2005年06月21日

光の動脈と影の静脈---3

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余談ですが。。。

人間の心臓は進化の過渡期であり、
四足の心臓を保持しているのでは。
そのような仮説を意識しています。

ハイハイで四足歩行をしているとき、
人間の血液循環はすばらしく回復。
ハイハイでさまざまな疾患が軽減した、
という報告も聞いています。
腰痛も軽減しますし手足のしびれ感も軽快。
おまけに大腰筋というコアの筋肉は、
特別なトレーニングなしに自然に強化されます。
このように身体状況が好転することが多い。

人間は四足で立つという能力は後天的に学習で身につけられた。
狼に育てられた少女「アマラとカマラ」は、
幼少期に二足歩行を学習していなかった。
それにより四足歩行でなんら問題なく、
狼との生活をしていました。
その彼女たちの敏捷性や体力。
優れた嗅覚や聴力。
それはどれをとっても常人を超えていました。

また知人のボディワークの先生で4歳まで
ハイハイを息子にさせ続けた方がいます。
尋常ではない運動能力と俊敏性に驚かされました。

レッスン上でのひとコマ。
猫とじゃれあう息子さん。
すばしっこく逃げる猫。
そして攻撃してくる猫。
俊敏にかわし笑いながら首根っこをつかんでました。
猫が数メートルの棚に飛び乗れば、
息子さんもしなやかに飛び乗ります。
自分の背丈など眼中にない様子。

これが四足歩行から二足歩行への過渡期と考える理由です。^^1

人は四足歩行から二足歩行へ変わり、
失ったものと得たものがあります。
失ったものを取り戻したいのなら、
四足歩行を実践するといいでしょう。
定期的にエクササイズのコアとして。

とてもカンタンなことなのですが、
あまり実践してくれる人がいないんですよね。
ちょっと残念に思います。

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posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする