2005年06月17日

すべてを自分の責任として主導権を握ること---1

斉藤ひとり氏の講演テープを聞いて。

『すべての物事は自分の責任と思いなさい』という言葉が印象に残った。

すべての失敗や苦労。
ひっくるめて自分のものと受け止めること。
そういうメッセージです。

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他人に幾ばくかの責任があり、
相手に責任を迫ることもある。
するとかなり楽。

なぜ楽かというと、
自分の責任を振り返ることもなく、
相手に動けと期待する事ができる。
それが社会に対してか、
政治に対してか、
所属する団体に対してか。

ただ相手に責任を訴えることができればまだいい。
ですが黙っていなければならないことも多かったのです。
心の中で『期待通り動いてくれるといいのだがな』、
と切望する。
声にならない声です。

だが相手に期待をしても、
相手は私の都合どうりに動くことはあまりない。
あれば『ありがたいこと』、
なければ当然。。。

この時点で「相手がその問題の全主導権」を握っている。
それが解決できるかどうかは人任せ(運任せ)。
『自分の成長』に貢献する要素がない。

すると『自信力』が弱まる。
問題を見つめる目が冷やかになる。
応援口調の「ついてる!ついてる!」、
とは思えなくなってくる。

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よくよくその問題の責任や失敗を考えてみる。
すると自分の責任に関わる部分を見つけることができる。

『すべては自分の責任』と考えれば、
自らが責任を感じ取る感受性が高まる。
すると見つける事ができるものだ。

大小の責任があるだろう。
それをかき改善する方がいい。
結果的にその方がパワフルな問題解決が期待できる。

この時は問題解決の主導権は自分にある。
問題に取り組む姿勢。
そして問題を改善すればするだけ問題がなくなり、
希望の光が見えてくる。
その手応え・成果が感じ取れる。

些細な改善でもしないよりはした方がいいんだよ。
だってそうすると問題の本質も見えてくるから。
ということ。

それが『自信力』を強めてくれる。
自分が動けば問題解決につながる。
自分に期待した方が、
相手に期待するより賢い。
という思考を受け入れられるようになります。

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posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする