2025年06月27日

セルフで筋膜リリースしたい人に勧められるヤムナボールメソッド

お客様からのご質問です。
「痛みのセルフケアの仕方でいいやり方はありませんか?」

【マグバーム】
ちょっとした浅いケアなら、
先だって私もバレエをなさるお客様から紹介いただいた
【マグバーム】をもちいて患部に薄く塗りますと、
早々に痛みの軽減が感じられます。

【キネシオテーピング】
急性でおきた筋肉の疲労や張りは、
対処目的の箇所を調べてキネシオテープを貼るようにします。
いまではネット検索で「キネシオテープ 腰痛」のように調べれば、
貼り方を紹介する解説ページを見つけられるでしょう。

【べんせきによる温熱治療】
少し根深く病が入り込んだ場合には。
炎症箇所や披露蓄積したところへ、
べん石のかっさを暖めて温熱療法をするという手もあります。

【シリコン・カッピング】
おけつとよばれる体内の筋膜と筋膜の間にある潤滑油が酸化し、
強く筋肉や靱帯や関節などの動きの抑制をしたとき。
シリコン製の柔軟性あるカッピングツールでカッピングをします。
カッピングのカップはプラスチック製やガラス製もあるのですが
体は意外に平坦ではなく曲面が多いためシリコン製のほうが使いやすいし、
セルフで背中にカッピングをするときなどでは吸引器がいらない
シリコン製が使いやすいでしょう。私も愛用しています。



以上が急場をしのぐために役立つものでしょう。

ただし<深層筋トラブルが生じたとき>には、
上述したやり方ではカバーできなかったり、
効果が不十分かもしれません。
というのも、
病も急性期では皮膚近くの浅い層にあってそちらのケアで済みますが、
慢性的な疾患となれば病は深層に進入します。
そうなると表層部の患部を癒すだけでは緩和行為にはなっても、
深層に入った病(凝り等)は抜け出せずに進行をし続けくい止められない。
そうした状態にまでスリップダウンしたようなケースで、
どういったケアが必要なのでしょうか。


【遠赤外線サウナによる温熱治療】
お高いところでは、
家庭用ドーム型遠赤外線サウナは強力です。
体力が減少しているときは全身疲労を余儀なくされますが、
温泉や入浴では理論上かなえられないデトックスがはかられます。
皮脂腺に蓄積した酸化した老廃物がこれほどよく排泄できるものはないでしょう。
同時に汗がそこそこ排泄できる熱すぎない温度設定で長時間サウナ入浴し、
発熱するカーボンと患部の距離を縮める工夫をすれば、
患部皮下の脂肪層を通り越して深部まで影響を至らしめることができそう。
それにより深層筋がゆるんだとき、瞬間でどさっと付き物がとれたように、
体内深部の緊張の糸が切れて呼吸が取り戻されて全身が弛緩できるよう改善されます。
ただ一般的に簡単に買えるグッズではないですし、
一部屋をまるまる占有してしまうようなものです。
導入にはハードルが高いが一生ものの力強い健康維持アイテムでしょう。


【オステオパシーのカウンターストレイン・ホームプログラム】
オステオパシーの施術家であれば、
セルフでおこなえる
カウンターストレインによるホームプログラムで、
大腰筋などの深層筋をねらい打ちしてゆるめる方法を知っています。
私も大腰筋の過緊張によりしょうじた腹痛は、
マッサージでは逆効果に陥り状態悪化が起きますので
カウンターストレインを多用して問題箇所の深層筋をゆるめます。
ですがこれには相当、病理上の基礎知識や施術技術が必要となり、
直接やり方を指導される必要があり一般的とはいえません。



等々、他にも際限なくあげることもできます。




と、以上は長々とした前振りとなりましたが、
これからが本題です。

ご存じでしょうか?
【ヤムナボール】です。

私の施術する部屋に師匠からいただいたヤムナボールがあります。
かつてマガジンハウスやクロワッサンなどでヤムナボールを開発した
ヤムナ・ゼイク氏が来日しヤムナボールを使った講習会などを開催。
そのときにヤムナボール付き書籍等が販売されブームになりました。

柔軟性あるボールを体に粘り着かせるようなトラクションをかけることで、
癒着した患部の筋膜をはがすというプログラムです。
ヤムナ・ゼイク氏は、筋膜をリリースする人気の施術者でしたが、
顧客数が多くなりすぎたのです。
そこで考案したのがボールを粘り着かせるようにして、
セルフで筋膜の癒着をゆるめるヤムナボールメソッド。

ヤムナボールメソッドインストラクターにより、
トラクションのかけ方を自身へ施していただくことで、
あーなるほど、なるほど!と、効果を実感していただけるでしょう。

映像や本からだけの体験を通さない知識では
ボールの上に乗ってごろごろと移動してみて
ヤムナボールメソッドは効かないと悲しい誤解する人が続出です。
実際のヤムナボールの利用では、トラクションをしっかりかけて、
ボールがパンッと破裂するようなことがあるほどパワフルなアプローチ。
やり方がわかればセルフでもかなりきっちりと筋膜がリリースできます。
ヤムナボールの特徴として<持続したトラクション圧をかける>と
浅い層の筋膜ばかりではなく深層筋までリリースがおこると実感できます。


以下、クロワッサンが紙面で
ヤムナボールメソッドが取り上げられていたときのもの。
ヤムナ氏の紹介からヤムナボールメソッドによる
具体的な体の箇所に対しておこなう用法解説をした
映像コンテンツがアップされております。

もしヤムナボールメソッドって?と興味関心を持たれた方がおられたら、
ご参考にしていただけましたら幸いです。

クロワッサンがおすすめするヤムナ・ゼイク記事一覧63件
https://croissant-online.jp/tag/%E3%83%A4%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%82%A4%E3%82%AF/

以下は上掲したクロワッサン内の映像一部のご紹介映像です。




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posted by スズキ at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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