2005年06月22日

『第二の心臓』比較図

人間と馬のふくらはぎ部分の比較図。


馬はすっきりと足の骨のラインが解るようにまっすぐ。
馬は四足動物の代表として取り上げた。
他の犬や猫や牛などを観察すれば、
すべて馬のように骨張って細い。
それに対して人間のふくらはぎは盛り上がる。

その両者の差はなぜ生まれたのだろうか?

四足動物は強力な心臓ポンプと心臓と足先までの距離が短い。
それにより心臓ポンプ機能による十分な血液循環がサポートされている。

人間の心臓ポンプでカバーされた血液循環エリアは、
頭部を含む胴体まで。
人間の脚部は構造的に心臓ポンプの力が見捨てられています。
そのため独自に脚部の血液循環システムをもつ必要がある。
それが他の四足動物にはみられないふくらはぎの筋肉の盛り上がりだ。
独自にふくらはぎの筋肉をポンプとして利用する方法にたどり着いた。

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脚部の筋肉ポンプが効果的に利用されるための最低条件。
1.ふくらはぎの柔軟性
2.歩く習慣


この二つがそろっているかどうかが、
全身の血液循環にかかわってくる。

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ワーカーはふくらはぎをチェックするときに、
深部筋まで十分に柔らかい状態であれば安心。
そのような『ふくらはぎを維持促進すること』

血液循環が悪い状態で体質改善ができるわけはありません。
体内で造る最も有益な免疫物質が血液循環力不足に陥れば、
必要な体の箇所まで十分な量が行き渡りません。
滞ってしまうため症状が改善できないのです。

四足動物にはない二足歩行動物の宿命がここにあります。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする