2005年06月29日

新聞紙一枚分の感覚の目覚め---1

体は満遍なく使うこと。
健康を維持・促進する基本です。

使い過ぎていてもだめ、
使わなすぎていてもだめ。
ちょうどいいしかよくない。

暑すぎるお風呂も飛び上がっちゃいますし、
冷たすぎても凍えてしまう。
ちょうどいい温度が一番です。

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ちょうどいいかどうかを、
もう少し突っ込んで観てみましょう。

ちょうどいいくらい体を使う。
それが筋肉にも脳にもいい刺激を与えます。
この状態が最高ですね。
健康にも能力にも。
いうことありません。

■使い過ぎは神経的にもトラブル原因に。
情報がさばけずに錯綜するものです。
神経が興奮し過ぎ暴走するならば、
それを抑制させる機能を働かせます。
正常な神経伝達の働きができません。

筋肉の使い過ぎはこれが目立ちますね。
使いすぎにより炎症が起きることもある。
痛みが出て『意識されやすい』ものです。

■使わなすぎは神経を退化させます。
使わない神経は無駄はので退行・死滅します。
神経が退化すれば働きが悪くなります。
情報量が欠落します。

筋膜が癒着して慢性化すればこうなります。
使わない体の箇所(未利用箇所)もこうなります。
このときには、
やっかいな特性があります。
神経がマヒして『意識の上に登らなくなる』のです。

意識のできていない部分、
たとえば背中や身体の深部の筋肉などは意識量が小さいことになります。
それに対して意識し過ぎている体の箇所、
炎症が起きて痛みが強い腰部などは意識量が大きいことになります。

その意識量のばらつきを基にして自分の身体の全体像を描いてみてください。
きれいに元の体のアウトラインそのままで線が引かれていれば、
まさに体の機能が理想状態で正常に働いています。

『すばらしい!』と感嘆したくなります。
才能豊かで体の隅々まで意識を配ることができる、
貴台のダンサーやアーティストなどのレベルでしょうか。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする