2005年06月10日

マニアックな脳と脊椎のイメージ---1

受精シーンをイメージした映像を観たことがあるでしょうか?

精子はオタマジャクシの尻尾のようなものを使い推進力を得ます。
これは私たちが最もシンプルな過去経験した形態ですね。
だれしも経験済みです。

では精子の尻尾はどのようにして動いているのでしょう。
オタマジャクシのように筋肉で尻尾を左右に振っているのでしょうか?

答えは違います。

船のスクリューのように回転して進む仕組です。
では尻尾を回転させるエンジンはどこにあるの?

その疑問に答えるため尻尾と頭の接合部分を調べてみても、
どこにもエンジンらしい筋肉のようなものはありません。

実は電気のON-OFFでモーターの回転する仕組みと同じ原理で回るのです。
もう少し突っ込んで言えばリニアモーターカーと同じ仕組みだそうです。
プラスイオンとマイナスイオンが関係しています。
筋力以外の仕組みで前進するのです。
そのような興味深い仕組みを人体は持っています。
筋力を使うなどの努力は一切不要な動力なのです。

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そしてここからが本題なのです。^^1

ボディワーカーの想像力はとてもたくましい。
人体の仕組みの相関関係を常に念頭に入れて探ろうとします。

脊椎と脳の並びが絶妙に整っている状態をアレクサンダーテクニークでは、
『プライマリーコントロール(原始的制御)がなされる状態』といわれます。
プライマリーコントロールの詳細を知りたい方は、
ぜひアレクサンダーテクニークの関連書籍をお読みください。
このプライマリーコントロールができているとき、
感受性の強い友人のワーカーは次のような言葉を残しています。

『尾骨かららせん状にエネルギーが回転し上昇してるのがはっきり解る!』
『それによって頭が空中に浮きだす感じがしている。』
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする