人体には患部の問題が解決されるまで、
患部がクローズアップされる仕組みがあります。
痛みは意識の集中により増幅されます。
不安が乗じて患部と全身に緊張が走る。
精神的緊張による筋収縮作用ですね。
緊張はより強い不安を呼びより強い痛みを生じる。
これにつかまるととにかくつらい。
外見上はすでに患部の症状が改善して、
さほど問題もない状態になっていても、
患部の小さな不都合をクローズアップ。
小さな苦しみも大きな不快へと変える。
自分がついていないと感じるならば、
『あぁ〜あ、なんて自分はついていないんだ』
と落胆して緊張が抜けなくなります。
精神的緊張が引き起こした、
余分なものを背負っている。
精神的緊張レベルが減れば、
余裕でつきあえるときもあるのです。
そのときについてるモードの人はこう考えます。
『自分はついている人間だ。
正味の患部の痛さは一過性。
嵐は直に止むに違いない。
問題などは起こらない。
問題が起こったらそのときに対処すればいいだけのこと』
余計な心配は恐怖心をあおるだけなのです。
得体の知れない恐怖心には、
本能的に人間は縮こまりおびえるようにできています。
ついてる思考の人間は、
この恐怖心に負けないんですね。
小さな傷口を自ら大きく開こうとはしないのです。
プラス思考で乗り越えることもできます。
でも気張らなければなりません。
マイナス思考を排除する戦いに勝たなければならないのです。
そのときにいささかの緊張感も感じないならばいいのですが、
そうはいきませんよね。
微笑みながらプラスの暗示をかけるのは案外難しい。
ですが「ついている思考の人間」は、
恐怖心に打ち勝つことができます。
はじめから肩肘張らず気張らない。
「ついてるついてる」とルンルンしていると、
程よくガス抜きされています。
『あぁ〜、おれはついているな〜』
『ちょうどおれはこんなに頭が痛いんだ。
人生の苦しみを語った物語を書くには持ってこいだ』
と頑張って書き物をしていれば、
先程の痛みは微塵も響かない。
だから次の高さに突き進んで行けるのです。
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そういうことを斉藤一人氏はいってるのでは?
氏の表面上の言葉を捉えれば矛盾もあります。
ですが聞き込めばおっしゃる意味が解ります。
氏のCDを繰り返し聴き思いました。
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