その問題は半ば解かれたに等しい』
問題の定義は自分でする。
後はその問題に対して技術的に解決すれば良い。
創造的な仕事には、
問題をかぎ分ける力が必要です。
『体を改善するときに自分が何を取り入れれば良いだろうか?』
という疑問をもったとき。
「どのようなモノがおすすめですか?」
と質問を受けることがあります。
自分で何をどうしたいのか、
問題を正しく定義づけできるまで突き詰めれば幸いです。
そこまでいけば今の時代さまざまな情報が入手できます。
入手できた多くの情報から最適なものを取捨選択できる。
その取捨選択できた解答がその人にとって、
一番効果的な心から受け入れられる『合った』ものです。
「誰彼が勧めるもの」以上に役立つものです。
自分の中で正しく問題定義しておらず、
『どのようなモノが良いか?』と人に質問をするとき。
その人に合ったアドバイスをすることはできません。
十分に問題を定義付けしている方でしたら、
その内容をこちらが尋ねる前におっしゃいます。
そしてそのおっしゃられた言葉のなかに、
本質的に求めているものがあります。
質問者はすでに問題の解答がイメージされています。
だから質問をしながら自分の中で解答を出していることさえあります。
質問を受けた側も明快な問題が定義された質問内容を聞き、
その人に合ったものを回答できます。
『この人は明確な問題定義しているな』と思えば、
深く突っ込んだことを楽しそうに述べることもできます。
ですが問題定義が十分なされていない(伝わってこない)とき、
できるだけの概要を伝えるように勤めます。
ただこれは冷たく突き放したいのではありません!!
問題定義をするのはその人自身の役割。
それを肩代わりしてはいけないのです。
問題に正しい定義をするまで取り組まなければどうなるでしょう?
問題に直面せず他の人に尋ねれば問題の所在が解らなくなります。
すると「小難が中難」に、「中難が大難」と転じていくそうです。
もし問題をしっかり定義して小さな問題のとき取り組めば、
大難が中難に、中難が小難に、小難が無難に変わっていく。
後者となってほしいと願い問題定義の肩代わりは断るべき。
人は困ったとき初めて『問題』を発見し取り組みます。
それが問題から多くのことを学ぶ機会なのです。
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