ガラスや陶器のカップでいただくと早々に冷めてしまいます。
飲み物が冷めていたら胃を冷やして消化能力がガタ落ちです。
ですが一気飲みは菊の香りが一瞬で消え去り損な気がします。。
チープでも、いい感じのマグカップはないか?
セリアの『飲み物が冷めにくい二重構造マグカップ』を試しました。
110円、プラスチック製で落としても割れません。
軽くて丸い形状がかわいいフォルムだし重心が低くて倒れづらそう。
陶器のマグカップに使う陶器の蓋を乗せて使うと、
陶器のマグカップでは15分ほどで冷めていたが、
20分経過でも『まだ温かいな!』となりました。
菊花茶のおかげか、
気になっていた視力低下は食い止められたようで、
勉強するときに感じていたテキストの見づらさが緩和されました。
菊花茶には、菊花や枸杞子のふたつが入っており、
双方とも肝機能を改善させる作用がある生薬です。
目は肝機能が低下することで働きが悪化しますし、
肝機能は自律神経をつかさどるものですから、
自律神経の緊張も緩めてくれているようです。
目に不調感を感じる方、よかったら菊花茶、試してみてくださいね。
話は変わりまして。
先だって、暖かい一日に、
神社のベンチで本を読んでいました。
書籍:道元「典座教訓」 禅の食事と心
です。
『典座教訓』とは、鎌倉時代の禅僧である道元禅師が著した、
『永平清規』という禅の修行規則の一編です。
禅寺の台所を司る「典座(てんぞ)」という役職の者に向けて、
調理の心構えや職責について説いたものです。
仏道修行そのものであることを基本とし、
調理を通じて「喜心(きしん)」「老心(ろうしん)」
「大心(たいしん)」といった心構えを説いています。
以前に読んだときと、薬膳を学びだして読んでみた今と。
以前の私は料理に工夫をする意識が少なく、
栄養を過不足なくいただければなによりでした。
自身のためだけゆえに多少の大雑把さは目をつぶれたのです。
そうした感覚でしたから、
典座教訓を読んだときに感じたことは、次の通りでした。
『禅僧の道元禅師は食事を大事にする特別な人』。
禅道場という環境下ですから私の台所とは格式が異なる。
典座教訓を読んで共感しました。
ピュアなおもてなしのこころで、
食材にも、食べてくださる人にも、
こんなにまで心を砕き気遣われるのか!
奉仕する気持ちは大切だと痛感しました。
ですが、私の台所の風景は変わりませんでした。
知恵は右耳からはいり左耳から出ていきました。
ただ薬膳の勉強をし始めたいまは、
道元禅師の典座へ送る教訓は大切にしたいと思えるようになりました。
食材に対しての感謝、食す者に対する愛情と心配り。
ともにこころして接するならば、それは仏道修行の道に通じます。
どういった気持ちで調理に取り組むかは
他人の判断に任せるものではありません。
取り組む姿勢の選択にだけかかってきます。
そう思えるようになりました。
自分へ向けた食事の調理にも、
手抜きをしすぎずつくる気持ちでいこう!
ちなみに「典座教訓」は作り手のお作法の訓示ですが、
典座が調理してくれた食事を頂く修行僧の心得を示した
「赴粥飯法」があります。
料理の作り手と頂き手の双方のこころが折り重なったら、
とてもすがすがしい。
最後に、
ネットで「典座教訓 全文」と検索していただければ、
漢文訓読のページもみつけることができます。
私には漢文訓読はハードルが高くて
和文解釈された解説本を読みましたが、
ご興味ある方がおられましたら探してみてください。
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