2005年06月23日

O脚VS正常姿勢『仙腸関節編』---1

正常姿勢とO脚姿勢では、
骨格的な違いが生まれます


O脚の仙腸関節の過屈曲図(巨大画像ですので興味のある方のみどうぞ)
http://image.blog.livedoor.jp/bodyworker/imgs/b/0/b0b01f97.jpg

O脚のデメリット。
身長がつまり低くなる。
骨格が前傾し、
下腹部が前に突き出る。
膝が曲がって伸びない。
首が短くなり顎が前に突き出される。

そして仙腸関節にも違いが現れている。

仙腸関節という人体最大の関節接触面。
正常では仙腸関節耳状面は
『L』字型に曲がっています。
図の仙骨のオレンジ色の『L』型面ですね。
接触面が大きく複雑なのが特徴。

O脚等では仙腸関節耳状面は
『一』字型です。
図の仙骨のオレンジ色の『一』型面ですね。
接触面が小さく単純なのが特徴。
それで関節のかみ合い力が低い。
仙腸関節がずれやすくなります。
ずれを補正するため臀部筋などの
仙腸関節をサポートする筋肉が常時硬化し続けます。

関節の中で最大かつ最も重要な
仙腸関節の関節力を発揮すること。
これが胆力を活かした運動性能に、
決定的な差を生みすのです。
仙腸関節の『L』字型が全身の関節を自在に操るための、
調節押さえ止め役を果たします。
全身の関節がココのお蔭で効いてくるのです。

中心軸の感覚をつかもうとするとき。
正しい姿勢では骨が踵から耳まで、
美しいストレートラインです。

比べてO脚は、
膝が曲がり、
腰の前側への反りがきつく、
身長が縮んでいます。
スタイルを重視すれば、
O脚は解消したいところですね。

骨格の歪曲に比例して筋肉は硬化します。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする