8月17日まで中国書籍のセール本もあるオトクな時期です。
備忘録的に、購入した本を記録させていただきます。
当初から購入予定だった和書。
■ 薬膳食典 食物性味表-食養生の知恵
日本中医食養学会編著/日本中医学院監修
日販アイ・ピー・エス
2025年4月
ISBN:9784991411502
備考:A5/287p/精装/
4,400円 (10%税込)
(私のコメント:辞典で使われる薄い紙質でハンディなわりに、食物性味のみならず、薬膳に必要な広域の知識もまとめて書いてあるスグレモノ。中医薬膳師必携のと帯にある通りの本です)
衝動買いした舌診マップ。
■ 実用舌診マップシート
高橋楊子著
東洋学術出版社
2012年06月
備考:B4/
2,860円 (10%税込)
(出版社より:
東洋医学の治療や患者指導を行う際には,まず「証」の陰陽・寒熱・虚実,さらに臓腑・気血津液の異常を見分けなければなりません。そして舌は「内臓の鏡」といわれており,舌診は四診のなかでも体内の異常をいち早く察知することができる重要かつ客観的な診断法です。この「舌診マップシート」は,厳選された30枚の舌の色と状態を参考に,陰陽・寒熱・虚実,さらに気血津液の異常を簡単に見分けられるように考慮して作られたものです。
本シートの特色として次の5つを挙げることができます。
@B4サイズの大きさで見やすく,手元や机の上に置き,患者さんの舌と対比しながら説明したり,「証」を探りだしたりするのに役立ちます。
A代表的な30枚の異常舌写真と,上に被せて使う透明シートの色分けにより,舌の陰陽・寒熱・虚実・瘀血の傾向が一目でわかります。
Bシートの裏面では,陰陽・気血・津液の8証型の代表的な舌写真を分類しており,詳しく弁証したり,患者さんへ説明したりする際に利用できます。
C舌と臓腑との関係の図示は臓腑弁証を行う際に参考になります。
D付録の冊子には30枚の舌の説明があり,主要証型・治則・代表方剤・代表ツボ・代表食材が記載されており,臨床における治療や患者指導の参考になります。また舌苔の変化から病気の進行や予後を推測するコラムもあります。
『[実用]舌診マップシート』は,拙著の『CD-ROMでマスターする舌診の基礎』(東洋学術出版社)の内容を凝縮したものです。東洋医学の臨床現場で多くの医師,薬剤師,はりきゅう師,マッサージ師,栄養士,さらにその他健康に関心のある方々に便利に使っていただけることを心から願っております。
(高橋楊子))
(私のコメント:こちらのマップは通常は書店に置かれないため、見る機会がありませんでした。ところが亜東書店には在庫あり。値札がなく店員さんに価格を伺うと、2800円ほど。ちょっと高いかなと思いましたが、すかさず店員さんがサンプルがあるから見てみなさいと持ってきて、手にしたら最後、買うしかない!と判断したわかりやすさと使い勝手のよさ)
衝動買いした中国語による経絡図解。
■ 经络图解(第4版)
伝統針灸経穴数字化互動系列
藺雲桂編著
福建科学技術出版社
2021年03月
ISBN:9787533548926
備考:B5小/439p/精装/
特価 2,244円 (10%税込) ←定価4,488円(8月17日までの特価)
古代の経絡路線の分布を研究。中華書局の『素問・王冰注・霊枢経・難経・集注』合訂本及び商務印書館の『鍼灸甲乙経』を藍本として、各家注解や関連書籍を参照し、関連の経絡路線と分布区域を整理し、図を作成。1985年初版。今回、第3版を基礎に修訂。(簡体字横組)
(私のコメント:You Tubeで中医学を教える未病協会の先生が使っている本かもしれない。任脈・督脈合わせた正経十二経絡の経筋分布示意図解が秀逸。足少陰腎経経筋分布示意図解の図には目が点になった。まさに腎は骨{脊椎}を司るというイメージそのまま。この本との出会いは、非常に大きいものでした。筋肉同士が連鎖して影響を渡すイメージが手に取るよう)
当初より購入予定だった中国語による砭石の書籍。
◆外治鼻祖:砭石療法臨床図解
中医古籍出版社 高俊虹,辛娟娟等編著
2022年09月
ISBN:9787515219752
備考:B5小/267p/
特価 2,789円 (10%税込) ←定価 5,577円(8月17日までの特価)
(私のコメント:購入予定だったため書棚を探すも、予想外の分類棚の端っこに隠れて見つけ出せず。店員さんに探していただいた本です。病状各論ではイラストは少ないもののすっきりしたまとめ方がなされております。弁証論治の、弁証を病因を中医学上の言葉でまず最初に解説した項目部があり、あとに対応する処方としての論治が解説してある。いずれも助長的な解説はなく、要点がまとまってみやすさが抜群にいい。ただ中医学をある程度わかってなければ中医学用語に翻弄され使い勝手が非常に悪く感じられるでしょう。すでに中医学を収めた人に向いた砭石を治療として療法に取り組むための本です。)
余談ですが、亜東書店を出て浅草まで歩きました。
途中にあるかっぱ橋商店街を横目に通り過ぎ、
浅草寺横の浅草神社から、その足で待乳山聖天へ。
いつもなら余裕で体力が持つはずの距離ですが、
わずか2時間前後の徒歩で体力が尽きました。。。
自宅にこもってひたすら中医学の勉強に取り組むと、
曜日や月日も忘れ、数日、外出を忘れることがあります。
今後の目論見に限ったことで
必要最小限に見合った勉強をしているだけでも、これですから。
真面目にやっておかなきゃ、終わりが見えないため、
これも致し方がない。
それにより筋持久力が劣化したのでしょう。
せっかくのお休みでひとりさんぽですから、
もうちょっと足を伸ばしてみたかったです。
あと2ヶ月はバタバタしてると思いますが、
これからは体力消耗が激しい施術はせずとも、
体力はちょうどいいくらいはキープするよう、
もうちょっと考えて行きたいと思った一日でした。
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