陰部神経に対する過度な刺激を長時間受けることにより
骨盤底筋のトラブルが起こりやすくなります。
骨盤底筋は、内臓を下から支える他に、
肛門や尿道などの『排泄』、
女性には膣という『生殖器』に関係します。
機能解剖的には以下の映像が参考になるでしょう。
興味がありましたらご覧ください。
骨盤底筋の基礎知識と関連する神経を解説してみた
https://youtu.be/-JEL4hkcsKo?si=e9plKtgPaOBBfHYF
骨盤全体が左右の片側または両側において前傾する等の変位が見られる場合にも、
骨盤底筋の張りが違ってきます。
正しい姿勢で胴体を立てられていれば骨盤底筋は内臓を舌から支えるハンモック状に機能します。
対し骨盤が片側または両側が顕著に前傾が見られれば、
骨盤底筋は骨盤同様に前傾しつつ緊張の度合いを強め、
その上に置かれた臓器は前方へと滑り落ちていきます。
骨盤底筋のトラブルには、上述した陰部神経の過度な刺激によっておきた骨盤底筋状態異常の他には、
こうした骨盤が前傾することにより問題が発生することが散見されるでしょう。
骨盤トラブルがどのような状況で起きているかは
骨盤前傾の状態や各臓器の下垂の状態、
大腰筋・腸骨筋の硬化や腹直筋の張り、
尾骨の変位状況、
恥骨結合の変位状況を見れば察しが付くものです。
骨盤底筋ケアは尿失禁トラブルを抑えることになります。
生活を送るうえで改善する必要性・希求性が高いものです。
ですが骨盤底筋群はデリケートゾーンとも呼ばれ、
直接患部に手を当てて手技をおこなうアプローチが必要性が高くとも施術陰では対処できません。
そんなことですがお客様から、いいお話を伺いました。
病院でも骨盤底筋の大切さはわかっているが、
骨盤底筋ケアについて保険点数が微々たるもの。
経営上そこに時間と労力を多くつぎ込むことはできない。
ただそのような現場で働かれていた女性が、
骨盤底筋は大切なところですから
手厚いマンツーマン指導が必要と感じ起業をしている人がいるんですよ。
とのこと!
骨盤底筋といわれても、
具体的な機能や解剖学上の性質等、
専門家でなければわからない点もありますし。
それに骨盤底筋のトラブルは、
各人みんな原因もことなれば症状も違っていて、
自分がどのような状態であるか傾向にあるのか。
そちらを正確に把握できて、
自分の状態改善にフィットした改善を提案されることが望まれます。
マンツーマンは理想的ですし、
デリケートゾーンのことですから、
それはなおさら嬉しいことでしょう。
料金やシステムの詳細は存じ上げませんが、
ホームページがあるようで、
お客様がスマートフォンで検索してくれて。
ちらっと拝見させていただきました。
関心ある方は検索してみてください!
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