フェルデンクライスメソッドとは、イスラエルの物理学者モーシェ・フェルデンクライス博士が創始した、身体と意識の学習法です。動きを通して、身体の機能向上や、心身の調和を目指します。(GoogleAiより)
セミナーテーマは『イメージ・動き』。
私が昨今、イメージどう活かすか。イメージとどうかかわればいいか。
そうしたテーマを持っていると見抜いた
フェルデンクライスメソッドを習っているお客様から、
セミナーテーマから私に参考になればと気遣っていただき
参加させていただく運びとなりました。
Iさん、感謝です!
今回取り組みましたものはフェルデンクライス・メソッドにおけるATM。
ATMとは、「Awareness Through Movement(動きを通しての気づき)」の略で、グループで行うレッスン形式のことです。プラクティショナーの言葉による指示に従って、参加者自身が動きを体験し、自身の動きのパターンや感覚に気づくことを目的としています。
私が昨今、イメージについて
NLPでいう【サブモダリティ】に関心があります。
【サブモダリティ】とは、NLP(神経言語プログラミング)における概念で、人が五感を通じて世界を認識する際の、より詳細な感覚要素のことです。
例えば、視覚的なサブモダリティには色、明るさ、大きさなどがあり、聴覚的なサブモダリティには音量、音色、リズムなどがあります。
これらのサブモダリティを変化させることで、感情や記憶、思考パターンに影響を与えることができるとされています。
サブモダリティ。
それにより臨場感たっぷりに思い出す力は、
高度な変革を導き出す叡智として扱えるということでしょう。
で、私は勝手に今回のセミナーテーマから、
<(サブモダリティを駆使した)イメージ・動き>
といった解釈をしていたことに、
セミナー講師が前説をしていただいていたとき気づきました。
ATM中に、なさるわけではありません。
単なる画像としてイメージを思い描くだけではなく、
それをもっとリアルに思い描いてみる。
色、音、動き、その時の状況。
それができたらたとえば感じたことまで。
こころのなかでその映像を再現してみよう。
思い出したことは言葉でいわなくてもいい。
恥ずかしがらずにありのままにね。
・・・思い出しましたか。 OK。
といった印象でしょう。
こうした一手間、二手間をかけることで、
あやふやでしかなかった単なる画像でしかなかったものが、
質量や匂い、輝き、感覚が鮮明に目覚めてきます。
そこによろこびや悲しみや様々な感情が伴えば、
そうした記憶はいつまでも鮮明に残り続けます。
そしてそうした記憶は完成度を高めることもできるのです。
あやふやな画像が見えたような輪郭が不鮮明なイメージは、
貴重な気付きを得られてもものにはなりづらいのです。
要するに脳の短期メモリに記憶されただけで、
長期の記憶に残るほどには記憶に刻まれることはありません。
・・・・・。
つまり、おとなになってから身体の操作法をチェンジするって、
ほんとうに厄介なものです。
何度も何十回も何千回も、
そして何万回も繰り返された姿勢や動作は脳に強烈に強化した書き込まれたものです。
そうなると繰り返された動作は脳の小脳に書き込まれ、
自分ではどう動いているかを意識せずにオートメーションの動きを繰り返します。
ちょっとやそっとの新たな気付きではオーバーライトできずじまい。
またいつもしてきた悪癖を持つ動きに頼り、
身体の歪み、つまり体癖をさらに強化を図り続けてしまう。
変えられるものじゃない。
体癖が無自覚のまま身体の凝りや痛みや張りを製造し続けます。
そうした危険な路を走り続ける動作から離れ、
将来を安心できる王道へ進まれるような試みが
サブモダリティの追求からもたらされるようにしたい。
そうした目途身と期待があります。
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そしてここからは完璧な余談ですが、
西ヶ原駅からセミナー会場までの間に
【平塚神社】という神社を偶然見つけました。
後三年の役で源義家が立ち寄り、手厚いもてなしに感じ入り、
義家が自らの鎧をしるしとしてあたえたという話も伝承され由緒正しき神社。
現在は一の鳥居から本殿に続く路に駐車場となっているものの、
澄んだ気のようなものを感じてやまない神社でした。
そして徳川家光が将軍の時代に鍼の検校だった山川城官貞久氏とこ゚縁が深い神社であることがわかりました。
以前、江の島にいったとき、たまたま徳川綱吉将軍の時代に鍼灸の検校であった杉山和一先生を存じ上げることになったのもたまたまでした。
たまたま通りがかった路でしたが、
すばらしい神社と御縁をいただきました。
見知らぬ土地の散歩はたのしいものですよね。
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