2008年03月09日

物理法則を下地にしたムーブメント

体の動かし方に負担がかかる場合には、
負担がかかったところに問題が生じる。

では体の動かし方についての良し悪しをどのようにみるか?
どのような法則にそえばよい動きかどうかがわかるだろう?

そのひとつの大切なヒントは物理法則です。

体の質量や筋肉や骨格の統合した機能や動きによる速度など、
さまざまな条件は物理の法則にのっとっています。
物理法則に沿う動きならば体に負担はかからない。
物理法則を考慮せずに動いていると、多くの場合、
知らず知らずのうちに力んだり息を止めたり体の局所だけを意識したり。
そのような動き方をしてしまいがちになります。

では物理学者が力学的な物理法則や解剖学や生理学的知識を駆使して
体の動かし方を計算した動き方を教え伝えたことがあるかといえば、
あるんです。

フェルデンクライス・メソッドがそうです。

モーシェ・フェルデンクライス博士は、
もともと物理学者でした。
自身が体を壊して医師に見放され、
自分でどうにか動けるようにならないかと考えた。
そして創造した動きは実に力学的物理法則を下地にした動き方だった。
フェルデンクライス博士自身が科学者であり、
科学者の目で物理則に整合した動きを追求した結果なのです。

フェルデンクライス・メソッドを実際にしていくと、
不思議と体が軽く動かせるようになったとか、
体の中のブロックが小さく感じられたり消えたりしていく。
それはてこの原理なり体液の重心移動だったり、
体を動かすときに小さな動きで大きな仕事をする力学的作用を
動きに取り入れているからなのです。
実際のATMレッスンでは物理法則がとか力学とかの
説明をされることはあまりないようです。
そのような説明をすると左脳的な思考に意識が集中して、
大切な体の繊細な動きに意識が集中できなくなるためです。
ですがその裏側には連綿とした物理法則に支えられた動き。
それが据え付けられているのです。

だから体が楽に動けるようになったり、
腰部の痛みや肩のこりがなくなるのも、
それは魔法ではないのです。

力学的力の作用を効率的に発揮できるような動きを身につけた結果です。

そのように理解してから、
フェルデンクライスをトライしてみるのもよいでしょう。
そのような眼で物理学が得意な人がフェルデンクライスの動きを見てみれば、
どんな意味でこんな変った動きをさせられているかという疑問が解決できる。


そのような動き方を身につけているかいないかでは、
長い年月を経て蓄積していくしこりの量に大きな開きがでます。




posted by スズキ at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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