2005年07月18日

喉が渇いたときだけ水が欲しくなる---1

母の事で。

数日前『右側のひざ上の太ももが痛い』という。
昨夜は『右手の肩が痛い』と訴える。

母の年齢は72歳。
常にハードに動き続ける事を信条にしています。
だから痛いところ筋肉疲労による痛みなどは、
若い者でも生じておかしくないほど動いています。

だが状態としては上半身に常に力がはいり抜けないタイプ。
この体型は心臓および呼吸器に不安を抱えます。
そのことについて母には幾度も伝えてあります。

何度言っても『へぇ〜。そうなの!知らなかった』
と新鮮に受け止めている。--1
毎度毎度なのですが、
飽きずに頑張ります。

ですが痛みが生じているときは違います。
本人もまた真剣になります。
痛いのは誰でも嫌ですから。

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そこである程度ワークでケアする事もあるのですが、
つい最近は違います。

脚が痛い、といったときは足の使い方を教えました。
腕が痛い、といったときは腕の使い方を教えました。

各々40分程度の時間をかけます。

そして脚の使い方を覚えたときには、
いつもより歩く速度が速くなったと驚きます。
実際に足のふくらはぎなどが柔らかく変わっています。

腕の使い方を覚え、
『曲がらない腕』を身につけてもらったとき。
腕に力を入れても呼吸は楽で肩が上がらない事に気がついてくれました。
曲がらない腕とは。
上体を起こし腕を前に突き出した姿勢をとってもらいます。
その腕を上からぐいっ!と押すやり方です。
最初は『へなへなへなっ』となっていたが、
広背筋と肩甲骨の動きと背骨の伸張力をうっすらわかりだすと、
私の体重をかけても曲がらなくなりました。
このときの感覚を脳にインプットしてもらえれば、
腕の使い方を修正していくきっかけとなるはず。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする