2025年11月13日

風邪の引き始めに山査子茶


朝晩、寒さが強まってきましたね。
皆様、お風邪などひいてはおられませんか?


昨日の午後7時ごろ、
図書館で調べ物をしているとき、
背筋がゾクゾクと寒気が走りました。
風邪の引きはじめの前兆です。
早々に帰宅し横になりました。
深夜目覚めると、喉の痛みを感じました。
痰が絡み出してみると黄色。
ウイルスか細菌と戦ったあとの痰色です。


身体を温めたくて山査子茶を試しました。

山査子に加え、枸杞子、菊花、なつめ、竜眼肉、良姜。

山査子で固まった血を溶解させ、
枸杞子で腎を活性させて利尿作用を高め、
菊花で香り付け。
良姜で身体を温め、
ナツメと竜眼肉で甘さをつける(砂糖無しでもフルーティーな甘さ)。

そのような意図の配合です。
かなり配合がごちゃっとしていますが、
それぞれの量を加減しておりすっきり。



山査子茶をいただいて再度休んだおかげか、
5時間ほど寝て起きたときには、
不調感はだいぶ消えたようです。

ほっとしました --


皆様も、どうぞ冷え込むシーズン。
風邪をひかれないようご自愛くださいませ。








ここで生の生姜(しょうが)と良姜(乾燥したしょうが)の使い分けです。

生の生姜(しょうが)にはジンゲロールという発汗作用があります。
生の生姜は一時的に身体を温めてくれるものの、
後に発汗により身体を冷やします。
体を冷やされたら免疫が働きづらくなります。

乾燥させた生姜はジンゲロールがショウガオールに変わります。
ショウガオールは体内温度を上昇させ続けてくれます。


身体を温めたままの状態で就寝したいなら生の生姜ではなく、
乾燥した生姜を選択するのが正解です。



生の生姜も乾燥した生姜も、
同じ生姜だから変わりない様に見えるのですが、
乾燥の手間で別の効能に変わります。
生薬としては別物扱いです。
それゆえに使い分けが必要。





ちょっと見では同じ様にみえる生薬も、作用で分ければ別物。
そうした生薬はいくつかあるものです。

たとえば白芍(びゃくしゃく)と赤芍(せきしゃく)。
当帰芍薬散でもちいられる生薬のは白芍ですね。
白芍と赤芍は芍薬の根の加工の仕方が異なります。
白芍は根の外皮を取り除いて蒸して乾燥させたものです。
赤芍は根の外皮をつけたまま乾燥させたものとなります。
白芍は補的に作用し鎮静鎮痛の力が強く捕益の作用もあり、
赤芍は瀉的に作用し活血して瘀血を去る作用が強まります。


恥ずかしながら、白芍と赤芍の作用の違いを知らなかったとき、
白芍も赤芍も見た目の違いじゃないのかなと勘違いをしました。
今考えると恥ずかしい。



ひとつの素材が加工の仕方で、
異なった作用が得られる発想。
面白いですね。





最後に余談ですが、
知り合いより、
足湯したほうがいいよ!
と勧めのメールが届きました。

身体全身を温めるというサウナは汗のかきすぎとなると
デトックスを過ぎてしまい、
盗汗といわれて脱水や栄養分の漏出になってしまいます。
それよりも足湯で足先を温めるだけにしたほうが、
足の熱がお腹を温めることになり脾を活性させて
漢方処方などの効きにもかかわるような好循環を生み出すようです。
脾が活性するといきなりお腹がすいたと、
お腹がかわいい鳴き声を上げるようです。

私もこれから足湯、やってみたいと思います。
寒いなと思うようなときには、ぜひ、やってみてください。


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posted by スズキ at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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