知っていて筋繊維の周りに巻いてあるコラーゲン状の保護膜。
初歩の解剖生理学の書籍ではこの程度。
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ですが筋膜はすべての器官を保護する、
幾層にも重なり合ってできた組織。
器官ごとに特異な筋膜が存在しています。
医学書を観ると120種の筋膜が掲載されています。
筋膜の種類は予想以上に多いものですよね。
動的な伸び縮みの大きいエリアの筋膜と、
静的な内臓を保護するも筋膜。
保護する対象物の違いにあわせて筋膜の機能も変わるのです。
同じ筋膜をとくといっても、
ワーカーの頭の中にはその違いも入っています。
分けて対応しています。
そこは専門的に筋膜という・・・、
マニアックな知識をかき集めているものの強みです。
この分けて見えているかどうかなどは、
あまりマッサージ本などに書いてない。
このちょっとした識別の差が総合的な仕上がりを向上させる秘密でもあるのです。
筋肉や皮膚、骨、内臓などの器官を包む筋膜が、
それらを保護し潤滑を保持する。
それが大変重要な機能なのです!
他にもいくつかの特徴を備えています。
筋膜のお蔭で各器官は仕切られています。
筋膜を介し隣り合う器官が影響を与える。
筋膜はバンド状になっていて遠くまで伸びています。
近場に影響が出るだけではありません。
驚くほど遠くまでその影響がでることもあります。
かかとを刺激してこめかみが刺激されているように感じた、
などもその一例です。
これにより、
痛みの発生源と実際に痛みが感じられる場所が違う現象が起こるとがあるのです。
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