2026年01月27日

AI活用の舌診について

昨日、日比谷図書館にいったとき。
多くの業界誌や雑誌が並んでおりまして、
なにか役立つ情報がないかなとチェック。

するとたぶん日経パソコンにAI活用した舌診システムが
海外(英語圏)で開発されていると記事がありました。
舌診結果はウエルネスという位置づけで健康支援用で、
医療的診断ではないと念押しで明瞭に記してあります。

専門に開発されたシステムであり、
今後、舌診判断のパターン登録を増やすことを目標にしているという。
いずれはさらに心強い説明が付された結果を知らせてくれるでしょう。


昨今ではChatGTPでも舌診ができます。
手軽に中医学の知恵を取り入れることで、
体質が判定しやすくなりますし、
今後の体質改善のための助言もAIから受けられる時代です。
ChatGTPによる舌診も、
上述した舌診システム同様にウエルネス範囲内での利用が前提です。



舌診や脈診をさせていただくとき、
興味深い見方があります。
舌や脈を診たときに出た判定と体質が一致した病証であれば、
『あぁ、そういった病いの傾向なんだな』とすなおに納得し、
証にあったアプローチで対処法通りの手技等をおこないます。

ただときに舌や脈を診た結果と体質がまったく一致していないときがあります。
まれに変化改善の予兆として舌や脈に現れているときもありますが、
そうではないときにはかなりやっかいな症状を持ったときの印です。
それを見つけ出したら、あたふたともう一度、四診を再検証します。
そうした後でも体質と脈や舌の判断が食い違いが著しいときならば、
筋骨格系によるアプローチではすでに対応できないところにいます。
私も以前、同業者の方に脈診をさせていただいたとき、
どうみても彼の体質ではでない脈状が現れてしまっていました。
虚証の沈脈であろうはずが実証の脈が浮いた強い浮脈です。
あまり私は舌は診ないのですが、舌をぜひ見せてくださいというと、
舌も虚証のはずが実証のパンパンさがつたわってきました。

こうした本人の体質と舌診や脈診が大幅に食い違った場合、
邪気が内部へと深々と侵入しているもので危険な様子です。

幸い、診させていただいたのが同業者でしたから話が早く、
チェックした結果を伝えたらこれはやばいとわかってくれ、
即効で手を打って事なきを得るといったことがありました。


舌を診るときにはこういったケースもあるので、
そこは参考程度として健康指針の一助と考えてというのは正解でしょう。
こういったレアケース以外ではちゃんといい判定をしてくれそうですし、
ほんとうに頼もしい技術ですね。
posted by スズキ at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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