短期および長期の記憶力がアップしたらうれしい!
頭の回転が絶好調で理解や分析がスムースになり、
判断が的確になったぞ。
そうなりたい方はおられませんか?
私も今が、そうです。
覚えたいことが山のごとし。
短期記憶はうまく働いているが
先月記憶した情報の定着が弱く、
あやふやな記憶がでてくることも。
短期に言葉を大量にインプット中で、
理解が浅いから忘れやすいものとなる。
そこを避けようと生薬の実物サンプルを用意したり、
処方を鍋にしたり煎じていただくようにしています。
体験で記憶を深めることで忘れづらくしようという試みです。
ですがすべてを試すわけにもいかず、
観たこともない生薬や服用したこともない処方といった
抽象的な情報を記憶して置かなければ深いプログラムはわかりません。
具体がさがる記憶では落とし穴があると信じている手前、
生理的に苦手に感じて覚えがよくありません。
ですが勉強量を増やすことも大事ですが、
すでにやれるだけのことをしてる限界感があります。
こうなると『記憶』の仕組みを理解して、
(記憶する力)と(記憶したことを思い出す力)に分けて
脳の活性を期待したくなります。
腎が記憶を蓄積する記録メディアであると、中医学では考えられております。
過去の思い出や過去に記憶した情報など記憶を思い出すために必要な過程に、
腎にある記憶を脳へ運ぶ必要があります。
腎にある記憶を頭部へ運ぶ作用を持つ生薬が(遠志)です。
遠志の作用で記憶が腎から頭部まで運ばれたとします。
しかし脳へ入る物質は血液脳関門により侵入制限を課せられており、
遠志が脳へと入ることができません。
ただ生薬の川芎や天麻は、血液脳関門を通過できる性質を持ち、
川芎と同時に摂取したものを脳内まで運ぶ仕事を受け持ちます。
つまり川芎と併用して遠志をもちいたときには、
遠志が腎から運んだ記憶が脳まで届くという仕組みがあります。
遠志には益智作用と呼ばれる脳を活性する性質があるのです。
こうして記憶という情報を思い出すことがしやすくなるのです。
このような『脳活精を促す処方や生薬』を利用すると、
・ものわすれ等の記憶障害を軽減させる
・体験感として頭がクリアな状態になった感じがする
などの効果を感じる方もおられるそうです。
ただ実際には、
『遠志+川芎(または天麻)』のみを服用すればいいかというと、
答えは残念ながらNOです。
この2つの生薬をメモリーブースターとしてもちいるためには、
いくつか重要な副次的機能を付与するためにも、
また胃もたれしないようにするためにも、
お膳立てが必要なのです。
処方の仕方は加減に及ぶため専門的な考えが必要であることと、
使うものの体質との相性もわからなければ、
ただお伝えするという行為は間違いの元となると考えています。
そこは痛いほどここ数ヶ月の勉強でわかりましたので。
お膳立てをクリアした形で1ヶ月間ほど、試してみようと考えています。
実施するための生薬や方剤はすでに手に入れております。
AIでは回答できないレベルの個人的成果を実感してから、
こうした方がいいようだといった内容を含めつつ
成果のご報告をできればと考えています。
ここからは余談ですが、
我が家で栽培している
ゴツコラ(つぼくさ)とバコパモニエラ(オトメアゼナ)
も血液脳関門を通る成分を持っており、
上述した川芎のような作用があるため
科学学会での研究論文が多数発表されています。
ゴツコラよりバコパモニエラの論文数が多いですね。
ただ今年は夏の終わりと秋の訪れがバタバタしており、
ゴツコラとバコパモニエラの収穫時期を迷っていたら。
気づけば隣の容器で育っているガマの穂から種が舞い、
バコパモニエラ等の収穫時期を逸したかもしれません。
今年の収穫物も乾燥処理ではなく、
バコサイトなどの血液脳関門を通る養分が保存されやすい
ウォッカベースにしたいと思っていますが
バコパモニエラなどは服用可能なチンキ剤として仕込むのですが、
去年にウォッカベースのチンキ剤にしたものがまだ残っています。
ここ数年、あまりアルコールをいただかなくなってきているため、
アルコール度数の高い溶材をつかった抽出物を作りすぎるのも自虐的で。
他に成分を保ち保存できるいい対処法はないかと考えているところです。
生薬といった呼び方は私どもの都合でしかなく、
栽培中の植物は目の前で元気に生きています。
生きた植物の生命を断って加工させていただいている実感を持ちます。
そうした感謝は手持ちの漢方薬の処方薬のなかにもありますし、
生薬を集め冷蔵庫に保管したジップロックの中にもあります。
人の都合で、生薬と呼ばれてこの生薬はいいとか、
この処方はだめだというのではなく、
どういう形であれ植物に対して感謝の気持ちを送り続けたいと考えています。
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