2005年07月08日

側彎症の4つのチェックポイント図---2

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【側彎症のチェックポイント】

1・左右の肩の高さが違うかどうか。
2・肩甲骨の高さが違うかどうか。
3・ウェストのくびれた左右対称的であるかどうか。
4・前方で両手を合わせ、足を少し開いてゆっくりお辞儀をさせる。
そのとき、左右の背中の高さの違いを見る。
その違いが甚だしいときはレントゲン検査。
5・首がどちらかにかしいでないか。
6・背筋に指を当ててなでたとき、
曲がっていたり、引っかかったりしないか。

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などがガイドラインです。

体を支えるための筋肉の筋力がなえてしまう。
部分的に使い過ぎている筋肉があります。
その不釣り合いを改善させるための運動法があります。

特に側彎症の対処方法として有名なところとしては、
「クラップ式体幹水平姿勢交差歩行」「起立交差足踏み」などがあります。
前者のクラップ式体幹水平姿勢交差歩行は、
四脚で歩行する方法です。
体幹水平姿勢というのは、
胴体が地面と水平になる、
という状態です。

側彎症を子供の際に体験なされた方にとっては、
はっきり申しまして不評な訓練だったそうです。
掌と膝に床にこすれて痛まないように、
サポーターをはめて行います。

左右の脊柱筋部を筋電計で計測したグラフが書籍に掲載されていて、
運動の有用性がわかります。
ですが『なんでこのようなことをしなければ・・・』
という悔しさも込み上げてくるという方も多いようです。

このクラップ式体幹水平姿勢交差歩行、
実際にやってみるとけっこう重労働です。
でも四つ足になると右利きと左利きの意識が薄れ、
ものすごくいいリハビリになるな、と感じました。

あとクラップ式体幹水平姿勢交差歩行がネット検索にあれば、、、
と思って調べたところ見つかりませんでした。
気になる方は側彎症の専門医に問い合わせるとよいでしょう。
posted by スズキ at 00:00| 以前のコンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする