四診を構成する望診・聞診・問診・切診のなかの望診に「舌診」があります。
舌をペロッとだしてもらいます。
そちらから体質を読むための専門の読み取り方があるのです。
舌のことをざっくりといえば。
心血という心臓から血液を舌に送り、舌に栄養をあたえます。
または潤い物質としての津液も舌へ送られ乾燥を防ぎます。
元気な体質の舌か病症を含んだ体質の舌か。
診方がわかってチェックポイントのコツをつかめば、
たった10秒ほど舌を観察すれば、
ぼやっとした自分の体質の解像度が鮮明になることでしょう。
四診のなかでも舌診は、比較的チェックしやすい診断法です。
ですが専門性を高めれば様々な諸症状も言い当てるほど、
すばらしい診断法です。
■ 舌を10〜20秒ほど観察させていたくことで。。。
(舌を1分も2分も出してたら乾燥するし、舌がくたびれますので手早く正確に済ますのが思いやりです)
たとえば、どんなことがわかるかというと。。。
・虚証か実証か。
・舌の色で寒熱のどちらであるか。
・病的に乾燥しているか湿っているか。
まずはこれらを大きく把握してまいります。
具体的には、
舌の色はどうか(淡白であれば虚証・寒で紅色が濃くなれば実証・熱など)
舌の形はどうか(腫瘍はないか・歯痕はないか・裂紋はないか)。
舌態はどうか(強硬・萎えてないか・震えてないか・歪曲してないか・短縮してないか・舌が麻痺していないか)。
あとは舌苔を診て、苔色や苔質からも臓器の様子が見て取れます。
では、ここで。
書籍:「舌診と脈診」を参考にして、
私が自分の舌診をしてみました。
問題ありの該当するところを抜き出します。
-------------------
■ 舌色(ぜっしょく)
紅舌・はんだい・軽度の歯痕・軽度裂紋_【陰虚内熱の虚熱】
■ 裂紋(れつもん)
裂紋舌(縦横)・偏淡_【気血両虚】
■ 歯痕(しこん)
偏淡舌・軽度の歯痕_【脾虚・気虚の湿盛】
■ 潤燥(じゅんそう)
燥苔(横燥) _【湿熱化燥】
-------------------
といったことが読み取れます。
【陰虚内熱の虚熱】
【気血両虚】
【脾虚・気虚の湿盛】
【湿熱化燥】
私は4つの病に位置づけられる体質が
みうけられることがわかりました。
ちなみに
単純な読み方として<虚>という文字が
複数顔を出していることがわかります。
【陰虚内熱の<虚>熱】
【気血両<虚>】
【脾<虚>・気<虚>の湿盛】
【湿熱化燥】
舌診により、私がまぎれもない【虚証】だとわかります。
折り重なる虚のワードの頻出から慢性化した虚証であると、
容易に推測できるでしょう。
それ以外にも治療にいかせる情報が多くみてとれるのです。
気だったり血だったり脾だったり、いろいろ足りてません。
陰虚、気血両虚、脾虚、気虚、湿熱、化燥。
総合してどういった体質であるかを判断し、
それを元に具体的な対処法を割り出します。
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