2005年07月14日

運動による太ももの状態の3タイプ---1

71278f36.jpg筋肉は運動によりクリエイトされます。

動き方ひとつでいくらでも化けてしまう。
たとえば運動の仕方ひとつ変えてみても、
筋量の変化などに反映されるのです。

いくらでも作り替えられる組織。
より理想に近づけたくなりますよね。

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大腿部中央断面をサンプルにして、
【理想→運動不足→脂肪量増加と筋肉の霜降り化】の3タイプを観察してみましょう。

(1)理想タイプふともも前側の筋肉も適度にあります。
何より特徴的なポイントは、
ふとももの裏側の筋肉の厚みが太いこと。
前側の2倍程度になります。

ちなみにふとももの後ろ側の筋肉で体を支えるようにできております。
だからふとももの後ろ側の筋肉を多用して太くなるのです。

ですが脚部前側の筋肉を利用して体を支えている方や、
歩き方が理想的な大腰筋歩きになっていないとき。
ふとももの前側の筋肉が発達しすぎ太くなります。
ふともも前側の筋肉が太くしこり化すれば、
『骨盤が前傾してゆがめられている』といえます。

ふとももの前側の筋量がつき過ぎれば骨格全体をゆがめます
脚部全体が細い人でも、
ふともも前側の筋量が後側の筋量より多いときはアウトです。
この点は注意がいりますよね。

(2)運動不足タイプ運動不足に陥ると、
脚部筋肉が細くなります。
太ももの後ろ側の筋肉が萎縮します。

ですがこのタイプの方は、
多少の運動習慣を生活に取り込むことで対応できます。
一念発起して運動してみてください。

(3)脂肪量増加と筋肉の霜降り化タイプ

右端の絵を見てください。

一見すると中央の絵の脚の太さと同じですね。
ですが筋肉が骨側に萎縮して集まり、
周りを脂肪が取り囲む状態。
そしてハムストリング筋には、
脂肪が入り込み霜降り状態になります。
筋肉の赤みが減少して白っぽく見える。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする