2005年07月14日

人体断面図でしこりやすい場所の予測---1

737715e7.jpg大腿骨中央部位における大腿の切断面のような人体断面図
筋肉の癒着(しこり)をリリースするボディワーク屋さんには重要です。

人体の横断面図および縦断面図を観れば
「ここのこの筋肉とこの筋肉の接触部分は癒着しやすいだろう」
ということが予測できます。

よく癒着を起こす筋肉部位は、
いくつか条件により発生します。

たとえば以下のようなこともその条件になるのでしょう。
【1】目的筋肉の利用頻度(使い過ぎか、使わなすぎか、休養は十分か)
【2】複雑に近隣筋肉との接している部分の状況(筋肉同士が鋭角に強く当たるなどは癒着が起こりやすい)
【3】複雑に幾重にも重なる筋肉群を十羽一絡げで使う。
(筋肉は一本ずつ分けて使うよう設計されています。
それを誤った筋の使い方をするとき筋膜が癒着しやすくなります)

この断面図をよ〜く観てください。
隣り合う筋肉が複雑に交わっているところがあります。
そこに筋肉同士が強くこすれ合わさる部分があります。

ここが筋膜の癒着が起こりやすい場所です。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする