、』という曖昧さを含んだ状態での施術でした。
それでは正確な施術成果のリターンに至りません。
そして正確に気海兪を捉えて刺激を入れた場合、
そのクライアントの以前はこうで今回の状態の変化はこうだった、
という変化の変遷が追えない点がでてまいります。
そのようなことを私自身のボウエンテクニックをするときの追求の徹底がなされていなかったと、
深く反省しています。
あと副次的な気づきとなりますが、
骨盤の背部にある(腰眼)という奇穴ですが、
私が持っている古い版の経穴マップにはざっくりとした絵しかなくて、
わかりづらさがあって。
それが新板のカラー着色された経穴マップでは、
わかりやすさが増したイラストで描かれていたことに気づきました。
新板カラーの経穴マップ
旧版の経穴マップで使い慣れているため、いまから買い替えは考えていないんですが、
新たに経穴マップを購入しようと思う方がいたら、
旧版は安く中古で出てますが新板にしたほうがいいですよ。
また奇穴(腰眼)のボウエンテクニックでの刺激をするときの経穴位置ですが、
私がボウエンテクニックのセミナーで習ったときには、
腰眼という指標がなかったため(だいたいこのあたり?)という曖昧な認識で理解したつもりになり、
正確な位置をわかっていなかった。
そのような反省すべき点がこれほどでてくるか!?と、前に向かって進むしかないという気付きの連続です。
最後になりますが、
海外のボウエンテクニックを学ぶことのできるところでは
経穴とボウエンテクニックの手技を関連付けて教えていただけるところもあります。
Bowen Meridian Medicine – eCourse
https://www.bowencollege.com/product/bowen-meridian-medicine/
私は他のボウエンテクニックと経穴を関連付けた資料を元に調べていっており、
上記の(Bowen Meridian Medicine – eCourse)は受講しておりませんが、
ボウエンテクニックを徹底活用しようという基礎として海外ではこのようなコースが有るのかと知り、
刺激を受けているところです。
2023年09月08日
いるかのしっぽの細い骨を挟んでするマッサージ、いいですよ!
イルカのクシ状マッサージツール。

ここ数日、自分で使ってみました。
軽くて持っているときの重だるさはなく、
丸みを帯びた全体各部は、
どう握ってもチクリとするとんがりがない。
しっかり手に馴染むんですね。
肌に当てたときの感触は、
石のかっさは温めなければヒヤッとした冷感が痛みを助長します。
ですが、こちらの櫛形マッサージツールは木製の温かみがあり、
冷感は感じられないためあたりが快適でやさしい。
肌にあたったときに石のかっさなら硬度が高いため当たりが強く、
かっさとしての皮膚への痕を残すようにこするには特化している。
ただ背中や腹部、そして手足にはかっさして痕を遺して老廃物を除去する用法を用います。
ですが顔や首や上部の胸部のデコルテラインは接触痕が残るまでのダメージをつけたいものは少ないでしょう。
私も自分に対してそこまではできません。
ですからデコルテラインにマッサージ圧をかけるツールとして、
木製イルカのクシ状のマッサージツールは最適だなと感じました。
特に頭部や顔や首には多くの経絡の流れが通っており、
それらを意識的にマッサージするのに最適なツールにもなります。
イルカのしっぽのV字部分。
この部分で体表近くにある細い骨(鎖骨、前腕の骨、顎骨など)を挟み移動させながら軽快な圧をかけてこすります。
ここ、ハンドマッサージや他のかっさなどではうまく解くのがむずかしい部位なんです
これがいるかのしっぽなら誰でもいい感じにリリースできるんですね。
これ、特筆できるイルカの木製クシの強みでしょう。
ちなみにお客様からどうやって入手すればいいかと尋ねられましたので、
以下にAmazonの該当ページを貼らせていただきます。mm
あと、、、追加注文として、
普通の櫛形マッサージツールってどうなのかなと思い、
以下のセット、注文しました。
最後に。
べん石かっさは使い慣れれば、
排毒のちからの凄さはぴかいちですが、落とすと割れるんです。^^;
木製マッサージグッズは、その点、落としても割れる心配がないのがいいですよね〜。
2023年09月04日
この上ない便利な木製のクシ型マッサージツール。全身のマッサージが手軽にできて、想像以上に快適です!
Vekete 髪櫛半月櫛頭皮マッサージ白檀櫛天然木製高級頭皮マッサージ経絡マッサージ人気男女兼用
Amazonでマッサージグッズをチェックしていたら、
真新しいコンセプトのクシ?を発見して試しに購入してみました。
カスタマーレヴューで、においが気になるというコメントが多数見られ、
覚悟の上でのおそるおそるの発注でした。
ですが幸いにも届いたものは異臭なく助かりました。
東南アジアのタイなどで制作された木製マッサージグッズには、
マッサージ効果を高めるためにカプサイシン系の成分が入った塗料を塗ってあるものがあり、
たとえばオカリナ型の木製マッサージ用のグッズをタイから取り寄せたとき、
その臭いのきついのなんの。。。
そういった商品であればなかなかきつく眼がしばしばするほどの悪臭に感じられます。
それってなかなか落ちないんです。。。
対処法としては白木になるほど上薬を塗った臭い部分を必死に拭い落とす作業を延々とする必要があります。
そういった場合を想定して、そこを諦め受け入れた気持での注文だったため、
悪臭がない商品がきてくれて、まことにホッとしました。
届けられたイルカの櫛型マッサージ用グッズについて。
持った感じは、適度なツルツルスベスベな触感。
思った以上に軽量で扱いやすい好印象。
丸みの多い製品で手にフィットする感じがあり、
圧をかけたときイメージ通りの力が出せていい。
ちなみに、頭皮マッサージにいい。
このためだけにこちらの商品を手に入れるのもうってつけでしょう。
でもそれ頭皮マッサージ以上に、
頭部の鼻筋や顎、
腕の橈骨と尺骨
脚の脛骨と腓骨など、
細めな身体のパーツへ小回りの利いた心地よい圧をかけたいときに最強?!
V字になった端部位がマッサージを加えたい患部へフィットしてくれます。
イルカの鼻先の突起で経穴をぐりぐり押しやすく容易に力がだせます。
太もものような太い筋肉に対しイルカの背中の丸みある部分でまろやかな刺激を加えるもよし、
イルカの腹側のクシ部分で刺激の強い圧をかけるのも気持ちいい。
クシの先端が丸みがあって身体に押し当てたときに痛みがなくて、
不快な痛みがほとんど感じられないのが安心して愛用したくなりますよね。
余談ですが。
ひとつ不思議だったことがありました。
Amazonの商品写真はイルカの眼の先にある鼻先は丸まっているものだが、
私のところに届いた商品は鼻先が尖ったバージョン。
つまり紹介された写真とは仕様が異なる製品が送ってこられたわけです。^^;
イルカの鼻先が丸いもののほうが多く売られているようなので、
そちらのほうが安定の型なのでしょうか。。。
もしイルカの鼻先が丸いものを入手したい人は、
私が入手したAmazonマーケットプレイス『熊猫家百货商场』という店は避けていただき、
同様の商品を販売中の別のお店は容易にみつかるでしょうから、
そちらから購入するようにするといいかもしれませんね。
ちなみに私が手に入れたイルカの鼻先が突起した製品も気に入ったのですが、
鼻先が丸みを帯びたものにも興味がでたため、
速攻で他の同様商品を売る店を見つけだしてイルカの丸みある鼻先のものを発注させていただきました。
・・・ただ中国から直接発送されたものって、
思った通りの商品をそのまま手に入れられないことって多々あります。
一度あることは二度ある。。。
他の店でも鼻先が突起したものを送ってこられたら、いやだなぁ
届くまでは安心できずドキドキです。
普通にAmazonで紹介された写真通りのものが届いて、
ラッキーとよろこんで声が出そうです。
他国では、当然が当然ではないこともあると学ぶ瞬間ですよね。^^;
2023年07月04日
セルフケアは経絡に沿って経穴狙いで
体の自己調整をしたいとき。
あてずっぽうにからだをもみもみするか、
しっかりした意図した効果をねらうのか。
これがまた、段違いの差異が生まれます。
たとえば、
私が(腕が凝ったな〜)というとき。
手のリリースを要領よくしたいので、
経絡人形を用意します。
すでに腕の経絡の位置は覚えてます。
ですから経絡人形を目の前に置かなくても不自由ないわけですが、
経絡人形を引いた眼で全体像を観ながら手のそれぞれの経絡線に沿って
ムーブをかけていき筋膜リリースをしていくのです。
たとえば手の心経という腕の内側の経絡と手の大腸経という外側の経絡が、
陰陽で臓腑がセットとなっております。
そうした位置関係などが経絡人形を見ていくほうがつながりが認識しやすくなります。
個人的には大腸経という経絡にムーブで筋膜リリースをするとき、
めちゃくちゃ(ビーーーン)って響きがありしびれて痛いんです。
心経は別段、あまり問題なくムーブができるのです。
ですがこの大腸経の手厳しい強烈なビーーーンがあれば、
陰陽の裏表関係のセットになっている心経が無事であるわけがない。。
心経が固くなりすぎて痛覚神経の感度が一時的に麻痺しており
痛みを感じ取れないほどになっているのだろうと推測してみる。
そして大腸経の響きがおさまるようリリースを進めていきます。
ちなみに大腸経は合谷穴という知られた経穴がありますよね。
肩こりや腰がこるなどすればけっこう合谷穴が痛いわけです。
そんなところをリリースが済んで、次に心経を再度確認する。
すると、先程まではムーブでのリリース痛みが無痛だったが、
いっきに芯にまで浸透するようなツーンという痛点が氾濫し、
(いてててっ)という気血が心経まで届いて痛覚神経の状態が正常化した状況へ変化が起きてきます。
つまり気血が神経に流れる量が機能できる一定量を割ると
ブレーカーを落とした状態になってしまうイメージなんですね。
ブレーカーが落ちてれば真っ暗に暗転して状況把握が不能となります。
人体の内部では、このようなブレーカーが落ちた神経組織を保つ場合があり、
それは慢性化したものほど復活が難しく専門的な知識がなければ騙されます。
無痛だから問題がないと・・・。
実際は問題があまりないときは、多少の傷みが感じられているほうが安心なんです。
有痛のほうが痛覚神経が働けるほどの気血の量があり、
炎症物質をだしているので安寧した安静状態を保てば自然改善できることでもある。
無痛は場合により症状が進んで問題を内包していることがあるので、
今回の私の心経のような無痛が問題ありということを見抜けるかどうか。。。
こうした無痛のものは気血の流れが滞りが激しい状態に陥っており、
脳にまでここに問題がありますと訴えられないから放置されてしまう。
すると見えないところで症状が加速度的に進んでいくリスクがあるんです。
こういったリスクがあるところを、事前に発見して手を打つことも、
未病改善といえるわけです。
ちなみにここまでのリリースが進むと、手、肩、首がすっと筋緊張が抜けていきます。
経絡人形、一つあると、
経絡図では立体感がなくて経穴や経絡の通りが微妙にずれて誤認しやすいが
経絡人形なら視覚で立体的直感視できて把握が可能なため正確なアプローチができる。
12経絡には背中を通るものなど自分で自分の背中に手が届かないところもあります。
そこは補助がいるものの経絡や経穴を知れば、セルフケアも効果が高まります。
2023年07月02日
多夢
最近、夢ばかり見る、、、。
そういった悩みを持っている方はおられませんか?
2週間ほど前、お客様からの相談で、
『筋膜リリースの施術とは無関係だと思うんですが、
寝ても夜中に何度も起きてしまう。
へんてこりんな夢ばかりみている。
そして疲れが抜けずに困っている。
あとは痰(たん)が喉にからんで気ぶんが滅入るんです』
へんてこな怖い夢や切ない夢ばかりみるということで、
心理学を勉強している方に相談したら、
潜在意識にあるストレスが反映しているのではといわれたといいます。
お客様自身、たぶん最近の仕事の悩みははんぱじゃないということでストレスが引き金になっていると言われてなっとく。
でも仕事の社長業を辞めたら社員に申し訳ないし、
このままストレス由来のへんてこな夢にうなされ続けるしかないのか。。。
飲食で働かれており、
原材料の高騰から利益がだせないまま苦境を歩いていると言います。
でも時代がこういうときだから仕方ないのだろう、、、
そのようなあきらめに近いためいきをついておられました。
ただ、、、中医学では違った見解を持ちまして。
それを中医学では『多夢』といい、脾臓の気が虚しているときにあらわれるとされます。
脾臓は、胃や小腸と協力して消化にかかわります。
そして体外からの飲食した水穀から精微な気や血へと生成してから、
そちらを心臓や肺へ運び送る運化作用という作用をなします。
ただ脾臓の気が不十分な量である(これを脾気虚といいます)と、
心臓などへと送る気血の生成が足らず、
結果、心臓の気や血が足らなくなります。
かつて私は、猫が心臓の上に寝ていて悪夢を見たことがあるんですが、
これも物理的に心臓に十分な気血を脾臓から送ることができない状態ですね。
脾気虚となると、心臓の気が足らず、猫が心臓の上に寝て寝苦しさを覚えたり、
変な夢を多数見せられる羽目に陥るわけです。
またこの運化作用がうまくはたらかないと、水分(専門的に言えば水液)の吸収が思うにまかせず、
痰ができてきます。これのことを(生痰の源)といいます。
ということなどからおそらく脾気虚と推測いたしました。
個人でできうる対処法として、脾によい食べ物をとることがあります。
それは昨今、ネットで簡単に調べていただけます。
たとえば。。。大豆とか、さつまいもとか、様々あるもので、
そこは自身で詳細を調べて対処してくださいとお願いしました。
私がいま施術の場でなすべきことはというと、
足の太陰脾経という経絡がございまして、
その経絡の状態を調べ問題があれば刺激を加えるようなこと。
三陰交(さんいんこう)や血海(けっかい)など
足の太陰脾経は経穴数が21あります。
順次足下から上方へ向けて調べます。
詳細なことは控えさせていただきますが、
やはりというべきか特に足の内側の張りが強すぎて炎症を持っておられました。
ムーブでリリースをこころみることで徐々に脾経にならぶラインが柔軟性を帯びてきました。
三陰交は運化作用を促進させる経穴ですし、
ほかにも今回の脾の状態をカイゼンさせる経穴をピンポイントでねらいます。
数日後、お客様から喜びの連絡があり、
ぐっすり寝れるようになって、朝まで起きなかったんだよ〜とのこと。
臨床では本当にこれが原因かどうかは、対処してみなければわからないときがあります。
いくつもの複雑に絡み合った症状を出している要素がありますから、
原因を見つけたとしても、その原因があけた症状の漏れ口をふさぐだけのものかどうか。
それは対処してみないと、なんともいえない。
自信ありげにこれが絶対とか言う先生もいますが、
そういうのは確率的に言えば穴から漏れているものを認めなければそう思えるということで。
このたびは、たまたま脾に関する問題からでた多夢だったようです。
ほっとしました。
2023年06月21日
ボウエンテクニックのムーブとは、ヒーリングリクエスト
昨日の施術にて。
お客様が、ひごろの自主トレの一環として、
『スワイショウ:立位で体軸を中心に腕をでんでん太鼓のように回転する』
を人里離れた地で、蚊に襲われながらという決死の勢いを持って、
なさっておられるとのこと。
そのシーン、なんとなくイメージできそう。
本人からスワイショウをがんばりすぎると、
多少不具合を体に感じることもあるとのことで、
施術前にスワイショウの実演をしていただきました。
私がスワイショウをなさっておられる状態を拝見させていただき、
数点、気づいたことがありました。
左右の腕の振り方に違いが生じています。
同時に前方に回す腕は前に遠方まで伸びるものの、
後ろに回り込んだ手が胴からあまり離れずに自身の背を強く打ち付けておられました。
左右の肩や腕のコリの差がスワイショウをなさる初期段階で大きく、
理想ではスワイショウを実践してそうした肩のコリなどが緩まればいいのですが、
その前に左右の手の振りの均等さに欠けた軸回転の軸となる頚椎や胸椎に負担が蓄積し、
それらへの不都合な具合を不快感として感じられるところで、なかなか先に進みづらい。
『背中、痛くなるんです』とおっしゃられており、
その点を改善させたいという気持ちがあるようでした。
お話を伺いさせていただき、
『腕の付け根の肩や首の緊張を緩めてからスワイショウ』が必須要項であるようです。
そのようなこともあって、
腕と胴の付け根に当たる
1、三角筋(前・中・後に分けて)
2,大胸筋・小胸筋
3,大円筋・小円筋
の左右を緩める方法をお伝えいたしました。
伝えた手技はボウエンテクニックの(ムーブ)という特別な経絡を利用した刺激です。
日頃、施術で私から何度かすでに受けておられるものですが、
いざ、自分でそれをやらなければならないとなるとあたふたしますが。
がんばって、やりかたを学び取っていただけました。
ボウエンテクニックのムーブは。
凝ったり緊張したり炎症を持つなどの組織がなければ、その刺激を受けてもなんともない。
ですが意識的にまたは無意識にコリを残したままで本人が気づけない状態に陥っているようなとき、
ヒーリングのリクエストを脳につたえるのに適した刺激方法を用いることで、
放置されたかまたはあまり熱心ではなかったコリを把持しつづける組織箇所に気や血が増していく。
するとシンプルに速攻を持ってコリが和らぎます。
その瞬間、筋緊張から関節が適切にハマることがなかった状態から抜け出していく。
そしてこのたび上述した部位のムーブをレクチャーし、
それからこちらがはじめは手を取り本人にも行ってもらうと、
適正にハマっていなかった状態の肩関節に良好な変化が起きていきました。
この状態でスワイショウをしていただくと、
先程より肩の前方への突き出しが軽減し不要な手の力みが抜けておられる。
このときにお伝えしたムーブは簡単なものです。
ですがテキストや映像からやり方を学ぶのは難しい。
個人的にはそれは無理じゃないかな、、と思います。
簡単そうに見えるものほど、やってみると奥深くて、
けっこうやってみても似て非なるものとなりやすい。
そのようなたぐいのもののような気がしております。
ムーブの使い手が極秘の要領を押さえて直伝で教えると、
経穴を刺激し経絡を通して患部の状態を脳へと伝えます。
特別に施されたムーブは、
脳に伝わりやすい外的刺激をヒーリングリクエストとして受け付け、
するとリクエストされる前は放置したか不十分な対応だったものに
気や血をその組織に増す等の操作や錐体外路系の癒やしの回路を作動させていきます。
オーストラリアで活躍したボウエンテクニック開発者のボウエン氏。
当時の他の生理的な知見に卓越した手技療法を行う先生方にはまだ浸透していなかった東洋医学への造詣が深く、
好んで鍼灸師などの東洋医学を実践する治療者と会話をし、経絡学説の本などを熟読なさられたといいます。
最近、私は筋膜リリースをするとき、
ずり圧からムーブへと全面移行しております。
昨今、東洋医学(主に中医学)の勉強を再度時間を大幅に割いて取り組みだしており、
それがムーブの精度と複雑な状況下での対応力増強につながるとの考えからです。
ムーブをおこなうときにボウエンテクニックのテキスト通りに手技をしていくことでも十分な成果は出るものの、
さらに突っ込んだ中医学の勉強を背景に理解し見通せるようになったほうがさらに充実した施術になるとわかりました。
ほんとうに東洋医学解説系のYouTubeチャンネルに助けられているこの頃です。 =−=;
2023年06月12日
自己に親切な、病や痛みとの向き合い方
交通事故でぶつけられた等で被害を被ったとき以外は、
自分が得た身体の問題は自分のものです。
負担がたまる食べ物や考え方や姿勢・動作の積み重ねから得た場合が多いでしょう。
(遺伝上の問題ということもありますが、ここでは例外とさせてください)
病を得た原因を、
よくよく振り返ってみると。
(だれが、いつ、どこで、どのように、なにを)などがわかっている。
(だれが)というところは、たいていは(自分が)となります。
(自分がバランスを崩し、原因を作り出した)のです。
【食べ物を変えなきゃならないとか、
運動習慣を持たないといけないとか、
負担なき合理的な運動をしようとか、
病気が遠ざかる考え方をしようとか。】
それらのバランスの乱れを、過去と今を具体的に振り返るよう問題を直視すると。
健康は勝手に作り出せているものではなく、
絶妙なバランスの上に成り立っているもの。
それは病気を得たときも同様に言えるでしょう。
苦痛や病を得たときほど痛みや苦痛があるものです。
ただそれは体の内部で免疫機能により白血球が外敵を駆逐し立て直す作用だったり、
痛だんだ筋腱などの軟部組織から炎症物質を出して血液を患部に増やす作用ですし、
痛い時が治しているとき。
直そうとして体内では戦っています。
そういったことはわかっておられていても。
苦痛のまっただなかで自己を客観視せよといわれることは酷なことです。。。
私自身も身体が強いほうじゃないため、ほんとうに、そう感じます。
ですが、
そうすることが【自己に親切なれ】といった考えに通じていると思います。
未来に及び自分をいたわる改善をもたらす功労者は、その人自身です。
病や痛みの経験を生きる武器に変える科学的根拠が、そこにたくさん埋まってます。
そこからは、その後の人生を好くする大切な学びを得られるでしょう。
食を変えるか、考えを変えるか、体の構造もとらえた動きを変えるか。
多角的な要素で自身の健康バランスは調和されていますから、
個別具体的にバランスの乱れがあるものを見つけ絞りあげて。
自分にフィットした乱れの対処法を実行することと、
その後に繰り返さない計画をたてられれば幸いです。
ただ病が進むと複雑な様相として原因が絡み合うようなので、
容易に自己を客観視することがむずかしいこともあります。
そうしたときには第三者の意見を参考にする意図を持って
医師に観ていただくことが大事となります。
または食に関する養生を専門になさる先生の知見を借りることや、
病を遠ざける考え方を学ぶことのできる先生との関わりなども。
ただ自分を病をえた原因が医者等ではなく自分ですから、
お医者様に観ていただくことで安心せずに、
病を産んだバランスの乱れを変えることへの注力を、
自身で主体的にする意識や意欲は大事なことでしょう。
自分が得た身体の問題は自分のものです。
負担がたまる食べ物や考え方や姿勢・動作の積み重ねから得た場合が多いでしょう。
(遺伝上の問題ということもありますが、ここでは例外とさせてください)
病を得た原因を、
よくよく振り返ってみると。
(だれが、いつ、どこで、どのように、なにを)などがわかっている。
(だれが)というところは、たいていは(自分が)となります。
(自分がバランスを崩し、原因を作り出した)のです。
【食べ物を変えなきゃならないとか、
運動習慣を持たないといけないとか、
負担なき合理的な運動をしようとか、
病気が遠ざかる考え方をしようとか。】
それらのバランスの乱れを、過去と今を具体的に振り返るよう問題を直視すると。
健康は勝手に作り出せているものではなく、
絶妙なバランスの上に成り立っているもの。
それは病気を得たときも同様に言えるでしょう。
苦痛や病を得たときほど痛みや苦痛があるものです。
ただそれは体の内部で免疫機能により白血球が外敵を駆逐し立て直す作用だったり、
痛だんだ筋腱などの軟部組織から炎症物質を出して血液を患部に増やす作用ですし、
痛い時が治しているとき。
直そうとして体内では戦っています。
そういったことはわかっておられていても。
苦痛のまっただなかで自己を客観視せよといわれることは酷なことです。。。
私自身も身体が強いほうじゃないため、ほんとうに、そう感じます。
ですが、
そうすることが【自己に親切なれ】といった考えに通じていると思います。
未来に及び自分をいたわる改善をもたらす功労者は、その人自身です。
病や痛みの経験を生きる武器に変える科学的根拠が、そこにたくさん埋まってます。
そこからは、その後の人生を好くする大切な学びを得られるでしょう。
食を変えるか、考えを変えるか、体の構造もとらえた動きを変えるか。
多角的な要素で自身の健康バランスは調和されていますから、
個別具体的にバランスの乱れがあるものを見つけ絞りあげて。
自分にフィットした乱れの対処法を実行することと、
その後に繰り返さない計画をたてられれば幸いです。
ただ病が進むと複雑な様相として原因が絡み合うようなので、
容易に自己を客観視することがむずかしいこともあります。
そうしたときには第三者の意見を参考にする意図を持って
医師に観ていただくことが大事となります。
または食に関する養生を専門になさる先生の知見を借りることや、
病を遠ざける考え方を学ぶことのできる先生との関わりなども。
ただ自分を病をえた原因が医者等ではなく自分ですから、
お医者様に観ていただくことで安心せずに、
病を産んだバランスの乱れを変えることへの注力を、
自身で主体的にする意識や意欲は大事なことでしょう。
2023年06月04日
『ずり圧とムーブ』ずり圧をまだつかう手動操作の対応もしてますが、ムーブというお客様自身の潜在した自己調整力を発揮させる圧を多めに対応してます!
以前は筋膜の癒着をリリースするときに、
ずり圧をもちいていました。
筋肉の現状コンディションが乱れる様子として、
1・一本の筋肉の腹の部分や腱が、隣り合う筋肉や靭帯や腱または骨(骨膜)に組織が癒着
2・筋繊維・筋繊維のひとまとまりの筋束・筋束が束ねられた筋肉全体などが、一本の筋組織内部で癒着が進む
などの場合があります。
すると重力的に釣り合いの取れた骨格構造が理想な形状を保てなくなる。
こうした筋組織等の関節をまたいだ軟部組織が骨を動かすのですが、
そこに支障がでてくることもあるでしょう。
そして構造の乱れは、その内部ではたらく臓器等の機能が正常に発揮することを妨げることもでてきます。
それゆえに、骨格筋の状態がつくる構造と人体の発揮する組織機能は関連付けられ、
ときには人体の構造を正すことにより組織の機能が正されるよう変化をおこします。
骨格筋の癒着をリセットするときに、
筋組織に刺激をくわえることで癒着部を正常な状態へと分離させていきます。
物理的に筋組織等の癒着は、弱くは固まって乾燥したお餅ほどの硬さと柔軟性のなさ、
そして強くはアロンアルファでほどの冷たく強固化したものとなり状態のもろさがある。
筋組織にしっかり代謝があるような一時的な筋肉の硬化した状態なら、
一般的な休まる程度のハンドマッサージでケアできますし、
他に入浴やエクササイズ等のセルフケアでリセットが効くでしょう。
ただ筋組織が硬化が著しい状態で骨格構造が3ヶ月以上も慢性的に歪んだ場合、
上述したような筋肉のコンディションの乱れが内部の奥まで入り込むときがあります。
あまり詳しくお伝えすることは話が複雑になるため控えますが、
そのときに『ずり圧』と私どもが呼んでいる(物理的に癒着した筋肉同士のわずかな間を作り出し、そこを一定圧を保持した等速運動)で、筋肉組織を正常な状態に分離できるようにわけていきます。
これもすべての筋肉の起点と終点や癒着が好発する場の知識、そしてそれらを触診で見立てられる力が必要となります。
いっぽんいっぽん、筋肉ごとに癒着しやすいパターンを奥まで理解しており、
数十層にも及ぶミルフィーユ状となっている癒着をはがします。
そういったミルフィーユ状の癒着は浅層と中間層と深層と状態が別物ですから、
ずり圧のかけ方も層の深さにより目的の癒着したところの圧法は別物となります。
たとえはおかしいかもしれませんが、
パンクした自転車を治すときに、
釘を踏んだタイヤをテーピングで補修でいけるか、
多年にわたり乗られたタイヤで経年劣化したものならタイヤの全取っ替えでいくか。
いい腕をした自転車屋さんなら、適切に判断できるでしょう。
筋膜リリースをする施術者は、浅層筋の癒着であれば一定のエクササイズ等を教えアドバイスをし、
こちらにお越しいただかなくても現状問題ないとお伝えすることがあります。
深層筋の癒着が進んでいれば、施術者の仲間がわざわざボディワイズの施術を受けに来てくださるのは、
すでに自分の手で思うように筋膜の癒着部をリセットしがたかったり、
そうするにも膨大な時間や労や別の費用発生があるのでそれをショートカットする目的で来てくださります。
一般的に深層筋が癒着した状態を改善させる場合、さまざまなトラブルが現れますから、
そうしたときに客観的な施術者の眼でみてどうみえるかを参考にしたいという思いもあるのです。
つまり浅層の筋膜癒着部の対処と深層とは扱いが性質上変わってくるのです。
そのような筋肉特性を理解して最適化したアプローチをほどこすことが、
安定した安全性と効率、そして効果性をひきだすことになります。
ずり圧により筋ダメージ状態を書き換える場合、
自動車で言えばクラッチの変更でマニュアル車を運転するようなもので、
最大限、場合ごとに即し沿ったリリースができます。
ですが物理圧での筋膜がべっとり張り付いて炎症を持った部分を剥がすわけですから、
痛みもでてくるわけです。
筋肉の張りや緊張部は、痛覚神経が麻痺していなければ炎症をかならずもっており、
特に浅層筋には外圧から身を守る設計により痛覚神経が深層筋に比べて多く含まれています。
それによりずり圧を使い表層筋の癒着を解こうとすると痛みがきつくでてしまうわけです。
なおかつ。
この圧の使い手になるには、多年に渡る修行と研究が必須だといえるでしょう。
対して、ボウエンテクニックで教わった(ムーブ)と呼ばれる筋膜癒着部をリリースする方法があります。
日本でこちらをおそわるチャンスは少なく、私自身、習った当初は意味が半分以上もわかりませんでした。
でも、あとあと研究を重ね理解を深めていくことで、
その画期的な筋膜組織の癒着を剥がして正常化を図るアイデアがずり圧とは別物だということがわかりました。
こちらムーブとは、物理圧ばかりで筋膜組織の癒着を引きはがすものではありません。
お客様の神経にムーブをかけられた筋肉の状態情報を得られるような特殊な圧法として工夫されています。
ムーブを積極的に行う場所には、経絡上の経穴部を選ぶときが多く、
それゆえ経絡中を流れる気が滞る点を修正するように用います。
この点が実は痛みが軽減したかほぼ痛みがない圧なのに、
体内で筋膜組織の癒着をはがしだす秘密になっているのです。
なので鍼灸師さんが、ムーブの技術を数ヶ月ほど学ぶと、
おもしろい活用をなさっていただけてますね。
最近、圧刺激法をムーブにしてから、
お客様から『最近、圧をかけられても痛みがないか、ほんと少なくなった』といわれることも。
そんなとき、手抜きで『よかったですね〜、痛いのはいやですからね〜』と言葉を返しています。
実はムーブを使う場合、
表層筋も中層筋も深層筋も、
それぞれ相等しい手法での一定のやり方のムーブでいい。
つまりずり圧をかけていくときは、表層〜深層、それに筋ごとにまったく別のずり圧のかけ方だったが、
ムーブではそこの難解さはだいぶん差っ引いても効果が引き出せちゃうんです。
同時に圧の制御を硬化度と対抗するずり圧とは違い、
硬化に対抗しない刺激でもムーブはリリースがおきます。
ずり圧をかけるときのお客様自身のリバランスがどうなじまれるかという難しさがあるものの、
ムーブでは比較的お客様の施術後の状態の変化を受け入れやすくなっていますね。
そしてたとえば頭板状筋のようなずり圧はご法度な場所もムーブなら余裕で対応できる手広さがある。
そしてベン石温熱器のような患部を注熱してからムーブをかけると、ずり圧以上の変化が期待できる。
それらのずり圧とはことなったユーティリティさを感じ、狐につままれたようでした。
いままでずり圧を必死こいて研究して修練したんだけど、なんでやねん!?的な驚きです。
その事実を知ったとき、
もっと自分なりのムーブの方法を模索しようと考えました。
同じくムーブといってみても、
なにげなくムーブをしているか、
その裏側にノウハウをいくつも詰め込んで効果を飛躍させるムーブをするか。
それにより天地ほど効果の開きを実感できるようになります。
ずり圧をもちいていました。
筋肉の現状コンディションが乱れる様子として、
1・一本の筋肉の腹の部分や腱が、隣り合う筋肉や靭帯や腱または骨(骨膜)に組織が癒着
2・筋繊維・筋繊維のひとまとまりの筋束・筋束が束ねられた筋肉全体などが、一本の筋組織内部で癒着が進む
などの場合があります。
すると重力的に釣り合いの取れた骨格構造が理想な形状を保てなくなる。
こうした筋組織等の関節をまたいだ軟部組織が骨を動かすのですが、
そこに支障がでてくることもあるでしょう。
そして構造の乱れは、その内部ではたらく臓器等の機能が正常に発揮することを妨げることもでてきます。
それゆえに、骨格筋の状態がつくる構造と人体の発揮する組織機能は関連付けられ、
ときには人体の構造を正すことにより組織の機能が正されるよう変化をおこします。
骨格筋の癒着をリセットするときに、
筋組織に刺激をくわえることで癒着部を正常な状態へと分離させていきます。
物理的に筋組織等の癒着は、弱くは固まって乾燥したお餅ほどの硬さと柔軟性のなさ、
そして強くはアロンアルファでほどの冷たく強固化したものとなり状態のもろさがある。
筋組織にしっかり代謝があるような一時的な筋肉の硬化した状態なら、
一般的な休まる程度のハンドマッサージでケアできますし、
他に入浴やエクササイズ等のセルフケアでリセットが効くでしょう。
ただ筋組織が硬化が著しい状態で骨格構造が3ヶ月以上も慢性的に歪んだ場合、
上述したような筋肉のコンディションの乱れが内部の奥まで入り込むときがあります。
あまり詳しくお伝えすることは話が複雑になるため控えますが、
そのときに『ずり圧』と私どもが呼んでいる(物理的に癒着した筋肉同士のわずかな間を作り出し、そこを一定圧を保持した等速運動)で、筋肉組織を正常な状態に分離できるようにわけていきます。
これもすべての筋肉の起点と終点や癒着が好発する場の知識、そしてそれらを触診で見立てられる力が必要となります。
いっぽんいっぽん、筋肉ごとに癒着しやすいパターンを奥まで理解しており、
数十層にも及ぶミルフィーユ状となっている癒着をはがします。
そういったミルフィーユ状の癒着は浅層と中間層と深層と状態が別物ですから、
ずり圧のかけ方も層の深さにより目的の癒着したところの圧法は別物となります。
たとえはおかしいかもしれませんが、
パンクした自転車を治すときに、
釘を踏んだタイヤをテーピングで補修でいけるか、
多年にわたり乗られたタイヤで経年劣化したものならタイヤの全取っ替えでいくか。
いい腕をした自転車屋さんなら、適切に判断できるでしょう。
筋膜リリースをする施術者は、浅層筋の癒着であれば一定のエクササイズ等を教えアドバイスをし、
こちらにお越しいただかなくても現状問題ないとお伝えすることがあります。
深層筋の癒着が進んでいれば、施術者の仲間がわざわざボディワイズの施術を受けに来てくださるのは、
すでに自分の手で思うように筋膜の癒着部をリセットしがたかったり、
そうするにも膨大な時間や労や別の費用発生があるのでそれをショートカットする目的で来てくださります。
一般的に深層筋が癒着した状態を改善させる場合、さまざまなトラブルが現れますから、
そうしたときに客観的な施術者の眼でみてどうみえるかを参考にしたいという思いもあるのです。
つまり浅層の筋膜癒着部の対処と深層とは扱いが性質上変わってくるのです。
そのような筋肉特性を理解して最適化したアプローチをほどこすことが、
安定した安全性と効率、そして効果性をひきだすことになります。
ずり圧により筋ダメージ状態を書き換える場合、
自動車で言えばクラッチの変更でマニュアル車を運転するようなもので、
最大限、場合ごとに即し沿ったリリースができます。
ですが物理圧での筋膜がべっとり張り付いて炎症を持った部分を剥がすわけですから、
痛みもでてくるわけです。
筋肉の張りや緊張部は、痛覚神経が麻痺していなければ炎症をかならずもっており、
特に浅層筋には外圧から身を守る設計により痛覚神経が深層筋に比べて多く含まれています。
それによりずり圧を使い表層筋の癒着を解こうとすると痛みがきつくでてしまうわけです。
なおかつ。
この圧の使い手になるには、多年に渡る修行と研究が必須だといえるでしょう。
対して、ボウエンテクニックで教わった(ムーブ)と呼ばれる筋膜癒着部をリリースする方法があります。
日本でこちらをおそわるチャンスは少なく、私自身、習った当初は意味が半分以上もわかりませんでした。
でも、あとあと研究を重ね理解を深めていくことで、
その画期的な筋膜組織の癒着を剥がして正常化を図るアイデアがずり圧とは別物だということがわかりました。
こちらムーブとは、物理圧ばかりで筋膜組織の癒着を引きはがすものではありません。
お客様の神経にムーブをかけられた筋肉の状態情報を得られるような特殊な圧法として工夫されています。
ムーブを積極的に行う場所には、経絡上の経穴部を選ぶときが多く、
それゆえ経絡中を流れる気が滞る点を修正するように用います。
この点が実は痛みが軽減したかほぼ痛みがない圧なのに、
体内で筋膜組織の癒着をはがしだす秘密になっているのです。
なので鍼灸師さんが、ムーブの技術を数ヶ月ほど学ぶと、
おもしろい活用をなさっていただけてますね。
最近、圧刺激法をムーブにしてから、
お客様から『最近、圧をかけられても痛みがないか、ほんと少なくなった』といわれることも。
そんなとき、手抜きで『よかったですね〜、痛いのはいやですからね〜』と言葉を返しています。
実はムーブを使う場合、
表層筋も中層筋も深層筋も、
それぞれ相等しい手法での一定のやり方のムーブでいい。
つまりずり圧をかけていくときは、表層〜深層、それに筋ごとにまったく別のずり圧のかけ方だったが、
ムーブではそこの難解さはだいぶん差っ引いても効果が引き出せちゃうんです。
同時に圧の制御を硬化度と対抗するずり圧とは違い、
硬化に対抗しない刺激でもムーブはリリースがおきます。
ずり圧をかけるときのお客様自身のリバランスがどうなじまれるかという難しさがあるものの、
ムーブでは比較的お客様の施術後の状態の変化を受け入れやすくなっていますね。
そしてたとえば頭板状筋のようなずり圧はご法度な場所もムーブなら余裕で対応できる手広さがある。
そしてベン石温熱器のような患部を注熱してからムーブをかけると、ずり圧以上の変化が期待できる。
それらのずり圧とはことなったユーティリティさを感じ、狐につままれたようでした。
いままでずり圧を必死こいて研究して修練したんだけど、なんでやねん!?的な驚きです。
その事実を知ったとき、
もっと自分なりのムーブの方法を模索しようと考えました。
同じくムーブといってみても、
なにげなくムーブをしているか、
その裏側にノウハウをいくつも詰め込んで効果を飛躍させるムーブをするか。
それにより天地ほど効果の開きを実感できるようになります。