2005年06月04日

真剣なおつきあい

人が出会って恋するとき。
その始まりは、
『直接の出会い』からです。

互いを知らなければ、
理解は深まらない。

「それを知っている」だけのつきあいなら、
恋に落ちることはありません。
落ちたと感じても幻想です。

『人は愚かで滑稽な生き物・・・』、
そんな書き出しの本を読んだことがあります。
人を覚めた目で突き放してみているのではありません。
クールで鋭い観察眼とやさしさのあふれる皮膚感覚です。
すでに病気で故人となられた方の本です。
遺作までこのまなざしは貫かれていました。

人とつきあえば楽しいことだけではありません。
つらいことや悲しいことも起こります。
1トンの塩をなめてみてわかる深みのようです。

十分な時間をかけて、
大切なものを少しずつ学んでいく。
打算や利益を超えた愛情が深まるものです。

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直接まだ出会ってもいないのに、
人づての話で出会ったと思い込んでいる。
頭でイメージを作り上げてしまう。
本物の理解だと勘違いしてしまう。

真剣なおつきあいが必要なものと、
時間をかけなくて良いもの。
このバランスが乱れたとき。
人は生きる実感を貧しくします。

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真剣に恋に落ちることができれば、
いかなる苦痛や困難も乗り越えられるでしょう。
時間はかかっても少しずつ学んでいけば良い。

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ときどきなのですがメールの問い合わせで。

いきなり、
『ボディワーク屋さんって儲かるんですよね。くらい稼げるんすか?』
『できれば生活があるのですぐいくらいくらほしいんだけど』
とくる。

おっしゃる思いはほんとによく分かります。
だが直接ボディワーク屋さんとして向き合う思いが響いてこない。
少しでもいいからボディワーク屋さん業に恋に落ちてから、
この言葉を聞きたかった。
そう感じてなりません。

恋に落ちればいいつきあいができる職業です。
でもそうならなければ続かない業種なんです。

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もちろん優秀な人材がボディワーク屋さん業界に入って来られるのは、
大歓迎です。
関心を持っていただけたこと、
貴重な種だとも考えております。

ただ儲かっていないボディワイズに向かって
問い合わせる内容ではありません!

かなり私がグサッと来て凹みますから。^^1
がんばらねば。。。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする