2025年11月06日

漢方薬を服用したら、とてつもなくおならがでるといっていた方がおられて。

まず、知人が持っていた中国産の漢方薬のご紹介。


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北京同仁堂の補中益気丸

アルミパッケージによる分包の中には
1〜2ミリの方剤粒が多数収められています。
方剤粒からは処方薬の香りが香ってきます。
いいですね〜。
こういうの、好きです

補中益気湯は、脾を補い気を益する方剤です。


脾という消化器全般に影響を与える方剤には、
お腹の中の変化が起こりやすい
もの。
お腹の変化にともなう注意が必要なこともございます。




私が施術をしていたころに、
漢方薬を服用し始めたお客様がおられました。
漢方薬の処方内容はおつたえできませんが、
おならの回数や量が大幅に増えたそうです。


漢方薬の服用する前と後では、
食事内容も変わらず、生活リズムも一定で、
漢方薬が問題だろうとお考えとのことです。



本人的にはだいぶん気になる様子です。
ガスが腹部をはらせてパンパンになり、
小のおトイレにいく回数も増えたとおっしゃってました。
さいわいひとり暮らしの自宅勤務だから
自由にトイレにも行けるそうですから大事はないといわれます。

ただ何らかの病気が隠れてやしないかと、
気になってきたといって相談していただきました。



おならの臭いは無臭に近いといいますから、
大腸内で発生したガスのようです。

小腸で発生したなら匂いが強まります。


漢方薬の服用後に消化器の機能が向上するという変化が、
脾(腸および消化器全般)の働きを活性化させたことで、
ガスが発生することがあるとうかがったことがあります。


特に脾(腸および消化器全般)の働きが弱い方が、
脾を整え強くする処方を服用後に起こりやすいようです。



おならの量が変化し多い期間の長短はわかりませんが、
漢方薬服用後に起きるおならの量の増加は、
無害であることが多いといわれております。

脾の状態が改善することで自然におさまり、
そのときを心待ちになさるのがいいのです。




ただ不測の事態も想定すれば、
楽観的すぎるのも問題があります。


お客様が服用する漢方の処方はお医者様から出していただいており、
次回の診察の機会にお医者様と相談なさるようお勧めいたしました。


後日、お医者様との相談した結果を伺えば、
ガスの発生はときどきあることで、
気にしないでいいと助言された
そうです。

ガスの量が多くなった期間は2ヶ月弱で、
そこを過ぎたら問題なくなられました。




私が勝手に想像することですが、
不活性だった腸内細菌が活性化するよう変わったり、
食積が溜まりづらくなったり、
大腸内に常在してこびりついたものなど剥がされていったり。

様々な仕事が腸内でおこなわれた期間中にガスがでたのだが、
一段落ついた知らせとして、ガスの量も落ち着いたのでしょう。


大腸の滞留物が落ち着くと同時に
大腸と肺の関係性により肺が活性しだすこともあるようです。
その後、お客様の地肌の色があきらかによくなったことが印象的です。

ケース・バイ・ケースではありますが、
こちらのお客様には、
すばらしい腸内のデトックスになったのかもしれません。



『漢方薬の服用後におならの量が増えた』でGoogleAIで調べました。

Google AI による概要
漢方薬の服用後におならの量が増えた場合、いくつかの理由が考えられます。

考えられる理由

消化機能の変化:

漢方薬に含まれる生薬(例えば、消化を助ける成分や食物繊維を含むもの)が、腸の動きを活発にしたり、腸内細菌叢に変化を与えたりすることで、ガス生成が増えることがあります。

腸の蠕動運動の促進:

特定の漢方薬には、便通を改善するために腸の動き(蠕動運動)を促す作用を持つものがあります。この過程で腸内のガスが移動しやすくなり、おならとして体外に出る回数や量が増加することがあります。

体質の変化の過程:

漢方では、体が本来のバランスを取り戻す過程で一時的に様々な変化が現れることがあります。ガスが増えることもその一つとして捉えられる場合があります。

食事内容や生活習慣の変化:

漢方薬の服用と同時期に、食事内容(例えば、豆類、イモ類、炭酸飲料などガスを生成しやすい食品)や生活習慣に変化がなかったかも確認してみてください。 

対処法と注意点

まずは処方医または薬剤師に相談する: おならの増加が気になる場合や、不快感を伴う場合は、その漢方薬を処方した医師や薬剤師に相談してください。これは、現在の症状が薬の副作用なのか、体が順応している過程なのかを判断してもらうために最も重要です。

症状を伝える: いつから、どの程度おならが増えたのか、他にお腹の張りや痛み、便秘、下痢などの症状がないかを正確に伝えてください。

自己判断で中止しない: 医師の指示なく服用を中止したり、量を減らしたりしないでください。

ほとんどの場合、おならが増えることは一時的なものや、薬の作用による無害な変化である可能性が高いですが、念のため専門家に相談して安心することが大切です。

posted by スズキ at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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